JP2021144670A - 期限管理装置、期限管理方法、及び期限管理プログラム - Google Patents

期限管理装置、期限管理方法、及び期限管理プログラム Download PDF

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真成 野見山
Masanari Nomiyama
真成 野見山
賢治 吉本
Kenji Yoshimoto
賢治 吉本
遼平 大石
Ryohei Oishi
遼平 大石
剛光 上野
Takemitsu Ueno
剛光 上野
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Abstract

【課題】商品の各ロットの有効期限又は消費期限についてのデータ管理のセキュリティを向上させること。【解決手段】本実施の形態に係る期限管理装置は、所定のユーザのユーザIDを登録したマスタと、商品を識別するための商品識別情報、ロット番号、在庫数、有効期限又は消費期限を含む在庫情報を格納するための在庫情報テーブルと、前記制御部は、商品の入荷又は製造完了時に、商品識別情報、ロット番号、入荷数又は製造数、有効期限又は消費期限を含むデータを入力して、在庫情報に登録する入力手段と、表示部に表示される、前記在庫情報を編集可能な画面において、前記マスタに登録したユーザIDのユーザのみに前記在庫情報の有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する編集手段と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、期限管理装置、期限管理方法、及び期限管理プログラムに関する。
例えば、商品のロットの有効期限は入荷又は製造完了をもって確定する。例えば、化学業界では化学品の品質検査の結果、良品と判定された場合は、有効期限が伸びることがある。化学品の有効期限を管理するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2020−8909号公報
しかしながら、上記特許文献1では、商品の各ロットの有効期限又は消費期限についてのデータ管理のセキュリティに関して何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、商品の各ロットの有効期限又は消費期限についてのデータ管理のセキュリティを向上させることが可能な有効期限算出装置、有効期限算出方法、及び有効期限算出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、記憶部及び制御部を備えた期限管理装置であって、前記記憶部には、所定のユーザのユーザIDを登録したマスタと、商品を識別するための商品識別情報(例えば、商品コード及び/又は商品名)、ロット番号、在庫数、有効期限又は消費期限を含む在庫情報を格納するための在庫情報テーブルと、が格納されており、前記制御部は、商品の入荷又は製造完了時に、商品識別情報、ロット番号、入荷数又は製造数、有効期限又は消費期限を含むデータを入力して、在庫情報に登録する入力手段と、表示部に表示される、前記在庫情報を編集可能な画面において、前記マスタに登録したユーザIDのユーザのみに前記在庫情報の有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する編集手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記所定のユーザは、検査部門の担当者であることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記商品は、化学品又は食品であることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記マスタには、編集項目毎にユーザIDを登録しており、編集部102cは、前記画面において、各編集項目について、前記マスタに登録された対応するユーザIDのユーザのみに編集を許可するように制御することにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための期限管理方法であって、前記記憶部には、所定のユーザのユーザIDを登録したマスタと、商品を識別するための商品識別情報、ロット番号、在庫数、有効期限又は消費期限を含む在庫情報を格納するための在庫情報テーブルと、が格納されており、前記制御部において実行される、商品の入荷又は製造完了時に、商品識別情報、ロット番号、入荷数又は製造数、有効期限又は消費期限を含むデータを入力して、在庫情報に登録する入力工程と、表示部に表示される、前記在庫情報を編集可能な画面において、前記マスタに登録したユーザIDのユーザのみに前記在庫情報の有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する編集工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための期限管理プログラムであって、前記記憶部には、
