JP2021157552A - 医療物品ベンチマークシステム、医療物品ベンチマーク方法、および医療物品ベンチマークプログラム - Google Patents

医療物品ベンチマークシステム、医療物品ベンチマーク方法、および医療物品ベンチマークプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医療機関が医療物品の取引単価を分析できるようにし、医療機関の満足度を向上させる。【解決手段】医療物品ベンチマークシステム1について、医療物品データ17bは、取引単価として確定前の旧単価と確定済みの新単価の一方または両方を区別可能に記憶する構成であり、医療施設端末30は、前記旧単価と前記新単価のいずれか一方を指定して前記医療物品の検索条件の入力を受け付ける簡易検索部141、検索区分指定部142、および検索条件指定部143と、入力された検索条件に該当する前記医療物品データ17bの少なくとも前記取引単価を抽出するベンチマーク検索部51と、抽出した前記医療物品の前記取引単価を自己の医療施設の取引単価である自取引単価と他の医療施設の取引単価である他取引単価と比較可能に表示するグラフ表示部165とを備える構成とした。【選択図】図6

Description

この発明は、医療物品の取引単価が適切か否か判断できるような医療物品ベンチマークシステム、医療物品ベンチマーク方法、および医療物品ベンチマークプログラムに関する。
従来、医薬品、医療材料、および医療機器などの医療に関係する医療物品について、病院等の医療施設がエンドユーザである患者に提供し請求する請求金額については薬価等の公定単価が定められている。これに対して、医療物品の販売業者と医療施設との間では、取引単価を定める単価交渉が行われている。医療施設においては、公定単価と取引単価との差が医療施設における差益となる。
医療機関における単価分析に関して、医療機関の管理システムが提案されている(特許文献1参照)。この医療機関の管理システムは、各患者の入院総費用による在院日数と診療単価の相関関係を演算する。これにより、診療機能分析ができるとされている。
しかしながら、この医療機関の管理システムは、医療機関が医療物品の取引単価の妥当性を判断して当該医療物品の販売業者との単価交渉に役立てるような分析ができるものではなかった。
特開2007−310519号公報
この発明は、上述の問題に鑑みて、医療機関が医療物品の取引単価を分析できるような医療物品ベンチマークシステム、医療物品ベンチマーク方法、および医療物品ベンチマークプログラムを提供し、医療機関の満足度を向上させることを目的とする。
この発明は、医療施設に関する医療施設データと、医療に関する物品である医療物品に関する医療物品データを記憶する記憶手段を有する管理サーバと、医療施設にて利用される医療施設端末とを備え、前記記憶手段は、前記医療施設毎に前記医療物品の少なくも当該医療施設における取引単価を含む複数の前記医療物品データを記憶する構成であり、前記医療物品データは、前記取引単価として確定前の旧単価と確定済みの新単価の一方または両方を区別可能に記憶する構成であり、前記医療施設端末は、前記旧単価と前記新単価のいずれか一方を指定して前記医療物品の検索条件の入力を受け付ける検索条件入力部と、入力された検索条件に該当する前記医療物品データの少なくとも前記取引単価を抽出する医療物品抽出部と、抽出した前記医療物品の前記取引単価を自己の医療施設の取引単価である自取引単価と他の医療施設の取引単価である他取引単価と比較可能に表示する取引単価表示部とを備えた医療物品ベンチマークシステム、医療物品ベンチマーク方法、および医療物品ベンチマークプログラムであることを特徴とする。
この発明により、医療機関が医療物品の取引単価を分析でき、医療機関の満足度を向上させることができる。
医療物品ベンチマークシステムのシステム構成のブロック図。 医療施設データと医療物品データの構成を示す説明図。 医療物品ベンチマークシステムの機能ブロック図。 メインメニュー画面の画面構成図。 ベンチマーク検索画面の画面構成図。 ベンチマーク検索結果画面と加重化ベンチマーク検索結果画面の説明図。 分類別判定集計画面と他施設判定比較画面の説明図。 薬価原価率比較画面と区分別実績推移画面の説明図。 アラート設定画面とモニタリング機能画面の説明図。 削減効果予測画面と効果金額表示画面の説明図。 判定別金額比率表示画面と償還原価率表示画面と大分類別効果金額表示画面の説明図。 削減効果検証画面と効果金額表示画面の説明図。 判定別金額比率表示画面と償還原価率表示画面の説明図。 削減効果レポート一覧画面と削減なび画面の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面と共に説明する。
図1は、医療物品ベンチマークシステム1の全体構成を示すブロック図である。
医療物品ベンチマークシステム1は、管理サーバ10と、複数の医療施設端末30とがインターネット2に通信可能に接続されて構成されている。
管理サーバ10は、制御部11、入力部12、表示部13、通信部14、および記憶部15を有するサーバコンピュータにより構成されている。
医療施設端末30は、制御部31、入力部32、表示部33、通信部34、および記憶部35を有するパーソナルコンピュータやタブレット端末、スマートフォンなどの通信可能なコンピュータで構成されている。
