JP2021146136A - バルーンカテーテル支持デバイス - Google Patents

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Yuhachi Otake
祐八 大嶽
光則 吉川
Mitsunori Yoshikawa
光則 吉川
佳之 齊藤
Yoshiyuki Saito
佳之 齊藤
徹也 福岡
Tetsuya Fukuoka
徹也 福岡
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Abstract

【課題】蛇行した生体管腔におけるバルーンカテーテルの通過性の低下を抑制しつつ、バルーンカテーテルの押し込み性を向上できるバルーンカテーテル支持デバイスを提供する。【解決手段】バルーンカテーテル40を支持するためのバルーンカテーテル支持デバイス10であって、線材11を巻回して管状に形成された管状部14と、線材11と同一の線材11により形成され、管状部14の基端部から基端方向へ延在する線状部15と、を有し、管状部14は、基端側に配置される基端側管状部16と、基端側管状部16の先端側に配置される先端側管状部17と、を有し、先端側管状部17の巻回半径は、基端側管状部16の巻回半径よりも小さい。【選択図】図3

Description

本発明は、バルーンカテーテルを支持してバルーンカテーテルとともに生体管腔に挿入できるバルーンカテーテル支持デバイスに関する。
近年、生体管腔内に生じた病変部(狭窄部)の改善のために、バルーンカテーテルが用いられている(例えば、特許文献1を参照)。バルーンカテーテルは、通常、長尺なシャフト部と、シャフト部の先端側に設けられて径方向に拡張可能なバルーンとを備えている。収縮されているバルーンを、細い生体管腔を経由して体内の目的場所まで到達させた後に拡張させることで、病変部を押し広げることができる。
特開2001−079093号公報
バルーンカテーテルは、蛇行する生体管腔を通過できる通過性が要求される。さらに、バルーンカテーテルのバルーンが設けられる先端部は、狭い狭窄部に強引に入り込むための押し込み性(プッシャビリティ)が要求される。しかしながら、バルーンカテーテル先端の押し込み性を向上させるために先端部を剛直とすると屈曲部の通過性や分岐部の血管選択性が低下する。一方バルーンカテーテルの先端部を柔軟にして屈曲部通過性を高めると、バルーンカテーテルの押し込み性が低下しやすい。
さらに、バルーンカテーテルの比較的長いガイドワイヤルーメンとガイドワイヤの摺動抵抗が大きくならないように、クリアランスが比較的大きい。そのためガイドワイヤルーメン内でガイドワイヤが撓むためプッシュロスが生じる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、蛇行した生体管腔におけるバルーンカテーテルの通過性の低下を抑制しつつ、バルーンカテーテルの押し込み性を向上できるバルーンカテーテル支持デバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するバルーンカテーテル支持デバイスは、バルーンカテーテルを支持するためのバルーンカテーテル支持デバイスであって、線材を巻回して管状に形成された管状部と、前記線材と同一の線材により形成され、前記管状部の基端部から基端方向へ延在する線状部と、を有し、前記管状部は、基端側に配置される基端側管状部と、前記基端側管状部の先端側に配置される先端側管状部と、を有し、前記先端側管状部の巻回半径は、前記基端側管状部の巻回半径よりも小さいことを特徴とする。
上記のように構成したバルーンカテーテル支持デバイスは、基端側管状部によりバルーンカテーテルの先端部を囲み、先端側管状部により、バルーンカテーテルを貫通してバルーンカテーテルよりも先端側へ突出するガイドワイヤを囲み、線状部をバルーンカテーテルに沿って基端側へ延在させることができる。これにより、バルーンカテーテルの内腔を通ってバルーンカテーテルよりも先端側へ突出するガイドワイヤが、バルーンカテーテルの先端部に対して傾くことを抑制できる。このため、バルーンカテーテルおよびバルーンカテーテル支持デバイスは、ガイドワイヤに沿ってまっすぐに進みやすいため、押し込み対象に対して押し込み力を効率よく作用させることができる。したがって、バルーンカテーテル支持デバイスは、バルーンカテーテルの押し込み性を向上できる。また、管状部は巻回された線材により形成されることで、屈曲部に沿って変形するため、蛇行する生体管腔におけるバルーンカテーテルの通過性の低下を抑制できる。
