JP2021142705A - 画像形成装置、制御方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】各列に分かれて排紙されたシートのうちの複数のシートの区切りを容易に視認しやすくすることである。【解決手段】画像形成装置1において、1枚のシートP上に複数の画像を複数列並べてレイアウトし、レイアウトしたシート画像をシート上に形成する画像形成部15と、シートを画像ごとに断裁する断裁部22と、シートをカード排紙トレイ24に排紙する制御CPU113と、断裁部22でシートを断裁する位置を制御する制御CPU113とを備える。制御CPU113は、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズでシート画像にレイアウトする。制御CPU113は、仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で断裁部22で断裁できるように断裁する位置を制御する。【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置、制御方法、プログラムに関する。
近年のシートを断裁する機能を備える画像形成装置は、画像形成された後のシートを任意の形状に断裁することができる。画像形成装置は、大判のシートに該大判のシートよりも小さい画像が複数列に並べられるように画像形成する。画像形成がされた後の大判のシートは、断裁する機能を備える画像形成装置によってシート上に並べられた画像ごとに断裁される。
たとえば、画像形成装置はA3用紙に名刺サイズの画像が3列7行に並ぶように画像形成処理をする。断裁する機能を備える画像形成装置は、1枚のA3用紙を21枚分の名刺サイズのシートに断裁し、画像形成装置が備える排紙トレイに排紙する。
画像形成装置は、排紙方向に並べられた列数分の名刺サイズのシートを、一度の排紙処理により排紙する。すなわち、画像形成装置は、排紙方向と直交する方向に並べられた3列分の名刺サイズの画像を排紙するため、一度の排紙処理で3枚分のシートを並べたまま排紙する。
そのため、排紙処理が次々と連続した場合、排紙トレイには、3つ分の名刺サイズのシートの山が積み重なることとなる。排紙トレイに積み重ねられたシートは、外見上、どの位置に所定のシートが積み重ねられているかをユーザーに把握させるのが難しい。
特許文献1では、積み重ねられたシートの間に区切りを示す仕切り紙を挿入する画像形成装置が開示されている。特許文献1で開示の技術では、積み重ねられたシートのうち、ジョブの間などの仕切られるべき位置に仕切り紙を挿入できるように、レイアウト処理をする。これにより、特許文献1では、排紙されて積み重ねられたシートのうちから、複数のシートの区切りを一見して、ユーザーに把握させることができる。
特開2018−15960号公報
しかしながら、断裁されることにより各列に分かれてシートが排紙される場合、ユーザーが回収したい複数のシートは、同列のシートの山に積み重ねられているとは限らず、各列に分かれて積み重ねられていることが想定される。たとえば、上述の例で言えば、1つのジョブで3枚の名刺の画像形成をする場合、3枚の名刺が各列に分かれて、異なるシートの山に積み重ねられるように排紙される。
そのため、特許文献1のように、積み重ねられたシートのうちに仕切り紙を挿入したとしても、異なるシートの山の間の仕切りを示すことができない。したがって、各列に並べられたシートの山は、外見上、どの位置に所定のシートが積み重ねられているかをユーザーに把握させるのが難しい。
本開示は、係る実情に鑑みて考え出されたものであり、その目的は、各列に分かれて排紙されたシートのうちの複数のシートの区切りを容易に視認しやすい画像形成装置、制御方法、プログラムを提供する。
画像をシートに形成する画像形成装置において、1枚のシート上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトするレイアウト手段と、レイアウト手段によってレイアウトしたシート画像をシート上に形成する画像形成手段と、シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁手段と、断裁手段で断裁したシートをトレイに排紙する排紙手段と、断裁手段でシートを断裁する位置を制御する制御手段と、を備える。
レイアウト手段は、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズで、シート画像にレイアウトし、制御手段は、仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で断裁手段で断裁できるように断裁する位置を制御する。
1枚のシート上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトするレイアウト手段と、レイアウト手段によってレイアウトしたシート画像をシート上に形成する画像形成手段と、シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁手段と、断裁手段で断裁したシートをトレイに排紙する排紙手段と、断裁手段でシートを断裁する位置を制御する制御手段と、を備える画像形成装置を制御する制御方法である。レイアウト手段に、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズで、シート画像にレイアウトさせるステップと、制御手段に、仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で断裁手段で断裁できるように断裁する位置を制御させるステップと、を含む。
1枚のシート上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトするレイアウト手段と、レイアウト手段によってレイアウトしたシート画像をシート上に形成する画像形成手段と、シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁手段と、断裁手段で断裁したシートをトレイに排紙する排紙手段と、断裁手段でシートを断裁する位置を制御する制御手段と、を備える画像形成装置で実行されるプログラムである。プログラムは、レイアウト手段に、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズで、シート画像にレイアウトさせる処理と、制御手段に、仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で断裁手段で断裁できるように断裁する位置を制御させる処理と、を含む。
本開示の画像形成装置、制御方法、プログラムでは、複数の画像を跨ぐサイズであらかじめレイアウトされたシートの一部を、仕切り紙となるように断裁することで、各列に分かれて排紙されたシートのうちの複数のシートの区切りを容易に視認しやすく、また、複数のシートごとに回収され易くする。
ある実施形態に従う画像形成装置1を模式的に示す構成図である。 本実施形態の画像形成装置1の全体ブロック図である。 仕切り紙を挿入する一例を示すレイアウト図である。 断裁後にカード排紙トレイに排紙されたシートを示す図である。 仕切り紙を挿入する処理手順を示すフローチャートである。 仕切り紙をジョブ単位で挿入するレイアウト図である。 仕切り紙を部数単位で挿入するレイアウト図である。 仕切り紙をページ単位で挿入するレイアウト図である。 仕切り紙を挿入する位置を決定するフローチャートである。 仕切り紙への印字処理をする例を示すレイアウト図である。 仕切り紙への印字処理をした場合の排紙されたシートを示す図である。 仕切り紙の幅を変更する例を示すレイアウト図である。 仕切り紙の幅を変更した場合の排紙されたシートを示す図である。 仕切り紙の枚数を少なくするレイアウト変更処理前の1枚目のレイアウト図を示す。 仕切り紙の枚数を少なくするレイアウト変更処理前の2枚目のレイアウト図を示す。 仕切り紙の枚数を少なくするレイアウト変更処理後のレイアウト図を示す。 仕切り紙の枚数が少なくなるレイアウト変更処理後の排紙されたシートを示す図である。 断裁回数を少なくするレイアウト変更処理前の1枚目のレイアウト図を示す。 断裁回数を少なくするレイアウト変更処理後の1枚目のレイアウト図を示す。 断裁回数が少なくなるレイアウト変更処理後の排紙されたシートを示す図である。 ユーザーの設定する画面を示す図である。 効率化制御に関する処理手順を示すフローチャートである。 仕切り紙の幅、印字する所定情報の位置に関する変形例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る技術思想の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<画像形成装置1の概略>
図1は、ある実施形態に従う画像形成装置1を模式的に示す構成図である。画像形成装置1は、受信したジョブを処理する複合機などである。本実施形態の画像形成装置1は、画像形成機能と、断裁機能と、後処理機能とを備える。
画像形成装置1は、画像形成本体部10と、断裁装置20と、後処理装置30とから構成される。画像形成本体部10は、シートに対して画像を形成する処理をする。
断裁装置20は、画像形成本体部10から搬送されるシートを断裁する。後処理装置30は、断裁装置20から搬送されたシートに対してステープルまたはパンチなどの後処理をする。
画像形成本体部10は、ディスプレイ11と、自動原稿給紙装置であるADF(Auto Document Feeder)12と、給紙トレイ13と、レジストローラー14と、画像形成部15と、定着装置16とを備える。
ディスプレイ11は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、各種画面(特に、後述する設定画面)を表示し、各種操作(特に、後述する設定画面における面付け方法の設定操作)を可能にする。ディスプレイ11は、表示部と操作部とが一体となったタッチパネルであるが、図1で示すように、物理的なボタンを設けてもよい。
ADF12は、トレイ上に載置されたシートから画像データを光学的に読み取る装置であり、シートを走査する光源と、シートで反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。ADF12は、図示しない搬送機構を設け、複数枚のシートを連続して読み取るために、シートを連続的に搬送する。
