JP2021164263A - モータ - Google Patents

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Yusuke Arao
明 一円
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Abstract

【課題】スキューを設けることなく、コギングトルクを低減できるモータの提供。【解決手段】ステータと、軸方向に積層される一対のロータ20と、を備える。ロータ20は、内コア部24と、第1外コア部25と、第2外コア部26と、第1外コア部25よりも径方向外側に配置される第1マグネット27と、内コア部24と第2外コア部26との間に配置される第2マグネット28と、ホルダ40と、を有する。第2外コア部26は、進入部26bを有し、ホルダ40は、進入部26bに進入する第1保持部41を有する。径方向に並ぶ第1外コア部25と第1マグネット27とにより構成される第1磁極部51と、径方向に並ぶ第2マグネット28と第2外コア部26とにより構成される第2磁極部52とが、周方向に交互に配置される。一対のロータ20のうち一方の第1磁極部51と他方の第2磁極部52とは、軸方向に並んで配置され、かつ互いの周方向位置が同じである。【選択図】図3

Description

本発明は、モータに関する。
モータは、ロータと、ステータと、を備える。モータは、コギングトルクを低減させることにより、振動や騒音を抑えることができる。従来のモータは、例えば特許文献1に記載されるように、ロータおよびステータに段スキューを設けてコギングトルクを低減している。
特開2004−159492号公報
スキューを設けるとモータの製造工程が増え、生産性が低下する。
本発明は、スキューを設けることなく、コギングトルクを低減できるモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、筒状のステータと、前記ステータよりも径方向内側に位置し、中心軸を中心に回転し、軸方向に積層される一対のロータと、を備える。前記ロータは、内コア部と、前記内コア部よりも径方向外側に位置する第1外コア部と、前記内コア部よりも径方向外側に位置し、周方向において前記第1外コア部とは異なる位置に配置される第2外コア部と、前記第1外コア部よりも径方向外側に配置される第1マグネットと、径方向において前記内コア部と前記第2外コア部との間に配置される第2マグネットと、少なくとも前記第2外コア部を保持する樹脂製のホルダと、を有する。前記第2外コア部は、軸方向に延びるとともに軸方向と交差する方向において前記第2外コア部に囲まれる孔、または、前記第2外コア部および前記第2マグネットに囲まれる孔である進入部を有する。前記ホルダは、前記進入部に進入する第1保持部を有する。径方向に並ぶ前記第1外コア部と前記第1マグネットとにより構成される第1磁極部と、径方向に並ぶ前記第2マグネットと前記第2外コア部とにより構成される第2磁極部とが、周方向に交互に配置される。一対の前記ロータのうち一方の前記第1磁極部と他方の前記第2磁極部とは、軸方向に並んで配置され、かつ互いの周方向位置が同じである。
本発明の一つの態様のモータによれば、スキューを設けることなく、コギングトルクを低減できる。
図1は、本実施形態のモータを模式的に示す断面図である。 図2は、本実施形態のモータのロータを模式的に示す斜視図である。 図3は、図1のIII-III断面を示す断面図である。 図4は、図1のIV-IV断面を示す断面図である。 図5は、本実施形態のモータを備える電動パワーステアリング装置を示す模式図である。 図6は、本実施形態の変形例のモータのロータの一部を示す断面図であり、図1のIII-III断面に相当する。 図7は、本実施形態の変形例のモータのロータの一部を示す断面図であり、図1のIV-IV断面に相当する。 図8は、本実施形態の変形例のモータのロータの一部を示す断面図である。
本発明の一実施形態のモータ10について、図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態では、モータ10の中心軸Jが延びる方向を単に「軸方向」と呼ぶ。本実施形態において、軸方向は上下方向である。上側(+Z)は、軸方向一方側に相当し、下側(−Z)は、軸方向他方側に相当する。また、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼ぶ。径方向のうち、中心軸Jに近づく方向を径方向内側と呼び、中心軸Jから離れる方向を径方向外側と呼ぶ。また、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。なお、上下方向、上側および下側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、中心軸Jを中心とする筒状のステータ30と、ステータ30よりも径方向内側に位置するロータ20と、ハウジング11と、複数のベアリング15,16と、を備える。モータ10は、インナーロータ型のモータである。ロータ20は、ステータ30に対して中心軸Jを中心に回転する。
