JP2021139789A - 位置推定装置、位置推定システム、位置推定方法及びプログラム - Google Patents

位置推定装置、位置推定システム、位置推定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配管の分岐部の位置と、配管と空調機の室内機との接続部の位置とを区別して推定する。【解決手段】位置推定装置10は、パルス印加部と波形測定部と位置推定部とを備える。パルス印加部は、導電性を有する配管Pに電圧パルスを印加する。波形測定部は、配管Pにおける電圧の変化を示す電圧波形を測定する。位置推定部は、電圧波形と、配管Pの分岐部Bの特性インピーダンスに基づく第1の波形テンプレートと、配管Pと空調機の室内機3との接続部Cの特性インピーダンスに基づく第2の波形テンプレートとに基づいて、配管Pの分岐部Bの位置と接続部Cの位置とを推定する。【選択図】図1

Description

本開示は、位置推定装置、位置推定システム、位置推定方法及びプログラムに関する。
配管の点検作業前に、異常が発生しやすい箇所が分かれば、配管の点検作業の効率化が期待できる。ここで、異常が発生しやすい箇所は、特性インピーダンスが変化する箇所であることが多く、TDR(Time Domain Reflectometry)計測において反射波が発生する箇所であることが多い。そこで、現在、TDR計測を用いて、異常が発生しやすい箇所又は異常が発生した箇所を検知する種々の技術が知られている。
例えば、特許文献1の実施の形態2には、配管にパルス信号を印加し、このパルス信号の反射波を検出し、反射波の遅延時間に基づいて、配管及び配管の外周に設けられた材料の少なくとも一方の異常を検知する配管診断装置が記載されている。この配管診断装置では、配管の端部以外において反射波の発生が検知された場合、配管に異常があると判別され、異常が発生した箇所が特定される。
特開2010−256224号公報
冷媒漏洩などの異常が発生しやすい箇所として、配管の分岐部が挙げられる。配管の分岐部は、配管を加工することにより設けられるため、加工されていない箇所と比べて腐食が進行しやすいからである。
配管の分岐部は、配管が枝分かれする箇所であるため、異常が発生していないときであっても特性インピーダンスが変化する。そのため、TDR計測を用いて各分岐部の位置を推定することにより配管の点検作業を支援することができる。例えば、配管の施工状態が不明な現場にて当該配管の点検を行う場合に、各分岐部の位置を予め推定することにより点検箇所を絞り込めるため、点検作業を支援することができる。
一方、配管と空調機の室内機との接続部も、異常が発生していないときであっても特性インピーダンスが変化する箇所である。当該接続部は、室内機の熱交換器等の金属構造物により電気的に短絡される箇所となるからである。そのため、TDR計測による各分岐部の位置推定において、当該接続部の位置を誤って分岐部の位置であると推定するおそれがある。
本開示の目的は、上記の事情に鑑み、配管の分岐部の位置と、配管と空調機の室内機との接続部の位置とを区別して推定する位置推定装置等を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本開示に係る位置推定装置は、
導電性を有する配管に電圧パルスを印加するパルス印加手段と、
前記配管における電圧の変化を示す電圧波形を測定する波形測定手段と、
前記電圧波形と、前記配管の分岐部の特性インピーダンスに基づく第1の波形テンプレートと、前記配管と空調機の室内機との接続部の特性インピーダンスに基づく第2の波形テンプレートとに基づいて、前記配管の分岐部の位置と前記接続部の位置とを推定する位置推定手段と、
を備える。
本開示によれば、配管の分岐部の位置と、配管と空調機の室内機との接続部の位置とを区別して推定できる。
本開示の実施の形態1に係る位置推定装置を適用した空調システムの構成を示す図 本開示の実施の形態1に係る位置推定装置のパルス印加部により配管に印加される電圧パルスの一例を示す図 本開示の実施の形態1に係る位置推定装置の波形測定部により測定される電圧波形の一例を示す図 本開示の実施の形態1に係る位置推定装置の記憶部に保存されている波形テンプレートの一例を示す図 本開示の実施の形態1における、電圧波形と相関性との対応の一例を示す図 本開示の実施の形態1に係る位置推定装置の機能的構成を示す図 本開示の実施の形態1に係る位置推定装置のハードウェア構成の一例を示す図 本開示の実施の形態1に係る位置推定装置による位置推定の動作の一例を示すフローチャート 本開示の実施の形態2に係る位置推定装置を適用した空調システムの構成を示す図 本開示の実施の形態2に係る調整器の取り付けの一例を示す図 本開示の実施の形態2に係る調整器の構成を示す図 本開示の実施の形態2に係る位置推定装置の機能的構成を示す図 本開示の実施の形態2に係る位置推定装置による位置推定の動作の一例を示すフローチャート 図13に示す動作における各接続部の位置推定の動作の一例を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態に係る位置推定装置が適用される空調システムを説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1を参照しながら、実施の形態1に係る位置推定装置10を適用した空調システム1を説明する。