JP2021171064A - 吸収性物品 - Google Patents

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Hideaki Yoshida
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Abstract

【課題】本発明は、着用者の視点を外装面へ誘導させる吸収性物品を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、着用者の股下に装着される吸収性物品であって、吸収性物品の外装面に印刷されており、着用者が遊ぶためのゲーム表示を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
使い捨ておむつ、尿パッド、生理用品等の吸収性物品は、尿や体液等の液体を吸収する吸収体を備えている。これらの吸収性物品には、各種の印刷が施されている(例えば、特許文献1−2を参照)。
特表2016−523634号公報 国際公開第2019/221008号
子供は、通常、成長する過程でおむつを外す訓練を受ける。このような訓練を効果的に行うために、例えば、着用者に排尿感を感じさせやすいトイレトレーニング用のおむつも市販されている。トイレトレーニング用のおむつの着用者は、排尿したことを肌の触感で感じ取ることができるため、排尿をトイレで行う動機付けとなる。
ところで、おむつ等の吸収性物品には、吸水すると変色するマークが外装面に設けられているものがある。外装面にこのようなマークがあれば、着用者が排尿したことを吸収性物品の外側から視覚的に把握することができる。そして、このようなマークを、着用者自身が積極的に確認するようになれば、排尿したことを肌の触感の代わりに視覚で着用者に訴求することができる。
そこで、本発明は、着用者の視点を外装面へ誘導させる吸収性物品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、吸収性物品の外装面に、着用者が遊ぶためのゲーム表示を印刷することにした。
詳細には、本発明は、着用者の股下に装着される吸収性物品であって、吸収性物品の外装面に印刷されており、着用者が遊ぶためのゲーム表示を備える。
なお、ゲーム表示は、着用状態において少なくとも着用者の前側となる部位に設けられていてもよい。
また、上記の吸収性物品は、吸収性物品の外装面に配置されており、吸水すると変色する排尿表示部を更に備えていてもよい。
また、ゲーム表示は、クイズと、クイズの答えを示唆する図柄と、を有するものであってもよい。
また、クイズは、単語を構成する文字をランダムに配置した文字群であり、図柄は、単語の意味を想起させる図柄であってもよい。
また、ゲーム表示は、クイズと図柄を着用者の前側となる部位に有し、クイズの答えを着用者の後ろ側となる部位に有するものであってもよい。
また、ゲーム表示は、クイズのうち文字で表されたものについては、吸収性物品が着用者に着用された状態において上下が逆となるように印刷されていてもよい。
本発明によれば、着用者の視点を外装面へ誘導させることが可能となる。
図1は、実施形態に係るおむつの斜視図である。 図2は、おむつの外装面に印刷されるゲーム表示のレイアウトの一例を示した図である。 図3は、おむつの外装面に印刷されるクイズの問題部分の第1例を示した図である。 図4は、おむつの外装面に印刷されるクイズの回答部分の第1例を示した図である。 図5は、おむつの外装面に印刷されるクイズの問題部分の第2例を示した図である。 図6は、おむつの外装面に印刷されるクイズの回答部分の第2例を示した図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施の形態の構成に限定されるものではない。
<実施形態>
本実施形態では、テープ型使い捨ておむつ(本願でいう「吸収性物品」の一例であり、以下、単に「おむつ」という)を例示する。本実施形態のおむつにおいて、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