ハウジング11は、ロータ20およびステータ30を収容する。ハウジング11は、軸方向に延びる筒状である。ハウジング11は、周壁11aと、頂壁11bと、底壁11cと、ベアリング保持壁部11dと、を有する。周壁11aは、軸方向に延びる円筒状である。頂壁11bは、周壁11aの上側の開口を塞ぐ。底壁11cは、周壁11aの下側の開口を塞ぐ。底壁11cは、ベアリング16を保持する。ベアリング保持壁部11dは、周壁11aと固定される。ベアリング保持壁部11dは、ベアリング15を保持する。
ロータ20は、軸方向に並んで一対設けられる。一対のロータ20は、軸方向に積層される。図1および図2に示すように、一対のロータ20は、第1ロータ20Aと、軸方向において第1ロータ20Aとは異なる位置に配置される第2ロータ20Bと、を有する。本実施形態では、第1ロータ20Aが第2ロータ20Bよりも上側に位置し、第2ロータ20Bが第1ロータ20Aよりも下側に位置する。
ロータ20は、シャフト21と、ロータコア22と、ロータコア22の径方向外端部に位置し、周方向に並んで配置される複数のマグネット23と、溝部29と、ホルダ40と、を有する。ロータコア22は、内コア部24と、第1外コア部25と、第2外コア部26と、を有する。複数のマグネット23は、第1マグネット27と、第2マグネット28と、を有する。つまりロータ20は、内コア部24と、第1外コア部25と、第2外コア部26と、第1マグネット27と、第2マグネット28と、を有する。
シャフト21は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる円柱状である。なおシャフト21は、円筒状でもよい。シャフト21は、複数のベアリング15,16により、中心軸J回りに回転可能に支持される。複数のベアリング15,16は、軸方向に互いに間隔をあけて配置され、ハウジング11に支持される。すなわち、シャフト21は、複数のベアリング15,16を介してハウジング11に支持される。
ロータコア22は、軸方向に延びる筒状である。ロータコア22は、磁性体(強磁性体)製であり、例えば鉄製、鋼製、ステンレス製等である。ロータコア22は、複数の電磁鋼板が軸方向に積層されて構成される。ロータコア22は、シャフト21よりも外径が大きい。ロータコア22は、シャフト21よりも軸方向の長さが小さい。ロータコア22の内周面は、シャフト21の外周面と固定される。ロータコア22は、シャフト21と圧入および接着等により固定される。ロータコア22は、軸方向において、一対のベアリング15,16間に位置する。
図3および図4に示すように、内コア部24は、ロータコア22のうち径方向内側部分を構成する。内コア部24は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる筒状である。内コア部24は、シャフト孔24aと、肉抜き孔24bと、を有する。シャフト孔24aは、中心軸J上に位置し、内コア部24を軸方向に貫通する。シャフト孔24aには、シャフト21が挿入される。肉抜き孔24bは、内コア部24を軸方向に貫通する。肉抜き孔24bは、周方向に互いに間隔をあけて複数設けられる。複数の肉抜き孔24bは、周方向に等ピッチで配列する。本実施形態によれば、肉抜き孔24bを設けることにより、ロータ20の軽量化および材料費削減等が可能である。
第1外コア部25は、ロータコア22のうち径方向外側部分の一部を構成する。第1外コア部25は、内コア部24よりも径方向外側に位置する。第1外コア部25は、周方向の一部において内コア部24から径方向外側に突出する。第1外コア部25は、周方向に互いに間隔をあけて複数設けられる。本実施形態では、各ロータ20に第1外コア部25が、周方向に等ピッチで4つ設けられる。
第2外コア部26は、ロータコア22のうち径方向外側部分の一部を構成する。第2外コア部26は、内コア部24よりも径方向外側に位置し、周方向において第1外コア部25とは異なる位置に配置される。第2外コア部26は、周方向の一部において内コア部24から径方向外側に離れた位置に配置される。第2外コア部26は、周方向に互いに間隔をあけて複数設けられる。本実施形態では、各ロータ20に第2外コア部26が、周方向に等ピッチで4つ設けられる。各ロータ20において、第1外コア部25と第2外コア部26とは、周方向に交互に並ぶ。
