JP2021148539A - 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 - Google Patents

電子部品搬送装置および電子部品検査装置 Download PDF

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崇仁 實方
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Abstract

【課題】冷却能力が高い電子部品搬送装置を提供する。【解決手段】電子部品搬送装置2は、第1冷媒51を供給する第1冷却装置10と、ICデバイス13を冷却する第1温度調整部21aと、第1冷却装置10と第1温度調整部21aとを接続し、第1冷媒51を通す第1管49と、第1冷媒51とは異なる第2冷媒54により、第1管49を冷却する配管冷却部52と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電子部品搬送装置および電子部品検査装置に関するものである。
IC(Integrated Circuit)や、半導体デバイス等の電子部品の電気特性検査において、良品、不良品の検査結果に応じて電子部品を分類して収納する電子部品搬送装置がある。
例えば、特許文献1には、ICを冷やすソークチャンバ及びテストチャンバに冷風を供給する冷凍装置を備えたICハンドラーが開示されている。冷凍装置は配管によりICハンドラーのソークチャンバやテストチャンバと接続される。配管を通過する冷風がソークチャンバやテストチャンバを冷却する。
特開2000−046903号公報
しかしながら、特許文献1のICハンドラーでは、配管が外気中に置かれているため、配管を通過する際に冷媒が温まってしまい、冷却能力の損失となっていた。
電子部品搬送装置は、冷媒を供給する冷却装置と、電子部品を冷却する電子部品冷却部と、前記冷却装置と前記電子部品冷却部とを接続し、前記冷媒を通す第1配管と、前記第1配管を囲み、前記第1配管を冷却する第1配管冷却部と、を備える。
電子部品検査装置は、前記電子部品を検査する検査部と、上記に記載の電子部品搬送装置と、を備える。
第1実施形態にかかわる電子部品検査装置を正面側から見た概略斜視図。 電子部品検査装置の動作状態を示す概略平面図。 冷媒の流路の構成を示すブロック図。 配管冷却部の構造を示す模式側断面。 配管冷却部の構造を示す模式平断面。 搬送部のノズルを示す模式側面図。 第2実施形態にかかわる冷媒の流路の構成を示すブロック図。 第3実施形態にかかわる冷媒の流路の構成を示すブロック図。
第1実施形態
図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸及びZ軸とする。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となっており、Z軸が鉛直方向となっている。また、X軸に平行な方向をX方向とする。Y軸に平行な方向をY方向とする。Z軸に平行な方向をZ方向とする。各方向の矢印が向いた方向を「正」、その反対方向を「負」とする。
「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干傾いた状態も含む。「鉛直」とは、完全な鉛直に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、鉛直に対して若干傾いた状態も含む。若干傾いた状態の傾き角度は5°未満である。
図1中の上側、すなわち、Z方向正側を「上」または「上方」、下側、すなわち、Z方向負側を「下」または「下方」と言うことがある。
電子部品搬送装置2を備える電子部品検査装置1は、例えばBGA(Ball Grid Array)パッケージであるIC(Integrated Circuit)デバイス等の電子部品の電気的特性を検査・試験する装置である。電気的特性の検査を電特検査とする。図1に示すように、電子部品検査装置1は内部に電子部品搬送装置2を備える。電子部品搬送装置2は電子部品を搬送する装置である。
電子部品搬送装置2は壁としてのカバー3に覆われている。電子部品検査装置1はY方向負側且つX方向負側に制御部4を備える。制御部4は電子部品検査装置1の動作を制御する。制御部4の近くにはスピーカー5が配置される。電子部品検査装置1はY方向負側且つX方向正側にモニター6、操作パネル7及びマウス台8が配置される。モニター6の表示画面6aには各種の情報が表示される。モニター6は、例えば液晶画面で構成された表示画面6aを有し、電子部品検査装置1の正面側上部に配置されている。トレイ除去領域12の図1中右側には、マウスを載置するマウス台8が設けられている。操作者はマウス台8上のマウス及び操作パネル7を操作して、電子部品検査装置1の動作条件等を設定し、指示内容を入力する。操作パネル7は電子部品検査装置1に所望の動作を命令するインターフェイスである。
電子部品検査装置1はY方向負側且つX方向負側にシグナルランプ9を備える。シグナルランプ9及びスピーカー5は電子部品検査装置1の動作状態等を報知する。シグナルランプ9は、発光する色の組み合わせにより、電子部品検査装置1の動作状態等を報知する。シグナルランプ9は電子部品検査装置1の上部に配置される。
