JP2021180086A - バッテリパック - Google Patents

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Abstract

【課題】類焼防止性に優れたバッテリパックを提供する。【解決手段】バッテリパックは、積層して配置される複数の電池セルと、前記電池セルを格納する筐体と、それぞれの前記電池セルの同一側の面に接する熱伝導部材と、を備え、前記熱伝導部材のそれぞれは、前記筐体の第1内側面と、第1内側面の反対側の面である前記筐体の第2内側面とに、積層順に、交互に接する。この構成によれば、何れかの電池セルで発熱、燃焼が発生した場合に、隣接する電池セルの熱伝導部材は発熱した電池セルとは反対側の筐体内側面に接しているので、筐体を伝達した熱が隣接する電池セルに伝達し難い。従って類焼を防止できる。【選択図】図3

Description

本発明は類焼防止性に優れたバッテリパックに関する。
近年、携帯電話やパソコン等の電子機器のコードレス化が急速に進んでおり、これらの駆動用電源として、小型、軽量で高エネルギー密度を有する二次電池の利用が高まっている。このような状況下において、充放電容量が大きく、高エネルギー密度を有するリチウムイオン二次電池が注目されている。
国際公開WO2015/008747号公報 特開2006−339032号公報 特開2013−037794号公報 特開2015−022848号公報 特開2015−022849号公報 特開2017−135077号公報
リチウムイオン二次電池として、複数のリチウムイオン二次電池セルが積層してなる積層型バッテリパックが考案されている。しかし、積層型リチウムイオン二次電池においては、電解液の酸化等による発熱、金属リチウムの析出等による短絡などに起因して電池セルが発熱等する場合があり、発熱等が生じた場合に、他の電池セルへの類焼を防止するための類焼防止構造が必要となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、類焼防止性に優れたバッテリパックを提供することである。
本発明によるバッテリパックは、積層して配置される複数の電池セルと、電池セルを格納する筐体と、それぞれの電池セルの同一側の面に接する熱伝導部材と、を備え、熱伝導部材のそれぞれは、筐体の第1内側面と、第1内側面の反対側の面である筐体の第2内側面とに、積層順に、交互に接することを特徴とする。
この構成によれば、積層して配置される複数の電池セルの、隣接する電池セルに接する熱伝導部材は、電池セル10一つおきに反対側の筐体の内側面に接している。例えば、ある電池セルの熱伝導部材は筐体の第1内側面に接し、これに隣接する電池セルの熱伝導部材は第2内側面に接するというように交互に配置されている。従って、何れかの電池セルで発熱、燃焼が発生した場合に、隣接する電池セルの熱伝導部材は発熱した電池セルとは反対側の筐体内側面に接しているので、筐体を伝達した熱が隣接する電池セルに伝達し難い。また、発熱した電池セルの2つ隣の電池セルの熱伝導部材は同一側の筐体壁面に接しているが、電池セル一つ分の距離が離れているため、熱が筐体を伝達する途中で拡散される。そのため、伝達される熱が軽減される。従って、発熱した電池セルから周囲の電池セルに伝達される熱が軽減されるため、類焼を抑制することができる。
本発明において、電池セルの端部から、筐体の第1内側面及び第2内側面までの距離は、少なくとも5mm以上、望ましくは10mm〜30mmとすることができる。電池セルの端部から、筐体の第1内側面及び第2内側面までの距離が5mm以上、望ましくは10mm〜30mm確保できれば、筐体から電池セルへの戻り熱を抑制することができる。
本発明において、熱伝導部材とともに、電池セルのそれぞれを挟んでその周囲を囲う樹脂ホルダを備え、樹脂ホルダは、電池セル端から、筐体の第1内側面及び第2内側面までの距離を規定する延長部を備える構成を採用することができる。この構成により、電池セルを保持する樹脂ホルダから、筐体の左右内側面までの距離を確保することができる。これにより、筐体からの熱伝導を抑制することができるため、隣接する電池セルに熱が伝達しにくくなり、類焼を抑制することが可能となる。
本発明によれば、熱伝導部材は第1部分と、第1部分に対して略直角をなす第2部分を備えている。第1部分は電池セルに接し、第2部分は筐体の第1内側面又は第2内側面に平行に接し、熱伝導部材の第2部分の反対側の端部は、電池セルの端部の位置に略一致する。この構成によれば、熱伝導部材が筐体の内側面に接する面積を大きく確保することができるため、電池セルから筐体への熱伝達効率を向上させることが可能となる。これにより、電池セルが高温となることを抑制することができる。
本発明によれば、樹脂ホルダを電池セルの積層方向に貫通するネジを備え、ネジは、電池セル端から、筐体の第1内側面、又は、筐体の第2内側面までの間に配置される構成を採用することができる。筐体の内壁から、電池セル端面までの領域を利用して、電池セルユニットの積層構造をネジ等で固定できるため、装置の小型化に寄与する。
