JP2021167674A - バイオマスバンカ及びこれを備えたボイラプラント - Google Patents

バイオマスバンカ及びこれを備えたボイラプラント Download PDF

Info

Publication number
JP2021167674A
JP2021167674A JP2018095511A JP2018095511A JP2021167674A JP 2021167674 A JP2021167674 A JP 2021167674A JP 2018095511 A JP2018095511 A JP 2018095511A JP 2018095511 A JP2018095511 A JP 2018095511A JP 2021167674 A JP2021167674 A JP 2021167674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bunker
biomass
valve
water
control panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018095511A
Other languages
English (en)
Inventor
洋輔 大西
Yosuke Onishi
光輝 松▲崎▼
Mitsuteru Matsuzaki
祐樹 近藤
Yuki Kondo
豊 竹野
Yutaka Takeno
浩明 金本
Hiroaki Kanemoto
博司 湯浅
Hiroshi Yuasa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Power Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Power Ltd filed Critical Mitsubishi Power Ltd
Priority to JP2018095511A priority Critical patent/JP2021167674A/ja
Priority to PCT/JP2019/018599 priority patent/WO2019221009A1/ja
Publication of JP2021167674A publication Critical patent/JP2021167674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23KFEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
    • F23K1/00Preparation of lump or pulverulent fuel in readiness for delivery to combustion apparatus

