JP2021165866A - 管理装置および方法、制御装置および方法、並びに管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ロボットの故障の発生率を低減することができる。【解決手段】装置管理部が、ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を制御装置に送信する。タスク割り当て部が、ステータスに関する情報を事前設定情報に基づいて管理する制御装置へのタスクの内容通知に対応して制御装置から送信される、タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、制御装置に対してタスクの割り当てを行う。本技術は、複数のロボットのタスクを管理するタスク管理システムに適用することができる。【選択図】図9
Description
本技術は、管理装置および方法、制御装置および方法、並びに管理システムに関し、ロボットの故障の発生率を低減することができるようにした管理装置および方法、制御装置および方法、並びに管理システムに関する。
複数のロボットが工場内で様々なタスクを行うシステム、複数のロボットで街を巡回し、防犯活動を行うシステム、複数のロボットが連携しながら作業を行うシステムがある。
複数のロボットによるシステムにおいて、すべてのロボットの情報を例えばサーバにおいて一元管理し、サーバから、各ロボットにタスクを割り当てるとした場合、ロボットの故障が発生しやくなることがある。例えば、すべてのロボットのステータスまでをサーバにおいて管理してないことにより、一部の部品などに集中的に負荷がかかるようなタスクがロボットに割り当てられ続け、これにより、故障が生じてしまうことがある。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ロボットの故障の発生率を低減することができるようにするものである。
本技術の第1の側面の管理装置は、ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信する装置管理部と、前記ステータスに関する情報を前記事前設定情報に基づいて管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対応して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行うタスク割り当て部とを備える。
本技術の第1の側面においては、ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報が前記制御装置に送信される。前記ステータスに関する情報を前記事前設定情報に基づいて管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対応して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てが行われる。
本技術の第2の側面の制御装置は、管理装置から通知される事前設定情報に基づいてロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を自身で管理するステータス管理部と、前記管理装置から送信されるタスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果を送信する実施判定部と、前記実施判定結果に基づいて前記管理装置により割り当てられた前記タスクを制御するタスク制御部とを備える。
本技術の第2の側面においては、管理装置から通知される事前設定情報に基づいてロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報が自身で管理される。前記管理装置から送信されるタスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果が送信され、前記実施判定結果に基づいて前記管理装置により割り当てられた前記タスクが制御される。
本技術の第3の側面の管理システムは、ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信する装置管理部と、前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置における前記タスクの割り当てを行うタスク割り当て部とを備える管理装置と、前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を自身で管理するステータス管理部と、前記管理装置から送信される前記タスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの前記実施判定結果を送信する実施判定部と、前記管理装置により前記タスクの前記実施判定結果に基づいて割り当てられた前記タスクを制御するタスク制御部とを備える前記制御装置とからなる。
本技術の第3の側面においては、管理装置により、ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報が前記制御装置に送信され、前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置における前記タスクの割り当てが行われる。制御装置により、前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報が自身で管理され、前記管理装置から送られてくる前記タスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの前記実施判定結果が送信され、前記管理装置により前記タスクの前記実施判定結果に基づいて割り当てられた前記タスクが制御される。
本技術によれば、ロボットの故障の発生率を低減することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。説明は以下の順序で行う。
1.中央制御型のタスク管理システムの例
2.自律型のタスク管理システムの例
3.具体例(ファクトリーオートメーション)
4.具体例(巡回ロボット)
5.その他の例
1.中央制御型のタスク管理システムの例
2.自律型のタスク管理システムの例
3.具体例(ファクトリーオートメーション)
4.具体例(巡回ロボット)
5.その他の例
<<1.中央制御型のタスク管理システムの例>>
<システムの構成例>
図1は、本技術の第1の実施形態に係るタスク管理システムの例を示す図である。
<システムの構成例>
図1は、本技術の第1の実施形態に係るタスク管理システムの例を示す図である。
図1のタスク管理システム1は、ロボット11A、ロボット11B、および管理エンティティ12が、例えば無線通信により接続されることによって構成される。
タスク管理システム1は、製品の生産ラインを有する工場などに設けられ、各ロボットのタスクを管理する。
ロボット11Aとロボット11Bは、自律的に動作を行うことが可能なロボットである。図1の例においては、ロボット11Aとロボット11Bは、二足歩行が可能な人型ロボットとされている。ロボットは、人型だけに限らず、アーム型であってもよい。ロボットのほかに、マニピュレータ、自律的に移動が可能な移動体である車や台車、無人飛行が可能な航空機などで構成されていてもよい。
ロボット11Aとロボット11Bは、ロボットのステータス情報を自身で管理する。ロボットのステータス情報とは、ロボットを構成する部品の状態を示す情報である。ロボットのステータス情報には、ロボットを構成する部品の消耗に関する情報が含まれる。ロボット11Aとロボット11Bは、ロボットのステータス情報を管理エンティティ12に定期的に送信することで、ステータスの報告を行う。
ロボット11Aとロボット11Bは、管理エンティティ12から送信されてくるタスクの割り当て通知に基づいて、割り当てられたタスクを実施する。ロボット11Aとロボット11Bは、実施が完了したタスクについての作業報告情報を管理エンティティ12に送信する。作業報告情報には、作業実施時間、作業成果、成功率などが含まれる。
管理エンティティ12は、ロボット11Aとロボット11Bのタスクを管理する管理装置である。管理エンティティ12は、コンピュータなどにより構成される。
管理エンティティ12は、ロボット11Aとロボット11Bからそれぞれ送信されてくるロボットのステータス情報に基づいて、各ロボットに対して最適なタスクの割り当てを行う。管理エンティティ12は、タスクの割り当て通知を、ロボット11Aとロボット11Bにそれぞれ送信する。
