JP2021164020A - 超音波トランスデューサ及び超音波トランスデューサの製造方法 - Google Patents

超音波トランスデューサ及び超音波トランスデューサの製造方法 Download PDF

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誠 栗林
Makoto Kuribayashi
哲弥 中野
Tetsuya Nakano
大昌 伊藤
Hiromasa Ito
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【課題】容易に製造できる超音波トランスデューサ及び超音波トランスデューサの製造方法を提供する。【解決手段】対向する一方主面および他方主面に電極12,13を有する圧電素子10と、前記圧電素子10の前記一方主面の面積よりも大きい面積を有するとともに、前記圧電素子10の前記一方主面側に向かい合って前記圧電素子10を配置させてなる配置面23を具備した音響伝達部材20と、前記音響伝達部材20のうち前記配置面23に固定され、前記圧電素子10の外周側を包囲する包囲部材30と、を有し、前記包囲部材30の内周面30Aは、前記音響伝達部材20とは反対側の端71Aから前記音響伝達部材20側へ向かって前記圧電素子10側に傾いた傾斜部71を備え、前記傾斜部71の前記音響伝達部材20側の端71Bは、前記圧電素子10の前記他方主面よりも前記音響伝達部材20側に位置している。【選択図】図3

Description

本発明は、超音波トランスデューサ及び超音波トランスデューサの製造方法に関する。
従来、超音波診断装置に接続される超音波トランスデューサが知られている。例えば下記特許文献1に記載された超音波トランスデューサは、音響整合層、圧電素子及び背面負荷材を積層し、接着剤によって一体に接合したものである。接着剤は、音響整合層と圧電素子との間、圧電素子と背面負荷材との間に塗布される。接着剤は、音響整合層、圧電素子及び背面負荷材の積層方向に圧力を加えることで、接合面からはみ出す。これによって、接合面の全体に薄くて均一な接着層が形成される。
特開平05−153695号公報
上記のような構成の超音波トランスデューサの製造において、音響整合層、圧電素子及び背面負荷材の位置合わせは、手作業で行われたり、治具を用いて行われたりする。しかしながら、手作業によって位置を調整することは、作業効率がよくない。また、治具を用いて位置合わせを行う場合には、接合面からはみ出した接着剤が治具に付着することがある。そうすると、接着剤を治具から拭き取る作業が必要となって手間がかかる。
本発明は上記のような事情に基づいて考案されたものであって、容易に製造できる超音波トランスデューサ及び超音波トランスデューサの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の超音波トランスデューサは、対向する一方主面および他方主面に電極を有する圧電素子と、前記圧電素子の前記一方主面の面積よりも大きい面積を有するとともに、前記圧電素子の前記一方主面側に向かい合って前記圧電素子を配置させてなる配置面を具備した音響伝達部材と、前記音響伝達部材のうち前記配置面に固定され、前記圧電素子の外周側を包囲する包囲部材と、を有し、前記包囲部材の内周面は、前記音響伝達部材とは反対側の端から前記音響伝達部材側へ向かって前記圧電素子側に傾いた傾斜部を備え、前記傾斜部の前記音響伝達部材側の端は、前記圧電素子の前記他方主面よりも前記音響伝達部材側に位置しているものである。
本発明の超音波トランスデューサの製造方法は、対向する一方主面および他方主面に電極を有する圧電素子と、前記圧電素子の外周側を包囲する包囲部材と、底壁及び周壁を有して前記底壁とは反対側が開口し、前記圧電素子及び前記包囲部材を内部に収容するケースと、を備え、前記包囲部材の内周面は、前記底壁とは反対側の端から前記底壁側へ向かって前記圧電素子側に傾いた傾斜部を有する超音波トランスデューサの製造方法であって、前記ケースの開口から前記ケースの内部に前記包囲部材を配置する包囲部材配置工程と、前記包囲部材の内側に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記接着剤塗布工程の後に、前記包囲部材の内側に前記圧電素子を配置する圧電素子配置工程と、前記包囲部材の内側に配置した状態の前記圧電素子を前記底壁側にプレスするプレス工程と、を経る方法である。
