JP2021129439A - 電池監視装置 - Google Patents

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順一 波多野
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Abstract

【課題】電池の環境値に応じて高精度に電池の異常検出を行うことができる技術を提供する。【解決手段】電池監視装置101は、二次電池102に関する環境値を取得する取得部112と、環境値の信頼性があるか否かを判定する判定部113と、環境値の信頼性がある場合には、閾値を環境値に応じて決定し、環境値の信頼性がない場合には、閾値を環境値に応じずに決定する決定部114と、決定した閾値と二次電池102に関する値とを比較し、二次電池102の異常検知を行う検知部115と、を備えることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、電池監視装置に関する。
電池の電圧値と電流値とから内部抵抗を算出し、内部抵抗の変動を監視することで、電池の異常を検出する電池監視装置が使用されている。例えば、内部抵抗値が閾値よりも大きい場合や、電池間の内部抵抗値の比較による差分が閾値よりも大きい場合に、電池が異常であると判定している。
このような電池監視装置において、電流値に基づいて電池の内部抵抗を所定の間隔で算出し、算出された内部抵抗間の低下量が閾値よりも大きい場合に、電池が異常であると判定するものがある。例えば、特許文献1参照。
特開2014−186007号公報
しかしながら、電池が異常であるか否かを判定するための閾値を電池温度など電池の環境値に応じて変化させた場合、環境値自体を誤検出している場合には、異常の検出漏れや、誤検出が発生するおそれがある。
また、2つ以上の環境値に基づいて閾値を決定する場合は、全ての環境値の信頼性が揃っている場合のみ決定した閾値に基づいて異常検出を実施しようとすると、異常検出を実施できる機会が減るため検出漏れが発生するおそれがある。
本発明の一側面に係る目的は、電池の環境値に応じて高精度に電池の異常検出を行うことが可能な電池監視装置を提供することである。
本発明に係る一つの態様の電池監視装置は、電池に関する環境値を取得する取得部と、前記環境値の信頼性があるか否かを判定する判定部と、前記環境値の信頼性がある場合には、閾値を前記環境値に応じて決定し、前記環境値の信頼性がない場合には、前記閾値を前記環境値に応じずに決定する決定部と、決定した前記閾値と前記電池に関する値とを比較し、前記電池の異常検知を行う検知部と、を備えることを特徴とする。
したがって、電池の環境値の信頼性がある場合には、信頼性のある環境値に基づいて閾値を決定することができる。このため、電池の環境値に応じて決定された最適の閾値に基づいて高精度に異常検知ができ、誤検出が行われることなく、最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。また、電池の環境値の信頼性がない場合には、環境値に応じずに閾値を決定することができる。このため、安全側に設定された閾値に基づいて電池に関する異常検知ができ、異常の検出漏れが行われることなく、安全に電池を制御することができる。したがって、電池の環境値に応じて高精度に電池の異常検出を行うことができる。
また、前記環境値は複数あり、前記決定部は、前記複数の環境値に信頼性があれば、前記複数の環境値に応じて前記閾値を決定し、前記環境値のいずれかに信頼性がなければ、信頼性がある前記環境値のみに応じて前記閾値を決定することを特徴とする。
したがって、複数の環境値の信頼性がある場合には、複数の環境値に基づいて閾値を決定することができる。このため、1つの環境値に基づいて閾値を決定するよりも高精度で電池に関する異常検知ができ、誤検出が行われることなく、最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。
また、電池の環境値のいずれかに信頼性がない場合には、信頼性のある環境値にのみに応じて閾値を決定することができる。このため、1つの環境値に信頼性がない場合であっても、信頼性のある環境値に応じて決定された現状において最適の閾値に基づいて異常検知ができ、検出漏れが発生することなく、現状において最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。電池の環境値に応じて現状において最適の閾値で高精度に電池の異常検出を行うことができる。
また、前記環境値は、センサにより取得される電池温度と、推定された前記電池のSOCとを少なくとも含み、前記判定部は、前記センサが正常機能していれば前記電池温度の信頼性はありと判定し、前記センサが正常機能していなければ前記電池温度の信頼性はなしと判定し、所定の推定方法によって推定された場合には前記電池のSOCの信頼性はありと判定し、前記所定の推定方法以外によって推定された場合には前記電池のSOCの信頼性はなしと判定し、前記決定部は、前記SOCおよび前記電池温度のいずれにも信頼性がある場合には、前記SOCおよび前記電池温度の両方に応じて前記閾値を決定し、前記SOCおよび前記電池温度の一方に信頼性があり、他方に信頼性がない場合には、一方にのみ応じて前記閾値を決定し、前記検知部は、決定した前記閾値と取得した前記電池の内部抵抗とを比較して、前記電池の異常検知を行うことを特徴とする。
