JP2021135735A - 情報処理装置 - Google Patents

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Ryuichiro Iwakuma
龍一郎 岩隈
秀男 熊木
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秀男 熊木
力孝 鈴木
Rikitaka Suzuki
力孝 鈴木
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Abstract

【課題】耐タンパ性の利便性を向上させ、かつ、消費電力を低減することができる。【解決手段】情報処理装置に固定された基板と、前記基板に固定された複数の端子と、前記複数の端子間をそれぞれ接続する複数のリード線と、前記基板を覆うカバーと、前記情報処理装置の動作を制御する制御部と、を備え、前記カバーには、前記複数のリード線が固定され、前記複数のリード線は、前記カバーに固定されていることで、前記カバーが開放されると前記複数の端子から前記複数のリード線が外れるよう、前記複数の端子にそれぞれ着脱可能に接続され、さらに、前記複数の端子間の一方から所定のパルス信号を出力して他方の端子で検出した検出結果が、予め設定された値と一致するか否かを判定する判定部を備え、前記制御部は、前記判定の結果が不一致の場合は正常な動作と異なる動作を行うよう制御する、情報処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
情報処理技術の発展により、現在、様々な取引が情報処理装置を用いて行われている。このような情報処理装置は、筐体内にプリント基板が設けられている。かかるプリント基板には、暗号鍵や個人情報などの秘匿情報や、プログラムコードなどの機密情報が記録された記録媒体が搭載されている。近年、このような機密情報を保持する情報処理装置を破壊、分解して記録媒体からデータを盗んだり、記録媒体に記録されているデータを書き換えたりといった不正行為が問題となっている。
このような不正行為に対して、下記特許文献1では、筐体の破壊や開放などのタンパ行為を監視し、タンパ行為が検出された場合に、記憶部のデータを消去させる技術が開示されている。具体的には、下記特許文献1に記載の発明は、筐体のほぼ全面を覆うよう電線を配線することで、筐体に穴を開けるなどの破壊行為が行われた場合、電線の一部がほぼ確実に断線されることとなる。そして電線の断線を検出した場合、制御部は、メモリに記憶されているデータを消去する。
また、下記特許文献2では、暗号鍵や個人情報などの秘匿情報が記憶されるメモリと、物理的不正行為が行われたか否かを検知するタンパ検知回路とを、対向する基板間に設けることで、セキュア領域のレイアウトの自由度を高くし、また、組み立てが容易でありながらセキュア領域を小型化する技術が開示されている。各基板には、基板配線パターンが設けられ、基板がフレーム部材から離間すると基板配線パターンの電気回路が開くよう構成され、各基板と(基板接続回路を介して)電気的に接続するタンパ検知回路は、離間によるセキュア領域の閉塞解除を検知することが可能である。
また、下記特許文献3では、パルス電圧を印加して導通を確認することが記載されている。また、下記特許文献4では、電磁流量計の信号線の誤配線を簡易に検出する方法として、信号出力中における電流量に基づいて判定することが記載されている。
特開2008−33593号公報 特開2015−191536号公報 特開平07−280864号公報 特開2017−215232号公報
しかしながら、電気回路の開閉や電線の断線の検出、すなわち、単純な導通と絶縁の状態変化では、配線の特定が困難であり、導通が復元された場合には異常を検出することが困難となる。また、配線の特定に電流量を用いる場合、電流を常時流し続ける必要があるため、消費電力が大きくなる問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、耐タンパ性の利便性を向上させ、かつ、消費電力を低減することが可能な、新規かつ改良された装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、情報処理装置に固定された基板と、前記基板に固定された複数の端子と、前記複数の端子間をそれぞれ接続する複数のリード線と、前記基板を覆うカバーと、前記情報処理装置の動作を制御する制御部と、を備え、前記カバーには、前記複数のリード線が固定され、前記複数のリード線は、前記カバーに固定されていることで、前記カバーが開放されると前記複数の端子から前記複数のリード線が外れるよう、前記複数の端子にそれぞれ着脱可能に接続され、さらに、前記複数の端子間の一方から所定のパルス信号を出力して他方の端子で検出した検出結果が、予め設定された値と一致するか否かを判定する判定部を備え、前記制御部は、前記判定の結果が不一致の場合は正常な動作と異なる動作を行うよう制御する、情報処理装置が提供される。
