JP2021141036A - 照明ランプアセンブリ - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は照明ランプアセンブリを提供する。【解決手段】このような本発明は、均一な照度を提供するとともに、白色ＬＥＤの黄色蛍光体（ｙｅｌｌｏｗ ｐｈｏｓｐｈｏｒ）によるイエローリング（ｙｅｌｌｏｗ−ｒｉｎｇ）現象を防止することで、照明提供時の鮮明性を高める。【選択図】図１

Description

本発明は、製品（例えば、レンジフード、机、流し台、車両室内など）に装着しつつあり均一な照度を提供するとともに、白色ＬＥＤの黄色蛍光体（ｙｅｌｌｏｗ ｐｈｏｓｐｈｏｒ）によるイエローリング現象を防止する照明ランプアセンブリ（Ｌｉｇｈｔｉｎｇ ｌａｍｐ ａｓｓｅｍｂｌｙ）に関する。

一般に、照明ランプは、水銀ランプ、ナトリウムランプ等のようなフィラメント及び放電発光方式のランプを主な光源として使用した。

しかし、従来の主に使用していた光源は電力消耗が多くて耐久性も良くなく、供給電力の相当な部分が熱として放出されるため、実際に照明に利用されるエネルギーは使用電力の５〜２８％程度に過ぎず、エネルギー効率があまりよくないという問題点があった。

最近、照明ランプは低電力消費で高い輝度を発生しつつあり環境にやさしく、寿命や耐久性に優れたＬＥＤ素子が用いられる傾向である。

つまり、前記のようなＬＥＤ素子は印刷回路基板に複数個を実装して使用する。

しかし、印刷回路基板に白色ＬＥＤ素子を実装して照明を提供する際に均一な照度の提供が困難であり、均一な照度が提供できたとしても必然的に発生する白色ＬＥＤの黄色蛍光体（ｙｅｌｌｏｗ ｐｈｏｓｐｈｏｒ）によるイエローリング現象を防ぐことはできなかった。

すなわち、従来は均一な照度の照明を提供する場合にはイエローリング現象を防止することはできず、反射機能のリフレクタを使用してイエローリング現象を防止する場合には均一な照度の照明提供が困難であった。

登録実用新案公報第20-0396825号（公告日2005.09.27.） 登録特許公報第10-1836845号（公告日2018.03.09.）

本発明が解決しようとする課題は、均一照度提供のための照明ランプアセンブリを提供することにある。

本発明が解決しようとする他の課題は、照明ランプにより均一照度の照明提供時に必然的に発生する白色ＬＥＤの黄色蛍光体によるイエローリング現象を防止する照明ランプアセンブリを提供することにある。

本発明の課題解決手段である照明ランプアセンブリは、電源供給用コネクタが形成しつつ他面側に一つまたは複数の白色ＬＥＤ素子が実装される基板部と、前記基板部の下部に配置され、前記白色ＬＥＤ素子の発光時に光の配光特性と光の照射角度を調節して均一照度を実現するレンズ部と、前記レンズ部の下部に配置され、前記レンズ部によって均一照度が実現される照明が照射される際にその照射される光をフィルタリングしてイエローリング現象を防止させるカバー部とを含む。

また、前記基板部と前記レンズ部及び前記カバー部は、製品本体に順次装着されて結合されるか、または照明ケース内に順次収容された状態で前記製品本体に結合される。

また、前記の照明ケースは、放熱口が形成される隔壁により上部の放熱空間と下部の装着空間に分割しつつあり両側端部にフックが形成される上部ケースと、内側縁側には引掛溝が形成され、面上には一つまたは複数の引出口が形成される下部ケースと、を含む。

また、前記レンズ部は、前記白色ＬＥＤ素子が収容される収容窪を有し、前記白色ＬＥＤ素子の発光に伴う光の配光特性と光の照射角度を調節して均一照度を実現する透明レンズと、前記透明レンズが一面に突出されるもので、前記フックが締結される引掛口が形成しつつあり前記下部ケースの引掛溝に縁側が安着されて引掛固定され、前記透明レンズにより実現される均一照度の光を照射する透明の第１ベースと、を含み、前記透明レンズは、前記収容窪を中心に第１方向には対称構造の断面形状をなし、前記収容窪を中心に前記第１方向と直交される第２方向には非対称構造の断面形状をなすドーム状の構造物である。

