JP2021132921A - 手洗いボウル載置型石鹸液供給具 - Google Patents

手洗いボウル載置型石鹸液供給具 Download PDF

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敏行 立原
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Abstract

【課題】石鹸液供給具の設置スペースや固形石鹸の載置スペースなどのスペースを確保できない手洗いボウルであっても、水栓や洗面ボウルに何ら加工を施すことなく簡単に設置できる手洗いボウル載置型石鹸液供給具を提供すること。【解決手段】手洗いボウル載置型石鹸液供給具10は、石鹸液を貯留する石鹸液貯留タンク20と、石鹸液貯留タンク20を支持し手洗いボウル18の排水口1806に載置され手洗いボウル18の底面1804から排水口1806に至る排水路が設けられた載置部22と、石鹸液貯留タンク20に設けられた手押し式ポンプ24とを備えている。手押し式ポンプ24は、石鹸液貯留タンク20の上方に設けられ指により押圧可能な押圧部42と、押圧部42の上面に設けられ押圧部42が押し込まれることにより石鹸液が吐出する石鹸液吐出口48とを有している。【選択図】図3

Description

本発明は、手洗いボウル載置型石鹸液供給具に関する。
手洗い器は、水栓と手洗いボウルとを備えており、狭いトイレに設置される手洗いボウルとして、従来、水タンクの蓋を手洗いボウルとして利用するものや、手洗いボウル自体が小さいものなどが提供されている。
このような手洗いボウルでは、手洗いボウルに石鹸液供給具の設置スペースや固形石鹸の載置スペースなどのスペースを確保することができない。
また、水栓の蛇口に近接したパイプの箇所に着脱可能に取り付ける石鹸液供給器なども提案されているが、水栓の形状によってはこの石鹸液供給器を取り付けることができない(特許文献1)。
実用新案登録第3113005号
一方、トイレの使用者によっては衛生上の観点などから手洗い器において石鹸を使用したい人もいる。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、石鹸液供給具の設置スペースや固形石鹸の載置スペースなどのスペースを確保できない手洗いボウルであっても、水栓や洗面ボウルに何ら加工を施すことなく簡単に設置できる手洗いボウル載置型石鹸液供給具を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、手洗いボウル載置型石鹸液供給具であって、石鹸液を貯留する石鹸液貯留タンクと、手洗いボウルの排水口の周囲に載置され前記石鹸液貯留タンクを支持し手洗いボウルの底面から前記排水口に至る排水路が設けられた載置部と、前記石鹸液貯留タンクに設けられた手押し式ポンプとを備え、前記手押し式ポンプは、前記石鹸液貯留タンクの上方に設けられ指または手のひらにより押圧可能な押圧部と、前記押圧部の上面に設けられ前記押圧部が押し込まれることにより石鹸液が吐出する石鹸液吐出口とを有していることを特徴とする。
本発明によれば、水栓や手洗いボウルに何ら加工を施すことなく手洗いボウルの排水口に手洗いボウル載置型石鹸液供給具を単に載置して使用できることから、手洗いボウルの周壁やその近傍の箇所に石鹸液供給具を設置するスペースが確保できない場合であっても、手洗いボウル載置型石鹸液供給具を簡単に設置できる。
また、手洗いボウル載置型石鹸液供給具は、排水口の直上空間であるスペースを利用して配置するので、手洗いボウル内における手洗いスペースを狭めることなく設置できる。
また、排水口に手洗いボウル載置型石鹸液供給具を載置するにも拘らず、載置部は排水路を有していることから、排水口が閉塞され、手洗いボウルに水が溜まる虞もなく、既存の手洗い器の使い勝手をそのまま維持した状態で石鹸液を使用できる。
(A)は手洗い器として利用している従来の水タンクの蓋の排水口に本実施の形態の手洗いボウル載置型石鹸液供給具を載置した状態の斜視図、(B)は手洗い器として利用している従来の水タンクの蓋の斜視図である。 (A)は手洗いボウル載置型石鹸液供給具の平面図、(B)は同側面図、(C)は同底面図である。 押圧部が上限位置に位置した状態の手洗いボウル載置型石鹸液供給具の断面側面図である。 上限位置から下限位置に向かって押圧部が押し下げられている状態の手洗いボウル載置型石鹸液供給具の断面側面図である。 押圧部が下限位置に位置した状態の手洗いボウル載置型石鹸液供給具の断面側面図である。
