JP2021136715A - 分電盤及びフィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力線搬送通信の品質の低下を抑止しつつ、電力線搬送通信を行うシステム構成が煩雑になることを抑制することができる分電盤及びフィルタ装置を提供する。【解決手段】分電盤1は、電力を供給する電力線を用いた通信である電力線搬送通信に利用可能な分電盤である。分電盤1は、主幹ブレーカ10と、フィルタ(フィルタ装置30)と、を備える。フィルタは、主幹ブレーカ10の一次側、主幹ブレーカ10の二次側、及び当該一次側と当該二次側との間のうち少なくとも1つに設けられ、電力線搬送通信での少なくとも一方向におけるノイズを減衰する電力線搬送通信用のフィルタである。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に分電盤及びフィルタ装置に関し、より詳細には電力線搬送通信が可能な分電盤及びこれに用いられるフィルタ装置に関する。
従来、電力線に高周波の信号を重畳して伝送させる通信(電力線搬送通信)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、複数の伝送路の電力線搬送通信を行う場合に、伝送路間の干渉を抑制できる通信システムが記載されている。特許文献1の通信システムは、親機と子機とを備え、親機と子機との間の伝送路で電力線搬送通信を行う。親機と子機とは、信号周波数を通過させる高周波フィルタとしてコンデンサを有している。
親機及び子機がフィルタを有することで、電力線搬送通信の品質の低下を抑制することができる。
特開2015−95878号公報
特許文献1では、電力線搬送通信を行う親機及び子機がフィルタを有する必要がある。つまり、電力線搬送通信を行うすべての機器にフィルタを設ける必要がある。そのため、システム構成が煩雑になる可能性がある。
本開示は上記課題に鑑みてなされ、電力線搬送通信の品質の低下を抑止しつつ、電力線搬送通信を行うシステム構成が煩雑になることを抑制することができる分電盤及びフィルタ装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る分電盤は、電力を供給する電力線を用いた通信である電力線搬送通信に利用可能な分電盤である。前記分電盤は、主幹ブレーカと、電力線搬送通信用のフィルタと、を備える。前記フィルタは、前記主幹ブレーカの一次側、前記主幹ブレーカの二次側、及び前記一次側と前記二次側との間のうち少なくとも1つに設けられ、前記電力線搬送通信での少なくとも一方向におけるノイズを減衰する。
本開示の一態様に係るフィルタ装置は、前記分電盤に前記フィルタとして用いられる。
本開示によると、電力線搬送通信の品質の低下を抑止しつつ、電力線搬送通信を行うシステム構成が煩雑になることを抑制することができる。
図1は、一実施形態に係る分電盤の構成を説明する図である。 図2は、同上の分電盤を介した電力線搬送通信を説明する図である。 図3は、同上の分電盤が備えるフィルタ装置の構成を説明する図である。 図4は、変形例1に係る分電盤の構成を説明する図である。 図5は、変形例2に係るフィルタ装置の接続形態を説明する図である。
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。以下の実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
以下、本実施形態に係る分電盤及び当該分電盤に設けられるフィルタとしてのフィルタ装置について、図1〜図3を用いて説明する。
(1)概要
本実施形態に係る分電盤1は、電力線を用いた通信である電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)に利用可能に構成されている。電力線搬送通信(PLC)とは、電力を供給する電力線(電源線40)に高周波の信号を重畳して伝送させる通信である。以下、PLCによる通信で伝送される信号をPLC信号という。
