JP2021173836A - 表示装置 - Google Patents

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Shinya Ito
孝史 京野
Takashi Kyono
純平 松崎
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Abstract

【課題】高いコントラストの画像を表示することができる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置11Aは、第1の偏光を有する第1の波長のレーザ光を出射する第1の発光部を含む光源装置12Aと、第1の発光部から出射されるレーザ光を投影するスクリーン13Aと、を備える。スクリーン13Aは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面23Aおよび第1主面23Aと厚さ方向の反対側に位置する第2主面24Aを含むベース部材21Aと、第1主面23A上に配置される第1偏光フィルム22Aと、を含む。第1の偏光の偏光方向と、第1偏光フィルム22Aを透過する偏光の偏光方向とは、一致する。【選択図】図1

Description

本開示は、表示装置に関するものである。
偏光スクリーンと偏光板との各透過軸を交差させて偏光スクリーンにて反射し、偏光板を透過する偏光画像光と、偏光スクリーンおよび偏光板を透過する外光とを重ねた画像を表示させる画像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−34918号公報
スクリーンにレーザ光を照射して画像を表示する場合がある。太陽光や照明光のような外光の下で画像を表示する際に、外光の影響で画像の視認が困難となるおそれがある。画像を視認しやすくするために、高いコントラストの画像を表示することが求められる。
そこで、高いコントラストの画像を表示することができる表示装置を提供することを目的の1つとする。
本開示に従った表示装置は、第1の偏光を有する第1の波長のレーザ光を出射する第1の発光部を含む光源装置と、第1の発光部から出射されるレーザ光を投影するスクリーンと、を備える。スクリーンは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面および第1主面と厚さ方向の反対側に位置する第2主面を含むベース部材と、第1主面上に配置される第1偏光フィルムと、を含む。第1の偏光の偏光方向と、第1偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とは、一致する。
上記表示装置によれば、高いコントラストの画像を表示することができる。
図1は、実施の形態1における表示装置の構成を示す概略断面図である。 図2は、実施の形態1における表示装置に含まれるスクリーンの一部を拡大して示す概略断面図である。 図3は、光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 図4は、図3とは異なる視点から見た光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 図5は、図3のキャップを取り外した状態に対応する斜視図である。 図6は、図4のキャップを取り外した状態に対応する斜視図である。 図7は、キャップをX−Y平面で切断した断面で示した光モジュールの概略平面図である。 図8は、キャップをX−Z平面で切断した断面で示した光モジュールの概略側面図である。 図9は、実施の形態2における表示装置に含まれるスクリーンの一部を示す概略断面図である。 図10は、実施の形態3における表示装置の一部を示す概略断面図である。 図11は、実施の形態4における表示装置の一部を示す概略断面図である。 図12は、実施の形態5における表示装置の一部を示す概略断面図である。 図13は、実施の形態6における表示装置に含まれるスクリーンの一部を示す概略断面図である。 図14は、実施の形態7における表示装置に含まれるスクリーンの一部を示す概略断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。表示装置は、第1の偏光を有する第1の波長のレーザ光を出射する第1の発光部を含む光源装置と、第1の発光部から出射されるレーザ光を投影するスクリーンと、を備える。スクリーンは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面および第1主面と厚さ方向の反対側に位置する第2主面を含むベース部材と、第1主面上に配置される第1偏光フィルムと、を含む。第1の偏光の偏光方向と、第1偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とは、一致する。
表示装置において、スクリーンにレーザ光を照射して画像を表示する際に、明るい部分と暗い部分との明るさの差が小さくコントラストが低いと、表示する画像の視認が困難となる。特に、出射するレーザ光の光束量が少ない場合において、太陽光や照明光のような外光の下で画像を表示する際に、この傾向が強くなる。本開示の表示装置においては、第1偏光の偏光方向と第1偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とが一致する。よって、第1の発光部から出射されたレーザ光のほとんどは、第1偏光フィルムを透過する。一方、太陽光や照明光のような外光については、偏光方向がランダムであるため、ほとんどの光が第1偏光フィルムを透過せず、第1偏光フィルムによって反射または吸収される。したがって、第1偏光フィルムを透過したレーザ光を利用してスクリーンに画像を投影することにより、外光の影響を低減することができる。その結果、レーザ光が照射された部分と照射されていない部分との明暗の差を明確にすることができ、高いコントラストの画像を表示することができる。
上記表示装置において、第1主面の色は、白であってもよい。このようにすることにより、第1偏光フィルムを透過したレーザ光をベース部材の第1主面において高い反射率で反射させることができる。よって、このような表示装置は、より確実に高いコントラストの画像を表示することができる。なお、白とは例えば可視光の吸収率が20%以下で、入射光を拡散または産卵する状態である。
上記表示装置において、ベース部材は、指向性フィルムであってもよい。このようにすることにより、第1偏光フィルムを透過したレーザ光を反射する際に、特定の方向に反射させやすくすることができる。よって、観測者側に進行する光量を多くすることができる。また、第1偏光フィルムを透過した外光が第1主面において反射する際に、反射する外光を観測者の視認しにくい特定の方向とすることもできる。よって、さらに高いコントラストの画像を表示することができる。
上記表示装置において、スクリーンは、第2主面上に配置される第2偏光フィルムをさらに含んでもよい。ベース部材は、透明であってもよい。光源装置は、ベース部材において結像するよう第1の波長のレーザ光を出射してもよい。第1の偏光の偏光方向と、第2偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とは、一致してもよい。このようにすることにより、第2主面側に光源装置を配置してベース部材にレーザ光を照射した際に、透過した画像をベース部材の第1主面側において視認することができる。また、ベース部材の第2主面側においても、第2偏光フィルムを透過して画像を視認することができる。すなわち、スクリーンの厚さ方向の両側において、画像を視認することができる。このような表示装置は、利便性を高くすることができる。なお、透明とは例えば可視光の透過率が50%以上100%以下の状態である。