空調システム1は、点検対象の配管を含むシステムである。空調システム1は、工場、ビルなどの建物における対象エリアの空気の温度、湿度などを調整する空調システムである。空調システム1は、室外機2と1以上の室内機3とが、配管P1と配管P2とを含む一対の配管Pにより相互に接続されたシステムである。空調システム1は、配管Pと室外機2と、1以上の室内機3と位置推定装置10とを備える。詳細は後述するが、空調システム1においては、位置推定装置10により配管Pの分岐部Bの位置と、配管Pと室内機3との接続部Cの位置とを推定できる。空調システム1によれば、これらの位置を推定することにより、配管の点検作業を支援できる。
配管Pは、室外機2と各室内機3との間で冷媒を循環させる金属製の配管である。配管Pは金属製であるため、導電性を有する。また、配管Pは、断熱材で覆われている。配管Pは、配管P1と配管P2とを含む。配管P1と配管P2とは並列に施設される。配管Pは、分岐部Bにて枝分かれする。配管Pは、接続部Cにて室内機3に接続されている。配管Pは、本開示に係る配管の一例である。分岐部Bは、本開示に係る分岐部の一例である。
室外機2は、屋外に設置され、室内機3と協働して室内機3が設置された屋内空間を空調する空調機である。室外機2は、例えば、圧縮機と熱交換器とを備える。
室内機3は、屋内空間に設置され、室外機2と協働して当該屋内空間を空調する空調機である。室内機3は、接続部Cにて配管Pに接続されている。室内機3は、例えば、熱交換器を備える。室内機3が備える熱交換器は金属構造物であり、かつ熱交換器には配管Pが接続される。したがって、室内機3の熱交換器により配管Pの配管P1と配管P2とが短絡される。室内機3は、本開示に係る室内機の一例である。接続部Cは、本開示に係る接続部の一例である。
位置推定装置10は、配管Pに対してTDR計測を行うことにより、分岐部Bの位置と接続部Cの位置とを推定する。位置推定装置10は、本開示に係る位置推定装置の一例である。以下、より詳細に説明する。ただし、位置推定装置10の機能的構成については後述する。
まず、位置推定装置10は、配管Pに電圧パルスを印加する。電圧パルスは、例えば図2に示すものとなる。次に、位置推定装置10は、電圧パルスを印加した箇所における配管Pの電圧値を継続的に検知して配管Pにおける電圧波形を測定する。特性インピーダンスが変化する分岐部B及び接続部Cにて電圧パルスの反射波が生じるので、測定した電圧波形には反射波の影響による変化が生じている箇所がある。電圧波形は、例えば図3に示すものとなる。急峻な立ち下がりが生じた箇所が、反射波の影響による変化が生じている箇所である。
分岐部Bの特性インピーダンスは、配管Pのうち加工されていない箇所の特性インピーダンスよりも小さくなる。分岐部Bにおいて、電気的には配管が並列に接続されていると見なせるからである。例えば、分岐した2つの配管Pの太さがいずれも分岐前の配管Pの太さと同一である場合、分岐部Bの特性インピーダンスは分岐していない箇所の特性インピーダンスの半分となる。分岐部Bにおいて特性インピーダンスが減少しているため、分岐部Bにより生じる反射波の電圧は、電圧パルスに対してマイナスの電圧となる。そのため、反射波が合成された結果である上記の電圧波形には、急峻な立ち下がりが生じる。
接続部Cの特性インピーダンスも、配管Pのうち加工されていない箇所の特性インピーダンスよりも小さくなる。上述のとおり、接続部Cでは、室内機3の熱交換器により配管Pの配管P1と配管P2とが短絡されるので、接続部Cの特性インピーダンスは0となる。そのため、接続部Cにより生じる反射波の電圧は、電圧パルスに対してマイナスの電圧となる。また、特性インピーダンスが0であるため、接続部Cにより反射波の振幅の絶対値は、分岐部Bにより生じる反射波の振幅の絶対値より大きい。したがって、上記の電圧波形において、接続部Cにより生じる立ち下がりは、分岐部Bにより生じる立ち下がりよりも急峻となる。
