JP2021154490A - 印刷装置 - Google Patents

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Shuichiro Nakano
秀一朗 中野
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Abstract

【課題】気流発生部を備える印刷装置において、気流によって煙センサーで適切に煙を検出できなくなる虞を低減すること。【解決手段】印刷装置1は、搬送される媒体Mを搬送方向Fに案内する案内面3を有する搬送案内部5と、案内面3上にある媒体Mを加熱する加熱部7と、案内面3に沿って搬送方向Fに気流9を発生させる気流発生部11と、案内面3の搬送方向Fの下流に配置される第1煙検出部13とを備えている。これにより第1煙検出部13によって適切に煙を検出できる。【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットプリンター等の印刷装置に関する。
煙センサーを備え、該煙センサーの検出に基づいてヒーター等の加熱装置を制御する印刷装置がある(特許文献1:特開平7−319322号公報)。印刷装置には、媒体を搬送方向に案内する案内面に沿って気流を発生させる気流発生部を備えるものがある。
特開平7−319322号公報
前記気流発生部を備える印刷装置では、前記媒体から発生した煙は前記気流に流されてしまい、煙センサーで適切に煙を検出できない虞がある。
しかし、特許文献1には、発生した煙が気流に流されてしまい、煙センサーで適切に煙を検出できない虞については記載されていないし、その示唆もない。
上記課題を解決するため、本発明に係る印刷装置は、搬送される媒体を搬送方向に案内する案内面を有する搬送案内部と、前記案内面上にある前記媒体を加熱する加熱部と、前記案内面に沿って搬送方向に気流を発生させる気流発生部と、前記案内面の前記搬送方向の下流に配置される第1煙検出部と、を備える、ことを特徴とする。
実施形態1に係る気流発生部を備える印刷装置の概略の要部縦断面図。 実施形態1に係る印刷装置の要部の模式図。 実施形態2に係る印刷装置の概略の要部縦断面図。 実施形態2に係る印刷装置の要部の模式図。
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明に係る印刷装置の第1の態様は、搬送される媒体を搬送方向に案内する案内面を有する搬送案内部と、前記案内面上にある前記媒体を加熱する加熱部と、前記案内面に沿って搬送方向に気流を発生させる気流発生部と、前記案内面の前記搬送方向の下流に配置される第1煙検出部と、を備える、ことを特徴とする。
前記搬送案内部の案内面に沿って媒体の搬送方向に気流を発生させる気流発生部を備えている印刷装置では、前記媒体から煙が発生した場合、その煙の多くは前記気流に引き込まれて該気流と一緒に搬送方向の下流に運ばれる。
本態様によれば、前記第1煙検出部は前記案内面の前記搬送方向の下流に配置されている。すなわち、気流によって煙が運ばれてくる位置に煙センサーとしての第1煙検出部が配置されていると言える。これにより、媒体から発生した煙を前記第1煙検出部によって適切に検出することができる。
本発明の第2の態様に係る印刷装置は、第1の態様において、前記案内面の前記搬送方向の下流に吸引口が設けられ、前記気流発生部は、前記案内面に沿って搬送方向に流れる気流の一部を前記吸引口から吸引して循環利用し、前記第1煙検出部は、前記吸引口に配置されている、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記気流発生部は気流を循環して利用するよう構成され、前記第1煙検出部は、その循環される気流の吸引口に配置されている。これにより、煙の検出を効果的に行うことができる。
本発明の第3の態様に係る印刷装置は、第1の態様又は第2の態様において、前記案内面より上方に配置される第2煙検出部を備える、ことを特徴とする。
本態様によれば、更に第2煙検出部が前記案内面より上方に配置されている。これにより、前記気流に吸い込まれずに上昇した煙を、その上方に位置する第2煙検出部で検出することができるので、媒体から発生した煙を一層適切に検出することができる。