上記表示装置において、スクリーンは、第2主面上に配置され、偏光方向が可変である偏光方向可変部をさらに含んでもよい。このようにすることにより、ベース部材の第1主面側において高コントラストの画像の表示を維持しながら、ベース部材の第2主面側において偏光方向を制御して画像を表示するか非表示とするかを選択することができる。このような表示装置は、よりユーザーのニーズに応じた表示態様を選択することができる。
本開示の表示装置は、第1の偏光を有する第1の波長のレーザ光を出射する第1の発光部を含む光源装置と、第1の発光部から出射されるレーザ光を投影するスクリーンと、を備える。スクリーンは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面および第1主面と厚さ方向の反対側に位置する第2主面を含むベース部材と、第1主面上に配置される第3偏光フィルムと、を含む。第1の偏光の偏光方向と、第3偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とは、直交する。
このような表示装置によると、第1の発光部から出射されたレーザ光のほとんどは、第3偏光フィルムによって反射される。一方、太陽光や照明光のような外光については、偏光方向がランダムであるため、ほとんどの光が第3偏光フィルムによって反射されず、第3偏光フィルムを透過する。したがって、第3偏光フィルムによって反射されたレーザ光を利用してスクリーンに画像を投影することにより、外光の影響を低減することができる。その結果、レーザ光が照射された部分と照射されていない部分との明暗の差を明確にすることができ、高いコントラストの画像を表示することができる。
上記表示装置において、第1主面の色は、黒であってもよい。第3偏光フィルムを透過した外光は、ベース部材の第1主面に到達した後、第1主面によって反射されない。よって、外光の反射光の影響をさらに低減することができ、より高いコントラストの画像を表示することができる。なお、黒とは例えば可視光の80%以上を吸収する状態である。
上記表示装置において、光源装置は、第1の偏光を有し、第1の波長と異なる第2の波長のレーザ光を出射する第2の発光部と、第1の発光部および第2の発光部を搭載する支持板と、をさらに含んでもよい。このようにすることにより、第1の発光部の偏光方向と第2の発光部の偏光方向とを合わせて支持板上に配置することができ、第1の偏光を有するそれぞれのレーザ光を出射することが容易となる。
上記表示装置において、第1の発光部は、赤色のレーザ光を出射してもよい。第2の発光部は、緑色のレーザ光を出射してもよい。光源装置は、第1の偏光を有し、青色のレーザ光を出射する第3の発光部をさらに含んでもよい。支持板は、第3の発光部を搭載してもよい。このようにすることにより、これらの光を合波し、所望の色の光を形成することができる。また、第1の発光部、第2の発光部および第3の発光部は共に、支持板に搭載されているため、偏光方向を合わせて支持板上に搭載することができ、第1の偏光を有するそれぞれのレーザ光を出射することが容易となる。
上記表示装置において、第1の発光部は、半導体レーザであってもよい。このようにすることにより、光源装置に含まれる光モジュールとして半導体レーザのレーザ光を利用する際に、システムサイズの小型化を図りながら、消費電力の低減を図ることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
次に、本開示の表示装置の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
まず、図1を参照して実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1における表示装置の構成を示す概略断面図である。図2は、実施の形態1における表示装置に含まれるスクリーンの一部を拡大して示す概略断面図である。図1および図2を参照して、実施の形態1における表示装置11Aは、光源装置12Aと、スクリーン13Aと、を含む。光源装置12Aは、レーザ光を出射する光モジュール51と、光モジュール51を取り囲む筐体14と、を含む。図1において、光モジュール51は、一点鎖線で概略的に図示している。光モジュール51の構成については、後に詳述する。
スクリーン13Aは、ベース部材21Aと、第1偏光フィルム22Aと、を含む。ベース部材21Aは、板状である。ベース部材21Aは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面23Aおよび第1主面23Aと厚さ方向の反対側に位置する第2主面24Aを含む。ベース部材21Aの厚さ方向は、図1および図2中の矢印Tで示す向きまたはその逆の向きで示される。本実施形態において、ベース部材21Aは、表示装置11Aによって表示される画像を視認する観測者15A側に第1主面23Aが向くように配置される。第1主面23Aおよび第2主面24Aは、平面である。第1主面23Aの色は、白である。具体的には、例えば、ベース部材21Aは、全体が白色の板状部材から構成されている。
第1偏光フィルム22Aは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面25Aおよび第1主面25Aと厚さ方向の反対側に位置する第2主面26Aを含む。第1偏光フィルム22Aは、第1主面23A上に配置される。具体的には、第1偏光フィルム22Aの第2主面26Aとベース部材21Aの第1主面23Aとが対向するように配置される。第1偏光フィルム22Aの第1主面25Aは、表示装置11Aによって表示される画像を視認する観測者15A側において、露出している。
光源装置12Aは、スクリーン13Aの厚さ方向において、観測者15A側に配置される。ここで、スクリーン13Aに対する光源装置12Aの配置に際し、光源装置12Aに含まれる第1の発光部である赤色レーザダイオード81の有する第1の偏光の偏光方向と、第1偏光フィルム22Aを透過する偏光の偏光方向とが、一致するように配置される。これについては、後述する。
次に、上記光源装置12Aに含まれる光モジュール51の構造について説明する。図3は、光モジュール51の構造を示す概略斜視図である。図4は、図3とは異なる視点から見た光モジュール51の構造を示す概略斜視図である。図5は、図3のキャップ66を取り外した状態に対応する斜視図である。図6は、図4のキャップ66を取り外した状態に対応する斜視図である。図7は、キャップ66をX−Y平面で切断した断面で示した光モジュール51の概略平面図である。図8は、キャップ66をX−Z平面で切断した断面で示した光モジュール51の概略側面図である。
図3〜図8を併せて参照して、光モジュール51は、光を形成する光形成部55と、光形成部55を取り囲み、光形成部55を封止する保護部材52とを備える。保護部材52は、ベース体としての基部53と、基部53に対して溶接された蓋部であるキャップ66と、を含む。光形成部55は、基部53およびキャップ66によって取り囲まれた第1空間66A内に収容されている。
基部53は、平板状の形状を有する。光形成部55は、基部53の一方の主面53A上に配置される。キャップ66は、光形成部55を覆うように基部53の一方の主面53A上に接触して配置される。基部53の他方の主面53B側から一方の主面53A側まで貫通し、一方の主面53A側および他方の主面53B側の両側に突出するように、複数のリードピン68が基部53に設置されている。基部53とキャップ66とにより取り囲まれる第1空間66Aには、たとえば乾燥空気などの水分が低減(除去)された気体が封入されている。キャップ66には、窓67が形成されている。窓67には、たとえば平行平板状のガラス部材が嵌め込まれている。窓67を含むキャップ66は、筐体14の一部を構成する。