第1外コア部25および第2外コア部26の少なくとも一方は、内コア部24と一体である。本実施形態では第1外コア部25が、内コア部24と一体である。本実施形態によれば、ロータ20の部品点数を削減して、モータ10の製造工程および製造コストを低減できる。第1外コア部25および第2外コア部26の上記以外の構成については、別途後述する。
マグネット23は、永久磁石である。各マグネット23は、ロータコア22の外周部に、ホルダ40および接着剤等により固定される。
第1マグネット27は、第1外コア部25よりも径方向外側に配置される。第1マグネット27は、ロータ20の径方向外側面に配置され、径方向外側に露出される。第1外コア部25と第1マグネット27とは、径方向から見て、互いに重なる。径方向に並ぶ第1外コア部25と第1マグネット27とにより、第1磁極部51が構成される。つまりロータ20は、第1磁極部51を有する。第1磁極部51は、表面磁石型(Surface Permanent Magnet:SPM)の磁極部である。第1磁極部51は、周方向に互いに間隔をあけて複数設けられる。本実施形態では、各ロータ20に第1磁極部51が、周方向に等ピッチで4つ設けられる。
第1マグネット27は、板状であり、一対の板面が径方向を向く。第1マグネット27は、径方向外側を向く径方向外側面27aと、径方向内側を向く径方向内側面27bと、周方向を向く第1側面27cと、を有する。径方向外側面27aは、径方向外側に膨出する凸曲面状である。径方向内側面27bは、径方向と垂直な方向に拡がる平面状である。第1側面27cは、第1マグネット27に一対設けられる。各第1側面27cは、周方向と垂直な方向に拡がる平面状である。各第1側面27cは、径方向外側面27aの周方向の端部と、径方向内側面27bの周方向の端部とに繋がる。本実施形態によれば、第1マグネット27に一対の第1側面27cを設けることで第1マグネット27の周方向の両端部に尖った角部が形成されることを抑えて、第1マグネット27の角欠けを抑制しつつ、第1マグネット27の構造を簡素化できる。
図3および図4に示すように、中心軸Jに垂直な断面視で、第1側面27cの長さは、1mm以上である。第1側面27cの長さが1mm以上であると、第1マグネット27の角欠けがより安定して抑制される。
第2マグネット28は、径方向において内コア部24と第2外コア部26との間に配置される。第2マグネット28と第2外コア部26とは、径方向から見て、互いに重なる。径方向に並ぶ第2マグネット28と第2外コア部26とにより、第2磁極部52が構成される。つまりロータ20は、第2磁極部52を有する。第2磁極部52は、埋込磁石型(Interior Permanent Magnet:IPM)の磁極部である。第2磁極部52は、周方向に互いに間隔をあけて複数設けられる。本実施形態では、各ロータ20に第2磁極部52が、周方向に等ピッチで4つ設けられる。
第2マグネット28は、板状であり、一対の板面が径方向を向く。第2マグネット28は、径方向外側を向く径方向外側面28aと、径方向内側を向く径方向内側面28bと、周方向を向く第2側面28cと、を有する。径方向外側面28aは、径方向と垂直な方向に拡がる平面状である。径方向内側面28bは、径方向と垂直な方向に拡がる平面状である。第2側面28cは、第2マグネット28に一対設けられる。各第2側面28cは、周方向と垂直な方向に拡がる平面状である。各第2側面28cは、径方向外側面28aの周方向の端部と、径方向内側面28bの周方向の端部とに繋がる。
中心軸Jに垂直な断面視で、第1側面27cの長さは、第2側面28cの長さよりも短い。本実施形態において、第1マグネット27の径方向外側面27aは、径方向外側に膨出する凸曲面状であり、第2マグネット28の径方向外側面28aは、平面状である。また、第1マグネット27の径方向内側面27bおよび第2マグネット28の径方向内側面28bは、ともに平面状である。このため、中心軸Jに垂直な断面視で、第1側面27cの長さが第2側面28cの長さよりも小さいと、第1マグネット27の体積と第2マグネット28の体積とのバランスをとりやすい。
図2に示すように、第1磁極部51と第2磁極部52とは、周方向に交互に配置される。一対のロータ20のうち一方の第1磁極部51と他方の第2磁極部52とは、軸方向に並んで配置され、かつ互いの周方向位置が同じである。すなわち、第1ロータ20Aの第1磁極部51の周方向位置と、第2ロータ20Bの第2磁極部52の周方向位置とが、互いに同じであり、第1ロータ20Aの第2磁極部52の周方向位置と、第2ロータ20Bの第1磁極部51の周方向位置とが、互いに同じである。
