JP2021179552A - 疑似エンジン音生成装置、及び疑似エンジン音生成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の総重量の変化に起因する疑似エンジン音の変動を抑制する技術を提供する【解決手段】疑似エンジン音生成装置8は、車両の総重量変化量を算出する車両総重量変化量演算部22と、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する疑似エンジン音生成部27と、を備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、疑似エンジン音生成装置に関する。
例えば、電気自動車又はハイブリッドカー等の車両は、静穏性が高く、その駆動部は、通常の内燃エンジンのエンジン音のような音を発生しない。そのため、疑似的にエンジン音を発生させる技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、エンジンの回転数を用いて、疑似エンジン音を生成し、エンジン負荷に基づいて当該疑似エンジン音に対して音圧調整を行うシステムが開示されている。
特開2017−102441号公報
上記のようなシステムでは、エンジン等の駆動部の状態に基づいて疑似エンジン音が生成される。そのため、例えば、乗車人数又は積載量等が増加し、車両の総重量が増加することによってエンジン負荷が高くなった場合、疑似エンジン音の音圧ゲインが上がってしまい、ユーザが煩わしく感じことがある。
本開示は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、車両の総重量の変化に起因する疑似エンジン音の変動を抑制する技術を提供することを目的とする。
本開示に係る疑似エンジン音生成装置は、車両の総重量変化量を算出する車両総重量変化量演算部と、車両総重量変化量演算部が算出した総重量変化量に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する疑似エンジン音生成部と、を備えている。
本開示によれば、車両の総重量の変化に起因する疑似エンジン音の変動を抑制することができる。
実施の形態1に係る疑似エンジン音生成システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置による疑似エンジン音生成方法を示すフローチャートである。 図3A、図3B及び図3Cは、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置による疑似エンジン音生成方法により生成された疑似エンジン音を説明するための複数の図である。 図4Aは、疑似エンジン音生成装置の機能を実現するハードウェア構成を示すブロック図である。図4Bは、疑似エンジン音生成装置の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本開示をより詳細に説明するため、本開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成システム1の構成を示すブロック図である。図1が示すように、疑似エンジン音生成システム1は、回転数検出部2、負荷相関情報検出部3、自車移動距離検出部4、自車速度検出部5、自車トルク検出部6、車両総重量記憶部7、疑似エンジン音生成装置8、スピーカ9(左チャンネルのスピーカ)、及びスピーカ10(右チャンネルのスピーカ)を備えている。疑似エンジン音生成装置8は、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、回転数情報取得部25、オーディオ音声取得部26、及び疑似エンジン音生成部27を備えている。
回転数検出部2は、車両の駆動部の回転数を検出する。なお、当該駆動部は、例えば、エンジン又はモーター等である。回転数検出部2は、検出した回転数に関する回転数情報を回転数情報取得部25に出力する。
負荷相関情報検出部3は、車両の駆動部にかかる負荷に相関する負荷相関情報を検出する。負荷相関情報検出部3は、検出した負荷相関情報を負荷相関情報補正演算部24に出力する。負荷相関情報検出部3が検出する負荷相関情報は、例えば、車両の駆動部のトルク、アクセルペダル位置(APP)、スロットル開度センサ(TPS)、吸入空気量(MAF)、又は、多岐管の絶対圧力(MAP)等である。なお、後述する疑似エンジン音生成装置8は、これらの情報のうちの少なくとも1つ以上の情報に基づいて、車両の駆動部にかかる負荷を算出してもよい。
自車移動距離検出部4は、車両の移動距離を検出する。自車移動距離検出部4は、検出した移動距離を車両走行情報として車両走行情報取得部20に出力する。
自車速度検出部5は、車両の速度を検出する。自車速度検出部5は、検出した速度を車両走行情報として車両走行情報取得部20に出力する。
自車トルク検出部6は、車両の駆動部にかかるトルクを検出する。自車トルク検出部6は、検出したトルクを車両走行情報として車両走行情報取得部20に出力する。