次に、位置推定装置10は、電圧波形と、予め用意された2種類の波形テンプレートとの相関性に基づいて、分岐部Bの位置と接続部Cの位置とを推定する。2種類の波形テンプレートとは、例えば図4に示す分岐部テンプレートT1及び接続部テンプレートT2である。接続部テンプレートT2における立ち下がりは、分岐部テンプレートT1における立ち下がりよりも急峻である。これは、上記の電圧波形において、接続部Cにより生じる立ち下がりが、分岐部Bにより生じる立ち下がりよりも急峻となることに対応したものである。つまり、分岐部テンプレートT1は、分岐部Bの特性インピーダンスに基づく波形テンプレートであり、接続部テンプレートT2は、接続部Cの特性インピーダンスに基づく波形テンプレートである。分岐部テンプレートT1は、本開示に係る第1の波形テンプレートの一例であり、接続部テンプレートT2は、本開示に係る第2の波形テンプレートの一例である。
電圧波形と、電圧波形と各テンプレートとの相関性とは、例えば図5に示す対応関係となる。ただし、図5は、図1に示す構成における例ではない。位置推定装置10は、相関性が極大となる各時刻におけるテンプレートごとの相関性の大小に基づいて、分岐部Bの位置と接続部Cの位置とを推定する。具体的には、位置推定装置10は、電圧パルスが印加された箇所から分岐部Bまでの距離と、電圧パルスが印加された箇所から分岐部Bまでの距離とを推定することにより、分岐部Bの位置と接続部Cの位置とを推定する。
例えば図5に示す例では、位置推定装置10は、時刻t1に基づいて分岐部Bの位置を推定し、時刻t2及び時刻t3に基づいて2つの接続部Cの位置を推定する。電圧パルスが印加された時刻から各時刻までの時間をTとしたとき、電圧パルスが印加された箇所から分岐部Bあるいは接続部Cまでの距離Lは、以下の計算式によって求めることができる。
L=T×Vc/(2√ε0)
ただし、Vcは真空中の光速であり、εは配管Pの断熱材の実効比誘電率である。εは、例えば1.1である。
次に、図6を参照しながら、位置推定装置10の機能的構成を説明する。位置推定装置10は、制御部100とパルス発振器110と電圧センサ120と記憶部130と操作受付部140と表示部150とを備える。制御部100は、パルス印加部101と波形測定部102と相関性算出部103と位置推定部104とを備える。
パルス発振器110は、配管P1及び配管P2に接続され、パルス印加部101の制御に基づいて電圧パルスを配管P1と配管P2との間に印加する。つまり、パルス発振器110は、パルス印加部101の制御に基づいて電圧パルスを配管Pに印加する。パルス発振器110が接続される箇所は、余計な反射波の発生を防ぐために室外機2と配管Pとの接続部であることが好ましい。
電圧センサ120は、配管P1及び配管P2に接続され、配管P1と配管P2との間の電圧値を検知して波形測定部102に出力する。つまり、電圧センサ120は配管Pの電圧値を検知する。電圧センサ120が接続される箇所は、上述の距離Lの算出を上述の計算式により容易に算出可能とするため、パルス発振器110が接続される箇所と同一箇所であることが好ましい。パルス発振器110が接続される箇所と電圧センサ120が接続される箇所とが大きく異なると、電圧パルスが進む距離と反射波が進む距離とが大きく異なることとなるからである。
記憶部130は、上述の分岐部テンプレートT1と接続部テンプレートT2とを保存する。これらのテンプレートは、例えば空調システム1の管理者が、特性インピーダンスに基づいて予め作成する。
操作受付部140は、ユーザから各種の操作を受け付ける。操作受付部140は、例えば、位置推定の開始指示を受け付ける。操作受付部140の機能は、例えば、タッチスクリーン、ボタン、マウス、キーボードの機能により実現される。
表示部150は、制御部100の制御に基づいて、位置推定部104により推定された分岐部Bの位置及び接続部Cの位置を示す情報を表示する。表示部150の機能は、例えば、タッチスクリーンの機能により実現される。
制御部100は、位置推定装置10を統括制御する。制御部100は、例えば上述のとおり、表示部150を制御して位置推定部104により推定された位置を示す情報を表示させる。
パルス印加部101は、パルス発振器110を制御して、配管Pに電圧パルスを印加する。パルス印加部101は、本開示に係るパルス印加手段の一例である。
波形測定部102は、電圧センサ120が検知した配管Pの電圧値を継続的に取得することにより、配管Pにおける電圧の変化を示す電圧波形を測定する。波形測定部102は、本開示に係る波形測定手段の一例である。
相関性算出部103は、波形測定部102が測定した電圧波形と記憶部130に保存された分岐部テンプレートT1との相関性と、波形測定部102が測定した電圧波形と記憶部130に保存された接続部テンプレートT2との相関性を算出する。相関性算出部103は、例えば電圧波形と波形テンプレートとの相互共分散を、波形テンプレートを時系列的にシフトさせながら求めることにより相関性を算出する。その結果として、相関性算出部103は、例えば上述の図5に示すような、相関性の時系列的な変化を得ることができる。なお、相関性算出部103は、相互共分散に代えて相互相関を算出してもよい。