次に、本発明の実施の形態に係る手洗いボウル載置型石鹸液供給具10について説明する。
図1(B)に示すように、手洗い器12は、貯水式水洗トイレの貯水タンク14の蓋を利用して設けられ、手洗い器12は、水栓16と手洗いボウル18とを含んで構成されている。
水栓16は、貯水タンク14内に水を貯留する際に水が吐出されるものでもよく、あるいは、近接センサにより手を感知した際に所定の時間水が吐出されるものであってもよく、水栓16からの水の吐出形式は任意である。
手洗いボウル18は、水栓16が設けられた周壁1802と、周壁1802の内側に設けられ水栓16から吐出された水を受ける底面1804と、底面1804の周囲から起立し周壁1802に繋がる側面とを含んで構成されている。
底面1804の中央には排水口1806が設けられ、手洗いボウル18内の水が円滑に排出される観点から排水口1806の周囲の底面1804箇所が最も低く形成されている。
図1(A)、図3〜図5に示すように、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10は、排水口1806に載置されて使用され、詳細には、排水口1806の周囲の底面1804の箇所に載置されて使用される。
図2に示すように、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10は、石鹸液貯留タンク20と、載置部22と、手押し式ポンプ24とを含んで構成されている。
図3に示すように、石鹸液貯留タンク20は、上タンク部20Aと下タンク部20Bとを有している。
上タンク部20Aは、排水口1806の周囲の手洗いボウル18の底面1804の上方に位置し、図2に示すように厚みを有した中空の円板状に形成されている。
図3に示すように、上タンク部20Aの上面の中央には、湾曲面からなる筒状のくびれ部2002が設けられ、くびれ部2002の中心にピストンロッド挿通孔2004が形成されている。
くびれ部2002は、ピストンロッド挿通孔2004の軸心回りに傾動可能に形成されている。
下タンク部20Bは、上タンク部20Aよりも断面積が小さい中空状で、上タンク部20Aの下部からほぼ円錐状にあるいはほぼ円筒状に下方に突設され、排水口1806の内周面との間に隙間25を確保した状態で排水口1806の内部に挿入可能に形成されている。
載置部22は、排水口1806に載置され排水口1806の周囲の底面1804の上で上タンク部20Aを含む石鹸液貯留タンク20を支持する箇所である。
載置部22は、上タンク20Aの下面に突設されて手洗いボウル18の底面1804に載置され、上タンク20Aの下面と手洗いボウル18の底面1804との間に、上タンク20Aの外周部から排水口1806に至る排水路26を形成する底壁部22Aを含んで構成されている。
本実施の形態では、底壁部22Aは、図2(C)に示すように、下タンク部20Bの上部の周方向に間隔をおいた複数箇所から上タンク20Aの下面に沿って下タンク部20Bの半径方向外方に突設された複数の羽根体2202で構成され、隣り合う羽根体2202の間に排水路26が形成され、複数の羽根体2202の上縁は、図3に示すように、上タンク部20Aの下面に連結され、排水路26と隙間25は連通している。
手押し式ポンプ24は、石鹸液貯留タンク20に設けられている。
図3に示すように、手押し式ポンプ24は、シリンダ30、ピストンロッド32、ピストン34、コイルスプリング36、吸い込み弁38、吐出弁40、押圧部42とを含んで構成されている。
シリンダ30は、上タンク部20Aのくびれ部2002の下面でピストンロッド挿通孔2004の周囲から下方に突設され、その下端は下タンク部20Bの下端の近傍に位置している。
また、シリンダ30の内部の上部に筒状壁44が設けられ、筒状壁44は、シリンダ30と同様に上タンク部20Aのくびれ部2002の下面でピストンロッド挿通孔2004の周囲から下方に突設され、その下端はシリンダ30の中間部に位置している。
