JP2021146381A - 二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉 - Google Patents

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【課題】溶湯の発泡現象を防止して、溶湯の長期清浄を確保し、鋳造の長期安定を維持するとともに、加圧時に所定の圧力制御を確保する。【解決手段】二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉1は、溶湯供給口11aを備えた溶湯保持室10とストーク28が位置する加圧室20とが溶湯流路30を介して連通接続されている。炉壁2は不定形耐火材製容器3と断熱層4とで構成されている。溶湯流路30の溶湯保持室10側の開口31を開閉する遮断弁33が配置されている。溶湯保持室10と加圧室20に溶湯を加熱する浸漬ヒータ13、24が配置されている。加圧室20内に加圧用気体を導入する手段9bが配置されている。加圧室20は、浸漬ヒータ24の位置する貯留部22とストーク28の位置する出湯部23とからなる。出湯部23の横断面積が貯留部22の横断面積より小であり、出湯部23の炉壁内面がファインセラミックス製円筒体5で構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、アルミニウム合金等の鋳造品の製造時に使用する二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉、詳しくはストークが位置する加圧室の構造に関する。
特許文献1には、溶湯供給口を備えた溶湯保持室とストークが位置する加圧室とが溶湯流路を介して連通接続された二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉が開示されている。この二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉の炉壁は、溶湯が接する不定形耐火材製容器とその背面側の断熱ボード等からなる多層式断熱層とで構成されている。また、二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉には、溶湯流路の溶湯保持室側開口を開閉する遮断弁と、溶湯保持室と加圧室に溶湯を加熱する浸漬ヒータと、加圧室内に乾燥空気等の加圧用気体を導入する手段とが配置されている。
この二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉を用いた鋳造作業では、溶湯流路の遮断弁を閉じ、加圧室の上部空間に加圧用気体を供給して上部空間内を所定圧力に確保することで、加圧室内の溶湯をストークを介して金型のキャビティに導入し、所定時間後、上部空間内を大気に解放して、遮断弁を開くことで、溶湯保持室の溶湯を加圧室に流入させ、この作業を繰り返す。
特開2006−231341号公報
特許文献1の二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉の溶湯が接する不定形耐火材製容器は、型枠に水等で混錬した不定形耐火材を流し込み、所定時間放置(養生)して脱枠し、所定の昇温曲線で乾燥焚きすることで形成されるもので、通気性を有し、しかも加圧室の天板と炉壁の上端面とに隙間が形成されるため、鋳造作業における加圧室の加圧時に加圧用気体が不定形耐火材及び前記隙間を介して断熱層内に侵入し、加圧室の大気解放時に不定形耐火材又は断熱層内に残留している加圧用気体が上部空間及び溶湯中に放出する結果、加圧室での溶湯の発泡現象が避けられない。
この発泡現象は、溶湯中に酸化物等の異物を生成する結果、溶湯の長期清浄が確保できず、鋳造作業の長期安定が困難になるばかりか、ストーク内への異物の持込み、或いはストーク内における微細気泡の残留が生じて製品不良を招来するという問題があった。
また、不定形耐火材の劣化等に起因して不定形耐火材製容器に亀裂又は破損が生じると、加圧時に所定の圧力制御が確保できないという問題があった。
さらに、加圧室の横断面形状が貯留部から出湯部まで同一であることから、加圧空間(上部空間)の大容量化が避けられない。大容量の加圧空間は、加圧用気体の消費量が増大するとともに、加圧用気体に空気を採用する場合、酸化物の生成が増加し、それだけ清浄維持が短期になるという問題があった。
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、溶湯の発泡現象を防止して、溶湯の長期清浄を確保し、鋳造の長期安定を維持するとともに、加圧時に所定の圧力制御を確保することができる二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、