光形成部55は、電子温度調整モジュール56と、支持板60と、MEMSベース65と、アパーチャ部材69と、MEMS(Micro Electro Mechanical System)76と、赤色レーザダイオード81と、緑色レーザダイオード82と、青色レーザダイオード83と、第1レンズ91と、第2レンズ92と、第3レンズ93と、第1フィルタ97と、第2フィルタ98と、第3フィルタ99と、を含む。
電子温度調整モジュール56は、平板状の形状を有する吸熱板57および放熱板58と、電極を挟んで吸熱板57と放熱板58との間に並べて配置される半導体柱59とを含む。吸熱板57および放熱板58は、たとえばアルミナからなっている。放熱板58が基部53の一方の主面53Aに接触するように、電子温度調整モジュール56は基部53の一方の主面53Aに配置される。
吸熱板57に接触するように、吸熱板57上に支持板60と、MEMSベース65とが配置される。支持板60は、板状の形状を有する。支持板60は、平面的に見て長方形形状(正方形形状)を有する一方の主面60Aを有している。支持板60の一方の主面60Aは、レンズ搭載領域61と、チップ搭載領域62と、フィルタ搭載領域63とを含んでいる。チップ搭載領域62は、一方の主面60Aの一の辺を含む領域に、当該一の辺に沿って形成されている。レンズ搭載領域61は、チップ搭載領域62に隣接し、かつチップ搭載領域62に沿って配置されている。フィルタ搭載領域63は、一方の主面60Aの上記一の辺と向かい合う他の辺を含む領域に、当該他の辺に沿って配置されている。チップ搭載領域62、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63は、互いに平行である。
レンズ搭載領域61における支持板60の厚さと、フィルタ搭載領域63における支持板60の厚さとは、等しい。レンズ搭載領域61とフィルタ搭載領域63とは同一平面に含まれる。チップ搭載領域62における支持板60の厚さは、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63に比べて大きい。その結果、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63に比べて、チップ搭載領域62の高さ(レンズ搭載領域61を基準とした高さ、すなわちレンズ搭載領域61に垂直な方向における高さ)が高くなっている。
チップ搭載領域62上には、平板状の第1サブマウント71、第2サブマウント72および第3サブマウント73が、一方の主面60Aの上記一の辺に沿って並べて配置されている。第1サブマウント71と第3サブマウント73とに挟まれるように、第2サブマウント72が配置されている。第1サブマウント71上に、第1の発光部としての赤色レーザダイオード81が配置されている。第2サブマウント72上に、第2の発光部としての緑色レーザダイオード82が配置されている。第3サブマウント73上に、第3の発光部としての青色レーザダイオード83が配置されている。本実施の形態において、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83は、半導体レーザチップである。赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の光軸の高さ(一方の主面60Aのレンズ搭載領域61を基準面とした場合の基準面と光軸との距離;Z軸方向における基準面との距離)は、第1サブマウント71、第2サブマウント72および第3サブマウント73により調整されて一致している。
赤色レーザダイオード81は、第1の偏光、具体的には例えば、スクリーン13Aに対してS偏光を有する。緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83についても同様に第1の偏光であるS偏光を有する。赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83は、窓67から出射されるそれぞれのレーザ光の偏光方向が揃うように支持板60上に搭載される。具体的には、直線偏光成分におけるS偏光の方向がそれぞれ揃うように、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83は、チップ搭載領域62に配置される。
レンズ搭載領域61上には、第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93が配置されている。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、それぞれ表面がレンズ面となっているレンズ部91A,92A,93Aを有している。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、レンズ部91A,92A,93Aとレンズ部91A,92A,93A以外の領域とが一体成型されている。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93のレンズ部91A,92A,93Aの中心軸、すなわちレンズ部91A,92A,93Aの光軸は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の光軸に一致する。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光のスポットサイズを変換する(ある投影面におけるビーム形状を所望の形状に整形する)。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93により、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光がコリメート光に変換される。
フィルタ搭載領域63上には、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99が配置される。赤色レーザダイオード81と第1レンズ91とを結ぶ直線上に、第1フィルタ97が配置される。緑色レーザダイオード82と第2レンズ92とを結ぶ直線上に、第2フィルタ98が配置される。青色レーザダイオード83と第3レンズ93とを結ぶ直線上に、第3フィルタ99が配置される。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、それぞれ互いに平行な主面を有する平板状の形状を有している。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、たとえば波長選択性フィルタである。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、たとえば誘電体多層膜フィルタである。
より具体的には、第1フィルタ97は、赤色の光を反射する。第2フィルタ98は、赤色の光を透過し、緑色の光を反射する。第3フィルタ99は、赤色の光および緑色の光を透過し、青色の光を反射する。このように、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、特定の波長の光を選択的に透過および反射する。その結果、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された光を合波する。
