JP2021172204A - ステアリング装置 - Google Patents

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Kazuki Abe
菜奈子 藤巻
Nanako Fujimaki
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Abstract

【課題】ステアリングホイールの操舵角を機械的に規制する規制機構を従動ギアとステアリングコラムとの間に設けることができるステアリング装置を提供する。【解決手段】操舵部3は、ステアリングシャフト11と、ステアリングコラム12と、操舵部アクチュエータ13と、ステアリングホイール2の操舵角が閾値角度を超えないように機械的に規制する規制機構14とを備えている。操舵部アクチュエータ13が備えるウォームホイール25は、ステアリングシャフト11に嵌合されているスリーブ部と、スリーブ部の外周に設けられているギア部とを有している。規制機構14は、スリーブ部の軸方向における端面に設けられている第1係止部110と、ステアリングコラム12に設けられているとともにステアリングコラム12内においてステアリングシャフト11が回転したときに第1係止部110と係止する第2係止部120とを有している。【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
従来、操舵装置の一種として、ステアリングホイールが連結される操舵部と、操舵部に入力される操舵に応じて転舵輪を転舵させる転舵部との間の動力伝達系が分離されたステアバイワイヤ式のものがある。例えば、特許文献1に示すように、ステアリングホイールに連結されるステアリングシャフトの最下端部に規制機構としてメカストッパが設けられたステアリング装置がある。規制機構は、ステアリングホイールの操舵角が予め設定された閾値角度を超えることを機械的に規制する。
特開2007−153158号公報
ステアリングホイールの操舵角を機械的に規制する規制機構について、上記特許文献1では、ステアリングシャフトの最下端部に設けることを開示するのみである。規制機構をどこに配置するかについて、特許文献1には、それ以上の開示はない。
上記課題を解決するステアリング装置は、操舵部と、前記操舵部に入力される操舵に応じて転舵輪を転舵させる転舵部との間の動力伝達系が分離した構造を備えるステアリング装置であって、前記操舵部は、ステアリングホイールに連結されているステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトを回転可能に収容するステアリングコラムと、操舵に抗する力である操舵反力を前記ステアリングホイールに付与する操舵部アクチュエータと、前記ステアリングホイールの操舵角が閾値角度を超えないように機械的に規制する規制機構とを備え、前記操舵部アクチュエータは、操舵部モータにより回転駆動される駆動ギアと、前記駆動ギアに噛合するとともに前記ステアリングシャフトと一体回転する従動ギアとを有する減速機構を有し、前記従動ギアは、前記ステアリングシャフトに嵌合されているスリーブ部と、前記スリーブ部の外周に設けられているとともに外周面に歯形成部が形成されているギア部とを有し、前記規制機構は、前記スリーブ部の軸方向における端面に設けられている第1係止部と、前記ステアリングコラムに設けられているとともに前記ステアリングコラム内において前記ステアリングシャフトが回転したときに前記第1係止部と係止する第2係止部とを有している。
上記構成によれば、第1係止部は、ステアリングシャフトと一体回転する従動ギアの回転に伴い、従動ギアと一体回転する。ステアリングコラムに設けられている第2係止部に第1係止部が係止されることで、ステアリングシャフト、すなわちステアリングホイールの回転は規制される。規制機構は、ステアリングシャフトの最下端部以外の部位に配置されるため、従来技術とは異なった規制機構の配置を提供することができる。
上記のステアリング装置において、前記ステアリングシャフトは、軸受を介して前記ステアリングコラム内に回転可能に支持され、前記第1係止部が形成されている前記従動ギアは、前記軸受に対して軸方向に隣り合うように設けられていることが好ましい。
規制機構によってステアリングホイールの回転を規制する際、従動ギアと一体回転するステアリングシャフトには、回転方向において第1係止部と第2係止部とが互いに係止したことに起因する負荷が加わる。上記構成では、軸受は、負荷の作用点である第1係止部及び第2係止部付近でステアリングシャフトを支持することになる。これにより、負荷によって軸受に作用する力のモーメントを小さくすることができる。