溶湯供給口を備えた溶湯保持室とストークが位置する加圧室とが溶湯流路を介して連通接続されるとともに、炉壁が不定形耐火材製容器と断熱層とで構成され、前記溶湯流路の溶湯保持室側開口を開閉する遮断弁が配置され、前記溶湯保持室と前記加圧室に溶湯を加熱する浸漬ヒータが配置され、前記加圧室内に加圧用気体を導入する手段が配置された二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉において、
前記加圧室が前記浸漬ヒータの位置する貯留部と前記ストークの位置する出湯部とからなり、前記出湯部の横断面積が前記貯留部の横断面積より小であり、前記出湯部の炉壁内面がファインセラミックス製円筒体で構成されていることを特徴とする。
前記手段において、前記ファインセラミックス製円筒体は、前記不定形耐火材製容器の圧縮強度及び熱伝導率より小さい圧縮強度及び熱伝導率を有する不定形耐火断熱材製成形体を介在して配置されている。
また、前記手段において、前記不定形耐火断熱材製成形体は、前記ファインセラミックス製円筒体の外周に一体固定されている。
さらに、前記手段において、前記ファインセラミックス製円筒体は、上端に鍔を有し、当該鍔の下周面及び側周面に当接する第1支持部材と、前記鍔の上周面に当接するとともに前記第1支持部材に一体固定された第2支持部材とで、一体固定されている。
請求項1の発明によれば、出湯部の炉壁内面がファインセラミックス製円筒体、即ち気密性に優れた部材で構成されているので、加圧室の加圧時に加圧用気体が断熱層内に侵入することを回避できる結果、加圧室の大気解放時に発泡現象及び発泡現象に起因する酸化物等の異物の生成を防止でき、また出湯部の炉壁内壁の亀裂等の損傷が抑制でき、安定した操業の確保が可能になる。また、出湯部の横断面積が貯留部の横断面積より小であるため、加圧用気体の消費量が低減し、加圧用気体として空気を採用する場合には加圧空間での酸化物生成を抑制することが可能となる。
請求項2の発明によれば、ファインセラミックス製円筒体と不定形耐火材製容器との間に、不定形耐火材製容器の圧縮強度及び熱伝導率より小さい圧縮強度及び熱伝導率を有する不定形耐火断熱材製成形体が介在しているので、不定形耐火断熱材製成形体が、ファインセラミックス製円筒体の裏面側に浸透する溶湯の固化に起因するファインセラミックス製円筒体への過負荷に対する緩衝となり、ファインセラミックス製円筒体の破損が抑制でき、また加圧空間における内壁を介しての熱放散の減少が可能となる。
請求項3の発明によれば、不定形耐火断熱材製成形体がファインセラミックス製円筒体の外周に一体固定されているので、不定形耐火断熱材製成形体とファインセラミックス製円筒体の内壁への施工のさらなる簡素化が可能となる。
請求項4の発明によれば、ファインセラミックス製円筒体の鍔が第1支持部材と第2支持部材とで一体固定されているので、ファインセラミックス製円筒体の内壁への施工の簡素化が可能となる。
本発明の実施形態に係る二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉の断面図。 加圧室の出湯部を示す図1のII-II線拡大断面図。 加圧部の平面図。 不定形耐火断熱材製成形体、ファインセラミックス製円筒体、及びその支持部材からなるブロック体を加圧室の出湯部から分離した状態を示す断面図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉(以下、単に「溶湯保持炉」という。)1を示す。溶湯保持炉1は、溶湯保持室10と加圧室20とを備え、両室は溶湯流路30を介して連通接続されている。
溶湯保持室10は、上部に天井断熱蓋11と、該天井断熱蓋11に形成された溶湯供給口11aを開閉可能にする断熱蓋12とを備えるとともに、内部に浸漬ヒータ13が配置され、内部に貯えた溶湯を所定温度範囲に保持する。また、溶湯保持室10の内部に貯えた溶湯は、上限レベルUと下限レベルLの間に保持されている。
加圧室20は、上部に開口部21aを有する天板21を備えている。加圧室20は、貯留部22と、該貯留部22の上方の出湯部23とからなり、出湯部23の横断面積が貯留部22の横断面積より小になるように形成されている。貯留部22は、内部に浸漬ヒータ24が配置され、内部に貯えた溶湯を所定温度範囲に保持する。出湯部23には、上部にダイベース25が固定され、該ダイベース25の上に金型26が固定されている。
図2に示すように、ダイベース25には出湯部23を覆う断熱蓋27が設けられ、該断熱蓋27を貫いて筒状のストーク28と、定湯面レベルセンサ29とが設けられている。ストーク28は、下端が出湯部23の溶湯に浸漬され、上端が金型26のキャビティ26aの湯口26bと連通している。これにより、金型26のキャビティ26aの湯口26bと出湯部23とはストーク28を介して連通している。定湯面レベルセンサ29は、下端が出湯部23の溶湯の定湯面レベルNLに位置し、出湯部23の溶湯の定湯面レベルNLを検出するようになっている。