車両総重量記憶部7は、車両の総重量の基準値を記憶する。実施の形態1では、後述する車両総重量変化量演算部22は、車両総重量記憶部7から車両総重量の基準値を読み込む。例えば、車両総重量記憶部7が記憶する車両の総重量の基準値は、車両に運転者のみが搭乗した場合の車両の総重量である。
車両走行情報取得部20は、車両の走行に関する車両走行情報を取得する。車両走行情報取得部20は、取得した車両走行情報を車両総重量演算部21に出力する。
より詳細には、実施の形態1では、車両走行情報取得部20は、自車移動距離検出部4が検出した車両の移動距離、自車速度検出部5が検出した車両の速度、及び自車トルク検出部6が検出した車両の駆動部のトルクを取得する。車両走行情報取得部20は、図示しないECU等から、車両の加速度、又は、車両の減速比を取得してもよい。
車両総重量演算部21は、車両走行情報取得部20が取得した車両走行情報に基づいて、車両の総重量を算出する。車両総重量演算部21は、算出した総重量を車両総重量変化量演算部22に出力する。
より詳細には、例えば、車両総重量演算部21は、車両の駆動部(例えば、エンジン)が起動し、車両が発進した際に検出された上述の車両走行情報から、一定期間内に車両の総重量を自動的に算出する。なお、例えば、車両総重量演算部21は、車両の信号待ち等のストップ&ゴーでは車両の総重量を算出しない。車両総重量演算部21は、車両の総重量を算出する際に用いる車両走行情報として、GPSからの車両の位置情報、加速度センサが検出した車両の加速度、又はジャイロセンサーから得られる情報等を用いてもよい。例えば、車両総重量演算部21は、車両が坂道で発進する際などでは、ジャイロセンサーから得られる情報に基づいて、車両の総重量を算出してもよい。
また、車両総重量演算部21は、上述の車両総重量記憶部7が記憶する車両の総重量の基準値をさらに算出してもよい。その場合、例えば、車両総重量演算部21は、上述の方法により車両の総重量を複数回算出し、複数回算出した総重量の平均値を車両の総重量の基準値として算出してもよい。そのような構成において、車両の運転者が頻繁に変更する場合、車両総重量演算部21は、複数の運転者のうちで、その車両を最も多く運転する運転者を基準の運転者として設定し、当該基準の運転者が運転している際に算出した車両の総重量の平均値を、車両の総重量の基準値として算出してもよい。また、その場合、車両総重量演算部21は、シートのポジションにより識別された運転者を基準の運転者として設定してもよい。また、車両総重量演算部21は、運転者毎に、車両の総重量の基準値を算出してもよい。また、車両総重量演算部21は、車内カメラを用いた画像解析に基づいて運転者を識別し、識別した運転者に基づいて、車両の総重量の基準値を設定してもよい。
なお、実施の形態1では、車両総重量演算部21が車両の総重量を算出する構成について説明するが、疑似エンジン音生成装置8が車両の総重量を取得する構成は、当該構成に限定されない。例えば、疑似エンジン音生成装置8は、車両の総重量を検出する車両総重量センサから、車両の総重量を取得してもよい。または、例えば、車内に設置されたカメラが運転者及び搭乗者を撮影し、疑似エンジン音生成装置8は、撮影された運転者及び搭乗者に基づいて、車両総重量を推定してもよい。
車両総重量変化量演算部22は、車両の総重量変化量を算出する。車両総重量変化量演算部22は、算出した総重量変化量を負荷相関情報補正演算部24に出力する。
より詳細には、実施の形態1では、車両総重量変化量演算部22は、車両総重量演算部21が算出した総重量に基づいて、車両の総重量変化量を算出する。さらに詳細には、実施の形態1では、車両総重量変化量演算部22は、車両総重量演算部21が算出した総重量と、車両総重量記憶部7が記憶する車両の総重量の基準値とに基づいて、車両の総重量変化量を算出する。
例えば、車両総重量変化量演算部22は、車両総重量演算部21が算出した総重量と、車両総重量記憶部7が記憶する車両の総重量の基準値とを比較し、これらの差分を算出することにより、車両の総重量変化量を算出する。車両総重量変化量演算部22は、算出した総重量変化量をそのまま負荷相関情報補正演算部24に出力してもよいが、誤差又は演算精度を考慮し、車両総重量演算部21が算出した総重量の、基準値からの変化量を段階分けすることにより、総重量変化量の程度を段階的に示すレベル情報を生成してもよい。以下に、レベル情報の例を示す。
レベル1:総重量変化量0kg以上20kg未満、レベル2:総重量変化量20kg以上40kg未満、レベル3:総重量変化量40kg以上60kg未満、レベル4:総重量変化量60kg以上80kg未満、レベル5:総重量変化量80kg以上100kg未満、レベル6:総重量変化量100kg以上125kg未満、レベル7:総重量変化量125kg以上150kg未満、レベル8:総重量変化量150kg以上175kg未満、レベル9:総重量変化量175kg以上200kg未満、レベル10:総重量変化量200kg以上。
