JP2021170154A - 制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の設定指示に基づく設定を、設定の上書きや競合を起こすことなく実行できるようにする。【解決手段】本発明の一側面の画像処理システム100の通信部42は、情報処理装置1に実行させるジョブに関する複数の命令に対応する各情報を受信するとともに、ジョブの実行指示を情報処理装置1に送信する。設定セット生成部43は、通信部42が受信した情報の指示元を判別し、ジョブの設定命令に対応する情報を指示元2毎にグループ化した設定セットを生成する。制御部41は、設定セットをジョブの実行指示として通信部42を介して情報処理装置1に送信する制御を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置及びプログラムに関する。
近年、AI(Artificial Intelligence)による音声認識技術の成熟により、スマートスピーカーが普及しており、スマートスピーカーは、一般家庭における家電等の音声操作や、企業等における情報処理装置の音声操作に用いられるようになっている。情報処理装置の一例である画像形成装置とスマートスピーカーとが連携される場合、ユーザーは、音声でスマートスピーカーに指示を行うことにより、画像形成装置にコピーやスキャン、印刷などのジョブを実行させることができる。
例えば、特許文献1には、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)、携帯端末、音声認識サーバ装置、及び、AIアシスタントサーバ装置を備えた音声操作システムが記載されている。特許文献1には、音声操作システムを構成する携帯端末が、MFPを音声操作するための、ユーザからの音声入力を受け付け、受け付けた操作を、ユーザへ音声でフィードバックすることと、音声認識サーバ装置が、携帯端末から受信した音声データを分析し、テキストデータに変換することと、が記載されている。また、特許文献1には、AIアシスタントサーバ装置が、テキストデータを分析し、事前登録されているユーザの意図(MFPのジョブ実行命令)に変換して携帯端末に送信することと、MFPが、携帯端末から送信されるジョブ実行命令を実行することと、が記載されている。
特開2019−185734号公報
ところで、画像形成装置等の情報処理装置と、スマートスピーカー等の音声入出力装置とは、一対一で対応付けられていることが通常であるが、この場合、ユーザーは、情報処理装置の近傍等に設置された音声入出力装置の位置まで出向いて、音声操作を行う必要がある。よって、例えば、各ユーザーのデスクの近傍等に音声入出力装置を配置し、該音声入出力装置を介して情報処理装置を操作できるようにすれば、ユーザーの利便性を向上させることができると考えられる。
しかしながら、一つの情報処理装置に対して、複数の音声入出力装置から音声操作を行えるようにした場合、ある音声入出力装置を介して指示されたジョブの実行又は設定が、他の音声入出力装置を介して行われた指示によって上書きされてしまったり、設定同士が競合してしまったりする状況が起こりうる。特に、一度の音声操作において、複数の設定に関する指示が行われる場合には、音声操作による指示が行われてから、画像形成装置において該指示に基づく設定が確定するまでに時間がかかる。したがって、音声操作によって複数の設定又はジョブに関する指示が行われる場合には、上述した上書きや競合がより起こりやすくなると想定される。
なお、音声入出力装置に限らず、ユーザーによるジェスチャーを解析して該ジェスチャーに対応する情報を出力する操作指示入力装置(指示元)等から指示が行われる場合においても、同様の問題が発生し得る。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、複数の指示入力装置のそれぞれを介して指示された複数の設定命令に基づく設定を、設定の上書きや競合を起こすことなく実行可能な制御装置及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一側面を反映した制御装置は、情報処理装置に実行させるジョブに関する複数の命令に対応する各情報を受信するとともに、ジョブの実行指示を情報処理装置に送信する通信部と、通信部が受信した情報の指示元を判別し、ジョブの設定命令に対応する情報を指示元毎にグループ化した設定セットを生成する設定セット生成部と、設定セットをジョブの実行指示として通信部を介して情報処理装置に送信する制御を行う制御部と、を備える。
また、本発明の一側面を反映したプログラムは、情報処理装置に実行させるジョブに関する複数の命令に対応する各情報を受信するとともに、ジョブの実行指示を情報処理装置に送信する手順と、受信した情報の指示元を判別し、ジョブの設定命令に対応する情報を指示元毎にグループ化した設定セットを生成する手順と、設定セットをジョブの実行指示として通信部を介して情報処理装置に送信する制御を行う手順と、を制御装置に実行させる。
本発明によれば、複数の指示元のそれぞれを介した複数の設定命令に基づく設定を、設定の上書きや競合を起こすことなく実行可能な情報処理装置及びプログラムが提供される。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る画像処理システムの概要構成図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理システムに含まれる画像形成装置、音声入出力装置及び音声処理サーバーの制御系の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る音声操作に基づく画像処理システムの動作の例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る音声処理サーバーによる音声応答処理の手順の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るグルーピングが指示された時点で設定セットの生成を行う場合における、音声処理サーバーによる音声応答処理の手順の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る音声解析サーバーから送信されたテキストデータによってグルーピングの終了が指示されたか否かを最初に判定する場合における、音声処理サーバーによる音声応答処理の手順の例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態例について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素は、同一の符号を付し、構成要素の重複説明は省略する。
<画像処理システムの構成>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システム100の概要構成図である。
図1に示す画像処理システム100は、画像形成装置1と、音声入出力装置2A及び2B(音声入力装置の一例)と、音声解析サーバー3と、音声処理サーバー4(制御装置のの一例)と、を備える。画像形成装置1、音声入出力装置2A,2B、音声解析サーバー3、音声処理サーバー4は、公衆交換電話網やIP(Internet Protocol)網などよりなるネットワークNを介して互いに接続される。
