JP2021144410A - バックアップ情報処理装置、バックアップ情報処理方法およびバックアップ情報処理プログラム - Google Patents

バックアップ情報処理装置、バックアップ情報処理方法およびバックアップ情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンピューターに詳しくないユーザーであっても、必要なデータを適切かつ容易にバックアップ可能とするためのバックアップ情報処理装置を提供する。【解決手段】バックアップ情報処理装置20は、登録部211、確認部212、および設定部213を有する。登録部211は、バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録する。確認部212は、登録部211に登録されたバックアップパラメータに基づいて、登録されたアプリケーションが端末にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認する。設定部213は、確認部212によってアプリケーションが端末にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定する。【選択図】図9

Description

本発明は、バックアップ情報処理装置、バックアップ情報処理方法およびバックアップ情報処理プログラムに関する。
近年の情報通信技術の発達に伴い、従来手作業によって行われていた様々な業務が、PC(Personal Computer)等のコンピューターにインストールされるアプリケーションによって効率的に実行されるようになっている。たとえば、個人で事業を営むユーザーが、会計用のアプリケーションを自身のPCにインストールして事業の会計管理を行うこと等が一般に多く行われている。
上記のようなアプリケーションを使用した際に生成される各種データは、当該アプリケーションに対応する固有のデータフォルダに保存される。しかし、そのようなデータフォルダは、一般的に当該アプリケーションをインストールしたPC上に存在するため、たとえばPCが故障した場合には、固有のデータフォルダ内のデータも失われてしまう可能性がある。
このような問題を考慮して、アプリケーションによって生成されたデータを自動的にバックアップするための方法も提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1には、ユーザーによって手動で登録されたアプリケーション、あるいはインストール時に一律登録されたアプリケーションについて、起動時と終了時に自動的にデータをバックアップする技術が記載されている。この技術によれば、ユーザーにとって重要なデータを自動的にバックアップすることができる。
特開2013−45191号公報
上記特許文献1記載の技術は、ユーザーがバックアップ対象のアプリケーションを手動で登録するか、あるいはアプリケーションのインストール時にバックアップ対象として一律登録するものである。しかしながら、コンピューターに詳しくない一般のユーザーにとっては、バックアップ対象のアプリケーションやアプリケーション固有のデータフォルダを自ら探し出して手動で登録することは困難である。一方、インストール時に一律バックアップ対象として登録される場合も、どのようなデータがバックアップされているかをユーザーが把握できないという問題や、無意識のうちに不要なバックアップが実行されてハードディスク等の記憶容量が圧迫されてしまうといった問題が発生し得る。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、コンピューターに詳しくないユーザーであっても、必要なデータを適切かつ容易にバックアップ可能とするためのバックアップ情報処理装置、バックアップ情報処理方法およびバックアップ情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的は、下記の手段によって達成される。
バックアップ情報処理装置は、登録部、確認部、および設定部を有する。登録部は、バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録する。確認部は、登録部に登録されたバックアップパラメータに基づいて、登録されたアプリケーションが端末にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認する。設定部は、確認部によってアプリケーションが端末にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定する。
バックアップ情報処理システムは、上記のバックアップ情報処理装置と、アプリケーションの提供者からバックアップパラメータを取得するサーバーとを有する。バックアップ情報処理装置は、上記のサーバーによってアプリケーションの提供者から取得されたバックアップパラメータを、サーバーから取得して登録する。
バックアップ情報処理方法は、ステップ(a)、ステップ(b)、およびステップ(c)を有する。ステップ(a)は、バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録する。ステップ(b)は、ステップ(a)において登録されたバックアップパラメータに基づいて、登録されたアプリケーションが端末にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認する。ステップ(c)は、ステップ(b)においてアプリケーションが端末にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定する。
バックアップ情報処理プログラムは、ステップ(a)、ステップ(b)、およびステップ(c)をコンピューターに実行させるように構成される。ステップ(a)は、バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録する。ステップ(b)は、ステップ(a)において登録されたバックアップパラメータに基づいて、登録されたアプリケーションが端末にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認する。ステップ(c)は、ステップ(b)においてアプリケーションが端末にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定する。