Abstract

【課題】貯蔵されたバイオマス燃料の急速燃焼及び吸水によるバイオマス燃料の変質を防止可能なバイオマスバンカと、これを備えたボイラプラントとを提供する。
【解決手段】バイオマスバンカ31は、バイオマス燃料を貯蔵するバンカ本体51と、バンカ本体51内の湿度を検出する湿度監視計52と、水と空気の混合流体を噴霧する二流体ノズル53と、二流体ノズル53に接続された水供給管54及び空気供給管55と、水供給管54に備えられた流量調節弁56及び空気供給管55に備えられた開閉弁57と、流量調節弁56及び開閉弁57の切換を制御する制御盤58と、を備える。制御盤58は、湿度監視計52の検出値が制御盤58に設定された設定値を下回ったと判定したとき、流量調節弁56及び開閉弁57を閉状態から開状態に切り換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、バイオマス燃料を貯蔵するバイオマスバンカ及びバイオマス燃料を燃焼するボイラプラントに関する。
近年、火力発電プラントにおいては、経済性や環境問題に配慮し、微粉炭の代替燃料として又は微粉炭との混焼用燃料としてバイオマス燃料を用いるプラントの新設・改造が進められている。火力発電プラントに適用されるバイオマス燃料としては、取り扱いが容易であることから、木質バイオマスをペレット状に成形してなる木質バイオマスペレットが一般的に用いられている。木質バイオマスペレットは、バイオマスバンカに貯蔵され、バイオマスバンカから竪型粉砕装置に搬送されて粉砕される。なお、木質バイオマスペレットを燃焼に適した大きさにすることを表す用語としては「解砕」がより適切であるが、本明細書においては、石炭の例に倣って「粉砕」という。粉砕された木質バイオマスペレットは、ボイラ装置に供給されて燃焼される。
バイオマス燃料は、揮発分が多いため、適切に管理しないと急速燃焼を起こしやすい。このため、木質バイオマスペレットを貯蔵するバイオマスバンカには、貯蔵されている木質バイオマスペレットが急速燃焼に至らないように管理可能であることが求められる。
従来、石炭焚きボイラプラントに付設されるパイライトホッパには、ホッパ内の温度を監視する温度検出器と、ホッパ内にスプレー水を噴射するスプレー水ヘッダとを備え、温度検出器の検出温度が設定温度以上になったときに、スプレー水ヘッダからバンカ内にスプレー水を噴射するものが知られている(特許文献1参照)。
バイオマスバンカについても、パイライトホッパと同様の温度検出器及びスプレー水ヘッダを備えれば、木質バイオマスペレットの過剰な温度上昇を抑制できて、急速燃焼の発生を防止できる。また、スプレー水を噴射することによりバイオマスバンカ内における粉塵の発生を抑制できるので、可燃性の高いバイオマス燃料の粉塵と空気の混合濃度を低下でき、この点からもバイオマスバンカ内における急速燃焼の発生を抑制できる。
実開昭60−086742号公報
しかしながら、バイオマスバンカに貯えられる木質バイオマスペレットには、吸水性が高く、水に濡れると崩壊して細かな粒子となるという石炭にはない特質を有しているので、パイライトホッパに備えられているスプレー水ヘッダをそのままバイオマスバンカに備えることは不適当である。
この点について詳細に説明すると、火力発電プラントに適用される木質バイオマスペレットには、外観の色味からブラックペレットと呼ばれるものと、ホワイトペレットと呼ばれるものとがある。ブラックペレットは、バイオマスを焙煎して半炭化し、石炭の性状に近づけたものである。これに対してホワイトペレットは、細かく粉砕したバイオマスチップを円筒状に固めたものである。
ブラックペレットは、比較的耐水性が高いので、バンカ内でスプレー水が噴射されても格別な問題を生じない。これに対して、ホワイトペレットは、吸水性が高く、水に濡れると崩壊して細かな粒子となり、更に吸水しやすくなるため、バンカ内でスプレー水が大量に噴射されると、燃焼効率が悪くなるだけでなく、吸水により大きく膨張して圧密状態となり、バンカからの排出性が悪くなるという問題を生じやすい。また、ホワイトペレットは、吸水性が高いことから、バンカ及びその後流側に備えられた搬送機器類の接触面に付着しやすく、搬送に支障を生じるという問題も生じやすい。更に、ホワイトペレットは、多量に吸水すると発酵しやすくなり、発酵熱によって揮発分の揮散が増加するため、スプレー水を噴射することによって却って急速燃焼が生じやすくなることも懸念される。
なお、このような問題は、ホワイトペレットを貯蔵する場合だけでなく、間伐材や端材等の木質バイオマスチップを貯蔵する場合にも同様に発生する。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、貯蔵されたバイオマス燃料の急速燃焼を確実に防止でき、かつ吸水によるバイオマス燃料の変質を防止可能なバイオマスバンカと、これを備えたボイラプラントとを提供することにある。
上記目的を達成するために、代表的な本発明は、バイオマス燃料を貯蔵するバンカ本体と、前記バンカ本体内の湿度を検出する湿度監視計と、水と空気の混合流体を噴霧する二流体ノズルと、前記二流体ノズルに接続された水供給管及び空気供給管と、前記水供給管に備えられた流量調節弁及び前記空気供給管に備えられた開閉弁と、前記流量調節弁及び前記開閉弁の切換を制御する制御盤と、を備え、前記制御盤は、前記湿度監視計の検出値が前記制御盤に設定された設定値を下回ったと判定したとき、前記流量調節弁及び前記開閉弁を閉状態から開状態に切り換えて、前記二流体ノズルより前記バンカ内に、水及び空気の混合流体を噴霧することを特徴とする。
本発明は、上記の構成を備えているので、貯蔵されたバイオマスペレットの急速燃焼を確実に防止でき、かつ吸水によるバイオマス燃料の変質を防止可能なバイオマスバンカ及びボイラプラントを提供できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下に記載する実施形態の説明により明らかにされる。
