JP2021137491A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine.
従来、遊技球が始動口に入球したことに基づいて判定情報を取得し、遊技者にとって有利な大当り遊技を実行するか否かを判定し、判定の結果に応じた演出を実行する遊技機が一般的である。 Conventionally, a gaming machine that acquires determination information based on the ball entering the starting port, determines whether or not to execute a jackpot game that is advantageous to the player, and executes an effect according to the result of the determination. Is common.
近時、このような遊技機において、複数の接続端子を設け、情報の入出力を行う遊技機が知られている(例えば、特許文献1)。このような遊技機は、電源遮断時と電源投入時において、メインRAMに書き込まれた情報のうち、チップ用外部情報を出力するためのシリアル送信カウンタを除いたデータに基づいて、チェックサムを生成する。これにより、バックアップ機能を有効に作動させることができる。 Recently, in such a gaming machine, a gaming machine provided with a plurality of connection terminals to input / output information is known (for example, Patent Document 1). Such a gaming machine generates a checksum based on the information written in the main RAM when the power is turned off and when the power is turned on, excluding the serial transmission counter for outputting the external information for the chip. do. As a result, the backup function can be effectively operated.
しかしながら、特許文献1のような遊技機は、情報の入出力を行う際に、入力状態と出力状態のバスがショートするタイミングができてしまう虞がある。
However, in a gaming machine such as
本発明は、このような問題点に鑑み、情報の入出力を行う際に、入力状態と出力状態のバスがショートしない遊技機を提供することを目的とする。 In view of such problems, it is an object of the present invention to provide a gaming machine in which a bus in an input state and an output state does not short-circuit when inputting / outputting information.
このような課題を解決するために、本発明に係る遊技機は、遊技の進行を制御する主制御基板を備えた遊技機において、前記主制御基板には、CPU部を有し、前記遊技を統括的に制御するメインチップと、前記メインチップに指定されることで遊技の制御に用いられるサブチップと、が搭載され、前記メインチップは、前記サブチップを指定して、当該指定した前記サブチップとの通信を有効とするチップセレクト機能を選択可能な所定のピンを有するとともに、前記サブチップからの入力データがセットアップされる入力状態と、前記サブチップへの出力データがセットアップされる出力状態と、からなり、前記サブチップの指定を有効とするためのイネーブル信号を設定するイネーブル信号設定手段と、を備えており、入力データのセットアップが行われる前後においては、ハイインピーダンス状態が設定され、出力データのセットアップが行われる前後においては、ハイインピーダンス状態が設定されず、前記出力データは、前記イネーブル信号により前記サブチップの指定が有効となることで出力が許容されることを特徴とする。 In order to solve such a problem, the gaming machine according to the present invention is a gaming machine provided with a main control board for controlling the progress of the game, and the main control board has a CPU unit to play the game. A main chip that is collectively controlled and a sub-chip that is designated as the main chip and used for controlling a game are mounted, and the main chip specifies the sub-chip and is associated with the designated sub-chip. It has a predetermined pin that can select the chip select function that enables communication, and consists of an input state in which input data from the sub-chip is set up and an output state in which output data to the sub-chip is set up. It is equipped with an enable signal setting means for setting an enable signal for validating the designation of the sub-chip, and before and after the input data is set up, a high impedance state is set and the output data is set up. Before and after this, the high impedance state is not set, and the output data is allowed to be output when the designation of the subchip becomes valid by the enable signal.
本発明によれば、情報の入出力を行う際に、入力状態と出力状態のバスがショートしない遊技機を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a gaming machine in which a bus in an input state and an output state does not short-circuit when inputting / outputting information.
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
(First Embodiment)
Hereinafter, the first embodiment of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
(遊技機1の構成)
まず、図1〜図3を参照して、本発明の実施形態における遊技機1の構成について具体的に説明する。なお、図1は、遊技機1の正面図であり、図2は、遊技機1の裏面側の斜視図であり、図3は、遊技機1の前面側の一部分を示す図である。
(Configuration of gaming machine 1)
First, the configuration of the
(遊技機1)
遊技機1は、外枠2と、遊技盤取付枠3と、ガラス枠4と、遊技盤5とを備えている。
(Game machine 1)
The
(外枠2)
外枠2は、中央部分が前後方向に開口する矩形状のベースフレームと、このベースフレームの下部前面に取り付けられた飾り板により構成されている。また、外枠2は、遊技店の島設備に対して、釘や止め具等を介して固定される。
(Outer frame 2)
The
(遊技盤取付枠3)
遊技盤取付枠3は、外枠2に対して回動可能に支持されている。また、遊技盤取付枠3は、水平方向の一端側において、第1ヒンジ機構部6を介して外枠2に対して脱着可能に連結されている。そして、遊技盤取付枠3は、第1ヒンジ機構部6を支点として回動可能に支持されている。
(Game board mounting frame 3)
The game
(ガラス枠4)
ガラス枠4は、遊技盤取付枠3に対して回動可能に支持されている。また、ガラス枠4は、水平方向の一端側において、第2ヒンジ機構部7を介して遊技盤取付枠3に脱着可能に連結されている。また、ガラス枠4は、第2ヒンジ機構部7を支点として回動可能に支持されている。
(Glass frame 4)
The
(遊技盤5)
遊技盤5には、遊技球が流下する遊技領域が形成されている。そして、この遊技領域には、後述する第1一般入賞口37、第2一般入賞口38、第3一般入賞口39、第4一般入賞口40、普図ゲート41、第1始動口42、第2始動口43、第1大入賞口46、第2大入賞口52などの各種部材が取り付けられている。
(Game board 5)
The
(第1ヒンジ機構部6)
第1ヒンジ機構部6は、外枠2と、遊技盤取付枠3とを連結するために設けられている。
(1st hinge mechanism part 6)
The first
(第2ヒンジ機構部7)
第2ヒンジ機構部7は、遊技盤取付枠3と、ガラス枠4とを連結するために設けられている。
(2nd hinge mechanism 7)
The second
(開口部8)
開口部8は、ガラス枠4の上部寄りの略中央部分に形成されている。また、開口部8は、遊技盤5の遊技領域を視認可能とするために設けられている。
(Opening 8)
The
(透明部材9)
透明部材9は、開口部8を後方から閉塞するように取り付けられる。また、透明部材9は、例えば、ガラス板や、アクリル板によりなり、開口部8及び透明部材9を介して遊技盤5の遊技領域が視認可能となる。
(Transparent member 9)
The
(音声出力装置10)
音声出力装置10は、ガラス枠4の上部に設けられている。また、音声出力装置10は、BGM(バックグラウンドミュージック)、SE(サウンドエフェクト)等を出力することでサウンド(音楽、音声)による演出を行うために設けられている。
(Audio output device 10)
The
(枠用照明装置11)
枠用照明装置11は、開口部8の周囲に複数設けられている。また、枠用照明装置11は、各ランプ(LED)の光の照射方向や発光色を変更することで照明による演出を行うために設けられている。そして、枠用照明装置11は、ガラス枠4が開放された場合や、遊技球を払い出すことができない払出異常が発生した場合に、点灯/点滅する。
(Lighting device for frame 11)
A plurality of
(上皿12)
上皿12は、遊技球の付与条件が成立したことに基づいて、払い出された遊技球を貯留するために設けられている。なお、遊技球の付与条件とは、後述する第1一般入賞口37、第2一般入賞口38、第3一般入賞口39、第4一般入賞口40、第1始動口42、第2始動口43、第1大入賞口46、第2大入賞口52に遊技球が入球したことをいう。
(Upper plate 12)
The
(下皿13)
下皿13は、上皿12に貯留しきれない遊技球を貯留するために設けられている。
(Lower plate 13)
The
(発射ハンドル14)
発射ハンドル14は、遊技盤5の遊技領域に遊技球を発射する操作を検出するために設けられている。
(Launch handle 14)
The launch handle 14 is provided to detect an operation of launching a game ball into the game area of the
(演出ボタン17)
演出ボタン17は、決定操作等を受け付けるために設けられている。また、演出ボタン17は、通常状態と、通常状態よりも上方に位置する突出状態とに変化させるためのボタン駆動モータを備えている。そして、演出ボタン17は、通常状態と、所定態様で振動する振動状態とに変化させるためのボタン振動モータを備えている。さらに、演出ボタン17は、消灯状態と、所定態様で発光する点灯状態とに変化させるための演出ボタンLEDを備えている。
(Direction button 17)
The
(十字キー18)
十字キー18は、選択操作などの操作を受け付けるために設けられている。また、本実施形態において、十字キー18は、上ボタンと、左ボタンと、下ボタンと、右ボタンとからなる。
(Cross key 18)
The cross key 18 is provided to accept an operation such as a selection operation. Further, in the present embodiment, the cross key 18 includes an up button, a left button, a down button, and a right button.
(貸出操作部19)
貸出操作部19は、上皿12の正面視右側に設けられている。また、貸出操作部19は、遊技球の貸出操作や、残金情報を記憶したカードなどの記憶媒体の返却操作を行うために設けられている。具体的には、貸出操作部19は、遊技球の貸出操作を受け付ける貸出ボタンと、図示しない球貸機から記憶媒体を返却する操作を受け付ける返却ボタンとを備えている。
(Lending operation unit 19)
The
(切替ボタン20)
切替ボタン20は、音声出力装置10から出力される演出音の音量や、第1画像表示装置69や各種照明装置(例えば、枠用照明装置11)の光量の調整に関わる調整モードに切り替えるために設けられている。
(Switch button 20)
The
(カバー部材21)
カバー部材21は、遊技機1の背面側に設けられており、後述の主制御基板100の上部、及び演出制御基板300の全体を被覆するために設けられている。
(Cover member 21)
The
(遊技盤取付部22)
遊技盤取付部22は、遊技盤取付枠3の上部寄りの略中央に前方が開口する凹室状に形成され、遊技盤5を前方から収納可能となっている。ここで、遊技盤取付部22の凹室の奥部には、前後方向に開放する開口が設けられており、この開口を介して遊技盤5の裏面側に設けられる各種装置などが遊技機1の後方に臨むこととなる。
(Game board mounting part 22)
The game
(ロック機構23)
ロック機構23は、遊技盤取付部22の正面視右側方に設けられており、鍵穴が形成されるシリンダーの前端部がガラス枠4の前面側に露出するようになっている。また、ロック機構23は、シリンダーの鍵穴に専用の鍵を挿入して一方向に回動されると、遊技盤取付枠3のロックが解除されて遊技盤取付枠3が開閉可能となる。一方で、ロック機構23は、専用の鍵が他方向に回動されると、ガラス枠4のロックが解除されて、ガラス枠4が開閉可能となる。
(Lock mechanism 23)
The
(レール28)
レール28は、遊技盤5の外縁寄りの位置に設けられている。また、レール28は、内側レール29と、外側レール30とにより構成されている。
(Rail 28)
The
(内側レール29)
内側レール29は、湾曲形状であって、外側レール30とともに、発射球案内路31を形成するために設けられている。
(Inner rail 29)
The
(外側レール30)
外側レール30は、湾曲形状であって、内側レール29とともに、発射球案内路31を形成するために設けられている。
(Outer rail 30)
The
(発射球案内路31)
発射球案内路31は、内側レール29と外側レール30との間に設けられており、後述の発射装置26により発射された遊技球を遊技領域の上流部に案内するために設けられている。
(Launch ball guideway 31)
The launch ball guide
(アウト口32)
アウト口32は、遊技盤5の遊技領域の最下流部に設けられており、流下した遊技球を遊技領域外に導くために設けられている。
(Out port 32)
The out
(飾り枠33)
飾り枠33は、遊技領域の略中央に設けられ、遊技球が所謂センターケースに進入することを規制するために設けられている。また、飾り枠33によって、遊技領域が第1の発射勢で発射された遊技球が流下する左側遊技領域と、第1の発射勢よりも強い第2の発射勢で発射された遊技球が流下する右側遊技領域とに振り分けられることとなる。なお、左側遊技領域と、右側遊技領域とは、飾り枠33の下方で連通するようになっている。
(Decorative frame 33)
The
(演出空間34)
演出空間34は、飾り枠33の内側に画成されている。また、演出空間34には、第1画像表示装置69や、第2画像表示装置70、第1可動部材72、及び第2可動部材73が設けられている。
(Direction space 34)
The
(ワープ装置35)
ワープ装置35は、飾り枠33の左側部に設けられており、左側遊技領域を流下する遊技球を飾り枠33の内部に導入するために設けられている。
(Warp device 35)
The
(ステージ部36)
ステージ部36は、飾り枠33の下部に設けられており、ワープ装置35により飾り枠33の内部に導入された遊技球を転動させて飾り枠33の下方に流下させるために設けられている。
(Stage 36)
The
(第1一般入賞口37)
第1一般入賞口37は、遊技球が常時入球可能な入賞口であって、第2一般入賞口38と所定の間隔を空けた状態で設けられている。また、第1一般入賞口37に遊技球が入球すると、所定個数(例えば、「5」個)の遊技球が上皿12に払い出される。
(1st general winning opening 37)
The first general winning
(第2一般入賞口38)
第2一般入賞口38は、遊技球が常時入球可能な入賞口であって、第1一般入賞口37や、第3一般入賞口39と所定の間隔を空けた状態で設けられている。また、第2一般入賞口38に遊技球が入球すると、所定個数(例えば、「5」個)の遊技球が上皿12に払い出される。
(2nd general winning opening 38)
The second general winning
(第3一般入賞口39)
第3一般入賞口39は、遊技球が常時入球可能な入賞口であって、第2一般入賞口38と所定の間隔を空けた状態で設けられている。また、第3一般入賞口39に遊技球が入球すると、所定個数(例えば、「5」個)の遊技球が上皿12に払い出される。
(3rd general winning opening 39)
The third general winning
(第4一般入賞口40)
第4一般入賞口40は、遊技球が常時入球可能な入賞口であって、飾り枠33の右寄りの下方に設けられている。また、第4一般入賞口40に遊技球が入球すると、所定個数(例えば、「5」個)の遊技球が上皿12に払い出される。
(4th general winning opening 40)
The fourth general winning
なお、第1一般入賞口37と、第2一般入賞口38と、第3一般入賞口39と、第4一般入賞口40とを総称して「一般入賞口」と記載する場合がある。
The first general winning
(普図ゲート41)
普図ゲート41は、中央流路の上流端部に設けられている。また、普図ゲート41は、遊技球が常時通過可能となっている。そして、普図ゲート41は、遊技球が付与されることはないが、普図当り遊技を実行するか否かの普図当り判定が行われることとなる。
(Public map gate 41)
The
(第1始動口42)
第1始動口42は、ステージ部36の下方に設けられており、遊技球が常時入球可能となっている。また、遊技球が第1始動口42に入球すると、所定個数の遊技球(例えば「3」個)が上皿12に払い出されるとともに、大当り遊技を実行するか否かの大当り判定が行われる。
(First starting port 42)
The
(第2始動口43)
第2始動口43は、第2始動口開閉部材44の下方に設けられており、上方に向けて開口されている。また、遊技球が第2始動口43に入球すると、所定個数の遊技球(例えば「3」個)が上皿12に払い出されるとともに、大当り遊技を実行するか否かの大当り判定が行われる。
(2nd starting port 43)
The
なお、第1始動口42と、第2始動口43とを総称して「始動口」と記載する場合がある。
The
(第2始動口開閉部材44)
第2始動口開閉部材44は、第2始動口43に対して遊技球の入球が不可能または困難な閉状態と、第2始動口43に対して遊技球の入球が可能または容易な開状態とに変換可能とするために設けられている。また、第2始動口開閉部材44は、上面が正面視右側から正面視左側に向けて下り傾斜しており、遊技球の流路にもなっている。
(Second start opening opening / closing member 44)
The second starting port opening / closing
(第1大入賞口46)
第1大入賞口46は、第1大入賞口開閉部材47の下方に設けられており、上方に向けて開口している。そして、遊技球が第1大入賞口46に入球すると、所定個数の遊技球(例えば「6」個)が賞球として上皿12に払い出される。
(1st Grand Prize 46)
The first special winning
(第1大入賞口開閉部材47)
第1大入賞口開閉部材47は、第1大入賞口46に対して遊技球の入球が不可能または困難な閉状態と、第1大入賞口46に対して遊技球の入球が可能または容易な開状態とに変換可能とするために設けられている。また、第1大入賞口開閉部材47は、上面が正面視左側から正面視右側に向けて下り傾斜しており、遊技球の流路にもなっている。
(First prize opening opening / closing member 47)
The first large winning opening opening / closing
(特定領域開閉部材49)
特定領域開閉部材49は、特定領域50に対して遊技球の入球が不可能または困難な閉状態と、特定領域50に対して遊技球の入球が可能または容易な開状態とに変換可能とするために設けられている。また、特定領域開閉部材49は、上面が正面視左側から正面視右側に向けて下り傾斜しており、遊技球の流路にもなっている。
(Specific area opening / closing member 49)
The specific area opening / closing
(特定領域50)
特定領域50は、特定領域開閉部材49の下方に設けられており、上方に向けて開口している。また、特定領域50は、大当り遊技中に、特定領域開閉部材49が開状態となり、特定領域50に遊技球が入球すると、大当り遊技の終了後に後述する高確率遊技状態に移行する。
(Specific area 50)
The
(排出口51)
排出口51は、特定領域50に流入しなかった遊技球が流入するために設けられている。
(Discharge port 51)
The
(第2大入賞口52)
第2大入賞口52は、第2大入賞口開閉部材53の下方に設けられており、上方に向けて開口している。そして、遊技球が第2大入賞口52に入球すると、所定個数の遊技球(例えば「10」個)が賞球として上皿12に払い出される。
(2nd Grand Prize 52)
The second special winning
なお、第1大入賞口46と、第2大入賞口52とを総称して「大入賞口」と記載する場合がある。
In addition, the first large winning
(第2大入賞口開閉部材53)
第2大入賞口開閉部材53は、第2大入賞口52に対して遊技球の入球が不可能または困難な閉状態と、第2大入賞口52に対して遊技球の入球が可能または容易な開状態とに変換可能とするために設けられている。また、第2大入賞口開閉部材53は、上面が正面視右側から正面視左側に向けて下り傾斜しており、遊技球の流路にもなっている。
(2nd prize opening opening / closing member 53)
The second large winning opening opening / closing
なお、第1大入賞口開閉部材47と、第2大入賞口開閉部材53とを総称して「大入賞口開閉部材」と記載する場合がある。
The first prize opening opening / closing
(第1変動報知LED58)
第1変動報知LED58は、第1特別図柄が変動表示しているか否かを報知するために設けられている。また、第1変動報知LED58は、フルカラーLEDにより構成されており、第1特別図柄の変動表示の開始に対応して色の変化を開始し、第1特別図柄の変動表示の停止に対応して色の変化を停止する。
(1st fluctuation notification LED 58)
The first
(第2変動報知LED59)
第2変動報知LED59は、第2特別図柄が変動表示しているか否かを報知するために設けられている。また、第2変動報知LED59は、フルカラーLEDにより構成されており、第2特別図柄の変動表示の開始に対応して色の変化を開始し、第2特別図柄の変動表示の停止に対応して色の変化を停止する。
(Second fluctuation notification LED 59)
The second
なお、第1変動報知LED58と、第2変動報知LED59とを総称して「変動報知LED」と記載する場合がある。
The first
(第1特別図柄表示器60)
第1特別図柄表示器60は、遊技球が第1始動口42に入球したことに基づいて行われる特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)の判定の結果を表示するために設けられている。
(1st special symbol display 60)
The first
(第2特別図柄表示器61)
第2特別図柄表示器61は、遊技球が第2始動口43に入球したことに基づいて行われる特別遊技判定の結果を表示するために設けられている。
(2nd special symbol display 61)
The second
なお、第1特別図柄表示器60と、第2特別図柄表示器61とを総称して「特別図柄表示器」と記載する場合がある。
The first
(普通図柄表示器62)
普通図柄表示器62は、遊技球が普図ゲート41を通過したことに基づいて行われる普図当り判定の結果を表示するために設けられている。
(Ordinary symbol display 62)
The
(第1特別図柄保留表示器63)
第1特別図柄保留表示器63は、遊技球が第1始動口42に入球した場合に記憶される特図判定情報の個数である第1特図保留数を表示するために設けられている。また、第1特別図柄保留表示器63は、複数のLEDによって構成されており、第1特図保留数を点灯または点滅により報知する。なお、第1特図保留数は、最大で「4」個まで記憶されるようになっているが、これに限定されることはなく、「4」個よりも少ない数であってもよいし、多い数であってもよい。
(1st special symbol hold indicator 63)
The first special symbol hold
(第2特別図柄保留表示器64)
第2特別図柄保留表示器64は、遊技球が第2始動口43に入球した場合に記憶される特図判定情報の個数である第2特図保留数を表示するために設けられている。また、第2特別図柄保留表示器64は、複数のLEDによって構成されており、第2特図保留数を点灯または点滅により報知する。なお、第2特図保留数は、最大で「4」個まで記憶されるようになっているが、これに限定されることはなく、「4」個よりも少ない数であってもよいし、多い数であってもよい。
(2nd special symbol hold indicator 64)
The second special symbol hold
なお、第1特別図柄保留表示器63と、第2特別図柄保留表示器64とを総称して「特別図柄保留表示器」と記載する場合がある。
The first special symbol hold
(普通図柄保留表示器65)
普通図柄保留表示器65は、遊技球が普図ゲート41を通過した場合に記憶される普図判定情報の個数である普図保留数を表示するために設けられている。また、普通図柄保留表示器65は、複数のLEDによって構成されており、普図保留数を点灯または点滅により報知する。なお、普図保留数は、最大で「4」個まで記憶されるようになっているが、これに限定されることはなく、「4」個よりも多い数であってもよいし、少ない数であってもよい。また、普図保留を記憶しないこととしてもよい。
(Ordinary symbol hold indicator 65)
The normal
(ラウンド数表示器66)
ラウンド数表示器66は、大当り状態が発生した場合のラウンド数を表示するために設けられている。また、ラウンド数表示器66は、複数のLEDによって構成されており、大当り遊技開始時にラウンド数を示す所定の態様でLEDが点灯し、大当り遊技中は、LEDの点灯を継続し、大当り遊技の終了時にLEDが消灯する。
(Round number indicator 66)
The
(右打ち表示器67)
右打ち表示器67は、大当り状態中、及び時短遊技状態中において右側遊技領域に向けて遊技球を発射することを促すために設けられている。また、右打ち表示器67は、一のLEDにより構成されており、大当り状態中、及び時短遊技状態中にLEDが点灯する。
(Right-handed display 67)
The right-handed
(状態確認表示器68)
状態確認表示器68は、後述する設定変更モードが設定されていること、または後述する設定確認モードが設定されていることを表示するために設けられている。また、状態確認表示器68は、一のLEDにより構成されており、設定変更モード、または設定確認モードに移行するとLEDが点灯し、設定変更モード、または設定確認モードが終了するとLEDが消灯する。
(Status confirmation indicator 68)
The
(第1画像表示装置69)
第1画像表示装置69は、飾り枠33の内側に画成される演出空間34の奥部に設けられており、液晶表示ディスプレイからなる。また、第1画像表示装置69は、遊技の進行に応じて様々な演出表示を行う。具体的には、第1画像表示装置69は、特別図柄の変動表示の非実行中に行われる客待ちデモ演出や、特別図柄の変動表示の実行中に行われる演出図柄71の変動表示を伴う変動演出や、大当り遊技の実行中に行われる大当り演出等を行う。
(First image display device 69)
The first
(第2画像表示装置70)
第2画像表示装置70は、演出空間34の下部であって第1画像表示装置69の前方に設けられており、第1画像表示装置69よりも大きさ及び表示領域が小さく形成された液晶表示ディスプレイからなる。また、第2画像表示装置70は、第1画像表示装置69と同様に、遊技の進行に応じて様々な演出表示を行う。なお、第2画像表示装置70は、第1画像表示装置69で変動演出を実行しているときに、ソレノイドやモータ等によって構成される図示しない液晶可動装置により、第2画像表示装置70が移動する移動演出を行うことが可能となっている。
(Second image display device 70)
The second
なお、第1画像表示装置69と、第2画像表示装置70とを総称して「画像表示装置」と記載する場合がある。
The first
(演出図柄71)
演出図柄71は、第1画像表示装置69に表示される図柄であって、例えば、「1」から「9」までの数字を示す図柄により構成されている。また、演出図柄71は、第1特別図柄表示器60や第2特別図柄表示器61で実行される特別図柄の変動表示の開始に対応して変動表示を開始し、特別図柄の変動表示の停止に対応して停止表示を行う。なお、演出図柄71は、「A」から「F」といったアルファベットを示す図柄を用いてもよい。
(Direction design 71)
The
(第1可動部材72)
第1可動部材72は、第1画像表示装置69で実行される演出図柄71の変動表示の実行中に、所定の動作を行う動作演出を実行するために設けられている。
(First movable member 72)
The first
(第2可動部材73)
第2可動部材73は、第1画像表示装置69で実行される演出図柄71の変動表示の実行中に、所定の動作を行う動作演出を実行するために設けられている。
(Second movable member 73)
The second
なお、第1可動部材72と、第2可動部材73とを総称して「可動部材」と記載する場合がある。
The first
(盤用照明装置74)
盤用照明装置74は、第1可動部材72や、第2可動部材73に設けられており、複数の装飾LEDにより構成されている。また、盤用照明装置74は、動作演出の実行中に所定の態様で発光することが可能となっている。
(Lighting device for board 74)
The
(始動口ランプ75)
始動口ランプ75は、第1始動口42の下方に設けられており、後述するランプ発光演出が実行されるときに所定の態様で発光するために設けられている。
(Starting port lamp 75)
The
(レンズ部材76)
レンズ部材76は、始動口ランプ75の前方を被覆するように設けられている。
(Lens member 76)
The
(遊技情報出力端子板77)
遊技情報出力端子板77は、遊技機1の外部に遊技情報を出力するために設けられている。
(Game information output terminal board 77)
The game information
(上流流路78)
上流流路78は、飾り枠33の正面視右側となる右側遊技領域に向けて発射された全ての遊技球が流入する流路である。
(Upstream flow path 78)
The
(中央流路79)
中央流路79は、上流流路78から流出した遊技球のほぼ全てが流入する流路である。
(Central flow path 79)
The
(左側流路80)
左側流路80は、中央流路79に流入せずに正面視左側に跳ねた遊技球が流入する流路である。
(Left flow path 80)
The left
(右側流路81)
右側流路81は、中央流路79に流入せずに正面視右側に跳ねた遊技球が流入する流路である。
(Right flow path 81)
The right
(第1下流流路82)
第1下流流路82は、中央流路79から流出した遊技球、及び右側流路81から流出した遊技球のほぼすべてが流入する流路である。
(First downstream flow path 82)
The first
(第2下流流路83)
第2下流流路83は、第1下流流路82に流入せずに正面視左側に跳ねた遊技球、及び左側流路80から流出した遊技球が流入する流路である。
(Second downstream flow path 83)
The second
なお、第1下流流路82と、第2下流流路83とを総称して「下流流路」と記載する場合がある。
The first
また、上流流路78と、中央流路79と、左側流路80と、右側流路81と、下流流路とを総称して「流路」と記載する場合がある。
Further, the
(払出装置84)
払出装置84は、遊技盤取付枠3及び遊技盤5の裏側に設けられており、予め定めた払出条件が成立したことに基づいて、遊技球を払い出すために設けられている。
(Payout device 84)
The
(遊技球貯留部87)
遊技球貯留部87は、島設備などから供給される遊技球を貯留して、払出装置84に供給するために設けられている。
(Game ball storage unit 87)
The game
(主制御基板100)
主制御基板100は、演出制御基板300の下方に設けられており、遊技の進行を統括的に制御するために設けられている。なお、主制御基板100については、後で図5を用いて詳述する。
(Main control board 100)
The
(払出制御基板200)
払出制御基板200は、主制御基板100から送信される払出制御コマンドを受信したことに基づいて、遊技球の払出を制御するために設けられている。
(Payout control board 200)
The
(演出制御基板300)
演出制御基板300は、主制御基板100から送信された演出制御コマンドを受信したことに基づいて、演出の制御を行うために設けられている。
(Production control board 300)
The
(電源基板400)
電源基板400は、主制御基板100、払出制御基板200及び演出制御基板300に電源を供給するために設けられている。
(Power supply board 400)
The
(遊技機1のブロック図)
次に、図4を参照して、遊技機1のブロック図について具体的に説明する。なお、図4は、遊技機1のブロック図を示す図である。
(Block diagram of gaming machine 1)
Next, the block diagram of the
本実施形態の制御構成としては、遊技の進行を統括的に制御する主制御基板100と、主制御基板100から払出制御コマンドを受信したことに基づいて、遊技球の払出を制御する払出制御基板200と、主制御基板100から演出制御コマンドを受信したことに基づいて、遊技に関する演出を制御する演出制御基板300と、主制御基板100、払出制御基板200及び演出制御基板300に電源を供給する電源基板400と、を備えている。
The control configuration of the present embodiment includes a
ここで、主制御基板100と払出制御基板200との通信は、双方向にコマンドを送受信可能に構成されており、主制御基板100と演出制御基板300との通信は、主制御基板100から演出制御基板300への一方向のみにコマンドを送信可能に構成されている。
Here, the communication between the
主制御基板100には、アウト球検出スイッチ32swと、第1一般入賞口検出スイッチ37swと、第2一般入賞口検出スイッチ38swと、第3一般入賞口検出スイッチ39swと、第4一般入賞口検出スイッチ40swと、ゲート検出スイッチ41swと、第1始動口検出スイッチ42swと、第2始動口検出スイッチ43swと、第2始動口開閉ソレノイド45と、第1大入賞口検出スイッチ46swと、第1大入賞口開閉ソレノイド48と、特定領域検出スイッチ50swと、第2大入賞口検出スイッチ52swと、第2大入賞口開閉ソレノイド54と、流路切替ソレノイド55と、磁気検出センサ56sと、電波検出センサ57sと、第1特別図柄表示器60と、第2特別図柄表示器61と、普通図柄表示器62と、第1特別図柄保留表示器63と、第2特別図柄保留表示器64と、普通図柄保留表示器65と、ラウンド数表示器66と、右打ち表示器67と、状態確認表示器68と、遊技情報出力端子板77とが接続されている。また、主制御基板100には、メインチップ100Aと、このメインチップ100Aとは異なるチップであるサブチップ100Bとが搭載されている。ここで、本実施形態におけるサブチップ100Bは、複数設けられている。図4では、第1サブチップ100Baと、第2サブチップ100Bbとが図示されているが、サブチップ100Bの数は適宜設定可能である。サブチップ100Bは、メインチップ100Aに指定されることで遊技の制御のために用いられる複数のチップの総称である。サブチップ100Bは、例えば、CPU部を備えるマイコンを内蔵し、メインチップ100Aが行う遊技の統括的な制御を補完する制御を行うチップや、入出力データバスのみを備え、各種デバイス(図柄表示器や情報表示器124、各種スイッチやソレノイドなど)とメインチップ100Aとの中継機能を担うチップ等からなる。なお、メインチップ100Aについては、後で図5を用いて説明を行う。
The
(アウト球検出スイッチ32sw)
アウト球検出スイッチ32swは、遊技盤5の遊技領域に発射された遊技球の全てを検出するために設けられている。ここで、アウト球検出スイッチ32swにより検出された遊技球は、遊技機1の裏面側の排出口から遊技機1の外部に排出されることになる。
(Out ball detection switch 32sw)
The out-ball detection switch 32sw is provided to detect all of the game balls fired in the game area of the
(第1一般入賞口検出スイッチ37sw)
第1一般入賞口検出スイッチ37swは、第1一般入賞口37に入球した遊技球を検出するために設けられている。
(1st general winning opening detection switch 37sw)
The first general winning opening detection switch 37sw is provided to detect a game ball that has entered the first general winning
(第2一般入賞口検出スイッチ38sw)
第2一般入賞口検出スイッチ38swは、第2一般入賞口38に入球した遊技球を検出するために設けられている。
(2nd general winning opening detection switch 38sw)
The second general winning opening detection switch 38sw is provided to detect a game ball that has entered the second general winning
(第3一般入賞口検出スイッチ39sw)
第3一般入賞口検出スイッチ39swは、第3一般入賞口39に入球した遊技球を検出するために設けられている。
(3rd general winning opening detection switch 39sw)
The third general winning opening detection switch 39sw is provided to detect a game ball that has entered the third general winning
(第4一般入賞口検出スイッチ40sw)
第4一般入賞口検出スイッチ40swは、第4一般入賞口40に入球した遊技球を検出するために設けられている。
(4th general winning opening detection switch 40sw)
The fourth general winning opening detection switch 40sw is provided to detect a game ball that has entered the fourth general winning
なお、第1一般入賞口検出スイッチ37swと、第2一般入賞口検出スイッチ38swと、第3一般入賞口検出スイッチ39swと、第4一般入賞口検出スイッチ40swとを総称して「一般入賞口検出スイッチ」と記載する場合がある。 The first general winning opening detection switch 37sw, the second general winning opening detection switch 38sw, the third general winning opening detection switch 39sw, and the fourth general winning opening detection switch 40sw are collectively referred to as "general winning opening detection switch 40sw". It may be described as "switch".
(ゲート検出スイッチ41sw)
ゲート検出スイッチ41swは、普図ゲート41を通過した遊技球を検出するために設けられている。
(Gate detection switch 41sw)
The gate detection switch 41sw is provided to detect a game ball that has passed through the
(第1始動口検出スイッチ42sw)
第1始動口検出スイッチ42swは、第1始動口42に入球した遊技球を検出するために設けられている。
(1st start port detection switch 42sw)
The first start port detection switch 42sw is provided to detect a game ball that has entered the
(第2始動口検出スイッチ43sw)
第2始動口検出スイッチ43swは、第2始動口43に入球した遊技球を検出するために設けられている。
(2nd start port detection switch 43sw)
The second start port detection switch 43sw is provided to detect a game ball that has entered the
なお、第1始動口検出スイッチ42swと、第2始動口検出スイッチ43swとを総称して「始動口検出スイッチ」と記載する場合がある。 The first start port detection switch 42sw and the second start port detection switch 43sw may be collectively referred to as a "start port detection switch".
(第2始動口開閉ソレノイド45)
第2始動口開閉ソレノイド45は、第2始動口開閉部材44を入賞規制位置と、入賞許容位置とを切り替えるために設けられている。これにより、第2始動口43は、第2始動口開閉部材44が入賞規制位置に切り替えられると閉状態となり、入賞許容位置に切り替えられると開状態となる。
(Second starting port opening / closing solenoid 45)
The second starting port opening /
(第1大入賞口検出スイッチ46sw)
第1大入賞口検出スイッチ46swは、第1大入賞口46に入球した遊技球を検出するために設けられている。
(1st prize opening detection switch 46sw)
The first large winning opening detection switch 46sw is provided to detect a game ball that has entered the first large winning
(第1大入賞口開閉ソレノイド48)
第1大入賞口開閉ソレノイド48は、第1大入賞口46を入賞規制位置と、入賞許容位置とを切り替えるために設けられている。これにより、第1大入賞口46は、入賞規制位置に切り替えられると閉状態となり、入賞許容位置に切り替えられると開状態となる。
(1st Grand Prize Opening / Closing Solenoid 48)
The first large winning opening opening /
(特定領域検出スイッチ50sw)
特定領域検出スイッチ50swは、特定領域50を通過した遊技球を検出するために設けられている。
(Specific area detection switch 50sw)
The specific area detection switch 50sw is provided to detect a game ball that has passed through the
(第2大入賞口検出スイッチ52sw)
第2大入賞口検出スイッチ52swは、第2大入賞口52に入球した遊技球を検出するために設けられている。
(2nd prize opening detection switch 52sw)
The second big winning opening detection switch 52sw is provided to detect the game ball that has entered the second big winning
なお、第1大入賞口検出スイッチ46swと、第2大入賞口検出スイッチ52swとを総称して「大入賞口検出スイッチ」と記載する場合がある。 The first large winning opening detection switch 46sw and the second large winning opening detection switch 52sw may be collectively referred to as a "large winning opening detection switch".
(第2大入賞口開閉ソレノイド54)
第2大入賞口開閉ソレノイド54は、第2大入賞口52を入賞規制位置と、入賞許容位置とを切り替えるために設けられている。これにより、第2大入賞口52は、入賞規制位置に切り替えられると閉状態となり、入賞許容位置に切り替えられると開状態となる。
(2nd prize opening opening / closing solenoid 54)
The second large winning opening opening /
なお、第1大入賞口開閉ソレノイド48と、第2大入賞口開閉ソレノイド54とを総称して「大入賞口開閉ソレノイド」と記載する場合がある。
The first special winning opening opening /
(流路切替ソレノイド55)
流路切替ソレノイド55は、特定領域開閉部材49を入賞規制位置と、入賞許容位置とを切り替えるために設けられている。これにより、特定領域50は、入賞規制位置に切り替えられると閉状態となり、入賞許容位置に切り替えられると開状態となる。
(Flow path switching solenoid 55)
The flow
(磁気検出センサ56s)
磁気検出センサ56sは、異常な磁気を検出するために設けられている。ここで、磁気検出センサ56sにより、異常な磁気が所定期間検出されると、磁気エラーとなる。
(
The
(電波検出センサ57s)
電波検出センサ57sは、異常な電波を検出するために設けられている。ここで、電波検出センサ57sにより、異常な電波が所定期間検出されると、電波エラーとなる。
(Radio
The radio
払出制御基板200は、払出装置84を駆動して遊技球の払出を制御する払出制御部210と、発射装置を駆動して遊技球の発射を制御する発射制御部220とを備えている。
The
払出制御基板200の払出制御部210には、第1開放検出スイッチ26swと、第2開放検出スイッチ27swと、払出球検出スイッチ85swと、払出モータ86と、球有り検出スイッチ88swとが接続されている。
The first open detection switch 26sw, the second open detection switch 27sw, the payout ball detection switch 85sw, the
また、払出制御基板200の発射制御部220には、タッチセンサ15sと、発射ボリューム16と、発射用ソレノイド24と、球送りソレノイド25とが接続されている。
Further, the
(タッチセンサ15s)
タッチセンサ15sは、発射ハンドル14の操作を検出するために設けられている。
(
The
(発射ボリューム16)
発射ボリューム16は、発射ハンドル14の回動角度を検出するために設けられている。また、発射ボリューム16は、発射ハンドル14の回動角度によって抵抗値が変化する可変抵抗器からなる。
(Launch volume 16)
The firing
(発射用ソレノイド24)
発射用ソレノイド24は、タッチセンサ15sから入力されるタッチ信号によって遊技者の手が発射ハンドル14に触れていることを検出すると通電が許容される。また、発射用ソレノイド24は、発射ハンドル14の回動角度に応じた発射強度で遊技球を発射(99.9個/分)させる。
(Solenoid for launch 24)
When the firing
(球送りソレノイド25)
球送りソレノイド25は、上皿12に貯留された遊技球を「1」個ずつ遊技盤取付枠3側に向けて送り出すために設けられている。
(Ball feed solenoid 25)
The
(第1開放検出スイッチ26sw)
第1開放検出スイッチ26swは、遊技盤取付枠3の開放を検出するために設けられている。
(1st open detection switch 26sw)
The first open detection switch 26sw is provided to detect the openness of the game
(第2開放検出スイッチ27sw)
第2開放検出スイッチ27swは、ガラス枠4の開放を検出するために設けられている。
(2nd open detection switch 27sw)
The second opening detection switch 27sw is provided to detect the opening of the
なお、第1開放検出スイッチ26swと、第2開放検出スイッチ27swとを総称して「開放検出スイッチ」と記載する場合がある。 The first open detection switch 26sw and the second open detection switch 27sw may be collectively referred to as an "open detection switch".