本発明のバックアップ情報処理装置によれば、バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録する。そして、バックアップ情報処理装置は、登録されたバックアップパラメータに基づいて、登録されたアプリケーションが端末にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認し、登録されたアプリケーションが端末にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定する。これにより、バックアップの候補となるアプリケーションおよびバックアップパラメータが自動的に取得されて登録されるため、コンピューターに詳しくないユーザーであっても、必要なデータを適切かつ容易にバックアップすることができる。
本発明の実施形態に係るバックアップ情報処理装置が適用されるバックアップ情報処理システムの概略構成を示す図である。 サーバーの概略構成を示すブロック図である。 ユーザー端末の概略構成を示すブロック図である。 ユーザー端末の機能構成を示すブロック図である。 アプリケーション提供者システムの概略構成を示すブロック図である。 バックアップパラメータとして記憶される情報の一例を示す図である。 バックアップ対象ファイルの一例を示す図である。 バックアップ対象レジストリの一例を示す図である。 バックアップ情報処理システムにおいて実行される処理の流れを示すシーケンスチャートである。 図9のステップS320に示されるバックアップ対象設定処理の手順を示すフローチャートである。 ユーザー端末に表示されるバックアップ対象の初期設定画面の一例を示す図である。 ユーザー端末に表示されるバックアップ対象の設定画面の一例を示す図である。 ユーザー端末に表示されるバックアップ対象からの除外設定画面の一例を示す図である。 ユーザー端末の記憶部に設定される情報の一例を示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
<システムの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係るバックアップ情報処理装置が適用されるシステムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、システムは、サーバー10、ユーザー端末20、およびアプリケーション提供者システム30から構成される。
サーバー10は、たとえば、バックアップ情報処理装置を提供する事業者によって設けられ、ユーザー端末20およびアプリケーション提供者システム30との間で各種情報を送受信する。
ユーザー端末20は、ユーザーが使用するノートPC、デスクトップPC、スマートフォン、タブレットPC等の情報端末である。本実施形態において、ユーザー端末20は、バックアップ処理を実行する対象の端末であるとともに、バックアップ情報処理装置としても機能する。ユーザー端末20の数は、1つであっても複数であってもよい。
アプリケーション提供者システム30は、ユーザー端末20にインストールされる各種アプリケーションの開発・提供等を行う事業者等に設けられ、自社のアプリケーションに関する情報を管理するシステムである。
各構成は、ネットワークを介して接続され、有線または無線の各種通信方式によって通信可能である。以下、各構成について詳細に説明する。
<サーバー10>
図2は、サーバーの概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバー10は、制御部11、記憶部12、および通信部13を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を備え、プログラムに従い、上述した各構成要素の制御や各種の演算処理を実行する。
記憶部12は、予め各種プログラムや各種データを記憶するROM(Read Only Memory)、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、各種プログラムや各種データを記憶するハードディスク等を備える。
通信部13は、ネットワークを介して、他の端末や装置と通信するためのインターフェースを備える。通信部13は、たとえば、ユーザー端末20またはアプリケーション提供者システム30と各種データ等の送受信を行う。
記憶部12には、たとえば、各アプリケーション提供者から提供されるアプリケーションのバックアップパラメータが記憶されている。バックアップパラメータについて、詳細は後述する。
<ユーザー端末20>
図3は、ユーザー端末の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ユーザー端末20は、制御部21、記憶部22、通信部23、表示部24、および操作受付部25を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。ユーザー端末20の制御部21、記憶部22、および通信部23は、サーバー10の制御部11、記憶部12、および通信部13と同様の機能を有するため、さらなる説明を省略する。
表示部24は、LCD(液晶ディスプレイ)や有機ELディスプレイ等を備え、各種情報を表示する。
操作受付部25は、タッチセンサーや、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等を備え、ユーザーの各種操作を受け付ける。なお、表示部24および操作受付部25は、表示部24としての表示面に、操作受付部25としてのタッチセンサーを重畳することによって、タッチパネルを構成してもよい。
