JP2021156297A - Solenoid valve and manufacturing method of solenoid valve - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、ガソリン自動車エンジンの燃料蒸散ガス処理システムに用いられる電磁弁に関する。 The present disclosure relates to solenoid valves used in fuel transpiration gas treatment systems for gasoline automobile engines.
車両用エンジンの蒸発燃料吸着装置は燃料タンク内にて発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、電磁弁と配管とにより構成される。電磁弁はキャニスタと吸気管との間に配置され、電磁弁のon/off制御(デューティー駆動)により吸気管とキャニスタ間を流れる蒸発燃料の流量を制御し、所定の量の蒸発燃料を吸気管を介してエンジンに供給する。しかしながら、電磁弁をデューティー駆動させると、バルブのon/offによって配管内の流れに圧力脈動を生じさせ、車室内での異音を発生させる。このため、圧力脈動の伝播を防ぐために、ポート部と一体的に形成され、一端が開放する有底円筒によって形成されて、一方の端面は解放されているが、別部品のカバー円板を固着することにより、気密性を確保した円筒形の容積拡大部を一体的に設けている。(特許文献1) The evaporative fuel adsorption device of a vehicle engine is composed of a canister that adsorbs the evaporative fuel generated in the fuel tank, an electromagnetic valve, and piping. The solenoid valve is arranged between the canister and the intake pipe, and the flow rate of the evaporated fuel flowing between the intake pipe and the canister is controlled by the on / off control (duty drive) of the solenoid valve, and a predetermined amount of the evaporated fuel is supplied to the intake pipe. Supply to the engine via. However, when the solenoid valve is duty-driven, pressure pulsation is generated in the flow in the pipe due to the on / off of the valve, and an abnormal noise is generated in the vehicle interior. Therefore, in order to prevent the propagation of pressure pulsation, it is formed by a bottomed cylinder that is integrally formed with the port part and one end is open, and one end face is open, but the cover disk of another part is fixed. By doing so, a cylindrical volume expansion portion that ensures airtightness is integrally provided. (Patent Document 1)
上記した従来の電磁弁は、圧力脈動の伝播を防ぐために、ポート部と一体的に形成され、一端が開放する有底円筒によって形成されて、一方の端面は解放されているが、別部品のカバー円板を固着することにより、気密性を確保した円筒形の容積拡大部を一体的に設けている。このため、別部品であるカバー円板の部品点数が増加するという問題点があった。また、カバー円板を固着する工程が増加するという問題点もあった。 In order to prevent the propagation of pressure pulsation, the above-mentioned conventional solenoid valve is integrally formed with a port portion and is formed by a bottomed cylinder having one end open, and one end face is open, but a separate component. By fixing the cover disk, a cylindrical volume expansion portion that ensures airtightness is integrally provided. Therefore, there is a problem that the number of parts of the cover disk, which is a separate part, increases. In addition, there is also a problem that the number of steps for fixing the cover disk is increased.
本開示は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、圧力脈動の伝播を低減できるとともに、製造が容易で部品点数を削減できる電磁弁を得ることを目的とするものである。 The present disclosure has been made to solve the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to obtain a solenoid valve that can reduce the propagation of pressure pulsation, is easy to manufacture, and can reduce the number of parts.
本開示に係る電磁弁は、弁体をデューティ駆動により直動するソレノイド部と、弁体の直動方向に弁体で開閉される流体通路を形成したハウジングと、ハウジングの流体通路に形成されて流体通路の上流側に連通する管状の第1ポートと、ハウジングの流体通路に形成されて流体通路の下流側に連通する管状の第2ポートと、第1ポートの一部に、流体通路との連通により生じた流体を溜める流体留め部を設けた有底のチャンバ室とを備え、第1ポートと、第2ポート、およびチャンバ室をハウジングと一体に成型したものである。 The solenoid valve according to the present disclosure is formed in a solenoid portion that linearly moves the valve body by duty drive, a housing that forms a fluid passage that is opened and closed by the valve body in the linear motion direction of the valve body, and a fluid passage of the housing. A tubular first port communicating with the upstream side of the fluid passage, a tubular second port formed in the fluid passage of the housing and communicating with the downstream side of the fluid passage, and a part of the first port having a fluid passage. It is provided with a bottomed chamber chamber provided with a fluid retaining portion for collecting the fluid generated by the communication, and the first port, the second port, and the chamber chamber are integrally molded with the housing.