また、前記基板部には締結溝が形成され、前記第１ベースの一面には前記締結溝に安着される突起が形成される締結ボスが突出形成される。

また、前記収容窪内の底面は、非対称構造の断面形状をなす前記縦方向に対して傾斜面を維持する。

また、前記カバー部は、前記第１ベースの他面に密着しつつあり前記下部ケースの引掛溝に縁側が安着されて引掛固定される透明の第２ベースと、前記第２ベースの他面から前記透明レンズに対応する個数で突出しつつあり前記引出口から引出される透明突出部と、を含み、前記第２ベースまたは前記透明突出部の表面または内部には白色ＬＥＤ素子の黄色蛍光体によるイエローリング現象を防止するように前記第１ベースの出射面から出射される光を分散させる不規則なパターンが形成される。

このように、本発明の照明ランプアセンブリは、均一な照度提供とともに、白色ＬＥＤの黄色蛍光体によるイエローリング現象を防止しつつあり照明提供時の鮮明性を高める効果が期待できる。

本発明の効果は、以上に挙げた効果に限らず、言及しない他の効果は請求範囲の記載から当業者が明確に理解することができる。

本発明の実施形態に係る照明ランプアセンブリの拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明ランプアセンブリを上方向から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明ランプアセンブリを下方向から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る図１のＡ−Ａ線断面図である。 本発明の実施形態に係る図１のＢ−Ｂ線の断面図である。 本発明の実施形態に係る照明ランプアセンブリが照明ケースを用いて厨房製品（レンジフード）に装着された状態図である。

本発明の利点及び特徴並びにこれらを達成する方法は、添付の図面とともに詳細に後述される実施形態を参照することで明確になるだろう。しかし、本発明技術的思想の実施形態においては、以下に開示される実施形態に限らず、異なった様々な形で実現され得るもので、単に本実施形態では本発明の開示が完全であり、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者に発明の範囲を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明の技術的思想の実施形態における請求項の範囲によってのみ定義される。

本明細書における使用用語は、実施形態を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は文言に特別に言及しない限り複数形も含む。

本明細書において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定するものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴若しくは数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加の可能性を予め排除しないものとして理解すべきである。

また、本明細書に記述する実施形態は、本発明の理想的な例示図である断面図及び／または平面図を参考にして説明される。したがって、本発明の実施形態は図示された特定形態に制限されるのではなく、必要な形態の変化も含む。例えば、直角に図示された領域はラウンドされるか、所定曲率を有する形態であり得る。したがって、図面で例示された領域は概略的な属性を有し、図面で例示された領域の形は装置の領域の特定形態を例示するためのものであって、発明の範囲を制限するためのものではない。

明細書全文において同一参照符号は同一構成要素を示す。したがって、同一の参照符号または類似の参照符号については、当該図面で言及または説明しなくても、他の図面を参照して説明することができる。また、参照符号が表示されていなくても、他の図面を参照して説明することができる。

以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。

図１は本発明の実施形態に係る照明ランプアセンブリの拡大斜視図であり、図２は本発明の実施形態に係る照明ランプアセンブリを下方向から見た分解斜視図であり、図３は本発明の実施形態に係る照明ランプアセンブリを下方向から見た分解斜視図であり、図４は本発明の実施形態に係る図１のＡ−Ａ線断面図であり、図５は本発明の実施形態に係る図１のＢ−Ｂ線図を示す。

添付の図１ないし図５を参照すると、本発明の実施形態による照明ランプアセンブリ（ＬＬＡ）は、添付の図６のように照明ケース４０を適用しない状態または前記照明ケース４０に収容させた状態でレンジフードのような製品本体１００に適用するか、または図面には示してないが、机、流し台、車両室内の構造物に装着できるものであり、基板部１０、レンズ部２０、カバー部３０、及び／または前記照明ケース４０を含む。

ここで、前記の照明ケース４０は、製品本体１００に収容された後、ボルトのような締結部材（図示せず）を用いて結合されるもので、これは放熱口４０ａが形成される隔壁４０ｂによって上部の放熱空間ａ１と下部の装着空間ａ２に分割され、両側端部にフック４１ａが形成される上部ケース４１、そして内側縁側には、引掛溝４２ａが形成され、面上には一つまたは複数の引出口４２ｂが形成されるケース４２を含む。