本発明の第4の態様に係る印刷装置は、第1の態様から第3の態様のいずれか一つの態様において、前記案内面は、搬送方向の下流に向かって下がる傾斜面であり、前記気流発生部は、前記案内面上を搬送方向の上流から下流に向かう気流を発生し、前記第2煙検出部は、前記案内面上の前記上流に配置されている、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記第2煙検出部は、前記案内面上の前記上流に配置されている。即ち前記第2煙検出部は、前記傾斜面の上側に配置されている。煙は傾斜面に沿って上昇移動するのが通常である。これにより、前記第2煙検出部により煙の検出を効果的に行うことができる。
本発明の第5の態様に係る印刷装置は、第1の態様から第4の態様のいずれか一つの態様において、前記気流発生部は、前記搬送方向と交差する幅方向に配置される複数のファンで構成されている、ことを特徴とする。
前記気流発生部が前記搬送方向と交差する幅方向に配置される複数のファンで構成されている印刷装置において、その一つ以上が故障した場合、加熱部による加熱が過剰状態になって媒体から煙が発生する場合がある。本態様によれば、このような構造の印刷装置において適用する効果が大きいと言える。
本発明の第6の態様に係る印刷装置は、第5の態様において、前記第1煙検出部及び第2煙検出部の少なくとも一方は、前記搬送方向と交差する幅方向に配置される複数の煙センサーで構成されている、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記第1煙検出部及び第2煙検出部の少なくとも一方は、前記搬送方向と交差する幅方向に配置される複数の煙センサーで構成されている。これにより、前記幅方向のどの場所で煙が発生しても、複数の前記煙センサーによってその煙を適切に検出することができる。
[実施形態1]
以下に、本発明に係る記録装置の実施形態1について、図1及び図2基づいて詳細に説明する。
以下の説明においては、互いに直交する3つの軸を、各図に示すように、それぞれX軸、Y軸、Z軸とする。Z軸方向は、鉛直方向(重力が作用する方向)に相当する。X軸方向及びY軸方向は、水平方向に相当する。ここでは、Y軸方向は媒体の搬送方向に対応し、X軸方向は前記搬送方向と交差する媒体の幅方向に対応する。
これらの図には、印刷装置1の一例としてのインクジェットプリンターが記載されている。この印刷装置1は、媒体Mに液体の一例であるインクを吐出して各種の情報を記録する。媒体Mとしては、紙(ロール紙、単票紙)、テキスタイル(織物、布等)等、種々の素材のものが挙げられる。
図1及び図2に表したように、本実施形態においては、印刷装置1は、搬送される媒体Mを搬送方向Fに案内する案内面3を有する搬送案内部5と、案内面3上にある媒体Mを加熱する加熱部7と、案内面3に沿って搬送方向Fに気流9を発生させる気流発生部11と、案内面3の搬送方向Fの下流に配置される第1煙検出部13とを備えている。
搬送案内部5の搬送方向Fにおける上流には、印刷を実行するために媒体Mに液体を吐出する液体吐出部(図示を省く)と、前記液体吐出部と対向して位置して、前記液体が吐出される媒体Mを支持する媒体支持部(図示を省く)とを備えている。
以下、印刷装置1の各構成要素についてそれぞれ説明する。
<液体吐出部>
液体吐出部は、インクの液滴を吐出する図示しない複数のノズル列を有する。吐出ヘッド、印刷ヘッド、記録ヘッド等とも称される。
本実施形態では、インクの色の種類は、シアン、マゼンタ、イエローとブラックの4種類である。尚、この4種類に限定されず、いずれかの1種類、2種類、ライトマゼンタ等を含めて5種類以上であってもよい。
液体吐出部は、図示を省く制御部からの制御信号を受けて、媒体Mの搬送方向Fと交差する幅方向(Y軸方向)に往復移動しつつ、媒体Mにインクを吐出して画像情報を記録する。
本実施形態では、往復移動の一方向への移動時にインクを吐出する一方向記録と、往復移動の往方向及び復方向の両移動時にインクを吐出する往復記録の両方を行える。
<媒体支持部>
媒体支持部は、媒体Mを支持可能な平坦な支持面を有する。媒体Mは、図示を省く搬送ローラによって、前記支持面上を搬送方向F(Y軸方向)にスライドして搬送される。前記支持面は、媒体Mを支持して媒体Mと前記液体吐出部の吐出ノズルとの間隔であるペーパーギャップを一定にするために必要な平坦さに形成される。
前記媒体支持部は、前記支持面の反対側になる裏面に、媒体Mの幅方向に沿って図示を省く電熱式の発熱部が設けられている。ここで、前記発熱部は媒体Mの幅方向(X軸方向)に沿って設けられる複数のヒーターで構成されている。前記発熱部は前記媒体支持部を温めることで、その上の媒体も温める役割をする。尚、前記発熱部は複数ではなく1個で構成してもよい。