本実施の形態では、シリンダ30の上端と筒状壁44の上端は、上タンク部20Aのくびれ部2002の下面でピストンロッド挿通孔2004の周囲の箇所に接着剤で取着され、シリンダ30の内周面と筒状壁44の外周面とは接着材により取着され、したがって、シリンダ30は筒状壁44を含んで構成されている。
シリンダ30の下端の底壁3002には吸い込み孔3004が形成され、吸い込み孔3004の上部の内周部は弁座3802として形成されている。
吸い込み弁38は、シリンダ30の内部の下端に設けられ、吸い込み孔3004を開閉する。
吸い込み弁38は、弁座3802と弁体3804とで構成されている。
弁体3804は球状を呈し、弁座3802に当接することで吸い込み孔3004を閉塞し、弁座3802から上方に離れることで吸い込み孔3004を開放する。すなわち、吸い込み弁38は、下タンク部20B内の石鹸液Sを吸い込み孔3004からシリンダ30の内部に通過させることはできるが、シリンダ30内の石鹸液Sを下タンク部20Bの内部に戻すことができない一方向弁として形成されている。
なお、シリンダ30は、くびれ部2002の下面から下方に突設されており、言い換えると、シリンダ30の上部はくびれ部2002の下面と一体に形成されている。したがって、くびれ部2002は、ピストンロッド挿通孔2004の軸心回りに傾動可能であることから、シリンダ30もピストンロッド挿通孔2004の軸心回りに傾動可能である。
ピストンロッド32は、押圧部42の下面から下方に突設され、ピストンロッド挿通孔2004、筒状壁44の中心孔を通りシリンダ30の内部に挿入されている。
ピストン34は、ピストンロッド32の下端にシリンダ30内を摺動可能に設けられている。
コイルスプリング36は、シリンダ30の底壁3002とピストンロッド32の下面との間に設けられ、ピストン34及びピストンロッド32を上方に常時付勢している。
図3に示すように、コイルスプリング36の付勢力によりピストン34の上面が筒状壁44の下面に当接した状態で、ピストン34、ピストンロッド32、押圧部42はそれらの上限位置となる。
そして、ピストンロッド32からピストン34にわたって石鹸液通路46が貫通形成され、吐出弁40は、石鹸液通路46の上部に設けられている。
吐出弁40は、弁座4002と弁体4004とストッパ4006とで構成されている。
弁座4002は、石鹸液通路46の上部の内周面から半径方向内側に膨出形成され、中心に石鹸液通路46に連通する連通孔4008を有している。
弁体4004は球状を呈し、弁座4002に当接することで連通孔4008を閉塞し、弁座4002から上方に離れることで連通孔4008を開放する。すなわち、吐出弁40は、石鹸液通路46内の石鹸液Sを連通孔4008の下方から上方に通過させることはできるが、シリンダ30内の石鹸液Sを連通孔4008の上方から下方に戻すことができない一方向弁として形成されている。
ストッパ4006は、弁座4002の上方の石鹸液通路46の内周面の周方向に間隔をおいた複数箇所から半径方向内方に突出され、石鹸液Sの通過を可能とし、かつ、弁体4004の上限位置を決定している。
押圧部42はピストンロッド32の上端に設けられている。
押圧部42は、指や手のひらにより押さえられる箇所である押圧部本体4202と、押圧部本体4202の中心に設けられたボス部4204とを有している。
押圧部本体4202は薄肉の片体からなる押圧片や、押圧ボタンなどの形状で形成可能である。
ボス部4204は、押圧部本体4202の中心部から下方に円柱状に膨出され、ボス部4204の中心にピストンロッド32の上端が取着されている。
ボス部4204には、ピストンロッド32の石鹸液通路46に連通する石鹸液吐出口48が形成され、この石鹸液吐出口48は、押圧部本体4202の上面に開口している。
押圧部本体4202の上面は、石鹸液吐出口48から吐出された石鹸液Sを受けるに足る面積を有し、本実施の形態では、押圧部本体4202は、図2(A)に示すように平面視形状は楕円状に形成されている。
また、押圧部本体4202の上面は、石鹸液吐出口48が設けられた箇所が最も高位に位置し、石鹸液吐出口48が設けられた箇所から離れるにつれて次第に低くなる曲面で形成されている。
なお、図5に示すように、ボス部4204の下面が上タンク部20Aの上面に当接することで、押圧部42、ピストンロッド32、ピストン34は下限位置となる。
