JP2021165459A - 手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体に触れることなく脱ぐことが可能な手袋を提供する。
【解決手段】手袋1は、本体10、及び摘み部材20を備えている。本体10は、袋状をしており、装着者の手に嵌められる。摘み部材20は、本体10の内面に固定されている。摘み部材20は、指で摘むことが可能である。摘み部材20は、内側部分22、及び外側部分24を有している。内側部分22は、手袋1の装着時に本体10の内部に隠れる部分である。外側部分24は、装着時に本体10の外部に食み出す部分である。
【選択図】図1

Description

本発明は、手袋に関する。
従来の手袋としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された手袋は、ゴム又は樹脂の膜によって一体に形成された袋状の本体からなり、手に密着するように装着される。この手袋は、医療、工業、家事等の様々な場面で使用される。
特開2012−26062号公報
上述の手袋によれば、装着者を感染や怪我から守ることができる。また、装着者が触れる相手を感染から守ったり、装着者が触れる物を汚損や汚染から守ったりすることもできる。しかしながら、使用後に手袋を脱ぐ際、一方の手から本体を外すには、反対の手で本体を引っ張らなければならない。このように使用後の本体に触れることは、衛生面で問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本体に触れることなく脱ぐことが可能な手袋を提供することを目的とする。
本発明による手袋は、手に嵌められる袋状の本体と、上記本体の内面に固定され、指で摘むことが可能な摘み部材と、を備え、上記摘み部材は、装着時に上記本体の内部に隠れる部分である内側部分と、装着時に上記本体の外部に食み出す部分である外側部分とを有することを特徴とする。
この手袋においては、本体とは別に、摘み部材が設けられている。摘み部材の一部分(外側部分)は、装着時に本体の外部に食み出すように構成されている。このため、反対の手の指で摘み部材の外側部分を摘むことにより、反対の手が本体に触れることなく、本体を外すことができる。
本発明によれば、本体に触れることなく脱ぐことが可能な手袋が実現される。
本発明による手袋の一実施形態を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿った断面の一部を示す図である。 摘み部材20を示す平面図である。 一変形例に係る摘み部材20を示す平面図である。 他の変形例に係る摘み部材20を示す平面図である。 摘み部材20の他の変形例を説明するための図である。 摘み部材20の他の変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による手袋の一実施形態を示す斜視図である。また、図2は、図1のII−II線に沿った断面の一部を示す図である。図1は、手の甲側を示している。手袋1は、衛生又は安全等の目的で使用される作業用の手袋である。手袋1は、例えば、医療現場で使用される医療用の手袋、介護現場で使用される介護用の手袋、工場で使用される工業用の手袋、又は家庭で使用される家事用の手袋である。手袋1は、使い捨てされる手袋であってもよいし、繰り返し使用される手袋であってもよい。
手袋1は、本体10、及び摘み部材20を備えている。本体10は、袋状をしており、装着者の手に嵌められる。本体10は、手の形に合わせて一体に形成されている。本体10は、各指を個別に覆えるように5つの筒状部を有している。各筒状部の先端は、閉塞されている。本体10は、手の全体を覆うように構成されている。本体10は、前腕(特に手首)まで覆ってもよいし、覆わなくてもよい。前者の場合、以下の記述における「手」には、前腕(本体10に覆われる部分)も含まれるものとする。
本体10は、手に密着するように嵌められる。ここで、手に密着するとは、本体10が伸縮性を有しており、手に嵌められているときに本体10が伸展した状態にあるということである。このとき、手には、本体10の収縮力が働く。本体10の伸縮率は、50%以上であることが好ましく、100%以上であることがより好ましい。本実施形態において本体10は、ゴムからなる。ゴムとしては、例えば、ニトリルゴム又は天然ゴムラテックスを用いることができる。本体10としては、一般的な市販のゴム手袋を用いてもよい。
摘み部材20は、本体10の内面(本体10が嵌められた手に触れる側の面)に固定されている。摘み部材20は、図2に示すように、本体10の手の平側10aでなく、手の甲側10bに設けられている。摘み部材20は、指で摘むことが可能である。