本発明の超音波トランスデューサによれば、圧電素子は、包囲部材の傾斜部によって適正な位置に案内されるから、圧電素子を容易に配置できる。接着剤は、圧電素子の他方主面よりも音響伝達部材側の位置から傾斜部に沿って広がるから、圧電素子の他方主面をプレスする治具に接着剤が付着することを防ぐことができる。
本発明の超音波トランスデューサの製造方法によれば、圧電素子は、包囲部材の傾斜部によって適正な位置に案内されるから、圧電素子を容易に配置できる。
実施例1における超音波トランスデューサを示す断面図 超音波トランスデューサを示す分解斜視図 超音波トランスデューサを示す一部拡大断面図 超音波トランスデューサの製造方法を説明する概略図 実施例2における超音波トランスデューサを示す一部拡大断面図 実施例3における超音波トランスデューサを示す一部拡大断面図 実施例4における超音波トランスデューサを示す一部拡大断面図 他の実施例(4)及び(5)における超音波トランスデューサを示す断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明の超音波トランスデューサにおいて、前記包囲部材の内周面は、前記傾斜部の前記音響伝達部材側の端から前記音響伝達部材の前記配置面までの間に設けられ、前記圧電素子の外周面との距離が略一定となる内周先端部を備えるものとしてもよい。このような構成によれば、内周先端部によって圧電素子を安定して適正な位置に配置できる。
また、本発明の超音波トランスデューサにおいて、前記内周先端部は、前記音響伝達部材の前記配置面から、前記圧電素子の外周面における前記一方主面および前記他方主面の間の中央位置よりも前記他方主面側までにわたって設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、包囲部材の内周先端部が、圧電素子の外周面の一方主面および他方主面の間の中央位置よりも他方主面側までの領域と近接して配置されるから、圧電素子を適正な位置に安定して配置できる。
また、本発明の超音波トランスデューサにおいて、前記傾斜部は、前記音響伝達部材とは反対側に向かって凸となるように湾曲しているものとしてもよい。このような構成によれば、圧電素子が傾斜部に引っ掛かりにくいから、圧電素子は、適正な位置にスムーズに配置される。
本発明の超音波トランスデューサの製造方法は、前記包囲部材において前記傾斜部の前記底壁側の端は、前記圧電素子の前記他方主面よりも前記底壁側に位置しているものとしてもよい。このような方法によれば、プレス工程によって接合面からはみ出した接着剤は、圧電素子の他方主面よりも底壁側の位置から傾斜部に沿って広がるから、圧電素子の他方主面をプレスする治具に接着剤が付着することを防ぐことができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1について、図1〜図4を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における超音波トランスデューサT1は、医療用または産業用の超音波装置に用いられる。超音波トランスデューサT1は、使い捨て品(ディスポーザブル品)とすることもできる。超音波トランスデューサT1は、超音波を送受信する。超音波トランスデューサT1は、図1に示すように、圧電素子10、音響伝達部材20、包囲部材30及びケース50を備えている。
超音波トランスデューサT1は、図示しない制御ユニットと電気的に接続される。制御ユニットは、制御回路及び/またはコネクタを有している。コネクタは、外部機器と接続可能である。コネクタの端子は、制御回路に電気的に接続する。コネクタの端子を介して、制御回路から図示しない外部機器へ電気信号が出力され、外部機器から制御回路へ電気信号が入力される。以下、各構成部材において、制御ユニットが接続される側(図1の上側)を上側、その反対側(図1の下側)を下側として説明する。