制御部11,31は、CPUとROMとRAMを備え、各種演算や制御動作を実行する。
入力部12、32は、キーボードとマウス、あるいはタッチパネル等により構成され、文字や数字、座標の入力を受け付ける。
表示部13,33は、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等の適宜の表示装置により構成され、文字や図等の画像を表示する。
通信部14,34は、LANボードまたはWiFi通信ユニット等の有線または無線の通信機器で構成され、インターネット2を介した有線または無線での通信を実行する。
記憶部15,35は、ハードディスクまたは不揮発性メモリ等の記憶手段により構成され、各種データおよび各種プログラムを記憶している。
また、記憶部15は、メインプログラム16と管理データベース17を記憶しており、記憶部35は、ブラウザプログラム36と登録用データ37を記憶している。これらのプログラムは、各制御部11,35によって実行される。
図2は、管理データベース17に記憶されるデータのうち、医療施設データ17aと医療物品データ17bの構成を示す説明図である。
医療施設データ17aは、医療施設ID、医療施設名、病床数、住所、および医療施設属性等のデータを有している。医療施設属性は、大学病院、国公立病院、および公的私立病院等、医療施設の属性を記憶している。
医療物品データ17bは、医療施設毎に分けて登録されている。この医療施設別の医療物品データ17bは、それぞれ、新単価/旧単価区分、他施設単価の有無、自施設商品コード、販売元名、商品名、商品名カナ、規格単位、包装単位、単位、総包装数量、一般名、レセ電コード、レセ電コード2、MRP商品コード(システム付与商品コード)、後発品フラグ、後発品、先発後発内訳、新薬創出加算対象、オーファンドラッグ、基礎的医薬品区分(基礎的医薬品/それ以外)、ベンチマーク判定、業者名、JANコード、HOTコード、診療材料コード、償還金額(本体償還金額)、包装償還金額(本体包装償還単価)、旧包装償還金額(旧本体包装償還単価)、償還金額適用日、薬価基準コード、薬価(本体薬価)、包装薬価(本体包装薬価)、旧薬価(旧本体薬価)、旧包装薬価(旧本体包装薬価)、薬価適用日、包装薬価係数、消費税率、錠型区分、処方区分、劇薬区分、処方箋医薬品区分、生物由来区分、MRP大分類(システム付与大分類)、MRP中分類(システム付与中分類)、MRP小分類(システム付与小分類)、経過措置切れ、薬効コード1、薬効コード2、薬効コード3、薬効コード4、購入単価、変換単価、および最終更新日等のデータを記憶している。
なお、医療物品には、医薬、および医療材料等が含まれるため、「医療物品金額」(医療物品単価)というときは医療材料の価格(単価)である「償還価格」(償還単価)と医薬品の価格(単価)である「薬価」(薬単価)を含み、「医療物品原価率」というときは医療材料の原価率である「償還原価率」と医薬品の原価率である「薬価原価率」を含む。
また、単価の用語は、基本的には医療物品1つの価格のことを指すが、包装単位で販売される場合等は最小販売単位での価格を指す。この点は、医療物品の販売特性に合わせて、適宜の単位で単価を定めると良い。
図3は、管理サーバ10の制御部11が、医療施設端末30のブラウザプログラム36によるアクセスを受け付けてメインプログラム16に従って実行する機能の機能ブロック図である。図4は、メインメニュー画面100の画面構成図である。
メインプログラム16による制御部11の機能部は、ログイン機能部41、メインメニュー部42、データアップロード部43、検索機能部50、レポート機能部60、検証機能部70、およびサポート機能部80を有している。各機能部は、管理サーバ10へアクセスしてきた医療施設端末30のブラウザプログラム36に対して、管理サーバ10の制御部11が各種の画面を医療施設端末30の表示部35に表示させ、入力部32の入力を受け付けて動作する形で機能する。
ログイン機能部41は、ログイン画面を表示してIDとパスワードの入力を受け付け、入力されたIDとパスワードが管理データベース17にて管理するIDおよびパスワードと一致すればログイン成功、一致しなければログイン失敗として機能する。ログイン成功した後は、ログイン時に入力されたIDに該当する医療施設の担当者が操作しているものとして以降の動作を実行する。
メインメニュー部42は、図4に示すメインメニュー画面100を表示する。メインメニュー画面100には、メインメニュー画面100に戻るためのホームボタン101、医療物品のマスタデータを提供するためのマスタ提供ボタン102、医療材料ベンチマークを実行するための医療材料ベンチボタン103、医薬品ベンチマークを実行するための医薬品ベンチボタン104、試薬ベンチマークを実行するための試薬ベンチボタン105、機器備品ベンチマークを実行するための機器備品ベンチボタン106、医事整合を実行するための医事整合ボタン107、月次統計を実行するための月次統計ボタン108、検索機能部50を実行するためのベンチマーク検索メニュー部111、レポート機能部60を実行するためのレポート機能メニュー部116、検証機能部70を実行するための検証機能メニュー部122、およびサポート機能部80を実行するためのサポート機能メニュー部127を備えている。
