JP2021149412A - 管理装置、端末の管理システム、管理装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

管理装置、端末の管理システム、管理装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の管理装置、端末の管理システム、端末の管理方法、プログラム、および記憶媒体は、端末の動作環境に応じてファームウェアのアップデートを実行可能とすることを目的とする。【解決手段】管理サーバ100のCPU101は、複数のプロジェクタ200から動作環境に関する情報を取得し、当該情報に基づいてファームウェアをアップデートする端末を特定し、特定された端末に対して、ファームウェアのアップデートが可能であることを通知することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の端末を管理するための管理装置、端末の管理システム、管理装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体に関する。
ネットワークを介して複数の端末に接続された管理サーバと複数の端末とから構成されるシステムにおいて、複数の端末のファームウェアのアップデートを管理する手法がある。例えば、管理サーバに更新用のファームウェアが公開(アップロード)されたことに応じて、管理サーバが更新ファームウェアが存在することを端末に通知し、端末がファームウェアのアップデート処理を開始する。
また、端末は、使用される環境や用いるデータの種別などによって、動作させるために最適なファームウェアが異なる。同一の種類の端末が同一であったとしても、使用環境などによってファームウェアに起因するエラーが発生することがある。
特許文献1に開示された画像形成装置監視システムは、監視サーバと配信サーバと画像形成装置を含み、画像形成装置にエラーが発生したことに応じて、画像形成装置が配信サーバから対応するファームウェアをダウンロードするように監視サーバが制御する。
特開2009−146119号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、少なくとも1回のエラーの発生が必要であることから、エラーの発生自体を抑制することが困難であった。
そこで、本発明の管理装置、端末の管理システム、端末の管理方法、プログラム、および記憶媒体は、端末の動作環境に応じてファームウェアのアップデートを実行可能とすることを目的とする。
本発明にかかる管理装置の一の形態は、複数の端末から動作環境に関する情報を取得する取得手段と、前記情報に基づいてファームウェアをアップデートする端末を特定する特定手段と、前記特定された端末に対して、ファームウェアのアップデートが可能であることを通知する通知手段と、を有する管理装置。
本発明の管理装置、端末の管理システム、端末の管理方法、プログラム、および記憶媒体は、端末の動作環境に応じてファームウェアのアップデートを実行可能とすることが可能となる。
管理システムの概要を示すシステム構成図である。 管理サーバおよびプロジェクタの構成示す機能ブロック図である。 プロジェクタの動作を示すフローチャートである。 管理サーバの動作を示すフローチャートである。 端末情報および動作環境に関する情報に基づいて生成された情報テーブルを示した模式図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定され、以下に例示する実施形態によって限定されるものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが本発明に必須とは限らない。本明細書および図面に記載の内容は例示であって、本発明を制限するものと見なすべきではない。本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本実施の形態における管理システムは、複数の端末と、複数の端末に対してファームウェアのアップデートに関する情報を通知する管理サーバとを含む。管理サーバは、複数の端末から端末を識別するための情報(端末情報)および端末の動作環境に関する情報を取得する。管理サーバは、端末から取得した情報に対応するファームウェアが存在する場合に、対応する端末にファームウェアのアップデートが可能であることを通知する。
なお、端末は、例えば、表示装置、投影装置、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、およびタブレット端末などである。
端末情報は、端末の型番やグルーピングされたグループを示す情報などを含む。端末の動作環境に関する情報は、端末の稼働時間、端末の温度、端末の設置環境および端末の周囲の温度、湿度、照度などを示す情報を含む。また、端末の動作環境に関する情報は、端末が処理するデータの種別、端末に対して入力されるコマンド、端末が出力するデータの種別、およびそれらの頻度を含む。端末の動作環境に関する情報の一部は、その端末の動作履歴に関する情報であるともいえる。
以下の実施の形態では、端末としてプロジェクタ(投影装置)である場合について説明する。
