JP2021136677A - 受信装置、狭帯域通信システム基地局 - Google Patents

受信装置、狭帯域通信システム基地局 Download PDF

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【課題】受信する電波の振幅レベルが安定する前に、適正な利得調整を実行する狭帯域通信システムに用いられる受信装置及び狭帯域通信システム基地局を提供する。【解決手段】受信装置20が、ETC基地局10に近づいてくる車両12に搭載された車載ETCからの電波を受信するとき、ETCエリア24に最外周であるA地点で第1波を検出したとき、当該第1波のピーク値から、安定時の振幅レベルを予測し、予測した振幅レベルに基づいて利得調整の動作を指示することで、適正な利得調整を迅速に行う。また、第3波までの最大値(又は平均値)に基づき、安定時の振幅レベルを予測することで、信頼性を高める。迅速性と信頼性との優先度合いで、ピーク値を検出する波の数(周期数)を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、狭帯域通信システム(一例として、ETC)等に用いられる受信装置、狭帯域通信システム基地局に関する。
従来、ETC等で用いられるASK(Amplitude Shift Keying/振幅偏移変調)波は、振幅レベルの変動が大きく、AGC(Automatic Gain Control/自動利得制御)部で利得を調整して振幅レベルを追従させる際に、高速で利得調整することが困難であった。
すなわち、ASK波を受信してから、十分な時間分の平均振幅レベルを取得して、正しい振幅レベルを認識してから、利得調整するのが一般的であった。なお、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying/四位相偏移変調)波等のASK波以外の電波でも同様のことが言える。
特許文献1には、高速にAGCの利得を収束させるために、受信レベル(振幅レベル)と目標する受信レベルとを用いてAGC制御することが記載されている。
また、特許文献2には、ETCにおいて、基地局と車載局との距離に応じて高速に利得制御を行う技術が記載されている。
なお、参考として、特許文献3には、DSRC(Dedicated Short Range Communication/狭域通信)の車載器において、AGCアンプの可変利得制御の収束特性を切り換える手段を設け、AGCアンプの制御電圧が有する過渡応答特性を切り換えて、AGCアンプの出力レベルの収束特性を常に最適値に設定することで、ASK変調波の復調を性能劣化無く行うことが記載されている。
また、参考として、特許文献4には、無線受信部が受信した電波の強度が、ある一定値を超えた時に、路側機の通信エリアに進入したことを判断する狭域通信用車載器において、AGC部にて生成されたAGC制御信号を無線受信部が受信した電波の強度を示す受信電界強度信号として用い、この信号を通信制御部に入力してASK通信エリア内にいることを判断し、ASK復調部にてASK路側機が送信する信号を復調することが記載されている。
特開2003−179450号公報 特開2005−101933号公報 特開2007−281890号公報 特開2007−281947号公報
しかしながら、例えば、ゲートバーの存在しない基地局においては、さらなるAGCの高速化が要求されるが、従来のAGCでは、少なくとも適正な利得調整を行うためには、振幅レベルが安定するまで待機する必要があった。
本発明は、受信する電波の振幅レベルが安定する前に、適正な利得調整を実行することができる受信装置、狭帯域通信システム基地局を得ることが目的である。
本発明に係る受信装置は、発信源が徐々に近づいてくる状態で、当該発信源から振幅変調された電波を受信し、受信した電波の振幅レベルに応じて利得を調整する利得調整部を備え、当該利得調整部で調整された電波を復調することで、情報を取得する受信装置であって、受信した電波の受信開始から所定期間までの期間中の前記受信開始から所定周期分の電波のピークを検出する検出部と、前記検出部で検出した電波のピーク値と前記発信源までの距離に応じて設定したしきい値との比較結果に基づいて、適正利得を予測する予測部と、前記予測部で予測した適正利得で、前記利得調整部を動作させる動作制御部と、を有している。