記憶部22には、サーバー10等から取得した各アプリケーションのバックアップパラメータや、バックアップ処理およびバックアップパラメータの更新を実行するタイミング、バックアップされるデータの格納先に関する情報等が記憶される。バックアップパラメータについて、詳細は後述する。
<ユーザー端末20の機能>
図4は、ユーザー端末の制御部の機能構成を示すブロック図である。
図4に示すように、ユーザー端末20の制御部21は、プログラムを読み込んで処理を実行することによって、登録部211、確認部212、設定部213、受付部214、判断部215、検知部216、および実行部217として機能する。
登録部211は、バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録する。
確認部212は、登録部211に登録されたバックアップパラメータに基づいて、登録されたアプリケーションがユーザー端末20にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認する。たとえば、所定のタイミングとしては、予め決められた時間毎のタイミング、ユーザー端末20が起動または終了されるタイミング、バックアップパラメータが取得または更新されるタイミング、あるいはバックアップ処理が実施されるタイミング等の任意のタイミングが設定され得る。
設定部213は、確認部212によってアプリケーションがユーザー端末20にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定する。
受付部214は、確認部212によってユーザー端末20にインストールされていることが確認されたアプリケーションを一覧表示して、ユーザーから一覧表示された各アプリケーションをバックアップ対象とするか否かの指示を受け付ける。
判断部215は、バックアップされるデータの格納先としてユーザー端末20に接続可能な外部記憶装置が指定されているか否かを判断する。
検知部216は、外部記憶装置がユーザー端末20に接続されたことを検知する。
実行部217は、判断部215によって外部記憶装置が指定されていると判断され、検知部216によって外部記憶装置がユーザー端末20に接続されたことが検知された場合に、対象のデータを外部記憶装置に格納してバックアップ処理を実行する。
<アプリケーション提供者システム30>
図5は、アプリケーション提供者システムの概略構成を示すブロック図である。
図5に示すように、アプリケーション提供者システム30は、制御部31、記憶部32、および通信部33を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。アプリケーション提供者システム30の制御部31、記憶部32、および通信部33は、サーバー10の制御部11、記憶部12、および通信部13と同様の機能を有するため、さらなる説明を省略する。
アプリケーション提供者システム30は、たとえば、ユーザー端末20にインストールされる各種アプリケーションを開発したり提供したりする事業者等に設けられる。アプリケーション提供者システム30は、ユーザー端末20にインストールされた自社のアプリケーションによっておいて生成されたデータをバックアップするための情報を、サーバー10に送信して提供する。
なお、上記システムの各構成は、それぞれ上記の構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記の構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
<バックアップパラメータ>
バックアップパラメータは、バックアップ処理を行う際に必要となる情報であり、バックアップ処理の対象となるアプリケーション毎に設定される。バックアップパラメータには、対象のアプリケーションがインストールされていることを検出するための情報や、バックアップが必要なデータを特定するための情報等が含まれる。
図6は、バックアップパラメータとして記憶される情報の一例を示す図である。
図6に示すように、バックアップパラメータには、アプリケーションを識別するためのアプリケーション情報、バックアップ対象ファイル、およびバックアップ対象レジストリが記憶される。アプリケーション情報には、アプリケーションの名称、バージョン、対応OS、対応システム、アプリケーションの提供者に関する情報等、アプリケーションを識別するために必要な各種情報が含まれる。以下、バックアップ対象ファイルおよびバックアップ対象レジストリについて詳細に説明する。
まず、バックアップ対象ファイルについて説明する。図7は、バックアップ対象ファイルの一例を示す図である。
バックアップ対象ファイルは、バックアップ対象情報を構成し、各アプリケーションにおいてバックアップが必要なデータと、ユーザー端末20における各データの格納場所を示す情報である。バックアップが必要なデータは、たとえば各アプリケーションを使用してユーザーが作成したデータの内、ストレージ(記憶部22)上にファイルとして格納されたデータである。
図7の例では、バックアップ対象ファイルとして、ストレージ(記憶部22)におけるファイルの格納場所のフォルダ構成をツリー形式で示す情報と、ファイルの名称を示す情報が含まれている。ファイルの格納場所としては、「C:¥Users¥特許一郎¥マイドキュメント¥アプリ」という情報が設定されている。このようなフォルダ構成は、アプリケーション毎に予め定められており、たとえばアプリケーションのインストール時に、対応するフォルダがユーザー端末20に生成される。ファイルの名称としては、「報告書.docx」という名称情報が設定されている。このようなファイルの名称も、アプリケーション毎に予め定められており、たとえばアプリケーションを使用した際に、対応するファイルがユーザー端末20に生成される。なお、バックアップ対象ファイルには、単一のファイルに関する情報だけでなく、複数のフォルダに存在する複数のファイルに関する情報が含まれ得る。たとえば、バックアップ対象ファイルとして、バックアップ対象として設定されたフォルダであるバックアップフォルダ内の全てのファイルが指定されてもよく、バックアップフォルダ内の特定の拡張子を有するファイルが指定されてもよく、あるいはバックアップフォルダ内の特定のファイル名を有するファイル等が指定されてもよい。
