JP2021165602A - 熱交換器 - Google Patents

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【課題】熱交換器において熱交換性能を向上させる。【解決手段】熱交換器1は、第1流体を流す複数の第1流路10と、第2流体を流す複数の第2流路20とを含み、第1流体と第2流体との間で熱交換させるものである。第1流路10および第2流路20は、同方向に延びており、当該延び方向に対する直交断面においてX方向およびY方向に沿ってそれぞれ並んでいる。第1流路10がX方向に並ぶ第1流路群G1と、第2流路20が同じくX方向に並ぶ第2流路群G2とが、X方向に交互に配置されている。互いに隣り合う4つの第1流路10に囲まれた矩形の単位領域Rには、複数の第2流路20が含まれる。【選択図】図4

Description

本発明は、熱交換器に関する。
近年の造形技術の進歩により、様々な形状の熱交換器が設計されている。例えば、特許文献1には、積層造形(AM:Additive Manufacturing)によって製造された熱交換器が開示されている。このような熱交換器は、複数の非常に薄い層を互いに固着することにより形成されるため、流路の設計自由度が高い。熱交換器では、複数の流路を流れる流体間で熱交換が実現されるため、流路の設計自由度が向上することで、熱交換器の熱交換性能の向上および小型化を図ることができる。
特表2018−528382号公報
特許文献1の熱交換器では、同じ流体が流れる流路が隣接して配置されている。即ち、同じ温度を有する流体が隣接流路を流れており、そのような隣接流路間では熱交換がなされない。また、熱交換対象となる異なる流体が流れる2種類の流路間の距離も大きい。従って、特許文献1の熱交換器には、熱交換性能に改善の余地がある。
本発明は、熱交換器において熱交換性能を向上させることを課題とする。
本発明は、第1流体を流す複数の第1流路と、第2流体を流す複数の第2流路とを含み、前記第1流体と前記第2流体との間で熱交換させる熱交換器であって、前記第1流路および前記第2流路は、同方向に延びており、当該延び方向に対する直交断面において縦方向および横方向に沿ってそれぞれ並んでおり、前記第1流路が前記横方向に並ぶ第1流路群と、前記第2流路が同じく前記横方向に並ぶ第2流路群とが、縦方向に交互に配置され、互いに隣り合う4つの前記第1流路に囲まれた矩形の単位領域には、複数の前記第2流路が含まれる、熱交換器を備える熱交換器を提供する。
この構成によれば、第1流路群と第2流路群とが縦方向に交互に配置されているため、第1流体と第2流体との間での熱交換を効率的に実現できる。また、単位領域において、複数(少なくも2つ)の第2流路が含まれるため、互いに隣り合う4つの第1流路を流れる第1流体に対して複数の第2流路を流れる第2流体が熱交換できる。また、単位領域内に複数の第2流路が設けられているため、1つの第2流路が設けられている場合に比べて、第2流路を形成する壁部の面積が増大し、伝熱面積が増大する。従って、熱交換性能を向上させることができる。なお、「縦方向」および「横方向」の用語は、単に直交する2つの方向を示しており、熱交換器の形状に関して縦および横を規定するものではない。
前記第1流路および前記第2流路は、隣接配置され、前記第1流路を形成する壁部および前記第2流路を形成する壁部は、部分的に共用されていてもよい。
この構成によれば、第1流体と第2流体との熱交換が部分的に共用される壁部を介した直接的な熱伝導によって実現される。換言すれば、第1流路と第2流路が離間していないため、第1流路と第2流路との間の距離を縮めることができ、熱交換器の熱交換性能の向上とともに熱交換器1の小型化を実現できる。
前記単位領域内の複数の前記第2流路を仕切る壁部は、前記直交断面において、直線部分を含む形状であってもよい。
この構成によれば、単位領域内の第2流路の形状が複雑化することを抑制でき、単位領域内の第2流路を流れる第2流体の流量を確保できる。好ましくは、単位領域内の複数の第2流路を仕切る壁部は上記直交断面において直線状である。
前記直交断面において、前記第2流路の形状は、多角形状であってもよい。
この構成によれば、第2流路の形状が円または楕円などの場合に比べて、第2流路を形成する壁部の内面の面積を多く確保できる。従って、伝熱面積を多く確保でき、熱交換性能を一層向上できる。
