JP2021160554A - 情報処理装置 - Google Patents

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JP2021160554A JP2020064191A JP2020064191A JP2021160554A JP 2021160554 A JP2021160554 A JP 2021160554A JP 2020064191 A JP2020064191 A JP 2020064191A JP 2020064191 A JP2020064191 A JP 2020064191A JP 2021160554 A JP2021160554 A JP 2021160554A
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潤一 神近
Junichi Kamichika
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Abstract

【課題】渋滞中に車両から降車したユーザが自動運転により制御された車両に戻れるようする。【解決手段】ユーザが車両から降車している間、前記ユーザの位置を取得し、前記車両の位置および移動情報を取得し、前記ユーザの位置と前記車両の位置および移動情報に基づいて、前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定し、前記ユーザが前記車両に戻ることができないと判定されたときに、前記ユーザの端末に警告情報を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
渋滞中に自動運転により車両を制御する技術が開発されている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、車両が駐車場の入口までの渋滞に並んでいる際に、この車両の乗員が車両から降車した後も車両を自動運転により制御し、車両が駐車場の入口の手前に到達したときに、乗員に通知をする技術が開示されている。
特許文献1に開示された技術では、乗員が駐車場の入口の近くにいるならば、乗員が通知を受けてから車両に戻ることにより、車両が駐車場に到達する前に乗員が車両に戻ることができ、駐車に必要な手続きを行うことが可能である。
国際公開第2018/083778号
しかしながら、乗員が車両から降車した後に駐車場の入口から離れた位置まで移動したような場合、特許文献1に開示された技術のように、車両が駐車場の入口の手前に到達したときに乗員に通知をしたのでは、乗員が通知を受けてからすぐに車両に戻ったとしても、車両が駐車場に到達する前に乗員が車両に戻ることができない可能性がある。
本発明が解決しようとする課題としては、渋滞中に車両から降車したユーザが自動運転により制御された車両に戻れるようすることが一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザが車両から降車している間、前記ユーザの位置を取得するユーザ位置取得部と、前記ユーザが前記車両から降車している間、前記車両の位置および移動情報を取得する車両情報取得部と、前記ユーザの位置と前記車両の位置および移動情報に基づいて、前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定する判定部と、前記ユーザが前記車両に戻ることができないと判定されたときに、前記ユーザの端末に警告情報を送信する警告情報送信部と、を有する。
請求項5に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、ユーザが車両を離れている間、前記ユーザの位置を取得するユーザ位置取得工程と、前記ユーザが前記車両を離れている間、前記車両の位置および移動情報を取得する車両情報取得工程と、前記ユーザの位置と前記車両の位置および移動情報に基づいて、前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定する判定工程と、前記ユーザが前記車両に戻ることができないと判定されたときに、前記ユーザの端末に警告情報を送信する警告情報送信工程と、を有する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の情報処理方法を、コンピュータにより実行させる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の情報処理プログラムを記憶している。
本発明の一実施例に係る情報処理装置100を示す図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置100における処理動作の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る判定部140を示す図である。 ユーザUの位置PUと車両AMの位置PAと目的地DEとの関係の一例を説明する図である。 本発明の一実施例に係る判定部140における処理動作の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る判定部140を示す図である。 ユーザUの位置PUと車両AMの予測位置PA2との関係の一例を説明する図である。 本発明の一実施例に係る判定部140における処理動作の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置100を示す図である。 