JP2021130424A - スポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法 - Google Patents

スポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021130424A
JP2021130424A JP2020027759A JP2020027759A JP2021130424A JP 2021130424 A JP2021130424 A JP 2021130424A JP 2020027759 A JP2020027759 A JP 2020027759A JP 2020027759 A JP2020027759 A JP 2020027759A JP 2021130424 A JP2021130424 A JP 2021130424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
deviation
measuring instrument
jig
reference axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020027759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7312128B2 (ja
Inventor
裕真 三國
Yuma Mikuni
裕真 三國
賢一郎 倉井
Kenichiro Kurai
賢一郎 倉井
明映 佐谷
Akiei SATANI
明映 佐谷
洋平 寺垣内
Yohei Terakakiuchi
洋平 寺垣内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2020027759A priority Critical patent/JP7312128B2/ja
Publication of JP2021130424A publication Critical patent/JP2021130424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7312128B2 publication Critical patent/JP7312128B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】車両のステアリングホイールの角度のずれを高精度で測定可能なスポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法を提供する。【解決手段】スポーク角測定装置1は、リム部6に脱着可能に取り付けられる取付治具3と、取付治具3を介してステアリングホイール5に取り付けられる測定器本体21と、を備え、取付治具3は、棒状の中央部31と、中央部31の両端に位置する取付部35と、を有し、測定器本体21は、Gセンサユニット205、及び、ジャイロセンサユニット206を備え、中央部31の水平方向を規定するYJ軸と、測定器本体21の水平方向を規定するYD軸とが平行となるように、中央部31に取り付けられ、YJ軸が水平面に平行な状態におけるGセンサユニット205の検出値と、予め設定された基準値とに基づいて、YJ軸とYD軸とのずれを判定するずれ判定手段を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のステアリングホイールのスポーク角を測定するスポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法に関する。
従来、車両のステアリングホイールの角度であるスポーク角のずれを試験する方法が知られている。公知の方法では、車両のステアリングホイールに試験用の装置を装着し、車両の走行時におけるステアリングホイールの角度を測定する。例えば、特許文献1に記載された方法は、ステアリングホイールにデジタル水準器を装着し、車両が直進している間のデジタル水準器の測定結果に基づき、ステアリングホイールの角ずれ量を算出する。
特許第5836246号公報
上述した試験で用いられる装置は、多くの場合、ステアリングホイールに固定される治具やセンサを含む複数の部材を備えている。これらの部材の接合部や連結部にガタや歪みが生じると、検出精度を低下させる要因となる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車両のステアリングホイールの角度のずれを高精度で測定可能なスポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する態様は、ステアリングホイールのリム部に脱着可能に取り付けられる取付治具と、前記取付治具を介して前記ステアリングホイールに取り付けられる測定器本体と、を備え、前記取付治具は、棒状の中央部と、前記中央部の両端に位置して前記リム部に取り付けられる取付部と、を有し、前記測定器本体は、加速度センサ、及び、ジャイロセンサを備え、前記測定器本体は、前記中央部の水平方向を規定する治具基準軸線と、前記測定器本体の水平方向を規定する測定器基準軸線とが平行となるように、前記中央部に取り付けられ、前記治具基準軸線が水平面に平行な状態における前記加速度センサの検出値と、予め設定された基準値とに基づいて、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを判定するずれ判定手段を備えること、を特徴とするスポーク角測定装置である。
