JP2021135605A - システム、サーバ、販売データ処理装置、およびプログラム - Google Patents

システム、サーバ、販売データ処理装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スキャンデータまたは撮像画像からコードシンボルを読み取りづらい商品について、読み取り動作の繰り返しによらず容易に商品データを取得可能とする。【解決手段】システムは、スキャンデータまたは撮像画像から、商品に添付されているコードシンボルが示すコード情報を取得するコード取得処理部と、キーによるコード情報の手入力を受け付ける手入力受付部と、前記コード取得処理部によるコード情報の取得ができなかった事象について発信するエラー伝達部と、前記エラー伝達部による発信があった商品の情報を、所定の記憶部に蓄積するエラー記録処理部と、前記エラー伝達部による発信があった場合に、前記記憶部に蓄積された商品の情報を選択肢として提示する選択肢提示部と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明の実施形態は、システム、サーバ、販売データ処理装置、およびプログラムに関する。
従来、販売データ処理装置において、商品の包装に表示されたバーコードを、スキャンデータまたは撮像画像から取得(以下、読み取りと表現する)しての商品登録が行われている(例えば特許文献1)。このような商品登録において、例えばもやしやピーマン、にんじん等の袋詰めのような平坦でない包装に表示されたバーコードであると、読み取りが一度で成功せず、読み取り動作が何度も繰り返し行われることがある。
一つの商品の読み取り動作が繰り返されると、登録完了までの時間が長くなってしまう上、パッケージが平らになるよう商品を取り回したりすることで内容物が傷んでしまうおそれがある。
なお、上述ではバーコードを例に説明しているが、バーコードの他、例えば二次元コードなどであっても同様に、パッケージが平坦でないことによる読み取りづらさが起こり得る。
本発明が解決しようとする課題は、スキャンデータまたは撮像画像からコードシンボルを読み取りづらい商品について、読み取り動作の繰り返しによらず容易に商品データを取得可能とすることである。
実施形態のシステムは、スキャンデータまたは撮像画像から、商品に添付されているコードシンボルが示すコード情報を取得するコード取得処理部と、キーによるコード情報の手入力を受け付ける手入力受付部と、前記コード取得処理部によるコード情報の取得ができなかった事象について発信するエラー伝達部と、前記エラー伝達部による発信があった商品の情報を、所定の記憶部に蓄積するエラー記録処理部と、前記エラー伝達部による発信があった場合に、前記記憶部に蓄積された商品の情報を選択肢として提示する選択肢提示部と、を備える。
図1は、実施形態のシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、PLUマスタの記憶内容の一例を示す図である。 図4は、読取エラー蓄積部の記憶内容の一例を示す図である。 図5は、サーバの制御部が備える機能部の構成の一例を示すブロック図である。 図6は、PCの構成の一例を示すブロック図である。 図7は、読取エラー商品情報表示画面の一例を示す図である。 図8は、POS端末の構成の一例を示すブロック図である。 図9は、POS端末の制御部が備える機能部の構成の一例を示すブロック図である。 図10は、商品登録画面の一例を示す図である。 図11は、読取エラー商品選択画面の一例を示す図である。 図12は、他の例の読取エラー商品選択画面を示す図である。 図13は、POS端末における販売データ処理の流れの一例を示す図である。 図14は、サーバにおけるエラー蓄積処理の流れの一例を示す図である。 図15は、サーバにおけるデータ編集処理の流れの一例を示す図である。
(第1の実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態のシステムの構成の一例を示す図である。
本実施形態のシステムは、店舗が備えるPOS端末100や、センターに設置されるサーバ200、読取エラー蓄積部300、PC(Personal Computer)400などを含んで構成されている。当該システムにおいては、POS端末100で商品に付されたバーコードの読み取りが成功しない等の理由からオペレータが商品コードを置数キーにて手入力した場合、当該手入力された商品コードについて読取エラーがあったとし、当該読取エラーの履歴を蓄積して利用する。
より詳細には、本実施形態のシステムは、以下の(1)〜(5)の工程を行う。
(1)POS端末100は、読取エラーがあった商品コードを含む情報を、サーバ200に伝達する。
(2)サーバ200は、読取エラーがあった商品コードを含む情報を、読取エラー蓄積部300に記憶させる。
(3)PC400は、サーバ200を介し、読取エラー蓄積部300が記憶する情報を取得して表示部440に表示させ、POS端末100に送信する対象を決定する操作を受け付ける。
