JP2021137899A - 位置・力制御システム、位置・力制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1には、ダンプトラックやクラッシャ等の作業機械へ自動積み込み作業を行う自動運転建設機械に関する技術が開示されている。
また、人による手作業の機械化が実現されていないために、原子力発電所の解体等、作業員が立ち入ることが困難な危険な場所において、複雑な遠隔操作を行うこと等も、現状では困難である。
即ち、従来の技術においては、機械を用いて、人による手作業と同等の作業を行うことが困難であった。
作業面に対する作業に用いられる作業具と、
前記作業具を姿勢変化可能に保持する作業側保持具と、
前記作業側保持具を前記作業面に対して位置変化可能に保持する作業側アーム部と、
前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の関節を駆動する複数の作業側アクチュエータと、
を有する作業装置と、
前記複数の作業側アクチュエータを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記作業具に対して、作業者が作業を行った場合の前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の動作における前記関節の位置に関する情報に基づいて、前記複数の作業装置側アクチュエータを制御することを特徴とする。
[システム構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る位置・力制御システム1の構成例を示す模式図である。
図1に示すように、位置・力制御システム1は、作業装置2と、操作装置3と、カメラ4と、ディスプレイ5と、制御装置6とを備え、作業装置2、操作装置3、カメラ4、ディスプレイ5及び制御装置6は、インターネットあるいは通信ケーブル等の通信路7を介して電気的に接続されている。
ディスプレイ5は、操作装置3を操作する作業者に向けて画面を表示する表示装置であり、カメラ4から送信された撮像データに基づいて、作業具が作業面に対して操作を行っている部分の画像を表示する。
また、本実施形態に係る位置・力制御システム1は、人手による各種作業(職人の技術を用いた作業等)を対象として適用することが可能であり、例えば、左官作業、塗装作業あるいは内装作業等、作業面に対して行われる各種作業に適用することができる。
次に、作業装置2及び操作装置3の具体的な構成例について説明する。
[作業装置2の構成例]
図2〜5は、作業装置2の具体的構成例を示す模式図であり、図2は作業装置2の斜視図、図3は作業装置2の正面図、図4は作業装置2の側面図、図5は作業装置2の上面図である。
第1ヒンジ部21は、支持部2Aに対し、第1アーム22を鉛直軸周りに回動可能に支持する。また、第1ヒンジ部21には、第1アクチュエータ23が設置される。
第1アーム22は、第1ヒンジ部21を介して支持部2Aに回動可能に支持されると共に、第2ヒンジ部24を介して、第2アーム25を回動可能に支持する。
第2アーム25は、第2ヒンジ部24を介して第1アーム22に回動可能に支持されると共に、ラックアンドピニオン機構27のピニオン部材27bに連結されている。
第3ヒンジ部294a,294bは、ブラケット291の側辺部291b,291cにそれぞれ設置され、外環部293をブラケット291に対して水平方向の回転軸周りに回転可能に支持する。
ベアリング部297は、外環部293と内環部296との間に設置された軸受け部材によって構成され、外環部293と内環部296との相対回転(同心回転)を可能とさせる。
操作装置3は、作業装置2と同様の多関節機構を有し、各関節には作業装置2と同様にアクチュエータを備えている。
図10〜13は、操作装置3の具体的構成例を示す模式図であり、図10は操作装置3の斜視図、図11は操作装置3の正面図、図12は操作装置3の側面図、図13は操作装置3の上面図である。
第1ヒンジ部31は、支持部3Aに対し、第1アーム32を鉛直軸周りに回動可能に支持する。また、第1ヒンジ部31には、第1アクチュエータ33が設置される。
第1アーム32は、第1ヒンジ部31を介して支持部3Aに回動可能に支持されると共に、第2ヒンジ部34を介して、第2アーム35を回動可能に支持する。
第2アーム35は、第2ヒンジ部34を介して第1アーム32に回動可能に支持されると共に、ラックアンドピニオン機構37のピニオン部材37bに連結されている。