前記先端側管状部および前記基端側管状部は、同一の軸心を有して並んでもよい。これにより、基端側管状部に囲まれるバルーンカテーテルの先端部の軸心と、基端側管状部に囲まれるガイドワイヤの軸心が一致しやすい。このため、バルーンカテーテルおよびバルーンカテーテル支持デバイスは、ガイドワイヤに沿ってまっすぐに進みやすいため、押し込み対象に対して押し込み力を効率よく作用させることができる。したがって、バルーンカテーテル支持デバイスは、バルーンカテーテルの押し込み性を向上できる。また、バルーンカテーテルのガイドワイヤルーメンなど内腔とのクリアランスが大きいままなので、バルーンカテーテルの内腔を通るガイドワイヤが、バルーンカテーテルの内腔で動き難くなることを効果的に抑制でき、プッシュロスを低減して、バルーンカテーテルの生体管腔における押し込み性を向上できる。
前記管状部の少なくとも一部は、密巻きされてもよい。これにより、管状部は、巻回された線材により形成されることで柔軟性を有しつつも、密巻きによって曲げ剛性を向上できる。このため、バルーンカテーテルの蛇行した生体管腔における通過性の低下を抑制しつつ、押し込み性を向上できる。
前記管状部の少なくとも一部は、疎巻きされてもよい。これにより、管状部は、柔軟性が向上する。このため、バルーンカテーテルの蛇行する生体管腔における通過性の低下を抑制できる。
前記管状部は、弾性的に変形可能であってもよい。これにより、管状部は、柔軟性が維持されるため、バルーンカテーテルの蛇行する生体管腔における通過性の低下を抑制できる。さらに、管状部は、変形しても弾性力により元の形状に復元できるため、バルーンカテーテルの生体管腔における押し込み性を向上できる。
前記線状部は、前記管状部に近接する位置に、前記管状部の軸心から当該軸心と垂直な方向へ離れる離間部を有してもよい。これにより、線状部は、バルーンカテーテルの径方向の外側へ突出するバルーンに妨げられずに、バルーンよりも基端側へ延在できる。
本実施形態に係るバルーンカテーテル支持デバイスによりバルーンカテーテルおよびガイドワイヤを支持した状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。 本実施形態に係るバルーンカテーテル支持デバイスを示す図であり、(A)は平面図、(B)は先端側から見た正面図である。 バルーンカテーテル支持デバイスの使用状態を示す平面図であり、(A)は管状部をバルーンカテーテルの先端部に被せてない状態、(B)は管状部をバルーンカテーテルの先端部に被せた状態を示す。 バルーンカテーテル支持デバイスの変形例を示す平面図であり、(A)は第1の変形例、(B)は第2の変形例、(C)は第3の変形例、(D)は第4の変形例を示す。 バルーンカテーテル支持デバイスの第5の変形例を示す平面図である。 バルーンカテーテル支持デバイスの第6の変形例を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A線に沿う断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法は、説明の都合上、誇張されて実際の寸法とは異なる場合がある。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。本明細書において、バルーンカテーテル40の血管に挿入する側を「先端側」、操作する側を「基端側」と称することとする。
本実施形態に係るバルーンカテーテル支持デバイス10は、図1に示すように、バルーンカテーテル40の先端部および、バルーンカテーテル40に挿入されてバルーンカテーテル40から突出するガイドワイヤ30を覆い、バルーンカテーテル40およびガイドワイヤ30を支持するデバイスである。バルーンカテーテル支持デバイス10は、バルーンカテーテル40およびガイドワイヤ30とともに、血管等の生体管腔内へ挿入可能である。
初めに、バルーンカテーテル40について説明する。バルーンカテーテル40は、長尺なシャフト部50と、シャフト部50の基端に固着されたハブ60と、シャフト部50の先端部に設けられるバルーン70と、を有している。