前記基板部１０は、製品本体１００にボルトのような締結部材を介して直接結合されるか、または前記照明ケース４０内の前記装着空間ａ２に収容できるものであり、電源供給用コネクタ１１が形成しつつあり他面側に一つまたは複数の白色ＬＥＤ素子１２が実装される。

ここで、前記基板部１０には少なくとも一つ以上の締結溝１３が形成されるが、これは前記レンズ部２０の結合を誘導するためのものである。

前記レンズ部２０は、ボルトのような締結部材により前記基板部１０に結合されるか、または前記照明ケース４０の装着空間ａ２内で前記基板部１０の下部側に配置されるものであり、前記白色ＬＥＤ素子１２の発光時に光の配光特性及び光の照射角度を調節して均一照度の照明を提供するものであって、透明レンズ２１と透明の第１ベース２２を含む。

前記透明レンズ２１は、前記白色ＬＥＤ素子１２が収容される収容窪２１ａを有するもので、前記第１ベース２２の一面に、前記白色ＬＥＤ素子１２の個数に対応する個数で突出するもので、前記白色ＬＥＤ素子１２の発光に伴う光の配光特性と光の照射角度を調節して均一照度を実現する。

すなわち、前記透明レンズ２１は前記収容窪２１ａを中心に第１方向（例えば、横方向）には対称構造の断面形状をなし、前記収容窪２１ａを中心に前記第１方向と直交される第２方向（例えば、縦方向）には非対称構造の断面形となすドーム形状の構造物で、前記収容窪２１ａ内の底面は非対称構造の断面形状をなす前記第２方向に対して傾斜面２１ｂを維持する。

前記第１ベース２２は、前記透明レンズ２１が一面に突出するもので、前記フック４１ａが締結される引掛溝２２ａが形成しつつあり前記の下部ケース４２の引掛溝４２ａに縁側が安着されて引掛固定され、前記透明レンズ２１を介して実現される均一照度の光を照射する。

ここで、前記第１ベース２２の一面には、前記締結溝１３に安着される突起２３ａが形成される締結ボス２３を突出して形成し、前記締結ボス２３の高さは、前記透明レンズ２１の高さと同一であるか、高く形成され得る。

これにより、前記白色ＬＥＤ素子１２の発光に伴う光が、前記収容窪２１ａの内側壁と前記傾斜面２１ｂを介して対称構造の断面形状及び非対称構造が断面形状をなす前記透明レンズ２１を通過すれば、前記透明レンズ２１が一面に突出される前記第１ベース２２では、底面全体の出射面から均一な照度を有する光を出射させることができる。

前記カバー部３０は、ボルトのような締結部材によって前記基板部１０に結合されるか、または前記照明ケース４０内で前記レンズ部２０の下部側に配置されるガラス構造物であり、前記レンズ部２０によって均一照度が実現される前記白色ＬＥＤ素子１２の黄色蛍光体（ｙｅｌｌｏｗ ｐｈｏｓｐｈｏｒ）によるイエローリング現象を防止するものであり、そのために透明突出部３２を含む。

前記第２ベース３１は、前記第１ベース２２の他面に密着しつつあり前記下部ケース４２の引掛溝４２ａに縁側が安着されて引掛固定される。

前記透明突出部３２は、前記第２ベース３１の他面から前記透明レンズ２１に対応する個数で突出しつつあり前記引出口３２ｂから引出される。

その際、前記第２ベース３１または前記透明突出部３２の表面または内部には図面には示してないが不規則なパターンが形成されることもあり、前記の不規則なパターンは、前記第１ベース２２の出射面から出射される光を分散しつつあり前記白色ＬＥＤ素子１２の黄色蛍光体によるイエローリング現象を防止させる。

このように、本発明の実施形態による照明ランプアセンブリＬＬＡは、添付の図１ないし図６のように、レンズ部２０で第１ベース２２の一面に突出して形成される透明レンズ２１は、白色ＬＥＤ素子１２が収容される収容窪２１ａを中心に第１方向には対称構造の断面形状をなし、前記収容窪２１ａを中心に前記第１方向と直交される第２方向には、非対称構造の断面形状となすドーム状の構造物であり、前記収容窪２１ａ内の底面は非対称構造の断面形状となす第２方向に対して傾斜面２１ｂを維持する。