アパーチャ部材69は、吸熱板57上に配置される。アパーチャ部材69は、第3フィルタ99から見て第2フィルタ98とは反対側に配置される。アパーチャ部材69は、平板状の形状を有する。アパーチャ部材69は、アパーチャ部材69を厚さ方向に貫通する貫通孔69Aを有する。本実施の形態において、貫通孔69Aの延在方向に垂直な断面における形状は円形である。貫通孔69Aが、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99において合波された光の光路に対応する領域に位置するように、アパーチャ部材69は配置される。貫通孔69Aは、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99において合波された光の光路に沿って延在する。赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された光の、光の進行方向に垂直な断面における形状はそれぞれ楕円形である。光の進行方向に垂直な断面において、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99にて合波された光の長径よりも貫通孔69Aの直径が小さく、かつ貫通孔69Aの中心軸と合波された光の光軸が一致するように、アパーチャ部材69は配置される。その結果、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99にて合波された光の進行方向に垂直な断面における形状は、アパーチャ部材69の貫通孔69Aの内径より小さな形状に整形される。
MEMSベース65は、三角柱(直三角柱)形状を有する。三角柱の一の側面において吸熱板57に接触するように、MEMSベース65は吸熱板57上に配置される。MEMSベース65の他の側面上に、ミラー77を含むMEMS76が配置される。MEMSベース65およびMEMS76は、アパーチャ部材69から見て第3フィルタ99とは反対側に配置される。本実施の形態において、ミラー77は円板状の形状を有する。ミラー77は、第1空間66Aに露出するように配置される。ミラー77が、アパーチャ部材69において整形された光の光路に対応する領域に位置するように、MEMS76は配置される。ミラー77は、所望の方向および角度で揺動させることができる。その結果、ミラー77を含むMEMS76により、アパーチャ部材69において整形された光を走査することができる。
図7を参照して、赤色レーザダイオード81、第1レンズ91のレンズ部91Aおよび第1フィルタ97は、赤色レーザダイオード81の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。緑色レーザダイオード82、第2レンズ92のレンズ部92Aおよび第2フィルタ98は、緑色レーザダイオード82の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。青色レーザダイオード83、第3レンズ93のレンズ部93Aおよび第3フィルタ99は、青色レーザダイオード83の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。
赤色レーザダイオード81の出射方向、緑色レーザダイオード82の出射方向および青色レーザダイオード83の出射方向は、互いに平行である。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99の主面は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の出射方向(Y軸方向)に対して45°傾斜している。
基部53と支持板60およびMEMSベース65との間には、電子温度調整モジュール56が配置されている。吸熱板57が支持板60およびMEMSベース65に接触して配置される。放熱板58は、基部53の一方の主面53Aに接触して配置される。本実施の形態において、電子温度調整モジュール56は、電子冷却モジュールであるペルチェモジュール(ペルチェ素子)である。本実施の形態では、電子温度調整モジュール56に電流を流すことにより、吸熱板57に接触する支持板60の熱が基部53へと移動し、支持板60およびMEMSベース65が冷却される。その結果、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82、青色レーザダイオード83およびMEMS76の温度が適切な温度範囲に調整される。また、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の温度を適正な範囲に維持することで、所望の色の光を精度よく形成することが可能となる。さらに、MEMS76を適切な温度に調整することにより、温度変化に対する動作の安定性を向上させることができる。
次に、光モジュール51の動作について説明する。図7を参照して、赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光は、光路Lに沿って進行する。この赤色の光は、第1レンズ91のレンズ部91Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光がコリメート光に変換される。第1レンズ91においてスポットサイズが変換された赤色の光は、光路Lに沿って進行し、第1フィルタ97に入射する。
第1フィルタ97は赤色の光を反射するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第2フィルタ98に入射する。第2フィルタ98は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第3フィルタ99に入射する。第3フィルタ99は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、アパーチャ部材69に到達する。アパーチャ部材69に到達した光は、アパーチャ部材69により整形され、光路Lに沿ってさらに進行し、ミラー77に到達する。
緑色レーザダイオード82から出射された緑色の光は、光路Lに沿って進行する。この緑色の光は、第2レンズ92のレンズ部92Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば緑色レーザダイオード82から出射された緑色の光がコリメート光に変換される。第2レンズ92においてスポットサイズが変換された緑色の光は、光路Lに沿って進行し、第2フィルタ98に入射する。
第2フィルタ98は緑色の光を反射するため、緑色レーザダイオード82から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第3フィルタ99に入射する。第3フィルタ99は緑色の光を透過するため、緑色レーザダイオード82から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、アパーチャ部材69に到達する。アパーチャ部材69に到達した緑色の光は、アパーチャ部材69により整形され、光路Lに沿ってさらに進行し、ミラー77に到達する。
青色レーザダイオード83から出射された青色の光は、光路Lに沿って進行する。この青色の光は、第3レンズ93のレンズ部93Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば青色レーザダイオード83から出射された青色の光がコリメート光に変換される。第3レンズ93においてスポットサイズが変換された青色の光は、光路Lに沿って進行し、第3フィルタ99に入射する。
第3フィルタ99は青色の光を反射するため、青色レーザダイオード83から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、アパーチャ部材69に到達する。アパーチャ部材69に到達した青色の光は、アパーチャ部材69により整形され、光路Lに沿ってさらに進行し、ミラー77に到達する。
このようにして、赤色、緑色および青色の光が合波されて形成された光(合波光)が光路Lに沿ってミラー77へと到達する。そして、図8を参照して、ミラー77が駆動されることにより合波光が走査され、光路Lに沿って窓67を通ってキャップ66の外部へと合波光を出射する。