実施形態に係るバイオマスバンカの構成図である。 実施形態に係る石炭・バイオマス焚きボイラプラントの構成図である。 実施形態に係る制御盤の機能ブロック図である。 実施形態に係る流量調節弁及び開閉弁の切換制御手順を示すフローチャートである。
まず、本発明に係るボイラプラントの実施形態を図に基づいて説明する。なお、以下においては石炭・バイオマス焚きボイラプラントを例にとって説明するが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、バイオマス専焼ボイラプラントにも適用できる。
図2は、実施形態に係る石炭・バイオマス焚きボイラプラントの構成図である。図2に示すように、実施形態に係る石炭・バイオマス焚きボイラプラント1は、石炭及びバイオマス燃料を燃焼する火炉2と、火炉2に微粉炭を供給する微粉炭供給部3と、火炉2にバイオマス燃料を供給するバイオマス燃料供給部4と、火炉2内で発生した燃焼排ガスを浄化する排ガス浄化装置5と、から主に構成されている。
火炉2には、微粉炭専焼バーナ11及びバイオマス専焼バーナ12が備えられており、微粉炭供給部3から供給される微粉炭と、バイオマス燃料供給部4から供給されるバイオマス燃料と、を混焼するように構成されている。
微粉炭供給部3は、原炭を貯える原炭バンカ21と、図示しない貯炭場から原炭バンカ21内に原炭を搬入する原炭搬入コンベア22と、原炭バンカ21から供給される原炭を所定の大きさに粉砕して燃料である微粉炭を生成する第1の竪型粉砕装置23と、第1の竪型粉砕装置23で生成された微粉炭を微粉炭専焼バーナ11に供給する給炭管24と、を含んで構成されている。第1の竪型粉砕装置23で生成された微粉炭は、第1の竪型粉砕装置23に吹き込まれた搬送用気体25により乾燥されると共に、給炭管24を通って微粉炭専焼バーナ11に供給される。
バイオマス燃料供給部4は、バイオマス燃料を貯えるバイオマスバンカ31と、バイオマスサイロ32からバイオマスバンカ31内にバイオマス燃料を搬入するバイオマス搬入コンベア33と、バイオマスバンカ31から供給されるバイオマス燃料を所定の大きさに粉砕して燃料である粉砕バイオマス燃料を生成する第2の竪型粉砕装置34と、第2の竪型粉砕装置34で生成された粉砕バイオマス燃料をバイオマス専焼バーナ12に供給するバイオマス送給管35と、を含んで構成されている。第2の竪型粉砕装置34で生成された粉砕バイオマス燃料は、第2の竪型粉砕装置34に吹き込まれた搬送用気体36により乾燥されると共に、バイオマス送給管35を通ってバイオマス専焼バーナ12に供給される。なお、第2の竪型粉砕装置34としては、第1の竪型粉砕装置23と同様の石炭用の竪型粉砕装置を利用できる。
バイオマス燃料としては、ブラックペレット又はホワイトペレット等の木質バイオマスペレット並びに間伐材又は端材等の木質バイオマスチップを利用できる。また、搬送用気体25、36としては、火炉2内で発生する燃焼排ガス或いは燃焼排ガスと1次空気の混合ガスを利用できる。
排ガス浄化装置5は、脱硝装置41、空気予熱器42及び電気集塵機43をもって構成されている。火炉2内で発生した燃焼排ガスは、脱硝装置41、空気予熱器42及び電気集塵機43を通って浄化され、図示しない煙突から大気へ放出される。なお、排ガス浄化装置5の構成はこれに限定されるものではなく、例えば湿式脱硫装置等の他の装置を追加すること、電気集塵機43に代えてバグフィルタを備えることも可能である。
次に、本発明に係るバイオマスバンカの実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係るバイオマスバンカの構成図である。図1に示すように、実施形態に係るバイオマスバンカ31は、バイオマス燃料を貯蔵するバンカ本体51と、バンカ本体51内の湿度を検出する湿度監視計52と、水と空気の混合流体をバンカ本体51内に向けて噴霧する複数(図1の例では3個)の二流体ノズル53と、二流体ノズル53に接続された水供給管54及び空気供給管55と、水供給管54に備えられた流量調節弁56及び空気供給管55に備えられた開閉弁57と、流量調節弁56及び開閉弁57の切換を制御する制御盤58と、を備えて構成されている。
バンカ本体51は、略中央部から上方が円筒形に形成され、略中央部から下方が逆円錐形に形成されたホッパ構造になっている。バンカ本体51の上部には、図示しないバイオマス燃料の導入口が開設され、下部には図示しないバイオマス燃料の搬出口が開設されている。
湿度監視計52としては、バンカ本体51内の絶対湿度を監視するものでも良いし、バンカ本体51内の相対湿度を監視するものでも良いが、バンカ本体51内における静電気の発生しやすさをより直接的に監視できることから、相対湿度を監視するものの方が有利である。
二流体ノズル53は、所謂霧吹きの原理により微細な水滴を噴霧するものである。二流体ノズル53を用いると、スプレー水ヘッダを用いる場合に比べて微細な水滴をバンカ本体51内に噴霧できるので、バンカ本体51内に貯えられたバイオマス燃料を水浸しにすることなく、バンカ本体51内の湿度調節を行うことができる。
バンカ本体51内への混合流体の供給開始及び供給停止は、制御盤58から出力される切換信号により流量調節弁56及び開閉弁57を切換制御することにより行われる。制御盤58は、湿度監視計52の検出値が制御盤58に設定された設定値を下回ったと判定したとき、流量調節弁56及び開閉弁57を閉状態から開状態に切り換えて、二流体ノズル53よりバンカ本体51内に水及び空気の混合流体を噴霧する。また、制御盤58は、湿度監視計52の検出値が制御盤58に設定された設定値を超えたと判定したとき、流量調節弁56及び開閉弁57を開状態から閉状態に切り換えて、二流体ノズル53からの混合流体の噴霧を停止する。