ジンバル部39は、図6〜9に示すジンバル部29の構成に対し、作業具296aに代えて作業具のハンドル(操作部材396a)が設置されている点が異なっている。
第3ヒンジ部394a,394bは、ブラケット391の側辺部391b,391cにそれぞれ設置され、外環部393をブラケット391に対して水平方向の回転軸周りに回転可能に支持する。
ベアリング部397は、外環部393と内環部396との間に設置された軸受け部材によって構成され、外環部393と内環部396との相対回転(同心回転)を可能とさせる。
次に、位置・力制御システム1の制御系統について説明する。
図15は、位置・力制御システム1の制御系統の機能的構成を示すブロック図である。
プロセッサ61は、制御装置6全体を制御するものであり、記憶部63に記憶されたプログラムに従って、各種処理を実行する。
メモリ62は、プロセッサ61が各種処理を実行する際に生成される各種データを記憶する。
通信部64は、制御装置6が他の装置と通信を行うための通信インターフェースを構成する。
入力部65は、キーボードあるいはマウス等の入力装置によって構成され、制御装置6に対する各種情報の入力を受け付ける。
表示部66は、制御装置6において処理される各種情報や、制御装置6に各種情報を入力するためのユーザインターフェース画面を表示する。
位置・力制御部61bは、位置情報取得部61aによって取得されたアクチュエータの位置に関する情報に基づいて、作業装置2及び操作装置3の構成において対応するアクチュエータ間で力触覚を伝達するための位置及び力の制御を実行する。
図16に示すように、位置・力制御部61bに実装されるアルゴリズムは、機能別力・速度割当変換ブロックFTと、理想力源ブロックFCあるいは理想速度(位置)源ブロックPCの少なくとも一つと、逆変換ブロックIFTとを含む制御則として表される。なお、本実施形態において、制御対象システムSは、作業装置2及び操作装置3(具体的には、これらに備えられる各アクチュエータ)によって構成される。
即ち、本発明の基本的原理では、機能別力・速度割当変換ブロックFTにおいて、アクチュエータ単体の変数(実空間上の変数)を、実現する機能を表現するシステム全体の変数群(座標変換後の仮想空間上の変数)に“変換”し、速度(位置)の制御エネルギーと力の制御エネルギーとに制御エネルギーを割り当てる。そのため、アクチュエータ単体の変数(実空間上の変数)のまま制御を行う場合と比較して、速度(位置)の制御エネルギーと力の制御エネルギーとを独立に与えることが可能となっている。
本実施形態においては、各アクチュエータの位置(回転角度)から算出される位置及び力の入力と基準値とにおいて、位置の差がゼロ、力の和がゼロ(逆向きに等しい力が出力される)となることを条件として、座標変換後の仮想空間における状態値の演算を行うことができる。
このような制御アルゴリズムの下、位置・力制御部61bには、位置情報取得部61aによって取得された時系列の位置の検出値(アクチュエータの回転角度)が入力される。この時系列の位置の検出値は、各アクチュエータの動作を表すものであり、位置・力制御部61bは、入力された検出値(位置)から導出された速度(位置)及び力の情報に対して、機能に応じて設定されている座標変換を適用する。
この場合、機能別力・速度割当変換ブロックFTにおける座標変換は、次式(1)及び(2)として表される。
なお、式(1)及び(2)は、作業装置2及び操作装置3において対応する関節に備えられた一組のアクチュエータにおける座標変換を表している。本実施形態の位置・力制御システム1においては、作業装置2及び操作装置3において対応する関節に備えられた各組のアクチュエータを対象として、式(1)及び(2)による座標変換が行われることにより、作業装置2と操作装置3との間でバイラテラル制御が実現される。
次に、位置・力制御システム1の動作を説明する。
[位置・力制御処理]
初めに、作業者が操作装置3に入力した作業のための動作を作業装置2においてリアルタイムに再現する位置・力制御処理について説明する。
図17は、制御装置6が実行する位置・力制御処理の流れを説明するフローチャートである。
位置・力制御処理は、入力部65または通信部64を介して、位置・力制御処理の実行が指示されることに対応して開始される。
ステップS2において、位置・力制御部61bは、位置情報取得部61aによって取得されたアクチュエータの位置に関する情報に基づいて、実空間から仮想空間への座標変換(式(1)及び(2)参照)を実行する。これにより、実空間のパラメータ(入力ベクトル)が、位置と力とを独立して取り扱うことが可能な仮想空間のパラメータ(位置及び力の状態値)に変換される。なお、このとき、作業装置2における基準値は操作装置3において検出されたアクチュエータの位置に関する情報とされ、操作装置3における基準値は作業装置2において検出されたアクチュエータの位置に関する情報とされる。