給紙トレイ13は、画像形成される前のシートを格納する。給紙トレイ13は、給紙トレイ13aと、給紙トレイ13bとを備える。給紙トレイ13aは、A3用紙を格納する。給紙トレイ13bは、給紙トレイ13aが格納するシートの種類またはサイズが異なるシートを格納する。
給紙トレイ13は、さらに多くのトレイを備えてもよい。給紙トレイ13は、同一の種類またはサイズのシートを格納するトレイを、複数備えてもよい。給紙トレイ13は、格納しているシートを搬送路へと給紙する。
レジストローラー14は、給紙トレイ13から給紙、搬送されてきたシートの搬送方向に対する傾きを調整する。レジストローラー14は、シートの傾きを調整した後に、画像形成部15へとシートを搬送する。
画像形成部15は、画像処理を行った画像データや後述するレイアウト手段がレイアウトした画像データに基づき、搬送されてくるシートへの画像形成処理をする。本開示において、画像形成部15は、画像形成手段として機能する。
画像形成部15は、図示しない感光体、帯電装置、露光装置、現像装置などを含む。画像形成部15は、帯電装置により帯電された感光体に露光装置から画像に応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、トナー像をシートに転写する。
図1で示す画像形成部15は、1つの感光体から構成される直接転写方式であるが、現像したトナー像を転写ベルトに1次転写し、転写ベルトからシートに2次転写する2次転写を採用してもよい。
定着装置16は、画像形成部15によってシート上に転写されたトナーを、当該シートに定着させる処理をする。定着装置16は、2つのローラーから構成され、搬送されてきたシートを挟み込むようにして後続へと搬送する。
2つのローラーのうちの一方は、加熱装置を含み、定着装置16によって挟み込まれるシートを加熱する。シート上に転写されたトナーは、定着装置16による圧力と加熱とによって、シートに定着する。
断裁装置20は、画像形成本体部10から搬送されたシートを断裁処理をすることができる。断裁装置20は、反転機構21と、断裁部22と、パージトレイ23と、カード排紙トレイ24とを備える。反転機構21は、画像形成本体部10から搬送されたシートを反転させる。
断裁部22は、断裁手段として機能する。断裁部22は、4つの断裁モジュールを含む。断裁モジュール22aは、シートを搬送方向(副走査方向)に断裁するスリッターを備える。断裁モジュール22bは、たとえば、断裁モジュール22aにより断裁されたシートにスジ付け等をする。
断裁モジュール22cは、シートを搬送方向に断裁するスリッターを備える。断裁モジュール22cのスリッターが配置される位置は、断裁モジュール22aのスリッターが配置される位置とは異なる。
断裁モジュール22dは、断裁モジュール22cにより断裁されたシートを搬送方向に直交する方向(主走査方向)に断裁するカッターを備える。断裁モジュール22dにより主走査方向に断裁されたシートは、成果物または切り屑として後続に搬送される。各断裁モジュールは、取り外し可能に構成される。
カード排紙トレイ24は、排紙された断裁後のシートを格納する。後述で説明するメイン排紙トレイ33等と区別するため、便宜上、カード排紙トレイ24と称しているがカード排紙トレイ24とはカード以外のシートも格納してもよい。
本実施の形態においては、カード排紙トレイ24は、名刺サイズ等のカードの形状に断裁されたシートを各列に分けて格納する。カード排紙トレイ24は、他の排紙トレイとは異なり、排紙されたシートを覆うカバーを備える。
カード排紙トレイ24は、ユーザーによって排紙されたシートを回収されるとき、当該カバーを開けられる。カード排紙トレイ24が格納するシートに関しては、後述で詳細に説明する。
パージトレイ23は、断裁後のシートのうちの後処理装置30が使用しないシートを排紙する。後処理装置30は、断裁装置20から搬送されるシートに対して、パンチまたはステープルなどの後処理を実施する。後処理装置30は、後処理機構31と、PI(Post Insertor)トレイ32と、メイン排紙トレイ33と、サブ排紙トレイ34とを備える。
後処理機構31は、ステープルやパンチなどの後処理を実施する。PIトレイ32は、PI紙の挿入を実施する。メイン排紙トレイ33およびサブ排紙トレイ34は、後処理後のシートを排紙する。
<画像形成装置1の内部構成>
図2は、本実施形態の画像形成装置1の全体ブロック図である。画像形成装置1の一例として、デジタル複合機(コピア、プリンター、スキャナー)が示されている。
画像形成装置1は、コピア本体100と、画像処理部200とを含む。コピア本体100は、制御部110と、スキャナー部120と、操作部130と、プリンター部140とを備える。
画像処理部200は、LAN(Local Area Network)を通して外部機器である端末2から入力される画像データを処理する。画像処理部200は、スキャナー部120において取得された画像データをLANを通して端末2に転送する。
制御部110は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC(Integrated Circuit)111とPCI(Peripheral Component Interconnect)バス112と、制御CPU(Central Processing Unit)113と、画像メモリー114と、不揮発メモリー115と、読み取り処理部116と、圧縮IC117と、伸長IC118と、書き込み処理部119と、ハードディスク(HDD)1101とを含む。
DRAM制御IC111は、画像メモリー114に接続されている。PCIバス112は、DRAM制御IC111に画像処理部200を接続する。制御CPU113は、DRAM制御IC111に接続されている。
DRAM制御IC111は、画像データを圧縮する圧縮IC117と、圧縮されている画像データを伸長する伸長IC118とに接続されている。伸長IC118は、書き込み処理部119に接続されている。
書き込み処理部119は、プリンター部140のLD(レーザーダイオード)142などを備える画像形成部に接続され、LD142の動作に用いられる書き込みデータの処理をする。
制御CPU113は、フラッシュメモリーなどの不揮発メモリー115に接続されている。画像メモリー114は、圧縮メモリー114aとページメモリー114bとからなる。圧縮メモリー114aは、圧縮画像データを格納するためのメモリーである。
ページメモリー114bは、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリーである。画像処理部200において取得された画像データは、プリント動作に伴って、PCIバス112を通してDRAM制御IC111へと送信される。
不揮発メモリー115には、画像形成装置1の種々の設定情報があらかじめ格納されている。設定情報は、初期印刷設定情報、プロセス制御パラメーター等の機械設定情報、ユーザー設定値、動作状態、機械構成における最大の制御負荷度合いに対応したサンプリング対象の数、周期、サンプリングを行う対象の優先度などである。
不揮発メモリー115には、本開示に示された態様で制御CPU113を動作させるためのプログラム、および、当該プログラムの実行に利用されるデータが格納されている。
制御CPU113は、不揮発メモリー115の不揮発データを読み取ることができ、所望のデータを不揮発メモリー115に書き込むことができる。制御CPU113は、機械設定情報および印刷設定情報などにしたがって画像形成装置1の各部の動作を統括的に制御し、当該動作を補正することができる。
圧縮メモリー114aは、画像データおよびジョブのデータを格納することができる。制御CPU113は、圧縮メモリー114aに格納された画像データおよびジョブのデータに基づいて、画像形成装置1における画像形成を制御する。これにより、制御CPU113は、画像形成における動作モードなどの、動作状態を取得できる。制御CPU113には、図示しない時間計測部が接続されている。
これにより、制御CPU113は、時刻情報を取得できる。制御CPU113は、本開示にかかるプログラムを実行する。当該プログラムは不揮発メモリー115または図示しないROMなどに格納されている。
制御CPU113は、画像形成装置1に電源が供給されると、当該プログラムを読み込んで、画像形成装置1を起動する。当該プログラムは、画像形成装置1に対して着脱可能な、記録媒体に記録されていてもよい。
スキャナー部120は、光学読み取りを行うCCD(Charge Coupled Diode)121と、スキャナー部120全体の制御を行うスキャナー制御部122とを備えている。スキャナー制御部122は、制御CPU113と接続されている。
スキャナー制御部122は、制御CPU113と、たとえばシリアル通信で通信することにより、スキャナー部120の動作を制御する。CCD121は、当該CCD121で読み取った画像データを処理する読み取り処理部116に接続される。読み取り処理部116は、DRAM制御IC111に接続されている。
操作部130は、ユーザーからの操作を受け付ける。操作部130は、本実施の形態においては、図1のディスプレイ11として実現される。操作部130は、表示装置としても機能する。操作部130は、LCD(Liquid Crystal Display)131と、操作部全体を制御する操作制御部132とを備える。操作制御部132および制御CPU113は、たとえばシリアル通信で通信する。
操作部130は、制御CPU113によって制御される。操作部130は、LCD131で、画像形成装置1における出力条件設定および動作制御条件などの機械設定入力、および、各給紙トレイのシート情報(サイズ、紙種)の設定入力などの、各種の設定の入力を受け付ける。操作部130は、LCD131によって、警告などの情報を表示する。
図2においては、画像形成部としてLD142のみが記載されているが、画像形成部は、一般の画像形成装置が画像形成のために備える他の公知の要素を含んでもよい。プリンター部140は、当該画像形成部の他に、図示しないシート搬送機構等を含む。
プリンター部140は、当該プリンター部140の全体(給紙、画像形成、断裁、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部141を備えている。プリンター制御部141は、制御CPU113に接続されている。