管理エンティティ12は、ロボット11Aとロボット11Bからそれぞれ送信されてくる作業報告情報に基づく実績評価情報を管理する。実績評価情報には、作業の成功率などを評価するための評価方法などが含まれる。この実績評価情報は、管理エンティティ12によるタスク割り当ての際にも参照される。
なお、ロボット11Aとロボット11Bとを特に区別する必要がない場合、ロボット11と称する。図1の例においては、ロボット11は、ロボット11Aとロボット11Bの2台しか示されていないが、タスク管理システム1は、3台以上の複数台のロボット11を含むように構成されてもよい。
<ロボット11の構成>
図2は、ロボットの構成例を示すブロック図である。
図2は、ロボットの構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、ロボット11は、制御部20に対して、入出力部21、駆動部22、無線通信部23、および電源部24が接続されることによって構成される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどを有するコンピュータにより構成される。制御部20は、CPUにより所定のプログラムを実行し、ロボット11の全体の動作を制御する。制御部20を構成するコンピュータは、ロボット11の動作を制御する制御装置として機能する。
例えば、制御部20は、管理しているロボットのステータス情報を、管理エンティティ12に定期的に送信する。制御部20は、ステータス情報に対応して送信されてくるタスク割り当て情報に基づいて駆動部22の各部を制御し、割り当てられたタスクを行わせる。
入出力部21は、カメラ31、マイク(マイクロフォン)32、スピーカ33、タッチセンサ34、およびLED35により構成される。
カメラ31は、ロボット11の目に相当し、周囲の環境を順次撮影する。カメラ31は、撮影によって得られた静止画像または動画像である撮影画像のデータを制御部20に出力する。
マイク32は、ロボット11の耳に相当し、環境音を検出する。マイク32は、環境音のデータを制御部20に出力する。
スピーカ33は、ロボット11の口に相当し、発話音声、BGMなどの所定の音を出力する。
タッチセンサ34は、頭部や背中などの所定の部位に設けられる。タッチセンサ34は、ユーザが触れたことを検出し、ユーザによる接触の内容を表す情報を制御部20に出力する。
LED35は、目の位置などのロボット11の各部に設けられる。LED35は、制御部20による制御に従って発光し、ユーザに情報を提示する。LED35に代えて、LCD、有機ELディスプレイなどの小型のディスプレイが設けられるようにしてもよい。目の位置に設けられたディスプレイに各種の目の画像が表示され、それにより、各種の表情が表現されるようにしてもよい。
入出力部21には、周囲にある物体までの距離を測定する測距センサ、GPSなどの測位センサなどの各種のモジュールが設けられる。
駆動部22は、制御部20による制御に従って駆動し、ロボット11の行動を実現する。駆動部22は、ロール、ピッチ、ヨーなどの関節軸毎に設けられた複数の駆動ユニットにより構成される。
各駆動ユニットは、例えばロボット11のそれぞれの関節に設けられる。各駆動ユニットは、軸回りの回転動作を行うモータ、モータの回転位置を検出するエンコーダ、および、エンコーダの出力に基づいてモータの回転位置や回転速度を適応的に制御するドライバの組み合わせによって構成される。駆動ユニットの数、駆動ユニットの位置などによって、ロボット11のハードウェア構成が定まる。
図2の例においては、駆動ユニットとして、ユニット41−1乃至41−nが設けられる。例えばユニット41−1は、モータ51−1、エンコーダ52−1、ドライバ53−1により構成される。ユニット41−2乃至41−nも、ユニット41−1と同様の構成を有する。
無線通信部23は、無線LANモジュール、LTE(Long Term Evolution)に対応した携帯通信モジュールなどの無線通信モジュールである。無線通信部23は、工場内の無線ネットワークに接続された他のロボット13と管理エンティティ12、さらに外部のインターネット上のサーバとの間で通信を行う。無線通信部23は、制御部20から供給されたデータを外部の装置に送信し、外部の装置から送信されてきたデータを受信する。
電源部24は、ロボット11内の各部に対して給電を行う。電源部24は、充電バッテリ61と、充電バッテリ61の充放電状態を管理する充放電制御部62とで構成される。
図3は、制御部20の機能構成例を示すブロック図である。
図3に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図2の制御部20のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図3に示すように、制御部20においては、通信制御部81、ステータス情報管理部82、周辺環境測定部83、およびタスク制御部84が実現される。
通信制御部81は、無線通信部23を制御し、管理エンティティ12や図示せぬサーバに情報を送信したり、管理エンティティ12やサーバからの情報を受信したりする。
通信制御部81は、管理エンティティ12から送信されてくる事前設定情報を受信する。事前設定情報は、管理エンティティ12で事前に設定される情報であり、ステータス設定情報と周辺環境設定情報が含まれる。
ステータス設定情報は、ステータス管理方法である、ステータスの種類、収集方法、評価方法などを示す情報である。周辺環境設定情報は、周辺環境測定方法である、測定すべき周辺環境の種類、測定方法などを示す情報である。
通信制御部81は、事前設定情報に含まれるステータス設定情報をステータス情報管理部82に出力し、周辺環境設定情報を周辺環境測定部83に出力する。
また、通信制御部81は、管理エンティティ12から送信されてくるタスクの割り当て通知を受信し、タスク制御部84に出力する。
通信制御部81は、ステータス情報管理部82から定期的に供給されるステータス情報を管理エンティティ12に送信する。通信制御部81は、周辺環境測定部83から定期的に供給される周辺環境情報を管理エンティティ12に送信する。通信制御部81は、タスク制御部84から供給される作業報告情報を管理エンティティ12に送信する。
ステータス情報管理部82は、通信制御部81から供給されるステータス設定情報に基づいてロボットのステータス情報を生成し、管理する。例えば、ステータス設定情報に、ロボットの部品の消耗レベルのモニタリング方法が示されている場合、モニタリングの実施方法に基づいて、部品の消耗レベルのモニタリングすることにより、ステータス情報が生成される。
ステータス情報管理部82は、ロボットのステータスを管理エンティティ12に報告するため、ステータス情報を通信制御部81に定期的に出力する。
周辺環境測定部83は、通信制御部81から供給される周辺環境設定情報に基づいてロボットの周辺環境を測定し、測定した周辺環境情報を収集する。周辺環境測定部83は、周辺環境を管理エンティティ12に報告するため、周辺環境情報を通信制御部81に定期的に出力する。
タスク制御部84は、タスクの割り当て通知に基づいて、駆動部22の各部を制御し、タスクを実施する。タスク制御部84は、タスクの実施完了後、作業報告情報を通信制御部81に出力する。
<管理エンティティ12の構成>
図12は、管理エンティティのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図12は、管理エンティティのハードウェア構成例を示すブロック図である。
管理エンティティ12において、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、およびドライブ110が接続されている。
入力部106は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動する。
図5は、管理エンティティの機能構成例を示すブロック図である。
図5に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図4のCPU101により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図5に示すように、管理エンティティ12においては、通信制御部131、ステータス管理部132、タスク割り当て決定部133、およびタスク管理部134が実現される。
通信制御部131は、通信部109を制御することによって、ロボット11から定期的に送信されてくる、ロボットのステータス情報と周辺環境情報を受信し、タスク割り当て決定部133に出力する。通信制御部131は、ロボット11から送信されてくる作業報告情報を受信し、タスク管理部134に出力する。