図3は、摘み部材20を示す平面図である。摘み部材20は、細長い形状をしている。ここで、細長い形状とは、平面視で摘み部材20を内包し得る最小の矩形を考えたとき、当該矩形の長辺の長さが短辺の長さの2倍以上となる形状をいう。摘み部材20の具体的形状としては、例えば、帯状又は紐状が挙げられる。本実施形態において摘み部材20は、矩形の帯状をしている。摘み部材20は、本体10の裾口12を横切るように摘み部材20の長手方向に延びている。
摘み部材20は、内側部分22、及び外側部分24を有している。摘み部材20は、内側部分22及び外側部分24のみからなる。内側部分22は、手袋1の装着時に本体10の内部に隠れる部分である。外側部分24は、装着時に本体10の外部に食み出す部分である。外側部分24は、装着時に本体10の外部に食み出していれば充分である。外側部分24は、手袋1の非装着時、本体10の外部に食み出していてもよいし、食み出していなくてもよい。
摘み部材20において内側部分22と外側部分24とは、連続している。摘み部材20は、本体10の裾口12を横切っている。裾口12は、本体10に対して手を出し入れするための開口である。摘み部材20における裾口12に重なる部分が、内側部分22と外側部分24との境界(図3に点線L1で示されている。)である。外側部分24は、裾口12から本体10の外部に食み出す。外側部分24は、装着時、本体10と重ならない位置にある。
内側部分22の長さd1は、外側部分24の長さd2よりも大きい。長さd1は、2cm以上5cm以下であることが好ましい。長さd2は、1cm以上3cm以下であることが好ましい。本実施形態において摘み部材20の幅w1は、一定である。それゆえ、内側部分22の幅と外側部分24の幅とは、互いに等しい。幅w1は、例えば5mm以上3cm以下である。
摘み部材20は、内側部分22において本体10の内面に固定されている。すなわち、内側部分22は、本体10の内面に直接固定されている。一方、外側部分24は、本体10に直接固定されていない。本実施形態において摘み部材20は、内側部分22の一部(部分22a)においてのみ本体10の内面に固定されている。部分22aは、内側部分22と外側部分24との境界から離間している。部分22aは、摘み部材20の内端20aを含んでいる。内端20aは、摘み部材20の延在方向(長手方向)の両端のうち内側部分22側の端である。部分22aは、本体10の内面における手の甲又は前腕を覆う領域に固定されている。本体10に対する摘み部材20の固定は、例えば、接着又は溶着により行うことができる。
内側部分22の残部(部分22b)は、本体10の内面に仮着されている。部分22bは、内側部分22における部分22a以外の部分である。部分22bの全体が本体10の内面に仮着されていてもよいし、部分22bの一部のみが本体10の内面に仮着されていてもよい。ここで、仮着とは、本体10及び摘み部材20を損傷することなく手で容易に剥がせる程度の力で、摘み部材20を本体10に貼着することをいう。
外側部分24は、上方に折り曲げられている(図2参照)。ここで、上方とは、本体10が嵌められた手から遠ざかる向きをいう。外側部分24は、全体が上方に折り曲げられていてもよいし、一部のみが上方に折り曲げられていてもよい。前者の場合、外側部分24の折曲線は、内側部分22との境界に位置する。後者の場合、外側部分24の折曲線は、その中間領域(上記境界と摘み部材20の外端20bとの間の領域)に位置する。外端20bは、摘み部材20の延在方向の両端のうち外側部分24側の端である。本実施形態においては、外側部分24の一部(部分24a)のみが上方に折り曲げられている。図3には、外側部分24の折曲線が点線L2で示されている。摘み部材20には、折曲線が1つだけ存在する。すなわち、摘み部材20は、1箇所だけで折り曲げられている。なお、図3は、折り曲げられていない状態の摘み部材20を示している。摘み部材20の各部の長さは、摘み部材20が折り曲げられていない状態で計測される長さである。部分24aの長さd3は、5mm以上15mm以下であることが好ましい。
外側部分24の折曲角度α(図2参照)は、30°以上150°以下であることが好ましく、60°以上120°以下であることがより好ましい。外側部分24の残部(部分24b)は、本体10に仮着されていない。部分24bは、外側部分24における部分24a以外の部分である。摘み部材20の伸縮率は、本体10の伸縮率よりも小さい。摘み部材20の伸縮率は、1%以下であることが好ましい。このように摘み部材20の伸縮率が1%以下である場合、摘み部材20は、実質的に伸縮性を有しないといえる。摘み部材20の材料としては、例えば、プラスチック、セロファン、紙、又は合成ゴムを用いることができる。