画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能等を有するMFPで構成される。画像形成装置1は、不図示のプリンタコントローラー等から送信されたジョブに含まれる画像データに基づいて用紙に画像形成を行い、該画像が形成された用紙を印刷物として出力する。画像形成装置1に対するジョブの実行指示は、画像形成装置1に設けられた操作表示部14(図2参照)に対するユーザーによる操作や、音声入出力装置2A,2Bに対するユーザーUA,UBによる音声操作等によって行われる。
音声入出力装置2A,2Bは、例えば、スマートスピーカーで構成され、マイクロフォン23及びスピーカー24(いずれも図2参照)を備える。音声入出力装置2Aは、例えば、ユーザーUAのデスク(座席;図示略)の近辺に配置され、音声入出力装置2Bは、例えば、ユーザーUBのデスク(図示略)の近辺に配置される。
そして、音声入出力装置2Aは、マイクロフォン23が集音した音声、例えば、ユーザーUAによって発話された設定命令を音声データに変換し、該音声データを音声解析サーバー3に送信する。また、音声入出力装置2Aは、音声処理サーバー4から送信される音声データを再生して、スピーカー24から出力する。同様に、音声入出力装置2Bは、マイクロフォン23が集音した音声、例えば、ユーザーUBによって発話された設定命令を音声データに変換し、該音声データを音声解析サーバー3に送信するとともに、音声処理サーバー4から送信される音声データを再生して、スピーカー24から出力する。
ユーザーUAは、例えば、「『A4』、『白黒』、『3枚』でコピー」等のように、画像形成装置1に対する複数の設定項目の設定命令を、音声入出力装置2Aへの一度の音声操作によって指示することができる。同様に、ユーザーUBは、画像形成装置1に対する複数の設定項目の設定命令を、音声入出力装置2Bへの一度の音声操作によって指示することができる。なお、以下の説明において、音声入出力装置2Aと2Bとを個別に識別する必要がない場合には、これらを音声入出力装置2と総称する。また、ユーザーUAとユーザーUBとを個別に識別する必要がない場合には、これらをユーザーUと総称する。
音声解析サーバー3は、例えば、不図示のクラウド上に設けられる。音声解析サーバー3は、音声入出力装置2A,2Bから送信された音声データに対して音声解析処理を行って、音声データをテキストデータ(設定命令に対応する情報の一例)に変換する。そして、音声解析サーバー3は、該テキストデータを音声処理サーバー4に送信する。
音声処理サーバー4は、例えば、不図示のクラウド上に設けられる。音声処理サーバー4は、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータを音声解析サーバー3から受信した場合、該テキストデータと音声入出力装置2の識別情報とを対応付けた設定セットを生成する。そして、音声処理サーバー4は、生成した設定セットを記憶部413(図2参照)等に一時保存し、音声解析サーバー3から、音声操作の終了命令(命令入力の終了命令の一例)に対応するテキストデータを受信した時点で、一時保存されていた設定セットを一括してコマンド(以下、「設定セットコマンド」とも称する)に変換する。その後、音声処理サーバー4は、設定セットコマンドを画像形成装置1に送信する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、複数の設定セットコマンドが順に格納されるデータ構造キュー(図示略)を有し、該データ構造キューに蓄積された複数の設定セットコマンドを、順番に(FIFO:First In First Out方式で)実行する機能を有する。
なお、本実施形態では、音声解析サーバー3、音声処理サーバー4がクラウド上に設けられる例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。音声解析サーバー3、音声処理サーバー4は、不図示のオンプレミスサーバーの内部等に設けられてもよい。
<画像処理システムを構成する画像形成装置及び音声入出力装置の制御系の構成>
次に、図2を参照して、画像処理システム100に含まれる画像形成装置1、音声入出力装置2及び音声処理サーバー4の制御系の構成例について説明する。図2は、画像処理システム100に含まれる画像形成装置1、音声入出力装置2及び音声処理サーバー4の制御系の構成例を示すブロック図である。
[音声入出力装置の制御系の構成]
まず、音声入出力装置2の制御系の構成について説明する。図2に示すように、音声入出力装置2は、制御部21と、通信部22と、マイクロフォン23と、スピーカー24と、を含む。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)210と、RAM(Random Access Memory)211と、ROM(Read Only Memory)212と、記憶部213と、を含む。
CPU210は、ROM212に記憶されているシステムプログラムや音声入出力処理プログラムなどの各種処理プログラムを読み出してRAM211に展開し、展開したプログラムに従って音声入出力装置2の各部の動作を制御する。例えば、制御部21は、マイクロフォン23が取得した音声データに識別ID213aを付加したものを、通信部22を介して音声解析サーバー3に送信したり、音声処理サーバー4から送信されて通信部22が受信したメッセージの音声データを、スピーカー24から音声として出力させたりする制御を行う。識別ID213aは、音声入出力装置2の識別情報の一例であり、音声入出力装置2Aを一意に識別することが可能な、音声入出力装置2Aに固有の情報である。
RAM211は、CPU210により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成し、ジョブのキュー、各種動作の設定等を記憶する。
ROM212は、半導体メモリ等の不揮発性メモリにより構成され、音声入出力装置2に対応するシステムプログラム、及び、該システムプログラム上で実行可能な音声入出力処理プログラム等を記憶する。これらのプログラムは、コンピュータが読取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU210は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
記憶部213は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などにより構成され、記憶部213には、音声入出力装置2に係る各種の設定データや、音声入出力装置2の識別ID213aなどが格納される。
通信部22は、ネットワークNを介して接続される画像形成装置1、音声解析サーバー3、音声処理サーバー4との間で行われる各種制御信号やデータなどの送受信動作を制御する。
マイクロフォン23は、ユーザーUによって発話された音声等の、音声入出力装置2の周囲の音声を集音して音声データに変換し、該音声データを制御部21に出力する。スピーカー24は、制御部21から入力された音声データを音声として放音する。