電子部品検査装置1はY方向負側にトレイ供給領域11及びトレイ除去領域12が設けられる。操作者は電子部品が配列されたトレイをトレイ供給領域11に供給する。電子部品検査装置1はトレイ供給領域11からトレイを取り込んで、電特検査を行う。電子部品検査装置1は電特検査が終了した電子部品が配列するトレイをトレイ除去領域12に排出する。
電子部品検査装置1はX方向正側に冷却装置としての第1冷却装置10を備える。第1冷却装置10はカバー3の内部を冷却する冷媒を供給する。第1冷却装置10はカバー3の近くに配置される。
図2に示すように、説明の便宜上、電子部品としてのICデバイス13を用いる場合について代表して説明する。ICデバイス13は平板状をなす。ICデバイス13の下面には半球状の複数の端子が配置されている。
ICデバイス13としては、例えば、LSI(Large Scale Integration)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、CCD(Charge Coupled Device)、複数のモジュールがパッケージ化されたモジュールIC、水晶デバイス、圧力センサー、慣性センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、指紋センサー等が挙げられる。
電子部品搬送装置2は、トレイ供給領域11と、デバイス供給領域14と、検査領域15と、デバイス回収領域16と、トレイ除去領域12とを備える。これらの各領域は壁で分けられている。ICデバイス13は、トレイ供給領域11からトレイ除去領域12まで前記各領域を第1矢印17方向に順に経由し、途中の検査領域15で検査が行われる。電子部品検査装置1は、各領域を経由するようにICデバイス13を搬送する搬送部18を有する電子部品搬送装置2と、検査領域15内でICデバイス13の検査を行なう電子部品冷却部としての検査部19と、産業用コンピューターで構成された制御部4とを備えたものとなっている。
電子部品検査装置1は、トレイ供給領域11及びトレイ除去領域12が配置された方が正面側となり、検査領域15が配された方が背面側として使用される。
電子部品検査装置1は、ICデバイス13の種類ごとに交換される「チェンジキット」と呼ばれるものを予め搭載して用いられる。チェンジキットには、例えば、電子部品冷却部としての温度調整部21と、搬送部としてのデバイス供給部22と、デバイス回収部23とがある。チェンジキットとは別に、ICデバイス13の種類ごとに交換されるものとしては、例えば、トレイ24と、回収用トレイ25と、検査部19とがある。トレイ24はICデバイス13が搭載される容器である。
トレイ供給領域11は、未検査状態の複数のICデバイス13が配列されたトレイ24が供給される給材部である。トレイ供給領域11ではトレイ24が複数積み重ねて搭載される。各トレイ24には複数の凹部が行列状に配置されている。各凹部にはICデバイス13が1つずつ収納される。
デバイス供給領域14では、トレイ供給領域11から搬送されたトレイ24上の複数のICデバイス13がそれぞれデバイス供給部22まで搬送される。デバイス供給部22によりデバイス供給領域14から検査領域15へICデバイス13が搬送される。トレイ供給領域11とデバイス供給領域14とをまたぐように、トレイ24を1枚ずつ水平方向に搬送する第1トレイ搬送機構26、第2トレイ搬送機構27が設けられている。第1トレイ搬送機構26は搬送部18の一部である。第1トレイ搬送機構26はICデバイス13を搭載したトレイ24をY方向正側、すなわち、図2中の第2矢印28方向に移動する。これにより、ICデバイス13はデバイス供給領域14に送り込まれる。また、第2トレイ搬送機構27は空のトレイ24をY方向負側、すなわち、図2中の第3矢印29方向に移動する。第2トレイ搬送機構27は空のトレイ24をデバイス供給領域14からトレイ供給領域11に移動する。
デバイス供給領域14には、温度調整部21、デバイス搬送ヘッド31、トレイ搬送機構32及びデバイス供給部22が設けられている。温度調整部21はソークプレート(英語表記:soak plate、中国語表記:均温板)ともいう。デバイス供給部22はデバイス供給領域14と検査領域15とをまたぐように移動する。
温度調整部21には複数のICデバイス13が載置される。温度調整部21は載置されたICデバイス13を一括して冷却する。温度調整部21はICデバイス13を予め冷却して、電特検査に適した温度に調整する。本実施形態では、例えば、温度調整部21はICデバイス13を−55度以下に冷却できる。
本実施形態では、例えば、温度調整部21は電子部品冷却部としての第1温度調整部21a及び第2温度調整部21bを備える。第1温度調整部21a及び第2温度調整部21bはY方向に並んで配置される。第1温度調整部21a及び第2温度調整部21bは同じ構造になっている。第1トレイ搬送機構26によってトレイ供給領域11から搬入されたトレイ24上のICデバイス13は、いずれかの温度調整部21に搬送される。