この構成によれば、ステアリングホイールのスポーク角ずれを測定する測定装置において、取付治具に対する測定器本体の位置や角度のずれを判定できる。このため、ステアリングホイールのスポーク角ずれを高精度で測定できる。
上記構成において、前記加速度センサは、前記測定器基準軸線に一致する第1軸の加速度、前記測定器基準軸線に対して垂直であって前記第1軸とともに前記測定器本体の水平方向を規定する第2軸の加速度、及び、前記測定器本体の水平方向に対して垂直な第3軸の加速度を検出し、前記ずれ判定手段は、前記加速度センサが検出した前記第1軸及び前記第3軸の加速度の検出値に基づき、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを判定する構成であってもよい。
この構成によれば、複数の軸における加速度センサの検出値を利用することにより、取付治具に対する測定器本体の位置や角度のずれを、より高精度で判定できる。これにより、ステアリングホイールのスポーク角ずれを、より高精度で測定できる。
上記構成において、前記ずれ判定手段は、前記加速度センサが検出した前記第1軸及び前記第3軸の加速度の検出値をもとに、前記第2軸のずれ量を算出し、算出したずれ量が前記基準値より大きい場合に、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれが発生していると判定する構成であってもよい。
この構成によれば、第1軸と第3軸で構成される面の角度に基づき、取付治具の中央部に対する測定器本体の角度のずれ量を、高い精度で求めることができる。これにより、測定器本体の角度のずれを、より正確に判定できる。
上記構成において、前記ずれ判定手段は、前記第2軸のずれ量が前記基準値より大きい場合であって、予め設定された上限値を超えない場合に、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを校正する構成であってもよい。
この構成によれば、取付治具に対する測定器本体の位置や角度のずれを校正することにより、ステアリングホイールのスポーク角ずれを、より高い精度で測定できる。
上記構成において、前記ずれ判定手段は、前記ジャイロセンサの検出値を用いずに、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを判定する構成であってもよい。
この構成によれば、加速度センサの検出値を用いて測定器本体の位置や角度のずれを判定できる。このため、ジャイロセンサを用いてスポーク角ずれを測定する場合に、複数のセンサを利用して、測定精度を効果的に高めることができる。
上記構成において、操作部と、前記ジャイロセンサの検出値に基づいて、前記ジャイロセンサの状態を判定するジャイロセンサ点検手段と、を備え、前記操作部の操作に応じて、前記ずれ判定手段による判定と、前記ジャイロセンサ点検手段による前記ジャイロセンサの状態の判定と、を含む点検モードを実行する構成であってもよい。
この構成によれば、点検モードを実行することで、取付治具に対する測定器本体の位置や角度のずれを判定し、ジャイロセンサを点検できる。
また、上記課題を解決する別の態様は、ステアリングホイールのリム部に脱着可能に取り付けられる取付治具と、前記取付治具を介して前記ステアリングホイールに取り付けられる測定器本体と、を備えるスポーク角測定装置において、前記取付治具と前記測定器本体とのずれを判定する判定方法であって、前記測定器本体を、前記取付治具の水平方向を規定する治具基準軸線と、前記測定器本体の水平方向を規定する測定器基準軸線とが平行となる向きで前記取付治具に装着し、前記治具基準軸線が水平面に平行な状態とし、前記測定器本体が備える加速度センサの検出値と、予め設定された基準値とに基づいて、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを判定すること、を特徴とするスポーク角測定装置のずれ判定方法である。
この構成によれば、ステアリングホイールのスポーク角ずれを測定する測定装置において、取付治具に対する測定器本体の位置や角度のずれを判定できる。このため、ステアリングホイールのスポーク角ずれを高精度で測定できる。
本発明によれば、ステアリングホイールのスポーク角を測定する測定装置において、取付治具に対する測定器本体の位置や角度のずれを判定し、ステアリングホイールのスポーク角ずれを高精度で測定できる。
本発明の実施形態に係るスポーク角測定装置の斜視図である。 スポーク角測定装置の機能的構成を示すブロック図である。 スポーク角測定装置の検査の手順を示すフローチャートである。 スポーク角測定装置の検査の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、スポーク角測定装置1の構成を示す斜視図である。
スポーク角測定装置1は、車両のステアリングホイールの取付角度のずれ、いわゆるスポーク角ずれを測定する装置である。スポーク角測定装置1を用いるスポーク角ずれの測定対象となる車両を、対象車両という。図1には、対象車両のステアリングホイール5を仮想線で示す。
スポーク角測定装置1は、後述するGセンサユニット205やジャイロセンサユニット206を内蔵する測定器2と、測定器2をステアリングホイール5に固定する取付治具3とを有する。