(払出球検出スイッチ85sw)
払出球検出スイッチ85swは、払出装置84から払い出される遊技球を検出するために設けられている。
(Payout ball detection switch 85sw)
The payout ball detection switch 85sw is provided to detect the game ball to be paid out from the
(払出モータ86)
払出モータ86は、払出装置84から遊技球を払い出すために設けられている。
(Payout motor 86)
The
(球有り検出スイッチ88sw)
球有り検出スイッチ88swは、遊技球貯留部87に遊技球が貯留されていることを検出するために設けられている。
(Detection switch with ball 88sw)
The ball presence detection switch 88sw is provided to detect that the game ball is stored in the game
(払出制御部210)
払出制御部210は、払出CPU211と、払出ROM212と、払出RAM213とを備えている。
(Payout control unit 210)
The payout control unit 210 includes a payout CPU 211, a payout ROM 212, and a payout RAM 213.
(払出CPU211)
払出CPU211は、水晶発振器からの動作クロックを受けて払出ROM212に記憶された払出制御プログラムを読み出し、払出RAM213をワークエリアとして活用しながら遊技球の払出に関する演算処理を行う。これにより、主制御基板100からの払出制御コマンドに応じて払出装置84から遊技球を払い出すための制御処理、主制御基板100に対して演算処理の結果に基づくコマンドを送信するための制御処理等を行う。
(Payout CPU211)
The payout CPU 211 receives the operation clock from the crystal oscillator, reads out the payout control program stored in the payout ROM 212, and performs arithmetic processing related to the payout of the game ball while utilizing the payout RAM 213 as a work area. As a result, the control process for paying out the game ball from the
(払出ROM212)
払出ROM212は、遊技球の払出に関する払出制御プログラムを記憶するために設けられている。
(Payout ROM 212)
The payout ROM 212 is provided to store a payout control program related to payout of the game ball.
(払出RAM213)
払出RAM213は、払出CPU211が払出ROM212に記憶されている払出制御プログラムを実行したことにより決定された各種データを格納するために設けられている。
(Payout RAM 213)
The payout RAM 213 is provided to store various data determined by the payout CPU 211 executing the payout control program stored in the payout ROM 212.
(発射制御部220)
発射制御部220は、タッチセンサ15sから入力されるタッチ信号によって遊技者の手が発射ハンドル14に触れていることを検出すると、球送りソレノイド及び発射用ソレノイド24への通電を許容し、発射ボリューム16からの検出信号によって、発射ハンドル14の回動角度が変化したことを検出すると、球送りソレノイド25を駆動させるとともに、発射ハンドル14の回動角度に応じた発射強度となるように発射用ソレノイド24を駆動させて遊技球を発射(99.9個/分)させる。
(Launch control unit 220)
When the launch control unit 220 detects that the player's hand is touching the launch handle 14 by the touch signal input from the
演出制御基板300は、主制御基板100から演出制御コマンドを受信したことに基づいて、演出の進行を統括的に制御する演出制御部310と、演出制御部310から演出制御コマンドを受信したことに基づいて、画像表示や音声出力の制御処理を行う表示制御部320と、演出制御部310から演出制御コマンドを受信したことに基づいて、枠用照明装置11、第1可動部材72、第2可動部材73、盤用照明装置74、始動口ランプ75の制御処理を行うランプ制御部360を備えている。
The
(演出制御部310)
演出制御部310は、演出チップ310Aを搭載しており、この演出チップ310Aの機能として、演算処理を行うサブCPU311と、演出制御プログラムが格納されたサブROM312と、演算処理時のワークエリアとなるサブRAM313と、入出力ポートとを備えている。ここで、演出制御部310の入出力ポートには、演出ボタンスイッチ17swと、十字キー検出スイッチ18swとが接続されている。
(Production control unit 310)
The effect control unit 310 is equipped with an effect chip 310A, and as a function of the effect chip 310A, it serves as a sub CPU 311 that performs arithmetic processing, a sub ROM 312 that stores an effect control program, and a work area during arithmetic processing. It includes a sub-RAM 313 and an input / output port. Here, the effect button switch 17sw and the cross key detection switch 18sw are connected to the input / output port of the effect control unit 310.
(演出ボタンスイッチ17sw)
演出ボタンスイッチ17swは、演出ボタン17の操作を検出するために設けられている。
(Direction button switch 17sw)
The effect button switch 17sw is provided to detect the operation of the
(十字キー検出スイッチ18sw)
十字キー検出スイッチ18swは、十字キー18の操作を検出するために設けられている。
(Cross key detection switch 18sw)
The cross key detection switch 18sw is provided to detect the operation of the
(サブCPU311)
サブCPU311は、水晶発振器からの動作クロックを受けてサブROM312に記憶された演出制御プログラムを読み出し、サブRAM313をワークエリアとして活用しながら演出に関する演算処理を行う。これにより、変動演出の演出態様を決定するための制御処理、決定結果に基づく演出制御コマンドを表示制御部320に送信するための制御処理、演出ボタンスイッチ17sw、十字キースイッチ18swからの検出信号に応じた制御処理等を行う。
(Sub CPU311)
The sub CPU 311 receives the operation clock from the crystal oscillator, reads out the effect control program stored in the sub ROM 312, and performs arithmetic processing related to the effect while utilizing the sub RAM 313 as a work area. As a result, the control process for determining the effect mode of the variable effect, the control process for transmitting the effect control command based on the determination result to the display control unit 320, and the detection signals from the effect button switch 17sw and the cross key switch 18sw. Perform control processing, etc. according to the situation.
(サブROM312)
サブROM312は、遊技機1の演出を実行するための演出制御プログラムを記憶している。
(Sub ROM 312)
The sub ROM 312 stores an effect control program for executing the effect of the
(サブRAM313)
サブRAM313は、サブCPU311がサブROM312に記憶されている演出制御プログラムを実行したことにより決定された各種データを格納するために設けられている。
(Sub RAM 313)
The sub RAM 313 is provided to store various data determined by the sub CPU 311 executing the effect control program stored in the sub ROM 312.
(表示制御部320)
表示制御部320は、演出制御部310からのコマンドを受信したことに基づいて、第1画像表示装置69、及び第2画像表示装置70に所定の画像を表示させる制御を行う。また、表示制御部320は、演出制御部310からのコマンドを受信したことに基づいて、音声出力装置10に所定の音声やサウンドを出力させる制御を行う。また、表示制御部320は、統括制御部330と、画像制御部340と、音声制御部350とを備えている。
(Display control unit 320)
The display control unit 320 controls the first
(統括制御部330)
統括制御部330は、演出制御部310から演出制御コマンドを受信したことに基づいて、画像表示や音声出力を統括的に制御するために設けられている。また、統括制御部330は、統括チップ330Aを搭載しており、この統括チップ330Aの機能として、統括CPU331と、統括ROM332と、統括RAM333とを備えている。
(Overall control unit 330)
The integrated control unit 330 is provided to comprehensively control the image display and the audio output based on the reception of the effect control command from the effect control unit 310. Further, the integrated control unit 330 is equipped with the integrated chip 330A, and has the integrated CPU 331, the integrated ROM 332, and the
(統括CPU331)
統括CPU331は、水晶発振器からの動作クロックを受けて統括ROM332に記憶された統括制御プログラムを読み出し、統括RAM333をワークエリアとして活用しながら演出に関する演算処理を行う。これにより、第1画像表示装置69及び第2画像表示装置70に表示させる演出画像を指示する表示制御コマンドを生成して表示制御部320に送信するための制御処理、音声出力装置10から出力させる演出音を指示する音声制御コマンドを生成して音声制御部350に送信するための制御処理等を行う。
(General CPU 331)
The integrated CPU 331 receives the operation clock from the crystal oscillator, reads out the integrated control program stored in the integrated ROM 332, and performs arithmetic processing related to the production while utilizing the
(統括ROM332)
統括ROM332は、画像表示や音声出力を統括的に制御するための統括制御プログラムを記憶している。
(General ROM 332)
The integrated ROM 332 stores an integrated control program for comprehensively controlling image display and audio output.
(統括RAM333)
統括RAM333は、統括CPU331が統括ROM332に記憶されている統括制御プログラムを実行したことにより決定された各種データを格納するために設けられている。
(General RAM 333)
The
(画像制御部340)
画像制御部340は、統括制御部330から表示制御コマンドを受信したことに基づいて、第1画像表示装置69、及び第2画像表示装置70の制御を行うために設けられている。また、画像制御部340は、CGROM341を備えている。
(Image control unit 340)
The image control unit 340 is provided to control the first
(CGROM341)
CGROM341は、統括制御部330から表示制御コマンドを受信したことに基づいて、第1画像表示装置69及び/または第2画像表示装置70に表示される画像データを格納するために設けられている。
(CGROM341)
The CGROM 341 is provided to store image data to be displayed on the first
(音声制御部350)
音声制御部350は、統括制御部330から音声制御コマンドを受信したことに基づいて、音声出力装置10を制御するために設けられている。また、音声制御部350は、切替スイッチ20swが接続されている。そして、音声制御部350は、音声ROM351を備えている。
(Voice control unit 350)
The voice control unit 350 is provided to control the
(切替スイッチ20sw)
切替スイッチ20swは、切替ボタン20の操作を検出するために設けられている。
(Changeover switch 20sw)
The changeover switch 20sw is provided to detect the operation of the
(音声ROM351)
音声ROM351は、統括制御部330から音声制御コマンドを受信したことに基づいて、音声出力装置10から出力される音声データを格納するために設けられている。
(Audio ROM 351)
The voice ROM 351 is provided to store the voice data output from the
(ランプ制御部360)
ランプ制御部360は、ランプチップ360Aを搭載しており、このランプチップ360Aの機能として、演算処理を行うランプCPU361と、ランプ制御プログラムが格納されたランプROM362と、演算処理時のワークエリアとなるランプRAM363と、入出力ポートとを備えている。ここで、ランプ制御部360の入出力ポートには、枠用照明装置11と、第1可動部材72と、第2可動部材73と、盤用照明装置74と、始動口ランプ75とが接続されている。
(Ramp control unit 360)
The lamp control unit 360 is equipped with a lamp chip 360A, and as a function of the lamp chip 360A, it serves as a lamp CPU 361 that performs arithmetic processing, a lamp ROM 362 that stores a lamp control program, and a work area during arithmetic processing. It includes a lamp RAM 363 and an input / output port. Here, the
(ランプCPU361)
ランプCPU361は、水晶発振器からの動作クロックを受けてランプROM362に記憶されたランプ制御プログラムを読み出し、ランプRAM363をワークエリアとして活用しながら演出に関する演算処理を行う。これにより、枠用照明装置11と、第1可動部材72と、第2可動部材73と、盤用照明装置74と、始動口ランプ75との制御処理を行う。
(Lamp CPU 361)
The lamp CPU 361 receives the operation clock from the crystal oscillator, reads out the lamp control program stored in the lamp ROM 362, and performs arithmetic processing related to the effect while utilizing the lamp RAM 363 as a work area. As a result, the
(ランプROM362)
ランプROM362は、枠用照明装置11と、第1可動部材72と、第2可動部材73と、盤用照明装置74と、始動口ランプ75の制御を行うためのランプ制御プログラムを記憶している。
(Lamp ROM 362)
The lamp ROM 362 stores a lamp control program for controlling the
(ランプRAM363)
ランプRAM363は、ランプCPU361がランプROM362に記憶されているランプ制御プログラムを実行したことにより決定された各種データを格納するために設けられている。
(Lamp RAM 363)
The lamp RAM 363 is provided to store various data determined by the lamp CPU 361 executing the lamp control program stored in the lamp ROM 362.
(電源基板400)
電源基板400は、遊技機の外部から供給される電源から遊技機の動作に必要なメイン電源を生成し、生成したメイン電源を遊技機1に供給する。具体的には、電源基板400は、主制御基板100と、払出制御基板200と、演出制御基板300と、各種電子部品に対してメイン電源を供給する。また、電源基板400は、電断検出回路401と、バックアップ電源回路402とを備えている。
(Power supply board 400)
The
ここで、電源基板400には、遊技機1に対してメイン電源の供給を行うON状態と、メイン電源の供給を停止するOFF状態とに切り替えるための電源ボタンが設けられている。そして、遊技店の店員により電源ボタンの操作が行われ、電源スイッチがOFF状態からON状態になると、メイン電源の供給が開始されて遊技機1の動作が開始する。なお、電源スイッチがOFF状態であっても、主制御基板100へのバックアップ電源の供給は維持される。
Here, the
(電断検出回路401)
電断検出回路401は、遊技機1に供給される電源電圧を監視し、電源電圧が所定値以下となったときに、電圧降下検知信号を主制御基板100に出力し、電圧降下検知信号の出力中に電源電圧が所定値よりも大きくなったときに、電圧降下検知信号の出力を停止する。
(Power failure detection circuit 401)
The power failure detection circuit 401 monitors the power supply voltage supplied to the
(バックアップ電源回路402)
バックアップ電源回路402は、遊技機1への通電時に蓄電するコンデンサを備えており、電源断が発生すると、コンデンサに蓄えられていたバックアップ用の電源電圧を主制御基板100のメインRAM103に対して供給する。これにより、電源断時においてもメインRAM103の記憶内容が保持されることになり、電源断からの復旧後に遊技の制御状態を電源断前の状態に復旧させることができる。
(Backup power supply circuit 402)
The backup power supply circuit 402 includes a capacitor that stores electricity when the
(メインチップ100Aの機能図)
次に、図5を参照してメインチップ100Aの機能図について説明を行う。なお、図5は、メインチップ100Aの機能図を示す図である。
(Functional diagram of main chip 100A)
Next, a functional diagram of the main chip 100A will be described with reference to FIG. Note that FIG. 5 is a diagram showing a functional diagram of the main chip 100A.
図5に示す通り、メインチップ100Aの機能として、メインCPU101と、メインROM102と、メインRAM103と、クロック発生回路104と、リセットコントローラ105と、割込コントローラ106と、ウォッチドッグタイマ107と、CTC108と、演算回路109と、アドレスデコーダ110と、汎用入出力端子111と、フェッチカウンタ112と、乗除算回路113と、検査ポート114と、乱数回路115と、乱数外部ラッチ入力116と、汎用初期値用乱数回路117と、同期シリアル通信118と、非同期シリアル通信119と、相互認証120と、割込入力端子121とが図示されている。
As shown in FIG. 5, the functions of the main chip 100A include the
また、主制御基板100は、図4を用いて説明したアウト球検出スイッチ32swなどの他に、セーフ球検出スイッチ89swと、RWMクリアスイッチ122swと、設定キースイッチ123swと、情報表示器124とが接続されている。
Further, the
(メインCPU101)
メインCPU101は、水晶発振器からの動作クロックを受けてメインROM102に記憶された遊技制御プログラムを読み出し、メインRAM103をワークエリアとして活用しながら遊技に関する演算処理を行う。これにより、各種入力装置からの検出信号に応じた制御処理、各種出力装置を制御するための制御処理、各種制御コマンドを送受信するための制御処理、遊技情報出力端子板77を介して遊技機1の外部に遊技情報を送信するための制御処理等を行う。
(Main CPU 101)
The
(メインROM102)
メインROM102は、遊技に関する処理を行うための遊技制御プログラムを記憶している。
(Main ROM 102)
The
(メインRAM103)
メインRAM103は、メインCPU101がメインROM102に記憶されている遊技制御プログラムを実行したことにより決定された各種データを格納するために設けられている。
(Main RAM 103)
The
(クロック発生回路104)
クロック発生回路104は、CPUクロックと、内部クロックを作成する。また、クロック発生回路104は、16ビット固定長乱数用の内蔵乱数クロックを内部で生成する。
(Clock generation circuit 104)
The
(リセットコントローラ105)
リセットコントローラ105は、様々な状態を監視し、必要に応じてリセットを発生させるために設けられている。
(Reset controller 105)
The
(割込コントローラ106)
割込コントローラ106は、割込要求に対応して割込処理を実行するために設けられている。ここで、本実施形態における遊技機1の割込要求は、複数種類設けられている。
(Interrupt controller 106)
The interrupt
(ウォッチドッグタイマ107)
ウォッチドッグタイマ107は、ノイズ等によるプログラムの動作異常を検出し、ウォッチドッグタイマリセットを発生させることにより、正常な状態に戻すために設けられている。
(Watchdog timer 107)
The
(CTC108)
CTC108は、カウンタタイマサーキットであって、設定されたタイマ値をカウントダウンし、「0000(H)」に到達したことに基づいて、割込コントローラ106に対して割込要求信号を出力するために設けられている。
(CTC108)
The
(演算回路109)
演算回路109は、情報の演算及び記憶に用いられる。具体的には、演算回路は、後述の主制御基板100におけるメイン処理(図15参照)や、主制御基板100におけるタイマ割込処理(図20参照)を行うために設けられている。
(Calculation circuit 109)
The
(アドレスデコーダ110)
アドレスデコーダ110は、メインCPU101からチップセレクト端子に対応する「1」バイトのアドレスデータが出力された場合に、I/Oアドレス信号を出力するために設けられている。
(Address decoder 110)
The
ここで、「チップセレクト端子」とは、メインチップ100Aがサブチップ100Bを選択するための端子である。 Here, the "chip select terminal" is a terminal for the main chip 100A to select the sub chip 100B.
(汎用入出力端子111)
汎用入出力端子111は、ソフトウェアで任意に入出力を制御できる端子であって、メインCPU101から端子に信号を入力したり、端子に入力された信号をメインCPU101に取り込んだりするために設けられている。
(General-purpose input / output terminal 111)
The general-purpose input /
(フェッチカウンタ112)
フェッチカウンタ112は、遊技制御プログラム実行時の命令を取り出してくる動作の回数を計数するために設けられている。
(Fetch counter 112)
The fetch
(乗除算回路113)
乗除算回路113は、「2」個の数を乗除算するための電子回路である。ここで、乗除算回路113は、「4」バイトの数と、「4」バイトの数との乗算、及び除算が可能となっている。
(Multiplication / division circuit 113)
The multiplication /
(検査ポート114)
検査ポート114は、後述のROMコメント102bを読み出すために設けられている。
(Inspection port 114)
The
(乱数回路115)
乱数回路115は、システムリセット後、またはウォッチドッグタイマリセット後に起動する。
(Random number circuit 115)
The
(乱数外部ラッチ入力116)
乱数外部ラッチ入力116は、後述の乱数外部ラッチ機能に入力される信号により乱数値をラッチするために設けられている。
(Random number external latch input 116)
The random number
(汎用初期値用乱数回路117)
汎用初期値用乱数回路117は、乱数の初期値を決定するための回路である。
(
The general-purpose initial value
(同期シリアル通信118)
同期シリアル通信118は、第1SPI通信と、第2SPI通信とを搭載している。ここで、第1SPI通信は、送受信、送信、受信、及びマスタ動作を実行可能であって、チャンネル数は「4」チャンネルとなっている。一方で、第2SPI通信は、送信、及びマスタ動作を実行可能であって、チャンネル数は「1」チャンネルとなっている。なお、同期シリアル通信118については、後で図38〜図40を用いて詳述する。
(Synchronous serial communication 118)
The synchronous
(非同期シリアル通信119)
非同期シリアル通信119は、通信フォーマットが「8」ビット長で、パリティの有無、奇数/偶数を選択可能となっている。また、非同期シリアル通信119の通信速度は、複数段階設けられている。そして、非同期シリアル通信119は、通信フォーマットと、通信速度とがチャンネル毎に個別で設定可能となっている。
(Asynchronous serial communication 119)
The asynchronous
(相互認証120)
相互認証120は、専用のシリアル通信端子「1」本で、特定のマイコン(例えば、払出CPU211)と相互認証、及びデータ通信を行うことが可能な機能である。ここで、「相互認証」には、後述するシステムリセット時に自動的に実行される「自動相互認証」と、プログラムにより実行される「手動相互認証」とが含まれる。
(Mutual authentication 120)
The
(割込入力端子121)
割込入力端子121は、電圧低下信号が入力されることで、外部割込を発生させ、この外部割込が入力された場合に、外部割込処理を実行するために設けられている。なお、割込入力端子121は、NMI端子と、INT端子とを備えている。
(Interrupt input terminal 121)
The interrupt
(セーフ球検出スイッチ89sw)
セーフ球検出スイッチ89swは、一般入賞口や、始動口、大入賞口などに入球した遊技球を検出するために設けられている。ここで、セーフ球検出スイッチ89swにより検出された遊技球は、アウト球検出スイッチ32swにより検出されることとなる。
(Safe ball detection switch 89sw)
The safe ball detection switch 89sw is provided to detect a game ball that has entered a general winning opening, a starting opening, a large winning opening, or the like. Here, the game ball detected by the safe ball detection switch 89sw is detected by the out ball detection switch 32sw.
(RWMクリアスイッチ122sw)
RWMクリアスイッチ122swは、RWMクリアボタン(図示せず)の操作を検出するために設けられている。また、RWMクリアスイッチ122swがRWMクリアボタンの操作を検出した場合に、遊技の有利な度合いの段階である設定値を変更するための処理や、遊技の制御状態を初期化するための処理が行われることとなる。
(RWM clear switch 122sw)
The RWM clear switch 122sw is provided to detect the operation of the RWM clear button (not shown). Further, when the RWM clear switch 122sw detects the operation of the RWM clear button, a process for changing the set value, which is a stage of an advantageous degree of the game, and a process for initializing the control state of the game are performed. It will be done.
(設定キースイッチ123sw)
設定キースイッチ123swは、設定キー(図示せず)が鍵穴に挿入され、所定の角度回動されたことを検出するために設けられている。
(Setting key switch 123sw)
The setting key switch 123sw is provided to detect that the setting key (not shown) is inserted into the keyway and rotated by a predetermined angle.
(情報表示器124)
情報表示器124は、復帰不可能エラー等のエラー情報や、遊技の有利な度合いの段階である設定値情報を表示するために設けられている。また、情報表示器124には、「4」個の遊技区間分の通常ベース値が「5」secごとに切り替えて表示される。
(Information display 124)
The
なお、「通常ベース値」とは、セーフ球検出スイッチ89swを通過した遊技球の数と賞球数を乗算し、アウト球検出スイッチ32swを通過した遊技球の数で除算した値をいう。 The "normal base value" is a value obtained by multiplying the number of game balls that have passed the safe ball detection switch 89sw by the number of prize balls and dividing by the number of game balls that have passed the out ball detection switch 32sw.
(遊技機1のメモリ空間)
次に、図6を参照して、遊技機1のメモリ空間について具体的に説明する。なお、図6は、遊技機1のメモリ空間を示す図である。
(Memory space of gaming machine 1)
Next, the memory space of the
図6に示す通り、遊技機1のメモリ空間は、メモリ空間アドレスと、アクセスエリアとが対応付けられて規定されている。
As shown in FIG. 6, the memory space of the
具体的には、遊技機1のメモリ空間は、メインROM102と、メインRAM103と、第1未使用領域130aと、第2未使用領域130bと、第3未使用領域130cと、第4未使用領域130dと、第5未使用領域130eと、第1内部機能レジスタ140aと、第2内部機能レジスタ140bと、拡張ROM150とが設けられている。以下において、各アクセスエリアについて説明を行う。
Specifically, the memory space of the
「0000(H)〜03FF(H)」のメモリ空間アドレスには、メインRAM103が対応付けられている。メインRAM103は、システムリセット、またはウォッチドッグタイマリセットが発生すると、RAMプロテクト状態となる。ここで、RAMプロテクト状態とは、読出が可能であって、書込が不可能な状態をいう。そして、RAMプロテクト状態は、RAMプロテクトレジスタに所定の値(例えば、「00(H)」、または「80(H)」がセットされた場合に解除される。
The
「0400(H)〜0FFF(H)」のメモリ空間アドレスには、第1未使用領域130aが対応付けられている。第1未使用領域130aは、遊技機1で使用しないメモリ空間であって、アクセス禁止となっている。
A first unused area 130a is associated with the memory space addresses of "0400 (H) to 0FFF (H)". The first unused area 130a is a memory space that is not used by the
「1000(H)〜10DA(H)」のメモリ空間アドレスには、第1内部機能レジスタ140aが対応付けられている。第1内部機能レジスタ140aは、主制御基板100に搭載されている機能を制御するためのレジスタ群である。また、第1内部機能レジスタ140aは、ハードウェアパラメータ102dのシステム設定の内部機能レジスタ配置に「1」がセットされることで、I/O空間に配置することも可能である。
The first internal function register 140a is associated with the memory space address of "1000 (H) to 10DA (H)". The first internal function register 140a is a group of registers for controlling the functions mounted on the
「10DB(H)〜10FF(H)」のメモリ空間アドレスには、第2未使用領域130bが対応付けられている。第2未使用領域130bは、遊技機1で使用しないメモリ空間であって、アクセス禁止となっている。
A second unused area 130b is associated with the memory space address of "10DB (H) -10FF (H)". The second unused area 130b is a memory space that is not used by the
「1100(H)〜113C(H)」のメモリ空間アドレスには、第2内部機能レジスタ140bが対応付けられている。第2内部機能レジスタ140bは、主制御基板100に搭載されている機能を制御するためのレジスタ群である。また、第2内部機能レジスタ140bは、第1内部機能レジスタとは異なり、I/O空間に配置することができない。
A second internal function register 140b is associated with the memory space addresses of "1100 (H) to 113C (H)". The second internal function register 140b is a group of registers for controlling the function mounted on the
なお、第1内部機能レジスタ140aと、第2内部機能レジスタ140bとを総称して「内部機能レジスタ140」と記載する場合がある。 The first internal function register 140a and the second internal function register 140b may be collectively referred to as "internal function register 140".
「113D(H)〜7FFF(H)」のメモリ空間アドレスには、第3未使用領域130cが対応付けられている。第3未使用領域130cは、遊技機1で使用しないメモリ空間であって、アクセス禁止となっている。
A third unused area 130c is associated with the memory space addresses of "113D (H) to 7FFF (H)". The third unused area 130c is a memory space that is not used by the
「8000(H)〜BFFF(H)」のメモリ空間アドレスには、メインROM102が対応付けられている。ここで、メインROM102のメモリ領域は、プログラムデータ102aと、ROMコメント102bと、ベクタテーブル102cと、ハードウェアパラメータ102dとにより構成されている。
The
「8000(H)〜BF1F(H)」のメモリ空間アドレスには、プログラムデータ102aが対応付けられている。プログラムデータ102aは、遊技に関する処理を行うための遊技制御プログラムのデータである。 Program data 102a is associated with the memory space addresses of "8000 (H) to BF1F (H)". The program data 102a is data of a game control program for performing processing related to the game.
「BF20(H)〜BF9F(H)」のメモリ空間アドレスには、ROMコメント102bが対応付けられている。ROMコメント102bは、プログラムのタイトルや、バージョンを設定するための領域であって、任意のデータを設定可能となっている。なお、ROMコメント102bは、検査ポート114から読出可能となっている。
A ROM comment 102b is associated with the memory space address of "BF20 (H) to BF9F (H)". The ROM comment 102b is an area for setting the title and version of the program, and arbitrary data can be set. The ROM comment 102b can be read from the
「BFA0(H)〜BFC9(H)」のメモリ空間アドレスには、ベクタテーブル102cが対応付けられている。ベクタテーブル102cは、所定の命令のサブルーチンの先頭アドレスと、割込処理の先頭アドレスとを設定するためのテーブルである。なお、使用しないベクタテーブル102cには、「0000(H)」が設定されることとなる。 A vector table 102c is associated with the memory space addresses of "BFA0 (H) to BFC9 (H)". The vector table 102c is a table for setting the start address of the subroutine of the predetermined instruction and the start address of the interrupt process. In addition, "0000 (H)" is set in the unused vector table 102c.
「BFCA(H)〜BFFF(H)」のメモリ空間アドレスには、ハードウェアパラメータ102dが対応付けられている。なお、ハードウェアパラメータ102dについては、後で図7を用いて詳述する。 A hardware parameter 102d is associated with the memory space addresses of "BFCA (H) to BFFF (H)". The hardware parameter 102d will be described in detail later with reference to FIG. 7.
「C000(H)〜FEFF(H)」のメモリ空間アドレスには、拡張ROM150が対応付けられている。ここで、拡張ROM150は、開発用のチップの場合には、プログラムデータが格納されている。一方で、量産チップの場合には、第4未使用領域130dとなる。ここで、第4未使用領域130dは、遊技機1で使用しないメモリ空間であって、アクセス禁止となっている。
An extended ROM 150 is associated with the memory space addresses of "C000 (H) to FEFF (H)". Here, in the case of a development chip, the expansion ROM 150 stores program data. On the other hand, in the case of a mass-produced chip, the fourth unused area is 130d. Here, the fourth unused area 130d is a memory space that is not used by the
「FF00(H)〜FFFF(H)」のメモリ空間アドレスには、第5未使用領域130eが対応付けられている。第5未使用領域130eは、遊技機1で使用しないメモリ空間であって、アクセス禁止となっている。
A fifth unused area 130e is associated with the memory space addresses of "FF00 (H) to FFFF (H)". The fifth unused area 130e is a memory space that is not used by the
なお、第1未使用領域130aと、第2未使用領域130bと、第3未使用領域130cと、第4未使用領域130dと、第5未使用領域130eとを総称して「未使用領域130」と記載する場合がある。 The first unused area 130a, the second unused area 130b, the third unused area 130c, the fourth unused area 130d, and the fifth unused area 130e are collectively referred to as "unused area 130". May be described.
(ハードウェアパラメータ102dのメモリ空間)
次に、図7を参照して、ハードウェアパラメータ102dのメモリ空間について具体的に説明する。なお、図7は、ハードウェアパラメータ102dのメモリ空間を示す図である。
(Memory space of hardware parameter 102d)
Next, with reference to FIG. 7, the memory space of the hardware parameter 102d will be specifically described. Note that FIG. 7 is a diagram showing a memory space of the hardware parameter 102d.
図7に示す通り、ハードウェアパラメータ102dのメモリ空間は、メモリ空間アドレスと、機能とが対応付けられて規定されている。 As shown in FIG. 7, the memory space of the hardware parameter 102d is defined by associating the memory space address with the function.
「BFCA(H)〜BFCF(H)」のメモリ空間アドレスには、チップセレクト設定が対応付けられている。また、「BFD0(H)」のメモリ空間アドレスには、端子機能設定が対応付けられている。 Chip select settings are associated with the memory space addresses of "BFCA (H) to BFCF (H)". Further, the memory space address of "BFD0 (H)" is associated with the terminal function setting.
(遊技機1のI/O空間)
次に、図8を参照して、遊技機1のI/O空間について具体的に説明する。なお、図8は、遊技機1のI/O空間を示す図である。
(I / O space of gaming machine 1)
Next, the I / O space of the
図6に示す通り、遊技機1のI/O空間は、I/O空間アドレスと、アクセスエリアとが対応付けられて規定されている。
As shown in FIG. 6, the I / O space of the
具体的には、遊技機1のI/O空間は、内部機能レジスタ140と、I/O未使用領域141と、チップセレクト142と、ユーザ拡張領域143とが設けられている。以下において、各アクセスエリアについて説明を行う。
Specifically, the I / O space of the
(内部機能レジスタ140)
「00(H)〜DA(H)」のI/O空間アドレスには、内部機能レジスタ140が対応付けられている。
(Internal function register 140)
An internal function register 140 is associated with the I / O space addresses of "00 (H) to DA (H)".
(I/O未使用領域141)
「DB(H)〜DF(H)」のI/O空間アドレスには、I/O未使用領域141が対応付けられている。I/O未使用領域141は、遊技機1で使用しないI/O空間であって、アクセス禁止となっている。
(I / O unused area 141)
An I / O unused area 141 is associated with the I / O space addresses of "DB (H) to DF (H)". The I / O unused area 141 is an I / O space that is not used by the
(チップセレクト142)
「E0(H)〜F7(H)」のI/O空間アドレスには、チップセレクト142が対応付けられている。
(Chip Select 142)
A chip select 142 is associated with the I / O space addresses of "E0 (H) to F7 (H)".
(ユーザ拡張領域143)
「F8(H)〜FF(H)」のI/O空間アドレスには、ユーザ拡張領域143が対応付けられている。
(User expansion area 143)
A user extension area 143 is associated with the I / O space addresses of "F8 (H) to FF (H)".
(大当り判定テーブル)
次に、図9を用いて、大当り判定テーブルについて説明を行う。なお、図9(A)は、第1特別図柄用の大当り判定テーブルを示す図である。また、図9(B)は、第2特別図柄用の大当り判定テーブルを示す図である。
(Big hit judgment table)
Next, the jackpot determination table will be described with reference to FIG. Note that FIG. 9A is a diagram showing a jackpot determination table for the first special symbol. Further, FIG. 9B is a diagram showing a jackpot determination table for the second special symbol.
大当り判定テーブルは、メインROM102に格納されており、第1特別図柄用の大当り判定テーブルと、第2特別図柄用の大当り判定テーブルと、を備えている。
The jackpot determination table is stored in the
(第1特別図柄用の大当り判定テーブル)
図9(A)に示す通り、第1特別図柄用の大当り判定テーブルは、遊技球が第1始動口42に入球した際に、取得された特図判定情報を判定する際に参照されるテーブルである。
(Big hit judgment table for the 1st special symbol)
As shown in FIG. 9A, the jackpot determination table for the first special symbol is referred to when determining the special diagram determination information acquired when the game ball enters the
(第2特別図柄用の大当り判定テーブル)
図9(B)に示す通り、第2特別図柄用の大当り判定テーブルは、遊技球が第2始動口43に入球した際に、取得された特図判定情報を判定する際に参照されるテーブルである。
(Big hit judgment table for the second special symbol)
As shown in FIG. 9B, the jackpot determination table for the second special symbol is referred to when determining the special diagram determination information acquired when the game ball enters the
大当り判定テーブルには、現在の設定値と、大当り判定を行うときの確率遊技状態と、大当り判定用乱数値と、大当り判定の判定結果(大当り、小当り、ハズレ)とが対応付けられている。なお、参考として、最右欄に「大当り」や、「小当り」である場合のおおよその当選確率が記載されている。 In the big hit judgment table, the current set value, the probability game state when the big hit judgment is performed, the random value for big hit judgment, and the judgment result of the big hit judgment (big hit, small hit, loss) are associated with each other. .. As a reference, the approximate winning probability in the case of "big hit" or "small hit" is described in the rightmost column.
メインCPU101は、第1特別図柄用の大当り判定テーブル、または第2特別図柄用の大当り判定テーブルを参照し、現在の設定値、現在の確率遊技状態、大当り判定用乱数値に基づいて、「大当り」、「小当り」、「ハズレ」の何れであるのかを判定する処理を行う。
The
例えば、第1特別図柄用の大当り判定テーブルによれば、設定値が「1」であって低確率遊技状態であるときには、「100」〜「299」という「200」個の大当り判定用乱数値が「大当り」と判定され、高確率遊技状態であるときには、「100」〜「1099」の「1000」個の大当り判定用乱数値が「大当り」と判定される。また、低確率遊技状態であるか高確率遊技状態であるかに関係なく、「2000」〜「2199」という「200」個の大当り判定用乱数値が「小当り」と判定される。なお、大当り、または小当りと判定される大当り判定用乱数値は、「ハズレ」と判定されることになる。 For example, according to the jackpot determination table for the first special symbol, when the set value is "1" and the game is in a low-probability gaming state, "200" jackpot determination random values of "100" to "299" Is determined to be a "big hit", and when the game is in a high-probability gaming state, "1000" large hit determination random numbers of "100" to "1099" are determined to be "big hits". Further, regardless of whether the game is in the low-probability gaming state or the high-probability gaming state, the "200" jackpot determination random values of "2000" to "2199" are determined to be "small hits". The big hit determination random value that is determined to be a big hit or a small hit is determined to be "missing".
また、大当り判定テーブルの特徴としては、設定値によって大当り確率が変化するが、小当り確率は変化せずに一定であることが挙げられる。このようにすることで、遊技者の有利度合いが設定値によって極端に変わってしまうことがなくなり、遊技者が安心して遊技を行うことが可能となる。 Further, as a feature of the big hit determination table, the big hit probability changes depending on the set value, but the small hit probability does not change and is constant. By doing so, the degree of advantage of the player does not change drastically depending on the set value, and the player can play the game with peace of mind.
なお、高確率遊技状態において大当りと判定される確率は、設定値にかかわらず低確率遊技状態において大当りと判定される確率の「5」倍となっているが、大当りと判定される確率は、「10」倍以下の値であれば任意の値に設定してもよい。 The probability of being judged as a big hit in the high probability gaming state is "5" times the probability of being judged as a big hit in the low probability gaming state regardless of the set value, but the probability of being judged as a big hit is Any value may be set as long as it is a value of "10" times or less.
また、設定値が大きくなればなるほど大当り確率が高くなり、遊技者にとって有利となるようになっているが、それとは逆に、設定値が小さくなればなるほど遊技者に有利となるようにしてもよい。 In addition, the larger the set value, the higher the jackpot probability, which is advantageous for the player. On the contrary, the smaller the set value, the more advantageous the player is. good.
また、全ての設定値(「1」〜「4」)において、低確率遊技状態、及び/または高確率遊技状態で大当りと判定される確率が同一となるようにしてもよいし、例えば「2」個、または「3」個の設定値(「1」及び「2」、「1」〜「3」等)において低確率遊技状態及び/または高確率遊技状態で大当りと判定される確率が同一となるようにしてもよい。 Further, in all the set values ("1" to "4"), the probability of being determined as a big hit in the low probability gaming state and / or the high probability gaming state may be the same, for example, "2". , Or "3" set values ("1" and "2", "1" to "3", etc.) have the same probability of being judged as a big hit in the low-probability gaming state and / or the high-probability gaming state. It may be set to.
(特別図柄判定テーブル)
次に、図10を用いて、特別図柄判定テーブルについて説明を行う。なお、図10(A)は、大当り用の特別図柄判定テーブルを示す図である。また、図10(B)は、ハズレ用の特別図柄判定テーブルを示す図である。また、図10(C)は、小当り用の特別図柄判定テーブルを示す図である。
(Special symbol judgment table)
Next, the special symbol determination table will be described with reference to FIG. Note that FIG. 10A is a diagram showing a special symbol determination table for big hits. Further, FIG. 10B is a diagram showing a special symbol determination table for loss. Further, FIG. 10C is a diagram showing a special symbol determination table for small hits.
特別図柄判定テーブルは、停止図柄を決定する特別図柄の種別と、特別図柄判定用乱数値と、特別図柄判定の判定結果と、この判定結果を示す停止特図データと、特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄指定コマンドとが対応付けられて規定されている。 In the special symbol judgment table, the type of the special symbol for determining the stop symbol, the random value for the special symbol judgment, the judgment result of the special symbol judgment, the stop special symbol data showing the judgment result, and the judgment result of the special symbol judgment Is specified in association with the special symbol specification command indicating.
また、特別図柄判定テーブルは、メインROM102に格納されており、大当り用の特別図柄判定テーブルと、ハズレ用の特別図柄判定テーブルと、小当り用の特別図柄判定テーブルと、を備えている。
Further, the special symbol determination table is stored in the
(大当り用の特別図柄判定テーブル)
図10(A)に示す通り、大当り用の特別図柄判定テーブルは、大当りと判定されたときに特別図柄を決定するために用いられるテーブルである。
(Special symbol judgment table for big hits)
As shown in FIG. 10A, the big hit special symbol determination table is a table used to determine a special symbol when it is determined to be a big hit.
