JP2021143658A - タービン静翼 - Google Patents
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Abstract
【課題】作動媒体と冷却媒体との圧力差に起因するタービン性能の低下を防止し、タービン静翼の健全性を確保する。【解決手段】ガスタービンのケーシング内の作動流体流路14に配されるタービン静翼100は、作動流体流路14に配される翼有効部110と、翼有効部110の径方向の外側端部と接続する板状部123と、板状部123の上流端部側から径方向外側および周方向に広がる前フック壁部121aと、前フック壁部121aの径方向外側部分に接続されケーシングと嵌合する前フック突部121bと、を有する外輪サイドウォール120と、翼有効部110の径方向の内側端部に接続された内輪サイドウォール130と、を具備する。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、ガスタービンに用いるタービン静翼に関する。
近年のガスタービンの作動流体の高温化により、多くの場合、精密鋳造によって製作された中空冷却構造を有する動翼や静翼の中空部に冷却媒体が供給され、作動媒体からの熱伝達による温度上昇を防止する。
ガスタービンの静翼の場合は、1つまたは複数の翼有効部がその径方向の外側の外輪サイドウォールとその径方向内側の外輪サイドウォールとに挟まれて一体となった静翼が、周方向に配列されている。静翼は、外輪サイドウォールにおいて径方向外側に突出した前側フックと後側フックが、ケーシングと嵌合することにより、その径方向外側からケーシングにより支持されている。
冷却媒体は、ケーシング側から外輪サイドウォールを介して翼有効部に導入される。このため、前側フックと後側フックとの間には、周方向にわたって冷却媒体用空間が形成され、ケーシングからの供給流路と各静翼の翼有効部を接続する流路となっている。
ここで、ガスタービンの中でも、CO2タービンの場合、その運転温度は、従来のガスタービンと同程度の高温であるため、従来のガスタービンと同様の冷却構造が必要となり、動翼や静翼は前述のように中空構造をとっている。
一方、CO2タービンの運転圧力は、蒸気タービンと同程度の高圧であり、動翼や静翼において生ずる圧力差、すなわち、冷却媒体と作動流体との圧力差、あるいは、動翼の前後の圧力差は、従来のガスタービンのこれらの値の10倍程度にもなる。蒸気タービンの場合は、たとえば動翼や静翼は厚肉で中実の構造であり大きな圧力差に耐える構造となっているが、CO2タービンの場合は、上述のように冷却構造とする必要があることから蒸気タービンのような対応をとることができない。
このように、CO2タービンの静翼は、従来のガスタービンよりも、強度上厳しい高温高圧条件で使用される。
今、静翼については、通路部すなわち主流路を流れる作動媒体の翼前後差圧により、拘束されている外輪サイドウォールから自由端である内輪サイドウォールに曲げ力が作用する。また、外輪サイドウォールの径方向の外面には冷却媒体の圧力、径方向の内面には作動流体の圧力がかかり、外輪サイドウォールは、冷却媒体と作動媒体の差圧による力を受ける。
特に、CO2タービンの静翼が使用される高温高圧条件では、従来のガスタービンと同様の構造とすると、差圧に起因する力による変形が大きく、特に、外輪サイドウォールでの翼の根元に高い応力が生じ、損傷に至る場合がある。
また、径方向に外輪サイドウォールを挟んだ内外の圧力差、すなわち作動媒体と冷却媒体との圧力差により、前側フックの径方向の先端と、後側フックの径方向の先端との間隔が狭まる方向に変位する。この結果、翼有効部と内輪サイドウォールが径方向内側、すなわちロータシャフトに近接する側に大きく変形し、タービン静翼とロータシャフトとのシール部の隙間が減少し、シール部がロータシャフトに接触して摩耗することにより漏れ量が増えてタービン性能が低下するという課題があった。