施設6は、分電盤1を備える。分電盤1は、図1に示すように、主幹ブレーカ10と、複数の分岐ブレーカ20と、フィルタ装置30と、を備える。ここで、本実施形態では、施設6が戸建住宅である場合を例示するが、この例に限らない。施設6は、例えば集合住宅の各住戸、事務所、店舗、工場、及び病院等、分電盤1が設置可能であればよい。
主幹ブレーカ10は、電力を供給する系統電源5(商用電源)に、電力の供給に用いられる電源線40を介して接続されている。主幹ブレーカ10は、導電バー21(母線バー)を介して複数の分岐ブレーカ20に接続されている。
複数の分岐ブレーカ20は、複数の負荷(機器60)とそれぞれ接続されている。複数の分岐ブレーカ20は、主幹ブレーカ10が挿入されている主幹回路を、複数の分岐回路にそれぞれ分岐させる。ここで、主幹回路は、分電盤1の内部において電源線40から各分岐ブレーカ20の電源側の端子までの電路を意味し、分岐回路は、各分岐ブレーカ20の電源側の端子よりも下流側の電路を意味する。一例として、各分岐回路には、負荷(機器60)が1つずつ含まれている。負荷は、対応する分岐ブレーカ20を介して、系統電源5から電力を受け取る。
本実施形態では、施設6において分電盤1に接続された複数の負荷(機器60)の間で、電力線搬送通信を用いて信号の送受信が行われる。以下、複数の機器60を区別する必要がある場合には、機器61、機器62、機器63と記載する。
例えば、図2に示すように、施設6の分電盤1に接続された複数の機器61〜63の間でPLCによる通信が行われる。ここで、機器61〜63はPLCによる通信が可能な機器である。
なお、本実施形態において、主幹ブレーカ10の一次側とは、主幹ブレーカ10から系統電源5の間の電路を意味する。主幹ブレーカ10の二次側とは、主幹ブレーカ10から各分岐ブレーカ20の電源側の端子までの電路を意味する。
フィルタ装置30は、主幹ブレーカ10の一次側、主幹ブレーカ10の二次側、及び主幹ブレーカ10の一次側と主幹ブレーカ10の二次側との間のうち少なくとも1つに設けられる。フィルタ装置30は、PLCによる通信において少なくとも一方向におけるノイズを減衰する電力線搬送通信用のフィルタとして機能する。本実施形態では、フィルタ装置30は、PLCによる通信において系統電源5から入力されるノイズ、及びPLCによる通信において系統電源5に出力されるノイズの双方を減衰、つまりPLCによる通信での双方向におけるノイズを減衰する。
本実施形態では、例えば、PLCによる通信において系統電源5から入力されるノイズ、及びPLCによる通信において系統電源5に出力されるノイズは、それぞれPLC信号である。すなわち、フィルタ装置30は、PLCによる通信での双方向におけるPLC信号をノイズとして減衰することで、施設6内のPLC信号を施設6外に伝送すること、及び施設6外のPLC信号を施設6内に伝送することを抑制する。
(2)構成
以下の説明では、特に断りがない限り、図1の上下左右を分電盤1の上下左右と規定し、図1の紙面に垂直な方向を分電盤1の前後方向(手前が前)と規定する。詳しくは、主幹ブレーカ10と分岐ブレーカ20とが並ぶ方向を左右方向、キャビネット本体1100の底部と主幹ブレーカ10及び分岐ブレーカ20とが並ぶ方向を前後方向と規定する。また、左右方向及び前後方向と直交する方向を上下方向と規定する。
分電盤1は、図1に示すように、キャビネット1000と、主幹ブレーカ10と、複数の分岐ブレーカ20と、フィルタ装置30と、を備えている。
キャビネット1000は、前面が開口した箱状のキャビネット本体1100と、キャビネット本体1100の開口を塞ぐ蓋と、を備えている。図1においては、蓋の図示を省略している。キャビネット1000の内部には、主幹ブレーカ10、複数の分岐ブレーカ20及びフィルタ装置30が収容されている。
(2.1)主幹ブレーカ
主幹ブレーカ10は、電源線40を介して系統電源5に接続されている。本実施形態では、系統電源5からの電力供給方式が単相三線方式であって、電源線40は、第1の電圧線(L1相)411、第2の電圧線(L2相)412、中性線(N相)413の3線で構成されている。第1の電圧線411は、電線421,431を含む。第2の電圧線412は、電線422,432を含む。中性線413は、電線423,433を含む。
