JP2021173534A - 計測方法、計測装置、および計測プログラム - Google Patents

計測方法、計測装置、および計測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 計測精度を向上させることができる計測方法、計測装置、および計測プログラムを提供する。【解決手段】 計測方法は、信号送信部が発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記計測部が前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで測距対象までの距離を計測する計測方法であって、前記信号送信部が出力する第2信号を、外部の計測装置に前記発光部の発光を通知するための同期信号を送るためのトランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成し、前記計測部が前記トランシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から、前記トランシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記信号送信部が前記トランシーバに前記同期信号を送るタイミングに反映させる。【選択図】 図8

Description

本件は、計測方法、計測装置、および計測プログラムに関する。
複数の装置を同期させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−279838号公報
ところで、光の発光および受光によって距離計測を行なう計測装置が開発されている。複数の計測装置を同期させて順に計測を行なうことで、高精度な3Dセンシングなどの計測が可能となっている。このような計測装置では、同期の精度が不十分であると、複数の計測装置間で光の干渉が生じ、計測精度が低下するおそれがある。
1つの側面では、本件は、計測精度を向上させることができる計測方法、計測装置、および計測プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、計測方法は、信号送信部が発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記計測部が前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで測距対象までの距離を計測する計測方法であって、前記信号送信部が出力する第2信号を、外部の計測装置に前記発光部の発光を通知するための同期信号を送るためのトランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成し、前記計測部が前記トランシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から、前記トランシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記信号送信部が前記トランシーバに前記同期信号を送るタイミングに反映させる。
他の態様では、計測方法は、信号送信部が外部の装置からレシーバ経由で受け取った同期信号に応じたタイミングで、発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記計測部が前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで測距対象までの距離を計測する計測方法であって、前記信号送信部が出力する第2信号を、前記レシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成し、前記計測部が前記レシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から前記レシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記信号送信部が前記第1信号を前記発光部に送るタイミングに反映させる。
計測精度を向上させることができる。
実施例1に係る計測システムの全体構成を例示するブロック図である。 (a)および(b)はトランシーバレシーバの構成を例示する図である。 第1計測装置の受光期間および第2計測装置の受光期間を例示する図である。 同期の遅れを例示する図である。 (a)および(b)は非計測モード時の配線経路を例示する図である。 同期の補正を例示する図である。 第1計測装置の動作の一例を表すフローチャートである。 (a)および(b)は第1計測装置の動作を例示する図である。 信号送信部および計測部のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 計測装置が3以上の場合を例示する図である。 体操の競技会場を表す図である。 計測装置の配置を例示する図である。
IoT化が進み、複数の計測装置が連携し、多様なデータを取得する計測システムが年々増加している。このような計測システムに用いる計測装置として、例えば、レーザ測距装置(Lidar:Laser Imaging Detection and ranging)が開発されている。
複数の計測装置間での高精度なリアルタイム制御のため、GPSを用いる技術、TIMEサーバを使用して時刻同期を行なう技術、などが進んでいる。しかしながら、これらの同期は、速くてもマイクロオーダー(10−6秒オーダー)での同期である。そのため、ピコ時間オーダー(10−12オーダー)での光測距装置などにおいては、同期のために使用するデバイスや配線での遅延時間すら無視できなくなっている。同期の遅延精度が不十分であると、複数の計測装置間で、互いの光送出タイミングをコントロールできず、光の干渉が生じるおそれがある。