負荷相関情報取得部23は、車両の駆動部にかかる負荷に相関する負荷相関情報を取得する。より詳細には、実施の形態1では、負荷相関情報取得部23は、負荷相関情報検出部3が検出した負荷相関情報を取得する。負荷相関情報取得部23は、取得した負荷相関情報を負荷相関情報補正演算部24に出力する。
負荷相関情報補正演算部24は、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量に基づいて、負荷相関情報取得部23が取得した負荷相関情報を補正する。負荷相関情報補正演算部24は、補正した負荷相関情報を疑似エンジン音生成部27に出力する。例えば、負荷相関情報補正演算部24は、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量が大きければ大きいほど、負荷相関情報が示す値を小さい値に補正する。
なお、車両総重量変化量演算部22が上述のレベル情報を生成した場合、負荷相関情報補正演算部24は、当該レベル情報に基づいて、負荷相関情報取得部23が取得した負荷相関情報を補正する。
回転数情報取得部25は、車両の駆動部の回転数に関する回転数情報を取得する。より詳細には、実施の形態1では、回転数情報取得部25は、回転数検出部2が検出した回転数を取得する。回転数情報取得部25は、取得した回転数情報を疑似エンジン音生成部27に出力する。
オーディオ音声取得部26は、オーディオ音声の音声信号を取得し、疑似エンジン音生成部27に出力する。オーディオ音声の例として、音楽等が挙げられる。
疑似エンジン音生成部27は、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する。疑似エンジン音生成部27は、生成した疑似エンジン音の音声信号をスピーカ9及びスピーカ10にそれぞれ出力する。
より詳細には、実施の形態1では、疑似エンジン音生成部27は、負荷相関情報補正演算部24が総重量変化量に基づいて補正した負荷相関情報に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する。
疑似エンジン音生成部27の構成についてさらに詳細には、実施の形態1では、疑似エンジン音生成部27は、高調波生成部30、回転数ゲイン付加部31、音圧ゲイン付加部32、乗算器33、乗算器34、乗算器35、チャンネル信号増幅器36、及びチャンネル信号増幅器37を備えている。
高調波生成部30は、回転数情報取得部25が取得した回転数情報に応じた基本周波数の複数の高調波を生成する。高調波生成部30は、生成した複数の高調波を回転数ゲイン付加部31に出力する。
より詳細には、実施の形態1では、高調波生成部30では、正弦波の重ね合わせによるエンジン音を模擬するために、回転数情報取得部25が取得した回転数情報に応じた基本周波数の次数パラメータが設定されている。実施の形態1では、高調波生成部30は、回転数情報取得部25が取得した回転数情報に応じた正弦波の重ね合わせにより疑似エンジン音を生成する。
さらに詳細には、実施の形態1では、高調波生成部30は、それぞれが、当該回転数情報に応じた基本周波数の高調波を生成する複数の高調波信号源から構成されている。当該複数の高調波信号源は、それぞれ、高調波として、当該基本周波数のN倍音の音声信号を生成する(Nは、正の整数)。
回転数ゲイン付加部31は、高調波生成部30が生成した複数の高調波に対して、回転数情報取得部25が取得した回転数情報に応じたゲインをそれぞれ付加する。回転数ゲイン付加部31は、ゲインをそれぞれ付加した複数の高調波を音圧ゲイン付加部32に出力する。
より詳細には、実施の形態1では、回転数ゲイン付加部31は、それぞれが、高調波生成部30が生成した複数の高調波のうちの対応する高調波に対して、回転数情報取得部25が取得した回転数情報に応じたゲインを付加する複数の増幅器から構成されている。
音圧ゲイン付加部32は、回転数ゲイン付加部31がゲインをそれぞれ付加した複数の高調波に対して、負荷相関情報補正演算部24が補正した負荷相関情報に応じた音圧ゲインをそれぞれ付加する。音圧ゲイン付加部32は、音圧ゲインをそれぞれ付加した複数の高調波を乗算器33に出力する。
より詳細には、実施の形態1では、音圧ゲイン付加部32は、それぞれが、回転数ゲイン付加部31がゲインをそれぞれ付加した複数の高調波のうちの対応する高調波に対して、負荷相関情報補正演算部24が補正した負荷相関情報に応じた音圧ゲインを付加する複数の増幅器から構成されている。
乗算器33は、音圧ゲイン付加部32が音圧ゲインをそれぞれ付加した複数の高調波をミキシングすることにより、疑似エンジン音の音声信号を生成する。乗算器33は、生成した疑似エンジン音の音声信号を乗算器34及び乗算器35にそれぞれ出力する。
乗算器34及び乗算器35は、それぞれ、乗算器33が生成した疑似エンジン音の音声信号と、オーディオ音声取得部26が取得したオーディオ音声の音声信号とをミキシングする。乗算器34は、ミキシングした音声信号をチャンネル信号増幅器36に出力する。乗算器35は、ミキシングした音声信号をチャンネル信号増幅器37に出力する。