所定のユーザのユーザIDを登録したマスタと、商品を識別するための商品識別情報、ロット番号、在庫数、有効期限又は消費期限を含む在庫情報を格納するための在庫情報テーブルと、が格納されており、前記制御部において実行される、商品の入荷又は製造完了時に、商品識別情報、ロット番号、入荷数又は製造数、有効期限又は消費期限を含むデータを入力して、在庫情報に登録する入力工程と、表示部に表示される、前記在庫情報を編集可能な画面において、前記マスタに登録したユーザIDのユーザのみに前記在庫情報の有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する編集工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、商品の各ロットの有効期限又は消費期限についてのデータ管理のセキュリティを向上させることが可能となるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態の処理イメージを説明するための図である。 図2は、本実施の形態に係る期限管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態に係る期限管理装置の制御部の全体の処理の一例を説明するためのフローを示す図である。 図4は、在庫情報の一例を示す図である。 図5は、ロット詳細メンテ画面の表示例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る期限管理装置、期限管理方法、及び期限管理プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施の形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、商品のロットの有効期限は入荷又は製造完了をもって確定する。例えば、化学業界では品質検査の結果、良品と判定された場合は有効期限が延びることがある。
従来、在庫のロットに関する付随情報(有効期限、ロット備考など)を変更する場合に、特定ユーザのみに有効期限項目のみを変更制御をかける仕組みがなかった。そのため、不正・過失により不適切なデータに変更できてしまうリスクがあり、不適切な改竄による信用失墜という懸念があった。
そこで、本実施の形態では、特定ユーザのみに、商品の各ロットの有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御することで、商品の各ロットの有効期限又は消費期限についてのデータ管理のセキュリティを向上させている。
図1は、本実施の形態の処理イメージを説明するための図である。本実施の形態では、検査ユーザが起動した場合(ログインした場合)のみ、ロット詳細メンテ画面で有効期限の変更を可能とし、それ以外のユーザが起動した場合は、有効期限の項目をロックする。
図1において、ユーザは、自己のユーザIDでログインする(S1)。検査ユーザマスタに、ロット詳細メンテ画面で、有効期限の編集が許可されるユーザ(例えば、検査部門の担当者である検査ユーザ)のユーザIDを予め登録しておく。ログインしたユーザIDが、後述するロット詳細メンテ(S4)において、検査ユーザマスタに登録されたユーザIDと一致するかを判断する。
入荷(又は製造実績)入力(S2)において、商品(例えば、化学品)の入荷時に入荷データを入力して、在庫情報に登録する。製造実績入力では、商品の完成時に製造実績データを入力して、在庫情報に登録する。在庫情報には、商品コード、ロット別のロット詳細情報(有効期限又は消費期限、製造年月日、出荷可能日、ロット備考1、ロット備考2、ロット備考3)等のデータが登録される。
検査工程(検査部門)では、例えば、有効期限切れの再検査が実施される(S3)。ロット詳細メンテ(S4)では、ロット詳細メンテ画面上で、登録した在庫情報のロット詳細情報の編集を行うことが可能となっている。ここでは、例えば、再検査の結果、有効期限を延長する場合には、検査ユーザマスタに登録されたユーザID(検査ユーザのユーザID)でログインした場合に、有効期限の編集(変更)が可能となるように、画面制御を行うことで、権限のない者が、有効期限を勝手に変更できないようにして、セキュリティを向上させている。
なお、食品業界においては、有効期限が消費期限又は賞味期限という言葉に変わり、化学業界に対応する本実施の形態とは逆に賞味期限が短縮されるということが起こり得るが、本発明は、食品業界の食品にも適用可能である。
この場合、S3の再検査は、例えば、有効期限又は消費期限切れの商品について行ったり、また、有効期限又は消費期限内に有効期限又は消費期限の確認のために再検査を行うことにしてもよい。有効期限又は消費期限切れの商品について、再検査の結果、優良品等の理由で有効期限又は消費期限を延長してよい場合がある。また、有効期限又は消費期限内の商品の再検査でも有効期限又は消費期限を更に延長してよい場合がある。他方、再検査の結果、有効期限又は消費期限を短縮する必要がある場合もある。
[2.構成]
本実施形態に係る期限管理装置の構成の一例について、図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態に係る期限管理装置の構成の一例を示すブロック図である。