次に、バックアップ対象レジストリについて説明する。図8は、バックアップ対象レジストリの一例を示す図である。
バックアップ対象レジストリは、各アプリケーションを使用してユーザーが作成したデータの内、Windows(登録商標)等のOSのレジストリデータベースに格納されたデータの場所を表す情報である。バックアップ対象レジストリは、レジストリデータベースの種類であるHKEY_LOCAL_MACHINEやHKEY_CURRENT_USER等のレジストリハイブや、レジストリキーツリー、レジストリキー名、キーの値の名称や形式等を含む情報である。
図8の例では、バックアップ対象レジストリとして、「レジストリハイブHKEY_CURRENT_USER」における「Software¥NuGetレジストリキー」の「DoNotShowPreviewWindowデータ」が設定されている。なお、バックアップ対象レジストリには、単一の項目だけでなく、複数の場所に存在する複数の項目に関する情報が含まれ得る。
なお、上述したバックアップパラメータの各情報は、ユーザー端末20の記憶部22においてプログラムの一部として記憶されてもよく、独立したファイルとして記憶されてプログラムから参照されてもよい。あるいは、バックアップパラメータの一部または全部がサーバー10の記憶部12に記憶され、ユーザー端末20が必要に応じてサーバー10から取得することによって使用されてもよい。
<バックアップ情報処理システムにおける処理>
図9は、バックアップ情報処理システムにおいて実行される処理の流れを示すシーケンスチャートである。図9のシーケンスチャートに示される各構成の処理は、各構成の記憶部にプログラムとして記憶されており、各装置の制御部が各部を制御することにより実行される。
図9に示すように、各アプリケーション提供者システム30は、それぞれが提供するアプリケーションについて追加、削除、変更等があった場合に、各アプリケーションのバックアップパラメータを記憶部32に登録する(ステップS100)。各アプリケーション提供者システム30は、それぞれが登録したバックアップパラメータを、サーバー10に送信する(ステップS120)。各アプリケーション提供者システム30は、それぞれ登録されている全てのバックアップパラメータをサーバー10に送信してもよく、更新されたバックアップパラメータのみをサーバー10に送信してもよい。
サーバー10は、各アプリケーション提供者システム30から送信されたバックアップデータを、たとえば図6に示すようなデータベースとして記憶部12に登録する(ステップS200)。
ユーザー端末20は、所定の更新タイミング等において、サーバー10にバックアップパラメータを要求する(ステップS300)。サーバー10は、ユーザー端末20からの要求に応じて、記憶部12に登録されているバックアップパラメータをユーザー端末20に送信する。このとき、サーバー10は、ユーザー端末20に搭載されているOSおよびシステムの種類やバージョン等に応じて、当該ユーザー端末20に必要なバックアップパラメータのみを送信することができる。なお、ユーザー端末20の工場出荷時等にバックアップパラメータが予め設定されている場合、ユーザー端末20は、ステップS300の処理を省略してもよい。
続いて、ユーザー端末20は、バックアップ対象とするアプリケーションおよびデータを設定するバックアップ対象設定処理を実行する(ステップS320)。バックアップ対象設定処理について、詳細は後述する。
続いて、ユーザー端末20は、バックアップ処理を実行するタイミングであるか否かを判断する(ステップS340)。バックアップ処理を実行するタイミングとしては、たとえば所定の日時や所定のサイクルが設定される。
バックアップ処理を実行するタイミングでない場合(ステップS340:NO)、ユーザー端末20は、ステップS380の処理に進む。
バックアップ処理を実行するタイミングである場合(ステップS340:YES)、ユーザー端末20は、ステップS320の処理において設定されたバックアップ対象およびバックアップパラメータに基づいて、必要なデータを予め指定された格納先に保存するバックアップ処理を実行する(ステップS360)。
なお、バックアップ処理を実行するタイミングは、上記の例に限定されず、必要に応じて任意のタイミングが設定され得る。また、バックアップされるデータの格納先としてユーザー端末20に接続可能な外部記憶装置が指定されている場合、外部記憶装置の接続が検知されたタイミングにおいてバックアップ処理が実行されてもよい。この場合、ユーザー端末20は、バックアップされるデータの格納先として外部記憶装置が指定されているか否かを判断し、当該外部記憶装置がユーザー端末20に接続されたことを検知した場合に、対象のデータを当該外部記憶装置に格納してバックアップ処理を実行する。なお、バックアップされるデータの格納先は、有線によってユーザー端末20に接続されるストレージ装置に限定されない。たとえば、無線によってユーザー端末20に接続されるストレージ装置や、インターネット等のネットワークを介してユーザー端末20から接続可能なストレージサーバーやクラウドサーバー等が格納先の外部記憶装置として指定されてもよい。
続いて、ユーザー端末20は、バックアップパラメータの更新が必要であるか否かを判断する(ステップS380)。バックアップパラメータの更新を行うタイミングとしては、たとえば本実施形態の処理を実行するバックアップ情報処理プログラムをアップデートするタイミングや、サーバー10からバックアップパラメータが更新された旨の情報を取得したタイミング等である。バックアップパラメータの更新を行うタイミングは、上記の例に限定されず、必要に応じて任意のタイミングが設定され得る。
バックアップパラメータの更新が必要でない場合(ステップS380:NO)、ユーザー端末20は、ステップS340の処理に戻り、バックアップ処理を実行するタイミングまたはバックアップパラメータを更新するタイミングまで待機する。
