JP2021162110A - 逆止弁及び流体供給システム - Google Patents

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浩司 平松
Koji Hiramatsu
忠幸 薬師神
Tadayuki Yakushijin
智哉 神崎
Tomoya KANZAKI
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Abstract

【課題】二次側の圧力が所定値以下となったとき、弁体が微振動することなく一次側から流体を安定して供給することができ、二次側の圧力が多少上昇しても閉鎖することがない逆止弁及び流体供給システムを提供する。【解決手段】内部に弁室20及び第一流路21を形成し、第一流路21の弁室20側端部に弁座部2aを形成した筒状の第一本体2と、内部に第一本体2の弁室20側を収容する収容空間30及び第二流路31を形成した筒状の第二本体3とを備え、弁室20内には、弁座部2aと当接離間する弁体4及び該弁体4を第二流路31側に付勢する付勢手段5を配設する。【選択図】図2

Description

本発明は逆止弁に関し、より詳しくは、陽圧空間に取り付けられ、該空間の圧力低下に伴って流体を供給する際に開放される逆止弁とこの逆止弁を利用した流体供給システムに関する。
一般に、流体の流れを一方向に規制する逆止弁(例えば、特許文献1参照)は、二次側から一次側への流体の流れを阻止するため、弁座に当接離間する弁体を、弁座側に付勢する付勢手段によって押し当て、二次側からの流体の流れを阻止するとともに、付勢手段の押圧力よりも大きな圧力の一次側からの流体を二次側に流すことを目的とした系に使用される。
また、陽圧状態の二次側の系からの流体の流れが外部(一次側)への漏洩の防止が必要であり、二次側の圧力が所定値以下となったときに一次側から流体を二次側へ供給する必要がある場合も、通常、上述した逆止弁を利用することもできる。
特開2015−183828号公報
しかし、このような利用形態は、一次側にも所定圧力(低下した二次側圧力+付勢手段によって生じる圧力以上の圧力)を、常時保持する必要がある。
二次側が所定圧力を保持できない場合、二次側の圧力を検知し、二次側の圧力が所定値以下となったときに逆止弁よりも一次側に配設する開閉弁を開放し、所定圧力の流体を二次側に供給することも可能である。しかし、この場合、弁体は付勢手段によって弁座側に押圧されているため弁体が微振動(チャタリング)を起こし、振動・騒音の発生や弁体が破損する場合があるとともに、二次側の圧力が僅かに上昇しただけで、弁体が弁座に着座し、一次側から十分な流体の供給ができない場合があるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、二次側の圧力が所定値以下となったとき、弁体が微振動することなく一次側から流体を安定して供給することができ、二次側の圧力が多少上昇しても閉鎖することがない逆止弁及び流体供給システムを提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る逆止弁は、
内部に弁室及び第一流路を形成し、該第一流路の前記弁室側端部に弁座部を形成した筒状の第一本体と、
内部に前記第一本体の弁室側を収容する収容空間及び第二流路を形成した筒状の第二本体とを備え、
前記弁室内には、前記弁座部と当接離間する弁体及び該弁体を第二流路側に付勢する付勢手段を配設するようにしている。
この逆止弁は、第二流路と繋がる陽圧の二次側からの付勢力よりも小さい付勢力の付勢手段で弁体を二次側に付勢するようにしているから、常時は弁体が弁座部に当接し、一次側と二次側の流体の流れを阻止し、付勢手段によって弁体は弁座部から離間する。付勢手段の付勢力によって弁体は安定した状態を維持し微振動を生じさせない。
この場合において、前記弁体は、有底筒状をなし、底部となる先端部に前記弁座と当接するシート部を備え、後端部の外周面が前記弁室と摺接し、先端部と後端部との間に内部に連通する開口部を備えるようにしている。
また、同じ課題を解決するためになされた本発明に係る流体供給システムは、
上述した逆止弁と、
前記第一流路と一次側系統とを連通する流路に配設した開閉弁と、
前記第二流路と連なる二次側系統に配備した圧力測定手段と、
該圧力測定手段の計測値が入力されるとともに、前記開閉弁の開閉を行う制御装置とを備え、