[音声処理サーバーの制御系の構成]
次に、同じく図2を参照して、音声処理サーバー4の制御系の構成について説明する。音声処理サーバー4は、制御部41と、通信部42と、設定セット生成部43と、を含む。制御部41は、CPU410と、RAM411と、ROM412と、記憶部413と、を含む。
CPU410は、ROM412に記憶されているシステムプログラムや音声処理プログラムなどの各種処理プログラムを読み出してRAM411に展開し、展開したプログラムに従って音声処理サーバー4の各部の動作を制御する。
例えば、CPU410は、音声解析サーバー3から、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータが送信された場合に、設定セット生成部43に設定セットの生成を指示する。また、CPU410は、音声操作の終了命令に対応するテキストデータを通信部42が受信した時点で、記憶部413に一時保存されていた設定セットを設定セットコマンドに変換し、該設定セットコマンドを、通信部42を介して画像形成装置1に送信させる制御を行う。
音声操作の終了命令に対応するテキストデータには、例えば、画像形成装置1のスピーカー24から出力された「これまでの設定で印刷(ジョブの一例)を開始しますか」等のジョブに関する設定項目の設定終了の確認の問いに対する、ユーザーUによる「はい」、「OK」等の肯定の返答音声のテキストデータがある。
RAM411は、CPU410により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
ROM412は、半導体メモリ等の不揮発性メモリ等により構成され、音声処理サーバー4に対応するシステムプログラム、及び、該システムプログラム上で実行可能な音声処理プログラム等を記憶する。これらのプログラムは、コンピュータが読取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU410は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
記憶部413は、HDDやSSDなどにより構成され、記憶部413には、音声処理サーバー4に係る各種の設定データや、設定セット生成部43により生成された設定セット413aなどが格納される。なお、設定セット413aは、記憶部413ではなくROM412に記憶されてもよい。
通信部42は、ネットワークNを介して接続される画像形成装置1、音声解析サーバー3との間で行われる各種データの送受信動作を制御する。
設定セット生成部43は、音声解析サーバー3から送信されて通信部42が受信したテキストデータを解析する。そして、該テキストデータが、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータである場合、該テキストデータを、該テキストデータに対応する命令の指示元の音声入出力装置2の識別ID213aと対応付けて、設定セット413aを生成する。
該当する識別ID213aの設定セット413aの形成領域(以下、「設定セット領域」と称する)が形成されていない場合、設定セット生成部43は、まず、設定セット領域を形成する。そして、該設定セット領域に、識別ID213aの音声入出力装置2が指示元である、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータを格納する。
そして、設定セット生成部43は、音声解析サーバー3から、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータが送信される毎に、該テキストデータを格納することによって設定セット413aを更新する。つまり、設定セット生成部43は、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータを、音声入出力装置2毎にグループ化(グルーピング)した設定セット413aを生成する。
また、設定セット生成部43は、音声解析サーバー3から送信されたテキストデータが、キャンセル命令、ジョブの開始命令でない場合、又は、画像形成装置1からジョブに関するエラーを示すステータスコードを受信していない場合、生成又は更新した設定セット413aを記憶部213に一時保存する。つまり、通信部42がこれらのテキストデータを受信するまでの間に、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータを複数受信した場合には、設定セット生成部43は、対応する設定セット413aを随時更新し、該設定セット413aを記憶部213に一時保存する。
キャンセル命令は、既に指示を行っている命令(設定命令、ジョブの実行命令)を取り消すための命令である。テキストデータがキャンセル命令を示すものであった場合、制御部41は、キャンセルが指示された命令の取り消しを指示するコマンドを生成して、該コマンドを、キャンセル命令の指示元の音声入出力装置2の識別ID213aとともに、通信部42を介して画像形成装置1に送信させる制御を行う。
テキストデータが音声操作の終了命令を示すものであった場合、設定セット生成部43は、記憶部213に一時保存されていた(複数の)設定セット413aを設定セットコマンドに変換し、該設定セットコマンドを、通信部42を介して画像形成装置1に送信させる制御を行う。
画像形成装置1から、ジョブに関するエラーを示すステータスコードを受信した場合、制御部41は、エラーを起こしたジョブの開始命令の指示元の音声入出力装置2に対して、通信部42を介して、エラーを示すメッセージを送信する制御を行う。
[画像形成装置の制御系の構成]
次に、同じく図2を参照して、画像形成装置1の制御系の構成について説明する。図2に示すように、画像形成装置1は、制御部11と、通信部12と、画像形成部13と、操作表示部14と、を含む。
通信部12は、ネットワークNを介して接続される音声処理サーバー4との間で行われる各種データの送受信動作を制御する。
制御部11は、CPU110と、RAM111と、ROM112と、記憶部113と、を含む。CPU110は、ROM112に記憶されているシステムプログラムや画像形成処理プログラムなどの各種処理プログラムを読み出してRAM111に展開し、展開したプログラムに従って画像形成装置1の各部の動作を制御する。
例えば、CPU110は、音声処理サーバー4から送信される設定セットコマンドを記憶部113に形成されたデータ構造キュー(図示略)に順次格納する制御を行う。また、CPU110は、該設定セットコマンドをデータ構造キューからFIFO方式で読み出して、設定セットコマンドにより指定されたジョブを、画像形成部13に実行させる制御を行う。
RAM111は、CPU110により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成し、ジョブのキュー、設定セットコマンド、各種動作の設定等を記憶する。
ROM112は、半導体メモリ等の不揮発性メモリ等により構成され、画像形成装置1に対応するシステムプログラム、及び、該システムプログラム上で実行可能な画像形成処理プログラム等を記憶する。これらのプログラムは、コンピュータが読取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU110は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
