JP2021168609A - 害獣忌避装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方の領域のみで害獣を撃退する必要がある場所において使用した場合に、他方の領域に与える影響を抑制できる、害獣忌避装置を提供する。
【解決手段】害獣忌避装置100は、前面2Fと上面2Uとを有するケース部材2と、ケース部材2に備えられて害獣の接近を検知する複数個のセンサー7・7と、ケース部材2に備えられてセンサー7・7が害獣の接近を検知した際に害獣を撃退する害獣忌避部と、を備え、センサー7・7は、少なくともケース部材2の前面2Fの角部2a・2aに設けられ、センサー7・7による検知領域を重ね合わせた総合検知領域が、上面2Uの側から見て180度となるように、センサー7・7が配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、害獣忌避装置に関し、具体的には害獣等が線路や道路に侵入することを防止するための装置に関する。
従来、鳥や獣等の害獣の接近を検知するセンサーと、害獣忌避効果のある薬液を貯蔵する薬液タンクと、薬液を放出するノズルと、薬液をノズルから放出するためのポンプと、を備え、害獣の接近をセンサーにより感知した際に、薬液タンクからノズルを介して薬液を放出することにより害獣を追い払う害獣忌避装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2018−46803号公報
前記特許文献に記載の害獣忌避装置は農地等に用いられるものであるため、害獣忌避装置の周囲360度方向に害獣を検知し、薬液を放出する構成となっている。しかし、線路や道路の周辺など、一方の領域において害獣を撃退する必要があり、他方の領域において人間が使用する場所において、上記のような構成の害獣忌避装置を用いた場合は、車両や列車を検知して薬液を放出する可能性がある。このため、線路や道路に与える影響が大きくなることや、薬液のロスが多くなることから、前記特許文献に記載の害獣忌避装置を線路や道路の周囲で用いることは困難であった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、線路や道路の周辺など、所定の領域のみで害獣を撃退する必要がある場所において使用した場合に、他方の領域に与える影響を抑制できる、害獣忌避装置を提供することである。
本発明は、前述の課題解決のために、以下の害獣忌避装置を構成した。
(1)前面と上面とを有するケース部材と、前記ケース部材に備えられて害獣の接近を検知する複数個のセンサーと、前記ケース部材に備えられて前記センサーが害獣の接近を検知した際に害獣を撃退する害獣忌避部と、を備えた害獣忌避装置であって、前記センサーは、少なくとも前記ケース部材の前記前面の角部に設けられ、複数個の前記センサーによる検知領域を重ね合わせた総合検知領域が、前記上面側から見て所定の角度となるように、複数個の前記センサーが配置される、害獣忌避装置。
(2)前記所定の角度が160度から200度の範囲内で設定される、(1)に記載の害獣忌避装置。
(3)前記所定の角度が180度で設定される、(2)に記載の害獣忌避装置。
(4)前記ケース部材の前記前面における前記角部は面取り形状とされ、前記センサーは前記角部の面取り部分に設けられる、(1)から(3)の何れか一に記載の害獣忌避装置。
(5)前記害獣忌避部は、害獣を撃退するための一又は複数の物理的効果を放出する、(1)から(4)の何れか一に記載の害獣忌避装置。
(6)前記物理的効果を前記総合検知領域に向けて放出する、(5)に記載の害獣忌避装置。
(7)前記害獣忌避部は、害獣を撃退するための薬液を噴出する噴出部を備える、(5)又は(6)に記載の害獣忌避装置。
(8)前記噴出部は、前記薬液を噴射する噴射ノズルを備え、前記噴射ノズルは、ベース部と噴射部とに分割可能とされる、(7)に記載の害獣忌避装置。
(9)前記ケース部材は、固定板の前面に設けられ、前記固定板における前記前面には、前記薬液を貯留する薬液タンクと、前記害獣忌避部に電力を供給する電源ボックスと、が設けられる、(7)又は(8)に記載の害獣忌避装置。
(10)前記ケース部材は、前記薬液タンク及び前記電源ボックスよりも前方に突出して形成され、前記センサーは前記ケース部材の前端部に設けられる、(9)に記載の害獣忌避装置。