該制御装置は、圧力測定手段が測定した圧力値が閾値を下回ったときに開閉弁を開放し、一次側系統から二次側系統に流体を供給するものである。
本発明に係る逆止弁及び流体供給システムによれば、二次側の圧力が所定値以下となったとき、弁体が微振動することなく一次側から流体を安定して供給することができる逆止弁及び流体供給システムを提供することができる。
本発明に係る逆止弁の閉鎖状態を示す正面断面図である。 同逆止弁の開放状態を示す正面断面図である。 同逆止弁の組み立て手順を説明する断面図で、(a)は組立前、(b)は組立完了状態を示す。 本発明の流体供給システムを示す概略図である。
以下、本発明に係る逆止弁及び流体供給システムの好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。この実施例に記載されている構成部品の形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。また、便宜的に図面上での方向によって部材等の方向を上下左右と指称することがあるが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
<実施形態1>
本発明に係る逆止弁1は、図1〜図3に示す。
[逆止弁]
本発明に係る逆止弁1は、内部に弁室20及び第一流路21を形成し、第一流路21の弁室20側端部に弁座部2aを形成した筒状の第一本体2と、内部に第一本体2の弁室20側を収容する収容空間30及び第二流路31を形成した筒状の第二本体3とを備え、弁室20内には、弁座部2aと当接離間する弁体4及び該弁体4を第二流路31側に付勢する付勢手段5を備えている。
そして、弁体4は、有底筒状をなし、底部となる先端部42に弁座部2aと当接する円錐台状のシート部4aを備え、後端部43の外周面が弁室20の内周面と摺接し、先端部42と後端部43との間に、弁体4の内部流路40に連通する開口部41を備えるようにしている。
[第一本体]
第一本体2は、弁体4と付勢手段5とが配設される弁室20と、弁室20の内径よりも小径の第一流路21とが連なった円筒形状をなしている。第一流路21の弁室20側の端部は円錐台状の弁座部2aを形成し、他端部は流路を形成する配管と連結される連結部となる。弁座部2aとなる円錐台部分の周面が中心軸となす角度は、弁体5のシート部4aの円錐台部分の周面が中心軸となす角度よりも若干大きくなるようにしている。
第一本体2の弁室20には、弁体4と付勢手段5が収納されている。弁体4は上述した通り、後端部43の外径が弁室20の内径より若干小さい略同径とし、先端部42はそれよりも小径で、開弁状態において弁室20の内周面との間で環状の隙間を形成し一次側からの流体が流れる流路を形成する。
付勢手段5は、弁室20の第一流路21側の環状底面2bと弁体4の後端部43と先端部42との段差部となる環状部43aに両端部が当接する巻きバネを使用する。巻きバネの押圧力は、二次側流体の圧力によって弁体4を弁座部2a側に付勢する押圧力よりも小さく設定されている。本実施形態では先端部42と後端部43との間に外径が先端部42と後端部43との中間の外径となる中間部を設けている。この中間部は外径が使用する巻きバネの内径と略同径とすることで巻きバネを安定して配設することができる。
[第二本体]
第二本体3は、第一本体2の弁室20側を収容する収容空間30と第二流路31とを備えており、第二流路31は収納空間30の内径よりも小径で、収納空間30の環状底面3aには、弁体5が開弁状態のときに、弁体5の後端部43の端面が付勢手段5の付勢力により当接する。
第二本体3の収容空間30には、第一本体2の弁室20側が収容される。第一本体2と第二本体3との接合は特に限定するものではないが、本実施形態では、第一本体2の外周面に形成された雄ねじ部22を、第二本体3の収容空間30の内周面に形成した雌ねじ部32に螺合することによって行うようにしている。
逆止弁1の組み立て手順は、図3に示すように、第一本体2に付勢手段5としての巻きバネ、弁体4を配置する(図3(a)参照)。このとき、弁体4の開放端は、第一本体2の弁室20側端部より突出した状態となる。その後、第二本体3を螺合する(図3(b)参照)。第二本体3の環状底面3aに、第一本体2の弁室20側端部が当接するまで捻じ込むことによって弁体4の開放端は、第一本体2の弁室20側端部及び第二本体3の環状底面3aと面一の位置となる。
この状態で、第二流路31を陽圧の二次側と、第一流路21を二次側が所定圧以下となったときに供給する流体の供給源と接続する。