前記縦方向において2つの前記第2流路群に挟まれた前記第1流路群では、少包囲第1流路と多包囲第1流路とが前記横方向に交互に配置され、前記多包囲第1流路は、前記少包囲第1流路に比べて2倍の数の前記第2流路に包囲されていてもよい。
この構成によれば、熱交換器全体として均一な構造を確保しながら、上記構成を具体的に実現できる。熱交換器全体として均一な構造を確保することにより、熱歪が集中して発生することを抑制できる。
前記少包囲第1流路と前記多包囲第1流路とが、前記縦方向にも交互に配置されていてもよい。
この構成によれば、熱交換器全体として一層均一な構造を確保しながら、上記構成を具体的に実現できる。
前記第1流路および前記第2流路を形成する壁部は、前記縦方向へ積み重なった積層構造であるか、前記横方向へ積み重なった積層構造であるか、または前記縦方向および前記横方向に対して交差する方向へ積み重なった積層構造であってもよい。
この構成によれば、熱交換器が積層造形によって製造されるため、第1流路および第2流路を密に配置した流路設計を容易に行うことができる。積層方向は製造性に影響を与えることもあるため、上記様々な積層方向によって容易に熱交換器を設計し得る。なお、積層造形によって製造された製品は、造形痕を確認することにより、積層方向を確認することができる。ここでは、そのような造形痕を含む積層方向を考慮した構造を積層構造と称している。
複数の前記第1流路のそれぞれを形成する壁部の肉厚が均一な厚みであるか、または、複数の前記第2流路のそれぞれを形成する壁部の肉厚が均一な厚みであってもよい。
この構成によれば、複数の第1流路を流れる第1流体の加熱量もしくは冷却量を均一にできるか、または、複数の第2流路を流れる第2流体の加熱量もしくは冷却量を均一にできる。特に、積層造形によって熱交換器を製造する場合には、一体の造形物の中でも各壁部の厚みを容易に変更できる。
複数の前記第1流路のそれぞれを形成する壁部の肉厚と、複数の前記第2流路のそれぞれを形成する壁部の肉厚とが、全て均一な厚みであってもよい。
この構成によれば、熱交換器全体の熱交換量を均一にできる。また、熱交換器の構造も単純化できるため、その製造も容易となる。
前記第1流路および前記第2流路は、少なくとも部分的に曲線状に延びていてもよい。
この構成によれば、第1流路および第2流路が直線的に延びている場合と比べて、第1流体および第2流体が第1流路および第2流路内をそれぞれ乱れて流れる。従って、第1流体の第1流路の壁部に対する伝熱量と、第2流体の第2流路の壁部に対する伝熱量とをそれぞれ大きくすることができる。従って、熱交換器の熱交換性能を一層向上できる。
本発明によれば、熱交換器において熱交換性能を向上できる。
本発明の一実施形態に係る熱交換器の斜視図。 図1の熱交換器の平面図。 図2の熱交換器のIII-III線に沿った断面図。 図2の熱交換器の一部を拡大した平面図。 図4の第1流路に斜線を付した平面図。 図4の第2流路に斜線を付した平面図。 図4において第1流路を形成する壁部および第2流路を形成する壁部の共用部分に斜線を付した平面図。 図3の熱交換器の変形例を示す断面図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱交換器1の一部分を示す斜視図である。図2は、図1の熱交換器1の平面図を示している。なお、図1では、破線円で囲まれた部分が拡大して示されている。
図1,2を参照して、本実施形態の熱交換器1は、第1流体と第2流体との間で熱交換させるものである。熱交換器1は、中央部に2種類の貫通孔が設けられた直方体状の本体部5を有している。2種類の貫通孔は、第1流体を流す複数の第1流路10と、第2流体を流す複数の第2流路20とを含む。図示しないが、複数の第1流路10は第1流体を流すための管に流体的に接続され、複数の第2流路20は第2流体を流すための管に流体的に接続される。
第1流体は、例えば水素であり得る。第2流体は、例えばエチレングリコール水溶液であり得る。ただし、第1流体および第2流体の種類は、特に限定されない。
図1,2では、図示を明瞭にするため、第1流路10および第2流路20について、全部に符号を付しておらず、一部のみに符号を付している。また、第1流路10および第2流路20が本体部5を貫通している方向をZ方向(高さ方向)とし、Z方向に直交する平面をX−Y平面とする。X−Y平面において、直交する2方向をX方向(横方向)およびY方向(縦方向)とする。これらは、以降の図でも同様である