通信制御部131は、ステータス管理部132から供給される事前設定情報をロボット11に送信する。通信制御部131は、タスク割り当て決定部133から供給されるタスクの割り当て通知をロボット11に送信する。
ステータス管理部132は、ステータスの種類、収集方法、および評価方法などからなるステータスの管理方法を事前に設定し、ステータス設定情報を生成する。
また、ステータス管理部132は、測定すべき周辺環境の種類、測定方法を示す周辺環境測定方法を事前に設定し、周辺環境設定情報を生成する。ステータス管理部132は、ステータス設定情報と周辺環境設定情報を含む事前設定情報を通信制御部131に出力する。
タスク割り当て決定部133は、通信制御部131から供給されるロボットのステータス情報と周辺環境情報に基づいてタスクの割り当てを決定する。例えば、ステータス情報に、部品の消耗度合いが記載されている場合、消耗度合いの少ない部品を有しているロボットにタスクの割り当てが決定される。タスク割り当て決定部133は、決定したタスクの割り当て通知を通信制御部131に出力する。
タスク管理部134は、タスク割り当て決定部133により決定されたタスクの割り当てと、通信制御部131から供給される作業報告情報に基づいて実績評価を行う。タスク管理部134は、実績評価の結果である実績評価情報を保存し、管理する。
<パラメータの例>
図6および図7は、タスク管理システム1においてロボットと管理エンティティの間でやり取りされるパラメータの例を示す図である。
図6および図7は、タスク管理システム1においてロボットと管理エンティティの間でやり取りされるパラメータの例を示す図である。
パラメータは、大分類、中分類、小分類に分けられる。
大分類のパラメータは、ロボットのステータスに関する情報、事前設定情報、タスクの割り当て通知、作業報告情報、および実績評価情報で構成される。
ロボットのステータスに関する情報は、ロボットのステータス情報として上述したパラメータである。ロボットのステータス情報は、ロボット11から管理エンティティ12に送信されるパラメータである。ロボットのステータス情報はロボット11により管理される。
ロボットのステータス情報には、中分類のパラメータとしての、ロボットの部品に関する情報、ロボットの能力に関する情報、およびその他のパラメータが含まれる。
ロボットの部品に関する情報には、小分類のパラメータとしての、部品の消耗状況、部品のダメージ、部品の傷、部品の取り付け日、部品の交換予定日、および部品の精度誤差情報が含まれる。
ロボットの能力に関する情報には、小分類のパラメータとしての、ロボットのCapability情報、ロボットの能力を分類するためのカテゴリー情報、ロボットの過去のタスク作業実績、ロボットの作業の得意不得意レベル、およびロボットの評価実績が含まれる。
その他のパラメータには、小分類のパラメータとしての、環境に依存するステータス情報が含まれる。環境に依存するステータス情報は、周辺環境情報として上述したパラメータである。すなわち、周辺環境情報もロボットのステータス情報に含めることができる。環境に依存するステータス情報には、例えば、温度、湿度、天候、ダスト密度、放射線などが含まれる。
事前設定情報は、管理エンティティ12からロボット11に送信されるパラメータである。事前設定情報は、管理エンティティ12で管理される。
事前設定情報には、中分類のパラメータとしての、ステータス管理に関する情報、周辺環境の測定に関する情報、およびタスクの実施判定に関する情報が含まれる。
ステータス管理に関する情報は、ステータス設定情報として上述したパラメータである。ステータス管理に関する情報には、小分類のパラメータとしての、管理すべきステータス情報、収集方法、評価方法などが含まれる。収集方法には、収集期間、収集間隔などのパラメータが含まれる。評価方法には、サンプリング方法、測定結果へのウエイト情報、データ圧縮方法などのパラメータが含まれる。
周辺環境の測定に関する情報は、周辺環境設定情報として上述したパラメータである。周辺環境の測定に関する情報には、小分類のパラメータとしての、測定すべき周辺環境情報、および測定方法が含まれる。測定すべき周辺環境情報には、温度、湿度、天候、ダスト密度、測定対象物などの環境パラメータが含まれる。測定方法には、測定機器と測定期間などのパラメータが含まれる。
タスクの実施判定に関する情報には、小分類のパラメータとしての、タスクの実施判定に用いられる判定アルゴリズムが含まれる。
図7の大分類のタスクの割り当て通知は、管理エンティティ12で決定され、管理エンティティ12からロボット11に送信されるパラメータである。
大分類のタスクの割り当て通知には、中分類のパラメータとしての、割り当て決定されたタスクの通知などのパラメータが含まれる。割り当て決定されたタスクの通知には、小分類のパラメータとしての、タスク情報の通知が含まれる。
タスク情報の通知には、タスク内容、作業時間、目標値、目標値に対して得られる実績情報などのパラメータが含まれる。目標値としては、目標作業時間、目標歩留まりなどがあり、複数の目標値を設定してもよい。目標値に対して得られる実績情報としては、例えば、一番難しい目標値をクリアした場合は、高い実績値を与えるなど、複数の目標値と実績値を紐付けて通知するとしてもよい。
作業報告情報は、ロボット11から管理エンティティ12に送信されるパラメータである。
作業報告情報には、中分類のパラメータとしての、作業に関する情報が含まれる。
作業に関する情報には、小分類のパラメータとしての、作業実施時間、作業成果、目標達成率、達成レベル、成功率、成功レベル、難易度レベルが含まれる。
実績評価情報には、中分類のパラメータとしての、評価方法と管理方法が含まれる。
評価方法には、小分類のパラメータとしての、作業報告を用いて評価が含まれる。
管理方法には、管理エンティティで管理と、図示せぬサーバ上で管理が含まれる。
なお、サーバ上で実績評価情報を管理することで、他の管理エンティティと共有が可能になるので、他の管理エンティティにおいて実績評価情報を使用することができる。
<タスク管理システムの動作>
図8は、タスク管理システム1の処理を説明するフローチャートである。
図8は、タスク管理システム1の処理を説明するフローチャートである。
ステップS31において、管理エンティティ12のステータス管理部132は、ステータス管理方法を設定し、設定した情報であるステータス設定情報を、事前設定情報として、通信制御部131に出力する。このとき、周辺環境測定方法も設定され、設定された情報である周辺環境設定情報も事前設定情報に含められる。
ステップS32において、通信制御部131は、ステータス管理部132から供給された前設定情報をロボット11Aに送信する。
ステップS33において、通信制御部131は、ステータス管理部132から供給される事前設定情報をロボット11Bに送信する。
管理エンティティ12から送信された事前設定情報は、ロボット11Aとロボット11Bの通信制御部81によりそれぞれ受信される。
ステップS11において、ロボット11Aのステータス情報管理部82は、事前設定情報のステータス設定情報に基づいて、ロボットのステータス情報を生成し、管理する。
ステップS12において、ロボット11Aのステータス情報管理部82は、ロボットのステータス情報を通信制御部81に定期的に出力する。通信制御部81は、ロボットのステータス情報を管理エンティティ12に送信する。
ステップS13において、ロボット11Aの周辺環境測定部83は、事前設定情報の周辺環境設定情報に基づいて、ロボットの周辺環境を測定し、周辺環境情報を収集する。
ステップS14において、ロボット11Aの周辺環境測定部83は、周辺環境情報を通信制御部81に出力する。通信制御部81は、周辺環境情報を管理エンティティ12に送信する。
ロボット11BのステップS21乃至S24の処理は、ロボット11AのステップS11乃至S14の処理と基本的に同様の処理であるので、その説明を省略する。
管理エンティティ12の通信制御部131は、ロボットのステータス情報と周辺環境情報を受信する。通信制御部131は、受信したロボットのステータス情報と周辺環境情報をタスク割り当て決定部133に出力する。
ステップS34において、管理エンティティ12のタスク割り当て決定部133は、ロボットのステータス情報と周辺環境情報に基づいて、タスクの割り当てを決定する。
なお、後述するが、タスクの割り当ての際に、タスクの割り当てだけでなく、マスターの権限とスレーブの権限を割り当てることも可能である。
ステップS35において、管理エンティティ12の通信制御部131は、タスクの割り当て通知をロボット11Aに送信する。