主幹ブレーカ10は、複数(本実施形態では3つ)の一次側端子11と、複数(本実施形態では3つ)の二次側端子とを備えている。本実施形態の分電盤1では配電方式として単相三線式を想定しているので、主幹ブレーカ10の一次側端子11には、系統電源5の単相三線式の引き込み線が電気的に接続される。具体的には、複数の一次側端子11のうち一次側端子111は第1電圧極としての第1の電圧線(L1相)411と、一次側端子112は第2電圧極としての第2の電圧線(L2相)412と、一次側端子113は中性極としての中性線(N相)413と、それぞれ電気的に接続されている。
また、主幹ブレーカ10の複数(本実施形態では3つ)の二次側端子は、複数(本実施形態では3つ)の導電バー21とそれぞれ電気的に接続されている。複数(本実施形態では3つ)の導電バー21は、第1電圧極(L1相)の第1導電バー211、第2電圧極(L2相)の第2導電バー212、及び中性極(N相)の第3導電バー213を含む。
主幹ブレーカ10の複数の二次側端子のうち1つ目の二次側端子(第1端子)は第1電圧極(L1相)の第1導電バー211に電気的に接続されている。2つ目の二次側端子(第2端子)は第2電圧極(L2相)の第2導電バー212に電気的に接続されている。3つ目の二次側端子(第3端子)は中性極(N相)の第3導電バー213に電気的に接続されている。各導電バー21は、導電部材により左右方向に長い長尺板状に形成されており、キャビネット1000の内部において、上下方向の中央であって主幹ブレーカ10の右側の位置に配置されている。
(2.2)分岐ブレーカ
複数の分岐ブレーカ20は、中性極の第3導電バー213の上側と下側とに分かれて、それぞれ複数個ずつ左右方向に並ぶように配置されている。本実施形態では、図1に示すように、中性極の第3導電バー213の上側に、10個の分岐ブレーカ20が左右方向に並ぶように配置されている。また、中性極の第3導電バー213の下側に、10個の分岐ブレーカ20が左右方向に並ぶように配置されている。
各分岐ブレーカ20は、一対の一次側端子と、一対の二次側端子とを備えている。分岐ブレーカ20には100V用と200V用がある。100V用の分岐ブレーカ20が備える一対の一次側端子は、第1電圧極の第1導電バー211及び第2電圧極の第2導電バー212のうちの一方と、中性極の第3導電バー213とにそれぞれ電気的に接続される。200V用の分岐ブレーカ20が備える一対の一次側端子は、第1電圧極の第1導電バー211と、第2電圧極の第2導電バー212とにそれぞれ電気的に接続される。これにより、各分岐ブレーカ20は、系統電源5から主幹ブレーカ10を介して交流の電圧が供給される。
各分岐ブレーカ20は、導電バー21に対して上側または下側からプラグイン接続することで、分岐ブレーカ20の一次側が主幹ブレーカ10の二次側に電気的に接続される。
分岐ブレーカ20の二次側端子には、1つ以上の機器60(負荷)が電気的に接続される。例えば、分岐ブレーカ20aの二次側端子には機器61が、分岐ブレーカ20bの二次側端子には機器62が、分岐ブレーカ20cの二次側端子には機器63が、それぞれ接続されている。
機器61と機器62とがPLCによる通信を行う場合、機器61から出力されたPLCによる通信時の信号(PLC信号)は、分岐ブレーカ20a及び導電バー21(例えば、第1導電バー211)を介して、分岐ブレーカ20bに入力される。分岐ブレーカ20bに入力されたPLC信号は、機器62で受信される。
(2.3)フィルタ装置
フィルタ装置30は、図3に示すように、複数(本実施形態では3つ)のフィルタ回路301を含む。複数のフィルタ回路301を個別に記載する必要がある場合には、第1フィルタ回路311、第2フィルタ回路312、第3フィルタ回路313と記載する。フィルタ装置30は、接続端子321〜323,331〜333を含む。
