JP2021158231A - 光源モジュール及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明としての付加価値を照明に与えることが可能な光源モジュール、及び、その光源モジュールを備える照明装置を提供すること。【解決手段】実施形態によれば、光源モジュールは、導体と、複数の白色系発光体と、カラーキャップと、を具備する。導体は、基板上に形成され、導電性を有する。複数の白色系発光体は、導体を介して供給される電力によって発光する。カラーキャップは、複数の白色系発光体の中の一部である第1の白色系発光体に取り付けられる。第1の白色系発光体の発光は、複数の白色系発光体の中で第1の白色系発光体以外である第2の白色系発光体の発光に対して、独立して制御される。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、光源モジュール及び照明装置に関する。
照明装置の光源としてLED(Light Emitting Diode)が、白熱電球等の代わりに、普及している。LEDを光源(発光体)として用いることにより、省電力化が実現されるため、地球温暖化の原因の1つとなるCOの発生が削減される。LEDを発光体として用いた光源モジュールとしては、LEDを備えるCSP(Chip Scale Package)又はSMD(Surface Mount Device)等を基板上に実装したものがある。前述のような光源モジュールを形成することにより、照明装置の使用者にとって所望の性能を実現している。
特開2014−143307号公報
近年、LEDが光源(発光体)として普及したことにより、光源モジュール及び照明装置として様々な付加価値が使用者等によって追及されている。このため、照明装置に搭載される光源モジュールは、付加価値を有することが求められている。
本発明が解決しようとする課題は、付加価値を照明に与えることが可能な光源モジュール、及び、その光源モジュールを備える照明装置を提供することにある。
実施形態によれば、光源モジュールは、導体と、複数の白色系発光体と、カラーキャップと、を具備する。導体は、基板上に形成され、導電性を有する。複数の白色系発光体は、導体を介して供給される電力によって発光する。カラーキャップは、複数の白色系発光体の中の一部である第1の白色系発光体に取り付けられる。第1の白色系発光体の発光は、複数の白色系発光体の中で第1の白色系発光体以外である第2の白色系発光体の発光に対して、独立して制御される。
本発明によれば、付加価値を照明に与えることが可能な光源モジュール、及び、その光源モジュールを備える照明装置を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る照明装置の一例を示す概略図である。 図2は、図1の照明装置における光源モジュールの一例を示す概略図である。 図3Aは、カラーキャップが取り付けられたCSP型白色系発光体の断面を示す概略図である。 図3Bは、カラーキャップが取り付けられたCSP型白色系発光体を表側から視た状態で示す概略図である。 図4は、図1の照明装置により投影した投影像の一例を示す概略図である。 図5は、第1の実施形態に係る光源モジュールの他の例を示す概略図である。 図6Aは、カラーキャップが取り付けられたSMD型白色系発光体の断面を示す概略図である。 図6Bは、カラーキャップが取り付けられたSMD型白色系発光体を表側から視た状態で示す概略図である。 図7は、第1の実施形態に係る光源モジュールの別の他の例を示す概略図である。
実施形態の光源モジュール(2)は、導体(6)と、複数の白色系発光体(12)と、カラーキャップ(13)と、を具備する。導体(6)は、基板上に形成され、導電性を有する。複数の白色系発光体(12)は、導体(6)を介して供給される電力によって発光する。カラーキャップ(13)は、複数の白色系発光体(12)の中の一部である第1の白色系発光体(12A)に取り付けられる。第1の白色系発光体(12A)の発光は、複数の白色系発光体(12)の中で第1の白色系発光体(12A)以外である第2の白色系発光体(12B)の発光に対して、独立して制御される。これにより、光源モジュール(2)は、付加価値を照明に与えることができる。
実施形態の光源モジュール(2)において、第1の白色系発光体(12A)の少なくとも1つは、複数の白色系発光体(12)のうち最も外側に位置する。これにより、光源モジュール(2)において、配線の配置の自由度が向上する。