ステップS36において、管理エンティティ12の通信制御部131は、タスクの割り当て通知をロボット11Bに送信する。
管理エンティティ12から送信されたタスクの割り当て通知は、ロボット11Aの通信制御部81により受信され、タスク制御部84に出力される。
ステップS15において、ロボット11Aのタスク制御部84は、タスクの割り当て通知に基づいてタスクを実施する。タスク制御部84は、タスクの実施完了後、作業報告情報を通信制御部81に出力する。
ステップS16において、ロボット11Aの通信制御部81は、作業報告情報を管理エンティティ12に送信する。
ロボット11BのステップS25とS26の処理は、ロボット11AのステップS15とS16の処理と基本的に同様な処理であるので、その説明を省略する。
管理エンティティ12の通信制御部131は、ロボット11Aとロボット11Bから送信されてくる作業報告情報を受信し、タスク管理部134に出力する。
ステップS37において、管理エンティティ12のタスク管理部134は、ロボット11からの作業報告情報に基づいて各ロボット11の業績を評価する。各ロボット11の業績評価の結果を示す業績評価情報はタスク管理部134により管理される。
以上のように、中央制御型のタスク管理システム1では、ロボット11のステータス情報が、それぞれのロボット11において管理される。例えば、ステータス情報に、部品の消耗度合いが記載されている場合、消耗度合いの少ない部品を有しているロボットにタスクの割り当てが決定される。これにより、一部の部品への集中的な負荷を避けることができるので、ロボットの故障の発生率を低減することができる。
<<2.自律型のタスク管理システムの例>>
<システムの構成例>
図9は、本技術の第2の実施形態に係るタスク管理システムの例を示す図である。
<システムの構成例>
図9は、本技術の第2の実施形態に係るタスク管理システムの例を示す図である。
図9のタスク管理システム201は、ロボット211A、ロボット211B、および管理エンティティ12が、無線通信により接続されることによって構成される。
ロボット211Aとロボット211Bは、図1のロボット11Aとロボット11Bと同様に、ロボットのステータス情報を自身で管理する。
ロボット211Aとロボット211Bは、図1のロボット11Aとロボット11Bと異なり、管理エンティティ12から送信されてくる、タスクの内容と依頼を通知するためのタスク依頼通知を受信する。
ロボット211Aとロボット211Bは、タスク依頼通知を受けた場合、ロボットのステータス情報に基づいて、タスクの実施可能性を判定する。ロボット211Aとロボット211Bは、判定したタスクの実施可能性の通知を管理エンティティ12に送信する。
ロボット211Aとロボット211Bは、図1のロボット11Aとロボット11Bと同様に、管理エンティティ12から送信されてくるタスクの割り当て通知に基づいて割り当てられたタスクを実施する。ロボット211Aとロボット211Bは、実施が完了したタスクについての作業報告情報を管理エンティティ12に送信する。
管理エンティティ12は、ロボット211Aとロボット211Bを管理する管理装置である。管理エンティティ12は、コンピュータなどにより構成される。
管理エンティティ12は、タスク依頼通知を受けたロボット211Aとロボット211Bからそれぞれ送信されてくるタスクの実施可能性の通知に基づいて、各ロボットに対して最適なタスクの割り当てを行う。管理エンティティ12は、タスクの割り当て通知をロボット211Aとロボット211Bにそれぞれ送信する。
管理エンティティ12は、ロボット211Aとロボット211Bからそれぞれ送信されてくる実施が完了したタスクについての作業報告情報に基づく実績評価情報を管理する。この実績評価情報は、タスク依頼通知に含まれるようにしてもよい。タスク依頼通知に実績評価情報を含めることで、ロボット211において実施可能性を判定する際にも参照することができる。
なお、ロボット211Aとロボット211Bとを特に区別する必要がない場合、ロボット211と称する。図9の例においては、ロボット211は、ロボット211Aとロボット211Bの2台しか示されていないが、タスク管理システム201は、3台以上の複数台のロボット211を含むように構成されてもよい。
<ロボットの構成例>
図10は、ロボット211の機能構成例を示すブロック図である。
図10は、ロボット211の機能構成例を示すブロック図である。
図10に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図2の制御部20のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。図10に示す構成のうち、図3を参照して説明した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図10に示すロボット211の構成は、タスク実施可能判定部221が追加されている点で、図3のロボット11の構成と異なる。
通信制御部81は、管理エンティティ12から送信されてくるタスク依頼通知を受信する。通信制御部81は、受信したタスク依頼通知を、タスク実施可能判定部221に出力する。
通信制御部81は、タスク実施可能判定部221から供給されたタスク実施可能の判定結果を、タスクの実施可能性通知として、管理エンティティ12に送信する。
タスク実施可能判定部221は、管理エンティティ12からタスク依頼通知があった場合、ロボットのステータス情報と周辺環境情報とに基づいて、依頼されたタスクの内容が実施可能か否かを判定する。タスク依頼通知には、タスクリスト、タスク数、タスク内容などが示されている。タスク実施可能判定部221は、タスク実施可能性の判定結果を通信制御部81に出力する。
<パラメータの例>
図11乃至図13は、タスク管理システム201においてロボットと管理エンティティの間でやり取りされるパラメータの例を示す図である。
図11乃至図13は、タスク管理システム201においてロボットと管理エンティティの間でやり取りされるパラメータの例を示す図である。
なお、図11乃至図13に示すパラメータのうち、図6および図7を参照して説明した内容と同じ内容があるため、重複する説明については適宜省略する。
大分類のパラメータは、タスク依頼通知と実施可能性の通知が追加されている点が異なる。なお、図11のロボットのステータスに関する情報は、タスク管理システム201では、ロボット211と管理エンティティ12の間でやり取りされず、ロボット211で管理される情報である。
図12のタスク依頼通知は、管理エンティティ12で生成され、管理エンティティ12からロボット11に送信されるパラメータである。
タスク依頼通知には、中分類のパラメータとしての、タスクリストが含まれる。
タスクリストには、小分類のパラメータとしての、タスク数、各タスクにおける詳細情報、各タスクにおける対象のロボットにおける過去の実績情報、および各タスクにおけるロボット全体の平均実績情報などが含まれる。
タスク数は、一度の通知で依頼するタスクの総数である。
各タスクにおける詳細情報には、タスクの内容、タスクの作業時間、タスクの作業負荷レベル、タスクを実施するために必要な能力情報(必要な部品情報を含む)、およびタスクの作業難易タスクの度などが含まれる。
各タスクにおける対象のロボットにおける過去の実績情報は、各ロボットについての過去のタスク成功率と歩留まりなどである。
各タスクにおけるロボット全体の平均実績情報は、全体の平均としての過去のタスク成功率と歩留まりなどである。
実施可能性の通知は、ロボット11から管理エンティティ12に送信されるパラメータである。
実施可能性の通知には、中分類のパラメータが含まれない。実施可能性の通知には、諸分類のパラメータとしての、実施可能レベル通知、実施可能なタスクのみ通知、実施不可能なタスクのみ通知、条件付き実施可能通知などが含まれる。
実施可能レベル通知は、10段階評価などで行われる。
条件付き実施可能通知は、条件として、例えば、補助ロボットを追加するなど、設定された条件が満たされた場合、作業の実施可能性があるという通知である。
<タスク管理システムの動作>
図14は、タスク管理システム201の処理を説明するフローチャートである。
図14は、タスク管理システム201の処理を説明するフローチャートである。
ステップS131において、管理エンティティ12のステータス管理部132は、ステータス管理方法を事前に設定する。ステータス管理部132は、設定したステータス管理方法を、ステータス設定情報として、通信制御部131に出力する。
ステップS132において、通信制御部131は、ステータス管理部132から供給されるステータス設定情報をロボット211Aに送信する。