本発明の一実施例に係る判定部140における処理動作の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、ユーザが車両から降車している間、前記ユーザの位置を取得するユーザ位置取得部と、前記ユーザが前記車両から降車している間、前記車両の位置および移動情報を取得する車両情報取得部と、前記ユーザの位置と前記車両の位置および移動情報に基づいて、前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定する判定部と、前記ユーザが前記車両に戻ることができないと判定されたときに、前記ユーザの端末に警告情報を送信する警告情報送信部と、を有する。このため、本実施形態では、車両から降車したユーザに車両に戻れるのか否かを通知することが可能になる。結果、本実施形態では、渋滞中に車両から降車したユーザが自動運転により制御された車両に戻れるようすることが可能である。
前記判定部は、前記ユーザ位置取得部により取得された位置にいる前記ユーザが目的地に到着するまでの所要時間であるユーザ所要時間を算出するユーザ所要時間算出部と、前記車両情報取得部により取得された位置にある前記車両が前記目的地に到着するまでの所要時間である車両所要時間を、前記車両情報取得部により取得された前記車両の移動情報に基づいて算出する車両所要時間算出部と、を有し、前記判定部は、前記ユーザ所要時間と前記車両所要時間とに基づいて、前記車両が前記目的地に到着するまでに前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定するようにしても良い。このようにすることで、本実施形態では、車両から降車したユーザに、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻れるのか否かを通知することが可能になる。結果、本実施形態では、渋滞中に車両から降車したユーザが、自動運転により制御された車両が目的地に到着するまでに、車両に戻れるようすることが可能である。
前記判定部は、前記車両情報取得部により取得された前記車両の位置と移動情報に基づいて、第1の時間後に前記車両がいると予測される位置である予測位置を算出する予測位置算出部と、前記ユーザ位置取得部により取得された前記ユーザの位置と前記予測位置との間の距離である予測距離を算出する予測距離算出部と、を有し、前記判定部は、前記予測距離に基づいて、前記第1の時間内に前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定するようにしても良い。このようにすることで、本実施形態では、車両から降車したユーザに、第1の時間内にユーザが車両に戻れるのか否かを通知することが可能になる。結果、本実施形態では、渋滞中に車両から降車したユーザが自動運転により制御された車両に第1の時間内に戻れるようすることが可能である。
前記警告情報は、前記予測位置を含むようにしても良い。このようにすることで、第1の時間後に車両がいると予測される位置をユーザに通知することが可能になる。結果、ユーザは、車両に戻るためにどこに向かって移動すれば良いのかを知ることが可能になる。
また、本発明の一実施形態にかかる情報処理方法は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、ユーザが車両を離れている間、前記ユーザの位置を取得するユーザ位置取得工程と、前記ユーザが前記車両を離れている間、前記車両の位置および移動情報を取得する車両情報取得工程と、前記ユーザの位置と前記車両の位置および移動情報に基づいて、前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定する判定工程と、前記ユーザが前記車両に戻ることができないと判定されたときに、前記ユーザの端末に警告情報を送信する警告情報送信工程と、を有する。このため、本実施形態では、車両から降車したユーザに車両に戻れるのか否かを通知することが可能になる。結果、本実施形態では、渋滞中に車両から降車したユーザが自動運転により制御された車両に戻れるようすることが可能である。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理プログラムは、上記の情報処理方法を、コンピュータに実行させる。このようにすることで、コンピュータを用いて、渋滞中に車両から降車したユーザが自動運転により制御された車両に戻れるようすることが可能である。
また、本発明の一実施形態に係るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記の情報処理プログラムを記憶している。このようにすることで、上記の情報処理プログラムを、機器に組み込む以外にも単体で流通することが可能になり、バージョンアップ等を容易に行うことが可能になる。
<情報処理装置100>
図1は、本発明の一実施例に係る情報処理装置100を示す図である。情報処理装置100は、ユーザ乗車確認部110と、ユーザ位置取得部120と、車両情報取得部130と、判定部140と、警告情報送信部150と、を有する。情報処理装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを有するコンピュータにより構成される。情報処理装置100は、車両内に備え付けられていても良いし、車両外に備え付けられていても良い。