バックアップパラメータの更新が必要である場合(ステップS380:YES)、ユーザー端末20は、ステップS300の処理に戻り、サーバー10から最新のバックアップパラメータを取得してステップS320以降の処理を実行する。
<バックアップ対象設定処理>
図10は、図9のステップS320に示されるバックアップ対象設定処理の手順を示すフローチャートである。図11は、ユーザー端末に表示されるバックアップ対象の初期設定画面の一例を示す図である。図12は、ユーザー端末に表示されるバックアップ対象の設定画面の一例を示す図である。図13は、ユーザー端末に表示されるバックアップ対象からの除外設定画面の一例を示す図である。図14は、ユーザー端末の記憶部に設定される情報の一例を示す図である。図10のフローチャートに示される各処理は、ユーザー端末20の記憶部22にプログラムとして記憶されており、制御部21が各部を制御することにより実行される。
図10に示すように、ユーザー端末20は、サーバー10から取得したバックアップパラメータを記憶部22に登録する(ステップS321)。
続いて、ユーザー端末20は、記憶部22に登録されたバックアップパラメータに基づいて、バックアップパラメータが登録されているアプリケーションのユーザー端末20へのインストール状況を確認する(ステップS322)。たとえば、ユーザー端末20は、バックアップパラメータとして登録されているバックアップ対象ファイルまたはバックアップ対象レジストリを参照し、対応するフォルダ、ファイル、レジストリキー等の情報が記憶部22に存在するか否かを確認することによって、各アプリケーションのインストール状況を確認する。これにより、ユーザー端末20は、バックアップパラメータが登録されているアプリケーションがユーザー端末20にインストールされたことや、インストールされていたアプリケーションがアンインストールされたことを検知できる。
続いて、ユーザー端末20は、ステップS322の処理における確認結果に基づいて、バックアップパラメータが登録されているアプリケーションがユーザー端末20にインストールされているか否かを判断する(ステップS323)。
バックアップパラメータが登録されたアプリケーションがユーザー端末20にインストールされていない場合(ステップS323:NO)、ユーザー端末20は、ステップS327の処理に進む。
バックアップパラメータが登録されたアプリケーションがユーザー端末20にインストールされている場合(ステップS323:YES)、ユーザー端末20は、バックアップ対象として設定する候補となるアプリケーションとともに、各アプリケーションにおいてバックアップが必要なデータの候補を一覧表示する(ステップS324)。
たとえば、ユーザー端末20は、図11または図12に示すような画面を表示部24に表示する。バックアップが必要なデータの候補は、各アプリケーションに関連付けてアプリケーション毎に一覧表示されてもよく、各アプリケーションに共通するデータとして一覧表示されてもよい。図11の画面は、たとえば本実施形態のバックアップ情報処理プログラムをインストールした直後の初回設定時や、ユーザーが能動的に設定を変更する場合等に表示される初期設定画面である。図12の画面は、たとえばバックアップパラメータが更新された際に自動的に表示される設定画面である。図12の画面には、アプリケーションのみが一覧表示されているが、各アプリケーションに関連付けてバックアップが必要なデータの候補が一覧表示されてもよい。
続いて、ユーザー端末20は、一覧表示された各アプリケーションおよびデータをバックアップ対象とするか否かの指示を、ユーザーによる操作受付部25の操作等を介して受け付ける(ステップS325)。たとえば、ユーザー端末20は、図11または図12の画面に示されたチェックボックスにチェックが入力された場合に、対応するアプリケーションまたはデータをバックアップ対象とする旨の指示として受け付ける。
続いて、ユーザー端末20は、ステップS325の処理において、ユーザーからバックアップ対象とする旨の指示を受け付けたアプリケーションおよびデータをバックアップ対象として設定する(ステップS326)。
続いて、ユーザー端末20は、ステップS322の処理において確認したアプリケーションのインストール状況を参照し、バックアップ対象として設定されているアプリケーションであって、ユーザー端末20からアンインストールされたアプリケーションがあるか否かを判断する(ステップS327)。
アンインストールされたアプリケーションがない場合(ステップS327:NO)、ユーザー端末20は、バックアップ対象設定処理を終了する。
アンインストールされたアプリケーションがある場合(ステップS327:YES)、ユーザー端末20は、アンインストールされたアプリケーションを、バックアップ対象から除外する候補として一覧表示する(ステップS328)。たとえば、ユーザー端末20は、図13に示すような画面を表示部24に表示する。図13の画面においては、アンインストールされた3つのアプリケーションが一覧表示されている。
続いて、ユーザー端末20は、一覧表示された各アプリケーションをバックアップ対象から除外するか否かの指示を、ユーザーによる操作受付部25の操作等を介して受け付ける(ステップS329)。たとえば、ユーザー端末20は、図13の画面に示されたチェックボックスにチェックが入力された場合に、対応するアプリケーションまたはデータをバックアップ対象から除外する旨の指示として受け付ける。ここで、アンインストールされたアプリケーションは、一般的にはバックアップ対象とする必要はないため、全てのチェックボックスに予めチェックが入力されていてもよい。あるいは、ユーザーからの指示を受け付けることなくバックアップ対象から自動的に除外して、その旨をユーザーに通知してもよい。