したがって、SOCと電池温度のいずれにも信頼性がある場合には、電池温度とSOCの両方の環境値に基づいて閾値を決定することができる。このため、電池温度とSOCの環境値に応じて決定された最適の閾値と内部抵抗とを比較して電池の異常検知ができ、誤検出が行われることなく、最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。
また、SOCと電池温度の一方のみに信頼性がある場合には、信頼性のあるSOCまたは電池温度の環境値にのみに応じて閾値を決定することができる。このため、信頼性のある環境値に応じて決定された現状において最適の閾値と内部抵抗とを比較して異常検知ができ、誤検出が行われることなく、現状において最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。
また、前記決定部は、前記SOCおよび前記電池温度のいずれも信頼性がない場合には、誤検知の少ない固定値を前記閾値として決定することを特徴とする。したがって、SOCおよび電池温度のいずれも信頼性がない場合には、誤検知が少ない固定値に基づいて異常検知ができ、頻繁に異常が発生することなく継続して最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。
また、前記環境値は、それぞれの前記センサにより取得される前記電池の電池温度、電圧、電流であって、前記判定部は、前記電池の電池温度、電圧、電流に対応するそれぞれの前記センサが正常機能していれば前記電池の電池温度、電圧、電流の信頼性は信頼性ありと判定し、前記電池の電池温度、電圧、電流に対応するそれぞれのセンサが正常機能していなければ前記電池の電池温度、電圧、電流の信頼性はなしと判定し、前記決定部は、前記電池の電池温度、電圧、電流のいずれにも信頼性がある場合には、前記電池の電池温度、電圧、電流に応じて前記閾値を決定し、前記電池の電池温度、電圧、電流のうちのいずれかに信頼性がない場合には、前記電池の電池温度、電圧、電流のうち信頼性があるもののみに応じて前記閾値を決定し、前記検知部は、決定した前記閾値と直列に接続された2つの電池間の電圧差とを比較して、前記電池の異常検知を行うことを特徴とする。
したがって、電池温度、電圧、電流のいずれにも信頼性がある場合には、電池温度、電圧、電流のすべての環境値に基づいて閾値を決定し、決定した閾値と直列に接続された2つの電池間の電圧差とを比較して異常検知を行うことができる。このため、電池温度、電圧、電流の環境値に応じて決定された最適の閾値に基づいて電池の異常検知ができ、検出漏れが起こることなく、最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。
また、電池温度、電圧、電流のうちいずれかに信頼性がない場合には、電池温度、電圧、電流のうち信頼性がある環境値に基づいて閾値を決定し、決定した閾値と直列に接続された2つの電池間の電圧差とを比較して異常検知を行うことができる。このため、電池温度、電圧、電流の環境値のいずれかのみ信頼性がある場合には、信頼性のある環境値のみに応じて閾値を決定することができる。このため、信頼性のある環境値に応じて決定された現状において最適の閾値と内部抵抗とを比較して異常検知ができ、誤検出が行われることなく、現状において最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。
また、前記決定部は、前記温度、電圧、電流のいずれにも信頼性がない場合には、固定値を前記閾値として決定することを特徴とする。
このため、温度、電圧、電流のいずれの環境値にも信頼性がない場合には、検知漏れのない固定値を閾値として決定することができる。このため、検知漏れのない安全側に設定された閾値に基づいて電池に関する異常検知ができ、異常の検出漏れが行われることなく、安全に電池を制御することができる。したがって、電池の環境値に応じて高精度に電池の異常検出を行うことができる。
本発明によれば、電池の環境値に応じて高精度に電池の異常検出を行うことができる。
本発明の実施形態に係わる電池監視装置を含む電池パックの使用例を示す図である。 記憶部に記憶されている閾値マップの一例を示す図である。 判定部が環境値の信頼性の判定を行う処理の一例を示すフローチャートである。 決定部が決定した閾値に基づいて検知部が異常の検知を行う処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施形態に係わる電池監視装置を含む電池パック100の使用例を示す図である。この実施例では、電池パック100は、電気自動車またはプラグインハイブリッド車などの電動車両1において使用され、走行用モータ11に電流を供給するための二次電池102の満充電容量を算出する電池監視装置(電池ECU(Electronic Control Unit))101を含む。