圧電素子10は、略円形の板状をなしている。圧電素子10の一方主面(下面)及び他方主面(上面)は、厚さ方向(上下方向)に対向する。圧電素子10の上下両面は平行である。圧電素子10は、圧電本体11、第1電極12及び第2電極13を有している。圧電本体11は、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等からなる。第1電極12は、圧電本体11の下面に配置されている。第2電極13は、圧電本体11の上面に配置されている。第1電極12及び第2電極13は、金又は銀、銅、錫等の蒸着、メッキ、スパッタリング、焼付け等によって形成されている。第1電極12は、圧電素子10の下面の全体に形成されている。第1電極12は、円形状をなしている。第2電極13は、圧電素子10の上面の全体に形成されている。第2電極13は、円形状をなしている。第1電極12は、アース電極であり、第2電極13は、出力電極である。第1電極12は、第1電気接続部材によって制御回路と電気的に接続される。第1電気接続部材は、後述する導電部41、導電シート42及びシェルカラー60を有する。第2電極13は、図示しない第2電気接続部材によって制御回路と電気的に接続される。圧電素子10は、電気信号を制御回路に送信し、制御回路からの電気信号を受信する。
音響伝達部材20は、圧電素子10の下面側に配置される。音響伝達部材20は、音響整合層21及び音響レンズ22を有している。音響整合層21と音響レンズ22とは、接着剤61によって接合されている。音響整合層21及び音響レンズ22は、上方から見ると、円形状である。音響整合層21及び音響レンズ22は、同軸の位置関係で積層される。
音響整合層21は、圧電素子10の音響インピーダンスと、音響レンズ22の音響インピーダンスとの間の大きさの音響インピーダンスを有する。圧電素子10と音響レンズ22との間に音響整合層21が介在することによって、超音波が音響レンズ22へ効率良く伝播される。音響整合層21と圧電素子10とは、接着剤61によって接合される。
音響整合層21の上面(音響伝達部材20の上面)は、圧電素子10及び包囲部材30が配置される配置面23である。配置面23は、圧電素子10の下面と向かいあう。配置面23の面積は、圧電素子10の下面の面積よりも大きい。配置面23は、円形状をなしている。配置面23の外径寸法は、圧電素子10の下面の外径寸法よりも大きい。音響整合層21及び圧電素子10は、同軸の位置関係で積層される。配置面23の中央領域は、圧電素子10が配置される第1配置部24である。配置面23の外周領域は、包囲部材30が配置される第2配置部25である。第2配置部25は、円環状をなしている。
音響レンズ22は、音響整合層21の下側に設けられている。音響レンズ22は、超音波を集束する。音響レンズ22は、シリコーンゴムやウレタンゴム、プラスチックなどの樹脂材料で形成されている。音響レンズ22は、有底のケース50の底壁51を構成する。
ケース50は、底壁51と周壁52とを有している。ケース50の内部には、圧電素子10、音響整合層21、包囲部材30、導電シート42及びシェルカラー60が収容される。ケース50の周壁52は、底壁51の外縁から上方に垂直に立っている。ケース50の周壁52は、底壁51の全周に連続している。周壁52は、円筒形状をなしている。周壁52の上面は、開口している。周壁52の上端部は、制御ユニットと嵌合可能な嵌合部53である。
包囲部材30は、配置面23に固定される。包囲部材30は、圧電素子10の外周側を包囲する一つの部材である。包囲部材30は、全周にわたり連続した円環状をなしている。
包囲部材30は、図3に示すように、絶縁部35と導電部41とを有している。絶縁部35は、絶縁材料からなる。包囲部材30の内周側は絶縁部35であり、包囲部材30の外周側は導電部41である。絶縁部35と導電部41とはインサート成形によって一体化されている。絶縁部35が導電部41と圧電素子10との間に配置されることによって、導電部41が圧電素子10の第2電極13や第2電気接続部材に接触してショートすることを防ぐことができる。
絶縁部35は、包囲部材30の内周面の全体を有している。包囲部材30の内周面は、傾斜部71と内周先端部72とを有している。傾斜部71及び内周先端部72については、後ほど詳しく説明する。
導電部41は、圧電素子10の外周側を包囲する環状をなしている。導電部41の上部41Aは、上端に向かって径方向の内側に傾斜している。導電部41の上部41Aは、シェルカラー60が電気的に接続される接続部である。導電部41の下部41Bは、導電シート42が電気的に接続される接続部である。導電部41の下部41Bは、絶縁部35の下端35Bから一段下側に突出している。