また、大当り用の特別図柄判定テーブルを用いて特別図柄を決定する場合において、特別図柄の種別が第1特別図柄の場合には、特別図柄「01」、特別図柄「02」、及び特別図柄「03」が決定され得る。 In addition, when determining a special symbol using the special symbol determination table for big hits, if the type of the special symbol is the first special symbol, the special symbol "01", the special symbol "02", and the special symbol " 03 "can be determined.
ここで、特別図柄「01」は、「16」回のラウンド遊技からなる第1大当り遊技に対応する特別図柄である。また、特別図柄「02」は、「16」回のラウンド遊技からなる第2大当り遊技に対応する特別図柄である。また、特別図柄「03」は、「2」回のラウンド遊技からなる第3大当り遊技に対応する特別図柄である。 Here, the special symbol "01" is a special symbol corresponding to the first big hit game composed of "16" round games. Further, the special symbol "02" is a special symbol corresponding to the second big hit game consisting of "16" round games. Further, the special symbol "03" is a special symbol corresponding to the third big hit game consisting of "2" round games.
また、大当り用の特別図柄判定テーブルを用いて特別図柄を決定する場合において、特別図柄の種別が第2特別図柄の場合には、特別図柄「04」、及び特別図柄「05」が決定され得る。 Further, in the case of determining a special symbol using the special symbol determination table for big hits, if the type of the special symbol is the second special symbol, the special symbol "04" and the special symbol "05" can be determined. ..
ここで、特別図柄「04」は、「16」回のラウンド遊技からなる第1大当り遊技に対応する特別図柄である。また、特別図柄「05」は、「16」回のラウンド遊技からなる第2大当り遊技に対応する特別図柄である。 Here, the special symbol "04" is a special symbol corresponding to the first big hit game composed of "16" round games. Further, the special symbol "05" is a special symbol corresponding to the second big hit game consisting of "16" round games.
(ハズレ用の特別図柄判定テーブル)
図10(B)に示す通り、ハズレ用の特別図柄判定テーブルは、ハズレと判定されたときの特別図柄の停止図柄の決定時に参照されるテーブルである。
(Special symbol judgment table for loss)
As shown in FIG. 10B, the special symbol determination table for loss is a table that is referred to when determining the stop symbol of the special symbol when it is determined to be lost.
また、ハズレ用の特別図柄判定テーブルを用いて特別図柄を決定する場合において、特別図柄の種別が第1特別図柄の場合には、特別図柄「00」が決定される。なお、特別図柄「00」は、大当り遊技が実行されないハズレに対応する特別図柄である。 Further, when the special symbol is determined using the special symbol determination table for loss, if the type of the special symbol is the first special symbol, the special symbol "00" is determined. The special symbol "00" is a special symbol corresponding to a loss in which the jackpot game is not executed.
また、ハズレ用の特別図柄判定テーブルを用いて特別図柄を決定する場合において、特別図柄の種別が第2特別図柄の場合には、特別図柄「10」が決定される。なお、特別図柄「10」は、大当り遊技が実行されないハズレに対応する特別図柄である。 Further, in the case of determining the special symbol using the special symbol determination table for loss, if the type of the special symbol is the second special symbol, the special symbol "10" is determined. The special symbol "10" is a special symbol corresponding to a loss in which the jackpot game is not executed.
なお、第1特別図柄及び第2特別図柄のそれぞれに、ハズレに対応する特別図柄が「1」個ずつ対応付けられているが、第1特別図柄及び第2特別図柄の少なくとも一方に、複数のハズレ特別図柄を対応付けるようにしてもよい。 Each of the first special symbol and the second special symbol is associated with "1" special symbols corresponding to the loss, but at least one of the first special symbol and the second special symbol has a plurality of special symbols. Loss special symbols may be associated with each other.
メインCPU101は、特別図柄判定テーブルを参照し、特別図柄の種別と、特別図柄判定用乱数値と、に基づいて特別図柄の種別、停止特図データ及び特別図柄指定コマンドを判定し、特別図柄指定コマンドを演出制御基板300に対して送信する処理を行う。
The
ここで、特別図柄判定テーブルの第1の特徴としては、大当り特別図柄の種類、ハズレ特別図柄の種類、小当り特別図柄の種類が設定値によって変化せずに同一である点が挙げられる。このようにすることで、複雑な遊技性となり過ぎず、遊技者が安心して遊技を行うことが可能となる。なお、大当り特別図柄及び小当り特別図柄の少なくとも一方を「1」種類としてもよい。 Here, the first feature of the special symbol determination table is that the type of the big hit special symbol, the type of the lost special symbol, and the type of the small hit special symbol are the same without changing depending on the set value. By doing so, the game playability is not too complicated, and the player can play the game with peace of mind. At least one of the big hit special symbol and the small hit special symbol may be of the "1" type.
また、特別図柄判定テーブルの第2の特徴としては、各種大当り特別図柄の選択割合、各種ハズレ図柄の選択割合、各種小当り図柄の選択割合が設定値によって変化せずに一定である点が挙げられる。このようにすることで、遊技者にとって有利な度合いが設定値によって極端に変わってしまうことがなくなり、遊技者が安心して遊技を行うことが可能となる。 The second feature of the special symbol determination table is that the selection ratio of various big hit special symbols, the selection ratio of various lost symbols, and the selection ratio of various small hit symbols do not change depending on the set value and are constant. Be done. By doing so, the degree of advantage for the player does not change drastically depending on the set value, and the player can play the game with peace of mind.
(小当り用の特別図柄判定テーブル)
図10(C)に示す通り、小当り用の特別図柄判定テーブルは、小当りと判定されたときの特別図柄の停止図柄の決定時に参照されるテーブルである。
(Special symbol judgment table for small hits)
As shown in FIG. 10C, the special symbol determination table for small hits is a table that is referred to when determining the stop symbol of the special symbol when it is determined to be a small hit.
また、小当り用の特別図柄判定テーブルを用いて特別図柄を決定する場合において、特別図柄の種別が第1特別図柄の場合には、特別図柄「20」、及び特別図柄「21」が決定され得る。なお、特別図柄「20」、及び特別図柄「21」は、小当り遊技に対応する特別図柄である。 Further, when the special symbol is determined using the special symbol determination table for small hits, if the type of the special symbol is the first special symbol, the special symbol "20" and the special symbol "21" are determined. obtain. The special symbol "20" and the special symbol "21" are special symbols corresponding to the small hit game.
また、小当り用の特別図柄判定テーブルを用いて特別図柄を決定する場合において、特別図柄の種別が第2特別図柄の場合には、特別図柄「30」、及び特別図柄「31」が決定され得る。なお、特別図柄「30」、及び特別図柄「31」は、小当り遊技に対応する特別図柄である。 Further, in the case of determining a special symbol using the special symbol determination table for small hits, if the type of the special symbol is the second special symbol, the special symbol "30" and the special symbol "31" are determined. obtain. The special symbol "30" and the special symbol "31" are special symbols corresponding to the small hit game.
(特図変動パターン判定テーブル)
次に、図11を用いて、特図変動パターン判定テーブルについて説明を行う。なお、図11は、非時短遊技状態用の特図変動パターン判定テーブルである。
(Special figure fluctuation pattern judgment table)
Next, the special figure fluctuation pattern determination table will be described with reference to FIG. Note that FIG. 11 is a special figure variation pattern determination table for the non-time saving game state.
特図変動パターン判定テーブルには、変動表示を行う特別図柄の種別と、大当り判定の判定結果と、特別図柄の判定結果と、リーチ判定用乱数値と、第1特図保留数または第2特図保留数と、特図変動パターン判定用乱数値と、判定結果としての特図変動パターンと、特別図柄の変動時間と、特図変動パターンを示す特図変動パターン指定コマンドとが対応付けられている。 In the special figure fluctuation pattern judgment table, the type of the special symbol for which the fluctuation is displayed, the judgment result of the jackpot judgment, the judgment result of the special symbol, the random value for the reach judgment, the first special figure hold number or the second special The number of reserved figures, the random value for determining the special figure fluctuation pattern, the special figure fluctuation pattern as the judgment result, the fluctuation time of the special symbol, and the special figure fluctuation pattern specification command indicating the special figure fluctuation pattern are associated with each other. There is.
したがって、「特図変動パターン」とは、少なくとも、特別図柄の種別、大当り判定の判定結果、及び特別図柄の変動時間を特定可能なものといえる。また、大当り判定の判定結果がハズレの場合にはリーチ判定用乱数値を参照するが、大当り及び小当りの場合にはリーチ判定用乱数値を参照しないよう構成されている。 Therefore, it can be said that the "special symbol fluctuation pattern" can at least specify the type of the special symbol, the determination result of the jackpot determination, and the fluctuation time of the special symbol. Further, when the judgment result of the big hit determination is a loss, the reach determination random value is referred to, but when the big hit and the small hit are made, the reach determination random value is not referred to.
なお、特図変動パターン判定テーブルでは、大当り判定の判定結果がハズレの場合において、特図保留数が多くなると、特別図柄の変動時間が短くなるように変動パターンが決定されるようになっている。 In the special figure fluctuation pattern judgment table, when the judgment result of the jackpot judgment is lost, the fluctuation pattern is determined so that the fluctuation time of the special symbol becomes shorter as the number of reserved special figures increases. ..
メインCPU101は、特図変動パターン判定テーブルを参照し、大当り判定の判定結果、特別図柄の判定結果、リーチ判定用乱数値、第1特図保留数、または第2特図保留数、特図変動パターン判定用乱数値に基づいて、特図変動パターン、特別図柄の変動時間及び特図変動パターン指定コマンドを判定し、特図変動パターン指定コマンドを演出制御基板300に送信するようになっている。
The
また、演出制御基板300は、後述するように、変動パターン指定コマンドに基づいて、演出内容を決定するようになっている。なお、特図パターン判定テーブルの最右欄には、参考として、変動演出で実行可能となる演出内容が記載されている。
Further, the
変動パターン判定テーブルに示す演出内容として、「通常変動」、「短縮変動」、とは、「3」個の演出図柄71がバラバラに高速で変動して、リーチとならずに停止することを意味している。また、短縮変動は、通常変動と比較して短い変動時間で終了することとなる。
As the effect contents shown in the variation pattern determination table, "normal variation" and "shortening variation" mean that "3"
また、「リーチ」とは、大当りを報知する演出図柄71の組み合わせの一部が仮停止して、他の演出図柄71が変動を行うような、大当り遊技が実行されることを遊技者に期待させる変動態様を意味する。例えば、大当りを報知する演出図柄71の組み合わせとして「777」の「3」個の演出図柄71の組み合わせが設定されている場合に、左側領域と右側領域に同じ演出図柄71が「7」で仮停止して、中央領域で残りの演出図柄71が変動を行っている態様をいう。
Further, "reach" means that the player is expected to perform a jackpot game in which a part of the combination of the
なお、「仮停止」とは、演出図柄71が小さく揺れ動いたり、演出図柄71が小さく変形したりして、遊技者に演出図柄71が停止しているかのように見せている態様をいう。
The "temporary stop" refers to a mode in which the
また、「ノーマルリーチ」とは、左側領域と右側領域に同じ演出図柄71が仮停止し、中央領域で残り「1」個の演出図柄71が変動するリーチを意味しており、大当りの期待度が最も低いリーチとなっている。なお、本実施形態においては、「ノーマルリーチ」によって大当りしないこととなっているが、「ノーマルリーチ」によって大当りするように構成してもよい。
Further, "normal reach" means a reach in which the
また、「SPリーチ」とは、ノーマルリーチよりも大当りの期待度が高いリーチである。具体的には、「SPリーチ」は、「3」個の演出図柄71が縮小して第1画像表示装置69の隅部に移動し、第1画像表示装置69の表示領域のほぼ全域を用いて大当り遊技が実行されることを遊技者に期待させるリーチ演出をいう。
In addition, "SP reach" is a reach with a higher expectation of a big hit than a normal reach. Specifically, in the "SP reach", the "3"
また、「SPSPリーチ」とは、「SPリーチ」よりも大当りの期待度が高いリーチとなっている。具体的には、「SPSPリーチ」は、「3」個の演出図柄71が縮小して第1画像表示装置69の隅部に移動し、第1画像表示装置69の表示領域のほぼ全域を用いて「SPリーチ」とは異なる特定の演出を行うことにより、大当り遊技が実行されることを遊技者に期待させるリーチ演出をいう。
In addition, "SPSP reach" is a reach with a higher degree of expectation of a big hit than "SP reach". Specifically, in the "SPSP reach", the "3"
また、「全回転リーチ」とは、大当り確定となるリーチとなっている。具体的には、「全回転リーチ」は、「3」個の演出図柄71が全て同一で揃った状態で低速に変動し、第1画像表示装置69の表示領域のほぼ全域を用いて行われる特別なリーチ演出をいう。
In addition, the "full rotation reach" is a reach in which a big hit is confirmed. Specifically, the "full rotation reach" is performed by using almost the entire display area of the first
また、「チャンス演出」とは、大当りとなるか、小当りとなるかを煽る演出である。具体的には、「チャンス演出」は、「3」個の演出図柄71が縮小して第1画像表示装置69の隅部に移動するがリーチ状態とならず、第1画像表示装置69の表示領域のほぼ全域を用いて特殊な演出をいう。
In addition, the "chance production" is a production that incites whether it is a big hit or a small hit. Specifically, in the "chance effect", the "3"
ここで、特図変動パターン判定テーブルの第1の特徴としては、決定される特図変動パターンの種類が設定値によって変化せずに同一である点が挙げられる。このようにすることで、特図変動パターンから設定値を見破ることが難しくなり、公平な遊技を提供することが可能となる。 Here, the first feature of the special figure fluctuation pattern determination table is that the types of special figure fluctuation patterns to be determined are the same without changing depending on the set value. By doing so, it becomes difficult to detect the set value from the special figure fluctuation pattern, and it becomes possible to provide a fair game.
特図変動パターン判定テーブルの第2の特徴としては、各特図変動パターンの選択割合が設定値によって変化せずに同一である点が挙げられる。このようにすることで、特図変動パターンから設定値を見破ることが難しくなり、公平な遊技を提供することが可能となる。 The second feature of the special figure fluctuation pattern determination table is that the selection ratio of each special figure fluctuation pattern does not change depending on the set value and is the same. By doing so, it becomes difficult to detect the set value from the special figure fluctuation pattern, and it becomes possible to provide a fair game.
なお、メインROM102には、時短遊技状態における特別図柄の変動パターンの決定時に参照される時短遊技状態用の特図変動パターン判定テーブルも記憶されているが、基本的には非時短遊技状態用の特図変動パターン判定テーブルと同様であるため、図示を省略している。
The
ただし、非時短遊技状態用の特図変動パターン判定テーブルよりも相対的に短い変動時間が決定され易い点が相違点として挙げられる。このため、非時短遊技状態と時短遊技状態とで特別図柄の変動時間に変化を持たせることができ、遊技の興趣を向上させることが可能となる。 However, the difference is that the fluctuation time, which is relatively shorter than that of the special figure fluctuation pattern determination table for the non-time saving game state, is easily determined. Therefore, it is possible to change the fluctuation time of the special symbol between the non-time-saving game state and the time-saving game state, and it is possible to improve the interest of the game.
なお、特図変動パターンの選択割合を設定値毎に変化させるようにしてもよいし、奇数設定と偶数設定とで変化させるようにしてもよいし、低設定(例えば「1」〜「2」)であるか高設定(例えば「3」〜「4」)であるかによって変化させるようにしてもよい。 The selection ratio of the special figure fluctuation pattern may be changed for each set value, may be changed between the odd number setting and the even number setting, or may be changed at a low setting (for example, "1" to "2"). ) Or a high setting (for example, "3" to "4").
また、設定値毎に専用の特図変動パターンを設けたり、奇数設定及び偶数設定の一方には専用の特図変動パターンを設け、他方には専用の特図変動パターンを設けないようにしたり、低設定及び高設定の一方には専用の特図変動パターンを設け、他方には専用の特図変動パターンを設けないようにしたりしてもよい。 In addition, a dedicated special figure fluctuation pattern may be provided for each set value, a dedicated special figure fluctuation pattern may be provided for one of the odd number setting and the even number setting, and a dedicated special figure fluctuation pattern may not be provided for the other. A dedicated special figure fluctuation pattern may be provided on one of the low setting and the high setting, and a dedicated special figure fluctuation pattern may not be provided on the other.
(事前判定テーブル)
次に、図12を用いて、事前判定テーブルについて説明を行う。なお、図12は、非時短遊技状態用の事前判定テーブルである。
(Preliminary judgment table)
Next, the pre-determination table will be described with reference to FIG. Note that FIG. 12 is a preliminary determination table for the non-time saving game state.
事前判定テーブルは、遊技球が第1始動口42や、第2始動口43に入球したことに基づいて、取得した特図判定情報を事前判定する際に参照されるテーブルである。
The pre-determination table is a table that is referred to when pre-determining the acquired special figure determination information based on the fact that the game ball has entered the
事前判定テーブルには、特別図柄の種別と、大当り判定結果と、特別図柄判定用乱数値と、リーチ判定用乱数値と、特図変動パターン判定用乱数値と、判定結果としての特図予定変動パターンと、特図予定変動パターンを示す始動口入賞指定コマンドが対応付けられている。 In the pre-judgment table, the type of the special symbol, the jackpot judgment result, the random value for the special symbol judgment, the random value for the reach judgment, the random value for the special figure fluctuation pattern judgment, and the special figure scheduled fluctuation as the judgment result are displayed. The pattern is associated with a start opening winning designation command indicating a special figure schedule fluctuation pattern.
特図判定情報の事前判定では、大当り判定用乱数値によって、大当り、小当り、ハズレの何れであるのかを判定可能であり、特別図柄判定用乱数値によって特別図柄の種類を判定可能であり、リーチ判定用乱数値及び特図変動パターン判定用乱数値によって実行予定の特図予定変動パターンの種類を事前に判定可能であるため、始動口入賞指定コマンドから大当り、または小当りであるか否か、特別図柄の種類、特図予定変動パターンを特定することが可能となる。 In the pre-judgment of the special symbol determination information, it is possible to determine whether it is a big hit, a small hit, or a loss by the big hit determination random value, and it is possible to determine the type of the special symbol by the special symbol determination random value. Since the type of the special figure scheduled fluctuation pattern to be executed can be determined in advance by the reach judgment random value and the special figure fluctuation pattern judgment random value, whether or not it is a big hit or a small hit from the start opening winning designation command. , It is possible to specify the type of special symbol and the special symbol schedule fluctuation pattern.
メインCPU101は、事前判定テーブルを参照し、大当り判定用乱数値、特別図柄判定用乱数値、リーチ判定用乱数値及び特図変動パターン判定用乱数値に基づいて、特図予定変動パターン及び始動口入賞指定コマンドを判定し、始動口入賞指定コマンドを演出制御基板300に送信する処理を行う。
The
なお、メインROM102には、時短遊技状態における特別図柄の変動パターンの決定時に参照される時短遊技状態用の特図変動パターン判定テーブルも記憶されている。ここで、時短遊技状態用の事前判定テーブルは、非時短遊技状態用の事前判定テーブルと第1特別図柄に対応する判定情報がない点で相違するが、基本的には非時短遊技状態用の事前判定テーブルと同様であるため、ここでは説明を省略する。
The
(大入賞口開放態様判定テーブル)
次に、図13を用いて大入賞口開放態様判定テーブルについて説明を行う。
(Large winning opening opening mode judgment table)
Next, the large winning opening opening mode determination table will be described with reference to FIG.
大入賞口開放態様判定テーブルには、特別図柄の停止特図データ、大当り遊技における最大ラウンド遊技回数と、一のラウンド遊技における大入賞口への最大規定個数と、大当り遊技の開始から最初のラウンド遊技を実行するまでのオープニング時間と、各ラウンド遊技で開放する大入賞口の種類、各ラウンド遊技で開放する大入賞口の最大開放回数と、各ラウンド遊技の「1」回の開放に対しての大入賞口の開放時間と、特定領域50が有効となる期間である特定領域有効期間と、ラウンド遊技の終了後に大入賞口を閉鎖するインターバル時間と、最終ラウンド遊技の終了から大当り遊技が終了するまでのエンディング時間が対応付けられている。
In the big winning opening opening mode judgment table, the stop special figure data of the special symbol, the maximum number of round games in the big hit game, the maximum specified number to the big winning opening in one round game, and the first round from the start of the big hit game For the opening time until the game is executed, the type of big winning opening to be opened in each round game, the maximum number of opening of the big winning opening to be opened in each round game, and the opening of "1" times in each round game The opening time of the big winning opening, the specific area valid period, which is the period during which the
メインCPU101は、停止特図データが「01」の場合には、第1大当り遊技を実行し、停止特図データが「02」の場合には、第1大当り遊技よりも遊技者に有利な第2大当り遊技を実行し、停止特図データが「03」の場合には、第1大当り遊技や、第2大当り遊技よりも遊技者に不利な第3大当り遊技を実行する処理を行う。
When the stop special figure data is "01", the
なお、第1大当り遊技、及び第3大当り遊技は、「2」回目、及び「4」回目のラウンド遊技が第1大入賞口を開放する特定ラウンドとなっている。そして、特定ラウンドにおいて、遊技球が特定領域50に入球すると大当り遊技の終了後が高確率遊技状態に設定されるようになっている。
The first big hit game and the third big hit game are specific rounds in which the "2nd" and "4th" round games open the first big winning opening. Then, in the specific round, when the game ball enters the
(遊技状態設定テーブル)
次に、図14を用いて、遊技状態設定テーブルについて説明を行う。
(Game status setting table)
Next, the game state setting table will be described with reference to FIG.
遊技状態設定テーブルは、大当り遊技終了後の遊技状態を設定するためのテーブルである。また、遊技状態設定テーブルは、特別図柄の停止特図データと、大当り当選時の遊技状態を示す当選時状態データと、時短遊技状態であることを示す時短遊技フラグと、時短遊技状態で実行可能な変動表示の回数を示す時短回数(J)とが対応付けられている。 The game state setting table is a table for setting the game state after the big hit game is completed. In addition, the game state setting table can be executed in the stop special figure data of the special symbol, the winning state data indicating the game state at the time of winning the big hit, the time-saving game flag indicating the time-saving game state, and the time-saving game state. It is associated with the time saving number (J) indicating the number of times of variable display.
ここで、「当選時状態データ」とは、大当り当選時の遊技状態を示す情報である。そして、遊技状態は、非時短遊技状態、時短遊技状態、低確率遊技状態及び高確率遊技状態の組み合わせから構成されている。 Here, the "winning state data" is information indicating the game state at the time of winning the big hit. The gaming state is composed of a combination of a non-time-saving gaming state, a time-saving gaming state, a low-probability gaming state, and a high-probability gaming state.
メインCPU101は、遊技状態設定テーブルを参照し、停止特図データと、当選時状態データとに基づいて、時短遊技フラグと、時短回数(J)を決定する処理を行う。
The
遊技状態設定テーブルの第1の特徴としては、同じ停止特図データであっても、当選時状態データに基づいて、時短回数(J)を異ならせる場合がある点が挙げられる。 The first feature of the game state setting table is that even if the same stop special figure data is used, the number of time reductions (J) may be different based on the winning state data.
具体的には、停止特図データが「01」の場合において、当選時状態データとして低確非時短遊技状態を示す「00(H)」が記憶されている場合には、大当り遊技の終了時に時短遊技フラグをセットせず、時短回数(J)として「0」回がセットされる。一方で、当選時状態データとして低確時短遊技状態を示す「01(H)」や高確時短遊技状態を示す「02(H)」が記憶されている場合には、大当り遊技の終了時に時短遊技フラグをセットして、時短回数(J)として「100」回がセットされる。これにより、大当り当選時の遊技状態によって時短回数(J)を変化させ、大当り当選時の遊技状態に対する興味を遊技者に持たせることができる。 Specifically, when the stop special figure data is "01" and "00 (H)" indicating a low probability non-time saving game state is stored as the winning state data, at the end of the big hit game. The time saving game flag is not set, and "0" times are set as the time saving number (J). On the other hand, when "01 (H)" indicating a low-probability time-shortening game state and "02 (H)" indicating a high-probability time-saving game state are stored as winning state data, the time is shortened at the end of the jackpot game. The game flag is set, and "100" times are set as the number of time reductions (J). As a result, the number of time reductions (J) can be changed according to the gaming state at the time of winning the jackpot, and the player can be interested in the gaming state at the time of winning the jackpot.
また、遊技状態設定テーブルの第2の特徴としては、設定される時短遊技フラグの種類が設定値によって変化せずに同一である点が挙げられる。これにより、遊技者の有利な度合いが設定値によって極端に変わってしまうことがなくなるので、遊技者が安心して遊技を行うことが可能となる。 Further, the second feature of the game state setting table is that the type of the time-saving game flag to be set does not change depending on the set value and is the same. As a result, the degree of advantage of the player does not change drastically depending on the set value, so that the player can play the game with peace of mind.
(主制御基板100におけるメイン処理)
次に、図15を用いて、主制御基板100におけるメイン処理について説明を行う。
(Main processing on the main control board 100)
Next, the main process in the
(ステップS1)
ステップS1において、メインCPU101は、後で図16を用いて詳述する初期設定処理を行う。当該処理により、設定変更操作に基づき設定値を変更するための設定変更処理や、RWMクリア操作に基づきメインRAM103の所定のRWM領域を初期化するためのRWMクリア処理等を行う。そして、ステップS1の処理が終了すると、ステップS2に処理を移行する。
(Step S1)
In step S1, the
(ステップS2)
ステップS2において、メインCPU101は、乱数値更新処理を行う。具体的には、メインCPU101は、特別図柄判定用乱数値及びリーチ判定用乱数値を更新し、大当り判定用初期乱数値、特別図柄判定用初期乱数値、当り判定用初期乱数値、普通図柄決定用初期乱数値を更新する処理を行う。そして、ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に処理を移行する。
(Step S2)
In step S2, the
(ステップS3)
ステップS3において、メインCPU101は、電圧降下を検知したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、電源基板400の電断検出回路401から供給される電源の電圧が降下したことを検知したか否かを判定する処理を行う。そして、電圧降下を検知したと判定された場合(ステップS3=YES)には、ステップS4に処理を移行する。一方で、電圧降下を検知していないと判定された場合(ステップS3=NO)には、ステップS2に処理を移行する。
(Step S3)
In step S3, the
(ステップS4)
ステップS4において、メインCPU101は、電圧降下が所定期間継続して検知されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、電圧降下検知信号が所定期間(例えば「10」ms)継続して入力されているか否かを判定する処理を行う。そして、電圧降下が所定期間継続して検知されたと判定された場合には(ステップS4=YES)、完全なる停電が発生したと判断し、ステップS5に処理を移行する。一方で、電圧降下が所定期間継続して検知されていないと判定された場合には(ステップS4=NO)、供給される電源の電圧が一瞬だけ降下する瞬間停電の可能性があることを想定してステップS3に処理を移行する。
(Step S4)
In step S4, the
(ステップS5)
ステップS5において、メインCPU101は、割込処理を禁止する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、後で図20を用いて説明を行う主制御基板100におけるタイマ割込処理を禁止する割込禁止を設定する処理を行う。そして、ステップS5の処理が終了すると、ステップS6に処理を移行する。
(Step S5)
In step S5, the
(ステップS6)
ステップS6において、メインCPU101は、電源遮断指定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、払出制御基板200に対して電源遮断指定コマンドを送信する処理を行う。これにより、払出制御基板200は、電源遮断指定コマンドを受信したことに基づいて、払出RAM213に記憶されている遊技球の残り払出数を示す残り払出数指定コマンドを主制御基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS6の処理が終了すると、ステップS7に処理を移行する。
(Step S6)
In step S6, the
(ステップS7)
ステップS7において、メインCPU101は、残り払出数指定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、払出制御基板200から残り払出数指定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、残り払出数指定コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS7=YES)、ステップS9に処理を移行する。一方で、残り払出数指定コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS7=NO)、ステップS8に処理を移行する。
(Step S7)
In step S7, the
(ステップS8)
ステップS8において、メインCPU101は、待機時間が経過したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、払出制御基板200から残り払出数指定コマンドの受信を待機するための待機時間が経過したか否かを判定する処理を行う。そして、待機時間が経過したと判定された場合には(ステップS8=YES)、ステップS9に処理を移行する。一方で、待機時間が経過していないと判定された場合には(ステップS8=NO)、払出制御基板200と正常な通信ができないと想定して、ステップS7に処理を移行する。
(Step S8)
In step S8, the
(ステップS9)
ステップS9において、メインCPU101は、払出カウンタに払出数を記憶する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、残り払出数指定コマンドを受信している場合には、残り払出数指定コマンドにより特定される残り払出数を払出カウンタに記憶する処理を行う。一方で、残り払出数指定コマンドを受信していない場合には、残り払出数として「0」を記憶する処理を行う。なお、ここで記憶された残り払出数は、後述するタイマ割込の払出制御処理において参照され、電源が復旧した後に残り払出数に応じた払出数指定コマンドが払出制御基板200に送信されることになる。そして、ステップS9の処理が終了すると、ステップS10に処理を移行する。
(Step S9)
In step S9, the
(ステップS10)
ステップS10において、メインCPU101は、出力ポートをクリアする処理を行う。当該処理により、出力ポートをクリアする処理を行った結果、出力ポートの出力状態が初期化されて各種表示器(例えば、第1特別図柄表示器60や、第2特別図柄表示器61)や、各種駆動源(例えば、第2始動口開閉ソレノイド45や、第1大入賞口開閉ソレノイド48)の動作が停止することになる。そして、ステップS10の処理が終了すると、ステップS11に処理を移行する。
(Step S10)
In step S10, the
(ステップS11)
ステップS11において、メインCPU101は、メインRAM103の遊技用RWM領域のチェックサムを算出し、遊技用RWM領域の所定の領域に記憶する処理を行う。当該処理により、次回の電源ON時にチェックサムによる遊技用RWM領域のデータ異常判定を行うことが可能となる。そして、ステップS11の処理が終了すると、ステップS12に処理を移行する。
(Step S11)
In step S11, the
(ステップS12)
ステップS12において、メインCPU101は、メインRAM103にバックアップフラグを記憶する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、メインRAM103の遊技用RWM領域に、メインRAM103のデータがバックアップされている(電源復旧である)ことを示すバックアップフラグを記憶する処理を行う。そして、ステップS12の処理が終了すると、ステップS13に処理を移行する。
(Step S12)
In step S12, the
(ステップS13)
ステップS13において、メインCPU101は、RWMアクセスを禁止する処理を行う。当該処理により、メインCPU101は、電源供給が完全に断たれるまで待機することとなる。そして、ステップS13の処理が終了すると、主制御基板100におけるメイン処理を終了する。
(Step S13)
In step S13, the
(初期設定処理)
次に、図16を用いて、主制御基板100におけるメイン処理のステップS1により行われる初期設定処理のサブルーチンについて説明を行う。
(Initial setting process)
Next, a subroutine of the initial setting process performed in step S1 of the main process on the
(ステップS1−1)
ステップS1−1において、メインCPU101は、全割込を禁止する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、主制御基板100におけるタイマ割込処理を行うことを禁止する処理を行う。そして、ステップS1−1の処理が終了すると、ステップS1−2に処理を移行する。
(Step S1-1)
In step S1-1, the
(ステップS1−2)
ステップS1−2において、メインCPU101は、メインCPU初期設定処理を行う。具体的には、メインCPU101は、内部機能レジスタ140の設定する処理等を行う。そして、ステップS1−2の処理が終了すると、ステップS1−3に処理を移行する。
(Step S1-2)
In step S1-2, the
(ステップS1−3)
ステップS1−3において、メインCPU101は、他基板起動待ち処理を行う。具体的には、メインCPU101は、払出制御基板200や、演出制御基板300が主制御基板100から送信されるコマンドを取りこぼさないように、「1」にわたって待機する処理を行う。そして、ステップS1−3の処理が終了すると、ステップS1−4に処理を移行する。
(Step S1-3)
In step S1-3, the
(ステップS1−4)
ステップS1−4において、メインCPU101は、RWMのアクセスを許可する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、メインRAM103のRWM領域へのアクセスを許可する処理を行う。そして、ステップS1−4の処理が終了すると、ステップS1−5に処理を移行する。
(Step S1-4)
In step S1-4, the
(ステップS1−5)
ステップS1−5において、メインCPU101は、発射許可指定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、払出制御基板200に対して発射許可指定コマンドに送信する処理を行う。これにより、払出制御部210は、発射ハンドル14による遊技球の発射を許可するための処理を行うこととなる。そして、ステップS1−5の処理が終了すると、ステップS1−6に処理を移行する。
(Step S1-5)
In step S1-5, the
(ステップS1−6)
ステップS1−6において、メインCPU101は、バックアップフラグがあるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、メインRAM103の遊技用RWM領域に電源復旧であることを示すバックアップフラグが記憶されているか否かを判定する処理を行う。ここで、バックアップフラグが記憶されている場合には、電源復旧のときであると判定され、バックアップフラグが記憶されていない場合には、初回の電源投入であると判定される。そして、バックアップフラグがあると判定された場合には(ステップS1−6=YES)、ステップS1−7に処理を移行する。一方で、バックアップフラグがあると判定された場合には(ステップS1−6=NO)、ステップS1−8に処理を移行する。
(Step S1-6)
In step S1-6, the
(ステップS1−7)
ステップS1−7において、メインCPU101は、遊技用RWM領域のチェックサム算出処理を行う。具体的には、メインCPU101は、メインRAM103の遊技用RWM領域のチェックサムを算出することにより、異常があるか否かを判断する処理を行う。そして、ステップS1−7の処理が終了すると、ステップS1−8に処理を移行する。
(Step S1-7)
In steps S1-7, the
(ステップS1−8)
ステップS1−8において、メインCPU101は、設定変更操作があったか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定キースイッチ123swがOFF状態からON状態となった後、RWMクリアスイッチ122swがON状態となったか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更操作があったと判定された場合には(ステップS1−8=YES)、ステップS1−8に処理を移行する。一方で、設定変更操作がないと判定された場合には(ステップS1−8=NO)、ステップS1−10に処理を移行する。
(Step S1-8)
In steps S1-8, the
(ステップS1−9)
ステップS1−9において、メインCPU101は、後で図17を用いて詳述する設定変更処理を行う。当該処理により、設定値を変更する処理が行われる。そして、ステップS1−9の処理が終了すると、ステップS1−13に処理を移行する。
(Step S1-9)
In steps S1-9, the
(ステップS1−10)
ステップS1−10において、メインCPU101は、チェックサムが正常であるか否かを判定する。具体的には、メインCPU101は、メインRAM103の遊技用RWM領域にセーブされているチェックサムと、ステップS1−7で算出したチェックサムが一致するか否かを判定する処理を行う。そして、チェックサムが正常であると判定された場合には(ステップS1−10=YES)、ステップS1−11に処理を移行する。一方で、チェックサムが正常ではないと判定された場合には(ステップS1−10=NO)、復帰不可能エラー処理を行う。
(Step S1-10)
In steps S1-10, the
ここで、復帰不可能エラー処理では、復帰不可能エラーを示すエラー情報「E」を情報表示器124に表示する処理や、演出制御基板300に復帰不可能エラーが発生したことを示す復帰不可能エラー指定コマンドを送信する処理、主制御基板100におけるタイマ割込処理を禁止する割込禁止を設定する処理、出力ポートをクリアした後に、遊技情報出力端子板77のセキュリティ信号端子(具体的には、後述の「ピンNo.25」のピンの「5」ビット目)から復帰不可能エラーの発生を示す復帰不可能エラー信号を出力し、電源供給が完全に断たれるまで待機する処理が行われる。これにより、演出制御基板300では、復帰不可能エラーが発生したことを示す復帰不可能エラー報知を実行するための処理が行われることになる。
Here, in the non-recoverable error process, the process of displaying the error information "E" indicating the non-recoverable error on the
また、「復帰不可能エラー」とは、遊技の制御が行われなくなるエラー状態である。ここで、復帰不可能エラーとなった場合には、ステップS1−9の設定変更処理が実行されることにより解除される。このため、復帰不可能エラーが発生した場合には、電源基板400に設けられる電源スイッチをOFFにした後に、設定変更操作を伴わずに電源スイッチをONにしたとしても解除されることがなく、設定変更操作を伴って電源スイッチをONにしなければならない。なお、復帰不可能エラー中においては、各種入力装置(各種スイッチ、各種センサ)からの信号入力の有無を一切監視しないようになっている。
Further, the "unrecoverable error" is an error state in which the game is not controlled. Here, if an unrecoverable error occurs, it is canceled by executing the setting change process in steps S1-9. Therefore, when an unrecoverable error occurs, even if the power switch provided on the
また、「復帰不可能エラー報知」とは、画像表示装置に復帰不可能エラーが発生したことを認識させるための復帰不可能エラー画面(例えば、「復帰不可能エラーです。設定変更を行って下さい」という文字画像が表示される画面)を表示したり、枠用照明装置11や盤用照明装置74を電源断まで所定の発光色(例えば、「赤色」)で全点灯させたり、音声出力装置10から復帰不可能エラーが発生したことを示す復帰不可能エラー音(「復帰不可能エラーです」という音声と、ブザー音)を電源断まで出力したりすることである。
In addition, "Unrecoverable error notification" is an unrecoverable error screen (for example, "Unrecoverable error. Please change the setting" to make the image display device recognize that an unrecoverable error has occurred. A screen on which the character image is displayed), the
(ステップS1−11)
ステップS1−11において、メインCPU101は、設定値記憶領域の値が正常であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値記憶領域に記憶されている設定値が適正範囲内(本実施形態においては、「0」〜「3」の範囲内)であるか否かを判定する。そして、設定値記憶領域の値が正常であると判定された場合には(ステップS1−11=YES)、ステップS1−12に処理を移行する。一方で、設定値記憶領域の値が正常ではないと判定された場合には(ステップS1−11=NO)、上述した復帰不可能エラー処理を行う。
(Step S1-11)
In step S1-11, the
(ステップS1−12)
ステップS1−12において、メインCPU101は、RWMクリア操作があったか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、RWMクリアスイッチ122swがON状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、RWMクリア操作があった場合には(ステップS1−12=YES)、ステップS1−13に処理を移行する。一方で、RWMクリア操作がない場合には(ステップS1−12=NO)、ステップS1−16に処理を移行する。
(Step S1-12)
In step S1-12, the
(ステップS1−13)
ステップS1−13において、メインCPU101は、後で図18を用いて詳述するRWMクリア処理を行う。当該処理により、遊技用RWM領域の設定値記憶領域以外の領域が初期化されることとなる。そして、ステップS1−13の処理が終了すると、ステップS1−14に処理を移行する。
(Step S1-13)
In step S1-13, the
(ステップS1−14)
ステップS1−14において、メインCPU101は、駆動源初期動作処理を行う。具体的には、メインCPU101は、主制御基板100が遊技の進行に応じて作動させる各種駆動源(例えば、第2始動口開閉ソレノイド45、第1大入賞口開閉ソレノイド48、第2大入賞口開閉ソレノイド54、流路切替ソレノイド55)を所定期間にわたって初期動作させる処理を行う。そして、ステップS1−14の処理が終了すると、ステップS1−15に処理を移行する。
(Step S1-14)
In steps S1-14, the
(ステップS1−15)
ステップS1−15において、メインCPU101は、電源投入指定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、遊技の制御状態が初期化されたこと、及び現在の遊技状態を示す電源投入指定コマンドを払出制御基板200、及び演出制御基板300に送信する処理を行う。これにより、演出制御基板300では、遊技の制御状態が初期化されたこと示す電源投入報知を実行するための処理が行われることになる。そして、ステップS1−15の処理が終了すると、ステップS1−22に処理を移行する。
(Step S1-15)
In steps S1-15, the
「電源投入報知」とは、遊技の制御状態が初期化されたことを認識させるための電源投入時の初期画面(背景画像と演出図柄71の「135」)を第1画像表示装置69、及び/または第2画像表示装置70に表示したり、枠用照明装置11や盤用照明装置74を所定期間(例えば「60」sec)にわたって所定の発光色(例えば、「白色」)で全点灯させたり、音声出力装置10からRWM領域が初期化されたことを示す電源投入報知音(「RWMがクリアされました」という音声、及びブザー音)を所定期間(例えば、「30」sec)にわたって出力したりすることである。
The "power-on notification" means that the initial screen (background image and "135" of the effect symbol 71) at the time of power-on for recognizing that the control state of the game has been initialized is displayed on the first
なお、電源投入報知において、第1画像表示装置69、及び/または第2画像表示装置70に初期画面を表示するのではなく、第1画像表示装置69や、第2画像表示装置70にRWM領域がクリアされたことを報知する表示を表示するようにしてもよい。
In the power-on notification, instead of displaying the initial screen on the first
(ステップS1−16)
ステップS1−16において、メインCPU101は、設定確認操作が行われたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定キースイッチ123swがOFF状態からON状態となったか否かを判定する。そして、設定確認操作が行われたと判定された場合には(ステップS1−16=YES)、ステップS1−17に処理を移行する。一方で、設定確認操作が行われていないと判定された場合には(ステップS1−16=NO)、ステップS1−19に処理を移行する。
(Step S1-16)
In step S1-16, the
(ステップS1−17)
ステップS1−17において、メインCPU101は、後で図19を用いて詳述する設定確認処理を行う。当該処理により、遊技用RWM領域の設定値記憶領域に記憶されている設定値が情報表示器124に表示されることとなる。そして、ステップS1−17の処理が終了すると、ステップS1−18に処理を移行する。
(Step S1-17)
In steps S1-17, the
(ステップS1−18)
ステップS1−18において、メインCPU101は、駆動源初期動作処理を行う。具体的には、メインCPU101は、上述したステップS1−14の駆動源初期動作処理と同様の処理を行う。そして、ステップS1−18の処理が終了すると、ステップS1−19に処理を移行する。
(Step S1-18)
In step S1-18, the
(ステップS1−19)
ステップS1−19において、メインCPU101は、RWM領域設定処理を行う。具体的には、メインCPU101は、メインRAM103の遊技用RWM領域にセーブされているバックアップフラグ及びチェックサムをクリアし、電源復旧時のRWM領域の設定する処理を行う。これにより、遊技の制御状態が電源断前の状態に復帰するので、電源断前の状態から遊技を再開することが可能となる。そして、ステップS1−19の処理が終了すると、ステップS1−20に処理を移行する。
(Step S1-19)
In steps S1-19, the
(ステップS1−20)
ステップS1−20において、メインCPU101は、電源復旧指定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、遊技の制御状態が復旧したこと、及び停電発生前の遊技状態を示す電源復旧指定コマンドを演出制御基板300に対して送信する処理を行う。これにより、演出制御基板300は、設定確認報知等を終了させて遊技の制御状態が電源断前の状態に復帰したことを示す電源復旧報知を実行する処理を行う。そして、ステップS1−20の処理が終了すると、ステップS1−21に処理を移行する。
(Step S1-20)
In steps S1-20, the
ここで、「電源復旧報知」とは、画像表示装置に遊技の制御状態が電源断前の状態に復帰したことを認識させるため電源復旧画面を所定期間(例えば、「30」sec)にわたって表示したり、枠用照明装置11や盤用照明装置74を所定期間(例えば、「60」sec)にわたって所定の発光色(例えば、「白色」)で全点灯させたり、電源が復旧したことを示す電源復旧報知音(ブザー音)を音声出力装置10により所定期間(例えば、「30」sec)にわたって出力したりすることである。
Here, the "power recovery notification" means that the power recovery screen is displayed for a predetermined period (for example, "30" sec) in order to make the image display device recognize that the control state of the game has returned to the state before the power was cut off. Alternatively, the
(ステップS1−21)
ステップS1−21において、メインCPU101は、各種コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、各種コマンド(例えば、特図保留数に係る情報を有する特別図柄記憶指定コマンド)を演出制御基板300に対して送信する処理を行う。そして、ステップS1−21の処理が終了すると、ステップS1−22に処理を移行する。
(Step S1-21)
In step S1-21, the
(ステップS1−22)
ステップS1−22において、メインCPU101は、設定値指定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値指定コマンドを演出制御基板300に送信する処理を行う。これにより、演出制御基板300は、現在の設定値を把握することが可能となる。なお、この設定値指定コマンドは、電源投入指定コマンドや電源復旧指定コマンドが送信される前に演出制御基板300に送信してもよい。また、設定値指定コマンドを特別図柄の変動表示の開始毎にも送信してもよいし、大当り遊技の開始毎にも送信してもよい。そして、ステップS1−22の処理が終了すると、ステップS1−23に処理を移行する。
(Step S1-22)
In steps S1-22, the
(ステップS1−23)
ステップS1−23において、メインCPU101は、CTC起動処理を行う。具体的には、メインCPU101は、「4」msごとにタイマ割込を発生させるためのCTC108を起動する処理を行う。そして、ステップS1−23の処理が終了すると、ステップS1−24に処理を移行する。
(Step S1-23)
In steps S1-23, the
(ステップS1−24)
ステップS1−24において、メインCPU101は、全割込を許可する処理を行う。これにより、主制御基板100におけるタイマ割込処理が行われることとなる。そして、ステップS1−24の処理が終了すると、初期設定処理のサブルーチンを終了し、主制御基板100におけるメイン処理のステップS2に処理を移行する。
(Step S1-24)
In steps S1-24, the
(設定変更処理)
次に、図17を用いて、初期設定処理のステップS1−9により行われる設定変更処理のサブルーチンについて説明を行う。
(Setting change processing)
Next, the subroutine of the setting change processing performed in step S1-9 of the initial setting processing will be described with reference to FIG.
