JP2021154452A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 所定作業を行う工具を昇降自在に案内する案内部材、当該案内部材に向かって拡開されるガイド部と当該ガイド部に連通し、かつ案内部材に当接してこれを所定作業位置に対応させる位置決め凹部とが直接または間接的に配置される位置設定治具、前記案内部材を二次元方向に移動可能に保持し、かつこれを前記位置設定治具のガイド部に押付ける付勢手段からなることを特徴とする工具位置決め装置。
2. 前記付勢手段は、案内部材が取付けられる案内部材保持具、当該案内部材保持具を位置設定治具のガイド部に向かう方向に押付けるエアシリンダおよび当該方向と交差する方向に案内部材保持具またはエアシリンダを移動可能に保持するスライドテーブルからなることを特徴とする請求項１に記載の工具位置決め装置。
3. 前記位置設定治具は、位置決め凹部の縁部が案内部材保持具の保持個所近くで案内部材に当接するように配置されることを特徴とする請求項１または２に記載の工具位置決め装置。
4. 前記案内部材は、工具を昇降自在に案内する案内パイプであって、前記位置設定治具の位置決め凹部はＵ形状をなすことを特徴とする請求項１～３の何れかに記載の工具位置決め装置。
5. 前記工具は、複数個設けられることを特徴とする請求項１～４の何れかに記載の工具位置決め装置。
6. 前記位置設定治具は、少なくとも２個の腕部を有し、当該腕部の少なくとも対向する２個に当該腕部から離脱可能に取付けられる支持具により支持されることを特徴とする請求項１～５の何れかに記載の工具位置決め装置。
7. 前記位置設定治具は、工具に当たらない位置で放射状に延びる３個以上の腕部を持ち、かつ当該位置設定治具は少なくとも２個の腕部で所定位置に保持され、他の腕部の少なくとも一つでその姿勢が保持されることを特徴とする請求項１～６の何れかに記載の工具位置決め装置。
8. 前記位置設定治具は、その腕部に嵌合部材を有し、当該嵌合部材による位置決めにより位置設定治具の姿勢が保持されることを特徴とする請求項１～７の何れかに記載の工具位置決め装置。
9. 昇降駆動源により昇降自在な昇降台に保持されて所定の作業を行う締付工具、締付工具を昇降自在に案内する案内部材、前記締付工具に向かって拡開されるガイド部と当該ガイド部に連通し、かつ案内部材に当接してこれを所定作業位置に対応させる位置決め凹部とが直接または間接的に配置される位置設定治具、前記案内部材を二次元方向に移動可能に保持し、かつこれを前記位置設定治具のガイド部に押付ける付勢手段からなる工具位置決め装置を備えることを特徴とする自動部品締結機。