再び図6を参照する。位置推定部104は、相関性算出部103が算出した相関性に基づいて、分岐部Bの位置と接続部Cの位置とを推定する。位置推定部104は、相関性が極大となっている時刻のうち、電圧波形と分岐部テンプレートT1との相関性が、電圧波形と接続部テンプレートT2との相関性より大きいときの時刻に基づいて分岐部Bの位置を推定する。位置推定部104は、相関性が極大となっている時刻のうち、上記以外、つまり電圧波形と接続部テンプレートT2との相関性が、電圧波形と分岐部テンプレートT1との相関性より大きいときの時刻に基づいて接続部Cの位置を推定する。上述したとおり、位置推定部104は、当該時刻に基づいて、電圧パルスが印加された箇所から分岐部Bあるいは接続部Cまでの距離Lを求めることができるので、分岐部Bあるいは接続部Cの位置を推定できる。位置推定部104は、本開示に係る位置推定手段の一例である。
次に、位置推定装置10のハードウェア構成の一例について、図7を参照しながら説明する。図7に示す位置推定装置10は、例えばパーソナルコンピュータ、マイクロコントローラなどのコンピュータにより実現される。
位置推定装置10は、バス1000を介して互いに接続された、プロセッサ1001と、メモリ1002と、インタフェース1003と、二次記憶装置1004と、を備える。
プロセッサ1001は、例えばCPU(Central Processing Unit:中央演算装置)である。プロセッサ1001が、二次記憶装置1004に記憶された動作プログラムをメモリ1002に読み込んで実行することにより、位置推定装置10の各機能が実現される。
メモリ1002は、例えば、RAM(Random Access Memory)により構成される主記憶装置である。メモリ1002は、プロセッサ1001が二次記憶装置1004から読み込んだ動作プログラムを記憶する。また、メモリ1002は、プロセッサ1001が動作プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。
インタフェース1003は、例えばシリアルポート、GPIO(General Purpose Input/Output)、USB(Universal Serial Bus)ポート、ネットワークインタフェースなどのI/O(Input/Output)インタフェースである。インタフェース1003には、例えばパルス発振器110、電圧センサ120、操作受付部140及び表示部150が接続される。
二次記憶装置1004は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)である。二次記憶装置1004は、プロセッサ1001が実行する動作プログラムを記憶する。二次記憶装置1004により記憶部130の機能が実現される。
次に、図8を参照しながら、位置推定装置10による位置推定の動作の一例を説明する。図8に示す動作は、例えばユーザが操作受付部140を操作して位置推定の実行を位置推定装置10に指示したときに開始される。
位置推定装置10の制御部100のパルス印加部101は、パルス発振器110を制御して配管Pに電圧パルスを印加する(ステップS11)。
制御部100の波形測定部102は、電圧センサ120から継続的に電圧値を取得し、配管Pにおける電圧波形を測定する(ステップS12)。
制御部100の相関性算出部103は、ステップS12にて測定された電圧波形と、記憶部130に保存された分岐部テンプレートT1との相関性を算出する(ステップS13)。同様に、相関性算出部103は、電圧波形と接続部テンプレートT2との相関性を算出する(ステップS14)。
制御部100の位置推定部104は、ステップS13及びステップS14にて算出されたそれぞれの相関性が極大となっている時刻のうち、電圧波形と分岐部テンプレートT1との相関性が、電圧波形と接続部テンプレートT2との相関性より大きいときの時刻に基づいて分岐部Bの位置を推定する(ステップS15)。
同様に、位置推定部104は、ステップS13及びステップS14にて算出されたそれぞれの相関性が極大となっている時刻のうち、電圧波形と接続部テンプレートT2との相関性が、電圧波形と分岐部テンプレートT1との相関性より大きいときの時刻に基づいて接続部Cの位置を推定する(ステップS16)。
制御部100は、表示部150を制御して推定結果を表示部150に表示させる(ステップS17)。そして制御部100は、位置推定の動作を終了する。