プリンター制御部141は、制御CPU113の制御指令に従って動作することにより、プリンター部140を制御する。
給紙部300は、シートをプリンター部140に給紙する。給紙制御部301は、制御CPU113の制御指令に従って動作することにより、給紙部300を制御する。
すなわち、制御CPU113は、プリンター制御部141を介して、図1で示す断裁部22の動作を制御する。本開示において、制御CPU113は制御手段として機能し、断裁部22でシートを断裁する位置を制御する。
また、制御CPU113は、プリンター制御部141を介して、断裁後のシートを図1で示すカード排紙トレイ24に排紙する。本開示において、制御CPU113が断裁後のシートをカード排紙トレイ24に排紙する処理は、排紙手段として機能する。
DRAM制御IC111は、PCIバス112を通して、画像処理部200のDRAM制御IC201と接続されている。画像処理部200は、画像形成装置1がネットワークプリンターまたはネットワークスキャナーとして使用される場合に、LANに接続される装置(例えば、端末2)から画像データ等を画像形成装置1で受信し、スキャナー部120で取得した画像データをLANに接続される装置(たとえば、端末2)に送信する。
画像処理部200が備えるDRAM制御IC201は、画像メモリー202が接続されている。画像メモリー202は、たとえば、DRAMによって構成される。
画像処理部200では、DRAM制御IC201は、共通バスによって、画像処理部200全体の制御を行うコントローラー制御CPU203、および、LANインターフェース(IF)204に接続されている。LANインターフェース204は、LANに接続されている。
PCIバス112は、ハードディスク(HDD)1101に接続されている。HDD1101は、スキャナー部120で取得した画像データまたは画像処理部200に接続された端末2などにより生成された画像データなどを保存する。
画像形成装置1の基本的動作は、次の通りである。
スキャナー部120で読み取られたシートの画像データが生成される場合、CCD121が、シートの画像を光学的に読み取る。このとき、制御CPU113から指令を受けたスキャナー制御部122が、CCD121の動作を制御する。CCD121で読み取られた画像データは、読み取り処理部116で処理された後、圧縮IC117で圧縮される。
圧縮後の画像データは、DRAM制御IC111を通して、圧縮メモリー114aまたはHDD1101で格納される。圧縮メモリー114aまたはHDD1101に格納された画像データは、制御CPU113によってジョブとして管理され得る。画像データは、圧縮メモリー114aに一時的に格納された後、DRAM制御IC111を通して、HDD1101へと送られてもよい。
画像形成装置1は、端末2などの外部の装置から、LANを通して、画像データを取得することができる。画像データが外部から取得される場合、DRAM制御IC201は、LANインターフェース204を通して、画像データを画像メモリー202に格納する。
画像メモリー202が記憶するデータは、DRAM制御IC201、PCIバス112、DRAM制御IC111を通して、ページメモリー114bに一時的に格納される。ページメモリー114bに格納されたデータは、DRAM制御IC111を通して、圧縮IC117に順次送られる。
当該データは、圧縮IC117で圧縮された後、DRAM制御IC111を通して、圧縮メモリー114aまたはHDD1101に格納され、制御CPU113によって管理される。HDD1101に画像データが格納される場合は、圧縮メモリー114aに一時的に格納された画像データは、DRAM制御IC111を通して、HDD1101へと送信される。
画像形成装置1で画像が出力される場合(すなわち、画像形成装置1が複写機またはプリンターとして使用される場合)、圧縮メモリー114aに格納された画像データが、DRAM制御IC111を通して、伸長IC118に送出される。伸長IC118は、画像データを伸長して、書き込み処理部119へ送信する。LD142は、画像データを、画像形成装置1の感光体へ書き込む。
HDD1101に格納された画像データの画像が形成される場合、HDD1101に格納された画像データが、DRAM制御IC111を通して、一時的に、圧縮メモリー114aに格納される。圧縮メモリー114aに格納された画像データは、DRAM制御IC111を通して、伸長IC118へ送信される。伸長IC118は、伸長したデータを、書き込み処理部119に送出する。
制御CPU113は、操作部130から受け付けた情報に基づいて、一枚のシート上に形成する画像をレイアウトする。たとえば、制御CPU113は、スキャナー部120でスキャンした複数の画像のうちの2つの画像をA4用紙に並べて画像形成させるレイアウトをする。
制御CPU113がシートに対してレイアウトをする処理は、本開示において、レイアウト手段として機能する。本実施の形態においては、特に、レイアウト手段は、名刺サイズの画像を、大判のシートに複数列に並べるレイアウト処理をする。
<仕切り紙挿入をするレイアウトの一例>
図3は、仕切り紙を挿入する一例を示すレイアウト図である。図3で示す領域Pは、給紙トレイ13aから給紙されたA3用紙のシートPを示す仮想の領域である。制御CPU113は、実際のA3用紙のシートPにどのように画像を形成するかを領域P上にレイアウトする。領域Pは、A3用紙以外の大きさのシートを仮想的に示してもよい。
レイアウト後の領域Pの画像を、シート画像と称する。シート画像に関する情報を、シートページ情報と称する。シートページ情報は、シート画像自体の情報を含み、さらに、その他の断裁、排紙処理に関する情報も含み得る。レイアウト図は、シートページ情報に含まれるシート画像を図示したものである。
図3で示すレイアウト図は、制御CPU113がシートPに複数の画像をレイアウトした結果の一例である。
領域P上には、複数の画像Aおよび複数の画像Bが並べられている。領域P上に図示されている複数の破線は、断裁部22が実際のシートPを断裁する位置を示す。破線CC1および破線CC2は、副走査方向へのシートPの断裁位置を示す破線である。破線RC1および破線RC2は、主走査方向へのシートPの断裁位置を示す破線である。
シートPは、破線CC1、破線CC2、破線RC1、破線RC2に沿って、断裁部22により断裁されることで、領域I11で示すシートPの領域は、画像Aが形成された1つの名刺サイズのシートとなる。断裁部22は、全ての破線に沿って断裁することで、シートPのうちの領域I11から領域I73として示される領域を、名刺サイズのシートの形状に断裁する。
図3では、画像形成装置1が2つのジョブを処理する場合のレイアウト図を表示している。ジョブとは、画像形成装置1で処理される1つの単位であり、該単位毎に画像形成装置1で処理が実行される。
本実施の形態におけるジョブは、印刷に関するジョブで、複数ページの画像をシートPにレイアウトして印刷し、各々のページに裁断してする。ジョブには、印刷するページ数の情報が含まれ、当該ページごとに画像データも含まれる。
ジョブで指定されたページの全てを処理することを1部数の処理とし、ジョブは該ジョブ自身で部数を設定して保持することができる。
たとえば、ジョブは、画像aを1ページ目に、画像bを2ページ目に印刷する処理を保持し、2部数を処理することが設定される。この場合、画像a、画像b、画像a、画像bの順でレイアウト処理がなされ、シートP上に4枚の画像が形成される。
図3において、ジョブAは、10ページ分の画像Aを形成し、排紙するジョブである。ジョブBは、5ページ分の画像Bを形成し、排紙するジョブである。ジョブAおよびジョブBは、1部数処理することが設定されている。
A3用紙(297mm×420mm)であるシートPには、名刺サイズ(91mm×55mm)の画像を3列7行で並べることが可能である。図3で示すように、制御CPU113は名刺サイズの画像が3列(列C1〜列C3)、7行(行R1〜行R7)にレイアウトする。
列C1、列C2、列C3で構成される列は、名刺サイズの画像が排紙方向と直交する方向に3列に並べられていることを示す。行R1、行R2、行R3、行R4、行R5、行R6、行R7で構成される行は、名刺サイズの画像が排紙方向に7行に並べられていることを示す。
本実施の形態の画像形成装置1は、シート内に並べられる画像を名刺サイズ以外のサイズの画像を並べてレイアウトすることもできる。画像形成装置1では、並べる画像のそれぞれのサイズ、列数、行数をユーザーに設定されることができる。また、制御CPU113は、受け付けたジョブの情報に基づいて、自動で列数と行数を算出してもよい。
制御CPU113は、レイアウトした列数行数における名刺サイズとなるシートと対応する各領域にジョブAまたはジョブBで形成する画像割り当てる。制御CPU113は、ジョブAで形成する10つの画像Aを、領域I11、領域I12、領域I13、領域I21、領域I22、領域I23、領域I31、領域I32、領域I33、領域I41に割り当てる。
制御CPU113は、ジョブBで形成する5つの画像Bを、領域I61、領域I62、領域I63、領域I71、領域I72に割り当てる。領域I42と、領域I43と、領域I73とは、画像が形成されない不要なシート(以下、ヤレ紙と称する。)となる。
ここで、制御CPU113は、ジョブAとジョブBとの区切りを示すための仕切り紙に対応する領域S1をレイアウトする。領域S1は、ジョブを含む所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分である。
領域S1は、列C1〜列C3を跨ぐようにレイアウトされる。領域S1は、副走査方向に対して、破線CC1と破線CC6が示す位置のみ断裁される。これにより、領域S1と対応する仕切り紙は、他の名刺サイズのシートと比較して主走査方向に長いシートとなる。
制御CPU113は、後述で説明するユーザー設定で仕切り紙を挿入しない設定がされている場合、仕切り紙を挿入しない。また、制御CPU113は、ユーザー設定以外の条件が成立した場合に仕切り紙を挿入することとしてもよい。
図3で示すレイアウトに従い断裁部22がシートPを断裁した後、断裁部22は、ヤレ紙を含む名刺サイズとなるシート、領域S1と対応する仕切り紙となるシートをカード排紙トレイ24に搬送する。
一方で、断裁部22は、シートPのうちカード排紙トレイ24へと搬送される部分以外の部分を、切り屑としてパージトレイ23に搬送する。