デバイス搬送ヘッド31はICデバイス13を保持する機構を備える。デバイス搬送ヘッド31はデバイス供給領域14内でX方向、Y方向及びZ方向にICデバイス13を移動する。デバイス搬送ヘッド31は搬送部18の一部である。デバイス搬送ヘッド31はトレイ供給領域11から搬入されたトレイ24と温度調整部21との間のICデバイス13の搬送を行う。デバイス搬送ヘッド31は温度調整部21とデバイス供給部22との間のICデバイス13の搬送を行う。尚、図2中では、デバイス搬送ヘッド31のX方向の移動を第4矢印33で示し、デバイス搬送ヘッド31のY方向の移動を第5矢印34で示す。
デバイス供給部22には温度調整部21で温度調整されたICデバイス13が載置される。デバイス供給部22はICデバイス13を検査部19近傍まで搬送する。デバイス供給部22は「供給用シャトルプレート」または「供給シャトル」という。デバイス供給部22も、搬送部18の一部である。デバイス供給部22は、ICデバイス13が収納、載置される凹部を有する。
デバイス供給部22はデバイス供給領域14と検査領域15との間をX方向、すなわち、第6矢印35方向に往復移動する。これにより、デバイス供給部22は、ICデバイス13をデバイス供給領域14から検査領域15の検査部19の近傍まで搬送する。検査領域15でICデバイス13が搬送部としてのデバイス搬送ヘッド36によって取り去られた後、デバイス供給部22は再度デバイス供給領域14に戻る。
デバイス供給部22はY方向に2つ配置されている。Y方向正側のデバイス供給部22を第1デバイス供給部22aとする。Y方向負側のデバイス供給部22を第2デバイス供給部22bとする。そして、温度調整部21上のICデバイス13は、デバイス搬送ヘッド31によりデバイス供給領域14内で第1デバイス供給部22aまたは第2デバイス供給部22bまで搬送される。デバイス供給部22はデバイス供給部22に載置されたICデバイス13を加熱または冷却可能である。温度調整部21で温度調整されたICデバイス13は、温度調整状態を維持して検査領域15の検査部19近傍まで搬送される。また、デバイス供給部22及び温度調整部21はシャーシへ電気的に接地されている。
トレイ搬送機構32は、すべてのICデバイス13が除去された状態の空のトレイ24をデバイス供給領域14内でX方向正側、すなわち、第7矢印32a方向に搬送する機構である。第7矢印32a方向への搬送後、空のトレイ24は、第2トレイ搬送機構27によってデバイス供給領域14からトレイ供給領域11に戻される。
検査領域15は、ICデバイス13を検査する領域である。検査領域15にはICデバイス13を検査する検査部19と、デバイス搬送ヘッド36とが設けられている。
デバイス搬送ヘッド36は、搬送部18の一部であり、保持したICデバイス13を加熱または冷却可能である。検査領域15内で温度調整状態を維持したまま、デバイス搬送ヘッド36はICデバイス13を搬送する。
デバイス搬送ヘッド36は、検査領域15内でY方向及びZ方向に往復移動可能に支持され、「インデックスアーム」と呼ばれる機構の一部となっている。デバイス搬送ヘッド36はICデバイス13を持ち上げてデバイス供給部22から検査部19上に搬送し、載置する。
図2中では、デバイス搬送ヘッド36のY方向の往復移動を第8矢印36cで示している。デバイス搬送ヘッド36は、検査領域15内で、ICデバイス13の第1デバイス供給部22aから検査部19への搬送と、ICデバイス13の第2デバイス供給部22bから検査部19への搬送とを担う。また、デバイス搬送ヘッド36は、Y方向に往復移動可能に支持されている。
デバイス搬送ヘッド36は、Y方向に2つ配置されている。Y方向正側のデバイス搬送ヘッド36を搬送部としての第1デバイス搬送ヘッド36aとする。Y方向負側のデバイス搬送ヘッド36を第2デバイス搬送ヘッド36bとする。第1デバイス搬送ヘッド36aはICデバイス13を第1デバイス供給部22aから検査部19への搬送を担う。第2デバイス搬送ヘッド36bはICデバイス13を第2デバイス供給部22bから検査部19への搬送を担う。第1デバイス搬送ヘッド36aは、ICデバイス13の検査部19から搬送部としての第1デバイス回収部23aへの搬送を担う。第2デバイス搬送ヘッド36bは検査部19から第2デバイス回収部23bへの搬送を担う。
検査部19にはICデバイス13が載置され、検査部19はICデバイス13の電気的特性を検査する。検査部19にはICデバイス13の端子と電気的に接続される複数のプローブピンが設けられている。そして、ICデバイス13の端子とプローブピンとが電気的に接続される。そして、検査部19はICデバイス13の検査を行なう。ICデバイス13の検査は検査部19と電気的に接続されるテスターが備える検査制御部に記憶されているプログラムに基づいて行われる。検査部19でもICデバイス13を加熱または冷却して、ICデバイス13を検査に適した温度に調整できる。
デバイス回収領域16は検査が終了した複数のICデバイス13が回収される領域である。デバイス回収領域16には、回収用トレイ25と、デバイス搬送ヘッド37と、第3トレイ搬送機構38とが設けられている。検査領域15とデバイス回収領域16とをまたぐように移動するデバイス回収部23も設けられている。デバイス回収領域16には空のトレイ24も用意されている。
デバイス回収部23には検査が終了したICデバイス13が載置される。デバイス回収部23はICデバイス13をデバイス回収領域16まで搬送する。デバイス回収部23は「回収用シャトルプレート」または単に「回収シャトル」ともいう。デバイス回収部23も搬送部18の一部である。