シェルカラー60は、金属など導電性を有する材料によって形成される。シェルカラー60は、導電部41の上部41Aと嵌合可能な筒状をなしている。シェルカラー60と導電部41とが嵌合することによって、シェルカラー60と導電部41とが電気的に接続状態になる。
導電シート42は、金属膜(例えば銅箔)である。導電シート42は、圧電素子10の第1電極12に電気的に接続する。導電シート42は、圧電素子10の下面から外側に延出して導電部41の下部41Bに電気的に接続される。導電シート42は、図2に示すように、導電部41の内側を横切る帯状をなしている。導電シート42と導電部41の下部41Bとは、抵抗溶接によって接合される。
さて、傾斜部71は、図1及び図3に示すように、包囲部材30の中心軸Zに対して傾斜している。具体的には、傾斜部71は、上端(音響伝達部材20とは反対側の端)71Aから下端(音響伝達部材20側の端)71Bへ向かって内周側(圧電素子10側)に傾いている。傾斜部71は、上端71Aから下端71Bまで同一勾配で傾斜している。傾斜部71の径方向の寸法は、上端71Aから下端71Bに向かって次第に小さくなる。
傾斜部71の上端71Aは、図3に示すように、圧電素子10の上面よりも上側に位置している。傾斜部71の下端71Bは、圧電素子10の上面よりも下側に位置している。傾斜部71の下端71Bは、圧電素子10の上面と下面との間の高さに位置する。傾斜部71の高さ寸法(包囲部材30の中心軸Zに平行な方向の寸法)は、絶縁部35の高さ寸法の半分以上の寸法である。
内周先端部72は、図1及び図3に示すように、包囲部材30の中心軸Zと平行である。内周先端部72と圧電素子10の外周面10Aとの距離は、包囲部材30の中心軸Zに平行な方向に略一定である。内周先端部72と圧電素子10の外周面10Aとの間には、内周先端部72の内側に圧電素子10を配置するための隙間があいている。内周先端部72は、圧電素子10の外周面10Aと近接して圧電素子10を適正な位置に配置する。
内周先端部72は、傾斜部71の下端71Bから包囲部材30の内周面30Aの下端までの全体にわたっている。内周先端部72の上端は、上下方向において圧電素子10の上面及び下面の間の中央位置よりも上側に位置する。内周先端部72の上下方向の寸法は、圧電素子10の上下方向の寸法(厚さ寸法)よりも小さい。内周先端部72の上下方向の寸法は、圧電素子10の上下方向の寸法の半分以上の寸法である。
次に、上記のように構成された超音波トランスデューサT1の製造方法の一例を、図4を参照して説明する。
まず、図4(A)に示すように、ケース50の内側に音響整合層21を配置する音響整合層配置工程を行う。具体的には、最初に、ケース50を設置する。ケース50は、底壁51を水平に配置し、周壁52の開口を上向きにする。設置したケース50の底壁51の上面に、液状の接着剤61を塗布する。その後、底壁51の上面に音響整合層21を配置し、音響整合層21を下側に押圧する。これによって、接着剤61は、音響整合層21の下面及び底壁51の上面に沿って厚さ寸法が均一になるように均される。
次に、図4(B)に示すように、包囲部材配置工程を行う。包囲部材配置工程は、ケース50の開口からケース50の内部に包囲部材30を配置する。具体的には、音響整合層21の上面に液状の接着剤61を塗布した後、音響整合層21の上面に包囲部材30を配置する。包囲部材30は、導電部41に導電シート42が接合されたものである。導電シート42が下側、導電部41が上側に位置する向きで、包囲部材30を配置する。
次に、図4(C)に示すように、接着剤塗布工程及び圧電素子配置工程を行う。接着剤塗布工程は、包囲部材30の内側に液状の接着剤61を塗布する。接着剤61は、導電シート42の上面に塗布する。圧電素子配置工程は、接着剤塗布工程の後に、包囲部材30の内側に圧電素子10を配置する。圧電素子10は、包囲部材30の傾斜部71によって、包囲部材30の内周先端部72の内側にスムーズに案内される。内周先端部72の高さ寸法は、圧電素子10の厚さ寸法よりも小さいから、圧電素子10が斜めに傾いて包囲部材30に挿入されたとしても、内周先端部72に引っ掛かりにくい。圧電素子10は、包囲部材30の傾斜部71に沿って下方に移動する間に、水平な姿勢(圧電素子10の中心軸と包囲部材30の中心軸Zとが一致する姿勢)になる。こうして、圧電素子10は、内周先端部72の内側に姿勢を正されて案内され、導電シート42の上面に載置される。導電シート42は包囲部材30の中心に配置されているから、圧電素子10は傾くことなく、水平な姿勢で載置される。内周先端部72の上端は、圧電素子10の外周面10Aの上下方向における中心よりも上側に位置しているから、圧電素子10はぐらつきなく安定して適正な位置に保持される。