ステップS133において、通信制御部131は、ステータス管理部132から供給されるステータス設定情報をロボット211Bに送信する。
管理エンティティ12から送信されてくるステータス設定情報は、ロボット211Aの通信制御部81により受信され、ステータス情報管理部82に出力される。
ステップS111において、ロボット211Aのステータス情報管理部82は、ステータス設定情報に基づいて、ロボットのステータス情報を生成し、管理する。
管理エンティティ12から送信されてくるステータス設定情報は、ロボット211Bの通信制御部81により受信され、ステータス情報管理部82に出力される。
ステップS121において、ロボット211Bのステータス情報管理部82は、ステータス設定情報に基づいて、ロボットのステータス情報を生成し、管理する。なお、ロボットのステータスの報告は行われないが、定期的に行われるようにしてもよい。
上述しているステップS111とステップS121のように、ロボット211Aとロボット211Bは、同じ処理を行う。ステップS122乃至S126のロボット211Bの処理も、ステップS112乃至S116のロボット211Aの処理と基本的に同様の処理であるので、説明を省略する。
ステップS134において、管理エンティティ12のステータス管理部132は、周辺環境の測定方法などを事前に設定する。ステータス管理部132は、設定した周辺環境の測定方法を、周辺環境設定情報として通信制御部131に出力する。
ステップS135において、通信制御部131は、ステータス管理部132から供給される周辺環境設定情報をロボット211Aに送信する。
ステップS136において、通信制御部131は、ステータス管理部132から供給される周辺環境設定情報をロボット211Bに送信する。
管理エンティティ12から送信されてくる周辺環境設定情報は、ロボット211Aの通信制御部81により受信され、周辺環境測定部83に出力される。
ステップS112において、ロボット211Aの周辺環境測定部83は、周辺環境設定情報に基づいて、ロボットの周辺環境を測定し、周辺環境情報を収集する。なお、周辺環境の報告は行われないが、定期的に行われるようにしてもよい。
ステップS137において、管理エンティティ12のタスク割り当て決定部133は、タスク依頼通知を通信制御部131に出力する。管理エンティティ12の通信制御部131は、タスク依頼通知をロボット211Aに送信する。
ステップS138において、管理エンティティ12のタスク割り当て決定部133は、タスク依頼通知を通信制御部131に出力する。管理エンティティ12の通信制御部131は、タスク依頼通知をロボット211Bに送信する。ロボット211Aとロボット211Bに同じタスク依頼通知が送信される。
管理エンティティ12から送信されてくるタスク依頼通知は、ロボット211Aの通信制御部81により受信され、タスク実施可能判定部221に出力される。
ステップS113において、ロボット211Aのタスク実施可能判定部221は、タスク依頼通知に基づいて、タスクの実施可能性を判定する。タスク依頼には、タスクが1つに限らず、複数記載されている場合もある。この場合、複数のタスクの実施可能性がそれぞれ判定される。タスク実施可能判定部221は、タスクの実施可能性の判定結果を通信制御部81に出力する。
ステップS114において、ロボット211Aの通信制御部81は、タスクの実施可能性の判定結果を、タスクの実施可能性の通知として管理エンティティ12に送信する。
管理エンティティ12の通信制御部131は、ロボット211Aとロボット211Bから送信されてくるタスクの実施可能性の通知を受信し、タスク割り当て決定部133に出力する。
ステップS139において、管理エンティティ12のタスク割り当て決定部133は、タスクの実施可能性の通知に基づいて、タスクの割り当てを決定する。タスク割り当て決定部133は、決定したタスクの割り当て通知を通信制御部131に出力する。
ステップS140において、管理エンティティ12の通信制御部131は、タスクの割り当て通知をロボット211Aに送信する。
ステップS141において、管理エンティティ12の通信制御部131は、タスクの割り当て通知をロボット211Bに送信する。ロボット211Aとロボット211Bには、それぞれに対応するタスクの割り当て通知がそれぞれ送信される。
管理エンティティ12から送信されてくるタスクの割り当て通知は、ロボット211Aの通信制御部81により受信され、タスク制御部84に出力される。
ステップS115において、ロボット211Aのタスク制御部84は、タスクの割り当て通知に基づいてタスクを実施する。タスク制御部84は、タスクの実施完了後、作業報告情報を通信制御部81に出力する。なお、ロボット211Aにおいて業績評価が行われるようにしてもよい。
ステップS116において、ロボット211Aの通信制御部81は、作業報告情報を管理エンティティ12に送信する。
管理エンティティ12の通信制御部131は、ロボット211Aとロボット211Bから送信されてくる作業報告情報を受信し、タスク管理部134に出力する。
ステップS142において、管理エンティティ12のタスク管理部134は、ロボット211からの作業報告情報に基づいて、各ロボット211の業績評価を行う。全体の平均の業績評価も行われる。業績評価の結果である各ロボット211の業績評価情報は、タスク管理部134により管理される。
以上のように、自律型のタスク管理システム201では、ロボットのステータスに関する情報を自身で管理した。したがって、例えば、ステータス情報に、部品の消耗度合いが管理されている場合、消耗度合いの少ない部品を有しているロボットにタスクの割り当てが決定される。これにより、一部の部品への集中的な負荷を避けることができるので、ロボットの故障の発生率を低減することができる。
また、自律型のタスク管理システム201では、タスクの実施可能性までも自身で判定するようにしたので、タスク管理システム1の場合と比較して、管理エンティティに対してパラメータを送る回数が少なくなるため、制御オーバーヘッドの低減が期待できる。
<ロボットの権限割り当てについて>
複数のロボットが存在する環境下では、ロボットの権限の割り当てを階層化する可能性がある。ロボットが、マスターとスレーブなど、階層的に権限の割り当てが行われている環境においても、本技術は、適用される。
複数のロボットが存在する環境下では、ロボットの権限の割り当てを階層化する可能性がある。ロボットが、マスターとスレーブなど、階層的に権限の割り当てが行われている環境においても、本技術は、適用される。
管理エンティティ12は、タスクを割り当てる際、権限を割り当てることも可能である。
例えば、管理エンティティ12は、ロボット211Aに対してマスターレベルの権限を割り当て、ロボット211Bにスレーブレベルの権限を割り当てる。この場合、マスターレベルの権限が与えられたロボット211Aは、スレーブの権限を与えられたロボットBより権限が高く、スレーブの動作管理などを行うことも可能になる。
本技術は、以上のような、マスターの権限が割り当てられたロボット、スレーブの権限が割り当てられたロボット、および管理エンティティの3階層でのシステムにも適用することができる。
<<3.具体例(ファクトリーオートメーション)>>
以下、本技術をファクトリーオートメーションシステムに適用した場合のパラメータの具体例を説明する。ファクトリーオートメーションシステムにおいては、ロボットにより、アームを用いた鉄板の折り曲げ作業が行われるものとする。
以下、本技術をファクトリーオートメーションシステムに適用した場合のパラメータの具体例を説明する。ファクトリーオートメーションシステムにおいては、ロボットにより、アームを用いた鉄板の折り曲げ作業が行われるものとする。
(1)事前設定情報
(1−1)ステータス設定情報
・管理エンティティ12は、ロボット211に対して、アームパーツの消耗レベルのモニタリングを指示する。
・モニタリングの期間は1週間であり、モニタリングの間隔は1時間毎、モニタリングの対象は、消耗レベルである。
・評価方法は、イメージセンサを用いて、アームパーツのすり減り具合を確認し、10段階レベルで評価する方法が用いられる。
・報告方法は、1時間毎に定期的に報告を行う方法が用いられる。
(1−1)ステータス設定情報
・管理エンティティ12は、ロボット211に対して、アームパーツの消耗レベルのモニタリングを指示する。
・モニタリングの期間は1週間であり、モニタリングの間隔は1時間毎、モニタリングの対象は、消耗レベルである。
・評価方法は、イメージセンサを用いて、アームパーツのすり減り具合を確認し、10段階レベルで評価する方法が用いられる。