デバイス回収部23は、検査領域15とデバイス回収領域16との間をX方向、すなわち、第9矢印23c方向に沿って往復移動可能に支持されている。デバイス回収部23はY方向に2つ配置されている。Y方向正側のデバイス回収部23が第1デバイス回収部23aである。Y方向負側のデバイス回収部23が第2デバイス回収部23bである。検査部19上のICデバイス13は第1デバイス回収部23aまたは第2デバイス回収部23bに搬送され、載置される。デバイス搬送ヘッド36はICデバイス13の検査部19から第1デバイス回収部23aへの搬送と、ICデバイス13の検査部19から第2デバイス回収部23bへの搬送とを担う。また、デバイス回収部23はシャーシへ電気的に接地されている。
回収用トレイ25には検査部19で検査されたICデバイス13が載置される。ICデバイス13はデバイス回収領域16内で移動しないよう回収用トレイ25に固定されている。デバイス搬送ヘッド37等の各種可動部が比較的多く配置されたデバイス回収領域16であっても、回収用トレイ25上では検査済みのICデバイス13が安定して載置される。回収用トレイ25は、X方向に沿って3つ配置されている。
空のトレイ24もX方向に沿って4つ配置されている。空のトレイ24に検査されたICデバイス13が載置される。デバイス回収部23上のICデバイス13は回収用トレイ25または空のトレイ24のうちのいずれかに搬送され、載置される。ICデバイス13は検査結果ごとに分類されて、回収される。
デバイス搬送ヘッド37は、デバイス回収領域16内でX方向及びY方向に移動可能に支持される。デバイス搬送ヘッド37はZ方向にも移動可能な部分を有している。デバイス搬送ヘッド37は搬送部18の一部である。デバイス搬送ヘッド37はICデバイス13をデバイス回収部23から回収用トレイ25や空のトレイ24に搬送する。図2中では、デバイス搬送ヘッド37のX方向の移動を第10矢印37aで示し、デバイス搬送ヘッド37のY方向の移動を第11矢印37bで示す。
第3トレイ搬送機構38は、トレイ除去領域12から搬入された空のトレイ24をデバイス回収領域16内でX方向、すなわち、第12矢印38a方向に搬送する機構である。搬送後に空のトレイ24はICデバイス13が回収される位置に配置される。
トレイ除去領域12では検査済み状態の複数のICデバイス13が配列されたトレイ24が回収され、除去される。トレイ除去領域12には多数のトレイ24が積み重ねられる。
デバイス回収領域16とトレイ除去領域12とをまたぐようにトレイ24を1枚ずつY方向に搬送する第4トレイ搬送機構39及び第5トレイ搬送機構41が設けられている。第4トレイ搬送機構39は搬送部18の一部でありトレイ24をY方向、すなわち、第13矢印39a方向に往復移動する。第4トレイ搬送機構39は、検査済みのICデバイス13をデバイス回収領域16からトレイ除去領域12に搬送する。第5トレイ搬送機構41はICデバイス13を回収するための空のトレイ24をY方向正側、すなわち、第14矢印41a方向に移動する。第5トレイ搬送機構41は空のトレイ24をトレイ除去領域12からデバイス回収領域16に移動する。
制御部4は第1トレイ搬送機構26と、第2トレイ搬送機構27と、温度調整部21と、デバイス搬送ヘッド31と、デバイス供給部22と、トレイ搬送機構32と、検査部19と、デバイス搬送ヘッド36と、デバイス回収部23と、デバイス搬送ヘッド37と、第3トレイ搬送機構38と、第4トレイ搬送機構39と、第5トレイ搬送機構41の各部の動作を制御する。制御部4はCPU42(Central Processing Unit)とメモリー43とを有している。CPU42はメモリー43に記憶されている判断用プログラム、指示・命令用プログラム等の各種情報を読み込み、判断や命令を実行する。
制御部4は、電子部品検査装置1や電子部品搬送装置2に内蔵されていてもよいし、外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。外部機器は、例えば、電子部品検査装置1とケーブル等を介して通信される場合、無線通信される場合、電子部品検査装置1とネットワークを介して接続されている場合等がある。
電子部品検査装置1は、トレイ供給領域11とデバイス供給領域14との間が第1隔壁44によって区切られている。デバイス供給領域14と検査領域15との間が第2隔壁45によって区切られている。検査領域15とデバイス回収領域16との間が第3隔壁46によって区切られている。デバイス回収領域16とトレイ除去領域12との間が第4隔壁47によって区切られている。デバイス供給領域14とデバイス回収領域16との間も、第5隔壁48によって区切られている。
図3に示すように、第1冷却装置10と第1温度調整部21aとを第1配管としての第1管49が接続する。第1管49は冷媒としての第1冷媒51を通す。第1冷却装置10と第1温度調整部21aとの間に第1管49を囲み、第1管49を冷却する第1配管冷却部としての配管冷却部52が配置される。第1温度調整部21aと配管冷却部52とを第4配管としての第2管53が接続する。第2管53は第1温度調整部21aを通過した後の冷媒としての第2冷媒54を通す。配管冷却部52では第2冷媒54により第1管49が冷却される。