データアップロード部43は、医療施設の担当者が自己の医療施設における医療物品データを定期的にアップロードするためのアップロード画面を表示し、アップロードされたデータをその医療施設の医療物品データ17bに登録する。
検索機能部50は、ベンチマーク検索部51、新規材料検索部52、同種同効品検索部53、およびABC集計部54を有している。各部の動作は後述する。
レポート機能部60は、分類別判定集計部61、他施設判定比較部62、償還原価率比較部63、区分別実績推移閲覧部64、およびモニタリング機能部65を有している。各部の動作は後述する。
検証機能部70は、削減効果予測部71、削減効果検証部72、削減効果レポート部73、および削減なび部74を有している。各部の動作は後述する。
サポート機能部80は、見積商品登録部81、見積商品判定部82、および機能設定部83を有している。各部の動作は後述する。
図5は、ベンチマーク検索部51が医療施設端末30の表示部33に表示させるベンチマーク検索画面140の画面構成図である。
ベンチマーク検索画面140は、簡易検索部141、検索区分指定部142、検索条件指定部143、判定集計ボタン145、検索ボタン146、およびクリアボタン147を備えている。
簡易検索部141は、文字列の入力を受け付ける文字入力部を有している。ここで入力された文字は、MRP商品コード、JANコード、販売元名、商品名(カナ)規格単位から同じ文字が無いか検索される。
検索区分指定部142は、検索する区分を指定するものであり、集計エリアを全国とするか自己医療施設が存在する該当エリアとするか、単価区分を旧単価とするか新単価とするか、集計病床区分をどの程度の病床数の区分とするか(あるいは指定せず全病床数とするか)、基準単価を消費税込みの薬価金額(医療物品金額)とするか消費税抜きの本体薬価金額(本体医療物品金額)とするか、他施設単価無しの表示をするか否かの指定を受け付ける。なお、旧単価とは、医療物品についての単価改定等の際に新たな単価が確定する前の暫定単価を指し、新単価とは、医療物品についての単価改定等の際に新たな単価が確定した後の確定単価を指す。
検索条件指定部143は、検索用の文字列を入力する入力部または検索用の条件を選択する選択部として、自施設商品コード入力部、自施設商品コード検索条件選択部、販売元名入力部、商品名入力部、商品名カナ入力部、規格単位または包装単位入力部、一般名入力部、レセ電コード入力部、MRP商品コード入力部、先発後発選択部、新薬創出加算選択部、基礎的医薬品選択部、ベンチマーク判定入力部、業者名入力部、JANコード入力部、HOTコード入力部、薬価基準コード入力部、薬価検索条件選択部、錠型区分入力部、処方区分入力部、MRP大分類入力部、MRP中分類入力部、及び経過措置選択部を備えている。なお、この例は医療物品が医薬品の場合の項目を記載しているが、医療物品が医薬材料の場合は、自施設商品コード入力部、自施設商品コード検索条件選択部、販売元名入力部、商品名入力部、商品名カナ入力部、規格/製品番号入力部、JANコード入力部、MRP商品コード入力部、MRP大分類入力部、MRP中分類入力部、MRP小分類入力部、業者選択部、保護区分選択部(全商品、一般商品、償還商品から選択)、診療材料コード入力部、特定保険医療材料名(償還分類)入力部、償還検索条件選択部(償還金額、包装償還単価から選択)、償還金額入力部、定価検索条件選択部(バラ定価とケース定価から選択)、JMDNコード入力部、一般名称(同種同効品)入力部、および販売中止チェック部を備えると良い。
判定集計ボタン145は、押下されると、簡易検索部141および検索区分指定部142にて指定された検索条件、または、検索区分指定部142および検索条件指定部143にて指定された検索条件に該当する医療物品についての判定集計を実行する。
検索ボタン146は、押下されると、簡易検索部141および検索区分指定部142にて指定された検索条件、または、検索区分指定部142および検索条件指定部143にて指定された検索条件に該当する医療物品を検索する。
クリアボタン147は、押下されると、簡易検索部141、検索区分指定部142および検索条件指定部143にて入力された入力内容および選択された選択内容を消去する。
図6は、ベンチマーク検索部51が医療施設端末30の表示部33に表示させる検索結果の画面の説明図であり、図6(A)はベンチマーク検索結果画面150の画面構成図、図6(B)は加重化ベンチマーク検索結果画面160の画面構成図である。
図6(A)に示すベンチマーク検索結果画面150は、集計エリアと単価区分と基準単価を表示する検索区分表示部151、および、検索条件に該当する医療物品を表示する該当医療物品表示部152を有している。該当医療物品表示部152は、一覧表示する医療物品毎に、自施設商品コード、商品コード、後発品、販売元、商品名、規格単位、定価(薬価)、単位、変換購入単価(納入率)、最大単価(納入率)、平均単価(納入率)、最小単価(納入率)、および判定を表示する。また、該当医療物品表示部152は、一覧表示する医療物品毎に、その医療物品の詳細を表示する詳細ボタン、およびそのグラフを表示するグラフボタンを備えている。