前記制御部は、前記正常な動作と異なる動作として、前記情報処理装置の記憶部に記憶されたデータを消去する制御を行ってもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、リード線の一方が着脱可能に接続された端子に出力する所定のパルス信号を生成する生成部と、前記リード線の他方が着脱可能に接続された端子からパルス信号を検出する検出部と、前記検出した検出結果が予め設定された値と一致するか否かを判定する判定部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記所定のパルス信号は、所定数の連続したパルスを含む信号であってもよい。
前記所定のパルス信号は、前記一方の端子毎に異なってもよい。
前記予め設定された値は、パルス数であってもよい。
以上説明したように本発明によれば、耐タンパ性の利便性を向上させ、かつ、消費電力を低減することが可能である。
本発明の実施形態による情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態によるタンパ検知部の内部構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態による耐タンパ性の構造の一例を示す図である。 本実施形態によるタンパ検知部によるタンパ検知処理の全体の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.情報処理装置の構成例>
図1は、本発明の実施形態による情報処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の実施形態による情報処理装置1は、機密情報を保持する記憶部120と、リード線113(導電線の一例)の接続状態を判定してタンパ行為を検知するタンパ検知部110と、タンパ検知部110よる検知結果に基づいて記憶部120のデータを消去する制御を行う制御部100と、を有する。以下、各構成について具体的に説明する。
(制御部100)
制御部100は、例えばCPU(Central Processing Unit)により構成され、情報処理装置1の各機能部を制御する。また、本実施形態による制御部100は、タンパ検知部110に設けられた内部メモリ1104から、タンパ検知結果(本実施形態では、具体的には導電線の接続状態が正常か否かの判定結果)を読み出し、タンパ行為が検知されたと判断した場合(すなわち、導電線の接続状態が異常と判定されていた場合)、正常な動作と異なる動作を行い、情報処理装置1に対する不正行為を防止する。
例えば、制御部100は、「正常な動作と異なる動作」として、記憶部120に保持されているデータを消去する制御を行う。記憶部120には、暗号鍵や個人情報などの秘匿情報や、プログラムコードなどの機密情報が記録されており、制御部100は、タンパ検知時(異常判定時)にこれらの機密情報を消去することで、機密情報の漏洩や改変等の不正行為を防止することができる。また、制御部100は、「正常な動作と異なる動作」として、さらにデバイスを動作不能状態にしたり、不正行為が行われたことを所定の通知先に通知(緊急通報)または表示部に表示したりしてもよい。
(記憶部120)
記憶部120は、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等から実現され、情報処理装置1の動作を制御するための制御プログラムや、秘匿情報、プログラムコードなど、保護すべき機密情報が記憶されている。
(タンパ検知部110)
タンパ検知部110は、導電線の接続状態を判定し、判定結果により情報処理装置1に対する物理的な不正行為(いわゆるタンパ行為)を検知することが可能である。また、タンパ検知部110は、判定結果を内部メモリ1104に記憶する。タンパ検知部110は、例えばCPU、MPU(Micro processing unit)、またはFPGA(field programmable gate array)などにより実現されてもよい。本実施形態によるタンパ検知部110の具体的な構成については、図3を用いて後述する。
以上、本実施形態による情報処理装置1の構成例について説明した。なお、本実施形態による情報処理装置1の構成は図1に示す例に限定されない。例えば、タンパ検知部110による検知結果がリアルタイムで制御部100に出力され、記憶部120に記憶されるようにしてもよい。