期限管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、期限管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
期限管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。期限管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、情報処理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、情報処理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。
また、記憶部102は、検査ユーザマスタ106aと、在庫情報テーブル106bを備えている。
検査ユーザマスタ106aは、ロット詳細メンテ画面で有効期限の編集を許可する所定のユーザ(例えば、検査部門の担当者である検査ユーザ)のユーザIDを登録している。
在庫情報テーブル106bは、在庫情報を格納するためのテーブルである。在庫情報は、倉庫を識別するための倉庫識別情報(例えば、倉庫名及び/又は倉庫コード)、商品を識別するための商品識別情報(例えば、商品名及び/又は商品コード)、在庫数、ロット番号、ロット詳細情報(有効期限、製造年月日、出荷可能日、ロット備考1、ロット備考2、ロット備考3等)等のデータを含んでいてもよい(図4参照)。
制御部102は、期限管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、ログイン処理部102aと、入力部102bと、編集部102cと、マスタメンテ部102dを備えている。制御部102は、在庫情報の商品の各ロットの有効期限等のロット情報管理のセキュリティ機能を有する。
ログイン処理部102aは、例えば、モニタ114にログイン画面を表示し、ログイン画面上で担当者により入力される自己のユーザIDを不図示の社員マスタと照合して一致する場合には認証する。
入力部102bは、商品の入荷の際に、例えば、モニタ114に入荷画面を表示し、入荷画面上での担当者の操作に応じて、入荷データを入力して在庫情報テーブル106bの在庫情報に登録する。
また、入力部102bは、商品の製造完了の際に、例えば、モニタ114に製造実績入力画面を表示し、製造実績入力画面上での担当者の操作に応じて、製造完了入力データを入力して在庫情報テーブル106bの在庫情報に登録する。
編集部102cは、例えば、在庫の再検査の結果、有効期限又は消費期限等を変更する必要がある場合に、例えば、モニタ114にロット詳細メンテ画面を表示し、ロット詳細メンテ画面での担当者の操作に応じて、在庫情報のロッド詳細情報を変更等の編集を行って、在庫情報テーブル106bの在庫情報を更新する。ロット詳細メンテ画面では、ログインしたユーザIDが、検査ユーザマスタ106aに登録されている場合のみ、有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する。商品は、化学品又は食品であることにしてもよい。
検査ユーザマスタ106aには、編集項目毎にユーザIDと登録しておき、編集部102cは、ロット詳細メンテ画面において、各編集項目について、検査ユーザマスタ106aに登録された対応するユーザIDのユーザのみに編集を許可するように制御してもよい。
マスタメンテ部102dは、例えば、不図示のマスタメンテ画面上でのオペレータの操作に応じて、検査ユーザマスタ106aに対して、データの登録・追加・変更・削除等の編集を行うためのものである。
[3.具体例]
図2〜図5を参照して、本実施の形態における期限管理装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。図3は、本実施の形態における期限管理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するための図である。以下の例では、化学品について説明する。
(全体の処理)
図3を参照して、本実施の形態における期限管理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。検査部門(検査工程)では、例えば、担当者が在庫情報の有効期限切れの商品について行ったり、また、有効期限内に確認のために再検査を行う。
図3において、ログイン処理部102aは、ログイン処理を実行する(ステップS11)。具体的には、ログイン処理では、ログイン処理部102aは、モニタ114にログイン画面を表示し、ログイン画面上でユーザにより入力されるユーザIDを不図示の社員マスタと照合して一致する場合にはユーザを認証する。ログイン処理部102aは、ログインに成功した場合には、モニタ114にメニュー画面を表示する(ステップS12)。
ユーザは、メニュー画面から(1)入荷入力、(2)製造実績入力、(3)ロット詳細メンテのいずれかを選択することができる(ステップS13)。(1)入荷入力は、商品が入荷した際に選択する。(2)製造実績入力は、商品の製造が完了した際に選択する。
(3)ロット詳細メンテは、在庫情報の商品のロットの再検査等で有効期限等を変更する必要が生じた場合に選択する。