手袋1を手に装着するには、摘み部材20の外側部分24が裾口12から本体10の外に出るようにしながら、本体10を手に嵌めればよい。このとき、内側部分22は、手と本体10との間に挟まれた状態になる。一方、外側部分24は、本体10の外に露出した状態になる。手袋1を脱ぐときは、反対の手の指で摘み部材20の外側部分24を摘んで本体10の指先側に引っ張ればよい。このとき、内側部分22における本体10に仮着された部分(部分22bの全体又は一部)は本体10から剥がれるが、内側部分22における本体10に固定された部分(部分22a)は本体10から剥がれない。これにより、本体10が、裏返されながら手から外される。
手袋1の効果を説明する。手袋1においては、本体10とは別に、摘み部材20が設けられている。摘み部材20の一部分(外側部分24)は、装着時に本体10の外部に食み出すように構成されている。このため、反対の手の指で摘み部材20の外側部分24を摘むことにより、反対の手が本体10に触れることなく、本体10を外すことができる。したがって、本体10に触れることなく脱ぐことが可能な手袋1が実現されている。
摘み部材20は、本体10の内面に固定されている。このため、摘み部材20を引っ張ったとき、摘み部材20によって裾口12が下から持ち上げられることになる。これにより、裾口12と手との間に隙間ができるため、本体10を手から外しやすくなる。また、摘み部材20が本体10の外面に固定される場合に比して、装着時に、摘み部材20自体が汚れにくいという利点もある。
摘み部材20は、細長い形状をしており、本体10の裾口12を横切るように摘み部材20の長手方向に延びている。これにより、本体10の左右方向(図1の左右方向)についての摘み部材20の寸法を小さく抑えつつ、本体10の前後方向(図1の上下方向)についての摘み部材20の寸法を大きく確保することができる。本体10の左右方向についての摘み部材20の寸法を小さくすることは、装着時に摘み部材20が邪魔になりにくくするのに有利である。また、本体10の前後方向についての本体10の寸法を大きくすることは、外側部分24の長さを充分に確保し、摘み部材20を摘みやすくするのに有利である。
内側部分22の長さd1は、外側部分24の長さd2よりも大きい。このように内側部分22の長さd1を大きくすることにより、摘み部材20を引っ張ったときに本体10の裾口12が大きく捲れるため、本体10を手から外しやすくなる。かかる観点から、長さd1は、2cm以上であることが好ましい。他方、長さd1が大きすぎると、装着時に本体10の中で摘み部材20が邪魔になりやすくなってしまう。かかる観点から、長さd1は、5cm以下であることが好ましい。
外側部分24の長さd2が大きい方が、摘み部材20を摘みやすくなる。かかる観点から、長さd2は、1cm以上であることが好ましい。他方、長さd2が大きすぎると、装着時に本体10の外で摘み部材20が邪魔になりやすくなってしまう。かかる観点から、長さd2は、3cm以下であることが好ましい。
摘み部材20が帯状又は紐状である場合、細長い形状の摘み部材20を特に容易に形成することができる。
摘み部材20は、内側部分22の一部(部分22a)においてのみ本体10の内面に固定されている。この場合、本体10の裾口12付近には摘み部材20が固定されないため、摘み部材20を引っ張ったときに裾口12を捲れやすくすることができる。
内側部分22の残部(部分22b)は、本体10の内面に仮着されている。この場合、本体10を手に嵌める際、内側部分22の部分22bが本体10に貼着された状態にあるため、摘み部材20が邪魔になりにくいという利点がある。ただし、部分22bは、本体10に仮着されていなくてもよい。
外側部分24は、上方に折り曲げられている。これにより、装着時に摘み部材20の外端20bが手から浮いた状態になるため、摘み部材20を摘みやすくなる。このように摘み部材20を摘みやすくする観点から、外側部分24の折曲角度αは、30°以上150°以下であることが好ましく、60°以上120°以下であることがより好ましい。ただし、外側部分24は、上方に折り曲げられていなくてもよい。
摘み部材20が接着又は溶着により本体10の内面に固定されている場合、簡易な手段で、本体10に対して摘み部材20を強固に固定することができる。
摘み部材20の伸縮率は、本体10の伸縮率よりも小さい。このように摘み部材20の伸縮率を小さくすることにより、摘み部材20を引っ張ったときに、本体10に対して効率良く力を伝えることができる。かかる観点から、摘み部材20の伸縮率は、1%以下であることが好ましい。
摘み部材20は、手の甲側に設けられている。この場合、摘み部材20が手の平側に設けられている場合に比して、手袋1を装着して作業をするときに摘み部材20が邪魔になりにくい。ただし、摘み部材20は、手の平側に設けられてもよいし、その他の箇所(手の甲と手の平との間)に設けられてもよい。
摘み部材20がプラスチック、セロファン、紙、又は合成ゴムからなる場合、摘み部材20を低コストで形成することができる。
本体10は、手に密着するように嵌められる。この場合、本体10が手に密着しない場合に比して本体10が手から外れにくいため、摘み部材20が設けられた手袋1が特に有用となる。