より詳しくは、軸方向から見て、第1ロータ20Aの第1磁極部51の周方向の中心部と、第2ロータ20Bの第2磁極部52の周方向の中心部とが、互いに重なって配置され、第1ロータ20Aの第2磁極部52の周方向の中心部と、第2ロータ20Bの第1磁極部51の周方向の中心部とが、互いに重なって配置される。つまり本実施形態では、ロータ20にスキューが掛けられていない。また、本実施形態では、軸方向から見て、第1ロータ20Aの第1磁極部51の周方向の両端部と、第2ロータ20Bの第2磁極部52の周方向の両端部とが、互いに重なって配置され、第1ロータ20Aの第2磁極部52の周方向の両端部と、第2ロータ20Bの第1磁極部51の周方向の両端部とが、互いに重なって配置される。なお、必ずしも、軸方向から見て、第1ロータ20Aの第1磁極部51の周方向の両端部と、第2ロータ20Bの第2磁極部52の周方向の両端部とが、互いに重なって配置され、第1ロータ20Aの第2磁極部52の周方向の両端部と、第2ロータ20Bの第1磁極部51の周方向の両端部とが、互いに重なって配置されなくてもよい。つまり、ロータ20にスキューが掛けられていないとは、軸方向から見て、第1ロータ20Aの第1磁極部51の周方向の中心部と、第2ロータ20Bの第2磁極部52の周方向の中心部とが、互いに重なって配置されることである。
本実施形態によれば、一対のロータ20のうち、第1ロータ20Aに発生するコギングトルクの波形と、第2ロータ20Bに発生するコギングトルクの波形とを、互いに逆位相で生じさせることができる。すなわち、第1ロータ20Aのコギングトルクと第2ロータ20Bのコギングトルクとが、互いに打ち消し合い、合成コギングトルクの波形の最大値と最小値との差つまり変動幅を、小さく抑えることができる。したがって、スキューを設けることなく、モータ10全体としてのコギングトルクを低減できる。モータ10の製造工程が削減されて、生産性が向上する。また、トルクリップルに逆位相を発生させることができる。すなわち、第1ロータ20Aに発生するトルクリップルと、第2ロータ20Bに発生するトルクリップルとが、互いに逆位相で生じるため、これらが互いに打ち消し合い、合成トルクリップルの波形の最大値と最小値との差つまり変動幅を、小さく抑えることができる。したがって本実施形態によれば、スキューを掛けることによるトルク低下を抑制しつつ、コギングトルクを低減でき、かつ、トルクリップルを低減できる。そして、モータ10が発する振動および騒音を低減できる。
図3および図4に示すように、第1外コア部25の径方向外側面25aは、第2マグネット28の径方向外側面28aよりも径方向内側に位置する。本実施形態によれば、第1外コア部25の径方向外側に位置する第1マグネット27の径方向寸法つまり厚さを、大きく確保できる。このため、第1マグネット27に一対の第1側面27cを安定して設けることができる。例えば本実施形態と異なり、第1マグネット27の径方向外側面27aの周方向の端部と、第1マグネット27の径方向内側面27bの周方向の端部とが、直接接続されて尖った角部が形成される場合、この角部が欠けやすいため、モータ製造時のハンドリングや安定したモータ性能つまり品質を確保する上で、不具合が生じる可能性がある。一方、本実施形態によれば、第1マグネット27の角欠けが抑えられ、品質が安定したモータ10を、効率よく製造できる。
また、上記構成を言い換えると、第2マグネット28の径方向外側面28aは、第1外コア部25の径方向外側面25aよりも径方向外側に位置する。このため第2マグネット28は、径方向において、ステータ30により近づいて配置される。つまり第2マグネット28を、第2マグネット28の径方向外側に位置するステータ30に接近配置することができる。これにより、第2マグネット28の体積つまりマグネット使用量を抑えつつ、第2マグネット28の磁力を安定して確保できる。
第2マグネット28の径方向内側面28bは、第1外コア部25の径方向外側面25aよりも径方向内側に位置する。本実施形態によれば、第2マグネット28の径方向寸法つまり厚さが確保される。このため、第2マグネット28の磁力を安定して確保できる。
第1外コア部25は、台座部25bを有する。台座部25bは、第1外コア部25の径方向外端部に位置する。台座部25bは、第1マグネット27に径方向内側から接触し、径方向外側へ向かうに従い周方向の寸法が小さくなる。本実施形態によれば、第1外コア部25の台座部25bが、径方向外側へ向かうに従い、周方向に隣り合う第2マグネット28から離れる。第1外コア部25の漏れ磁束を抑制できる。台座部25bの周方向寸法は、第1マグネット27の周方向寸法以上である。本実施形態では、台座部25bの径方向外端部の周方向の寸法が、第1マグネット27の径方向内端部の周方向の寸法と同じである。本実施形態によれば、台座部25bにより、第1マグネット27の径方向内側面27bを、周方向の全域にわたって安定して支持できる。