上記のように構成された電磁弁は、流体通路と第1ポートに連通して流体を溜め有底の、圧力脈動の伝播を低減するチャンバ室がハウジングに一体に成型されている。これにより、カバー円板を不要とすることができるので、圧力脈動の伝播を低減できるとともに、製造が容易で部品点数を削減することができる電磁弁を得ることができる効果を有する。 In the solenoid valve configured as described above, a chamber chamber that communicates with the fluid passage and the first port to store the fluid and has a bottom to reduce the propagation of pressure pulsation is integrally molded in the housing. As a result, since the cover disk can be eliminated, the propagation of pressure pulsation can be reduced, and an electromagnetic valve that can be easily manufactured and the number of parts can be reduced can be obtained.
実施の形態1.
実施の形態1における電磁弁について図1〜4を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係わる電磁弁を用いたガソリン自動車エンジンの蒸散ガス処理システムの構成例を示す図である。図2は、実施の形態1に係わる電磁弁の構成例を示す断面図であり、閉弁状態を示す。図3は、実施の形態1に係わる電磁弁のダストトラップの状態を示す図である。また、図4は、実施の形態1に係わる電磁弁のバルブASSYを成型する金型をセットした状態を示す断面図である。
Embodiment 1.
The solenoid valve according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 4. FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a vaporization gas treatment system for a gasoline automobile engine using a solenoid valve according to the first embodiment. FIG. 2 is a cross-sectional view showing a configuration example of the solenoid valve according to the first embodiment, and shows a valve closed state. FIG. 3 is a diagram showing a state of a dust trap of the solenoid valve according to the first embodiment. Further, FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state in which a mold for molding the valve ASSY of the solenoid valve according to the first embodiment is set.
図1が示すように、ガソリン自動車エンジンの蒸散ガス処理システムは、ガソリンタンク3で蒸発した蒸散ガスを吸着する活性炭を内蔵したキャニスタ4と、キャニスタ4とインマニ配管1とを接続するパージ配管5と、パージ配管5を流れる蒸散ガスの流量を制御するパージソレノイドバルブ(電磁弁)6とを備えている。ガソリンタンク3で蒸発した蒸散ガスを含む空気はキャニスタ4へ流れ、キャニスタ4内の活性炭に蒸散ガスが吸着され、清浄な空気のみが大気へ放出される。キャニスタ4内に蓄積された蒸散ガスは、スロットルバルブ2より下流のインマニ配管1に発生する負圧により吸引されることによって、キャニスタ4、パージ配管5、及び、インマニ配管1を通ってエンジンへ流れ、燃焼される。
As shown in FIG. 1, the vaporization gas treatment system of a gasoline automobile engine includes a canister 4 having a built-in activated charcoal that adsorbs vaporized gas evaporated in a
図2に示すように、電磁弁100は、図1に示すパージソレノイドバルブ(電磁弁)6である。電磁弁100は、デューティ駆動されるソレノイド部10と、パージ配管5(図示せず)に接続されるバルブASSY20とで構成されている。ソレノイド部10とバルブASSY20とは接合されている。電磁弁100は、ボルト(図示せず)などによって車両に取り付けられる。また、電磁弁100に設けられたコネクタ12には、電磁弁100をデューティ駆動する電源が接続される。