測定器2は、略箱形の測定器本体21を有する。測定器本体21には、作業者によって操作されるスタートボタン22及びキャンセルボタン23が設けられる。また、測定器本体21には、各種の情報を表示する表示パネル24、及び、インジケータ25が設けられる。表示パネル24は、例えば液晶表示パネルで構成され、後述する制御部201の制御に従って文字や記号を表示する。インジケータ25は、LED(発光ダイオード)等の光源を有し、制御部201の制御に従って光源を点灯、消灯、或いは点滅させる。
取付治具3は、棒状の中央部31と、中央部31の両端に配置される一対の取付部35と、を有し、中央部31に測定器本体21が固定されている。
取付部35は、中央部31に固定された円盤状のつば部36と、つば部36に対向して配置される押さえ部37とを備え、つば部36と押さえ部37との間にリム部6を挟んで把持する。取付部35は、例えば、押さえ部37をつば部36側に移動させる移動機構や、押さえ部37を固定する固定部等を備えていてもよい。一対の取付部35がリム部6を把持することによって、スポーク角測定装置1がステアリングホイール5に固定される。スポーク角測定装置1が取付部35を介してステアリングホイール5に装着された状態を、以下ではスポーク角測定装置1の装着状態と呼ぶ。
図2は、スポーク角測定装置1の機能的構成を示すブロック図である。
スポーク角測定装置1は、制御部201、及び、制御部201に接続されるメモリ210を有する。制御部201は、CPU(Central Processing Unit)やマイコン等のプロセッサを備え、メモリ210は、制御部201のプロセッサが実行するプログラムや、プロセッサが処理するデータを記憶する。制御部201は、メモリ210が記憶するプログラムを実行することにより、スポーク角測定装置1の各部を制御する。制御部201は、単一のプロセッサで構成されてもよいし、複数のプロセッサを備えた構成であってもよい。また、スポーク角測定装置1は、制御部201とメモリ210等とを統合したSoC(System on Chip)を備えてもよい。制御部201は、ずれ判定手段、及び、ジャイロセンサ点検手段の一例に対応する。
測定器2は、表示部202、操作部203、インターフェイス204、Gセンサユニット205、及び、ジャイロセンサユニット206を備え、これらの各部は制御部201に接続される。
表示部202は、制御部201の制御に従って、表示パネル24による文字や記号の表示、インジケータ25の点灯、点滅、消灯を制御する。操作部203は、スタートボタン22及びキャンセルボタン23に対する操作を検出し、検出した操作を示す信号を制御部201に出力する。
インターフェイス204は、スポーク角測定装置1とは異なる外部のデバイスを接続するコネクタや、コネクタを介して外部のデバイスと通信を実行するインターフェイス回路を備える。インターフェイス204は、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したコネクタ及びインターフェイス回路を備え、USBメモリデバイス等を接続可能である。インターフェイス204は、コネクタにデバイスが接続された場合に、デバイスの識別等を実行し、識別結果を示すデータを制御部201に出力する。インターフェイス204は、制御部201の制御に従って、デバイスに対するデータの書き込み、デバイスからのデータの取得等の処理を実行する。
Gセンサユニット205は、加速度を検出するセンサであり、本実施形態では、3軸の加速度センサを統合したセンサユニットである。ジャイロセンサユニット206は、予め設定された軸周りの角速度を検出するジャイロセンサを備え、本実施形態では、3軸のジャイロセンサを統合したユニットである。
図1に、Gセンサユニット205及びジャイロセンサユニット206の検出軸を、X軸、Y軸、及びZ軸として示す。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交し、X軸は測定器本体21において表示パネル24が配置された面に垂直である。X軸とY軸とは、測定器本体21の姿勢の基準となる水平面を構成する。Z軸は測定器本体21の水平面に対して垂直である。Y軸は、測定器基準軸線の一例に対応する。また、X軸は、Gセンサユニット205の第2軸の一例に対応し、Y軸は第1軸の一例に対応し、Z軸は第3軸の一例に対応する。
Gセンサユニット205は、制御部201の制御に従って、X軸方向の加速度、Y軸方向の加速度、及び、Z軸方向の加速度を検出し、各軸の加速度の検出値を制御部201に出力する。
ジャイロセンサユニット206は、制御部201の制御に従って、X軸周りの角速度、Y軸周りの角速度、及び、Z軸周りの角速度を検出し、各軸の角速度の検出値を制御部201に出力する。
メモリ210は、半導体メモリデバイス等により構成され、プログラムやデータを不揮発的に記憶する。メモリ210は、例えば、基準値データ211、及び、校正値データ212を記憶する。基準値データ211は、後述する制御部201の処理で参照される基準値、及び、校正上限を示すデータであり、予めメモリ210に記憶される。校正値データ212は、測定器2の検出値を校正する校正値を示すデータであり、後述する校正モードで作成される。
スポーク角測定装置1を利用して、ステアリングホイール5のスポーク角ずれを検出する場合、対象車両は、直進走行している状態、或いは、対象車両の操舵輪が直進走行と同じ位置にある状態とされる。この状態を直進状態という。対象車両は、試験用の走行路を走行し、或いは、試験用の走行台に載置されることで、直進状態となる。