本実施形態の熱交換器1は、金属の積層造形を用いることを前提に設計され、その設計に基づいて製造されている。例えば、熱交換器1は、レーザ粉末焼結積層造形(SLM:Selective Laser Melting)によって製造されている。SLMでは、金属粉末を敷き詰め、熱源となるレーザで造形部分を溶融および凝固させることを繰り返して所望の形状を形成する。このような形状形成は、従来の鋳型などを用いた製造方法とは異なる形状形成であることから、SLMを活用すると、例えば鋳型などによる製造では比較的困難であった自由な流路設計が可能となる。
本実施形態の熱交換器1は、例えばZ方向へ積み重ねるように形成する積層造形によって製造されている。即ち、かかる造形の場合、第1流路10および第2流路20を形成する壁部11,21は、Z方向へ積み重なった積層構造を有している。代替的には、第1流路10および第2流路20を形成する壁部11,21は、X方向へ積み重なった積層構造を有してもよいし、Y方向へ積み重なった積層構造を有してもよいし、またはX方向およびY方向に対して交差する方向へ積み重なった積層構造を有してもよい。
なお、以上では、パウダーヘッド方式の積層造形のうちレーザビーム方式であるSLMを一例として挙げているが、これに限定されるものではなく、例えば、電子ビーム方式のELM(Electron beam melting)でもよいし、メタルデポジッション方式の積層造形のうちのレーザビーム方式(LMD:Laser metal deposition)であってもよい。また、積層造形以外のその他の製法であっても、本明細書に記載する流路設計を具現化できる製法であれば、特に限定されるものではない。
図3は、図2の熱交換器のIII-III線に沿った断面図を示している。図3では、断面を示す部分にハッチングを付している。
図1〜3を併せて参照して、第1流路10は、Z方向に直線状に延びている。第1流路10のZ方向に対する直交断面(X−Y平面)の形状は、円形である(後述の図5を併せて参照)。即ち、第1流路10を構成する壁部11は、円筒状である。第1流路10は、当該直交断面(X−Y平面)において、X方向(横方向)およびY方向(縦方向)に沿って並んでいる。
第2流路20は、第1流路10と同方向(Z方向)に直線状に延びている。第2流路20のZ方向に対する直交断面(X−Y平面)は、概ね等脚台形である(後述の図6を併せて参照)。即ち、第2流路20を構成する壁部21は、台形筒状である。本実施形態では、第2流路20の流路面積は、第1流路10の流路面積よりも大きい。従って、少量の第1流体と多量の第2流体とが熱交換する。また、第2流路20は、当該直交断面(X−Y平面)において、X方向(横方向)およびY方向(縦方向)に沿って並んでいる。
図4は、図2の熱交換器1の一部(破線で示す矩形部)を拡大した平面図を示している。図5は、図4の第1流路10に斜線を付した平面図である。図6は、図4の第2流路20に斜線を付した平面図である。図7は、図4において第1流路10を形成する壁部11および第2流路20を形成する壁部21の共用部分に斜線を付した平面図である。
図4〜7を参照して、第1流路10および第2流路20は、X−Y平面において密に配置されている。詳細には、第1流路10は、格子状に配置され、第1流路10の間に第2流路20が隙間なく配置されている。従って、第1流路10および第2流路20は互いに隣接して配置され、熱交換が促進される。特に、第1流路10を形成する壁部11および第2流路20を形成する壁部21は、部分的に共用されている(図7の斜線部参照)。
特に図4を参照して、第1流路10と第2流路20との相対的な配置関係を確認すると、第1流路10がX方向に並んだ第1流路群G1と、第2流路20が同じくX方向に並んだ第2流路群G2とが、Y方向に交互に配置されている。また、互いに隣り合う4つの第1流路10に囲まれた矩形の単位領域Rには、複数(本実施形態では2つ)の第2流路20が含まれている。単位領域R内の2つの第2流路20を仕切る壁部21aは、Z方向に対する直交断面(X−Y平面)において、直線形状を有している。代替的には、単位領域R内の2つの第2流路20を仕切る壁部21aは、部分的に直線形状を有するとともに部分的に曲線形状を有するような直線部分を含む形状であってもよい。