As shown in FIG. 2, the
ソレノイド部10は、ヨーク11、コネクタ12、ソレノイドコイル13、コア14、ピン15、プランジャ16、スプリング17、及び、弁体18とで構成される。また、ヨーク11、ソレノイドコイル13、コア14、ピン15、プランジャ16、スプリング17、及び、弁体18は同軸上に配置されている。
The
ヨーク11は、有底の略円筒形状で、金属により形成されている。
The
コネクタ12は、ヨーク11の外周に、樹脂にてインサート成型により形成されている。
The
ソレノイドコイル13は、導線が巻回された略円筒形状で、ヨーク11に収容されている。
The
コア14は、金属で形成された略円柱形状で、ソレノイドコイル13の内側に設けられている。コア14は、ソレノイドコイル13により励磁されて磁気吸引力を発生させる。
The
ピン15は、金属で形成された略円柱形状で、ヨーク11の開口側でコア14から突出される。ピン15は、コア14とともに磁路を形成して、磁気吸引力を発生させる。
The
プランジャ16は、金属で形成された有底の略円筒形状で、コア14から突出したピン15を緩挿している。プランジャ16は、スプリング17の付勢力を受けて突出され、また、コア14とピン15の磁気吸引力によって引き込まれ、デューティ信号のデューティ周波数で直動の往復運動をする。
The
スプリング17は、ピン15に緩挿されて、プランジャ16の内側に配置されている。スプリング17は、コア14とプランジャ16とを付勢している。
The
弁体18は、外周に管状溝を設けた略円柱形状で、ゴムなどの弾性体で形成されている。弁体18は、外周に設けた管状溝を、プランジャ17の底に穿設された孔に嵌装して、プランジャ17に固定されている。なお、弁体18は、プランジャ17の直動の往復運動により弁座27に当接、または、離脱して流体通路22を開閉する。
The
バルブASSY20は、ハウジング21と、ハウジング21に形成されて、流体を流通する流体通路22、第1ポート23、第2ポート24、チャンバ室25、連通路26、及び、弁座27とで構成される。
The valve ASSY 20 is composed of a
ハウジング21は、樹脂成型で形成されている。
The
流体通路22は、略円柱形状の空洞で、ハウジング21に形成されている。流体通路22は、弁体18の直動方向と同軸上に形成されている。流体通路22の一方側には、弁体18が当接する弁座27が設けられており、他方側は、第1ポートに連通されている。
The
第1ポート23は、流体通路22の径方向に突出する管状で、ハウジング21に形成されている。第1ポート23は、流体通路22の上流側である他方側に設けられている。第1ポート23の一方側は、開口されており、パージ配管5に接続される。他方側は、連通路26、及び、チャンバ室25に連通されている。
The
第2ポート24は、流体通路22の径方向に突出する管状で、ハウジング21に形成されている。第2ポート24は、流体通路22の下流側である弁体18の側に設けられている。第2ポート24の一方側は、開口されており、パージ配管5に接続される。他方側は、連通路26に連通されている。
The
チャンバ室25は、第1ポート23の開口の反対方向に設けられて、第1ポート23と同軸上に延長されて突出する管状で、ハウジング21に形成されている。また、チャンバ室25の突出する端部は、ハウジング21の樹脂成型によって一体に閉塞されている。また、チャンバ室25と第1ポート23とは同軸かつ同内径で継がっている。
The
連通路26は、弁座27の周囲に設けられた環状の空洞、及び、弁体18が直動する円柱形状の空間で、ハウジング21に形成されている。連通路26は、第2ポート24と流体通路22とに連通されている。
The
弁座27は、流体通路22に設けられた連通路26の側の円筒形状の端部で、ハウジング21に形成されている。弁座27には、弁体18が当接、または、離脱して、流体通路22を開閉する。
The
次に、このように構成された電磁弁における作用について図2、及び、図3を用いて説明する。
図2が示すように、蒸散ガスは、パージ配管5(図示せず)のキャニス4(図示せず)側に接続された、第1ポート23の開口側より流入される。流入した蒸散ガスは第1ポート23と連通する流体通路22に流通される。そして、デューティ駆動によりデューティ周波数で開閉される弁体18の開弁に伴って、連通路26へ蒸散ガスが流通される。連通路26へ流入した蒸散ガスは、連通路26と連通する第2ポート24へ流通される。第2ポート24に流入した蒸散ガスは、第2ポート24の開口側から、パージ配管5(図示せず)のインマニ配管1(図示せず)側へ流通される。
Next, the operation of the solenoid valve configured as described above will be described with reference to FIGS. 2 and 3.