図3は、実施形態に係る制御盤の機能ブロック図である。図3に示すように、実施形態に係る制御盤58は、バスを介して相互に接続された信号入力部62、信号出力部63、CPU(Central Processing Unit)64、ROM(Read Only Memory)65及びRAM(Random Access Memory)66等のハードウエア資源を備えたコンピュータによって構成されている。信号入力部62には、湿度監視計52の検出信号とキーボード入力装置又はタッチパネル入力装置等の入力装置61の出力信号が入力される。また、信号出力部63には、流量調節弁56の駆動操作部と開閉弁57の駆動操作部とが接続される。石炭・バイオマス焚きボイラプラント1のオペレータは、入力装置61を操作することによって、流量調節弁56の流量設定と、流量調節弁56及び開閉弁57の駆動タイミングを規制するための湿度閾値設定を行うことができる。
湿度閾値は、相対湿度で30〜40%の範囲に設定される。バンカ本体51内の相対湿度が30〜40%の範囲を下回ると、バンカ本体51内に貯えられたバイオマス燃料に静電気が帯電しやすくなり、放電によってバイオマス燃料から揮散した揮発分に急速燃焼が生じやすくなるからである。なお、湿度閾値は、上記の値に限定されるものではなく、石炭・バイオマス焚きボイラプラント1の運用に即した適宜の値に設定できる。
ROM65は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM65には、流量調節弁56及び開閉弁57の制御プログラムや、入力装置61から入力された流量調節弁56の設定流量及び湿度閾値が格納される。なお、ROM65には、SDメモリカード及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等が含まれる。
RAM66は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU64は、ROM65から流量調節弁56及び開閉弁57の制御プログラム、流量調節弁56の設定流量及び湿度閾値を読み出してRAM66上に展開し、流量調節弁56及び開閉弁57の制御プログラムを実行する。これにより、CPU64は、バンカ本体51内の湿度に応じて流量調節弁56及び開閉弁57を適切に切換制御する制御装置として機能する。
以下、図4を用いて実施形態に係る流量調節弁56及び開閉弁57の切換制御手順について説明する。図4は、実施形態に係る流量調節弁及び開閉弁の切換制御手順を示すフローチャートである。
CPU64は、湿度監視計52の検出値を繰り返しRAM66に取り込んでいる(手順S1)。また、CPU64は、湿度監視計52の検出値をRAM66に取り込む毎に、取り込まれた湿度監視計52の検出値がROM65に格納された湿度閾値(設定値)を下回ったか否かを判定する(手順S2)。そして、手順S2で、湿度監視計52の検出値は湿度閾値(設定値)を下回ったと判定(手順S2でYes)したときは、手順S3に移行して、流量調節弁56及び開閉弁57を閉状態から開状態に切り換えて、バンカ本体51内に水と空気の混合流体を噴霧する。これに対して、手順S2で、湿度監視計52の検出値は湿度閾値(設定値)を上回ったと判定(手順S2でNo)したときは、手順S4に移行して、流量調節弁56及び開閉弁57を開状態から閉状態に切り換えて、バンカ本体51内への混合流体の噴霧を停止する。混合流体の散布は、バンカ本体51内へのバイオマス燃料の投入前及び投入後において行うことができる。
これにより、実施形態に係るバイオマスバンカ31及びこれを備えたボイラプラント1は、バンカ本体51内の相対湿度を静電気が発生しにくい湿度に保つことができるので、バイオマス燃料から揮散する揮発分の急速燃焼を防止できる。また、実施形態に係るバイオマスバンカ31及びこれを備えたボイラプラント1は、バンカ本体51内に適度の湿り気を付与できるので、バイオマス燃料からの粉塵の発生を抑制でき、空気と混合した粉塵の急速燃焼を防止できる。
更に、実施形態に係るバイオマスバンカ31及びこれを備えたボイラプラント1は、バンカ本体51内に空気と水の混合流体を噴霧するので、スプレー水ヘッダから水を噴射する場合とは異なりバンカ本体51内のバイオマス燃料が水浸しになることを防止できる。従って、実施形態に係るバイオマスバンカ31及びこれを備えたボイラプラント1によれば、バイオマス燃料としてホワイトペレットや木質バイオマスチップを用いた場合にも、バイオマス燃料の崩壊や過剰な膨張が防止され、バンカ本体51からの排出性及び搬送機器類による搬送性を適切に維持できる。また、バイオマス燃料の給水による発酵を抑制できるので、揮発分の揮散を抑制できて、この点からも急速燃焼の発生を抑制できる。
なお、本発明の範囲は、前記実施形態に記載の範囲に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前記実施形態に記載した発明の構成要素に変更を加えたもの、及び、前記実施形態に記載した発明の構成要素を周知の構成要素に置き換えたものも含まれる。例えば、前記実施形態においては、バンカ本体51に湿度監視計52を1つのみ設置したが、複数の湿度監視計52を設置することもできる。複数の湿度監視計52を設置すると、バンカ本体51内の湿度分布を検出できるので、急速燃焼の発生をより確実に防止できる。
1…石炭・バイオマス焚きボイラプラント、2…火炉、3…微粉炭供給部、4…バイオマス燃料供給部、5…排ガス浄化装置、11…微粉炭専焼バーナ、12…バイオマス専焼バーナ、21…原炭バンカ、22…原炭搬入コンベア、23…第1の竪型粉砕装置、24…給炭管、25…搬送用気体、31…バイオマスバンカ、32…バイオマスサイロ、33…バイオマス搬入コンベア、34…第2の竪型粉砕装置、35…バイオマス送給管、36…搬送用気体、41…脱硝装置、42…空気予熱器、43…電気集塵機、51…バンカ本体、52…湿度監視計、53…二流体ノズル、54…水供給管、55…空気供給管、56…流量調節弁、57…開閉弁、58…制御盤。