以下の実施例では、同期精度を向上させることができる計測方法、計測装置、および計測プログラムについて説明する。
図1は、実施例1に係る計測システム100の全体構成を例示するブロック図である。図1で例示するように、計測システム100は、第1計測装置10および第2計測装置20を備えている。
第1計測装置10は、信号送信部11、発光部12、受光部13、計測部14、トランシーバレシーバ15、環境センサ16などを備える。第2計測装置20は、信号送信部21、発光部22、受光部23、計測部24、トランシーバレシーバ25、環境センサ26などを備える。
図2(a)は、トランシーバレシーバ15の構成を例示する図である。図2(a)で例示するように、トランシーバレシーバ15は、トランシーバ151、スイッチ152、スイッチ153、レシーバ154、およびスイッチ155を備えている。図2(b)は、トランシーバレシーバ25の構成を例示する図である。図2(b)で例示するように、トランシーバレシーバ25は、トランシーバ251、スイッチ252、スイッチ253、レシーバ254、およびスイッチ255を備えている。
スイッチ152は、信号送信部11の指示に従って、トランシーバ151と第2計測装置20との間の配線経路と、トランシーバ151とスイッチ153との配線経路とを切り替えるスイッチである。スイッチ153は、信号送信部11の指示に従って、レシーバ154と第2計測装置20との間の配線経路と、レシーバ154とスイッチ152との間の配線経路とを切り替えるスイッチである。スイッチ155は、信号送信部11の指示に従って、レシーバ154と信号送信部11との間の配線経路と、レシーバ154と計測部14との間の配線経路とを切り替えるスイッチである。
スイッチ252は、信号送信部21の指示に従って、トランシーバ251と第1計測装置10との間の配線経路と、トランシーバ251とスイッチ253との配線経路とを切り替えるスイッチである。スイッチ253は、信号送信部21の指示に従って、レシーバ254と第1計測装置10との間の配線経路と、レシーバ254とスイッチ252との間の配線経路とを切り替えるスイッチである。スイッチ255は、信号送信部21の指示に従って、レシーバ254と信号送信部21との間の配線経路と、レシーバ254と計測部24との間の配線経路とを切り替えるスイッチである。
第1計測装置10および第2計測装置20には、距離計測を行なう計測モードと、距離計測を行なわない非計測モードとが設定されている。計測モードにおいては、計測システム100は、距離計測を行う。非計測モードにおいては、計測システム100は、距離計測を行なわない。計測モードの切替は、ユーザが手動で行なってもよく、起動時などの予め設定された期間に行なってもよく、環境センサ16,26の検出結果に応じて行なってもよい。本実施例においては、環境センサ16,26の検出結果に応じて計測モードの切替を行なう。環境センサ16,26は、計測システム100の環境情報を取得するセンサであり、温度センサ、湿度センサなどである。詳細は後述する。
第1計測装置10および第2計測装置20の計測モードでは、スイッチ152およびスイッチ253は、第1計測装置10のトランシーバ151と第2計測装置20のレシーバ254との間の配線経路を実現する。また、第1計測装置10および第2計測装置20の計測モードでは、スイッチ153およびスイッチ252は、第2計測装置20のトランシーバ251と第1計測装置10のレシーバ154との間の配線経路を実現する。
計測モードにおいて、第1計測装置10および第2計測装置20は、予め定められた受光期間(受光部13,23の最大検出期間)に、測距対象への発光と、当該測距対象からの戻り光の受光とを行なう。測距対象とは、移動体および静止体のいずれでもよく、物体および生物(人物など)であってもよい。第1計測装置10の受光期間および第2計測装置20の受光期間は、交互にかつ重ならないように設定されている。受光期間は、被写体(撮影範囲)の距離となる。遠くまで測定する際に干渉を防ぐためには、第1計測装置10および第2計測装置20の発光間隔を長く、受光期間を長く設定すれば良いが、一定時間内にたくさんの距離を測定しようとすると発光間隔を短くすることが望まれる。第1計測装置10と第2計測装置20との間で同期が正確に制御されていれば、第1計測装置10の受光期間に第2計測装置20の戻り光が戻って来ず、第2計測装置20の受光期間に第1計測装置10の戻り光が戻って来ない。したがって、誤検出が抑制される。
計測モードにおいて第1計測装置10がマスタ装置として機能する際には、信号送信部11は、受光期間の開始時に、発光信号STARTを発光部12および計測部14に送り、同期信号SYNCHROをトランシーバ151に送る。それにより、発光部12は測距対象に向かってパルス光を発光し、計測部14は時間の計測を開始し、トランシーバ151は第2計測装置20のレシーバ254に同期信号SYNCHROを送る。受光部13は、測距対象からの戻り光を受光すると、停止信号STOPを計測部14に送る。それにより、計測部14は、時間の計測を停止し、発光信号STARTを受け取った時刻から停止信号STOPを受け取った時刻までの時間を算出する。この算出された時間は、発光部12がレーザパルスを出射して戻り光が受光部13で受光されるまでの往復時間(TOF:Time of Flight)に相当する。計測部14は、算出された時間に光速を乗算することによって、発光部12から測距対象までの距離を算出する。
第2計測装置20のレシーバ254は、第1計測装置10から同期信号SYNCHROを受け取ると、信号送信部21に送る。信号送信部21が同期信号SYNCHROを受け取ってから、第1計測装置10の受光期間に相当する期間が経過した後に、信号送信部21は、受光期間の開始時に、発光信号STARTを、発光部22および計測部24に送り、同期信号SYNCHROをトランシーバ251に送る。それにより、発光部22は測距対象に向かってパルス光を発光し、計測部24は時間の計測を開始し、トランシーバ251は第1計測装置10のレシーバ154に同期信号SYNCHROを送る。受光部23は、測距対象からの戻り光を受光すると、停止信号STOPを計測部24に送る。それにより、計測部24は、時間の計測を停止し、発光信号STARTを受け取った時刻から停止信号STOPを受け取った時刻までの時間を算出する。計測部24は、算出された時間に光速を乗算することによって、発光部22から測距対象までの距離を算出する。
