JP2021160911A - 廃棄容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部の物品のRFIDタグの識別情報を誤って検出するのを防止するとともに、省電力化することのできる廃棄容器を提供する。【解決手段】廃棄容器1は、物品100の廃棄時期を記録するための廃棄容器であって、開口10aを有し、開口10aを介して少なくとも物品100に対応付けられたRFIDタグ101を内部に収容する容器本体10と、開口10aを開閉するための蓋11と、RFIDタグ101に記録された物品100の識別情報を読み取る読取装置12と、識別情報を読み取った時刻を識別情報と関連付ける時計部13と、開口10aの開閉を検出する開閉検出器14と、を備え、読取装置12は、容器本体10の内壁又は蓋11の内側に設けられ、開閉検出器14により蓋11が閉じたことを検出したことに応じて識別情報を読み取る。【選択図】図1

Description

本開示は、物品の廃棄時期を記録するための廃棄容器に関する。
従来から物品の流通管理等のために、物品又はその梱包箱にRFIDタグを取り付け、RFIDタグに格納されている物品の識別情報をRFID読取装置で読み取ることが行われている。この読み取りは、無線通信により行われるため物品と非接触で行うことができる。
例えば、RFIDタグを有する物品がRFID読取装置に近接した状態でRFID読取装置のアンテナから電波又は磁界が発生すると、この電波又は磁界をRFIDタグのアンテナが受信し、電磁誘導により当該アンテナに電力が発生する。この電力により、RFIDタグ内の制御回路及びメモリを動作させてメモリ内の物品の識別情報を電波又は磁界に載せてアンテナから返信し、この電波又は磁界をRFID読取装置のアンテナが受信して物品の識別情報を読み出す。
特開2009−175894号公報
従来のRFIDタグは、物品の廃棄タイミングを把握する場合に使用することができる。すなわち、廃棄される物品が容器に収容された段階で当該物品に対応付けられたRFIDタグから当該物品の識別情報をRFID読取装置によって読み取るとともに、その読取時刻を記録することで廃棄タイミングの把握が可能となる。
しかし、物品を容器に収容する際に容器の蓋を開放してからRFID読取装置で当該物品の識別情報を読み取ろうとすると、不要な電力を消費するとともに、容器外部の物品の識別情報を誤って読み取ってしまう場合があった。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、外部の物品のRFIDタグの識別情報を誤って検出するのを防止するとともに、省電力化することのできる廃棄容器を提供することにある。
本開示の廃棄容器は、物品の廃棄時期を記録するための廃棄容器であって、開口を有し、前記開口を介して少なくとも前記物品に対応付けられたRFIDタグを内部に収容する容器本体と、前記開口を開閉するための蓋と、前記RFIDタグに記録された前記物品の識別情報を読み取る読取装置と、前記識別情報を読み取った時刻を前記識別情報と関連付ける時計部と、前記開口の開閉を検出する開閉検出器と、を備え、前記読取装置は、前記容器本体の内壁又は前記蓋の内側に設けられ、前記開閉検出器により前記蓋が閉じたことを検出したことに応じて前記識別情報を読み取ること、を特徴とする。
本開示によれば、外部の物品のRFIDタグの識別情報を誤って検出するのを防止するとともに、省電力化することができる。
実施形態に係る廃棄容器の構成を示す図である。 テーブルを示す図である。 実施形態に係る廃棄容器の動作の一例を示すフローチャートである。 他の実施形態1に係る廃棄容器の構成を示す図である。 他の実施形態2に係る廃棄容器の構成を示す図である。
[1.実施形態]
本発明の実施形態に係る廃棄容器について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る廃棄容器1の構成を示す図である。廃棄容器1は、物品100の廃棄時期を記録するための容器であり、物品100に対応付けられたRFIDタグ101の情報を読み取るとともにその読み取った時刻を記録する。物品100は、1つの例では、店舗に入荷された商品、食材などの搬入物のうち廃棄されるものである。廃棄容器1は、物品100の識別情報とその識別情報を読み取った時刻とを関連付けるので、物品100の廃棄タイミングを把握することができ、棚卸など物品100の管理に用いることができる。
RFIDタグ101には、当該タグ101が付される物品100の情報が記録されている。物品100の情報は、少なくとも、物品100を識別するための識別情報を含む。RFIDタグ101は、電磁誘導方式、電波方式など公知の伝送方式のRFタグを用いることができる。本実施形態のRFIDタグ101は、パッシブタグである電磁誘導方式のタグである。RFIDタグ101は、物品100に付されていても良いし、物品100の梱包に付されていても良い。いずれの場合のRFIDタグ101も物品100に対応付けられたRFIDタグ101に含まれる。