記憶部113は、HDDやSSDなどにより構成され、画像形成装置1に係る各種の設定データや画像データなどを記憶する。
画像形成部13は、不図示のプリンタコントローラー等から送信された画像データに基づいて用紙に画像形成を行い、該画像が形成された用紙を印刷物として出力する。具体的には、画像形成部13は、不図示の帯電装置と、感光ドラムと、露光装置と、転写ベルトと、定着装置と、を備える。
そして、画像形成部13は、まず、帯電装置により帯電された感光体ドラムに対して、露光装置から画像に応じた光を照射させることにより、感光ドラムの周上に静電潜像を形成させる。次いで、画像形成部13は、現像装置から感光体にトナーを供給させることにより、帯電した静電潜像上にトナーを付着させてトナー像を現像させる。次いで、画像形成部13は、トナー像を転写ベルトに1次転写させるとともに、転写ベルトに転写されたトナー像をから用紙に2次転写させ、さらに、定着装置に、用紙上に転写されたトナー像を用紙に定着させる。
なお、本実施形態では、画像形成部13が電子写真方式を用いて画像形成を行う例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。本発明の画像形成装置は、インクジェット方式等の他の方式で画像形成を行う画像形成部を有する画像形成装置に適用されてもよい。
操作表示部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)等よりなる表示部と、タッチセンサ等よりなる操作入力部とが一体に形成されたタッチパネルとして構成される。なお、本実施形態では、表示部及び操作入力部が操作表示部14として一体に形成される例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。表示部と、キーボードやマウス等よりなる操作入力部とが、それぞれ別々に構成されてもよい。または、タッチパネルとして構成された操作表示部14に加えて、キーボードやマウス等よりなる操作入力部を備える構成としてもよい。
[画像処理システムによる音声応答処理の概要]
次に、図3を参照して、本発明の一実施形態に係る画像処理システム100による音声応答処理の概要について説明する。図3は、音声操作に基づく画像処理システム100の動作の例を示すシーケンス図である。
まず、ユーザーUA(図1参照)から音声入出力装置2Aに対して発話による操作指示が行われ、音声操作開始を示す音声データ及び識別ID213aが、音声入出力装置2Aから音声解析サーバー3に送信される(ステップS1)。次いで、ユーザーUB(図1参照)から音声入出力装置2Bに対して発話による操作指示が行われ、音声操作開始を示す音声データ及び識別ID213aが、音声入出力装置2Bから音声解析サーバー3に送信される(ステップS2)。
次いで、音声解析サーバー3から音声処理サーバー4に対して、音声入出力装置2Aのテキストデータ及び識別ID213aと、音声入出力装置2Bのテキストデータ及び識別ID213aと、が送信される(ステップS3)。なお、図3には、音声入出力装置2Aから送信された情報と音声入出力装置2Bから送信された情報とが、ステップS3でまとめて音声解析サーバー3から音声処理サーバー4に送信される例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。音声解析サーバー3から音声処理サーバー4への情報の送信は、音声入出力装置2Aと音声入出力装置2Bとのそれぞれから情報が送られてくる都度、行われてもよい。
次いで、音声処理サーバー4の設定セット生成部43(図2参照)は、音声入出力装置2Bの設定セット領域を生成する(ステップS4)。次いで、音声処理サーバー4の設定セット生成部43は、音声入出力装置2Aの設定セット領域を生成する(ステップS5)。
なお、図3には、音声処理サーバー4の設定セット生成部43が、音声入出力装置2Bの設定セット領域を先に生成してから(ステップS4)、音声入出力装置2Aの設定セット領域を生成する(ステップS5)例を示したが、本発明はこれに限定されない。音声解析サーバー3の処理によって、ステップS4及びS5の順番が逆になる場合もある。
次いで、ユーザーUAから音声入出力装置2Aに対して「A4、白黒」等の発話によるジョブの設定に関する音声操作が行われることにより、音声入出力装置2Aから音声解析サーバー3に対して、設定に関する音声操作を示す音声データ及び識別ID213aが送信される(ステップS6)。次いで、ユーザーUBから音声入出力装置2Bに対して「PDF、3枚でスキャン」等の発話による音声操作が行われることにより、音声入出力装置2Aから音声解析サーバー3に対して、設定に関する音声操作を示す音声データ及び識別ID213aが送信される(ステップS7)。
次いで、音声解析サーバー3から音声処理サーバー4に対して、音声入出力装置2Aのテキストデータ及び識別ID213aと、音声入出力装置2Bのテキストデータ及び識別ID213aと、が送信される(ステップS8)。次いで、音声処理サーバー4の設定セット生成部43は、音声入出力装置2Bの設定セット413aを生成する(ステップS9)。つまり、音声入出力装置2Bの識別ID213aと対応して生成した設定セット領域に、「PDF」、「3枚」、「スキャン」の各テキストデータを格納することにより、設定セット413aを生成する。
次いで、音声処理サーバー4の設定セット生成部43は、音声入出力装置2Aの設定セット413aを生成する(ステップS10)。つまり、音声入出力装置2Aの識別ID213aと対応して生成した設定セット領域に、「A4」、「白黒」の各テキストデータを格納することにより、設定セット413aを生成する。
次いで、音声入出力装置2BからユーザーUBに対して「これまでの設定でジョブ1を実行しますか?」等の、ジョブ実行の是非の問いかけがあったことを受けて、ユーザーUBから音声入出力装置2Bに「はい」等の、肯定の返答が行われたとする。これにより、音声入出力装置2Bから音声解析サーバー3に対して、音声操作の終了を示す音声データ及び識別ID213aが送信される(ステップS11)。
なお、図3に示す例では、ユーザーUBから音声入出力装置2Bに対して肯定の返答が入力されたことをトリガとして、音声操作の終了を示す音声データ及び識別ID213aが、音声入出力装置2Bから音声解析サーバー3に送信される例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ユーザーUBからの音声の入力が所定時間なかった(タイムアウトとなった)場合に、音声解析サーバー3は、音声操作が終了されたと判定してもよい。ユーザーUBからの音声入出力装置2Bに対する音声の入力が所定時間ない場合、音声解析サーバー3から音声処理サーバー4に対して、音声操作終了の通知が送信される。この音声操作終了の通知には、音声入出力装置2の識別IDの情報も含まれる。したがって、音声処理サーバー4は、このような音声操作終了通知を音声解析サーバー3から受信した場合に、音声操作が終了したと判断してもよい。