次に、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の使用方法について説明する。
石鹸液貯留タンク20には石鹸液Sが貯留される。
まず、図3に示すように、排水口挿入部22A(下タンク部20B)を排水口1806に挿入し、底壁部22Aを排水口1806周囲の底面1804上に載置する。この状態で押圧部42は上限位置に位置している。
トイレ使用者が、石鹸液Sを使用したい場合には、指や手のひらでコイルスプリング36の付勢力に抗して押圧部42を上限位置から下方に押し込む。
押圧部42の押し込みにより、図4に示すように、ピストン34の下面とシリンダ30の底壁3002との間の容積が減少することから、ピストン34の下面とシリンダ30の底壁3002との間に位置する石鹸液Sの圧力が高まり、吸い込み弁38により吸い込み孔3004が閉塞され、図5に示すように、ボス部4204の下面が上タンク部20Aの上面に当接することで、押圧部42は下限位置となる。
一方、押圧部42の押し込みにより、図4に示すように、石鹸液Sは石鹸液通路46を上昇し吐出弁40を開いて石鹸液吐出口48から上方に吐出され、押圧部本体4202の上面に流れ出る。
押圧部42の押し込みが解除されることで、コイルスプリング36の付勢力により、ピストン34、ピストンロッド32、押圧部42は上昇し、図3に示すように、ピストン34の上面が筒状体の下面に当接した状態で、ピストン34、ピストンロッド32、押圧部42はそれらの上限位置となる。
このピストン34、ピストンロッド32の上昇時に、ピストン34の下面とシリンダ30の底壁3002との間の容積が増大することから、ピストン34の下面とシリンダ30の底壁3002との間に位置する容積の圧力が低下し、吸い込み弁38により吸い込み孔3004が開放され、シリンダ30内に石鹸液Sが供給される。
一方、トイレ使用者は、上限位置に戻った押圧部本体4202の上面を指や手のひらで触れ、押圧部本体4202の上面に流出した石鹸液Sを指や手のひらに付着させて石鹸液Sを使用する。
したがって、本実施の形態によれば、水栓16や手洗いボウル18に何ら加工を施すことなく手洗いボウル18の排水口1806に手洗いボウル載置型石鹸液供給具10を単に載置して使用できることから、手洗いボウル18の周壁1802やその近傍の箇所に石鹸液供給具を設置するスペースが確保できない場合であっても、洗いボウル載置型石鹸液供給具10を簡単に設置できる。
したがって、貯水タンク14の蓋を手洗いボウル18として利用するものや、手洗いボウル18自体が小さいものなど、特にトイレなどに設置される小さい手洗い器12に好適となる。
また、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10は、排水口1802の直上空間であるスペースを利用して配置するので、手洗いボウル18内における手洗いスペースを狭めることなく設置できる。
また、排水口1806に手洗いボウル載置型石鹸液供給具10を載置するにも拘らず、載置部22は排水路26を有していることから、排水口1806が閉塞され、手洗いボウル18に水が溜まる虞もなく、既存の手洗い器12の使い勝手をそのまま維持した状態で石鹸液Sを使用できる。
また、トイレ使用者は、押圧部本体4202の上面に流出した石鹸液Sを、指や手のひらで押圧部本体4202の上面に触れることで指や手のひらに付着させて石鹸液Sを使用するので、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10を片手で操作すると共に片手に石鹸液Sを付着でき、両手を用いる必要がないため、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の使い勝手に優れる。
また、押圧部本体4202の上面は、石鹸液吐出口48が設けられた箇所が最も高位に位置し、石鹸液吐出口48が設けられた箇所から離れるにつれて次第に低くなる曲面で形成されているので、石鹸液Sは石鹸液吐出口48からその周囲に向かって流れ易く、したがって、指で押圧部本体4202上面に触れることで石鹸液Sを指に確実に付着させる上で有利となる。
また、石鹸液Sの使用後は、押圧部本体4202の上面に水を掛けると、石鹸液Sは押圧部本体4202の上面から簡単に取り除かれるため、押圧部42を常にきれいな状態に維持し、清潔感を保つ上で有利となる。