ステアリングホイール5に取付部35を固定することにより、スポーク角測定装置1は、ステアリングホイール5の特定の位置に装着される。例えば、取付部35は、ステアリングホイール5のスポークに当接する位置でリム部6に固定可能な形状である。このため、ステアリングホイール5のスポーク角ずれが無い場合に、直進状態で、ステアリングホイール5に装着されたスポーク角測定装置1のY軸が水平となる。
このため、実際に対象車両を直進状態にしてスポーク角を測定することにより、スポーク角ずれを検出できる。
スポーク角測定装置1において、測定器2と取付治具3との連結にガタや歪みが発生している場合、スポーク角の測定結果が影響を受ける。そこで、本実施形態のスポーク角測定装置1は、取付治具3に対する測定器2の相対的な位置や角度が適切であるか否かを判定する機能を有する。この判定は、例えば、スポーク角測定装置1を使用する作業場の始業点検や、スポーク角測定装置1の性能に関する定期検査において実行される。
具体的には、制御部201は、点検モード、及び、校正モードを実行可能である。
点検モードは、スポーク角測定装置1の点検を行うための動作モードであり、取付治具3に対する測定器2の位置や角度を判定する動作を含む。また、点検モードは、ジャイロセンサユニット206を点検する動作を含む。
校正モードは、点検モードで実行可能な動作モードである。校正モードでは、取付治具3に対する測定器2の位置や角度に対応して、測定器2の検出値が校正される。
取付治具3の方向の指標として、Y軸、X軸及びZ軸が設定されている。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに垂直であり、Y軸は取付治具3の中央部31の仮想の中心軸であり、治具基準軸線の一例に対応する。X軸とY軸は、スポーク角測定装置1の装着状態で、取付治具3の水平面を構成する。このX軸−Y軸平面は、つば部36の面と平行である。測定器2と取付治具3とが適切に連結されている場合、X軸とX軸とが平行、Y軸とY軸とが平行、かつ、Z軸とZ軸とが平行である。
図3及び図4は、スポーク角測定装置1の検査の手順を示すフローチャートである。
以下の説明において、スポーク角測定装置1の設置角度を説明するため、スポーク角測定装置1が検査される検査空間におけるX軸、Y軸、及びZ軸を想定する。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに垂直な直交座標系を構成し、Z軸は検査空間の鉛直方向上向きを示し、X軸とY軸とが水平面を構成する。
作業者がスタートボタン22を操作することにより、制御部201は、点検モードを開始し、作業者の操作を待機する(ステップS11)。ステップS11で、制御部201は、例えば、作業者に対して点検モードを開始したことの通知を表示パネル24に表示する。
作業者は、表示パネル24を見て測定器2が待機状態となったことを確認してから、スポーク角測定装置1を、検査用の台座にセットする(ステップS12)。検査用の台座は、スポーク角測定装置1の検査を行うために調整された台座であり、スポーク角測定装置1を特定の向きで固定できる。ステップS12で、スポーク角測定装置1は、測定器2の表示パネル24が鉛直方向上向きになるように検査用の台座にセットされる。ここで、スポーク角測定装置1は、X軸がZ軸と平行、すなわち鉛直方向上向きとなり、Y軸とZ軸で構成される面が水平となる。
作業者は、スポーク角測定装置1を検査用の台座にセットした後、スタートボタン22を操作する(ステップS13)。制御部201は、スタートボタン22の操作に応じて、X軸周りのずれ点検を開始する(ステップS14)。制御部201は、予め設定された計測時間におけるGセンサユニット205のY軸の検出値及びZ軸の検出値を取得する(ステップS15)。制御部201は、取得したY軸の加速度の検出値及びZ軸の加速度の検出値から、ずれ量を算出する(ステップS15)。すなわち、制御部201は、Y軸の加速度の検出値をGY_ZG、Z軸の加速度の検出値をGZ_ZGとして、下記式(1)により、X軸周りのずれ量θX_CALIを算出する。
Figure 2021130424
X軸周りのずれ量θX_CALIは、水平面すなわちX軸−Y軸平面に対する、Y軸−Z軸平面の角度に相当し、取付治具3に対する測定器2の位置のずれの大きさを示している。また、ずれ量θX_CALIは、スポーク角測定装置1を図1に示すように設置した場合の、X軸に対するX軸の傾きということができる。すなわち、X軸周りのずれ量θX_CALIは、スポーク角測定装置1を図1に示すようにステアリングホイール5に装着した場合の、Z軸周りの方向における測定器2の位置のずれ量を角度で表した指標である。
制御部201は、ステップS16で算出したずれ量を、メモリ210に予め記憶された基準値データ211が示す基準値と比較し、ずれ量が基準値以下であるか否かを判定する(ステップS17)。基準値データ211が示す基準値は、X軸周りのずれ量θX_CALIの許容範囲を示す値である。
ずれ量が基準値以下である場合(ステップS17;YES)、制御部201は、X軸周りのずれ点検を終了する(ステップS18)。ステップS18では、例えば、X軸周りのずれ点検を終了したことを表示パネル24により通知してもよい。
ずれ量が基準値より大きい場合(ステップS17;NO)、制御部201は、校正モードを開始する(ステップS41)。校正モードで、予め設定された計測時間におけるGセンサユニット205のY軸の検出値及びZ軸の検出値を取得する(ステップS42)。制御部201は、取得したY軸の加速度の検出値及びZ軸の加速度の検出値から、例えば上記式(1)により、X軸周りのずれ量θX_CALIを算出する(ステップS43)。制御部201は、算出したX軸まわりのずれ量θX_CALIを、基準値データ211が示す校正上限と比較し、ずれ量が校正上限以下であるか否かを判定する(ステップS44)。