(11)前記ケース部材、前記薬液タンク、及び、前記電源ボックスは、水平方向に並んで配置され、前記ケース部材は、前記薬液タンクと前記電源ボックスとの間に配置される、(9)又は(10)に記載の害獣忌避装置。
(12)前記固定板は、支柱に対して固定部を介して固定される、(9)から(11)の何れか一に記載の害獣忌避装置。
本発明に係る害獣忌避装置によれば、所定の領域のみで害獣を撃退する必要がある場所において使用した場合に、他方の領域に与える影響を抑制できる、という効果を奏する。
本実施形態に係る害獣忌避装置を示した斜視図。 本実施形態に係る害獣忌避部を示した正面図。 害獣忌避部におけるケース部材を示した底面図。 噴射ノズルの分解断面図。 本実施形態に係る害獣忌避部を示した側面図。 本実施形態に係る害獣忌避装置の構成図。
まず、図1から図6を用いて、本発明の一実施形態に係る害獣忌避装置100の概略構成について説明する。図1は本発明の害獣忌避装置100を示し、図中符号1は支柱、2はケース部材、3は薬液タンク、4は電源ボックス、5は太陽電池をそれぞれ示している。
本実施形態に係る害獣忌避装置100は、線路や道路の周辺など、一方の領域(線路や道路の付近の領域)において害獣を撃退する必要があり、他方の領域(線路や道路として使用する領域)において人間が使用する場所において好適に用いられる。但し、害獣忌避装置100を他の場所で用いても差し支えない。
本実施形態の害獣忌避装置100は、地面に立設した支柱1の上部に、固定部Sを介して固定された固定板Bに設けられる(図5を参照)。固定板Bの前面には、平面視で略矩形に形成されたケース部材2が固定される。また、固定板Bの前面には、ケース部材2に隣接して、害獣忌避効果のある薬液を貯蔵する薬液タンク3が固定される。また、ケース部材2に対する薬液タンク3の反対側には、ケース部材2における害獣忌避部に電力を供給する電源ボックス4が固定される。
このように、ケース部材2、薬液タンク3、及び、電源ボックス4は、水平方向に並んで配置され、ケース部材2は、薬液タンク3と電源ボックス4との間に配置されている。このように、本実施形態に係る害獣忌避装置100においては、ケース部材2と薬液タンク3との高度差を小さくして、ポンプ9を駆動させる際にポンプ9に加わる負荷を小さくしている。支柱1の上端部には、太陽電池5が設けられる。
本実施形態においては図5に示す如く、固定板BはU字状ボルトである固定部Sにより支柱1に固定される。但し、固定板BをV字状の固定部、又は、Iボルトにより支柱1に固定することも可能である。また、固定板Bを支柱1ではなくフェンス、壁部、柱、木、樋、配管等に固定することも可能である。
ケース部材2は、図2及び図3に示すように、前面2F・背面2B・右側面2R・左側面2L・上面2U・下面2Dを有する筐体である。ケース部材2の前面2Fと、右側面2R及び左側面2Lとで形成される角部2a・2aは面取り形状とされている。ケース部材2には、各機器を制御する制御部6と、害獣の接近を検知する二個のセンサー7・7と、センサー7・7のうち何れかが害獣の接近を検知した際に薬液を放出して害獣を撃退する害獣忌避部と、が設けられる。
本実施形態における害獣忌避部は、害獣を撃退するための薬液を噴出する噴出部である噴射ノズル8とポンプ9(図6を参照)とを備える。ポンプ9は、センサー7・7のうち何れかが害獣の接近を検知した際に、制御部6からの信号により駆動し、薬液タンク3から薬液を吸引して噴射ノズル8を介して薬液を放出し、害獣を撃退する。
ケース部材2は、図3に示すように、平面視で矩形に形成されている。二個のセンサー7・7は、平面視でケース部材2の前面2Fで隣接する二箇所の角部2a・2aに設けられる。また、噴射ノズル8はケース部材2の前面2Fにおける中央部付近の下部に設けられる。噴射ノズル8は図4に示すように、水平方向に異なる向きに4つの噴出孔11が形成され、各噴出孔11は左右両側に2つずつ設けられる。このように、噴射ノズル8に4方向の噴出孔11を設ける場合、薬液の消費量が増えるが、害獣への薬液の命中率が上がる。
本実施形態における噴射ノズル8は図4に示す如く、ベース部8aと噴射部8bとに分割可能とされる。これにより、噴射ノズル8の噴出孔11が目詰まりを起こした場合でも、噴射部8bをベース部8aから分離して清掃することができる。