第1温度調整部21aの内部には長い熱交換用の配管が配置される。熱交換用の配管を第1冷媒51が通過するとき、第1温度調整部21aが冷却される。第1冷媒51は第1温度調整部21aを通過して温度が上昇して第2冷媒54になる。第2冷媒54の温度は0度以下である。第1温度調整部21aにはICデバイス13が載置され、例えば、ICデバイス13が−55度まで冷却される。
この構成によれば、第1冷媒51は第1温度調整部21aを通過する。第1冷媒51は第1温度調整部21aで吸熱して温度が上昇した第2冷媒54となる。第1温度調整部21aを通過した後の第2冷媒54は外気より低温である。第1温度調整部21aを通過した後の第2冷媒54は第2管53を通って配管冷却部52に供給される。従って、第1温度調整部21aを通過した後の第2冷媒54を第1管49の冷却に再利用できる為、冷却装置を別途設ける装置と比べて、装置の構造を簡単にできる。
配管冷却部52と第1デバイス供給部22aとを第2配管としての第3管55が接続する。配管冷却部52を通過した後の第2冷媒54が第3管55を通る。第1デバイス供給部22aの内部には長い熱交換用の配管が配置される。熱交換用の配管を第2冷媒54が通過するとき、第1デバイス供給部22aが冷却される。
第1デバイス供給部22aと第1デバイス搬送ヘッド36aとを第2配管としての第4管56が接続する。配管冷却部52を通過した後の第2冷媒54が第4管56を通る。第1デバイス搬送ヘッド36aの内部には熱交換用の配管が配置される。熱交換用の配管を第2冷媒54が通過するとき、第1デバイス搬送ヘッド36aが冷却される。
この構成によれば、配管冷却部52を通過した後の第2冷媒54が第3管55を通って第1デバイス供給部22aに供給され、第4管56を通って第1デバイス搬送ヘッド36aに供給される。従って、配管冷却部52を通過した後の第2冷媒54を第1デバイス供給部22a及び第1デバイス搬送ヘッド36aの冷却に再利用できる為、装置の構造を簡単にできる。
第1デバイス搬送ヘッド36aと冷媒回収装置57とを第5管58が接続する。第5管58を第3冷媒62が通る。第2冷媒54は第1デバイス搬送ヘッド36aを通過して温度が上昇して第3冷媒62になる。第3冷媒62は冷媒回収装置57に回収される。
第1デバイス供給部22aと第1デバイス搬送ヘッド36aとの間に第4管56を囲み、第4管56を冷却する第2配管冷却部としての配管冷却部59が配置される。第1デバイス供給部22a側の配管冷却部59と冷媒回収装置57とを第6管61が接続する。第6管61には第2冷媒54より温度が高い冷媒としての第3冷媒62が通る。第3冷媒62の温度は0度以下である。配管冷却部59では第3冷媒62により第4管56が冷却される。第1デバイス搬送ヘッド36a側の配管冷却部59と冷媒回収装置57とを第7管63が接続する。配管冷却部59を通過した第3冷媒62は冷媒回収装置57に回収される。
この構成によれば、配管冷却部59に第3冷媒62が供給される。配管冷却部59が第4管56を冷却する。従って、低温に維持された第2冷媒54を第1デバイス搬送ヘッド36aに供給することができる。
尚、配管冷却部52と第1デバイス供給部22aとの間の第3管55に配管冷却部59を配置しても良い。そして、第3冷媒62により配管冷却部59が第3管55を冷却しても良い。
第1デバイス搬送ヘッド36aの付近には第1デバイス搬送ヘッド36aに第3冷媒62を吹き付けるノズルとしての第1ノズル64が配置される。第1ノズル64と冷媒回収装置57とを第8管65が接続する。第8管65を第3冷媒62が通る。第3冷媒62は配管冷却部52または配管冷却部59を通った冷媒である。第3冷媒62は第1デバイス搬送ヘッド36aに吹き付けられる。
第1温度調整部21aの付近には第1温度調整部21aに第3冷媒62を吹き付けるノズルとしての第3ノズル66が配置される。第3ノズル66と冷媒回収装置57とを第6管61が接続する。第6管61を第3冷媒62が通る。第3冷媒62は配管冷却部52または配管冷却部59を通った冷媒である。第3冷媒62は第1温度調整部21aに吹き付けられる。
この構成によれば、配管冷却部52または配管冷却部59を通った第3冷媒62が廃棄されずに、第1温度調整部21aまたは第1デバイス搬送ヘッド36aの冷却に再利用できる。尚、第1デバイス供給部22aに第3冷媒62を吹き付けるノズルを配置しても良い。
検査領域15はカバー3により外気と分離された部屋を備える。検査領域15には検査領域15の部屋に第3冷媒62を供給する供給口としての第1供給口67を備える。第1供給口67と冷媒回収装置57とを第9管68が接続する。第3冷媒62は第9管68及び第1供給口67を経由して検査領域15の部屋に供給される。
デバイス供給領域14はカバー3により外気と分離された部屋を備える。デバイス供給領域14にはデバイス供給領域14の部屋に第3冷媒62を供給する供給口としての第2供給口69を備える。第2供給口69と冷媒回収装置57とを第10管71が接続する。第3冷媒62は第10管71及び第2供給口69を経由してデバイス供給領域14の部屋に供給される。