本発明に係る狭帯域通信システム基地局は、車両から狭帯域通信システムに用いられる信号である電波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信した電波の利得を調整する利得調整部と、前記利得調整部の出力から受信波を検波する検波部と、前記検波部の出力が、所定周期分の波形のレベルが所定以上である場合、利得調整を行うように前記利得調整部に指示を行う制御部とを有し、前記検波部は、アナログ−デジタル変換部、微分計算部、ピーク検出部、レベル認識部を有し、前記アナログ−デジタル変換部は前記利得調整の出力をデジタル信号に変換し、前記微分計算部は、前記アナログ−デジタル変換部の出力から波形の傾きを計算し、前記ピーク検出部は、前記微分計算部の出力からピーク値を検出し、前記レベル認識部は、前記ピーク値のレベルを認識して出力することを特徴としている。
以上説明した如く本発明では、受信する電波の振幅レベルが安定する前に、適正な利得調整を実行することができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るETC基地局及びETC基地局に向けて走行している車両の側面図である。 本実施の形態に係る受信装置の制御ブロック図である。 ETC基地局から段階的に離反しているA地点、B地点、C地点での受信電波強度特性図である。 変形例に係るETC基地局及びETC基地局に向けて走行している車両の側面図(レーダー付加)である。
図1には、ETC基地局10及びETC基地局10に向けて走行している車両12の側面図が示されている。
路面14には、ETC基地局10の通過ゲート地点16が設置されている。
本実施の形態の通過ゲート地点16には、接近してくる車両12の走行を妨げるゲートバーは存在せず、車両12の走行速度は、ゲートバーが存在するETC基地局に向けて走行する車両に比べて速い傾向にある。
通過ゲート地点16には、ポール18が設置され、ポール18の上端部は略U字形に屈曲され、受信装置20が取り付けられている。
車両12には、電波の発信源である車載ETC(図示省略)が搭載されている。受信装置20にはアンテナ22が取り付けられており、予め設定したETCエリア24の中の車載ETCから発信される電波を受信可能である。
受信装置20で受信した搬送波から取り出された情報(信号波)は、光ファイバケーブル26を介してサーバー28へ送られる。サーバー28では、情報を蓄積すると共に、ネットワーク30を介して管理会社の管理制御装置32と通信が行われ、車載ETCとの間で電子料金収受処理(例えば、車種の特定、料金精算等)が実行される。
受信装置20は、通過ゲート地点16から所定距離、離れた車両12からの電波を受信可能であり、本実施の形態では、通過ゲート地点16から距離L1(ETCエリア24の半径に相当)だけ離れた位置の車両12からの電波が受信可能となるように(図1のA地点参照)、後述するAGC38のデフォルトの利得が設定されている。
このA地点から近づく車両12からの電波強度は徐々に強くなり、本実施の形態では、通過点として、通過ゲート地点16から距離L2だけ離れた位置をB地点とし、通過ゲート地点16から距離L3だけ離れた位置をC地点としており、それぞれ、AGC38の利得を調整する基準位置とした。
なお、参考として、距離L1は10m、距離L2は5m、距離L3は1m程度である。
(受信装置20)
図2(A)は、本実施の形態に適用された受信装置20の概略構成図である。
本実施の形態の狭帯域通信システムとしてのETC(電子料金収受システム)では、受信装置20として、DSRCの標準規格であるARIB−STD−T75が適用され、変調方式はASK波が適用されている。従って、前述した電波強度は、ASK波において、振幅レベルということができる。
アンテナ22は、LNA(Low Noise Amplifier)34に接続されている。LNA34では、受信した電波を増幅し、BPF(band pass filter)36で濾波した後、AGC38へ送出する。
AGC38によって利得調整された電波は、本実施の形態に係る分波器40を介して、復調部42へ送出される。分波器40については詳述するが、分波器40で分波される比率は、20:1であり、比率20に相当する電波が復調部42へ送出されるようになっている。言い換えれば、分波器40による、情報を得るための電波の強度低下はほとんど無い。
復調部42では、搬送波から信号波(情報)が取り出され、FPGA(field-programmable gate array)44に組み込まれたデータ解析部46へ送出される。
データ解析部46では、情報の種類(車種の特定情報、ETCカード関連情報、料金精算情報等)を識別し、サーバー28へ送出する。