本体10の伸縮率が高い方が、手の大きさにかかわらず、本体10を手に密着させやすくなる。かかる観点から、本体10の伸縮率は、50%以上であることが好ましく、100%以上であることがより好ましい。
本体10がゴムからなる場合、伸縮性を有する本体10を容易に実現することができる。ゴムがニトリルゴム又は天然ゴムラテックスである場合、特に優れた伸縮性を有する本体10を実現することができる。
手袋1が医療用である場合、本体10にウィルスや細菌等が付着しやすい環境で使用されるため、本体10に触れずに脱ぐことが可能な手袋1が特に有用となる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、摘み部材20の幅が一定である場合を例示した。しかし、摘み部材20の幅は、例えば図4及び図5に示すように、一定でなくてもよい。同様に、内側部分22の幅も一定でなくてもよいし、外側部分24の幅も一定でなくてもよい。摘み部材20の幅が一定でない場合、摘み部材20の幅方向の寸法の最大値をもって、摘み部材20の幅とする。内側部分22の幅及び外側部分24の幅についても、同様である。
図4及び図5において摘み部材20は、帯状をしているが、その幅は一定でない。詳細には、内側部分22の幅w2が、外側部分24の幅w3よりも大きい。図4においては、内側部分22の幅も外側部分24の幅も一定である。一方、図5においては、外側部分24の幅が一定であるのに対し、内側部分22の幅は一定でない。具体的には、内側部分22において、部分22aの幅方向の寸法は常にw2に等しく、部分22bの幅方向の寸法は常にw3に等しい。幅w2は例えば1cm以上3cm以下であり、幅w3は例えば5mm以上2cm以下である。このように内側部分22の幅を大きくすることにより、内側部分22と本体10との接触面積が広くなるため、摘み部材20を本体10に対して安定的に固定しやすくなる。また、外側部分24の幅を小さくすることにより、装着時に本体10の外で摘み部材20が邪魔になりにくくなる。
上記実施形態においては、摘み部材20が内側部分22の一部においてのみ本体10の内面に固定されている場合を例示した。しかし、摘み部材20は、内側部分22の全体において本体10の内面に固定されていてもよい。その場合、摘み部材20を本体10に対してより安定的に固定することができる。
上記実施形態においては、外側部分24が本体10に固定されていない場合を例示した。しかし、外側部分24は、例えば図6に示すように、外側部分24の先端部(摘み部材20の外端20bを含む部分)を残して本体10の外面に固定されていてもよい。本例において外側部分24の先端部は、上述した部分24aに一致する。図6において摘み部材20は、内側部分22と外側部分24との境界で折り返されている。それゆえ、外側部分24は、装着時、本体10と重なる位置にある。このように外側部分24が本体10の外面に固定されている場合、装着時に外側部分24が装着者の肌に触れるのを防ぐことができる。
上記実施形態において外側部分24は、本体10の外面に仮着されていてもよい。外側部分24の全体が本体10の外面に仮着されてもよいし、外側部分24の一部のみが本体10の外面に仮着されてもよい。その場合、本体10を手に嵌める際、摘み部材20が邪魔になりにくくなる。なお、外側部分24は、一部が本体10の外面に固定されるとともに、残部が本体10の外面に仮着されてもよい。
上記実施形態においては、1つの本体10に対して摘み部材20が1つだけ設けられた場合を例示した。しかし、例えば図7に示すように、1つの本体10に対して複数の摘み部材20が設けられていてもよい。複数の摘み部材20は、本体10の内面の相異なる位置に固定される。図7においては、2つの摘み部材20が本体10に設けられている。詳細には、本体10の手の甲側10bに摘み部材202(第1の摘み部材)が設けられるとともに、手の平側10aに摘み部材204(第2の摘み部材)が設けられている。このように複数の摘み部材20を設けた場合、それらの摘み部材20を介して複数の箇所から本体10に力を伝えることが可能となるため、本体10を手から一層外しやすくなる。
上記実施形態においては、内側部分22の長さが外側部分24の長さよりも大きい場合を例示した。しかし、内側部分22の長さは、外側部分24の長さに等しくてもよいし、外側部分24の長さより小さくてもよい。
上記実施形態においては、摘み部材20の伸縮率が本体10の伸縮率よりも小さい場合を例示した。しかし、摘み部材20の伸縮率は、本体10の伸縮率に等しくてもよいし、本体10の伸縮率より大きくてもよい。
上記実施形態においては、本体10がゴムからなる場合を例示した。しかし、本体10は、ゴム以外の材料からなってもよい。例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等のプラスチックからなってもよい。