図6(B)に示す加重化ベンチマーク検索結果画面160は、集計エリアと単価区分と基準単価と税区分を表示する検索区分表示部161、検索条件に該当する医療物品を表示する該当医療物品表示部162、表示するグラフの条件の指定を受け付けるグラフ表示条件指定部163、グラフ表示する表示区分を表示区分選択部164、医療物品をグラフ表示するグラフ表示部165、および医療物品を一覧表示する一覧表示部166を有している。
該当医療物品表示部162は、上述した該当医療物品表示部152と同様の項目を表示する。
グラフ表示条件指定部163は、グラフ表示する内容の条件の指定を受け付ける項目として、グラフデータの種類、サイズ違い集計、縦軸設定、実績集計期間、単価表示、表示色、平均線、および平均区域の各項目を有している。
グラフデータの種類は、単価分布などを指定することができる。
サイズ違い集計は、通常などを指定することができる。
縦軸設定は、グラフの縦軸として単価に関する指定を行うことができ、この実施例では購入単価、薬価原価率(医療物品原価率)、および本体薬価原価率(本体医療物品原価率)のいずれか1つを選択することができる。
実績集計期間は、集計する期間を指定することができ、この実施例では3ヶ月、6カ月、および12カ月から選択できる。
単価表示は、購入単価の表示有無の選択を受け付ける。
表示色は、グラフ上にプロットする施設マーク(この実施例では丸印)の色を何の区分によって変化させるか指定でき、この実施例では病院区分、病床区分、エリア、同一業者から選択できる。
平均線は、平均単価の線をどのような平均値で表示するか若しくは表示しないかを指定でき、この実施例では平均、加重平均、および表示なしから選択できる。
平均区域は、上記平均線が含まれる平均値の領域を平均区域として表示するか否かを選択できる。
表示区分選択部164は、集計エリアの選択(この実施例では全国か当該エリアか)、集計病床区分の選択、および旧単価と新単価のいずれかの選択を受け付ける。
グラフ表示部165は、グラフ表示条件指定部163の縦軸設定で設定された単価に関する軸と縦軸(一方の軸)とし、横軸(他方の軸)を量に関する軸として、この二次元平面上に該当する医療物品(ベンチマーク検索での検索によりヒットした医療物品)を示す施設マーク(丸印)をプロットする。施設マークは、表示色で選択された区分によって色分けされており、さらに自施設マーク165aは他施設マーク165bと異なる色で表示されている。このため、自施設と他施設の単価差を確認でき、自施設での取引単価が他施設と比べて高いのか低いのか、その差が取引量(購入数)と関係があるか等を分析できる。特に、横軸が取引量となっているため、自施設マーク165aと横軸の位置が同じ他施設マーク165bを比較すれば、同じ取引量で自施設の取引単価が他施設の取引単価と比べてどの程度の水準になるか(高いのか低いのか)を把握できる。
一覧表示部166は、グラフ表示部165に施設マーク(165a,165b)を表示している医療施設を一覧表示する。この一覧表示は、登録順とする、名称のあいうえお順とする、取引単価順とする、取引量順とする等、適宜の順番とすることができる。
このようにして、ベンチマーク検索部51(図3参照)は、医療物品を検索して自施設マーク165aと他施設マーク165bとを比較可能にグラフ表示部165に表示し、自施設の取引単価が他施設の取引単価と比べてどの程度の位置にあるかを把握するベンチマークを行うことができる。
新規材料検索部52は、医療物品における新規材料に関して、上述した医薬品のベンチマークと同等の検索および表示を行うことができる。
同種同効品検索部53は、医療施設の担当者が指定する医療物品と同種同効品を検索して表示し、上述したベンチマークと同等のベンチマークを行うことができる。
ABC集計部54は、検索した医療物品についてのABC集計を行うことができる。
レポート機能部60は、分類別判定集計部61、他施設判定比較部62、償還原価率比較部63、区分別実績推移閲覧部64、およびモニタリング機能部65を有している。
分類別判定集計部61は、図7(A)に示す分類別判定集計画面170を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
分類別判定集計画面170は、判定内容指定部171と、判定結果表示部172を有している。判定内容指定部171は、集計のモードを登録件数基準(100%)、実績金額基準(100%)、および実績金額基準(積上げ)から1つを選択させる基準選択部と、集計対象とする業者(医療物品の販売業者)の指定を受け付ける業者指定部と、大分類の内訳を指定する大分類内訳指定部と、実績を集計する期間を指定(この例では3ヶ月、6カ月、または12カ月)する実績集計期間指定部と、単価区分を旧単価と新単価のいずれにするか指定させる単価区分指定部と、表示順を大分類順とするか金額順とするか指定させる表示順指定部を有している。
判定結果表示部172は、判定内容指定部171にて指定された内容に従って、判定結果を全体および大分類別に表示する。いずれも、単価についての判定基準に沿って、どの判定に該当する医療物品が何パーセントあるかわかるように棒グラフで色分け表示する。判定基準は単価について複数段階設定されており、この例では、S:最小単価、A:平均より小、B:平均、C:平均より大、D:最大単価の5段階で表示する。これにより、他の医療施設よりも単価の高い医療物品が多い大分類を把握する、あるいは他の医療施設よりも単価を安く購入できている医療物品が多い大分類を把握するといったことができる。