この構成によれば、配管冷却部52、または配管冷却部59で利用された第3冷媒62が第1供給口67からカバー3により外気と分離された検査領域15の部屋に供給される。さらに、第2供給口69からカバー3により外気と分離されたデバイス供給領域14の部屋に供給される。第3冷媒62は乾燥しているので部屋内を低湿度にできる。
第2温度調整部21bにおいても第1温度調整部21aと同様に第1冷却装置10と第2温度調整部21bとの間に配管冷却部52が配置される。第1冷却装置10と第2温度調整部21bとを接続する第1管49を配管冷却部52が囲み、第2冷媒54により配管冷却部52が第1管49を冷却する。
第2デバイス搬送ヘッド36bにおいても第1デバイス搬送ヘッド36aと同様に第2デバイス供給部22bと第2デバイス搬送ヘッド36bとの間に配管冷却部59が配置される。第2デバイス供給部22bと第2デバイス搬送ヘッド36bとを接続する第4管56が配管冷却部59に冷却される。
第2デバイス搬送ヘッド36bの付近には第2デバイス搬送ヘッド36bに第3冷媒62を吹き付けるノズルとしての第2ノズル72が配置される。第2温度調整部21bの付近には第2温度調整部21bに第3冷媒62を吹き付けるノズルとしての第4ノズル73が配置される。
第2温度調整部21b、第2デバイス供給部22b及び第2デバイス搬送ヘッド36bに係わる第1冷媒51、第2冷媒54及び第3冷媒62の配管の配置は第1温度調整部21a、第1デバイス供給部22a及び第1デバイス搬送ヘッド36aにおける配管の配置と同じであり説明を省略する。
検査部19においてもICデバイス13が冷却される。第1冷却装置10と検査部19とを第1配管としての第11管74が接続する。第11管74は第1冷媒51を通す。第1冷却装置10と検査部19との間に第11管74を囲み、第11管74を冷却する第1配管冷却部及び第3配管冷却部としての配管冷却部75が配置される。検査部19と配管冷却部75とを第4配管としての第12管76が接続する。第12管76には第1冷媒51より温度が高い第2冷媒54が通る。配管冷却部75では第2冷媒54により第11管74が冷却される。配管冷却部75と冷媒回収装置57とを第13管77が接続する。
第1冷媒51は第11管74及び検査部19を通過する。第1冷媒51は検査部19で吸熱して温度が上昇した第2冷媒54となる。第2冷媒54は外気より低温である。第2冷媒54は第12管76を通って配管冷却部75に供給される。従って、検査部19を通過した第2冷媒54を第11管74の冷却に再利用できる為、冷却装置を別途設ける装置に比べて、装置の構造を簡単にできる。配管冷却部75を通過した第2冷媒54は第13管77を通って冷媒回収装置57に回収される。
この構成によれば、第1冷媒51が第1温度調整部21a、第2温度調整部21b及び検査部19に供給されて、第1温度調整部21a、第2温度調整部21b及び検査部19がICデバイス13を冷却する。第1管49を配管冷却部52が冷却し、第11管74を配管冷却部75が冷却するので、第1冷媒51の温度上昇を抑えることができる。従って、第1温度調整部21a、第2温度調整部21b及び検査部19がICデバイス13を冷却する冷却能力を高くできる。
配管冷却部75を通過した第2冷媒54の一部は第3冷媒62と混合して第1ノズル64、第2ノズル72、第3ノズル66、第4ノズル73、第1供給口67または第2供給口69から放出される。尚、配管冷却部52、配管冷却部59及び配管冷却部75は電子部品搬送装置2の一部である。
冷媒回収装置57と加熱装置78とが第14管79により接続される。加熱装置78と機内ドライパージ81とが第15管82により接続される。加熱装置78は回収された冷媒を加熱して常温にする。加熱された冷媒は常温の乾燥空気になる。乾燥空気は加熱装置78から機内ドライパージ81に供給される。機内ドライパージ81は図示しない配管を介して乾燥空気をデバイス回収領域16に供給する。
配管冷却部52、配管冷却部59及び配管冷却部75は同じ構造であるので、配管冷却部52の構造を説明し、配管冷却部59及び配管冷却部75の構造の説明を省略する。
図4及び図5に示すように、配管冷却部52では第1管49を囲む第1断熱部83が第1管49の外周に設置される。つまり、電子部品搬送装置2は第1管49と配管冷却部52との間に第1断熱部83を備えている。配管冷却部52の構成によれば、第1断熱部83が第1冷媒51の放熱を抑制する。従って、第1冷媒51が温まるのを抑えることができる。
配管冷却部52は第1管49と同軸の外周管52aを備える。外周管52aの内壁には第1管49に向かって突出する凸部52bが90度間隔で4箇所に配置される。凸部52bは第1管49と外周管52aとが同軸になるように第1管49の径方向の位置を規制する。凸部52bにより第1冷媒51と第2冷媒54との間の距離が偏ることを抑制し、伝熱する分布を略均等にすることができる。
配管冷却部52は第1冷媒51の流れの上流側に第1側壁52cを備える。配管冷却部52は第1冷媒51の流れの下流側に第2側壁52dを備える。外周管52aは第1冷媒51の流れの上流側にて第2管53と接続される。外周管52aは第1冷媒51の流れの下流側にて第3管55と接続される。