そこで、本発明の実施形態は、作動媒体と冷却媒体との圧力差に起因するタービン性能の低下の防止およびタービン静翼の健全性の確保を目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の実施形態に係るタービン静翼は、ガスタービンのケーシング内の作動流体流路に配されるタービン静翼であって、前記作動流体流路に配される翼有効部と、前記翼有効部の径方向の外側端部と接続する板状部と、前記板状部の上流端部側から径方向外側および周方向に広が前フック壁部と、前記前フック壁部の径方向外側部分に接続され前記ケーシングと嵌合する前フック突部と、を有する外輪サイドウォールと、前記翼有効部の径方向の内側端部に接続された内輪サイドウォールと、を具備する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るタービン静翼について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複する説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るタービン静翼100の取り付け状態を示すガスタービン10のタービン軸芯Cに沿った部分断面図である。
図1は、第1の実施形態に係るタービン静翼100の取り付け状態を示すガスタービン10のタービン軸芯Cに沿った部分断面図である。
ガスタービン10のロータシャフト11の径方向の外側であってケーシング15の径方向内側に、図示しない燃焼器により生成されガスタービン10に流入した作動流体が流れる環状の作動流体流路14が形成されている。ここで、径方向とは、ロータシャフト11の回転軸を中心とした径方向であり、径方向内側とは、ロータシャフト11に向かう方向あるいはロータシャフト11に近い側、径方向外側とは、ロータシャフト11から遠ざかる方向あるいはロータシャフト11から遠い側を指すものとする。
作動流体流路14における作動流体の流れ方向は、図1において左側から右側に向かう方向である。以下、説明の便宜上、作動流体の流れの上流側を前側、下流側を後ろ側とも呼ぶ場合がある。
ロータシャフト11に形成され軸方向に互いに間隔をおいて配されたロータディスク12には、複数の動翼13が周方向に亘り取り付けられ動翼翼列を形成する。
動翼13の直上流には、静翼100が周方向に亘って取り付けられており、静翼翼列を形成する。各静翼翼列とその直下流の動翼翼列により各タービン段落が形成される。図1では、1つのタービン段落のみを示している。
静翼100は、翼有効部110と、翼有効部110の径方向外側の部分である外輪サイドウォール120と、翼有効部110の径方向内側の部分である内側サイドウォール130とを有する。1つの外輪サイドウォール120とこれに対向する内側サイドウォール130との間には、1つあるいは複数の翼有効部110が設けられている。
静翼100は、外輪サイドウォール120においてケーシング15により支持されている。
外輪サイドウォール120は、板状部123、前フック121および後フック122を有する。板状部123は、翼有効部110の径方向の端部と結合する部分である。前フック121および後フック122は、板状部123の径方向の外面のそれぞれ前側部分および後ろ側部分に径方向外側に向かって広がるように形成されている。前フック121および後フック122については、図2を引用しながら詳細を説明するが、それぞれ、かぎ状の前フック突部121bおよび後フック突部122bが形成されている。
一方、ケーシング15には、前フック121の前フック突部121bが嵌合可能な前フック受け溝15bと、後フック122の後フック突部122bが嵌合可能な後フック受け溝15cが、それぞれ周方向に亘り形成されており、これらの部分を嵌合させることにより、ケーシング15に取り付けられ、ケーシング15により支持される。
外輪サイドウォール120の前フック121と後フック122は、翼有効部110に導く冷却媒体を導入する冷却媒体用空間126を形成する。この結果、冷却媒体用空間126は周方向に亘って形成される。ケーシング15には、冷却媒体をこの冷却媒体用空間126に導く少なくとも一つの冷却媒体流路15aが形成されている。
冷却媒体用空間126を設けている第1の理由は、ケーシング15への熱的影響の低減である。すなわち、タービン静翼100の翼有効部110は高温の作動流体にさらされる。外輪サイドウォール120は、その径方向内側面が作動流体に接しており、さらの翼有効部110からの熱伝導も加わって、高温状態となる。外輪サイドウォール120がケーシング15に嵌合しているが、ケーシング15の材料は、一般に、タービン静翼100の材料のように高温に対応可能な材料ではない。したがって、ケーシング15の温度を適正な温度範囲に抑える必要があるためである。
冷却媒体用空間126を設けている第2の理由は、翼有効部110への冷却媒体の供給流路を確保するためである。すなわち、多くのガスタービンにおいては、翼有効部110は中空であり内部に冷却媒体の流路が形成されている。周方向に配列されているそれぞれのタービン静翼100に冷却媒体を供給するためには、周方向にわたる環状の流路が必要であるためである。