As shown in FIG. 2, the transpiration gas flows in from the opening side of the
また、蒸散ガスの流量は、弁体18を任意のデューティ周波数によるデューティ駆動で開閉して制御されている。そして、デューティ駆動による圧力脈動の伝播は、第1ポート23と連通するチャンバ室25の大きな容積で流体を留めることにより、圧力を分散させて低減されている。これにより、車室内に伝播する脈動音が低減される。なお、チャンバ室25の容積は、脈動波や脈動音の大きさにより内径や長さがカスタマイズされる。
Further, the flow rate of the transpired gas is controlled by opening and closing the
図3が示すように、例えば、電磁弁100は、車両に対して傾斜αをもって取り付けられる。チャンバ室25は、流体通路22と第1ポート23より、重力方向で下側に配置されている。流体通路22と第1ポート23に滞留するオイルミストなど液状のダスト28は、チャンバ室25の突出する端部側のダストトラップ29へ流される。なお、電磁弁100の流体通路22と第1ポート23のみを傾けて形成してもよい。
As shown in FIG. 3, for example, the
次に、このように構成された電磁弁の製造方法について図4を用いて説明する。
図4が示すように、第1の工程において、コア金型41に、流体通路を成型する第1スライド金型42と、第1ポート23及びチャンバ室25を一体に成型する第2スライド金型43と、第2ポート24を成型する第3スライド金型44とをセットして、キャビ金型(図示せず)をコア金型41に覆い被せるよう型締めした後で、樹脂を注入してハウジング21を成型する。なお、成型は、例えばアルミ等の金属材料で成型してもよい。
Next, a method of manufacturing the solenoid valve configured as described above will be described with reference to FIG.
As shown in FIG. 4, in the first step, the
第2の工程において、樹脂が固化した後、第1スライド金型42をソレノイド部10側へ、第2スライド金型43、及び、第3スライド金型44をそれぞれ開口側へ、各々スライドさせて抜去した後で、キャビ金型(図示せず)を型開きすることによって、ハウジング21を取り出す。これにより、流体通路22、第1ポート23、第2ポート24、チャンバ室25、連通路26、及び、弁座27を形成したハウジング21である、バルブASSY20が成型される。また、チャンバ室25の突出する端部は成型により一体に閉塞されている。なお、第1スライド金型42、第2スライド金型43及び第3スライド金型44の抜去とキャビ金型(図示せず)の型開きの順序は、これに限定されるものではなく、自由な組み合わせが可能である。
In the second step, after the resin is solidified, the
その後、ソレノイド部10にバルブASSY20を接合させることにより、電磁弁100が完成する。
After that, the
以上述べたように、この実施の形態1にて示した電磁弁にあっては、第1ポート23の開口の反対方向に設けられて、第1ポート23と同軸上に延長されて突出する管状のチャンバ室25を、ハウジング21に一体に形成されている。これによって、チャンバ室25の大きな容積で流体を溜めることで圧力脈動の圧力が分散される。その結果、圧力脈動の伝播が低減できる効果を奏する。
なお、圧力脈動の伝播を低減する効果は、チャンバ室25の容積に依存するが、例えば、チャンバ室25の内径がφ18mm、長さが20mmの場合は、容積は5.1ccであり、ガソリン自動車エンジンの実用に供することが判明している。ここで、内径と長さは、ガソリン自動車エンジンの性能や、電磁弁の取り付けレイアウトなどにより決められるものである。
As described above, in the solenoid valve shown in the first embodiment, a tubular valve provided in the direction opposite to the opening of the
