JP2021144027A - ガス検出装置 - Google Patents

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優二 池田
Yuji Ikeda
優二 池田
圭一郎 桑田
Keiichiro Kuwata
圭一郎 桑田
貴明 古屋
Takaaki Furuya
貴明 古屋
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Abstract

【課題】光路の歪みの発生を抑制し、ガス検出感度変化が低減されたガス検出装置を提供する。【解決手段】ガス検出装置1は、基板2と、基板2の主面20の第1の領域21に設けられ、光を発する発光素子3と、基板2の主面20の第2の領域22に設けられ、光を受け取る受光素子4と、発光素子3が発した光を受光素子4に導く導光部材5と、基板2と導光部材5とを接合し、導光部材5が基板2に対して動く場合に回転軸となる接合部材6と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示はガス検出装置に関する。
ガスを検出するガス検出装置が様々な分野で利用されている。例えば特許文献1は、赤外線を放射する光源と、特定波長の赤外線を検出する検出器とを同一のケース内に備え、当該ケース内に被検出ガスが導入されるように構成された装置を開示する。
特開2015−184211号公報
ここで、特許文献1に記載されるガス検出装置において、光路管は基板固定部の溝及び固定具によって基板及びケースに対して強固に接合される。そのため、例えば熱膨張による基板及びケースの歪みが光路管に伝わって、光路の歪みが生じ、若しくは光学面の相対位置が変化し、ガス検出感度が変動するおそれがある。
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、光路の歪みの発生を抑制し、ガス検出感度変化が低減されたガス検出装置を提供することにある。
本開示の一実施形態に係るガス検出装置は、
基板と、
前記基板の主面の第1の領域に設けられ、光を発する発光素子と、
前記基板の主面の第2の領域に設けられ、前記光を受け取る受光素子と、
前記発光素子が発した前記光を前記受光素子に導く導光部材と、
前記基板と前記導光部材とを接合し、前記導光部材が前記基板に対して動く場合に回転軸となる接合部材と、を備える。
本開示の一実施形態に係るガス検出装置は、
光を発する発光素子と前記光を受け取る受光素子とを主面に設けた基板と、
前記発光素子が発した前記光を前記受光素子に導く導光部材と、
柱体であって、前記基板に接合する第1の底面部と、前記導光部材に接合する第2の底面部と、を有する接合部材と、を備え、
前記基板と前記導光部材とは、前記接合部材のみによって接合される。
本開示の一実施形態に係るガス検出装置は、
基板と、
前記基板の主面の第1の領域に設けられ、光を発する発光素子と、
前記基板の主面の第2の領域に設けられ、前記光を受け取る受光素子と、
前記発光素子が発した前記光を前記受光素子に導く導光部材と、
前記基板と前記導光部材とを接合し、前記導光部材を前記基板に対して固定する接合部材と、を備え、単位圧力垂直印加最大ひずみ比が143/GPa以上、10000/GPa以下である。
本開示の一実施形態によれば、光路の歪みの発生を抑制し、ガス検出感度変化が低減されたガス検出装置が提供され得る。
図1は、本開示の一実施形態に係るガス検出装置の一部を透過させた斜視図である。 図2は、ガス検出装置の断面の一例を示す図である。 図3は、接合部材の配置及び形状の一例を示す図である。 図4は、物面(発光部)での強度分布と像面における照度分布とを説明するための図である。 図5は、比較例のガス検出装置の熱膨張前の形状を例示する図である。 図6は、比較例のガス検出装置の熱膨張後の形状を例示する図である。 図7は、比較例のガス検出装置の熱膨張前の光路を例示する図である。 図8は、比較例のガス検出装置の熱膨張後の光路を例示する図である。 図9は、本開示の一実施形態に係るガス検出装置の熱膨張前の形状を例示する図である。 図10は、本開示の一実施形態に係るガス検出装置の熱膨張後の形状を例示する図である。 図11は、接合部材の配置の別の例を示す図である。 図12は、ガス検出装置の断面の別の例を示す図である。 図13は、接合部材の配置及び形状の別の例を示す図である。 図14は、接合部材の形状の別の例を示す図である。 図15は、接合部材の形状の別の例を示す図である。 図16は、導光部材の別の構成例を示す図である。 図17は、単位熱膨張ひずみ角度と単位圧力垂直印加最大ひずみ比との関係を示す図である。 図18は、図17のシミュレーションで使用された一部のガス検出装置の形状を示す図である。 図19は、図17のシミュレーションで使用された一部のガス検出装置の形状を示す図である。 図20は、図17のシミュレーションで使用された一部のガス検出装置の形状を示す図である。 図21は、図17のシミュレーションで使用された一部のガス検出装置の形状を示す図である。 図22は、接合部材の配置を説明する図である。