ここで、本実施の形態に係るETC基地局10では、ゲートバーが存在しないため、通過ゲート地点16に近づいてくる車両12の走行速度が、ゲートバーが存在する場合よりも速い。このため、ゲートバーが存在するときのAGC38における利得調整速度よりも速く適正な利得調整することが望まれる。
そこで、本実施の形態では、受信する電波において、振幅レベルが安定しない初期段階の受信時に、安定時の振幅レベルを予測し、予測結果からAGC38の利得調整を指示するようにした。
受信する電波の状態(振幅レベル)を監視するため、本実施の形態では、受信装置20に、分波器40を設けた。分波器40は、前述したように分波率が20:1であり、その内、比率1に相当する電波を用いて、振幅レベルを監視している。
図2(A)に示される如く、受信装置20の分波器40は、前述した復調部42と共に、FPGA44に組み込まれた検波部48に接続されている。
車両12が近づくと、車載ETCからの電波を受信するため、受信装置20での受信信号レベルは、非受信状態から受信状態に立ちあがり、受信を感知する。
検波部48では、受信を感知した時点、すなわち、第1波の電波の振幅レベルを認識して、電波強度予測部50へ送出する。
本実施の形態では、比較対象として、受信した電波の最初のスロット(全16波)の内の第1波のピーク値を用いている。これは、ピーク値によって振幅レベルを予測するには、最も早い時期であるからである。
しかし、環境によっては、ノイズ等により第1波を検出できない場合があるため、必要に応じて、ピーク値を得る波数を増やすようにしてもよい。
最初のスロット(全16波)の間に振幅レベルが認識できれば問題ないが、迅速性と信頼性との二律背反の関係から、第3波までに振幅レベルを認識することが好ましい。
この場合、ASK波では、3波の中の最大値を抽出し、QPSK等のASK波以外の電波の場合は、3波の平均値とすることが好ましい。
電波強度予測部50では、検波部48から受信した第1波の振幅レベルから電波強度を予測する。
電波強度予測部50には、しきい値記憶部52が接続されている。しきい値記憶部52には、図3に示す各地点のしきい値が記憶されており、検波部48において認識したピーク値と各地点のしきい値とが比較される。
電波強度予測部50では、それぞれの地点のしきい値と第1波のピーク値との比較結果により、安定したときの振幅レベル(電波強度)を予測し、予測結果を利得調整指示部54へ送出する。
なお、ここで、電波強度予測部50には、誤り率演算部55が接続されている。
誤り率演算部55は、データ解析部46で解析した結果が取得して、情報の誤り率を演算し、電波強度予測部50へ送出する。
電波強度予測部50では、誤り率に基づいて、電波強度の予測を補正することで、予測の信頼度を高めている。
利得調整指示部54では、予測された振幅レベルに基づいてAGC38の利得を設定し、AGC38を設定した利得で動作するように指示する。
なお、AGC38の利得調整は、A地点で予測した振幅レベルでの調整を最終調整としてもよいし、A地点、B地点、及びC地点のしきい値との比較結果に基づいて、段階的に調整を行ってもよい。
図2(B)は、FPGA44に組み込まれた検波部48において、受信した電波の第1波(又は第1波〜第3波)振幅レベルを認識するための詳細な制御を機能別に分類したブロック図である。
図2(B)に示される如く、検波部48は、AD(アナログ−デジタル)変換部56を備えており、分波器40からの電波は、このAD変換部56で受信し、AD変換が実行され、アナログ信号となった受信電波が順に、微分係数算出部58へ送出される。
微分係数算出部58では、受信電波を微分して微分波形に変換する。微分波形は、傾斜算出部60へ送出され、傾斜算出部60において、時系列で変化する傾き(変化率)を算出し、ピーク検出部62へ送出される。
ピーク検出部62では、変化率が0(傾きが水平)になる点をピークとして検出し、レベル認識部64へ送出される。
レベル認識部64では、例えば、第1波の振幅レベルを抽出し、電波強度予測部50へ送出する。
迅速性と信頼性との二律背反の関係から、第3波までに振幅レベルを認識することが好ましい場合は、ASK波では、第1波から第3波までの振幅レベルの平均値を計算し、電波強度予測部50へ送出する。QPSK等のASK波以外の電波では、3波の平均値とする。
第1波のピーク値を振幅レベルとするか、第1波〜第3波までのピーク値の最大値又は平均値を振幅レベルとするか、受信装置の仕様、及び設置される環境によって一意的に固定設定してもよいし、設定変更機能を設けてもよい。