・報告方法は、1時間毎に定期的に報告を行う方法が用いられる。
(1−2)周辺環境設定情報
・管理エンティティ12は、ロボット211に対して温度、湿度の測定を指示する。
・モニタリングの期間は6時間であり、モニタリングの間隔は5分毎、モニタリングの対象は、温度、湿度である。
・評価方法は、温度、湿度センサを用いる方法が用いられる。
・報告方法は、5分毎に定期的に報告を行う方法が用いられる。
・管理エンティティ12は、ロボット211に対して温度、湿度の測定を指示する。
・モニタリングの期間は6時間であり、モニタリングの間隔は5分毎、モニタリングの対象は、温度、湿度である。
・評価方法は、温度、湿度センサを用いる方法が用いられる。
・報告方法は、5分毎に定期的に報告を行う方法が用いられる。
(2)ロボット211のステータス管理および環境測定
・ロボット211は事前設定情報に基づいてアームパーツの消耗レベルのモニタリングを実行する。ロボット211は温度、湿度の測定を行う。
・モニタリング結果および測定結果の報告は、管理エンティティ12に定期的に行われる。
・ロボット211は事前設定情報に基づいてアームパーツの消耗レベルのモニタリングを実行する。ロボット211は温度、湿度の測定を行う。
・モニタリング結果および測定結果の報告は、管理エンティティ12に定期的に行われる。
(3)タスク依頼
・管理エンティティ12は、アームを用いた鉄板の折り曲げ作業をロボット211に依頼する。
・管理エンティティ12は、アームを用いた鉄板の折り曲げ作業をロボット211に依頼する。
(4)タスクの実施可能性判定
・ロボット211はこれまでの鉄板の折り曲げ作業実績(効率)およびアームパーツの消耗レベルに基づいて、実施可能性判定を行う。
・ロボット211Aの実施可能性の判定結果は、実施可能レベル8(10段階で10が最も対応可能)であり、ロボット211Bの実施可能性の判定結果は、実施可能レベル2である。
・ロボット211はこれまでの鉄板の折り曲げ作業実績(効率)およびアームパーツの消耗レベルに基づいて、実施可能性判定を行う。
・ロボット211Aの実施可能性の判定結果は、実施可能レベル8(10段階で10が最も対応可能)であり、ロボット211Bの実施可能性の判定結果は、実施可能レベル2である。
(5)タスクの割り当て決定
・管理エンティティ12は実施可能レベルと各ロボット211のこれまでの実績評価を用いて、複数のロボット211の中のロボット211Aにタスクの割り当てることを決定する。
・管理エンティティ12は実施可能レベルと各ロボット211のこれまでの実績評価を用いて、複数のロボット211の中のロボット211Aにタスクの割り当てることを決定する。
(6)タスクの割り当て通知
・管理エンティティ12は、ロボット211Aに対してタスクの割り当て通知を行う。
・管理エンティティ12は、ロボット211Aに対してタスクの割り当て通知を行う。
(7)タスク実施
・ロボット211Aは割り当てられたタスクを実施する。
・ロボット211Aは割り当てられたタスクを実施する。
(8)作業報告
・ロボット211Aはタスクの実施完了後、稼働時間および作業の成功率を管理エンティティ12に送信する。
・ロボット211Aはタスクの実施完了後、稼働時間および作業の成功率を管理エンティティ12に送信する。
(9)実績評価
・管理エンティティ12は割り当てたタスクと作業報告に基づいてロボット211Aの実績を評価する。
・ロボット211Aには、割り当てられたタスクに対して高い評価(例えば、A評価)が決定される。
・実績評価は、実績評価を管理するサーバ上で管理され、他の管理エンティティにおいても使用可能とされる。
・管理エンティティ12は割り当てたタスクと作業報告に基づいてロボット211Aの実績を評価する。
・ロボット211Aには、割り当てられたタスクに対して高い評価(例えば、A評価)が決定される。
・実績評価は、実績評価を管理するサーバ上で管理され、他の管理エンティティにおいても使用可能とされる。
<<4.具体例(巡回ロボット)>>
以下、本技術を、巡回ロボットシステムに適用した場合のパラメータの具体例を説明する。巡回ロボットシステムにおいては、屋外の所定の範囲をロボットが巡回することで監視が行われる。
以下、本技術を、巡回ロボットシステムに適用した場合のパラメータの具体例を説明する。巡回ロボットシステムにおいては、屋外の所定の範囲をロボットが巡回することで監視が行われる。
(1)事前設定情報
(1−1)ステータス設定情報
・管理エンティティ12は、ロボット211に対してバッテリ残量のモニタリングを指示する。
・モニタリングの期間は1日であり、モニタリングの間隔は30分毎、モニタリングの対象は、消耗レベルである。
・評価方法は、バッテリ残量を計測している機器を用いて0乃至100%で評価する方法が用いられる。
(1−1)ステータス設定情報
・管理エンティティ12は、ロボット211に対してバッテリ残量のモニタリングを指示する。
・モニタリングの期間は1日であり、モニタリングの間隔は30分毎、モニタリングの対象は、消耗レベルである。
・評価方法は、バッテリ残量を計測している機器を用いて0乃至100%で評価する方法が用いられる。
(1−2)周辺環境測定に関する情報
・管理エンティティ12は、ロボット211に対して温度および降雨状況の測定を指示する。
・モニタリングの期間は1日であり、モニタリングの間隔は5分毎、モニタリングの対象は、温度および降雨状況である。
・評価方法は、温度、降雨センサを用いる方法が用いられる。
・管理エンティティ12は、ロボット211に対して温度および降雨状況の測定を指示する。
・モニタリングの期間は1日であり、モニタリングの間隔は5分毎、モニタリングの対象は、温度および降雨状況である。
・評価方法は、温度、降雨センサを用いる方法が用いられる。
(2)ロボット211のステータス管理および環境測定
・ロボット211は事前設定情報に基づいてバッテリ残量のモニタリングを実行する。ロボット211は温度および降雨状況の測定を行う。
・バッテリ残量および降雨状況に関しては、トリガがかかった場合に管理エンティティ12に報告が行われる。温度に関しては、管理エンティティ12に定期的に報告が行われる。
・ロボット211は事前設定情報に基づいてバッテリ残量のモニタリングを実行する。ロボット211は温度および降雨状況の測定を行う。
・バッテリ残量および降雨状況に関しては、トリガがかかった場合に管理エンティティ12に報告が行われる。温度に関しては、管理エンティティ12に定期的に報告が行われる。
(3)タスク依頼
・管理エンティティ12は、各ロボット211に対して巡回タスクおよび門番タスクの2つのタスク割り当てを依頼する。巡回タスクは、所定の範囲を巡回しながら監視を行うタスクである。門番タスクは、配置された位置において監視を行うタスクである。移動を伴うことから、巡回タスクのほうが、門番タスクよりバッテリ消費が多い。
・管理エンティティ12は、各ロボット211に対して巡回タスクおよび門番タスクの2つのタスク割り当てを依頼する。巡回タスクは、所定の範囲を巡回しながら監視を行うタスクである。門番タスクは、配置された位置において監視を行うタスクである。移動を伴うことから、巡回タスクのほうが、門番タスクよりバッテリ消費が多い。
(4)タスクの実施可能性判定
・ロボット211はこれまでのタスクの実績およびバッテリ残量に基づいて、実施可能性判定を行う。
・ロボット211Aは、巡回タスクについて実績があったものの、バッテリ残量が20%と少なかったため、実施可能性なしである。ロボット211Aは、門番タスクについては、実績があり、バッテリ消費の懸念が少ないことから、実施可能性ありである。したがって、ロボット211Aの実施可能性の判定結果は、巡回タスクに対して実施可能レベル2(10段階で10が最も対応可能)であり、門番タスクに対して実施可能レベル9である。
・ロボット211はこれまでのタスクの実績およびバッテリ残量に基づいて、実施可能性判定を行う。
・ロボット211Aは、巡回タスクについて実績があったものの、バッテリ残量が20%と少なかったため、実施可能性なしである。ロボット211Aは、門番タスクについては、実績があり、バッテリ消費の懸念が少ないことから、実施可能性ありである。したがって、ロボット211Aの実施可能性の判定結果は、巡回タスクに対して実施可能レベル2(10段階で10が最も対応可能)であり、門番タスクに対して実施可能レベル9である。
・ロボット211Bは、巡回タスクの実績があり、門番タスクの実績がなかった。ロボット211Bのバッテリ残量は80%と多かった。ロボット211Bは、巡回タスクについては、降雨状況であることをモニタリングにより把握していたが、自身が防水機能を保有していることから、実施可能性ありである。したがって、ロボット211Bの実施可能性の判定結果は、巡回タスクに対して実施可能レベル10であり、門番タスクに対して実施可能レベル5である。