図3で排紙方向が示されているように、断裁部22は、ジョブAで形成される名刺サイズのシートを始めに排紙する。すなわち、断裁部22は、断裁後、行R1に並べられている領域I11と領域I12と領域I13とに対応する3枚の名刺サイズのシートを一度にカード排紙トレイ24へと排紙する。
続いて、断裁部22は、行R2に対応する3枚のシートを、始めに排紙した3枚のシートに重ねるように排紙する。カード排紙トレイ24は、排紙されシートの位置を列ごとに整え、積み重ねるようにシートを格納する。断裁部22は、行R3〜行R7まで同様の排紙処理を繰り返す。
図4は、断裁後にカード排紙トレイに排紙されたシートを示す図である。カード排紙トレイ24には、列C1と、列C2と、列C3とに対応する複数のシートが、シートの山として積み重ねられる。図4では、シートの重なりを表現するために多数のシートが積み重ねられている誇張して図示しているが、1つのシートの山に行R1から行R7までの7枚のシートが積み重ねられている。
各列のシートの山の最上部には、最後に排紙した行R7に対応するシートが位置する。すなわち、領域I71に対応する画像Bが形成されたシート、領域I72に対応する画像Bが形成されたシート、および領域I73に対応するヤレ紙とが、各シートの山の最上部に位置する。
仕切り紙S1は、各シートの山を跨ぐように重ねられている。仕切り紙S1は、領域Aと領域Bとを仕切る。領域Aは、ジョブAで形成されるシートが重ねられている領域である。領域Bは、ジョブBで形成されるシートが重ねられている領域である。
これにより、本実施の形態の画像形成装置1では、各列に分かれて排紙されたシートのうちの複数のシートの区切りを容易に視認しやすくなる。さらに、本実施の形態の画像形成装置1では、ユーザーが仕切り紙S1を掴んで移動させることで、ジョブAまたはジョブBで形成されるシートのいずれか一方のみを容易に回収させることができる。
<仕切り紙を挿入する処理手順>
図5は、仕切り紙を挿入する処理手順を示すフローチャートである。制御CPU113は、ジョブを受け付けたか否かを判断する(ステップS100)。ジョブを受け付けていない場合(ステップS100でNO)、制御CPU113は、処理をステップS100に留める。
ジョブを受け付けた場合(ステップS100でYES)、制御CPU113は、受け付けたジョブの画像データを受信し、後述するユーザー設定において仕切り紙の挿入が設定されているか否かを判断する(ステップS101)。
仕切り紙の挿入が設定されている場合(ステップS101でYES)、制御CPU113は、仮想の領域P上に仕切り紙となる領域S1をレイアウトする(ステップS102)。
すなわち、制御CPU113は、シートページ情報を生成する。制御CPU113は、シートページ情報ごとに断裁、排紙の処理をする。このように、制御CPU113が仕切り紙の位置および断裁する位置を、シートページ情報ごとに算出する処理は、位置算出手段として機能する。制御CPU113は、当該仕切り紙の位置および仕切り紙の断裁する位置を、挿入情報として、シートページ情報に含ませる。
制御CPU113は、シートPを断裁装置20へと搬送する(ステップS103)。仕切り紙の挿入が設定されていない場合(ステップS101でNO)、制御CPU113は、仕切り紙となる領域S1をレイアウトせずに、シートPを断裁装置20へと搬送する(ステップS103)。
制御CPU113は、仕切り紙の挿入が設定されているか否かを判断する(ステップS104)。仕切り紙の挿入が設定されている場合(ステップS104でYES)、制御CPU113は、レイアウトに基づいて断裁部22にシートPの仕切り紙となる領域S1を複数数列のシートを跨ぐように断裁する(ステップS105)。
制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理が完了したかを判断する(ステップS106)。仕切り紙の挿入が設定されてない場合(ステップS104でNO)、制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理が完了したかを判断する(ステップS106)。
制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理が完了していないと判断した場合(ステップS106でNO)、処理をステップS101へ戻し、次のシートページ情報の処理をする。
制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理が完了したと判断した場合(ステップS106でYES)、処理を終了する。図5で示される処理手順は、プログラムとして不揮発メモリー115などによって記憶される。
<仕切り紙を挿入する単位>
図3では、制御CPU113は、ジョブ単位の区切りを示すために、仕切り紙S1を挿入した。すなわち、図4での仕切り紙S1は、画像形成装置1が受け付けたジョブAとジョブBとの区切りを示している。本実施の形態の画像形成装置1は、後述するユーザー設定に基づいて、ジョブ単位の区切りを示す仕切り紙のみならず、その他の所定の単位を示す仕切り紙も挿入することができる。
画像形成装置1は、ジョブ単位の区切りを示す仕切り紙と、部数単位の区切りを示す仕切り紙と、ページ単位の区切りを示す仕切り紙と、を挿入する。
画像形成装置1は、仕切り紙によって区切られる所定単位を示す設定情報を、不揮発メモリー115などに記憶させる。所定単位を示す設定情報は、受け付けたジョブごとに異なる設定情報が設定されていてもよい。
図6は、仕切り紙をジョブ単位で挿入するレイアウト図である。以下でレイアウト図を説明する上で、既に図3で説明した事項については省略する。図6では、画像形成装置1が3つのジョブを処理する場合のレイアウトを表示している。
ジョブAは、6ページ分の画像Aを形成し、排紙するジョブである。ジョブBは、6ページ分の画像Bを形成し、排紙するジョブである。ジョブCは、6ページ分の画像Cを形成し、排紙するジョブである。ジョブA、ジョブBおよびジョブCは、それぞれ1部数処理することが設定されている。
全てのジョブの処理を完了させれば、画像形成装置1は合計18枚の名刺サイズのシートを排紙することとなる。ジョブCの4枚目以降の画像は、図6の次のシート画像としてレイアウトされる。
画像形成装置1は、ジョブAとジョブBとジョブCとを所定期間内で受け付けている。所定期間内とは、あるジョブを受け付けた時から、制御CPU113が当該ジョブと同一のシート内で処理できるまでの期間を指す。
図6では、制御CPU113は、ジョブAを受け付けた後、すぐにジョブBとジョブCを受け付けている。よって、制御CPU113は、ジョブAとジョブBとジョブCとで形成する画像を同一の領域P内にレイアウトする。
画像形成装置1にジョブ単位の区切りで仕切り紙を挿入する設定がされている場合、制御CPU113は、ジョブAとジョブBとの区切りを示す仕切り紙となる領域S1をレイアウトする。制御CPU113は、ジョブBとジョブCとの区切りを示す仕切り紙となる領域S2をレイアウトする。
制御CPU113は、図6のレイアウト図を1枚目のシートページ情報として生成する。制御CPU113は、ジョブCの4枚目以降の画像を含めて次のシートページ情報を生成する。
これにより、画像形成装置1は、複数のジョブを処理する場合であっても、ジョブごとの区切りをユーザーに容易に示すことができる。
図7は、仕切り紙を部数単位で挿入するレイアウト図である。図7では、画像形成装置1が、ジョブDを受け付けて、レイアウトした1枚目のシートページ情報を表示している。図7における画像形成装置1は、ユーザー設定で受け付けたジョブの部数ごとに仕切り紙を挿入するように設定されている。
ジョブDは、6ページ分の画像D1〜画像D6を形成し、排紙するジョブである。ジョブDは、それぞれ3部数処理することが設定されている。
制御CPU113は、図7で示されるように行R1および行R2にジョブDの1部数目の画像D1〜画像D6をレイアウトする。制御CPU113は、行R3にて1部数目が終了したことの区切りとして、仕切り紙S1をレイアウトする。
制御CPU113は、行R4および行R5にジョブDの2部数目の画像D1〜画像D6をレイアウトする。制御CPU113は、行R6にて2部数目が終了したことを区切りとして、仕切り紙S2をレイアウトする。
制御CPU113は、図7で示す行R7に3部数目の画像D1〜画像D3をレイアウトする。制御CPU113は、図7で示すシートページ情報の次のシートページ情報に、3部数目の画像D4〜画像D6をレイアウトする。
これにより、画像形成装置1は、部数ごとに仕切り紙を挿入することができ、積み重ねられたシートのうちの部数の区切りをユーザーに容易に把握させることができる。
図8は、仕切り紙をページ単位で挿入するレイアウト図である。ここで、仕切り紙を挿入するページ単位は、同じジョブで処理された複数のページのうち、ある所定のページ枚数毎に仕切り紙を挿入する単位で、例えば10ページ毎に仕切り紙を挿入する。
図8では、画像形成装置1が、ジョブEを受け付けて、レイアウトした1枚目のシートページ情報を表示している。画像形成装置1は、ジョブが含む所定数のページ単位で仕切り紙を挿入するようにユーザー設定で設定されている。図8の例では、9ページごとに仕切り紙を挿入する設定がされている。
ジョブEは、45ページ分の画像E1〜画像E45を形成し、排紙するジョブである。ジョブEは、1部数処理することが設定されている。ジョブEの処理が完了すれば、画像形成装置1は合計45枚の名刺サイズのシートを排紙することとなる。
制御CPU113は、9ページ目である領域I33と10ページ目である領域I51との区切りを示す仕切り紙となるように、領域S1をレイアウトする。
制御CPU113は、図8でレイアウトしたシートページ情報の次のシートページ情報でジョブEの19ページ目以降の画像をレイアウトする。制御CPU113は、次のシートページ情報以降においても、9ページごとに仕切り紙を挿入してレイアウトする。
これにより、画像形成装置1は、あらかじめ設定されたページ数ごとに仕切り紙を挿入することができ、積み重ねられたシートのうちのページ数の区切りをユーザーに容易に把握させることができる。
このように、本実施の形態の画像形成装置1は、ジョブ単位、部数単位、ページ単位で仕切り紙を挿入する設定ができるため、使用目的に応じて使い分けることができ、また、シートページ情報ごとに仕切り紙の位置を算出することで、効率的な仕切り紙の挿入をすることが可能となる。