噴射ノズル8の噴出孔11の径は、0.1mm〜1.0mmが好ましく、望ましくは0.2mm〜0.8mmが良い。本実施形態では、噴出孔11の直径は、0.4mmとした。勿論、噴射ノズル8に一つの噴出孔11を設けても良く、数は任意である。ここで、噴射ノズル8の噴出孔11から放出される薬液は、直線状の状態(ジェットのような形態)でセンサー7の作動範囲(反応範囲)程度まで飛ばすことができることが望ましい。また、薬液の放出は、連続的であっても間欠的であっても構わない。
そして、図6に示すように、ポンプ9に接続された吸引管12で薬液タンク3から薬液を吸引し、ポンプ9に接続された吐出管13から噴射ノズル8の各噴出孔11を通して高圧力の液状の薬液を後述する総合検知領域に向けて直線状に放出するのである。噴射ノズル8からの薬液の射出形態は、噴霧状でも良いが、薬液が風に流され難く、少量(1〜10cc)を遠くまで射出できる直線状の方が良い。
電源ボックス4には、太陽電池5で発電した電力を蓄える二次電池10と、充放電コントローラ14及びリモコン受信機15を内蔵している。太陽電池5と二次電池10及び充放電コントローラ14とで、各機器に電力を供給する電源を構成している。二次電池10としては、どのようなものでも良いが、代表的にはリチウムイオン二次電池、ニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池などが、エネルギー体積密度が高いので好適であり、勿論、鉛蓄電池も用いることができる。
本実施形態で使用する薬液は、害獣忌避効果、害獣刺激効果があるものなら何でもよく、人体や農作物に悪影響を与え難いという点で天然由来成分である事が望ましい。例えば、唐辛子抽出物、チンキ(生姜)、ピペリン(胡椒)、アリルイソチオシアネート(山葵)、硫化アリル(玉ねぎ)が好適である。また、薬液として、ワサビや唐辛子等の刺激物抽出物の他、水、油、臭い、天敵動物の臭い抽出物等を採用することも可能である。
本発明で害獣とは、イノシシ、鹿、ハクビシン、タヌキ、キツネ、猿、熊等の他に害鳥をも含む広い概念で用いている。薬液は、本発明の害獣忌避装置100を設置する場所での最も頻度の高く、被害の大きな害獣に最も適してものを1種又は2種以上を混合して用いる。あるいは、複数の薬液タンク3を備え、それぞれ独立したポンプ9と噴射ノズル8を備えていて、それぞれから異なる薬液を放出しても良い。
ポンプ9は、渦巻ポンプ、タービンポンプ、プロペラポンプ、摩擦ポンプ、往復動ポンプ、回転ポンプ、ギアポンプ、偏心ポンプ、ネジポンプ等、何でも良いが、少量(1〜10cc)の薬液を高圧力で直線状に射出できてコンパクトなギアポンプが最も望ましい。また、ポンプ9の出力は、1〜50Wであることが望ましいが、電力と噴射ノズル8からの薬液放出の飛距離とのバランスの点で5〜20Wが最も望ましい。尚、一度に放出する薬液量は、コストと飛距離のバランスから1〜10ccが好ましく、さらにコストと飛距離のバランスが良い4〜6ccが最も望ましい。尚、ポンプ9として10Wのギアポンプを用いて5ccの辛子抽出物からなる薬液を、直径0.4mmで4方向の噴出孔11を設けた噴射ノズル8から放出した場合、少なくとも5mの飛距離で薬液を放出する事が出来た。
電源は、外部電源、内部電源どちらでも良いが、内部電源の方が電源供給設備のない屋外に配線を広げる必要がなく便利である。太陽電池5により電力を供給し、内部の二次電池10に電力を蓄電する事で、夜間も稼働できる。
ここで、害獣の接近を検知するセンサー7には、赤外線センサー、温度センサー、音センサー、光センサー、画像認識、接触センサー等を採用することができる。本実施形態においては、低コスト且つ確実に害獣の侵入を認識できるという観点より、センサー7には赤外線センサーが採用される。
センサー7の設置高さは対象とする害獣に応じて0〜3mの範囲に設定し、1〜2mが望ましい。本実施形態では、鹿を対象にして1.2mの高さ位置にセンサー7を設置している。尚、赤外線センサーは、拡散反射型を採用しており、広範囲で反応するようになっている。