第2外コア部26の径方向外側面は、径方向外側に膨出する凸曲面状である。第2外コア部26の径方向内側面は、径方向と垂直な方向に拡がる平面状である。第2外コア部26は、周方向の両端部の径方向寸法よりも周方向の中央部の径方向寸法が大きい。第2外コア部26の径方向寸法は、周方向の両端部から周方向の中央部へ向かうに従い大きくなる。
第2外コア部26は、角部26aと、進入部26bと、を有する。角部26aは、第2外コア部26の周方向の端部に配置される。角部26aは、周方向に向けて突出する。角部26aは、第2外コア部26の径方向外側面の周方向の端部と、第2外コア部26の径方向内側面の周方向の端部との接続部分に位置する。角部26aは、第2外コア部26に一対設けられる。本実施形態によれば、第2外コア部26が周方向を向く側面を有さず、角部26aを有するので、第2外コア部26の径方向寸法つまり厚さを小さく抑えやすい。これにより、第2外コア部26の径方向内側に配置される第2マグネット28の径方向位置を、ステータ30により近づけて配置できる。つまり第2マグネット28を、第2マグネット28の径方向外側に位置するステータ30に接近配置することができる。第2マグネット28の体積つまりマグネット使用量を抑えつつ、第2マグネット28の磁力を安定して確保できる。
進入部26bは、第2外コア部26の少なくとも軸方向を向く端面に開口する。本実施形態では進入部26bが、第2外コア部26を軸方向に貫通し、第2外コア部26の上端面および下端面にそれぞれ開口する。進入部26bは、軸方向に延びるとともに軸方向と交差する方向において第2外コア部26に囲まれる孔、または、第2外コア部26および第2マグネット28に囲まれる孔である。つまり進入部26bは、第2磁極部52の内部を軸方向に延びる孔である。本実施形態では進入部26bが、第2外コア部26の周方向の中央部に位置する。本実施形態によれば、第2外コア部26のうち、周方向の両端部よりも径方向寸法つまり厚さが大きい周方向の中央部に、進入部26bが配置されるので、第2外コア部26の剛性を確保しやすく、また磁気飽和の発生を抑えやすい。
進入部26bは、径方向の寸法よりも周方向の寸法が長い。進入部26bは、軸方向から見て、周方向に延びる。本実施形態によれば、径方向と垂直な方向に拡がる第2外コア部26の剛性を確保しつつ、進入部26bの容積を大きく確保できる。進入部26bの上記以外の構成については、別途後述する。
溝部29は、ロータ20の径方向外側面から径方向内側に窪み、軸方向に延びる。本実施形態では溝部29が、ロータ20の軸方向の全長にわたって延び、ロータ20の上端面および下端面にそれぞれ開口する。溝部29は、周方向に互いに間隔をあけて複数設けられる。本実施形態では溝部29が、各ロータ20に周方向に等ピッチで8つ設けられる。
溝部29は、周方向に隣り合う第1マグネット27と第2マグネット28との間に位置する。溝部29は、周方向において第1磁極部51と第2磁極部52との間に配置される。溝部29の少なくとも一部は、径方向外側へ向かうに従い周方向の溝幅が小さくなる。本実施形態では、溝部29の径方向内端部が、径方向外側へ向かうに従い周方向の溝幅が狭くなる。本実施形態によれば、溝部29に配置されるホルダ40の後述する第2保持部42が、溝部29から径方向外側に抜け出すことが抑制される。
ホルダ40は、樹脂製である。図1、図3および図4に示すように、ホルダ40は、少なくとも第2外コア部26を保持する。ホルダ40は、第1保持部41と、第2保持部42と、接続部43と、を有する。第1保持部41は、進入部26bに進入する。つまり第1保持部41は、進入部26bに配置される。第1保持部41は、軸方向に延びる。第1保持部41は、各第2磁極部52に1つずつ設けられる。つまり第1保持部41は、複数設けられる。第1保持部41の数は、第2磁極部52の数と同じである。
本実施形態では、ホルダ40の第1保持部41が第2外コア部26の進入部26bに進入することで、第2外コア部26の位置決めおよび固定が容易となる。詳しくは、例えば本実施形態と異なり、ロータ20の溝部29に配置される第2保持部42のみによって、第2マグネット28および第2外コア部26を、周方向および径方向外側から押さえようとすると、製造誤差や設計公差等により第2マグネット28の周方向寸法と第2外コア部26の周方向寸法とにずれが生じた場合、いずれかの部材を位置決めできなかったり固定できなかったりするおそれがある。一方、本実施形態によれば、たとえ第2マグネット28の周方向寸法と第2外コア部26の周方向寸法とにずれが生じた場合でも、第1保持部41によって、第2外コア部26を安定して位置決め状態で固定できる。このため、モータ性能が安定する。また、ロータ20回転時の遠心力に対する強度、つまり回転強度を安定して高めることができる。