チャンネル信号増幅器36は、乗算器34がミキシングした音声信号を増幅する。チャンネル信号増幅器36は、増幅した音声信号をスピーカ9に出力する。チャンネル信号増幅器37は、乗算器35がミキシングした音声信号を増幅する。チャンネル信号増幅器37は、増幅した音声信号をスピーカ10に出力する。
スピーカ9は、チャンネル信号増幅器36が増幅した音声信号に基づいて、疑似エンジン音及びオーディオ音声を出力する。スピーカ10は、チャンネル信号増幅器37が増幅した音声信号に基づいて、疑似エンジン音及びオーディオ音声を出力する。
以下で、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8の動作について図面を参照して説明する。図2は、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8による疑似エンジン音生成方法を示すフローチャートである。なお、以下で説明する各ステップが開始される前に、回転数検出部2は、車両の駆動部の回転数を検出し、負荷相関情報検出部3は、車両の駆動部にかかる負荷に相関する負荷相関情報を検出し、自車移動距離検出部4は、車両の移動距離を検出し、自車速度検出部5は、車両の速度を検出し、自車トルク検出部6は、車両の駆動部にかかるトルクを検出したものとする。
図2が示すように、車両走行情報取得部20は、自車移動距離検出部4、自車速度検出部5及び自車トルク検出部6から、車両の走行に関する車両走行情報を取得する(ステップST1)。車両走行情報取得部20は、取得した車両走行情報を車両総重量演算部21に出力する。
次に、車両総重量演算部21は、車両走行情報取得部20が取得した車両走行情報に基づいて、車両の総重量を算出する(ステップST2)。車両総重量演算部21は、算出した総重量を車両総重量変化量演算部22に出力する。
次に、車両総重量変化量演算部22は、車両総重量演算部21が算出した総重量と、車両総重量記憶部7が記憶する車両の総重量の基準値とに基づいて、車両の総重量変化量を算出する(ステップST3)。車両総重量変化量演算部22は、算出した総重量変化量を負荷相関情報補正演算部24に出力する。
次に、負荷相関情報取得部23は、負荷相関情報検出部3から、車両の駆動部にかかる負荷に相関する負荷相関情報を取得する(ステップST4)。負荷相関情報取得部23は、取得した負荷相関情報を負荷相関情報補正演算部24に出力する。
次に、負荷相関情報補正演算部24は、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量に基づいて、負荷相関情報取得部23が取得した負荷相関情報を補正する(ステップST5)。負荷相関情報補正演算部24は、補正した負荷相関情報を疑似エンジン音生成部27に出力する。
次に、疑似エンジン音生成部27は、負荷相関情報補正演算部24が総重量変化量に基づいて補正した負荷相関情報に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する(ステップST6)。疑似エンジン音生成部27は、生成した疑似エンジン音の音声信号をスピーカ9及びスピーカ10にそれぞれ出力する。
スピーカ9及びスピーカ10は、それぞれ、疑似エンジン音生成部27が生成した疑似エンジン音の音声信号に基づいて、疑似エンジン音を出力する。
以下で、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8による疑似エンジン音生成方法の具体例について図面を参照して説明する。図3A、図3B及び図3Cは、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8による疑似エンジン音生成方法により生成された疑似エンジン音を説明するための複数の図である。図3Aの例では、車両には運転者が1人だけ搭乗している。図3Bの例及び図3Cの例では、車両には、運転者を含む複数の搭乗者が搭乗している。図3Aの例及び図3Bの例は、それぞれ、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8を用いた例であり、図3Cの例は、従来の疑似エンジン音生成装置を用いた例である。なお、図3Aの例、図3Bの例、及び図3Cの例では、車両は同じ速度で走行しているものとする。
まず、図3Aの例では、上述のステップST1において、車両走行情報取得部20は、自車移動距離検出部4、自車速度検出部5及び自車トルク検出部6から、運転者が1人だけ搭乗している車両の走行に関する車両走行情報を取得する。
次に、上述のステップST2において、車両総重量演算部21は、車両走行情報取得部20が取得した車両走行情報に基づいて、運転者が1人だけ搭乗している車両の総重量を算出する。
次に、上述のステップST3において、車両総重量変化量演算部22は、車両総重量演算部21が算出した総重量と、車両総重量記憶部7が記憶する車両の総重量の基準値とに基づいて、運転者が1人だけ搭乗している車両の総重量変化量を算出する。当該具体例では、当該基準値は、車両に運転者のみが搭乗した場合の車両の総重量とする。そのため、車両総重量変化量演算部22は、車両の総重量変化量を0として算出する。