廃棄容器1は、容器本体10、蓋11、読取装置12、時計部13、開閉検出器14、処理装置15、及び通信機16を備える。容器本体10は、開口10aを有する筐体である。本実施形態の容器本体10は、上面に開口10aが設けられ、底が塞がれた筒体である。容器本体10は、開口10aを介して少なくとも物品100に対応付けられたRFIDタグ101を内部に収容する。1つの例では、RFIDタグ101が付された物品100が開口10aを介して容器本体10の内部に収容される。別の例では、物品100から取り外されたRFIDタグ101が開口10aを介して内部に収容される。すなわち、容器本体10には、物品100又はその梱包に付されたRFIDタグ101が収容されても良いし、RFIDタグ101だけが収容されても良い。本実施形態では、特に言及しない限り、容器本体10は、RFIDタグ101が付された物品100を収容するものとする。
蓋11は、開口10aを開閉する。蓋11は、例えば容器本体10とヒンジを介して開閉可能に構成された板状体であり、閉状態で開口10aを塞ぎ、開状態で開口10aを構成する容器本体10の縁との隙間が空いた状態とすることによって開口10aを露出させる。蓋11は、ユーザの手で直接開閉されても良いし、ペダルの駆動で蓋11を開閉させる開閉器により開閉されても良い。蓋11及び容器本体10は、本実施形態では金属製である。
読取装置12は、RFIDタグ101に記録された物品100の識別情報を読み取るリーダである。例えば、読取装置12は、容器本体10に入れられた物品100に付されたRFIDタグ101の識別情報を蓋11が閉じられた後に読み取る。読取装置12は、RFIDタグ101への物品100の識別情報の書き込み及び読み取りが可能なリーダライタとしても良い。
読取装置12は、容器本体10の底に設けても良いし、容器本体10の内壁又は蓋11に設けられていても良い。読取装置12が蓋11に設けられる場合は、蓋11の容器本体10の内部空間に対向する内側に設けることが好ましい。RFIDタグ101の情報を読み取り易くするためである。本実施形態では、読取装置12は、容器本体10の内壁上部に設けられているものとする。この内壁上部は、例えば、容器本体10の高さ(すなわち、開口10aを形成する容器本体10の縁から底までの長さ)の半分より開口10a寄りの領域である。
時計部13は、読取装置12により物品100の識別情報を読み取った時刻を当該識別情報と関連付ける。1つの例では、時計部13は、読み取った物品100の識別情報に読み取った時刻を示すタイムスタンプを付し、物品100の識別情報とその読取時刻とを1つのセットとした1つのデータを生成する。そのための構成として例えば、時計部13は、刻時する時計と、時計を参照した読み取った情報に参照した時刻を付与する時刻付与部とを有する。
本実施形態の時計部13は、テーブル作成部をさらに有し、複数のRFIDタグ101が容器本体10に収容される場合に、RFIDタグ101から読み取った識別情報と当該識別情報を読み取った時刻とを各々関連付けたテーブル131を作成する(図2参照)。時刻付与部及びテーブル作成部は、プロセッサ、メモリ等を有する情報処理装置により構成することができる。
開閉検出器14は、開口10aの開閉を検出する。開閉検出器14は、例えば、開口10aを形成する容器本体10の縁に設けられ、蓋11の接触によりオン状態となって蓋11が閉じたことを検出し、蓋11の離反によりオフ状態となって蓋11が開いたことを検出する。開閉検出器14は、読取装置12、処理装置15と接続されており、オン状態からオフ状態、オフ状態からオン状態の状態変化毎に読取装置12に蓋11の開又は閉の状態を示す信号を出力する。開閉検出器14としては、マイクロスイッチなどのスイッチ、フォトトランジスタ等を用いた光センサ、磁気センサを用いることができる。開閉検出器14としてマイクロスイッチを用いる場合は、マイクロスイッチを開口10aを形成する容器本体10の縁に設け、マイクロスイッチは、蓋11との接触によりオン状態となって蓋11が閉じたことを検出し、蓋11と離れることによりオフ状態となって蓋11が開いたことを検出する。開閉検出器14として磁気センサを用いる場合は、例えば、蓋11に磁石を設け、開口10aを形成する容器本体10の縁付近に磁気センサを設ける。蓋11が開閉することで磁石と磁気センサの物理的距離が変化することに伴い、磁気センサが検出する磁場が変化する。その磁場変化を磁気センサで検出することで開口10aの開閉を検出する。