本実施形態においては図1及び図5に示す如く、ケース部材2は薬液タンク3及び電源ボックス4よりも前方に突出して形成されている。そして、センサー7・7はケース部材2の前端部において、平面視でケース部材2の前面2Fで隣接する二箇所の角部2a・2aに設けられる。
本実施形態において、一個あたりのセンサー7の検知領域は、平面視で120度となるように設定されている。そして、本実施形態に係る害獣忌避装置100において、二個のセンサー7・7による検知領域を重ね合わせた総合検知領域は、平面視で所定の角度となるように構成されている。本実施形態においては図3に示す如く、二個のセンサーをケース部材2の前面2Fから30度ずつ傾けた設置面に設けるのである。これにより、センサー7・7による総合検知領域の所定の角度を180度とすることができる。
本実施形態に係る害獣忌避装置100によれば、線路や道路の周辺など、所定の領域において害獣を撃退する必要があり、他の領域において人間が使用する場所に使用することが好適となる。具体的には、害獣忌避装置100における総合検知領域が平面視で180度に構成されているため、センサー7・7による検知方向を所定の領域に向けることにより、車両や列車を検知して薬液を放出する可能性を低減することができる。これにより、線路や道路に与える影響が大きくなることや、薬液のロスが多くなることを抑制することが可能となる。即ち、害獣忌避装置100は、線路や道路の周辺など、所定の領域のみで害獣を撃退する必要がある場所において使用した場合に、他方の領域に与える影響を抑制することが可能となるのである。
なお、線路や道路の周辺における一方の領域のみで害獣を撃退する必要がある場所において使用するという観点から、センサー7・7による総合検知領域の所定の角度は、160度から200度の範囲内で設定することも可能である。但し、他方の領域に与える影響を抑制するとともに害獣の撃退効果を高めるという観点より、センサー7・7による総合検知領域の所定の角度は本実施形態の如く180度とすることが好ましい。
なお、センサーは、検知領域が60度又は90度等、他の角度のものを採用することも可能である。センサーの検知領域が90度の場合は、二個のセンサーをケース部材2の前面2Fから45度ずつ傾けた設置面に設けることにより、総合検知領域の所定の角度を180度とすることができる。また、センサーの検知領域が60度の場合は、一個のセンサーをケース部材2の前面2Fに設け、二個のセンサーをケース部材2の前面2Fから60度ずつ傾けた設置面に設けることにより、総合検知領域の所定の角度を180度とすることができる。
害獣忌避部は、害獣の接近に反応して、噴射ノズル8からの薬液射出に加え、電子ブザー16による音、LED照明17による光で威嚇する構成を備えることもできる。本実施形態では、図1及び図6に示すように、噴射ノズル8を設けたケース部材2の3面に、電子ブザー16を設けるとともに、LED照明17を設けている。電子ブザー16は、害獣が嫌いな周波数の音(超音波含む)を出すこと、LED照明17は害獣の目に感度が良い色の光を出すことが好ましい。また、害獣忌避部から熱又はレーザー光を放射したり、天敵動物の擬態動作(唸り声や吠声を発生する、模型を動作させる)を行ったりすることも可能である。このように、害獣忌避部は、害獣を撃退するための一又は複数の物理的効果を総合検知領域に向けて放出することができれば良い。
更に詳しくは、図6に示すように、ポンプ9は、電気二重層キャパシタ18に充電した電力で駆動され、制御部6からの信号に基づき、電気二重層キャパシタ18を介してポンプ9に電力を供給するようにしている。電気二重層キャパシタ18は、電池に比べて内部抵抗が低く短時間で充放電が行なえるが、自己放電によって比較的短時間で蓄えた電力が失われるという特性がある。そのため、センサー7で害獣の接近を検知してから、制御部6の害獣接近信号によって二次電池10から電気二重層キャパシタ18に充電し、所定時間後自動的に、あるいは制御部6からのタイミング信号に基づいて電気二重層キャパシタ18を放電して、ポンプ9のモータに電力を短時間に供給し、高圧力を発生させるのである。勿論、消費電力の問題がなければ、電気二重層キャパシタ18に常時充電しておくことが望ましく、その場合にはセンサー7で害獣を検知すると、瞬時に制御部6からの害獣検知信号に基づいてポンプ9を駆動して薬液を噴射ノズル8から放出できる。