その後、第1計測装置10のレシーバ154が同期信号SYNCHROを受け取ると、第2計測装置20の受光期間に相当する期間が経過した後に、信号送信部11は、受光期間の開始時に、発光信号STARTを発光部12および計測部14に送り、同期信号SYNCHROをトランシーバ151に送る。以上の動作の繰り返しによって、第1計測装置10および第2計測装置20が交互に距離計測を行なう。
図3は、第1計測装置10の受光期間および第2計測装置20の受光期間を例示する図である。例えば、第1計測装置10の受光期間および第2計測装置20の受光期間は、それぞれ160nsである。第1計測装置10および第2計測装置20の発光周期は、受光期間の2倍の320nsである。
このように、第1計測装置10の受光期間には第2計測装置20は発光および受光を行なわず、第2計測装置20の受光期間には第1計測装置10が発光および受光を行なわない。それにより、第1計測装置10と第2計測装置20との間で、光の干渉を抑制することができる。その結果、計測システム100の計測精度が向上する。
しかしながら、第1計測装置10の発光タイミングを正確に第2計測装置20に通知することができないと、装置間の距離および被写体の距離によって、第2計測装置20の発光パルスが第1計測装置10の受光期間内において受光部13で受光されてしまう。例えば、同期のために使用する各デバイス等での遅延に起因して、第1計測装置10の発光タイミングと第2計測装置20の発光タイミングとの同期に遅れが生じることがある。
図4は、同期の遅れを例示する図である。第1計測装置10の受光期間は、第1計測装置10の発光部12の発光周期の半周期である。図4の上段の破線で示すように、発光周期の半周期以内に第1計測装置10の受光部13が受光すれば、光の干渉は生じない。しかしながら、同期が遅れて第2計測装置20の発光部22が発光するタイミング(図4の下段の実線)が太線のように遅れる場合がある。この場合、同期に遅れが生じなければ破線で示すタイミングで戻り光が戻ってくるはずなのに、一点鎖線で示すタイミングで戻り光が返ってくることになる。一点鎖線で示すタイミングは、第1計測装置10の受光期間であるため、第1計測装置10が誤検出してしまうことになる。
そこで、図5(a)で例示するように、非計測モードにおいては、スイッチ152は、トランシーバ151とスイッチ153との配線経路を構成する。また、スイッチ153は、スイッチ152とレシーバ154との配線経路を構成する。スイッチ155は、レシーバ154と計測部14との配線経路を構成する。また、図5(b)で例示するように、非計測モードにおいては、スイッチ252は、トランシーバ251とスイッチ253との配線経路を構成する。また、スイッチ253は、スイッチ252とレシーバ254との配線経路を構成する。スイッチ255は、レシーバ254と計測部24との配線経路を構成する。
非計測モードにおいて、信号送信部11は、発光信号STARTを計測部14およびトランシーバ151に送る。計測部14は、発光信号STARTを受け取ると、時間の計測を開始する。トランシーバ151は、受け取った発光信号STARTをスイッチ152に送る。スイッチ152は、受け取った発光信号STARTを、スイッチ152とスイッチ153との間の分岐配線を用いて計測部14に送るとともに、スイッチ153に送る。スイッチ153は、受け取った発光信号STARTをレシーバ154に送る。レシーバ154は、受け取った発光信号STARTをスイッチ155に送る。スイッチ155は、受け取った発光信号STARTを計測部14に送る。
計測部14が信号送信部11から発光信号STARTを受け取った時刻を時刻START1とする。計測部14がスイッチ152からスイッチ153を経由せずに発光信号STARTを受け取った時刻を時刻STOP1_1とする。計測部14がスイッチ155から発光信号STARTを受け取った時刻を時刻STOP1_2とする。
計測部14は、時刻START1から時刻STOP1_1までの時間ΔT1を計算する。また、計測部14は、時刻STOP1_1から時刻STOP1_2までの時間ΔR1を計算する。時間ΔT1は、トランシーバ151の動作遅延に相当する。時間ΔR1は、レシーバ154の動作遅延に相当する。信号送信部11は、時間ΔT1を受け取ることでトランシーバ151の遅延時間を取得し、時間ΔR1を受け取ることでレシーバ154の遅延時間を取得する。
また、非計測モードにおいて、信号送信部21は、発光信号STARTを計測部24およびトランシーバ251に送る。計測部24は、発光信号STARTを受け取ると、時間の計測を開始する。トランシーバ251は、受け取った発光信号STARTをスイッチ252に送る。スイッチ252は、受け取った発光信号STARTを、スイッチ252とスイッチ253との間の分岐配線を用いて計測部24に送るとともに、スイッチ253に送る。スイッチ253は、受け取った発光信号STARTをレシーバ254に送る。レシーバ254は、受け取った発光信号STARTをスイッチ255に送る。スイッチ255は、受け取った発光信号STARTを計測部24に送る。
計測部24が信号送信部21から発光信号STARTを受け取った時刻を時刻START2とする。計測部24がスイッチ252からスイッチ253を経由せずに発光信号STARTを受け取った時刻を時刻STOP2_1とする。計測部24がスイッチ255から発光信号STARTを受け取った時刻を時刻STOP2_2とする。