ステップS4において、位置・力制御部61bは、演算結果を実空間に戻すための逆変換(変換行列の逆行列による変換)を行う。
ステップS5において、制御情報送信部61cは、逆変換によって取得された実空間のパラメータ(ここでは電流指令値)を作業装置2及び操作装置3の各アクチュエータに出力する。
ステップS6の後、位置・力制御処理が繰り返される。
なお、作業者の作業が終了した場合、位置・力制御処理は終了される。
そのため、作業面から遠隔的な位置にいる作業者が行った動作が、作業装置2においてリアルタイムに再現され、作業具によって作業面への作業を行うことが可能となる。
したがって、位置・力制御システム1によれば、機械を用いて、人による手作業と同等の作業を行うことが可能となる。
次に、作業者が過去に操作装置3に入力した作業のための動作を作業装置2において事後的に再現する再現処理について説明する。
図18は、制御装置6が実行する再現処理の流れを説明するフローチャートである。
再現処理は、入力部65または通信部64を介して、再現処理の実行が指示されることに対応して開始される。
ステップS12において、位置情報取得部61aは、作業装置2における各アクチュエータのロータリーエンコーダから出力されるアクチュエータの位置に関する情報(各ロータリーエンコーダから出力された回転角度)を逐次取得する。
ステップS16において、位置・力制御部61bは、演算結果を実空間に戻すための逆変換(変換行列の逆行列による変換)を行う。
ステップS17において、制御情報送信部61cは、逆変換によって取得された実空間のパラメータ(ここでは電流指令値)を作業装置2の各アクチュエータに出力する。
再現処理を終了する条件が充足されていない場合、ステップS18においてNOと判定されて、処理はステップS12に移行する。
一方、再現処理を終了する条件が充足された場合、ステップS18においてYESと判定されて、再現処理は終了する。
また、制御装置6に実装される制御アルゴリズムにおいては、作業に用いられる材料の特性(塗装作業における塗料の粘度等)が異なっても、基準値が表す動作に適応的に追従して作業装置2を動作させることができる。
そのため、作業者が行った作業を作業対象に応じて柔軟に変化させながら再現することができる。
上述の実施形態において、作業者が操作装置3に入力した作業のための動作を作業装置2においてリアルタイムに再現する動作形態、及び、作業者が過去に操作装置3に入力した作業のための動作を作業装置2において事後的に再現する動作形態について説明した。
これに対し、作業の訓練を行う学習者が操作装置3に作業のための動作を入力すると共に、作業者が過去に操作装置3に入力した作業のための動作が作業装置2において実現されるよう作業装置2を制御することとしてもよい。この場合、訓練者に対し、熟練の作業者の動作を教示するティーチングシステムとして、位置・力制御システム1を動作させることができる。
このような方法によれば、訓練者は、操作装置3のハンドルを軽く把持しておくことで、熟練の作業者がどのような作業を行ったかを体感することができる。
なお、このとき用いられる許容範囲は、訓練者独自の動作をどの程度許容するかに応じて、即ち、パラメータ記憶部63aに記憶された熟練の作業者の動作にどの程度厳密に従わせるかに応じて設定することができる。
このような方法によれば、訓練者自身が行った操作が、熟練の作業者とどのように相違するかを位置・力制御システム1から力触覚として訓練者に教示することができる。
例えば、作業装置2と同様の多関節機構を備えると共に、アクチュエータを備えることなく、各関節にはロータリーエンコーダ及び力センサ(トルクセンサ)を備えた訓練装置を用いて、訓練者にティーチングを行うことができる。
そして、訓練者が訓練装置を用いて作業を行う際に、各関節のロータリーエンコーダ及び力センサによって訓練者の動作における位置及び力の情報をディスプレイに表示すると共に、熟練の作業者が対応する動作を行った際の位置及び力の値を併せてディスプレイに表示することで、訓練者に対し、ベテランの作業者の動作を数値によって教示することができる。
また、数値によって教示することの他、訓練者の動作と熟練の作業者の動作とを比較した結果を表す記号、メッセージ、光による信号(赤、青、黄色のランプの点灯等)あるいは音を出力すること等により、訓練者にティーチングを行うこととしてもよい。