ユーザ乗車確認部110は、ユーザが車両に乗車しているのか否かを確認する。ユーザ乗車確認部110は、例えば、ユーザが携帯する端末から、ユーザが車両から降車したことやユーザが車両に乗車したこと(つまり、ユーザが車両に戻ったこと)を示す情報を受信することで、ユーザが車両に乗車しているのか否かを確認する。
ユーザ位置取得部120は、ユーザが車両から降車している間、ユーザの位置を取得する。ユーザ位置取得部120は、例えば、所定の時間間隔で、ユーザの位置を取得する。ユーザ位置取得部120は、例えば、ユーザが携帯する端末と通信することにより、この端末の位置の情報をユーザの位置として取得する。
本実施例では、ユーザが車両から降車している間も、車両は、自動運転により走行を続ける。そこで、車両情報取得部130は、ユーザが車両から降車している間、車両の位置と移動情報を取得する。車両情報取得部130は、例えば、所定の時間間隔で、車両の位置と移動情報を取得する。
車両情報取得部130は、例えば、車両に装備されたナビゲーションシステムなどの車両の位置に関する情報を有する他の装置から車両の位置の情報を取得する。
車両の移動情報は、例えば、車両の移動履歴である。車両情報取得部130は、例えば、車両に装備されたナビゲーションシステムなどの車両の移動履歴に関する情報を有する他の装置から車両の移動履歴を取得する。
また、車両の移動情報は、車両が走行している道路の渋滞情報であっても良い。このとき、車両情報取得部130は、例えば、VICS(登録商標)(Vehicle Information Communication System)などにより配信されている渋滞情報を取得する。
判定部140は、ユーザ位置取得部120により取得されたユーザの位置と、車両情報取得部130により取得された車両の位置および移動情報と、に基づいて、ユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する。
警告情報送信部150は、判定部140によりユーザが車両に戻ることができないと判定されたときに、ユーザの端末に警告情報を送信する。例えば、警告情報送信部150は、ユーザに、ユーザが車両に戻ることができなくなることを示す警告情報を送信する。このようにすることで、ユーザが戻ることができなくなるときに、ユーザに警告を通知することが可能になり、ユーザに車両にすぐに戻ることを促すことが可能になる。
図2は、本実施例に係る情報処理装置100における処理動作の一例を示す図である。ユーザ乗車確認部110は、ユーザが車両に乗車しているのか否かを確認する(ステップS201)。ユーザが降車したことが確認されたならば(ステップS201、YES)、ユーザ位置取得部120は、ユーザの位置を取得し(ステップS202)、車両情報取得部130は、車両の位置と移動情報を取得する(ステップS203)。判定部140は、ユーザ位置取得部120により取得されたユーザの位置と、車両情報取得部130により取得された車両の位置および移動情報と、に基づいて、ユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する(ステップS204)。
判定部140によりユーザが車両に戻ることができると判定されたならば(ステップS204、YES)、所定時間経過した後(ステップS205、YES)、ユーザ乗車確認部110は、ユーザが車両に戻ってきているのか否かを確認する(ステップS206)。ユーザが車両に戻ってきているならば(ステップS206、YES)、情報処理装置100は、処理を終了する。
ユーザが車両に戻ってきていないならば(ステップS206、NO)、再び、ユーザ位置取得部120は、ユーザの位置を取得し(ステップS202)、車両情報取得部130は、車両の位置と移動情報を取得し(ステップS203)、判定部140は、ユーザ位置取得部120により取得されたユーザの位置と、車両情報取得部130により取得された車両の位置および移動情報と、に基づいて、ユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する(ステップS204)。
判定部140によりユーザが車両に戻ることができないと判定されたならば(ステップS204、NO)、警告情報送信部150は、ユーザの端末に警告を送信し(ステップS207)、情報処理装置100は、処理を終了する。
<目的地までの自動運転>
図3は、本発明の一実施例に係る判定部140を示す図である。例えば、物流倉庫の入口に入るための渋滞に並んでいる間、トラックを自動運転により走行させることで、トラックの運転手(ユーザ)は、トラックを降車し、他の用事を行うことが可能になる。このようなとき、トラックの運転手は、物流倉庫において荷下ろしをするために、トラックが物流倉庫の入口や荷下ろし位置などの目的地に達する前にトラックに戻る必要がある。
そこで、本実施例に係る判定部140は、ユーザ所要時間算出部141と、車両所要時間算出部142と、を有する。そして、所定時間間隔で、ユーザ位置取得部120によりユーザの位置が取得され、車両情報取得部130により車両の位置が取得されるごとに、判定部140は、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する。
ユーザ所要時間算出部141は、ユーザ位置取得部120により取得された位置にいるユーザが目的地に到着するまでの所要時間であるユーザ所要時間を算出する。
例えば、図4に示すように、ユーザUが位置PUにいるとき、ユーザ所要時間算出部141は、ユーザUが位置PUを出てから目的地DEに到着するまでの所要時間であるユーザ所要時間TUを算出する。位置PUと目的地DEの距離をDUDとすると、ユーザ所要時間TUは、例えば、人が歩く(または走る)際の平均速度VUを用いて、TU=DUD/VUにより算出することができる。