計測部24は、時刻START2から時刻STOP2_1までの時間ΔT2を計算する。また、計測部24は、時刻STOP2_1から時刻STOP2_2までの時間ΔR2を計算する。時間ΔT2は、トランシーバ251の動作遅延に相当する。時間ΔR2は、レシーバ254の動作遅延に相当する。信号送信部21は、時間ΔT2を受け取ることでトランシーバ251の遅延時間を取得し、時間ΔR2を受け取ることでレシーバ254の遅延時間を取得する。
図6で例示するように、信号送信部11は、時間ΔT1および時間ΔR1を受け取った後、次回以降の計測モードでは、同期信号SYNCHROを出力するタイミングを、発光信号STARTを出力するタイミングよりも時間ΔT1の分だけ早める。信号送信部21は、時間ΔT2および時間ΔR2を受け取った後、次回以降の計測モードでは、第1計測装置10からの同期信号を受け取ってから(受光期間−ΔR2)が過ぎた後に受光期間を開始する。それにより、トランシーバ151の動作遅延およびレシーバ254の動作遅延を相殺することができ、同期精度が向上する。
同様に、信号送信部21は、時間ΔT2および時間ΔR2を受け取った後、次回以降の計測モードでは、同期信号SYNCHROを出力するタイミングを、発光信号STARTを出力するタイミングよりも時間ΔT2の分だけ早める。信号送信部11は、時間ΔT1および時間ΔR1を受け取った後、次回以降の計測モードでは、第2計測装置20からの同期信号を受け取ってから(受光期間−ΔR1)が過ぎた後に受光期間を開始する。それにより、トランシーバ251の動作遅延およびレシーバ154の動作遅延を相殺することができ、同期精度が向上する。
図7は、第1計測装置10の動作の一例を表すフローチャートである。図7で例示するように、信号送信部11は、計測モードに設定されているか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1で「Yes」と判定された場合、信号送信部11は、第1計測装置10の受光期間の開始時に、発光信号STARTを発光部12および計測部14に送る(ステップS2)。なお、信号送信部11は、ステップS2の実行時に、発光信号STARTを出力するタイミングよりも時間ΔT1の分だけ早く、同期信号SYNCHROを出力する。
次に、受光部13は、測距対象からの戻り光を受光したか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3で「No」と判定された場合、ステップS3が再度実行される。ステップS3で「Yes」と判定された場合、受光部13が停止信号STOPを計測部14に送ることで、計測部14は、発光部12から測距対象までの距離を算出する(ステップS4)。その後、ステップS1から再度実行される。
ステップS1で「No」と判定された場合、信号送信部11は、環境センサ16が検出する第1計測装置10の環境が、所定時間前から閾値以上変動したか否かを判定する(ステップS5)。例えば、5分前の温度から5℃以上変動したか否かを判定することにしてもよい。ステップS5で「No」と判定されれば、ステップS1から再度実行される。
ステップS5で「Yes」と判定された場合、信号送信部11は、スイッチ152,153,155を非測定モードの配線経路に切り替える(ステップS6)。次に、信号送信部11は、発光信号STARTを計測部14およびトランシーバ151に送る(ステップS7)。次に、計測部14は、時間ΔT1を受け取ることでトランシーバ151の遅延時間を取得し、時間ΔR1を受け取ることでレシーバ154の遅延時間を取得する(ステップS8)。次に、信号送信部11は、スイッチ152,153,155を測定モードの配線経路に切り替える(ステップS9)。その後、ステップS1から再度実行される。
第2計測装置20も、一例として、図7のフローチャートに従って動作する。具体的には、信号送信部21は、計測モードに設定されているか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1で「Yes」と判定された場合、信号送信部21は、第2計測装置20の受光期間の開始時に、発光信号STARTを発光部22および計測部24に送る(ステップS2)。なお、信号送信部21は、ステップS2の実行時に、発光信号STARTを出力するタイミングよりも時間ΔT1の分だけ早く、同期信号SYNCHROを出力する。
次に、受光部23は、測距対象からの戻り光を受光したか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3で「No」と判定された場合、ステップS3が再度実行される。ステップS3で「Yes」と判定された場合、受光部23が停止信号STOPを計測部24に送ることで、計測部24は、発光部22から測距対象までの距離を算出する(ステップS4)。その後、ステップS1から再度実行される。
ステップS1で「No」と判定された場合、信号送信部21は、環境センサ26が検出する第2計測装置20の環境が、所定時間前から閾値以上変動したか否かを判定する(ステップS5)。例えば、5分前の温度から5℃以上変動したか否かを判定することにしてもよい。ステップS5で「No」と判定されれば、ステップS1から再度実行される。
ステップS5で「Yes」と判定された場合、信号送信部21は、スイッチ252,253,255を非測定モードの配線経路に切り替える(ステップS6)。次に、信号送信部21は、発光信号STARTを計測部24およびトランシーバ251に送る(ステップS7)。次に、計測部24は、時間ΔT2を受け取ることでトランシーバ251の遅延時間を取得し、時間ΔR2を受け取ることで2シーバ154の遅延時間を取得する(ステップS8)。次に、信号送信部21は、スイッチ252,253,255を測定モードの配線経路に切り替える(ステップS9)。その後、ステップS1から再度実行される。