他施設判定比較部62は、図7(B)に示す他施設判定比較画面180を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
他施設判定比較画面180は、判定内容指定部181と、判定結果表示部182を有している。
判定内容指定部181は、新単価か旧単価かを指定させる単価区分指定部、大学病院か国立病院か公的私的病院かを指定させる病院区分指定部、実績集計期間を指定させる実績集計期間指定部、判定する範囲をどのエリアに存在する医療機関に絞るか指定させるエリア区分指定部、および比較する大分類を何にするか指定させる大分類指定部を有している。
判定結果表示部182は、判定内容指定部181で指定された内容に沿って判定した結果を表示する。具体的には、自施設を示す自施設表示部、病院区分で指定された区分に属する医療施設についての状態を示す医療施設表示部、エリア区分を特定してそのエリア区分における医療施設の取引単価の状態を示すエリア区分表示部を有している。いずれも、単価についての判定基準は分類別判定集計画面170と同一である。
償還原価率比較部63(医療物品原価率比較部)は、図8(A)に示す薬価原価率比較画面190を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
償還原価率比較画面190は、比較内容指定部191と、比較結果表示部192を有している。
比較内容指定部191は、通期か半期か四半期かを選択させる期間設定部、年度を指定させる年度指定部、比較する大分類を何にするか指定させる大分類指定部、原価率を償還原価率とするか本体償還原価率とするかを切り替える償還原価率切替部と、縦軸の範囲を指定する縦軸範囲指定部と、表示色を病院区分と病床区分とエリアのどれにするか指定させる表示色指定部とを有している。
比較結果表示部192は、比較内容指定部191で指定された内容に沿って判定した結果を表示する。具体的には、自施設を示す自施設表示部、病院区分で指定された区分に属する医療施設についての状態を示す医療施設表示部を有している。いずれも、縦軸を償還原価率、横軸を実績金額とする二次元グラフ内に自施設マークおよび他施設マークをプロットし、容易に比較できるようにしている。
区分別実績推移閲覧部64は、図8(B)に示す区分別実績推移画面200を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
区分別実績推移画面200は、比較内容指定部201と、比較結果表示部202を有している。
比較内容指定部201は、区分を大分類とするか何とするかを選択させる区分指定部と、年月を指定させる年月指定部と、積算するか否かを指定する積算指定部、大分類を選択させる大分類選択部とを有している。大分類選択部は複数選択可能であり、この例では4つまで選択可能としている。
比較結果表示部202は、比較内容指定部201で指定された内容について、年月毎に結果を表示する従って、実績がどのように変化しているかを確認できる。
モニタリング機能部65は、図9(A)のアラート設定画面210と図9(B)のモニタリング機能画面220を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
アラート設定画面210は、アラートを表示する判定のレベルを設定する判定レベル設定部211と、判定レベル設定値211で設定された判定のレベルが全体の何パーセントを超えた場合にアラートを表示するか設定するパーセント設定部212を有している。判定レベル設定部211は、上述した分類別判定集計画面170等で表示される判定基準と同じ段階数で選択可能となっている。
モニタリング機能画面220は、各種のグラフ表示を行うグラフ表示部221と、各グラフ内でアラートのあるグラフを示すアラートマーク222と、アラートの表示/非表示を切り替えるアラート表示有無切替ボタン223を有している。
グラフ表示部221には、分類別判定集計のグラフ、償還原価比率のグラフ、区分別実績推移(大分類)のグラフ、区分別実績推移(業者別)のグラフ、他施設判定比較(1)のグラフ、他施設判定比較(2)のグラフ、および他施設判定比較(3)のグラフを表示する。各グラフについて、アラートの判定レベルを超えているものについては、アラートマーク222を表示する。
検証機能部70は、削減効果予測部71、削減効果検証部72、削減効果レポート部73、および削減なび部74を有している。
削減効果予測部71は、図10(A)の削減効果予測画面230を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
削減効果予測画面230は、実績期間指定部231、現行単価指定部232、目標単価指定部233、目標ポイント指定部234、現状基準目標指定部235、他施設基準目標指定部236、及び計算開始ボタン237を有している。
実績期間指定部231は、削減効果予測に使用する実績データの実績期間の開始時期と終了時期の入力、およびレポート名の入力を受け付ける。
現行単価指定部232は、現行単価として最新単価を用いるか否か、および、単価区分を旧単価と新単価と自動のいずれにするかの選択を受け付ける。なお、自動が選択されると、新単価がある医療物品については新単価を、新単価は無いが旧単価は有る医療物品については旧単価を表示する。