<実施形態2>
図4に、本発明に係る流体供給システムSを示す。
[流体供給システム]
本発明に係る流体供給システムSは、実施形態1の逆止弁1と、逆止弁1の第一流路21と一次側系統11とを連通する流路13に配設した開閉弁Vと、逆止弁1の第二流路31と連なる二次側系統12に配備した圧力測定手段Pと、この圧力測定手段Pの計測値が入力されるとともに、開閉弁Vの開閉指示を行う制御装置10とを備え、制御装置10は、圧力検知手段Pが測定した圧力値が閾値を下回ったときに開閉弁Vを開放し、二次側系統12に一次側系統11から流体を供給するようにしている。
一次側系統11は、特に限定するものではなく、二次側系統12が圧力低下することによって必要となる流体を所定の圧力で貯留するアキュームレータやタンクを使用することができる。また、タンクを使用する際には、流体を二次側に送出するポンプを
二次側系統12は、常時、一定の圧力が維持される環境であれば、特に限定するものではなく、例えば、所定の流体が一定の圧力で充填された実験設備などが挙げられる。
開閉弁Vは、常時、一次側系統に貯留される流体を逆止弁1側への流れを阻止するもので、ノーマルクローズ型の電磁弁を採用することが好ましい。
制御装置10は、圧力検知手段Pが測定した圧力値が閾値を下回ったときに開閉弁Vに開放信号を印加することができるものであれば、特に限定するものではないが、パーソナルコンピュータやシーケンサを利用することができる。
上記構成において、本流体供給システムSは、逆止弁1の第一流路21が、二次側系統12に流路14を介して、又は二次側系統12に直接取り付けられ、第二流路31が開閉弁Vを介して一次側系統が接続される。そして、二次側系統12が一定の圧力を維持している限りにおいて一次側系統11から流体が流れることはない。一次側系統11と逆止弁1の第一流路21とを接続する流路13は通常、大気圧で維持されている。
そして、二次側系統12の圧力が閾値を下回ったとき、逆止弁1の弁体4は、弁座部2aに押圧する押圧力が低下し、付勢手段5の付勢力によって弁座部2aから離間する。このとき、制御装置10は、圧力検知手段Pが測定した圧力値が閾値を下回った信号を受け、開閉弁Vに開放信号を印加しているので、一次側系統11に貯留されている流体は開放された逆止弁1を通過して二次側系統12に流れ込む。
逆止弁1は、二次側系統12の圧力低下によって弁体4が弁座部2aから離間するが、二次側系統12の圧力低下が僅かで弁体4の移動量が少ない場合でも一次側系統11から流体が流れることで第一流路21内の圧力が上昇し、弁体4は図2に示す位置まで移動し、一次側系統11からの流体はスムーズに二次側系統12に供給される。
本発明の逆止弁は、二次側の圧力低下に伴って一次側から流体を二次側に流すことができるから、二次側系統の圧力が閾値(所定圧力)を下回った場合に一次側系統から流体を供給することが必要な環境に、流体供給システムの主要部品として好適に用いることができる。
1 逆止弁
10 制御装置
11 一次側系統
12 二次側系統
13 流路
2 第一本体
2a 弁座部
20 弁室
21 第一流路
3 第二本体
30 収容空間
31 第二流路
4 弁体
5 付勢手段(巻きバネ)
P 圧力測定手段
V 開閉弁

Claims (3)

  1. 内部に弁室及び第一流路を形成し、該第一流路の前記弁室側端部に弁座部を形成した筒状の第一本体と、
    内部に前記第一本体の弁室側を収容する収容空間及び第二流路を形成した筒状の第二本体とを備え、
    前記弁室内には、前記弁座部と当接離間する弁体及び該弁体を第二流路側に付勢する付勢手段を配設した逆止弁。
  2. 前記弁体は、有底筒状をなし、底部となる先端部に前記弁座と当接するシート部を形成し、後端部の外周面が前記弁室と摺接し、先端部と後端部との間に内部に連通する開口部を形成した請求項1に記載の逆止弁。
  3. 請求項1又は2に記載の逆止弁と、
    前記第一流路と一次側系統とを連通する流路に配設した開閉弁と、
    前記第二流路と連なる二次側系統に配備した圧力測定手段と、
    該圧力測定手段の計測値が入力されるとともに、前記開閉弁の開閉を行う制御装置とを備え、
    該制御装置は、圧力測定手段が測定した圧力値が閾値を下回ったときに開閉弁を開放し、一次側系統から二次側系統に流体を供給するようにした流体供給システム。
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