(ステップS1−9−1)
ステップS1−9−1において、メインCPU101は、設定変更中信号出力処理を行う。具体的には、メインCPU101は、遊技情報出力端子板77のセキュリティ信号端子(具体的には、後述の「ピンNo.25」のピンの「5」ビット目)から設定変更中であることを示す設定変更中信号の出力を開始する。なお、設定変更中信号は、設定変更中である限り継続して出力される。また、設定変更中信号は、設定変更が終了してからも、「200」msの間出力されてから出力が終了されることとなる。そして、ステップS1−9−1の処理が終了すると、ステップS1−9−2に処理を移行する。
(Step S1-9-1)
In steps S1-9-1, the
(ステップS1−9−2)
ステップS1−9−2において、メインCPU101は、状態確認表示処理を行う。具体的には、メインCPU101は、状態確認表示器68の「1」個のLEDを点灯する処理を行う。これにより、遊技店の店員は、状態確認表示器68を確認することで設定変更中であることを把握することが可能となる。そして、ステップS1−9−2の処理が終了すると、ステップS1−9−3に処理を移行する。
(Step S1-9-2)
In steps S1-9-2, the
(ステップS1−9−3)
ステップS1−9−3において、メインCPU101は、設定変更指定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、演出制御基板300に対して設定変更指定コマンドを送信する処理を行う。これにより、演出制御基板300は、設定値の変更中であることを報知するための設定変更報知を実行するための処理を行う。そして、ステップS1−9−3の処理が終了すると、ステップS1−9−4に処理を移行する。
(Step S1-9-3)
In steps S1-9-3, the
ここで、「設定変更報知」とは、第1画像表示装置69や、第2画像表示装置70に設定値の変更中であることを示す設定変更中画面を表示したり、枠用照明装置11や盤用照明装置74を設定変更中にわたって所定の発光色(例えば、「白色」)で全点灯させたりすることである。なお、音声出力装置10から設定変更中であることを示す設定変更報知音(例えば、「設定変更中です」という音声)を出力してもよい。これにより、遊技店員が第1画像表示装置69や、第2画像表示装置70、枠用照明装置11、盤用照明装置74、音声出力装置10を確認することで設定変更中であることを把握することが可能となる。
Here, the "setting change notification" means that the first
(ステップS1−9−4)
ステップS1−9−4において、メインCPU101は、設定値記憶領域の設定値を減算し、設定値記憶領域に記憶する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値記憶領域に記憶されている設定値から「1」減算し、設定値記憶領域に記憶する処理を行う。そして、ステップS1−9−4の処理が終了すると、ステップS1−9−5に処理を移行する。
(Step S1-9-4)
In steps S1-9-4, the
(ステップS1−9−5)
ステップS1−9−5において、メインCPU101は、設定値記憶領域初期化処理を行う。具体的には、メインCPU101は、メインRAM103の遊技用RWM領域の設定値記憶領域を初期化する処理を行う。そして、ステップS1−9−5の処理が終了すると、ステップS1−9−6に処理を移行する。
(Step S1-9-5)
In steps S1-9-5, the
(ステップS1−9−6)
ステップS1−9−6において、メインCPU101は、設定値記憶領域の値が正常であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値記憶領域に記憶されている設定値が適正範囲内(ステップS1−9−6の処理においては、「0」〜「3」の範囲内)であるか否かを判定する。そして、設定値記憶領域の値が正常であると判定された場合には(ステップS1−9−6=YES)、ステップS1−9−8に処理を移行する。一方で、設定値記憶領域の値が正常ではないと判定された場合には(ステップS1−9−6=NO)、ステップS1−9−7に処理を移行する。
(Step S1-9-6)
In steps S1-9-6, the
(ステップS1−9−7)
ステップS1−9−7において、メインCPU101は、設定値記憶領域の設定値に初期値をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値記憶領域に記憶されている設定値に初期値(例えば、「0」)をセットする処理を行う。そして、ステップS1−9−7の処理が終了すると、ステップS1−9−8に処理を移行する。
(Step S1-9-7)
In steps S1-9-7, the
(ステップS1−9−8)
ステップS1−9−8において、メインCPU101は、設定値表示処理を行う。具体的には、メインCPU101は、現在の設定値を情報表示器124に表示する処理を行う。そして、ステップS1−9−8の処理が終了すると、ステップS1−9−9に処理を移行する。
(Step S1-9-8)
In steps S1-9-8, the
(ステップS1−9−9)
ステップS1−9−9において、メインCPU101は、設定値更新操作があったか否かを判定する。具体的には、メインCPU101は、RWMクリアスイッチ122swがOFF状態からON状態となったか否かを判定する処理を行う。そして、設定値更新操作があったと判定された場合には(ステップS1−9−9=YES)、ステップS1−9−10に処理を移行する。一方で、設定値更新操作があったと判定された場合には(ステップS1−9−9=NO)、ステップS1−9−13に処理を移行する。
(Step S1-9-9)
In steps S1-9-9, the
(ステップS1−9−10)
ステップS1−9−10において、メインCPU101は、設定値記憶領域に記憶されている設定値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS1−9−10の処理が終了すると、ステップS1−9−11に処理を移行する。
(Step S1-9-10)
In steps S1-9-10, the
(ステップS1−9−11)
ステップS1−9−11において、メインCPU101は、設定値補正処理を行う。具体的には、メインCPU101は、ステップS1−9−10の処理により加算された設定値記憶領域に記憶されている設定値が適正範囲(本実施形態では、「0」〜「3」)を超えた値(本実施形態では、「4」)となっている場合に、設定値を「0」に補正する処理を行う。一方で、設定値が適正範囲である場合には、設定値を補正することなく設定値補正処理を終了する。そして、ステップS1−9−11の処理が終了すると、ステップS1−9−12に処理を移行する。
(Step S1-9-11)
In steps S1-9-11, the
(ステップS1−9−12)
ステップS1−9−12において、メインCPU101は、設定値表示処理を行う。具体的には、メインCPU101は、現在の設定値記憶領域に記憶されている設定値を情報表示器124に表示する処理を行う。これにより、遊技店の店員が情報表示器124を確認することで確定前の設定値を把握することが可能となる。そして、ステップS1−9−12の処理が終了すると、ステップS1−9−13に処理を移行する。
(Step S1-9-12)
In steps S1-9-12, the
(ステップS1−9−13)
ステップS1−9−13において、メインCPU101は、設定値確定操作があったか否かを判定する。具体的には、メインCPU101は、設定キースイッチ123swがON状態からOFF状態となったか否かを判定する処理を行う。そして、設定値確定操作があったと判定された場合には(ステップS1−9−13=YES)、ステップS1−9−14に処理を移行する。一方で、設定値確定操作がされていないと判定された場合には(ステップS1−9−13=NO)、ステップS1−9−9に処理を移行する。
(Step S1-9-13)
In steps S1-9-13, the
(ステップS1−9−14)
ステップS1−9−14において、メインCPU101は、設定値記憶領域の設定値を加算し、設定値記憶領域に記憶する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値記憶領域に記憶されている設定値に「1」加算し、設定値記憶領域に記憶する処理を行う。そして、ステップS1−9−14の処理が終了すると、ステップS1−9−15に処理を移行する。
(Step S1-9-14)
In steps S1-9-14, the
(ステップS1−9−15)
ステップS1−9−15において、メインCPU101は、設定値記憶領域初期化処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値記憶領域の設定値を初期化する処理を行う。そして、ステップS1−9−15の処理が終了すると、ステップS1−9−16に処理を移行する。
(Step S1-9-15)
In steps S1-9-15, the
(ステップS1−9−16)
ステップS1−9−16において、メインCPU101は、設定値表示終了処理を行う。具体的には、メインCPU101は、情報表示器124に表示されている設定値の表示を終了する処理を行う。そして、ステップS1−9−16の処理が終了すると、ステップS1−9−17に処理を移行する。
(Step S1-9-16)
In steps S1-9-16, the
(ステップS1−9−17)
ステップS1−9−17において、メインCPU101は、状態確認表示終了処理を行う。具体的には、メインCPU101は、状態確認表示器68に表示されている設定確認モードの表示を終了する処理を行う。そして、ステップS1−9−17の処理が終了すると、設定変更処理のサブルーチンを終了し、初期設定処理のステップS1−13に処理を移行する。
(Step S1-9-17)
In steps S1-9-17, the
(RWMクリア処理)
次に、図18を用いて、初期設定処理のステップS1−13により行われるRWMクリア処理のサブルーチンについて説明を行う。
(RWM clear processing)
Next, the subroutine of the RWM clearing process performed in step S1-13 of the initial setting process will be described with reference to FIG.
(ステップS1−13−1)
ステップS1−13−1において、メインCPU101は、設定値記憶領域の値が正常であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値記憶領域に記憶されている設定値が適正範囲内(ステップS1−13−1の処理においては、「0」〜「3」の範囲内)であるか否かを判定する。そして、設定値記憶領域の値が正常であると判定された場合には(ステップS1−13−1=YES)、ステップS1−13−2に処理を移行する。一方で、設定値記憶領域の値が正常ではないと判定された場合には(ステップS1−13−1=NO)、上述した復帰不可能エラー処理を行う。
(Step S1-13-1)
In step S1-13-1, the
(ステップS1−13−2)
ステップS1−13−2において、メインCPU101は、メインRAM103の遊技用RWM領域の設定値記憶領域以外を初期化する処理を行う。これにより、遊技の進行状態が初期状態に初期化されることになり、RWMクリア前の遊技用RWM領域のデータが引き継がれないこととなる。そして、ステップS1−13−2の処理が終了すると、ステップS1−13−3に処理を移行する。
(Step S1-13-2)
In steps S1-13-2, the
(ステップS1−13−3)
ステップS1−13−3において、メインCPU101は、RWMクリア信号出力処理を行う。具体的には、メインCPU101は、遊技情報出力端子板77のセキュリティ信号端子(具体的には、後述の「ピンNo.25」のピンの「5」ビット目)からRWMクリアが行われたことを示すRWMクリア信号を出力するための処理を行う。なお、セキュリティ信号端子から他のセキュリティ信号が出力されていれば、出力されているセキュリティ信号の出力期間の終了後にRWMクリア信号の出力を開始する。そして、ステップS1−13−3の処理が終了すると、ステップS1−13−4に処理を移行する。
(Step S1-13-3)
In steps S1-13-3, the
(ステップS1−13−4)
ステップS1−13−4において、メインCPU101は、RWMクリア指定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、演出制御基板300に対してRWMクリア指定コマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS1−13−4の処理が終了すると、RWMクリア処理のサブルーチンを終了する。
(Step S1-13-4)
In steps S1-13-4, the
(設定確認処理)
次に、図19を用いて、初期設定処理のステップS1−17により行われる設定確認処理のサブルーチンについて説明を行う。
(Setting confirmation process)
Next, a subroutine of the setting confirmation process performed in step S1-17 of the initial setting process will be described with reference to FIG.
(ステップS1−17−1)
ステップS1−17−1において、メインCPU101は、設定値記憶領域の値が正常であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定値記憶領域に記憶されている設定値が適正範囲内(本実施形態においては、「0」〜「3」の範囲内)であるか否かを判定する。そして、設定値記憶領域の値が正常であると判定された場合には(ステップS1−17−1=YES)、ステップS1−17−2に処理を移行する。一方で、設定値記憶領域の値が正常ではないと判定された場合には(ステップS1−17−1=NO)、上述した復帰不可能エラー処理を行う。
(Step S1-17-1)
In step S1-17-1, the
(ステップS1−17−2)
ステップS1−17−2において、メインCPU101は、設定確認中信号出力処理を行う。具体的には、メインCPU101は、遊技情報出力端子板77のセキュリティ信号端子から設定確認中であることを示す設定確認中信号の出力を開始する処理を行う。なお、設定確認中信号は、設定確認中である限り継続して出力される。また、設定確認中信号は、設定確認が終了してからも、「200」msの間出力されてから出力が終了されることとなる。そして、ステップS1−17−2の処理が終了すると、ステップS1−17−3に処理を移行する。
(Step S1-17-2)
In steps S1-17-2, the
(ステップS1−17−3)
ステップS1−17−3において、メインCPU101は、状態確認表示処理を行う。具体的には、メインCPU101は、状態確認表示器68の「1」個のLEDを点灯する処理を行う。これにより、遊技店の店員が状態確認表示器68を確認することで設定確認中であることを把握することが可能となる。そして、ステップS1−17−3の処理が終了すると、ステップS1−17−4に処理を移行する。
(Step S1-17-3)
In steps S1-17-3, the
(ステップS1−17−4)
ステップS1−17−4において、メインCPU101は、設定確認指定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定確認指定コマンドを演出制御基板300に送信する処理を行う。これにより、演出制御基板300は、設定確認が行われていることを報知するための設定確認報知を実行する処理を行う。そして、ステップS1−17−4の処理が終了すると、ステップS1−17−5に処理を移行する。
(Step S1-17-4)
In steps S1-17-4, the
ここで、「設定確認報知」とは、第1画像表示装置69や第2画像表示装置70に設定確認中であることを示す設定確認中画面を表示したり、枠用照明装置11や盤用照明装置74を設定確認中にわたって所定の発光色(例えば、「白色」)で全点灯させたりすることである。なお、音声出力装置10から設定確認中であることを示す設定確認報知音(例えば、「設定値の確認中です」という音声)を出力してもよい。これにより、遊技店の店員が第1画像表示装置69、第2画像表示装置70、枠用照明装置11、盤用照明装置74や音声出力装置10を確認することで設定確認中であることを把握することが可能となる。
Here, the "setting confirmation notification" is to display a setting confirmation screen indicating that the setting is being confirmed on the first
(ステップS1−17−5)
ステップS1−17−5において、メインCPU101は、設定値表示処理を行う。具体的には、メインCPU101は、現在の設定値を情報表示器124に表示する処理を行う。これにより、遊技店の店員が情報表示器124を確認することで現在の設定値を把握することが可能となる。そして、ステップS1−17−5の処理が終了すると、ステップS1−17−6に処理を移行する。
(Step S1-17-5)
In steps S1-17-5, the
(ステップS1−17−6)
ステップS1−17−6において、メインCPU101は、設定確認終了操作を検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、設定キースイッチ123swがON状態からOFF状態となったか否かを判定する処理を行う。そして、設定確認終了操作を検出したと判定された場合には(ステップS1−17−6=YES)、ステップS1−17−7に処理を移行する。一方で、設定確認終了操作を検出していないと判定された場合には(ステップS1−17−6=NO)、設定確認終了操作が検出されるまで、ステップS1−17−6の処理を繰り返し行う。
(Step S1-17-6)
In steps S1-17-6, the
(ステップS1−17−7)
ステップS1−17−7において、メインCPU101は、設定値表示終了処理を行う。当該処理において、メインCPU101は、情報表示器124に表示されている設定値の表示を終了する処理を行う。そして、ステップS1−17−7の処理が終了すると、ステップS1−17−8に処理を移行する。
(Step S1-17-7)
In steps S1-17-7, the
(ステップS1−17−8)
ステップS1−17−8において、メインCPU101は、状態確認表示終了処理を行う。具体的には、メインCPU101は、状態確認表示器68の点灯しているLEDを消灯する処理を行う。そして、ステップS1−17−8の処理が終了すると、設定確認処理のサブルーチンを終了し、初期設定処理のステップS1−18に処理を移行する。
(Step S1-17-8)
In steps S1-17-8, the
(主制御基板100におけるタイマ割込処理)
次に、図20を用いて、主制御基板100におけるタイマ割込処理について説明を行う。なお、主制御基板100におけるタイマ割込処理は、主制御基板100におけるメイン処理に対して、「4」msごとに割り込んで行われる処理である。
(Timer interrupt processing on the main control board 100)
Next, the timer interrupt process on the
(ステップS101)
ステップS101において、メインCPU101は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、レジスタに格納されている情報をスタック領域に退避させる処理を行う。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
(Step S101)
In step S101, the
(ステップS102)
ステップS102において、メインCPU101は、時間制御処理を行う。具体的には、メインCPU101は、特別図柄の停止時間や大入賞口の開放時間等の各種タイマカウンタを更新する処理を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
(Step S102)
In step S102, the
(ステップS103)
ステップS103において、メインCPU101は、特定乱数値更新処理を行う。具体的には、メインCPU101は、大当り判定用乱数値、特別図柄判定用乱数値、特図変動パターン判定用乱数値、当り判定用乱数値、普通図柄判定用乱数値、普図変動パターン判定用乱数値の更新を行う。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
(Step S103)
In step S103, the
(ステップS104)
ステップS104において、メインCPU101は、初期乱数値更新処理を行う。具体的には、メインCPU101は、大当り判定用初期乱数値、特別図柄判定用初期乱数値、当り判定用初期乱数値、普通図柄決定用初期乱数値を更新する処理を行う。そして、ステップS104の処理が終了すると、ステップS105に処理を移行する。
(Step S104)
In step S104, the
(ステップS105)
ステップS105において、メインCPU101は、後で図21を用いて詳述する入力制御処理を行う。当該処理により、第1一般入賞口検出スイッチ37sw、第2一般入賞口検出スイッチ38sw、第3一般入賞口検出スイッチ39sw、第4一般入賞口検出スイッチ40sw、ゲート検出スイッチ41sw、第1始動口検出スイッチ42sw、第2始動口検出スイッチ43sw、第1大入賞口検出スイッチ46sw、特定領域検出スイッチ50sw、及び第2大入賞口検出スイッチ52swが遊技球の入球、または通過を検出した場合の処理が行われる。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
(Step S105)
In step S105, the
(ステップS106)
ステップS106において、メインCPU101は、特図特電制御処理を行う。具体的には、メインCPU101は、第1始動口42又は第2始動口43に遊技球が入球したことに基づいて取得された特図判定情報を判定する処理や、第1特別図柄又は第2特別図柄を変動表示する処理、第1大入賞口46、第2大入賞口52を開閉する処理、遊技状態を設定する処理等を行う。そして、ステップS106の処理が終了すると、ステップS107に処理を移行する。
(Step S106)
In step S106, the
(ステップS107)
ステップS107において、メインCPU101は、普図普電制御処理を行う。具体的には、メインCPU101は、普図ゲート41に遊技球が通過したことに基づいて取得された普図判定情報を判定する処理や、普通図柄を変動表示する処理、第2始動口開閉部材44を開閉する処理等を行う。そして、ステップS107の処理が終了すると、ステップS108に処理を移行する。
(Step S107)
In step S107, the
(ステップS108)
ステップS108において、メインCPU101は、払出制御処理を行う。具体的には、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている各種の賞球カウンタを参照し、各種入賞口(例えば、「一般入賞口」、「始動口」、「大入賞口」)に対応する払出数指定コマンドを払出制御基板200に対して送信する処理を行う。これにより、払出制御基板200は、払出装置84から賞球を払い出す処理を実行することとなる。そして、ステップS108の処理が終了すると、ステップS109に処理を移行する。
(Step S108)
In step S108, the
(ステップS109)
ステップS109において、メインCPU101は、異常判定処理を行う。具体的には、メインCPU101は、各種エラーが発生したか否かを判定し、発生したエラーに対応するエラー指定コマンドを演出制御基板300に対して送信する処理を行う。これにより、演出制御基板300は、発生したエラーを報知する処理を実行することになる。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
(Step S109)
In step S109, the
ここで、各種エラーの一例として、普図当り遊技中でないときに、遊技球が第2始動口43に入球したり、特別遊技中でないときに遊技球が大入賞口に入球したりする不正入賞エラーや、各種入賞口に入球した遊技球の数と入賞球を流下させる入賞球流路から排出される遊技球の数が一致しない異常入賞エラー、磁気検出センサ56sによって異常な磁気が所定期間にわたって検出される磁気エラー、電波検出センサ57sによって異常な電波が所定期間にわたって検出される電波エラー、第2開放検出スイッチ27swがOFF状態からON状態になる扉開放エラー、遊技の制御が行われている間にRWMクリアスイッチ122swや、設定キースイッチ123swが操作される操作エラー等が挙げられる。
Here, as an example of various errors, the game ball enters the
(ステップS110)
ステップS110において、メインCPU101は、データ作成処理を行う。具体的には、メインCPU101は、遊技情報出力端子板77から出力される外部出力データ、第2始動口開閉ソレノイド45に出力する始動口開閉データ、「大入賞口開閉ソレノイド」に出力する大入賞口開閉データ、「特別図柄表示器」に出力する特別図柄表示データ、「普通図柄表示器」に出力する普通図柄表示データ、「特別図柄保留表示器」に出力する特別図柄保留表示データ、普通図柄保留表示器65に出力する普通図柄保留表示データなどのデータを作成する処理を行う。そして、ステップS110の処理が終了すると、ステップS111に処理を移行する。
(Step S110)
In step S110, the
(ステップS111)
ステップS111において、メインCPU101は、出力制御処理を行う。具体的には、メインCPU101は、ステップS110のデータ作成処理により作成した外部情報データ、始動口開閉データ、及び大入賞口開閉データなどの信号を出力させるポート出力処理や、特別図柄表示データ、普通図柄表示データ、特別図柄保留表示データ、普通図柄保留表示データなどの信号を出力させる表示出力処理、払出制御基板200の払出状態を確認するための払出状態確認指定コマンドを払出制御基板200に送信する処理、賞球カウンタを参照し、各種入賞口に対応する払出数指定コマンドを払出制御基板200に送信する処理を行う。これにより、払出制御基板200は、払出装置84から賞球を払い出す処理を行うこととなる。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
(Step S111)
In step S111, the
(ステップS112)
ステップS112において、メインCPU101は、情報プログラム呼出時処理を行う。具体的には、メインCPU101は、まず、割込処理を禁止する処理を行う。次に、メインCPU101は、フラグレジスタを遊技用RWM領域に退避し、CALL命令によって対象となる情報用プログラムを呼び出す処理を行う。そして、ステップS112の処理が終了すると、ステップS113に処理を移行する。
(Step S112)
In step S112, the
ここで、「情報用プログラム」とは、ステップS113の遊技球計数処理を行うためのプログラムや、ステップS114の通常ベース値算出処理を行うためのプログラム、ステップS115の通常ベース値表示データ設定処理を行うためのプログラム、ステップS116の試験データ作成処理を行うためのプログラム、ステップS117の出力制御処理を行うためのプログラムをいう。 Here, the "information program" refers to a program for performing the game ball counting process in step S113, a program for performing the normal base value calculation process in step S114, and the normal base value display data setting process in step S115. A program for performing the test data, a program for performing the test data creation process in step S116, and a program for performing the output control process in step S117.
(ステップS113)
ステップS113において、メインCPU101は、遊技球計数処理を行う。具体的には、メインCPU101は、通常遊技状態において、第1一般入賞口37〜第4一般入賞口40、第1始動口42、第2始動口43、第1大入賞口46、第2大入賞口52に遊技球が入球した際に払い出される通常中払出数と、通常遊技状態中において、アウト球検出スイッチ32swにより検出された遊技球数である通常中アウト数と、遊技状態に関係なく、アウト球検出スイッチ32swにより検出された遊技球数である総アウト数とを計数する処理を行う。そして、ステップS113の処理が終了すると、ステップS114に処理を移行する。
(Step S113)
In step S113, the
なお、総アウト数、通常中払出数、及び、通常中アウト数については、設定値とは無関係な遊技情報となっている。このため、これらを計数しておくことで設定値の影響を排除した性能情報(後述する「通常ベース値」)を算出することが可能となり、遊技機1の性能を把握するのに役立てることが可能となる。
The total number of outs, the number of payouts during normal times, and the number of outs during normal times are game information irrelevant to the set values. Therefore, by counting these, it becomes possible to calculate the performance information (“normal base value” described later) excluding the influence of the set value, which is useful for grasping the performance of the
(ステップS114)
ステップS114において、メインCPU101は、通常ベース値算出処理を行う。具体的には、メインCPU101は、総アウト数によって区切られる現在の遊技区間における通常ベース値を算出する処理を行うとともに、情報用RWM領域に設定されるベース記憶領域の第1領域に小数点第一位で四捨五入した通常ベース値を記憶する処理を行う。ここで、通常ベース値は、通常中払出数を通常中アウト数で除算した値に、「100」を乗算した値をいう。そして、ステップS114の処理が終了すると、ステップS115に処理を移行する。
(Step S114)
In step S114, the
なお、遊技区間は、総アウト数が「6」万個となる毎に更新されるようになっており、ベース記憶領域は、現在の遊技区間における通常ベース値が記憶される第1領域と、「1」回前の遊技区間における通常ベース値を記憶するための第2領域と、「2」回前の遊技区間における通常ベース値を記憶するための第3領域と、「3」回前の遊技区間における通常ベース値を記憶するための第4領域とが設けられており、現在の通常ベース値を含む「4」個の遊技区間のベース値がそれぞれの領域に記憶されることになる。 The game section is updated every time the total number of outs reaches "60,000", and the base storage area is the first area in which the normal base value in the current game section is stored. A second area for storing the normal base value in the game section "1" times before, a third area for storing the normal base value in the game section "2" times before, and "3" times before. A fourth area for storing the normal base value in the game section is provided, and the base values of "4" game sections including the current normal base value are stored in each area.
(ステップS115)
ステップS115において、メインCPU101は、通常ベース値表示データ設定処理を行う。具体的には、メインCPU101は、ステップS114の通常ベース値算出処理により算出され、ベース記憶領域に記憶されている「4」個の遊技区間分の通常ベース値を、「5」secごとに切り替えながら情報表示器124に表示させるための通常ベース値表示データを設定する処理を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS116に処理を移行する。
(Step S115)
In step S115, the
(ステップS116)
ステップS116において、メインCPU101は、試験データ作成処理を行う。具体的には、メインCPU101は、遊技機1の試験を行う際に使用する試験設備に出力する試験データを作成する処理を行う。そして、ステップS116の処理が終了すると、ステップS117に処理を移行する。
(Step S116)
In step S116, the
(ステップS117)
ステップS117において、メインCPU101は、出力制御処理を行う。具体的には、メインCPU101は、ステップS115の通常ベース値表示データ設定処理で設定した通常ベース値表示データ等の信号を各種表示器に出力させる処理や、ステップS116の試験データ作成処理により作成した試験データに係る信号を出力する処理を行う。そして、ステップS117の処理が終了すると、ステップS118に処理を移行する。
(Step S117)
In step S117, the
(ステップS118)
ステップS118において、メインCPU101は、遊技用プログラム復帰時処理を行う。具体的には、メインCPU101は、フラグレジスタを遊技用RWM領域から復帰し、割込を許可して遊技用プログラムに復帰する処理を行う。そして、ステップS118の処理が終了すると、ステップS119に処理を移行する。
(Step S118)
In step S118, the
(ステップS119)
ステップS119において、メインCPU101は、レジスタを復帰する処理を行う。具体的には、メインCPU101は、ステップS101の処理により退避した情報を、メインCPU101のレジスタに復帰させる処理を行う。そして、ステップS119の処理が終了すると、主制御基板100におけるタイマ割込処理を終了する。
(Step S119)
In step S119, the
(入力制御処理)
次に、図21を用いて、主制御基板100におけるタイマ割込処理のステップS105により行われる入力制御処理のサブルーチンについて説明を行う。
(Input control processing)
Next, with reference to FIG. 21, a subroutine of the input control process performed in step S105 of the timer interrupt process on the
(ステップS105−1)
ステップS105−1において、メインCPU101は、一般入賞口検出スイッチ入力処理を行う。具体的には、メインCPU101は、第1一般入賞口検出スイッチ37sw、第2一般入賞口検出スイッチ38sw、第3一般入賞口検出スイッチ39sw、または第4一般入賞口検出スイッチ40swから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が第1一般入賞口37、第2一般入賞口38、第3一般入賞口39、または第4一般入賞口40に入球したか否かを判定し、払出装置84により賞球を払い出すための処理を行う。そして、ステップS105−1の処理が終了すると、ステップS105−2に処理を移行する。
(Step S105-1)
In step S105-1, the
(ステップS105−2)
ステップS105−2において、メインCPU101は、大入賞口検出スイッチ入力処理を行う。具体的には、メインCPU101は、第1大入賞口検出スイッチ46sw、または第2大入賞口検出スイッチ52swから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が第1大入賞口46、または第2大入賞口52に入球したか否かを判定し、払出装置84により賞球を払い出すための処理を行う。そして、ステップS105−2の処理が終了すると、ステップS105−3に処理を移行する。
(Step S105-2)
In step S105-2, the
(ステップS105−3)
ステップS105−3において、メインCPU101は、第1始動口検出スイッチ入力処理を行う。具体的には、メインCPU101は、第1始動口検出スイッチ42swから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が第1始動口42に入球したか否かを判定し、払出装置84から賞球を払い出すための処理を行うとともに、特図判定情報を取得して記憶する処理を行う。そして、ステップS105−3の処理が終了すると、ステップS105−4に処理を移行する。
(Step S105-3)
In step S105-3, the
(ステップS105−4)
ステップS105−4において、メインCPU101は、第2始動口検出スイッチ入力処理を行う。具体的には、メインCPU101は、第2始動口検出スイッチ43swから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が第2始動口43に入球したか否かを判定し、払出装置84から賞球を払い出すための処理を行うとともに、特図判定情報を取得して記憶する処理を行う。そして、ステップS105−4の処理が終了すると、ステップS105−5に処理を移行する。
(Step S105-4)
In step S105-4, the
(ステップS105−5)
ステップS105−5において、メインCPU101は、ゲート検出スイッチ入力処理を行う。ゲート検出スイッチ41swから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が普図ゲート41を通過したか否かを判定し、普図判定情報を取得して記憶するための処理を行う。そして、ステップS105−5の処理が終了すると、ステップS105−6に処理を移行する。
(Step S105-5)
In step S105-5, the
(ステップS105−6)
ステップS105−6において、メインCPU101は、特定領域検出スイッチ入力処理を行う。特定領域検出スイッチ50swからの検出信号を入力したか、すなわち、遊技球が特定領域50を通過したか否かを判定して、所定のデータをセットする処理を行う。そして、ステップS105−6の処理が終了すると、入力制御処理のサブルーチンを終了し、主制御基板100におけるタイマ割込処理のステップS106に処理を移行する。
(Step S105-6)
In step S105-6, the
(演出制御基板300におけるメイン処理)
次に、図22を用いて、演出制御基板300におけるメイン処理について説明を行う。
(Main processing in the production control board 300)
Next, the main process in the
(ステップS201)
ステップS201において、サブCPU311は、全割込を禁止する処理を行う。具体的には、サブCPU311は、演出制御基板300におけるタイマ割込処理を行うことを禁止する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
(Step S201)
In step S201, the sub CPU 311 performs a process of prohibiting all interrupts. Specifically, the sub CPU 311 performs a process for prohibiting the timer interrupt process on the
(ステップS202)
ステップS202において、サブCPU311は、サブCPU初期設定処理を行う。具体的には、サブCPU311は、内蔵レジスタの設定などの処理を行う。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
(Step S202)
In step S202, the sub CPU 311 performs the sub CPU initial setting process. Specifically, the sub CPU 311 performs processing such as setting of a built-in register. Then, when the process of step S202 is completed, the process shifts to step S203.
(ステップS203)
ステップS203において、サブCPU311は、RWMアクセス許可を行う。具体的には、サブCPU311は、サブRAM313のRWM領域へのアクセスを許可する処理を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
(Step S203)
In step S203, the sub CPU 311 grants RWM access permission. Specifically, the sub CPU 311 performs a process of permitting access to the RWM area of the sub RAM 313. Then, when the process of step S203 is completed, the process shifts to step S204.
(ステップS204)
ステップS204において、サブCPU311は、全RWM領域を初期化する処理を行う。具体的には、サブCPU311は、サブRAM313のワーク領域、スタック領域、及び未使用領域を初期化する処理を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
(Step S204)
In step S204, the sub CPU 311 performs a process of initializing the entire RWM area. Specifically, the sub CPU 311 performs a process of initializing the work area, the stack area, and the unused area of the sub RAM 313. Then, when the process of step S204 is completed, the process shifts to step S205.
(ステップS205)
ステップS205において、サブCPU311は、CTC起動処理を行う。具体的には、サブCPU311は、「4」msごとにタイマ割込を発生させるためのCTCを起動する処理を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
(Step S205)
In step S205, the sub CPU 311 performs the CTC activation process. Specifically, the sub CPU 311 performs a process of activating a CTC for generating a timer interrupt every "4" ms. Then, when the process of step S205 is completed, the process shifts to step S206.
(ステップS206)
ステップS206において、サブCPU311は、全割込を許可する処理を行う。具体的には、サブCPU311は、全割込を許可することにより、演出制御基板300におけるタイマ割込処理を行う。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
(Step S206)
In step S206, the sub CPU 311 performs a process of permitting all interrupts. Specifically, the sub CPU 311 performs the timer interrupt process on the
(ステップS207)
ステップS207において、サブCPU311は、サブ乱数更新処理を行う。具体的には、サブCPU311は、サブRAM313のRWM領域に記憶される各種乱数値を更新する処理を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS207の処理を繰り返し行う。
(Step S207)
In step S207, the sub CPU 311 performs a sub random number update process. Specifically, the sub CPU 311 performs a process of updating various random value values stored in the RWM area of the sub RAM 313. Then, when the process of step S207 is completed, the process of step S207 is repeated.