(第1実施形態)
図1は、本開示の一実施形態に係るガス検出装置1の一部を透過させた斜視図である。ガス検出装置1は、一例として30mm×20mm×10mmの小型の装置であって、ガスセンサーとも称される。本実施形態において、ガス検出装置1は、導入した気体を透過した赤外線に基づいて被検出ガスの濃度を測定する、NDIR(Non Dispersive InfraRed)方式の装置である。被検出ガスは、例えば二酸化炭素、水蒸気、メタン、プロパン、ホルムアルデヒド、一酸化炭素、一酸化窒素、アンモニア、二酸化硫黄又はアルコール等である。
ガス検出装置1は、基板2と、発光素子3と、受光素子4と、導光部材5と、接合部材6と、を備える。図1では、導光部材5の一部を透過させてガス検出装置1の構成例を示しており、基板2の主面20に設けられた発光素子3及び受光素子4が見えている。本実施形態において、主面20は、基板2の面積が最も大きい面のうちで導光部材5と対向する面である。
以下、図1に示すように、xy平面が基板2の主面20と平行であるように、直交座標が設定される。z軸方向は、基板2の主面20に垂直な方向である。x軸方向及びy軸方向は、基板2の主面20の辺と平行である。ここで、y軸方向は、後述する第1の反射部51と第2の反射部52とが向かい合う方向に対応する。
基板2は、ガス検出装置1の部品を実装し、実装された電子部品の電気的な接続を行う板状の部材である。基板2は、発光素子3と、受光素子4と、を主面20に設ける。基板2はさらに別の電子部品を実装してよい。例えば、基板2は主面20又は主面20と反対の面である底面に、発光素子3及び受光素子4の少なくとも一方を制御するコントローラを設けてよい。また、基板2は主面20又は底面に、ガス濃度算出における演算を実行する演算部を備えてよい。演算部は、読み込むプログラムに応じた機能を実行する汎用のプロセッサ、及び、特定の処理に特化した専用のプロセッサの少なくとも1つを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けIC(ASIC;Application Specific Integrated Circuit)を含んでよい。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイス(PLD;Programmable Logic Device)を含んでよい。演算部は、上記のコントローラと一体化されていてよい。
発光素子3は、被検出ガスの検出に用いられる光を発する部品である。発光素子3は、被検出ガスによって吸収される波長を含む光を出力するものであれば特に制限されない。本実施形態において、発光素子3が発する光は赤外線であるが、これに限定されない。本実施形態において、発光素子3はLED(light emitting diode、発光ダイオード)であるが、別の例として半導体レーザ、有機発光素子又はMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ヒータ等であり得る。発光素子3は、基板2の主面20の第1の領域21に設けられる。第1の領域21は、z軸方向において、後述する第1のミラー511と対向する位置に定められる。
受光素子4は、導入した気体を透過した光を受け取る部品である。受光素子4は、被検出ガスによって吸収される波長を含む光の帯域に感度を有するものであれば特に制限されない。本実施形態において、受光素子4が受け取る光は赤外線であるが、これに限定されない。本実施形態において、受光素子4はフォトダイオード(Photodiode)であるが、別の例としてフォトトランジスタ又はサーモパイル、焦電センサ、ボロメータ等であり得る。受光素子4は、受け取った光を電気信号に変換して、変換した電気信号を出力する。電気信号は、例えば演算部に出力される。電気信号を受け取った演算部は、光の透過率等に基づいて被検出ガスの濃度を演算する。受光素子4は、基板2の主面20の第2の領域22に設けられる。第2の領域22は、z軸方向において、後述する第5のミラー513と対向する位置に定められる。受光素子4は波長選択機能を有する光学フィルタを備えていてよい。
導光部材5は、発光素子3が発した光を受光素子4に導く部材である。導光部材5は、ガス検出装置1の光学系である。導光部材5は光学部材を備え、発光素子3から受光素子4への光路を構成する。換言すると、導光部材5は、発光素子3と受光素子4とを光学的に接続させる。ここで、光学部材は例えばミラー及びレンズ等である。