ステップS13において、(1)入荷入力が選択された場合には、入力部102bは、入荷入力処理を実行する(ステップS14)。具体的には、入荷入力処理では、入力部102bは、例えば、モニタ114に入荷入力画面を表示し、入荷入力画面上でのユーザの操作に応じて、入荷データを入力して在庫情報テーブル106bの在庫情報に登録する。
ステップS13において、(2)製造実績入力が選択された場合には、入力部102bは、製造実績入力処理を実行する(ステップS15)。具体的には、製造実績入力処理では、入力部102bは、例えば、モニタ114に製造実績入力画面を表示し、製造実績入力画面上でのユーザの操作に応じて、入荷データを入力して在庫情報テーブル106bの在庫情報に登録する。
ステップS13において、(3)ロット詳細メンテが選択された場合には、編集部102aは、編集処理を実行する(ステップS16)。具体的には、編集処理では、編集部102cは、例えば、モニタ114にロット詳細メンテ画面を表示し、ロット詳細メンテ画面での担当者の操作に応じて、在庫情報のロッド詳細情報を変更等の編集を行って、在庫情報テーブル106bの在庫情報を更新する。編集部102cは、ロット詳細メンテ画面では、ログインしたユーザIDが、検査ユーザマスタ106aに登録されている場合のみ、有効期限の編集を許可するように制御する。
ログアウトが行われた場合には(ステップS17の「Yes」)、当該フローを終了する一方、ログアウトが行われていない場合には(ステップS17の「No」)、ステップS13に戻る。
(サンプルデータ)
図2〜図5を参照して、本実施の形態における期限管理装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。図4及び図5は、本実施の形態における期限管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示しており、図4は、在庫情報の一例を示す図、図5は、ロット詳細メンテ画面の表示例を示す図である。
以下の例では、化学品の有効期限を1か月延長する場合を説明する。
図4(A)は、入荷入力又は製造実績入力で登録された在庫情報の例を示している。図4(A)に示す例では、倉庫「東京倉庫」、商品コード「T0000001」、在庫数「1,000」、ロット番号「19001」、有効期限「2020/2/20」、製造年月日「2019/2/20」、出荷可能日「2019/2/20」、ロット備考1「在庫備考1」、ロット備考2「在庫備考2」、ロット備考3「在庫備考3」となっている。
ここで、商品コード「T0000001」のロット番号「19001」を検査したところ良品であるため、有効期限を「2020/2/20」から「2020/2/30」に1か月延長可能であることが判明した。
図5は、ロット詳細メンテ画面の表示例を示しており、図5に示すロット詳細メンテ画面500は、商品コードと、ロット番号の入力欄401と、有効期限、製造年月日、出荷可能日、ロット備考1、ロット備考2、ロット備考3のロット詳細情報を編集するための編集エリア402とを備えている。
編集部102cは、編集エリア402の有効期限については、検査ユーザテーブル106aに登録されたユーザIDでログインした場合にのみ編集が可能なように制御し、それ以外のIDでログインした場合は、この項目をロックして、編集できないように制御する。
ユーザが入力欄401で商品コードとロット番号を入力して、F4:検索ボタンを押下すると、編集部102cは、商品コード及びロット番号をキーとして、在庫情報テーブル106bからロット詳細情報(有効期限、製造年月日、出荷可能日、ロット備考1、ロット備考2、ロット備考3)を取得して、編集エリア402に表示する。ユーザが編集エリア402でデータを編集(変更)してF10:登録ボタンを押すと、編集部401は、編集されたデータに在庫情報テーブル106bのデータを更新する。
図5では、検査ユーザが自己のユーザIDでログインした場合を説明する。図5に示す例では、商品コード「T0000001」とロット番号「19001」が入力されて、F4:検索ボタンを押下すると、編集エリア402に、図4(A)の有効期限「2020/2/20」、製造年月日「2019/2/20」、出荷可能日「2019/2/20」、ロット備考1「在庫備考1」、ロット備考2「在庫備考2」、ロット備考3「在庫備考3」のデータが読み出されて表示される。そして、検査ユーザが有効期限を「2020/2/20」から「2020/3/20」に変更して、F10:登録ボタンを押すと、図4(B)に示すように、在庫情報の有効期限が「2020/2/20」から「2020/3/20」に変更される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、所定のユーザのユーザIDを登録した検査ユーザマスタ106aと、商品を識別するための商品識別情報、ロット番号、在庫数、有効期限又は消費期限を含む在庫情報を格納するための在庫情報テーブル106bと、商品の入荷又は製造完了時に、商品識別情報、ロット番号、入荷数又は製造数、有効期限又は消費期限を含むデータを入力して、在庫情報に登録する入力部102bと、モニタ114に表示される、在庫情報を編集可能なロット詳細メンテ画面400において、検査ユーザマスタ106aに登録したユーザIDのユーザのみに在庫情報の有