図1は、本実施の形態にかかる管理システムの概要を示すシステム構成図である。管理システムは、管理サーバ100と複数のプロジェクタ200とを含む。管理サーバ100と複数のプロジェクタ200とは、通信ネットワーク150を介して接続される。複数のプロジェクタ200は、同一の種別のプロジェクタである。以降、複数のプロジェクタ200に共通の機能について説明する場合には、プロジェクタ200と示す。また、個別にプロジェクタを示す場合には、プロジェクタ200a、プロジェクタ200b、プロジェクタ200c、プロジェクタ200d、またはプロジェクタ200eと示す。
管理サーバ100は、通信ネットワーク150を介して通信が可能な複数のプロジェクタ200を管理する管理装置である。管理サーバ100は、例えば、プロジェクタベンダもしくはプロジェクタの販売会社によって運営されるサーバである。管理サーバ100は、複数のプロジェクタ200から、プロジェクタ200の端末情報、および動作環境に関する情報を収集、蓄積、解析する。さらに、管理サーバ100は、アップデート用ファームウェアの登録を受け付け、記憶媒体に蓄積する。管理サーバ100は、通信ネットワーク150を介して通信が可能なプロジェクタ200からの要求に応じて、アップデート用ファームウェアを配信することができる。管理サーバ100は、取得したプロジェクタ200の動作環境に関する情報に基づいて、プロジェクタ200に適用可能なアップデート用のファームウェアが、例えば、記憶媒体にあるか否かを判定する。管理サーバは100は、プロジェクタ200の動作環境に対応するアップデート用のファームウェアがある場合に、当該プロジェクタ200に対してアップデート用のファームウェアが存在することを通知する。
プロジェクタ200の端末情報は、例えば、プロジェクタ200の型番、ファームウェアのバージョン、対応解像度などの情報を含む。プロジェクタ200の動作環境に関する情報については、後述する。
プロジェクタ200は、通信ネットワーク150を介して管理サーバ100と通信可能な端末装置である。プロジェクタ200は、PCなどの映像出力装置300と接続し、映像出力装置300から入力された映像信号に基づいて画像を表示する。プロジェクタ200は、通信ネットワーク150を介して管理サーバ100にプロジェクタ200の動作環境に関する情報を送信する。また、プロジェクタ200は、管理サーバ100からファームウェアのアップデートに関する情報を受信する。プロジェクタ200は、通信ネットワーク150を介して、例えば管理サーバ100にアップデート用のファームウェアを要求し、管理サーバ100からアップデート用のファームウェアを受信してファームウェアのアップデートすることができる。プロジェクタ200の構成、および動作については後述する。
映像出力装置300は、プロジェクタ200に映像信号を出力する出力装置300である。映像出力装置300は例えば、パーソナルコンピュータである。映像出力装置300は、いわゆるUSBメモリやSDカードなどの記憶媒体であってもよい。
図1に示したシステムにおいて、複数のプロジェクタ200がそれぞれ異なる場所、イントラネット上に設置されている。
プロジェクタ200a、200b、200cは、イントラネット110上で稼働している。プロジェクタ200a、200b、200cは、イントラネット110と通信ネットワーク150とを介して、管理サーバ100と通信を行う。
プロジェクタ200aは、DisplayPort規格に準拠したインターフェースを介して、映像出力装置300aと接続する。プロジェクタ200aは、入力された映像信号に基づいて画像を単独で投影している。プロジェクタ200aの機種を示す型番は、「PJW01」である。また、プロジェクタ200aは、平置きで設置されている。
プロジェクタ200b、200cは、HDMI(登録商標)規格に準拠したインターフェースを介して、映像出力装置300bと接続する。さらに、プロジェクタ200b、200cは、それぞれが投影する画像を組み合わせて一つの投影画像を構成する、いわゆるマルチ投影モードで動作している。プロジェクタ200b、200cの機種は共通であり、機種を示す型番は、「PJB01」である。プロジェクタ200b、200cは、平置きで設置されている。
プロジェクタ200d、200eは、イントラネット120上で稼働している。プロジェクタ200d、200eは、イントラネット120と通信ネットワーク150とを介して、管理サーバ100と通信を行う。
プロジェクタ200dは、HDMI(登録商標)規格に準拠したインターフェースを介して、映像出力装置300dと接続する。プロジェクタ200dは、入力された映像信号に基づいて画像を単独で投影している。プロジェクタ200dの機種を示す型番は、「PJW01」である。また、プロジェクタ200dは、平置きで設置されている。
プロジェクタ200eは、DisplayPort規格に準拠したインターフェースを介して、映像出力装置300eと接続する。プロジェクタ200eは、入力された映像信号に基づいて画像を単独で投影している。プロジェクタ200eの機種を示す型番は、「PJB01」である。また、プロジェクタ200eは、平置きに対して上下方向が反転された天吊り状態で設置されている。
プロジェクタ200fは、イントラネット130上で稼働している。プロジェクタ200fは、イントラネット130と通信ネットワーク150とを介して、管理サーバ100と通信を行う。