(4)PC400は、上記(3)で決定した情報をサーバ200に送信する。サーバ200は、所定のタイミングで、PC400から受信した情報をPOS端末100に送信する。
(5)POS端末100は、読取エラーがあった場合に、上記(4)でサーバ200から受信した情報を参照し、この場合にも上記(1)同様の情報伝達をサーバ200に行う。
なお、便宜上、POS端末100を1台のみ図示しているが、実施にあたっては複数台であってよい。また、センターは複数の店舗を統括する。つまり、読取エラー蓄積部300は、複数店舗の複数台のPOS端末100のエラー情報を蓄積する。本件で取り扱うパッケージの形状に由来するコードシンボルの読み辛さは、店舗やPOS端末100を問わず起こり得ると推測される事象であるので、店舗をまたいでのエラー蓄積が情報の有効利用に寄与すると考えられる。
図2は、サーバ200の構成の一例を示すブロック図である。サーバ200は、制御部210、記憶部220、通信I/F(Interface)231,232等を備えている。通信I/F231は、専用回線を介したPOS端末100との通信を仲介する。通信I/F232は、LAN(Local Area Network)を介したPC400との通信を仲介する。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成され、サーバ200を構成する各部を統括的に制御する。また制御部210は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能部を実現する。
記憶部220は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。記憶部220は、制御部210が実行可能な各種のプログラムや、設定情報等を記憶する。また記憶部220は、PLUマスタ221を記憶し、読取エラー蓄積部300として使用される。
図3は、PLUマスタ221の記憶内容の一例を示す図である。PLUマスタ221は、店舗に陳列して販売する商品の各々について、商品の売上登録に係る情報を格納する。
PLUマスタ221は、商品にユニークに割り当てられた識別情報である商品コード、商品が属する商品分類、商品名、単価、その商品を示すイラスト画像、等の商品に関する商品情報と、その商品の特徴量とを、関連付けて記憶する。特徴量は、認識の対象となる商品を撮像した画像から抽出したものであって、商品の標準的な形状、表面の色合い、模様、凹凸状況等の外観の特徴をパラメータ化したものである。
図4は、読取エラー蓄積部300の記憶内容の一例を示す図である。なお、本実施形態では、読取エラー蓄積部300は、サーバ200が備える記憶部220内に設けたが、実施にあたって、読取エラー蓄積部300がサーバ200と別に設けられていてもよい。読取エラー蓄積部300は、エラー情報を記憶する。エラー情報は、例えば、読取エラーがあった商品の商品コード(例えばJANコード)と当該エラーの発生日時とに、読取エラーが発生した店舗、レジ、担当者を識別する番号などを関連付けたものである。
図5は、サーバ200の制御部210が備える機能部の構成の一例を示すブロック図である。制御部210は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能部(エラー記録処理部211、エラー集計処理部212、データ編集処理部213、エラー候補送信部214等)として機能する。
エラー記録処理部211は、コードシンボルからコード情報の取得ができなかった事象について伝達があった商品の情報を、読取エラー蓄積部300に記憶させる。エラー集計処理部212は、読取エラー蓄積部300が記憶する情報(エラー情報)から、商品コードごとの読取エラーの発生回数を集計し、エラー集計情報として記憶部220に記憶させる。エラー集計処理部212は、例えば閉店後から開店前までの間に行う日次のバッチ処理として、上述の集計を行う。エラー集計情報は、例えば、商品コードおよび商品名に、所定期間中のエラー発生回数を関連付けたものである。
データ編集処理部213は、上記エラー集計情報の編集を受け付ける。より具体的には、データ編集処理部213は、PC400が表示部440に表示するブラウザ(或いはアプリケーションソフトウェア)経由で要求した場合に、応答としてエラー集計情報を提供し、また、PC400の操作部450によりエラー集計情報への編集を受け付けると、エラー集計情報を更新する。
エラー候補送信部214は、エラー集計情報を、POS端末100に転送する。ここで転送するエラー集計情報は、PLUマスタ221に存在する商品のものに限る。
図6は、PC400の構成の一例を示すブロック図である。PC400は、制御部410、記憶部420、通信I/F430、表示部440および操作部450等を備えている。通信I/F430は、LANを介したサーバ200との通信を仲介する。