上記のステアリング装置において、前記操舵部と前記転舵部とが機械的に切り離されているとともに、前記操舵部と前記転舵部との間の動力伝達系が分離されているものとすることは好適である。
本発明のステアリング装置によれば、ステアリングホイールの操舵角を機械的に規制する規制機構を従動ギアとステアリングコラムとの間に設けることができる。
ステアリング装置の概略構成図。 操舵部の軸方向に沿った断面図。 操舵部のウォームホイールを通る位置での軸方向と直交する断面図。 規制機構周辺の拡大断面図。
ステアリング装置の一実施形態について図面に従って説明する。
図1に示すように、ステアバイワイヤ式のステアリング装置1は、ステアリングホイール2が連結される操舵部3と、運転者による操舵部3の操舵に応じて転舵輪4を転舵させる転舵部5とを備えている。ステアリング装置1において、操舵部3と転舵部5とは機械的に切り離されており、操舵部3と転舵部5との間の動力伝達系が分離されている。このようなリンクレスの構造も、本実施形態における動力伝達系を分離した構造の一態様である。
操舵部3は、ステアリングホイール2が固定されるステアリングシャフト11と、ステアリングシャフト11を回転可能に収容するステアリングコラム12と、ステアリングシャフト11を介してステアリングホイール2に操舵に抗する力である操舵反力を付与する操舵部アクチュエータ13とを備えている。
操舵部アクチュエータ13は、駆動源となる操舵部モータ21と、操舵部モータ21の回転を減速する減速機構22と、減速機構22を収容するハウジング23とを備えている。減速機構22は、操舵部モータ21によって回転駆動される駆動ギアとしてのウォーム軸24と、ウォーム軸24と噛合する従動ギアとしてのウォームホイール25とを備えている。なお、ハウジング23は、後述するようにステアリングコラム12の一部を構成する。操舵部アクチュエータ13は、操舵部モータ21の回転を減速してステアリングシャフト11に伝達することで、ステアリングホイール2に操舵反力を付与する。
操舵部アクチュエータ13には、ステアリングホイール2の操舵角が閾値角度を超えることを機械的に規制する規制機構14が設けられている。なお、閾値角度は、操舵角と転舵輪の転舵角との比であるステアリングレシオ等に基づいて予め設定されており、ステアリングホイール2の一回転以上の回転を抑制できるような角度である±180度未満の角度に設定することができる。
転舵部5は、ピニオンシャフト31と、ピニオンシャフト31に連結されたラックシャフト32と、ラックシャフト32を往復動可能に収容するラックハウジング33と、ピニオンシャフト31及びラックシャフト32からなるラックアンドピニオン機構34とを備えている。ピニオンシャフト31とラックシャフト32とは、所定の交差角をもって配置されている。ラックアンドピニオン機構34は、ピニオンシャフト31に形成されたピニオン歯31aと、ラックシャフト32に形成されたラック歯32aとを噛合することにより構成されている。ラックシャフト32の両端には、ボールジョイントからなるラックエンド35を介してタイロッド36が連結されている。タイロッド36の先端は、転舵輪4が組み付けられた図示しないナックルに連結されている。ピニオンシャフト31には、図示しない回転角センサが取り付けられている。当該回転角センサは、ラックシャフト32の往復動に対して回転するピニオンシャフト31の回転角を転舵角として検出する。
転舵部5は、ラックシャフト32に転舵輪4を転舵させる転舵力を付与する転舵部アクチュエータ41を備えている。転舵部アクチュエータ41は、駆動源となる転舵部モータ42と、伝達機構43と、変換機構44とを備えている。転舵部アクチュエータ41は、転舵部モータ42の回転を伝達機構43を介して変換機構44に伝達し、変換機構44にてラックシャフト32に転舵力が付与されることで、転舵輪4の転舵角が変更される。このとき、操舵部アクチュエータ13からは、運転者の操舵に抗する操舵反力がステアリングホイール2に付与される。
操舵部3の構成について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、ステアリングホイール2が位置する側を上端側とし、ステアリングホイール2と反対側を下端側とする。