ここで、ずれ量が校正上限以下である場合(ステップS44;YES)、制御部201は、測定器2の検出値の校正値を算出し、校正値データ212としてメモリ210に記憶させる(ステップS45)。校正値は、測定器2の検出値を補正するための値である。
下記式(2)は、Gセンサユニット205のZ軸方向の加速度の検出値Gを補正するための式である。下記式(3)は、Gセンサユニット205のY軸方向の加速度の検出値を補正するための式である。Gは、Gセンサユニット205が出力するY軸方向の検出値であり、GはGセンサユニット205が出力するZ軸方向の検出値である。G´は補正されたY軸方向の加速度であり、G´は補正されたZ軸方向の加速度である。θX_CALIは、上記式(1)により算出されたずれ量である。
Figure 2021130424
校正値データ212が示す校正値は、例えば、上記式(2)、(3)のパラメータであるCosθX_CALI、SinθX_CALIであってもよいし、上記式(2)、(3)の演算によりG´及びG´を求める演算式やプログラムであってもよい。
ステップS45で校正値を算出した後、制御部201は、校正モードを終了して(ステップS46)、ステップS19に移行する。ステップS46では、例えば、校正モードを終了したことを表示パネル24により通知してもよい。
一方、ずれ量が校正上限を超える場合(ステップS44;NO)、スポーク角測定装置1は、測定器2と取付治具3との相対的な位置や角度が、校正で対処可能な範囲を超えてずれているといえる。このため、作業者が測定器2と取付治具3との取付状態を確認する必要がある。この場合、制御部201は、校正不可であることを表示パネル24により通知し(ステップS47)、待機状態に移行する(ステップS48)。これにより、制御部201は、作業者がスポーク角測定装置1の電源をオフにする操作、或いは、点検モードの停止を指示するキャンセルボタン23の操作を待機する。
ステップS19では、作業者が、スポーク角測定装置1を検査用の台座に再度セットする(ステップS19)。ステップS19では、X軸、Y軸、及びZ軸が、それぞれX軸、Y軸、Z軸と平行となるように、スポーク角測定装置1が検査用の台座にセットされる。この状態では、X軸とY軸で構成される面が水平となる。
作業者は、スポーク角測定装置1をセットした後、スタートボタン22を操作する。
制御部201は、スタートボタン22の操作に応じて、ステアリング角点検を開始する(ステップS20)。制御部201は、予め設定された計測時間におけるGセンサユニット205のX軸の検出値及びY軸の検出値を取得する(ステップS21)。制御部201は、取得したX軸の加速度の検出値及びY軸の加速度の検出値から、X軸−Y軸平面と水平面との差を算出する(ステップS22)。ステップS22で算出される差は、スポーク角測定装置1がステアリング角を測定する際の測定値のずれ量に相当する。ステップS22で、制御部201は、算出した差を表示パネル24に表示する。その後、作業者が、表示パネル24の表示を確認して、スタートボタン22を操作すると、制御部201はステアリング角点検を終了する(ステップS23)。
続いて、制御部201は、ジャイロセンサ点検を開始し(ステップS24)、ジャイロセンサ点検を行うことを表示パネル24により通知する。
作業者が、スタートボタン22を操作して点検開始を指示すると(ステップS25)、制御部201はジャイロセンサユニット206の検出値の取得を開始する(ステップS26)。作業者は、ステップS25でスタートボタン22を操作した後に、スポーク角測定装置1がセットされている検査用の台座を、Z軸まわりに180°回転させる(ステップS27)。制御部201は、検査用の台座とともにスポーク角測定装置1が回転する間のジャイロセンサユニット206の検出値を取得する。
制御部201は、ジャイロセンサユニット206の検出値から求められるスポーク角測定装置1の回転量と、検査用の台座の回転量との差を算出し、表示パネル24に表示する(ステップS28)。ステップS28で算出される差は、ジャイロセンサユニット206を利用した測定値の誤差に相当する。その後、作業者が、表示パネル24の表示を確認して、スタートボタン22を操作すると、制御部201はジャイロセンサ点検を終了する(ステップS29)。さらに、作業者がスタートボタン22を操作すると、制御部201は点検モードを終了する(ステップS30)。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態のスポーク角測定装置1は、ステアリングホイール5のリム部6に脱着可能に取り付けられる取付治具3と、取付治具3を介してステアリングホイール5に取り付けられる測定器本体21と、を備え、取付治具3は、棒状の中央部31と、中央部31の両端に位置してリム部6に取り付けられる取付部35と、を有し、測定器本体21は、Gセンサユニット205、及び、ジャイロセンサユニット206を備え、測定器本体21は、中央部31の水平方向を規定する治具基準軸線としてのY軸と、測定器本体21の水平方向を規定する測定器基準軸線としてのY軸とが平行となるように、中央部31に取り付けられ、Y軸が水平面に平行な状態におけるGセンサユニット205の検出値と、予め設定された基準値とに基づいて、Y軸とY軸とのずれを判定する制御部201を備える。