複数のフィルタ回路301は、所定の周波数の信号を通過させ、他の周波数の信号(ノイズ)を減衰させるフィルタである。複数のフィルタ回路301は、例えばローパスフィルタ、バンドパスフィルタ等である。各フィルタ回路301は、PLCによる通信での少なくとも一方向におけるノイズを減衰する電力線搬送通信用のフィルタとして機能する。本実施形態では、各フィルタ回路301は、PLCによる通信において系統電源5から入力されるノイズ、及びPLCによる通信において系統電源5に出力されるノイズの双方を減衰、つまりPLCによる通信での双方向におけるノイズを減衰する。
フィルタ装置30は、主幹ブレーカ10の一次側と主幹ブレーカ10の二次側との間に設けられる。言い換えると、各フィルタ回路301は、主幹ブレーカ10の一次側と主幹ブレーカ10の二次側との間に設けられる。本実施形態では、各フィルタ回路301は、主幹ブレーカ10の一次側に設けられている。具体的には、第1フィルタ回路311は、第1の電圧線411(L1相)に含まれる電線421と電線431との間に設けられる。第2フィルタ回路312は、第2の電圧線412(L2相)に含まれる電線422と電線432との間に設けられる。第3フィルタ回路313は、中性線413(N相)に含まれる電線423と電線433との間に設けられる。
第1フィルタ回路311は、接続端子321と電気的に接続されている。接続端子321は電線421に接続される。ここで、接続端子321は端子台に設けられ、電線421を端子台の接続端子321にねじ止めすることで、接続端子321と電線421とを接続する。または、接続端子321は、速結端子として電線421と接続してもよい。
第1フィルタ回路311は、接続端子331と電気的に接続されている。接続端子331は電線431に接続される。ここで、接続端子331は端子台に設けられ、電線431を端子台の接続端子331にねじ止めすることで、接続端子331と電線431とを接続する。または、接続端子331は、速結端子として電線431と接続してもよい。
第2フィルタ回路312は、接続端子322と電気的に接続されている。接続端子322は電線422に接続される。ここで、接続端子322は端子台に設けられ、電線422を端子台の接続端子322にねじ止めすることで、接続端子322と電線422とを接続する。または、接続端子322は、速結端子として電線422と接続してもよい。
第2フィルタ回路312は、接続端子332と電気的に接続されている。接続端子332は電線432に接続される。ここで、接続端子332は端子台に設けられ、電線432を端子台の接続端子332にねじ止めすることで、接続端子332と電線432とを接続する。または、接続端子332は、速結端子として電線432と接続してもよい。
第3フィルタ回路313は、接続端子323と電気的に接続されている。接続端子323は電線423に接続される。ここで、接続端子323は端子台に設けられ、電線423を端子台の接続端子323にねじ止めすることで、接続端子323と電線423とを接続する。または、接続端子323は、速結端子として電線423と接続してもよい。
第3フィルタ回路313は、接続端子333と電気的に接続されている。接続端子333は電線433に接続される。ここで、接続端子333は端子台に設けられ、電線433を端子台の接続端子333にねじ止めすることで、接続端子333と電線433とを接続する。または、接続端子333は、速結端子として電線433と接続してもよい。
本実施形態において、PLCによる通信は、施設6内の機器間での通信を想定している。そのため、各フィルタ回路301は、機器間で送受信されるPLCによる信号が施設6外に出力されないように当該PLCによる信号をノイズとして減衰させる。さらに、各フィルタ回路301は、施設6外で発生している信号(他の施設における他のPLC信号)をノイズとして減衰させる。
なお、本実施形態では、PLCによる通信により、施設6外の機器と通信してもよい。この場合、各フィルタ回路301は、施設6内の機器が出力したPLC信号を通過させる。各フィルタ回路301は、PLC信号で用いられる周波数以外の周波数の信号をノイズとして減衰させ、当該ノイズが施設6外に出力されることを抑制する。さらに、各フィルタ回路301は、施設6外から出力されたPLC信号を通過させ、PLC信号で用いられる周波数以外の周波数の信号をノイズとして減衰させ、当該ノイズを主幹ブレーカ10に入力されることを抑制する。このとき、各フィルタ回路301は、施設6外から出力された商用周波数の電流も通過させる。