次に、光源装置12Aにより画像を表示する際の動作について説明する(特に図1および図2参照)。窓67を通って光路Lに沿って出射された光は、第1偏光フィルム22Aの第1主面25Aに到達する。出射された光はそれぞれ第1の偏光であるS偏光を有する。ここで、光源装置12Aに含まれる第1の発光部である赤色レーザダイオード81の有する第1の偏光の偏光方向と、第1偏光フィルム22Aを透過する偏光の偏光方向とが、一致する。よって、光源装置12Aから光路Lに沿って出射され、第1偏光フィルム22Aの第1主面25Aに到達した光のほとんどは、第1偏光フィルム22Aを透過する。第1偏光フィルム22Aを透過した光は、ベース部材21Aの第1主面23Aに到達する。このようにして、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された合波光をスクリーン13A、本実施形態においては、ベース部材21Aの第1主面23Aに投影し、文字や図形等の画像を表示する。ここで、ベース部材21Aの第1主面23Aの色は、白であるため、ベース部材21Aの第1主面23Aに到達した光のほとんどは、光路Lに沿って反射する。よって、観測者15Aは、光路Lに沿って反射された光を視認することができる。
一方、太陽光や照明光のような外光16Aについては、偏光方向がランダムであるため、ほとんどの光が第1偏光フィルム22Aを透過しない。すなわち、外光16Aは、第1偏光フィルム22Aの第1主面25Aによって反射または吸収される。したがって、スクリーン13Aに投影される画像に対して、外光16Aの影響を低減することができる。その結果、レーザ光が照射された部分と照射されていない部分との明暗の差を明確にすることができ、高いコントラストの画像を表示することができる。
本実施形態においては、第1主面23Aの色は、白である。したがって、第1偏光フィルム22Aを透過したレーザ光をベース部材21Aの第1主面23Aにおいて高い反射率で反射させることができる。よって、このような表示装置11Aは、より確実に高いコントラストの画像を表示することができる表示装置となっている。
本実施形態において、光源装置12Aは、第1の偏光を有し、第1の波長と異なる第2の波長のレーザ光を出射する第2の発光部である緑色レーザダイオード82と、赤色レーザダイオード81および緑色レーザダイオード82を搭載する支持板60と、を含む。したがって、赤色レーザダイオード81の偏光方向と緑色レーザダイオード82の偏光方向とを合わせて支持板60上に搭載することができる。よって、上記表示装置11Aは、第1の偏光を有するそれぞれのレーザ光を出射することが容易な表示装置となっている。
本実施形態において、赤色レーザダイオード81は、赤色のレーザ光を出射する。緑色レーザダイオード82は、緑色のレーザ光を出射する。光源装置12Aは、第1の偏光を有し、青色のレーザ光を出射する第3の発光部としての青色レーザダイオード83を含む。支持板60は、青色レーザダイオード83を搭載する。したがって、上記表示装置11Aは、これらの光を合波し、所望の色の光を形成することができる表示装置となっている。また、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83は共に、支持板60に搭載されているため、偏光方向を合わせて支持板60上に搭載することができる。よって、上記表示装置11Aは、第1の偏光を有するそれぞれのレーザ光を出射することが容易な表示装置となっている。
本実施形態において、赤色レーザダイオード81は、半導体レーザである。したがって、上記表示装置11Aは、光源装置12Aに含まれる光モジュール51として半導体レーザのレーザ光を利用する際に、システムサイズの小型化を図りながら、消費電力の低減を図ることができる表示装置となっている。なお、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83も半導体レーザであるため、上記表示装置11Aは、システムサイズのさらなる小型化を図りながら、消費電力のさらなる低減を図ることができる表示装置となっている。
(実施の形態2)
次に、他の実施の形態である実施の形態2について説明する。図9は、実施の形態2における表示装置に含まれるスクリーンの一部を示す概略断面図である。実施の形態2の表示装置は、ベース部材が指向性をもち前記光源装置の実像が投影されるフィルムである点において実施の形態1の場合と異なっている。
図9を参照して、実施の形態2における表示装置11Bは、スクリーン13Bを含む。スクリーン13Bは、ベース部材21Bと、第1偏光フィルム22Bと、を含む。ベース部材21Bは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面23Bおよび第1主面23Bと厚さ方向の反対側に位置する第2主面24Bとを含む。ベース部材21Bは、指向性をもち前記光源装置の実像が投影されるフィルム(指向性フィルム)である。指向性フィルムであるベース部材21Bは、ビーズや再帰性反射等を利用して光の入射方向に対し、特定の方向に光を反射する。第1偏光フィルム22Bは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面25Bおよび第1主面25Bと厚さ方向の反対側に位置する第2主面26Bを含む。第1偏光フィルム22Bは、第1主面23B上に配置される。
このような表示装置11Bによると、第1偏光フィルム22Aを透過したレーザ光を指向性フィルムであるベース部材21Bの第1主面23Bで反射する際に、特定の方向、この場合は光路Lに沿う方向に反射させやすくすることができる。よって、光路Lに沿って進行する光量を多くすることができる。また、第1偏光フィルム22Aを透過した一部の外光16Bが第1主面23Bにおいて反射する際に、反射する外光16Cを特定の方向、例えば、観測者15Aの視認しにくい方向、具体的には、光路Lに沿わない方向とすることもできる。よって、さらに高いコントラストの画像を表示することができる。
(実施の形態3)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態3について説明する。図10は、実施の形態3における表示装置の一部を示す概略断面図である。実施の形態3の表示装置は、ベース部材が透明である点およびスクリーンを挟んで光源装置と観測者とが配置される点において実施の形態1の場合と異なっている。
図10を参照して、実施の形態3における表示装置11Cは、スクリーン13Cを含む。スクリーン13Cは、ベース部材21Cと、第1偏光フィルム22Cと、を含む。ベース部材21Cは、板状である。ベース部材21Cは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面23Cおよび第1主面23Cと厚さ方向の反対側に位置する第2主面24Cを含む。ベース部材21Cは、透明である。ベース部材21Cの第2主面24Cは、観測者15A側において、露出している。
第1偏光フィルム22Cは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面25Cおよび第1主面25Cと厚さ方向の反対側に位置する第2主面26Cを含む。第1偏光フィルム22Cは、第1主面23C上に配置される。具体的には、第1偏光フィルム22Cの第2主面26Cとベース部材21Cの第1主面23Cとが対向するように配置される。第1偏光フィルム22Cの第1主面25Cは、表示装置11Cに含まれる光源装置12A側において、露出している。
光源装置12Aは、スクリーン13Cの厚さ方向において、観測者15A側と反対側に配置される。すなわち、スクリーン13Cを挟んで光源装置12Aと観測者15Aとが配置される。ここで、スクリーン13Cに対する光源装置12Aの配置に際し、光源装置12Aに含まれる第1の発光部である赤色レーザダイオード81の有する第1の偏光の偏光方向と、第1偏光フィルム22Aを透過する偏光の偏光方向とが、一致するように配置される。