制御部410は、CPUやROM、RAM等により構成され、PC400を構成する各部を統括的に制御する。制御部410は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能を実現する。記憶部420は、例えば、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部420は、制御部410が実行可能な各種のプログラムや、設定情報等を記憶する。
表示部440は、例えば液晶ディスプレイなどの表示装置であって、オペレータに向けた情報を表示する。操作部450は、例えばキーボードやマウスなどの入力装置であって、オペレータの入力操作を受け付ける。
図7は、読取エラー商品情報表示画面441の一例を示す図である。PC400は、ウェブブラウザや所定のアプリケーションソフトウェアなどにより、読取エラー商品情報表示画面441を、表示部440に表示する。読取エラー商品情報表示画面441は、サーバ200から取得するエラー集計情報を表示し、操作部450により編集を受け付ける。エラー集計情報は、エラー集計処理部212が読取エラーの発生回数を商品ごとに集計した情報である。より詳細には、エラー集計情報は、所定期間(例えば直近の過去1週間)に読取エラーがあった商品の、商品コード(JANコード)、商品名、発生回数を記録したものである。
また、読取エラー商品情報表示画面441は、ソート条件の変更を受け付けるためのボタン442,443を有する。ボタン442が操作された場合、制御部410は、エラー集計情報を、JANコード(商品コード)順(例えば昇順)に並べ替えて表示する。ボタン443が操作された場合、制御部410は、エラー集計情報を、発生回数が多い順に並べ替えて表示する。
さらに読取エラー商品情報表示画面441は、送信ボタン444を有する。送信ボタン444が操作を受けると、制御部410は、表示データの全て(或いは選択範囲)を、POS端末100へ送信する。
図8は、POS端末100の構成の一例を示すブロック図である。POS端末100は、制御部110、記憶部120、通信I/F(Interface)130、表示部140、操作部150、プリンタ160等を備えている。通信I/F130は、専用回線を介して接続されたサーバ200との通信を行う。
表示部140は、例えば液晶ディスプレイなどの表示装置であって、オペレータ(店員)に向けた情報を表示する。操作部150は、タッチパネル151やスキャナ152、置数キー153などを備えている。
タッチパネル151は、表示部40の表面に重ねて設けられ、表示部140に表示された情報に応じた操作を受け付け、制御部110に伝達する。置数キー153は、情報の手入力を受け付ける入力部の一例であって、0,1,2,…,9などの数字の入力を受け付けるキーである。
スキャナ152は、商品に付されたバーコード等のコードシンボルを読み取るものであって、コードシンボルをデコードして得たコード情報を出力する。商品に付されたコードシンボルをデコードして得られるコード情報は、例えばJANコード等、商品を特定可能な情報である。
プリンタ160は、取引ごとの購入商品の情報を表示するレシート等の紙片を、印字し発行する。
制御部110は、CPUやROM、RAM等により構成され、POS端末100を構成する各部を統括的に制御する。記憶部120は、例えば、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部120は、制御部110が実行可能な各種のプログラムや、設定情報等を記憶する。
また記憶部120は、PLUファイル121やエラー時選択肢122、販売登録データなどを、記憶する。PLUファイル121は、所定のタイミングでサーバ200から取得するデータであって、PLUマスタ221と同じデータである。エラー時選択肢122は、所定のタイミングでサーバ200から取得するデータであって、図7の読取エラー商品情報表示画面441に表示され送信ボタン444により送信されたエラー集計情報である。
ここで、サーバ200から送信されたエラー集計情報は、PLUマスタ221に存在する商品についてのものに限られている。したがって、エラー時選択肢122が含む商品の情報は、PLUファイル121に存在する商品のものに限られている。したがって、PLUファイル121に存在しない商品の情報が選択肢として提示されることがない。
図9は、POS端末100の制御部110が備える機能部の構成の一例を示すブロック図である。制御部110は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能部(コード取得処理部111、手入力受付部112、エラー伝達部113、選択肢提示部114、登録処理部115等)として機能する。
コード取得処理部111は、スキャンデータまたは撮像画像から、商品に添付されているコードシンボルが示すコード情報を取得する。より具体的には、コード取得処理部111は、スキャナ152が読み取ったバーコードをデコードすることによりコード情報を得て、これを出力する。