(演出制御基板300におけるタイマ割込処理)
次に、図23を用いて、演出制御基板300におけるタイマ割込処理について説明を行う。
(Timer interrupt processing on the effect control board 300)
Next, the timer interrupt process on the
(ステップS301)
ステップS301において、サブCPU311は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、サブCPU311は、レジスタに格納されている情報をサブRAM313のRWM領域のスタック領域に退避させる処理を行う。そして、ステップS301の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
(Step S301)
In step S301, the sub CPU 311 performs a process of saving the register. Specifically, the sub CPU 311 performs a process of saving the information stored in the register to the stack area of the RWM area of the sub RAM 313. Then, when the process of step S301 is completed, the process shifts to step S302.
(ステップS302)
ステップS302において、サブCPU311は、タイマ更新処理を行う。具体的には、サブCPU311は、演出の実行に必要な各種タイマカウンタを更新する処理を行う。そして、ステップS302の処理が終了すると、ステップS303に処理を移行する。
(Step S302)
In step S302, the sub CPU 311 performs a timer update process. Specifically, the sub CPU 311 performs a process of updating various timer counters necessary for executing the effect. Then, when the process of step S302 is completed, the process shifts to step S303.
(ステップS303)
ステップS303において、サブCPU311は、コマンド解析処理を行う。具体的には、サブCPU311は、主制御基板100や、払出制御基板200から送信され、サブRAM313のRWM領域の受信バッファに格納されているコマンドを解析する処理を行う。そして、ステップS303の処理が終了すると、ステップS304に処理を移行する。
(Step S303)
In step S303, the sub CPU 311 performs command analysis processing. Specifically, the sub CPU 311 performs a process of analyzing a command transmitted from the
(ステップS304)
ステップS304において、サブCPU311は、客待ち制御処理を行う。具体的には、サブCPU311は、特別図柄の変動表示や特別遊技が実行されていない客待ち状態において、客待ち時間(例えば、「60」ms)が経過したか否かの判定を行い、客待ち時間が経過したことに基づいて、遊技者の遊技意欲を掻き立てるための客待ち演出を実行するための処理を行う。そして、ステップS304の処理が終了すると、ステップS305に処理を移行する。
(Step S304)
In step S304, the sub CPU 311 performs the customer waiting control process. Specifically, the sub CPU 311 determines whether or not the customer waiting time (for example, "60" ms) has elapsed in the customer waiting state in which the special symbol variation display or the special game is not executed, and the customer. Based on the elapse of the waiting time, a process for executing a customer waiting effect for stimulating the player's motivation to play is performed. Then, when the process of step S304 is completed, the process shifts to step S305.
(ステップS305)
ステップS305において、サブCPU311は、操作系演出実行処理を行う。具体的には、サブCPU311は、変動演出中に発生する有効期間において、演出ボタン17の操作を促す促進演出を実行し、この有効期間中の演出ボタン17の操作に応じて、大当り遊技が実行される期待度を示唆する(大当り遊技が実行されることを期待させる)操作系の大当り予告演出を実行するための処理を行う。そして、ステップS305の処理が終了すると、ステップS306に処理を移行する。
(Step S305)
In step S305, the sub CPU 311 performs the operation system effect execution process. Specifically, the sub CPU 311 executes a promotion effect that prompts the operation of the
ここで、「操作系の大当り予告演出」としては、第1画像表示装置69や、第2画像表示装置70に表示されるセリフの種類や表示態様によって大当り遊技が実行される期待度を示唆するセリフ予告演出、第1画像表示装置69や、第2画像表示装置70で実行されるルーレットの結果によって大当り遊技が実行される期待度を示唆するルーレット予告演出、第1画像表示装置69や、第2画像表示装置70に表示されるカットイン画像の種類や表示態様によって大当り遊技が実行される期待度を示唆するカットイン予告演出、大当り遊技が実行される期待度が「100」%の成功演出、または大当り遊技が実行される期待度が「0」%の失敗演出によって特別遊技が実行されるか否かを示唆する当落決め演出の「4」種類が挙げられる。
Here, the "operation system jackpot notice effect" suggests the degree of expectation that the jackpot game will be executed depending on the type and display mode of the dialogue displayed on the first
(ステップS306)
ステップS306において、サブCPU311は、ランプ発行演出実行処理を行う。具体的には、サブCPU311は、第1画像表示装置69や、第2画像表示装置70に表示される保留アイコンや、当該アイコンの表示態様の変化に応じて始動口ランプ75の発光態様を変化させることで大当り遊技が実行される期待度を示唆するランプ発光演出を実行するための処理を行う。そして、ステップS306の処理が終了すると、ステップS307に処理を移行する。
(Step S306)
In step S306, the sub CPU 311 performs the lamp issuance effect execution process. Specifically, the sub CPU 311 changes the light emitting mode of the
(ステップS307)
ステップS307において、サブCPU311は、演出モード更新処理を行う。具体的には、サブCPU311は、音声出力装置10、第1画像表示装置69、第2画像表示装置70等における演出要素(例えば、背景画像、演出画像、演出音)が規定される演出モード(演出ステージ)の更新条件(例えば、遊技状態の変化、モード更新抽選の当選、結果がハズレとなるSPリーチ、またはSPSPリーチ演出の実行等)が成立したか否かを判定し、更新条件が成立した場合に演出モードを複数の演出モードの何れかに更新するための処理を行う。そして、ステップS307の処理が終了すると、ステップS308に処理を移行する。
(Step S307)
In step S307, the sub CPU 311 performs the effect mode update process. Specifically, the sub CPU 311 defines an effect mode (for example, a background image, an effect image, an effect sound) in the
ここで、「演出モード」は、低確非時短遊技状態において設定される演出モードA〜演出モードCと、低確時短遊技状態において設定される演出モードD〜演出モードEと、高確時短遊技状態において設定される演出モードF〜演出モードGとが設けられている。 Here, the "directing mode" includes the directing mode A to the directing mode C set in the low-probability non-short-time game state, the directing mode D to the directing mode E set in the low-probability short-time gaming state, and the high-accuracy time-shortening game. The effect mode F to the effect mode G, which are set in the state, are provided.
なお、電源ON時において、低確非時短遊技状態に制御される場合(例えば、設定変更後、RWMクリア後、設定確認後)に最初に設定される演出モードは、必ず演出モードAとなっており、電源ON時において低確時短遊技状態に制御される場合に最初に設定される演出モードは、必ず演出モードDとなっており、電源ON時において高確時短遊技状態に制御される場合に最初に設定される演出モードは、演出モードFとなっている。 When the power is turned on, the effect mode that is initially set when the game is controlled to a low-probability non-time-saving game state (for example, after changing the setting, clearing the RWM, and confirming the setting) is always the effect mode A. Therefore, the effect mode that is initially set when the power is turned on and controlled to the low accuracy time-short game state is always the effect mode D, and when the power is turned on, the effect mode is controlled to the high accuracy time-short game state. The effect mode set first is the effect mode F.
(ステップS308)
ステップS308において、サブCPU311は、出力制御処理を行う。具体的には、サブCPU311は、サブRAM313の送信バッファにセットされている各種コマンドを統括制御部330やランプ制御部360に送信するための処理を行う。そして、ステップS308の処理が終了すると、ステップS309に処理を移行する。
(Step S308)
In step S308, the sub CPU 311 performs an output control process. Specifically, the sub CPU 311 performs a process for transmitting various commands set in the transmission buffer of the sub RAM 313 to the overall control unit 330 and the lamp control unit 360. Then, when the process of step S308 is completed, the process shifts to step S309.
(ステップS309)
ステップS309において、サブCPU311は、レジスタを復帰する処理を行う。具体的には、サブCPU311は、上述したステップS301の処理により、サブRAM313のRWM領域に退避したレジスタを復帰する処理を行う。そして、ステップS309の処理が終了すると、演出制御基板300におけるタイマ割込処理を終了する。
(Step S309)
In step S309, the sub CPU 311 performs a process of restoring the register. Specifically, the sub CPU 311 performs a process of restoring the register saved in the RWM area of the sub RAM 313 by the process of step S301 described above. Then, when the process of step S309 is completed, the timer interrupt process on the
(ピンアサイン)
次に、図24を用いて、ピンアサインについて説明を行う。
(Pin assignment)
Next, the pin assignment will be described with reference to FIG. 24.
図24に示す通り、本実施形態においては、「ピンNo.1」から、「ピンNo.64」の計「64」個のピンが設けられている。このため、以下において、各ピンについて説明を行う。なお、一部のピンについては説明を省略する。 As shown in FIG. 24, in the present embodiment, a total of "64" pins from "Pin No. 1" to "Pin No. 64" are provided. Therefore, each pin will be described below. The description of some pins will be omitted.
(ピンNo.1)
「ピンNo.1」のピンには、「VSS」が割り当てられている。ここで、「VSS」は、電圧の基準を決定するGND(グランド)機能を有する。
(Pin No. 1)
"VSS" is assigned to the pin of "Pin No. 1". Here, "VSS" has a GND (ground) function for determining a voltage reference.
(ピンNo.2)
「ピンNo.2」のピンには、「A0」が割り当てられている。ここで、「A0」は、アドレスバスの機能を有する。また、「ピンNo.2」のピンは、後述する拡張モードにおいてデコードされ、拡張される「CS16」から「CS23」を指定するためのチップセレクト端子としての機能も有する。
(Pin No. 2)
"A0" is assigned to the pin of "Pin No. 2". Here, "A0" has an address bus function. Further, the pin of "Pin No. 2" also has a function as a chip select terminal for designating "CS16" to "CS23" which are decoded and expanded in the expansion mode described later.
(ピンNo.4)
「ピンNo.4」のピンには、「A1」が割り当てられている。ここで、「A1」は、アドレスバスの機能を有する。また、「ピンNo.4」のピンは、後述する拡張モードにおいてデコードされ、拡張される「CS16」から「CS23」を指定するためのチップセレクト端子としての機能も有する。
(Pin No. 4)
"A1" is assigned to the pin of "Pin No. 4". Here, "A1" has an address bus function. Further, the pin of "Pin No. 4" also has a function as a chip select terminal for designating "CS16" to "CS23" which are decoded and expanded in the expansion mode described later.
(ピンNo.6)
「ピンNo.6」のピンには、「A2」が割り当てられている。ここで、「A2」は、アドレスバスの機能を有する。また、「ピンNo.6」のピンは、後述する拡張モードにおいてデコードされ、拡張される「CS16」から「CS23」を指定するためのチップセレクト端子としての機能も有する。
(Pin No. 6)
"A2" is assigned to the pin of "Pin No. 6". Here, "A2" has an address bus function. Further, the pin of "Pin No. 6" also has a function as a chip select terminal for designating "CS16" to "CS23" which are decoded and expanded in the expansion mode described later.
(ピンNo.16)
「ピンNo.16」のピンには、「VDD」が割り当てられている。ここで、「VDD」は、システム用電源の機能を有する。
(Pin No. 16)
"VDD" is assigned to the pin of "Pin No. 16". Here, "VDD" has a function of a power supply for a system.
(ピンNo.19)
「ピンNo.19」のピンには、「VDD」が割り当てられている。ここで、「VDD」は、電圧の基準を決定するGND(グランド)機能を有する。
(Pin No. 19)
"VDD" is assigned to the pin of "Pin No. 19". Here, "VDD" has a GND (ground) function for determining a voltage reference.
(ピンNo.21)
「ピンNo.21」のピンには、「CS15」と、「IOP15」とが割り当てられている。ここで、「CS15」は、チップセレクト機能を有しており、後述する拡張モード時に使用される。また、「IOP15」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS15」と、「IOP15」とを選択可能となっている。
(Pin No. 21)
"CS15" and "IOP15" are assigned to the pins of "Pin No. 21". Here, "CS15" has a chip select function and is used in the extended mode described later. Further, "IOP15" has a general-purpose input / output function. Then, "CS15" and "IOP15" can be selected.
(ピンNo.23)
「ピンNo.23」のピンには、「CS14」と、「IOP14」と、「SPISA0」とが割り当てられている。ここで、「CS14」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP14」は、汎用入出力機能を有し、「SPISA0」は、第1SPI通信用チップ選択機能を有する。そして、「CS14」と、「IOP14」と、「SPISA0」とを選択可能となっている。
(Pin No. 23)
"CS14", "IOP14", and "SPISA0" are assigned to the pins of "Pin No. 23". Here, the "CS14" has a chip select function. Further, "IOP14" has a general-purpose input / output function, and "SPISA0" has a first SPI communication chip selection function. Then, "CS14", "IOP14", and "SPISA0" can be selected.
(ピンNo.25)
「ピンNo.25」のピンには、「CS13」と、「IOP13」と、「SPITXA」とが割り当てられている。ここで、「CS13」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP13」は、汎用入出力機能を有し、「SPITXA」は、第1SPI通信用送信出力機能を有する。そして、「CS13」と、「IOP13」と、「SPITXA」とを選択可能となっている。
(Pin No. 25)
"CS13", "IOP13", and "SPITXA" are assigned to the pins of "Pin No. 25". Here, "CS13" has a chip select function. Further, "IOP13" has a general-purpose input / output function, and "SPITXA" has a transmission output function for the first SPI communication. Then, "CS13", "IOP13", and "SPITXA" can be selected.
(ピンNo.26)
「ピンNo.26」のピンには、「SIORX0」が割り当てられている。ここで、「SIORX0」は、非同期シリアル通信用受信入力機能を有する。
(Pin No. 26)
"SIORX0" is assigned to the pin of "Pin No. 26". Here, "SIORX0" has a receive input function for asynchronous serial communication.
(ピンNo.27)
「ピンNo.27」のピンには、「CS12」と、「IOP12」と、「SPICKA」とが割り当てられている。ここで、「CS12」は、チップセレクト機能を有している。また、「IOP12」は、汎用入出力機能を有し、「SPICKA」は、第1SPI通信用クロック出力機能を有する。そして、「CS12」と、「IOP12」と、「SPICKA」とを選択可能となっている。
(Pin No. 27)
"CS12", "IOP12", and "SPICKA" are assigned to the pins of "Pin No. 27". Here, the "CS12" has a chip select function. Further, "IOP12" has a general-purpose input / output function, and "SPICKA" has a clock output function for the first SPI communication. Then, "CS12", "IOP12", and "SPICKA" can be selected.
(ピンNo.28)
「ピンNo.28」のピンには、「SIOTX0」と、「OTP0」とが割り当てられている。ここで、「SIOTX0」は、非同期シリアル通信用送信出力機能を有する。また、「OTP0」は、汎用出力機能を有する。そして、「SIOTX0」と、「OTP0」とを選択可能となっている。
(Pin No. 28)
"SIOTX0" and "OTP0" are assigned to the pins of "Pin No. 28". Here, "SIOTX0" has a transmission output function for asynchronous serial communication. Further, "OTP0" has a general-purpose output function. Then, "SIOTX0" and "OTP0" can be selected.
(ピンNo.29)
「ピンNo.29」のピンには、「CS11」と、「IOP11」と、「SPISA1」とが割り当てられている。ここで、「CS11」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP11」は、汎用入出力機能を有し、「SPISA1」は、第1SPI通信用チップ選択機能を有する。そして、「CS11」と、「IOP11」と、「SPISA1」とを選択可能となっている。
(Pin No. 29)
"CS11", "IOP11", and "SPISA1" are assigned to the pins of "Pin No. 29". Here, "CS11" has a chip select function. Further, "IOP11" has a general-purpose input / output function, and "SPISA1" has a first SPI communication chip selection function. Then, "CS11", "IOP11", and "SPISA1" can be selected.
(ピンNo.30)
「ピンNo.30」のピンには、「SIOTX1」と、「OTP1」とが割り当てられている。ここで、「SIOTX1」は、非同期シリアル通信用送信出力機能を有する。また、「OTP1」は、汎用出力機能を有する。そして、「SIOTX1」と、「OTP1」とを選択可能となっている。
(Pin No. 30)
"SIOTX1" and "OTP1" are assigned to the pins of "Pin No. 30". Here, "SIOTX1" has a transmission output function for asynchronous serial communication. Further, "OTP1" has a general-purpose output function. Then, "SIOTX1" and "OTP1" can be selected.
(ピンNo.31)
「ピンNo.31」のピンには、「CS10」と、「IOP10」と、「SPISA2」とが割り当てられている。ここで、「CS10」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP10」は、汎用入出力機能を有し、「SPISA2」は、第1SPI通信用チップ選択機能を有する。そして、「CS10」と、「IOP10」と、「SPISA2」とを選択可能となっている。
(Pin No. 31)
"CS10", "IOP10", and "SPISA2" are assigned to the pins of "Pin No. 31". Here, the "CS10" has a chip select function. Further, "IOP10" has a general-purpose input / output function, and "SPISA2" has a first SPI communication chip selection function. Then, "CS10", "IOP10", and "SPISA2" can be selected.
(ピンNo.32)
「ピンNo.32」のピンには、「VSS」が割り当てられている。ここで、「VSS」は、電圧の基準を決定するGND(グランド)機能を有する。
(Pin No. 32)
"VSS" is assigned to the pin of "Pin No. 32". Here, "VSS" has a GND (ground) function for determining a voltage reference.
(ピンNo.33)
「ピンNo.33」のピンには、「VSS」が割り当てられている。ここで、「VSS」は、電圧の基準を決定するGND(グランド)機能を有する。
(Pin No. 33)
"VSS" is assigned to the pin of "Pin No. 33". Here, "VSS" has a GND (ground) function for determining a voltage reference.
(ピンNo.34)
「ピンNo.34」のピンには、「IOP16」と、「SPISB0」とが割り当てられている。ここで、「IOP16」は、汎用入出力機能を有する。また、「SPISB0」は、第2SPI通信用チップ選択機能を有する。そして、「IOP16」と、「SPISB0」とを選択可能となっている。
(Pin No. 34)
"IOP16" and "SPISB0" are assigned to the pins of "Pin No. 34". Here, "IOP16" has a general-purpose input / output function. Further, "SPISB0" has a second SPI communication chip selection function. Then, "IOP16" and "SPISB0" can be selected.
(ピンNo.35)
「ピンNo.35」のピンには、「CS9」と、「IOP9」と、「SPISA3」とが割り当てられている。ここで、「CS9」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP9」は、汎用入出力機能を有し、「SPISA3」は、第1SPI通信用チップ選択機能を有する。そして、「CS9」と、「IOP9」と、「SPISA3」とを選択可能となっている。
(Pin No. 35)
"CS9", "IOP9", and "SPISA3" are assigned to the pins of "Pin No. 35". Here, "CS9" has a chip select function. Further, "IOP9" has a general-purpose input / output function, and "SPISA3" has a first SPI communication chip selection function. Then, "CS9", "IOP9", and "SPISA3" can be selected.
(ピンNo.37)
「ピンNo.37」のピンには、「CS8」と、「IOP8」とが割り当てられている。ここで、「CS8」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP8」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS8」と、「IOP8」とを選択可能となっている。
(Pin No. 37)
"CS8" and "IOP8" are assigned to the pins of "Pin No. 37". Here, the "CS8" has a chip select function. Further, "IOP8" has a general-purpose input / output function. Then, "CS8" and "IOP8" can be selected.
(ピンNo.38)
「ピンNo.38」のピンには、「OTP3」と、「SPICKB」とが割り当てられている。ここで、「OTP3」は、汎用出力機能を有する。また、「SPICKB」は、第2SPI通信用クロック出力機能を有する。そして、「OTP3」と、「SPICKB」とを選択可能となっている。
(Pin No. 38)
"OTP3" and "SPICKB" are assigned to the pins of "Pin No. 38". Here, "OTP3" has a general-purpose output function. Further, the "SPIKKB" has a second SPI communication clock output function. Then, "OTP3" and "SPICKB" can be selected.
(ピンNo.39)
「ピンNo.39」のピンには、「CS7」と、「IOP7」とが割り当てられている。ここで、「CS7」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP7」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS7」と、「IOP7」とを選択可能となっている。
(Pin No. 39)
"CS7" and "IOP7" are assigned to the pins of "Pin No. 39". Here, "CS7" has a chip select function. Further, "IOP7" has a general-purpose input / output function. Then, "CS7" and "IOP7" can be selected.
(ピンNo.41)
「ピンNo.41」のピンには、「CS6」と、「IOP6」とが割り当てられている。ここで、「CS6」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP6」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS6」と、「IOP6」とを選択可能となっている。
(Pin No. 41)
"CS6" and "IOP6" are assigned to the pins of "Pin No. 41". Here, "CS6" has a chip select function. Further, "IOP6" has a general-purpose input / output function. Then, "CS6" and "IOP6" can be selected.
(ピンNo.43)
「ピンNo.43」のピンには、「CS5」と、「IOP5」とが割り当てられている。ここで、「CS5」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP5」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS5」と、「IOP5」とを選択可能となっている。
(Pin No. 43)
"CS5" and "IOP5" are assigned to the pins of "Pin No. 43". Here, "CS5" has a chip select function. Further, "IOP5" has a general-purpose input / output function. Then, "CS5" and "IOP5" can be selected.
(ピンNo.45)
「ピンNo.45」のピンには、「CS4」と、「IOP4」とが割り当てられている。ここで、「CS4」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP4」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS4」と、「IOP4」とを選択可能となっている。
(Pin No. 45)
"CS4" and "IOP4" are assigned to the pins of "Pin No. 45". Here, "CS4" has a chip select function. Further, "IOP4" has a general-purpose input / output function. Then, "CS4" and "IOP4" can be selected.
(ピンNo.46)
「ピンNo.46」のピンには、「VDD」が割り当てられている。ここで、「VDD」は、システム用電源の機能を有する。
(Pin No. 46)
"VDD" is assigned to the pin of "Pin No. 46". Here, "VDD" has a function of a power supply for a system.
(ピンNo.47)
「ピンNo.47」のピンには、「CS3」と、「IOP3」とが割り当てられている。ここで、「CS3」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP3」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS3」と、「IOP3」とを選択可能となっている。
(Pin No. 47)
"CS3" and "IOP3" are assigned to the pins of "Pin No. 47". Here, "CS3" has a chip select function. Further, "IOP3" has a general-purpose input / output function. Then, "CS3" and "IOP3" can be selected.
(ピンNo.54)
「ピンNo.54」のピンには、「IOP17」と、「SPITXB」とが割り当てられている。ここで、「IOP17」は、汎用入出力機能を有する。また、「SPITXB」は、第2SPI通信用送信出力機能を有する。そして、「IOP17」と、「SPITXB」とを選択可能となっている。
(Pin No. 54)
"IOP17" and "SPITXB" are assigned to the pins of "Pin No. 54". Here, "IOP17" has a general-purpose input / output function. Further, the "SPITXB" has a transmission output function for the second SPI communication. Then, "IOP17" and "SPITXB" can be selected.
(ピンNo.56)
「ピンNo.56」のピンには、「IOP18」と、「SPIRXA」とが割り当てられている。ここで、「IOP18」は、汎用入出力機能を有する。また、「SPIRXA」は、第1SPI通信用受信入力機能を有する。そして、「IOP18」と、「SPIRXA」とを選択可能となっている。
(Pin No. 56)
"IOP18" and "SPIRXA" are assigned to the pins of "Pin No. 56". Here, the "IOP18" has a general-purpose input / output function. Further, the "SPIRXA" has a reception input function for the first SPI communication. Then, "IOP18" and "SPIRXA" can be selected.
(ピンNo.57)
「ピンNo.57」のピンには、「CS2」と、「IOP2」とが割り当てられている。ここで、「CS2」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP2」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS2」と、「IOP2」とを選択可能となっている。
(Pin No. 57)
"CS2" and "IOP2" are assigned to the pins of "Pin No. 57". Here, "CS2" has a chip select function. Further, "IOP2" has a general-purpose input / output function. Then, "CS2" and "IOP2" can be selected.
(ピンNo.59)
「ピンNo.59」のピンには、「CS1」と、「IOP1」とが割り当てられている。ここで、「CS1」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP1」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS1」と、「IOP1」とを選択可能となっている。
(Pin No. 59)
"CS1" and "IOP1" are assigned to the pins of "Pin No. 59". Here, "CS1" has a chip select function. Further, "IOP1" has a general-purpose input / output function. Then, "CS1" and "IOP1" can be selected.
(ピンNo.60)
「ピンNo.60」のピンには、「VCAP」が割り当てられている。ここで、「VCAP」は、メインRAM103のバックアップ用電源の機能を有する。
(Pin No. 60)
"VCAP" is assigned to the pin of "Pin No. 60". Here, the "VCAP" has a function of a backup power supply for the
(ピンNo.61)
「ピンNo.61」のピンには、「CS0」と、「IOP0」とが割り当てられている。ここで、「CS0」は、チップセレクト機能を有する。また、「IOP0」は、汎用入出力機能を有する。そして、「CS0」と、「IOP0」とを選択可能となっている。
(Pin No. 61)
"CS0" and "IOP0" are assigned to the pins of "Pin No. 61". Here, "CS0" has a chip select function. Further, "IOP0" has a general-purpose input / output function. Then, "CS0" and "IOP0" can be selected.
(ピンNo.62)
「ピンNo.62」のピンには、「VDD」が割り当てられている。ここで、「VDD」は、システム用電源の機能を有する。
(Pin No. 62)
"VDD" is assigned to the pin of "Pin No. 62". Here, "VDD" has a function of a power supply for a system.
(ピンNo.63)
「ピンNo.63」のピンには、「VSS」が割り当てられている。ここで、「VSS」は、電圧の基準を決定するGND(グランド)機能を有する。
(Pin No. 63)
"VSS" is assigned to the pin of "Pin No. 63". Here, "VSS" has a GND (ground) function for determining a voltage reference.
(ピンNo.64)
「ピンNo.64」のピンには、「VSS」が割り当てられている。ここで、「VSS」は、電圧の基準を決定するGND(グランド)機能を有する。
(Pin No. 64)
"VSS" is assigned to the pin of "Pin No. 64". Here, "VSS" has a GND (ground) function for determining a voltage reference.
なお、図24に示す通り、チップセレクト機能と、汎用入出力機能と、SPI通信機能とを選択可能なピン(具体的には、「ピンNo.23」のピンと、「ピンNo.25」のピンと、「ピンNo.27」のピンと、「ピンNo.29」のピンと、「ピンNo.31」のピンと、「ピンNo.35」のピン)は、主制御基板100の一の長手方向に集約している。
As shown in FIG. 24, a pin (specifically, a pin of "Pin No. 23" and a pin of "Pin No. 25") capable of selecting a chip select function, a general-purpose input / output function, and an SPI communication function. The pins, the pins of "pin No. 27", the pins of "pin No. 29", the pins of "pin No. 31", and the pins of "pin No. 35") are in the longitudinal direction of one of the
(使用ピン一覧)
次に、図25を用いて、使用ピン一覧について説明を行う。
(List of pins used)
Next, a list of pins used will be described with reference to FIG. 25.
本実施形態においては、図24で説明した機能を選択可能なピンについては、何れかの機能を選択可能となっている。このため、以下において、図25を用いて使用するピンについて説明を行う。 In the present embodiment, any function can be selected for the pin from which the function described with reference to FIG. 24 can be selected. Therefore, the pins used will be described below with reference to FIG. 25.
図25の「No.1」には、「ピンNo.21」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.21」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS15)と、汎用入出力機能(IOP15)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.21」のピンは、チップセレクト機能(CS15)が選択される。具体的には、「ピンNo.21」のピンは、後述する拡張モードが選択される際に用いられる。 “No. 1” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 21”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 21" can select the chip select function (CS15) and the general-purpose input / output function (IOP15). In the present embodiment, the chip select function (CS15) is selected for the pin of "Pin No. 21". Specifically, the pin of "Pin No. 21" is used when the extended mode described later is selected.
図25の「No.2」には、「ピンNo.23」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.23」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS14)と、汎用入出力機能(IOP14)と、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.23」のピンは、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0)が選択される。具体的には、「ピンNo.23」のピンは、遊技情報出力端子板77と、各種ソレノイドとを制御するためのチップ選択に用いられる。
“No. 2” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 23”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 23" can select the chip select function (CS14), the general-purpose input / output function (IOP14), and the first SPI communication chip selection function (SPISA0). ing. In the present embodiment, the first SPI communication chip selection function (SPISA0) is selected for the pin of "Pin No. 23". Specifically, the pin of "Pin No. 23" is used for chip selection for controlling the game information
図25の「No.3」には、「ピンNo.25」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.25」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS13)と、汎用入出力機能(IOP13)と、第1SPI通信用送信出力機能(SPITXA)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.25」のピンは、第1SPI通信用送信出力機能(SPITXA)が選択される。具体的には、「ピンNo.25」のピンは、遊技情報出力端子板77と、各種ソレノイドとに対する制御データの送信に用いられる。
“No. 3” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 25”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 25" can select the chip select function (CS13), the general-purpose input / output function (IOP13), and the transmission output function (SPITXA) for the first SPI communication. ing. In the present embodiment, the first SPI communication transmission output function (SPITXA) is selected for the pin of "Pin No. 25". Specifically, the pin of "Pin No. 25" is used for transmitting control data to the game information
図25の「No.4」には、「ピンNo.27」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.27」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS12)と、汎用入出力機能(IOP12)と、第1SPI通信用クロック出力機能(SPICKA)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.27」のピンは、第1SPI通信用クロック出力機能(SPICKA)が選択される。具体的には、「ピンNo.27」のピンは、遊技情報出力端子板77と、各種ソレノイドとを制御するためのクロック出力に用いられる。
“No. 4” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 27”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 27" can select the chip select function (CS12), the general-purpose input / output function (IOP12), and the first SPI communication clock output function (SPICKA). ing. In the present embodiment, the first SPI communication clock output function (SPICKA) is selected for the pin of "Pin No. 27". Specifically, the pin of "Pin No. 27" is used for clock output for controlling the game information
図25の「No.5」には、「ピンNo.28」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.28」のピンは、上述した通り、非同期シリアル通信用送信出力機能(SIOTX0)と、汎用出力機能(OTP0)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.28」のピンは、非同期シリアル通信用送信出力機能(SIOTX0)が選択される。具体的には、「ピンNo.28」のピンは、主制御基板100と、演出制御基板300との非同期シリアル通信に用いられる。
“No. 5” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 28”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 28" can be selected from the transmission output function for asynchronous serial communication (SIOTX0) and the general-purpose output function (OTP0). In the present embodiment, the transmission output function (SIOTX0) for asynchronous serial communication is selected for the pin of "Pin No. 28". Specifically, the pin of "Pin No. 28" is used for asynchronous serial communication between the
図25の「No.6」には、「ピンNo.29」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.29」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS11)と、汎用入出力機能(IOP11)と、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA1)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.29」のピンは、チップセレクト機能(CS11)が選択される。なお、「ピンNo.29」のピンについては、後で図26を用いて詳述する。 “No. 6” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 29”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 29" can select the chip select function (CS11), the general-purpose input / output function (IOP11), and the first SPI communication chip selection function (SPISA1). ing. In the present embodiment, the chip select function (CS11) is selected for the pin of "Pin No. 29". The pin of "Pin No. 29" will be described in detail later with reference to FIG. 26.
図25の「No.7」には、「ピンNo.30」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.30」のピンは、上述した通り、非同期シリアル通信用送信出力機能(SIOTX1)と、汎用出力機能(OTP1)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.30」のピンは、非同期シリアル通信用送信出力機能(OTP1)が選択される。具体的には、「ピンNo.30」のピンは、主制御基板100と、払出制御基板200との非同期シリアル通信に用いられる。
“No. 7” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 30”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 30" can be selected from the transmission output function for asynchronous serial communication (SIOTX1) and the general-purpose output function (OTP1). In the present embodiment, the transmission output function (OTP1) for asynchronous serial communication is selected for the pin of "Pin No. 30". Specifically, the pin of "Pin No. 30" is used for asynchronous serial communication between the
図25の「No.8」には、「ピンNo.31」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.31」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS10)と、汎用入出力機能(IOP10)と、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA2)とを選択可能となっている。なお、本実施形態において、「ピンNo.31」のピンは、未使用となっている。 “No. 8” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 31”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 31" can select the chip select function (CS10), the general-purpose input / output function (IOP10), and the first SPI communication chip selection function (SPISA2). ing. In this embodiment, the pin of "Pin No. 31" is unused.
図25の「No.9」には、「ピンNo.34」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.34」は、上述した通り、汎用入出力機能(IOP16)と、第2SPI通信用チップ選択機能(SPISB0)とを選択可能になっている。本実施形態において、「ピンNo.34」のピンは、第2SPI通信用チップ選択機能(SPISB0)が選択される。具体的には、「ピンNo.34」のピンは、図柄表示器や、情報表示器124を制御するためのチップ選択に用いられる。
“No. 9” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 34”. Here, as described above, "Pin No. 34" can select the general-purpose input / output function (IOP16) and the second SPI communication chip selection function (SPISB0). In the present embodiment, the second SPI communication chip selection function (SPISB0) is selected for the pin of "Pin No. 34". Specifically, the pin of "Pin No. 34" is used for chip selection for controlling the symbol display and the
ここで、「図柄表示器」とは、第1特別図柄表示器60、第2特別図柄表示器61、普通図柄表示器62、第1特別図柄保留表示器63、第2特別図柄保留表示器64、普通図柄保留表示器65、ラウンド数表示器66、右打ち表示器67、状態確認表示器68をいう。
Here, the "design display" means the first
図25の「No.10」には、「ピンNo.35」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.35」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS9)と、汎用入出力機能(IOP9)と、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA3)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.35」のピンは、汎用入出力機能(IOP9)が選択される。具体的には、「ピンNo.35」のピンは、図柄表示器との汎用入出力に用いられる。 “No. 10” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 35”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 35" can select the chip select function (CS9), the general-purpose input / output function (IOP9), and the first SPI communication chip selection function (SPISA3). ing. In the present embodiment, the general-purpose input / output function (IOP9) is selected for the pin of "Pin No. 35". Specifically, the pin of "Pin No. 35" is used for general-purpose input / output with a symbol display.
図25の「No.11」には、「ピンNo.37」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.37」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS8)と、汎用入出力機能(IOP8)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.37」のピンは、汎用入力機能(IOP8)が選択される。具体的には、「ピンNo.37」のピンは、情報表示器124との汎用入出力に用いられる。
“No. 11” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 37”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 37" can select the chip select function (CS8) and the general-purpose input / output function (IOP8). In the present embodiment, the general-purpose input function (IOP8) is selected for the pin of "Pin No. 37". Specifically, the pin of "Pin No. 37" is used for general-purpose input / output with the
図25の「No.12」には、「ピンNo.38」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.38」のピンは、上述した通り、汎用出力機能(OTP3)と、第2SPI通信用クロック出力機能(SPICKB)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.38」のピンは、第2SPI通信用クロック出力機能(SPICKB)が選択される。具体的には、「ピンNo.38」のピンは、図柄表示器や、情報表示器124を制御するためのクロック出力に用いられる。
“No. 12” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 38”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 38" can be selected from the general-purpose output function (OTP3) and the second SPI communication clock output function (SPIKKB). In the present embodiment, the second SPI communication clock output function (SPIKKB) is selected for the pin of "Pin No. 38". Specifically, the pin of "Pin No. 38" is used for the clock output for controlling the symbol display and the
図25の「No.13」には、「ピンNo.39」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.39」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS7)と、汎用入出力機能(IOP7)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.39」のピンは、汎用入出力機能(IOP7)が選択される。具体的には、「ピンNo.39」のピンは、第1開放検出スイッチ26swの入力に用いられる。 “No. 13” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 39”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 39" can select the chip select function (CS7) and the general-purpose input / output function (IOP7). In the present embodiment, the general-purpose input / output function (IOP7) is selected for the pin of "Pin No. 39". Specifically, the pin of "Pin No. 39" is used for the input of the first open detection switch 26sw.
図25の「No.14」には、「ピンNo.41」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.41」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS6)と、汎用入出力機能(IOP6)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.41」のピンは、汎用入出力機能(IOP6)が選択される。具体的には、「ピンNo.41」のピンは、第2開放検出スイッチ27swの入力に用いられる。 “No. 14” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 41”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 41" can select the chip select function (CS6) and the general-purpose input / output function (IOP6). In the present embodiment, the general-purpose input / output function (IOP6) is selected for the pin of "Pin No. 41". Specifically, the pin of "Pin No. 41" is used for the input of the second open detection switch 27sw.
図25の「No.15」には、「ピンNo.43」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.43」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS5)と、汎用入出力機能(IOP5)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.43」のピンは、汎用入出力機能(IOP5)が選択される。具体的には、「ピンNo.43」のピンは、スイッチ状態エラーに係るデータの汎用入出力に用いられる。 “No. 15” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 43”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 43" can select the chip select function (CS5) and the general-purpose input / output function (IOP5). In the present embodiment, the general-purpose input / output function (IOP5) is selected for the pin of "Pin No. 43". Specifically, the pin of "Pin No. 43" is used for general-purpose input / output of data related to a switch state error.
図25の「No.16」には、「ピンNo.45」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.45」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS4)と、汎用入出力機能(IOP4)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.45」のピンは、汎用入出力機能(IOP4)が選択される。具体的には、「ピンNo.45」のピンは、アウト球検出スイッチ32swとの汎用入出力に用いられる。 “No. 16” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 45”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 45" can select the chip select function (CS4) and the general-purpose input / output function (IOP4). In the present embodiment, the general-purpose input / output function (IOP4) is selected for the pin of "Pin No. 45". Specifically, the pin of "Pin No. 45" is used for general-purpose input / output with the out-ball detection switch 32sw.
図25の「No.17」には、「ピンNo.47」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.47」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS3)と、汎用入出力機能(IOP3)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.47」のピンは、汎用入出力機能(IOP3)が選択される。具体的には、「ピンNo.47」のピンは、セーフ球検出スイッチ89swとの汎用入出力に用いられる。 “No. 17” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 47”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 47" can select the chip select function (CS3) and the general-purpose input / output function (IOP3). In the present embodiment, the general-purpose input / output function (IOP3) is selected for the pin of "Pin No. 47". Specifically, the pin of "Pin No. 47" is used for general-purpose input / output with the safe ball detection switch 89sw.
図25の「No.18」には、「ピンNo.54」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.54」のピンは、上述した通り、「IOP17」と、「SPITXB」とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.54」のピンは、第2SPI通信用送信出力機能が選択される。具体的には、「ピンNo.54」のピンは、図柄表示器や、情報表示器124との通信(データ送信)に用いられる。
“No. 18” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 54”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 54" can be selected from "IOP17" and "SPITXB". In the present embodiment, the second SPI communication transmission output function is selected for the pin of "Pin No. 54". Specifically, the pin of "Pin No. 54" is used for communication (data transmission) with the symbol display and the
図25の「No.19」には、「ピンNo.56」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.56」のピンは、上述した通り、汎用入出力機能(IOP18)と、第1SPI通信用受信入力機能(SPIRXA)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.56」のピンは、第1SPI通信用受信入力機能(SPIRXA)が選択される。具体的には、「ピンNo.56」のピンは、遊技情報出力端子板77や、各種ソレノイド用受信入力に用いられる。
“No. 19” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 56”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 56" can be selected from the general-purpose input / output function (IOP18) and the first SPI communication reception input function (SPIRXA). In the present embodiment, the first SPI communication reception input function (SPIRXA) is selected for the pin of "Pin No. 56". Specifically, the pin of "Pin No. 56" is used for the game information
図25の「No.20」には、「ピンNo.57」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.57」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS2)と、汎用入出力機能(IOP2)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.57」のピンは、チップセレクト機能(CS2)が選択される。なお、「ピンNo.57」のピンについては、後で図26を用いて詳述する。 “No. 20” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 57”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 57" can select the chip select function (CS2) and the general-purpose input / output function (IOP2). In the present embodiment, the chip select function (CS2) is selected for the pin of "Pin No. 57". The pin of "Pin No. 57" will be described in detail later with reference to FIG. 26.