実施形態の光源モジュール(2)は、導体(6)と、複数の白色系発光体(12)と、カラーキャップ(13)と、を具備する。導体(6)は、基板上に形成され、導電性を有する。複数の白色系発光体(12)は、導体を介して供給される電力によって発光する。カラーキャップ(13)は、複数の白色系発光体(12)の中の一部である第1の白色系発光体(12A)に取り付けられる。複数の白色系発光体(12)は、すべてが点灯した状態及びすべてが消灯した状態のみに切り替え可能である。これにより、光源モジュール(2)は、付加価値を照明に与えることができる。
実施形態の光源モジュール(2)は、導体(6)と、複数の白色系発光体(12)と、第1のカラーキャップと、第2のカラーキャップと、を具備する。導体(6)は、基板上に形成され、導電性を有する。複数の白色系発光体は、導体を介して供給される電力によって発光する。第1のカラーキャップ(13A)は、複数の白色系発光体(12)の中の一部である第1の白色系発光体(12A)に取り付けられる。第2のカラーキャップ(13B)は、複数の白色系発光体(12)の中で第1の白色系発光体(12A)以外の第2の白色系発光体(12B)に取り付けられる。第2のカラーキャップ(13B)は、通過した光の光色を、第1のカラーキャップ(13A)を通過した光の光色とは異ならせる。複数の白色系発光体(12)は、すべてが点灯した状態及びすべてが消灯した状態のみに切り替え可能である。これにより、光源モジュール(2)は、付加価値を照明に与えることができる。
実施形態の光源モジュール(2)は、導体(6)と、複数の白色系発光体(12)と、第1のカラーキャップ(13A)と、第2のカラーキャップ(13B)と、を具備する。導体(6)は、基板上に形成され、導電性を有する。複数の白色系発光体(12)は、導体を介して供給される電力によって発光する。第1のカラーキャップ(13A)は、複数の白色系発光体(12)の中の一部である第1の白色系発光体(12A)に取り付けられる。第2のカラーキャップは、複数の白色系発光体(12)の中で第1の白色系発光体(12A)以外の第2の白色系発光体(12B)に取り付けられる。第2のカラーキャップ(13B)は、通過した光の光色を、第1のカラーキャップ(13A)を通過した光の光色とは異ならせる。複数の白色系発光体(12)は、すべてが点灯した状態及びすべてが消灯した状態のみに切り替え可能である。これにより、光源モジュール(2)は、付加価値を照明に与えることができる。
実施形態の照明装置(1)は、上述した光源モジュール(2)を具備する。これにより、照明装置(1)は、付加価値を有することができる。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る照明装置の一例を示す概略図である。図1に示すように、照明装置1は、光源モジュール2、複数の電源3A,3B、及び、制御部4を備える。図1の一例では、電源3A,3Bは、2つ設けられる。光源モジュール2は、複数の発光体群5A,5B、及び、導電性を有する導体6を備える。図1の一例では、発光体群5A,5Bは、2つ設けられ、電源3A,3Bの数は、発光体群5A,5Bの数と同一である。また、導体6は、例えば、導電性を有する金属から形成される。
また、光源モジュール2では、導体6によって回路7A,7Bが形成される。回路7A,7Bの数は、発光体群5A,5Bの数と同一であり、図1の一例では、回路7A,7Bは、2つ設けられる。回路7A,7Bは、互いに対して、電気的に絶縁される。回路7A,7Bのそれぞれには、電源3A,3Bの対応する1つから電力が出力される。発光体群5A,5Bのそれぞれは、回路7A,7Bの対応する1つに配置される。発光体群5A,5Bのそれぞれには、電源3A,3Bの対応する1つから回路7A,7Bの対応する1つを介して、電力が供給される。発光体群5A,5Bのそれぞれは、回路7A,7Bの対応する1つ(導体6)を介して供給される電力によって、発光(点灯)する。
制御部(コントローラ)4は、例えば、コンピュータ等である。制御部4は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等を含むプロセッサ又は集積回路、及び、メモリ等の記憶媒体を備える。制御部4は、集積回路等を1つのみ備えてもよく、集積回路等を複数備えてもよい。制御部4は、記憶媒体等に記憶されるプログラム等を実行することにより、処理を行う。