次に、上述のステップST4において、負荷相関情報取得部23は、負荷相関情報検出部3から、運転者が1人だけ搭乗している車両の駆動部にかかる負荷に相関する負荷相関情報を取得する。
次に、上述のステップST5において、負荷相関情報補正演算部24は、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量である0の値に基づいて、負荷相関情報取得部23が取得した負荷相関情報を補正しない。
次に、上述のステップST6において、疑似エンジン音生成部27は、負荷相関情報補正演算部24が総重量変化量に基づいて補正しなかった負荷相関情報に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する。
図3Aが示すように、車両には運転者が1人だけ搭乗しているため、車両の駆動部にかかる負荷は、並みの程度の負荷とする。そのため、疑似エンジン音生成部27が生成した疑似エンジン音の音声信号に基づいた疑似エンジン音の音圧は、並みの程度の音圧で出力されるものとする。
図3Bの例では、上述のステップST1において、車両走行情報取得部20は、自車移動距離検出部4、自車速度検出部5及び自車トルク検出部6から、運転者を含む複数の搭乗者が搭乗している車両の走行に関する車両走行情報を取得する。
次に、上述のステップST2において、車両総重量演算部21は、車両走行情報取得部20が取得した車両走行情報に基づいて、運転者を含む複数の搭乗者が搭乗している車両の総重量を算出する。
次に、上述のステップST3において、車両総重量変化量演算部22は、車両総重量演算部21が算出した総重量と、車両総重量記憶部7が記憶する車両の総重量の基準値とに基づいて、運転者を含む複数の搭乗者が搭乗している車両の総重量変化量を算出する。なお、当該具体例では、当該基準値は、車両に運転者のみが搭乗した場合の車両の総重量としているため、車両総重量変化量演算部22は、車両の総重量変化量を0以外の正の値として算出する。
次に、上述のステップST4において、負荷相関情報取得部23は、負荷相関情報検出部3から、運転者を含む複数の搭乗者が搭乗している車両の駆動部にかかる負荷に相関する負荷相関情報を取得する。
次に、上述のステップST5において、負荷相関情報補正演算部24は、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量である、0以外の正の値に基づいて、負荷相関情報取得部23が取得した負荷相関情報を補正する。
次に、上述のステップST6において、疑似エンジン音生成部27は、負荷相関情報補正演算部24が総重量変化量に基づいて補正した負荷相関情報に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する。
図3Bが示すように、運転者を含む複数の搭乗者が搭乗しているため、図3Aの例と比較して、車両の駆動部にかかる負荷は、高い程度の負荷であるが、疑似エンジン音生成部27が生成した疑似エンジン音の音声信号に基づいた疑似エンジン音の音圧は、並みの程度の音圧で出力される。
一方で、図3Cの従来の疑似エンジン音生成装置を用いた例では、図3Bの例と同様に、車両の駆動部に係る負荷は、高い程度の負荷であるが、図3Bの例とは異なり、当該高い程度の負荷に起因して、疑似エンジン音の音圧は、高い程度の音圧で出力されてしまう。以上のように、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8によれば、車両総重量の変化に起因した疑似エンジン音の変動を抑制することができる。
疑似エンジン音生成装置8における、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、回転数情報取得部25、及び疑似エンジン音生成部27の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、疑似エンジン音生成装置8は、図2に示した各ステップの処理を実行するための処理回路を備える。この処理回路は、専用のハードウェアであってもよいが、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
図4Aは、疑似エンジン音生成装置8の機能を実現するハードウェア構成を示すブロック図である。図4Bは、疑似エンジン音生成装置8の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示すブロック図である。
上記処理回路が図4Aに示す専用のハードウェアの処理回路100である場合、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)又はこれらを組み合わせたものが該当する。