また、電子ブザー16は、センサー7で害獣の接近を検知すると制御部6から電力が供給されて音を発生させる。同様に、LED照明17は、センサー7で害獣の接近を検知すると制御部6から電力が供給されてLED照明17から光を発生させる。
図示しないが、二次電池10からセンサー7、電子ブザー16及びLED照明17に電力を供給する。また、電子ブザー16はスピーカーであっても良く、音声合成して人の声やその他のテンポやトーンに変化がある音を発生しても良い。また、LED照明17は、その他の発光原理のエレクトロルミネッセンス(EL)照明や蛍光灯、白熱灯等であっても良いが、消費電力が低い点でLED照明、あるいはEL照明が望ましく、コスト的にはLED照明が最も有利である。
本実施形態では、農作業時やメンテナンス時は、本発明の害獣忌避装置100が作動しないように、リモートコントロールによって、リモコン受信機15を操作して電源のON/OFFを切り替えるようにしている。また、時間に応じて電源が自動的にON/OFFが切り替わるようにしても良い。
1 支柱
2 ケース部材 2F 前面
2B 背面 2R 右側面
2L 左側面 2U 上面
2D 下面 2a 角部
3 薬液タンク 4 電源ボックス
5 太陽電池(電源) 6 制御部
7 センサー 8 噴射ノズル
8a ベース部 8b 噴射部
9 ポンプ 10 二次電池(電源)
11 噴出孔 12 吸引管
13 吐出管 14 充放電コントローラ(電源)
15 リモコン受信機 16 電子ブザー
17 LED照明 18 電気二重層キャパシタ
100 害獣忌避装置 B 固定板
S 固定部


Claims (12)

  1. 前面と上面とを有するケース部材と、前記ケース部材に備えられて害獣の接近を検知する複数個のセンサーと、前記ケース部材に備えられて前記センサーが害獣の接近を検知した際に害獣を撃退する害獣忌避部と、を備えた害獣忌避装置であって、
    前記センサーは、少なくとも前記ケース部材の前記前面の角部に設けられ、
    複数個の前記センサーによる検知領域を重ね合わせた総合検知領域が、前記上面側から見て所定の角度となるように、複数個の前記センサーが配置される、害獣忌避装置。
  2. 前記所定の角度が160度から200度の範囲内で設定される、請求項1に記載の害獣忌避装置。
  3. 前記所定の角度が180度で設定される、請求項2に記載の害獣忌避装置。
  4. 前記ケース部材の前記前面における前記角部は面取り形状とされ、
    前記センサーは前記角部の面取り部分に設けられる、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の害獣忌避装置。
  5. 前記害獣忌避部は、害獣を撃退するための一又は複数の物理的効果を放出する、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の害獣忌避装置。
  6. 前記物理的効果を前記総合検知領域に向けて放出する、請求項5に記載の害獣忌避装置。
  7. 前記害獣忌避部は、害獣を撃退するための薬液を噴出する噴出部を備える、請求項5又は請求項6に記載の害獣忌避装置。
  8. 前記噴出部は、前記薬液を噴射する噴射ノズルを備え、
    前記噴射ノズルは、ベース部と噴射部とに分割可能とされる、請求項7に記載の害獣忌避装置。
  9. 前記ケース部材は、固定板の前面に設けられ、
    前記固定板における前記前面には、前記薬液を貯留する薬液タンクと、前記害獣忌避部に電力を供給する電源ボックスと、が設けられる、請求項7又は請求項8に記載の害獣忌避装置。
  10. 前記ケース部材は、前記薬液タンク及び前記電源ボックスよりも前方に突出して形成され、前記センサーは前記ケース部材の前端部に設けられる、請求項9に記載の害獣忌避装置。
  11. 前記ケース部材、前記薬液タンク、及び、前記電源ボックスは、水平方向に並んで配置され、
    前記ケース部材は、前記薬液タンクと前記電源ボックスとの間に配置される、請求項9又は請求項10に記載の害獣忌避装置。
  12. 前記固定板は、支柱に対して固定部を介して固定される、請求項9から請求項11の何れか1項に記載の害獣忌避装置。


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