制御部4は、電源3A,3Bのそれぞれからの出力を制御する。電源3A,3Bのそれぞれにおいて出力が制御されることにより、回路7A,7Bの対応する1つを流れる電流が制御され、発光体群5A,5Bの対応する1つの発光等が制御される。電源3A,3Bでは、互いに対して独立して、出力が制御される。このため、複数の発光体群5A,5Bは、互いに対して独立して、発光等の駆動が制御される。すなわち、複数の発光体群5A,5Bは、互いに対して異なる制御系統で駆動が制御される。したがって、発光体群5A,5Bの駆動を制御する制御系統の数は、発光体群5A,5Bの数と同一になる。
なお、ある一例では、電源が1つのみで、代わりに、発光体群5A,5Bと同一の数だけリレー回路(駆動回路)が設けられてもよい。この場合、制御部4は、リレー回路のそれぞれの駆動を制御することにより、回路7A,7Bの対応する1つを流れる電流を制御し、発光体群5A,5Bの対応する1つの駆動を制御する。そして、複数のリレー回路は、互いに対して独立して、制御される。このため、本一例でも、複数の発光体群5A,5Bは、互いに対して独立して、発光等の駆動が制御される。
図2は、第1の実施形態に係る光源モジュールの構成の一例を示す概略図である。図2の一例では、光源モジュール2は、基板9を有する。基板9の一対の主面の一方には、前述の発光体群5A,5Bが設置されるとともに、導体6によって前述の回路7A,7Bが形成される。基板9では、少なくとも回路7A,7Bが形成される主面は、電気的絶縁性を有する。このため、回路7A,7Bは、基板9の一方の主面によって、互いに対して電気的に絶縁される。本実施形態では、基板9は、単層基板である。
また、基板9において発光体群5A,5Bが設置される主面には、プラス側電極(端子)10A,10B、及び、マイナス側電極(端子)11A,11Bが、設置される。図2の一例では、プラス側電極10A,10Bの数及びマイナス側電極11A,11Bの数は、発光体群5A,5Bの数及び回路7A,7Bの数と同一である。回路7A,7Bのそれぞれは、基板9において、プラス側電極10A,10Bの対応する1つとマイナス側電極11A,11Bの対応する1つと間に、延設される。回路7A,7Bのそれぞれでは、電源3A,3Bの対応する1つからの電力によって発光体群5A,5Bの対応する1つが発光(点灯)している状態において、プラス側電極10A,10Bの対応する1つからマイナス側電極11A,11Bの対応する1つへ、電流が流れる。
なお、ある一例では、マイナス側電極が1つのみ設けられ、1つのマイナス側電極が全ての回路7A,7Bで共用されてもよい。この場合も、プラス側電極10A,10Bの数は、回路7A,7Bの数及び発光体群5A,5Bの数と同一となる。そして、回路7A,7Bのそれぞれは、プラス側電極10A,10Bの対応する1つと共用のマイナス側電極との間に、延設される。本一例でも、制御部4によって電源3A,3Bからの出力又はリレー回路の駆動が制御されることにより、複数の発光体群5A,5Bは、互いに対して独立して、発光等の駆動が制御される。
発光体群(第1の発光体群)5A及び発光体群(第2の発光体群)5Bのそれぞれは、複数の白色系発光体12を備える。発光体群5Aは、第1の白色系発光体12Aを備える。発光体群5Bは、第2の白色系発光体12Bを備える。第1の白色系発光体12Aは、複数の白色系発光体12の中の一部である。第2の白色系発光体12Bは、複数の白色系発光体12の中において、第1の白色系発光体12A以外の白色系発光体である。ここで、白色系発光体とは、相関色温度(CCT)において、1800K以上7000K以下の範囲内で発光する発光体である。
回路7A,7Bのそれぞれでは、発光体群5A,5Bに対応する複数の白色系発光体12が、互いに対して電気的に接続される。すなわち、発光体群5Aでは、第1の白色系発光体12Aが、回路7A(導体6)を介して、電気的に接続される。また、発光体群5Bでは、第2の白色系発光体12Bが、回路7B(導体6)を介して、電気的に接続される。本実施形態では、発光体群5A,5B(回路7A,7B)のそれぞれにおいて、複数の白色系発光体12(12A,12B)が電気的に直列に接続される。なお、ある一例では、発光体群5A,5Bのいずれかにおいて、複数の白色系発光体12(12A,12B)が電気的に並列に接続されてもよい。また、別のある一例では、発光体群5A,5Bのいずれかにおいて、複数の白色系発光体12(12A,12B)が電気的に直列に接続される直列接続構造、及び、複数の白色系発光体が電気的に並列に接続される並列接続構造の両方が、形成されてもよい。図2の一例では、発光体群5A,5Bのそれぞれにおいて、複数の白色系発光体12(12A,12B)の直列接続構造が形成される。