なお、本発明は、受信した電波の受信開始から振幅レベルが安定する前までの期間中の定周期分(初期スロットの16波分以下)であれば、充分に、重要な情報を取得するまでに、適正な利得調整が可能であり、第3波までに限定されるものではない。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
なお、本実施の形態の受信装置20は、DSRCの標準規格であるARIB−STD−T75が適用され、変調方式はASK波が適用されており、利得調整のために用いる振幅レベルは、受信電波の初期スロットの第1波を用いるものとする。
まず、AGC38では、遠隔の電波を受信し得るように、最大の利得に調整されている。
ここで、車両12(車載ETC)がETC基地局10に近づくように走行し、ETCエリア24に入ると、当該車両12は、A地点→B地点→C地点の順に通過する。
図3は、A地点、B地点、及びC地点における、車載ETCから発信される電波の強度(振幅レベル)特性図である。受信電波は、受信装置20が最初に受信するスロット(準備期間スロット)の16波分を示しており、比較的重要ではない情報(車種の特定等)が搬送波に重畳されている。
図3に示される如く、全ての地点において、第1波の振幅レベルは安定したときの振幅レベルよりも低いことがわかる。言い換えれば、振幅レベルが安定するのは、4波目以降であり、1波目から3波目では、振幅レベルが安定していないことがわかる。
ここで、車両12がA地点を走行していると、図3の(A)の特性図に示される如く、第1波が、検波部48によってその振幅レベルが認識される。認識された第1波の振幅レベルは、A地点のしきい値と比較され、安定したときの振幅レベル(電波強度)が予測され、利得調整指示部54では、当該予測した振幅レベルに基づいて、AGC38に対して、利得を調整するように指示する。
この時点で、予測した振幅レベルが適正であれば問題ないが、環境の影響により誤差が発生する場合がある。
そこで、同様に、B地点及びC地点において、利得調整を実行する。
すなわち、車両12がB地点を走行していると、図3の(B)の特性図に示される如く、第1波が、検波部48によってその振幅レベルが認識される。認識された第1波の振幅レベルは、B地点のしきい値と比較され、安定したときの振幅レベル(電波強度)が予測され、利得調整指示部54では、当該予測した振幅レベルに基づいて、AGC38に対して、利得を調整するように指示する。
さらに、車両12がC地点を走行していると、図3の(C)の特性図に示される如く、第1波が、検波部48によってその振幅レベルが認識される。認識された第1波の振幅レベルは、C地点のしきい値と比較され、安定したときの振幅レベル(電波強度)が予測され、利得調整指示部54では、当該予測した振幅レベルに基づいて、AGC38に対して、利得を調整するように指示する。
このように、車両12がETC基地局10に近づくにつれて、段階的に利得調整を実行することで、迅速性と信頼性を両立することができる。
以上説明したように本実施の形態では、ETC基地局10に近づいてくる車両12に搭載された車載ETCからの電波を受信するとき、ETCエリア24に最外周であるA地点で第1波を検出したとき、当該第1波のピーク値から、安定時の振幅レベルを予測し、予測した振幅レベルに基づいて利得調整の動作を指示することで、適正な利得調整を迅速に行うことができる。また、第3波までの最大値(又は平均値)に基づき、安定時の振幅レベルを予測することで、信頼性を高めることができる。迅速性と信頼性との優先度合いで、ピーク値を検出する波の数(周期数)を決定すればよい。
(変形例)
なお、本実施の形態では、車両12が走行している位置(A地点、B地点、C地点)を積極的に検出しておらず、受信した電波の振幅レベルによって、判別していた。
これに対して、図4に示される如く、本実施の形態の変形例では、受信装置20を取り付けたポール18に、車両12の移動状況を検出可能なレーダー66が取り付けた。
レーダー66は、検知距離に応じて内部の設定パラメータが異なるため、A地点用、B地点用、C地点用のパラメータを予め記憶しておき、検知距離(検出地点)に応じて、内部の設定パラメータを自動的に選定するようにする。
これにより、車両12がETC基地局10に近づいてくるとき、当該車両12の現在位置(A地点、B地点、C地点)が認識されるため、各地点のしきい値との比較時期を特定させることができ、より精度の高い利得調整が可能となる。
なお、レーダー66を設置することで、車両12がETCエリア24外にいるときから接近を予測することができ、ETCエリア24に入る時期が予測可能となり、直ちにAGC動作に移行することができる。