次に、図4(D)に示すように、プレス工程を行う。プレス工程は、包囲部材30の内側に配置した状態の圧電素子10をケース50の底壁51側にプレスする。これによって、接着剤61は、圧電素子10、音響整合層21、包囲部材30、導電シート42及びケース50の底壁51の各接合面において厚さ寸法が均一になるように薄く均され、余剰の接着剤61は接合面からはみ出す。余剰の接着剤61を接合面からはみ出させることによって、圧電素子10及び音響伝達部材20の接合面に気泡が混入することを防ぐことができる。また、余剰の接着剤61を接合面からはみ出させることによって、圧電素子10及び音響伝達部材20の接合面の接着剤61を十分に薄く形成できる。したがって、接着剤61が超音波の伝達を阻害することを防ぐことができる。各接合面からはみ出した余剰の接着剤61は、圧電素子10の外周面10Aと包囲部材30の内周先端部72との間に流れ、内周先端部72から傾斜部71に沿って広がる。傾斜部71の下端71Bは、圧電素子10の上面よりも下方に位置しているから、接着剤61は、圧電素子10の上面(第2電極13)に這い上がらない。
次に、接着剤61を硬化させることによって、図4(E)に示すように、圧電素子10、音響整合層21、包囲部材30、導電シート42及びケース50の底壁51は一体化する。圧電素子10の第1電極12と導電シート42とは電気的に接続される。その後、導電部41にシェルカラー60を嵌合することによって、超音波トランスデューサT1の製造が完了する。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例の超音波トランスデューサT1は、圧電素子10と、音響伝達部材20と、包囲部材30と、を有する。圧電素子10は、対向する下面および上面に第1電極12および第2電極13を有する。音響伝達部材20は、圧電素子10の下面の面積よりも大きい面積を有するとともに、圧電素子10の下面側に向かい合って圧電素子10を配置させてなる配置面23を具備している。包囲部材30は、音響伝達部材20の配置面23に固定され、圧電素子10の外周側を包囲する。包囲部材30の内周面30Aは、傾斜部71を備えている。傾斜部71は、上端(音響伝達部材20とは反対側の端)71Aから下側(音響伝達部材20側)へ向かって圧電素子10側に傾いている。傾斜部71の下端(音響伝達部材20側の端)71Bは、圧電素子10の上面よりも下側(音響伝達部材20側)に位置している。
この構成によれば、圧電素子10は、包囲部材30の傾斜部71によって適正な位置に案内されるから、圧電素子10を容易に配置できる。接着剤61は、圧電素子10の上面よりも下側の位置から傾斜部71に沿って広がるから、圧電素子10の上面をプレスする治具に接着剤61が付着することを防ぐことができる。したがって、超音波トランスデューサT1を容易に製造できる。
本実施例の超音波トランスデューサT1によれば、圧電素子10の上面に接着剤61が到達しない。圧電素子10の上面に接着剤61が存在すると、音響伝達部材20とは反対側に発信される超音波が接着剤61で吸収されることがあり、音響レンズ22から発信される超音波の強度が低下する虞がある。また、接着剤61が圧電素子10の上面に存在すると、第2電極13と第2電気接続部材との接続が困難になる虞がある。しかしながら、圧電素子10の上面に接着剤61が到達しないから、音響レンズ22から発信される超音波の強度が低下することを防ぐことができ、また第2電極13と第2電気接続部材との接続を容易に行うことができる。
また、包囲部材30の内周面30Aは、内周先端部72を備える。内周先端部72は、傾斜部71の下端71Bから音響伝達部材20の配置面23までの間に設けられ、圧電素子10の外周面10Aとの距離が略一定である。この構成によれば、内周先端部72によって圧電素子10を安定して適正な位置に配置できる。