ここで、前述のように、発光体群5A,5Bは、互いに対して独立して、制御される。すなわち、第1の白色系発光体12Aの発光は、第2の白色系発光体12Bの発光に対して、独立して制御される。ただし、発光体群5A,5Bのそれぞれでは、複数の白色系発光体12は、互いに対して独立して制御されない。すなわち、発光体群5Aの駆動が制御されることにより、その発光体群5Aを形成する第1の白色系発光体12Aの全ての駆動が制御される。また、発光体群5Bのそれぞれの駆動が制御されることにより、その発光体群5Bを形成する第2の白色系発光体12Bの全ての駆動が制御される。したがって、発光体群5A,5Bのそれぞれでは、その発光体群(5A又は5B)を形成する複数の白色系発光体12の全てが、1つの制御系統で制御される。
図2の光源モジュール2では、発行体群5Aの第1の白色系発光体12Aには、カラーキャップ13(図示しない)が取り付けられる。第1の白色系発光体12Aで発光した光は、カラーキャップ13を通過することにより、光色が変化する。そして、カラーキャップ13は、発光体に取り付けられることで、発光体の見かけの発光色を変化させることができる。カラーキャップ13は、例えば、ゴム材及び樹脂材等から形成され、蛍光体及び/又は顔料等を含む。ある一例では、カラーキャップ13の色は、赤である。この場合、カラーキャップ13が第1の白色系発光体12Aに取り付けられると、第1の白色系発光体12Aの見かけの発光色は、赤となる。すなわち、第1の白色系発光体12Aでの白色の発光は、カラーキャップ13を通過することにより、赤色に変化する。
図2の一例では、白色系発光体12として、CSP型白色系発光体12が用いられることが好ましい。CSP型白色系発光体12は、LEDチップ単体と同程度のサイズで実現された超小型のパッケージである。ここで、CSP型白色系発光体12において、基板9に取り付けられる側を裏側とし、裏側と反対であり、かつ、発光する側を表側とする。
図3Aは、カラーキャップ13が取り付けられたCSP型白色系発光体12の断面を示す概略図である。また、図3Bは、カラーキャップ13が取り付けられたCSP型白色系発光体12を表側から視た状態で示す概略図である。CSP型白色系発光体12は、LEDチップ(LED素子)14と、封入樹脂15と、を備える。LEDチップ14は、P型とN型の半導体を接合した素子である。LEDチップ14は、CSP型白色系発光体12において発光する発光部である。封入樹脂15は、LEDチップ14を外部から保護する。封入樹脂15は、エポキシやシリコーン等の樹脂から形成され、蛍光体が分散されている。
また、カラーキャップ13は、CSP型白色系発光体12の表側から、封入樹脂15に取り付けられる。そして、カラーキャップ13は、封入樹脂15の表面及び側面を少なくとも覆う。そのため、カラーキャップ13がCSP型白色系発光体12に取り付けられた状態において、封入樹脂15(LEDチップ14)は表側から見えない(図3B参照)。この場合、カラーキャップ13の周縁部E1は、封入樹脂15の周縁部E2よりも外周側に位置する。なお、ある一例では、封入樹脂15がLEDチップ14の側面を覆っていない。この場合も、カラーキャップ13は、封入樹脂15の表面及び側面を、少なくとも覆う。そして、カラーキャップ13の周縁部E1は、封入樹脂15の周縁部E2よりも外周側に位置する。
図2に示す一例では、発光体群5A,5Bの白色系発光体12A,12Bは、相関色温度が5000KのCSP型白色系発光体12である。そして、発光体群5AのCSP型白色系発光体12には、赤色のカラーキャップ13が取り付けられる。なお、図2では、第1の白色系発光体12Aは、赤色のカラーキャップ13が取り付けられているため、縦線状のハッチングがされている。また、第2の白色系発光体12Bは、ハッチングがされていない。
図4は、図2の光源モジュール2の投影像の一例を示す概略図である。本実施形態では、前述のように、発光体群5A,5Bの発光等が独立して制御される。また、発光体群5A,5Bのそれぞれは、前述のように構成されている。したがって、光源モジュール2において、発光体群5A,5Bの両方を点灯させる場合、円形状の投影像及び矢印状の投影像をあわせた投影像が得られる(図4の投影α1参照)。本一例では、円形状の投影像の色は白色系であり、矢印状の投影像の色は赤である。光源モジュール2において、発光体群5Aを点灯させ、発光体群5Bを点灯させない場合、円形状の投影像が得られる(図4の投影α2参照)。さらに、光源モジュール2において、発光体群5Aを点灯させず、発光体群5Bを点灯させる場合、矢印状の投影像が得られる(図4の投影α3参照)。なお、発光体群5A,5Bの両方を点灯させない場合、投影像は得られない。