本実施形態において、導光部材5は、第1の反射部51と、第2の反射部52と、を備える。第1の反射部51は、光学部材として、第1のミラー511と、第3のミラー512と、第5のミラー513と、を備える。第1の反射部51は、発光素子3から発せられた光を最初に反射する鏡を持ち、及び受光素子4が受け取る光を最後に反射する鏡を持つ。第2の反射部52は、光学部材として、第2のミラー521と、第4のミラー522と、を備える。第2の反射部52は、第1の反射部51との間で光を反射する。導光部材5は、発光素子3が発した光を、第1のミラー511、第2のミラー521、第3のミラー512、第4のミラー522及び第5のミラー513の順に反射して、受光素子4に導く。光路は、導光部材5と基板2との間に設けられた、気体が導入されるセル54を通過するように構成される。別の例として、導光部材5が備えるミラーの数は5つ以外の1つ以上であってよい。また、導光部材5は光路の一部においてレンズ又は回折光学素子を備える構成であってよい。
導光部材5において、第1の反射部51は、第2の反射部52に対する相対位置が固定される。例えば、第1の反射部51及び第2の反射部52は樹脂製であって一体形成されてよい。第1の反射部51及び第2の反射部52のミラーは、一体形成の後に金属メッキで加工されてよい。別の例として、第1の反射部51及び第2の反射部52は個別に形成されて、接着剤、ネジ、ツメ、はめ合い、グロメット、溶着等によって強力に固定されてよい。
第1のミラー511は、焦点から射出された光を反射する集光鏡である。第1のミラー511は例えば凹面鏡である。第1のミラー511の形状として、楕円面が使用されてよい。本実施形態において、第1のミラー511は、焦点にある発光素子3からz軸方向に発せられた光をxy平面方向に反射する。ここで、xy平面方向とは、x軸方向及びy軸方向の少なくとも1つの方向の成分を有する方向である。ただし、第1のミラー511によって反射された光線の方向余弦は、さらにz軸方向成分を有していてよい。
第2のミラー521、第3のミラー512及び第4のミラー522は、入射した光を反射する。第2のミラー521、第3のミラー512及び第4のミラー522の少なくとも1つは、集光機能を有する集光鏡であってよい。第2のミラー521、第3のミラー512及び第4のミラー522の少なくとも1つは、例えば凹面鏡であってよい。図1に示すように、第2のミラー521は、入射した第1のミラー511からの光を、第3のミラー512へ反射する。第3のミラー512は、入射した第2のミラー521からの光を、第4のミラー522へ反射する。第4のミラー522は、入射した第3のミラー512からの光を、第5のミラー513へ反射する。
第5のミラー513は、入射した光を受光素子に集光させる集光鏡である。第5のミラー513は例えば凹面鏡である。第5のミラー513の形状として、楕円面が使用されてよい。本実施形態において、第5のミラー513は、入射した第4のミラー522からのxy平面方向の光をz軸方向の成分を有するように反射する。具体的には、第5のミラー513は、焦点にある受光素子4において集光するように入射した光を反射する。
第1のミラー511、第2のミラー521、第3のミラー512、第4のミラー522及び第5のミラー513を構成する材料は、例えば、金属、ガラス、セラミックス、ステンレス等であってよいが、この限りではない。検出感度向上の観点から、これらのミラーを構成する材料は、光の吸収係数が小さく反射率が高い材料で構成されることが好ましい。具体的には、アルミニウム、金、銀を含む合金、誘電体、若しくはこれらの積層体のコーティングが施された樹脂筐体が好ましい。信頼性及び経時変化の観点から金又は金を含む合金層でコーティングされた樹脂筐体が好ましい。さらに、反射率を高めるために金属層の表面に誘電体積層膜を形成することが好ましい。第1のミラー511及び第5のミラー513が蒸着又はめっきによって形成される場合、金属材料で形成される場合と比較して、高生産性と軽量化の向上を図ることができる。さらに、基板2との熱膨張係数差が縮まり、熱変形が抑制され、感度が変動しづらくなる。また、導光部材5は切削加工で成形されてよく、生産性の観点からより好ましくは射出成型で成形されることが望ましい。
接合部材6は、基板2と導光部材5とを接合する部材である。本実施形態において、接合部材6は、柱体であって、基板2に接合する第1の底面部61(図2参照)と、導光部材5に接合する第2の底面部62と、を有する。第1の底面部61と基板2とは、例えば接着剤、グロメット又はネジ、溶着、ツメ、はめ合い等によって接合される。第2の底面部62と導光部材5との接合も同様である。また、生産性の観点から、構成部材の数が削減されるため接合部材6と導光部材5は一体成型されていることが望ましい。