次いで、音声解析サーバー3から音声処理サーバー4に対して、音声入出力装置2Bのテキストデータ及び識別ID213aが送信される(ステップS12)。次いで、音声処理サーバー4の制御部41は、音声入出力装置2Bの設定セット413aに対応するコマンドを生成し、該コマンドを、通信部42を介して画像形成装置1に送信する(ステップS13)。具体的には、音声処理サーバー4の制御部41は、設定セット413aを「ファイルフォーマット:PDF、枚数:3枚、ジョブの種類:スキャン」のコマンドに変換し、該コマンドをジョブの実行指示として画像形成装置1に送信する制御を行う。
次いで、ユーザーUAから音声入出力装置2Aに対して「2枚、印刷」等の発話によるジョブの設定に関する音声操作が行われることにより、音声入出力装置2Aから音声解析サーバー3に対して、設定に関する音声操作を示す音声データ及び識別ID213aが送信される(ステップS14)。次いで、音声解析サーバー3から音声処理サーバー4に対して、音声入出力装置2Aのテキストデータ及び識別ID213aが送信される(ステップS15)。
次いで、音声処理サーバー4の設定セット生成部43は、音声入出力装置2Aの設定セット413aを更新する(ステップS16)。つまり、音声入出力装置2Bの識別ID213aと対応して生成した設定セット領域に、「2枚」、「印刷」の各テキストデータを追加で格納することにより、設定セット413aを更新する。
次いで、音声入出力装置2AからユーザーUAに対してジョブ実行の是非の問いかけがあったことを受けて、ユーザーUAから音声入出力装置2Aに「はい」等の、肯定の返答が行われたとする。これにより、音声入出力装置2Aから音声解析サーバー3に対して、音声操作の終了を示す音声データ及び識別ID213aが送信される(ステップS17)。
次いで、音声解析サーバー3から音声処理サーバー4に対して、音声入出力装置2Aのテキストデータ及び識別ID213aが送信される(ステップS18)。次いで、音声処理サーバー4の制御部41は、音声入出力装置2Aの設定セット413aに対応するコマンドを生成し、該コマンドを、通信部42を介して画像形成装置1に送信する(ステップS19)。具体的には、音声処理サーバー4の制御部41は、設定セット413aを「用紙サイズ:A4、カラー:白黒、枚数:3枚、ジョブの種類:印刷」のコマンドに変換し、該コマンドを、ジョブの実行指示として画像形成装置1に送信する制御を行う。
次いで、画像形成装置1の制御部11から画像形成部13に対して、音声入出力装置2Bに対する音声操作に基づくジョブの実行指示が行われる(ステップS20)。すなわち、音声入出力装置2Bに対する音声操作に基づいて、音声処理サーバー4から送信された、「ファイルフォーマット:PDF、枚数:3枚、ジョブの種類:スキャン」のコマンドに基づくジョブの実行が指示される。この指示に基づいて、画像形成部13によって、ジョブが実行される。
次いで、画像形成装置1の制御部11から画像形成部13に対して、音声入出力装置2Aに対する音声操作に基づくジョブの実行指示が行われる(ステップS21)。すなわち、音声入出力装置2Aに対する音声操作に基づいて、音声処理サーバー4から送信された、「用紙サイズ:A4、カラー:白黒、枚数:3枚、ジョブの種類:印刷」のコマンドに基づくジョブの実行が指示される。この指示に基づいて、画像形成部13によって、ジョブが実行される。
なお、図3には、画像形成装置1の制御部11から画像形成部13に対するジョブの実行指示が、音声入出力装置2A及び2Bに対応するコマンドを両方受信した段階で行われる例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、音声入出力装置2Bへの音声操作に基づくジョブの実行指示は、ステップS13で送信された、音声入出力装置2Bに対応するコマンドを受信した時点で、すぐに行われてもよい。
[音声処理サーバーによる音声応答処理の手順]
次に、図4を参照して、本発明の一実施形態に係る音声処理サーバー4による音声応答処理の手順について説明する。図4は、音声処理サーバー4による音声応答処理の手順の例を示すフローチャートである。まず、音声処理サーバー4の通信部42は、音声解析サーバー3から送信されたテキストデータ及び音声入出力装置2の識別ID213a、又は、画像形成装置1から送信されたステータスコードを受け付ける(受信する)(ステップS31)。
次いで、音声処理サーバー4の制御部41は、ステップS31で受信したステータスコードを解析し、該ステータスコードが、ジョブに関するエラーを示すものであるか否かを判定する(ステップS32)。ステップS32で、エラーを示すステータスコードであると判定された場合(ステップS32がYES判定の場合)、制御部41は、該エラーの内容を示すメッセージを、通信部42を介して、ステップS31で受信した識別ID213a(図においては「該当識別ID」と表記)を有する音声入出力装置2(音声操作の指示元)に送信する制御を行う(ステップS33)。ステップS33の処理後、制御部41は処理をステップS31に戻す。
一方、ステップS32で、ステップS31で受信したステータスコードは、ジョブに関するエラーを示すものではないと判定された場合(ステップS32がNO判定の場合)、制御部41は、ステップS31で受信したテキストデータはキャンセル命令を示すものであるか否かを判定する(ステップS34)。ステップS34で、テキストデータはキャンセル命令を示すものであると判定された場合(ステップS34がYES判定の場合)、制御部41は、キャンセル命令を示すテキストデータをコマンドに変換する(ステップS35)。
次いで、制御部41は、ステップS31で受信した識別ID213aと、ステップS35で生成したコマンドとを、通信部42を介して画像形成装置1に送信する制御を行う(ステップS36)。ステップS36の処理後、制御部41は処理をステップS31に戻す。
ステップS34で、テキストデータはキャンセル命令を示すものでないと判定された場合(ステップS34がNO判定の場合)、制御部41は、ステップS31で受信したテキストデータによって、音声操作終了が指示されたか否かを判定する(ステップS37)。
制御部41は、例えば、音声解析サーバー3から受信したテキストデータが、音声操作の終了指示を示すものであった場合、該テキストデータによって、グルーピングの終了が指示されたと判断する。音声操作の終了指示には、音声入出力装置2からユーザーUに対して、「これまでの設定でジョブを実行しますか?」等の、ジョブ実行の是非の問いかけがあったことを受けて、ユーザーUから音声入出力装置2に入力された、「はい」、「YES」等の、肯定の返答等がある。
ステップS37で、音声操作終了の指示は受け付けていないと判定された場合(ステップS37がNO判定の場合)、制御部41は、ステップS31で受信した識別ID213aに対応する設定セット領域が形成されているか否かを判定する(ステップS38)。ステップS38で、設定セット領域は形成されていないと判定された場合(ステップS38がNO判定の場合)、設定セット生成部43は、ステップS31で受信した識別ID213aに対応する設定セット領域を形成する(ステップS39)。