本実施形態では進入部26bが、第2外コア部26の径方向内側面に開口し、軸方向に延びる溝である。このため、第1保持部41は、第2マグネット28の径方向外側面28aに接触する。本実施形態によれば、第1保持部41により、第2マグネット28を径方向外側から直接的に押さえることができる。このため、ロータ20回転時の回転強度がより安定して高められる。
進入部26bは、径方向外側へ向かうに従い周方向の溝幅が大きくなる。本実施形態によれば、進入部26bから第1保持部41が径方向に抜け出すことが抑制される。すなわちロータ20回転時に、第2外コア部26が、第1保持部41に対して径方向外側に移動することが抑えられる。このため、ロータ20回転時の回転強度がより安定して高められる。
第2保持部42は、溝部29に配置される。第2保持部42は、軸方向に延びる。第2保持部42は、周方向に互いに間隔をあけて複数設けられる。第2保持部42の数は、溝部29の数と同じである。第2保持部42は、周方向において第1マグネット27と第2マグネット28とに接触する。本実施形態によれば、第2保持部42により、第1マグネット27および第2マグネット28を周方向から押さえることができる。第1マグネット27および第2マグネット28の周方向への移動が抑制される。
第2保持部42は、鍔部42aを有する。鍔部42aは、第2保持部42の径方向外端部から周方向に突出する。鍔部42aは、各第2保持部42に一対設けられる。一対の鍔部42aは、第2保持部42から周方向において互いに異なる向きに突出する。一対の鍔部42aのうち一方は、第2外コア部26に径方向外側から接触し、第2外コア部26を介して第2マグネット28を径方向外側から押さえる。一対の鍔部42aのうち他方は、第1マグネット27に径方向外側から接触する。本実施形態によれば、第2保持部42により、第1マグネット27の径方向外側への移動が抑制される。また、第1保持部41と第2保持部42とにより、第2外コア部26および第2マグネット28の径方向外側への移動が抑制される。
図1に示すように、接続部43は、ロータ20の軸方向を向く端面に配置される。本実施形態では接続部43が、第1ロータ20Aの上端面と、第2ロータ20Bの下端面とにそれぞれ設けられる。接続部43は、周方向に延びる。接続部43は、例えば、中心軸Jを中心とする環状である。接続部43は、各第1保持部41の軸方向の端部と、各第2保持部42の軸方向の端部とに接続される。つまり接続部43は、第1保持部41と第2保持部42とに接続される。接続部43と、複数の第1保持部41と、複数の第2保持部42とは、単一の部材の部分である。つまり接続部43、第1保持部41および第2保持部42は、一体に設けられる。本実施形態によれば、接続部43により、第1保持部41と第2保持部42とが連結されるため、ホルダ40全体の強度が高められる。ホルダ40による保持状態が良好に維持され、ロータ20回転時の回転強度がより安定して高められる。
ステータ30は、ロータ20と径方向に隙間をあけて対向する。ステータ30は、ロータ20を径方向外側から周方向の全周にわたって囲う。ステータ30は、ステータコア31と、インシュレータ32と、コイル33と、を有する。
ステータコア31は、中心軸Jを中心とする環状である。ステータコア31は、軸方向に延びる筒状である。ステータコア31は、ロータ20を径方向外側から囲う。特に図示しないが、ステータコア31は、軸方向に積層する複数の電磁鋼板により構成される。ステータコア31は、ハウジング11の内周面に固定される。ステータコア31とハウジング11とは、例えば焼き嵌めや圧入等により固定される。
ステータコア31は、コアバック31aと、複数のティース31bと、を有する。コアバック31aは、中心軸Jを中心とする円筒状である。コアバック31aの径方向外側面は、周壁11aの内周面に固定される。詳しくは、コアバック31aの径方向外側面と、周壁11aの内周面とが接触した状態で、コアバック31aが周壁11aに固定される。ティース31bは、コアバック31aの径方向内側面から径方向内側に突出する。複数のティース31bは、周方向に互いに間隔をあけて配置される。本実施形態では複数のティース31bが、周方向に等ピッチで配列する。各ティース31bの径方向内側面は、ロータ20の径方向外側面と隙間をあけて対向する。
インシュレータ32は、ステータコア31に取り付けられる。インシュレータ32は、絶縁性の材料により構成される。インシュレータ32は、例えば樹脂製である。インシュレータ32は、中心軸Jを中心として環状に配置される。