図2は、ガス検出装置1の断面の一例を示す図である。図2では、基板2と、第3のミラー512を含む導光部材5と、接合部材6と、をyz平面に平行な面で切断した断面が示されている。セル54は、基板2と導光部材5とで挟まれた、ガス検出装置1の内部に形成される。導光部材5は、セル54に気体を導入する通気口53を備える。通気口53は、セル54からの気体の排出にも使用され得る。本実施形態において、接合部材6は、中空の円柱体である。第1の底面部61は、基板2の底面から中空部分にネジが挿入されることによって、基板2と接合される。第2の底面部62は、中空部分にグロメットが挿入されて広がることによって、導光部材5と接合される。別の例として、接合部材6は、中実の円柱体であってよい。第1の底面部61と基板2、及び、第2の底面部62と導光部材5は、接着剤、溶着、ツメ、はめ合い等によって接合されてよい。ここで、図2の第1のミラー511、基板2の主面20及び発光素子3は、図1の同じ番号が付された要素と同じであるため、説明を省略する。
図3は、接合部材6の配置及び形状の一例を示す図である。図3では、z軸の負方向に向かって見た基板2の主面20が示されている。垂直投影像6iは、接合部材6が基板2の主面20に対して垂直に投影された像である。本実施形態において、基板2の主面20への垂直投影像6iは中空円形である。別の例として、接合部材6が中実の円柱体の場合に、垂直投影像6iは中実円形である。ここで、図3において、第1の領域21の中心21cと、第2の領域22の中心22cと、を結ぶ線分の中点24が示されている。また、図3において、第1の領域21の中心21cと第2の領域22の中心22cとを結ぶ線分の垂直二等分線23が示されている。本実施形態において、接合部材6は、基板2の主面20への垂直投影像6iが、垂直二等分線23上にあるように配置される。ここで垂直投影像6iとは、基板2の主面20の直上にある接合部材6の断面形状であってよい。
接合部材6は、弾性率が大きく、変形しにくい材料を用いることができる。例えば接合部材6の材料は、LCP(液晶ポリマー)、PP(ポリプロピレン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PA(ポリアミド)、PPE(ポリフェニレンエーテル)、PC(ポリカーボネート)、又はPPS(ポリフェニレンスルファイド)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)、PAR(ポリアリレート樹脂)等、及び、これらの2つ以上を混合した硬質樹脂である。接合部材6と導光部材5は同じ材料であってよい。接合部材6と導光部材5の材料が同じであれば熱膨張差が生じないため、熱歪みを抑えることができる。基板2と導光部材5とは、接合部材6のみを介して接合される。そのため、基板2が例えば熱膨張によって変形しても、導光部材5は基板2の変形の影響を受けない。例えば、基板2がy軸方向に広がるように変形した場合に、導光部材5が基板2と一点だけで接続されているので、光学部材は歪みを生じることなく一点を中心に相似縮小(膨張)するため、光学性能に影響がない。
また、基板2と導光部材5とに異なる力が作用する場合、接合部材6は軸に沿った方向に変形しにくいが、一方でねじれ変形及び曲げ変形を生じうる。そのため、導光部材5は基板2に対してz軸方向へ変位しない。この時、第1の反射部51と、発光素子3及び受光素子4との距離(光路長)が保たれるため、ガス検出の精度を保つことが可能である。一方で導光部材5は、基板2に対して接合部材6を回転軸とする回転移動することがあり得る。換言すると、接合部材6は、導光部材5が基板2に対して動く場合に回転軸となる。ここで動くとは、基板2を固定し、かつ導光部材5の側面に基板2の主面20に平行な剪断応力を印加した際に、導光部材5と基板2が相対的に回転することであってよい。又は、動くとは、基板2を固定し、接合部材6から最も遠い導光部材5の表面の点を始点として、導光部材5に対して基板2の主面20と平行方向かつ始点と接合部材6をつなぐ直線の垂直方向に外力を加えた際に回転することであってよい。