また、内周先端部72は、下端(音響伝達部材20側の端)から、圧電素子10の外周面10Aにおける上下両面の間の中央位置よりも上面側までにわたって設けられている。この構成によれば、包囲部材30の内周先端部72が、圧電素子10の外周面10Aの上下両面間の中央位置よりも上側までの領域と近接して配置されるから、圧電素子10を適正な位置に安定して配置できる。
また、超音波トランスデューサT1の製造方法は、包囲部材配置工程と、接着剤塗布工程と、プレス工程と、を経る。包囲部材配置工程は、ケース50の開口からケース50の内部に包囲部材30を配置する。接着剤塗布工程は、包囲部材30の内側に接着剤61を塗布する。圧電素子配置工程は、接着剤塗布工程の後に、包囲部材30の内側に圧電素子10を配置する。プレス工程は、包囲部材30の内側に配置した状態の圧電素子10を底壁51側にプレスする。この方法によれば、圧電素子10は、包囲部材30の傾斜部71によって適正な位置に案内されるから、圧電素子10を容易に配置できる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2に係る超音波トランスデューサT2を図5によって説明する。
本実施例の超音波トランスデューサT2は、傾斜部100が湾曲している点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例に係る超音波トランスデューサT2は、実施例1と同様に、圧電素子10、音響伝達部材20、包囲部材30及びケース50を備えている。包囲部材30の内周面30Aは、実施例1と同様、傾斜部100と、内周先端部72と、を備えている。
傾斜部100は、図5に示すように、上側(音響伝達部材20とは反対側)に向かって凸となるように緩やかに湾曲した湾曲面である。傾斜部100は、包囲部材30の中心軸Zに沿った断面において、上端(音響伝達部材20とは反対側の端)100Aから下端100Bまで一つの半径を有する弧状をなしている。
傾斜部100は、湾曲している以外は実施例1と同様の構成を有している。具体的には、傾斜部100は、上端100Aから下側(音響伝達部材20側)へ向かって内周側(圧電素子10側)に傾いている。傾斜部100の径方向の寸法は、上端100Aから下端100Bに向かって次第に小さくなる。傾斜部100の下端100Bは、圧電素子10の上面よりも下側に位置している。傾斜部100の下端100Bは、圧電素子10の上面と下面との間の高さに位置する。傾斜部100の高さ寸法(包囲部材30の中心軸Zに平行な方向の寸法)は、絶縁部35の高さ寸法の半分以上の寸法である。
圧電素子配置工程では、圧電素子10は、包囲部材30の傾斜部100によって、包囲部材30の内側にスムーズに案内される。傾斜部100は上側が凸となるように湾曲しているから、圧電素子10は傾斜部100に引っ掛かりにくい。したがって、本実施例においては、実施例1と同様、圧電素子10を容易に配置できる。
<実施例3>
次に、本発明を具体化した実施例3に係る超音波トランスデューサT3を図6によって説明する。
本実施例の超音波トランスデューサT3は、包囲部材30の内周面30Aの全体にわたって傾斜部110が設けられている点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例に係る超音波トランスデューサT3は、実施例1と同様に、圧電素子10、音響伝達部材20、包囲部材30及びケース50を備えている。
傾斜部110は、実施例1と同様、上端(音響伝達部材20とは反対側の端)110Aから下側(音響伝達部材20側)へ向かって内周側に傾いている。傾斜部110の径方向の寸法は、上端110Aから下端(音響伝達部材20側の端)110Bに向かって次第に小さくなる。傾斜部110の下端110Bは、圧電素子10の上面よりも下側に位置している。傾斜部110の下端110Bは、圧電素子10の上面と下面との間の高さに位置する。
傾斜部110の下端110Bは、包囲部材30の内周面30Aの下端と一致している。傾斜部110の高さ寸法(包囲部材30の中心軸Zに平行な方向の寸法)は、絶縁部35の高さ寸法と同じである。
圧電素子配置工程では、圧電素子10は、包囲部材30の傾斜部110によって、包囲部材30の内側にスムーズに案内され、傾斜部110の下端110Bの内周側に配置される。したがって、本実施例においては、実施例1と同様、圧電素子10を容易に配置できる。接着剤61は、包囲部材30の内周面30Aの下端から傾斜部110に沿って広がる。よって、圧電素子10の上面をプレスする治具に接着剤61が付着することを防ぐことができる。