以上、実施の形態1に係る位置推定装置10を適用した空調システム1を説明した。実施の形態1に係る位置推定装置10によれば、電圧波形と、分岐部Bの特性インピーダンスに基づく分岐部テンプレートT1と、接続部Cの特性インピーダンスに基づく接続部テンプレートT2とに基づいて、分岐部Bの位置と接続部Cの位置とを推定する。特に、位置推定装置10は、電圧波形と分岐部テンプレートT1との相関性と、電圧波形と接続部テンプレートT2との相関性とに基づいて、分岐部Bの位置と接続部Cの位置とを推定する。したがって、位置推定装置10によれば、配管Pの分岐部Bの位置と、配管Pと空調機の室内機3との接続部Cの位置とを区別して推定できる。
(実施の形態2)
図9を参照しながら、実施の形態2に係る位置推定装置10を適用した空調システム1を説明する。ただし、実施の形態1と異なる点を説明する。実施の形態2に係る空調システム1は、接続部Cに取り付けられた調整器20をさらに備える点が実施の形態1と異なる。調整器20は接続部Cに取り付けられ、位置推定装置10の制御に基づいて接続部Cのインピーダンスを調整する。なお、位置推定装置10と調整器20とは、有線又は無線により通信可能に接続されている。
調整器20は、例えば図10に示す形態にて、配管Pと室内機3との接続部Cに取り付けられる。図10では2つの部材が調整器20として示されているが、これは後述する2つのコア250が配管P1及び配管P2に取り付けられていることを示す。
詳細は後述するが、実施の形態2においては、接続部テンプレートT2は使用されない。そのため、電圧波形と接続部テンプレートT2との相関性も算出されない。実施の形態2において、位置推定装置10は、調整器20を制御して接続部Cのインピーダンスを変化させ、インピーダンスを変化させたときの電圧波形と、インピーダンスを変化させていないときの電圧波形との相違点に基づいて接続部Cの位置を推定する。そして位置推定装置10は、電圧波形と分岐部テンプレートT1との相関性が極大となっている時刻のうち上記の相違点に係る時刻を除外した時刻に基づいて、分岐部Bの位置を推定する。
図11を参照しながら、調整器20の構成を説明する。調整器20は、制御部200と、通信部210と、スイッチ220と、直流電源230と、2つのコイル240と、コイル240が巻き付けられた2つのコア250と、とを備える。また、各コア250には孔Hが形成されている。各コア250の孔Hには、配管P1及び配管P2が通される。調整器20は、本開示に係る調整器の一例である。
詳細は後述するが、スイッチ220がオフのとき接続部Cの特性インピーダンスが高インピーダンスとなり、スイッチ220がオンのとき接続部Cの特性インピーダンスが低インピーダンスとなる。高インピーダンスは本開示に係る第1のインピーダンスの一例であり、低インピーダンスは本開示に係る第2のインピーダンスの一例である。
制御部200は、通信部210を介して位置推定装置10から受信した制御信号に基づいて、スイッチ220をオン状態またはオフ状態にする。
通信部210は、位置推定装置10と通信する。通信部210の機能は、ネットワークカード、無線通信モジュールなどにより実現される。
スイッチ220は、制御部200の制御に従って、オンまたはオフする。スイッチ220がオンのとき、コイル240に直流電源230からの直流電流が流れる。
直流電源230は、スイッチ220がオンのとき、各コイル240に直流電流を流し、各コア250に生じる磁束を飽和させる。
コイル240は、コア250に絶縁電線を巻き付けることにより形成されたコイルである。コイル240は、スイッチ220がオンのとき、直流電源230からの直流電流により磁束を発生させ、コア250に生じる磁束を飽和させる。
コア250は、孔Hが形成された分割型コアである。コア250は分割型コアであるため、配管Pに容易に取り付けられる。
スイッチ220がオフのときに配管Pに電圧パルスが印加されると、電圧パルスの立ち上がりに応じた磁束の変化がコア250及びコイル240に発生する。その結果、孔Hを通る箇所における配管Pの特性インピーダンスが大きくなる。つまり、スイッチ220がオフのとき、接続部Cは高インピーダンスとなる。
スイッチ220がオンのとき、上述のとおりコイル240によりコア250に生じる磁束が飽和するので、電圧パルスの立ち上がりに応じた磁束の変化がほとんど発生しない。その結果、孔Hを通る箇所における配管Pの特性インピーダンスが小さくなる。つまり、スイッチ220がオンのとき、接続部Cは低インピーダンスとなる。
次に、図12を参照しながら、実施の形態2に係る位置推定装置10の機能的構成のうち、実施の形態1と異なる点を説明する。
まず、実施の形態2に係る位置推定装置10は、通信部160を備える点が実施の形態1と異なる。通信部160は、調整器20と通信する。
また、制御部100がインピーダンス調整部105をさらに備える点が実施の形態1と異なる。インピーダンス調整部105は、通信部160を介して調整器20を制御し、各接続部Cのインピーダンスを個別に高インピーダンス又は低インピーダンスに調整する。