(5)タスク割り当て決定
・管理エンティティ12は実施可能レベルと各ロボット211のこれまでの実績評価を用いて、ロボット211Aに門番タスクを割り当て、ロボット211Bに巡回タスクを割り当てる。
・管理エンティティ12は実施可能レベルと各ロボット211のこれまでの実績評価を用いて、ロボット211Aに門番タスクを割り当て、ロボット211Bに巡回タスクを割り当てる。
(6)タスクの割り当て通知
・管理エンティティ12は、ロボット211Aとロボット211Bに対してタスクの割り当て通知をそれぞれ行う。
・管理エンティティ12は、ロボット211Aとロボット211Bに対してタスクの割り当て通知をそれぞれ行う。
(7)タスク実施
・ロボット211Aとロボット211Bは割り当てられたタスクを実施する。
・ロボット211Aとロボット211Bは割り当てられたタスクを実施する。
(8)作業報告
・ロボット211Aとロボット211Bはタスクの実施完了後、稼働時間および作業の成功率を管理エンティティ12に送信する。
・ロボット211Aとロボット211Bはタスクの実施完了後、稼働時間および作業の成功率を管理エンティティ12に送信する。
(9)実績評価
・管理エンティティ12は割り当てたタスクと作業報告に基づいてロボット211Aとロボット211Bの実績を評価する。
・ロボット211Aとロボット211Bには、割り当てられた各タスクに対してA評価がそれぞれ決定される。
・実績評価はサーバ上で管理され、他の管理エンティティにおいても使用可能とされる。
・管理エンティティ12は割り当てたタスクと作業報告に基づいてロボット211Aとロボット211Bの実績を評価する。
・ロボット211Aとロボット211Bには、割り当てられた各タスクに対してA評価がそれぞれ決定される。
・実績評価はサーバ上で管理され、他の管理エンティティにおいても使用可能とされる。
<<5.その他の例>>
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
インストールされるプログラムは、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)や半導体メモリなどよりなる図4に示されるリムーバブルメディア111に記録して提供される。また、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供されるようにしてもよい。プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
なお、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。従って、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、および、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
[構成の組み合わせ例]
本技術は、以下のような構成をとることもできる。
(1)ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信する装置管理部と、
前記ステータスに関する情報を前記事前設定情報に基づいて管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対応して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行うタスク割り当て部と
を備える管理装置。
(2)前記制御装置から送信されてくる前記タスクの作業報告に基づく前記制御装置の実績評価を管理するタスク管理部をさらに備え、
前記タスク割り当て部は、前記実績評価に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行う
前記(1)に記載の管理装置。
(3) 前記事前設定情報は、前記ステータスの管理方法に関する情報、および周辺環境の測定方法に関する情報の少なくともいずれか1つである 前記(1)または(2)に記載の管理装置。
(4)前記ステータスに関する情報は、前記制御装置の部品に関する情報、前記制御装置の能力に関する情報、および前記制御装置の周辺環境に関する情報の少なくともいずれか1つである
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の管理装置。
(5)管理装置が、
ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信し、
前記ステータスに関する情報を前記事前設定情報に基づいて管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対応して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行う
管理方法。
(6)管理装置から通知される事前設定情報に基づいてロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を自身で管理するステータス管理部と、
前記管理装置から送信されるタスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果を送信する実施判定部と、
前記実施判定結果に基づいて前記管理装置により割り当てられた前記タスクを制御するタスク制御部と
を備える制御装置。
(7)前記タスク制御部は、前記管理装置に送信した前記タスクの作業報告に基づいて前記管理装置により評価された制御装置の実績評価に基づいて割り当てられた前記タスクを制御する
前記(6)に記載の制御装置。
(8)前記ステータスに関する情報は、部品に関する情報、能力に関する情報、および周辺環境の測定に関する情報の少なくともいずれか1つである
前記(6)または(7)に記載の制御装置。
(9)前記事前設定情報は、前記ステータスの管理方法に関する情報、および周辺環境の測定方法に関する情報の少なくともいずれか1つである
前記(6)乃至(8)のいずれか1つに記載の制御装置。
(10)制御装置が、
管理装置から通知される事前設定情報に基づいてロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を自身で管理し、
前記管理装置から送信されるタスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果を送信し、
前記実施判定結果に基づいて前記管理装置により割り当てられた前記タスクを制御する
制御方法。
(11)ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信する装置管理部と、
前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置における前記タスクの割り当てを行うタスク割り当て部と
を備える管理装置と、
前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を自身で管理するステータス管理部と、
前記管理装置から送信される前記タスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの前記実施判定結果を送信する実施判定部と、
前記管理装置により前記タスクの前記実施判定結果に基づいて割り当てられた前記タスクを制御するタスク制御部と
を備える前記制御装置と
からなる管理システム。
本技術は、以下のような構成をとることもできる。
(1)ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信する装置管理部と、
前記ステータスに関する情報を前記事前設定情報に基づいて管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対応して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行うタスク割り当て部と
を備える管理装置。
(2)前記制御装置から送信されてくる前記タスクの作業報告に基づく前記制御装置の実績評価を管理するタスク管理部をさらに備え、
前記タスク割り当て部は、前記実績評価に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行う
前記(1)に記載の管理装置。