<搬送案内部>
搬送案内部5は、図1に表したように平坦な案内面3を有する。案内面3は、加熱部7による加熱を受ける位置にあり、搬送部4によって搬送方向Fに搬送される媒体Mを裏面2側から支持する。搬送案内部5は、アルミニウムやSUSなどの熱伝導率が比較的大きい材料で構成される。
本実施形態では、案内面3は水平方向に対して傾斜する傾斜面として構成されている。尚、案内面3は図示の傾斜面に限定されず、水平面であってもよいし、垂直面であってもよい。
搬送案内部5よりも搬送方向Fの上流に、上記したように液体吐出部が設けられている。この液体吐出部から媒体Mにインクが吐出されて所定の情報が記録される。
前記インクが吐出された媒体Mが搬送案内部5の案内面3上に、搬送ローラ等の搬送部4によって搬送されて到達すると、加熱部7によって加熱され、前記インクの乾燥処理が行われる。乾燥処理が行われた媒体Mは、更に下流に送られ、図示しない巻き取りローラーにより巻き取られる。或いはカッターによる切断処理が行われるものもある。
<加熱部>
加熱部7は、上記の通り案内面3上にある媒体Mを加熱する。本実施形態では、加熱部7は、発熱源として赤外線ヒーター6が使われている。
搬送案内部5の案内面3と対向して加熱乾燥ユニット8が設けられている。加熱乾燥ユニット8は、媒体Mに吐出されたインクを乾燥する。赤外線ヒーター6は、加熱乾燥ユニット8の主要構成要素の一つを成すものであり、搬送案内部5の案内面3に対向して配置されている。
図1において、符号10は反射板である。赤外線ヒーター6から出射される電磁波の内の一部が媒体Mと反対方向に向かう。反射板6は、前記一部の電磁波を反射して案内面3上の媒体Mに照射するためのものである。反射板6は、2つの凹面鏡から成り、一方はヒーター6A用の反射板10A、他方はヒーター6B用の反射板10Bである。
本実施形態では、赤外線ヒーター6と媒体Mの表面16に沿う気流9の流れる領域14との間は、網体22によって区画されている。網体22は線材が格子状に編み込まれたものが使われている。
本実施形態では、加熱乾燥ユニット8内に2つの棒状の赤外線ヒーター6,6が設けられている。2つの赤外線ヒーター6,6は、媒体Mの搬送方向Fにおける上流に位置する赤外線ヒーター6Aと、下流に位置する赤外線ヒーター6Bと、で構成されている。
棒状の赤外線ヒーター6A、6Bは、その棒の長手方向がいずれも搬送方向Fと交差する方向に沿うように設けられている。即ち、棒状の赤外線ヒーター6A、6Bは、媒体Mの幅方向に沿うように設けられている。
符号12はヒーター支え部である。ヒーター支え部12は、棒状の赤外線ヒーター6は長いので、その両端部とは別の部位が自重で垂れないように支える。ヒーター支え部12は、棒状の赤外線ヒーター6の長さに応じて1つ又は2つ以上設けられる。
<気流発生部>
気流発生部11は、上記したように、案内面3に沿って搬送方向Fに気流9を発生させる。即ち、気流発生部11は、案内面3上を搬送方向Fの上流から下流に向かう気流9を発生させる。
図1及び図2に表したように、気流発生部11は、媒体Mと赤外線ヒーター6Aと6Bの間の領域14に媒体Mの表面16に沿って気流9を供給する。媒体
Mが何らかの原因で過熱状態となって煙が発生した場合、その煙のほとんどはこの気流9によって案内面3に沿って搬送方向Fの下流に運ばれる。
本実施形態では、複数の気流発生部11、具体的には4つの気流発生部11,11,…が、反射板6に対してヒーター9と反対側の領域18に、気流9の流れ方向(搬送方向Fと同じ)と交差する方向に配置されている。4つの気流発生部11,11,…は、媒体Mの幅方向にほぼ等間隔で配置されている。これにより、媒体Mの幅方向において気流9が一様になるようにしている。ここで、気流発生部11は、ファンが使われている。
図1及び図2に表したように、加熱乾燥ユニット8内の領域18と領域14は、折り返し領域20を介して連通されている。領域18は外気を取り入れ可能に構成されている。即ち、ファンより成る気流発生部11によって外気が吸引され、領域18、折り返し領域20及び媒体Mの表面16に沿う領域14を通って気流9が搬送方向Fに流れるように構成されている。
<第1煙検出部>
第1煙検出部13は、上記したように、案内面3の搬送方向Fの下流に配置される。
ここで、「案内面3の搬送方向Fの下流に配置される」とは、媒体