また、記憶部130が接続部テンプレートT2を保存しない点、相関性算出部103が電圧波形と接続部テンプレートT2との相関性を算出しない点も実施の形態1と異なる。
そして、位置推定部104による位置推定についても、以下に説明するように実施の形態1と異なる。位置推定部104は、各接続部Cのインピーダンスを変化させたときの電圧波形と、いずれの接続部Cのインピーダンスも変化させていないときの電圧波形との相違点に基づいて各接続部Cの位置を推定する。位置推定部104は、電圧波形と分岐部テンプレートT1との相関性が極大となっている時刻のうち上記の相違点に係る時刻を除外した時刻に基づいて、分岐部Bの位置を推定する。詳細は、位置推定の動作の説明において併せて説明する。
次に、図13及び図14を参照しながら、実施の形態2に係る位置推定装置10による位置推定の動作の一例を説明する。ただし、実施の形態1と同様の点については説明を簡略する。
位置推定装置10の制御部100のインピーダンス調整部105は、各調整器20を制御して全ての接続部Cのインピーダンスを高インピーダンスに調整する(ステップS21)。
位置推定装置10の制御部100のパルス印加部101は配管Pに電圧パルスを印加し、制御部100の波形測定部102は配管Pにおける電圧波形を測定する(ステップS22)。この動作により全ての接続部Cのインピーダンスが高インピーダンスのときの電圧波形を測定できる。
制御部100は、図14に示す動作を実行することにより、各接続部Cの位置を推定する(ステップS23)。以下、図14を参照する。
制御部100は、各調整器20から調整器20を1つ選択する(ステップS231)。
インピーダンス調整部105は、選択された調整器20を制御して、当該調整器20に対応する接続部Cのインピーダンスを低インピーダンスに調整する(ステップS232)。
インピーダンス調整部105は、選択されていない各調整器20を制御して、当該各調整器20に対応する各接続部Cのインピーダンスを高インピーダンスに調整する(ステップS233)。
パルス印加部101は配管Pに電圧パルスを印加し、波形測定部102は配管Pにおける電圧波形を測定する(ステップS234)。この動作により選択された接続部Cのインピーダンスのみが低インピーダンスのときの電圧波形を測定できる。
位置推定部104は、ステップS234にて測定された電圧波形と、図13のステップS22にて測定された、全ての接続部Cのインピーダンスが高インピーダンスのときの電圧波形とを対比して相違点を特定する(ステップS235)。これらの電圧波形の相違点は、選択された接続部Cのインピーダンスの違いにより生じる。
位置推定部104は、特定した相違点に対応する時刻を特定する(ステップS236)。
位置推定部104は、特定した時刻に基づいて、選択された調整器20に対応する接続部Cの位置を推定する(ステップS237)。
制御部100は、選択されていない調整器20があるとき(ステップS238:Yes)、ステップS231からの動作を繰り返す。なお、ステップS231の調整器20の選択の動作においては、一度選択された調整器20は選択されない。
制御部100は、選択されていない調整器20がないとき(ステップS238:No)、各接続部Cの位置推定の動作からリターンし、図13に示すステップS24からの動作を実行する。
再び図13を参照する。制御部100の相関性算出部103は、電圧波形と記憶部130に保存された分岐部テンプレートT1との相関性を算出する(ステップS24)。なお、この動作にて使用される電圧波形は、ステップS22にて測定された、全ての接続部Cのインピーダンスが高インピーダンスのときの電圧波形であってもよいし、図14に示すステップS234にて測定された、いずれかの接続部Cのインピーダンスが低インピーダンスのときの電圧波形であってもよい。
位置推定部104は、算出された相関性が極大となっている時刻を特定する(ステップS25)。
位置推定部104は、ステップS25にて特定した時刻のうち、図14に示す各接続部Cの位置推定におけるステップS236にて特定された、相違点に対応する時刻と異なる時刻に基づいて、各分岐部Bの位置を推定する(ステップS26)。つまり、位置推定部104は、分岐部Bの位置を推定するときに、算出された相関性が極大となっている時刻のうち、各接続部Cの位置を推定するときに使用した時刻を除外する。
制御部100は、表示部150を制御して推定結果を表示部150に表示させる(ステップS27)。そして制御部100は、位置推定の動作を終了する。