The effect of reducing the propagation of pressure pulsation depends on the volume of the
また、第1ポート23とチャンバ室25は、第2スライド金型43によって、ハウジング21と一体に成型される。その後、第2スライド金型43を開口側へスライドさせて抜去している。これによって、チャンバ室25の突出する端部は、ハウジング21と一体に成型で閉塞される。その結果、チャンバ室25を塞ぐ別部品と、その取り付け(例えば、溶着など)を不要とすることができ、部品点数の削減と製造が容易にできる効果も奏する。
Further, the
また、チャンバ室25の突出する端部は、ハウジング21と一体に成型で閉塞される。これによって、チャンバ室25を塞ぐ別部品の取り付け部位が皆無であり、その結果、流体の漏れを回避することができ、シール性を向上することができる効果も奏する。
Further, the protruding end of the
更に、電磁弁100は、例えば、車両に対して傾斜αをもって取り付けられる。これによって、チャンバ室25は、流体通路22と第1ポート23より、重力方向で下側に配置される。その結果、流体通路22と第1ポート23に滞留するオイルミストなど液状のダスト28は、チャンバ室25の突出する端部側のダストトラップ29へ流されるので、ダスト28が流路に堆積して、蒸散ガスの流通を阻害することを防止でき、ガソリン自動車エンジンの性能を安定させることができる効果も奏する。
Further, the
ところで、上記した実施の形態1に示した電磁弁は、ガソリン自動車エンジンの蒸散ガス処理システムに用いられる電磁弁として説明したが、これに限られるものでなく、これとは異なる流体を制御する電磁弁として用いられるものであっても良い。 By the way, the solenoid valve shown in the first embodiment described above has been described as a solenoid valve used in a vaporization gas treatment system of a gasoline automobile engine, but the present invention is not limited to this, and an electromagnetic valve that controls a fluid different from this is not limited thereto. It may be used as a valve.
実施の形態2.
実施の形態2の電磁弁について、図5、及び、図6を用いて説明する。図5は、実施の形態2に係わる電磁弁の構成例を示す断面図であり、閉弁状態を示す。図6は、実施の形態2に係わる電磁弁のバルブASSYを成型する金型をセットした状態を示す断面図である。なお、図5中、及び、図6中、図2、及び、図4と同一符号は同一、または、相当部分を示す。
The solenoid valve of the second embodiment will be described with reference to FIGS. 5 and 6. FIG. 5 is a cross-sectional view showing a configuration example of the solenoid valve according to the second embodiment, showing a valve closed state. FIG. 6 is a cross-sectional view showing a state in which a mold for molding the valve ASSY of the solenoid valve according to the second embodiment is set. The same reference numerals as those in FIGS. 5, 6, 6, 2 and 4, indicate the same or corresponding parts.