また、図1に示すブロック図は、タンパ行為を検知するタンパ検知部110と、機密情報を保持する記憶部120と、タンパ検知結果に応じて記憶部120の機密情報を消去する制御を行う制御部100といった、タンパ検知結果を用いたセキュリティ制御に関連する構成のみを図示しているが、情報処理装置1の構成はこれに限定されない。タンパ検知部110や、タンパ検知結果を用いた制御を行う制御部100は、様々な装置に対応(搭載)することが可能である。したがって、情報処理装置1は、表示部、表示制御部、操作入力部、センサ部、通信部、読取部(イメージスキャナ、非接触または接触型ICカードリーダ、磁気カードリーダ等)、カメラ、スピーカー、または電源制御部などの構成をさらに有する構成であってもよい。
<2.タンパ検知の詳細>
次に、本実施形態によるタンパ検知の詳細について説明する。以下では、タンパ検知部110の構成および動作処理について、図2〜図4を参照して順次説明する。
(2−1.タンパ検知部110の内部構成)
図2は、本実施形態によるタンパ検知部110の内部構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、タンパ検知部110は、判定部1101、内部メモリ1104、パルス信号生成部1102、パルス信号検出部1103を有する。
判定部1101は、導電線の接続状態を判定してタンパ有無の検知を行う機能を有する。図2に示すように、タンパ検知部110は、複数の入出力端子(以下、I/Oポートと称する)を有し、I/Oポートには、導電線(例えばリード線113)が電子的に接続されている。I/Oポートおよびリード線113はそれぞれ複数設けられ、各リード線113(113a〜113b)は、それぞれ所定のI/Oポート間を接続する。各リード線113がいずれのI/Oポート間を接続するかは予め設定されており、(出荷前の)組み立て時に各リード線113が所定のI/Oポートにそれぞれ接続される。
所定の出力ポートから信号が出力されると、これに応じた信号が入力ポートに入力されるため、判定部1101は、かかる出力信号および入力信号に基づいて、導電線の導通や絶縁といった接続状態(どのI/Oポート間が接続されているかを示すものであって、各リード線113が電子的に接続されるピン間の接続状態とも言える)を検出できる。本実施形態において、リード線113は複数あるため、I/Oポート間の接続の組み合わせは複数検出される。
さらに、本実施形態による判定部1101は、所定のパルス信号(例えば連続する所定数のパルスから成る信号)を出力ポートから出力し、検出側(入力ポート側)でパルス数をカウントし、予め設定されている値と一致するか否かに応じて、正常な接続(配線)であるか、異常な配線(誤配線など)であるかを、判定することができる。本実施形態では、常時電流を流すことなく、所定のチェック時に(例えば起動時、動作時における所定タイミング時など)、パルス信号を出力して接続状態を判定することができ、消費電力を抑制することが可能となる。
パルス信号生成部1102は、パルス信号を生成して出力ポート(不図示)からリード線113へパルス信号を送信する。例えばパルス信号生成部1102は出力ポートに対応してそれぞれ設けられ、各パルス信号生成部1102で生成するパルス信号が予め設定されている。また、パルス信号検出部1103は、リード線113から入力ポート(不図示)に入力されたパルス信号を受信する。例えばパルス信号検出部1103も入力ポートに対応してそれぞれ設けられ、各パルス信号検出部1103で受信すべき所定の値(カウント)が予め設定されている。パルス信号検出部1103では、受信したパルス信号のカウント(連続するパルス数のカウント)を行い、カウント結果を判定部1101に出力する。
判定部1101は、各パルス信号検出部1103(または各入力ポート)に対応付けて予め設定されている値と、各パルス信号検出部1103でのカウント結果とを比較し、一致している場合は正常な接続状態と判定し(すなわちタンパ行為無し)、不一致の場合は異常な接続状態(誤配線)と判定する(すなわちタンパ行為有り)。上述したように、配線チェックのために生成するパルス信号はパルス信号生成部1102毎に予め設定されているため、リード線113の配線が正常であれば、所定の入力ポートから所定の値のパルス信号を受信することが可能となる。配線チェックのために生成するパルス信号は全て異なるパルス信号(異なるパルス数)としてもよい。
なお、リード線113が切断したり外れているためパルス信号検出部1103によりパルス信号が検出されない場合もある。この場合はカウント結果無しと認識され、判定では不一致と判定される。判定部1101は、判定結果を内部メモリ1104に記憶する。
(耐タンパ性について)
本実施形態では、機器を覆い隠すカバーを有する装置において、第三者により意図せずカバーが開封された場合には不可逆となる接続が設けられた耐タンパ性の構造を有することで、上記接続状態を判定することによりタンパ検知が行えるようにすることができる。