スポーク角測定装置1、及び、スポーク角測定装置1が実行する判定方法によれば、スポーク角測定装置1の取付治具3に対する測定器本体21の位置や角度のずれを判定できる。このため、スポーク角測定装置1の精度を確認した上でステアリングホイール5のスポーク角を測定でき、スポーク角ずれを高精度で測定できる。
Gセンサユニット205は、Y軸に一致するY軸(第1軸)の加速度、Y軸に対して垂直であってY軸とともに測定器本体21の水平方向を規定するX軸(第2軸)の加速度、及び、測定器本体21の水平方向に対して垂直なZ軸(第3軸)の加速度を検出し、制御部201は、Gセンサユニット205が検出したY軸及びZ軸の加速度の検出値に基づき、Y軸とY軸とのずれを判定する。
この構成によれば、Y軸及びZ軸におけるGセンサユニット205の検出値を利用することにより、取付治具3に対する測定器本体21の位置や角度のずれを、より高精度で判定できる。これにより、ステアリングホイール5のスポーク角ずれを、より高精度で測定できる。
制御部201は、Gセンサユニット205が検出したY軸及びZ軸の加速度の検出値をもとに、X軸周りのずれ量を算出し、算出したずれ量が基準値データ211で示される基準値より大きい場合に、Y軸とY軸とのずれが発生していると判定する。
この構成によれば、Y軸とZ軸で構成される面の角度に基づき、取付治具3に対する測定器本体21の角度のずれ量を、高い精度で求めることができる。これにより、測定器本体21の角度のずれを、より正確に判定できる。
制御部201は、ずれ量が基準値より大きい場合であって、予め設定された上限値を超えない場合に、Y軸とY軸とのずれを校正する。
この構成によれば、取付治具3に対する測定器本体21の位置や角度のずれを校正することにより、ステアリングホイール5のスポーク角ずれを、より高い精度で測定できる。
制御部201は、ジャイロセンサユニット206の検出値を用いずに、Y軸とY軸とのずれを判定する。
この構成によれば、Gセンサユニット205の検出値を用いて測定器本体21の位置や角度のずれを判定できる。このため、ジャイロセンサユニット206を用いて対象車両のスポーク角を測定する場合に、複数のセンサを利用して、測定精度を効果的に高めることができる。
スポーク角測定装置1は、操作部203を備え、制御部201は、ジャイロセンサユニット206の検出値に基づいて、ジャイロセンサユニット206の状態を判定するジャイロセンサ点検手段として機能する。スポーク角測定装置1は、操作部203の操作に応じて、制御部201による判定と、制御部201によるジャイロセンサユニット206の状態の判定と、を含む点検モードを実行する。
この構成によれば、点検モードを実行することで、取付治具3に対する測定器本体21の位置や角度のずれを判定し、ジャイロセンサユニット206を点検できる。
上述した実施形態は一例に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
上記実施形態では、制御部201が、メモリ210が記憶する基準値データ211が示す基準値に基づいて、ずれを判定する構成を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、制御部201は、インターフェイス204に接続されるUSBメモリデバイスからデータを取得し、取得したデータが示す基準値に基づいてステップS17の判定を行ってもよい。この場合、制御部201は、ステップS45で算出した校正値を、インターフェイス204に接続されるUSBメモリデバイスに記憶させてもよい。
また、上記実施形態では、測定器2が搭載する制御部201が、ずれ判定手段、及び、ジャイロセンサ点検手段として機能する構成を例示したが、測定器2に有線または無線で接続される装置が、ずれ判定手段、及び、ジャイロセンサ点検手段として機能し、図3及び図4に示した処理を行ってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、ジャイロセンサユニット206がX軸、Y軸及びZ軸の3軸で角速度を検出する構成を例示したが、ジャイロセンサユニット206が1軸、或いは2軸のジャイロセンサで構成されてもよい。
また、操作部203の具体的な態様は、スタートボタン22やキャンセルボタン23に限定されず、操作性等を考慮して適宜に変更可能である。
1 スポーク角測定装置
2 測定器
3 取付治具
21 測定器本体
22 スタートボタン
31 中央部
35 取付部
36 つば部
37 押さえ部
201 制御部(ずれ判定手段、ジャイロセンサ点検手段)
203 操作部
205 Gセンサユニット(加速度センサ)
206 ジャイロセンサユニット(ジャイロセンサ)

Claims (7)

  1. ステアリングホイールのリム部に脱着可能に取り付けられる取付治具と、
    前記取付治具を介して前記ステアリングホイールに取り付けられる測定器本体と、を備え、
    前記取付治具は、棒状の中央部と、前記中央部の両端に位置して前記リム部に取り付けられる取付部と、を有し、
    前記測定器本体は、加速度センサ、及び、ジャイロセンサを備え、
    前記測定器本体は、前記中央部の水平方向を規定する治具基準軸線と、前記測定器本体の水平方向を規定する測定器基準軸線とが平行となるように、前記中央部に取り付けられ、
    前記治具基準軸線が水平面に平行な状態における前記加速度センサの検出値と、予め設定された基準値とに基づいて、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを判定するずれ判定手段を備えること、