目標単価指定部233は、目標単価の単価区分を旧単価と新単価のいずれにするか、および、詳細設定として「最小値以下の値にしない」、「現行より大きい値にしない」等の設定の有無の指定を受け付ける。
目標ポイント指定部234は、評価基準毎に、固定引き下げ率(%)、および目標ポイント(ベンチマーク基準)の指定を受け付ける。
現状基準目標指定部235は、現状のベンチマーク順位から算出して現在順位から何位ランクアップすることを目標とするかの指定を受け付ける。
他施設基準目標指定部236は、施設毎のベンチマーク順位から算出して全体順位の何位になることを目標とするかの指定を受け付ける。
計算開始ボタン237は、選択されると上述した各指定内容にて計算を開始し、計算結果を図10(B)に示す効果金額表示画面240、図11(A)に示す判定別金額比率表示画面250、図11(B)に示す償還原価率表示画面260、および図11(C)に示す大分類別効果金額表示画面270を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
効果金額表示画面240は、判定基準(判定レベル)の段階毎に現行金額と目標金額、および効果金額を一覧表形式で表示する。
判定別金額比率表示画面250は、全体に対する判定基準(判定レベル)の各段階の割合を現行金額と目標金額のそれぞれで円グラフに表示する。
償還原価率表示画面260は、横軸に規模、縦軸に償還原価率(医療物品原価率)を示す二次元グラフ上に他施設マークと自施設マークをプロットしたグラフを表示する。プロットは、自施設マークと他施設マークが異なる色で、かつ、他施設マークについて医療施設属性毎に異なる色で表示する。
大分類別効果金額表示画面270は、大分類毎に効果金額を棒グラフにして表示する。
削減効果検証部72は、図12(A)に示す削減効果検証画面280を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
削減効果検証画面280は、実績期間指定部281、過去単価指定部282、現行単価指定部283、集計方法説明部284、及び計算開始ボタン285を有している。
実績期間指定部281は、削減効果検証に使用する実績データの実績期間の開始時期と終了時期の入力、およびレポート名の入力を受け付ける。
過去単価指定部282は、過去単価として最新単価を用いるか否か、および、単価区分を旧単価と新単価と自動のいずれにするかの選択を受け付ける。なお、自動が選択されると、新単価がある医療物品については新単価を、新単価は無いが旧単価は有る医療物品については旧単価を表示する。
現行単価指定部283は、現行単価として最新単価を用いるか否か、および、単価区分を旧単価と新単価と自動のいずれにするかの選択を受け付ける。なお、自動が選択されると、新単価がある医療物品については新単価を、新単価は無いが旧単価は有る医療物品については旧単価を表示する。
集計方法説明部284は、過去単価の円グラフと現行単価の円グラフにより、金額差の集計、判定の変化の比較、および償還原価率の比較ができるという説明を表示する。
計算開始ボタン285は、選択されると上述した各指定内容にて計算を開始し、計算結果を図12(B)に示す効果金額表示画面290、図13(A)に示す判定別金額比率表示画面310、および図13(B)に示す償還原価率表示画面320を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
効果金額表示画面290は、判定基準(判定レベル)の段階毎に過去金額と現行金額、および効果金額を一覧表形式で表示する。
判定別金額比率表示画面310は、全体に対する判定基準(判定レベル)の各段階の割合を過去金額と現行金額のそれぞれで円グラフに表示する。
償還原価率表示画面320は、横軸に規模、縦軸に償還原価率を示す二次元グラフ上に他施設マークと自施設マークをプロットしたグラフを表示する。プロットは、自施設マークと他施設マークが異なる色で、かつ、他施設マークについて医療施設属性毎に異なる色で表示する。
削減効果レポート部73は、図14(A)に示す削減効果レポート一覧画面330を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
削減効果レポート一覧画面330は、日付、機能、レポート名、状態、結果表示の各項目についてレポートを一覧表示する。また、レポート名の変更や保存、削除を行うためのボタンもレポート毎に備えられている。
削減なび部74は、図14(B)に示す削減なび画面340を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種入力を受け付ける。
削減なび画面340は、表示内容指定部341と、検索結果一覧表示部342を備えている。
表示内容指定部341は、新単価と旧単価のどちらにするかを指定する単価区分指定部と、集計単位を大分類別と中分類別と販売元別と業者別のそれぞれについて集計するかを選択する集計単位選択部と、項目の並びを大分類と中分類と販売元と業者のどの準にするかを選択する項目並び選択部とを有している。
検索結果一覧表示部342は、表示内容指定部341にて指定された内容で検索した結果を、項目並び選択部にて選択された順番に表示する。表示内容は、医療物品毎に、大分類、中分類、販売元、業者、購入金額、平均金額、差異金額、および差異率が含まれている。