図2に示すように、ステアリングシャフト11は、中空状のアッパシャフト51と、中実状のロアシャフト52と、ロアシャフト52の軸方向下端部に連結された駆動シャフト53とを備えている。アッパシャフト51の上端部には、ステアリングホイール2が連結されている。アッパシャフト51は、ロアシャフト52にスプライン嵌合されている。駆動シャフト53は、ロアシャフト52の下端部に連結されている。駆動シャフト53は、中空状の入力軸54と、中空状の出力軸55と、入力軸54及び出力軸55を互いに連結するトーションバー56とを備えている。なお、入力軸54は、ロアシャフト52に連結されている。また、出力軸55には、ウォームホイール25が連結されている。
ロアシャフト52の下端部には、車両の始動スイッチのオフ時に、ステアリングシャフト11の回転を規制するためのステアリングロック機構を構成するキーリング57が嵌合されている。
ステアリングコラム12は、アッパシャフト51を回転可能に収容する円筒状のアッパチューブ61と、操舵部アクチュエータ13を構成する上記ハウジング23とを備えている。アッパチューブ61は、円筒状のインナチューブ62及びアウタチューブ63を備えている。インナチューブ62は、軸受64を介してアッパシャフト51を回転可能に支持している。インナチューブ62とアウタチューブ63とは、通常時は軸方向への相対移動が規制された状態で嵌合しており、いわゆるテレスコ(登録商標)動作時にも一体的に動作する。一方、インナチューブ62とアウタチューブ63とは、車両衝突等による衝撃荷重が車両に作用した場合、軸方向に相対移動して収縮するように構成されている。
操舵部アクチュエータ13の構成について説明する。
ハウジング23は、アッパチューブ61を軸方向に移動可能に収容するチューブハウジング71と、チューブハウジング71の下端部に連結されたセンサハウジング72と、センサハウジング72の下端側に固定されたウォームハウジング73とを備えている。チューブハウジング71、センサハウジング72、及びウォームハウジング73は、金属材料により構成されている。
チューブハウジング71は、略円筒状に形成されている。チューブハウジング71の下端部には、フランジ部が設けられている。また、センサハウジング72は、略円筒状に形成されている。センサハウジング72の上端部には、フランジ部が設けられている。チューブハウジング71のフランジ部及びセンサハウジング72のフランジ部をボルト74によって締結することにより、チューブハウジング71はセンサハウジング72に固定されている。
センサハウジング72には、軸方向に貫通した挿通孔75が形成されている。挿通孔75には、駆動シャフト53が挿通されている。センサハウジング72は、挿通孔75における軸方向上端側の開口端に設けられた軸受76を介して入力軸54を回転可能に支持している。また、センサハウジング72は、挿通孔75における軸方向下端側の開口端に設けられた軸受77を介して出力軸55の上端部を回転可能に支持している。なお、挿通孔75の内周には、トーションバー56の捩れ量に基づいて操舵トルクを検出するセンサ部78が設けられている。
ウォームハウジング73は、ウォーム軸24が収容されるウォーム軸収容部81、及びウォーム軸収容部81に連続して形成されるとともにウォームホイール25が収容されるウォームホイール収容部82を有している。ウォーム軸収容部81は、ウォーム軸24に対応した円柱状の空間を有している。ウォーム軸収容部81は、操舵部モータ21が固定されている取付開口部86に連通している。なお、図2では、説明の便宜上、ウォーム軸24の図示を省略している。
ウォームホイール収容部82は、軸方向上端側が開口している。ウォームホイール収容部82の軸方向上端側の開口は、センサハウジング72によって覆われている。センサハウジング72は、ボルト83によってウォームハウジング73に締結されている。ウォームホイール収容部82の底面には、凹部84が形成されている。ウォームホイール収容部82は、凹部84の内周面に設けられた軸受85を介して出力軸55の軸方向下端側の端部を回転可能に支持している。ウォームホイール25は、出力軸55の外周に圧入されることにより、出力軸55と一体回転可能に連結されている。
図3に示すように、操舵部モータ21は、その一部が取付開口部86に嵌合する態様でウォームハウジング73に固定されている。ウォーム軸24は、継手部材91を介して操舵部モータ21に連結されるとともに、軸受92,93を介してウォーム軸収容部81内に回転可能に収容されている。ウォーム軸24の外周には、螺旋状に延びたウォーム歯94が形成されている。