本発明によれば、樹脂ホルダは、熱硬化樹脂、又は、熱可塑性樹脂と不燃材料との組み合わせによる構成を採用することができる。大容量セルの場合、熱暴走時には数分から数十分間、温度が300℃レベルになるが、上記構成とすれば熱による溶解を生じることなく絶縁性を保持することができる。
本発明によれば、熱伝導部材が接する第1内側面及び第2内側面と、第1内側面及び第2内側面に対して直角をなす端面とに、貫通孔を備える構成を採用することができる。電池室ケースに空気穴を設けることで、熱気を外部に放出し、冷却効率を向上させることができる。
本発明によれば、上面に近接する筐体の合わせ部は、熱伝導部材の第2部分が接する内側面の反対側の内側面に配置される構成を採用することができる。電池セルの発熱時に熱せられた上面に近接する筐体の合わせ部には熱が伝播しやすいが、筐体に面接触する熱伝導部材の第2部分を合わせ部の反対側に配置することにより電池セルへの熱の伝播を抑制することができる。
本発明によれば、電池セル端と、第1内側面又は第2内側面との間の領域に電池セルを固定するネジ止め部が配置され、熱伝導部材とネジを熱伝導可能に配置する構成を採用することができる。この構成によれば、熱伝導部材とボルトネジを熱伝達可能に接続することができるため、電池セルの冷却効率を向上させることができる。
このように、本発明によれば、類焼防止性に優れたバッテリパックを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態によるバッテリパック1Aの外観の概略を示す斜視図である。 図2は、バッテリパック1Aの内部の概略構成を示す透視斜視図である。 図3は、積層された電池セル10の概略構成を示す縦断面図であり、図2のA−A線に沿う部分の概略構成を示す図である。 図4は、積層された電池セル10の概略構成を示す縦断面図であり、図3の領域Bの拡大図である。 図5は、他の実施形態にかかるバッテリパック1Bの概略構成を示す斜視図である。 図6は、バッテリパック1Bの概略構造を示す縦断面図であり、図5のC−C線に沿う部分の概略構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。以下の説明において、Y方向は左右方向と、Z方向は上下方向と、X方向は前後方向と称する場合がある。また、以下の説明おいて、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
実施形態にかかるバッテリパック1Aについて、図1から図4を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態によるバッテリパック1Aの外観の概略を示す斜視図である。図2は、バッテリパック1Aの内部の概略構成を示す透視斜視図である。図3は、積層された電池セル10の概略構成を示す縦断面図であり、図1のA−A線に沿う部分の概略構成を示す図である。図4は、積層された電池セル10の概略構成を示す縦断面図であり、図3の領域Bの拡大図である。
図1及び図2に示すように、バッテリパック1Aは、内部空洞の立方体である電池室ケース2及びガス室ケース4を備えている。電池室ケース2の外装は筐体2bにより構成されている。ガス室ケース4の外装は筐体4bにより構成されている。電池室ケース2、ガス室ケース4及びこれを構成する筐体2b、筐体4bは例えばアルミニウムのような金属により構成されている。
電池室ケース2の内部は電池室2aとなっている。電池室2aにはZ方向に積層された複数の電池セルユニット8が格納されている。電池セルユニット8は、4隅を、複数の電池セルユニット8を貫通するボルトネジ16により一体固定されている。ガス室ケース4内はガス室4aとなっている。ガス室ケース4内には基板4d,4eが備えられている。
図3及び図4に示すように、電池室ケース2を構成する筐体2b内の電池室2aには、積層された複数の電池セル10を含む電池セルユニット8が格納されている。電池セル10は、例えばリチウムイオン二次電池セルを、樹脂と金属フィルムとをラミネート加工してなる封止部材により封止したものである。電池セルユニット8は電池セル10、熱伝導部材12、及び樹脂ホルダ14を備えている。電池セル10は、熱伝導部材12と樹脂ホルダ14により上下から挟まれてその周囲を囲まれている。
樹脂ホルダ14は、熱硬化樹脂、又は、熱可塑性樹脂と不燃材料との組み合わせにより構成されている。電池セル10が大容量セルである場合、熱暴走時には数分から数十分間、温度が300℃レベルになるが、熱硬化樹脂、又は、熱可塑性樹脂と不燃材料との組み合わせにより、熱による溶解を生じることなく絶縁性を保持することができる。