このように、光源モジュール2は、発光体群5A,5B(白色系発光体12A,12B)の両方を点灯させることで、例えば、白色系の背景に赤い矢印状の表示が加えられた投影像として、白色系の背景を伴う赤い矢印の表示が得られる。よって、光源モジュール2は、白色系の背景を伴う赤い矢印の表示を投影する、表示機能付き照明の光源として利用することができる。また、光源モジュール2は、発光体群5A(第1の白色系発光体12A)を点灯させ、発光体群5B(第2の白色系発光体12B)を点灯させないことで、一般照明の光源、例えば、白色系照明の光源として利用することができる。また、光源モジュール2は、発光体群5A(第1の白色系発光体12A)を点灯させず、発光体群5B(第2の白色系発光体12B)を点灯させることで、例えば、赤い矢印の表示が得られる。よって、光源モジュール2は、表示機能付き光源として利用することができる。したがって、光源モジュール2は、一般照明として利用できるだけでなく、表示を投影可能な表示機能付き照明としても利用することができる。
また、本実施形態では、発光体群5A,5B(白色系発光体12A,12B)の発光等が独立して制御されるため、図4の矢印で表されるように、投影α1〜投影α3の間を互いに遷移できる。具体的には、投影α1から投影α2への遷移では、発光体群5A(第1の白色系発光体12A)が消灯される。投影α1から投影α3への遷移では、発光体群5B(第2の白色系発光体12B)が消灯される。投影α2から投影α1への遷移では、発光体群5A(第1の白色系発光体12A)が点灯される。投影α2から投影α3への遷移では、発光体群5A(第1の白色系発光体12A)が点灯され、発光体群5B(第2の白色系発光体12B)が消灯される。投影α3から投影α1への遷移では、発光体群5B(第2の白色系発光体12B)が点灯される。投影α3から投影α2への遷移では、発光体群5A(第1の白色系発光体12A)を消灯させ、発光体群5B(第2の白色系発光体12B)が点灯される。このように、光源モジュール2は、発光体群5A,5B(白色系発光体12A,12B)の点灯及び消灯をそれぞれ選択することで、一般照明の光源及び表示機能付き照明の光源のいずれとしても用いることができる。
光源モジュール2を表示機能付き照明として利用する例としては、誘導灯やスポットライトが挙げられる。本実施形態の光源モジュール2は、光源モジュール2そのものが表示機能を有している。そのため、投影装置のように光源モジュール2の外部に、光源から射出する光に対して表示機能を与えるためのフィルターなどを、別途取り付ける必要がない。よって、本実施形態の光源モジュール2を光源として用いることで、誘導灯やスポットライトなどを小型化することができる。また、本実施形態の光源モジュール2を光源として用いることで、表示機能付き照明として光源を利用したときの発光効率や光束の低下を抑制することが期待できる。
前述のように、本実施形態では、光源モジュールは、導体と、複数の白色系発光体と、カラーキャップと、を具備する。導体は、基板上に形成され、導電性を有する。複数の白色系発光体は、導体を介して供給される電力によって発光する。カラーキャップは、複数の白色系発光体の中の一部である第1の白色系発光体に取り付けられる。第1の白色系発光体の発光は、複数の白色系発光体の中で第1の白色系発光体以外である第2の白色系発光体の発光に対して、独立して制御される。このため、本実施形態の光源モジュール2は、例えば、一般照明の光源及び表示機能付き照明の光源のいずれとしても用いることができる。よって、光源モジュール2は、照明としての付加価値を照明に与えることができる。
(変形例)
図5に示すように、ある変形例では、第1の白色系発光体12Aの少なくとも1つは、複数の白色系発光体12のうち最も外側に位置することが好ましい。前述のように、本変形例においても、基板9は、単層基板である。また、発光体群5Aの回路7A、及び、発光体群5Bの回路7Bは、互いに電気的に絶縁される。そのため、発光体群5Aの第1の白色系発光体12Aの少なくとも1つが、複数の白色系発光体12の中で最も外側に位置することにより、基板9において、配線等によって回路7Aを形成しやすくなるとともに、発光体群5Aを電極10A,11Aに電気的に接続する配線を配置しやすくなる。これにより、光源モジュール2において、配線の配置の自由度が向上する。本変形例では、発光体群5A(第1の白色系発光体12A)の配置が前述の実施形態と異なる。そして、その他の構成は、前述の実施形態と同様である。そのため、本変形例においても、前述の実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