プロジェクタ200fは、HDMI(登録商標)規格に準拠したインターフェースを介して、映像出力装置300fと接続する。プロジェクタ200fは、入力された映像信号に基づいて画像を単独で投影している。プロジェクタ200fの機種を示す型番は、「PJW01」である。また、プロジェクタ200fは、天吊りで設置されている。
通信ネットワーク150は、管理サーバ100とプロジェクタ200との間の通信を行うために用いられるネットワークであって、例えばインターネットである。通信ネットワーク150は、イントラネットなど、インターネット以外の通信ネットワークを利用することも可能である。
図1に示したシステムによるプロジェクタ200の管理およびファームウェアの配信サービスは、管理サーバ100を運営するプロジェクタベンダーもしくは販売会社と、ユーザーとの契約に基づき提供されるものである。すなわち、契約により管理対象となったプロジェクタ200のみを、管理サーバ100は管理対象とする。
これは以下のような仕組みで実現される。例えば、各イントラネット110、120、130は、それぞれ互いに異なるA社、B社、C社が管理するイントラネットであるとする。プロジェクタベンダーもしくは販売会社は、A社、B社、C社の各々と、あらかじめがプロジェクタ200の管理およびファームウェアの配信サービスに関する契約を結ぶ。
プロジェクタベンダーもしくは販売会社は、A社、B社、C社にそれぞれ異なる認証コードを発行する。A社、B社、C社のプロジェクタ管理者は、それぞれ自社で管理しているプロジェクタ200を操作して、認証コードを入力する。入力を受け付けたプロジェクタ200は、認証コードを管理サーバ100に送信する。ここで、認証コードはプロジェクタ200に設定された情報であって、端末情報の1つである。
管理サーバ100は、プロジェクタ200から送信されてきた、認証コードを確認することで、送信元のプロジェクタ200を、認証コード毎にグループ化して管理対象として登録する。以降、管理サーバ100は、認証済みのプロジェクタ200からのプロジェクタ200の動作環境に関する情報を受け付け、さらにファームアップの通知を実施する。
図2は、管理サーバ100およびプロジェクタ200の構成示す機能ブロック図である。説明を簡単にするため、1つのプロジェクタ200について説明する。上述したように、プロジェクタ200a〜200fは、それぞれプロジェクタ200で示される特徴を有するものである。
管理サーバ100は、CPU101、RAM102、ROM103、およびネットワークIF104を有する。これらの機能ブロックは、内部バス105によって通信可能に接続されている。
CPU101は、プログラマブルプロセッサの一例であり、例えばROM103に記憶されているプログラムをRAM102に読み込んで実行することにより、管理サーバ100の動作を実現する。
RAM102は、CPU101がプログラムを実行する際のワークメモリとして用いられる。RAM102には、プログラムやプログラムの実行に用いる変数などが記憶される。また、RAM102は、他の用途(例えばデータバッファとして)に用いられても良い。
ROM103は書き換え可能であっても良い。ROM103はCPU101が実行するプログラム、各種データなどが記憶される。
ネットワークIF104は、管理サーバ100を通信ネットワーク150に接続するインタフェースであり、サポートする通信ネットワークの規格に準拠した構成を有する。本実施形態において、管理サーバ100は、ネットワークIF104を通じて、プロジェクタ200と通信可能なネットワークに接続されている。したがって、プロジェクタ200と管理サーバ100との通信はネットワークIF104を通じて実行される。
105は上述した各処理ブロック間を接続する内部バスである。
プロジェクタ200は、CPU201、RAM202、ROM203、投影部204、投影制御部205、VRAM206、操作部207、ネットワークIF208、画像処理部209、映像入力IF210、および温度センサ211を有する。これらの機能ブロックは内部バス212によって通信可能に接続されている。
CPU201はプログラマブルプロセッサの一例であり、例えばROM203に記憶されているプログラムをRAM202に読み込んで実行することにより、プロジェクタ200の動作を実現する。
RAM202は、CPU201がプログラムを実行する際のワークメモリとして用いられる。RAM202には、プログラムやプログラムの実行に用いる変数などが記憶される。また、RAM202は、他の用途(例えばデータバッファとして)に用いられても良い。
ROM203は書き換え可能であっても良い。ROM203はCPU201が実行するプログラム、メニュー画面などの表示に用いるためのGUIデータなど各種の設定値などが記憶される。
投影部204は、光源、投影光学系などを有し、投影制御部205から供給される投影用画像に基づいて光学像を投影する。本実施形態では液晶パネルを光学変調素子として用い、光源からの光の反射率もしくは透過率を投影用画像に従って制御することにより、投影用画像に基づく光学像を生成し、投影光学系によって投影面に投影する。
投影制御部205は、画像処理部209から供給される投影用画像のデータを投影部204に供給する。
VRAM206は、外部(例えばPCやメディアプレーヤー)から受信した投影用画像のデータを格納するビデオメモリである。