樹脂ホルダ14は、電池セル10の左右端から更にその両側に延伸する延長部14aを備えている。延長部14aは幅Dを有している。延長部14aの端部は電池室ケース2の筐体2b内側面に接している。延長部14aにより、電池セル10の左右方向端部から筐体2b内側面まで距離Dだけ離間している。延長部14aにより筐体2bの左右内側面までの距離を確保することにより、筐体2bからの熱伝導を抑制することができる。このため、隣接する電池セル10に熱が伝達しにくくなり、類焼を抑制することが可能となる。
距離Dは、少なくとも5mm以上、より好ましくは10mm〜30mmとなるように設定されている。電池セル10の左右の端部から、筐体2bの右側内側面(以下、第1内側面2cと称する)及び左側内側面(以下、第2内側面2dと称する)までの距離が5mm以上、望ましくは10mm〜30mm確保できれば、筐体2bから隣接する電池セル10への戻り熱を抑制することができる。
熱伝導部材12は、電池セル10の上面に面接触する第1部分12aと、第1部分12aに対して直角をなす第2部分12bを有しており、全体としてL字板形状を有する。熱伝導部材12は熱伝導性が良好な金属により構成されており、例えばアルミニウムにより構成されている。
図4等に示すように、熱伝導部材12において、熱伝導部材12が複数の電池セル10のそれぞれの上面に面接触して配置される場合に、積層順に交互に第2部分12bの左右位置が異なっている。そして、このように構成されることにより、熱伝導部材12の第2部分12bは、筐体2bの第1内側面2cと、第1内側面2cの反対側の面である筐体2bの第2内側面2dとに、積層順に、交互に面接触している。言い換えれば、積層する電池セル10一つ毎に、熱伝導部材12が接する内側面が変更されている。第2部分12bは、電気絶縁性及び耐熱性が非常に優れるマイカ18を介在させて筐体2b内面に面接触しても良い。
この構成によれば、例えば、ある電池セル10の熱伝導部材12は筐体2bの右側の第1内側面2cに接し、これに隣接する電池セル10の熱伝導部材12は左側の第2内側面2dに接するというように交互に配置されている。従って、電池室ケース2内に格納された複数の電池セル10のうちの何れかの電池セル10で発熱、燃焼が発生した場合に、隣接する電池セル10の熱伝導部材12は反対側の筐体内側面に接しているので、隣接する電池セル10に熱が伝達し難い。また、発熱した電池セル10の2つ隣の電池セル10の熱伝導部材12は同一側の筐体2bの内側面に接しているが、電池セル10一つ分の距離が離れている。このため、熱が筐体2bを伝達する途中で拡散されて減少するため、2つ隣の電池セル10に伝達される熱が軽減される。従って、発熱した電池セル10から周囲の電池セル10に伝達される熱が軽減されるため、類焼を抑制することができる。
上述のように、熱伝導部材12は、第1部分12aと、第1部分12aに対して略直角をなす第2部分12bを備えている。第1部分12aが電池セル10に接し、第2部分12bが筐体2bの第1内側面2c又は第2内側面2dに面接触している。熱伝導部材12の端部であって、第2部分12bの反対側の端部は、電池セル10の端部の位置に略一致している。この構成によれば、熱伝導部材12の筐体2b内側面に接する面を大きく確保することができるため、電池セル10から筐体2bへの熱伝達効率を向上させることが可能となる。これにより、電池セル10が高温となることを抑制することができる。
電池セルユニット8には、樹脂ホルダ14を、電池セルユニット8の積層方向に貫通するボルトネジ16が設けられている。ボルトネジ16は、電池セル10の端から、筐体2bの第1内側面2c、又は、筐体2bの第2内側面2dまでの間、つまり、延長部14aが配置されるD領域に、縦方向に延伸して配置されている。この構成によれば、筐体2bの内側面から、電池セル10の端部までの空間を利用して、電池セルユニット8の積層構造をネジ等で固定できるため、装置の小型化に寄与する。また、D領域は外部からの衝撃を吸収して電池セル10を保護する機能をも有するため、装置の安全性にも寄与する。
本発明によれば、電池セル10端と、第1内側面2c又は第2内側面2dとの間の領域に筐体2bを固定するネジ止め部が配置される。ボルトネジ16は棒部16aを備えており、棒部16aは領域Dの樹脂ホルダ14、熱伝導部材12に設けられたネジ穴を貫通するようにして配置される。このようにして、熱伝導部材12とボルトネジ16とが熱伝導可能に配置される。この構成によれば、熱伝導部材12とボルトネジ16を熱伝達可能に接続することができるため、電池セル10の冷却効率を向上させることができる。
次に、図5及び図6を参照して、他の実施形態にかかるバッテリパック1Bについて説明する。図5は、バッテリパック1Bの他の実施形態の概略構造を示す斜視図である。図6は、バッテリパック1Bの他の実施形態の概略構造を示す縦断面図であり、図5のC−C線に沿う部分の概略構成を示す図である。
図5に示すように、バッテリパック1Bは、電池室ケース2を備えている。電池室ケース2は、Y方向に配置される側面20a、X方向に配置される端面20b、及び、X方向上側に配置される上面20cを備えている。上面20cと側面20aとは、上面20cを構成する金属板を略直角に折り曲げて側面20aの一部に覆い被せて合わせ部26としている。この合わせ部26により側面20aと上面20cが、例えば溶接により接続されている。側面20aには、複数の貫通孔21aが設けられている。また、側面20aと略直角をなす端面20bには、複数の貫通孔21bが設けられている。