図25の「No.21」には、「ピンNo.59」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.59」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS1)と、汎用入出力機能(IOP1)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.59」のピンは、汎用入出力機能(IOP1)が選択される。具体的には、「ピンNo.59」のピンは、タッチセンサ15sとの汎用入出力に用いられる。
“No. 21” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 59”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 59" can select the chip select function (CS1) and the general-purpose input / output function (IOP1). In the present embodiment, the general-purpose input / output function (IOP1) is selected for the pin of "Pin No. 59". Specifically, the pin of "Pin No. 59" is used for general-purpose input / output with the
図25の「No.22」には、「ピンNo.61」のピンについて規定されている。ここで、「ピンNo.61」のピンは、上述した通り、チップセレクト機能(CS0)と、汎用入出力機能(IOP0)とを選択可能となっている。本実施形態において、「ピンNo.61」のピンは、汎用入出力機能(IOP0)が選択される。具体的には、「ピンNo.61」のピンは、発射ボリューム16からの汎用入力に用いられる。
“No. 22” in FIG. 25 defines the pins of “Pin No. 61”. Here, as described above, the pin of "Pin No. 61" can select the chip select function (CS0) and the general-purpose input / output function (IOP0). In the present embodiment, the general-purpose input / output function (IOP0) is selected for the pin of "Pin No. 61". Specifically, the pin of "Pin No. 61" is used for general-purpose input from the firing
(入力ポート一覧)
次に、図26を用いて、入力ポート一覧について説明を行う。なお、図26(A)は、チップセレクト機能が選択されているピンの一覧を示す図である。また、図26(B)は、汎用入出力機能が選択されているピンの一覧を示す図である。
(List of input ports)
Next, a list of input ports will be described with reference to FIG. Note that FIG. 26A is a diagram showing a list of pins for which the chip select function is selected. Further, FIG. 26B is a diagram showing a list of pins for which the general-purpose input / output function is selected.
図26(A)に示す通り、チップセレクト機能が選択されているピンのポート名/アドレスと、このポート名/アドレスのビットと、具体的に入力される信号の種別が対応付けられている。まず、以下において、「ピンNo.29」のピンと、「ピンNo.57」のピンとの説明を行う。 As shown in FIG. 26 (A), the port name / address of the pin for which the chip select function is selected, the bit of this port name / address, and the type of the signal to be specifically input are associated with each other. First, the pin of "Pin No. 29" and the pin of "Pin No. 57" will be described below.
上述した通り、「ピンNo.29」のピンは、チップセレクト機能(CS11)が選択されている。ここで、図26(A)に示す通り、「ピンNo.29」のピンは、大入賞口検出スイッチや、アウト球検出スイッチ32sw、特定領域検出スイッチ50sw、磁気検出センサ56s、電波検出センサ57sの入力に用いられる。
As described above, the chip select function (CS11) is selected for the pin of "Pin No. 29". Here, as shown in FIG. 26 (A), the pins of "Pin No. 29" are a large winning opening detection switch, an out ball detection switch 32sw, a specific area detection switch 50sw, a
一方で、「ピンNo.57」のピンは、チップセレクト機能(CS2)が選択されている。ここで、図26(A)に示す通り、「ピンNo.57」のピンは、始動口検出スイッチ、一般入賞口検出スイッチ、ゲート検出スイッチ41sw、第2始動口開閉ソレノイド45の入力に用いられる。
On the other hand, the chip select function (CS2) is selected for the pin of "Pin No. 57". Here, as shown in FIG. 26 (A), the pin of "Pin No. 57" is used for inputting the start port detection switch, the general winning opening detection switch, the gate detection switch 41sw, and the second start port opening /
次に、図26(B)には、汎用入出力端子が選択されているピンの一覧が示されている。 Next, FIG. 26B shows a list of pins for which general-purpose input / output terminals are selected.
上述した通り、「ピンNo.61」のピンは、汎用入出力機能(IOP0)が選択されている。ここで、「ピンNo.61」のピンは、発射ボリューム16から信号が入力される。
As described above, the general-purpose input / output function (IOP0) is selected for the pin of "Pin No. 61". Here, a signal is input from the firing
また、「ピンNo.59」のピンは、汎用入出力機能(IOP1)が選択されている。ここで、「ピンNo.59」のピンは、タッチセンサ15sから信号が入力される。
Further, the general-purpose input / output function (IOP1) is selected for the pin of "Pin No. 59". Here, a signal is input from the
また、「ピンNo.47」のピンは、汎用入出力機能(IOP3)が選択されている。ここで、「ピンNo.47」のピンは、セーフ球検出スイッチ89swから信号が入力される。 Further, the general-purpose input / output function (IOP3) is selected for the pin of "Pin No. 47". Here, a signal is input from the safe ball detection switch 89sw to the pin of "Pin No. 47".
また、「ピンNo.45」のピンは、汎用入出力機能(IOP4)が選択されている。ここで、「ピンNo.45」のピンは、アウト球検出スイッチ32swから信号が入力される。 Further, the general-purpose input / output function (IOP4) is selected for the pin of "Pin No. 45". Here, a signal is input from the out-ball detection switch 32sw to the pin of "Pin No. 45".
また、「ピンNo.43」のピンは、汎用入出力機能(IOP5)が選択されている。ここで、「ピンNo.43」のピンは、スイッチ状態エラー信号が入力される。 Further, the general-purpose input / output function (IOP5) is selected for the pin of "Pin No. 43". Here, a switch status error signal is input to the pin of "Pin No. 43".
また、「ピンNo.41」のピンは、汎用入出力機能(IOP6)が選択されている。ここで、「ピンNo.41」のピンは、第2開放検出スイッチ27swからの検出信号が入力される。 Further, the general-purpose input / output function (IOP6) is selected for the pin of "Pin No. 41". Here, the detection signal from the second open detection switch 27sw is input to the pin of "Pin No. 41".
また、「ピンNo.39」のピンは、汎用入出力機能(IOP7)が選択されている。ここで、「ピンNo.39」のピンは、第1開放検出スイッチ26swからの検出信号が入力される。 Further, the general-purpose input / output function (IOP7) is selected for the pin of "Pin No. 39". Here, the detection signal from the first open detection switch 26sw is input to the pin of "Pin No. 39".
なお、「ピンNo.57」のピンは、チップセレクト機能(CS2)が選択されている。このため、「IOP2」は、使用不可能となっている。 The chip select function (CS2) is selected for the pin of "Pin No. 57". Therefore, "IOP2" cannot be used.
その他、図示しない所定の汎用入力端子を介して、RWMクリアスイッチ122sw、設定キースイッチ123sw、電源スイッチ等の検出信号が入力されるようになっている。 In addition, detection signals of the RWM clear switch 122sw, the setting key switch 123sw, the power switch, and the like are input via a predetermined general-purpose input terminal (not shown).
(出力ポート一覧)
次に、図27を用いて、出力ポート一覧について説明を行う。なお、図27(A)は、拡張モードにおいて出力される信号の一覧を示す図である。また、図27(B)は、汎用入出力機能が選択されているピンの一覧を示す図である。
(List of output ports)
Next, a list of output ports will be described with reference to FIG. 27. Note that FIG. 27A is a diagram showing a list of signals output in the extended mode. Further, FIG. 27B is a diagram showing a list of pins for which the general-purpose input / output function is selected.
図27(A)は、ポート名/アドレスと、このポート名/アドレスのビットと、具体的に出力される信号の種別が対応付けられている。 In FIG. 27A, a port name / address, a bit of the port name / address, and a specific output signal type are associated with each other.
ここで、「拡張モード」とは、「ピンNo.21」のピンを使用して、チップセレクト機能を行うことが可能なピンを拡張するモードをいう。また、本実施形態において、拡張モードは、「ピンNo.21」の「1」個のピンを使用することで、「CS16」〜「CS21」の「6」個のピンを拡張することができる。 Here, the "extended mode" refers to a mode in which the pins of "pin No. 21" are used to expand the pins capable of performing the chip select function. Further, in the present embodiment, in the expansion mode, by using "1" pins of "Pin No. 21", "6" pins of "CS16" to "CS21" can be expanded. ..
また、本実施形態において、「CS16」〜「CS21」の各ビットは、遊技機1の出玉の性能を試験する試射試験時に用いられる信号に対応している。そして、各ビットに対応する信号は、ステップS117の出力制御処理により出力されることとなる。
Further, in the present embodiment, each bit of "CS16" to "CS21" corresponds to a signal used in a test firing test for testing the ball ejection performance of the
なお、試射試験中において画像表示装置に表示される画像は、試射試験以外において画像表示装置に表示される画像と変わらない。 The image displayed on the image display device during the test firing test is the same as the image displayed on the image display device except for the test firing test.
まず、図27(A)に示す通り、「CS16」は、条件装置が作動しているときに出力される条件装置作動中信号や、役物連続作動装置が作動しているときに出力される役物連続作動装置作動中信号、遊技球が第1始動口42や、第2始動口43に入球し、第1特別図柄や、第2特別図柄が変動しているときに出力される特別図柄変動中信号、遊技球が第1始動口42や、第2始動口43に入球し、大当りとなったときに出力される特別図柄大当り信号、遊技球が第1始動口42や、第2始動口43に入球し、小当りとなったときに出力される特別図柄小当り信号といった「大入賞口」の開放に係る信号などに対応している。
First, as shown in FIG. 27 (A), "CS16" is output when the condition device is operating, or when the condition device continuous operation device is operating. A special output when a signal during operation of the accessory continuous operation device and a game ball enter the
次に、図27(A)に示す通り、「CS17」は、第2始動口開閉部材44の開放時間が延長されている時短遊技状態に出力される普通電動役物開放延長状態信号や、遊技球が普図ゲート41を通過したときに行われる普通図柄の変動時間が短縮されているときに出力される普通図柄変動時間短縮状態信号、遊技球が普図ゲート41を通過したときに行われる普図当り判定により、普図当り遊技を実行すると判定される確率が高確率のときに出力される普通図柄高確率状態信号、第1特別図柄の変動時間や、第2特別図柄の変動時間が短縮される状態である特別図柄変動時間短縮状態信号、遊技球が第1始動口42や、第2始動口43に入球したときに行われる大当り判定により、大当り遊技を実行すると判定される確率が高確率のときに出力される特別図柄高確率状態信号、遊技球を発射する位置の情報を有する発射位置指定信号といった遊技者に有利な遊技状態に係る信号などに対応している。
Next, as shown in FIG. 27 (A), the “CS17” includes a normal electric accessory opening extension state signal output to a time-saving gaming state in which the opening time of the second starting port opening / closing
次に、図27(A)に示す通り、「CS18」は、第1特別電動役物や、第2特別電動役物が作動しているときに出力される特別電動役物作動中信号や、普通図柄が変動しているときに出力される普通図柄変動中信号、遊技球が普図ゲート41を通過し、普図当りとなったときに出力される普通図柄当り信号、普通電動役物が作動しているときに出力される普通電動役物作動中信号、役物連続作動装置の作動領域が有効となっているときに出力される役物連続作動装置作動領域有効信号、ラウンド数に係る情報を有する連続作動回数確定信号といった電動役物の作動に係る信号などに対応している。
Next, as shown in FIG. 27 (A), the "CS18" includes a first special electric accessory, a special electric accessory operating signal output when the second special electric accessory is operating, and a special electric accessory operating signal. The normal symbol changing signal output when the normal symbol is fluctuating, the normal symbol hit signal output when the game ball passes through the
次に、図27(A)に示す通り、「CS19」の「0」ビット目から「3」ビット目は、第1図柄データの出力に対応している。具体的には、「CS19」の「0」ビット目は、第1図柄データ(「0」ビット目)に対応しており、「CS19」の「1」ビット目は、第1図柄データ(「1」ビット目)に対応しており、「CS19」の「2」ビット目は、第1図柄データ(「2」ビット目)に対応しており、「CS19」の「3」ビット目は、第1図柄データ(「3」ビット目)に対応している。 Next, as shown in FIG. 27 (A), the "0" to "3" bits of "CS19" correspond to the output of the first symbol data. Specifically, the "0" bit of "CS19" corresponds to the first symbol data ("0" bit), and the "1" bit of "CS19" is the first symbol data ("0" bit). The "1" bit) corresponds to the "2" bit of "CS19", which corresponds to the first symbol data ("2" bit), and the "3" bit of "CS19" corresponds to. It corresponds to the first symbol data ("3" bit).
ここで、「第1図柄データ」とは、普通図柄表示器62に表示される点灯パターンに係るデータである。
Here, the "first symbol data" is data related to a lighting pattern displayed on the
また、「CS19」の「4」ビット目から「7」ビット目は、連続作動回数データの出力に対応している。具体的には、「CS19」の「4」ビット目は、連続作動回数データ(「0」ビット目)に対応しており、「CS19」の「5」ビット目は、連続作動回数データ(「1」ビット目)に対応しており、「CS19」の「6」ビット目は、連続作動回数データ(「2」ビット目)に対応しており、「CS19」の「7」ビット目は、連続作動回数データ(「3」ビット目)に対応している。 Further, the "4" to "7" bits of "CS19" correspond to the output of continuous operation number data. Specifically, the "4" bit of "CS19" corresponds to the continuous operation count data ("0" bit), and the "5" bit of "CS19" is the continuous operation count data ("0" bit). The "1" bit) corresponds to the "6" bit of "CS19", which corresponds to the continuous operation count data ("2" bit), and the "7" bit of "CS19" corresponds to. It corresponds to the continuous operation count data ("3" bit).
ここで、「連続作動回数データ」とは、特別図柄の種類でラウンド数を決定するのではなく、ラウンド数を抽選により決定する場合に用いられるデータである。このため、本実施形態においては未使用となっている。 Here, the "continuous operation number data" is data used when the number of rounds is determined by lottery instead of determining the number of rounds by the type of special symbol. Therefore, it is unused in this embodiment.
次に、図27(A)に示す通り、「CS20」の「0」ビット目から「7」ビット目は、第2図柄データの出力に対応している。具体的には、「CS20」の「0」ビット目は、第2図柄データ(「0」ビット目)に対応しており、「CS20」の「1」ビット目は、第2図柄データ(「1」ビット目)に対応しており、「CS20」の「2」ビット目は、第2図柄データ(「2」ビット目)に対応しており、「CS20」の「3」ビット目は、第2図柄データ(「3」ビット目)に対応している。 Next, as shown in FIG. 27 (A), the "0" to "7" bits of the "CS20" correspond to the output of the second symbol data. Specifically, the "0" bit of "CS20" corresponds to the second symbol data ("0" bit), and the "1" bit of "CS20" is the second symbol data ("" The "1" bit) corresponds to the "2" bit of "CS20", which corresponds to the second symbol data ("2" bit), and the "3" bit of "CS20" corresponds to. It corresponds to the second symbol data ("3" bit).
また、図27(A)に示す通り、「CS20」の「4」ビット目は、第2図柄データ(「4」ビット目)に対応しており、「CS20」の「5」ビット目は、第2図柄データ(「5」ビット目)に対応しており、「CS20」の「6」ビット目は、第2図柄データ(「6」ビット目)に対応しており、「CS20」の「7」ビット目は、第2図柄データ(「7」ビット目)に対応している。 Further, as shown in FIG. 27 (A), the "4" bit of "CS20" corresponds to the second symbol data ("4" bit), and the "5" bit of "CS20" is The second symbol data ("5" bit) is supported, and the "6" bit of "CS20" corresponds to the second symbol data ("6" bit), and the "CS20" " The 7th bit corresponds to the second symbol data (the 7th bit).
ここで、「第2図柄データ」とは、第1特別図柄表示器60に表示される点灯パターンに係るデータである。
Here, the "second symbol data" is data related to the lighting pattern displayed on the first
次に、図27(A)に示す通り、「CS21」の「0」ビット目から「7」ビット目は、第3図柄データの出力に対応している。具体的には、「CS21」の「0」ビット目は、第3図柄データ(「0」ビット目)に対応しており、「CS21」の「1」ビット目は、第3図柄データ(「1」ビット目)に対応しており、「CS21」の「2」ビット目は、第3図柄データ(「2」ビット目)に対応しており、「CS21」の「3」ビット目は、第3図柄データ(「3」ビット目)に対応している。 Next, as shown in FIG. 27 (A), the "0" to "7" bits of the "CS21" correspond to the output of the third symbol data. Specifically, the "0" bit of "CS21" corresponds to the third symbol data ("0" bit), and the "1" bit of "CS21" is the third symbol data ("0" bit). It corresponds to the 1st bit), the 2nd bit of the CS21 corresponds to the 3rd symbol data (2nd bit), and the 3rd bit of the CS21 corresponds to the 3rd bit. It corresponds to the third symbol data ("3" bit).
また、図27(A)に示す通り、「CS21」の「4」ビット目は、第3図柄データ(「4」ビット目)に対応しており、「CS21」の「5」ビット目は、第3図柄データ(「5」ビット目)に対応しており、「CS21」の「6」ビット目は、第3図柄データ(「6」ビット目)に対応しており、「CS21」の「7」ビット目は、第3図柄データ(「7」ビット目)に対応している。 Further, as shown in FIG. 27 (A), the "4" bit of "CS21" corresponds to the third symbol data ("4" bit), and the "5" bit of "CS21" is The third symbol data ("5" bit) is supported, and the "6" bit of "CS21" corresponds to the third symbol data ("6" bit), and the "CS21" " The 7th bit corresponds to the third symbol data (the 7th bit).
ここで、「第3図柄データ」とは、第2特別図柄表示器61に表示される点灯パターンに係るデータである。
Here, the "third symbol data" is data related to the lighting pattern displayed on the second
次に、図27(B)に示す通り、汎用入出力端子が選択されているピンの一覧が示されている。 Next, as shown in FIG. 27 (B), a list of pins for which general-purpose input / output terminals are selected is shown.
上述した通り、「ピンNo.37」のピンは、汎用入出力機能(IOP8)が選択されている。ここで、「ピンNo.37」のピンは、情報表示器124に対して信号を出力するためのピンである。
As described above, the general-purpose input / output function (IOP8) is selected for the pin of "Pin No. 37". Here, the pin of "Pin No. 37" is a pin for outputting a signal to the
また、「ピンNo.35」のピンは、汎用入出力機能(IOP9)が選択されている。ここで、「ピンNo.35」のピンは、図柄表示器に対して信号を出力するためのピンである。 Further, the general-purpose input / output function (IOP9) is selected for the pin of "Pin No. 35". Here, the pin of "Pin No. 35" is a pin for outputting a signal to the symbol display.
(汎用入出力端子の使用方法)
次に、図28を用いて、汎用入出力端子の使用方法について説明を行う。
(How to use general-purpose input / output terminals)
Next, a method of using the general-purpose input / output terminal will be described with reference to FIG. 28.
図28に示されているピンは、汎用入出力機能を選択可能となっている。ここで、図28に示されているピンは、「ピンNo.」と、ピン名称と、ハードウェアパラメータと、データとが対応付けられている。 The pins shown in FIG. 28 are capable of selecting a general-purpose input / output function. Here, in the pin shown in FIG. 28, "pin No.", a pin name, a hardware parameter, and data are associated with each other.
上述した通り、「ピンNo.61」のピンと、「ピンNo.59」のピンと、「ピンNo.47」のピンと、「ピンNo.45」のピンと、「ピンNo.43」のピンと、「ピンNo.41」のピンと、「ピンNo.39」のピンと、「ピンNo.37」のピンと、「ピンNo.35」のピンとは、汎用入出力機能が選択されている。 As described above, the pin of "Pin No. 61", the pin of "Pin No. 59", the pin of "Pin No. 47", the pin of "Pin No. 45", the pin of "Pin No. 43", and "Pin No. 43" A general-purpose input / output function is selected for the pin of "Pin No. 41", the pin of "Pin No. 39", the pin of "Pin No. 37", and the pin of "Pin No. 35".
ここで、「ピンNo.61」のピンと、「ピンNo.59」のピンと、「ピンNo.47」のピンとのハードウェアパラメータは、「BFCA(H)」である。また、「ピンNo.45」のピンと、「ピンNo.43」のピンと、「ピンNo.41」のピンと、「ピンNo.39」のピンとのハードウェアパラメータは、「BFCB(H)」である。 Here, the hardware parameter of the pin of "Pin No. 61", the pin of "Pin No. 59", and the pin of "Pin No. 47" is "BFCA (H)". The hardware parameters of the "pin No. 45" pin, the "pin No. 43" pin, the "pin No. 41" pin, and the "pin No. 39" pin are "BFCB (H)". be.
また、「ピンNo.37」のピンと、「ピンNo.35」のピンと、「ピンNo.31」のピンと、「ピンNo.29」のピンとのハードウェアパラメータは、「BFCC(H)」である。また、「ピンNo.27」のピンと、「ピンNo.25」のピンと、「ピンNo.23」のピンと、「ピンNo.21」のピンとのハードウェアパラメータは、「BFCD(H)」である。これらのデータは、図28に示す通り、「0」の場合が入力で、「1」の場合が出力である。 The hardware parameters of the "pin No. 37" pin, the "pin No. 35" pin, the "pin No. 31" pin, and the "pin No. 29" pin are "BFCC (H)". be. The hardware parameters of the "pin No. 27" pin, the "pin No. 25" pin, the "pin No. 23" pin, and the "pin No. 21" pin are "BFCD (H)". be. As shown in FIG. 28, these data are input when it is "0" and output when it is "1".
また、「ピンNo.34」のピンと、「ピンNo.54」のピンと、「ピンNo.56」のピンとのハードウェアパラメータは、「BFD0(H)」である。これらのデータは、図28に示す通り、「0」の場合が入力で、「1」の場合が出力である。 The hardware parameter of the pin of "Pin No. 34", the pin of "Pin No. 54", and the pin of "Pin No. 56" is "BFD0 (H)". As shown in FIG. 28, these data are input when it is "0" and output when it is "1".
(システム設定)
次に、図29を用いて、システム設定について説明を行う。
(System setting)
Next, the system setting will be described with reference to FIG. 29.
システム設定は、ハードウェアパラメータ102dの特定の領域である。ここで、図29に示す通り、システム設定は、ビットと、機能とが対応付けて規定されており、参考として作用が図示されている。 The system setting is a specific area of hardware parameter 102d. Here, as shown in FIG. 29, in the system setting, the bit and the function are defined in association with each other, and the operation is shown as a reference.
まず、システム設定の「7」ビット目は、チップセレクト端子動作モード選択に対応している。ここで、システム設定の「7」ビット目が「0」の場合には、チップセレクトモードとなる。一方で、システム設定の「7」ビット目が「1」の場合には、拡張モードとなる。 First, the "7th" bit of the system setting corresponds to the chip select terminal operation mode selection. Here, when the "7th" bit of the system setting is "0", the chip select mode is set. On the other hand, when the "7th" bit of the system setting is "1", the extended mode is set.
具体的には、システム設定の「7」ビット目が「0」となっている場合において、遊技機1に電源が供給されると、チップセレクトモードとなる。一方で、システム設定の「7」ビット目が「1」となっている場合において、遊技機1に電源が供給されると、拡張モードとなる。
Specifically, when the "7th" bit of the system setting is "0" and power is supplied to the
ここで、チップセレクト端子動作モード選択は、システム設定の最上位ビットに規定されているが、システム設定の最下位ビットに規定されていてもよい。これにより、チップセレクト端子動作モード選択がシステム設定の最上位ビットや、最下位ビットにない場合と比較して、チップセレクトモードであるか、拡張モードであるかを認識し易くすることができる。 Here, the chip select terminal operation mode selection is specified in the most significant bit of the system setting, but may be specified in the least significant bit of the system setting. This makes it easier to recognize whether the chip select terminal operation mode is the chip select mode or the extended mode, as compared with the case where the chip select terminal operation mode selection is not in the most significant bit or the least significant bit of the system setting.
次に、システム設定の「6」ビット目は、「16」ビット固定長乱数動作クロックに対応している。ここで、システム設定の「6」ビット目が「0」の場合には、CPUクロックとなる。一方で、システム設定の「6」ビット目が「1」の場合には、内蔵乱数クロックとなる。 Next, the "6th" bit of the system setting corresponds to the "16" bit fixed-length random number operation clock. Here, when the "6th" bit of the system setting is "0", it becomes the CPU clock. On the other hand, when the "6th" bit of the system setting is "1", the built-in random number clock is used.
次に、システム設定の「5」ビット目は、乱数外部ラッチ信号論理に対応している。ここで、システム設定の「5」ビット目が「0」の場合には、負論理となる。一方で、システム設定の「5」ビット目が「1」の場合には、正論理となる。 Next, the "5th" bit of the system setting corresponds to the random number external latch signal logic. Here, when the "5th" bit of the system setting is "0", the logic is negative. On the other hand, when the "5th" bit of the system setting is "1", the logic is positive.
次に、システム設定の「4」ビット目は、乱数強制エラーに対応している。ここで、システム設定の「4」ビット目が「0」の場合には、強制エラー無となる。一方で、システム設定の「4」ビット目が「1」の場合には、強制エラー有となる。ここで、システム設定の「4」ビット目は、遊技機1の開発者等が「1」を指定することにより、乱数回路のエラー状態を発動させることが可能となっている。
Next, the "4th" bit of the system setting corresponds to the random number forced error. Here, when the "4th" bit of the system setting is "0", there is no forced error. On the other hand, if the "4th" bit of the system setting is "1", a forced error occurs. Here, the "4th" bit of the system setting can be activated by the developer of the
なお、システム設定の乱数強制エラーは、システム設定の最上位ビットや、最下位ビットではなく、システム設定の最上位ビットと、最下位ビットとの間のビットに設けられている。これにより、システム設定の全てのビットを不正に改ざんしようとした場合に、最上位ビットから不正に改ざんを行う場合であっても、最下位ビットから不正に改ざんを行う場合であっても、システム設定の「4」ビット目の改ざんが行われた時点で、それ以上の改ざんをすることができなくなる。これにより、遊技機1のセキュリティ性能を向上させることができる。
The random number forced error of the system setting is provided not in the most significant bit or the least significant bit of the system setting but in the bit between the most significant bit and the least significant bit of the system setting. As a result, when all the bits of the system setting are tampered with illegally, the system is tampered with from the most significant bit or the least significant bit. When the "4th" bit of the setting is tampered with, no further tampering is possible. Thereby, the security performance of the
併せて、乱数強制エラーがシステム設定の最上位ビットや、最下位ビットにある場合と比較して、遊技機1の開発者等がプログラミング操作を行うにあたって、タイプミスによって誤って乱数強制エラーを設定してしまう事態を抑制することができる。
At the same time, compared to the case where the random number forced error is in the most significant bit or the least significant bit of the system setting, when the developer of the
次に、システム設定の「3」ビット目は、「0」の固定値が設定されている。なお、具体的には後述するが、システム設定の「3」ビット目が「1」となった場合には、エラーとなる。これにより、遊技機1のセキュリティ性能を向上させることができる。併せて、固定値がシステム設定の最上位ビットや、最下位ビットにある場合と比較して、遊技機1の開発者等がプログラミング操作を行うにあたって、タイプミスによって誤って乱数強制エラーを設定してしまう事態を抑制することができる。
Next, a fixed value of "0" is set for the "3" bit of the system setting. As will be described in detail later, if the "3" bit of the system setting becomes "1", an error will occur. Thereby, the security performance of the
なお、システム設定の固定値は、システム設定の最上位ビットや、最下位ビットではなく、最上位ビットと、最下位ビットとの間のビットに設けられている。これにより、システム設定の全てのビットを不正に改ざんしようとした場合に、最上位ビットから不正に改ざんを行う場合であっても、最下位ビットから不正に改ざんを行う場合であっても、システム設定の「3」ビット目の改ざんが行われた時点で、それ以上の改ざんをすることができなくなる。これにより、遊技機1のセキュリティ性能を向上させることができる。
Note that the fixed value of the system setting is provided not in the most significant bit or the least significant bit in the system setting but in the bit between the most significant bit and the least significant bit. As a result, when all the bits of the system setting are tampered with illegally, the system is tampered with from the most significant bit or the least significant bit. When the "3rd" bit of the setting is tampered with, no further tampering is possible. Thereby, the security performance of the
また、システム設定の乱数強制エラーと、システム設定の固定値とは、ビット「3」と、ビット「4」とで隣り合って規定されている。 Further, the random number forced error of the system setting and the fixed value of the system setting are defined next to each other by the bit "3" and the bit "4".
また、システム設定の乱数強制エラーとなった場合において、情報表示器124に表示される表示態様と、システム設定の固定値が「0」ではなくなった場合において、情報表示器124に表示される表示態様とは同一の表示態様となっているが、これに限定されることはなく、異なる表示態様としてもよい。これにより、情報表示器124を確認することにより、システム設定の乱数強制エラーとなった場合と、システム設定の固定値が「0」ではなくなった場合とを認識することができる。
Further, the display mode displayed on the
次に、システム設定の「2」ビット目は、自動相互認証に対応している。ここで、システム設定の「2」ビット目が「0」の場合には、自動相互認証有となる。一方で、システム設定の「2」ビット目が「1」の場合には、自動相互認証無となる。 Next, the "2" bit of the system setting corresponds to automatic mutual authentication. Here, when the "2" bit of the system setting is "0", automatic mutual authentication is provided. On the other hand, when the "2" bit of the system setting is "1", there is no automatic mutual authentication.
次に、システム設定の「1」ビット目は、非同期シリアル通信用送信出力機能/自動相互認証選択に対応している。ここで、システム設定の「1」ビット目が「0」の場合には、非同期シリアル通信用送信出力機能となる。一方で、システム設定の「1」ビット目が「1」の場合には、自動相互認証選択となる。 Next, the "1" bit of the system setting corresponds to the transmission output function for asynchronous serial communication / automatic mutual authentication selection. Here, when the "1" bit of the system setting is "0", the transmission output function for asynchronous serial communication is provided. On the other hand, when the "1" bit of the system setting is "1", automatic mutual authentication is selected.
次に、システム設定の「0」ビット目は、内部機能レジスタ配置に対応している。ここで、システム設定の「0」ビット目が「0」の場合には、内部機能レジスタをメモリ空間に配置することとなる。一方で、システム設定の「0」ビット目が「1」の場合には、内部機能レジスタをI/O空間に配置することとなる。 Next, the "0" bit of the system setting corresponds to the internal function register arrangement. Here, when the "0" bit of the system setting is "0", the internal function register is arranged in the memory space. On the other hand, when the "0" bit of the system setting is "1", the internal function register is arranged in the I / O space.
(システム設定のエラーパターン)
ここで、以下において、システム設定のエラーパターンについて説明する。
(System setting error pattern)
Here, the error pattern of the system setting will be described below.
まず、第1のエラーパターンは、システム設定の「3」ビット目が「1」であることである。具体的には、システム設定の「3」ビット目は、固定値として「0」が設定されることでのみメインチップ100Aが起動される設計となっている。このため、システム設定の「3」ビット目が「1」であることは、システム設定のデータが不正に操作されたこととみなし、エラー状態となりメインチップ100Aは起動しない。 First, the first error pattern is that the "3" bit of the system setting is "1". Specifically, the "3" bit of the system setting is designed so that the main chip 100A is activated only when "0" is set as a fixed value. Therefore, if the "3" bit of the system setting is "1", it is considered that the data of the system setting has been manipulated illegally, an error state occurs, and the main chip 100A does not start.
次に、第2のエラーパターンとして、システム設定の「1」ビット目が「0」であって、システム設定の「2」ビット目が「1」であることである。具体的には、非同期シリアル通信用送信出力機能が選択されているにもかかわらず、自動相互認証有となっている場合である。 Next, as the second error pattern, the "1" bit of the system setting is "0" and the "2" bit of the system setting is "1". Specifically, it is a case where automatic mutual authentication is enabled even though the transmission output function for asynchronous serial communication is selected.
次に、第3のエラーパターンとして、システム設定の「7」ビット目が「0」であって、後で図30を用いて説明するハードウェアパラメータの「CS16」〜「CS23」の「2」ビットのデータが「10」、または「11」であることである。具体的には、拡張モードが設定されていないにもかかわらず、拡張モード時に使用される「CS16」〜「CS23」が「読込信号と同期」、または「書込信号と同期」と設定されている場合である。 Next, as a third error pattern, the "7" bit of the system setting is "0", and the hardware parameters "CS16" to "CS23" "2", which will be described later with reference to FIG. The bit data is "10" or "11". Specifically, even though the extended mode is not set, "CS16" to "CS23" used in the extended mode are set to "synchronize with the read signal" or "synchronize with the write signal". If there is.
次に、第4のエラーパターンとして、システム設定の「7」ビット目が「1」であって、後で図30を用いて説明するハードウェアパラメータの「CS15」の「2」ビットのデータが「10」、または「11」であることである。具体的には、拡張モードが設定されているにもかかわらず、「CS15」が「読込信号と同期」、または「書込信号と同期」と設定されている場合である。 Next, as the fourth error pattern, the "7" bit of the system setting is "1", and the data of the "2" bit of the hardware parameter "CS15" described later with reference to FIG. 30 is It is "10" or "11". Specifically, it is a case where "CS15" is set to "synchronize with the read signal" or "synchronize with the write signal" even though the extended mode is set.
次に、第5のエラーパターンとして、「4」ビット目が「1」となっている場合である。具体的には、強制エラーが設定されている場合である。 Next, as a fifth error pattern, there is a case where the "4th" bit is "1". Specifically, this is the case when a forced error is set.
そして、上述した第1のエラーパターンから第5のエラーパターンの何れかに該当する場合においては、メインチップ100Aが起動しないこととなる。 Then, in the case where any of the above-mentioned first error patterns to the fifth error patterns is applicable, the main chip 100A will not start.
(チップセレクト設定)
次に、図30を用いて、チップセレクト設定について説明を行う。
(Chip select setting)
Next, the chip select setting will be described with reference to FIG.
図30に示す通り、チップセレクト設定に対応するメモリ空間アドレスと、メモリ空間アドレスに対応するビットと、ビットに対応するチップセレクト端子と、機能とが対応付けて図示されている。 As shown in FIG. 30, the memory space address corresponding to the chip select setting, the bit corresponding to the memory space address, the chip select terminal corresponding to the bit, and the function are shown in association with each other.
まず、メモリ空間アドレスが「BFCA(H)」の「0」ビット目〜「1」ビット目には、「CS0」が対応しており、「2」ビット目〜「3」ビット目には、「CS1」が対応しており、「4」ビット目〜「5」ビット目には、「CS2」が対応しており、「6」ビット目〜「7」ビット目には、「CS3」が対応している。 First, "CS0" corresponds to the "0" to "1" bits of the memory space address "BFCA (H)", and the "2" to "3" bits correspond to the memory space address. "CS1" corresponds, "CS2" corresponds to the "4" bit to "5" bit, and "CS3" corresponds to the "6" bit to "7" bit. It corresponds.
次に、メモリ空間アドレスが「BFCB(H)」の「0」ビット目〜「1」ビット目には、「CS4」が対応しており、「2」ビット目〜「3」ビット目には、「CS5」が対応しており、「4」ビット目〜「5」ビット目には、「CS6」が対応しており、「6」ビット目〜「7」ビット目には、「CS7」が対応している。 Next, "CS4" corresponds to the "0" to "1" bits of the memory space address "BFCB (H)", and the "2" to "3" bits correspond to the memory space address. , "CS5" corresponds, "CS6" corresponds to the "4" bit to "5" bit, and "CS7" corresponds to the "6" bit to "7" bit. Is supported.
次に、メモリ空間アドレスが「BFCC(H)」の「0」ビット目〜「1」ビット目には、「CS8」が対応しており、「2」ビット目〜「3」ビット目には、「CS9」が対応しており、「4」ビット目〜「5」ビット目には、「CS10」が対応しており、「6」ビット目〜「7」ビット目には、「CS11」が対応している。 Next, "CS8" corresponds to the "0" to "1" bits of the memory space address "BFCC (H)", and the "2" to "3" bits correspond to each other. , "CS9" corresponds, "CS10" corresponds to the "4" bit to "5" bit, and "CS11" corresponds to the "6" bit to "7" bit. Is supported.
次に、メモリ空間アドレスが「BFCD(H)」の「0」ビット目〜「1」ビット目には、「CS12」が対応しており、「2」ビット目〜「3」ビット目には、「CS13」が対応しており、「4」ビット目〜「5」ビット目には、「CS14」が対応しており、「6」ビット目〜「7」ビット目には、「CS15」が対応している。 Next, "CS12" corresponds to the "0" to "1" bits of the memory space address "BFCD (H)", and the "2" to "3" bits correspond to each other. , "CS13" corresponds, "CS14" corresponds to the "4" bit to "5" bit, and "CS15" corresponds to the "6" bit to "7" bit. Is supported.
次に、メモリ空間アドレスが「BFCE(H)」の「0」ビット目〜「1」ビット目には、「CS16」が対応しており、「2」ビット目〜「3」ビット目には、「CS17」が対応しており、「4」ビット目〜「5」ビット目には、「CS18」が対応しており、「6」ビット目〜「7」ビット目には、「CS19」が対応している。 Next, "CS16" corresponds to the "0" to "1" bits of the memory space address "BFCE (H)", and the "2" to "3" bits correspond to each other. , "CS17" corresponds, "CS18" corresponds to the "4" bit to "5" bit, and "CS19" corresponds to the "6" bit to "7" bit. Is supported.
次に、メモリ空間アドレスが「BFCF(H)」の「0」ビット目〜「1」ビット目には、「CS20」が対応しており、「2」ビット目〜「3」ビット目には、「CS21」が対応しており、「4」ビット目〜「5」ビット目には、「CS22」が対応しており、「6」ビット目〜「7」ビット目には、「CS23」が対応している。 Next, "CS20" corresponds to the "0" to "1" bits of the memory space address "BFCF (H)", and the "2" to "3" bits correspond to the memory space address. , "CS21" corresponds, "CS22" corresponds to the "4" bit to "5" bit, and "CS23" corresponds to the "6" bit to "7" bit. Is supported.
ここで、メモリ空間アドレスの「BFCA(H)」〜「BFCD(H)」は、チップセレクトモード時、及び拡張モード時に信号として使用され、メモリ空間アドレスの「BFCE(H)」〜「BFCF(H)」は、拡張モード時にチップセレクト信号として使用される。 Here, the memory space addresses "BFCA (H)" to "BFCD (H)" are used as signals in the chip select mode and the extended mode, and the memory space addresses "BFCE (H)" to "BFCF (BFCF)" "H)" is used as a chip select signal in the extended mode.
そして、メモリ空間アドレスの「BFCA(H)」〜「BFCD(H)」のそれぞれの「2」ビットのデータが「00」の場合には、入力ポートとして使用され、「01」の場合には、出力ポートとして使用される。また、メモリ空間アドレスの「BFCA(H)」〜「BFCD(H)」のそれぞれの「2」ビットのデータが「10」の場合には、読込信号と同期し、「11」の場合には、書込信号と同期することとなる。 Then, when the data of each "2" bit of the memory space address "BFCA (H)" to "BFCD (H)" is "00", it is used as an input port, and when it is "01", it is used. , Used as an output port. Further, when the data of each "2" bit of the memory space address "BFCA (H)" to "BFCD (H)" is "10", it is synchronized with the read signal, and when it is "11", it is synchronized with the read signal. , Will be synchronized with the write signal.
一方で、メモリ空間アドレスの「BFCE(H)」〜「BFCF(H)」のそれぞれの「2」ビットのデータが「10」の場合には、読込信号と同期し、「11」の場合には、書込信号と同期することとなる。 On the other hand, when the data of each "2" bit of the memory space address "BFCE (H)" to "BFCF (H)" is "10", it is synchronized with the read signal, and when it is "11". Will be synchronized with the write signal.