特に図5を参照して、第1流路10は、少包囲第1流路10aと多包囲第1流路10bとを含んでいる。多包囲第1流路10bは、少包囲第1流路10aに比べて2倍の数の第2流路20に包囲されている。図5に示す例では、一点鎖線の矩形内の多包囲第1流路10bは8つの第2流路20に包囲されており、二点鎖線矩形内の少包囲第1流路は4つの第2流路20に包囲されている。少包囲第1流路10aおよび多包囲第1流路10bは、X方向に交互に配置されている。また、本実施形態では、少包囲第1流路10aと多包囲第1流路10bとは、Y方向にも交互に配置されている。
本実施形態では、複数の第1流路10のそれぞれを形成する壁部11の肉厚と、複数の第2流路20のそれぞれを形成する壁部21の肉厚とが、全て均一な厚みである。ここで、「均一」とは、完全に一致する場合だけでなく、材料の引張強度または疲労硬度の観点から微小な差異を許容するものである。例えば、積層造形においては、200μm程度の差異は均一として許容される。
本実施形態の熱交換器1によれば、以下の作用効果を奏する。
図4を参照して、第1流路群G1と第2流路群G2とがY方向に交互に配置されているため、第1流体と第2流体との間での熱交換を効率的に実現できる。また、単位領域Rにおいて、複数(少なくも2つ)の第2流路20が含まれるため、互いに隣り合う4つの第1流路10を流れる第1流体に対して複数の第2流路20を流れる第2流体が熱交換できる。また、単位領域R内に複数の第2流路20が設けられているため、1つの第2流路20が設けられている場合に比べて、第2流路20を形成する壁部21の面積が増大し、伝熱面積が増大する。従って、熱交換性能を向上させることができる。
図7を参照して、第1流体と第2流体との熱交換が部分的に共用される壁部(11,21)を介した直接的な熱伝導によって実現される。換言すれば、第1流路10と第2流路20とが離間していないため、第1流路10と第2流路20との間の距離を縮めることができ、熱交換器1の熱交換性能の向上とともに熱交換器1の小型化を実現できる。
図4を参照して、単位領域R内の第2流路20を仕切る壁部21aが直線形状であるため、当該第2流路20の形状が複雑化することを抑制でき、単位領域R内の第2流路20を流れる第2流体の流量を確保できる。
図6を参照して、Z方向に対する直交断面(X−Y平面)において、第2流路20の形状が台形であるため、第2流路20の形状が円または楕円などの場合に比べて、第2流路20を形成する壁部21の内面の面積を多く確保できる。従って、伝熱面積を多く確保でき、熱交換性能を一層向上できる。
図5を参照して、少包囲第1流路10aと多包囲第1流路10bとがX方向に交互に配置され、多包囲第1流路10bは少包囲第1流路10aに比べて2倍の数の第2流路20に包囲されている。そのため、熱交換器1全体として均一な構造を確保しながら、本実施形態の構成を具体的に実現できる。熱交換器1全体として均一な構造を確保することにより、熱歪が集中して発生することを抑制できる。
少包囲第1流路10aと多包囲第1流路10bとが、Y方向にも交互に配置されているため、熱交換器全体として一層均一な構造を確保しながら、本実施形態の構成を具体的に実現できる。
なお、熱交換器1が、例えば積層造形によって製造される場合、第1流路10および第2流路20を本実施形態のように密に配置した流路設計を容易に行うことができる。
複数の第1流路10のそれぞれを形成する壁部11の肉厚と、複数の第2流路20のそれぞれを形成する壁部21の肉厚とが、全て均一な厚みであるため、熱交換器1全体の熱交換量を均一にできる。また、熱交換器1の構造も単純化できるため、その製造も容易となる。
代替的には、複数の第1流路10のそれぞれを形成する壁部11の肉厚を揃えるとともに、複数の第2流路20のそれぞれを形成する壁部21の肉厚を第1流路10の壁部11の肉厚とは別の肉厚で揃えてもよい。これにより、複数の第1流路10を流れる第1流体の加熱量もしくは冷却量を均一にできるか、または、複数の第2流路20を流れる第2流体の加熱量もしくは冷却量を均一にできる。なお、積層造形によって熱交換器1を製造する場合には、一体の造形物の中でも各壁部11,21の厚みを容易に変更できる。
(変形例)
第1流路10および第2流路20は、少なくとも部分的に曲線状に延びていてもよい。