操作部207は、キーボタン、スイッチ、タッチパネルなどの入力デバイスを有し、ユーザからプロジェクタ200への指示を受け付ける。CPU201は操作部207の操作を監視しており、操作部207の操作を検出すると、検出した操作に応じた処理を実行する。なお、プロジェクタ200がリモートコントローラを有する場合、操作部207はリモートコントローラから受信した操作信号をCPU201に通知する。
ネットワークIF208はプロジェクタ200を通信ネットワーク150に接続するインタフェースであり、サポートする通信ネットワークの規格に準拠した構成を有する。本実施形態においてプロジェクタ200は、ネットワークIF208を通じて、管理サーバ100と通信可能なネットワークに接続される。したがって、プロジェクタ200と管理サーバ100との通信はネットワークIF208を通じて実行される。
画像処理部209は、映像入力IF210に供給され、VRAM206に格納された映像信号に対して様々な画像処理を必要に応じて適用し、投影制御部205に供給する。画像処理部209は例えば画像処理用のマイクロプロセッサであってよい。あるいは、画像処理部209に相当する機能を、CPU201がROM203に記憶されたプログラムを実行することによって実現してもよい。
画像処理部209が適用可能な画像処理には、フレーム間引き処理、フレーム補間処理、解像度変換処理、メニュー画面などのOSDを重複させる処理、キーストーン補正処理、エッジブレンディング処理などが含まれるが、これらに限定されない。
映像入力IF210は、外部装置が出力する映像信号を受信するインタフェースであり、サポートする映像信号に応じた構成を有する。映像入力IF210は例えば、コンポジット端子、S映像端子、D端子、コンポーネント端子、アナログRGB端子、DVI−I端子、DVI−D端子、HDMI(登録商標)端子、DisplayPort(登録商標)端子の1つ以上を含む。映像入力IF210はまた、アナログ映像信号を受信した場合、デジタル映像信号に変換してVRAM206に格納する。
温度センサ211は、プロジェクタ200内部の温度を検出するセンサである。
内部バス212は上述した各処理ブロック間を接続する内部バスである。
図3および図4は、管理サーバ100およびプロジェクタ200の動作を示すフローチャートである。図3は、プロジェクタ200の動作を示すフローチャートである。
図3を用いて、プロジェクタ200の動作について説明する。以降の制御は、CPU201がROM203に記憶されたプログラムによって実行するものであるとする。図3のフローチャートに示された制御は、プロジェクタ200のCPU201がプロジェクタ200の起動中に繰り返し実行するものであるとする。なお、制御の周期は、1分ごとや1時間ごとなど、あらかじめ設定された期間やユーザに設定された期間ごとに実行してもよい。また、管理サーバ100から、指示が入力されたことに応じて実行されてもよい。
S301で、CPU201は、端末情報および動作環境に関する情報を管理サーバ100に送信する。CPU201は、RAM202もしくはROM203から、プロジェクタ200のプロジェクタの型番、ファームウェアバージョン、対応解像度、などの端末情報を読み出す。CPU201は、ネットワークIF208を介して、管理サーバ100に読み出した端末情報を送信する。また、S301で、CPU201は、各処理ブロックよりプロジェクタ200の動作環境に関する情報を読み出し、管理サーバ100に送信する。
プロジェクタ200の動作環境に関する情報は、プロジェクタ200に入力される映像信号に関する情報、およびプロジェクタ200が送受信した制御コマンドに関する情報を含む。映像信号に関する情報は、例えば、映像信号が入力されるインターフェース(HDMI(登録商標)端子やDVI端子など)を示す情報、および映像信号が対応する色域や解像度を示す情報である。
映像信号に関する情報(映像信号情報)は、CPU201が、映像入力IF210を監視し、接続されているインタフェース種別や入力されてきた信号情報(解像度、入力周波数)を読み出すことで取得できる。
送受信した制御コマンドに関する情報(コマンド情報)は、CPU201が、ネットワークIF208を監視し、送受信したコマンドを記録し、これを解析することで取得できる。なおプロジェクタをネットワーク経由で制御するコマンド種別としては、プロジェクタメーカーを問わずにプロジェクタを操作、管理する規格であるPJLink(登録商標)や、各プロジェクタメーカーが独自で定義しているコマンドがある。また、制御コマンドは、不図示の操作部やリモコンから入力されたコマンドであってもよい。
また、プロジェクタ200の動作環境に関する情報は、プロジェクタ200の設置状態に関する情報、およびプロジェクタ200の有するセンサが取得した温度などに関する情報を含む。設置状態に関する情報は、例えば、プロジェクタ200が設置されている姿勢(平置き、天吊り、縦置きなど)を示す情報、およびキーストーン補正が適用されているか否かを示す情報である。また、設置状態に関する情報は、例えば、複数のプロジェクタ200で一つの投影面を構成するマルチ投影もしくはスタック投影を実施しているか否かを示す情報である。