シャフト部50は、外管51と、外管51の内部に配置される内管52とを備えている。外管51および内管52の間には、バルーン70を拡張するための拡張用流体が流通する拡張ルーメン53が形成されている。内管52の内側には、ガイドワイヤ30を挿入可能なガイドワイヤルーメン54が形成されている。
ハブ60は、外管51の拡張ルーメン53と連通して拡張用流体を流入出させるポートとして機能する第1ハブ開口部61と、ガイドワイヤルーメン54に連通する第2ハブ開口部62とを備えている。第1ハブ開口部61から拡張用流体を流入させると、拡張用流体は、拡張ルーメン53を介してバルーン70の内部へ流入する。これにより、バルーン70が径方向の外側へ拡張する。
バルーン70は、拡張することで狭窄部等を押し広げる部位である。バルーン70の外表面には、狭窄を抑制するための薬剤層71が被覆されてもよい。または、バルーン70の外表面には、バルーン70の拡張によって塑性変形して狭窄部に留置されるステントが載置されてもよい。バルーン70は、内管52に接合される先端接合部72と、外管51に接合される基端接合部73と、拡張および収縮可能な拡張部74とを備えている。先端接合部72は、バルーン70の先端に位置して、内管52の外壁面に液密性を保った状態で接合されている。基端接合部73は、バルーン70の基端に位置して、外管51の先端部の外壁面に液密性を保った状態で接合されている。拡張部74は、先端接合部72と基端接合部73の間に位置し、内管52の外壁面との間に、流体を収容できる空間を形成する。拡張部74の内部は、拡張ルーメン53と連通し、この拡張ルーメン53を介して、基端側から拡張用流体を流入可能となっている。拡張部74は、拡張用流体の流入により拡張し、流入した拡張用流体を排出することにより収縮する。
バルーンカテーテル40は、拡張部74よりも先端側に、先端接合部72および内管52により形成される、径方向へ拡張しないカテーテル先端部75(図3(A)を参照)を有する。カテーテル先端部75は、内管52の先端部に接合される柔軟な先端チップを含む場合もある。
内管52および外管51は、適度な可撓性と適度な剛性を有する構造であることが好ましい。内管52および外管51の構成材料は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマー、ポリイミド、フッ素樹脂等の高分子材料あるいはこれらの混合物、あるいは上記2種以上の高分子材料の単層または多層チューブ等である。
バルーン70の構成材料は、ある程度の可撓性を有することが好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等である。
上述したバルーンカテーテル40は、ガイドワイヤルーメン54の基端側の開口がハブ60に形成される、いわゆるオーバーザワイヤ型(Over the wire type)である。しかしながら、バルーンカテーテル40は、ガイドワイヤルーメン54の基端側の開口がシャフト部50に形成される、いわゆるラピッドエクスチェンジ型(Rapid exchange type)であってもよい。
次に、ガイドワイヤ30について説明する。ガイドワイヤ30は、バルーンカテーテル40のガイドワイヤルーメン54に挿入されて使用される。ガイドワイヤ30は、バルーンカテーテル40のガイドワイヤルーメン54から先端側へ突出した状態で使用され、生体管腔をバルーンカテーテル40よりも先行する。これにより、ガイドワイヤ30は、バルーンカテーテル40を目的の位置まで誘導できる。ガイドワイヤ30は、ガイドワイヤルーメン54を摺動できるように、ガイドワイヤルーメン54の内径よりも小さい外径を有している。ガイドワイヤ30の構成は、特に限定されないが、例えば、Ni−Ti系合金、ステンレス鋼、ピアノ線、コバルト系合金、超弾性合金などの各種金属材料からなるワイヤに、樹脂材料が被覆されて形成される。
次に、バルーンカテーテル支持デバイス10について説明する。バルーンカテーテル支持デバイス10は、図1、2に示すように、1本の線材11により形成される。バルーンカテーテル支持デバイス10は、線材11を巻回して第1の開口部12および第2の開口部13を備える管状に形成された管状部14と、管状部14の第2の開口部13から基端側へ延出する線状部15とを備えている。