(3)利点
以上説明したように、本実施形態の分電盤1は、電力線を用いた通信に利用可能な分電盤である。分電盤1は、主幹ブレーカ10と、電力線搬送通信用のフィルタ(フィルタ装置30)と、を備える。フィルタは、主幹ブレーカ10の一次側と主幹ブレーカ10の二次側との間に設けられ、電力線搬送通信での少なくとも一方向におけるノイズを減衰する。より詳細には、フィルタは、主幹ブレーカ10の一次側に設けられており、電力線搬送通信での双方向におけるノイズを減衰する。
この構成によると、分電盤1がフィルタを有するので、ノイズが施設6外に出力されること、及び施設6外からのノイズが入力されることを防ぐことができる。つまり、分電盤1がフィルタを有することで、電力線搬送通信の品質の低下を抑止することができる。
さらに、分電盤1がフィルタを有することで、分岐ブレーカ20に電気的に接続されている機器61〜63は、フィルタを有する必要はない。そのため、電力線搬送通信を行うすべての機器にフィルタを設ける必要がないので、電力線搬送通信を行うシステム構成が煩雑になることを抑制することができる。
(4)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、変形例について列記する。なお、以下に説明する変形例は、上記実施形態と適宜組み合わせて適用可能である。
(4.1)変形例1
上記実施形態では、フィルタ装置30は主幹ブレーカ10の一次側に設ける構成としたが、この構成に限定されない。
フィルタ装置30は、主幹ブレーカ10の二次側に設けてもよい。例えば、フィルタ装置30は、主幹ブレーカ10と導電バー21との間に設けてもよい(図4参照)。この場合、第1フィルタ回路311は、主幹ブレーカ10の二次側端子である第1端子と第1導電バー211との間に設けられる。第2フィルタ回路312は、主幹ブレーカ10の二次側端子である第2端子と第2導電バー212との間に設けられる。第3フィルタ回路313は、主幹ブレーカ10の二次側端子である第3端子と第3導電バー213との間に設けられる。
第1フィルタ回路311と電気的に接続された接続端子321(図3参照)が第1端子に電気的に接続される。第1フィルタ回路311と電気的に接続された接続端子331(図3参照)が第1導電バー211に電気的に接続される(図4参照)。
第2フィルタ回路312と電気的に接続された接続端子322(図3参照)が第2端子に電気的に接続される。第2フィルタ回路312と電気的に接続された接続端子332(図3参照)が第2導電バー212に電気的に接続される(図4参照)。
第3フィルタ回路313と電気的に接続された接続端子323(図3参照)が第3端子に電気的に接続される。第3フィルタ回路313と電気的に接続された接続端子333が第3導電バー213に電気的に接続される(図4参照)。
本変形例においても、実施形態と同様に、PLCによる通信においてノイズが施設6外に出力されること、及び施設6外からのノイズが主幹ブレーカ10に入力されることを、それぞれ抑制することができる。
(4.2)変形例2
上記実施形態において、フィルタ装置30は、電力を供給する電源である系統電源5と電源線40(電線)を介して電気的に接続され、かつ電源線40とは別の電線と接続される送り端子を有してもよい。
例えば、フィルタ装置30は、接続端子331,332を送り端子として機能させて、外部装置70とさらに接続してもよい(図5参照)。この場合、接続端子331は、電源線40の電線431とは異なる電線451を介して外部装置70の第1端子と接続される。接続端子332は、電源線40の電線433とは異なる電線453を介して外部装置70の第2端子と接続される。外部装置70は、例えば、電流センサである。
なお、本変形例では、接続端子331,332を送り端子として機能させる構成としたが、この構成に限定されない。接続端子331,332,333のうち2つの接続端子を送り端子として機能させてもよい。