設置状態に関する情報(設置情報)は、CPU201が、プロジェクタ200が具備している不図示の加速度センサ、ジャイロセンサの値から重力方向を算出することで、平置き、天吊り、縦置きなどの姿勢を取得することができる。センサによって自動的にプロジェクタの姿勢を判別する方法の他に、ユーザが操作部207を介して、平置き、天吊り、縦置き等を指定する場合もある。この場合は、CPU201は、RAM102もしくはROM103からこの情報を読み出せばよい。
キーストーン補正が適用されているか否かを示す情報、マルチ投影もしくはスタック投影を実施しているか否かを示す情報も、同様にして、RAM102、もしくはROM103から設定値を読み出すことで取得される。
マルチ投影、スタック投影時にユーザが設定する項目について補足する。近年のプロジェクタでは、マルチ、スタック投影時に複数台のプロジェクタの明るさを共有することで投影面全体でコントラストバランスをとる機能や、シャッター動作を連動させる機能が搭載されている。この機能では、複数台のプロジェクタがネットワークを介して相互に明るさ情報やシャッター操作タイミングをやりとりすることで実現される。この機能を有効化するために、ユーザーは操作部207を介して、各プロジェクタに連携機能を有効化する指示および、連携先プロジェクタのIPアドレスを入力する必要がある。つまり、この設定値を読み出すことで、マルチ投影、スタック投影の有無は判別できる。なおCPU201は連携機能を有効化した際に、連動するプロジェクタ間で共有するID(連携ID)を生成し、これを連動するプロジェクタ間で共有してもよい。
また、プロジェクタ200の有するセンサが取得した温度などに関する情報は、例えば、プロジェクタ200の制御基板、光源、または光源からの光を変調する液晶パネルやミラーの温度を検出するために設けられた温度センサからの出力値を示す情報である。プロジェクタ200の有するセンサが取得した温度などに関する情報は、例えば、プロジェクタ200の吸排気口の近傍に設けられた温度センサで検出されたプロジェクタ200の吸気温度もしくは排気温度を示す出力値である。また、エラーに関する情報は、例えば、プロジェクタ200で発生した温度エラー(過昇温など)やファンの回転数エラーなどの発生履歴を示す情報である。
センサが取得した情報(センサ情報)は、CPU201が、プロジェクタ200が具備している不図示の温度センサーを読み出すことで取得できる。
また、プロジェクタ200の動作環境に関する情報は、プロジェクタ200で発生したエラーに関する情報を含む。
プロジェクタ200で発生したエラーに関する情報(エラー情報)は、CPU201が、前述したセンサ情報から収集し、これを解析することで取得できる。例えば、吸気温度、排気温度を定期的に温度センサーから読み出して、記録し、プロジェクタが正常動作する温度内に収まっていない時間が一定時間続いた場合に温度エラーと判定することができる。また、不図示のファンの動作を監視し、ファンが回っていない場合に、ファンエラーと判定することができる。
プロジェクタ200の動作環境に関する情報は、上述した種々の情報のうちいずれかを含んでいてもよいし、全て含んでいてもよい。また、他のプロジェクタ200の動作環境に関する情報を含んでいてもよい。
S302で、CPU201は、ネットワークIF208より、管理サーバ100からファームアップデート通知を受信したか否かを判定する。管理サーバ100からファームアップデート通知を受信していない場合、処理は終了する。管理サーバ100からファームアップデート通知を受信した場合、処理はS303に進む。
なお、S302でファームアップデート通知を受信したとしても、CPU201は、ファームアップデート通知を解析し、自機に適用することが妥当でないと判定した場合、S302でNoと判断してもよい。
S303で、CPU201は、ファームアップデート通知を受けて、ファームアップデートを実行する指示が入力されたか否かを判定する。例えば、CPU201は、ファームアップデート通知を受信したことに応じて、ファームアップデートが可能であることをユーザに通知する。例えば、CPU201はファームアップデートが可能であることを示す画像を投影するように投影制御部205および投影部204を制御する。ユーザが、操作部207を介して、ファームアップデートの実行指示を入力した場合、CPU201は、ファームアップデートを実行する指示が入力されたと判定する。また、CPU201は、ファームアップデート通知を解析して、自機に適したファームアップデートであるかを判定し、自機に適したファームアップデートに関する通知であると判定した場合、ファームアップデートを実行する指示が入力されたと判定してもよい。さらに、ファームアップデート通知を受けた場合に自動的にアップデートを実行するか否かをあらかじめ設定し、設定された条件に応じてファームアップデート通知を受けた場合に自動的にアップデートを実行してもよい。ファームアップデートを実行する指示が入力されたと判定された場合、処理はS304に進む。
S304で、CPU201は、ネットワーク1F208を介して管理サーバ100にアップデート用のファームウェアデータ(ファームアップデータ)の送信要求を送信する。
S305で、CPU201は、ネットワーク1F208を介して管理サーバ100からファームアップデータを受信したか否かを判定する。ファームアップデータを受信されない場合、S305を繰り返す。ファームアップデータを受信した場合、CPU201は、ファームアップデータをROM203に格納する。処理はS306に進む。