Claims (4)

  1. バイオマス燃料を貯蔵するバンカ本体と、前記バンカ本体内の湿度を検出する湿度監視計と、水と空気の混合流体を噴霧する二流体ノズルと、前記二流体ノズルに接続された水供給管及び空気供給管と、前記水供給管に備えられた流量調節弁及び前記空気供給管に備えられた開閉弁と、前記流量調節弁及び前記開閉弁の切換を制御する制御盤と、を備え、
    前記制御盤は、前記湿度監視計の検出値が前記制御盤に設定された設定値を下回ったと判定したとき、前記流量調節弁及び前記開閉弁を閉状態から開状態に切り換えて、前記二流体ノズルより前記バンカ本体内に、水及び空気の混合流体を噴霧することを特徴とするバイオマスバンカ。
  2. 請求項1に記載のバイオマスバンカにおいて、
    前記湿度監視計は、前記バンカ本体内の相対湿度を検出するものであり、前記制御盤は、前記バンカ本体内の相対湿度が30〜40%の範囲に設定された前記設定値を下回ったと判定したとき、前記開閉弁及び前記流量調節弁を閉状態から開状態に切り換えて、前記バンカ本体内に水及び空気の混合流体を噴霧することを特徴とするバイオマスバンカ。
  3. 請求項1に記載のバイオマスバンカにおいて、
    前記二流体ノズルは、前記バンカ本体の上部に設置され、前記バンカ本体の下方に向けて水及び空気の混合流体を噴霧することを特徴とするバイオマスバンカ。
  4. 火炉と、前記火炉に供給されるバイオマス燃料を貯えるバイオマスバンカと、を備え、
    前記バイオマスバンカは、バイオマス燃料を貯蔵するバンカ本体と、前記バンカ本体内の湿度を検出する湿度監視計と、水と空気の混合流体を噴霧する二流体ノズルと、前記二流体ノズルに接続された水供給管及び空気供給管と、前記水供給管に備えられた流量調節弁及び前記空気供給管に備えられた開閉弁と、前記流量調節弁及び前記開閉弁の切換を制御する制御盤と、を備え、
    前記制御盤は、前記湿度監視計の検出値が前記制御盤に設定された設定値を下回ったと判定したとき、前記流量調節弁及び前記開閉弁を閉状態から開状態に切り換えて、前記二流体ノズルより前記バンカ本体内に、水及び空気の混合流体を噴霧することを特徴とするボイラプラント。
JP2018095511A 2018-05-17 2018-05-17 バイオマスバンカ及びこれを備えたボイラプラント Pending JP2021167674A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018095511A JP2021167674A (ja) 2018-05-17 2018-05-17 バイオマスバンカ及びこれを備えたボイラプラント
PCT/JP2019/018599 WO2019221009A1 (ja) 2018-05-17 2019-05-09 バイオマスバンカ及びこれを備えたボイラプラント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018095511A JP2021167674A (ja) 2018-05-17 2018-05-17 バイオマスバンカ及びこれを備えたボイラプラント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021167674A true JP2021167674A (ja) 2021-10-21