    を特徴とするスポーク角測定装置。
  2. 前記加速度センサは、前記測定器基準軸線に一致する第1軸の加速度、前記測定器基準軸線に対して垂直であって前記第1軸とともに前記測定器本体の水平方向を規定する第2軸の加速度、及び、前記測定器本体の水平方向に対して垂直な第3軸の加速度を検出し、
    前記ずれ判定手段は、前記加速度センサが検出した前記第1軸及び前記第3軸の加速度の検出値に基づき、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを判定すること、を特徴とする請求項1記載のスポーク角測定装置。
  3. 前記ずれ判定手段は、前記加速度センサが検出した前記第1軸及び前記第3軸の加速度の検出値をもとに、前記第2軸のずれ量を算出し、算出したずれ量が前記基準値より大きい場合に、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれが発生していると判定すること、を特徴とする請求項2記載のスポーク角測定装置。
  4. 前記ずれ判定手段は、前記第2軸のずれ量が前記基準値より大きい場合であって、予め設定された上限値を超えない場合に、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを校正すること、を特徴とする請求項3記載のスポーク角測定装置。
  5. 前記ずれ判定手段は、前記ジャイロセンサの検出値を用いずに、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを判定すること、を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスポーク角測定装置。
  6. 操作部と、
    前記ジャイロセンサの検出値に基づいて、前記ジャイロセンサの状態を判定するジャイロセンサ点検手段と、を備え、
    前記操作部の操作に応じて、前記ずれ判定手段による判定と、前記ジャイロセンサ点検手段による前記ジャイロセンサの状態の判定と、を含む点検モードを実行すること、を特徴とする請求項4記載のスポーク角測定装置。
  7. ステアリングホイールのリム部に脱着可能に取り付けられる取付治具と、前記取付治具を介して前記ステアリングホイールに取り付けられる測定器本体と、を備えるスポーク角測定装置において、前記取付治具と前記測定器本体とのずれを判定する判定方法であって、
    前記測定器本体を、前記取付治具の水平方向を規定する治具基準軸線と、前記測定器本体の水平方向を規定する測定器基準軸線とが平行となる向きで前記取付治具に装着し、
    前記治具基準軸線が水平面に平行な状態とし、
    前記測定器本体が備える加速度センサの検出値と、予め設定された基準値とに基づいて、前記治具基準軸線と前記測定器基準軸線とのずれを判定すること、
    を特徴とするスポーク角測定装置のずれ判定方法。
JP2020027759A 2020-02-21 2020-02-21 スポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法 Active JP7312128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020027759A JP7312128B2 (ja) 2020-02-21 2020-02-21 スポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020027759A JP7312128B2 (ja) 2020-02-21 2020-02-21 スポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021130424A true JP2021130424A (ja) 2021-09-09
JP7312128B2 JP7312128B2 (ja) 2023-07-20

Family

ID=77551951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020027759A Active JP7312128B2 (ja) 2020-02-21 2020-02-21 スポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7312128B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175471A (en) * 1981-04-22 1982-10-28 Toyota Motor Corp Steering off-center measuring device
JPH0579950A (ja) * 1991-09-19 1993-03-30 Nissan Motor Co Ltd 車両の試験装置
JP2007078478A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Altia Hashimoto Co Ltd ホイ−ルアライメント測定方法およびその測定装置
DE102008015354A1 (de) * 2008-03-20 2009-09-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zur objektiven Ermittlung einer Geradeausfahrt eines Kraftfahrzeuges