S306で、CPU201は、ファームアップ処理を実行する。ファームアップ処理とは、具体的には、CPU201が、次回起動時にRAM202に展開するプログラムの読み出し先を、保存したファームアップデータのアドレスに変更し、再起動処理を実行することで実現される。
なお、CPU201は、ファームアップデート通知の受信や実行指示の有無の判定を経ずに、管理サーバ100からファームアップデータを受信し、即時ファームアップを実行してもよい。
続いて、管理サーバ100の動作について説明する。図4は、管理サーバ100の動作を示すフローチャートである。図4で示したフローチャートは管理サーバ100のCPU101がROM103に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
図4のフローチャートに示された制御は、管理サーバ100のCPU101が管理サーバ100の起動中に繰り返し実行するものであるとする。なお、制御の周期は、1分ごとや1時間ごとなど、あらかじめ設定された期間やユーザに設定された期間ごとに実行してもよい。
S401で、CPU101は、ネットワークIF104を制御し、プロジェクタ200から端末情報および動作環境に関する情報を受信したか否かを判定する。ここで、端末情報および動作環境に関する情報は、図3に示したプロジェクタ200のフローチャートにおけるS301でプロジェクタ200が送信する端末情報および動作環境に関する情報に対応する。S401で、CPU101がプロジェクタ200から端末情報および動作環境に関する情報を受信したと判定した場合、CPU101は受信した情報をROM103に格納し、処理をS402に進める。CPU101がプロジェクタ200から端末情報および動作環境に関する情報を受信していないと判定した場合、処理は終了する。
なお、S401では、プロジェクタ200から端末情報および動作環境に関する情報の少なくとも一方が受信されたか否かを判定するものであってもよい。いずれかを受信した場合、ROM103へ受信した情報を保存し、処理をS402に進める。
S402で、CPU101は、S400で保存した情報に基づいて、プロジェクタ200をグルーピングする。具体的には、CPU101は、S400で保存した情報に基づいて、映像が入力されるインターフェースの種別や使用しているコマンド種別など、共通の特性を有するプロジェクタ200を分類してグループとして管理する。
図5は、ROM103に保存された端末情報および動作環境に関する情報に基づいて生成されたプロジェクタ200の情報テーブルの一例を示した模式図である。ここで、管理サーバ100は、S401でプロジェクタ200a〜200fの各々から端末情報と動作環境に関する情報とを受信したとする。
図5に示した情報テーブルにおいて、列501は、プロジェクタ200a〜200fの契約情報を示す列である。契約情報は、プロジェクタ200a〜200fから送信された端末情報に含まれるプロジェクタ200a〜200fの各々に設定された認証コードから判定される。本実施の形態では、プロジェクタ200を利用している会社名として表されるとする。
列502は、プロジェクタ200a〜200fから送信された端末情報に含まれるプロジェクタ200a〜200fの各々の型番情報を示す列である。
列503は、プロジェクタ200a〜200fから送信された端末情報に含まれるプロジェクタ200a〜200fの各々のファームウェアのバージョンを示す列である。型番「PJW01」向けのファームウェアは、「W−」から始まる表記でファームウェアのバージョンが表される。同様に、型番「PJB01」向けのファームウェアは、「B−」から始まる表記でファームウェアのバージョンが表される。
列504は、プロジェクタ200a〜200fから送信された動作環境に関する情報に含まれる映像信号情報から判定されたプロジェクタ200a〜200fの各々において映像信号が入力されているインタフェースの種別を示す列である。インターフェースの種別は、インターフェースが対応する通信規格(対応規格)を示す情報である。
列505は、プロジェクタ200a〜200fから送信された動作環境に関する情報に含まれるコマンド情報から判定されたプロジェクタ200a〜200fの各々で用いられているコマンドの種別を示す列である。本実施の形態では、前述した「PJLink」を利用しているものと、メーカー独自コマンドとして「αCommand」を利用しているものとして示した。
列506は、プロジェクタ200a〜200fから送信された動作環境に関する情報に含まれる設置情報から判定されたプロジェクタ200a〜200fの各々の姿勢を示す列である。
列507は、プロジェクタ200a〜200fから送信された動作環境に関する情報に含まれる該当プロジェクタがマルチ投影もしくはスタック投影を実施しているかの情報を示す。本実施の形態では、連携を実施していないプロジェクタにおいてはnoneとし、連携を実施しているプロジェクタについては前述した連携しているプロジェクタ間で共有している連携IDを示している。
行511は、プロジェクタ200aの情報を示す行である。行512は、プロジェクタ200bの情報を示す行である。行513は、プロジェクタ200cの情報を示す行である。行514は、プロジェクタ200dの情報を示す行である。行515は、プロジェクタ200eの情報を示す行である。行516は、プロジェクタ200fの情報を示す行である。