本実施例によれば、第1計測装置10では、図8(a)で例示するように、計測モード時に信号送信部11が発光部12および計測部14に発光信号STARTを送り、計測部14が、発光信号STARTの受信時刻から、発光部12が発光信号STARTの受信によって測距対象に向かって発光して戻ってきた光を受光部13が受光することで受光部13が出力する停止信号STOPを受信するまでの時刻に応じて、測距対象までの距離を計測する。非計測モード時には、図8(b)で例示するように、信号送信部11が出力する発光信号STARTを、外部の計測装置に同期信号SYNCHROを送るためのトランシーバレシーバ15内のトランシーバ151を経由させて計測部14に戻す経路を構成し、次回以降の計測モード時に、計測部14がトランシーバ151を経由せずに発光信号STARTを受け取る時刻から、トランシーバ151を経由した発光信号STARTを受け取る時刻までの時間差を、信号送信部11がトランシーバ151に同期信号を送るタイミングに反映させる。この構成により、同期精度を向上させることができるため、計測精度が向上する。例えば、ps(ピコ秒)オーダーの同期精度を実現することができる。また、配線経路を変更するだけで同期精度向上のための情報を得ることができるため、第1計測装置10が備えている構成を有効活用することができる。第2計測装置でも同様である。
また、非計測モード時に、信号送信部11が出力する発光信号STARTを、トランシーバレシーバのレシーバ154を経由させて計測部14に戻す経路を構成し、次回以降の計測モード時に、計測部14がレシーバ154を経由せずに発光信号STARTを受け取る時刻からレシーバ154を経由した発光信号STARTを受け取る時刻までの時間差を、信号送信部が発光信号STARTを発光部12に送るタイミングに反映させる。この構成により、同期精度を向上させることができるため、計測精度が向上する。例えば、ps(ピコ秒)オーダーの同期精度を実現することができる。また、配線経路を変更するだけで同期精度向上のための情報を得ることができるため、第1計測装置10が備えている構成を有効活用することができる。第2計測装置でも同様である。
なお、第1計測装置10と第2計測装置20との間の配線における遅延は、事前に測定しておくことができる。例えば、第1計測装置10と第2計測装置20との間で信号を折り返すことで、第1計測装置10と第2計測装置20との間の配線における遅延を計測しておき、第1計測装置10と第2計測装置20との同期に反映させてもよい。
図9は、信号送信部11および計測部14のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。信号送信部21および計測部24も図9と同様の構成を有している。図9で例示するように、信号送信部11および計測部14は、CPU101、RAM102、記憶装置103、インタフェース104などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。CPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムを実行することによって、第1計測装置10に、信号送信部11、計測部14などが実現される。なお、信号送信部11、計測部14などは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
上記例において、発光信号STARTが第1信号および第2信号の一例である。信号送信部11,21が、発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記発光部の発光を通知するための同期信号を外部の計測装置に送るためのトランシーバに前記同期信号を送る信号送信部の一例である。計測部14,24が、前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで、測距対象までの距離を計測する計測部の一例である。スイッチ152,252が、前記信号送信部が出力する第2信号を、前記トランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成する経路構成部の一例である。
また、信号送信部11,21が、外部の装置からレシーバ経由で受け取った同期信号に応じたタイミングで、発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送る信号送信部の一例である。計測部14,24は、前記第1信号を受け取る時刻からの時間を計測することで、測距対象までの距離を計測する計測部の一例である。スイッチ152,153,155およびスイッチ252,253,255が、前記信号送信部が出力する第2信号を、前記レシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成する経路構成部の一例である。
(変形例)
実施例1では、第1計測装置10と第2計測装置20との間の同期について説明したが、同期させる装置数は、3以上であってもよい。例えば、図10で例示するように、第1計測装置の受光期間で計測を行ない、次に第2計測装置の受光期間で計測を行ない、次に第3計測装置の受光期間で計測を行ない、次に第1計測装置の受光期間で計測を行なうというように、装置数を3以上としてもよい。この場合、第1計測装置が出力する同期信号は第2計測装置に送り、第2計測装置が出力する同期信号は第3計測装置に送り、第3計測装置が出力する同期信号は第1計測装置に送ればよい。
図11は、体操の競技会場を表す図である。図11で例示するように、体操の競技会場では、ゆか、平行棒、鉄棒、跳馬、あん馬、吊り輪、平均台などが設置される。平均台は、あん馬および吊り輪と同じ競技場所で行われる。実施例1の第1計測装置10および第2計測装置のように測距が可能な装置が、各競技場所について、それぞれ複数設置されている。それにより、各競技について、様々な位置、角度などで測距を行なうことができる。これらの測距結果は、各競技の採点や採点補助に用いることができる。