基板9を多層基板とした場合は、図5に示した配置でなくても良いが、多層基板は高価であり、かつ放熱性が悪いという特徴がある。基板9を単層基板で図5に示した形態とすることで、安価に、放熱特性を劣化させることなく光源モジュール2を構成することができる。
なお、基板9として多層基板を用いる場合においても、光源モジュール2は、前述した実施形態と同様の構成とすることができる。この場合、多層基板は単層基板よりも配線の自由度が高いため、より一層、光源モジュール2における配線の配置の自由度を向上することができる。
また、別のある変形例では、複数の白色系発光体12のすべてにカラーキャップ13が設けられてもよい。この場合、第1の白色系発光体12Aに第1のカラーキャップ13Aが設けられ、第2の白色系発光体12Bに第2のカラーキャップ13Bが設けられる。そして、第2のカラーキャップ13Bは、第1のカラーキャップ13Aと異なる。この場合、例えば、第2のカラーキャップ13Bの色が、第1のカラーキャップ13Aの色と異なる。すなわち、第2のカラーキャップ13Bを通過した白色系光の光色は、第1のカラーキャップ13Aを通過した白色系光の光色とは、異なる。このため、第1の白色系発光体12Aから第1のカラーキャップ13Aを通過した光の光色は、第2の白色系発光体12Bから第2のカラーキャップ13Bを通過した光の光色とは異なる。本変形例でも、他の構成は前述の実施形態と同様である。したがって、本変形例においても、前述の実施形態と同様の作用及び効果を奏する。本変形例においても、前述の実施形態と同様に、第1の白色系発光体12Aの少なくとも1つは、複数の白色系発光体12のうち最も外側に位置することが好ましい。
また、別のある変形例では、白色系発光体12として、SMD型白色系発光体12を用いてもよい。SMD型白色系発光体12は、表面実装することが可能な発光体である。表面実装とは、電子部品を基板上に取り付ける方法の一つであり、SMT(Surface mount technology)とも呼ばれる。ここでも、SMD型白色系発光体12において、基板9に取り付けられる側を裏側とし、裏側と反対であり、かつ、発光する側を表側とする。
図6Aは、カラーキャップ13が取り付けられたSMD型白色系発光体12の断面を示す概略図である。また、図6Bは、カラーキャップ13が取り付けられたSMD型白色系発光体12を表側から視た状態で示す概略図である。SMD型白色系発光体12は、LEDチップ14と、封入樹脂15と、リードフレーム16と、を備える。LEDチップ14及び封入樹脂15は、前述したCSP型白色系発光体12と同様である。リードフレーム16は、LEDチップ14に電流を流すための部材(電極)である。封入樹脂15が、リードフレーム16で囲われた領域に注入される。
また、カラーキャップ13は、CSP型白色系発光体12と同様に、SMD型白色系発光体12の表側から、封入樹脂15に取り付けられる。すなわち、カラーキャップ13がSMD型白色系発光体12に取り付けられた状態において、封入樹脂15(LEDチップ14)は表側から見えない(図6B参照)。本実施形態では、SMD型白色系発光体12は、表側から視たときに、リードフレーム16がカラーキャップ13に覆われていない(図6B参照)。すなわち、カラーキャップ13の周縁部E1は、封入樹脂15の周縁部E2よりも外周側に位置し、かつ、リードフレーム16の周縁部E3よりも内周側に位置する。
なお、カラーキャップ13の周縁部E1は、リードフレーム16の周縁部E3と一致又は略一致してもよい。また、カラーキャップ13の周縁部E1は、リードフレーム16の周縁部E3よりも外周側に位置してもよい。この場合、リードフレーム16は、カラーキャップ13により覆われる。
本変形例では、白色系発光体12としてSMD型白色系発光体12を用いており、他の構成は前述の実施形態と同様である。そのため、本変形例においても、前述の実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