1 手袋
10 本体
10a 手の平側
10b 手の甲側
12 裾口
20 摘み部材
20a 内端
20b 外端
22 内側部分
24 外側部分
202 摘み部材(第1の摘み部材)
204 摘み部材(第2の摘み部材)

Claims (28)

  1. 手に嵌められる袋状の本体と、
    前記本体の内面に固定され、指で摘むことが可能な摘み部材と、を備え、
    前記摘み部材は、装着時に前記本体の内部に隠れる部分である内側部分と、装着時に前記本体の外部に食み出す部分である外側部分とを有することを特徴とする手袋。
  2. 請求項1に記載の手袋において、
    前記摘み部材は、細長い形状をしており、前記本体の裾口を横切るように当該摘み部材の長手方向に延びている手袋。
  3. 請求項2に記載の手袋において、
    前記内側部分の長さは、前記外側部分の長さよりも大きい手袋。
  4. 請求項3に記載の手袋において、
    前記内側部分の長さは、2cm以上5cm以下である手袋。
  5. 請求項3又は4に記載の手袋において、
    前記外側部分の長さは、1cm以上3cm以下である手袋。
  6. 請求項2乃至5の何れかに記載の手袋において、
    前記内側部分の幅は、前記外側部分の幅よりも大きい手袋。
  7. 請求項6に記載の手袋において、
    前記内側部分の幅は、1cm以上3cm以下である手袋。
  8. 請求項6又は7に記載の手袋において、
    前記外側部分の幅は、5mm以上2cm以下である手袋。
  9. 請求項2乃至8の何れかに記載の手袋において、
    前記摘み部材は、帯状又は紐状をしている手袋。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の手袋において、
    前記摘み部材は、前記内側部分の一部においてのみ前記本体の前記内面に固定されている手袋。
  11. 請求項10に記載の手袋において、
    前記内側部分の残部は、前記本体の前記内面に仮着されている手袋。
  12. 請求項1乃至9の何れかに記載の手袋において、
    前記摘み部材は、前記内側部分の全体において前記本体の前記内面に固定されている手袋。
  13. 請求項1乃至12の何れかに記載の手袋において、
    前記外側部分は、当該外側部分の先端部を残して前記本体の外面に固定されている手袋。
  14. 請求項1乃至12の何れかに記載の手袋において、
    前記外側部分は、前記本体の外面に仮着されている手袋。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載の手袋において、
    前記外側部分は、上方に折り曲げられている手袋。
  16. 請求項15に記載の手袋において、
    前記外側部分の折曲角度は、30°以上150°以下である手袋。
  17. 請求項1乃至16の何れかに記載の手袋において、
    前記摘み部材は、接着又は溶着により、前記本体の前記内面に固定されている手袋。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の手袋において、
    前記摘み部材の伸縮率は、前記本体の伸縮率よりも小さい手袋。
  19. 請求項1乃至18の何れかに記載の手袋において、
    前記摘み部材の伸縮率は、1%以下である手袋。
  20. 請求項1乃至19の何れかに記載の手袋において、
    前記本体の伸縮率は、50%以上である手袋。
  21. 請求項1乃至20の何れかに記載の手袋において、
    前記摘み部材は、前記手の甲側に設けられている手袋。
  22. 請求項1乃至21の何れかに記載の手袋において、
    前記摘み部材は、プラスチック、セロファン、紙、又は合成ゴムからなる手袋。
  23. 請求項1乃至22の何れかに記載の手袋において、
    複数の前記摘み部材を備え、
    前記複数の摘み部材は、前記本体の前記内面の相異なる位置に固定されている手袋。
  24. 請求項23に記載の手袋において、
    前記複数の摘み部材は、前記手の甲側に設けられた第1の摘み部材と、前記手の平側に設けられた第2の摘み部材とを含む手袋。
  25. 請求項1乃至24の何れかに記載の手袋において、
    前記本体は、前記手に密着するように嵌められる手袋。
  26. 請求項1乃至25の何れかに記載の手袋において、
    前記本体は、ゴムからなる手袋。
  27. 請求項26に記載の手袋において、
    前記ゴムは、ニトリルゴム又は天然ゴムラテックスである手袋。
  28. 請求項1乃至27の何れかに記載の手袋において、
    当該手袋は、医療用である手袋。
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