ここで、主面20に対して垂直あるいは平行な方向の外力に対してある方向には動きうるが、それ以外の方向には動かない構造物は、熱膨張が生じたとしても導光部材に変形が生じず付加的な拘束をもたらさないため、接合部材6とみなされない。換言すると、平行移動しうる構造物は接合部材6とみなされない。図4に示す通り、垂直投影像6iが垂直二等分線23上にあるように接合部材6が配置されていると、物面(発光部)での強度分布と像面における照度分布は、回転軸に対して点対称に分布している。したがって、導光部材5が基板2(つまり発光部)に対して回転移動しても、発光部がつくる受光部における照度分布の移動は、受光部の回転移動と方向も量も一致する。このため受光面が受け取る照度分布に変化は生じず、ガス検出感度の変動が抑制される。このように回転軸となる接合部材6を設けることで、ガス検出感度が変動しにくいガス検出装置を実現することができる。ここで物面とは素子の発光部において気体と触れ合う面でかつ光学的な透過性を持つ材料でできている面である。また像面とは素子の受感部において気体と触れ合う面でかつ光学的な透過性を持つ材料でできている面である。
また、図22に示すように、接合部材の基板の主面への垂直投影像が領域Rtに配置されていれば、同じ理由から、導光部材5が基板2(つまり発光部)に対して回転移動しても、発光部がつくる受光部における照度分布の移動は、受光部の回転移動と方向も量もほぼ一致する。ここで、直線Lpは、第1の領域21の中心と第2の領域22の中心とを結ぶ線分の垂直二等分線23である。直線Leは、直線Lpと平行な第1の領域21を通る直線である。直線Ldは、直線Lpと平行な第2の領域22を通る直線である。領域Rtは、直線Leと直線Ldに挟まれた基板の主面内の最大の領域である。
ここで図5及び図6は、第1の反射部51と第2の反射部52共に接合部材6をもつ比較例のガス検出装置101の熱膨張による変形を示すシミュレーション結果の図である。図5が熱膨張前のガス検出装置101の形状を示し、図6が熱膨張後のガス検出装置101の形状を示す。比較例のガス検出装置101は、本実施形態に係るガス検出装置1と同じく、基板2と、導光部材5と、を備える。また、比較例のガス検出装置101は、基板2と導光部材5とを強固に接合する、第1の接合部材106及び第2の接合部材107を備える。ここで、シミュレーションにおいて、温度上昇変化量は100℃とした。導光部材5の材質はポリカーボネートとし、ヤング率が2.35GPa、膨張係数が70ppm/℃、ポアソン比が0.38とした。基板2は、ヤング率が25.0GPa、膨張係数が20ppm/℃、ポアソン比が0.2、厚みが2.0mm、長辺が20.0mm、短辺が10.0mmとした。図7及び図8に示す通り、熱膨張変形により第1の反射部51と第2の反射部52の中央部が屈曲し、第1の反射部51に対する第2の反射部52の相対角度が変化している。図7が熱膨張前の状態を示し、図8が熱膨張後の状態を示す。以下、熱膨張ひずみ角度とは、図7、図8に示すように、第1の反射部51の任意の代表点と第2の反射部52の任意の代表点における法線ベクトルのなす角を相対角度とよび、この相対角度の熱膨張前後における変動量である。ここで第1の反射部51の代表点と第2の反射部52の代表点は、第1の反射部51又は第2の反射部52の各面の幾何中心若しくは、各面の面外周部各点とある点までの測地線の中で最小であるものの距離を最小距離と定義し、この最小距離を最大にする位置に存在する点のいずれかから選んでよい。図8に示すように、熱膨張によって光路の歪みが生じ、ガス検出感度が変動してしまう。シミュレーション結果では導光部材5の基板2に対して一番離れている面(これを上面とも呼ぶ)の周囲端部に対し、上面中央において平均で40.6μmの変位を生じ、熱膨張ひずみ角度が0.73°となり、像面における照度分布は76.6μm移動する。発光素子3の典型的な一辺の長さを1000μmとすると、像面における照度分布の移動量である76.6μmはその5%以上の距離であり、大きな特性変動が引き起こされる。
一方で、図9及び図10は、導光部材5に1つだけ接合部材6をもつガス検出装置1の熱膨張による変形を示す図である。図9が熱膨張前のガス検出装置1の形状を示し、図10が熱膨張後のガス検出装置1の形状を示す。図9及び図10に示す通り、熱膨張変形による第1の反射部51と第2の反射部52の中央部が屈曲しておらず、第1の反射部51に対する第2の反射部52の相対角度が変化していない。換言すると、端部の点Bでの変異が−17μmで、中点である点Aでの変異が−8.5μmであるから、熱膨張ひずみ角度が0.0°であり、基準位置と点Aと点Bは直線上に位置している。したがって、光路は維持され、ガス検出感度も変動しない。