処理装置15は、例えばプロセッサ、メモリ等を有するコンピュータなどの情報処理装置である。処理装置15は、開閉検出器14及び読取装置12に接続され、読取装置12に物品100の識別情報を読み取らせる信号を出力する。処理装置15は、開閉検出器14から蓋11が閉じたことを検出したことを示す信号を受けた後、読取装置12に識別情報を読み取らせる。処理装置15は、読取装置12が識別情報を読み取った後に、読取装置12を停止させる信号を読取装置12に出力する。処理装置15には、商用電源が接続されていても良いし、蓄電装置17が設けられていても良い。蓄電装置17は、処理装置15及び読取装置12の電源であり、例えば、リチウムバッテリ等の一次電池、リチウムイオン電池などの二次電池を含む電池、電気二重層キャパシタなどのキャパシタなどが挙げられる。
通信機16は、容器本体10に設けられ、識別情報とその読取時刻とが関連付けられた情報を外部に無線で送信する通信機器である。通信規格は、Bluetooth(登録商標)、WiFi(登録商標)、3G、4G、5Gなどの移動体通信規格などを用いることができる。通信機16は、識別情報とその読取時刻とが関連付けられた情報を識別情報の読み取り毎に逐次廃棄容器1の外部に送信しても良いし、所定期間毎に外部に送信しても良い。時計部13によりテーブル131が生成された場合には、通信機16は、テーブル131を外部に送信しても良い。通信機16は、外部への送信が可能であれば容器本体10の内部に設けられていても良いが、時計部13と接続された状態など、識別情報とその読取時刻とが関連付けられた情報を入手可能に容器本体10の外部に設けられていても良い。
[1−2.作用]
実施形態に係る廃棄容器1の作用について図3を用いて説明する。図3は、実施形態に係る廃棄容器1の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ユーザにより蓋11が開けられたことを開閉検出器14により検出すると(ステップ200:蓋の開状態の検出)、開閉検出器14が処理装置15に開状態を示す信号を出力するとともに、RFIDタグ101が付された物品100の投入を受け付ける。物品100が投入されると物品100が開口10aを通過して容器本体10の内部に収容される(ステップ202:RFIDタグ101が付された物品100の収容)。物品100の投入後、蓋11が閉じられたことを開閉検出器14により検出する(ステップ204:蓋の閉状態の検出)。開閉検出器14は、蓋11の閉状態を検出すると、その閉状態を示す信号を処理装置15に出力する。
処理装置15は、ステップ200及び204で、開閉検出器14から開状態の信号及び閉状態の信号を受信することで蓋11が開状態から閉状態に遷移したと判定する。処理装置15は、開閉検出器14から閉状態の信号を受けた後、読取装置12に物品100の識別情報を読み取らせる制御信号を出力し、読取装置12は、投入された物品100の識別情報をRFIDタグ101から読み取る(ステップ206:識別情報の読取り)。そして、時計部13により、識別情報を読み取った時刻と当該識別情報とを関連付けた情報を生成し(ステップ208:識別情報とその読取時刻の関連付け)、当該情報を通信機16により外部の装置に送信する(ステップ210:関連付けた情報の送信)。識別情報の読取りの後、処理装置15は、読取装置12を停止させる制御信号を読取装置12に出力しても良い。
なお、上記のような廃棄容器1によれば、収容される物品100の識別情報を読み取る際に、それ以前に容器本体10に収容されて識別情報が読み取られた物品100についても識別情報を読み取る場合があるが、時計部13は、以前に読み取った識別情報のテーブル131への追加は行わない。すなわち、時計部13は、読み取った識別情報が既にテーブル131に記憶されているかを確認し、当該読み取った識別情報がテーブル131に記憶されていない場合に容器本体10に追加で収容される物品100の識別情報及びその読取時刻をテーブル131に追加してテーブル131を更新する。これにより、テーブル131は、物品100の重複した識別情報を含まないこととなる。
(変形例)
図3のフローチャートに示す動作フローでは、読取装置12は、処理装置15を介在させて蓋11が閉状態になった後に識別情報を読み取るようにしたが、処理装置15を介在させなくても良い。すなわち、開閉検出器14から蓋11の閉状態を示す信号を読取装置12に直接入力し、この入力を受けてから読取装置12により物品100の識別情報を読み取っても良い。換言すれば、開閉検出器14の閉状態を示す信号の読取装置12への信号を読取装置12の読取開始の制御信号としても良い。
[1−3.効果]
(1)本実施形態の廃棄容器1は、物品100の廃棄時期を記録するための廃棄容器であって、開口10aを有し、開口10aを介して少なくとも物品100に対応付けられたRFIDタグ101を内部に収容する容器本体10と、開口10aを開閉するための蓋11と、RFIDタグ101に記録された物品100の識別情報を読み取る読取装置12と、識別情報を読み取った時刻を識別情報と関連付ける時計部13と、開口10aの開閉を検出する開閉検出器14と、を備え、読取装置12は、容器本体10の内壁又は蓋11の内側に設けられ、開閉検出器14により蓋11が閉じたことを検出したことに応じて識別情報を読み取るようにした。