ステップS39の処理後、又は、ステップS38で設定セット領域は形成済であると判定された場合(ステップS38がYES判定の場合)、設定セット生成部43は、ステップS31で受信した識別ID213aに対応する設定セット413aを、ステップS31で受信したテキストデータに応じて更新する(ステップS40)。
次いで、制御部41は、ステップS31で受信したテキストデータに示される命令が、画像形成装置1によって実行可能なものであるか否かを判定する(ステップS41)。ステップS41で、画像形成装置1によって実行可能な命令でないと判定された場合(ステップS41がNO判定の場合)、実行不可の通知(の音声データ)を、設定セット413aに含まれる識別ID213aに対応する音声入出力装置2に送信する(ステップS42)。
これにより、例えば、ユーザーUAから音声入出力装置2Aに対して、A4サイズの用紙のみを収容した画像形成装置1でのA3サイズの用紙への印刷が指示された場合、音声入出力装置2AからユーザーUAに対して、設定の実行が不可である旨のメッセージが音声で通知される。ステップS42の処理後、制御部41は処理をステップS31に戻す。一方、ステップS41で、画像形成装置1によって実行可能な命令であると判定された場合(ステップS41がYES判定の場合)、制御部41は、処理をステップS31に戻す。
ステップS37で、音声操作終了の指示を受け付けたと判定された場合(ステップS37がYES判定の場合)、音声処理サーバー4の制御部41は、識別ID213aに対応付けられた設定セット413aをコマンドに変換する(ステップS43)。設定セット413aに複数の設定命令に対応する複数のテキストデータが格納されている場合には、ステップS43で、該複数のテキストデータが一括してコマンドに変換される。
次いで、制御部41は、設定セット413aに含まれていた識別ID213aとステップS43で生成したコマンドとを、通信部42を介して画像形成装置1に送信する(ステップS44)。次いで、設定セット生成部43は、識別ID213aに対応付けられた設定セット413aをすべてクリア(削除)する(ステップS45)。ステップS45の処理後、制御部41は処理をステップS31に戻す。
なお、図4には、音声入出力装置2からジョブに関する設定の設定命令に対応するテキストデータが送信される都度、該テキストデータで設定セット413aを更新する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。設定セット生成部43による設定セット413aの生成は、例えば、音声操作終了を示す音声データに基づくテキストデータが音声解析サーバー3から送信された時点で、まとめて実行されてもよい。
図5は、グルーピングが指示された時点で設定セット413aの生成を行う場合における、音声処理サーバー4による音声応答処理の手順の例を示すフローチャートである。図5のステップS51〜ステップS56は、図4のステップS31〜ステップS36と同一であるため、ここでの説明は省略する。
ステップS54で、テキストデータはキャンセル命令を示すものでないと判定された場合(ステップS54がNO判定の場合)、制御部41は、ステップS51で受信したテキストデータによって、音声操作の終了が指示されたか否かを判定する(ステップS57)。ステップS57で音声操作の終了は指示されていないと判定された場合(ステップS57がNO判定の場合)、設定セット生成部43は、ステップS51で受信したテキストデータと識別ID213aとを対応付けたものを、一時保存する(ステップS58)。ステップS58の処理後、制御部41は処理をステップS51に戻す。
一方、ステップS57で、音声操作の終了が指示されたと判定された場合(ステップS57がYES判定の場合)、設定セット生成部43は、一時保存されていたテキストデータを一つの設定セット413aに変換する(ステップS59)。複数の設定命令に対応する複数のテキストデータが一時保存されている場合には、ステップS59で、該複数のテキストデータが一括して設定セット413aに変換される。
次いで、制御部41は、設定セット413aに含まれる命令が、画像形成装置1によって実行可能なものであるか否かを判定する(ステップS60)。ステップS60で、画像形成装置1によって実行可能な命令でないと判定された場合(ステップS60がNO判定の場合)、制御部41は、実行不可の通知を、設定セット413aの識別ID213aに対応する音声入出力装置2に送信する(ステップS61)。
一方、ステップS60で、画像形成装置1によって実行可能な命令であると判定された場合(ステップS60がYES判定の場合)、制御部41は、該当識別ID213aの設定セット413aをコマンドに変換する(ステップS62)。次いで、制御部41は、設定セット413aと対応付けられていた識別ID213aとステップS62で生成されたコマンドとを、通信部42を介して画像形成装置1に送信する制御を行う(ステップS63)。次いで、設定セット生成部43は、識別ID213aと対応付けられた設定セット413aをクリアする(ステップS64)。ステップS64の処理後、制御部41は処理をステップS51に戻す。
なお、図4及び図5には、音声処理サーバー4の制御部41が、画像形成装置1から送信されたステータスコードは、ジョブに関するエラーを示すものであるか否かを、最初に判定する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、制御部41は、音声解析サーバー3から送信されたテキストデータによって音声操作の終了が指示されたか否かを、最初に判定してもよい。
図6は、音声解析サーバー3から送信されたテキストデータによって音声操作の終了が指示されたか否かを最初に判定する場合における、音声処理サーバー4による音声応答処理の手順の例を示すフローチャートである。
まず、音声処理サーバー4の通信部42は、音声解析サーバー3から送信されたテキストデータ及び音声入出力装置2の識別ID213a、又は、画像形成装置1から送信されたステータスコードを受け付ける(受信する)(ステップS71)。次いで、音声処理サーバー4の制御部41は、ステップS71で受け付けたテキストデータによって、音声操作終了が指示されたか否かを判定する(ステップS72)。
ステップS72で、音声操作終了は指示されていないと判定された場合(ステップS72がNO判定の場合)、制御部41は、ステップS71で受信したステータスコードを解析し、該ステータスコードが、ジョブに関するエラーを示すものであるか否かを判定する(ステップS73)。ステップS73で、エラーを示すステータスコードであると判定された場合(ステップS73がYES判定の場合)、制御部41は、該エラーの内容を示すメッセージを、ステップS71で受信した識別ID213aを有する音声入出力装置2(音声操作の指示元)に送信する制御を行う(ステップS74)。ステップS74の処理後、制御部41は処理をステップS71に戻す。
一方、ステップS73で、ステップS71で受信したステータスコードは、ジョブに関するエラーを示すものではないと判定された場合(ステップS73がNO判定の場合)、制御部41は、ステップS71で受信したテキストデータはキャンセル命令を示すものであるか否かを判定する(ステップS75)。ステップS75で、テキストデータはキャンセル命令を示すものであると判定された場合(ステップS75がYES判定の場合)、制御部41は、キャンセル命令を示すテキストデータをコマンドに変換する(ステップS76)。