ここで、図11は接合部材6の配置の別の例を示す図である。図11の各要素は、図3における同じ符号の要素と同じであるため、説明を省略する。図11に示すように、接合部材6は基板2の主面20上の異なる位置に設けられてよい。つまり、接合部材6は、基板2の主面20へ垂直投影像6iが、垂直二等分線23上にないように配置されてよい。また、接合部材6は、y軸方向について、第1のミラー511及び第5のミラー513より、第2のミラー521及び第4のミラー522に近い位置に配置されてよい。ただし、上記のように、光路を保つために、発光素子3及び受光素子4が第1の反射部51と対面していることが必要である。そのため、接合部材6は、導光部材5が基板2に対して動く場合に、第1の反射部51の移動量が第2の反射部52の移動量よりも小さくなる位置に設けられることが好ましい。つまり、回転軸となる接合部材6は、第2の反射部52よりも第1の反射部51に近い位置に設けられることが好ましい。具体的には、接合部材6の垂直投影像6iが中点24に近いことが好ましい。
以上のように、本実施形態に係るガス検出装置1は、上記の構成によって、例えば基板2に熱膨張による歪みが生じても、導光部材5がその変形の影響を受けない。したがって、ガス検出装置1は、光路の歪み及び感度の劣化を抑制することが可能である。
また、導光部材5が備える光学部材は接合部材6を介して基板2に固定される。そのため、直接的に光学部材と基板2を接合する場合に生じる光学部材の歪みによる光学特性の劣化を抑制することができる。
さらに、ガス検出装置1は、基板2と導光部材5とに異なる力が作用しても、接合部材6を回転軸とする導光部材5の回転移動となる。そのため、接合部材6を第1の反射部51に対する移動量が第2の反射部52の移動量よりも小さくなる位置に設けることによって、光路への影響を抑制することができる。
また、ガス検出装置1は、基板2の主面20へ垂直投影像6iが、第1の領域21の中心と第2の領域22の中心とを結ぶ線分の垂直二等分線上にあるように配置されることによって、接合部材6と基板2のy軸方向にのびる辺までの最長距離が最小となるため、結果としてガス検出装置1の曲げ剛性が増大し、基板2の振動による光路への影響をさらに抑制することができる。また、熱膨張によって基板2が変形した場合、上記の垂直二等分線に対し左右対称に変形が起こる。ここで、図4に示す通り物面(発光部)での強度分布に対し像面における照度分布は概180°回転しており、物面での強度分布の移動による像面での照度分布移動と像面の移動が同じため、像面上の照度分布が変化を受けない。よって、ガス検出感度の変動が抑制される。
(第2実施形態)
図12は、本開示の別の実施形態に係るガス検出装置1の断面の一例を示す図である。本実施形態に係るガス検出装置1は、上記の第1実施形態に係るガス検出装置1と比べて、接合部材6の構成が異なる。その他の構成要素は、第1実施形態に係るガス検出装置1と同じである。例えば、本実施形態に係るガス検出装置1の斜視図は、第1実施形態と同じく図1で示される。また、第1実施形態に係るガス検出装置1と同じ構成要素については、図1〜図3と同じ符号を付しており、詳細な説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態において接合部材6は柱体でない。接合部材6は、第1の底面部61を含む第1の部分6aと、第2の底面部62を含む第2の部分6bと、第1の部分6a、第2の部分6b及び第3のミラー512を結合する結合部63と、を備える。第3のミラー512が接合部材6と結合されることによって、第1の反射部51の第2の反射部52に対する相対位置はさらに強固に固定される。
図13は、本実施形態における、接合部材6の配置及び形状の一例を示す図である。図13では、z軸の負方向に向かって見た基板2の主面20が示されている。本実施形態において、基板2の主面20への垂直投影像6iは弓形である。接合部材6は、基板2の主面20へ垂直投影像6iが、第1の領域21の中心21cと第2の領域22の中心22cとを結ぶ線分の中点24を含むように配置される。上記のように、接合部材6の垂直投影像6iが中点24に近いことは、第1の反射部51の移動量を第2の反射部52の移動量よりも小さくして、光路を保つことに寄与する。
以上のように、本実施形態に係るガス検出装置1は、上記の構成によって、第1実施形態と同じ効果を奏する。また、本実施形態に係るガス検出装置1は、第3のミラー512も結合する結合部63を有する接合部材6を備えることによって、第1の反射部51の第2の反射部52に対する相対位置をさらに強固に固定することができる。
(変形例)
以上、実施形態を諸図面及び実施例に基づき説明したが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び修正は本開示の範囲に含まれることに留意すべきである。例えば、各部材、各手段などに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段などを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、接合部材6は、垂直投影像6iが多角形の形状であってよい。一つの変形例として、図14に示すように、垂直投影像6iが四角形であって、接合部材6は四角柱であってよい。