これにより、蓋11が閉じられた状態で読取装置12が動作するので、外部の物品100のRFIDタグ101の識別情報を誤って検出するのを防止するとともに、蓋11が開いてから読取装置12を動作させるよりも省電力化することができる。
(2)開閉検出器14及び読取装置12に接続され、読取装置12に識別情報を読み取らせる信号を出力する処理装置15をさらに備え、処理装置15は、開閉検出器14から蓋11が閉じたことを検出したことを示す信号を受けた後、読取装置12に識別情報を読み取らせるようにした。
これにより、蓋11が閉じられた状態で読取装置12が動作するので、廃棄容器1の外部にある物品100のRFIDタグ101の識別情報を誤って検出するのを防止することができるとともに、蓋11が開いてから読取装置12を動作させるよりも省電力化することができる。また、処理装置15を設けているので、読取装置12が開閉検出器14の信号を直接受けて蓋11の開閉の状態を判定する専用の処理回路を備える必要がなく、読取装置12は汎用品を使用することができる。
(3)処理装置15は、読取装置12が識別情報を読み取った後に、読取装置12を停止させるように制御するようにした。これにより、読取装置12による必要以上の電力消費が防止できるので、省電力化を図ることができる。
(4)処理装置15及び読取装置12の電源となる蓄電装置17をさらに備えるようにした。これにより、処理装置15への電力供給のための配線構造を簡素化することができる。例えば、物品100の種類毎に廃棄容器1が並べられ、商用電源に接続されたコンセントから電源を確保して使用される場合と比べて、配線が不要となる分、配線構造を簡素化することができる。
(5)識別情報と識別情報を読み取った時刻とが関連付けられた情報を外部に無線で送信する通信機16をさらに備えるようにした。これにより、収集した物品100の廃棄時期の情報を回収する手間を省くことができる。
(6)時計部13は、複数のRFIDタグ101が容器本体10に収容される場合に、RFIDタグ101から読み取った識別情報と識別情報を読み取った時刻とを各々関連付けたテーブル131を作成するようにした。これにより、複数の物品100の廃棄時期をまとめて得ることができる。このテーブル131に記憶された情報は、例えば物品100の棚卸に使用することができる。
(7)読取装置12は、容器本体10の内壁の上部に設けるようにした。これにより、RFIDタグ101の識別情報を読み取り易くすることができる。例えば、読取装置12を容器本体10の底に設けた場合、当該底に近い物品100のRFIDタグ101については読取可能であるが、その上に複数の物品100が積み重ねられると、容器本体10の上の方にある物品100のRFIDタグ101の識別情報を読み取ることが困難になる場合がある。これに対し、容器本体10の内壁の上部に読取装置12を設けることで、最後に収容されたRFIDタグ101を容器本体10内の最上部に位置させることができるので、RFIDタグ101の識別情報を読み取ることができる。
(8)容器本体10及び蓋11は、金属製とした。これにより、金属自体の電磁波の遮蔽効果によって読取装置12から放出される電磁波が遮蔽されるので、外部に配置された物品100のRFIDタグ101の識別情報を誤検出するのを防止することができる。
[2.他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、上記実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
図4及び図5を用いて、他の実施形態に係る廃棄容器1について説明する。上記実施形態と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略し、上記実施形態と異なる構成について説明する。
図4は、他の実施形態1に係る廃棄容器の構成を示す図である。図4に示す他の実施形態1に係る廃棄容器1は、蓋11を開閉させる開閉器21と、発電機22を備える。開閉器21は、ペダル21aを有し、ペダル21aの駆動により蓋11を開閉させる。ペダル21aは、例えば、容器本体10の外側の下部に設けられ、ユーザの足で踏まれることで駆動する。発電機22は、ペダル21aの駆動により電力を生成する電力機器である。この実施形態の廃棄容器1は、発電機22により生成された電力を読取装置12の電力源とする。発電機22により生成された電力は直接読取装置12に伝送されて消費されても良いし、蓄電装置17に伝送して蓄えてから読取装置12に電力を供給しても良い。発電機22から読取装置12に直接電力が伝送される場合は、廃棄容器1は蓄電装置17を必ずしも備えていなくても良い。このように、この廃棄容器1は蓋11を開閉させる動力を読取装置12の電力源とすることができるので、外部からの電力供給を不要とすることができる。