Mから煙が発生した場合、その煙のほとんどは気流9によって案内面3に沿って搬送方向Fの下流に運ばれるので、その運ばれる煙と接することができる位置に配置されることを意味する。その運ばれる煙との接触のし易さの視点から言えば、第1煙検出部13は、加熱乾燥ユニット8に設けるのがよいと言える。
尚、第1煙検出部13は、搬送案内部8の方に前記煙と接触し得る構造で設けてもよいことは勿論である。
本実施形態では、吸引口15は、加熱乾燥ユニット8であって案内面3の搬送方向Fの下流の位置に設けられている。吸引口15は、前記煙を運ぶ気流9に臨む位置に設けられている。
気流発生部11は、案内面3に沿って搬送方向Fに流れる気流9の一部17を吸引口15から吸引して循環利用するように構成されている。符号24は加熱乾燥ユニット8内を循環して利用される気流を示す。符号26は気流9の一部17以外の部分の流れを示し、これは循環利用されない。
本実施形態では、第1煙検出部13は、吸引口15に配置されている。第1煙検出部13は、煙に反応する煙センサーであれば特にその種類は限定されない。
本実施形態では、図2に表したように、第1煙検出部13は、搬送方向Fと交差する幅方向(X軸方向)に配置される複数の、具体的には4つの煙センサー13,13、…(第1煙検出部13と同じ符号13を用いる)で構成されている。
図2から理解できるように、4つの煙センサー13,13、…は、4つの気流発生部11,11,…に対応する位置にそれぞれ配置されている。
<実施形態1の効果の説明>
(1)本実施形態によれば、搬送案内部5の案内面3に沿って媒体Mの搬送方向Fに気流9を発生させる気流発生部11を備えている印刷装置1では、媒体Mから煙が発生した場合、その煙の多くは気流9に引き込まれて該気流9と一緒に搬送方向Fの下流に運ばれる。
本実施形態では、第1煙検出部13は案内面3の搬送方向Fの下流に配置されている。すなわち、気流9によって煙が運ばれてくる位置に煙センサーとしての第1煙検出部13が配置されていると言える。これにより、媒体Mから発生した煙を第1煙検出部13によって適切に検出することができる。
(2)本実施形態によれば、気流発生部11は気流9の一部17を循環して利用するよう構成され、第1煙検出部13は、その循環される気流の吸引口15に配置されている。これにより、煙の検出を効果的に行うことができる。
(3)気流発生部11が搬送方向Fと交差する幅方向(X軸方向)に配置される複数のファン11,11,…で構成されている印刷装置1において、その一つ以上が故障した場合、加熱部6による加熱が過剰状態になって媒体Mから煙が発生する場合がある。
本実施形態によれば、このような構造の印刷装置1において適用する効果が大きいと言える。
(5)本実施形態によれば、第1煙検出部13は、搬送方向Fと交差する幅方向(X軸方向)に配置される複数の煙センサー13,13、…で構成されている。これにより、前記幅方向のどの場所で煙が発生しても、複数の煙センサー13,13、…によってその煙を適切に検出することができる。
[実施形態2]
次に、本発明に係る印刷装置1の実施形態2について、図3と図4に基づいて説明する。なお、実施形態1と共通する部分については、同一符号を付して、その説明を省略する。また、実施形態1と同様の作用及び効果についても説明を省略する。
本実施形態では、案内面3より上方に配置される第2煙検出部21を備える。第2検出部21は第1検出部13と同様の煙センサーが使われている。ここで、「案内面3より上方に配置される」における「上方に配置」とは、煙は上昇するのが通常であることを踏まえて、上昇する煙の道筋に配置する意味である。
本実施形態では、実施形態1と同様に、案内面3は、搬送方向Fの下流に向かって下がる傾斜面として構成されている。そして、第2煙検出部21は、傾斜面である案内面3上の上流に配置されている。具体的には、加熱乾燥ユニット8の気流9の出口の上に領域14に臨んで設けられている。即ち、媒体Mから発生した煙のうち気流9に引き込まれずに下流に運ばれない煙は、上昇流となって傾斜する領域14を通って斜め上方に移動し、領域14の入り口から外部に出る。第2煙検出部21は、傾斜面である案内面3上の上流に配置、即ち領域14の入り口に配置されている。
また、本実施形態では、図4に表したように、第2煙検出部21は、搬送方向Fと交差する幅方向(X軸方向)に配置される複数の、具体的には4つの煙センサー21,21、…(第2検出部21と同じ符号21を用いる)で構成されている。