第2管53から供給される第2冷媒54は第1管49と外周管52aとの間を流れて、第3管55から排出される。配管冷却部52の外側の温度は常温である。第1冷媒51の温度は、例えば、−120度である。第2冷媒54の温度は、例えば、−100度である。第2冷媒54の温度は第1冷媒51と配管冷却部52の外側の温度の中間になっている。このため、第1冷媒51は配管冷却部52の外側に伝熱し難くなっている。
電子部品搬送装置2は配管冷却部52に第2断熱部84を備える。第2断熱部84が第1管49及び配管冷却部52を囲む。この構成によれば、第2断熱部84が第1管49及び配管冷却部52を囲む。これにより、外気の熱が第2冷媒54及び第1冷媒51に伝わることを抑制できる。
第1断熱部83及び第2断熱部84には、特に限定されないが本実施形態では例えば、発泡ウレタンゴム等の独立気泡断熱材が用いられる。独立気泡断熱材では樹脂材料内に気泡が分散する。第1管49、第2管53及び第3管55には、例えば、軟質フッソ樹脂チューブが用いられる。
図6に示すように、第1デバイス搬送ヘッド36aは昇降部85及び吸着部86を備える。吸着部86は内部に配管を備え、配管には電磁弁を介して真空ポンプが接続される。吸着部86は減圧した空気を用いてICデバイス13を吸着する。昇降部85はICデバイス13を検査部19に押圧する。
第1デバイス搬送ヘッド36aは第1ノズル64を支持する支持部材87を備える。第1ノズル64は昇降部85及び吸着部86に向けて第3冷媒62を噴射する。
この構成によれば、ICデバイス13を検査する検査部19に電子部品搬送装置2がICデバイス13を搬送する。電子部品搬送装置2は配管冷却部52、配管冷却部59及び配管冷却部75を備え、配管冷却部52、配管冷却部59及び配管冷却部75がICデバイス13を冷却する冷却能力を向上できる装置である。従って、電子部品検査装置1は、配管冷却部52、配管冷却部59及び配管冷却部75がICデバイス13を冷却する冷却能力を向上できる電子部品搬送装置2を備えた装置とすることができる。
第2実施形態
図7に示すように、電子部品検査装置91は電子部品搬送装置92を備える。電子部品搬送装置92は冷却装置としての第2冷却装置93及び冷却装置としての第3冷却装置94を備える。第2冷却装置93は温度調整部21と接続する第1管49に第1冷媒51を供給する。第3冷却装置94は検査部19と接続する第3配管としての第15管95に第1冷媒51を供給する。第15管95は第2冷却装置93とは異なる第3冷却装置94からの第1冷媒51を通す。
第3冷却装置94と検査部19との間には配管冷却部75が配置される。配管冷却部75は第15管95を囲み、第15管95を冷却する。検査部19を通る第1冷媒51は検査部19で熱を吸熱して第2冷媒54となる。第2冷媒54は第12管76を通って配管冷却部75に供給される。第12管76を通る第2冷媒54は配管冷却部75で第1冷媒51の熱を吸熱して第3冷媒62となる。配管冷却部59と配管冷却部75とは第5配管としての第16管96により接続される。配管冷却部75を通過した後の第3冷媒62は第16管96を通って配管冷却部59に供給される。
配管冷却部75を通過した後の第3冷媒62は第16管96を通って配管冷却部75から配管冷却部59へ供給される。従って、配管冷却部75で利用された第3冷媒62を配管冷却部59で再利用できる為、装置の構造を簡単にできる。
配管冷却部75を通過した第2冷媒54の一部は第3冷媒62と混合して第1ノズル64、第2ノズル72、第3ノズル66、第4ノズル73、第1供給口67または第2供給口69から放出される。
第3実施形態
図8に示すように、電子部品検査装置101は電子部品搬送装置102を備える。電子部品搬送装置102は配管冷却部52に冷媒を供給する冷却装置としての第4冷却装置103を備える。第1冷却装置10は温度調整部21と接続する第1管49に第1冷媒51を供給する。第1冷却装置10は検査部19と接続する第11管74に第1冷媒51を供給する。
温度調整部21と冷媒回収装置57とは第16管104により接続される。第1管49及び温度調整部21を通過する第1冷媒51は第2冷媒54になって冷媒回収装置57に回収される。第4冷却装置103と配管冷却部52とは第17管105により接続される。第17管105を通って冷媒としての第4冷媒106が配管冷却部52に供給される。配管冷却部52は第1管49を囲み、第1管49を冷却する。
この構成によれば、配管冷却部52に第4冷媒106を供給する第4冷却装置103を第1冷却装置10とは別に備えるため、第1管49をさらに冷却し、第1冷媒51の温度上昇を抑えることができる。従って、温度調整部21がICデバイス13を冷却する冷却能力を高くできる。
配管冷却部59と第4冷却装置103とは第18管107により接続される。第18管107を通って第4冷媒106が配管冷却部59に供給される。配管冷却部59は第4冷媒106により第4管56を冷却する。
配管冷却部75と第4冷却装置103とは第19管108により接続される。第19管108を通って第4冷媒106が配管冷却部75に供給される。配管冷却部75は第11管74を囲み、第11管74を冷却する。配管冷却部75は第4冷媒106により第11管74を冷却する。検査部19と冷媒回収装置57とは第20管109により接続される。第11管74及び検査部19を通過する第1冷媒51は第2冷媒54になって冷媒回収装置57に回収される。
第4実施形態