図2は、第1の実施形態に係るタービン静翼のタービン軸方向に沿った図3のII−II線矢視図、図3は、タービン静翼を半径方向外側から見た図2のIII−III線矢視図である。多くの場合、翼有効部110は中空であって、翼有効部110内の冷却用媒体の流路と冷却媒体用空間126と連通する開口が外輪サイドウォール120に形成されているが、図3ではこの開口は図示していない。なお、これらの図に示すブロックを周方向に連結することによって、環状の静翼翼列が構成される。
内輪サイドウォール130は、軸方向に延びて周方向に拡がる板状部131と、軸方向に互いに間隔をおいて板状部131の径方向内側面に周方向に拡がるように形成された複数のラビリンス歯132を有する。複数のラビリンス歯132は、ロータシャフト11の表面との間でラビリンスを形成する。
次に、外輪サイドウォール120の詳細を説明する。
外輪サイドウォール120は、図2に示すように、前述の前フック121および後フック122と、板状部123とを有する。板状部123は、翼有効部110の径方向外側端部と接続する部分であり、周方向に同心円状に延びている。前フック121および後フック122は、それぞれ、板状部123の径方向外側面から径方向外側に延びて、周方向に拡がっている。なお、板状部123において、前フック121と接続する部分より上流側の方向の部分を前側突部124、後フック122と接続する部分より下流側の方向の部分を後側突部125と呼ぶこととする。
前フック121は、上述の径方向外側に延びた部分である前フック壁部121aと、前フック壁部121aの径方向外側端部から上流側に向かって突出するように形成された前フック突部121bとを有する。また、後フック122は、上述の径方向外側に延びた部分である後フック壁部122aと、後フック壁部122aの径方向外側端部から下流側に向かって突出するように形成された後フック突部122bとを有する。
図2および図3に示すように、前フック壁部121aと後フック壁部122aとは、互いに対向するように形成されているが、前フック壁部121aの後フック壁部122aと対向する側の面と、後フック壁部122aの前フック壁部121aと対向する側の面とを接続するように、言い換えれば前フック121と後フック122の間に、補強部材150としての3本の補強棒151が設けられている。
補強棒151の設けられる径方向の位置は、補強棒151が有効に機能するように、前フック121および後フック122の径方向の中央より外側であり、外側端部に近い位置が好ましい。
補強部材150としての3本の補強棒151はそれぞれ、周方向に互いに間隔をおいて配されている。補強棒151の前フック壁部121aおよび後フック壁部122aへの取り付け状態は、補強棒151の方向がタービン回転軸C(図1)に平行で、かつ、前フック壁部121aおよび後フック壁部122aへの取り付け位置が前フック121および後フック122の径方向外側の部分である。
なお、図3では補強棒151が3本の場合を示しているが、1本、あるいは3本以外の複数本の場合であってもよい。
補強部材150としての3本の補強棒151は、前フック壁部121aと後フック壁部122aとの間隔が減少しようとする変形に起因する圧縮荷重に対して十分な強度を有し、座屈が生じないような材料、形状寸法に形成されている。
翼有効部110は、その上流側の端部である有効部前縁111から、その下流側の端部である有効部後縁112まで延びている。
図4は、第1の実施形態に係るタービン静翼100の効果を説明する概念図であり、(a)は外輪サイドウォール120に付加される圧力状態を示し、(b)は従来の構成の場合の変形状態、(c)は本実施形態の場合を示す。
図4(a)に示すように、ガスタービン10の運転状態においては、外輪サイドウォール120の板状部123には、その径方向内側の作動流体流路14側からは作動流体の圧力Pcが作用している。また、板状部123の径方向外側の冷却媒体用空間126側からは、冷却媒体の圧力Paが作用している。
ここで、冷却媒体の圧力Paは、作動流体の圧力Pcよりも高いことから、板状部123には、径方向内側に凸となるような荷重が付加される。
今、外輪サイドウォール120に補強部材150が設けられていない場合を想定する。この場合、図4(a)に示す圧力差に起因する荷重により、図4(b)に示すように、板状部123が径方向内側に凸となるように変形することになる。