例えば、図12で例示するように、平均台の周囲に、測距可能な複数の計測装置U0〜U5が配置され、各計測装置間が配線によって接続されている。計測装置U0から計測装置U5まで、順に距離計測を行なう。計測装置U0が距離計測を行なう場合には、計測装置U1〜U5は距離計測を行なわない。次に、計測装置U1が距離計測を行なう場合には、計測装置U0,U2〜U5は距離計測を行なわない。同様に、順に距離計測が行われる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 第1計測装置
11 信号送信部
12 発光部
13 受光部
14 計測部
15 トランシーバレシーバ
16 環境センサ
20 第2計測装置
21 信号送信部
22 発光部
23 受光部
24 計測部
25 トランシーバレシーバ
26 環境センサ
100 計測システム
151 トランシーバ
152 スイッチ
153 スイッチ
154 レシーバ
155 スイッチ
251 トランシーバ
252 スイッチ
253 スイッチ
254 レシーバ
255 スイッチ

Claims (15)

  1. 信号送信部が発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記計測部が前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで測距対象までの距離を計測する計測方法であって、
    前記信号送信部が出力する第2信号を、外部の計測装置に前記発光部の発光を通知するための同期信号を送るためのトランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成し、
    前記計測部が前記トランシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から、前記トランシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記信号送信部が前記トランシーバに前記同期信号を送るタイミングに反映させることを特徴とする計測方法。
  2. 前記第2信号は、前記第1信号であり、
    前記第1信号を、前記トランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成することを特徴とする請求項1に記載の計測方法。
  3. 前記信号送信部は、外部の装置からレシーバ経由で受け取った同期信号に応じたタイミングで、前記発光部および前記計測部に前記第1信号を送り、
    前記第2信号を、前記レシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成し、
    前記計測部が前記レシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から、前記レシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記信号送信部が前記第1信号を前記発光部に送るタイミングに反映させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計測方法。
  4. 信号送信部が外部の装置からレシーバ経由で受け取った同期信号に応じたタイミングで、発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記計測部が前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで測距対象までの距離を計測する計測方法であって、
    前記信号送信部が出力する第2信号を、前記レシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成し、
    前記計測部が前記レシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から前記レシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記信号送信部が前記第1信号を前記発光部に送るタイミングに反映させることを特徴とする計測方法。
  5. 前記信号送信部は、周囲の環境変化を検出する環境センサが検出する環境変化量が閾値以上となった場合に、前記第2信号を出力することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の計測方法。
  6. 発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記発光部の発光を通知するための同期信号を外部の計測装置に送るためのトランシーバに前記同期信号を送る信号送信部と、
    前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで、測距対象までの距離を計測する前記計測部と、
    前記信号送信部が出力する第2信号を、前記トランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成する経路構成部と、を備え、
    前記信号送信部は、前記計測部が前記トランシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から、前記トランシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記トランシーバに前記同期信号を送るタイミングに反映させることを特徴とする計測装置。
  7. 前記第2信号は、前記第1信号であり、