電池パック100は、電池監視装置(電池ECU)101、二次電池102、監視ECU103、電流センサ104、サーミスタ105、リレー106、107を備える。なお、電池パック100は、図1に示してない他の回路構成を備えていてもよい。
二次電池102は、直列に接続された複数の電池モジュールを含む組電池により実現される。そして、監視ECU103は、二次電池102の電圧を計測すると共に、二次電池102を構成する各電池モジュールの電圧を計測する。また、各電池モジュールは、例えば、直列に接続される複数の電池セルで構成される。この場合、監視ECU103は、各電池セルの電圧を計測してもよい。監視ECU103は、二次電池102の電池セルの電圧を計測するセンサとして機能する。なお、以下の記載では、各電池モジュールまたは各電池セルを単に「電池」と呼ぶことがある。
電流センサ104は、例えば、ホール素子やシャント抵抗により構成され、二次電池102、リレー106、107に流れる電流を検出する。電流センサ104は、二次電池102に流れる電流を検出するセンサとして機能する。サーミスタ105は、二次電池102の電池温度または二次電池102の周辺温度を検出する。サーミスタ105は、二次電池102の電池温度を測定するセンサとして機能する。監視ECU103は、二次電池102の電圧、電流センサ104により検出される電流及びサーミスタ105により検出される温度を示す電池状態情報を電池監視装置101に送る。
充電器21は、二次電池102を充電する。このとき、充電器21は、監視ECU103によりモニタされる電圧および電流センサ104によりモニタされる電流に基づいて二次電池102を充電してもよい。電動車両1の走行時には、二次電池102から走行用モータ11に電流が供給される。このとき、インバータ回路12は、二次電池102の直流電力を交流電力へ変換して走行用モータ11へ出力する。また、回生時には、インバータ回路12は、走行用モータ11の交流電力を直流電力へ変換し二次電池102へ出力する。
二次電池102と充電器21との間には、リレー106が設けられる。また、二次電池102の負極側において、二次電池102と走行用モータ11及び充電器21との間には、リレー107が設けられる。そして、電池監視装置101は、リレー106、107を制御する。例えば、充電器21が二次電池102を充電するときは、電池監視装置101は、リレー106、107をオン状態に制御する。二次電池102が過充電状態であるときは、電池監視装置101は、リレー106、107をオフ状態に制御してもよい。電動車両1の走行時には、電池監視装置101は、リレー107をオン状態に制御する。二次電池102が過放電状態であるときは、電池監視装置101は、リレー106、107をオフ状態に制御してもよい。
電池監視装置101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate
Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)を用いた回路が考えられる。また、電池監視装置101は、内部又は外部に備えられている記憶部110を備え、記憶部110に記憶されている電池パック100の各部を制御するプログラムを読み出して実行する。なお、本実施例においては電池監視装置101を用いて説明をするが、電池監視装置101が実行する制御を、例えば電動車両1に搭載されている一つ以上のECUなどに行わせてもよい。
電池監視装置101は、二次電池102のSOC(充電率(State Of Charge))の上限閾値及び下限閾値に基づいて、制限された出力電力(Wout)情報及び回生電力(Win)情報を判定する。二次電池102のSOCが下限閾値以下の場合は、制限された出力電力(Wout)情報を車両ECU13へ伝達し、二次電池102のSOCが上限閾値以上の場合は、制限された回生電力(Win)情報を車両ECU13へ伝達する。
車両ECU13は、電池監視装置101からの出力電力(Wout)情報に応じて、二次電池102から走行用モータ11への出力を制限する。また、車両ECU13は、電池監視装置101からの回生電力(Win)情報に応じて、走行用モータ11から二次電池102への回生を制限する。具体的には、車両ECU13は、二次電池102のSOCに基づく出力電力(Wout)情報に基づいてインバータ回路12の出力電力を制限し、走行用モータ11の出力を制限する。また、車両ECU13は、二次電池102のSOCに基づく回生電力(Win)情報に基づいてインバータ回路12の出力電力を制限し、走行用モータ11からの回生を制限する。
インバータ回路12の出力電力を制限する方法は、公知の方法を採用することができるため特に限定しない。例えば、出力電力を制御する方法の一例として、車両ECU13は、インバータ回路12を構成するスイッチのスイッチング周波数を変更してDuty比を下げる方法を採用することができる。