管状部14は、線材11を螺旋状に巻回することで略円管状に形成されている。円管状の管状部14は、第1の開口部12と第2の開口部13で開口している。管状部14を形成する線材11は、円管状に巻回されることで、円管の軸心Xに沿う方向に並んで隣接する。
管状部14は、基端側に配置される基端側管状部16と、基端側管状部16の先端側に配置される先端側管状部17と、先端側管状部17および基端管状部14の間の段差18とを備えている。先端側管状部17の巻回半径(巻回の中心から線材11の中心軸までの距離)は、基端側管状部16の巻回半径よりも小さい。先端側管状部17および基端側管状部16は、同一の軸心Xを有して並んでいる。軸心Xは、直線的であることが好ましいが、多少湾曲してもよい。
基端側管状部16は、バルーン先端部75に小さなクリアランスで被さる部位である。基端側管状部16の内径は、収容するバルーン先端部75の外径と同程度または多少大きいことが好ましい。これにより、基端側管状部16は、バルーン先端部75の外周面と、摺動可能に接触する。基端側管状部16の内径は、基端側へ向かって大きくなってもよい。
先端側管状部17は、ガイドワイヤ30に小さなクリアランスで被さる部位である。先端側管状部17の内径は、基端側管状部16の内径よりも小さい。また、先端側管状部17の内径は、バルーンカテーテル40の先端の外径(本実施形態では、内管52の外径)よりも小さくてもよい。これにより、先端側管状部17に、バルーンカテーテル40の先端が入り込むことを抑制できる。先端側管状部17の内径は、ガイドワイヤルーメン54の内径よりも小さく、収容するガイドワイヤ30の外径と同程度または多少大きいことが好ましい。これによりガイドワイヤ30とガイドワイヤールーメン54の間のクリアランスによるたわみに比べ、ガイドワイヤ30と先端側管状部17のクリアランスによるたわみが小さいため、ガイドワイヤを手元で押し込んだ時のプッシャビリティが先端まで伝達可能となり狭窄部の通過性が向上する。
さらに、先端側管状部17は、バルーン先端部75の外周面と、摺動可能に接触する。先端側管状部17の内径は、基端側へ向かって大きくなってもよい。
管状部14において、線材11の巻回されることで隣接する部位同士は、接触する。すなわち、先端側管状部17および基端側管状部16において、線材11は密巻きされている。なお、管状部14を形成する線材11の隣接する部位同士は、図4(A)に示す第1の変形例のように、接触しなくてもよい。したがって、線材11は、隣接する部位同士が離れて疎巻きされてもよい。また、図4(B)に示す第2の変形例のように、先端側管状部17が疎巻きされ、基端側管状部16が密巻きされてもよい。また、図4(C)に示す第3の変形例のように、先端側管状部17が密巻きされ、基端側管状部16が疎巻きされてもよい。また、図4(D)に示す第4の変形例のように、段差18や基端側管状部16の内径が、基端側へ向かって広がるように形成されてもよい。
線状部15は、図1、2に示すように、管状部14の基端部に連結される離間部19と、離間部19の基端部から基端側へ延在する長尺部20とを備えている。
離間部19は、第2の開口部13から基端側へ向かうほど、軸心Xから当該軸心Xと垂直な方向へ離れるように、軸心Xに対して傾斜している。長尺部20は、軸心Xに沿って延在する。長尺部20は、管状部14をバルーンカテーテル40の先端部に被せた際に、バルーンカテーテル40のハブ60の近傍まで到達する長さで形成される。これにより、長尺部20を、バルーンカテーテル40とともに操作可能である。長尺部20は、離間部19から基端方向へ直線的に延在することが好ましいが、湾曲してもよい。なお、線状部15は、軸心Xから当該軸心Xと垂直な方向へ離れる離間部19を有さなくてもよい。
管状部14および線状部15は、弾性的に変形可能であることが好ましい。これにより、管状部14および線状部15は、力を受けて変形しても、元の形状へ戻ることができる。なお、管状部14および線状部15は、塑性変形可能であってもよい。