図1は、本実施形態に係るおむつの斜視図である。おむつ1は、装着状態において着用者の陰部を覆う股下領域に対応する部位である股下領域1Bと、股下領域1Bの前側に位置し、着用者の前身頃に対応する部位である前身頃領域1Fと、股下領域1Bの後ろ側に位置し、着用者の後身頃に対応する部位である後身頃領域1Rとを有する。後身頃領域1Rの左右両側の縁には、前身頃領域1Fの非着用者側の面に設けられたフロントパッチ2Fへ貼着可能なテープ2L,2Rが設けられている。よって、おむつ1は、前身頃領域1Fが着用者の腹側に配置され、後身頃領域1Rが着用者の背側に配置された状態でテープ2L,2Rがフロントパッチ2Fに貼着されると、着用者の腹囲と大腿部を取り巻く状態で着用者の身体に固定される。おむつ1がこのような形態で着用者の身体に固定されるので、着用者はおむつ1を着用した状態で立ち歩き可能である。
おむつ1には、液体を吸収して保持することができる吸収体が主に股下領域1B付近を中心に配置されている。また、おむつ1には、おむつ1と着用者の肌との間に液体の流出経路となる隙間が形成されるのを抑制するべく、着用者の大腿部を取り巻く部位に立体ギャザー3BL,3BRが設けられ、着用者の腹囲を取り巻く部位にウェストギャザー3Rが設けられている。立体ギャザー3BL,3BRとウェストギャザー3Rは、糸ゴムの弾性力で着用者の肌に密着する。よって、着用者の陰部から排出される液体は、おむつ1から殆ど漏出することなくおむつ1の吸収体に吸収される。
そして、おむつ1の外装面には、以下のような印刷が施されている。
図2は、おむつ1の外装面に印刷されるゲーム表示のレイアウトの一例を示した図である。本実施形態のおむつ1の外装面には、吸収体が吸水すると変色する吸水マーク(本願でいう「排尿表示部」の一例である)と共に、着用者の視線を当該マークへ誘導するためのゲーム表示が印刷されている。本実施形態では、クイズ形式のゲーム表示を用いており、図2ではクイズの問題部分のレイアウトが示されている。なお、ゲーム表示とは、表示物を見た後に思考を開始させ得る表示物であり、単なる絵や模様といった思考を必要としないものを除く概念である。
本実施形態のクイズの問題部分は、単語を構成する文字をランダムに配置した文字群からなるクイズと、当該クイズの答えである単語を示唆する図柄のヒントとが混在した印刷物でレイアウトされている。本実施形態のおむつ1では、図2に示すレイアウトに従った印刷物が、おむつ1の外装面のうちの前身頃領域1Fに設けられている。おむつ1の外装面の前身頃領域1Fに設けられた印刷物であれば、着用者が着用状態のままで当該印刷物を見ることができる。
本実施形態のクイズの問題部分は、図2に示されるように、印刷面を縦横に区画した複数の仮想ブロック(B11〜B54)のそれぞれに、単語を構成する文字や、クイズの答えである単語を示唆する図柄が配置される。これらの文字及び図柄は、各仮想ブロックに適当に配置してもよいが、本実施形態では、少なくとも単語を構成する文字の順序が前後しない配置にしており、且つ、文字の間に図柄が適宜割り込まれる配置にしている。
具体的には、例えば、図2に示されるように、左上の仮想ブロックB11には、クイズに何ら関係しない図形Aが配置される。また、仮想ブロックB11に右隣りにある仮想ブロックB12には、単語の第1文字目の文字Mが配置される。また、仮想ブロックB11の右隣りにある仮想ブロックB13には、おむつ1を包装する包装体等のデザインに採用されているアニメーションシリーズのキャラクターCが配置される。また、仮想ブロックB13の右隣りにある仮想ブロックB14には、単語の第2文字目の文字Mが配置される。
仮想ブロックB11〜B14の下には、仮想ブロックB11〜B14の横幅と同等の大きさの仮想ブロックB2が設定される。仮想ブロックB2は、仮想ブロックB11〜B14と仮想ブロックB31〜B34との間が改行されていることを直感的に感じさせるためのブロックであり、商品名やその他各種の印刷物が配置される。
仮想ブロックB2の下に配置される仮想ブロックB31〜B34は、左の仮想ブロックB31から順に、文字M、キャラクターC、文字M、ヒントHが配置される。そして、仮想ブロックB31〜B34の下には、仮想ブロックB31〜B34の横幅と同等の大きさの仮想ブロックB4が設定される。仮想ブロックB4は、仮想ブロックB2と同様、仮想ブロックB31〜B34と仮想ブロックB51〜B54との間が改行されていることを直
感的に感じさせるためのブロックであり、商品名やその他各種の印刷物が配置される。そして、仮想ブロックB4の下に配置される仮想ブロックB51〜B54は、左の仮想ブロックB31から順に、キャラクターC、文字M、ヒントH、図形Aが配置される。