このような状態においては、前フック121については、前フック壁部121aの板状部123への付け根部の上流側部分である前フック外側付け根部121cと付け根部の下流側部分である前フック内側付け根部121dの、一方に圧縮応力が生じ、他方に引っ張り応力が生ずる。
後フック122については、後フック壁部122aの板状部123への付け根部の上流側部分である後フック内側付け根部122cと付け根部の下流側部分である後フック外側付け根部122dの、一方に圧縮応力が生じ、他方に引っ張り応力が生ずる。
一方、本実施形態におけるタービン静翼100においては、前フック121と後フック122間に補強部材150としての補強棒151が設けられていることから、図4(b)に示すような変形を防止する。
すなわち、従来の課題であった、径方向に外輪サイドウォールを挟んだ内外の圧力差、すなわち作動媒体と冷却媒体との圧力差により前側フックの径方向の先端と、後側フックの径方向の先端との間隔が狭まる方向に変位すると、翼有効部と内輪サイドウォールが径方向内側、すなわちロータシャフトに近接する側に大きく変形し、タービン静翼とロータシャフトとのシール部の隙間が減少し、シール部がロータシャフトに接触して摩耗することにより漏れ量が増えてタービン性能が低下するという事態を防止し、また、タービン静翼100の健全性を確保することができる。
[第2の実施形態]
図5は、第2の実施形態に係るタービン静翼100aのタービン軸方向に沿った図6のV−V線矢視図であり、図6は、タービン静翼100aを半径方向外側から見た図5のVI−VI線矢視図である。
図5は、第2の実施形態に係るタービン静翼100aのタービン軸方向に沿った図6のV−V線矢視図であり、図6は、タービン静翼100aを半径方向外側から見た図5のVI−VI線矢視図である。
本第2の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、タービン静翼100aが、補強部材150としての第1の実施形態における補強棒151に代えて補強部材150としての補強外部板152を有する点が異なり、その他の点では、第1の実施形態と同様である。
図6では、補強外部板152に通風孔152aが形成されている場合を示している。通風孔152aは、ケーシング15に形成された冷却媒体流路15a(図1)を通過してきた冷却媒体が、冷却媒体用空間126(図5)に流入するための孔であり、一部のタービン静翼100aの補強外部板152に形成されている。図6では、通風孔152aが、円形で1つの場合を示したが、これ以外の形状および数であってもよい。
補強部材150としての補強外部板152は、前フック壁部121aの後フック壁部122aと対向する面と、後フック壁部122aの前フック壁部121aと対向する面とを接続するように取り付けられている。
補強部材150としての補強外部板152は、一枚の板であり、平板あるいは同心円の一部の形状を有する。補強外部板152の前フック壁部121aおよび後フック壁部122aへの取り付け状態は、補強外部板152の長手方向がタービン回転軸C(図1)に平行で周方向に拡がるように取り付けられ、かつ、前フック壁部121aおよび後フック壁部122aへの取り付け位置が前フック121および後フック122の径方向外側の部分である。
なお、補強外部板152は、一枚の場合に限らず、たとえば、周方向あるいは軸方向に分割された複数枚の平板であってもよい。
本実施形態におけるタービン静翼100aにおいては、前フック121と後フック122間に補強部材150としての補強外部板152が設けられていることから、第1の実施形態と同様に、前フック壁部121aと後フック壁部122a間が近接するような変形を防止することにより、漏れ量の増大によるタービン性能の低下を防止し、また、タービン静翼100aの健全性を確保することができる。
[第3の実施形態]
図7は、第3の実施形態に係るタービン静翼100bのタービン軸方向に沿った図8のVII−VII線矢視図であり、図8は、タービン静翼100bを半径方向外側から見た図7のVIII−VIII線矢視図である。
図7は、第3の実施形態に係るタービン静翼100bのタービン軸方向に沿った図8のVII−VII線矢視図であり、図8は、タービン静翼100bを半径方向外側から見た図7のVIII−VIII線矢視図である。
本第3の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、タービン静翼100bが、補強部材150としての第1の実施形態における補強棒151に代えて、補強部材150としての2枚の補強側板153を有する点が異なり、その他の点では、第1の実施形態と同様である。