ここで、メモリ空間アドレスの「BFCA(H)」〜「BFCD(H)」のそれぞれの「2」ビットのデータには、通常「00」、または「01」の何れかのデータが入っていることとなる。例えば、メモリ空間アドレスの「BFCA(H)」の「4」ビット目〜「5」ビット目の「2」ビットのデータや、「BFCC(H)」の「6」ビット目〜「7」ビット目の「2」ビットのデータは、「00」となっている。 Here, the data of each "2" bit of the memory space addresses "BFCA (H)" to "BFCD (H)" usually contains data of either "00" or "01". It will be. For example, the data of the "2" bits of the "4" to "5" bits of the memory space address "BFCA (H)" and the "6" to "7" bits of the "BFCC (H)" The data of the "2" bit of the eye is "00".
なお、拡張モードにおいて、「BFCD(H)」の「6」ビット目〜「7」ビット目の「2」ビットには、「00」のデータが入っていることとなる。 In the extended mode, the data of "00" is contained in the "2" bits of the "6th" to "7th" bits of the "BFCD (H)".
一方で、メモリ空間アドレスの「BFCE(H)」〜「BFCF(H)」のそれぞれの「2」ビットのデータには、通常「10」、または「11」の何れかのデータが入っていることとなる。 On the other hand, the data of each "2" bit of the memory space address "BFCE (H)" to "BFCF (H)" usually contains data of either "10" or "11". It will be.
例えば、メモリ空間アドレスの「BFCE(H)」の「0」ビット目〜「1」ビット目の「2」ビットのデータ、「2」ビット目〜「3」ビット目の「2」ビットのデータ、「4」ビット目〜「5」ビット目の「2」ビットのデータ、「6」ビット目〜「7」ビット目の「2」ビットのデータは、「11」となっている。 For example, the data of the "2" bit from the "0" bit to the "1" bit of the memory space address "BFCE (H)", and the data of the "2" bit from the "2" bit to the "3" bit. , The data of the "2" bit of the "4" bit to the "5" bit, and the data of the "2" bit of the "6" bit to the "7" bit are "11".
また、「BFCF(H)」の「0」ビット目〜「1」ビット目の「2」ビットのデータ、「2」ビット目〜「3」ビット目の「2」ビットのデータも「11」となっている。 Further, the data of the "2" bits from the "0" bit to the "1" bit of "BFCF (H)" and the data of the "2" bit from the "2" bit to the "3" bit are also "11". It has become.
ここで、図30に示す通り、「BFCE(H)」と、「BFCF(H)」との「2」ビットのデータが「00」の場合と、「01」の場合とは、同じ「使用しない」となっているが、本実施形態において、「BFCF(H)」の「4」ビット目〜「5」ビット目の「2」ビットのデータ、「6」ビット目〜「7」ビット目の「2」ビットのデータには、「01」が設定されるのではなく、「00」が設定されている。従って、同じ「使用しない」というデータであっても、「01」が設定されることはない。 Here, as shown in FIG. 30, the same “use” is used when the “2” bit data of “BFCE (H)” and “BFCF (H)” is “00” and “01”. However, in the present embodiment, the data of the "2" bit of the "BFCF (H)" from the "4" bit to the "5" bit, and the data of the "6" bit to the "7" bit. In the "2" bit data of, "00" is set instead of "01". Therefore, "01" is not set even for the same "not used" data.
(チップセレクトモード時のチップセレクト端子の出力)
次に、図31を用いて、チップセレクトモード時のチップセレクト端子の出力について説明を行う。
(Chip select terminal output in chip select mode)
Next, the output of the chip select terminal in the chip select mode will be described with reference to FIG. 31.
図31に示す通り、チップセレクトと、I/O空間アドレスと、チップセレクト端子とが対応付けて図示されている。 As shown in FIG. 31, the chip select, the I / O space address, and the chip select terminal are shown in association with each other.
例えば、「CS0」に対応するI/O空間アドレスはE0(H)であり、チップセレクト端子の「0」の欄が「0」であり、「1」〜「15」の欄が「1」となっている。同様に、「CS1」から「CS15」も、対応するI/O空間アドレスと、「0」が指定されているチップセレクト端子とが予め定められている。 For example, the I / O space address corresponding to "CS0" is E0 (H), the "0" column of the chip select terminal is "0", and the "1" to "15" columns are "1". It has become. Similarly, in "CS1" to "CS15", the corresponding I / O space address and the chip select terminal to which "0" is designated are predetermined.
(拡張モード時のチップセレクト端子の出力)
次に、図32を用いて、拡張モード時のチップセレクト端子の出力について説明を行う。なお、図32(A)は、「CS0」から「CS15」のチップセレクト端子の出力を示す図である。また、図32(B)は、「CS16」から「CS23」のチップセレクト端子の出力を示す図である。
(Chip select terminal output in extended mode)
Next, the output of the chip select terminal in the extended mode will be described with reference to FIG. 32. Note that FIG. 32A is a diagram showing the outputs of the chip select terminals of “CS0” to “CS15”. Further, FIG. 32B is a diagram showing outputs of the chip select terminals of “CS16” to “CS23”.
まず、図32(A)に示す通り、「CS0」から「CS15」のI/O空間アドレスと、チップセレクト端子とが対応付けて図示されている。 First, as shown in FIG. 32 (A), the I / O space addresses of "CS0" to "CS15" and the chip select terminal are shown in association with each other.
例えば、「CS0」に対応するI/O空間アドレスは「E0(H)」であり、チップセレクト端子の「0」の欄が「0」であり、「1」〜「15」の欄が「1」となっている。同様に、「CS1」から「CS14」も、対応するI/O空間アドレスと、「0」が指定されているチップセレクト端子とが予め定められている。 For example, the I / O space address corresponding to "CS0" is "E0 (H)", the "0" column of the chip select terminal is "0", and the columns "1" to "15" are "1" to "15". It is "1". Similarly, in "CS1" to "CS14", the corresponding I / O space address and the chip select terminal to which "0" is designated are predetermined.
そして、「CS0」から「CS14」までは、図31と同様となっているが、「CS15」については使用禁止となっている。これは、「CS15」を用いて「CS16」から「CS23」を拡張して使用するためである。 Then, "CS0" to "CS14" are the same as those in FIG. 31, but "CS15" is prohibited from use. This is because "CS15" is used to extend "CS23" from "CS16".
また、図32(B)に示す通り、「CS16」から「CS23」のI/O空間アドレスと、チップセレクト端子とが対応付けて図示されている。 Further, as shown in FIG. 32 (B), the I / O space addresses of "CS16" to "CS23" and the chip select terminal are shown in association with each other.
例えば、「CS16」に対応するI/O空間アドレスは「F0(H)」であり、「A0」から「A2」が「0」であり、「CS0」から「CS14」は「1」であり、「CS15」はストローブとなっている。 For example, the I / O space address corresponding to "CS16" is "F0 (H)", "A0" to "A2" is "0", and "CS0" to "CS14" is "1". , "CS15" is a strobe.
ここで、拡張モードにおける「CS16」から「CS23」は、上述したシステム設定内のチップセレクト端子動作モード選択で拡張モードを選択したうえで、「A0」端子、「A1」端子、及び「A2」端子と、「CS15」端子のデコードを行うことで指定可能となる。 Here, for "CS16" to "CS23" in the extended mode, after selecting the extended mode in the chip select terminal operation mode selection in the system setting described above, the "A0" terminal, the "A1" terminal, and the "A2" It can be specified by decoding the terminal and the "CS15" terminal.
そして、「CS15」端子は、チップセレクトモードにおいて「CS15」を選択するための機能(チップセレクト機能)を有するが、拡張モードにおいては、当該チップセレクト機能が使用禁止となる。 The "CS15" terminal has a function (chip select function) for selecting "CS15" in the chip select mode, but the chip select function is prohibited in the extended mode.
また、拡張モード下において、「CS15」端子はデコードされ、同じくデコードされた「A0」端子、「A1」端子、及び「A2」端子を利用して拡張される「CS16」から「CS23」に応じたストローブ信号を出力するために用いられる。 Further, in the extended mode, the "CS15" terminal is decoded, and the same decoded "A0" terminal, "A1" terminal, and "A2" terminal are used to expand according to "CS16" to "CS23". It is used to output a strobe signal.
例えば、拡張モードにおいて、「CS15」端子にストローブ信号(負論理のため「0」)が出力され、「CS0」〜「CS14」には「1」が設定され、「A0」端子、「A1」端子、及び「A2」端子に「0」が設定されると、「CS16」が指定されることとなり、「CS16」におけるデータの入出力が許容される。 For example, in the extended mode, a strobe signal (“0” due to negative logic) is output to the “CS15” terminal, “1” is set to “CS0” to “CS14”, and the “A0” terminal and “A1” are set. When "0" is set for the terminal and the "A2" terminal, "CS16" is specified, and data input / output in "CS16" is permitted.
なお、チップセレクトモードでは、メインチップ100Aに内蔵されているデコーダを利用して「CS0」から「CS15」を指定するが、拡張モードでは、メインチップ100Aの外部のデコーダを利用して、「CS16」から「CS23」が指定されることとなる。 In the chip select mode, "CS0" to "CS15" are specified using the decoder built in the main chip 100A, but in the extended mode, the decoder outside the main chip 100A is used to specify "CS16". "CS23" will be specified.
(チップセレクトモード時におけるチップセレクト領域の読込信号)
次に、図33を用いて、チップセレクトモード時におけるチップセレクト領域の読込信号について説明を行う。
(Read signal of chip select area in chip select mode)
Next, the read signal of the chip select region in the chip select mode will be described with reference to FIG. 33.
図33には、クロックモニタ(CLKOUT)と、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)と、アドレスバス(A0〜A7)と、シリアルバス(SBUS0〜SBUS2)と、チップセレクト(CSx)と、I/Oリクエスト信号(IREQ0)と、読込信号(R0)とが図示されている。 In FIG. 33, a clock monitor (CLKOUT), a data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15), an address bus (A0 to A7), a serial bus (SBUS0 to SBUS2), and a chip select (CSx) are shown. ), The I / O request signal (IREQ0), and the read signal (R0) are shown in the figure.
まず、図33(A)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T1」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)確定までの遅延時間である。ここで、図33(A)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 First, FIG. 33A shows a delay time from the rising timing of “T1” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (A) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図33(B)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)がハイインピーダンス状態となるまでの遅延時間である。ここで、図33(B)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 33B shows the delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the high impedance state of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). be. Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (B) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図33(C)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングに対するデータバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)のセットアップ時間である。ここで、図33(C)のセットアップ時間は「150」ns以上の時間となる。 Next, FIG. 33C shows the setup time of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) with respect to the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT). Here, the setup time in FIG. 33 (C) is "150" ns or more.
次に、図33(D)のタイミングは、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)の保持の遅延時間(ホールド時間)である。ここで、「ホールド時間」とは、チップセレクト(CSx)が有効となった後に、データの拾い漏れを防止するための時間である。ここで、図33(D)の遅延時間は「5」ns以上の時間となる。 Next, the timing of FIG. 33 (D) is the delay time (hold time) for holding the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT). Is. Here, the "hold time" is a time for preventing data omission after the chip select (CSx) is enabled. Here, the delay time in FIG. 33 (D) is "5" ns or more.
次に、図33(E)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T8」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)がハイインピーダンス状態から復帰するまでの遅延時間である。ここで、図33(E)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 33 (E) shows the delay time from the rising timing of “T8” of the clock monitor (CLKOUT) to the recovery of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) from the high impedance state. Is. Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (E) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図33(F)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T1」の立ち上がりのタイミングから、アドレスバス(A0〜A7)確定までの遅延時間である。ここで、図33(F)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 33 (F) shows a delay time from the rising timing of “T1” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the address bus (A0 to A7). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (F) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図33(G)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T2」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS2)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図33(G)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 33 (G) shows a delay time from the rising timing of “T2” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the serial bus (SBUS2). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (G) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図33(H)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T8」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS2)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図33(H)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 33 (H) shows a delay time from the rising timing of “T8” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of the serial bus (SBUS2). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (H) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図33(I)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS0)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図33(I)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 33 (I) shows a delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the serial bus (SBUS0). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (I) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図33(J)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS0)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図33(J)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 33 (J) shows a delay time from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of the serial bus (SBUS0). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (J) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図33(K)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、チップセレクト(CSx)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図33(K)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 33 (K) shows the delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the chip select (CSx). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (K) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
なお、図33(K)の時間は、図33(B)の時間よりも長くなっているのは、短絡防止のためである。 The time shown in FIG. 33 (K) is longer than the time shown in FIG. 33 (B) in order to prevent a short circuit.
次に、図33(L)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、チップセレクト(CSx)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図33(L)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 33 (L) shows a delay time from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of chip select (CSx). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 33 (L) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
ここで、図33(B)の遅延時間は、図33(I)の遅延時間よりも短い時間となっている。また、図33(I)の遅延時間は、図33(K)の遅延時間以下の遅延時間となっている。また、図33(J)の遅延時間は、図33(L)の遅延時間以下の遅延時間となっている。 Here, the delay time in FIG. 33 (B) is shorter than the delay time in FIG. 33 (I). Further, the delay time in FIG. 33 (I) is equal to or less than the delay time in FIG. 33 (K). Further, the delay time in FIG. 33 (J) is equal to or less than the delay time in FIG. 33 (L).
また、図33(K)と、図33(L)のチップセレクト(CSx)は、チップセレクトモードなので、「CS0」から「CS15」の領域の何れかである。 Further, since the chip select (CSx) in FIGS. 33 (K) and 33 (L) is a chip select mode, it is in any of the regions from "CS0" to "CS15".
また、クロックモニタ(CLKOUT)信号と、アドレスバス(A0〜A7)は、常に有効となっている。 Further, the clock monitor (CLKOUT) signal and the address bus (A0 to A7) are always valid.
また、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)信号は、ハイインピーダンス状態の期間以外においては、常に有効となっている。ここで、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)は、有効となっているときに、入力データがセットアップされる入力状態以外では、常に「10(H)」を書き込むことで、出力状態が維持される。 Further, the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) signals are always valid except during the period of the high impedance state. Here, when the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) is enabled, "10 (H)" is always written except in the input state in which the input data is set up. The output state is maintained.
ここで、図33に示す通り、入力データのセットアップの前後は、ハイインピーダンス状態となる。当該ハイインピーダンス状態を設けることにより、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)の出力状態と、入力状態との間にフローティング期間が生まれ、入出力状態の切り替え時のバスショートによるチップセレクト機能の破損を防止することができる。仮に、当該ハイインピーダンス状態を設けないこととした場合、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)の出力状態と、入力状態とが処理遅延等の理由で少しでも重複することでバスショートを引き起こし、チップセレクト機能の破損に繋がりやすくなってしまう。 Here, as shown in FIG. 33, the high impedance state is set before and after the setup of the input data. By providing the high impedance state, a floating period is created between the output state of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) and the input state, and the chip due to the bus short when switching the input / output state. It is possible to prevent damage to the select function. If the high impedance state is not provided, the output state of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) and the input state may overlap as much as possible due to processing delay or the like. It causes a short circuit and easily leads to damage to the chip select function.
また、図33に示す通り、データ入力において、チップセレクト(CSx)がアクティブとなることで、データの入力が許容されることとなる。具体的には、メインチップ100Aは、サブチップ100Bの指定を有効とするためのイネーブル信号の設定を行う。そして、このイネーブル信号が有効となることで、入力データの入力が許容される。 Further, as shown in FIG. 33, when the chip select (CSx) is activated in the data input, the data input is permitted. Specifically, the main chip 100A sets an enable signal for validating the designation of the sub chip 100B. Then, when this enable signal becomes valid, the input of input data is permitted.
また、図33に示す通り、入力データが入力されるのは、チップセレクト(CSx)のアドレス指定が有効な状態と、I/Oリクエスト信号(IREQ0)が有効な状態と、読込信号(R0)が有効な状態との全てが重複している場合に限られる。 Further, as shown in FIG. 33, the input data is input in a state in which the chip select (CSx) address specification is valid, a state in which the I / O request signal (IREQ0) is valid, and a read signal (R0). Only if everything overlaps with the valid state.
ここで、チップセレクト(CSx)の立ち上がりが、入力データのセットアップのホールド時間(具体的には、図33(D)の開始タイミングから図33(D)の終了タイミングまでの時間)よりも前である場合には、データバス(D0〜D7)のハイインピーダンス状態の移行前であっても、データバス(D0〜D7)のデータは、ハイインピーダンス状態時と同義のデータ(例えば、「11111111B」)となる。より具体的には、データバス(D0〜D7)の入力データの中身は不変であるが、データバス(D0〜D7)の中身がハイインピーダンス状態時と同義のデータ(例えば、「11111111B」)であるとみなす。 Here, the rise of the chip select (CSx) is before the hold time of the input data setup (specifically, the time from the start timing of FIG. 33 (D) to the end timing of FIG. 33 (D)). In some cases, the data in the data bus (D0 to D7) is synonymous with the data in the high impedance state (for example, "11111111B") even before the transition to the high impedance state of the data bus (D0 to D7). It becomes. More specifically, the content of the input data of the data bus (D0 to D7) is unchanged, but the content of the data bus (D0 to D7) is synonymous with the data in the high impedance state (for example, "11111111B"). Consider that there is.
(チップセレクトモード時におけるチップセレクト領域の書込信号)
次に、図34を用いて、チップセレクトモード時におけるチップセレクト領域の書込信号について説明を行う。
(Write signal in chip select area in chip select mode)
Next, the write signal in the chip select area in the chip select mode will be described with reference to FIG. 34.
図34には、クロックモニタ(CLKOUT)と、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)と、アドレスバス(A0〜A7)と、シリアルバス(SBUS0〜SBUS2)と、チップセレクト(CSx)と、I/Oリクエスト信号(IREQ0)と、書込信号(W0)とが図示されている。 FIG. 34 shows a clock monitor (CLKOUT), a data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15), an address bus (A0 to A7), a serial bus (SBUS0 to SBUS2), and a chip select (CSx). ), The I / O request signal (IREQ0), and the write signal (W0) are shown in the figure.
まず、図34(A)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T1」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)確定までの遅延時間である。ここで、図34(A)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 First, FIG. 34A shows a delay time from the rising timing of “T1” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (A) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図34(B)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)確定までの遅延時間である。ここで、図34(B)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 34 (B) shows the delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (B) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図34(C)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T8」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)確定までの遅延時間である。ここで、図34(C)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 34 (C) shows the delay time from the rising timing of “T8” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (C) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図34(D)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T1」の立ち上がりのタイミングから、アドレスバス(A0〜A7)確定までの遅延時間である。ここで、図34(D)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 34 (D) shows the delay time from the rising timing of “T1” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the address bus (A0 to A7). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (D) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図34(E)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T2」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS2)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図34(E)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 34 (E) shows a delay time from the rising timing of “T2” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the serial bus (SBUS2). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (E) is "5" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図34(F)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T8」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS2)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図34(F)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 34 (F) shows a delay time from the rising timing of “T8” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of the serial bus (SBUS2). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (F) is "5" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図34(G)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS1)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図34(G)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 34 (G) shows a delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the serial bus (SBUS1). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (G) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図34(H)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS1)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図34(H)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 34 (H) shows a delay time from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of the serial bus (SBUS1). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (H) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図34(I)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、チップセレクト(CSx)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図34(I)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 34 (I) shows the delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the chip select (CSx). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (I) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図34(J)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、チップセレクト(CSx)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図34(J)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 34 (J) shows a delay time from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of chip select (CSx). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 34 (J) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
ここで、図34(G)の遅延時間は、図34(I)の遅延時間以下の遅延時間となっている。また、図34(H)の遅延時間は、図34(J)の遅延時間以下の遅延時間となっている。 Here, the delay time in FIG. 34 (G) is equal to or less than the delay time in FIG. 34 (I). Further, the delay time in FIG. 34 (H) is equal to or less than the delay time in FIG. 34 (J).
また、図34(I)と、図34(J)のチップセレクト(CSx)は、「CS0」から「CS15」の領域の何れかである。 Further, the chip select (CSx) in FIGS. 34 (I) and 34 (J) is any of the regions from "CS0" to "CS15".
また、クロックモニタ(CLKOUT)信号と、アドレスバス(A0〜A7)は、常に有効となっている。 Further, the clock monitor (CLKOUT) signal and the address bus (A0 to A7) are always valid.
また、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)信号は、データを出力している期間以外においては、常に有効となっている。 Further, the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) signals are always valid except during the period when data is being output.
ここで、図33に示す通り、入力データのセットアップの前後には、ハイインピーダンス状態となる一方で、図34に示す通り、出力データのセットアップの前後には、ハイインピーダンス状態とはならない。これは、上述した通り、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)は、有効となっているときに、入力データがセットアップされる入力状態以外では、常に「10(H)」を書き込むことで出力状態が維持されるため、当該出力状態を維持したまま出力データの書き込みを行ってもバスショートの虞がないためである。 Here, as shown in FIG. 33, the high impedance state is set before and after the setup of the input data, while the high impedance state is not set before and after the setup of the output data as shown in FIG. 34. This is because, as described above, when the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) is enabled, it always sets "10 (H)" except in the input state where the input data is set up. This is because the output state is maintained by writing, so that there is no risk of bus short-circuiting even if the output data is written while maintaining the output state.
また、図34に示す通り、データ出力において、チップセレクト(CSx)がアクティブとなることで、データの出力が許容されることとなる。具体的には、メインチップ100Aは、サブチップ100Bの指定を有効とするためのイネーブル信号の設定を行う。そして、このイネーブル信号が有効となることで、出力データの出力が許容される。 Further, as shown in FIG. 34, when the chip select (CSx) is activated in the data output, the data output is permitted. Specifically, the main chip 100A sets an enable signal for validating the designation of the sub chip 100B. Then, when this enable signal becomes valid, the output of the output data is permitted.
また、図34に示す通り、出力データが入力されるのは、チップセレクト(CSx)のアドレス指定が有効な状態と、I/Oリクエスト信号(IREQ0)が有効な状態と、書込信号(W0)が有効な状態との全てが重複している場合に限られる。 Further, as shown in FIG. 34, the output data is input in a state in which the chip select (CSx) address specification is valid, a state in which the I / O request signal (IREQ0) is valid, and a write signal (W0). ) Is valid only when everything overlaps.
(拡張モード時におけるチップセレクト領域の読込信号)
次に、図35を用いて、拡張モード時におけるチップセレクト領域の読込信号について説明を行う。
(Read signal of chip select area in extended mode)
Next, the read signal of the chip select region in the extended mode will be described with reference to FIG. 35.
図35には、クロックモニタ(CLKOUT)と、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)と、アドレスバス(A0〜A7)と、シリアルバス(SBUS0〜SBUS2)と、チップセレクト(CSx)と、I/Oリクエスト信号(IREQ0)と、読込信号(R0)とが図示されている。 FIG. 35 shows a clock monitor (CLKOUT), a data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15), an address bus (A0 to A7), a serial bus (SBUS0 to SBUS2), and a chip select (CSx). ), The I / O request signal (IREQ0), and the read signal (R0) are shown in the figure.
まず、図35(A)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T1」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)確定までの遅延時間である。ここで、図35(A)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 First, FIG. 35A shows a delay time from the rising timing of “T1” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (A) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図35(B)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)がハイインピーダンス状態となるまでの遅延時間である。ここで、図35(B)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 35B shows the delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the high impedance state of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). be. Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (B) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図35(C)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングに対するデータバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)のセットアップ時間である。ここで、図35(C)のセットアップ時間は「150」ns以上の時間である。 Next, FIG. 35C shows the setup time of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) with respect to the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT). Here, the setup time in FIG. 35 (C) is "150" ns or more.
次に、図35(D)のタイミングは、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)の保持の遅延時間である。ここで、図35(D)の遅延時間は「5」ns以上の時間である。 Next, the timing of FIG. 35 (D) is the delay time for holding the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT). Here, the delay time in FIG. 35 (D) is a time of "5" ns or more.
次に、図35(E)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T8」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)がハイインピーダンス状態から復帰するまでの遅延時間である。ここで、図35(E)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 35 (E) shows the delay time from the rising timing of “T8” of the clock monitor (CLKOUT) to the recovery of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) from the high impedance state. Is. Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (E) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図35(F)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T1」の立ち上がりのタイミングから、アドレスバス(A0〜A7)確定までの遅延時間である。ここで、図35(F)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 35 (F) shows a delay time from the rising timing of “T1” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the address bus (A0 to A7). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (F) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図35(G)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T2」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS2)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図35(G)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 35 (G) shows a delay time from the rising timing of “T2” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the serial bus (SBUS2). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (G) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図35(H)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T8」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS2)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図35(H)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 35 (H) shows a delay time from the rising timing of “T8” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of the serial bus (SBUS2). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (H) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図35(I)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS0)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図35(I)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 35 (I) shows a delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the serial bus (SBUS0). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (I) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図35(J)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS0)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図35(J)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 35 (J) shows a delay time from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of the serial bus (SBUS0). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (J) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図35(K)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、チップセレクト(CS15)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図35(K)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 35 (K) shows the delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the chip select (CS15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (K) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図35(L)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、チップセレクト(CS15)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図35(L)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 35 (L) shows a delay time from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of chip select (CS15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 35 (L) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
ここで、図35(B)の遅延時間は、図35(I)の遅延時間よりも短い時間となっている。また、図35(I)の遅延時間は、図35(K)の遅延時間以下の遅延時間となっている。また、図35(J)の遅延時間は、図35(L)の遅延時間以下の遅延時間となっている。 Here, the delay time in FIG. 35 (B) is shorter than the delay time in FIG. 35 (I). Further, the delay time in FIG. 35 (I) is equal to or less than the delay time in FIG. 35 (K). Further, the delay time in FIG. 35 (J) is equal to or less than the delay time in FIG. 35 (L).
また、クロックモニタ(CLKOUT)信号と、アドレスバス(A0〜A7)は、常に有効となっている。 Further, the clock monitor (CLKOUT) signal and the address bus (A0 to A7) are always valid.
また、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)信号は、ハイインピーダンス状態の期間以外においては、常に有効となっている。 Further, the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) signals are always valid except during the period of the high impedance state.
ここで、図35に示す通り、入力データのセットアップの前後には、ハイインピーダンス状態となる。これにより、入力データのセットアップの前後にハイインピーダンス状態となることにより、入力状態と、出力状態とのバスがショートするタイミングが出てきてしまい、破損してしまうことを防止することができる。
ここで、図35に示す通り、入力データのセットアップの前後は、ハイインピーダンス状態となる。当該ハイインピーダンス状態を設けることにより、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)の出力状態と、入力状態との間にフローティング期間が生まれ、入出力状態の切り替え時のバスショートによるチップセレクト機能の破損を防止することができる。仮に、当該ハイインピーダンス状態を設けないこととした場合、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)の出力状態と、入力状態とが処理遅延等の理由で少しでも重複することでバスショートを引き起こし、チップセレクト機能の破損に繋がりやすくなってしまう。
Here, as shown in FIG. 35, a high impedance state is set before and after the setup of the input data. As a result, it is possible to prevent the bus from being damaged due to a short-circuit timing between the input state and the output state due to the high impedance state before and after the input data setup.
Here, as shown in FIG. 35, the high impedance state is set before and after the setup of the input data. By providing the high impedance state, a floating period is created between the output state of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) and the input state, and the chip due to the bus short when switching the input / output state. It is possible to prevent damage to the select function. If the high impedance state is not provided, the output state of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) and the input state may overlap as much as possible due to processing delay or the like. It causes a short circuit and easily leads to damage to the chip select function.
また、図35に示す通り、データ入力において、チップセレクト(CSx)がアクティブとなることで、データの入力が許容されることとなる。具体的には、メインチップ100Aは、サブチップ100Bの指定を有効とするためのイネーブル信号の設定を行う。そして、このイネーブル信号が有効となることで、入力データの入力が許容される。 Further, as shown in FIG. 35, when the chip select (CSx) is activated in the data input, the data input is permitted. Specifically, the main chip 100A sets an enable signal for validating the designation of the sub chip 100B. Then, when this enable signal becomes valid, the input of input data is permitted.
また、図35に示す通り、入力データが入力されるのは、チップセレクト(CSx)のアドレス指定が有効な状態と、I/Oリクエスト信号(IREQ0)が有効な状態と、読込信号(R0)が有効な状態との全てが重複している場合に限られる。 Further, as shown in FIG. 35, the input data is input in a state in which the chip select (CSx) address specification is valid, a state in which the I / O request signal (IREQ0) is valid, and a read signal (R0). Only if everything overlaps with the valid state.
ここで、チップセレクト(CSx)の立ち上がりが、入力データのセットアップのホールド時間(具体的には、図35(D)の開始タイミングから図35(L)の終了タイミングまでの時間)よりも前である場合には、データバス(D0〜D7)のハイインピーダンス状態の移行前であっても、データバス(D0〜D7)のデータは、ハイインピーダンス状態時と同義のデータ(例えば、「11111111B」)となる。より具体的には、データバス(D0〜D7)の入力データの中身は不変であるが、データバス(D0〜D7)の中身がハイインピーダンス状態時と同義のデータ(例えば、「11111111B」)であるとみなす。 Here, the rise of the chip select (CSx) is before the hold time of the input data setup (specifically, the time from the start timing of FIG. 35 (D) to the end timing of FIG. 35 (L)). In some cases, the data in the data bus (D0 to D7) is synonymous with the data in the high impedance state (for example, "11111111B") even before the transition to the high impedance state of the data bus (D0 to D7). It becomes. More specifically, the content of the input data of the data bus (D0 to D7) is unchanged, but the content of the data bus (D0 to D7) is synonymous with the data in the high impedance state (for example, "11111111B"). Consider that there is.
なお、本実施形態において、拡張モードのときは、試験データに係る信号を出力するだけなので、チップセレクト領域の読込信号が入力されることはない。 In the present embodiment, in the extended mode, only the signal related to the test data is output, so that the read signal in the chip select area is not input.
(拡張モード時におけるチップセレクト領域の書込信号)
次に、図36を用いて、拡張モード時におけるチップセレクト領域の書込信号について説明を行う。
(Write signal in chip select area in extended mode)
Next, the write signal in the chip select region in the extended mode will be described with reference to FIG. 36.
図36に示す通り、クロックモニタ(CLKOUT)と、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)と、アドレスバス(A0〜A7)と、シリアルバス(SBUS0〜SBUS2)と、チップセレクト(CS15)と、I/Oリクエスト信号(IREQ0)と、書込信号(W0)とが図示されている。 As shown in FIG. 36, a clock monitor (CLKOUT), a data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15), an address bus (A0 to A7), a serial bus (SBUS0 to SBUS2), and a chip select ( CS15), an I / O request signal (IREQ0), and a write signal (W0) are shown.
まず、図36(A)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T1」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)確定までの遅延時間である。ここで、図36(A)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 First, FIG. 36A shows a delay time from the rising timing of “T1” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (A) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図36(B)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)確定までの遅延時間である。ここで、図36(B)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 36B shows a delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (B) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図36(C)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T8」の立ち上がりのタイミングから、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)確定までの遅延時間である。ここで、図36(C)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 36C shows a delay time from the rising timing of “T8” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (C) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図36(D)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T1」の立ち上がりのタイミングから、アドレスバス(A0〜A7)確定までの遅延時間である。ここで、図36(D)の遅延時間の最小値は「0」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 36 (D) shows the delay time from the rising timing of “T1” of the clock monitor (CLKOUT) to the determination of the address bus (A0 to A7). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (D) is "0" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図36(E)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T2」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS2)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図36(E)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 36 (E) shows the delay time from the rising timing of “T2” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the serial bus (SBUS2). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (E) is "5" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図36(F)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T8」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS2)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図36(F)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「20」nsである。 Next, FIG. 36 (F) shows a delay time from the rising timing of “T8” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of the serial bus (SBUS2). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (F) is "5" ns, and the maximum value is "20" ns.
次に、図36(G)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS1)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図36(G)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 36 (G) shows a delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the serial bus (SBUS1). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (G) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図36(H)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、シリアルバス(SBUS1)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図36(H)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 36 (H) shows a delay time from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of the serial bus (SBUS1). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (H) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図36(I)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T3」の立ち上がりのタイミングから、チップセレクト(CSx)が無効になるまでの遅延時間である。ここで、図36(I)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 36 (I) shows the delay time from the rising timing of “T3” of the clock monitor (CLKOUT) to the invalidation of the chip select (CSx). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (I) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
次に、図36(J)は、クロックモニタ(CLKOUT)の「T7」の立ち上がりのタイミングから、チップセレクト(CSx)が有効になるまでの遅延時間である。ここで、図36(J)の遅延時間の最小値は「5」nsであり、最大値は「30」nsである。 Next, FIG. 36 (J) shows a delay time from the rising timing of “T7” of the clock monitor (CLKOUT) to the activation of chip select (CSx). Here, the minimum value of the delay time in FIG. 36 (J) is "5" ns, and the maximum value is "30" ns.
ここで、図36(G)の遅延時間は、図36(I)の遅延時間以下の遅延時間となっている。また、図36(H)の遅延時間は、図36(J)の遅延時間以下の遅延時間となっている。 Here, the delay time in FIG. 36 (G) is equal to or less than the delay time in FIG. 36 (I). Further, the delay time in FIG. 36 (H) is equal to or less than the delay time in FIG. 36 (J).
また、クロックモニタ(CLKOUT)信号と、アドレスバス(A0〜A7)は、常に有効となっている。 Further, the clock monitor (CLKOUT) signal and the address bus (A0 to A7) are always valid.
また、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)信号は、データを出力している期間以外においては、常に有効となっている。 Further, the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) signals are always valid except during the period when data is being output.
ここで、図35に示す通り、入力データのセットアップの前後には、ハイインピーダンス状態となる一方で、図36に示す通り、出力データのセットアップの前後には、ハイインピーダンス状態とはならない。これは、上述した通り、データバス/アドレスバス(D0/A8〜D7/A15)は、有効となっているときに、入力データがセットアップされる入力状態以外では、常に「10(H)」を書き込むことで、出力状態が維持されるため、当該出力状態を維持したまま出力データの書き込みを行ってもバスショートの虞がないためである。 Here, as shown in FIG. 35, the high impedance state is set before and after the setup of the input data, while the high impedance state is not set before and after the setup of the output data as shown in FIG. 36. This is because, as described above, when the data bus / address bus (D0 / A8 to D7 / A15) is enabled, it always sets "10 (H)" except in the input state where the input data is set up. This is because the output state is maintained by writing, so that there is no risk of bus short-circuiting even if the output data is written while maintaining the output state.
また、図36に示す通り、データ出力において、チップセレクト(CSx)がアクティブとなることで、データの出力が許容されることとなる。具体的には、メインチップ100Aは、サブチップ100Bの指定を有効とするためのイネーブル信号の設定を行う。そして、このイネーブル信号が有効となっているときに、出力データの出力が許容される。 Further, as shown in FIG. 36, when the chip select (CSx) is activated in the data output, the data output is permitted. Specifically, the main chip 100A sets an enable signal for validating the designation of the sub chip 100B. Then, when this enable signal is valid, the output of the output data is permitted.
また、図36に示す通り、出力データが入力されるのは、チップセレクト(CSx)のアドレス指定が有効な状態と、I/Oリクエスト信号(IREQ0)が有効な状態と、書込信号(W0)が有効な状態との全てが重複している場合に限られる。 Further, as shown in FIG. 36, the output data is input in a state in which the chip select (CSx) address specification is valid, a state in which the I / O request signal (IREQ0) is valid, and a write signal (W0). ) Is valid only when everything overlaps.
なお、図33〜図36を用いて説明した遅延時間は、伝搬時間を考慮したものである。 The delay time described with reference to FIGS. 33 to 36 takes into consideration the propagation time.
また、図33〜図36を用いて説明した遅延時間の最小値で「0」nsとなっているのは、「0」ns以下の値であればどのような値であってもよい。例えば、「1」psであってもよい。 Further, the minimum value of the delay time described with reference to FIGS. 33 to 36, which is “0” ns, may be any value as long as it is a value of “0” ns or less. For example, it may be "1" ps.
(メインチップ100Aとサブチップ100Bとの入出力)
次に、図37を用いて、メインチップ100Aとサブチップ100Bとの入出力について説明を行う。
(Input / output between main chip 100A and sub chip 100B)
Next, the input / output between the main chip 100A and the sub-chip 100B will be described with reference to FIG. 37.
まず、図37(A)は、本実施形態とは異なるが、チップセレクト領域の読込時において、入出力の切り替え時にハイインピーダンス状態がない場合を示す図である。 First, FIG. 37A is a diagram showing a case where there is no high impedance state when switching between input and output when reading the chip select region, although it is different from the present embodiment.
図37(A)に示す通り、メインチップ100Aのデータバス(D0〜D7)は、出力状態のときに、第1サブチップ100Baに対して「10(H)」のデータを出力する。このとき、第1サブチップ100Baの出力データバスは、メインチップ100Aに対してデータを出力する。 As shown in FIG. 37 (A), the data bus (D0 to D7) of the main chip 100A outputs "10 (H)" data to the first sub chip 100Ba in the output state. At this time, the output data bus of the first sub-chip 100Ba outputs data to the main chip 100A.
ここで、図37(A)に示す通り、上述したハイインピーダンス状態が設けられていないと、メインチップ100Aから第1サブチップ100Baに対する出力と、第1サブチップ100Baからメインチップ100Aに対する出力とが衝突して短絡してしまう可能性がある。 Here, as shown in FIG. 37 (A), if the above-mentioned high impedance state is not provided, the output from the main chip 100A to the first subchip 100Ba and the output from the first subchip 100Ba to the main chip 100A collide with each other. There is a possibility of short circuit.
なお、第1サブチップ100Baの入力データバスは、メインチップ以外のICや電子部品からデータの入力を行う。また、第1サブチップ100Baは、チップセレクトが有効となることで、出力データバスの出力と、入力データバスの入力とが同時に反映されるスリーステート構成となっている。 The input data bus of the first sub-chip 100Ba inputs data from an IC or an electronic component other than the main chip. Further, the first sub-chip 100Ba has a three-state configuration in which the output of the output data bus and the input of the input data bus are simultaneously reflected by enabling chip select.
これに対して、図37(B)は、チップセレクト領域の読込時において、入出力の切り替え時にハイインピーダンス状態がある場合を示す図である。 On the other hand, FIG. 37B is a diagram showing a case where there is a high impedance state when switching between input and output when reading the chip select area.
図37(B)に示す通り、メインチップ100Aのデータバス(D0〜D7)は、ハイインピーダンス状態となった後、入力状態となる。そして、第1サブチップ100Baの出力データバスは、メインチップ100Aに対してデータを出力する。 As shown in FIG. 37 (B), the data buses (D0 to D7) of the main chip 100A enter the input state after being in the high impedance state. Then, the output data bus of the first sub-chip 100Ba outputs data to the main chip 100A.
これにより、第1サブチップ100Baからメインチップ100Aに対する出力を行う場合において、メインチップ100Aのデータバス(D0〜D7)を確実に入力状態とすることができるので、メインチップ100Aから第1サブチップ100Baに対する出力と、第1サブチップ100Baからメインチップ100Aに対する出力とが衝突して短絡してしまう可能性がない。 As a result, when the output from the first sub-chip 100Ba to the main chip 100A is performed, the data bus (D0 to D7) of the main chip 100A can be reliably set to the input state, so that the main chip 100A to the first sub-chip 100Ba can be reliably input. There is no possibility that the output and the output from the first sub-chip 100Ba to the main chip 100A collide with each other and cause a short circuit.