第1実施形態では第1冷却装置10はカバー3の近くに配置された。第1冷却装置10はカバー3と離れた場所に配置されても良い。第1冷却装置10はカバー3の内部に配置されても良い。第2実施形態のように、複数の冷却装置を備えるときには、一部を内部に配置し、一部を外部に配置しても良い。
1,91,101…電子部品検査装置、2,92,102…電子部品搬送装置、3…壁としてのカバー、10…冷却装置としての第1冷却装置、13…電子部品としてのICデバイス、19…電子部品冷却部としての検査部、21…電子部品冷却部としての温度調整部、21a…電子部品冷却部としての第1温度調整部、22…搬送部としてのデバイス供給部、23a…搬送部としての第1デバイス回収部、36…搬送部としてのデバイス搬送ヘッド、36a…搬送部としての第1デバイス搬送ヘッド、49…第1配管としての第1管、51…冷媒としての第1冷媒、52…第1配管冷却部としての配管冷却部、53…第4配管としての第2管、54…冷媒としての第2冷媒、55…第2配管としての第3管、56…第2配管としての第4管、59…第2配管冷却部としての配管冷却部、62…冷媒としての第3冷媒、64…ノズルとしての第1ノズル、66…ノズルとしての第3ノズル、67…供給口としての第1供給口、69…供給口としての第2供給口、72…ノズルとしての第2ノズル、73…ノズルとしての第4ノズル、74…第1配管としての第11管、75…第1配管冷却部及び第3配管冷却部としての配管冷却部、76…第4配管としての第12管、83…第1断熱部、84…第2断熱部、93…冷却装置としての第2冷却装置、94…冷却装置としての第3冷却装置、95…第3配管としての第15管、96…第5配管としての第16管、103…冷却装置としての第4冷却装置、106…冷媒としての第4冷媒。

Claims (11)

  1. 冷媒を供給する冷却装置と、
    電子部品を冷却する電子部品冷却部と、
    前記冷却装置と前記電子部品冷却部とを接続し、前記冷媒を通す第1配管と、
    前記第1配管を囲み、前記第1配管を冷却する第1配管冷却部と、を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  2. 請求項1に記載の電子部品搬送装置であって、
    前記第1配管と前記第1配管冷却部との間に第1断熱部を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  3. 請求項2に記載の電子部品搬送装置であって、
    前記第1配管及び前記第1配管冷却部を囲む第2断熱部を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子部品搬送装置であって、
    前記第1配管冷却部に冷媒を供給する冷却装置を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子部品搬送装置であって、
    前記電子部品冷却部と前記第1配管冷却部とを接続し、前記電子部品冷却部を通過した後の冷媒を通す第4配管を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子部品搬送装置であって、
    前記電子部品を搬送する搬送部を備え、
    前記第1配管冷却部と前記搬送部とを接続し、前記第1配管冷却部を通過した後の冷媒を通す第2配管を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  7. 請求項6に記載の電子部品搬送装置であって、
    前記第2配管を囲み、前記第2配管を冷却する第2配管冷却部を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  8. 請求項7に記載の電子部品搬送装置であって、
    前記冷却装置とは異なる冷却装置からの冷媒を通す第3配管と、
    前記第3配管を囲み、前記第3配管を冷却する第3配管冷却部と、
    前記第3配管冷却部と前記第2配管冷却部とを接続し、前記第3配管冷却部を通過した後の冷媒を前記第2配管冷却部に通す第5配管と、を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  9. 請求項8に記載の電子部品搬送装置であって、
    前記第1配管冷却部、前記第2配管冷却部、または前記第3配管冷却部のいずれかを通った冷媒を前記電子部品冷却部または前記搬送部に吹き付けるノズルを備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  10. 請求項9に記載の電子部品搬送装置であって、
    壁により外気と分離された部屋を備え、
    前記第1配管冷却部、前記第2配管冷却部、または前記第3配管冷却部のいずれかを通った冷媒を前記部屋に供給する供給口を備えることを特徴とする電子部品搬送装置。
  11. 前記電子部品を検査する検査部と、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の電子部品搬送装置と、を備えることを特徴とする電子部品検査装置。
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