<実施例4>
次に、本発明を具体化した実施例4に係る超音波トランスデューサT4を図7によって説明する。
本実施例の超音波トランスデューサT4は、包囲部材30の内周面30Aに第1傾斜部121及び第2傾斜部122が設けられている点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例に係る超音波トランスデューサT4は、実施例1と同様に、圧電素子10、音響伝達部材20、包囲部材30及びケース50を備えている。
第1傾斜部121は、包囲部材30の上部に形成されている。第2傾斜部122は、包囲部材30の下部に形成されている。第1傾斜部121及び第2傾斜部122は、傾きの方向が逆である。
第1傾斜部121は、実施例1の傾斜部71と同様、上端(音響伝達部材20とは反対側の端)121Aから下側(音響伝達部材20側)へ向かって内周側(圧電素子10側)に傾いている。第1傾斜部121の径方向の寸法は、上端121Aから下端(音響伝達部材20側の端)121Bに向かって次第に小さくなる。第1傾斜部121の下端121Bは、圧電素子10の上面よりも下側に位置している。第1傾斜部121の下端121Bは、圧電素子10の上面と下面との間の高さに位置する。第1傾斜部121の高さ寸法(包囲部材30の中心軸Zに平行な方向の寸法)は、絶縁部35の高さ寸法の半分以上の寸法である。
第2傾斜部122は、上端(音響伝達部材20とは反対側の端)122Aから下端(音響伝達部材20側の端)122Bへ向かって外周側(圧電素子10とは反対側)に傾いている。第2傾斜部122の上端122Aは、第1傾斜部121の下端121Bと一致している。第2傾斜部122の径方向の寸法は、上端122Aから下端122Bに向かって次第に大きくなる。第2傾斜部122の下端(音響伝達部材20側の端)122Bは、包囲部材30の内周面30Aの下端と一致している。第2傾斜部122の下端122Bは、圧電素子10の下面よりも上側に位置している。
圧電素子配置工程では、実施例1と同様、圧電素子10は、包囲部材30の第1傾斜部121によって、包囲部材30の内側にスムーズに案内される。接着剤61は、圧電素子10の上面よりも下側の位置から第1傾斜部121に沿って広がる。第1傾斜部121の下方には、第2傾斜部122によって、接着剤61が溜まるスペースが形成されているから、第1傾斜部121に広がる接着剤61の量を低減できる。よって、圧電素子10の上面をプレスする治具に接着剤61が付着することを防ぐことができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1において傾斜部71は、上端71Aから下端71Bまで同一勾配で傾斜している。これに限らず、傾斜部は、勾配の異なる傾斜面が上下に連なったものであってもよい。
(2)上記実施例1,2において内周先端部72は、傾斜部71,100の下端71B,100Bから内周面30Aの下端までの全体に設けられている。これに限らず、内周先端部は、傾斜部の下端から内周面の下端までの上下方向の一部にのみ設けられていてもよい。
(3)上記実施例1,2において内周先端部72は、包囲部材30の全周に連続して形成されている。これに限らず、内周先端部は、包囲部材の周方向に間隔をあけて、複数箇所に設けられていてもよい。
(4)上記実施例において音響伝達部材20は、音響整合層21及び音響レンズ22を有している。これに限らず、例えば図8に示すように、音響伝達部材80は、音響レンズのみであってもよいし、図示はしないが、音響整合層のみであってもよい。
(5)上記実施例では、導電部41にシェルカラー60が接続される。これに限らず、例えば図8に示すように、導電部41に、リード線81等を接続してもよい。
(6)上記実施例において傾斜部71,100,110,121は、包囲部材30の全周に連続して形成されている。これに限らず、傾斜部は、包囲部材の周方向に間隔をあけて、複数箇所に設けられていてもよい。
(7)上記実施例において包囲部材30は、全周にわたり連続した円環状をなしている。これに限らず、包囲部材は、周方向の一部が分断されたC字状の部材であってもよい。
(8)上記実施例において導電部41は、圧電素子10の外周側を包囲する環状をなしている。これに限らず、導電部の形状は変更できる。