<仕切り紙を挿入する位置を決定する処理手順>
図9は、仕切り紙を挿入する位置を決定するフローチャートである。制御CPU113は、ジョブを受け付けたか否かを判断する(ステップS200)。ジョブを受け付けていない場合(ステップS200でNO)、制御CPU113は、処理をステップS200に留める。
ジョブを受け付けた場合(ステップS200でYES)、制御CPU113は、仕切り紙によって区切られる所定単位を示す設定情報を取得する(ステップS201)。
制御CPU113は、取得した設定情報がジョブ単位で区切る仕切り紙を挿入する設定情報であるか否かを判断する(ステップS202)。ジョブ単位で区切る仕切り紙を挿入する設定がされている場合(ステップS202でYES)、制御CPU113は、レイアウト処理において、ジョブの区切りが発生したかを判断する(ステップS203)。
レイアウト処理において、ジョブの区切りが発生した場合(ステップS203でYES)、制御CPU113は、シートページ情報に仕切り紙を挿入する(ステップS204)。制御CPU113は、1つのシートページ情報の処理が完了した否かを判断する(ステップS205)。
レイアウト処理において、ジョブの区切りが発生しない場合(ステップS203でNO)、制御CPU113は、1つのシートページ情報の処理が完了したか否かを判断する(ステップS1205)。
制御CPU113は、1つのシートページ情報の処理が完了していない場合、処理をステップS203へと戻す。1つのシートページ情報の処理が完了したと判断した場合(ステップS205でYES)、制御CPU113は、当該シートページ情報でシートPに対して断裁処理、後処理、排紙処理をする(ステップS206)。
制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理を完了したか否かを判断する(ステップS207)。受け付けた全てのジョブの処理を完了していないと判断する場合(ステップS207でNO)、制御CPU113は、処理をステップS202へと戻す。
受け付けた全てのジョブの処理を完了したと判断する場合(ステップS207でYES)、制御CPU113は、処理を終了する。
ステップS202において、取得した所定単位を示す設定情報がジョブ単位で区切る仕切り紙を挿入する設定がされていない場合(ステップS202でNO)、制御CPU113は、部数単位で区切る仕切り紙を挿入する設定がされているかを判断する(ステップS208)。
部数単位で区切る仕切り紙を挿入する設定がされている場合(ステップS208でYES)、制御CPU113は、レイアウト処理において、部数区切りが発生したかを判断する(ステップS209)。部数区切りが発生した場合(ステップS209でYES)、制御CPU113は、シートページ情報に仕切り紙を挿入する(ステップS210)。
制御CPU113は、1つのシートページ情報の処理が完了した否かを判断する(ステップS211)。部数区切りが発生しない場合(ステップS209でNO)、制御CPU113は、1つのシートページ情報の処理が完了したかを判断する(ステップS211)。
1つのシートページ情報の処理が完了していない場合(ステップS211でNO)、制御CPU113は、処理をステップS209へと戻す。1つのシートページ情報の処理が完了した場合、制御CPU113は、処理をステップS206へと進める。
ステップS208において、取得した所定単位を示す設定情報が部数単位で区切る仕切り紙を挿入する設定がされていない場合(ステップS208でNO)、制御CPU113は、ジョブのページ単位で区切る仕切り紙を挿入する設定がされていると判断する。
制御CPU113は、レイアウト処理において、設定されたジョブのページ枚数であるページ数区切りが発生したかを判断する(ステップS212)。ページ数区切りが発生した場合(ステップS212でYES)、制御CPU113は、シートページ情報に仕切り紙を挿入する(ステップS213)。
制御CPU113は、1つのシートページ情報の処理が完了した否かを判断する(ステップS214)。ページ数区切りが発生しない場合(ステップS212でNO)、制御CPU113は、1つのシートページ情報の処理が完了したかを判断する(ステップS214)。
1つのシートページ情報の処理が完了していない場合(ステップS211でNO)、制御CPU113は、処理をステップS212へと戻す。1つのシートページ情報の処理が完了した場合、制御CPU113は、処理をステップS206へと進める。
このように、本実施の形態の画像形成装置1では、仕切り紙挿入の所定の単位を設定することができる。制御CPU113は、設定された所定の単位に応じて、カード排紙トレイ24に積み重ねられたシートのうち、ユーザーの意図に合わせた位置に仕切り紙の挿入をすることができる。
また、画像形成装置1は、各シートページ情報に仕切り紙の挿入情報を設定することにより、排紙する複数ページのシートPに対しての仕切り紙の設定を容易に実施することができる。
本実施の形態においては、画像形成装置1は、ジョブ単位、部数単位、ページ単位での仕切り紙の挿入の設定を受け付けるが、その他の単位で仕切り紙を挿入する設定を受け付けてもよい。
たとえば、画像形成装置1は、ジョブ内で形成する画像に特定の情報が含まれているか否かを判断し、特定の情報が含まれる画像を形成するごとに仕切り紙を挿入してもよい。
<仕切り紙への印字処理>
本実施の形態の画像形成装置1では、仕切り紙に対して印字処理をすることができる図10は、仕切り紙への印字処理をする例を示すレイアウト図である。
画像形成装置1は、印字する内容として、仕切り紙の下部に重なるヤレ紙の枚数を印字する。ヤレ紙とは、図10において領域I42、領域I43、領域I73に対応するシートであり、画像が形成されない不要なシートである。
図10において画像形成装置1では、図3で説明したジョブと同一のジョブを受け付けている。画像形成装置1は、後述するユーザー設定において、仕切り紙上に、該仕切り紙の下部に重なるヤレ紙の枚数を印字することが設定される。
画像形成装置1は、図10の仕切り紙に対応する領域S1に対して、「白紙0枚」「白紙1枚」「白紙1枚」という画像を形成する。行R5にレイアウトされる仕切り紙S1は、列C1と重なる位置に「白紙0枚」と印字される。
ここで、白紙とはヤレ紙を意味し、ユーザーに対してのヤレ紙を表現する文言である。印字される「白紙0枚」は、列C1のシートの山において、仕切り紙S1の下部に重なるシート内にヤレ紙がないことを示している。
仕切り紙S1は、列C2と重なる位置に「白紙1枚」と印字される。当該「白紙1枚」は、列C2のシートの山において、仕切り紙S1の下部に重なるシート内にヤレ紙が1枚あることを示している。
仕切り紙S1は、列C3と重なる位置に「白紙1枚」と印字される。当該「白紙1枚」は、列C3のシートの山において、仕切り紙S1の下部に重なるシート内にヤレ紙が1枚あることを示している。
図11は、仕切り紙への印字処理をした場合の排紙されたシートを示す図である。図11で示すように、ユーザーが領域Bで示すジョブBにより形成されるシートを回収した場合、仕切り紙S1上にあるヤレ紙の枚数を示す画像は、露出する。
これにより、画像形成装置1は、領域Aに含まれるヤレ紙の枚数をユーザーに容易に把握させることができる。
本実施の形態の画像形成装置1は、印字する内容として、仕切り紙S1の下部に含まれるジョブ名、ジョブの送信元の端末名、ジョブを送信したユーザー名などを印字することができる。画像形成装置1は、印字する内容を、後述するユーザー設定において設定される。
また、画像形成装置1は、印字した仕切り紙を領域Bの上に重なるように排紙してもよい。これにより、ジョブ間の区切りのみならず最上部に仕切り紙を重ねることで、最上部の複数シートの情報をユーザーに把握させることができる。
<仕切り紙の幅変更>
本実施の形態の画像形成装置1では、仕切り紙の幅を変更することができる。画像形成装置1は、仕切り紙の副走査方向の幅を他の名刺サイズのシートより広くなるようにレイアウトする。
図12は、仕切り紙の幅を変更する例を示すレイアウト図である。図12において画像形成装置1は、図3で説明したジョブと同一のジョブを受け付けている。画像形成装置1は、後述するユーザー設定において仕切り紙の幅を変更する設定がされている。
制御CPU113は、名刺サイズのシートの副走査方向の幅を、幅W1となるようにレイアウトする。たとえば、行R1の領域I13、行R2の領域I23、行R3の領域I33は、副走査方向の幅が幅W1となるように、レイアウトされている。
一方で、制御CPU113は、仕切り紙に対応する領域SW1の副走査方向の幅を幅W1よりも広くなるようにレイアウトする。図12では、制御CPU113は、領域SW1の副走査方向の幅を幅W2としてレイアウトする。
制御CPU113は、領域SW1の副走査方向の幅を幅W1よりも狭くなるようにレイアウトしてもよい。制御CPU113は、領域SW1の主走査方向の他のシートと異なるようにレイアウトしてもよい。
図13は、仕切り紙の幅を変更した場合の排紙されたシートを示す図である。図13で示すように、図12で示す領域SW1と対応する仕切り紙SW1は、他の名刺サイズのシートよりも広い幅でシートの山に重ねられる。
これにより、画像形成装置1は、仕切り紙SW1がいずれの位置にあるかをユーザーに容易に把握させることができ、すなわち、複数のシートの区切りをユーザーに容易に把握させる。
また、仕切り紙SW1の幅が広くなったことで、画像形成装置1は、ユーザーに仕切り紙SW1を支えて持ち上げ易く区切られた複数のシートごとに回収することが容易になるようなシート排紙を提供する。
<仕切り紙の枚数が少なくなるレイアウト変更処理>
本実施の形態の画像形成装置1は、仕切り紙と対応する領域が少なくなるようにレイアウト変更処理をすることができる。図14は、仕切り紙の枚数を少なくするレイアウト変更処理前の1枚目のレイアウト図を示す。図15は、仕切り紙の枚数を少なくするレイアウト変更処理前の2枚目のレイアウト図を示す。
図14と図15では、画像形成装置1は、ジョブAとジョブBとジョブCとジョブDの4つのジョブを受け付けている。制御CPU113は、当該4つのジョブを受け付けて、2枚分のシートページ情報を生成する。
1枚目のシートページ情報に対応するレイアウト図は、図14で示されるレイアウト図であり、ジョブAとジョブBとで形成されるシートがレイアウトされている。2枚目のシートページ情報に対応するレイアウト図は、図15で示されるレイアウト図であり、ジョブCとジョブDとで形成されるシートをレイアウトされている。