補強側板153は、外輪サイドウォール120の周方向の両側端部のそれぞれにおいて、板状部123の径方向の外側の冷却媒体用空間126側の面、前フック121の前フック壁部121aの冷却媒体用空間126側の面、および後フック122の後フック壁部122aの冷却媒体用空間126側の面、のそれぞれの周方向端部と接続するように配されている。したがって、補強側板153は、折れ曲がった平板状である。
補強側板153には、各タービン静翼100bの冷却媒体用空間126間を連通させるための通風孔153a(図7)が形成されている。なお、通風孔153aの数は、1つあるいは3つ以上でもよい。また、通風孔153aの形状は、図8に示すような円形、あるいは例えば多角形など他の形状でもよい。
なお、図7では、補強側板153が、板状部123、前フック121、および後フック122と接続する場合を例にとって示したが、これに限定されない。すなわち、少なくとも、前フック121および後フック122のぞれぞれの径方向の中央より外側の部分と接続されていれば、板状部123とは接続されていなくともよい。この場合は、+板状部123との間隙が通風路となることから、通風孔153aを形成する必要はない。
なお、以上、外輪サイドウォール120の周方向の両側端部のそれぞれにおいて補強側板153が設けられている場合を例にとって示したが、たとえば、周方向の中間位置に設けられてもよい。あるいは、端部と中間部の両方に設けられてもよい。また、必ずしも折れ曲がりがなくともよい。
本実施形態におけるタービン静翼100bにおいては、前フック121と後フック122間に補強部材150としての補強側板153が設けられていることから、第1の実施形態と同様に、前フック壁部121aと後フック壁部122a間が近接するような変形を防止することにより、漏れ量の増大によるタービン性能の低下を防止し、また、タービン静翼100bの健全性を確保することができる。
[第4の実施形態]
図9は、第4の実施形態に係るタービン静翼100cの翼有効部110の前縁111を含み翼有効部110の厚み方向の中央に沿って切断した縦断面図である。
図9は、第4の実施形態に係るタービン静翼100cの翼有効部110の前縁111を含み翼有効部110の厚み方向の中央に沿って切断した縦断面図である。
本実施形態は、第1の実施形態の変形である。本実施形態においては、翼有効部110の前縁111と、外輪サイドウォール120の軸方向の位置が所定の関係にある。
翼有効部110の径方向の外側端部、すなわち外輪サイドウォール120の板状部123との接合部における前縁111の軸方向位置と、外輪サイドウォール120の前フック121の前フック壁部121aの厚み方向の中央線Mとの軸方向位置の差、すなわち、前縁111と中央線Mとの軸方向位置のずれの量をdとする。有効部前縁111が中央線Mより作動流体の上流側にある場合にdが正、有効部前縁111が中央線Mより作動流体の下流側にある場合にdが負であるとする。また、翼有効部110の高さ、すなわち径方向の長さをHとする。また、位置ずれ度δを(d/H)で表す。
このとき、本実施形態においては、位置ずれ度δと、外輪サイドウォール120と翼有効部110の前フック121との接合部111a(図10)において板状部123に生ずる応力とが、所定の関係にある。所定の関係の内容については、後に、図11を引用しながら説明する。
図10は、第4の実施形態に係るタービン静翼の効果を説明する概念図であり、(a)はタービン静翼に付加される荷重状態を示し、(b)は荷重による変形状態を示す。
作動流体流路14を作動流体が流れることに起因して、翼有効部110の有効部の軸方向前後に圧力差が生ずる。ずなわち、有効部後縁112側に比べて有効部前縁111側の圧力が高くなることから、翼有効部110には、上流側から下流側に向かう荷重が作用する。タービン静翼100は、外輪サイドウォール120側でケーシング15(図1)により支持され、内輪サイドウォール130側、すなわち径方向内側が自由端となっている。
このため、タービン静翼100は、内輪サイドウォール130側が下流側に移動するように変形する。この変形の結果、翼有効部110と外輪サイドウォール120との接続部においては、軸方向上流側に引張応力が、また、軸方向下流側に圧縮応力が生ずる。すなわち、有効部前縁111の板状部123との接続部である有効部前縁外側付け根部111aには引張応力が、また、有効部後縁112の板状部123との接続部である有効部後縁外側付け根部112aには圧縮応力が生ずる。