例えば、上記の実施形態において、接合部材6は1つの部品で構成されると説明した。接合部材6は複数の部品で構成されてよい。ここで、複数の部品は、互いに離れているが、導光部材5が基板2に対して動く場合に全体として回転軸となるように、ある程度近接して配置されている。一つの変形例として、図15に示すように、垂直投影像6iが複数の中実円形であってよい。このとき、接合部材6は、基板2と導光部材5とをより強固に接合することが可能である。
例えば、上記の実施形態において、一体形成又は接着剤等によって、第1の反射部51は、第2の反射部52に対する相対位置が固定されると説明した。一つの変形例として、図16に示すように、第2の反射部52は、第1の反射部51と共に、接合部材6の第2の底面部62と接着剤、溶着、ツメ、はめ合い等によって強力に接合されてよい。このとき、第2の反射部52は、第2のミラー521及び第4のミラー522と一体形成され、第1の反射部51まで延びる延長部523を備えてよい。
図17は多様な形状の接合部材6を用いた複数の実施例における、導光部材5の熱膨張ひずみ角度と垂直印加最大ひずみ量のシミュレーション結果に基づく、単位熱膨張ひずみ角度と単位圧力垂直印加最大ひずみ比を示すグラフである。
ここで垂直印加最大ひずみ量とは、基板2の一部を変位しないように拘束し、導光部材5上面の全面に対し垂直に5000Paの応力を印加した時の導光部材5の印加方向の最大のひずみ長さのことである。
構造力学の観点から印加圧力に対して垂直印加最大ひずみ量は線形に増加し、導光部材5の最大長に対して概相似に振る舞う。単位圧力垂直印加最大ひずみ比とは、単位圧力当たりの垂直印加最大ひずみ量を導光部材5の最大長さで除したものである。本シミュレーションにおいて、単位圧力当たりの垂直印加最大ひずみ量は、垂直印加最大ひずみ量/5000Paである。また、本シミュレーションにおいて、導光部材5の最大長さは22.9×10−3mである。接合する面積又は箇所の増加等によって、接合部材6が基板2及び導光部材5と強固に接合されると、ガス検出装置1全体の構造の剛性が向上するので、単位圧力垂直印加最大ひずみ比は減少する。つまり、単位圧力垂直印加最大ひずみ比は基板2と導光部材5の接合の度合い表す指標である。単位圧力垂直印加最大ひずみ比の値が小さい場合は基板2と導光部材5が強固に接合された過拘束の状態に対応する。単位圧力垂直印加最大ひずみ比の値が大きい場合は拘束が少ない状態に対応する。
熱膨張ひずみ角度は、上記のとおり、第1の反射部51に対する第2の反射部52の相対角度である。図17で示す単位熱膨張ひずみ角度は、熱膨張ひずみ角度の1℃あたりの角度である。単位熱膨張ひずみ角度は、熱膨張前の状態を0°とし、100℃の温度上昇による熱膨張ひずみ角度を求めた場合における、1℃あたりの角度の変化量である。このシミュレーション結果から、単位圧力垂直印加最大ひずみ比が143/GPaより小さい領域となる構造において急激に単位熱膨張ひずみ角度が増大する。よって単位圧力垂直印加最大ひずみ比が143/GPa以上になるように接合部材6を形成することで熱膨張ひずみを抑制し、光路が維持されることで、ガス検出感度も変動しないガス検出装置1を実現できる。ここで、143/GPaは、図17において実施例iとjの間に位置する値である。換言すると、単位圧力垂直印加最大ひずみ比が143/GPa以上であれば、接合部材6は導光部材が基板に対して動く場合の回転軸となる。
また接合部材6を第1の反射部51のみにもち、接合部材6が例えば極めて細くて面積が非常に小さく、基板2と導光部材5の接合が弱い場合に、単位圧力垂直印加最大ひずみ比が10000/GPaを超えることがある。このとき、200mmの上面に5000Paを垂直印加すると、垂直印加最大ひずみ量は導光部材5の最大長の5.0%に達することがある。例えば導光部材5の最大長さが22.9mmとすると、ひずみ量は1.15mmであり、変形により導光部材5と基板2が接合部材6以外の箇所でも接触し、第1の反射部51と第2の反射部52の相対角にひずみを生じる。つまり、熱膨張ひずみ角度を生じて、光路の変動を通じて、ガス検出感度の変動がおこる。ここで、単位圧力垂直印加最大ひずみ比は、ガス検出装置1の基板2を固定し、上面に任意の荷重を印加し、変位計でひずみ変位量を測り、荷重から上面積当たりの平均垂直応力の値を用いることで実験的に算出、決定することができる。図17における実施例a〜pの単位熱膨張ひずみ角度は、図18〜21に示される形状のガス検出装置1を用いたシミュレーションで計算された。ただし、図18〜21においてa〜pは図17に付された同じ記号に対応する。図18〜21においてa〜pの符号を挟んで、左側が側面図であり、右側が上面図である。