図5が示すように、この実施の形態2の電磁弁150は、実施の形態1の電磁弁100が、チャンバ室25を、第1ポート23の開口と反対方向で、第1ポート23と同軸上に延長されて、ハウジング21に形成するように構成されているものに対して、チャンバ室55を、流体通路52のソレノイド部10と反対方向で、流体通路52と同軸上に延長されて、ハウジング51に形成して構成したものである。
As shown in FIG. 5, in the
すなわち、チャンバ室55の構成が、実施形態1に示した電磁弁100のチャンバ室25と異なるだけであり、その他の構成は同じである。
That is, the configuration of the
図6が示すように、この実施の形態2に示した電磁弁150の製造方法は、実施の形態1の電磁弁が、コア金型41に、流体通路を成型する第1スライド金型42と、第1ポート23及びチャンバ室25を一体に成型する第2スライド金型43と、第2ポート24を成型する第3スライド金型44とをセットして成型しているものに対して、コア金型71に、流体通路52及びチャンバ室55を一体に成型する第1スライド金型72と、第1ポート53を成型する第2スライド金型73と、第2ポート54を成型する第3スライド金型74とをセットして成型した後、第1スライド金型72をソレノイド部10側へ、第2スライド金型73、及び、第3スライド金型74をそれぞれ開口側へ、各々スライドさせて抜去した後で、キャビ金型(図示せず)を型開きすることによって、ハウジング51を取り出している。
As shown in FIG. 6, in the method of manufacturing the
すなわち、第1スライド金型72と第2スライド金型73の構成が、実施形態1に示した電磁弁100の製造方法における第1スライド金型42と第2スライド金型43と異なるだけであり、その他の構成は同じである。
That is, the configurations of the
このように構成された実施の形態2に示された電磁弁にあっても、実施の形態1に示された電磁弁と同様の作用をし、流体通路52のソレノイド部10と反対方向に設けられて、流体通路52と同軸上に延長されて突出する管状のチャンバ室55を、ハウジング51に一体に形成されている。これによって、チャンバ室55の大きな容積で流体を溜めることで圧力脈動の圧力が分散される。その結果、圧力脈動の伝播が低減できる効果を奏する。
Even in the solenoid valve shown in the second embodiment configured in this way, the solenoid valve having the same function as the solenoid valve shown in the first embodiment is provided in the direction opposite to the
また、流体通路52とチャンバ室55は、第1スライド金型72によって、ハウジング51と一体に成型される。その後、第1スライド金型72をソレノイド部10側へスライドさせて抜去している。これによって、チャンバ室55の突出する端部は、ハウジング51と一体に成型で閉塞される。その結果、チャンバ室55を塞ぐ別部品と、その取り付け(例えば、溶着など)を不要とすることができ、部品点数の削減と製造が容易にできる効果も奏する。
Further, the
また、また、チャンバ室55の突出する端部は、ハウジング51と一体に成型で閉塞される。これによって、チャンバ室55を塞ぐ別部品の取り付け部位が皆無であり、その結果、流体の漏れを回避することができ、シール性を向上することができる効果も奏する。
Further, the protruding end of the
更に、電磁弁150は、例えば、チャンバ室55が、流体通路52と第1ポート53より、図中の下側である、重力方向で下側に配置される。その結果、流体通路52と第1ポート53に滞留するオイルミストなど液状のダスト28は、チャンバ室55の底へ流れるので、ダスト28が流路に堆積して、蒸散ガスの流通を阻害することを防止でき、ガソリン自動車エンジンの性能を安定させることができる効果も奏する。
Further, in the
なお、上記した実施の形態2でも、実施の形態1と同様に、これとは異なる流体を制御する電磁弁として用いられるものであっても良い。 In addition, also in the above-mentioned second embodiment, like the first embodiment, it may be used as a solenoid valve for controlling a fluid different from this.
1 インマニ配管、 2 スロットルバルブ、 3 ガソリンタンク、 4 キャニスタ、 5 パージ配管、 6、100、150 電磁弁(パージソレノイドバルブ)、 10 ソレノイド部、 11 ヨーク、 12 コネクタ、 13 ソレノイドコイル、 14 コア、 15 ピン、 16 プランジャ、 17 スプリング、 18 弁体、 20、50 バルブASSY、 21、51 ハウジング、 22、52 流体通路、 23、53 第1ポート、 24、54 第2ポート、 25、55 チャンバ室、 26 連通路、 27 弁座、 28 ダスト、 20 ダストトラップ、 41、71 コア金型、 42、72 第1スライド金型、 43、73 第2スライド金型、 44、74 第3スライド金型、 1 Inmani pipe, 2 Throttle valve, 3 Gas tank, 4 Canister, 5 Purge pipe, 6, 100, 150 Solenoid valve (purge solenoid valve), 10 Solenoid part, 11 Yoke, 12 Connector, 13 Solenoid coil, 14 core, 15 Pin, 16 plunger, 17 spring, 18 valve body, 20, 50 valve ASSY, 21, 51 housing, 22, 52 fluid passage, 23, 53 1st port, 24, 54 2nd port, 25, 55 chamber chamber, 26 Communication passage, 27 valve seat, 28 dust, 20 dust trap, 41, 71 core mold, 42, 72 1st slide mold, 43, 73 2nd slide mold, 44, 74 3rd slide mold,
Claims (7)
前記弁体の直動方向に前記弁体で開閉される流体通路を形成したハウジングと、
前記ハウジングの前記流体通路に形成されて前記流体通路の上流側に連通する管状の第1ポートと、
前記ハウジングの前記流体通路に形成されて前記流体通路の下流側に連通する管状の第2ポートと、
前記第1ポートの一部に、前記流体通路との連通により生じた流体を溜める流体溜め部を設けた有底のチャンバ室とを備え、
前記第1ポートと、前記第2ポート、および前記チャンバ室を前記ハウジングと一体に成型したこと
を特徴とする電磁弁。 A solenoid part that moves the valve body directly by duty drive,
A housing having a fluid passage that is opened and closed by the valve body in the linear motion direction of the valve body, and a housing.