疑似エンジン音生成装置8における、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、回転数情報取得部25、オーディオ音声取得部26及び疑似エンジン音生成部27の各機能を別々の処理回路で実現してもよいし、これらの機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
上記処理回路が図4Bに示すプロセッサ101である場合、疑似エンジン音生成装置8における、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、回転数情報取得部25、オーディオ音声取得部26及び疑似エンジン音生成部27の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。
なお、ソフトウェア又はファームウェアは、プログラムとして記述されてメモリ102に記憶される。
プロセッサ101は、メモリ102に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、疑似エンジン音生成装置8における、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、回転数情報取得部25、オーディオ音声取得部26及び疑似エンジン音生成部27の各機能を実現する。すなわち、疑似エンジン音生成装置8は、これらの各機能がプロセッサ101によって実行されるときに、図2に示した各ステップの処理が結果的に実行されるプログラムを記憶するためのメモリ102を備える。
これらのプログラムは、疑似エンジン音生成装置8における、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、回転数情報取得部25、オーディオ音声取得部26及び疑似エンジン音生成部27の各手順又は方法をコンピュータに実行させる。メモリ102は、コンピュータを、疑似エンジン音生成装置8における、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、回転数情報取得部25、オーディオ音声取得部26及び疑似エンジン音生成部27として機能させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
プロセッサ101には、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
メモリ102には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically−EPROM)などの不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、ハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
疑似エンジン音生成装置8における、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、回転数情報取得部25、オーディオ音声取得部26及び疑似エンジン音生成部27の各機能について一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。
例えば、車両走行情報取得部20、車両総重量演算部21、車両総重量変化量演算部22、負荷相関情報取得部23、負荷相関情報補正演算部24、オーディオ音声取得部26及び回転数情報取得部25の各機能は、専用のハードウェアとしての処理回路で機能を実現する。疑似エンジン音生成部27については、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより機能を実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせにより上記機能のそれぞれを実現することができる。
なお、実施の形態1では、疑似エンジン音生成部27が、高調波生成部30、回転数ゲイン付加部31、音圧ゲイン付加部32、乗算器33、乗算器34、乗算器35、チャンネル信号増幅器36、及びチャンネル信号増幅器37を備えている構成について説明した。しかし、疑似エンジン音生成部27は、当該構成に限定されない。疑似エンジン音生成部27は、少なくとも、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する構成を有していればよい。例えば、疑似エンジン音生成部27は、予め記憶されている複数種の疑似エンジン音の音声信号のうちから、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量に対応する疑似エンジン音の音声信号を選択する構成を有していてもよい。そのような構成であっても、疑似エンジン音生成装置8が奏する効果と同様の効果を奏する。
以上のように、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8は、車両の総重量変化量を算出する車両総重量変化量演算部22と、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する疑似エンジン音生成部27と、を備えている。