    前記経路構成部は、前記第1信号を、前記トランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成することを特徴とする請求項6に記載の計測装置。
  8. 前記信号送信部は、外部の装置からレシーバ経由で受け取った同期信号に応じたタイミングで、前記発光部および前記計測部に前記第1信号を送り、
    前記経路構成部は、前記第2信号の経路を、前記レシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成し、
    前記信号送信部は、前記計測部が前記レシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から、前記レシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記第1信号を前記発光部に送るタイミングに反映させることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の計測装置。
  9. 外部の装置からレシーバ経由で受け取った同期信号に応じたタイミングで、発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送る信号送信部と、
    前記第1信号を受け取る時刻からの時間を計測することで、測距対象までの距離を計測する前記計測部と、
    前記信号送信部が出力する第2信号を、前記レシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成する経路構成部と、を備え、
    前記信号送信部は、前記計測部が前記レシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から前記レシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記第1信号を前記発光部に送るタイミングに反映させることを特徴とする計測装置。
  10. 周囲の環境変化を検出する環境センサを備え、
    前記信号送信部は、前記環境センサが検出する環境変化量が閾値以上となった場合に、前記第2信号を出力することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の計測装置。
  11. 信号送信部が発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記計測部が前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで測距対象までの距離を計測する計測プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記信号送信部が出力する第2信号を、外部の計測装置に前記発光部の発光を通知するための同期信号を送るためのトランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成する処理と、
    前記計測部が前記トランシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から、前記トランシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記信号送信部が前記トランシーバに前記同期信号を送るタイミングに反映させる処理と、を実行させることを特徴とする計測プログラム。
  12. 前記第2信号は、前記第1信号であり、
    前記コンピュータに、
    前記第1信号を、前記トランシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成する処理を実行させることを特徴とする請求項11に記載の計測プログラム。
  13. 前記信号送信部は、外部の装置からレシーバ経由で受け取った同期信号に応じたタイミングで、前記発光部および前記計測部に前記第1信号を送り、
    前記コンピュータに、
    前記第2信号を、前記レシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成する処理と、
    前記計測部が前記レシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から、前記レシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記第1信号を前記発光部に送るタイミングに反映させる処理と、を実行させることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の計測プログラム。
  14. 信号送信部が外部の装置からレシーバ経由で受け取った同期信号に応じたタイミングで、発光部および計測部に前記発光部の発光を指示する第1信号を送り、前記計測部が前記第1信号の受信時刻からの時間を計測することで測距対象までの距離を計測する計測プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記信号送信部が出力する第2信号を、前記レシーバを経由させて前記計測部に戻す経路を構成する処理と、
    前記計測部が前記レシーバを経由せずに前記第2信号を受け取る時刻から前記レシーバを経由した前記第2信号を受け取る時刻までの時間差を、前記信号送信部が前記第1信号を前記発光部に送るタイミングに反映させる処理と、を実行させることを特徴とする計測プログラム。
  15. 前記信号送信部は、周囲の環境変化を検出する環境センサが検出する環境変化量が閾値以上となった場合に、前記第2信号を出力することを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか一項に記載の計測プログラム。
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