また、レーダー66によって、車載ETCからの微弱電波を受信することで、ETCカードの有無を事前に判別することも可能である。
なお、本実施の形態では、必要最小限として第1波のピークを実際に検出するようにしたが、さらに速い時期、例えば、第1波の立ちあがり時(ピークに達する以前)にその変化率を計算し、ピークを予測するようにしてもよい。具体的には、FPGA44に予めビッグデータとして様々に遷移する複数のETC波形を記憶しておき、機械学習によって類似する第1波を推定することで、第1波がピークに到達する前に、当該第1波のピークを予測することができる。
10 ETC基地局
12 車両
14 路面
16 通過ゲート地点
18 ポール
20 受信装置
22 アンテナ
24 ETCエリア
26 光ファイバケーブル
28 サーバー
30 ネットワーク
32 管理制御装置
34 LNA
36 BPF
38 AGC(利得調整部)
40 分波器
42 復調部
44 FPGA
46 データ解析部
48 検波部(ピーク検出部)
50 電波強度予測部(予測部)
52 しきい値記憶部
54 利得調整指示部(動作制御部)
55 誤り率演算部
56 AD変換部
58 微分係数算出部
60 傾斜算出部
62 ピーク検出部
64 レベル認識部
66 レーダー

Claims (8)

  1. 発信源が徐々に近づいてくる状態で、当該発信源から振幅変調された電波を受信し、受信した電波の振幅レベルに応じて利得を調整する利得調整部を備え、当該利得調整部で調整された電波を復調することで、情報を取得する受信装置であって、
    受信した電波の受信開始から所定期間までの期間中の前記受信開始から所定周期分の電波のピークを検出する検出部と、
    前記検出部で検出した電波のピーク値と前記発信源までの距離に応じて設定したしきい値との比較結果に基づいて、適正利得を予測する予測部と、
    前記予測部で予測した適正利得で、前記利得調整部を動作させる動作制御部と、
    を有する受信装置。
  2. 前記予測部は、先頭周期のピーク値を用いるか、または、前記先頭周期を含み、かつ前記先頭周期に連続する複数周期分のピーク値の最大値、前記複数周期分のピーク値の平均値の何れかを用いて、前記しきい値と比較する、請求項1記載の受信装置。
  3. 前記発信源が、車載の狭帯域通信システムデバイスであり、デジタル情報が、振幅変調された電波が、車両走行中に送信される、請求項1又は請求項2記載の受信装置。
  4. 前記検出部が、
    周期的に変化する電波の微分値を算出する算出部と、
    前記算出部で算出した微分値からピーク値を抽出する抽出部と、
    を備える請求項1〜請求項3の何れか1項記載の受信装置。
  5. 前記所定周期分の電波が第1波であり、前記検出部は、第1波のピーク値を検出する、
    請求項1〜請求項4の何れか1項記載の受信装置。
  6. 前記所定周期分の電波が第1波から第3波までの3波分であり、前記検出部は、受信する電波がASK波の場合は3波の内の最大ピーク値を検出し、QPSK波を含むASK波以外の電波の場合は3波のピーク値の平均値を検出する、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の受信装置。
  7. 車両から狭帯域通信システムに用いられる信号である電波を受信するアンテナと、
    前記アンテナで受信した電波の利得を調整する利得調整部と、
    前記利得調整部の出力から受信波を検波する検波部と、
    前記検波部の出力が、所定周期分の波形のレベルが所定以上である場合、利得調整を行うように前記利得調整部に指示を行う制御部とを有し、
    前記検波部は、アナログ−デジタル変換部、微分計算部、ピーク検出部、レベル認識部を有し、
    前記アナログ−デジタル変換部は前記利得調整の出力をデジタル信号に変換し、
    前記微分計算部は、前記アナログ−デジタル変換部の出力から波形の傾きを計算し、
    前記ピーク検出部は、前記微分計算部の出力からピーク値を検出し、
    前記レベル認識部は、前記ピーク値のレベルを認識して出力する、
    狭帯域通信システム基地局。
  8. 前記所定周期分が、車両から発信される狭帯域通信に関する電波の初期スロットの周期分を上限とし、迅速性及び信頼性の優先度に基づいて選択される、請求項7記載の狭帯域通信システム基地局。
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