車両所要時間算出部142は、車両情報取得部130により取得された位置にある車両が目的地に到着するまでの所要時間である車両所要時間を、車両情報取得部130により取得された車両の移動情報に基づいて算出する。
例えば、図4に示すように、車両AMが位置PAにいるとき、車両所要時間算出部142は、この位置PAから目的地ADに到着するまでの所要時間である車両所要時間TAを算出する。このとき、車両情報取得部130により取得される車両の移動情報が車両の移動履歴であるならば、車両所要時間算出部142は、例えば、この移動履歴に基づき、車両PAから目的地ADに到着するまでの平均速度VAを予測し、この予測された平均速度VAを用いて、車両所要時間TAを算出する。例えば、位置PAと目的地DEの距離をDADとすると、車両所要時間TAは、平均速度VAを用いて、TA=DAD/VAにより算出することができる。また、車両情報取得部130により取得される車両の移動情報が車両の渋滞情報であるならば、車両所要時間算出部142は、この渋滞情報を用いて、車両所要時間TUを算出する。
そして、判定部140は、このユーザ所要時間および車両所要時間に基づいて、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する。ユーザ所要時間が車両所要時間より小さいときは、この時点でユーザが車両に向かって移動を開始すれば、ユーザが目的地に車両よりも先に到着できる。つまり、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻ることができる。一方、ユーザ所要時間が車両所要時間より大きいときは、この時点でユーザが車両に向かって移動を開始したとしても、ユーザが目的地に車両よりも先に到着することはできない。つまり、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻ることができない。
そこで、本実施例に係る判定部140は、ユーザ所要時間が車両所要時間より小さいならば、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻ることができると判定し、ユーザ所要時間が車両所要時間より大きいならば、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻ることができないと判定する。
図5は、本実施例に係る判定部140における処理動作の一例を示す図である。図5に示した判定部140における処理動作は、例えば、図2に示した本実施例に係る情報処理装置100における処理動作のステップS204において判定部140により実行される判定の一例である。
ユーザ所要時間算出部141は、ユーザ位置取得部120により取得された位置にいるユーザが目的地に到着するまでの所要時間であるユーザ所要時間を算出し(ステップS501)。車両所要時間算出部142は、車両情報取得部130により取得された位置にある車両が目的地に到着するまでの所要時間である車両所要時間を、車両情報取得部130により取得された車両の移動情報に基づいて算出する(ステップS502)。
判定部140は、ユーザ所要時間が車両所要時間より小さいのか否かを確認する(ステップS503)。ユーザ所要時間が車両所要時間より小さいならば(ステップS503、YES)、判定部140は、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻ることができると判定し(ステップS504)、ユーザ所要時間が車両所要時間より小さくないならば(ステップS503、NO)、車両が目的地に到着するまでにユーザが車両に戻ることができないと判定する(ステップS505)。
<自動運転中の一時降車>
図6は、本発明の一実施例に係る判定部140を示す図である。渋滞中の車両の速度が、人が歩く(または走る)際の平均速度に比べて遅いことがある。人が歩く(または走る)際の平均速度に比べて渋滞中の車両の速度が遅い限り、車両から降車したユーザは、時間をかけさえすれば、いつかは車両に追いつくことが可能である。しかしながら、ユーザと車両の距離が大きくなり過ぎると、ユーザが車両に戻るまでの所要時間がかなり大きくなってしまう。
そこで、本発明の一実施例に係る判定部140は、予測位置算出部143と、予測距離算出部144と、を有する。そして、所定時間間隔で、ユーザ位置取得部120によりユーザの位置が取得され、車両情報取得部130により車両の位置が取得されるごとに、判定部140は、第1の時間内にユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する。ここで、第1の時間は、ユーザにより事前に設定される値であり、例えば、ユーザが車両に戻るのに要する時間として許容できる時間である。
予測位置算出部143は、車両情報取得部130により取得された車両の位置と移動情報に基づいて、第1の時間後に車両がいると予測される位置である予測位置を算出する。例えば、図7に示すように、車両AMが位置PA1にいるとき、予測位置算出部143は、第1の時間T1後の車両AMがいると予測される位置である予測位置PA2を算出する。このとき、車両情報取得部130により取得される車両の移動情報が車両の移動履歴であるならば、車両所要時間算出部142は、例えば、この移動履歴に基づき、車両PA1から移動する際の平均速度VAを予測し、この予測された平均速度VAを用いて、予測位置PA2を算出する。例えば、予測位置PA2は、PA2=PA1+VA・T1により算出できる。また、車両情報取得部130により取得される車両の移動情報が車両の渋滞情報であるならば、予測位置算出部143は、この渋滞情報を用いて、予測位置PA2を算出する。