次いで、制御部41は、ステップS71で受信した識別ID213aと、ステップS76で生成したコマンドとを、通信部42を介して画像形成装置1に送信する制御を行う(ステップS77)。ステップS77の処理後、制御部41は処理をステップS71に戻す。
ステップS75で、テキストデータはキャンセル命令を示すものでないと判定された場合(ステップS75がNO判定の場合)、制御部41は、ステップS71で受信した識別ID213aに対応する設定セット領域が形成されているか否かを判定する(ステップS78)。ステップS78で、設定セット領域は形成されていないと判定された場合(ステップS78がNO判定の場合)、設定セット生成部43は、ステップS71で受信した識別ID213aに対応する設定セット領域を形成する(ステップS79)。
ステップS79の処理後、又は、ステップS78で、設定セット領域は形成済であると判定された場合(ステップS78がYES判定の場合)、設定セット生成部43は、ステップS71で受信した識別ID213aに対応する設定セット413aを、ステップS71で受信したテキストデータに応じて更新する(ステップS80)。
次いで、制御部41は、ステップS71で受信したテキストデータに示される命令が、画像形成装置1によって実行可能なものであるか否かを判定する(ステップS81)。ステップS81で、画像形成装置1によって実行可能な命令でないと判定された場合(ステップS81がNO判定の場合)、実行不可の通知(の音声データ)を、設定セット413aに含まれる識別ID213aに対応する音声入出力装置2に送信する(ステップS82)。ステップS82の処理後、又は、ステップS81で、画像形成装置1によって実行可能な命令であると判定された場合(ステップS81がYES判定の場合)、制御部41は、処理をステップS71に戻す。
ステップS72で、音声操作の終了指示を受け付けたと判定された場合(ステップS72がYES判定の場合)、音声処理サーバー4の制御部41は、識別ID213aに対応付けられた設定セット413aをコマンドに変換する(ステップS83)。設定セット413aに複数の設定命令に対応する複数のテキストデータが格納されている場合には、ステップS74で、該複数のテキストデータが一括してコマンドに変換される。
次いで、制御部41は、設定セット413aに含まれていた識別ID213aとステップS83で生成したコマンドとを、通信部42を介して画像形成装置1に送信する(ステップS84)。次いで、設定セット生成部43は、識別ID213aに対応付けられた設定セット413aをすべてクリア(削除)する(ステップS85)。ステップS85の処理後、制御部41は処理をステップS71に戻す。
上述した実施形態では、音声処理サーバー4の設定セット生成部43は、通信部42が受け付けた命令が、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータである場合、該テキストデータを音声入出力装置2毎にグループ化した設定セット413aを生成する。そして、制御部41は、設定セット413aをジョブの実行指示として画像形成装置1に送信する制御を行う。
つまり、本実施形態では、複数の音声入出力装置2から、ジョブに関する設定項目の設定命令を受け付けた場合であっても、該複数の設定命令は、音声処理サーバー4によって音声入出力装置2毎にグルーピングされ、ジョブの実行指示として画像形成装置1に送信される。
例えば、複数の音声入出力装置2A,2Bのそれぞれから、略同一のタイミングで複数の設定命令が送信され、該設定命令に対応するテキストデータが、時系列に音声入出力装置2A,2B,2A等の順番で音声処理サーバー4に入力されたとする。このような場合であっても、本実施形態では、複数の設定命令に対応する各テキストデータは、設定セット生成部43によって、音声入出力装置2A、2Bのそれぞれに対応付けられてグルーピングされ、制御部41によって、ジョブの実行指示として画像形成装置1に送信される。つまり、複数の設定命令が、指示が行われたそのままの順序で画像形成装置1に送信されることがなくなるため、本実施形態によれば、画像形成装置1における複数の設定指示に基づく設定を、設定の上書きや競合を起こすことなく実行させることが可能となる。
また、上述した実施形態では、設定セット生成部43は、通信部42がジョブに関する設定項目の設定命令に対応する情報を受け取る都度、設定命令に対応するテキストデータ、又は、設定命令に対応するテキストデータが追加されることにより更新された設定セット413aを一時保存する。そして、制御部41は、通信部42が受け取った命令が、音声入出力装置2への命令入力の終了命令である場合、設定セット413aを一括してコマンドに変換する。
したがって、本実施形態によれば、一つの音声入出力装置2から送信された複数の設定命令が、一括してコマンドに変換されて画像形成装置1に送信される。それゆえ、本実施形態によれば、一つの音声入出力装置2から送信されたジョブに関する複数の設定命令が、画像形成装置1においてバラバラに認識されることを防ぐことができ、複数の設定指示に基づく設定が、設定の上書きや競合を起こすことなく実行されるようになる。
また、上述した実施形態では、音声処理サーバー4の制御部41は、通信部42が受け取った命令に対応するテキストデータが、命令のキャンセル命令に対応するテキストデータである場合、キャンセル命令の指示元の音声入出力装置2の識別ID213aと、命令のキャンセル指示とを、画像形成装置1に送信する制御を行う。したがって、本実施形態によれば、画像形成装置1は、命令のキャンセル指示を行った指示元を特定した上で、指示元からのキャンセル命令に基づく命令(ジョブに関する設定項目の設定命令等)を、間違いなくキャンセルすることができる。
また、上述した実施形態では、音声処理サーバー4の制御部41は、通信部42が画像形成装置1から送信されたジョブに関するメッセージを受け取った場合、該メッセージを設定命令の指示元の音声入出力装置2に送信する制御を行う。したがって、例えば、画像形成装置1でエラー等が発生した場合にも、エラーが発生したジョブに関する設定項目の設定命令の指示元の音声入出力装置2に対して、エラーメッセージが送信され、該エラーメッセージは、音声入出力装置2を介してユーザーUに通知される。それゆえ、本実施形態によれば、エラー等が発生したジョブに関する設定項目の設定命令の指示元に対して、適切にメッセージを通知することが可能となる。
また、上述した実施形態では、音声処理サーバー4の制御部41は、設定セット413aに実行不可能な設定が含まれる場合、設定セット413aに含まれる設定命令の実行不可の通知を、設定命令の指示元の音声入出力装置2に送信する制御を行う。それゆえ、本実施形態によれば、音声入出力装置2を介して、画像形成装置1側で実施ができない設定命令が入力された場合であっても、その内容を、設定命令の指示元のユーザーUに適切に通知することが可能となる。
<各種変形例>
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得る。