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する編集部102cと、を備えているので、商品の各ロットの有効期限又は消費期限についてのデータ管理のセキュリティを向上させることが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、期限管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、期限管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて期限管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、期限管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、期限管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、期限管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 情報処理装置
102 制御部
102a ログイン処理部
102b 入力部
102c 編集部
102d マスタメンテ部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 検査ユーザマスタ
106b 在庫情報テーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 記憶部及び制御部を備えた期限管理装置であって、
    前記記憶部には、
    所定のユーザのユーザIDを登録したマスタと、
    商品を識別するための商品識別情報、ロット番号、在庫数、有効期限又は消費期限を含む在庫情報を格納するための在庫情報テーブルと、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    商品の入荷又は製造完了時に、商品識別情報、ロット番号、入荷数又は製造数、有効期限又は消費期限を含むデータを入力して、在庫情報に登録する入力手段と、
    表示部に表示される、前記在庫情報を編集可能な画面において、前記マスタに登録したユーザIDのユーザのみに前記在庫情報の有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する編集手段と、
    を備えたことを特徴とする期限管理装置。
  2. 前記所定のユーザは、検査部門の担当者であることを特徴とする請求項1に記載の期限管理装置。
  3. 前記商品は、化学品又は食品であることを特徴とする請求項1又は2に記載の期限管理装置。
  4. 前記マスタには、編集項目毎にユーザIDを登録しており、
    前記編集手段は、前記画面において、各編集項目について、前記マスタに登録された対応するユーザIDのユーザのみに編集を許可するように制御することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の期限管理装置。
  5. 記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための期限管理方法であって、
    前記記憶部には、
    所定のユーザのユーザIDを登録したマスタと、
    商品を識別するための商品識別情報、ロット番号、在庫数、有効期限又は消費期限を含む在庫情報を格納するための在庫情報テーブルと、
    が格納されており、
    前記制御部において実行される、
    商品の入荷又は製造完了時に、商品識別情報、ロット番号、入荷数又は製造数、有効期限又は消費期限を含むデータを入力して、在庫情報に登録する入力工程と、
    表示部に表示される、前記在庫情報を編集可能な画面において、前記マスタに登録したユーザIDのユーザのみに前記在庫情報の有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する編集工程と、
    を含むことを特徴とする期限管理方法。
  6. 記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための期限管理プログラムであって、
    前記記憶部には、
    所定のユーザのユーザIDを登録したマスタと、
    商品を識別するための商品識別情報、ロット番号、在庫数、有効期限又は消費期限を含む在庫情報を格納するための在庫情報テーブルと、
    が格納されており、
    前記制御部において実行される、
    商品の入荷又は製造完了時に、商品識別情報、ロット番号、入荷数又は製造数、有効期限又は消費期限を含むデータを入力して、在庫情報に登録する入力工程と、
    表示部に表示される、前記在庫情報を編集可能な画面において、前記マスタに登録したユーザIDのユーザのみに前記在庫情報の有効期限又は消費期限の編集を許可するように制御する編集工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする期限管理プログラム。
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