画像形成装置1は、仕切り紙の幅を変更する設定と、仕切り紙上にヤレ紙の枚数を印字する設定がされている。
ジョブAは、7ページ分の画像Aを形成し、排紙するジョブである。ジョブBは、4ページ分の画像Bを形成し、排紙するジョブである。
ジョブCは、4ページ分の画像Cを形成し、排紙するジョブである。ジョブDは、2ページ分の画像Dを形成し、排紙するジョブである。ジョブA、ジョブB、ジョブCおよびジョブDは、それぞれ1部数処理することが設定されている。
図14および図15のレイアウト図では、仕切り紙と対応する領域として、領域S1、領域S2、領域S3、領域S4がレイアウトされている。すなわち、画像形成装置1は、4枚の仕切り紙をレイアウトする。
ヤレ紙に対応する領域として、図14のレイアウト図では、領域I32、領域I33、領域I62、領域I63がレイアウトされる。また、図15のレイアウト図では、領域I22、領域I23、領域I43がレイアウトされる。
すなわち、画像形成装置1は、7枚のヤレ紙を排紙することとなる。また、図14と図15との2つのシートページ情報が生成されているように、画像形成装置1は、2枚のシートPを排紙する。
本実施の形態の画像形成装置1は、後述するユーザー設定によって、列ごとにジョブを割り当てることが許可されるように設定されている場合、排紙する仕切り紙、ヤレ紙、シートP自体の枚数を少なくなるようにレイアウトを変更する。
図16は、仕切り紙の枚数を少なくするレイアウト変更処理後のレイアウト図を示す。画像形成装置1は、受け付けたジョブの数、およびジョブに含まれるページ数に応じて、図16で示すレイアウト図へと変更する。
すなわち、制御CPU113は、列C1〜列C3の3列のうち列C1および列C2に、ジョブAおよびジョブCを割り当てる。また、制御CPU113は、列C3にジョブBおよびジョブDを割り当てる。
これにより、画像形成装置1は、仕切り紙のみならず、列間においてジョブを区切ることができ、各列には、割り当てられたジョブではないジョブの画像が形成されることはない。
制御CPU113は、区切られた列に応じて仕切り紙と対応する領域をレイアウトする。すなわち、制御CPU113は、仕切り紙に対応する領域SW1と領域SW2とをレイアウトする。
このように、列ごとにジョブを割り当て複数のシートを区切ることにより、制御CPU113は、図16のレイアウト図において、ヤレ紙の枚数を領域I42に対応するヤレ紙1枚のみレイアウトする。すなわち、画像形成装置1が排紙するヤレ紙の枚数は、7枚から1枚に少なくなる。
制御CPU113は、仕切り紙の枚数を領域SW1と領域SW2とに対応する仕切り紙2枚のみレイアウトする。領域SW1と領域SW2とに対応する仕切り紙の面積は、図14および図15で示す仕切り紙と対応する1つの領域の面積と同一である。すなわち、画像形成装置1が排紙する仕切り紙の枚数は、シートの面積という点では実質的には4枚から1枚に少なくなる。
制御CPU113、図16で示すシートP1枚のみで、4つのジョブ全てで形成されるシートを排紙することができる。すなわち、画像形成装置1が排紙するシートPの枚数は、2枚から1枚に少なくなる。
このように、画像形成装置1は、レイアウト変更処理をすることで排紙する仕切り紙、ヤレ紙、シートP自体の枚数を少なくすることができる。
図17は、仕切り紙の枚数が少なくなるレイアウト変更処理後の排紙されたシートを示す図である。
列C1および列C2が示すシートの山には、ジョブAおよびジョブCで形成されるシートが積み重ねられている。列C3が示すシートの山には、ジョブBおよびジョブDで形成されるシートが積み重ねられている。
列間において、ジョブが区切られていることに対応して、挿入される仕切り紙は、仕切り紙SW1と仕切り紙SW2とに分けられる。
このように、列ごとにジョブを割り当てて、仕切り紙の挿入位置、断裁位置のレイアウトを変更することができることで、画像形成装置1は、所定単位の複数のシートの区切りの判断が容易にすることができる。
<断裁回数を少なくするレイアウト変更処理>
本実施の形態の画像形成装置1は、断裁回数を少なくするようにレイアウト変更処理をすることができる。図18は、断裁回数を少なくするレイアウト変更処理前の1枚目のレイアウト図を示す。
図18では、画像形成装置1は、ジョブAとジョブBの2つのジョブを受け付けている。制御CPU113は、当該2つのジョブを受け付けて、複数のシートページ情報を生成する。本開示では、2枚目以降のシートページ情報のレイアウト図は省略する。
画像形成装置1は、部数区切りの仕切り紙が挿入される設定がされている。また、画像形成装置1は、名刺サイズよりも小さいサイズで画像を並べるように設定されている。制御CPU113は、領域P上に4列9行で各画像を配置してレイアウトする。
ジョブAは、12ページ分の画像A1〜画像A12を形成し、排紙するジョブである。ジョブBは、4ページ分の画像B1〜画像B4を形成し、排紙するジョブである。ジョブAおよびジョブBは、それぞれ3部数処理することが設定されている。
制御CPU113は、列C1および列C2にジョブAを割り当ててレイアウトしている。制御CPU113は、列C3および列C4にジョブBを割り当ててレイアウトしている。
制御CPU113は、ジョブAの部数区切りを示す仕切り紙に対応する領域S1をレイアウトする。制御CPU113は、ジョブBの各部数区切りを示す仕切り紙に対応する領域S2、領域S3、領域S4をレイアウトする。
図18では、ジョブAの仕切り紙とジョブBの仕切り紙とを挿入する副走査方向の位置が異なる。
本実施の形態の画像形成装置1は、後述するユーザー設定によって、仕切り紙挿入位置の効率化が設定されている場合、断裁部22の断裁回数を少なくなるようにレイアウトを変更する。
図19は、断裁回数を少なくするレイアウト変更処理後の1枚目のレイアウト図を示す。制御CPU113は、受け付けたジョブの数、仕切り紙を挿入する位置などに応じて、断裁部22の断裁回数が少なくなるように図18で示すレイアウト図を、図19で示すレイアウト図へと変更する。
制御CPU113は、各列に割り当てられるジョブを変更する。レイアウト変更処理後、制御CPU113は、列C1、列C2、列C3にジョブAを割り当てる。制御CPU113は、列C4にジョブBを割り当てる。
これにより、ジョブAとジョブBとで挿入する仕切り紙の副走査方向の位置が同位置となる。すなわち、ジョブAの1部数目と2部数目を区切る仕切り紙となる領域と、ジョブBの1部数目と2部数目を区切る仕切り紙となる領域とは、行R5に配置されるようにレイアウトされる。また、次のシートページ情報においても同様に、ジョブAとジョブBとの仕切り紙となる領域は、同位置に配置されてレイアウトされる。
このように、仕切り紙の位置が副走査方向において同位置となることで、画像形成装置1は、シートPに対する断裁部22の断裁回数を少なくすることができ、画像形成装置1の生産性が向上する。
制御CPU113は、図19で示す仕切り紙となる領域S1において、列C3と列C4との間を副走査方向に断裁するようにレイアウトしてもよい。
図20は、断裁回数が少なくなるレイアウト変更処理後の排紙されたシートを示す図である。列C1、列C2、列C3が示すシートの山には、ジョブAで形成されるシートが積み重ねられている。列C3が示すシートの山には、ジョブBで形成されるシートが積み重ねられている。画像形成装置1は、ジョブAとジョブBとを処理するため、仕切り紙S1と仕切り紙S2との2枚の仕切り紙のみを挿入している。
<ユーザー設定画面>
図21は、ユーザー設定画面を示す図である。図21で示すユーザー設定画面は、ディスプレイ11によって表示される。画像形成装置1は、ユーザー設定画面を介してユーザーからの設定を受け付けることができる。ディスプレイ11は、ユーザー設定画面を表示して、当該表示に基づいてタッチパネル等で設定を受けることができるので、設定受付手段として機能する。
選択領域SR1は、仕切り紙を挿入するか否かを選択するためのボタンを表示する領域である。選択領域SR1には、「する」が記載されたボタンと「しない」が記載されたボタンの2つのボタンが表示されている。
図21の各ボタンは、背景が編み掛けになっていることで、ユーザーによって選択されたことを示す。画像形成装置1は、もちろん、網掛けでなくボタンの背景色を変更することでユーザーに選択されたことを示してもよい。
選択領域SR1では、「する」が記載されたボタンがユーザーに選択されている。すなわち、画像形成装置1は、仕切り紙を挿入することが設定されている。画像形成装置1は、仕切り紙の挿入が設定されることにより、図5および図9で示す処理手順を実行する。
選択領域SR2は、仕切り紙を挿入する単位をユーザーに選択させる領域である。すなわち、選択領域SR2において、画像形成装置1は、挿入する仕切り紙の区切りがいずれの所定単位の区切りを示すかを設定される。
選択領域SR2は、ジョブ区切り、部数区切り、ページ数区切りのいずれかを所定単位としてユーザーに選択させる。画像形成装置1は、その他の所定の区切りを選択肢に入れてもよい。図21の選択領域SR2では、部数区切りが選択されている。
ページ数区切りが選択された場合、画像形成装置1は、ページの枚数をユーザーから受け付ける。図21では、ページ数区切りを選択する領域内に、デフォルトで3ページが入力されたページ数設定領域が表示されている。
図21では、ページ数区切りは選択されていないため、ページ数設定領域は網掛けによって他の有効なボタンなどと区別されている。
制御CPU113は、選択領域SR2により仕切り紙を挿入する単位を設定することができるが、受け付けたジョブごとに仕切り紙を挿入する単位を設定してもよい。すなわち、選択領域SR2でジョブ区切りが設定されていた場合に、受け付けたジョブが所定のページごとに仕切り紙を挿入するという情報を含む場合がある。
この場合、制御CPU113は、受け付けたジョブの間に仕切り紙を挿入する一方で、受け付けたジョブで形成するページにおいて所定のページごとに仕切り紙を挿入するようにレイアウトする。
選択領域SR3は、仕切り紙への情報を印字するか否かをユーザーに選択させる領域である。図21では、仕切り紙への情報を印字しないと設定されている。画像形成装置1は、「する」が記載されたボタンが押下されることに応じて、どのような情報を印字するかをユーザーに選択させる画面を表示する。