Family

ID=68539954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018095511A Pending JP2021167674A (ja) 2018-05-17 2018-05-17 バイオマスバンカ及びこれを備えたボイラプラント

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2021167674A (ja)
WO (1) WO2019221009A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314725A (ja) * 2000-05-12 2001-11-13 Nkk Corp 排ガス冷却方法および排ガス冷却装置
JP2007046797A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Jfe Engineering Kk 可燃性粉塵を含有せる被処理物のための熱処理装置及び熱処理方法
JP2008082651A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 石炭・バイオマス混焼システム及び混焼方法
CN205832425U (zh) * 2016-07-26 2016-12-28 安徽香杨林业有限公司 一种生物质燃料储料仓

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314725A (ja) * 2000-05-12 2001-11-13 Nkk Corp 排ガス冷却方法および排ガス冷却装置
JP2007046797A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Jfe Engineering Kk 可燃性粉塵を含有せる被処理物のための熱処理装置及び熱処理方法
JP2008082651A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 石炭・バイオマス混焼システム及び混焼方法
CN205832425U (zh) * 2016-07-26 2016-12-28 安徽香杨林业有限公司 一种生物质燃料储料仓

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019221009A1 (ja) 2019-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010242999A (ja) 木質バイオマス直接粉砕燃焼方法と装置とボイラシステム
CN106196134A (zh) 一种烟气余热节能环保煤粉制备系统
US20140245883A1 (en) Sinter plant gas cleaning system
CN102297566A (zh) 一种褐煤烘干提质生产方法
CN102794090A (zh) 一种喷雾干燥法组合熟石灰粉喷射的烟气净化装置
CN105617861A (zh) 一种干粉吸附剂烟道注射脱除so3的设备
CN205965496U (zh) 一种高效的干法脱硫除尘装置
CN110404650B (zh) 一种安全、高效得制备褐煤的磨煤系统及其方法
CN101641553B (zh) 改进的直接吸收剂制备/进给设备和循环流化床锅炉系统的方法
CN105627345A (zh) 一种煤粉制备系统及煤粉制备的方法
CN103405988B (zh) 烟气冷却系统及方法
CN106669940A (zh) 一种基于立式磨的煤粉制备工艺方法
JP2021167674A (ja) バイオマスバンカ及びこれを備えたボイラプラント
CN202823129U (zh) 一种喷雾干燥法组合熟石灰粉喷射的烟气净化装置
CN104633637B (zh) 一种燃煤锅炉系统
CN103301745A (zh) 一种旋风分离器脱硫装置
CN104566431B (zh) 一种原煤低温干燥与输煤一体化设备
CN204153766U (zh) 一种阶梯式进风的生物质燃料燃烧器
CN104791826A (zh) 一种粉煤气化炉湿灰的再利用装置及方法
WO2019039579A1 (ja) 粉砕機及びその運用方法
JP6816361B2 (ja) 微粉炭焚きボイラ設備
CN116067163B (zh) 一种窑头中低温废气烘干含氯粉体除氯滤渣的系统与工艺
KR100862774B1 (ko) 미분탄 제조 장치
CN207137683U (zh) 一种烟气炉脱硫系统
CN204421035U (zh) 一种燃煤锅炉减排改造烟气处理系统

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20210330

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20220113

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220816