続いて、ユーザー端末20は、ステップS329の処理において、バックアップ対象から除外する旨の指示を受け付けたアプリケーションをバックアップ対象から除外するように設定し(ステップS330)、バックアップ対象設定処理を終了する。なお、ステップS322〜ステップS330の処理を実行するタイミングは、上記のタイミングに限定されず、たとえば、予め決められた時間毎、ユーザー端末20の起動時または終了時、あるいはバックアップ処理の実施時等の所定のタイミングにおいて実行してもよい。
上記のようなバックアップ対象設定処理を実行することにより、ユーザー端末20の記憶部には、たとえば図14に示すような情報が設定される。図14の例では、各アプリケーションのバックアップパラメータに、当該アプリケーションのインストール有無と、バックアップ対象としての設定有無が関連付けられて記憶されている。さらに、図14に示す情報に加えて、各アプリケーションにおけるデータ毎のバックアップ対象としての設定有無が関連付けられて記憶されてもよい。図14に示すような情報は、ユーザーからの要求があった場合や、アプリケーションのインストール状況またはバックアップ対象の設定状況に変化があった場合等に、表示部24に表示されてもよい。
以上のように、本実施形態のバックアップ情報処理システムによれば、バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップパラメータを取得して登録し、バックアップパラメータに基づいて、登録されたアプリケーションがユーザー端末20にインストールされているか否かを確認する。そして、登録されたアプリケーションがユーザー端末20にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定する。これにより、バックアップの候補となるアプリケーションおよびバックアップパラメータが自動的に取得されて登録されるため、コンピューターに詳しくないユーザーであっても、必要なデータを適切かつ容易にバックアップすることができる。
また、バックアップ情報処理システムは、バックアップ対象として設定されているアプリケーションがユーザー端末20にインストールされていないことが確認された場合、当該アプリケーションをバックアップ対象から除外するように設定する。これにより、バックアップが不要となったアプリケーションを手間なく確実にバックアップ対象から除外することができる。
また、バックアップパラメータは、アプリケーションにおいてバックアップが必要なデータの候補を示すバックアップ対象ファイルを含み、ユーザー端末20は、バックアップ対象ファイルによって示されるデータをバックアップ対象として設定する。これにより、アプリケーション毎のバックアップが必要なデータを確実かつ容易にバックアップ対象として設定することができる。
また、ユーザー端末20は、アプリケーション提供者システム30からバックアップパラメータを取得するサーバー10から、バックアップパラメータを取得して登録する。これにより、たとえばアプリケーション提供者によって新たなアプリケーションが提供された場合や、新たなアプリケーション提供者が登場して新たなアプリケーションの提供を開始した場合等においても、漏れなく確実に、アプリケーションのバックアップ処理を実行することができる。さらに、アプリケーションの提供者にとっても、個々のエンドユーザーやユーザー端末20に個別にアクセスすることなく、バックアップパラメータをサーバー10に提供するだけで、確実かつ効率的なバックアップ処理をエンドユーザーに提供できる。したがって、アプリケーションのユーザー利便性、ひいては価値向上につなげることができる。
また、ユーザー端末20は、ユーザー端末20にインストールされていることが確認されたアプリケーションを一覧表示して、ユーザーから一覧表示された各アプリケーションをバックアップ対象とするか否かの指示を受け付ける。そして、ユーザー端末20は、ユーザーからバックアップ対象とする旨の指示を受け付けたアプリケーションを、バックアップ対象として設定する。これにより、コンピューターに詳しくないユーザーであっても、どのようなアプリケーションのデータがバックアップされるかを認識しつつ、必要なアプリケーションのデータを適切にバックアップすることができる。
その結果として、たとえばユーザー端末20が故障した場合等においても、ユーザーは上記のように一覧表示された候補の中からバックアップするアプリケーションを選択しているため、アプリケーションがバックアップされていることを認識した上で、迅速な復旧処理につなげることができる。また、どのようなアプリケーションのデータがバックアップされるかをユーザーが選択して認識できるため、無意識のうちに不要なバックアップが実行されてハードディスク等の記憶容量が圧迫されてしまうことも抑止できる。
また、ユーザー端末20は、インストールされているアプリケーションを一覧表示するとともに、各アプリケーションにおいてバックアップが必要なデータの候補を各アプリケーションに関連付けて一覧表示し、ユーザーから各データの候補をバックアップ対象とするか否かの指示を受け付ける。そして、ユーザー端末20は、ユーザーからバックアップ対象とする旨の指示を受け付けたデータを、バックアップ対象として設定する。これにより、コンピューターに詳しくないユーザーであっても、各アプリケーションのどのようなデータがバックアップされるかを認識しつつ、必要なデータをより適切にバックアップすることができる。また、どのようなアプリケーションのどのようなデータがバックアップされるかをユーザーが選択して認識できるため、無意識のうちに不要なバックアップが実行されてハードディスク等の記憶容量が圧迫されてしまうこともより一層抑止できる。
また、ユーザー端末20は、バックアップ対象として設定されているアプリケーションであって、ユーザー端末20にインストールされていないことが確認されたアプリケーションを一覧表示して、ユーザーから一覧表示された各アプリケーションをバックアップ対象から除外するか否かの指示を受け付ける。そして、ユーザー端末20は、ユーザーからバックアップ対象から除外する旨の指示を受け付けたアプリケーションを、バックアップ対象から除外するように設定する。これにより、ユーザーは、コンピューターからアンインストールされたアプリケーションを確認して、バックアップ対象から除外するアプリケーションを選択して指定することができる。これにより、ユーザーはアンインストールされてバックアップ対象から除外されるアプリケーションを確実に認識することができる。その結果、たとえば誤ってアプリケーションがアンインストールされてバックアップ対象から除外されることを抑止できる。また、たとえば一時的にアンインストールされたアプリケーションについてバックアップ対象から除外しないように設定することができ、必要なデータを確実にバックアップすることができる。