選択領域SR4は、仕切り紙の幅を変更するか否かをユーザーに選択させる領域である。図21では、仕切り紙の幅をしないと設定されている。画像形成装置1は、「する」が記載されたボタンが押下されることに応じて、仕切り紙の幅の長さの詳細を設定させる画面を表示する。
選択領域SR5は、列ごとにジョブを割り当てるか否かをユーザーに設定させる領域である。図21では、列ごとにジョブを割り当てることが設定されている。
これにより、画像形成装置1は、図16で示すように、各列に所定のジョブを割り当ててレイアウトさせることができる。
選択領域SR6は、ジョブの割り当て方法をユーザーに設定させる領域である。図21では、均等割が設定されている。均等割とは、複数のジョブを受け付けている場合は、各列に均等にジョブを割り当てる。
ジョブを3つ受け付けている場合は、列を3分割して各ジョブを割り当てる。たとえば、ジョブX,Y,Zを受け付け、列数が9列でレイアウトされている場合、制御CPU113は、1〜3列をジョブXに割り当て、4〜6列をジョブYに割り当て、7〜9列をジョブZに割り当てる。
一方で、ユーザー指定が選択された場合、ジョブをどの列に割り当てるかをユーザーが指定することができる。たとえば、「2,2」と選択された場合であって、ジョブXとジョブYを受け付け、列数が4列でレイアウトされている場合、制御CPU113は、1〜2列をジョブXに割り当て、3〜4列をジョブYに割り当てる。
選択領域SR7は仕切り紙挿入位置の効率化制御をするか否かをユーザーに選択させる領域である。図21では、効率化制御をすることが設定されている。効率化が設定されている場合、制御CPU113は、断裁回数、仕切り紙挿入枚数などを少なくするようにレイアウトを変更する処理をする。
選択領域SR8は、選択領域SR1〜SR7で選択された設定を決定するか否かを選択させる領域である。「OK」が記載されたボタンが押されることで、制御CPU113は、選択領域SR1〜R7でされた選択を設定する。「キャンセル」が記載されたボタンが押されることで、制御CPU113は、図21で示す画面が表示される前の設定に戻す。
図21で示す設定画面により、画像形成装置1は、仕切り紙挿入においての詳細な設定をユーザーに選択させることができ、ユーザーが所望する態様で、仕切り紙を挿入することができる。列ごとにジョブを割り当てる場合、画像形成装置1は、仕切り紙の枚数、ヤレ紙の枚数、断裁回数を少なくするようにレイアウトすることができ、画像形成装置1の処理の生産性が向上する。
図22は、効率化制御に関する処理手順を示すフローチャートである。制御CPU113は、プリントジョブを受信したか否かを判断する(ステップS300)。プリントジョブを受信していない場合(ステップS300でNO)、制御CPU113は、処理をステップS300に留める。
プリントジョブを受信した場合(ステップS300でYES)、制御CPU113は、列ごとにジョブを割り当てる設定がされているか判断する(ステップS301)。すなわち、制御CPU113は、図21の選択領域SR5で設定された情報を取得する。
列ごとにジョブを割り当てる設定がされていない場合(ステップS301でNO)、制御CPU113は、処理を図5のステップS101へと送る。
すなわち、制御CPU113は、図14および図15で示すレイアウト図のように、列ごとにジョブを割り当てずにレイアウトをする。制御CPU113は、仕切り紙の区切りを示す所定単位が設定されている場合は、処理を図9のステップS201へと送る。
列ごとにジョブを割り当てる設定がされている場合(ステップS301でYES)、制御CPU113は、効率化制御が設定されているか否かを判断する(ステップS302)。すなわち、制御CPU113は、図21の選択領域SR7で設定された情報を取得する。
効率化制御が設定されていない場合(ステップS302でNO)、制御CPU113は、効率化制御をせずにレイアウトし、画像形成装置1は、断裁処理後、シートを排紙する(ステップS307)。
制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理を完了したか否かを判断する(ステップS308)。制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理を完了していないと判断する場合(ステップS308でNO)、処理をステップS301へと戻す。
制御CPU113は、受け付けたジョブの全ての処理を完了したと判断する場合(ステップS308でYES)、処理を終了する。
ステップS302に戻り、効率化制御が設定されている場合(ステップS302でYES)、制御CPU113は、受け付けた全てのジョブにおける仕切り紙の挿入する単位を取得する。これにより、制御CPU113は、各ジョブの仕切り紙の挿入する単位を取得することができる。
たとえば、ジョブAとジョブBを受け付けており、ジョブAは所定のページ数区切りで仕切り紙を挿入する設定がされており、ジョブBは部数区切りで仕切り紙を挿入する設定がされることがある。
ステップS302において、制御CPU113は、ジョブAでは所定のページ数区切りで仕切り紙を挿入するという情報と、ジョブBでは部数区切りで仕切り紙を挿入するという情報とを取得する。
制御CPU113は、効率化制御が可能か否かを算出する(ステップS304)。制御CPU113は、取得した各ジョブの仕切り紙を挿入する単位を用いて、各ジョブの割り当てられる列を調整することにより、各ジョブで挿入する仕切り紙の副走査方向の位置を同位置にできるか否かを算出する。
また、制御CPU113は、完全に同位置とできない場合であっても、結果的に仕切り紙の枚数、ヤレ紙の枚数、排紙するシートPの枚数、断裁回数が減少することができるか否かを判断する。いずれか1つが減少する場合、制御CPU113は、効率化が可能であると判断する。
制御CPU113は、効率化制御が可能であったか判断する(ステップS305)。効率化制御が可能でなかった場合(ステップS305でNO)、制御CPU113は、効率化制御をせずにレイアウト処理をし、画像形成装置1は、断裁処理後、シートを排紙する(ステップS307)。
効率化制御が可能であった場合(ステップS305でYES)、制御CPU113は、算出した列に各ジョブを割り当てて、レイアウトする(ステップS306)。これにより、画像形成装置1は、効率化制御がされたレイアウト処理をすることができる。画像形成装置1は、効率化制御がされたレイアウトでシートPを断裁処理後、シートを排紙する(ステップS307)。
制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理を完了したか否かを判断する(ステップS308)。制御CPU113は、受け付けた全てのジョブの処理を完了していないと判断する場合(ステップS308でNO)、処理をステップS301へと戻す。
このように、制御CPU113は、図21で示す画面で選択された設定で、レイアウト処理をし、効率化制御が可能であるか否かを算出する。効率化制御が可能である場合は、画像形成装置1は、仕切り紙の枚数などを少なくすることができ、生産性が向上する。
<変形例>
図23は、仕切り紙の幅、印字する所定情報の位置に関する変形例を示す図である。図23で示すように、仕切り紙SWIおよび仕切り紙SW2の幅は、他のシートよりも一方の幅のみ広く断裁されている。これにより、画像形成装置1は、仕切り紙の形状を小さいサイズに保ちコンパクトにし、かつ、所定単位の複数のシートの区切りの判断が容易にすることができる。
また、仕切り紙SWIおよび仕切り紙SW2は、他のシートよりも広く断裁されたシート部分に、所定情報が印字される。さらに、仕切り紙SWIおよび仕切り紙SW2は、他のシートと異なる色が着色されている。
これにより、画像形成装置1は、さらに所定単位の複数のシートの区切りの判断を容易にすることができ、かつ、印字された所定情報をユーザーに容易に確認させることができる。
<小括>
以上のように、本実施の形態に係る画像をシートに形成する画像形成装置1は、1枚のシートP上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトする制御CPU113と、制御CPU113によってレイアウトしたシート画像をシート上に形成する画像形成部15と、シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁部22と、断裁部22で断裁したシートをカード排紙トレイ24に排紙する制御CPU113と、断裁部22でシートを断裁する位置を制御する制御CPU113とを備える。
制御CPU113は、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズでシート画像にレイアウトする。制御CPU113は、仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で断裁部22で断裁できるように断裁する位置を制御する。
これによれば、画像形成装置1は、複数の画像を跨ぐサイズであらかじめレイアウトされたシートの一部を、仕切り紙となるように断裁することで、各列に分かれて排紙されたシートのうちの複数のシートの区切りを容易に視認しやすく、また、複数のシートごとに回収され易くする。
また、所定単位は、ジョブ単位、部数単位、または、ページ単位のいずれかの単位と設定してもよい。これによれば、画像形成装置1は、ジョブ単位、部数単位、または、ページ単位で仕切り紙を挿入することができる。
さらに、所定単位の区切りとなる位置に仕切り紙を挿入するためのシート画像での位置、および断裁部22で断裁する位置をシートごとに挿入情報を算出する制御CPU113をさらに備える。制御CPU113は、算出した挿入情報を、シートページ情報に含める。これによれば、制御CPU113は、シートページ情報に仕切り紙の位置を記憶させることができ、効率的な仕切り紙の挿入をすることが可能となる。
また、画像形成部15は、仕切り紙に対応する部分に、所定情報を含む画像を形成する。これによれば、画像形成装置1は、仕切り紙上の空白部分を利用することができる。
さらに、所定情報は、所定単位に含まれる画像が形成されないシートの枚数である。これによれば、画像形成装置1は、仕切り紙の下部にあるヤレ紙の枚数をユーザーに容易に把握させることができる。
また、制御CPU113は、仕切り紙に対応する部分を断裁する位置を、画像が形成された部分を断裁する位置と異なる位置に変更する。これによれば、画像形成装置1は、仕切り紙の幅と他のシートの幅を異なるようにレイアウトすることができ、ユーザーに仕切り紙を容易に把握させることができる。