光源装置12Aから光路Lに沿って出射され、第1偏光フィルム22Cの第1主面25Cに到達した光のほとんどは、第1偏光フィルム22Cを透過する。第1偏光フィルム22Cを透過した光は、ベース部材21Cの第1主面23Cに到達する。このようにして、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された合波光をスクリーン13C、本実施形態においては、ベース部材21Cの第1主面23Cに投影し、文字や図形等の画像を表示する。この場合、ベース部材21Cの第1主面23Cにおいて結像される。ここで、ベース部材21Cは、透明であるため、ベース部材21Cの第1主面23Cに到達した光は、光路Lに沿って透過する。よって、観測者15Aは、光路Lに沿って透過した光を視認することができる。
一方、太陽光や照明光のような外光については、偏光方向がランダムであるため、ほとんどの光が第1偏光フィルム22Cを透過しない。すなわち、外光は、第1偏光フィルム22Cの第1主面25Cによって反射または吸収される。したがって、スクリーン13Cに投影される画像に対して、外光の影響を低減することができる。その結果、レーザ光が照射された部分と照射されていない部分との明暗の差を明確にすることができ、高いコントラストの画像を表示することができる。
(実施の形態4)次に、さらに他の実施の形態である実施の形態4について説明する。図11は、実施の形態4における表示装置の一部を示す概略断面図である。実施の形態4の表示装置は、スクリーンが第2偏光フィルムを含む点において実施の形態3の場合と異なっている。
図11を参照して、実施の形態4における表示装置11Dは、スクリーン13Dを含む。スクリーン13Dは、ベース部材21Dと、第1偏光フィルム22Dと、第2偏光フィルム27Dと、を含む。ベース部材21Dは、板状である。ベース部材21Dは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面23Dおよび第1主面23Dと厚さ方向の反対側に位置する第2主面24Dを含む。ベース部材21Dは、透明である。
第1偏光フィルム22Dは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面25Dおよび第1主面25Dと厚さ方向の反対側に位置する第2主面26Dを含む。第1偏光フィルム22Dは、第1主面23D上に配置される。具体的には、第1偏光フィルム22Dの第2主面26Dとベース部材21Dの第1主面23Dとが対向するように配置される。第1偏光フィルム22Dの第1主面25Dは、表示装置11Dに含まれる光源装置12Aおよび観測者15B側において、露出している。
第2偏光フィルム27Dは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面28Dおよび第1主面28Dと厚さ方向の反対側に位置する第2主面29Dを含む。第2偏光フィルム27Dは、第2主面24D上に配置される。具体的には、第2偏光フィルム27Dの第1主面28Dとベース部材21Dの第2主面24Dとが対向するように配置される。第2偏光フィルム27Dの第2主面29Dは、表示装置11Dによって表示される画像を視認する観測者15A側において、露出している。
光源装置12Aは、ベース部材21Dにおいて結像するようレーザ光を出射する。具体的には、例えば、光源装置12Aは、ベース部材21Dの第1主面23Dにおいて、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射されたレーザ光で画像を形成する。
このような表示装置11Dによると、第1主面23D側に光源装置12Aを配置してベース部材21Dにレーザ光を照射した際に、透過した画像を第2主面24D側において視認することができる。すなわち、ベース部材21Dは、透明であるため、光路Lに沿って進行し、ベース部材21Dの第1主面23Dに到達した光は、光路Lに沿って透過する。よって、観測者15Aは、光路Lに沿って透過した光を視認することができる。この場合、外光16Aについては、偏光方向がランダムであるため、一部の外光16Bのみが第2偏光フィルム27Dを透過するのみで、ほとんどの外光16Aが第2偏光フィルム27Dを透過しない。すなわち、外光16Aのほとんどは、第2偏光フィルム27Dの第2主面29Dによって反射または吸収される。したがって、スクリーン13D、具体的には、第1主面23Dに投影される画像に対して、外光16Aの影響を低減することができる。その結果、レーザ光が照射された部分と照射されていない部分との明暗の差を明確にすることができ、高いコントラストの画像を表示することができる。
また、第1主面23D側においても、第1偏光フィルム22Dを透過して画像を視認することができる。すなわち、観測者15Bは、光路Lに沿って透過した光を視認することができる。この場合、外光16Dについては、偏光方向がランダムであるため、一部の外光16Eのみが第1偏光フィルム22Dを透過するのみで、ほとんどの外光16Dが第1偏光フィルム22Dを透過しない。すなわち、外光16Dのほとんどは、第1偏光フィルム22Dの第1主面25Dによって反射または吸収される。したがって、スクリーン13D、具体的には、第1主面23Dに投影される画像に対して、外光16Dの影響を低減することができる。その結果、レーザ光が照射された部分と照射されていない部分との明暗の差を明確にすることができ、高いコントラストの画像を表示することができる。
よって、実施の形態4における表示装置11Dは、スクリーン13Dの厚さ方向の両側において、画像を視認することができる。このような表示装置11Dは、利便性を高くすることができる。
(実施の形態5)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態5について説明する。図12は、実施の形態5における表示装置の一部を示す概略断面図である。実施の形態5の表示装置は、スクリーンが、偏光方向が可変である偏光方向可変部を含む点において実施の形態4の場合と異なっている。
図12を参照して、実施の形態5における表示装置11Eは、スクリーン13Eを含む。スクリーン13Eは、ベース部材21Eと、第1偏光フィルム22Eと、偏光方向可変部27Eと、を含む。ベース部材21Eは、板状である。ベース部材21Eは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面23Eおよび第1主面23Eと厚さ方向の反対側に位置する第2主面24Eを含む。ベース部材21Eは、透明である。
第1偏光フィルム22Eは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面25Eおよび第1主面25Eと厚さ方向の反対側に位置する第2主面26Eを含む。第1偏光フィルム22Eは、第1主面23E上に配置される。具体的には、第1偏光フィルム22Eの第2主面26Eとベース部材21Eの第1主面23Eとが対向するように配置される。第1偏光フィルム22Eの第1主面25Eは、表示装置11Eに含まれる光源装置12Aおよび観測者15B側において、露出している。
偏光方向可変部27Eは、フィルム状であって、厚さ方向の一方側に位置する第1主面28Eおよび第1主面28Eと厚さ方向の反対側に位置する第2主面29Eを含む。偏光方向可変部27Eは、第2主面24E上に配置される。具体的には、偏光方向可変部27Eの第1主面28Eとベース部材21Eの第2主面24Eとが対向するように配置される。偏光方向可変部27Eの第2主面29Eは、表示装置11Eによって表示される画像を視認する観測者15A側において、露出している。
偏光方向可変部27Eは、偏光方向を可変とすることができる。偏光方向の変更は、液晶や電圧の制御を利用する。