また、バックアップパラメータは、アプリケーションがユーザー端末20にインストールされた際に設定されるレジストリに関する情報であるバックアップ対象レジストリを含む。これにより、バックアップの候補となるアプリケーションがユーザー端末20にインストールされていることを容易かつ確実に検出することができる。
また、バックアップパラメータは、アプリケーションがユーザー端末20にインストールされた際に生成されるファイルまたはフォルダに関する情報であるバックアップ対象ファイルを含む。これにより、各アプリケーションにおいてバックアップが必要なデータを容易かつ確実に特定してバックアップ処理を実行することができる。
また、ユーザー端末20は、本実施形態の機能を実現するためのプログラムがアップデートされる際に、登録されているバックアップパラメータを更新する。これにより、プログラムのアップデートとあわせてバックアップパラメータを更新できるため、確実かつ効率的にバックアップパラメータを更新することができる。
また、バックアップされるデータの格納先としてユーザー端末20に接続可能な外部記憶装置が指定されているか否かを判断し、当該外部記憶装置がユーザー端末20に接続されたことが検知された場合に、当該外部記憶装置にデータを格納してバックアップ処理を実行する。これにより、予め指定された外部記憶装置をユーザー端末20に接続するだけで即時にバックアップ処理が実行されるため、容易かつ確実にバックアップ処理を実行することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上記の実施形態では、ユーザー端末20がバックアップ情報処理装置を構成する場合を例として説明したが、これに限定されない。たとえば、ユーザー端末20以外のサーバーやコントローラー等の外部機器が、バックアップ情報処理装置の機能の一部または全部を実行してもよい。
また、上記の実施形態では、ユーザー端末20がバックアップ情報処理装置を提供する事業者によって設けられたサーバー10からバックアップパラメータを取得する例について説明したが、バックアップパラメータの取得方法はこれに限定されない。たとえば、ユーザー端末10は、自機にインストール可能なアプリケーションの管理や販売等を行うアプリケーションストアやアプリケーションマネージャー等のサーバーを介して、バックアップパラメータを取得してもよい。この場合、バックアップパラメータは、本実施形態のバックアップ情報処理プログラムを含むバックアップアプリケーションの一部としてアプリケーションのアップデート時等に取得されてもよく、独立したファイルとして取得されてもよい。
また、上記の実施形態では、サーバー10、ユーザー端末20、およびアプリケーション提供者システム30が一つの独立した装置として構成される例について説明したが、装置の構成はこれに限定されない。サーバー10、ユーザー端末20、およびアプリケーション提供者システム30は、複数の装置から構成されてもよく、あるいは他の機能を有する装置に含まれて構成されてもよい。たとえば、サーバー10は、多数のサーバーから構成されるクラウドサーバー上に分散して構成されてもよい。あるいは、サーバー10の機能を有するアプリケーションがユーザー端末20にインストールされ、ユーザー端末20においてサーバー10の処理が実行されてもよい。
また、上記の実施形態では、ユーザー端末20として、ユーザーによって使用される各種PC、スマートフォン、タブレット端末等を例に挙げて説明したが、ユーザー端末20の実施態様はこれに限定されない。ユーザー端末20は、たとえばユーザーの頭部に装着される眼鏡型の情報端末や腕部に装着されるリストバンド状の情報端末等のウェアラブル端末であってもよく、あるいはユーザーの体内に埋め込まれる埋込型の情報端末等であってもよい。
また、上記の実施形態におけるシーケンスチャートおよびフローチャートの処理単位は、処理の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理ステップの分類の仕方や処理の順序によって、本願発明が制限されることはない。各処理は、さらに多くの処理ステップに分割することもできる。また、1つの処理ステップが、さらに多くの処理を実行してもよく、各処理ステップの順序は本実施形態のフローチャートと異なってもよい。
上述した実施形態に係るシステムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、システムの一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
10 サーバー、
11 制御部、
12 記憶部、
13 通信部、
20 ユーザー端末、
21 制御部、
211 登録部、
212 確認部、
213 設定部、
214 受付部、
215 判断部、
216 検知部、
217 実行部、
22 記憶部、
23 通信部、
24 表示部、
25 操作受付部、
30 アプリケーション提供者システム、
31 制御部、
32 記憶部、
33 通信部。

Claims (14)

  1. バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録する登録部と、
    前記登録部に登録された前記バックアップパラメータに基づいて、登録された前記アプリケーションが端末にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認する確認部と、