図1に戻ると、溶湯流路30は、溶湯保持室10の底と、加圧室20の貯留部22の側面とを連通するように形成されている。溶湯流路30の溶湯保持室10側の開口31に弁座32が形成され、該弁座32の上方には、溶湯保持室10の天井断熱蓋11を昇降可能に貫いて、溶湯流路30を開閉する遮断弁33が設けられている。すなわち、遮断弁33は、下降時に弁座32を押圧して溶湯流路30を閉じ、上昇時に弁座32から離れて溶湯流路30を開く。
溶湯保持炉1の炉壁2は、加圧室20の出湯部23を除き、溶湯が接触する不定形耐火材製容器3と、該不定形耐火材製容器3の外側に設けられた断熱層4とで構成されている。
不定形耐火材製容器3の不定形耐火材としては、例えばカルデリス株式会社製の商品名:ALKON CAST(アルコン キャスト)等のアルミナ質が好適である。ALKON CASTの圧縮強さは、110〜140MP(at800℃)であり、熱伝導率は、2.08〜2.63W/mK(at800℃)である。断熱層4としては、断熱ボード等からなる多層式断熱構成が好適である。
図2に示すように、加圧室20の出湯部23の炉壁2は、溶湯が接触するファインセラミックス製円筒体5と、該ファインセラミックス製円筒体5の外側に設けられた不定形耐火断熱材製成形体6とが設けられるとともに、当該不定形耐火断熱材製成形体6の外側に前述した不定形耐火材製容器3と断熱層4とが設けられている。ファインセラミックス製円筒体5は、上端に鍔5aを有する。不定形耐火断熱材製成形体6は、外周面が下端に向かって狭小となる傾斜面6aを有する。
ファインセラミックス製円筒体5のファインセラミックスとしては、例えば窒化珪素系ファインセラミックスが好適である。不定形耐火断熱材製成形体6は、不定形耐火材製容器3の圧縮強度及び熱伝導率より小さい圧縮強度及び熱伝導率を有する。不定形耐火断熱材製成形体6の不定形耐火断熱材としては、例えばイソライト工業株式会社製の商品名:ALF(登録商標)が好適である。ALFの圧縮強さは、4.1〜6.5MP(常温)であり、熱伝導率は、0.38〜0.4W/mK(at350℃)である。
図3、図4に示すように、ファインセラミックス製円筒体5と、該ファインセラミックス製円筒体5を吊り下げ支持する支持部材7と、不定形耐火断熱材製成形体6とは、一体構造のブロック体40である。すなわち、支持部材7は、ファインセラミックス製円筒体5の鍔5aの下周面及び側周面に当接する第1支持部材8と、鍔5aの上周面及び第1支持部材8の上周面に当接するとともに第1支持部材8に一体固定された第2支持部材9とからなり、第1支持部材8と第2支持部材9はボルト41により一体固定されている。
第1支持部材8は、ファインセラミックス製円筒体5の外周面より大径の下部内周面8aと、ファインセラミックス製円筒体5の鍔5aの側周面に当接する上部内周面8bと、下部内周面8aと上部内周面8bの間にあってファインセラミックス製円筒体5の鍔5aの下周面に当接する段部8cとを有している。
第2支持部材9は、中央にファインセラミックス製円筒体5の内面と略同径の円形の開口部9aを有する。第2支持部材9の側面には、加圧室20の出湯部23に開口部9aを介して加圧用気体を導入する加圧用気体供給管9bが設けられている。第2支持部材9の上面には、ダイベース25と気密に接触する図示しないパッキンを収容するパッキン溝9cが形成されている。
不定形耐火断熱材製成形体6は、ファインセラミックス製円筒体5の外周にモルタル等の接着剤により一体固定されている。
ブロック体40は、出湯部23の不定形耐火材製容器3の開口部に形成されたブロック体収容部42に収容される。ブロック体収容部42は、内周面が上端に向かって拡径する傾斜面42aを有し、不定形耐火断熱材製成形体6の傾斜面6aと密着するようになっている。ブロック体40は、不定形耐火断熱材製成形体6の全外周面にモルタル等の接着剤を塗布した状態で、ファインセラミックス製円筒体5と不定形耐火断熱材製成形体6とを加圧室20の天板21の開口部21aからブロック体収容部42に収容し、第2支持部材9を加圧室20の天板21にボルト43で固定することで、取り付けられている。
次に、前記実施形態の溶湯保持炉1の操業方法を説明する。
溶湯保持室10には、上限レベルUの湯面まで溶湯が供給されて、溶湯保持室10及び加圧室20の溶湯は、それぞれ浸漬ヒータ13、24により所定温度範囲内に保たれているものとする。この状態で、遮断弁33を上昇させて溶湯流路30を開く。これにより、溶湯保持室10内の溶湯は溶湯流路30を介して加圧室20に流入する。
加圧室20の出湯部23における湯面が上昇し、所定の定湯面レベルNLに達したことを定湯面レベルセンサ29が検知すると、遮断弁33を下降させて溶湯流路30を閉じる。
次に、加圧用気体供給管9bから空気等の加圧用気体を出湯部23の湯面より上方の加圧空間に導入し、加圧室20を所定圧力に加圧する。これにより、加圧室20の溶湯は、ストーク28を介して金型26のキャビティ26a内に充填される。
金型26への溶湯の充填が完了すると、金型26内の溶湯が凝固するまで、所定時間保持する。