手入力受付部112は、置数キー153によるコード情報の手入力を受け付ける。
エラー伝達部113は、コード取得処理部111によるコード情報の取得ができなかった事象(読取エラー)について発信する。具体的には、手入力受付部112がコード情報の手入力を受け付けた場合に、当該コード情報が示す商品について読取エラーがあったとし、当該読取エラーがあった商品の情報(エラー情報)をサーバ200に送信する。また、次に説明する選択肢提示部114により提示された選択肢が選択された場合にも、エラー伝達部113は、読取エラーがあったとして同様の処理を行う。
選択肢提示部114は、エラー伝達部113による発信があった場合に、記憶部120に蓄積された商品の情報を、選択肢として提示する。つまり、選択肢提示部114は、読取エラー時には、エラー時選択肢122に記録された商品の情報を、表示部140に表示し(図11,12参照、後述)、操作部150により選択操作の受け付けを行う。
登録処理部115は、コード取得処理部111、手入力受付部112、選択肢提示部114により入力されたコード情報が示す商品の情報を、販売登録データとして記憶部120に記憶させる。なお、販売登録データは、所定のタイミングでPOS端末100へ転送され、転送に応じて記憶部120からは削除される。
図10は、商品登録画面141の一例を示す図である。POS端末100の制御部110は、販売データ処理に際し、表示部140に商品登録画面141を表示させる。商品登録画面141は、スキャナ152が読み取ったバーコードに合致する商品の情報や、エラー時候補表示ボタン171を、表示する。
図11は、読取エラー商品選択画面142の一例を示す図である。制御部110は、図10の商品登録画面141において、エラー時候補表示ボタン171がタッチパネル151を介して操作されると、表示部140に読取エラー商品選択画面142を表示させる。読取エラー商品選択画面142は、エラー時選択肢122に記録された商品の情報をリスト形式で表示し、また、ソートボタン181〜184を表示する。
ボタン181が操作された場合、制御部110は、エラー集計情報を、JANコード(商品コード)順(例えば昇順)に並べ替えて表示する。ボタン182が操作された場合、制御部110は、エラー集計情報を、発生回数が多い順に並べ替えて表示する。また、ボタン183,184は、ページめくりボタンである。
なお、選択肢提示部114は、記憶部120に蓄積された商品の情報(エラー時選択肢122)のうち、読取エラーの頻度が高い方から所定件数だけを、提示するのであってよい。また、選択肢提示部114による選択肢提示の範囲の他の例としては、「前日中に5回以上の読取エラーが発生した商品」などが考えられる。
図12は、他の例の読取エラー商品選択画面143を示す図である。この図の読取エラー商品選択画面143は、エラー時選択肢122に記録された商品の情報を、ボタンの形式で表示する。ボタン191,192…は、商品コードおよび商品名を表示している。なお実施にあたっては、ボタン191,192…に、商品を示す画像を表示させるようにしてもよい。
図13は、POS端末100における販売データ処理の流れの一例を示す図である。POS端末100の制御部110は、表示部140に商品登録画面141を表示させ、コード取得処理部111がコードシンボルを読み取ったか判断する(ステップS1)。ステップS1においてコードシンボルが読み取られていると(ステップS1のYes)、制御部110は、コードシンボルが示す商品コードに合致する商品の情報を、商品登録画面141に表示させ、これとともに登録処理部115が、同商品の情報を販売登録データとして記憶部120に記憶させる(ステップS2)。
ステップS1においてコードシンボルが読み取られていないとき(ステップS1のNo)、制御部110は、手入力受付部112がコード情報の手入力を受け付けたか判断する(ステップS3)。ステップS3においてコード情報の手入力が受け付けられていた場合(ステップS3のYes)、制御部110は、受け付けたコード情報(すなわち商品コード)に合致する商品の情報を商品登録画面141に表示させ、これとともに登録処理部115が、同商品の情報を販売登録データとして記憶部120に記憶させる(ステップS4)。そしてこの後、エラー伝達部113が、ステップS4で登録した商品について読取エラーがあったとするエラー情報を、サーバ200に送信する(ステップS5)。
ステップS3においてコード情報の手入力が受け付けられていなかった場合(ステップS3のNo)、制御部110は、エラー時候補表示ボタン171(商品登録画面141が備える。図10参照)が操作されているか判断する(ステップS6)。ステップS6においてエラー時候補表示ボタン171が操作を受けていた場合(ステップS6のYes)、選択肢提示部114が、読取エラー商品選択画面143を表示部140に表示させる(ステップS7)。読取エラー商品選択画面143において選択肢が選択されると(ステップS8のYes)、当該選択肢の商品について、商品データの登録(ステップS4)およびエラー情報の送信(ステップS5)が行われる。