コイル33は、インシュレータ32を介してステータコア31に取り付けられる。コイル33は、周方向に並んで複数設けられる。コイル33の数は、ティース31bの数と同じである。各コイル33は、インシュレータ32を介して、各ティース31bに取り付けられる。コイル33は、インシュレータ32の一部を介して、ティース31bに導線が巻き回されることにより構成される。
本実施形態のモータ10は、例えば3相モータである。3相とは、U相、V相およびW相である。3相モータの場合、U相、V相およびW相の各コイル33は、第1の導線、第2の導線および第3の導線のいずれかにより構成される。
次に、本実施形態のモータ10を搭載する装置の一例について説明する。本実施形態においては、モータ10を電動パワーステアリング装置100に搭載した例について説明する。
図5に示すように、電動パワーステアリング装置100は、自動車の車輪の操舵機構に搭載される。電動パワーステアリング装置100は、操舵力を油圧により軽減する装置である。本実施形態の電動パワーステアリング装置100は、モータ10と、オイルポンプ116と、操舵軸114と、コントロールバルブ117と、を備える。
操舵軸114は、ステアリング111からの入力を、車輪112を有する車軸113に伝える。オイルポンプ116は、パワーシリンダ115に油圧を発生させる。パワーシリンダ115は、車軸113に油圧による駆動力を伝える。コントロールバルブ117は、オイルポンプ116のオイルを制御する。電動パワーステアリング装置100において、モータ10は、オイルポンプ116の駆動源として搭載される。
本実施形態の電動パワーステアリング装置100は、本実施形態のモータ10を備える。このため、上述のモータ10と同様の効果を奏する電動パワーステアリング装置100が得られる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されず、例えば下記に説明するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の変更等が可能である。
前述の実施形態では、進入部26bが、第2外コア部26の径方向内側面に開口し、軸方向に延びる溝である例を挙げたが、これに限らない。進入部26bは、第2外コア部26の内部を軸方向に延びる孔であってもよい。すなわち、進入部26bは、第2外コア部26の径方向内側面に開口しなくてもよい。この場合、進入部26bから第1保持部41が径方向に抜け出すことが抑制される。すなわちロータ20回転時に、第2外コア部26が、第1保持部41に対して径方向外側に移動することが抑えられる。このため、ロータ20回転時の回転強度がより安定して高められる。
図6および図7は、前述の実施形態で説明したモータ10の変形例を示す。この変形例のロータ20では、進入部26bが、第1孔部26cと、第2孔部26dと、を有する。第1孔部26cは、軸方向に延びる。第1孔部26cは、第2外コア部26の軸方向を向く端面に開口する。図示の例では、第1孔部26cが円孔状である。第2孔部26dは、第1孔部26cと繋がり、第1孔部26cと交差する方向に延びる。図示の例では、第2孔部26dが、第1孔部26cとの接続部分から径方向内側に延び、第2外コア部26の径方向内側面に開口する。つまり第2孔部26dは、第2マグネット28の径方向外側面28aと対向する。なお第2孔部26dは、第1孔部26cとの接続部分から径方向外側や周方向等に延びていてもよい。また第2孔部26dは、1つのみ設けられてもよいし、軸方向に互いに間隔をあけて複数設けられてもよい。
第1保持部41は、第1孔部26cおよび第2孔部26dに進入する。第1保持部41は、第2マグネット28の径方向外側面28aに接触する。この変形例によれば、第1孔部26cにより、ロータ20回転時に、進入部26bから第1保持部41が径方向に抜け出すことが抑制される。また第2孔部26dにより、進入部26bと第1保持部41との軸方向への相対移動が抑制される。つまり第2外コア部26が、第1保持部41に対して軸方向に移動することが抑えられる。また、第1保持部41により、第2マグネット28を径方向外側から直接的に押さえることができる。このため、ロータ20回転時の回転強度がより安定して高められる。
前述の実施形態では、第1マグネット27の径方向内側面27bが平面状であり、第1外コア部25の径方向外側面25aが平面状であり、これらが互いに接触する構成を例に挙げたが、これに限らない。図8は、前述の実施形態で説明したモータ10の変形例を示す。この変形例では、図8に示すように、第1外コア部25の径方向外側面25aが、径方向外側に膨出する凸曲面状であり、第1マグネット27の径方向内側面27bが、径方向外側に窪む凹曲面状であり、これらが互いに接触する。この場合、第1マグネット27の径方向外側面27aおよび径方向内側面27bは、ともに径方向外側に凸の湾曲面となる。つまり第1マグネット27は、軸方向から見て、径方向外側に凸の弓形となる。