また、図37(C)は、チップセレクト領域の書込時を示す図である。 Further, FIG. 37C is a diagram showing the time of writing in the chip select area.
図37(C)に示す通り、メインチップ100Aのデータバス(D0〜D7)は、出力状態のときに、第2サブチップ100Bbに対して「10(H)」のデータを出力する。このとき、第2サブチップ100Bbの入力データバスは、メインチップ100Aからのデータの入力を行う。ここで、第2サブチップ100Bbは、フリップフロップ構成となっている。 As shown in FIG. 37 (C), the data bus (D0 to D7) of the main chip 100A outputs "10 (H)" data to the second sub chip 100Bb in the output state. At this time, the input data bus of the second sub-chip 100Bb inputs data from the main chip 100A. Here, the second sub-chip 100Bb has a flip-flop configuration.
このように、チップセレクト領域の書込時においては、接続される第2サブチップ100Bbがフリップフロップ構成であることから、メインチップ100Aからの出力に対して第2サブチップ100Bbは入力データバスしか有効とならない。これにより、チップセレクト領域の書込時においては、ハイインピーダンス状態がなくても、メインチップ100Aから第2サブチップ100Bbに対する出力と、第2サブチップ100Bbからメインチップ100Aに対する出力とが衝突して短絡してしまう可能性がない。 In this way, when writing in the chip select area, since the connected second sub-chip 100Bb has a flip-flop configuration, the second sub-chip 100Bb is effective only for the input data bus with respect to the output from the main chip 100A. It doesn't become. As a result, when writing in the chip select area, the output from the main chip 100A to the second subchip 100Bb collides with the output from the second subchip 100Bb to the main chip 100A and short-circuits even if there is no high impedance state. There is no possibility of tipping.
(SPI通信の割付)
次に、図38を用いて、SPI通信の割付について説明を行う。なお、図38(A)は、第1SPI通信用送信出力機能の割付を示す図である。また、図38(B)は、第2SPI通信用送信出力機能の割付を示す図である。
(Assignment of SPI communication)
Next, the allocation of SPI communication will be described with reference to FIG. 38. Note that FIG. 38A is a diagram showing the allocation of the transmission output function for the first SPI communication. Further, FIG. 38B is a diagram showing the allocation of the second SPI communication transmission output function.
(第1SPI通信用送信出力機能の割付)
上述した通り、「ピンNo.25」のピンは、第1SPI通信用送信出力機能が選択されている。ここで、図38(A)に示す通り、「ピンNo.25」のピンの「0」ビット目は、賞球信号に対応している。ここで、「賞球信号」とは、賞球の払出があったことを示すための信号である。また、「ピンNo.25」のピンの「1」ビット目は、扉開放信号に対応している。ここで、「扉開放信号」とは、ガラス枠4の開放があったことを示すための信号である。
(Assignment of transmission output function for 1st SPI communication)
As described above, the first SPI communication transmission output function is selected for the pin of "Pin No. 25". Here, as shown in FIG. 38 (A), the "0" bit of the pin of "Pin No. 25" corresponds to the prize ball signal. Here, the "prize ball signal" is a signal for indicating that the prize ball has been paid out. Further, the "1" bit of the pin of "Pin No. 25" corresponds to the door opening signal. Here, the "door opening signal" is a signal indicating that the
また、「ピンNo.25」のピンの「2」ビット目は、有効スタート信号に対応している。ここで、「有効スタート信号」とは、遊技球が始動口に入球し、大当り判定が行われたことを示すための信号である。また、「ピンNo.25」のピンの「3」ビット目は、全始動口入賞数信号に対応している。ここで、「全始動口入賞数信号」とは、遊技球が「始動口」に入球したことを示すための信号である。 Further, the "2nd" bit of the pin of "Pin No. 25" corresponds to the effective start signal. Here, the "effective start signal" is a signal for indicating that the game ball has entered the start port and the jackpot determination has been made. Further, the "3" bit of the pin of "Pin No. 25" corresponds to the all starting port winning number signals. Here, the "all starting port winning number signal" is a signal for indicating that the game ball has entered the "starting port".
また、「ピンNo.25」のピンの「4」ビット目は、大当り信号端子に対応している。ここで、「大当り信号」とは、大当りに係る事象があったことを示すための信号である。また、「ピンNo.25」のピンの「5」ビット目は、セキュリティ信号に対応している。ここで、「セキュリティ信号」とは、遊技機1のセキュリティに係る事象があったことを示すための信号である。
Further, the "4th" bit of the pin of "Pin No. 25" corresponds to the jackpot signal terminal. Here, the "big hit signal" is a signal for indicating that there was an event related to the big hit. Further, the "5th" bit of the pin of "Pin No. 25" corresponds to the security signal. Here, the "security signal" is a signal for indicating that an event related to the security of the
ここで、「セキュリティ信号」は、RWMクリアスイッチ122swによりRWMクリアボタン(図示せず)の操作が検出されたときや、磁気検出センサ56sが異常な磁気を検出したとき、「大入賞口」に規定入賞数を大きく超える入賞があり、エラーと判定されたときなどに出力される。
Here, the "security signal" is set to the "great winning opening" when the operation of the RWM clear button (not shown) is detected by the RWM clear switch 122sw or when the
また、「ピンNo.25」のピンの「6」ビット目は、確変時短信号に対応している。ここで、「確変時短信号」とは、高確率遊技状態や、時短遊技状態に係る事象があったことを示すための信号である。また、「ピンNo.25」のピンの「7」ビット目は、第1始動口入賞数信号に対応している。ここで、「第1始動口入賞数信号」とは、遊技球が第1始動口42に入球したことを示すための信号である。
Further, the "6th" bit of the pin of "Pin No. 25" corresponds to the probability variation time saving signal. Here, the "probability variation time saving signal" is a signal for indicating that there is an event related to the high probability gaming state or the time saving gaming state. Further, the "7th" bit of the pin of "Pin No. 25" corresponds to the first starting port winning number signal. Here, the "first starting port winning number signal" is a signal for indicating that the game ball has entered the
(第2SPI通信用送信出力機能の割付)
上述した通り、「ピンNo.54」のピンは、第2SPI通信用送信出力機能が選択されている。ここで、図38(B)に示す通り、「ピンNo.54」のピンの「0」ビット目は、賞球予定数信号に対応している。ここで、「賞球予定数信号」とは、払出が行われる賞球の予定数に係る情報を有する信号である。また、「ピンNo.54」のピンの「1」ビット目は、アウト信号に対応している。ここで、「アウト信号」とは、アウト球検出スイッチ32swにより検出された遊技球の数に係る情報を有する信号である。
(Assignment of transmission output function for 2nd SPI communication)
As described above, the second SPI communication transmission output function is selected for the pin of "Pin No. 54". Here, as shown in FIG. 38 (B), the "0" bit of the pin of "Pin No. 54" corresponds to the planned number of prize balls signal. Here, the "planned number of prize balls signal" is a signal having information relating to the planned number of prize balls to be paid out. Further, the "1" bit of the pin of "Pin No. 54" corresponds to the out signal. Here, the "out signal" is a signal having information related to the number of game balls detected by the out ball detection switch 32sw.
また、「ピンNo.54」のピンの「2」ビット目は、第2始動口入賞数信号に対応している。ここで、「第2始動口入賞数信号」とは、遊技球が第2始動口43に入球したことに係る情報を有する信号である。また、「ピンNo.54」のピンの「3」ビット目は、エラー信号に対応している。ここで、「異常信号」とは、上述したエラー情報に係る情報を有する信号である。
Further, the "2" bit of the pin of "Pin No. 54" corresponds to the second starting port winning number signal. Here, the "second starting port winning number signal" is a signal having information relating to the fact that the game ball has entered the
また、「ピンNo.54」のピンの「4」ビット目は、普通電動役物ソレノイド信号に対応している。ここで、「普通電動役物ソレノイド信号」とは、第2始動口開閉ソレノイド45のON状態、OFF状態に係る情報を有する信号である。また、「ピンNo.54」のピンの「5」ビット目は、第1大入賞口ソレノイド信号に対応している。ここで、「第1大入賞口ソレノイド信号」とは、第1大入賞口開閉ソレノイド48のON状態、OFF状態に係る情報を有する信号である。
Further, the "4th" bit of the pin of "Pin No. 54" corresponds to a normal electric accessory solenoid signal. Here, the "ordinary electric accessory solenoid signal" is a signal having information related to the ON state and the OFF state of the second starting port opening /
また、「ピンNo.54」のピンの「6」ビット目は、第2大入賞口ソレノイド信号に対応している。ここで、「第2大入賞口ソレノイド信号」とは、第2大入賞口開閉ソレノイド54のON状態、OFF状態に関する情報を有する信号である。また、「ピンNo.54」のピンの「7」ビット目は、予備ソレノイド信号に対応している。なお、上述した通り、本実施形態においては未使用となっている。
Further, the "6th" bit of the pin of "Pin No. 54" corresponds to the solenoid signal of the second winning opening. Here, the "second special winning opening solenoid signal" is a signal having information regarding the ON state and the OFF state of the second special winning opening opening /
(SPI通信の各チャンネルとの関係)
次に、図39を用いて、SPI通信の各チャンネルとの関係について説明を行う。
(Relationship with each channel of SPI communication)
Next, the relationship with each channel of SPI communication will be described with reference to FIG. 39.
図39に示す通り、本実施形態における遊技機1は、同期シリアル通信118を行う。ここで、同期シリアル通信118は、第1SPI通信と、第2SPI通信とを行う。このため、以下において、第1SPI通信と、第2SPI通信とについて説明を行う。
As shown in FIG. 39, the
(第1SPI通信)
第1SPI通信は、送受信、送信、受信、及びマスタ動作を実行可能であって、チャンネル数は「4」チャンネルとなっている。具体的には、第1SPI通信は、第1SPI通信用クロック出力機能(SPICKA)と、第1SPI通信用送信出力機能(SPITXA)と、第1SPI通信用受信入力機能(SPIRXA)と、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0〜SPISA3)とを有している。
(1st SPI communication)
The first SPI communication can execute transmission / reception, transmission, reception, and master operation, and the number of channels is "4". Specifically, the first SPI communication includes a clock output function for the first SPI communication (SPIKA), a transmission output function for the first SPI communication (SPITXA), a reception input function for the first SPI communication (SPIRXA), and a first SPI communication. It has a chip selection function (SPISA0 to SPISA3).
ここで、第1SPI通信用クロック出力機能(SPICKA)は、第1チップ〜第4チップに対してクロック信号を出力する。 Here, the first SPI communication clock output function (SPICKA) outputs a clock signal to the first to fourth chips.
また、第1SPI通信用送信出力機能(SPITXA)は、第1チップ〜第4チップに対して送信データを出力する。 Further, the transmission output function (SPITXA) for the first SPI communication outputs transmission data to the first to fourth chips.
また、第1SPI通信用受信入力機能(SPIRXA)は、第1チップ〜第4チップから受信データを入力する。 Further, the reception input function (SPIRXA) for the first SPI communication inputs the reception data from the first chip to the fourth chip.
また、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0〜SPISA3)は、第1チップ〜第4チップを選択している。具体的には、図39に示す通り、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0)は、第1チップを選択しており、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA1)は、第2チップを選択しており、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA2)は、第3チップを選択しており、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA3)は、第4チップを選択している。 Further, the first SPI communication chip selection function (SPISA0 to SPISA3) selects the first chip to the fourth chip. Specifically, as shown in FIG. 39, the first SPI communication chip selection function (SPISA0) selects the first chip, and the first SPI communication chip selection function (SPISA1) selects the second chip. The first SPI communication chip selection function (SPISA2) selects the third chip, and the first SPI communication chip selection function (SPISA3) selects the fourth chip.
(第1SPI通信の基本的な動作)
以下において、第1SPI通信の基本的な動作について説明を行う。
(Basic operation of the 1st SPI communication)
The basic operation of the first SPI communication will be described below.
まず、第1SPI通信は、ボーレート、動作モード、ビットシフトの設定を行う。次に、第1SPI通信は、第1SPI通信バッファに送信データを設定する。次に、第1SPI通信は、第1SPI通信イネーブルに「1」を設定することで動作が開始される。 First, in the first SPI communication, the baud rate, the operation mode, and the bit shift are set. Next, in the first SPI communication, transmission data is set in the first SPI communication buffer. Next, the operation of the first SPI communication is started by setting "1" for the first SPI communication enable.
次に、第1SPI通信は、SPI通信を開始し、SPI通信中は、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0)はLOWレベルとなる。また、第1SPI通信は、第1SPI通信用クロック出力機能(SPICKA)のクロック信号に同期して、第1SPI通信用送信出力機能(SPITXA)により送信データが出力され、第1SPI通信用受信入力機能(SPIRXA)受信データが入力される。 Next, the first SPI communication starts the SPI communication, and during the SPI communication, the first SPI communication chip selection function (SPISA0) becomes the LOW level. Further, in the first SPI communication, transmission data is output by the first SPI communication transmission output function (SPITXA) in synchronization with the clock signal of the first SPI communication clock output function (SPICKA), and the first SPI communication reception input function (SPICKA). SPIRXA) Received data is input.
そして、第1SPI通信は、SPI通信が終了すると、第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0)は有効となり、第1SPI通信イネーブルに「0」が設定される。そして、受信データを第1SPI通信バッファから読み出すこととなる。 Then, in the first SPI communication, when the SPI communication is completed, the first SPI communication chip selection function (SPISA0) is enabled, and "0" is set to enable the first SPI communication. Then, the received data is read from the first SPI communication buffer.
ここで、本実施形態において、同期シリアル通信118は、最大で「16」バイトの送信データを設定可能となっている。また、同期シリアル通信118は、第1SPI通信バッファステータスを確認することで、送信待ちのデータを確認することができる。
Here, in the present embodiment, the synchronous
また、同期シリアル通信118は、第1SPI通信受信ステータスを確認することで、受信データの有無を確認することができる。また、同期シリアル通信118は、システムリセット、またはウォッチドッグタイマ107のリセットで初期化されることとなる。
Further, the synchronous
また、同期シリアル通信118は、次の送受信を開始する前に、受信データの読み出しが行われることとなる。そして、同期シリアル通信118は、受信データを読み出してから次の送信データを設定するか、または、第1SPI通信バッファステータスが「00(H)」となったときに、次の送信データを設定することとなる。
Further, in the synchronous
また、第1SPI通信は、第1チップ〜第4チップと同時に通信を開始すると、第1チップ、第2チップ、第3チップ、第4チップの順に送受信を行う。 Further, in the first SPI communication, when communication is started at the same time as the first chip to the fourth chip, transmission / reception is performed in the order of the first chip, the second chip, the third chip, and the fourth chip.
また、本実施形態において、同期シリアル通信118は、送受信、及び送信のみを行うことは可能となっているが、受信のみを行うことは不可能となっている。
Further, in the present embodiment, the synchronous
(第2SPI通信)
第2SPI通信は、送信、及びマスタ動作を実行可能であって、チャンネル数は「1」チャンネルとなっている。具体的には、第2SPI通信は、第2SPI通信用クロック出力機能(SPICKB)と、第2SPI通信用送信出力機能(SPITXB)と、第2SPI通信用チップ選択機能(SPISB0)とを有している。
(2nd SPI communication)
In the second SPI communication, transmission and master operation can be executed, and the number of channels is "1". Specifically, the second SPI communication has a second SPI communication clock output function (SPICB), a second SPI communication transmission output function (SPITXB), and a second SPI communication chip selection function (SPISB0). ..
ここで、第2SPI通信用クロック出力機能(SPICKB)は、第5チップに対してクロック信号を出力する。 Here, the second SPI communication clock output function (SPIKKB) outputs a clock signal to the fifth chip.
また、第2SPI通信用送信出力機能(SPITXB)は、第5チップに対して送信データを出力する。 Further, the second SPI communication transmission output function (SPITXB) outputs transmission data to the fifth chip.
また、第2SPI通信用チップ選択機能(SPISB0)は、第5チップを選択している。 Further, the second SPI communication chip selection function (SPISB0) selects the fifth chip.
すなわち、第1SPI通信は、第1チップ〜第4チップに対して信号の入出力を行うが、第2SPI通信は、第5チップに対して信号の出力のみを行い、第5チップから信号が入力されることはない。 That is, in the first SPI communication, signals are input and output to the first to fourth chips, but in the second SPI communication, only the signals are output to the fifth chip, and the signals are input from the fifth chip. It will not be done.
(非同期シリアル通信と、同期シリアル通信の用途)
次に、図40を用いて、非同期シリアル通信と、同期シリアル通信の用途について説明を行う。なお、図40(A)は、非同期シリアル通信の用途を示す図であり、図40(B)は、同期シリアル通信の用途を示す図である。
(Asynchronous serial communication and applications of synchronous serial communication)
Next, the uses of asynchronous serial communication and synchronous serial communication will be described with reference to FIG. 40. Note that FIG. 40 (A) is a diagram showing an application of asynchronous serial communication, and FIG. 40 (B) is a diagram showing an application of synchronous serial communication.
(非同期シリアル通信の用途)
図40(A)に示す通り、本実施形態における非同期シリアル通信として、非同期シリアル通信(SIOTX0〜SIOTX2)と、非同期シリアル通信用受信入力機能(SIORX0)が図示されている。ここで、非同期シリアル通信(SIOTX0)は、送信チャンネルであって、主制御基板100から演出制御基板300に対して一方向の通信を行う。
(Use of asynchronous serial communication)
As shown in FIG. 40 (A), as asynchronous serial communication in this embodiment, asynchronous serial communication (SIOTX0 to SIOTX2) and an asynchronous serial communication reception input function (SIORX0) are shown. Here, asynchronous serial communication (SIOTX0) is a transmission channel and performs unidirectional communication from the
また、非同期シリアル通信(SIOTX1)は、送信チャンネルであって、主制御基板100から払出制御基板200に対する通信を行う。
Asynchronous serial communication (SIOTX1) is a transmission channel that communicates from the
また、非同期シリアル通信用受信入力機能(SIORX0)は、受信チャンネルであって、払出制御基板200から主制御基板100に対する通信を行う。
Further, the reception input function (SIORX0) for asynchronous serial communication is a reception channel and performs communication from the
なお、非同期シリアル通信(SIOTX2)は、図26を用いて説明した通り、「No.49」のピンで選択されていないため、使用しないこととなっている。 Note that asynchronous serial communication (SIOTX2) is not used because it is not selected by the pin of "No. 49" as described with reference to FIG. 26.
(同期シリアル通信の用途)
図40(B)に示す通り、本実施形態における同期シリアル通信として、第2SPI通信クロック出力機能(SPICKB)と、第2SPI通信用送信出力機能(SPITXB)と、第2SPI通信用チップ選択機能(SPISB0)と、第1SPI通信用クロック出力機能(SPICKA)と、第1SPI通信用送信出力機能(SPITXA)と、第1SPI通信用受信入力機能(SPIRXA)と、「0」チャンネル用の第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0)と、「1」チャンネル用の第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA1)と、「2」チャンネル用の第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA2)と、「3」チャンネル用の第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA3)とが図示されている。
(Use for synchronous serial communication)
As shown in FIG. 40 (B), as the synchronous serial communication in the present embodiment, the second SPI communication clock output function (SPICB), the second SPI communication transmission output function (SPITXB), and the second SPI communication chip selection function (SPISB0) are used. ), The clock output function for the first SPI communication (SPIKA), the transmission output function for the first SPI communication (SPITXA), the reception input function for the first SPI communication (SPIRXA), and the chip for the first SPI communication for the "0" channel. The selection function (SPISA0), the first SPI communication chip selection function (SPISA1) for the "1" channel, the first SPI communication chip selection function (SPISA2) for the "2" channel, and the first SPI communication chip selection function (SPISA2) for the "3" channel. 1 SPI communication chip selection function (SPISA3) is illustrated.
ここで、第2SPI通信クロック出力機能(SPICKB)と、第2SPI通信用送信出力機能(SPITXB)と、第2SPI通信用チップ選択機能(SPISB0)とは、図柄表示器や、情報表示器124との通信に用いられる。
Here, the second SPI communication clock output function (SPICB), the second SPI communication transmission output function (SPITXB), and the second SPI communication chip selection function (SPISB0) are a symbol display and an
また、第1SPI通信用クロック出力機能(SPICKA)と、第1SPI通信用送信出力機能(SPITXA)と、「0」チャンネル用の第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA0)とは、遊技情報出力端子板77や、各種ソレノイドとの通信に用いられる。 Further, the first SPI communication clock output function (SPIKA), the first SPI communication transmission output function (SPITXA), and the first SPI communication chip selection function (SPISA0) for the "0" channel are the game information output terminal board. It is used for communication with 77 and various solenoids.
なお、第1SPI通信用受信入力機能(SPIRXA)は、上述した通り、未使用となっているが、例えば、発射ボリューム16に係る信号を演出制御基板300に入力する際に使用することも可能である。
The first SPI communication reception input function (SPIRXA) is unused as described above, but can also be used, for example, when inputting a signal related to the
また、「1」チャンネル用の第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA1)と、「2」チャンネル用の第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA2)と、「3」チャンネル用の第1SPI通信用チップ選択機能(SPISA3)とは非設定となっている。 Further, the first SPI communication chip selection function (SPISA1) for the "1" channel, the first SPI communication chip selection function (SPISA2) for the "2" channel, and the first SPI communication chip selection function for the "3" channel. The function (SPISA3) is not set.
(相互認証120の機能)
次に、図41を用いて、相互認証120の機能について説明を行う。
(
Next, the function of the
図41に示す通り、相互認証機能のビットと、各ビットに対応する機能と、作用が対応付けて規定されている。 As shown in FIG. 41, the bits of the mutual authentication function, the functions corresponding to the bits, and the actions are defined in association with each other.
まず、相互認証機能の「0」ビット目は、初期化に対応している。ここで、読出時において、「0」ビット目が「0」の場合は、初期化終了であることを意味している。また、読出時において、相互認証機能の「0」ビット目が「1」の場合は、初期化中であることを意味している。 First, the "0" bit of the mutual authentication function corresponds to initialization. Here, when the "0" bit is "0" at the time of reading, it means that the initialization is completed. If the "0" bit of the mutual authentication function is "1" at the time of reading, it means that initialization is in progress.
一方で、書込時において、「0」ビット目が「0」の場合は、何もしないことを意味しており、「1」の場合において、「0」ビット目が「1」の場合は、初期化中であることを意味している。 On the other hand, at the time of writing, if the "0" bit is "0", it means that nothing is done. In the case of "1", if the "0" bit is "1", it means that nothing is done. , Means that it is being initialized.
次に、相互認証機能の「1」ビット目は、相互認証に対応している。ここで、読出時において、「0」ビット目が「0」の場合は、相互認証の終了であることを意味している。また、読出時において、相互認証機能の「0」ビット目が「1」の場合は、相互認証中であることを意味している。 Next, the "1" bit of the mutual authentication function corresponds to mutual authentication. Here, when the "0" bit is "0" at the time of reading, it means that the mutual authentication is completed. Further, when the "0" bit of the mutual authentication function is "1" at the time of reading, it means that mutual authentication is in progress.
一方で、書込時において、「0」ビット目が「0」の場合は、何もしないことを意味しており、「0」ビット目が「1」の場合は、相互認証の実行であることを意味している。 On the other hand, at the time of writing, if the "0" bit is "0", it means that nothing is done, and if the "0" bit is "1", mutual authentication is executed. It means that.
次に、相互認証機能の「2」ビット目は、送信要求に対応している。ここで、「2」ビット目が「0」の場合は、払出CPU211に対してデータの送信要求をしないことを意味しており、「2」ビット目が「1」の場合は、相互認証で払出CPU211に対してデータを送信することを意味している。 Next, the "2" bit of the mutual authentication function corresponds to the transmission request. Here, when the "2" bit is "0", it means that the data transmission request is not made to the payout CPU 211, and when the "2" bit is "1", mutual authentication is performed. It means that data is transmitted to the payout CPU 211.
次に、相互認証機能の「3」ビット目は、受信要求に対応している。ここで、「3」ビット目が「0」の場合は、払出CPU211に対してデータの受信要求をしないことを意味しており、「3」ビット目が「1」の場合は、相互認証で払出CPU211からデータを受信することを意味している。 Next, the "3" bit of the mutual authentication function corresponds to the reception request. Here, when the "3" bit is "0", it means that the payout CPU 211 is not requested to receive data, and when the "3" bit is "1", mutual authentication is performed. It means that the data is received from the payout CPU 211.
次に、相互認証機能の「4」ビット目は、未使用となっている。このため、相互認証機能の「4」ビット目は「0」である。 Next, the "4th" bit of the mutual authentication function is unused. Therefore, the "4" bit of the mutual authentication function is "0".
次に、相互認証機能の「5」ビット目は、相互認証結果に対応している。ここで、「5」ビット目が「0」の場合は、相互認証していないことを意味しており、「5」ビット目が「1」の場合は、相互認証済であることを意味している。 Next, the "5th" bit of the mutual authentication function corresponds to the mutual authentication result. Here, when the "5" bit is "0", it means that mutual authentication has not been performed, and when the "5" bit is "1", it means that mutual authentication has been completed. ing.
次に、相互認証機能の「6」ビット目は、データ通信ステータスに対応している。ここで、「6」ビット目が「0」の場合は、データ通信ステータスが正常であることを意味しており、「6」ビット目が「1」の場合は、データ通信ステータスが通信エラーであることを意味している。 Next, the "6th" bit of the mutual authentication function corresponds to the data communication status. Here, when the "6" bit is "0", it means that the data communication status is normal, and when the "6" bit is "1", the data communication status is a communication error. It means that there is.
次に、相互認証機能の「7」ビット目は、受信データステータスに対応している。ここで、「7」ビット目が「0」の場合は、受信データステータスが無いことを意味しており、「7」ビット目が「1」の場合は、受信データステータスが有ることを意味している。 Next, the "7th" bit of the mutual authentication function corresponds to the received data status. Here, when the "7" bit is "0", it means that there is no received data status, and when the "7" bit is "1", it means that there is a received data status. ing.
このように、本発明によれば、入力データのセットアップの前後には、ハイインピーダンス状態となるが、出力データのセットアップの前後には、ハイインピーダンス状態とはならないようになっている。また、出力データは、チップセレクト(CSx)がアクティブ(イネーブル信号が有効)となることにより出力が許容されることとなる。これにより、入力状態と、出力状態とのバスがショートするタイミングが出てきてしまい、破損してしまうことを防止することができる。 As described above, according to the present invention, the high impedance state is set before and after the setup of the input data, but the high impedance state is not set before and after the setup of the output data. Further, the output data is allowed to be output when the chip select (CSx) becomes active (the enable signal is valid). As a result, it is possible to prevent the bus from being damaged due to a timing when the bus between the input state and the output state is short-circuited.
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、遊技の進行を制御する主制御基板(例えば、主制御基板100)を備えた遊技機において、前記主制御基板には、CPU部(例えば、メインCPU101)を有し、前記遊技を統括的に制御するメインチップ(例えば、メインチップ100A)と、前記メインチップに指定されることで遊技の制御に用いられるサブチップ(例えば、サブチップ100B)と、が搭載され、前記メインチップは、前記サブチップを指定して、当該指定した前記サブチップとの通信を有効とするチップセレクト機能(例えば、チップセレクト機能)を選択可能な所定のピン(例えば、「ピンNo.57」のピン)を有するとともに、前記サブチップからの入力データがセットアップされる入力状態(例えば、図33に示す入力データがセットアップされる状態)と、前記サブチップへの出力データがセットアップされる出力状態(例えば、図34に示す出力データがセットアップされる状態)と、からなり、前記サブチップの指定を有効とするためのイネーブル信号を設定するイネーブル信号設定手段(例えば、図33や、図34に示すCSxの設定を行うメインチップ100A)と、を備えており、入力データのセットアップが行われる前後においては、ハイインピーダンス状態が設定され、出力データのセットアップが行われる前後においては、ハイインピーダンス状態が設定されず、前記出力データは、前記イネーブル信号により前記サブチップの指定が有効となることで出力が許容されることを特徴とする遊技機である。
(Invention according to claim 1)
The invention according to
なお、本実施形態で示した事項は、あくまで一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。 The matters shown in the present embodiment are merely examples, and can be appropriately changed without departing from the scope of the present invention.
なお、本実施形態では、パチンコ遊技機について説明をしたが、回胴式遊技機(スロットマシン)、雀球遊技機、アレンジボール遊技機に用いてもよい。 Although the pachinko gaming machine has been described in the present embodiment, it may be used for a rotating body type gaming machine (slot machine), a sparrow ball gaming machine, and an arrange ball gaming machine.
1 :遊技機
2 :外枠
3 :遊技盤取付枠
4 :ガラス枠
5 :遊技盤
6 :第1ヒンジ機構部
7 :第2ヒンジ機構部
8 :開口部
9 :透明部材
10 :音声出力装置
11 :枠用照明装置
12 :上皿
13 :下皿
14 :発射ハンドル
15s :タッチセンサ
16 :発射ボリューム
17 :演出ボタン
17sw :演出ボタンスイッチ
18 :十字キー
18sw :十字キー検出スイッチ
19 :貸出操作部
20 :切替ボタン
20sw :切替スイッチ
21 :カバー部材
22 :遊技盤取付部
23 :ロック機構
24 :発射用ソレノイド
25 :球送りソレノイド
26sw :第1開放検出スイッチ
27sw :第2開放検出スイッチ
28 :レール
29 :内側レール
30 :外側レール
31 :発射球案内路
32 :アウト口
32sw :アウト球検出スイッチ
33 :飾り枠
34 :演出空間
35 :ワープ装置
36 :ステージ部
37 :第1一般入賞口
37sw :第1一般入賞口検出スイッチ
38 :第2一般入賞口
38sw :第2一般入賞口検出スイッチ
39 :第3一般入賞口
39sw :第3一般入賞口検出スイッチ
40 :第4一般入賞口
40sw :第4一般入賞口検出スイッチ
41 :普図ゲート
41sw :ゲート検出スイッチ
42 :第1始動口
42sw :第1始動口検出スイッチ
43 :第2始動口
43sw :第2始動口検出スイッチ
44 :第2始動口開閉部材
45 :第2始動口開閉ソレノイド
46 :第1大入賞口
46sw :第1大入賞口検出スイッチ
47 :第1大入賞口開閉部材
48 :第1大入賞口開閉ソレノイド
49 :特定領域開閉部材
50 :特定領域
50sw :特定領域検出スイッチ
51 :排出口
52 :第2大入賞口
52sw :第2大入賞口検出スイッチ
53 :第2大入賞口開閉部材
54 :第2大入賞口開閉ソレノイド
55 :流路切替ソレノイド
56s :磁気検出センサ
57s :電波検出センサ
58 :第1変動報知LED
59 :第2変動報知LED
60 :第1特別図柄表示器
61 :第2特別図柄表示器
62 :普通図柄表示器
63 :第1特別図柄保留表示器
64 :第2特別図柄保留表示器
65 :普通図柄保留表示器
66 :ラウンド数表示器
67 :右打ち表示器
68 :状態確認表示器
69 :第1画像表示装置
70 :第2画像表示装置
71 :演出図柄
72 :第1可動部材
73 :第2可動部材
74 :盤用照明装置
75 :始動口ランプ
76 :レンズ部材
77 :遊技情報出力端子板
78 :上流流路
79 :中央流路
80 :左側流路
81 :右側流路
82 :第1下流流路
83 :第2下流流路
84 :払出装置
85sw :払出球検出スイッチ
86 :払出モータ
87 :遊技球貯留部
88sw :球有り検出スイッチ
89sw :セーフ球検出スイッチ
100 :主制御基板
100A :メインチップ
100B :サブチップ
100Ba :第1サブチップ
100Bb :第2サブチップ
101 :メインCPU
102 :メインROM
102a :プログラムデータ
102b :ROMコメント
102c :ベクタテーブル
102d :ハードウェアパラメータ
103 :メインRAM
104 :クロック発生回路
105 :リセットコントローラ
106 :割込コントローラ
107 :ウォッチドッグタイマ
108 :CTC
109 :演算回路
110 :アドレスデコーダ
111 :汎用入出力端子
112 :フェッチカウンタ
113 :乗除算回路
114 :検査ポート
115 :乱数回路
116 :乱数外部ラッチ入力
117 :汎用初期値用乱数回路
118 :同期シリアル通信
119 :非同期シリアル通信
120 :相互認証
121 :割込入力端子
122sw :RWMクリアスイッチ
123sw :設定キースイッチ
124 :情報表示器
130 :未使用領域
130a :第1未使用領域
130b :第2未使用領域
130c :第3未使用領域
130d :第4未使用領域
130e :第5未使用領域
140 :内部機能レジスタ
140a :第1内部機能レジスタ
140b :第2内部機能レジスタ
141 :I/O未使用領域
142 :チップセレクト
143 :ユーザ拡張領域
150 :拡張ROM
200 :払出制御基板
210 :払出制御部
211 :払出CPU
212 :払出ROM
213 :払出RAM
220 :発射制御部
300 :演出制御基板
310 :演出制御部
310A :演出チップ
311 :サブCPU
312 :サブROM
313 :サブRAM
320 :表示制御部
330 :統括制御部
330A :統括チップ
331 :統括CPU
332 :統括ROM
333 :統括RAM
340 :画像制御部
341 :CGROM
350 :音声制御部
351 :音声ROM
360 :ランプ制御部
360A :ランプチップ
361 :ランプCPU
362 :ランプROM
363 :ランプRAM
400 :電源基板
401 :電断検出回路
402 :バックアップ電源回路
1: Game machine 2: Outer frame 3: Game board mounting frame 4: Glass frame 5: Game board 6: First hinge mechanism 7: Second hinge mechanism 8: Opening 9: Transparent member 10: Audio output device 11 : Frame lighting device 12: Upper plate 13: Lower plate 14: Launch handle 15s: Touch sensor 16: Launch volume 17: Directive button 17sw: Directive button switch 18: Cross key 18sw: Cross key detection switch 19: Lending operation unit 20 : Changeover button 20sw: Changeover switch 21: Cover member 22: Game board mounting part 23: Lock mechanism 24: Launching solenoid 25: Ball feed solenoid 26sw: First open detection switch 27sw: Second open detection switch 28: Rail 29: Inner rail 30: Outer rail 31: Launch ball guide path 32: Out port 32sw: Out ball detection switch 33: Decorative frame 34: Production space 35: Warp device 36: Stage part 37: 1st general winning opening 37sw: 1st general Winning opening detection switch 38: 2nd general winning opening 38sw: 2nd general winning opening detection switch 39: 3rd general winning opening detection switch 39sw: 3rd general winning opening detection switch 40: 4th general winning opening 40sw: 4th general winning opening Detection switch 41: Normal gate 41sw: Gate detection switch 42: 1st start port 42sw: 1st start port detection switch 43: 2nd start port 43sw: 2nd start port detection switch 44: 2nd start port opening / closing member 45: 2nd start opening opening / closing solenoid 46: 1st big winning opening opening / closing 46sw: 1st big winning opening detection switch 47: 1st big winning opening opening / closing member 48: 1st big winning opening opening / closing member 49: Specific area opening / closing member 50: Specific area 50sw: Specific area detection switch 51: Discharge port 52: 2nd prize opening opening / closing 52sw: 2nd big winning opening detection switch 53: 2nd big winning opening opening / closing member 54: 2nd big winning opening opening / closing solenoid 55: Flow path switching solenoid 56s: Magnetic detection sensor 57s: Radio detection sensor 58: First fluctuation notification LED
59: Second fluctuation notification LED
60: 1st special symbol display 61: 2nd special symbol display 62: Normal symbol display 63: 1st special symbol hold indicator 64: 2nd special symbol hold indicator 65: Normal symbol hold indicator 66: Round Number indicator 67: Right-handed indicator 68: Status confirmation indicator 69: First image display device 70: Second image display device 71: Directional design 72: First movable member 73: Second movable member 74: Board lighting Device 75: Start port lamp 76: Lens member 77: Game information output terminal plate 78: Upstream flow path 79: Central flow path 80: Left side flow path 81: Right side flow path 82: First downstream flow path 83: Second downstream flow path Road 84: Payout device 85sw: Payout ball detection switch 86: Payout motor 87: Game ball storage unit 88sw: Ball presence detection switch 89sw: Safe ball detection switch 100: Main control board 100A: Main chip 100B: Subchip 100Ba: First subchip 100Bb: 2nd subchip 101: Main CPU
102: Main ROM
102a: Program data 102b: ROM comment 102c: Vector table 102d: Hardware parameter 103: Main RAM
104: Clock generation circuit 105: Reset controller 106: Interrupt controller 107: Watchdog timer 108: CTC
109: Arithmetic circuit 110: Address decoder 111: General-purpose input / output terminal 112: Fetch counter 113: Multiplication / division circuit 114: Inspection port 115: Random circuit 116: Random external latch input 117: General-purpose initial value random circuit 118: Synchronous serial communication 119: Asynchronous serial communication 120: Mutual authentication 121: Intercept input terminal 122sw: RWM clear switch 123sw: Setting key switch 124: Information display 130: Unused area 130a: First unused area 130b: Second unused area 130c : 3rd unused area 130d: 4th unused area 130e: 5th unused area 140: Internal function register 140a: 1st internal function register 140b: 2nd internal function register 141: I / O unused area 142: Chip Select 143: User expansion area 150: Expansion ROM
200: Payout control board 210: Payout control unit 211: Payout CPU
212: Payout ROM
213: Payout RAM
220: Launch control unit 300: Production control board 310: Production control unit 310A: Production chip 311: Sub CPU
312: Sub ROM
313: Sub RAM
320: Display control unit 330: Integrated control unit 330A: Integrated chip 331: Integrated CPU
332: Control ROM
333: Centralized RAM
340: Image control unit 341: CGROM
350: Voice control unit 351: Voice ROM
360: Lamp control unit 360A: Lamp chip 361: Lamp CPU
362: Lamp ROM
363: Lamp RAM
400: Power supply board 401: Power failure detection circuit 402: Backup power supply circuit
Claims (1)
前記主制御基板には、
CPU部を有し、前記遊技を統括的に制御するメインチップと、
前記メインチップに指定されることで遊技の制御に用いられるサブチップと、
が搭載され、
前記メインチップは、
前記サブチップを指定して、当該指定した前記サブチップとの通信を有効とするチップセレクト機能を選択可能な所定のピンを有するとともに、
前記サブチップからの入力データがセットアップされる入力状態と、
前記サブチップへの出力データがセットアップされる出力状態と、からなり、
前記サブチップの指定を有効とするためのイネーブル信号を設定するイネーブル信号設定手段と、
を備えており、
入力データのセットアップが行われる前後においては、ハイインピーダンス状態が設定され、
出力データのセットアップが行われる前後においては、ハイインピーダンス状態が設定されず、
前記出力データは、
前記イネーブル信号により前記サブチップの指定が有効となることで出力が許容されることを特徴とする遊技機。 In a gaming machine equipped with a main control board that controls the progress of the game,
The main control board
A main chip that has a CPU unit and controls the game in an integrated manner,
A sub-chip that is designated as the main chip and is used to control the game,
Is installed,
The main chip is
It has a predetermined pin that can select the chip select function that enables communication with the designated sub-chip by designating the sub-chip.
The input state in which the input data from the sub-chip is set up and
It consists of an output state in which the output data to the sub-chip is set up.
An enable signal setting means for setting an enable signal for validating the designation of the subchip, and an enable signal setting means.
Is equipped with
Before and after the input data is set up, the high impedance state is set and
Before and after the output data is set up, the high impedance state is not set and
The output data is
A gaming machine characterized in that an output is permitted by validating the designation of the sub-chip by the enable signal.
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