なお、情報テーブルには、端末情報および動作環境に関する情報に含まれる他の情報が示されていてもよい。例えば、入力された映像信号のフォーマットを示す情報を動作環境に関する情報として取得して、情報テーブルに含めることができる。
このように構造化されたテーブルを用いることにより、CPU101は、容易にプロジェクタ200のグルーピングを実行することができる。例えば、接続インタフェースとして、DisplayPortを利用しているグループに含まれるプロジェクタ200として、行511に示されたプロジェクタ200aと、行515に示されたプロジェクタ200eとをCPU101が抽出することができる。また、設置状態が天吊りとなっているグループに含まれるプロジェクタ200として、行515に示されたプロジェクタ200eと行516に示されたプロジェクタ200fとをCPU101が抽出することができる。
S403で、CPU101は、RAM102もしくはROM103にアップデート用のファームウェアが登録されているか否かを判定する。登録されている場合、処理はS404に進む。登録されていない場合、処理は終了する。
S404で、登録されているアップデート用のファームウェアが特定のグループに対応するファームウェアであるか否かを判定する。特定のグループに対応するファームウェアを特注ファームウェアと呼び、特注ファームウェアによるファームアップを、特注ファームアップと呼ぶ。
特注ファームウェアと特注ファームウェアでない通常ファームウェアについて説明する。通常、ファームウェアのバージョンアップや障害対応に対応するためのファームウェアアップデートは、端末の種類が同じであれば、一律的に適用されることが多い。しかしながら、端末の使用環境(動作環境)は様々であり、特定のユーザ、用途、ニーズなどに向けて機能向上や障害対応を行うための特別なファームウェアが必要とされることがある。
例えば、プロジェクタ200においては、映像出力装置300との接続で使用しているインターフェースの規格のバージョンとプロジェクタ200に適用された通常のファームウェアとの相性などによって映像に乱れが生じるといったことが発生することがある。
このような場合に対処するために、プロジェクタベンダーは、特定のユーザ、用途、ニーズなどに向けた特別なファームウェア(特注ファームウェア)を提供することがある。特注ファームウェアは、特定用途のみに限定した変更とテストを実施することで、迅速に要望元ユーザに更新ファームを提供できるように、通常のファームウェアとは区別して管理される。また、特注ファームウェアは、想定された特定のユーザ、用途、ニーズなどに使用されるプロジェクタ200にのみ適用されることが望ましい。
ここで、ファームアップデータの登録は、管理サーバ100を管理しているプロジェクタベンダーもしくは販売会社がよって実施される。ファームアップデータの登録は、プロジェクタの更新ファームウェアを不図示のPCなどの情報端末から、管理サーバ100のRAM102もしくはROM103にアップロードすることによって実施される。
ファームアップデータには、通常ファームアップか特注ファームアップか、を示すファームアップデータ種別、ファームウェアバージョン、および特注ファームアップの場合は、ファームアップの内容を示すタグ情報が含まれる。
S404で、CPU101は、ファームアップデータを解析して、通常ファームウェアであるか特注ファームウェアであるかを判定する。登録されたファームウェアが特注ファームウェアである場合、CPU101は、ROM103に格納された情報テーブルから特注ファームウェアのタグ情報に対応する特性を有するグループが存在するか否かを判定する。登録されたファームウェアが特注ファームウェアであり、対応するプロジェクタ200のグループがある場合、処理はS405に進む。そうでない場合、処理はS406に進む。
S405で、CPU101は、特注ファームウェアに対応する特定のグループに対して、ファームアップデートが可能であることを示すファームアップデート通知を送信する。
例えば、タグ情報に、「契約情報:B社」とあれば、B社からの特定ニーズに対応した特注ファームであるため、プロジェクタ200d、200eにのみファームアップデート通知を送信する。また、タグ情報に、「接続インタフェース:DisplayPort」とあれば、DisplayPortの入力信号処理に特化したファームウェアであるため、プロジェクタ200a、200eにのみファームアップデート通知を送信する。
その他にも、タグ情報には、コマンド種別、設置情報、PJ連携の有無などの情報を含めることが可能であり、同様にして、特注ファームアップデータの適用先プロジェクタを限定することが可能である。
以上のように、本発明の管理システムによれば、端末の動作環境に応じたファームウェアのアップデートを、対応するプロジェクタ200に適用することによって、特定の動作環境で発生するエラーを抑制することが可能となる。一方で、端末の機種やバージョンに応じて適用されるファームウェアのアップデートについては、適用可能なすべてのプロジェクタに対してファームアップを実施することが可能となる。
なお、本実施の形態では、端末としてプロジェクタを例示したが、端末の種別はこれに限らない。例えば、端末は、液晶ディスプレイや有機ELなどの表示装置であってもよいし、スマートフォンやタブレット端末などの通信機器であってもよい。また、端末は、パーソナルコンピュータであってもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