上記の構成によれば、車両の総重量が変化した場合であっても、車両総重量の変化に起因する疑似エンジン音の変動を抑制することができる。
例えば、乗車人数又は積載量等の増加による車両の総重量増加の影響によって、エンジン又はモーター等の駆動部において負荷変動が発生しても、上記の構成によれば、算出した総重量変化量に適宜基づくことにより、車両に運転者が1人だけ搭乗している場合に出力される疑似エンジン音と同様の疑似エンジン音を出力することができる。
例えば、従来、車両に運転者を含む複数の搭乗者が搭乗している場合に、運転者が1人で車両に搭乗している場合に生じる加速感と同じ加速感で車両を運転しているはずなのに疑似エンジン音の音圧レベルが増加してしまうという問題がある。しかし、上記の構成によれば、算出した総重量変化量に適宜基づくことにより、そのような疑似エンジン音の音圧レベルの増加を抑制することができる。
例えば、従来、車両の駆動部が小型なエンジン又はモーターである場合、車両の総重量(乗車定員の最大人数乗車時の車両の総重量など)の変動に加えて走行シチュエーション(上り坂又は高速道路など)等によっては、車両の駆動部の出力パワーが十分ではない場合に疑似エンジン音の音圧レベルが過度に上がってしまうという問題がある。しかし、上記の構成によれば、算出した総重量変化量に適宜基づくことにより、そのような疑似エンジン音の音圧レベルの上昇を抑制することができる。
例えば、運転者が軽自動車を運転する際に、運転者が1人で車両に搭乗している場合の坂道での疑似エンジン音と、成人男性4人が車両に登場している場合の坂道での疑似エンジン音とでは、後者のほうが、疑似エンジン音が非常に大きくなり、煩わしくなるという問題がある。しかし、上記の構成によれば、算出した総重量変化量に適宜基づくことにより、上記の何れの場合においても、同等の音圧レベルの疑似エンジン音を出力することができる。
また、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8は、車両の駆動部にかかる負荷に相関する負荷相関情報を取得する負荷相関情報取得部23と、車両総重量変化量演算部22が算出した総重量変化量に基づいて、負荷相関情報取得部23が取得した負荷相関情報を補正する負荷相関情報補正演算部24と、をさらに備え、疑似エンジン音生成部27は、負荷相関情報補正演算部24が総重量変化量に基づいて補正した負荷相関情報に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する。
上記の構成によれば、車両の総重量が変化した場合であっても、車両総重量の変化による車両の駆動部にかかる負荷の変化に起因した疑似エンジン音の変動を抑制することができる。
また、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8は、車両の駆動部の回転数に関する回転数情報を取得する回転数情報取得部25をさらに備え、疑似エンジン音生成部27は、回転数情報取得部25が取得した回転数情報に応じた基本周波数の複数の高調波を生成する高調波生成部30と、高調波生成部30が生成した複数の高調波に対して、回転数情報取得部25が取得した回転数情報に応じたゲインをそれぞれ付加する回転数ゲイン付加部31と、回転数ゲイン付加部31がゲインをそれぞれ付加した複数の高調波に対して、負荷相関情報補正演算部24が補正した負荷相関情報に応じた音圧ゲインをそれぞれ付加する音圧ゲイン付加部32と、音圧ゲイン付加部32が音圧ゲインをそれぞれ付加した複数の高調波をミキシングすることにより、疑似エンジン音の音声信号を生成する乗算器33と、を備えている。
上記の構成によれば、車両の駆動部にかかる負荷の変化に起因した変動を抑制した疑似エンジン音の音声信号を好適に生成することができる。
また、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8は、車両の走行に関する車両走行情報を取得する車両走行情報取得部20と、車両走行情報取得部20が取得した車両走行情報に基づいて、車両の総重量を算出する車両総重量演算部21と、をさらに備え、車両総重量変化量演算部22は、車両総重量演算部21が算出した総重量に基づいて、車両の総重量変化量を算出する。
上記の構成によれば、車両の走行に基づいて車両の総重量変化量を好適に算出することができ、当該総重量変化量に基づいて疑似エンジン音の音声信号を好適に生成することができる。よって、車両の総重量が変化した場合であっても、車両総重量の変化に起因する疑似エンジン音の変動を好適に抑制することができる。
また、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8における車両走行情報は、車両の移動距離、車両の速度、車両の加速度、車両の駆動部のトルク、又は、車両の減速比を含む。