線材11の構成材料は、特に限定されないが、例えば、ステンレス鋼、Ni−Ti合金、タングステン、超硬合金等である。また、線材11は、これらいずれかの金属材をアニーリングして形成し、形状記憶させるようにしてもよい。線材11の表面には、摩擦抵抗を減少させる低摩擦材が被覆されてもよい。低摩擦材料は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系樹脂材料が挙げられる。低摩擦材料は、線材11の一部にのみ被覆されてもよい。あるいは、低摩擦材料として、親水性潤滑性材料を被覆してもよい。親水性潤滑性材料は、イオン結合や共有結合等の化学結合や、物理的結合により線材11に固定され得る。親水性潤滑性材料は、親水性ポリマーを適用できる。親水性ポリマーは、セルロース系高分子物質、ポリエチレンオキサイド系高分子物質、無水マレイン酸系高分子物質(例えば、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体のような無水マレイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子物質(例えば、ポリアクリルアミド、グリシジルメタクリレート−ジメチルアクリルアミドのブロック共重合体)、水溶性ナイロン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、およびそれらの誘導体等が挙げられる。
次に、本実施形態に係るバルーンカテーテル支持デバイス10の使用方法を、血管内の狭窄部を治療する場合を例として説明する。
まず、術者は、皮膚から血管を穿刺し、イントロデューサ(図示せず)を留置し、ガイディングカテーテル(図示せず)を病変部手前まで進める。次に、バルーンカテーテル40のガイドワイヤルーメン54内にガイドワイヤ30を挿入する。ガイドワイヤ30の先端部は、バルーンカテーテル40よりも先端側へ突出し、ガイドワイヤ30の基端部は、バルーンカテーテル40よりも基端側へ突出する。この状態で、図3(A)に示すように、バルーンカテーテル支持デバイス10の第2の開口部13にガイドワイヤ30およびカテーテル先端部75を挿入する。そして、図3(B)に示すように、基端側管状部16をカテーテル先端部75に被せ、先端側管状部17を、ガイドワイヤ30のガイドワイヤルーメン54から先端側へ突出している部位に被せる。なお、カテーテル先端部75に基端管状部14を被せた後に、ガイドワイヤ30を、バルーンカテーテル40およびバルーンカテーテル支持デバイス10に挿入してもよい。先端側管状部17の内径は、バルーンカテーテル40の先端の外径よりも小さいため、先端側管状部17には、バルーンカテーテル40の先端部は入り込まない。バルーンカテーテル40の先端面は、先端側管状部17と基端管状部14の間の段差18に突き当たる。そして、先端側管状部17の内周面には、ガイドワイヤ30の外周面が小さなクリアランスを有して接触し、基端側管状部16の内周面には、カテーテル先端部75の外周面が小さなクリアランスを有して接触する。このため、カテーテル先端部75に位置するガイドワイヤルーメン54の軸心と、ガイドワイヤルーメン54に配置されるガイドワイヤ30の軸心が略一致し、かつ一致した状態が維持される。管状部14は巻回された線材11により形成されることで、ある程度の柔軟性が維持される。このため、バルーンカテーテル支持デバイス10により支持されるバルーンカテーテル40の、蛇行する生体管腔における通過性の低下を抑制できる。
術者は、ガイドワイヤ30、バルーンカテーテル40およびバルーンカテーテル支持デバイス10を、ガイディングカテーテルの内部より血管内へ挿入する。続いて、ガイドワイヤ30を先行させつつバルーンカテーテル40を進行させる。このとき、バルーンカテーテル40とバルーンカテーテル支持デバイス10は、基端側管状部16にカテーテル先端部75が収容された状態で、一体的にガイドワイヤ30に沿って移動できる。このとき、バルーンカテーテル支持デバイス10の先端側管状部17の内周面を、ガイドワイヤ30が摺動する。バルーンカテーテル支持デバイス10の先端側管状部17の内周面と、ガイドワイヤ30の外周面との間のクリアランスは、バルーンカテーテル40のガイドワイヤルーメン54の内周面とガイドワイヤ30の外周面の間のクリアランスよりも小さい。このため、ガイドワイヤ30とカテーテル先端部75の軸心が略一致した状態が維持される。したがって、バルーンカテーテル40を、ガイドワイヤ30に沿って円滑に移動させて、蛇行する血管を円滑に通過させることができる。