図8は、図3の熱交換器1の変形例を示す断面図である。図8では、第1流路10の延び方向が波状となっている。この場合、詳細を図示しないが、第2流路20は、第1流路10に沿って同様に波状に延びている。代替的には、第1流路10および第2流路20は、らせん状に延びていてもよい。
本変形例によれば、第1流路10および第2流路20が直線的に延びている場合と比べて、第1流体および第2流体が第1流路10および第2流路20内をそれぞれ乱れて流れる。従って、第1流体の第1流路10の壁部11に対する伝熱量と、第2流体の第2流路20の壁部21に対する伝熱量とをそれぞれ大きくすることができる。従って、熱交換器1の熱交換性能を一層向上できる。
以上より、本発明の具体的な実施形態およびその変形例について説明したが、本発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1 熱交換器
5 本体部
10 第1流路
10a 少包囲第1流路
10b 多包囲第1流路
11 壁部
20 第2流路
21 壁部
21a 壁部
G1 第1流路群
G2 第2流路群
R 単位領域

Claims (10)

  1. 第1流体を流す複数の第1流路と、第2流体を流す複数の第2流路とを含み、前記第1流体と前記第2流体との間で熱交換させる熱交換器であって、
    前記第1流路および前記第2流路は、同方向に延びており、当該延び方向に対する直交断面において縦方向および横方向に沿ってそれぞれ並んでおり、
    前記第1流路が前記横方向に並ぶ第1流路群と、前記第2流路が同じく前記横方向に並ぶ第2流路群とが、縦方向に交互に配置され、
    互いに隣り合う4つの前記第1流路に囲まれた矩形の単位領域には、複数の前記第2流路が含まれる、熱交換器。
  2. 前記第1流路および前記第2流路は、隣接配置され、
    前記第1流路を形成する壁部および前記第2流路を形成する壁部は、部分的に共用されている、請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記単位領域内の複数の前記第2流路を仕切る壁部は、前記直交断面において、直線部分を含む形状である、請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記直交断面において、前記第2流路の形状は、多角形状である、請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記縦方向において2つの前記第2流路群に挟まれた前記第1流路群では、少包囲第1流路と多包囲第1流路とが前記横方向に交互に配置され、
    前記多包囲第1流路は、前記少包囲第1流路に比べて2倍の数の前記第2流路に包囲されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. 前記少包囲第1流路と前記多包囲第1流路とが、前記縦方向にも交互に配置されている、請求項5に記載の熱交換器。
  7. 前記第1流路および前記第2流路を形成する壁部は、
    前記縦方向へ積み重なった積層構造であるか、
    前記横方向へ積み重なった積層構造であるか、または
    前記縦方向および前記横方向に対して交差する方向へ積み重なった積層構造である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の熱交換器。
  8. 複数の前記第1流路のそれぞれを形成する壁部の肉厚が均一な厚みであるか、または、複数の前記第2流路のそれぞれを形成する壁部の肉厚が均一な厚みである、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 複数の前記第1流路のそれぞれを形成する壁部の肉厚と、複数の前記第2流路のそれぞれを形成する壁部の肉厚とが、全て均一な厚みである、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の熱交換器。
  10. 前記第1流路および前記第2流路は、少なくとも部分的に曲線状に延びている、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の熱交換器。
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