上記の構成によれば、車両の移動距離、車両の速度、車両の加速度、車両の駆動部のトルク、又は、車両の減速比に基づいて車両の総重量変化量を好適に算出することができ、当該総重量変化量に基づいて疑似エンジン音の音声信号を好適に生成することができる。よって、車両の総重量が変化した場合であっても、車両総重量の変化に起因する疑似エンジン音の変動を好適に抑制することができる。
また、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成プログラムは、車両の総重量変化量を算出する車両総重量変化量演算部22、及び、前記車両総重量変化量演算部が算出した総重量変化量に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する疑似エンジン音生成部27としてコンピュータを機能させるための疑似エンジン音生成プログラムである。
上記の構成によれば、適宜、疑似エンジン音生成プログラムを実行することにより、実施の形態1に係る疑似エンジン音生成装置8が奏する上述の効果と同様の効果を奏する。
なお、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係る疑似エンジン音生成装置は、車両の総重量の変化に起因する疑似エンジン音の変動を抑制することができるため、車両の疑似エンジン音生成システムに利用可能である。
1 疑似エンジン音生成システム、2 回転数検出部、3 負荷相関情報検出部、4 自車移動距離検出部、5 自車速度検出部、6 自車トルク検出部、7 車両総重量記憶部、8 疑似エンジン音生成装置、9 スピーカ、10 スピーカ、20 車両走行情報取得部、21 車両総重量演算部、22 車両総重量変化量演算部、23 負荷相関情報取得部、24 負荷相関情報補正演算部、25 回転数情報取得部、26 オーディオ音声取得部、27 疑似エンジン音生成部、30 高調波生成部、31 回転数ゲイン付加部、32 音圧ゲイン付加部、33 乗算器、34 乗算器、35 乗算器、36 チャンネル信号増幅器、37 チャンネル信号増幅器、100 処理回路、101 プロセッサ、102 メモリ。

Claims (6)

  1. 車両の総重量変化量を算出する車両総重量変化量演算部と、
    前記車両総重量変化量演算部が算出した総重量変化量に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する疑似エンジン音生成部と、を備えている疑似エンジン音生成装置。
  2. 前記車両の駆動部にかかる負荷に相関する負荷相関情報を取得する負荷相関情報取得部と、
    前記車両総重量変化量演算部が算出した総重量変化量に基づいて、前記負荷相関情報取得部が取得した負荷相関情報を補正する負荷相関情報補正演算部と、をさらに備え、
    前記疑似エンジン音生成部は、前記負荷相関情報補正演算部が前記総重量変化量に基づいて補正した負荷相関情報に基づいて、前記疑似エンジン音の音声信号を生成することを特徴とする、請求項1に記載の疑似エンジン音生成装置。
  3. 前記車両の駆動部の回転数に関する回転数情報を取得する回転数情報取得部をさらに備え、
    前記疑似エンジン音生成部は、
    前記回転数情報取得部が取得した回転数情報に応じた基本周波数の複数の高調波を生成する高調波生成部と、
    前記高調波生成部が生成した複数の高調波に対して、前記回転数情報取得部が取得した回転数情報に応じたゲインをそれぞれ付加する回転数ゲイン付加部と、
    前記回転数ゲイン付加部がゲインをそれぞれ付加した複数の高調波に対して、前記負荷相関情報補正演算部が補正した負荷相関情報に応じた音圧ゲインをそれぞれ付加する音圧ゲイン付加部と、
    前記音圧ゲイン付加部が音圧ゲインをそれぞれ付加した複数の高調波をミキシングすることにより、前記疑似エンジン音の音声信号を生成する乗算器と、を備えていることを特徴とする、請求項2に記載の疑似エンジン音生成装置。
  4. 前記車両の走行に関する車両走行情報を取得する車両走行情報取得部と、
    前記車両走行情報取得部が取得した車両走行情報に基づいて、前記車両の総重量を算出する車両総重量演算部と、をさらに備え、
    前記車両総重量変化量演算部は、前記車両総重量演算部が算出した総重量に基づいて、前記総重量変化量を算出することを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の疑似エンジン音生成装置。
  5. 前記車両走行情報は、前記車両の移動距離、前記車両の速度、前記車両の加速度、前記車両の駆動部のトルク、又は、前記車両の減速比を含むことを特徴とする、請求項4に記載の疑似エンジン音生成装置。
  6. 車両の総重量変化量を算出する車両総重量変化量演算部、及び、
    前記車両総重量変化量演算部が算出した総重量変化量に基づいて、疑似エンジン音の音声信号を生成する疑似エンジン音生成部
    としてコンピュータを機能させるための疑似エンジン音生成プログラム。
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