商品登録画面141でエラー時候補表示ボタン171が操作を受けなかった場合(ステップS6のNo)と、読取エラー商品選択画面143で選択肢が選択されなかった場合(ステップS8のNo)、制御部110は、処理をステップS1に戻す。
図14は、サーバ200におけるエラー蓄積処理の流れの一例を示す図である。サーバ200の制御部210は、POS端末100からエラー情報を受信すると(ステップS11)、エラー記録処理部211が、読取エラー蓄積部300に上記エラー情報を記憶させる(ステップS12)。
また、ステップS11においてPOS端末100からエラー情報を受信していなく(ステップS11のNo)、所定のタイミング(例えば開店処理時或いは閉店処理時など)である場合(ステップS13のYes)、エラー集計処理部212が、エラー情報を集計する(ステップS14)。
なお、ステップS13において所定のタイミングでなかった場合(ステップS13のNo)、制御部210は処理をステップS11に戻す。
図15は、サーバ200におけるデータ編集処理の流れの一例を示す図である。サーバ200の制御部210は、PC400から、エラー集計情報の要求があると(ステップS21のYes)、データ編集処理部213が、PC400にエラー集計情報を送信する(ステップS22)。また、PC400の操作部450によりエラー集計情報への編集を受け付けた場合(ステップS23)、データ編集処理部213が、エラー集計情報を更新する(ステップS24)。
なお、ステップS21においてPC400から表示要求がなかった場合(ステップS21のNo)、制御部210は処理をステップS21に戻す。また、ステップS23においてPC400から編集操作を受け付けなかった場合(ステップS23のNo)、制御部210は本処理を終了する。
このようなシステムにおいて、POS端末100のオペレータである店員は、スキャナ152でバーコードがなかなか読み取れない場合に、置数キー153によりコード情報を手入力する。この場合、手入力されたコード情報を商品コードとする商品の情報が販売登録されるとともに、同商品の情報が、エラー情報として読取エラー蓄積部300に蓄積される。
また、POS端末100のオペレータである店員は、スキャナ152でバーコードがなかなか読み取れない場合に、エラー時候補表示ボタン171を操作することにより、エラー時選択肢122に記録された商品の情報を、表示部140に表示させ、タッチパネル151により選択することができる。この場合にも、選択された商品の情報が、エラー情報として読取エラー蓄積部300に蓄積される。
以上、本実施形態によれば、読取エラーの回避が困難な読取対象であっても、読取エラーが発生したときに、読取エラーが頻発するものとして情報を蓄積した商品を、選択肢として提示し、そこから選択することで読取に代えることが可能となる。つまり、スキャンデータまたは撮像画像からコードシンボルを読み取りづらい商品について、読み取り動作の繰り返しによらず容易に商品データを取得可能とする。これにより、商品の読み取り動作を繰り返すことで登録完了までの時間が長くなったり商品が傷んだりする不都合の発生を避けることができる。
なお、上記実施形態では、PC400を設け、PC400を用いてエラー集計情報の編集や送信などの手作業を行っているが、実施にあたってはこれに限らず、PC400を用いなくてもよい。その場合にエラー集計情報の編集を行うのであれば、例えば所定のタイミングで所定の抽出条件で自動的に行うようにすればよい。具体例としては、開店処理時にエラー集計を行い、引き続き、1週間以内のエラー発生回数が高いものから10件を選択してPOS端末100に送信するなどである。
また、上記実施形態では、POS端末100とサーバ200とPC400とでシステムを構成しているが、実施にあたってはこれに限らず、例えば、単体で用いるキャッシュレジスターが、読取エラー蓄積部300や全ての機能部を備えていてもよい。
また、上記実施形態においては、読取エラーの検知に代えて店員の手作業を拾っているが、実施にあたっては、読取エラーの自動検知を行うようにしてもよい。例えば、監視カメラに撮像されたPOS端末100のオペレータの動作から、オペレータがスキャン動作を繰り返していることが分かるにもかかわらず、コード情報が入力されないという事象を、読取エラー発生として拾うようにしてもよい。
さらに、上述の読取エラーの自動検知を、監視カメラでなく、或いは据え置き型の商品コード読取用カメラを用いて行ってもよい。具体的には、物が撮像されているがコード情報が取れない、何度もスキャン動作がされているようだがコード情報が入力されないという事象を、読取エラー発生として拾うようにしてもよい。
