JP2021175449A - スパチュラ付き容器及びそれに内容物が収容された製品 - Google Patents

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【課題】簡便かつ衛生的にスパチュラを内部に収納可能なスパチュラ付き容器及びそれに内容物が収容された製品を提供する。【解決手段】本発明に係るスパチュラ付き容器は、上部が開口した容器本体と、前記容器本体内の底面中央部から上方に向けて延在し、上部が開口した筒状のスパチュラ収納筒と、前記容器本体の上部を覆うように装着される蓋と、前記蓋の底面中央部に接続された、下方に向けて延在するスパチュラとを有し、前記容器本体の上部を覆うように前記蓋を装着したとき、前記スパチュラが前記スパチュラ収納筒の内部に収納される。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばクリーム状の化粧料などの内容物を収容するスパチュラ付き容器及びそれに内容物が収容された製品に関する。
クリーム状の化粧料は、一般に、ジャータイプといわれる蓋付き容器に収容されて販売されている。クリーム状の化粧料を取り出す際には、ジャーの中に直接指を入れて化粧料をすくい上げることになるが、特にネイルをしている人の場合には爪の間に化粧料が入り込んでしまったり、家族など複数人で使用する際には衛生面も気になることから、スパチュラ(取り出し具)のニーズが増えてきている。
そうなると、スパチュラをどう保管するかが問題となってくる。特許文献1には、磁石を用いて容器の外壁にスパチュラを固定する方法が記載されている。特許文献2には、容器の外側に着脱自在に保持可能なスパチュラの構造が記載されている。特許文献3及び4には、スパチュラ収納部を設けた中蓋を有する容器が記載されている。特許文献5には、スパチュラ収納部を設けた外蓋を有する容器が記載されている。
特開2016−16879号公報 特開2019−170903号公報 特開2007−222193号公報 特開2017−81641号公報 特開2011−234763号公報
しかし、特許文献1及び2に記載されたように、容器の外側にスパチュラを固定・保持する方法では、スパチュラが邪魔になって引き出しなどに保管することが難しく、また衛生面にも問題があった。特許文献3〜5に記載されたように、容器の内蓋又は外蓋にスパチュラ収納部を設ける方法では、クリーム状の化粧料を取り出すたびにスパチュラをスパチュラ収納部から取り外すのが面倒であったり、クリーム状の化粧料が少量残った状態のスパチュラを容器の内蓋又は外蓋に収納しているうちに、スパチュラ収納部が化粧料まみれになり、次にスパチュラを使う際にそれが指に付着するなどの問題があった。
そこで、本発明は、簡便かつ衛生的にスパチュラを内部に収納可能なスパチュラ付き容器及びそれに内容物が収容された製品を提供すること目的とする。
本発明に係るスパチュラ付き容器は、上部が開口した容器本体と、
前記容器本体内の底面中央部から上方に向けて延在し、上部が開口した筒状のスパチュラ収納筒と、
前記容器本体の上部を覆うように装着される蓋と、
前記蓋の底面中央部に接続された、下方に向けて延在するスパチュラと
を有し、
前記容器本体の上部を覆うように前記蓋を装着したとき、前記スパチュラが前記スパチュラ収納筒の内部に収納される。
本発明に係る製品は、上記のスパチュラ付き容器に内容物が収容されている。
本発明によれば、簡便かつ衛生的にスパチュラを内部に収納可能なスパチュラ付き容器及びそれに内容物が収容された製品を提供することができる。
本発明に係るスパチュラ付き容器の一例を示す模式図である。 図1のスパチュラ付き容器において、断面図で表した容器本体と正面図で表した蓋を組み合わせて、スパチュラがスパチュラ収納筒の内部に収納される様子を示す図である。 本発明に係るスパチュラ付き容器が有する容器本体の一例を示す模式図である。 本発明に係るスパチュラ付き容器が有する容器本体の一例を示す模式図である。
本発明に係るスパチュラ付き容器の一例を図1に示す。本発明に係るスパチュラ付き容器は、上部が開口した容器本体1と、容器本体1の上部を覆うように装着される蓋2とを有している。本発明に係るスパチュラ付き容器は、例えば、容器本体1に形成されたネジ山と蓋2に形成されたネジ山20により容器本体1と蓋2が螺合される、いわゆるジャータイプの容器とすることができる。ただし、容器本体1及び蓋2の形状及び装着(嵌合)構造は、任意である。
容器本体1には、容器本体1の底面中央部から上方に向けて延在するように、上部が開口した筒状のスパチュラ収納筒11が形成されており、スパチュラ収納筒11以外の領域が、クリーム状の化粧料などの内容物を収容する内容物収容部12となる。一方、蓋2には、蓋2の底面中央部から下方(底面方向)に向けて延在するように、スパチュラ21が接続されている。なお、スパチュラ21は、蓋2から着脱自在でもよい。そして、図2に示すように、容器本体1の上部を覆うように蓋2を装着したとき、スパチュラ21がスパチュラ収納筒11の内部に収納されるように位置及び形状が調整されている。このような構造とすることで、簡便かつ衛生的にスパチュラ21を内部に収納可能なスパチュラ付き容器となる。
このような構造を有する本発明に係るスパチュラ付き容器では、スパチュラ21は容器の内部に収納されることから、引き出しなどに保管する際にスパチュラ21が邪魔になることはなく、衛生面にも問題がない。スパチュラ21は蓋2の底面中央部から下方に向けて延在するように接続されていることから、容器本体1から蓋2を取り外して、その蓋2を持ったまま(又は蓋2からスパチュラ21を取り外して)スパチュラ21で内容物を容易にすくい上げることができる。蓋2に接続されたスパチュラ21は、容器本体1のスパチュラ収納筒11の内部に収納されるように位置及び形状が調整されていることから、簡便に収納することできる。そして、スパチュラ21はスパチュラ収納筒11の内部に収納されることから、内容物が少量残った状態のスパチュラ21を収納しても、その内容物はスパチュラ収納筒11の内壁に付着するものの、次にスパチュラ21を使う際にその内容物が指に付着しにくい。