JP2010169414A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Nissan Motor Co Ltd 操舵力検出装置
JP5836246B2 (ja) * 2012-10-16 2015-12-24 本田技研工業株式会社 ステアリング角ずれ量の測定方法及び測定システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175471A (en) * 1981-04-22 1982-10-28 Toyota Motor Corp Steering off-center measuring device
JPH0579950A (ja) * 1991-09-19 1993-03-30 Nissan Motor Co Ltd 車両の試験装置
JP2007078478A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Altia Hashimoto Co Ltd ホイ−ルアライメント測定方法およびその測定装置
DE102008015354A1 (de) * 2008-03-20 2009-09-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zur objektiven Ermittlung einer Geradeausfahrt eines Kraftfahrzeuges
JP2010169414A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Nissan Motor Co Ltd 操舵力検出装置
JP5836246B2 (ja) * 2012-10-16 2015-12-24 本田技研工業株式会社 ステアリング角ずれ量の測定方法及び測定システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7312128B2 (ja) 2023-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6778924B2 (en) Self-calibrating inertial measurement system method and apparatus
CN111712688A (zh) 标定方法、标定设备、稳定器及计算机可读存储介质
JP2009503532A (ja) ジャイロを搭載するロボット、ジャイロ較正装置、プログラム及び方法
KR20110081205A (ko) 전자 나침반
JP2009002735A (ja) 角速度検出装置
JP7287793B2 (ja) ターゲット装置及び測量システム
EP2559979A2 (en) Device and method for detecting machine vibrations
JP5445270B2 (ja) 校正データ取得方法、加速度センサー出力補正方法及び校正データ取得システム
TW201833557A (zh) 空間定向的決定
US20130042682A1 (en) Device and method for detecting machine vibrations
JP7312128B2 (ja) スポーク角測定装置、及び、スポーク角測定装置のずれ判定方法
JPH10267651A (ja) 傾斜測定方法及び傾斜測定装置
CN103968787B (zh) 用于对结构的元件的位置进行测量的测量方法和系统
KR101332651B1 (ko) 스티어링 휠 각도 측정장치
EP2214030B1 (en) A Method for Calibrating an Accelerometer of an Electronic Device, an Accelerometer, and an Electronic Device having an Accelerometer with Improved Calibration Features
KR102143462B1 (ko) Ahrs 센서, 그 바이어스 및 스케일 오차 보정 장치 및 방법
US8028579B2 (en) Vibration body for angular speed sensor
US11371848B2 (en) Method for characterising an inertial measurement unit
US20200271474A1 (en) Electronic timepiece
IT202100015296A1 (it) Sistema di servizio veicolo e relativo metodo di funzionamento
JP6684393B2 (ja) 携帯端末、携帯端末に実行させるプログラム、キャリブレーションシステム及びキャリブレーション方法
JPH09257481A (ja) 器械高測定アタッチメント付き測量機
JP6632727B2 (ja) 角度計測装置
CN111307072B (zh) 测量平台系统和测量系统
CN211696377U (zh) 测量用平台装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7312128

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150