図2及び図3に示すように、ウォームホイール25は、出力軸55に嵌合するスリーブ部101と、スリーブ部101の外周に設けられているとともに外周面に歯形成部105が形成されているギア部102とを有している。スリーブ部101は、略円環状に形成されるとともに、その中央に軸方向に貫通した嵌合孔103を有している。また、スリーブ部101の軸方向下端側の端面には、凹部104が形成されている。凹部104は、軸方向から見たとき、環状をなしている。
図2に示すように、ウォームホイール25は、出力軸55が嵌合孔103に圧入されることにより、出力軸55と一体回転可能に連結されている。上記のように出力軸55は、軸受77,85によりハウジング23内に回転可能に支持されている。ウォームホイール25は、軸方向において軸受77と軸受85との間に位置している。
ギア部102は、略円環状に形成されている。ギア部102の内径は、スリーブ部101の外径と略等しく設定されている。ギア部102の外周面には、ウォーム軸24のウォーム歯94と噛み合う複数の歯形成部105が形成されている。歯形成部105は、外歯である。本実施形態の歯形成部105は、その歯筋が軸方向に対して傾斜した斜歯として構成されている。歯形成部105は、ギア部102の外周面に等間隔に形成されている。
図3及び図4に示すように、スリーブ部101の軸方向上端側の端面101aには、閾値角度に応じた位置に第1係止部110が形成されている。第1係止部110は、スリーブ部101と一体形成されている。第1係止部110は、端面101aからセンサハウジング72の凹部72aへ向けて軸方向に突出している。第1係止部110は、端面101aにおける周方向の一部領域に形成されている。第1係止部110は、スリーブ部101の凹部104の設けられている部分と設けられていない部分との間の境界部分106と軸方向において重なる位置に設けられている。第1係止部110は、略直方体状をなしている。第1係止部110は、スリーブ部101と一体回転する。
センサハウジング72における軸方向下端側の側面には、凹部72aが形成されている。凹部72aは、軸方向から見たとき、環状をなしている。凹部72aには、ウォームホイール25のスリーブ部101と軸方向に対向する位置に第2係止部120が形成されている。第2係止部120は、センサハウジング72と一体形成されている。第2係止部120は、凹部72aからスリーブ部101へ向けて軸方向に突出している。第2係止部120は、凹部72aにおける周方向の一部領域に形成されている。第2係止部120は略直方状体をなしている。スリーブ部101は、軸受77,85に対して軸方向に隣り合うように設けられている。また、第1係止部110及び第2係止部120は、軸受77の径方向外側に位置している。径方向から見たとき、第1係止部110の存在する軸方向範囲と、第2係止部120の存在する軸方向範囲とは、周方向において重なるように設定されている。また、スリーブ部101の中心軸O、すなわち駆動シャフト53の中心軸Oから第1係止部110までの長さL1と、中心軸Oから第2係止部120までの長さL2とは、略等しく設定されている。第1係止部110及び第2係止部120により規制機構14は構成されている。
本実施形態の作用を説明する。
ウォームホイール25のスリーブ部101に設けられている第1係止部110は、ステアリングシャフト11と一体回転するウォームホイール25の回転に伴い、ウォームホイール25と一体回転する。ステアリングコラム12のセンサハウジング72に設けられている第2係止部120に第1係止部110が係止されることで、ステアリングシャフト11、すなわちステアリングホイール2の回転は規制される。規制機構14は、ステアリングシャフト11の最下端部以外の部位に配置されるため、従来技術とは異なった規制機構の配置を提供することができる。
本実施形態の効果を説明する。
(1)本実施形態によれば、第1係止部110及び第2係止部120からなる規制機構14によって、ステアリングホイール2の操舵角が予め設定された閾値角度を超えることを規制することができる。このようにすることで、ステアリングホイール2の操舵角を機械的に規制する規制機構14をウォームホイール25とセンサハウジング72との間に設けることができる。
(2)規制機構14によってステアリングホイール2の回転を規制する際、ステアリングシャフト11には、第1係止部110と第2係止部120とが当接したことに起因する負荷が加わる。本実施形態では、軸受77,85は、負荷の作用点である第1係止部110及び第2係止部120付近でステアリングシャフト11を支持することになる。これにより、負荷によって軸受77,85に作用する力のモーメントを小さくすることができる。