(3) 前記事前設定情報は、前記ステータスの管理方法に関する情報、および周辺環境の測定方法に関する情報の少なくともいずれか1つである 前記(1)または(2)に記載の管理装置。
(4)前記ステータスに関する情報は、前記制御装置の部品に関する情報、前記制御装置の能力に関する情報、および前記制御装置の周辺環境に関する情報の少なくともいずれか1つである
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の管理装置。
(5)管理装置が、
ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信し、
前記ステータスに関する情報を前記事前設定情報に基づいて管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対応して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行う
管理方法。
(6)管理装置から通知される事前設定情報に基づいてロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を自身で管理するステータス管理部と、
前記管理装置から送信されるタスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果を送信する実施判定部と、
前記実施判定結果に基づいて前記管理装置により割り当てられた前記タスクを制御するタスク制御部と
を備える制御装置。
(7)前記タスク制御部は、前記管理装置に送信した前記タスクの作業報告に基づいて前記管理装置により評価された制御装置の実績評価に基づいて割り当てられた前記タスクを制御する
前記(6)に記載の制御装置。
(8)前記ステータスに関する情報は、部品に関する情報、能力に関する情報、および周辺環境の測定に関する情報の少なくともいずれか1つである
前記(6)または(7)に記載の制御装置。
(9)前記事前設定情報は、前記ステータスの管理方法に関する情報、および周辺環境の測定方法に関する情報の少なくともいずれか1つである
前記(6)乃至(8)のいずれか1つに記載の制御装置。
(10)制御装置が、
管理装置から通知される事前設定情報に基づいてロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を自身で管理し、
前記管理装置から送信されるタスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果を送信し、
前記実施判定結果に基づいて前記管理装置により割り当てられた前記タスクを制御する
制御方法。
(11)ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信する装置管理部と、
前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置における前記タスクの割り当てを行うタスク割り当て部と
を備える管理装置と、
前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を自身で管理するステータス管理部と、
前記管理装置から送信される前記タスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの前記実施判定結果を送信する実施判定部と、
前記管理装置により前記タスクの前記実施判定結果に基づいて割り当てられた前記タスクを制御するタスク制御部と
を備える前記制御装置と
からなる管理システム。
1 タスク管理システム, 11,11A,11B ロボット, 12 管理エンティティ, 20 制御部, 21 入出力部, 22 駆動部, 23 無線通信部, 81 通信制御部, 82 ステータス情報管理部, 83 周辺環境測定部, 84 タスク制御部, 101 CPU, 131 通信制御部, 132 ステータス管理部, 133 タスク割り当て決定部, 134 タスク管理部, 201 タスク管理システム, 211,211A,211B ロボット, 221 タスク実施可能判定部
Claims (11)
- ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信する装置管理部と、
前記ステータスに関する情報を前記事前設定情報に基づいて管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対応して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行うタスク割り当て部と
を備える管理装置。 - 前記制御装置から送信されてくる前記タスクの作業報告に基づく前記制御装置の実績評価を管理するタスク管理部をさらに備え、
前記タスク割り当て部は、前記実績評価に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行う
請求項1に記載の管理装置。 - 前記事前設定情報は、前記ステータスの管理方法に関する情報、および周辺環境の測定方法に関する情報の少なくともいずれか1つである
請求項1に記載の管理装置。 - 前記ステータスに関する情報は、前記制御装置の部品に関する情報、前記制御装置の能力に関する情報、および前記制御装置の周辺環境に関する情報の少なくともいずれか1つである
請求項1に記載の管理装置。 - 管理装置が、
ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信し、
前記ステータスに関する情報を前記事前設定情報に基づいて管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対応して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置に対して前記タスクの割り当てを行う
管理方法。 - 管理装置から通知される事前設定情報に基づいてロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を自身で管理するステータス管理部と、
前記管理装置から送信されるタスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果を送信する実施判定部と、
前記実施判定結果に基づいて前記管理装置により割り当てられた前記タスクを制御するタスク制御部と
を備える制御装置。 - 前記タスク制御部は、前記管理装置に送信した前記タスクの作業報告に基づいて前記管理装置により評価された制御装置の実績評価に基づいて割り当てられた前記タスクを制御する
請求項6に記載の制御装置。 - 前記ステータスに関する情報は、部品に関する情報、能力に関する情報、および周辺環境の測定に関する情報の少なくともいずれか1つである
請求項6に記載の制御装置。 - 前記事前設定情報は、前記ステータスの管理方法に関する情報、および周辺環境の測定方法に関する情報の少なくともいずれか1つである
請求項6に記載の制御装置。 - 制御装置が、
管理装置から通知される事前設定情報に基づいてロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を自身で管理し、
前記管理装置から送信されるタスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果を送信し、
前記実施判定結果に基づいて前記管理装置により割り当てられた前記タスクを制御する
制御方法。 - ロボットを構成する部品の状態を示すステータスに関する情報を複数の制御装置のそれぞれにおいて管理するための事前設定情報を前記制御装置に送信する装置管理部と、
前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を管理する前記制御装置へのタスクの内容通知に対して前記制御装置から送信される、前記タスクの実施可能性を判定した結果である実施判定結果に基づいて、前記制御装置における前記タスクの割り当てを行うタスク割り当て部と
を備える管理装置と、
前記事前設定情報に基づいて前記ステータスに関する情報を自身で管理するステータス管理部と、
前記管理装置から送信される前記タスクの内容通知と前記ステータスに関する情報に基づいて、前記タスクの前記実施判定結果を送信する実施判定部と、
前記管理装置により前記タスクの前記実施判定結果に基づいて割り当てられた前記タスクを制御するタスク制御部と
を備える前記制御装置と
からなる管理システム。
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