光源装置12Aは、ベース部材21Eにおいて結像するよう第1の波長のレーザ光を出射する。具体的には、例えば、光源装置12Aは、ベース部材21Eの第1主面23Eにおいて、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射されたレーザ光で画像を形成する。
上記表示装置11Eによれば、ベース部材21Eの第1主面23E側において高コントラストの画像の表示を維持しながら、ベース部材21Eの第2主面24E側において偏光方向を制御して画像を表示するか非表示とするかを選択することができる。よって、観測者15A側において、偏光方向を変更して画像を表示したり、非表示としたりすることができる。具体的には、偏光方向可変部27Eにより偏光方向を変更して、第1の偏光の偏光方向と、偏光方向可変部27Eにおける偏光方向とを一致するようにする。このようにすることにより、実施の形態4の場合と同様に、観測者15A側で画像を視認することができる。また、偏光方向可変部27Eにより偏光方向を変更して、第1の偏光の偏光方向と、偏光方向可変部27Eにおける偏光方向とを直交するようにする。このようにすることにより、観測者15A側において、画像を非表示とすることができる。このような表示装置11Eは、よりユーザーのニーズに応じた表示態様を選択することができる。
なお、実施の形態5において、偏光方向可変部27Eを設けず、ベース部材21Eとして、透過度を変更可能な調光スクリーンを用いることにより、高コントラストの画像の表示を維持しながら画像の表示と非表示とを選択することができる。すなわち、調光スクリーンから構成されるベース部材21Eの透過度を変更して、観測者15A側において、画像を表示したり、非表示としたりすることができる。
(実施の形態6)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態6について説明する。図13は、実施の形態6における表示装置に含まれるスクリーンの一部を示す概略断面図である。実施の形態6の表示装置は、第3偏光フィルムを含み、第1の偏光の偏光方向と、第3偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とが直交する点において実施の形態1の場合と異なっている。
図13を参照して、実施の形態6における表示装置11Fは、上記構成の光源装置と、第1の発光部から出射されるレーザ光を投影するスクリーン13Fと、を備える。スクリーン13Fは、ベース部材21Fと、第3偏光フィルム22Fと、を含む。ベース部材21Fは、板状である。ベース部材21Fは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面23Fおよび第1主面23Fと厚さ方向の反対側に位置する第2主面24Fを含む。本実施形態において、ベース部材21Fは、表示装置11Fによって表示される画像を視認する観測者15A側に第1主面23Fが向くように配置される。第1主面23Fおよび第2主面24Fは、平面である。第1主面23Fの色は、黒である。具体的には、例えば、ベース部材21Fは、全体が黒色の板状部材から構成されている。
第3偏光フィルム22Fは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面25Fおよび第1主面25Fと厚さ方向の反対側に位置する第2主面26Fを含む。第3偏光フィルム22Fは、第1主面23F上に配置される。具体的には、第3偏光フィルム22Fの第2主面26Fとベース部材21Fの第1主面23Fとが対向するように配置される。第3偏光フィルム22Fの第1主面25Fは、表示装置11Fによって表示される画像を視認する観測者15A側において、露出している。
光源装置は、スクリーン13Fの厚さ方向において、観測者15A側に配置される。ここで、スクリーン13Fに対する光源装置12Aの配置に際し、光源装置に含まれる第1の発光部である赤色レーザダイオード81の有する第1の偏光の偏光方向と、第3偏光フィルム22Fを透過する偏光の偏光方向とが、直交するように配置される。
このような表示装置11Fによると、光源装置から光路Lに沿って出射され、第3偏光フィルム22Fの第1主面25Fに到達した光のほとんどは、第3偏光フィルム22F、具体的には第3偏光フィルム22Fの第1主面25Fによって反射される。第3偏光フィルム22Fによって反射された光は、光路Lに沿って観測者15A側に進行する。このようにして、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された合波光をスクリーン13F、本実施形態においては、第3偏光フィルム22Fの第1主面25Fに投影し、文字や図形等の画像を表示する。
ここで、太陽光や照明光のような外光16Fについては、偏光方向がランダムであるため、一部の光が第3偏光フィルム22Fによって反射されず、第3偏光フィルム22Fを透過する。すなわち、外光16Fは、第3偏光フィルム22Fを透過し、ベース部材21Fの第1主面23Fに到達する。ここで、ベース部材21Fの第1主面23Fの色は、黒であるため、ベース部材21Fの第1主面23Fに到達した光のほとんどは、反射されない。したがって、スクリーン13Fに投影される画像に対して、外光16Fの影響を低減することができる。その結果、レーザ光が照射された部分と照射されていない部分との明暗の差を明確にすることができ、高いコントラストの画像を表示することができる。
本実施形態においては、第1主面の色は、黒である。したがって、第3偏光フィルムを透過した外光は、ベース部材21Fの第1主面23Fに到達した後、第1主面23Fによって反射されない。よって、このような表示装置11Fは、外光の反射光の影響をさらに低減することができ、より高いコントラストの画像を表示することができる表示装置となっている。
(実施の形態7)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態7について説明する。図14は、実施の形態7における表示装置に含まれるスクリーンの一部を示す概略断面図である。実施の形態7の表示装置は、スクリーンが反射防止膜を含む点において実施の形態6の場合と異なっている。
図14を参照して、実施の形態7における表示装置11Gは、スクリーン13Gを含む。スクリーン13Gは、ベース部材21Gと、第3偏光フィルム22Gと、を含む。ベース部材21Gは、板状である。ベース部材21Gは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面23Gおよび第1主面23Gと厚さ方向の反対側に位置する第2主面24Gとを含む。ベース部材21Gは、黒色の板状部材から構成されている。
第3偏光フィルム22Gは、厚さ方向の一方側に位置する第1主面25Gおよび第1主面25Gと厚さ方向の反対側に位置する第2主面26Gを含む。第3偏光フィルム22Gは、第1主面23G上に配置される。具体的には、第3偏光フィルム22Gの第2主面26Gとベース部材21Gの第1主面23Gとが対向するように配置される。第3偏光フィルム22Gの第1主面25Gは、表示装置11Gによって表示される画像を視認する観測者15A側に向いている。
スクリーン13Gは、反射防止膜(AR(Anti Reflection Coating))31Gを含む。反射防止膜31Gは、第3偏光フィルム22Gの第1主面25Gと接触して、第1主面25Gを覆うように配置される。具体的には、反射防止膜31Gの厚さ方向の一方側の面32Gが第3偏光フィルム22Gの第1主面25Gと対向するように配置される。反射防止膜31Gの厚さ方向の他方側の面33Gは、観測者15A側において露出している。