予測距離算出部144は、ユーザ位置取得部120により取得されたユーザの位置と予測位置との間の距離である予測距離を算出する。図7に示した例では、予測距離算出部144は、ユーザの位置PUと予測位置PA2との間の距離DUPを予測距離として算出する。
そして、判定部140は、この予測距離に基づいて、第1の時間内にユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する。ユーザが第1の時間で歩く(または走る)ことで到達できる距離を第1の距離とすると、予測距離が第1の距離よりも小さいときは、この時点でユーザが予測位置に向かって移動を開始すれば、車両が第1の時間をかけて予測位置に達する前に、ユーザに予測位置に達することができる。つまり、この場合、ユーザが車両に戻るのに要する時間は、第1の時間より小さい。一方、予測距離が第1の距離より大きいときは、この時点でユーザが予測位置に向かって移動を開始したとしても、ユーザが第1の時間で予測位置に達することができず、ユーザが予測位置に達する前に、車両が予測位置に達してしまう。つまり、この場合、ユーザが車両に戻るのに要する時間は、第1の時間以上になってしまう。ここで、第1の距離D1は、例えば、人が歩く(または走る)際の平均速度VUと第1の時間T1を用いて、D1=VU・T1により算出することができる。
そこで、本実施例に係る判定部140は、第1の時間に基づいた第1の距離よりも予測距離が小さいならば、第1の時間内にユーザが車両に戻ることができると判定し、予測距離が第1の距離より大きいならば、第1の時間内にユーザが車両に戻ることができないと判定する。
本実施例に係る警告情報送信部150は、警告情報に予測位置も含まるようにすると良い。そのようにすることで、第1の時間後に車両がいると予測される位置を車両との合流地点としてユーザに通知することが可能になる。結果、ユーザは、車両に戻るためにどこに向かって移動すれば良いのかを知ることが可能になる。
また、第1の距離は、ユーザが第1の時間で歩く(または走る)ことで到達できる距離より所定の値だけ小さくするようにしても良い。このようにすることで、早く警告情報を送信することが可能になり、ユーザがより確実に第1の時間内に車両に戻ることが可能になる。
図8は、本実施例に係る判定部140における処理動作の一例を示す図である。図8に示した判定部140における処理動作は、例えば、図2に示した本実施例に係る情報処理装置100における処理動作のステップS204において判定部140により実行される判定の一例である。
車両予測位置算出部143は、車両情報取得部130により取得された車両の位置と移動情報に基づいて、第1の時間後に車両がいると予測される位置である予測位置を算出する(ステップS801)。予測距離算出部144は、ユーザ位置取得部120により取得されたユーザの位置と予測位置との間の距離である予測距離を算出する。(ステップS802)。
判定部140は、予測距離が第1の距離よりも小さいのか否かを確認する(ステップS803)。予測距離が第1の距離よりも小さいならば(ステップS803、YES)、判定部140は、第1の時間内にユーザが車両に戻ることができると判定し(ステップS804)、予測距離が第1の距離よりも小さくないならば(ステップS803、NO)、第1の時間内にユーザが車両に戻ることができないと判定する(ステップS805)。
<停車指示部160>
図9は、情報処理装置100の別例を示す図である。ユーザの端末に警告情報送信部150により警告情報を送信したとしても、車両が目的地に到達する前にユーザが目的地に到着しない場合や、車両が予測位置に到達する前にユーザが予測位置に到着しない場合がある。このような場合は、車両が目的地や予測位置の付近に停車するようにすると良い。
そこで、本実施例に係る情報処理装置100は、停車指示部160をさらに有するようにしても良い。停車指示部160は、車両が上記の目的地に達するまでに、または車両が上記の予測位置に達するまでに、ユーザが車両に戻ったのか否かをユーザ乗車確認部110により確認し、ユーザが車両に戻っていないときは、目的地または予測位置の付近に車両が停車することを指示する情報を、車両の自動運転を制御する制御装置に送信する。このようにすることで、車両が目的地に到達する前にユーザが目的地に到着しない場合や、車両が予測位置に到達する前にユーザが予測位置に到着しない場合であっても、車両が、目的地や予測位置を超えて移動することを防ぐことが可能になる。
このとき、停車指示部160は、例えば、目的地や予測位置の付近の路肩に車両を停車することを指示する情報を送信するようにすると良い。
また、停車指示部160は、ユーザの端末からユーザが入力した合流地点の情報を予め受信するようにし、この合流地点の付近に車両を停車することを指示する情報を送信するようにしても良い。
図10は、本実施例に係る情報処理装置100における処理動作の一例を示す図である。ユーザ乗車確認部110は、ユーザが車両に乗車しているのか否かを確認する(ステップS1001)。ユーザが降車したことが確認されたならば(ステップS1001、YES)、ユーザ位置取得部120は、ユーザの位置を取得し(ステップS1002)、車両情報取得部130は、車両の位置と移動情報を取得する(ステップS1003)。判定部140は、ユーザ位置取得部120により取得されたユーザの位置と、車両情報取得部130により取得された車両の位置および移動情報と、に基づいて、ユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する(ステップS1004)。