また、石鹸液貯留タンク20は、底面1804上に位置する上タンク部20Aに加え、排水口1806の内部に挿入される下タンク部20Bを備えているため、手洗いボウル18の底面1804上に場所を取ることなく、言い換えると、手洗いボウル18内の手洗いスペースを狭めることなく石鹸液貯留タンク20の石鹸液Sの収容量を大きく確保する上で有利となり、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の商品価値を高める上で有利となる。
また、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の使用時に、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10に水平方向の力が作用した場合でも、下タンク部20Bが排水口1806の内周面に当たることで、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の排水口1806の半径方向外方への水平方向への移動を阻止できる。
また、下タンク部20Bは、排水口1806の内周面との間に隙間25を確保して排水口1806の内部に挿入されるので、排水口1806の内部において排水が円滑になされ排水口1806を詰まらせることもない。
したがって、排水口1806からの手洗いボウル載置型石鹸液供給具10のずれを防止でき、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10を排水口1806に安定した状態で載置する上で有利となり、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の使い勝手を向上する上で有利となる。
また、吸い込み弁38を有するシリンダ30の下端を断面積の小さい下タンク部20Bの下端近傍に位置させているので、石鹸液貯留タンク20に貯留された石鹸液Sを最後まで無駄なく使う上で有利となり、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の商品価値を高める上で有利となる。
また、シリンダ30は、上タンク部20Aの上面部に対して揺動可能に支持されているので、押圧部42を斜めに押し込んでも、その押し込まれた方向にシリンダ30は追従して揺動できるため、押圧部42の押し込み操作を簡単に行なう上で有利となり、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の使い勝手を向上する上で有利となる。
なお、本発明において、下タンク部20Bを省略してもよい。
下タンク部20Bを省略した場合には、石鹸液貯留タンク20の下面から下方に突設され排水口1806の内周面との間に隙間を確保して排水口1806の内部に挿入される排水口挿入部を設けることが好ましい。この場合には、例えば、排水口挿入部を中実状に形成するなど任意である。
このように下タンク部20Bを省略した場合、排水口挿入部を設けると、使用時に手洗いボウル載置型石鹸液供給具10に水平方向の力が作用した場合、排水口挿入部が排水口1806の内周面に当たることで、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の排水口1806の半径方向外方への移動を阻止できる。
したがって、排水口1806の周囲の底面1804の箇所に手洗いボウル載置型石鹸液供給具10を安定した状態で載置する上で有利となり、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の使い勝手を向上する上で有利となる。
ただし、実施の形態のように構成すると、下タンク部20Bがこの排水口挿入部を兼ね、下タンク部20Bがこの排水口挿入部の機能を奏することから、手洗いボウル載置型石鹸液供給具10を安定した状態で載置する上で有利となる効果に加え、石鹸液Sの収容量を大きく確保する上で有利となる効果も奏される。
また、本発明の手洗いボウル載置型石鹸液供給具10の用途は、トイレの手洗い器12に限定されず、石鹸液供給具を設置するスペースが確保できない手洗い器12に広く適用される。