本実施形態のおむつ1では、クイズの問題部分を、このように、単語を構成する文字の順序が前後しないように配置し、且つ、文字の間に図柄が適宜割り込まれる配置にすることで、着用者である幼児の興味を惹きつける。
図3は、おむつ1の外装面に印刷されるクイズの問題部分の第1例を示した図である。本第1例は、「CANDY」という単語がクイズの回答である。よって、本第1例では、クイズの問題部分が上述のレイアウトに従い、以下のように印刷されている。
すなわち、図2に示した仮想ブロックB11に対応する部分には、クイズに何ら関係しない星形の図形が配置される。星形の図形は、夜空を想起させるものであるため、着用者である乳幼児の安眠を視覚的に誘う効果を発揮する。そして、仮想ブロックB12に対応する部分には、「CANDY」という単語の第1文字目の文字である「C」が配置される。また、仮想ブロックB13に対応する部位には、おむつ1のパッケージ等のデザインに採用されているアニメーションシリーズの人気キャラクターの顔が配置される。また、仮想ブロックB14に対応する部位には、「CANDY」という単語の第2文字目の文字である「A」が配置される。
仮想ブロックB2に対応する部位には、商品名やその他の図形が配置される。仮想ブロックB2に配置される図形の左端から右端までの横幅が、仮想ブロックB11〜B14に対応する部位の横幅より小さいため、おむつ1の着用者に対し、当該仮想ブロックB2の部分で改行されていることを直感的に感じさせることができる。
仮想ブロックB31に対応する部分には、「CANDY」という単語の第3文字目の文字である「N」が配置される。また、仮想ブロックB32に対応する部位には、おむつ1のパッケージ等のデザインに採用されているアニメーションシリーズの人気キャラクターの顔が配置される。また、仮想ブロックB33に対応する部分には、「CANDY」という単語の第4文字目の文字である「D」が配置される。また、仮想ブロックB34に対応する部分には、クイズの答えである「CANDY」を絵で表したヒントが配置される。
仮想ブロックB4に対応する部位には、おむつ1の前側部分であることを示す表示やその他の図形が配置される。仮想ブロックB2に対応する部分と同様、仮想ブロックB4に対応する部分に配置される図形の左端から右端までの横幅が、仮想ブロックB31〜B34に対応する部位の横幅より小さいため、おむつ1の着用者に対し、当該仮想ブロックB3の部分で改行されていることを直感的に感じさせることができる。
仮想ブロックB51に対応する部位には、おむつ1のパッケージ等のデザインに採用されているアニメーションシリーズの人気キャラクターの顔が配置される。また、仮想ブロックB52に対応する部分には、「CANDY」という単語の第5文字目の文字である「Y」が配置される。また、仮想ブロックB53に対応する部分には、クイズの答えである「CANDY」を絵で表したヒントが配置される。また、仮想ブロックB54に対応する部分には、クイズに何ら関係しない星形の図形が配置される。
本第1例では、クイズの問題部分を、このように、「CANDY」という単語を構成する文字の順序が前後しないように配置し、且つ、文字の間に人気キャラクターの顔やヒントの絵といった各種図柄が適宜割り込まれる配置にすることで、着用者である幼児の興味を惹きつける。
図4は、おむつ1の外装面に印刷されるクイズの回答部分の第1例を示した図である。本第1例では、「CANDY」という単語がクイズの回答であったため、図4に示されるように、当該第1例のおむつ1の外装面の後身頃領域1Rの部分には、「CANDY」という回答が、クイズの答えである「CANDY」を表す絵と共に印刷されている。よって、着用者である乳幼児は、おむつ1を体から外した状態において、後身頃領域1Rの部分の印刷を確認することにより、「CANDY」という単語を学習することができる。回答が後身頃領域1Rに印刷されていることで、着用者に対し、クイズの答えを確認するためにおむつ1を脱ごうという意識付けが行われ、着用者の自律的なトイレトレーニングを促すことができる。
なお、おむつ1は、「CANDY」という単語を使ったクイズに限定されるものではない。図5は、おむつ1の外装面に印刷されるクイズの問題部分の第2例を示した図である。本第2例は、「APPLE」という単語がクイズの回答である。よって、本第2例では、クイズの問題部分が上述のレイアウトに従い、以下のように印刷されている。