または、フィルタ装置30は、接続端子331,332,333とは異なる2つの端子を送り端子として有してもよい。
または、フィルタ装置30は、接続端子331,332,333とは異なる1つの端子を送り端子として有し、接続端子331,332,333のうち1つの接続端子を送り端子として機能させてもよい。
なお、フィルタ装置30は、主幹ブレーカ10の一次側端子及び二次側の双方に設けられてもよい。
(4.3)変形例3
上記実施形態においてフィルタ装置30は、主幹ブレーカ10と一体接続されてもよい。ここで、一体接続とは、2つの装置の各々の端子が直接接続されることである。
例えば、主幹ブレーカ10の複数(本実施形態では3つ)の一次側端子11と、フィルタ装置30の接続端子331〜333とが、それぞれ電源線40を介することなく一対一に直接接続される。より詳細には、主幹ブレーカ10の一次側端子111は、フィルタ装置30の接続端子331に、電線431を介することなく直接接続される。主幹ブレーカ10の一次側端子112は、フィルタ装置30の接続端子332に、電線432を介することなく直接接続される。主幹ブレーカ10の一次側端子113は、フィルタ装置30の接続端子333に、電線433を介することなく直接接続される。
また、フィルタ装置30が、変形例1で示したように、主幹ブレーカ10の二次側に設けられている場合には、主幹ブレーカ10の複数(本実施形態では3つ)の二次側端子と、フィルタ装置30の接続端子321〜323とが、それぞれ電線を介することなく一対一に直接接続される。
(4.4)変形例4
上記実施形態において、フィルタ装置30は、主幹ブレーカ10とは別体に設けられる構成としたが、この構成に限定されない。
フィルタ装置30は、主幹ブレーカ10に内蔵されてもよい。この場合、主幹ブレーカ10の一次側端子111と、第1導電バー211と電気的に接続される主幹ブレーカ10の二次側端子との間の経路に第1フィルタ回路311が設けられる。主幹ブレーカ10の一次側端子112と、第2導電バー212と電気的に接続される主幹ブレーカ10の二次側端子との間の経路に第2フィルタ回路312が設けられる。主幹ブレーカ10の一次側端子113と、第3導電バー213と電気的に接続される主幹ブレーカ10の二次側端子との間の経路に第3フィルタ回路313が設けられる。
(4.5)変形例5
上記実施形態では、フィルタ装置30は、第1電圧極(L1相)、第2電圧極(L2相)及び中性極(N相)に複数のフィルタ回路301(第1フィルタ回路311、第2フィルタ回路312、第3フィルタ回路313)をそれぞれ設ける構成としたが、この構成に限定されない。
フィルタ装置30は、複数の極(第1電圧極、第2電圧極及び中性極)のうち1つの極、又は2つの極にフィルタ回路を設けてもよい。すなわち、フィルタ装置30は、複数の極(第1電圧極、第2電圧極及び中性極)のうち少なくとも1つの極にフィルタ回路を設ける構成であればよい。
(4.6)変形例6
上記実施形態において、フィルタ装置30は、PLCによる通信において系統電源5から入力されるノイズ、及びPLCによる通信において系統電源5に出力されるノイズの双方を減衰、つまりPLCによる通信での双方向におけるノイズを減衰する構成とした。しかしながら、この構成に限定されない。
フィルタ装置30は、PLCによる通信において系統電源5から入力されるノイズを減衰してもよいし、PLCによる通信において系統電源5に出力されるノイズの双方を減衰してもよい。つまり、フィルタ装置30は、PLCによる通信での一方向におけるノイズを減衰してもよい。
(4.7)変形例7
上記実施形態において、フィルタ装置30は、フィルタ回路として、フェライトコアを有してもよい。この場合、フィルタ装置30は、双方向におけるノイズを減衰する。
(4.8)変形例8
上記実施形態では、フィルタ装置30は、第1電圧極(L1相)、第2電圧極(L2相)及び中性極(N相)の各極(相)に対して、1つのフィルタ回路301を設ける構成としたが、この構成に限定されない。