これにより、前記白色ＬＥＤ素子１２の発光に伴う光は、前記収容窪２１ａ内の壁面と床の傾斜面２１ｂを介して対称と非対称構造の断面形状をなす前記透明レンズ２１を通過することで、透明の第１ベース２２に均一な照度を有する照明を照射することになる。

これにより、前記第１ベース２２の底面側の出射面では、カバー部３０に均一な照度の光を照射することとなり、前記カバー部３０の表面または内部に形成される不規則なパターンを介して光を分散させながら、前記白色ＬＥＤ素子１２の黄色蛍光体によって発生するイエローリング現象を防止することとなり、これによって前記カバー部３０を介してイエローリング現象が防止された均一な照度の光が出射しつつありユーザは鮮明な照明を十分に提供してもらえる。

以上、本発明の照明ランプアセンブリＬＬＡに対する技術思想を添付図面とともに述べているが、これは本発明の最も良好な実施形態を例示的に説明したものであり、本発明を限定するものではない。

したがって、本発明は上述の特定の好ましい実施形態に限らず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、いずれも多様な変形実施が可能であることはもとより、そのような変更は請求範囲記載の範囲内にあるものとする。

Claims (7)

1. 電源供給用コネクタが形成しつつあり他面側に一つまたは複数の白色ＬＥＤ素子が実装される基板部と、
   前記基板部の下部側に配置され、前記白色ＬＥＤ素子の発光時に光の配光特性と光の照射角度を調節して均一照度を実現するレンズ部と、
   前記レンズ部の下部側に配置され、前記レンズ部によって均一照度が実現される照明が照射される際に、その照射される光をフィルタリングしてイエローリング現象を防止するカバー部と、
   を含むことを特徴とする照明ランプアセンブリ。
2. 前記基板部と前記レンズ部及び前記カバー部は、製品本体に順次装着されて結合されるか、または照明ケース内に順次収容された状態で前記製品本体に結合されることを特徴とする請求項１に記載の照明ランプアセンブリ。
3. 前記照明ケースは、放熱口が形成される隔壁により上部の放熱空間と下部の装着空間に分割しつつあり両側端部にフックが形成される上部ケースと、
   内側縁側には引掛溝が形成され、面上には一つまたは複数の引出口が形成される下部ケースと、
   を含むことを特徴とする請求項２に記載の照明ランプアセンブリ。
4. 前記レンズ部は、前記白色ＬＥＤ素子が収容される収容窪を有し、前記白色ＬＥＤ素子の発光に伴う光の配光特性と光の照射角度を調節して均一照度を実現する透明レンズと、
   前記透明レンズが一面に突出されるもので、前記フックが締結される引掛口が形成しつつあり前記下部ケースの引掛溝に縁側が安着されて引掛固定され、前記透明レンズを介して実現される均一照度の光を照射する透明第１ベースと、
   を含み、
   前記透明レンズは、前記収容窪を中心に１方向には対称構造の断面形状をなし、前記収容窪を中心に前記１方向と直交される第２方向には非対称構造の断面形状をなすドーム状の構造物であることを特徴とする請求項３に記載の照明ランプアセンブリ。
5. 前記基板部には締結溝が形成され、前記第１ベースの一面には前記締結溝に安着される突起が形成される締結ボスを突出形成することを特徴とする請求項４に記載の照明ランプアセンブリ。
6. 前記収容窪内の底面は、非対称構造の断面形状をなす縦方向に対して傾斜面を維持することを特徴とする請求項４に記載の照明ランプアセンブリ。
7. 前記カバー部は、前記第１ベースの他面に密着しつつあり前記下部ケースの引掛溝に縁側が安着されて引掛固定される透明の第２ベースと、
   前記第２ベースの他面から前記透明レンズに対応する個数で突出しつつあり前記引出口から引出される透明突出部と、
   を含み、
   前記第２ベースまたは前記透明突出部の表面または内部には、白色ＬＥＤ素子の黄色蛍光体によるイエローリング現象を防止するように前記第１ベースの出射面から光を分散させる不規則なパターンを形成することを特徴とする請求項４に記載の照明ランプアセンブリ。

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