加圧用気体供給管9bによる加圧室20への加圧用気体の導入を停止し、加圧室20内を大気に解放した後、金型26内の製品を取り出す。
以上の操作を繰り返すことで、溶湯保持室10の湯面が低下し、下限レベルLに達すると、溶湯保持室10の断熱蓋12を開き、新たな溶湯を上限レベルUまで供給する。
前記実施形態の溶湯保持炉1によれば、出湯部23の炉壁2内面がファインセラミックス製円筒体5で構成されているので、加圧室20の加圧時に加圧用気体が断熱層4内に侵入することを回避できる結果、加圧室20の大気解放時に加圧用気体の加圧室への放散がなく、発泡現象及び発泡現象に起因する酸化物等の異物の生成を防止できる。さらに、ファインセラミックス製円筒体5の存在により、出湯部23の内壁における不定形耐火材製容器3の亀裂等の損傷が抑制できる。これらのことから、溶湯保持炉1の安定した操業の確保が可能になる。また、出湯部23の横断面積が貯留部22の横断面積より小であるため、加圧用気体の消費量が低減し、加圧用気体として空気を採用する場合には加圧空間での酸化物生成を抑制することが可能となる。
また、ファインセラミックス製円筒体5と不定形耐火材製容器3との間に、不定形耐火材製容器3の圧縮強度及び熱伝導率より小さい圧縮強度及び熱伝導率を有する不定形耐火断熱材製成形体6が介在しているので、不定形耐火断熱材製成形体6が、ファインセラミックス製円筒体5の裏面側に浸透する溶湯の固化に起因するファインセラミックス製円筒体5への過負荷に対する緩衝となり、ファインセラミックス製円筒体5の破損が抑制でき、また加圧空間における内壁を介しての熱放散の減少が可能となる。
さらに、ファインセラミックス製円筒体5の鍔5aが第1支持部材8と第2支持部材9とで一体固定されているので、ファインセラミックス製円筒体5の内壁への施工の簡素化が可能となる。また、不定形耐火断熱材製成形体6がファインセラミックス製円筒体5の外周に一体固定されているので、不定形耐火断熱材製成形体6とファインセラミックス製円筒体5の内壁への施工のさらなる簡素化が可能となる。
1 二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉
2 炉壁
3 不定形耐火材製容器
4 断熱層
5 ファインセラミックス製円筒体
5a 鍔
6 不定形耐火断熱材製成形体
7 支持部材
8 第1支持部材
9 第2支持部材
9b 加圧用気体供給管
10 溶湯保持室
11 天井断熱蓋
11a 溶湯供給口
12 断熱蓋
13 浸漬ヒータ
20 加圧室
22 貯留部
23 出湯部
24 浸漬ヒータ
28 ストーク
30 溶湯流路
31 開口
33 遮断弁
40 ブロック体
42 ブロック体収容部

Claims (4)

  1. 溶湯供給口を備えた溶湯保持室とストークが位置する加圧室とが溶湯流路を介して連通接続されるとともに、炉壁が不定形耐火材製容器と断熱層とで構成され、前記溶湯流路の溶湯保持室側開口を開閉する遮断弁が配置され、前記溶湯保持室と前記加圧室に溶湯を加熱する浸漬ヒータが配置され、前記加圧室内に加圧用気体を導入する手段が配置された二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉において、
    前記加圧室が前記浸漬ヒータの位置する貯留部と前記ストークの位置する出湯部とからなり、前記出湯部の横断面積が前記貯留部の横断面積より小であり、前記出湯部の炉壁内面がファインセラミックス製円筒体で構成されていることを特徴とする二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉。
  2. 前記ファインセラミックス製円筒体は、前記不定形耐火材製容器の圧縮強度及び熱伝導率より小さい圧縮強度及び熱伝導率を有する不定形耐火断熱材製成形体を介在して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉。
  3. 前記不定形耐火断熱材製成形体は、前記ファインセラミックス製円筒体の外周に接着されている一体固定されていることを特徴とする請求項2に記載の二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉。
  4. 前記ファインセラミックス製円筒体は、上端に鍔を有し、当該鍔の下周面及び側周面に当接する第1支持部材と、前記鍔の上周面に当接するとともに前記第1支持部材に一体固定された第2支持部材とで、一体固定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の二槽型低圧鋳造用溶湯保持炉。
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JP7458655B2 (ja) 2022-02-25 2024-04-01 株式会社アクセル技研 低圧鋳造用溶湯保持炉

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