1 ガス検出装置
2 基板
3 発光素子
4 受光素子
5 導光部材
6 接合部材
6a 第1の部分
6b 第2の部分
6i 垂直投影像
20 主面
21 第1の領域
21c 第1の領域の中心
22 第2の領域
22c 第2の領域の中心
23 垂直二等分線
24 中点
51 第1の反射部
52 第2の反射部
53 通気口
54 セル
61 第1の底面部
62 第2の底面部
63 結合部
101 ガス検出装置
106 第1の接合部材
107 第2の接合部材
511 第1のミラー
512 第3のミラー
513 第5のミラー
521 第2のミラー
522 第4のミラー
523 延長部

Claims (15)

  1. 基板と、
    前記基板の主面の第1の領域に設けられ、光を発する発光素子と、
    前記基板の主面の第2の領域に設けられ、前記光を受け取る受光素子と、
    前記発光素子が発した前記光を前記受光素子に導く導光部材と、
    前記基板と前記導光部材とを接合し、前記導光部材が前記基板に対して動く場合に回転軸となる接合部材と、を備える、ガス検出装置。
  2. 前記第1の領域の中心と前記第2の領域の中心とを結ぶ線分の垂直二等分線を直線Lpとし、前記第1の領域を通る直線で前記直線Lpと平行なものを直線Leとし、前記第2の領域を通る直線で前記直線Lpと平行なものを直線Ldとし、前記直線Leと前記直線Ldに挟まれた前記基板の主面内の最大の領域を領域Rtとし、前記接合部材の前記基板の主面への垂直投影像が前記領域Rtに存在する、請求項1に記載のガス検出装置。
  3. 前記接合部材は、前記基板の主面への垂直投影像が、前記直線Lp上に配置される、請求項2に記載のガス検出装置。
  4. 前記接合部材は、前記基板の主面へ垂直投影像が、前記第1の領域の中心と前記第2の領域の中心とを結ぶ線分の中点を含むように配置される、請求項3に記載のガス検出装置。
  5. 前記導光部材は、第1の反射部と第2の反射部とを備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のガス検出装置。
  6. 前記第1の反射部は、第2の反射部に対する相対位置が固定される、請求項5に記載のガス検出装置。
  7. 前記第1の反射部は、前記発光素子から発せられた前記光及び前記受光素子が受け取る前記光を直接的に反射し、
    前記第2の反射部は、前記第1の反射部との間で前記光を反射する、請求項5又は6に記載のガス検出装置。
  8. 前記接合部材は、前記導光部材が前記基板に対して動く場合に、前記第1の反射部の移動量が前記第2の反射部の移動量よりも小さくなる位置に設けられる、請求項7に記載のガス検出装置。
  9. 前記接合部材は複数の部品で構成される、請求項1から8のいずれか一項に記載のガス検出装置。
  10. 前記接合部材は1つの部品で構成される、請求項1から8のいずれか一項に記載のガス検出装置。
  11. 前記接合部材は、前記基板の主面への垂直投影像が、中実円形、中空円形、弓形又は多角形である、請求項10に記載のガス検出装置。
  12. 前記接合部材は、前記基板を固定し、かつ前記導光部材の側面に前記基板の主面に平行な剪断応力を印加した際に、前記導光部材と前記基板が相対的に回転するときの回転軸となる請求項1から11のいずれか一項に記載のガス検出装置。
  13. 前記接合部材は、前記基板を固定し、前記接合部材から最も遠い前記導光部材の表面の点を始点として、前記導光部材に対して前記基板の主面と平行方向かつ前記始点と前記接合部材をつなぐ直線の垂直方向に外力を加えた際に回転軸となる、請求項1から12のいずれか一項に記載のガス検出装置。
  14. 光を発する発光素子と前記光を受け取る受光素子とを主面に設けた基板と、
    前記発光素子が発した前記光を前記受光素子に導く導光部材と、
    柱体であって、前記基板に接合する第1の底面部と、前記導光部材に接合する第2の底面部と、を有する接合部材と、を備え、
    前記基板と前記導光部材とは、前記接合部材のみによって接合される、ガス検出装置。
  15. 基板と、
    前記基板の主面の第1の領域に設けられ、光を発する発光素子と、
    前記基板の主面の第2の領域に設けられ、前記光を受け取る受光素子と、
    前記発光素子が発した前記光を前記受光素子に導く導光部材と、
    前記基板と前記導光部材とを接合し、前記導光部材を前記基板に対して固定する接合部材と、を備え、単位圧力垂直印加最大ひずみ比が143/GPa以上、10000/GPa以下であるガス検出装置。
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