ここで、第1の実施形態において図4を引用しながら説明したように、外輪サイドウォール120に補強部材150を設けない場合は、前フック121については前フック外側付け根部121cおよび前フック内側付け根部121dの一方に圧縮応力が、また、他方に引張応力がそれぞれ生ずる。
一方、外輪サイドウォール120に補強部材150を設ける場合は、前フック121と後フック122間の間隔を維持して、外輪サイドウォール120に補強部材150の径方向の内外の圧力差による変形を抑制し、翼有効部と内輪サイドウォールがロータシャフトに近接するような変形を防止することができるが、外輪サイドウォール120の前フック121および後フック122の付け根部は複雑な応力状態となる。
特に前フック外側付け根部121cには引張応力がかかることから、できるだけ、他の応力の発生を防止し、合成された応力が大きくなることを避けることが好ましい。
上述のように、外輪サイドウォール120自身に応力が生じている。前フック121側と板状部123との結合部においては、前フック121の厚み方向の応力は、前フック壁部121aの前側表面と後ろ側表面とで応力の向きが互いに逆転している、すなわち、一方が圧縮方向であれば他方は引っ張り方向であると考えられる。したがって、前フック121近傍では、前フック壁部121aの厚み方向の中間部分、すなわち中央線Mに相当する位置において、応力はほぼゼロであると考えられる。
したがって、翼有効部110の前縁111が外輪サイドウォール120の前フック壁部121aの厚み方向の中央の軸方向の位置と実質的に一致する関係になる場合には、前述の有効部前縁外側付け根部111aに生ずる引張応力に、外輪サイドウォール120における応力が重畳しないようにすることができる。
図11は、第4の実施形態に係るタービン静翼の要件を説明するグラフである。横軸は、位置ずれ度δ(%)、すなわち、有効部前縁外側付け根部111aにおける有効部前縁111の位置の中央線Mからの軸方向のずれdの翼有効部110の高さHに対する比(d/H)、縦軸は、許容応力に対する応力比αである。
外輪サイドウォール120と翼有効部110の前フック121との接合部111a(図10)において板状部123に生ずる応力をσa、許容応力をσpとすると、応力比αは、σa/σpで表される。
ここで、許容応力σpは、耐力を超える程度が一般的なガスタービン部品の交換頻度になる程度の応力をいうものとする。すなわち、ガスタービン、特に高温かつ高圧の作動流体により駆動されるCO2タービンにおいては、局部的に応力が当該部の材料の耐力を超えることは一般的に起こり得ることである。この結果、塑性ひずみが蓄積することから、一般的に、疲労寿命を考慮して定期的に部品を交換することにより、運転を継続するという運用を行う場合が多い。
したがって、上述のように応力が高くなるのが局部的な場合には、ここでいう許容応力σpは、材料のたとえば0.2%耐力を超える応力値であってもよい。また、上述の部品の交換頻度としては、一般的に当該部品の交換頻度が例えば5年ないし10年ごとの間隔である場合、その間隔の平均値あるいは中間値をとってもよいし、あるいは、その最も短い5年を採用することでもよい。
図11で示す曲線は、外輪サイドウォール120と翼有効部110の前フック121との接合部111a(図10)において板状部123に生ずる応力σaについての許容応力σpに対する比αの値を示す。図11に示すように、有効部前縁111の位置の中央線Mから軸方向のずれdの翼有効部110の高さHに対する比、すなわち位置ずれ度δ(d/H(%))の絶対値が軸方向の前後に大きくなると、許容応力σpに対する比である応力比αが大きくなる。
今、静翼100cの鋳造を含めた製作公差を考慮して、位置ずれ度δ(%)の許容範囲を、マイナス2%以上、プラス2%以内の範囲に設定する。この場合、位置ずれ度δがマイナス2%のときの応力比αとプラス2%のときの応力比αの大きい方の値をαtとする。ここで、基準値αpは、たとえば、1.0に余裕をみた0.9であるとする。この場合、基準値αpより小さい応力比αtを得ることができる。
なお、さらに構造強度上の余裕をとるために、許容応力σpを、たとえば、材料の0.2%耐力の値、あるいはその0.9倍等の値に設定し、上述の条件が成立することを確認することでもよい。