ここで、このような本実施形態による耐タンパ性の構造について、図3を参照して具体的に説明する。図3は、本実施形態による耐タンパ性の構造の一例を示す図である。
図3では、プリント基板140と、プリント基板140に搭載されるタンパ検知部110と、プリント基板140に形成されるパターンと、ピンヘッダー115と、リード線113(ジャンパー線)と、固定部119と、プリント基板140の所定領域(セキュリティ領域)を覆って閉塞状態とするカバー150と、が示されている。
カバー150の形状は特に限定しないが、例えば略四角形状の上面部と、上面部と基板との間に位置する4つの側面部とを有する蓋形状により構成され、セキュリティ領域を閉塞状態(閉じられた空間)としてもよい。
また、本実施形態によるセキュリティ領域には、図3には図示していないが、さらに制御部100および記憶部120も少なくとも搭載され得る。また、カバー150は、耐タンパ性の構造を隠蔽する他、CPUのヒートシンクとしても機能させてもよい。
タンパ検知部110のI/Oポート間は、図3左に示すように、基板上に形成されたパターンと、ピンヘッダー115と、リード線113とを介して接続される。より具体的には、ピンヘッダー115には複数のピン(端子)が設けられており、リード線113の両コネクタ(端子)がそれぞれ所定のピンに着脱可能に電子的に取り付けられ、各ピン間を接続する。また、ピンヘッダー115の各ピンは、基板上のパターンによりタンパ検知部110の各I/Oポートに電子的に接続されている。これにより、リード線113の両端子をそれぞれ所定のピンに取り付けることで、所定のI/Oポート間を接続することが可能となる。
なお、ピン数mは、I/Oポート数nと同数とし、全てのピンがパターンによりI/Oポートに電子的に接続されるようにしてもよいし、一部のピンのみがパターンによりI/Oポートに接続されるようにしてもよい。また、ピン数mとI/Oポート数nが異なる数であってもよい。また、ピンとI/Oポートの間には、電気的に接続しない(絶縁させる)ダミーパターンを、基板上において1または複数形成してもよい。また、ダミーの(電気的に接続しない)リード線もピンに接続する構成としてもよい。
また、図3に示すリード線113のコネクタとピンヘッダー115は、リード線113をI/Oポートに着脱可能に電子的に接続する接続部の一例であって、接続部に用いる電子部品や形状は、図3に示す例に限定されない。リード線113とI/Oポートとの接続部は、リード線113が着脱可能に電子的に接続するものであればよい。
さらに、リード線113は、図3に示すように、少なくとも一部が固定部119によりカバー150に固定されている。リード線113がカバー150に固定される強度(固定部の強度)は、リード線113とピンヘッダー115の接続強度より強いものとする。これにより、図3右に示すように、カバー150が開放されるとカバー150に固定された全てのリード線113がピンヘッダー115から引き抜かれることとなる。
第三者による不正行為でカバー150が開放されてリード線113が抜けた場合、第三者は各リード線113をどのピンに接続すべきか分からないため、正常な接続状態を復元することは困難である(不可逆な接続と言える)。
したがって、本実施形態では、上述したように、リード線113によるI/Oポート間の接続状態が予め設定された接続状態(すなわち、正常な状態)であるか否かに基づいて、タンパ検知を行うことが可能となる。
なお、復元の困難性は、ピン数とリード線113の数に応じて決定されるが、これらの数は特に限定せず、正常な接続を復元できる確率が低いほど好ましいと言える。また、導通を確認する所定のI/Oポート間を接続するリード線113以外にもリード線を用意して(ダミーであってもよい)ピンに接続することで、リード線113の端子がピンに固着したり、経年変化によりピンに接続の跡が残ったりなどで正常な接続状態を推測される恐れを回避することができる。
また、本実施形態による耐タンパ機構を組み込む基板の組み立て時における各リード線113のカバー150への固定は、例えば図3に示すような結束バンド118を用いてすべてのリード線113をまとめた後に、結束バンドの固定部119(アンカー)によりカバー150の上面部等の所定の箇所に固定するようにしてもよい。かかる固定方法は一例であって、本実施形態に限定されない。また、リード線113のカバー150への固定箇所は一か所に限らず、二か所以上であってもよい。
また、タンパ検知部110は、予め決められた規則に従って、I/Oポート間の導通を確認する。かかる予め決められた規則に従った確認については、ハードウェア回路によって実現されてもよいし、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)といったプログラム可能なデバイスによって制御されてもよい。PLDやFPGAを利用することにより、出荷ロットや出荷時期に応じて設定を変えることが可能となる。