図7に示すように、別のある変形例において、光源モジュール2では、複数の白色系発光体12が、導体6によって、1つの回路7Cに配置される。すなわち、第1の白色系発光体12A及び第2の白色系発光体12Bが、導体6によって、1つの回路7Cに配置される。そして、前述の実施形態と同様に、制御部4が電源3Cの出力を制御することにより、回路7Cを流れる電流が制御され、複数の白色系発光体12(12A,12B)の発光等が制御される。このため、本変形例では、複数の白色系発光体12(12A,12B)が、制御部4によって、すべて点灯した状態又は消灯した状態のみに切り替え可能である。よって、本変形例の光源モジュール2は、表示機能付き照明の光源として用いることができる。本変形例においても、光源モジュール2は、照明としての付加価値を照明に与えることができる。
これらの少なくとも一つの実施形態によれば、光源モジュールは、導体と、複数の白色系発光体と、カラーキャップと、を具備する。導体は、基板上に形成され、導電性を有する。複数の白色系発光体は、導体を介して供給される電力によって発光する。カラーキャップは、複数の白色系発光体の中の一部である第1の白色系発光体に取り付けられる。第1の白色系発光体の発光は、複数の白色系発光体の中で第1の白色系発光体以外である第2の白色系発光体の発光に対して、独立して制御される。これにより、光源モジュール2は、照明としての付加価値を照明に与えることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…照明装置、2…光源モジュール、6…導体、7A,7B…回路、12…複数の白色系発光体、12A…第1の白色系発光体、12B…第2の白色系発光体、13…カラーキャップ。

Claims (6)

  1. 基板上に形成され、導電性を有する導体と;
    前記導体を介して供給される電力によって発光する複数の白色系発光体と;
    前記複数の白色系発光体の中の一部である第1の白色系発光体に取り付けられるカラーキャップと;
    を具備し、
    前記第1の白色系発光体の発光は、前記複数の白色系発光体の中で前記第1の白色系発光体以外である第2の白色系発光体の発光に対して、独立して制御される、
    光源モジュール。
  2. 前記第1の白色系発光体の少なくとも1つは、前記複数の白色系発光体において最も外側に位置する、
    請求項1に記載の光源モジュール。
  3. 基板上に形成され、導電性を有する導体と;
    前記導体を介して供給される電力によって発光する複数の白色系発光体と;
    前記複数の白色系発光体の中の一部である第1の白色系発光体に取り付けられるカラーキャップと;
    を具備し、
    前記複数の白色系発光体は、すべてが点灯した状態及びすべてが消灯した状態のみに切り替え可能である、
    光源モジュール。
  4. 基板上に形成され、導電性を有する導体と;
    前記導体を介して供給される電力によって発光する複数の白色系発光体と;
    前記複数の白色系発光体の中の一部である第1の白色系発光体に取り付けられる第1のカラーキャップと;
    前記複数の白色系発光体の中で前記第1の白色系発光体以外である第2の白色系発光体に取り付けられるとともに、通過した光の光色を前記第1のカラーキャップを通過した光の光色とは異ならせる第2のカラーキャップと;
    を具備し、
    前記第1の白色系発光体の発光は、前記第2の白色系発光体の発光に対して、独立して制御される、
    光源モジュール。
  5. 基板上に形成され、導電性を有する導体と;
    前記導体を介して供給される電力によって発光する複数の白色系発光体と;
    前記複数の白色系発光体の中の一部である第1の白色系発光体に取り付けられる第1のカラーキャップと;
    前記複数の白色系発光体の中で前記第1の白色系発光体以外である第2の白色系発光体に取り付けられるとともに、通過した光の光色を前記第1のカラーキャップを通過した光の光色とは異ならせる第2のカラーキャップと;
    を具備し、
    前記複数の白色系発光体は、すべてが点灯した状態及びすべてが消灯した状態のみに切り替え可能である、
    光源モジュール。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光源モジュールを具備する、照明装置。
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