(9)上記実施例において導電部41及び絶縁部35は、インサート成形によって一体化している。これに限らず、導電部と絶縁部とはそれぞれ別体に形成された後、嵌合等によって一体化してもよい。
(10)上記実施例において圧電素子10の第1電極12と導電部41とは導電シート42によって電気的に接続されている。これに限らず、導電シートに換えて、例えば音響伝達部材の上面にスパッタリングやめっき処理によって導電膜を形成し、この導電膜によって圧電素子の第1電極と導電部とを電気的に接続してもよい。
(11)上記実施例において傾斜部71,100,110,121の上端71A,100A,110A,121Aは、圧電素子10の上面より上側に位置している。これに限らず、傾斜部の上端は、圧電素子の上面より下側に位置していてもよい。
(12)上記実施例において傾斜部71,100,110,121の上端71A,100A,110A,121Aは、包囲部材30の内周面30Aの上端と一致している。これに限らず、傾斜部の上側に、包囲部材の中心軸と略平行に立つ垂直壁を設けてもよい。
T1,T2,T3,T4…超音波トランスデューサ
10…圧電素子
10A…圧電素子の外周面
12…第1電極
13…第2電極
20…音響伝達部材
23…配置面
30…包囲部材
50…ケース
51…底壁
52…周壁
61…接着剤
71,100,110,121…傾斜部
71A,100A,110A,121A…上端(音響伝達部材とは反対側の端)
71B,100B,110B,121B…下端(音響伝達部材側の端)
72…内周先端部

Claims (6)

  1. 対向する一方主面および他方主面に電極を有する圧電素子と、
    前記圧電素子の前記一方主面の面積よりも大きい面積を有するとともに、前記圧電素子の前記一方主面側に向かい合って前記圧電素子を配置させてなる配置面を具備した音響伝達部材と、
    前記音響伝達部材のうち前記配置面に固定され、前記圧電素子の外周側を包囲する包囲部材と、を有し、
    前記包囲部材の内周面は、前記音響伝達部材とは反対側の端から前記音響伝達部材側へ向かって前記圧電素子側に傾いた傾斜部を備え、
    前記傾斜部の前記音響伝達部材側の端は、前記圧電素子の前記他方主面よりも前記音響伝達部材側に位置している超音波トランスデューサ。
  2. 前記包囲部材の内周面は、前記傾斜部の前記音響伝達部材側の端から前記音響伝達部材の前記配置面までの間に設けられ、前記圧電素子の外周面との距離が略一定となる内周先端部を備える請求項1に記載の超音波トランスデューサ。
  3. 前記内周先端部は、前記音響伝達部材の前記配置面から、前記圧電素子の外周面における前記一方主面および前記他方主面の間の中央位置よりも前記他方主面側までにわたって設けられている請求項2に記載の超音波トランスデューサ。
  4. 前記傾斜部は、前記音響伝達部材とは反対側に向かって凸となるように湾曲している請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の超音波トランスデューサ。
  5. 対向する一方主面および他方主面に電極を有する圧電素子と、
    前記圧電素子の外周側を包囲する包囲部材と、
    底壁及び周壁を有して前記底壁とは反対側が開口し、前記圧電素子及び前記包囲部材を内部に収容するケースと、を備え、
    前記包囲部材の内周面は、前記底壁とは反対側の端から前記底壁側へ向かって前記圧電素子側に傾いた傾斜部を有する超音波トランスデューサの製造方法であって、
    前記ケースの開口から前記ケースの内部に前記包囲部材を配置する包囲部材配置工程と、
    前記包囲部材の内側に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    前記接着剤塗布工程の後に、前記包囲部材の内側に前記圧電素子を配置する圧電素子配置工程と、
    前記包囲部材の内側に配置した状態の前記圧電素子を前記底壁側にプレスするプレス工程と、を経る超音波トランスデューサの製造方法。
  6. 前記包囲部材において前記傾斜部の前記底壁側の端は、前記圧電素子の前記他方主面よりも前記底壁側に位置している請求項5に記載の超音波トランスデューサの製造方法。
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