100 管理サーバ
200 プロジェクタ
150 通信ネットワーク

Claims (17)

  1. 複数の端末から動作環境に関する情報を取得する取得手段と、
    前記情報に基づいてファームウェアをアップデートする端末を特定する特定手段と、
    前記特定された端末に対して、ファームウェアのアップデートが可能であることを通知する通知手段と、
    を有する管理装置。
  2. 前記動作環境に関する情報は、前記端末が対応する通信規格に関する情報、前記端末に入力されるデータに関する情報、および前記端末の操作に用いられるコマンドに関する情報の少なくともいずれかを含む請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記動作環境に関する情報は前記端末に入力されるデータの種別を示す情報を含む請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記特定手段は、記憶媒体に格納されたファームアップデータと、前記動作環境に関する情報とに基づいて、ファームウェアをアップデートする端末を特定する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記特定手段は、各端末から取得された前記動作環境に関する情報に基づいて、前記複数の端末をグループに分類する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記端末は投影装置であって、
    前記動作環境に関する情報は、前記投影装置に映像信号を入力するために用いられている通信規格に関する情報、前記映像信号のフォーマットに関する情報、および前記端末の操作に用いられるコマンドに関する情報の少なくともいずれかを含む請求項1乃至5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記動作環境に関する情報は、前記投影装置が他の投影装置とマルチ投影で画像を投影しているか否かを示す情報を含む、請求項6に記載の管理装置。
  8. 複数の端末と管理装置とを含む管理システムであって、
    前記管理装置は、
    前記複数の端末の各々から動作環境に関する情報を取得する取得手段と、
    前記情報に基づいてファームウェアをアップデートする端末を特定する特定手段と、
    前記特定された端末に対して、ファームウェアのアップデートが可能であることを通知する通知手段と、を有し、
    前記端末は、
    前記管理装置と通信する通信手段と、
    前記管理装置から前記通知を受信したことに応じて、前記端末のファームウェアのアップデートを実行する制御手段と、を有する
    ことを特徴とする管理システム。
  9. 複数の端末から動作環境に関する情報を取得する取得工程と、
    前記情報に基づいてファームウェアをアップデートする端末を特定する特定工程と、
    前記特定された端末に対して、ファームウェアのアップデートが可能であることを通知する通知工程と、
    を有する管理装置の制御方法。
  10. 前記動作環境に関する情報は、前記端末が対応する通信規格に関する情報、前記端末に入力されるデータに関する情報、および前記端末の操作に用いられるコマンドに関する情報の少なくともいずれかを含む請求項9に記載の管理装置の制御方法。
  11. 前記動作環境に関する情報は前記端末に入力されるデータの種別を示す情報を含む請求項9または10に記載の管理装置の制御方法。
  12. 前記特定工程は、記憶媒体に格納されたファームアップデータと、前記動作環境に関する情報とに基づいて、ファームウェアをアップデートする端末を特定する請求項9乃至11のいずれか1項に記載の管理装置の制御方法。
  13. 前記特定工程は、各端末から取得された前記動作環境に関する情報に基づいて、前記複数の端末をグループに分類する請求項9乃至12のいずれか1項に記載の管理装置の制御方法。
  14. 前記端末は投影装置であって、
    前記動作環境に関する情報は、前記投影装置に映像信号を入力するために用いられている通信規格に関する情報、前記映像信号のフォーマットに関する情報、および前記端末の操作に用いられるコマンドに関する情報の少なくともいずれかを含む請求項9乃至13のいずれか1項に記載の管理装置の制御方法。
  15. 前記動作環境に関する情報は、前記投影装置が他の投影装置とマルチ投影で画像を投影しているか否かを示す情報を含む、請求項14に記載の管理装置の制御方法。
  16. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の管理装置の動作を実現するためにプロセッサが実行可能なプログラム。
  17. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の管理装置の動作を実現するためにプロセッサが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体。
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