なお、調整器20と室内機3とは1対1で対応するので、各調整器20に対応して推定された各接続部Cの位置と各室内機3とも1対1で対応する。したがって、制御部100は、ステップS27にて接続部Cの推定位置を表示するときに、接続部Cの推定位置と室内機3とを対応付けて表示部150に表示させてもよい。例えば、建物内の各室内機3に固有のID(identifier:識別子)が割り振られている場合、制御部100は、接続部Cの推定位置と、当該接続部Cに対応する室内機3のIDとを対応付けて表示させてもよい。接続部Cの推定位置と室内機3のIDとを対応付けて表示させることにより、点検作業のさらなる支援を図ることができる。
以上、実施の形態2に係る位置推定装置10を適用した空調システム1を説明した。実施の形態2に係る位置推定装置10は、接続部Cのインピーダンスを変化させたときの電圧波形の相違点に基づいて接続部Cの位置を推定する。そして位置推定装置10は、電圧波形と、分岐部テンプレートT1と、上記の相違点とに基づいて、分岐部Bの位置を推定する。したがって、実施の形態2に係る位置推定装置10によれば、配管Pの分岐部Bの位置と、配管Pと空調機の室内機3との接続部Cの位置とを区別して推定できる。
(変形例)
実施の形態2において、位置推定装置10は、接続部テンプレートT2を使用せずに接続部Cの位置を推定したが、推定精度を高めるために、実施の形態1と同様に接続部テンプレートT2を使用してもよい。つまり、実施の形態1と2とを組み合わせてもよい。
実施の形態2において、位置推定装置10は、1つずつ調整器20を選択して対応する接続部Cのインピーダンスを変化させ、当該接続部Cの位置を推定した。これに代えて、位置推定装置10は、全ての接続部Cのインピーダンスを同時に変化させ、変化の前後における電圧波形の相違点に基づいて各接続部Cの位置を推定してもよい。ただし、この場合、調整器20と接続部Cの推定位置とが1対1で対応しないので、接続部Cの推定位置と室内機3とを対応付けることはできない。
図7に示すハードウェア構成においては、位置推定装置10が二次記憶装置1004を備えている。しかし、これに限らず、二次記憶装置1004を位置推定装置10の外部に設け、インタフェース1003を介して位置推定装置10と二次記憶装置1004とが接続される形態としてもよい。この形態においては、USBフラッシュドライブ、メモリカードなどのリムーバブルメディアも二次記憶装置1004として使用可能である。
また、図7に示すハードウェア構成に代えて、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いた専用回路により位置推定装置10を構成してもよい。また、図7に示すハードウェア構成において、位置推定装置10の機能の一部を、例えばインタフェース1003に接続された専用回路により実現してもよい。
1 空調システム、2 室外機、3 室内機、10 位置推定装置、20 調整器、100 制御部、101 パルス印加部、102 波形測定部、103 相関性算出部、104 位置推定部、105 インピーダンス調整部、110 パルス発振器、120 電圧センサ、130 記憶部、140 操作受付部、150 表示部、160 通信部、200 制御部、210 通信部、220 スイッチ、230 直流電源、240 コイル、250 コア、1000 バス、1001 プロセッサ、1002 メモリ、1003 インタフェース、1004 二次記憶装置、B 分岐部、C 接続部、H 孔、P,P1,P2 配管、T1 分岐部テンプレート、T2 接続部テンプレート。

Claims (9)

  1. 導電性を有する配管に電圧パルスを印加するパルス印加手段と、
    前記配管における電圧の変化を示す電圧波形を測定する波形測定手段と、
    前記電圧波形と、前記配管の分岐部の特性インピーダンスに基づく第1の波形テンプレートと、前記配管と空調機の室内機との接続部の特性インピーダンスに基づく第2の波形テンプレートとに基づいて、前記配管の分岐部の位置と前記接続部の位置とを推定する位置推定手段と、
    を備える位置推定装置。
  2. 前記位置推定手段は、前記電圧波形と前記第1の波形テンプレートとの相関性と、前記電圧波形と前記第2の波形テンプレートとの相関性とを対比して、前記配管の分岐部の位置と前記接続部の位置とを推定する、
    請求項1に記載の位置推定装置。
  3. 前記位置推定手段はさらに、前記接続部に取り付けられた調整器により前記接続部のインピーダンスが第1のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、前記調整器により前記接続部のインピーダンスが第2のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、の相違点に基づいて前記配管の分岐部の位置と前記接続部の位置とを推定する、
    請求項1又は2に記載の位置推定装置。
  4. 導電性を有する配管に電圧パルスを印加するパルス印加手段と、
    前記配管における電圧の変化を示す電圧波形を測定する波形測定手段と、