図4から理解できるように、4つの煙センサー21,21、…は、4つの気流発生部11,11,…に対応する位置にそれぞれ配置されている。4つの煙センサー21,21、…は、4つの第1煙検出部13,13,…の各位置にも対応している。
<実施形態2の効果の説明>
(1)本実施形態によれば、更に第2煙検出部21が案内面3より上方に配置されている。これにより、前記気流に吸い込まれずに上昇した煙を、その上方に位置する第2煙検出部21で検出することができるので、媒体Mから発生した煙を一層適切に検出することができる。
(2)本実施形態によれば、第2煙検出部21は、案内面3上の前記上流に配置されている。即ち第2煙検出部21は、前記傾斜面の上側に配置されている。煙は傾斜面に沿って上昇移動するのが通常である。これにより、第2煙検出部21により煙の検出を効果的に行うことができる。
(3)本実施形態によれば、気流発生部11,11,…が搬F送方向と交差する幅方向に配置される複数のファンで構成されている印刷装置1において、その一つ以上が故障した場合、加熱部7による加熱が過剰状態になって媒体Mから煙が発生する場合がある。本態様によれば、第2煙検出部21により煙の検出を効果的に行うことができるので、このような構造の印刷装置において適用する効果が大きいと言える。
(4)本実施形態によれば、第2煙検出部21は、搬送方向Fと交差する幅方向(X軸方向)に配置される複数の煙センサー21,21、…で構成されている。これにより、前記幅方向のどの場所で煙が発生しても、複数の煙センサー21,21、…によってその煙を適切に検出することができる。
〔他の実施形態〕
本発明の実施形態に係る印刷装置1は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
上記の実施形態では、第1煙検出部13だけを設けた印刷装置1(実施形態1)と、第1煙検出部13と第2煙検出部21を設けた印刷装置1(実施形態2)を説明したが、第2煙検出部21だけを設けた印刷装置1も有効である。
1…印刷装置、2…裏面、3…案内面、4…搬送部、5…搬送案内部、
6…赤外線ヒーター、7…加熱部、8…加熱乾燥ユニット、9…気流、
10…反射板、11…気流発生部、12…ヒーター支え部、13…第1煙検出部、
14…領域、15…吸引口、16…表面、17…気流の一部、18…領域、
20…折り返し領域、21…第2煙検出部、22…網体、24…循環気流、
26…気流の一部17以外、F…搬送方向、M…媒体、

Claims (6)

  1. 搬送される媒体を搬送方向に案内する案内面を有する搬送案内部と、
    前記案内面上にある前記媒体を加熱する加熱部と、
    前記案内面に沿って搬送方向に気流を発生させる気流発生部と、
    前記案内面の前記搬送方向の下流に配置される第1煙検出部と、を備える、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記案内面の前記搬送方向の下流に吸引口が設けられ、
    前記気流発生部は、前記案内面に沿って搬送方向に流れる気流の一部を前記吸引口から吸引して循環利用し、
    前記第1煙検出部は、前記吸引口に配置されている
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷装置において、
    前記案内面より上方に配置される第2煙検出部を備える、
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置において、
    前記案内面は、搬送方向の下流に向かって下がる傾斜面であり、
    前記気流発生部は、前記案内面上を搬送方向の上流から下流に向かう気流を発生し、
    前記第2煙検出部は、前記案内面上の前記上流に配置されている、
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項3又は4に記載の印刷装置において、
    前記気流発生部は、前記搬送方向と交差する幅方向に配置される複数のファンで構成されている、
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項3から5のいずれか一項に記載の印刷装置において、
    前記第1煙検出部及び第2煙検出部の少なくとも一方は、前記搬送方向と交差する幅方向に配置される複数の煙センサーで構成されている、
    ことを特徴とする印刷装置。
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