例えば、上述の実施形態において、作業装置2及び操作装置3は、図2〜図11に示す構成を有するものとして説明したが、これに限られない。即ち、作業具が作業面に対して移動可能であり、姿勢変化可能な構成であれば、作業装置2の多関節機構は種々の形態とすることができる。また、操作装置3の多関節機構も、作業装置2の形態と同様に、種々変更することが可能である。さらに、作業装置2の多関節機構の構成と操作装置3の多関節機構の構成とは、必ずしも同一である必要はなく、リンク構造が置換可能であれば、異なる構成とすることとしてもよい。
例えば、作業装置2及び操作装置3のラックアンドピニオン機構27,37に設置された第3アクチュエータ28,38によって、ラック部材27a,37aの自重を補償する制御を行ったり、ラック部材27a,37aが移動した場合の慣性を打ち消す制御を行ったりすることができる。
また、上述の実施形態において、左官作業用のこてを作業具として用いる場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、ローラや刷毛等、作業面に対する作業に用いられる各種作業具を位置・力制御システム1において用いることが可能である。
上述の実施形態における制御のための処理は、ハードウェア及びソフトウェアのいずれにより実行させることも可能である。
即ち、上述の処理を実行できる機能が制御装置6に備えられていればよく、この機能を実現するためにどのような機能構成及びハードウェア構成とするかは上述の例に限定されない。
作業具296aは、作業面に対する作業に用いられる。
ジンバル部29は、作業具296aを姿勢変化可能に保持する。
第1アーム22及び第2アーム25は、ジンバル部29を作業面に対して位置変化可能に保持する。
第1アクチュエータ23、第2アクチュエータ26、第3アクチュエータ28、第4アクチュエータ292、第5アクチュエータ295及び第6アクチュエータ298は、ジンバル部29、第1アーム22及び第2アーム25の関節を駆動する。
制御装置6は、第1アクチュエータ23、第2アクチュエータ26、第3アクチュエータ28、第4アクチュエータ292、第5アクチュエータ295及び第6アクチュエータ298を制御する。
また、制御装置6は、作業具296aに対して、作業者が作業を行った場合の第1アーム22、第2アーム25及びジンバル部29の動作における関節の位置に関する情報に基づいて、第1アクチュエータ23、第2アクチュエータ26、第3アクチュエータ28、第4アクチュエータ292、第5アクチュエータ295及び第6アクチュエータ298を制御する。
これにより、作業者が行った動作が、作業装置2において再現され、作業具296aによって作業面への作業を行うことが可能となる。
したがって、位置・力制御システム1によれば、機械を用いて、人による手作業と同等の作業を行うことが可能となる。
これにより、作業者が現在または過去に行った作業を作業装置2において再現することができる。
操作装置3は、操作部材396a、ジンバル部39、第1アーム32及び第2アーム35と、第1アクチュエータ33、第2アクチュエータ36、第3アクチュエータ38、第4アクチュエータ392、第5アクチュエータ395及び第6アクチュエータ398と、を備えている。
操作部材396aは、作業具296aの把持部の形態を有する。
ジンバル部39は、操作部材396aを姿勢変化可能に保持する。
第1アーム32及び第2アーム35は、ジンバル部39を位置変化可能に保持する。
第1アクチュエータ33、第2アクチュエータ36、第3アクチュエータ38、第4アクチュエータ392、第5アクチュエータ395及び第6アクチュエータ398は、ジンバル部39、第1アーム32及び第2アーム35の関節を駆動する。
制御装置6は、操作装置3に対する操作として作業者が行った作業におけるジンバル部39、第1アーム32及び第2アーム35の関節の位置に関する情報に基づいて、第1アクチュエータ33、第2アクチュエータ36、第3アクチュエータ38、第4アクチュエータ392、第5アクチュエータ395及び第6アクチュエータ398を制御する。
これにより、作業者が操作装置3に対して行った操作を作業装置2においてリアルタイムに再現することができる。
これにより、操作装置3の操作部材396aを操作する作業者に対して、作業具296aを実際に操作しているのと同様の力触覚を与えることが可能となる。
これにより、作業者(例えば、熟練の作業者等)が行った操作を記憶しておき、作業者がいない状態において、作業者による作業を作業装置2で再現することができる。