なお、本実施形態のシステムで実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態のシステムで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のシステムで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のシステムで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のシステムで実行されるプログラムは、上述した各部(コード取得処理部111、手入力受付部112、エラー伝達部113、選択肢提示部114、登録処理部115、エラー記録処理部211、エラー集計処理部212、データ編集処理部213、エラー候補送信部214)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、コード取得処理部111、手入力受付部112、エラー伝達部113、選択肢提示部114、登録処理部115、エラー記録処理部211、エラー集計処理部212、データ編集処理部213、およびエラー候補送信部214が、主記憶装置上に生成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…POS端末
110…制御部、111…コード取得処理部、112…手入力受付部、
113…エラー伝達部、114…選択肢提示部、115…登録処理部
120…記憶部、121…PLUファイル、122…エラー時選択肢
130…通信I/F、
140…表示部、141…商品登録画面、
142…読取エラー商品選択画面、143…読取エラー商品選択画面
150…操作部、151…タッチパネル、152…スキャナ、153…置数キー
160…プリンタ
200…サーバ
210…制御部、211…エラー記録処理部、212…エラー集計処理部、
213…データ編集処理部、214…エラー候補送信部
220…記憶部、221…PLUマスタ
231,232…通信I/F
300…読取エラー蓄積部
400…PC、410…制御部、420…記憶部、430…通信I/F
440…表示部、441…読取エラー商品情報表示画面
450…操作部
特開2017−27485号公報

Claims (6)

  1. スキャンデータまたは撮像画像から、商品に添付されているコードシンボルが示すコード情報を取得するコード取得処理部と、
    キーによるコード情報の手入力を受け付ける手入力受付部と、
    前記コード取得処理部によるコード情報の取得ができなかった事象について発信するエラー伝達部と、
    前記エラー伝達部による発信があった商品の情報を、所定の記憶部に蓄積するエラー記録処理部と、
    前記エラー伝達部による発信があった場合に、前記記憶部に蓄積された商品の情報を選択肢として提示する選択肢提示部と、
    を備えるシステム。
  2. 前記エラー記録処理部は、前記選択肢提示部が提示した選択肢から選択された商品の情報も、前記記憶部に蓄積する
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記選択肢提示部は、前記記憶部に蓄積された商品の情報のうち、前記発信の頻度が高い方から所定件数を提示する
    請求項1または2に記載のシステム。
  4. 販売データ処理における商品の登録に際し、商品に添付されているコードシンボルをスキャンデータまたは撮像画像から取得できなかった場合に、当該商品の情報を所定の記憶部に蓄積するエラー記録処理部
    を備えるサーバ。
  5. スキャンデータまたは撮像画像から、商品に添付されているコードシンボルが示すコード情報を取得するコード取得処理部と、
    キーによるコード情報の手入力を受け付ける手入力受付部と、
    前記コード取得処理部によるコード情報の取得ができなかった事象について発信するエラー伝達部と、
    前記エラー伝達部による発信があった場合に、所定の記憶部に蓄積された前記事象が頻発する商品についての情報に基づいて選択肢を提示する選択肢提示部と、
    を備える販売データ処理装置。
  6. 販売データ処理における商品の登録を行うシステムが備えるコンピュータに、
    スキャンデータまたは撮像画像から、商品に添付されているコードシンボルが示すコード情報を取得するコード取得処理機能と、
    キーによるコード情報の手入力を受け付ける手入力受付機能と、
    前記コード取得処理機能によるコード情報の取得ができなかった事象について発信するエラー伝達機能と、
    前記エラー伝達機能による発信があった商品の情報を、所定の記憶部に蓄積するエラー記録処理機能と、
    前記エラー伝達機能による発信があった場合に、前記記憶部に蓄積された商品の情報を選択肢として提示する選択肢提示機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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