判定部140によりユーザが車両に戻ることができると判定されたならば(ステップS1004、YES)、所定時間経過した後(ステップS1005、YES)、ユーザ乗車確認部110は、ユーザが車両に戻ってきているのか否かを確認する(ステップS1006)。ユーザが車両に戻ってきているならば(ステップS1006、YES)、情報処理装置100は、処理を終了する。
ユーザが車両に戻ってきていないならば(ステップS1006、NO)、再び、ユーザ位置取得部120は、ユーザの位置を取得し(ステップS1002)、車両情報取得部130は、車両の位置と移動情報を取得し(ステップS1003)、判定部140は、ユーザ位置取得部120により取得されたユーザの位置と、車両情報取得部130により取得された車両の位置および移動情報と、に基づいて、ユーザが車両に戻ることができるのか否かを判定する(ステップS1004)。
判定部140によりユーザが車両に戻ることができないと判定されたならば(ステップS1004、NO)、警告情報送信部150は、ユーザの端末に警告を送信する(ステップS1007)。
停車指示部160は、車両が目的地に達するまでに、または車両が予測位置に達するまでに、ユーザが車両に戻ったのか否かをユーザ乗車確認部110により確認する(ステップS1008)。ユーザが戻っているときは(ステップS1008、YES)、情報処理装置100は、処理を終了する。ユーザが車両に戻っていないときは(ステップS1008、NO)、停車指示部160は、目的地または予測位置の付近に車両が停車することを指示する情報を、車両の自動運転を制御する制御装置に送信し(ステップS1009)、情報処理装置100は、処理を終了する。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
100 情報処理装置
110 ユーザ乗車確認部
120 ユーザ位置取得部
130 車両情報取得部
140 判定部
141 ユーザ所要時間算出部
142 車両所要時間算出部
143 予測位置算出部
144 予測距離算出部
150 警告情報送信部
160 停車指示部

Claims (7)

  1. ユーザが車両から降車している間、前記ユーザの位置を取得するユーザ位置取得部と、
    前記ユーザが前記車両から降車している間、前記車両の位置および移動情報を取得する車両情報取得部と、
    前記ユーザの位置と前記車両の位置および移動情報に基づいて、前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定する判定部と、
    前記ユーザが前記車両に戻ることができないと判定されたときに、前記ユーザの端末に警告情報を送信する警告情報送信部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記判定部は、
    前記ユーザ位置取得部により取得された位置にいる前記ユーザが目的地に到着するまでの所要時間であるユーザ所要時間を算出するユーザ所要時間算出部と、
    前記車両情報取得部により取得された位置にある前記車両が前記目的地に到着するまでの所要時間である車両所要時間を、前記車両情報取得部により取得された前記車両の移動情報に基づいて算出する車両所要時間算出部と、を有し、
    前記判定部は、前記ユーザ所要時間と前記車両所要時間とに基づいて、前記車両が前記目的地に到着するまでに前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部は、
    前記車両情報取得部により取得された前記車両の位置と移動情報に基づいて、第1の時間後に前記車両がいると予測される位置である予測位置を算出する予測位置算出部と、
    前記ユーザ位置取得部により取得された前記ユーザの位置と前記予測位置との間の距離である予測距離を算出する予測距離算出部と、を有し、
    前記判定部は、前記予測距離に基づいて、前記第1の時間内に前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記警告情報は、前記予測位置を含む、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    ユーザが車両を離れている間、前記ユーザの位置を取得するユーザ位置取得工程と、
    前記ユーザが前記車両を離れている間、前記車両の位置および移動情報を取得する車両情報取得工程と、
    前記ユーザの位置と前記車両の位置および移動情報に基づいて、前記ユーザが前記車両に戻ることができるのか否かを判定する判定工程と、
    前記ユーザが前記車両に戻ることができないと判定されたときに、前記ユーザの端末に警告情報を送信する警告情報送信工程と、を有する情報処理方法。
  6. 請求項5に記載の情報処理方法を、コンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  7. 請求項6に記載の情報処理プログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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