ただし、上記構造のスパチュラ付き容器においては、スパチュラ21がスパチュラ収納筒11の内部に収納されることから、収納時のスパチュラ21の長さは、容器本体1から蓋2を装着した状態における蓋2の底面からスパチュラ収納筒11の底面までの距離が最長となる。一方で、容器本体1から蓋2を取り外した状態で、蓋2の底面中央部から下方に向けて延在するスパチュラ21で、容器本体1の内容物収容部12から内容物をすくい上げることを考慮すると、内容物収容部12の深さはスパチュラ21の長さよりも浅いことが好ましい。そのようなスパチュラ21の長さと内容物収容部12の深さを実現する観点から、図2に示すように、スパチュラ収納筒11の底面の高さHは、内容物収容部12の底面の高さHより低いことが好ましい。こうすることで、内容物収容部12の深さよりもスパチュラ21を長くすることができ、スパチュラ21を用いて内容物収容部12に収容された内容物をすくい上げやすくなる。また、スパチュラ21を伸縮可能な構造とすることでも、内容物収容部12の深さがスパチュラ21の長さよりも浅くすることができる。スパチュラ21を伸縮可能とする構造としては、蛇腹構造、複数段構造、バネ構造などが挙げられる。
スパチュラ21の材質は、プラスチック、セラミック、金属などから任意に選択することができる。スパチュラ21の先端の形状は、スプーン状でもよく、ヘラ状でもよい。特に、スパチュラ21は、先端にゴム製(例えばシリコーンゴム製)のヘラ部22を有していることが好ましい。スパチュラ21の先端にゴム製のヘラ部22を設けることで、容器1の内容物収容部12に収容された内容物を最後まで取り出すことが容易となる。
スパチュラ収納筒11は、上部が開口した筒状構造であればよいが、容器本体1に形成されたネジ山と蓋2に形成されたネジ山20により容器本体1と蓋2が螺合されることで、蓋2の底面中央部から下方に向けて延在するスパチュラ21が収納されることを考慮すると、スパチュラ収納筒11を水平に切断した際の内表面の断面形状は、円であることが好ましい。また、図3に示すように、スパチュラ収納筒11の上部11aは、上方に向かって内面が拡がるラッパ形状をなしていることが好ましい。スパチュラ収納筒11の上部11aをラッパ形状とすることで、蓋2を容器本体1に装着する際に、スパチュラ21をスパチュラ収納筒11の内部に挿入することが容易となる。なお、スパチュラ収納筒11を水平に切断した際の外表面の断面形状は任意であり、円でもよく、楕円でもよく、三角形、四角形、五角形、六角形などの多角形でもよい。
また、図4に示すように、スパチュラ収納筒11の上面には、スパチュラ21を挿入可能な切り込みを有するキャップ13が設置されていることが好ましい。こうすることで、スパチュラ収納筒11の内部にホコリやゴミが入ることを防止することができ、また内容物が少量残った状態のスパチュラ21を収納した後、次にスパチュラ21を使う際に内容物が指に付着しにくくなる。キャップ13は、ゴム製であることが好ましく、例えば、菊割れ状に切り込みが施されていることが好ましい。
以上のような本発明に係るスパチュラ容器には、内容物として、クリーム状、水飴状、ペースト状などの粘性の高い液状物、又はゼリー状、ゲル状、粉末状、顆粒状、錠剤状、カプセル状などの固体物を収容することが好ましい。内容物の具体例としては、化粧料の他、ハチミツ、豆板醤などの食品や、薬などが挙げられる。
1 容器本体
2 蓋
10 ネジ山
11 スパチュラ収納筒
11a スパチュラ収納筒の先端
12 内容物収容部
13 キャップ
20 ネジ山
21 スパチュラ
22 ヘラ部
スパチュラ収納筒の底面の高さ
内容物収容部の底面の高さ

Claims (7)

  1. 上部が開口した容器本体と、
    前記容器本体内の底面中央部から上方に向けて延在し、上部が開口した筒状のスパチュラ収納筒と、
    前記容器本体の上部を覆うように装着される蓋と、
    前記蓋の底面中央部に接続された、下方に向けて延在するスパチュラと
    を有し、
    前記容器本体の上部を覆うように前記蓋を装着したとき、前記スパチュラが前記スパチュラ収納筒の内部に収納される
    スパチュラ付き容器。
  2. 前記スパチュラ収納筒の底面の高さは、前記容器本体の内容物収容部の底面の高さより低い
    請求項1に記載のスパチュラ付き容器。
  3. 前記スパチュラは、伸縮可能である
    請求項1又は2に記載のスパチュラ付き容器。
  4. 前記スパチュラ収納筒の上面には、前記スパチュラを挿入可能な切り込みを有するキャップが設置されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のスパチュラ付き容器。
  5. 前記スパチュラ収納筒の上部は、上方に向かって内面が拡がるラッパ型形状をなしている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のスパチュラ付き容器。
  6. 前記スパチュラは、先端にゴム製のヘラ部を有している
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のスパチュラ付き容器。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のスパチュラ付き容器に、内容物が収容されている製品。

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