(3)第1係止部110は、ステアリングコラム12の内部において第2係止部120に係止されるため、係止される際の打音がステアリングコラム12の外部に響くことを抑制できる。
(4)ステアリングシャフト11の最下端部、すなわち出力軸55に規制機構を設けないことから、出力軸55の構成を簡略化することができる。このため、出力軸55の下端部をハウジング23から露出しないようにすることができるようになる。
上記実施形態は次のように変更してもよい。また、以下の他の実施形態は、技術的に矛盾しない範囲において、互いに組み合わせることができる。
・上記実施形態において、スリーブ部101を軸受77,85から軸方向に離間した位置に設けてもよい。すなわち、スリーブ部101と軸受77,85との位置関係は適宜変更可能である。
・上記実施形態において、第1係止部110及び第2係止部120を軸受77の径方向外側に位置しないようにしてもよい。すなわち、第1係止部110及び第2係止部120と軸受77との位置関係は適宜変更可能である。
・上記実施形態において、第1係止部110は、境界部分106と軸方向において重ならない位置に設けてもよい。すなわち、第1係止部110は、ステアリングホイール2が回転したときに互いに係止できるのであれば、スリーブ部101の端面101aのどの位置に設けてもよい。
・上記実施形態において、ステアリングホイール2が回転したときに互いに係止できるのであれば、第1係止部110の形状も第2係止部120の形状も適宜変更可能である。例えば、第1係止部110及び第2係止部120は、略円柱形状をなしていてもよい。
・上記実施形態では、ステアリング装置1を、操舵部3と転舵部5との間の動力伝達系を分離したリンクレスの構造としたが、これに限らず、クラッチにより操舵部3と転舵部5との間の動力伝達系を分離した構造としてもよい。この場合、クラッチを接続すれば、操舵部アクチュエータ13によって、運転者のステアリング操作をアシストすることも可能である。
1…ステアリング装置
2…ステアリングホイール
3…操舵部
4…転舵輪
5…転舵部
11…ステアリングシャフト
12…ステアリングコラム
13…操舵部アクチュエータ
14…規制機構
24…ウォーム軸
76,77,85,92,93…軸受
25…ウォームホイール
101…スリーブ部
102…ギア部
110…第1係止部
120…第2係止部

Claims (3)

  1. 操舵部と、前記操舵部に入力される操舵に応じて転舵輪を転舵させる転舵部との間の動力伝達系が分離した構造を備えるステアリング装置であって、
    前記操舵部は、
    ステアリングホイールに連結されているステアリングシャフトと、
    前記ステアリングシャフトを回転可能に収容するステアリングコラムと、
    操舵に抗する力である操舵反力を前記ステアリングホイールに付与する操舵部アクチュエータと、
    前記ステアリングホイールの操舵角が閾値角度を超えないように機械的に規制する規制機構とを備え、
    前記操舵部アクチュエータは、操舵部モータにより回転駆動される駆動ギアと、前記駆動ギアに噛合するとともに前記ステアリングシャフトと一体回転する従動ギアとを有する減速機構を有し、
    前記従動ギアは、前記ステアリングシャフトに嵌合されているスリーブ部と、前記スリーブ部の外周に設けられているとともに外周面に歯形成部が形成されているギア部とを有し、
    前記規制機構は、
    前記スリーブ部の軸方向における端面に設けられている第1係止部と、
    前記ステアリングコラムに設けられているとともに前記ステアリングコラム内において前記ステアリングシャフトが回転したときに前記第1係止部と係止する第2係止部とを有しているステアリング装置。
  2. 前記ステアリングシャフトは、軸受を介して前記ステアリングコラム内に回転可能に支持され、
    前記第1係止部が形成されている前記従動ギアは、前記軸受に対して軸方向に隣り合うように設けられている請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記操舵部と前記転舵部とが機械的に切り離されているとともに、前記操舵部と前記転舵部との間の動力伝達系が分離されている請求項1または2に記載のステアリング装置。
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