サポート機能部80は、見積商品登録部81、見積商品判定部82、および機能設定部83を有している。
見積商品登録部81は、図示省略する見積商品登録画面を医療施設端末30の表示部35に表示させ、見積商品の登録を受け付ける。
見積商品判定部82は、図示省略する見積商品判定画面を医療施設端末30の表示部35に表示させ、見積商品の判定表示を受け付ける。
機能設定部83は、図示省略する機能設定画面を医療施設端末30の表示部35に表示させ、各種の機能設定の登録を受け付ける。
以上の構成および動作により、医療機関が医療物品の取引単価を分析することができ、医療機関の満足度を向上させることができる。
詳述すると、自施設で利用している又は利用しようとしている医療物品の単価を、他施設の医療物品の単価と比較し、他施設より高く購入しているのか低く購入しているのか、平均的な単価なのかといったことを分析できる。
また、この分析は、新単価と旧単価でそれぞれ実施できるため、新単価が高かったので次回の単価交渉時に値下げ要求をする、旧単価が高いので実際の単価交渉の際に値下げ交渉をするといったことができる。
また、グラフ表示部165に自施設マーク165aと他施設マーク165bを区別可能に表示するため、自施設の取引単価が他施設と比較して高いか低いか、平均かを容易に把握することができる。
また、新単価と旧単価のいずれで表示するかを選択することができるため、条件をそろえて適切に分析できる。すなわち、新単価と旧単価が混ざっていると、単価改定に対応した単価と対応してない単価が混ざった状態で分析することになり得るが、そのようなことが生じずに確実な分析を行える。
また、グラフ表示部165の他施設マーク165bは、施設属性毎に表示が異なるため、自施設と同じ施設属性の他施設と比較して自施設の取引単価が高いのか低いのかといったことを分析できる。したがって、自施設の取引単価が他施設全体と比べて高いような場合でも、自施設と同じ施設属性の他施設は自施設の取引単価と近いといった場合も的確に把握できる。また、施設属性毎の傾向を把握することもできる。
また、基準単価を消費税抜きの本体薬価金額(本体医療物品金額)とすることができるため、医療物品の本来の単価で比較分析することができ、的確に状況把握を行うことができる。
この発明における医療物品抽出部は、実施形態のベンチマーク検索部51に対応し、以下同様に、
検索条件入力部は、簡易検索部141、検索区分指定部142、および検索条件指定部143に対応し、
基準指定部は、検索区分指定部142における基準単価指定部に対応し、
取引単価表示部は、グラフ表示部165に対応し、
取引量軸は、グラフ表示部165の横軸に対応し、
取引単価軸は、グラフ表示部165の縦軸に対応し、
自医療施設マークは、自施設マーク165aに対応し、
他医療施設マークは、他施設マーク165bに対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、サーバとして管理サーバ10を1台設ける構成としたが、管理サーバを2台または複数台とするなど、適宜の構成としてもよい。また、管理サーバ10は、入力部12および表示部13を備えない構成としてもよい。
この場合も上述した実施形態と同一の作用効果を奏することができる。
この発明は、医薬物品の取引単価が適切か把握し値段交渉するに際して利用することができる。
1…医療物品ベンチマークシステム
10…管理サーバ
15…記憶部
17a…医療施設データ
17b…医療物品データ
30…医療施設端末
51…ベンチマーク検索部
141…簡易検索部
142…検索区分指定部
143…検索条件指定部
165…グラフ表示部
165a…自施設マーク
165b…他施設マーク
この発明は、医療施設に関する医療施設データと、医療に関する物品である医療物品に関する医療物品データを記憶する記憶手段を有する管理サーバと、医療施設にて利用される医療施設端末とを備え、前記記憶手段は、前記医療施設毎に前記医療物品の少なくも当該医療施設における取引単価を含む複数の前記医療物品データを記憶する構成であり、前記医療物品データは、前記取引単価として確定前の旧単価と確定済みの新単価の一方または両方を区別可能に記憶する構成であり、前記医療施設端末は、前記旧単価と前記新単価のいずれか一方を指定して前記医療物品の検索条件の入力を受け付ける検索条件入力部と、前記検索条件入力部において前記旧単価が指定された場合は、旧単価が登録されている前記医療物品データのみを抽出し、前記検索条件入力部において前記新単価が指定された場合は、新単価が登録されている前記医療物品データのみを抽出する医療物品抽出部と、抽出した前記医療物品の前記取引単価を自己の医療施設の取引単価である自取引単価と他の医療施設の取引単価である他取引単価と比較可能に表示するために、前記医療施設毎の前記医療物品の取引量を示す取引量軸と、前記医療施設毎の前記医療物品の取引単価を示す取引単価軸とを有するグラフ表示部に、前記医療物品抽出部で抽出した前記旧単価と前記新単価のいずれか一方のみを示す、前記自取引単価に応じた自己の医療施設を示す自医療施設マークと、前記他取引単価に応じた他の医療施設を示す他医療施設マークを区別可能に表示する取引単価表示部とを備えた医療物品ベンチマークシステム、医療物品ベンチマーク方法、および医療物品ベンチマークプログラムであることを特徴とする。