また、本実施の形態では、石鹸液貯留タンク20に石鹸液Sが貯留され、手洗いに石鹸液Sを使用する場合について説明したが、手洗いに石鹸液Sに代えて除菌液や殺菌液なども使用可能であり、したがって、本発明において石鹸液Sは、それら手洗いに使う除菌液や殺菌液などを広く含む。
10 手洗いボウル載置型石鹸液供給具
12 手洗い器
14 貯水タンク
16 水栓
18 手洗いボウル
1804 底面
1806 排水口
20 石鹸液貯留タンク
20A 上タンク部
20B 下タンク部
2002 くびれ部
2004 ピストンロッド挿通孔
22 載置部
22A 排水口挿入部
22B 底壁部
24 手押し式ポンプ
25 隙間
26 排水路
30 シリンダ
3002 底壁
3004 吸い込み孔
32 ピストンロッド
34 ピストン
36 コイルスプリング
38 吸い込み弁
3802 弁座
3804 弁体
40 吐出弁
4002 弁座
4004 弁体
4006 ストッパ
4008 連通孔
42 押圧部
4202 押圧部本体
4204 ボス部
44 筒状壁
46 石鹸液通路
S 石鹸液

Claims (8)

  1. 手洗いボウル載置型石鹸液供給具であって、
    石鹸液を貯留する石鹸液貯留タンクと、手洗いボウルの排水口の周囲に載置され前記石鹸液貯留タンクを支持し手洗いボウルの底面から前記排水口に至る排水路が設けられた載置部と、前記石鹸液貯留タンクに設けられた手押し式ポンプとを備え、
    前記手押し式ポンプは、前記石鹸液貯留タンクの上方に設けられ指または手のひらにより押圧可能な押圧部と、前記押圧部の上面に設けられ前記押圧部が押し込まれることにより石鹸液が吐出する石鹸液吐出口とを有している、
    ことを特徴とする手洗いボウル載置型石鹸液供給具。
  2. 前記石鹸液貯留タンクは、前記排水口の周囲の前記手洗いボウルの底面上に位置する上タンク部と、前記上タンク部の下部から下方に突設さ前記排水口の内周面との間に隙間を確保して前記排水口の内部に挿入される下タンク部とを有している、
    ことを特徴とする請求項1記載の手洗いボウル載置型石鹸液供給具。
  3. 前記載置部は、前記上タンクの下面に突設されて前記手洗いボウルの底面に載置され前記上タンクの下面と前記手洗いボウルの底面との間に前記排水路を形成する底壁部を含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項2記載の手洗いボウル載置型石鹸液供給具。
  4. 手洗いボウル載置型石鹸液供給具は、前記石鹸液貯留タンクの下面から下方に突設され前記排水口の内周面との間に隙間を確保して前記排水口の内部に挿入される排水口挿入部をさらに含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の手洗いボウル載置型石鹸液供給具。
  5. 前記手押し式ポンプは、前記上タンク部の上面部から下方に突設されその下端に吸い込み弁が設けられたシリンダと、前記押圧部の下面から下方に突設され前記シリンダの内部に挿入されたピストンロッドと、前記ピストンロッドの下端に設けられ前記シリンダ内を摺動可能なピストンと、前記ピストンロッドから前記ピストンにわたって貫通形成されその上部に吐出弁が設けられた石鹸液通路とを含んで構成され、
    前記石鹸液吐出口は、前記石鹸液通路の延長上に設けられ、
    前記シリンダの下端は、前記下タンク部の下端近傍に位置している、
    ことを特徴とする請求項2または3の手洗いボウル載置型石鹸液供給具。
  6. 前記シリンダは、前記上タンク部の上面部に対して揺動可能に支持されている、
    ことを特徴とする請求項5記載の手洗いボウル載置型石鹸液供給具。
  7. 前記押圧部の上面は、前記石鹸液吐出口から吐出された石鹸液を受けるに足る面積を有している、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1記載の手洗いボウル載置型石鹸液供給具。
  8. 前記押圧部の上面は、前記石鹸液吐出口が設けられた箇所が最も高位に位置し、前記石鹸液吐出口が設けられた箇所から離れるにつれて次第に低くなる曲面で形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項記載の手洗いボウル載置型石鹸液供給具。
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