フィルタ装置30は、複数の相、例えばL1相及びN相の組、L2相及びN相の組、並びにL1相及びL2N相の組の少なくとも一組に対して、1つのフィルタ回路301を設けてもよい。つまり、フィルタ回路301は、複数の相のうち少なくとも1つの相(極)に設けられていればよい。
(4.9)変形例9
上記実施形態において、分電盤1は、電線(例えば電源線40)ごとに、双方向のノイズの減衰に1つのフィルタ回路301を設ける構成としたが、この構成に限定されない。
分電盤1は、電線(例えば電源線40)ごとに、系統電源5から入力されるノイズを減衰するフィルタ回路と、系統電源5に出力されるノイズを減衰するフィルタ回路と、を個別に備えてもよい。
(4.10)変形例10
上記実施形態において、L1相及びN相の組、L2相及びN相の組、並びにL1相及びL2N相の組のうちいずれかの組から他の組へと通信信号が伝送される場合、フォトカプラが設けられてもよい。
この場合、通信装置50の下流側、つまり通信装置50において電気的に接続される2つの接続端子(例えば、接続端子521,531)のうち系統電源5に対して離れている接続端子側にフォトカプラが設けられる。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の分電盤(1)は、電力を供給する電力線を用いた通信である電力線搬送通信に利用可能な分電盤である。分電盤(1)は、主幹ブレーカ(10)と、フィルタ(フィルタ装置30)と、を備える。フィルタは、主幹ブレーカ(10)の一次側、主幹ブレーカ(10)の二次側、及び当該一次側と当該二次側との間のうち少なくとも1つに設けられ、電力線搬送通信での少なくとも一方向におけるノイズを減衰する電力線搬送通信用のフィルタである。
この構成によると、電力線搬送通信の品質の低下を抑止しつつ、電力線搬送通信を行うシステム構成が煩雑になることを抑制することができる。
第2の態様の分電盤(1)では、第1の態様において、フィルタは、一方向のみにおいてノイズを減衰する。
この構成によると、ノイズが施設(6)外に出力されること、又は施設(6)外からのノイズが入力されることを防ぐことができる。
第3の態様の分電盤(1)では、第1の態様において、フィルタは、双方向においてノイズを減衰する。
この構成によると、ノイズが施設(6)外に出力されること、及び施設(6)外からのノイズが入力されることを防ぐことができる。
第4の態様の分電盤(1)では、第1〜第3のいずれかの態様において、フィルタは、電力線(電源線40、導電バー21)に電気的に接続されるフィルタ回路(301)を含む。
この構成によると、フィルタを回路により構成することができる。
第5の態様の分電盤(1)では、第1〜第4のいずれかの態様において、フィルタは、電力の供給に用いられる複数の極(第1電圧極、第2電圧極、中性極)のうち少なくとも1つの相に設けられている。
この構成によると、電力線搬送通信に用いる極に応じてフィルタを設定することができる。
第6の態様の分電盤(1)では、第1〜第5のいずれかの態様において、フィルタは、主幹ブレーカ(10)の一次側に設けられている。
この構成によると、リミッタスペース等の空きスペースにフィルタを配置することが可能となる。
第7の態様の分電盤(1)では、第6の態様において、フィルタは、電力を供給する電源(系統電源5)と電線(電源線40)を介して電気的に接続され、かつ当該電線とは別の電線と接続される送り端子(接続端子331〜333)を有する。
この構成によると、電線の送りが可能となる。つまり、別の機器等にも電力の供給が可能となる。
第8の態様の分電盤(1)では、第1〜第5のいずれかの態様において、フィルタは、主幹ブレーカ(10)の二次側に設けられている。
この構成によると、フィルタは、主幹ブレーカ(10)の二次側として、主幹ブレーカ(10)の二次側端子と導電バー(21)との間に配置されることが可能となる。
第9の態様の分電盤(1)は、第8の態様において、主幹ブレーカ(10)の二次側において、母線バー(導電バー21)を有している。フィルタは、母線バーに接続されている。
この構成によると、フィルタを主幹ブレーカと母線バーとの間に配置することで省スペース化を図ることができる。