なお、バルーンカテーテル40の先端部を柔軟にしたい場合には、図3(A)に示すように、先端側管状部17がガイドワイヤ30を覆い、かつ基端側管状部16がカテーテル先端部75を覆わないように、線状部15を操作して、バルーンカテーテル支持デバイス10をバルーンカテーテル40に対して先端側へ移動させてもよい。これにより、バルーンカテーテル40およびガイドワイヤ30がバルーンカテーテル支持デバイス10により連結されないため、バルーンカテーテル40の先端部の柔軟性が損なわれない。線状部15を操作して、バルーンカテーテル支持デバイス10をバルーンカテーテル40に対して基端側へ移動させると、バルーンカテーテル支持デバイス10の基端管状部14を、再びカテーテル先端部75に被せることができる。このように、必要に応じて線状部15を操作することで、バルーンカテーテル支持デバイス10の基端側管状部16をカテーテル先端部75に被せたり、カテーテル先端部75から離したりすることができる。したがって、バルーンカテーテル40の先端部の柔軟性を、バルーンカテーテル40を生体管腔に挿入した状態でも容易に調節できる。また、基端側管状部16の軸心と先端側管状部17の軸心が略一致し、先端側管状部17の内周面に、ガイドワイヤ30の外周面が小さなクリアランスを有して接触するため、基端側管状部16をカテーテル先端部75から離した状態において、基端側管状部16の内周面とガイドワイヤ30の外周面の間の隙間が、略一定に維持される。このため、基端側管状部16の内周面とガイドワイヤ30の外周面の間の隙間に、カテーテル先端部75を容易に差し込むことができる。換言すれば、基端側管状部16を、カテーテル先端部75に容易に被せることができる。
術者は、バルーンカテーテル40を狭窄部の近傍まで到達させた後、基端側管状部16にカテーテル先端部75が収容された状態のバルーンカテーテル40を、狭窄部に押し込むことができる。このとき、バルーンカテーテル40の先端部は、バルーンカテーテル支持デバイス10によって補強される。このため、バルーンカテーテル40の押し込み性が向上している。したがって、術者は、狭窄部へバルーン70を効果的に押し込むことができる。ガイドワイヤ30は、バルーンカテーテル支持デバイス10の先端側管状部17の内周面を摺動する。前述の通り、先端側管状部17と、ガイドワイヤ30の間のクリアランスは、ガイドワイヤルーメン54とガイドワイヤ30の間のクリアランスよりも小さいため、ガイドワイヤ30の軸心は、バルーンカテーテル支持デバイス10によって、カテーテル先端部75の軸心と略一致した状態が維持されている。このため、術者は、ガイドワイヤ30に沿ってバルーンカテーテル40およびバルーンカテーテル支持デバイス10を略まっすぐに押し込むことができるため、押し込み力を効率よく作用させることができる。このため、バルーンカテーテル40の押し込み性が向上する。また、必要に応じて、バルーンカテーテル40およびバルーンカテーテル支持デバイス10とともに、ガイドワイヤ30を一体的に狭窄部へ押し込むこともできる。前述したように、ガイドワイヤ30の軸心は、バルーンカテーテル支持デバイス10によって、カテーテル先端部75の軸心と略一致した状態が維持されている。このため、ガイドワイヤ30の軸心方向への力の伝達効率が高く、ガイドワイヤ30を狭窄部へ突き当てても、ガイドワイヤ30は、先端側管状部17内およびガイドワイヤルーメン54内で座屈しにくい。このため、バルーンカテーテル40、バルーンカテーテル支持デバイス10およびガイドワイヤ30を、一体的に狭窄部へ効果的に押し込むことができる。このように、バルーンカテーテル支持デバイス10を被せられたバルーンカテーテル40は、狭窄部において高い押し込み性および貫通性を有するサポートカテーテルとしても機能することができる。
術者は、バルーン70を狭窄部に挿入した後、第1ハブ開口部61より、インデフレーターまたはシリンジ等を用いて拡張用流体を所定量注入し、拡張ルーメン53を通じてバルーン70の内部に拡張用流体を送り込む。これにより、バルーン70が拡張し、狭窄部が、バルーン70によって押し広げられる。バルーン70の外表面に薬剤層71が設けられた薬剤コーテッドバルーン(DCB)を用いた場合は、バルーン70の外表面に設けられる薬剤層71が、狭窄部に接触し、薬剤が狭窄部に塗布される。バルーン70の拡張は、基端側管状部16をカテーテル先端部75に被せた状態(図3(B)を参照)で行われてもよいが、基端側管状部16をカテーテル先端部75よりも先端側へ移動させた状態(図3(A)を参照)で行われてもよい。