    前記確認部によって前記アプリケーションが前記端末にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定する設定部と、
    を有するバックアップ情報処理装置。
  2. 前記設定部は、バックアップ対象として設定されている前記アプリケーションについて、前記確認部によって前記端末にインストールされていないことが確認された場合、当該アプリケーションをバックアップ対象から除外するように設定する請求項1に記載のバックアップ情報処理装置。
  3. 前記バックアップパラメータは、前記アプリケーションおいてバックアップが必要なデータの候補を示すバックアップ対象情報を含み、
    前記設定部は、前記バックアップパラメータに基づいて、前記アプリケーションの前記バックアップ対象情報によって示されるデータを、バックアップ対象として設定する請求項1または2に記載のバックアップ情報処理装置。
  4. 前記登録部は、前記アプリケーションの提供者から前記バックアップパラメータを取得するサーバーから、前記バックアップパラメータを取得して登録する請求項1〜3のいずれかに記載のバックアップ情報処理装置。
  5. 前記確認部によって前記端末にインストールされていることが確認された前記アプリケーションを一覧表示して、ユーザーから一覧表示された各アプリケーションをバックアップ対象とするか否かの指示を受け付ける受付部をさらに有し、
    前記設定部は、前記受付部において前記ユーザーからバックアップ対象とする旨の指示を受け付けた前記アプリケーションを、バックアップ対象として設定する請求項1〜4のいずれかに記載のバックアップ情報処理装置。
  6. 前記受付部は、前記アプリケーションを一覧表示するとともに、前記アプリケーションにおいてバックアップが必要なデータの候補を各アプリケーションに関連付けて一覧表示し、ユーザーから各データの候補をバックアップ対象とするか否かの指示を受け付け、
    前記設定部は、前記受付部において前記ユーザーからバックアップ対象とする旨の指示を受け付けたデータを、バックアップ対象として設定する請求項5に記載のバックアップ情報処理装置。
  7. 前記受付部は、バックアップ対象として設定されている前記アプリケーションであって前記確認部によって前記端末にインストールされていないことが確認された前記アプリケーションを一覧表示して、ユーザーから一覧表示された各アプリケーションをバックアップ対象から除外するか否かの指示を受け付け、
    前記設定部は、前記受付部において前記ユーザーからバックアップ対象から除外する旨の指示を受け付けた前記アプリケーションを、バックアップ対象から除外するように設定する請求項5または6に記載のバックアップ情報処理装置。
  8. 前記バックアップパラメータは、前記アプリケーションが前記端末にインストールされた際に設定されるレジストリに関するバックアップ対象レジストリ情報を含む請求項1〜7のいずれかに記載のバックアップ情報処理装置。
  9. 前記バックアップパラメータは、前記アプリケーションが前記端末にインストールされた際に生成されるファイルまたはフォルダに関するバックアップ対象ファイル情報を含む請求項1〜8のいずれかに記載のバックアップ情報処理装置。
  10. 前記登録部は、前記バックアップ情報処理装置の機能を実現するためのプログラムがアップデートされる際に、登録されている前記バックアップパラメータを更新する請求項1〜9のいずれかに記載のバックアップ情報処理装置。
  11. バックアップされるデータの格納先として前記端末に接続可能な外部記憶装置が指定されているか否かを判断する判断部と、
    前記外部記憶装置が前記端末に接続されたことを検知する検知部と、
    前記判断部によって前記外部記憶装置が指定されていると判断され、前記検知部によって前記外部記憶装置が前記端末に接続されたことが検知された場合に、前記データを前記外部記憶装置に格納してバックアップ処理を実行する実行部と、
    をさらに有する請求項1〜10のいずれかに記載のバックアップ情報処理装置。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載のバックアップ情報処理装置と、
    前記アプリケーションの提供者から前記バックアップパラメータを取得するサーバーと、をさらに有し、
    前記登録部は、前記サーバーによって前記アプリケーションの提供者から取得された前記バックアップパラメータを、前記サーバーから取得して登録するバックアップ情報処理システム。
  13. バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)において登録された前記バックアップパラメータに基づいて、登録された前記アプリケーションが端末にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)において前記アプリケーションが前記端末にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定するステップ(c)と、
    を有するバックアップ情報処理方法。
  14. バックアップの候補となるアプリケーションおよび当該アプリケーションのバックアップに関連するバックアップパラメータを取得して登録するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)において登録された前記バックアップパラメータに基づいて、登録された前記アプリケーションが端末にインストールされているか否かを、所定のタイミングにおいて確認するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)において前記アプリケーションが前記端末にインストールされていることが確認された場合に、当該アプリケーションをバックアップ対象として設定するステップ(c)と、
    をコンピューターに実行させるためのバックアップ情報処理プログラム。
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