第10の態様の分電盤(1)では、第6〜第8の態様において、フィルタは、主幹ブレーカ(10)と一体接続されている。
この構成によると、フィルタを主幹ブレーカ(10)に直接接続するため、フィルタと主幹ブレーカ(10)との間の電線は不要となる。
第11の態様の分電盤(1)では、第1〜第5のいずれかの態様において、フィルタは、主幹ブレーカに内蔵されている。
この構成によると、フィルタを主幹ブレーカ(10)に内蔵することで、省スペース化及び施工時の低コスト化を図ることができる。
第12の態様のフィルタ装置は、第1〜第11のいずれかの態様の分電盤(1)に上記フィルタとしてとして用いられる。
この構成によると、電力線搬送通信の品質の低下を抑止しつつ、電力線搬送通信を行うシステム構成が煩雑になることを抑制することができる。
1 分電盤
5 系統電源
6 施設
10 主幹ブレーカ
20,20a,20b,20c 分岐ブレーカ
21 導電バー(母線バー)
211 第1導電バー(母線バー、第1電圧極)
212 第2導電バー(母線バー、第2電圧極)
213 第3導電バー(母線バー、中性極)
30 フィルタ装置(フィルタ)
40 電源線
301 フィルタ回路
311 第1フィルタ回路
312 第2フィルタ回路
313 第3フィルタ回路
331,332,333 接続端子(送り端子)
411 第1の電圧線(L1相、第1電圧極)
412 第2の電圧線(L2相、第2電圧極)
413 中性線(N相、中性極)

Claims (12)

  1. 電力を供給する電力線を用いた通信である電力線搬送通信に利用可能な分電盤であって、
    主幹ブレーカと、
    前記主幹ブレーカの一次側、前記主幹ブレーカの二次側、及び前記一次側と前記二次側との間のうち少なくとも1つに設けられ、前記電力線搬送通信での少なくとも一方向におけるノイズを減衰する電力線搬送通信用のフィルタと、を備える、
    分電盤。
  2. 前記フィルタは、一方向のみにおいて前記ノイズを減衰する、
    請求項1に記載の分電盤。
  3. 前記フィルタは、双方向において前記ノイズを減衰する、
    請求項1に記載の分電盤。
  4. 前記フィルタは、前記電力線に電気的に接続されるフィルタ回路を含む、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の分電盤。
  5. 前記フィルタは、電力の供給に用いられる複数の極のうち少なくとも1つの極に設けられている、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の分電盤。
  6. 前記フィルタは、前記主幹ブレーカの一次側に設けられている、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の分電盤。
  7. 前記フィルタは、電力を供給する電源と電線を介して電気的に接続され、かつ前記電線とは別の電線と接続される送り端子を有する、
    請求項6に記載の分電盤。
  8. 前記フィルタは、前記主幹ブレーカの二次側に設けられている、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の分電盤。
  9. 前記主幹ブレーカの二次側において、母線バーを有しており、
    前記フィルタは、前記母線バーに接続されている、
    請求項8に記載の分電盤。
  10. 前記フィルタは、前記主幹ブレーカと一体接続されている、
    請求項6〜8のいずれか一項に記載の分電盤。
  11. 前記フィルタは、前記主幹ブレーカに内蔵されている、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の分電盤。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の分電盤に前記フィルタとして用いられる、
    フィルタ装置。
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