    前記配管の分岐部の位置と、前記配管と空調機の室内機との接続部の位置とを推定する位置推定手段と、
    を備え、
    前記位置推定手段は、前記接続部に取り付けられた調整器により前記接続部のインピーダンスが第1のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、前記調整器により前記接続部のインピーダンスが第2のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、の相違点に基づいて前記接続部の位置を推定し、
    前記位置推定手段は、前記電圧波形と、前記配管の分岐部の特性インピーダンスに基づく波形テンプレートと、前記相違点とに基づいて、前記配管の分岐部の位置を推定する、
    位置推定装置。
  5. 位置推定装置と、導電性を有する配管と空調機の室内機との接続部に取り付けられ前記接続部のインピーダンスを調整する調整器とを備え、
    前記位置推定装置は、
    前記配管に電圧パルスを印加するパルス印加手段と、
    前記配管における電圧の変化を示す電圧波形を測定する波形測定手段と、
    前記配管の分岐部の位置と前記接続部の位置とを推定する位置推定手段と、
    を備え、
    前記位置推定手段は、前記調整器により前記接続部のインピーダンスが第1のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、前記調整器により前記接続部のインピーダンスが第2のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、の相違点に基づいて前記接続部の位置を推定し、
    前記位置推定手段は、前記電圧波形と、前記配管の分岐部の特性インピーダンスに基づく波形テンプレートと、前記相違点とに基づいて、前記配管の分岐部の位置を推定する、
    位置推定システム。
  6. 導電性を有する配管に電圧パルスを印加し、
    前記配管における電圧の変化を示す電圧波形を測定し、
    前記電圧波形と、前記配管の分岐部の特性インピーダンスに基づく第1の波形テンプレートと、前記配管と空調機の室内機との接続部の特性インピーダンスに基づく第2の波形テンプレートとに基づいて、前記配管の分岐部の位置と前記接続部の位置とを推定する、
    位置推定方法。
  7. 導電性を有する配管に電圧パルスを印加し、
    前記配管における電圧の変化を示す電圧波形を測定し、
    前記配管と空調機の室内機との接続部のインピーダンスを第1のインピーダンス又は第2のインピーダンスに調整し、
    前記接続部のインピーダンスが前記第1のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、前記接続部のインピーダンスが前記第2のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、の相違点に基づいて前記接続部の位置を推定し、
    前記電圧波形と、前記配管の分岐部の特性インピーダンスに基づく波形テンプレートと、前記相違点とに基づいて、前記配管の分岐部の位置を推定する、
    位置推定方法。
  8. コンピュータを、
    導電性を有する配管に電圧パルスを印加するパルス印加手段、
    前記配管における電圧の変化を示す電圧波形を測定する波形測定手段、
    前記電圧波形と、前記配管の分岐部の特性インピーダンスに基づく第1の波形テンプレートと、前記配管と空調機の室内機との接続部の特性インピーダンスに基づく第2の波形テンプレートとに基づいて、前記配管の分岐部の位置と前記接続部の位置とを推定する位置推定手段、
    として機能させるプログラム。
  9. コンピュータを、
    導電性を有する配管に電圧パルスを印加するパルス印加手段、
    前記配管における電圧の変化を示す電圧波形を測定する波形測定手段、
    前記配管の分岐部の位置と、前記配管と空調機の室内機との接続部の位置とを推定する位置推定手段、
    として機能させ、
    前記位置推定手段は、前記接続部に取り付けられた調整器により前記接続部のインピーダンスが第1のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、前記調整器により前記接続部のインピーダンスが第2のインピーダンスに調整されているときの前記電圧波形と、の相違点に基づいて前記接続部の位置を推定し、
    前記位置推定手段は、前記電圧波形と、前記配管の分岐部の特性インピーダンスに基づく波形テンプレートと、前記相違点とに基づいて、前記配管の分岐部の位置を推定する、
    プログラム。
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