以上のように、本第4の実施形態に係るタービン静翼100cにおいては、翼有効部110の前縁111を外輪サイドウォール120の軸方向の位置と極力近接させることにより、前述の有効部前縁外側付け根部111aに生ずる引張応力に、外輪サイドウォール120における応力が重畳しないようにし、タービン静翼100cの健全性を確保することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
また、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。
また、実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…ガスタービン、11…ロータシャフト、12…ロータディスク、13…動翼、14…作動流体流路、15…ケーシング、15a…冷却媒体流路、15b…前フック受け溝、15c…後フック受け溝、100、100a、100b、100c…静翼、110…翼有効部、111…有効部前縁、111a…有効部前縁外側付け根部、112…有効部後縁、112a…有効部後縁外側付け根部、120…外輪サイドウォール、121…前フック、121a…前フック壁部、121b…前フック突部、121c…前フック外側付け根部、121d…前フック内側付け根部、122…後フック、122a…後フック壁部、122b…後フック突部、122c…後フック内側付け根部、122d…後フック外側付け根部、123…板状部、124…前側突部、125…後側突部、126…冷却媒体用空間、130…内輪サイドウォール、131…板状部、132…ラビリンス歯、150…補強部材、151…補強棒、152…補強外部板、153…補強側板、153a…通風孔、C…タービン回転軸
Claims (9)
- ガスタービンのケーシング内の作動流体流路に配されるタービン静翼であって、
前記作動流体流路に配される翼有効部と、
前記翼有効部の径方向の外側端部と接続する板状部と、前記板状部の上流端部側から径方向外側および周方向に延びるとともにその先端が前記ケーシングと嵌合する前フックと、前記板状部の下流端部側から径方向外側および周方向に延びるとともにその先端が前記ケーシングと嵌合する後フックと、前記前フックと前記後フックとの間隔を保持する補強部材と、を有する外輪サイドウォールと、
前記翼有効部の径方向の内側端部に接続された内輪サイドウォールと、
を具備することを特徴とするタービン静翼。 - 前記補強部材は、少なくとも、前記前フックにおける径方向外側端部近傍と前記後フックの径方向外側端部近傍とを接続することを特徴とする請求項1に記載のタービン静翼。
- 前記補強部材は、前記前フックにおける径方向外側端部近傍と前記後フックの径方向外側端部近傍とを接続する少なくとも1つの棒状の補強棒を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタービン静翼。
- 前記補強部材は、前記前フックにおける径方向外側端部近傍と前記後フックの径方向外側端部近傍とを接続し周方向に広がる補強外部板を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタービン静翼。
- 前記補強部材には、通風孔が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のタービン静翼。
- 前記補強部材は、外輪サイドウォールの周方向の両端に配され、棒状で前記前フックにおける径方向外側端部近傍と前記後フックの径方向外側端部近傍とを接続して、径方向内側に広がる補強側板を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタービン静翼。
- 前記補強側板が、前記板状部とも接続する場合において、前記補強側板には、通風孔が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のタービン静翼。
- 前記翼有効部の軸方向上流側先端の軸方向位置と前記前フックの前記板状部から径方向および周方向に延びる部分の肉厚の中央の位置とのズレの前記翼有効部の径方向の高さに対する比である位置ずれ度は、所定の許容値以内であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のタービン静翼。
- 前記所定の許容値は、マイナス2%以上かつプラス2%以下であることを特徴とする請求項8に記載のタービン静翼。
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