この後、拡張用流体を第1ハブ開口部61より吸引して排出し、バルーン70を収縮させる。この後、イントロデューサを介して血管よりバルーンカテーテル40、バルーンカテーテル支持デバイス10およびガイドワイヤ30を抜去し、手技が終了する。
以上のように、本実施形態に係るバルーンカテーテル支持デバイス10は、バルーンカテーテル40を支持するためのバルーンカテーテル支持デバイス10であって、線材11を巻回して管状に形成された管状部14と、線材11と同一の線材11により形成され、管状部14の基端部から基端方向へ延在する線状部15と、を有し、管状部14は、基端側に配置される基端側管状部16と、基端側管状部16の先端側に配置される先端側管状部17と、を有し、先端側管状部17の巻回半径は、基端側管状部16の巻回半径よりも小さい。線材11は、先端から基端まで同じ外径でもよく、先端管状部16だけ外径を小さくしてもよい。また、先端管状部17と基端管状部16の外径を、離間部19または長尺部20の外径より小さくしてもよい。
上記のように構成したバルーンカテーテル支持デバイス10は、基端側管状部16によりバルーンカテーテル40の先端部を囲み、先端側管状部17により、バルーンカテーテル40を貫通してバルーンカテーテル40よりも先端側へ突出するガイドワイヤ30を囲み、線状部15をバルーンカテーテル40に沿って基端側へ延在させることができる。これにより、バルーンカテーテル40の内腔を通ってバルーンカテーテル40よりも先端側へ突出するガイドワイヤ30が、バルーンカテーテル40の先端部に対して傾くことを抑制できる。このため、バルーンカテーテル40およびバルーンカテーテル支持デバイス10は、ガイドワイヤ30に沿ってまっすぐに進みやすいため、押し込み対象に対して押し込み力を効率よく作用させることができる。したがって、バルーンカテーテル支持デバイス10は、バルーンカテーテル40の押し込み性を向上できる。また、バルーンカテーテル40のガイドワイヤルーメン54などの内腔とのクリアランスが大きいままなので、バルーンカテーテル40の内腔を通るガイドワイヤ30が、バルーンカテーテル40の内腔で動き難くなる(例えばスタックする)ことを抑制でき、プッシュロスを低減させて、バルーンカテーテル40の生体管腔における押し込み性を向上できる。また、管状部14は巻回された線材11により形成されることで、ある程度の柔軟性が維持されるため、蛇行する生体管腔におけるバルーンカテーテル40の通過性の低下を抑制できる。
また、先端側管状部17および基端側管状部16は、同一の軸心を有して並んでいる。これにより、基端側管状部16に囲まれるバルーンカテーテル40の先端部の軸心と、基端側管状部16に囲まれるガイドワイヤ30の軸心が一致しやすい。このため、バルーンカテーテル40およびバルーンカテーテル支持デバイス10は、ガイドワイヤ30に沿ってまっすぐに進みやすいため、押し込み対象に対して押し込み力を効率よく作用させることができる。したがって、バルーンカテーテル支持デバイス10は、バルーンカテーテル40の押し込み性を向上できる。また、ガイドワイヤ30が、バルーンカテーテル40のガイドワイヤルーメン54で動き難くなる(例えばスタックする)ことを効果的に抑制でき、プッシュロスを低減させて、バルーンカテーテル40の生体管腔における押し込み性を向上できる。
また、管状部14の少なくとも一部は、密巻きされる。これにより、管状部14は、巻回された線材11により形成されることである程度の柔軟性を有しつつも、密巻きによって曲げ剛性を向上できる。このため、バルーンカテーテル40の蛇行した生体管腔における通過性の低下を抑制しつつ、押し込み性を向上できる。
また、管状部14の少なくとも一部は、疎巻きされてもよい。これにより、管状部14は、柔軟性が向上する。このため、バルーンカテーテル40の蛇行する生体管腔における通過性の低下を抑制できる。