Claims (7)
- 作業面に対する作業に用いられる作業具と、
前記作業具を姿勢変化可能に保持する作業側保持具と、
前記作業側保持具を前記作業面に対して位置変化可能に保持する作業側アーム部と、
前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の関節を駆動する複数の作業側アクチュエータと、
を有する作業装置と、
前記複数の作業側アクチュエータを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記作業具に対して、作業者が作業を行った場合の前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の動作における前記関節の位置に関する情報に基づいて、前記複数の作業装置側アクチュエータを制御することを特徴とする位置・力制御システム。 - 前記制御装置は、作業者が現在または過去に行った作業で取得された前記関節の位置に関する情報に基づいて、前記複数の作業装置側アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1に記載の位置・力制御システム。
- 前記作業具の把持部の形態を有する操作部材と、
前記操作部材を姿勢変化可能に保持する操作側保持具と、
前記操作側保持具を位置変化可能に保持する操作側アーム部と、
前記操作側保持具及び前記操作側アーム部の関節を駆動する複数の操作側アクチュエータと、
を有し、作業者による作業のための動作を操作として受け付ける操作装置を備え、
前記制御装置は、前記操作装置に対する操作として作業者が行った作業における前記操作側保持具及び前記操作側アーム部の関節の位置に関する情報に基づいて、前記複数の作業装置側アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の位置・力制御システム。 - 前記制御装置は、前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の動作における前記関節の位置に関する情報に基づいて、前記操作部材の位置変化及び姿勢変化に対して、前記作業具に作業面から入力される反力に相当する力を付与することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の位置・力制御システム。
- 前記作業装置は、前記操作装置に対する操作として作業者が過去に行った作業の履歴情報を記憶する記憶部から前記履歴情報を読み出し、当該履歴情報に基づいて、前記複数の作業装置側アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の位置・力制御システム。
- 作業面に対する作業に用いられる作業具と、
前記作業具を姿勢変化可能に保持する作業側保持具と、
前記作業側保持具を前記作業面に対して位置変化可能に保持する作業側アーム部と、
前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の関節を駆動する複数の作業側アクチュエータと、
を有する作業装置と、
前記複数の作業側アクチュエータを制御する制御装置と、
を備える位置・力制御システムで実行される位置・力制御方法であって、
前記制御装置が、前記作業具に対して、作業者が作業を行った場合の前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の動作における前記関節の位置に関する情報に基づいて、前記複数の作業装置側アクチュエータを制御する制御ステップを含むことを特徴とする位置・力制御方法。 - 作業面に対する作業に用いられる作業具と、
前記作業具を姿勢変化可能に保持する作業側保持具と、
前記作業側保持具を前記作業面に対して位置変化可能に保持する作業側アーム部と、
前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の関節を駆動する複数の作業側アクチュエータと、
を有する作業装置と、
前記複数の作業側アクチュエータを制御する制御装置と、
を備える位置・力制御システムにおける制御装置を構成するコンピュータに、
前記作業具に対して、作業者が作業を行った場合の前記作業側アーム部及び前記作業側保持具の動作における前記関節の位置に関する情報に基づいて、前記複数の作業装置側アクチュエータを制御する制御機能を実現させることを特徴とするプログラム。
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