すなわち、図2に示した仮想ブロックB12に対応する部分には、「APPLE」という単語の第1文字目の文字である「A」が配置される。また、仮想ブロックB14に対応する部位には、「APPLE」という単語の第2文字目の文字である「P」が配置される。また、仮想ブロックB31に対応する部分には、「APPLE」という単語の第3文字目の文字である「P」が配置される。また、仮想ブロックB33に対応する部分には、「APPLE」という単語の第4文字目の文字である「L」が配置される。また、仮想ブロックB52に対応する部分には、「APPLE」という単語の第5文字目の文字である「E」が配置される。また、仮想ブロックB34と仮想ブロックB53に対応する部分には、クイズの答えである「APPLE」を絵で表したヒントが配置される。
本第2例では、第1例と同様、クイズの問題部分を、このように、「APPLE」という単語を構成する文字の順序が前後しないように配置し、且つ、文字の間に人気キャラクターの顔やヒントの絵といった各種図柄が適宜割り込まれる配置にすることで、着用者である幼児の興味を惹きつける。
図6は、おむつ1の外装面に印刷されるクイズの回答部分の第2例を示した図である。本第2例では、「APPLE」という単語がクイズの回答であったため、図6に示されるように、当該第2例のおむつ1の外装面の後身頃領域1Rの部分には、「APPLE」という回答が、クイズの答えである「APPLE」を表す絵と共に印刷されている。よって、着用者である乳幼児は、おむつ1を体から外した状態において、後身頃領域1Rの部分の印刷を確認することにより、「APPLE」という単語を学習することができる。
このように、ゲーム表示の内容が互いに異なる複数のおむつ1を1つの包装体で包装しておけば、着用者に対し、様々なゲーム表示を楽しむためにおむつ1を自ら交換しようという動機付けを与えることが可能となる。
なお、上記の第1例及び第2例では、文字の向きについて言及しなかったが、単語の文字は、おむつ1を着用した着用者を正面から見た場合に、上下左右が逆に見える状態で印刷されていてもよいし、或いは、上下左右が逆に見えない適正な状態で印刷されていてもよい。
また、単語Mと商品名は、似たような書体と大きさであってもよいが、単語Mがクイズの問題に関係する文字であることを着用者へ容易に認知させるためには、互いに異なる書体や大きさであることが好ましい。また、クイズの問題に関係する単語Mの文字は、例え
ば、おむつ1の前後を示す表示や、おむつ1のサイズを示す表示といった各種の機能表示と見分けやすいように、機能表示で使われる文字の書体や大きさとすることが好ましい。
上記のおむつ1であれば、着用者の興味を惹くゲーム表示が、吸水すると変色する吸水マークの付近に印刷されているため、着用者は、ゲーム表示に惹かれておむつ1の外装面を見る際、排尿したことを当該吸水マークによって視覚的に把握することができる。よって、上記のおむつ1であれば、着用者は、排尿したことを肌の触感の代わりに視覚でも把握することができる。したがって、おむつ1を、例えば、成長する過程の子供に着用させるトイレトレーニング用おむつにすれば、トイレトレーニングを効果的に行うことができる。このような効果は、トイレトレーニング用おむつとして明示された状態で販売されるおむつのみならず、トイレトレーニング用おむつとして明示されない状態で販売されるおむつにおいても同様に発揮される。このようなトイレトレーニング効果は、例えば、13kg以上の子供用おむつや、対象年齢が1歳以上のおむつに求められることが多い。よって、上述したゲーム表示を、これらの体重或いは対象年齢のおむつに印刷しておくと好適である。
なお、本実施形態のおむつ1は、吸水マークが変色すると、ゲーム表示の一部または全部が視認困難となるものであってもよい。吸水マークの変色に伴ってゲーム表示の一部または全部が変色し、視認困難になると、着用者は、クイズの答えを導き出すのが困難になる。例えば、上述したヒントHが吸水マークの変色で見えづらくなると、各文字Mを組み合わせて完成する単語が何であるかを導き出すことが困難となる。よって、おむつ1の着用者に対し、排尿前におむつ1を取り替えようとする意識付けを行うことが可能となる。また、ゲーム表示の一部または全部が視認困難となることで、排尿したことを把握することも可能となる。