前述の実施形態では、モータ10が電動パワーステアリング装置100に搭載される例を挙げたが、これに限らない。モータ10は、例えば、ポンプ、ブレーキ、クラッチ、掃除機、ドライヤ、シーリングファン、洗濯機および冷蔵庫などに用いてもよい。
その他、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において、前述の実施形態および変形例等で説明した各構成を組み合わせてもよく、また、構成の付加、省略、置換、その他の変更が可能である。また本発明は、前述した実施形態によって限定されず、特許請求の範囲によってのみ限定される。
10…モータ、20…ロータ、20A…第1ロータ、20B…第2ロータ、24…内コア部、25…第1外コア部、26…第2外コア部、26b…進入部、26c…第1孔部、26d…第2孔部、27…第1マグネット、28…第2マグネット、28a…第2マグネットの径方向外側面、29…溝部、30…ステータ、40…ホルダ、41…第1保持部、42…第2保持部、43…接続部、51…第1磁極部、52…第2磁極部、J…中心軸

Claims (9)

  1. 筒状のステータと、
    前記ステータよりも径方向内側に位置し、中心軸を中心に回転し、軸方向に積層される一対のロータと、を備え、
    前記ロータは、
    内コア部と、
    前記内コア部よりも径方向外側に位置する第1外コア部と、
    前記内コア部よりも径方向外側に位置し、周方向において前記第1外コア部とは異なる位置に配置される第2外コア部と、
    前記第1外コア部よりも径方向外側に配置される第1マグネットと、
    径方向において前記内コア部と前記第2外コア部との間に配置される第2マグネットと、
    少なくとも前記第2外コア部を保持する樹脂製のホルダと、を有し、
    前記第2外コア部は、軸方向に延びるとともに軸方向と交差する方向において前記第2外コア部に囲まれる孔、または、前記第2外コア部および前記第2マグネットに囲まれる孔である進入部を有し、
    前記ホルダは、前記進入部に進入する第1保持部を有し、
    径方向に並ぶ前記第1外コア部と前記第1マグネットとにより構成される第1磁極部と、径方向に並ぶ前記第2マグネットと前記第2外コア部とにより構成される第2磁極部とが、周方向に交互に配置され、
    一対の前記ロータのうち一方の前記第1磁極部と他方の前記第2磁極部とは、軸方向に並んで配置され、かつ互いの周方向位置が同じである、
    モータ。
  2. 前記第2外コア部は、周方向の両端部の径方向寸法よりも周方向の中央部の径方向寸法が大きく、
    前記進入部は、前記第2外コア部の周方向の中央部に位置する、
    請求項1に記載のモータ。
  3. 前記進入部は、前記第2外コア部の径方向内側面に開口し、軸方向に延びる溝である、
    請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記進入部は、径方向外側へ向かうに従い周方向の溝幅が大きくなる、
    請求項3に記載のモータ。
  5. 前記進入部は、前記第2外コア部の内部を軸方向に延びる孔である、
    請求項1または2に記載のモータ。
  6. 前記進入部は、
    軸方向に延びる第1孔部と、
    前記第1孔部と繋がり、前記第1孔部と交差する方向に延びる第2孔部と、を有する、
    請求項1または2に記載のモータ。
  7. 前記第1保持部は、前記第2マグネットの径方向外側面に接触する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のモータ。
  8. 前記ロータは、前記ロータの径方向外側面から径方向内側に窪み、軸方向に延びる溝部を有し、
    前記溝部は、周方向に隣り合う前記第1マグネットと前記第2マグネットとの間に位置し、
    前記ホルダは、前記溝部に配置される第2保持部を有し、
    前記第2保持部は、周方向において前記第1マグネットと前記第2マグネットとに接触する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のモータ。
  9. 前記ホルダは、前記ロータの軸方向を向く端面に配置され、周方向に延びる接続部を有し、
    前記接続部は、前記第1保持部と前記第2保持部とに接続される、
    請求項8に記載のモータ。
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