さらに、制御CPU113は、シートごとに断裁部22での断裁回数が少なくなるように、シート上での仕切り紙に対応する部分のレイアウトを変更する。これによれば、画像形成装置1は、断裁回数を少なくさせることができ、画像形成装置1の生産性が向上する。
また、カード排紙トレイ24に排紙されるシートに含まれる仕切り紙に対応する部分の割合が少なくなるように、制御CPU113が仕切り紙に対応する部分のレイアウトを変更し、制御CPU113が仕切り紙に対応する部分を断裁する位置を変更する。これによれば、画像形成装置1は、仕切り紙の枚数、ヤレ紙の枚数、シートP自体の枚数を少なくさせることができ、画像形成装置1の生産性が向上する。
さらに、画像およびシート上での仕切り紙に対応する部分のレイアウト、断裁する位置に関する設定を受け付けるディスプレイ11をさらに備える。これによれば、画像形成装置1は、ユーザーから仕切り紙に関する各種設定を受け付けることができる。
また、本実施の形態に係る制御方法は、1枚のシート上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトする制御CPU113と、制御CPU113によってレイアウトしたシート画像をシート上に形成する画像形成部15と、シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁部22と、断裁部22で断裁したシートをトレイに排紙する制御CPU113と、断裁部22でシートを断裁する位置を制御する制御CPU113と、を備える画像形成装置を制御する制御方法である。当該制御方法は、制御CPU113に、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズで、シート画像にレイアウトさせるステップと、制御CPU113に、仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で断裁部22で断裁できるように断裁する位置を制御させるステップと、を含む。
これによれば、本実施の形態に係る制御方法は、複数の画像を跨ぐサイズであらかじめレイアウトされたシートの一部を、仕切り紙となるように断裁することで、各列に分かれて排紙されたシートのうちの複数のシートの区切りを容易に視認しやすく、また、複数のシートごとに回収され易くする。
また、本実施の形態に係るプログラムは、1枚のシート上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトする制御CPU113と、制御CPU113によってレイアウトしたシート画像をシート上に形成する画像形成部15と、シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁部22と、断裁部22で断裁したシートをトレイに排紙する制御CPU113と、断裁部22でシートを断裁する位置を制御する制御CPU113と、を備える画像形成装置で実行されるプログラムである。当該プログラムは、制御CPU113に、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズで、シート画像にレイアウトさせる処理と、制御CPU113に、仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で断裁部22で断裁できるように断裁する位置を制御させる処理と、を含む。
これによれば、本実施の形態に係るプログラムは、複数の画像を跨ぐサイズであらかじめレイアウトされたシートの一部を、仕切り紙となるように断裁することで、各列に分かれて排紙されたシートのうちの複数のシートの区切りを容易に視認しやすく、また、複数のシートごとに回収され易くする。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7 行、10 画像形成本体部、11 ディスプレイ、13 給紙トレイ、14 レジストローラー、15 画像形成部、16 定着装置、20 断裁装置、21 反転機構、22 断裁部、22a,22b,22c,22d 断裁モジュール、23 パージトレイ、24 カード排紙トレイ、30 後処理装置、31 後処理機構、33 メイン排紙トレイ、34 サブ排紙トレイ、100 コピア本体、110 制御部、112 PCIバス、114,202 画像メモリー、114a 圧縮メモリー、114b ページメモリー、115 不揮発メモリー、116 読み取り処理部、119 書き込み処理部、120 スキャナー部、122 スキャナー制御部、130 操作部、132 操作制御部、140 プリンター部、141 プリンター制御部、200 画像処理部、204 インターフェース、300 給紙部、301 給紙制御部、C1,C2,C3,C4 列、113 制御CPU、S1,S2,SW1,SW2 仕切り紙。

Claims (11)

  1. 画像をシートに形成する画像形成装置において、
    1枚のシート上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトするレイアウト手段と、
    前記レイアウト手段によってレイアウトした前記シート画像をシート上に形成する画像形成手段と、
    前記シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁手段と、
    前記断裁手段で断裁したシートをトレイに排紙する排紙手段と、
    前記断裁手段でシートを断裁する位置を制御する制御手段と、を備え、
    前記レイアウト手段は、
    所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズで、前記シート画像にレイアウトし、
    前記制御手段は、
    前記仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で前記断裁手段で断裁できるように断裁する位置を制御する、画像形成装置。
  2. 前記所定単位は、ジョブ単位、部数単位、または、ページ単位のいずれかの単位と設定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 所定単位の区切りとなる位置に前記仕切り紙を挿入するための前記シート画像での位置、および前記断裁手段で断裁する位置をシートごとに挿入情報を算出する位置算出手段をさらに備え、
    前記位置算出手段は、算出した前記挿入情報を、前記レイアウト手段および前記制御手段に対して送信するシートごとのページ情報に含める、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段は、前記仕切り紙に対応する部分に、所定情報を含む画像を形成する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記所定情報は、所定単位に含まれる画像が形成されないシートの枚数である、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記仕切り紙に対応する部分を断裁する位置を、画像が形成された部分を断裁する位置と異なる位置に変更する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記レイアウト手段は、シートごとに前記断裁手段での断裁回数が少なくなるように、シート上での前記仕切り紙に対応する部分のレイアウトを変更する、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トレイに排紙されるシートに含まれる前記仕切り紙に対応する部分の割合が少なくなるように、前記レイアウト手段が前記仕切り紙に対応する部分のレイアウトを変更し、前記制御手段が前記仕切り紙に対応する部分を断裁する位置を変更する、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像およびシート上での前記仕切り紙に対応する部分のレイアウト、断裁する位置に関する設定を受け付ける設定受付手段をさらに備える、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 1枚のシート上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトするレイアウト手段と、前記レイアウト手段によってレイアウトした前記シート画像をシート上に形成する画像形成手段と、前記シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁手段と、前記断裁手段で断裁したシートをトレイに排紙する排紙手段と、前記断裁手段でシートを断裁する位置を制御する制御手段と、を備える画像形成装置を制御する制御方法であって、
    前記レイアウト手段に、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズで、前記シート画像にレイアウトさせるステップと、
    前記制御手段に、前記仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で前記断裁手段で断裁できるように断裁する位置を制御させるステップと、を含む画像形成装置を制御する、制御方法。
  11. 1枚のシート上に複数の画像を複数列並べてシート画像をレイアウトするレイアウト手段と、前記レイアウト手段によってレイアウトした前記シート画像をシート上に形成する画像形成手段と、前記シート画像を形成した後のシートを、画像ごとに断裁する断裁手段と、前記断裁手段で断裁したシートをトレイに排紙する排紙手段と、前記断裁手段でシートを断裁する位置を制御する制御手段と、を備える画像形成装置で実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記レイアウト手段に、所定単位の区切りを示す仕切り紙に対応する部分を、複数列の画像を跨ぐサイズで、前記シート画像にレイアウトさせる処理と、
    前記制御手段に、前記仕切り紙に対応する部分のシートを、複数列の画像を跨ぐサイズとなる位置で前記断裁手段で断裁できるように断裁する位置を制御させる処理と、を含む、プログラム。
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