Claims (7)

  1. 医療施設に関する医療施設データと、医療に関する物品である医療物品に関する医療物品データを記憶する記憶手段を有する管理サーバと、
    医療施設にて利用される医療施設端末とを備え、
    前記記憶手段は、
    前記医療施設毎に前記医療物品の少なくも当該医療施設における取引単価を含む複数の前記医療物品データを記憶する構成であり、
    前記医療物品データは、前記取引単価として確定前の旧単価と確定済みの新単価の一方または両方を区別可能に記憶する構成であり、
    前記医療施設端末は、
    前記旧単価と前記新単価のいずれか一方を指定して前記医療物品の検索条件の入力を受け付ける検索条件入力部と、
    入力された検索条件に該当する前記医療物品データの少なくとも前記取引単価を抽出する医療物品抽出部と、
    抽出した前記医療物品の前記取引単価を自己の医療施設の取引単価である自取引単価と他の医療施設の取引単価である他取引単価と比較可能に表示する取引単価表示部とを備えた
    医療物品ベンチマークシステム。
  2. 前記取引単価表示部は、
    前記医療施設毎の前記医療物品の取引量を示す取引量軸と、前記医療施設毎の前記医療物品の取引単価を示す取引単価軸とを有するグラフ表示部に、
    自己の医療施設を示す自医療施設マークと、他の医療施設を示す他医療施設マークを区別可能に表示する構成である
    請求項1記載の医療物品ベンチマークシステム。
  3. 前記医療物品抽出部は、
    前記検索条件入力部において前記旧単価が指定された場合は、旧単価が登録されている前記医療物品データのみを抽出し、
    前記検索条件入力部において前記新単価が指定された場合は、新単価が登録されている前記医療物品データのみを抽出する構成であり、
    前記取引単価表示部は、
    前記医療物品抽出部で抽出した前記旧単価と前記新単価のいずれか一方のみを示す前記自医療施設マークと前記他医療施設マークを前記グラフ表示部に表示する構成である
    請求項2記載の医療物品ベンチマークシステム。
  4. 前記医療施設データは、医療施設の属性を示す施設属性を記憶する構成であり、
    前記取引単価表示部は、
    前記他医療施設マークを、前記施設属性毎に異なる色または/および異なる形状にて表示する構成である
    請求項2または3記載の医療物品ベンチマークシステム。
  5. 前記検索条件入力部は、
    前記取引単価の基準として薬価金額と本体薬価金額のいずれかを指定する基準指定部を有し、
    前記取引単価表示部は、
    前記グラフ表示部において、前記自医療施設マークと前記他医療施設マークの前記取引単価軸上の表示位置を前記検索条件入力部で指定された基準での位置とする構成である
    請求項2、3、または4記載の医療物品ベンチマークシステム。
  6. 医療施設に関する医療施設データと、医療に関する物品である医療物品に関する医療物品データを記憶する記憶手段を有する管理サーバと、
    医療施設にて利用される医療施設端末とを備えた医療物品ベンチマークシステムにより、
    前記記憶手段が、
    前記医療施設毎に前記医療物品の少なくも当該医療施設における取引単価を含む複数の前記医療物品データを記憶し、
    前記医療物品データは、前記取引単価として確定前の旧単価と確定済みの新単価の一方または両方を区別可能に記憶し、
    前記医療施設端末は、
    前記旧単価と前記新単価のいずれか一方を指定して前記医療物品の検索条件の入力を検索条件入力部により受け付け、
    入力された検索条件に該当する前記医療物品データの少なくとも前記取引単価を医療物品抽出部により抽出し、
    抽出した前記医療物品の前記取引単価を自己の医療施設の取引単価である自取引単価と他の医療施設の取引単価である他取引単価と比較可能に取引単価表示部に表示する
    医療物品ベンチマーク方法。
  7. コンピュータを、
    医療施設に関する医療施設データと、医療に関する物品である医療物品に関する医療物品データを記憶する記憶手段を有する管理サーバと、
    医療施設にて利用される医療施設端末として機能させ、
    前記記憶手段は、
    前記医療施設毎に前記医療物品の少なくも当該医療施設における取引単価を含む複数の前記医療物品データを記憶する構成であり、
    前記医療物品データは、前記取引単価として確定前の旧単価と確定済みの新単価の一方または両方を区別可能に記憶する構成であり、
    前記医療施設端末は、
    前記旧単価と前記新単価のいずれか一方を指定して前記医療物品の検索条件の入力を受け付ける検索条件入力部と、
    入力された検索条件に該当する前記医療物品データの少なくとも前記取引単価を抽出する医療物品抽出部と、
    抽出した前記医療物品の前記取引単価を自己の医療施設の取引単価である自取引単価と他の医療施設の取引単価である他取引単価と比較可能に表示する取引単価表示部とを備えた
    医療物品ベンチマークプログラム。
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