(内部メモリ1104)
内部メモリ1104は、例えばレジスタにより実現される。内部メモリ1104には、判定部1101の判定結果(タンパ検知結果)が記憶される。内部メモリ1104に記憶された判定結果(タンパ検知結果)は、制御部100により適宜読み出される。
(2−2.タンパ検知処理)
続いて、本実施形態によるタンパ検知部110によるタンパ検知処理について図4を参照して説明する。図4は、本実施形態によるタンパ検知部110によるタンパ検知処理の全体の流れの一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、タンパ検知部110は、1以上のパルス信号生成部1102によりそれぞれ所定のパルス信号を生成し、リード線113に出力する(ステップS103)。
次に、1以上のパルス信号検出部1103は、リード線113から入力されるパルス信号を検出し、連続するパルス数をカウントし、カウント結果を判定部1101に出力する(ステップS106)。
次いで、判定部1101は、1以上のパルス信号検出部1103から出力された各検出結果に基づいて、接続状態を判定する(ステップS109)。すなわち、予め設定された各値と各カウント結果がそれぞれ一致するか否かを判定する。
そして、判定部1101は、判定結果をタンパ検知結果として内部メモリ1104に記憶する(ステップS112)。具体的には、判定部1101は、接続状態が異常と判定された場合は、タンパ行為が行われたとする検知結果を記憶する。
以上、本実施形態による動作処理について具体的に説明した。
<3.まとめ>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、装置のドアを開ける等の物理的な開閉動作を伴う部分にも適用可能である。
例えば、情報処理装置1に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、情報処理装置1の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
1 情報処理装置
100 制御部
110 タンパ検知部
1101 判定部
1102 パルス信号生成部
1103 パルス信号検出部
1104 内部メモリ
120 記憶部
113 リード線
115 ピンヘッダー
116 パターン
140 プリント基板
150 カバー

Claims (6)

  1. 情報処理装置に固定された基板と、
    前記基板に固定された複数の端子と、
    前記複数の端子間をそれぞれ接続する複数のリード線と、
    前記基板を覆うカバーと、
    前記情報処理装置の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記カバーには、前記複数のリード線が固定され、
    前記複数のリード線は、前記カバーに固定されていることで、前記カバーが開放されると前記複数の端子から前記複数のリード線が外れるよう、前記複数の端子にそれぞれ着脱可能に接続され、
    さらに、前記複数の端子間の一方から所定のパルス信号を出力して他方の端子で検出した検出結果が、予め設定された値と一致するか否かを判定する判定部を備え、
    前記制御部は、前記判定の結果が不一致の場合は正常な動作と異なる動作を行うよう制御する、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記正常な動作と異なる動作として、前記情報処理装置の記憶部に記憶されたデータを消去する制御を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. リード線の一方が着脱可能に接続された端子に出力する所定のパルス信号を生成する生成部と、
    前記リード線の他方が着脱可能に接続された端子からパルス信号を検出する検出部と、
    前記検出した検出結果が予め設定された値と一致するか否かを判定する判定部と、
    を備える、情報処理装置。
  4. 前記所定のパルス信号は、所定数の連続したパルスを含む信号である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定のパルス信号は、前記一方の端子毎に異なる、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記予め設定された値は、パルス数である、請求項4または5に記載の情報処理装置。

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