上述した実施形態では、設定セット生成部43は、「A4」、「白黒」等のテキストデータを設定セット領域に格納することにより、設定セット413aを生成する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、設定セット生成部43は、テキストデータを設定コード等に変換し、該変換コードを設定セット領域に格納することにより、設定セット413aを生成してもよい。
また、上述した実施形態では、音声入出力装置2から送信される識別ID213aに基づいて、音声処理サーバー4の制御部41が命令の指示元の音声入出力装置2を判別する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、音声処理サーバー4の設定セット生成部43は、音声入出力装置2から送信され、音声解析サーバー3から中継される音声データを分析して得られる情報に基づいて、音声入出力装置2を識別してもよい。音声データを分析して得られる情報には、例えば、音声入出力装置2に対して音声操作を行ったユーザーUの声紋の情報や、音声として発話により入力されたユーザーUのID(ユーザーが個別に有する情報の一例)などがある。
また、設定セット生成部43は、ジョブに関する設定項目の設定命令に対応するテキストデータを、音声データの解析により判別されたユーザー毎にグルーピングすることにより、設定セット413aを生成してもよい。このような制御が行われることにより、音声入出力装置2A又は2Bの1台に対して、複数ユーザーによって、並行して音声による指示が入力された場合にも、画像形成装置1が、個々のユーザーより指示された各ジョブを実行することが可能となる。
また、上述した実施形態では、本発明の指示入力装置を音声入出力装置2に適用した例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。本発明の指示入力装置は、ユーザーUのジェスチャーを撮影して動作を解析することによりユーザーUによる指示を取得する、操作指示入力装置等に適用されてもよい。
また、上述した実施形態では、音声入出力装置2としてスマートスピーカーが用いられる例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。音声入出力装置2として、携帯電話端末やスマートフォンなどの、ユーザーUが所持する携帯端末装置が用いられてもよい。
さらに、上述した実施形態では、本発明の情報処理装置を、画像形成装置1に適用した例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。ジョブに関する複数の設定項目の設定命令を音声操作により受け付ける装置であれば、画像形成装置1以外の他の装置に適用されてもよい。
1…画像形成装置、2、2A、2B…音声入出力装置、3…音声解析サーバー、4…音声処理サーバー、11…制御部、12…通信部、13…画像形成部、41…制御部、42…通信部、43…設定セット生成部、100…画像処理システム

Claims (13)

  1. 情報処理装置に実行させるジョブに関する複数の命令に対応する各情報を受信するとともに、前記ジョブの実行指示を前記情報処理装置に送信する通信部と、
    前記通信部が受信した前記情報の指示元を判別し、前記ジョブの設定命令に対応する情報を前記指示元毎にグループ化した設定セットを生成する設定セット生成部と、
    前記設定セットを、前記ジョブの実行指示として前記通信部を介して前記情報処理装置に送信する制御を行う制御部と、を備えた
    制御装置。
  2. 前記制御部は、前記設定セットを前記情報処理装置が解釈可能なコマンドに変換し、該コマンドを用いて前記ジョブの実行指示を行う
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記設定セット生成部は、前記通信部が前記ジョブに関する設定項目の設定命令に対応する情報を受信する都度、前記設定命令に対応する情報、又は、前記設定命令に対応する情報が追加されることにより更新された前記設定セットを、一時保存する
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記通信部が受信した情報が、前記指示元への命令入力の終了命令に対応する情報である場合、一時保存されていた前記設定セットを一括して前記コマンドに変換する
    請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記通信部が受信した情報が、前記命令のキャンセル命令に対応する情報である場合、前記キャンセル命令の指示元の前記指示元又はユーザーの識別情報と、前記命令のキャンセル指示とを、前記情報処理装置に送信する制御を行う
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記通信部が、前記情報処理装置から送信された、前記ジョブに関するエラーの情報を受信した場合、前記エラーの内容を示すメッセージを前記設定命令の指示元の前記指示元に送信する制御を行う
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、前記設定セットに実行不可能な設定が含まれる場合、前記設定セットに含まれる設定命令の実行不可の通知を、前記通信部を介して、前記設定命令の指示元の前記指示元に送信する制御を行う
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記指示元は、入力された音声又はジェスチャーをデータに変換して出力する指示入力装置であり、
    前記設定セット生成部は、前記設定命令に付与された識別情報に基づいて、前記指示入力装置を識別する
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 前記識別情報は、前記指示入力装置に固有の情報である
    請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記識別情報は、前記指示入力装置に前記設定命令を入力したユーザーに固有の情報である
    請求項8に記載の制御装置。
  11. 前記設定セット生成部は、前記通信部が受信した前記情報を解析して得られる情報に基づいて、前記指示元を識別する
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置。
  12. 前記指示元は、入力された音声を音声データに変換して出力する音声入力装置であり、
    前記通信部が受信した前記情報を前記設定セット生成部が解析して得られる情報は、前記音声入力装置に前記設定命令を入力したユーザーの声紋の情報である
    請求項11に記載の制御装置。
  13. 情報処理装置に実行させるジョブに関する複数の命令に対応する各情報を受信するとともに、前記ジョブの実行指示を前記情報処理装置に送信する手順と、
    受信した前記情報の指示元を判別し、前記ジョブの設定命令に対応する情報を前記指示元毎にグループ化した設定セットを生成する手順と、
    前記設定セットを、前記ジョブの実行指示として前記情報処理装置に送信する制御を行う手順と、を制御装置に実行させる
    プログラム。
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