また、上記実施形態では、テープ型のおむつを例示したが、パンツ型のおむつの場合には、以下のような効果を発揮させることができる。すなわち、パンツ型のおむつの場合には、前身頃領域1Fに、胴回り方向に伸縮性を付与するための糸ゴムが内蔵される。よって、前身頃領域1Fに印刷されているゲーム表示は、前身頃領域1Fが当該糸ゴムによって収縮されている状態では見えづらい。一方、前身頃領域1Fが横方向に引き伸ばされている状態では見えやすい。したがって、おむつ1がパンツ型のおむつの場合には、前身頃領域1Fに印刷されるゲーム表示の全部または一部を、糸ゴムによって収縮される部分に配置することで、着用者に対し、ゲーム表示を確認するために自らおむつ1を着用しようという動機付けを与えることが可能となる。特に、前身頃領域1Fが収縮した状態においても、前身頃領域1Fに印刷されているゲーム表示の一部が視認できる状態であれば、着用者に対し、着用前の状態のおむつ1へゲーム表示で興味を惹きつけることができる。したがって、ゲーム表示を確認するために自らおむつ1を着用しようという動機付けをより強く与えることが可能となる。
また、ゲーム表示の印刷形態によっては、糸ゴムによって収縮された状態においてのみ当該ゲーム表示を視認可能とし、糸ゴムが伸ばされて伸長した状態においては当該ゲーム表示が視認困難にすることも可能である。例えば、ゲーム表示の印刷を、糸ゴムの収縮によって形成される襞の非肌面側(襞による凹凸の頂部側)にのみ設けておけば、糸ゴムによって収縮された状態においてのみ当該ゲーム表示を視認可能にすることができる。このような印刷形態は、例えば、後身頃領域1Rに印刷されるクイズの回答に適用することで、次のような効果を発揮させることができる。すなわち、クイズの回答にこのような印刷形態を採用すれば、着用者は、クイズの回答を知るためにおむつ1を脱ぐ必要がある。よって、このような印刷形態をクイズの回答の印刷部分に適用すれば、成長途中の乳幼児のトイレトレーニングにおいて効果的である。
また、ゲーム表示の一部は、例えば、おむつ1を小さく丸めた状態で廃棄するために外装部分へ設けられている廃棄用のテープに覆い隠されていてもよい。例えば、クイズの回答がこのような廃棄用のテープに覆い隠されていれば、着用者は、クイズの回答を確認するためにおむつ1を交換し、自ら廃棄用のテープを引き剥がそうとする。よって、成長途中の乳幼児に対し、着用したおむつ1を自ら片付けて廃棄させる動機付けを与えることが可能となる。
また、上記実施形態のおむつ1は、上記のような単語のクイズの他、例えば、動物や物の名前を当てるクイズ、パズル、あみだくじ、その他の各種ゲーム表示を備えたものであってもよい。
1・・おむつ
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2F・・フロントパッチ
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー

Claims (7)

  1. 着用者の股下に装着される吸収性物品であって、
    前記吸収性物品の外装面に印刷されており、前記着用者が遊ぶためのゲーム表示を備える、
    吸収性物品。
  2. 前記ゲーム表示は、着用状態において少なくとも前記着用者の前側となる部位に設けられている、
    請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収性物品の外装面に配置されており、吸水すると変色する排尿表示部を更に備える、
    請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記ゲーム表示は、クイズと、クイズの答えを示唆する図柄と、を有する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記クイズは、単語を構成する文字をランダムに配置した文字群であり、
    前記図柄は、前記単語の意味を想起させる図柄である、
    請求項4に記載の吸収性物品。
  6. 前記ゲーム表示は、前記クイズと前記図柄を前記着用者の前側となる部位に有し、前記クイズの答えを前記着用者の後ろ側となる部位に有する、
    請求項4又は5に記載の吸収性物品。
  7. 前記ゲーム表示は、前記クイズのうち文字で表されたものについては、前記吸収性物品が前記着用者に着用された状態において上下が逆となるように印刷されている、
    請求項6に記載の吸収性物品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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