A tubular first port formed in the fluid passage of the housing and communicating with the upstream side of the fluid passage,
A tubular second port formed in the fluid passage of the housing and communicating with the downstream side of the fluid passage,
A part of the first port is provided with a bottomed chamber chamber provided with a fluid reservoir for accumulating fluid generated by communication with the fluid passage.
A solenoid valve characterized in that the first port, the second port, and the chamber chamber are integrally molded with the housing.
を特徴とする請求項1に記載の電磁弁。 The solenoid valve according to claim 1, wherein the chamber chamber is formed coaxially in the direction opposite to the opening of the first port.
を特徴とする請求項1に記載の電磁弁。 The solenoid valve according to claim 1, wherein the chamber chamber is formed coaxially with the solenoid portion of the fluid passage in the direction opposite to the solenoid portion.
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電磁弁。 The solenoid valve according to any one of claims 1 to 3, wherein the chamber chamber is formed in a bottomed cylindrical shape.
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電磁弁。 The solenoid valve according to any one of claims 1 to 4, wherein the chamber chamber is arranged below the fluid passage and the first port in the direction of gravity.
コア金型に前記流体通路を成型する第1スライド金型と、前記第1ポート及び前記チャンバ室を一体に成型する第2スライド金型と、前記第2ポートを成型する第3スライド金型とをセットして、前記ハウジングを成型する第1の工程と、
前記第1スライド金型と、前記第2スライド金型と、前記第3スライド金型とをそれぞれスライドさせて抜去する第2の工程と、
を含むこと
を特徴とする電磁弁の製造方法。 A method for manufacturing a solenoid valve according to claim 2, wherein the solenoid valve is manufactured.
A first slide mold for molding the fluid passage in the core mold, a second slide mold for integrally molding the first port and the chamber chamber, and a third slide mold for molding the second port. In the first step of setting the housing and molding the housing,
A second step of sliding and removing the first slide mold, the second slide mold, and the third slide mold, respectively.
A method for manufacturing a solenoid valve, which comprises.
コア金型に前記流体通路及び前記チャンバ室を一体に成型する前記第1スライド金型と、前記第1ポートを成型する前記第2スライド金型と、前記第2ポートを成型する前記第3スライド金型とをセットして、前記ハウジングを成型する第1の工程と、
前記第1スライド金型と、前記第2スライド金型と、前記第3スライド金型とをそれぞれスライドさせて抜去する第2の工程と、
を含むこと
を特徴とする電磁弁の製造方法。 A method for manufacturing a solenoid valve according to claim 3, wherein the solenoid valve is manufactured.
The first slide mold for integrally molding the fluid passage and the chamber chamber in the core mold, the second slide mold for molding the first port, and the third slide for molding the second port. The first step of setting the mold and molding the housing, and
A second step of sliding and removing the first slide mold, the second slide mold, and the third slide mold, respectively.
A method for manufacturing a solenoid valve, which comprises.
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