図5は、他の実施形態2に係る廃棄容器の構成を示す図である。図5に示す他の実施形態2に係る廃棄容器1は、ソーラー発電機31を更に備える。ソーラー発電機31は、蓋11の表面に設けられている。蓋11の表面とは、蓋11が閉じられたときに容器本体10の内部空間に面しない外表面である。ソーラー発電機31は、蛍光灯、白熱灯、LED照明、太陽光などの光を受光して発電する。ソーラー発電機31は、発電した電力を蓄電装置17に供給する。このように、この廃棄容器1はペダル21aの動力以外の電力供給源を備えるので、安定的な電力を確保することができる。
上記実施形態及び他の実施形態では、廃棄容器1が営利目的の店舗で用いられることを想定して物品100の例として店舗に入荷された商品、食材などの搬入物のうち廃棄されるものを挙げたが、これに限定されない。廃棄容器1は一般家庭で用いられても良い。この場合物品100は、1つの例では、一般家庭で購入された商品、食材などの購入品、譲受品とすることができる。
1 廃棄容器
10 容器本体
10a 開口
11 蓋
12 読取装置
13 時計部
131 テーブル
14 開閉検出器
15 処理装置
16 通信機
17 蓄電装置
21 開閉器
21a ペダル
22 発電機
31 ソーラー発電機
100 物品
101 RFIDタグ

Claims (10)

  1. 物品の廃棄時期を記録するための廃棄容器であって、
    開口を有し、前記開口を介して少なくとも前記物品に対応付けられたRFIDタグを内部に収容する容器本体と、
    前記開口を開閉するための蓋と、
    前記RFIDタグに記録された前記物品の識別情報を読み取る読取装置と、
    前記識別情報を読み取った時刻を前記識別情報と関連付ける時計部と、
    前記開口の開閉を検出する開閉検出器と、
    を備え、
    前記読取装置は、前記容器本体の内壁又は前記蓋の内側に設けられ、前記開閉検出器により前記蓋が閉じたことを検出したことに応じて前記識別情報を読み取ること、
    を特徴とする廃棄容器。
  2. 前記開閉検出器及び前記読取装置に接続され、前記読取装置に前記識別情報を読み取らせる信号を出力する処理装置をさらに備え、
    前記処理装置は、前記開閉検出器から前記蓋が閉じたことを検出したことを示す信号を受けた後、前記読取装置に前記識別情報を読み取らせること、
    を特徴とする請求項1記載の廃棄容器。
  3. 前記処理装置は、前記読取装置が前記識別情報を読み取った後に、前記読取装置を停止させるように制御すること、
    を特徴とする請求項2記載の廃棄容器。
  4. 前記処理装置及び前記読取装置の電源となる蓄電装置をさらに備えること、
    を特徴とする請求項2又は3記載の廃棄容器。
  5. ペダルを有し、前記ペダルを駆動させることにより前記蓋を開閉させる開閉器と、
    前記ペダルの駆動により電力を生成する発電機と、
    をさらに備え、
    前記発電機により生成された電力を前記読取装置の電力源とすること、
    を特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の廃棄容器。
  6. ソーラー発電機をさらに備え、
    前記ソーラー発電機は、前記蓋の表面に設けられ、発電した電力を前記蓄電装置に供給すること、
    を特徴とする請求項4に記載の廃棄容器。
  7. 前記識別情報と前記識別情報を読み取った時刻とが関連付けられた情報を外部に無線で送信する通信機をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の廃棄容器。
  8. 前記時計部は、複数の前記RFIDタグが前記容器本体に収容される場合に、前記RFIDタグから読み取った前記識別情報と前記識別情報を読み取った時刻とを各々関連付けたテーブルを作成すること、
    を特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の廃棄容器。
  9. 前記読取装置は、前記容器本体の内壁の上部に設けられていること、
    を特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の廃棄容器。
  10. 前記容器本体及び前記蓋は、金属製であること、
    を特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の廃棄容器。
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