このような表示装置11Gによると、光源装置から光路Lに沿って出射され、第3偏光フィルム22Gの第1主面25Gに到達した光のほとんどは、第3偏光フィルム22G、具体的には第3偏光フィルム22Gの第1主面25Gによって反射される。第3偏光フィルム22Gによって反射された光は、光路Lに沿って観測者15A側に進行する。このようにして、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された合波光をスクリーン13G、本実施形態においては、第3偏光フィルム22Gの第1主面25Fに投影し、文字や図形等の画像を表示する。
ここで、太陽光や照明光のような外光16Fについては、偏光方向がランダムであるため、一部の光が第3偏光フィルム22Gによって反射されず、第3偏光フィルム22Fを透過する。ベース部材21Gの第1主面23Gの色は、黒であるため、ベース部材21Gの第1主面23Gに到達した光のほとんどは、反射されない。したがって、スクリーン13Gに投影される画像に対して、外光16Fの影響を低減することができる。その結果、レーザ光が照射された部分と照射されていない部分との明暗の差を明確にすることができ、高いコントラストの画像を表示することができる。
本実施形態においては、第3偏光フィルム22Gの第1主面25Gを覆うように反射防止膜が配置されている。よって、第3偏光フィルム22Gの第1主面25Gから反射する映り込みを低減することができる。よって、このような表示装置11Gは、より画像の視認性を向上させることができる表示装置となっている。
(他の実施の形態)
なお、上記の実施の形態においては、光源装置は、第1の発光部、第2の発光部および第3の発光部を含み、合波光を出射することとしたが、これに限らず、光源装置は、第1の発光部のみを含み、第1の発光部から出射されるレーザ光により画像を表示するものであってもよい。この場合、例えば、CANタイプの光モジュールが採用される。第1の発光部は、上記においては赤色レーザダイオードであったが、これに限らず、第1の発光部として、緑色レーザダイオードを用いてもよいし、青色レーザダイオードを用いてもよい。さらに、赤外光を出射するレーザダイオードであってもよい。また、光モジュールは、4色以上、例えば波長のそれぞれ異なる5つのレーザダイオードを含み、これらの合波光を出射することにしてもよい。また、第1の偏光はS偏光ではなく、例えばスクリーン13Aに対してP偏光であってもよい。
また、上記の実施の形態においては、光モジュール内にMEMSを配置する構成としたが、これに限らず、光源装置は、光モジュールの外部にMEMSを配置して、レーザ光を走査するよう構成してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の表示装置は、高いコントラストの画像の表示が求められる場合に特に有利に適用され得る。
11A,11B,11C,11D,11E,11F,11G 表示装置
12A 光源装置
13A,13B,13C,13D,13E,13F,13G スクリーン
14 筐体
15A,15B 観測者
16A,16B,16C,16D,16E,16F 外光
21A,21B,21C,21D,21E,21F,21G ベース部材
22A,22B,22C,22D,22E 第1偏光フィルム
22F,22G 第3偏光フィルム
23A,23B,23C,23D,23E,23F,23G,25A,25B,25C,25D,25E,25F,25G,28D,28E 第1主面
24A,24B,24C,24D,24E,24F,24G,26A,26B,26C,26D,26E,26F,26G,29D,29E 第2主面
27D 第2偏光フィルム
27E 偏光方向可変部
31G 反射防止膜
32G,33G 面
51 光モジュール
52 保護部材
53 基部
53A,53B,60A 主面
55 光形成部
56 電子温度調整モジュール
57 吸熱板
58 放熱板
59 半導体柱
60 支持板
61 レンズ搭載領域
62 チップ搭載領域
63 フィルタ搭載領域
65 MEMSベース
66 キャップ
66A 第1空間
67 窓
68 リードピン
69 アパーチャ部材
69A 貫通孔
71 第1サブマウント
72 第2サブマウント
73 第3サブマウント
76 MEMS
77 ミラー
81 赤色レーザダイオード
82 緑色レーザダイオード
83 青色レーザダイオード
91 第1レンズ
91A,92A,93A レンズ部
92 第2レンズ
93 第3レンズ
97 第1フィルタ
98 第2フィルタ
99 第3フィルタ
,L,L,L,L,L,L,L,L 光路
T 矢印

Claims (10)

  1. 第1の偏光を有する第1の波長のレーザ光を出射する第1の発光部を含む光源装置と、
    前記第1の発光部から出射される前記レーザ光を投影するスクリーンと、を備え、
    前記スクリーンは、
    厚さ方向の一方側に位置する第1主面および前記第1主面と厚さ方向の反対側に位置する第2主面を含むベース部材と、
    前記第1主面上に配置される第1偏光フィルムと、を含み、
    前記第1の偏光の偏光方向と、前記第1偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とは、一致する、表示装置。
  2. 前記第1主面の色は、白である、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記ベース部材は、指向性をもち前記光源装置の実像が投影されるフィルムである、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記スクリーンは、前記第2主面上に配置される第2偏光フィルムをさらに含み、
    前記ベース部材は、透明であり、
    前記光源装置は、前記ベース部材において結像するよう前記第1の波長のレーザ光を出射し、
    前記第1の偏光の偏光方向と、前記第2偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とは、一致する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記スクリーンは、前記第2主面上に配置され、偏光方向が可変である偏光方向可変部をさらに含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 第1の偏光を有する第1の波長のレーザ光を出射する第1の発光部を含む光源装置と、
    前記第1の発光部から出射される前記レーザ光を投影するスクリーンと、を備え、
    前記スクリーンは、
    厚さ方向の一方側に位置する第1主面および前記第1主面と厚さ方向の反対側に位置する第2主面を含むベース部材と、
    前記第1主面上に配置される第3偏光フィルムと、を含み、
    前記第1の偏光の偏光方向と、前記第3偏光フィルムを透過する偏光の偏光方向とは、直交する、表示装置。
  7. 前記第1主面の色は、黒である、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記光源装置は、
    前記第1の偏光を有し、前記第1の波長と異なる第2の波長のレーザ光を出射する第2の発光部と、
    前記第1の発光部および前記第2の発光部を搭載する支持板と、をさらに含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記第1の発光部は、赤色のレーザ光を出射し、
    前記第2の発光部は、緑色のレーザ光を出射し、
    前記光源装置は、前記第1の偏光を有し、青色のレーザ光を出射する第3の発光部をさらに含み、
    前記支持板は、前記第3の発光部を搭載する、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記第1の発光部は、半導体レーザである、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の表示装置。
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