図5及び図6に示すように、合わせ部26としては、図において電池室ケース2の左上に配置される合わせ部26a、及び、右下に配置される合わせ部26bが配置されている。貫通孔21aは、熱伝導部材12の第2部分12bが接する筐体2bの側面20aに配置されている。貫通孔21aは、樹脂ホルダ14の延長部14aの端面、マイカ18、及び筐体2bを貫通するように構成されている。貫通孔21aは、領域Dの樹脂ホルダ14間に形成された空洞28と電池室ケース2外部とを連通するように設けられている。端面20bに設けられる貫通孔21bも同様に空洞28と電池室ケース2の外部とを連通するように設けられている。
電池室ケース2に空気穴である貫通孔21a、21bを設けることで、電池室ケース2内部の熱気を外部に放出し、冷却効率を向上させることができる。また、上面20cに近接する合わせ部26aは、熱伝導部材12の第2部分12bが接する筐体2bの内側面の反対側の内側面に配置される。電池セル10の発熱時には上面20cが熱せられるため、これに近接する合わせ部26aには熱が伝播しやすい。しかし、筐体2bに面接触する熱伝導部材12の第2部分12bを合わせ部26aの反対側に配置することにより電池セル10への熱の伝播を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1 バッテリパック
2 電池室ケース
2a 電池室
2b 筐体
2c 第1内側面
2d 第2内側面
4 ガス室ケース
4a ガス室
4b 筐体
4c 仕切り板
4d,4e 基板
8 電池セルユニット
10 電池セル
12 熱伝導部材
12a 第1部分
12b 第2部分
14 樹脂ホルダ
14a 延長部
16 ボルトネジ
16a 棒部
18 マイカ
20a 側面
20b 端面
20c 上面
21a、21b 貫通孔
26、26a、26b 合わせ部
28 空洞

Claims (9)

  1. 積層して配置される複数の電池セルと、
    前記電池セルを格納する筐体と、
    それぞれの前記電池セルの同一側の面に接する熱伝導部材と、を備え、
    前記熱伝導部材のそれぞれは、前記筐体の第1内側面と、第1内側面の反対側の面である前記筐体の第2内側面とに、積層順に、交互に接することを特徴とするバッテリパック。
  2. 前記電池セルの端部から、前記筐体の前記第1内側面及び前記第2内側面までの距離は、少なくとも5mm以上、望ましくは10mm〜30mmであることを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。
  3. 前記熱伝導部材とともに、前記電池セルのそれぞれを挟んで前記電池セルの周囲を囲う樹脂ホルダを備え、
    前記樹脂ホルダは、前記電池セル端から、前記筐体の第1内側面及び第2内側面までの距離を規定する延長部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のバッテリパック。
  4. 前記熱伝導部材は第1部分と、前記第1部分に対して略直角をなす第2部分を備え、
    前記第1部分が前記電池セルに接し、前記第2部分が前記筐体の第1内側面又は第2内側面に平行に接し、前記熱伝導部材の前記第2部分の反対側の端部は、前記電池セルの端部の位置に略一致することを特徴とする請求項3に記載のバッテリパック。
  5. 前記樹脂ホルダを前記電池セルの積層方向に貫通するネジを備え、
    前記ネジは、前記電池セル端から、前記筐体の第1内側面、又は、前記筐体の第2内側面までの間に配置されることを特徴とする請求項3に記載のバッテリパック。
  6. 前記樹脂ホルダは、熱硬化樹脂、又は、熱可塑性樹脂と不燃材料との組み合わせにより構成されていることを特徴とする請求項3に記載のバッテリパック。
  7. 熱伝導部材が接する第1内側面及び第2内側面と、前記第1内側面及び第2内側面に対して直角をなす端面とに、貫通孔を備えることを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。
  8. 上面に近接する筐体の合わせ部は、前記熱伝導部材の前記第2部分が接する内側面の反対側の内側面に配置されることを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。
  9. 電池セル端と、前記第1内側面又は前記第2内側面との間の領域に前記電池セルを固定するネジ止め部が配置され、前記熱伝導部材とネジを熱伝導可能に配置することを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。
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