また、管状部14は、弾性的に変形可能である。これにより、管状部14は、柔軟性が維持されるため、バルーンカテーテル40の蛇行する生体管腔における通過性の低下を抑制できる。さらに、管状部14は、変形しても弾性力により元の形状に復元できるため、バルーンカテーテル40の生体管腔における押し込み性を向上できる。管状部14は、線材11が密巻きされた形状で形状付けられているため、外力が作用して弾性的に曲がった後に、外力から解放されることで、元の密巻きされた形状へ確実に戻ることができる。
また、線状部15は、管状部14に近接する位置に、管状部14の軸心から当該軸心と垂直な方向へ離れる離間部19を有する。これにより、線状部15は、バルーンカテーテル40の径方向の外側へ突出するバルーン70に妨げられずに、バルーン70よりも基端側へ延在できる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、図5に示す第5の変形例のように、管状部14は、拡張しないバルーン先端部75を囲む基端側管状部16よりも基端側に、バルーン70の拡張部74を囲む追加管状部21を有してもよい。追加管状部21の内径は、バルーン70の形状に合わせて、例えば基端側に向かってテーパ状に増加する。なお、追加管状部21の内径は、一定であってもよい。または、追加管状部21の内径は、基端側に向かって増加した後に、一定になってもよい。バルーンカテーテル支持デバイス10は、バルーン70の拡張部74を囲む追加管状部21を有することで、バルーン70に剛性を付与し、バルーン70の押し込み性を高めることができる。追加管状部21は、疎巻きであっても、密巻きであってもよい。追加管状部21は、疎巻きであれば、バルーン70を拡張させる際に、追加管状部21をバルーン70によって拡張させやすい。また、追加管状部21は、密巻きであれば、バルーン70に高い剛性を付与し、押し込み性を高めることができる。バルーン70の拡張時には、追加管状部21を形成する線材11がバルーン70の表面を滑る。これにより、追加管状部21は、強制的に径方向の外側へ押し広げられる。
また、バルーンカテーテル支持デバイス10の線状部15は、バルーン70に形成されて折りたたまれる複数の羽根部76の1つに囲まれるように配置されてもよい。これにより、線状部15をコンパクトに収容して、バルーンカテーテル40の外径の増加を抑制できる。
10 バルーンカテーテル支持デバイス
11 線材
12 第1の開口部
13 第2の開口部
14 管状部
15 線状部
16 基端側管状部
17 先端側管状部
18 段差
19 離間部
20 長尺部
21 追加管状部
30 ガイドワイヤ
40 バルーンカテーテル
54 ガイドワイヤルーメン
70 バルーン
75 カテーテル先端部

Claims (6)

  1. バルーンカテーテルを支持するためのバルーンカテーテル支持デバイスであって、
    線材を巻回して管状に形成された管状部と、
    前記線材と同一の線材により形成され、前記管状部の基端部から基端方向へ延在する線状部と、を有し、
    前記管状部は、基端側に配置される基端側管状部と、前記基端側管状部の先端側に配置される先端側管状部と、を有し、
    前記先端側管状部の巻回半径は、前記基端側管状部の巻回半径よりも小さいことを特徴とするバルーンカテーテル支持デバイス。
  2. 前記先端側管状部および前記基端側管状部は、同一の軸心を有して並ぶことを特徴とする請求項1に記載のバルーンカテーテル支持デバイス。
  3. 前記管状部の少なくとも一部は、密巻きされていることを特徴とする請求項1または2に記載のバルーンカテーテル支持デバイス。
  4. 前記管状部の少なくとも一部は、疎巻きされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル支持デバイス。
  5. 前記管状部は、弾性的に変形可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル支持デバイス。
  6. 前記線状部は、前記管状部に近接する位置に、前記管状部の軸心から当該軸心と垂直な方向へ離れる離間部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル支持デバイス。
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