なお、電池監視装置101は、二次電池102のSOCに基づいて、出力電力(Wout)情報及び回生電力(Win)情報を判定しているがこの限りではない。例えば、電池監視装置101は、二次電池102の電圧の上限閾値及び下限閾値に基づいて、制限された出力電力(Wout)情報及び回生電力(Win)情報を判定してもよい。二次電池102の電圧が下限閾値以下の場合は、制限された出力電力(Wout)情報を車両ECU13へ伝達し、二次電池102の電圧が上限閾値以上の場合は、制限された回生電力(Win)情報を車両ECU13へ伝達する。
この場合、車両ECU13は、二次電池102の電圧に基づく出力電力(Wout)情報に応じて、二次電池102から走行用モータ11への出力を制限する。また、車両ECU13は、二次電池102の電圧に基づく回生電力(Win)情報に応じて、走行用モータ11から二次電池102への回生を制限する。
なお、車両ECU13は、電池監視装置101より受信する二次電池102の出力電力(Wout)情報及び回生電力(Win)情報に基づいて充電器21に電流指令値を与えてもよい。また、車両ECU13は、必要に応じて、電池監視装置101に制御信号を与えることができる。電池監視装置101と車両ECU13とはCAN(Controller Area Network)通信により相互に通信可能に接続してもよい。
ここで、本実施例の電池監視装置101は、記憶部110、推定部111、取得部112、判定部113、決定部114、検知部115を備える。なお、電池監視装置101は、図1に示してない他の回路構成を備えていてもよい。
推定部111は、所定の推定方法に基づいて二次電池102のSOCを推定する。例えば、推定部111は、所定の推定方法として、二次電池102の充放電電流量と充放電前後の充電率の差分(ΔSOC)とにより算出された満充電容量に基づいて二次電池102のSOCを推定する。また、推定部111は、所定の推定方法以外のSOCを推定する方法は、公知の方法を採用することができる。
取得部112は、二次電池102に関する環境値を取得する。好ましくは、取得部112は、二次電池102に関する複数の環境値を取得する。環境値は、二次電池102に関する情報を表す値である。本実施形態においては、環境値は、サーミスタ105により取得される電池温度と、推定部111により推定された二次電池102のSOCとを少なくとも含む。
環境値は、二次電池102に関するそれぞれのセンサにより取得される二次電池102の電池温度、電圧、電流、SOC等に関する情報である。例えば、環境値は、サーミスタ105により取得される二次電池102の温度、監視ECU103により取得される二次電池102の電圧、電流センサ104により取得される二次電池102に流れる電流、推定部111により推定される二次電池102のSOC等である。
判定部113は、環境値の信頼性があるか否かを判定する。例えば、判定部113は、センサが正常機能していれば二次電池102の温度の信頼性はありと判定し、センサが正常機能していなければ電池温度の信頼性はなしと判定する。具体的には、サーミスタ105により二次電池102の電池温度を所定のタイミングで検出しているケースにおいて、所定のタイミングで二次電池102の電池温度を検出できている場合には、判定部113は、二次電池102の電池温度を信頼性はあると判定する。これに対し、所定のタイミングで二次電池102の電池温度を検出できなくなった場合には、判定部113は、二次電池102の電池温度を信頼性はなしと判定する。
また、例えば、判定部113は、所定の推定方法によって推定された場合には二次電池102のSOCの信頼性はありと判定し、所定の推定方法以外によって推定された場合には二次電池102のSOCの信頼性はなしと判定する。具体的には、二次電池102の開回路電圧に基づいて二次電池102のSOCが推定された場合には、二次電池102のSOCの信頼性はありと判定し、その他の方法によって二次電池102のSOCが推定された場合には、SOCの信頼性はなしと判定する。
また、判定部113は、二次電池102の温度、電圧、電流に対応するそれぞれのセンサであるサーミスタ105、監視ECU103、電流センサ104が正常機能していれば電池の電池温度、電圧、電流の信頼性は信頼性ありと判定する。これに対し、判定部113は、二次電池102の温度、電圧、電流に対応するそれぞれのセンサであるサーミスタ105、監視ECU103、電流センサ104が正常機能していなければ電池の電池温度、電圧、電流の信頼性はなしと判定する。判定部113は、判定した環境値毎の信頼性の情報を記憶部110に記憶されている図示しない信頼性テーブルに記憶する。
決定部114は、環境値の信頼性がある場合には、閾値を環境値に応じて決定し、環境値の信頼性がない場合には、閾値を環境値に応じずに決定する。具体的には、決定部114は、記憶部110に記憶されている閾値マップに基づいて閾値を決定する。
図2は、記憶部110に記憶されている閾値マップの一例を示す図である。図2(1)は、複数の環境値のうち、環境値Aと環境値Bの2つの環境値に基づいて閾値を決定する場合に参照する第1閾値マップである。図2(2)は、環境値Aの環境値に基づいて閾値を決定する場合に参照する第2閾値マップである。図2(3)は、環境値Bの環境値に基づいて閾値を決定する場合に参照する第3閾値マップである。図2(4)は、環境値に応じずに閾値を決定する場合に参照する第4閾値マップである。
決定部114は、複数の環境値に信頼性があれば、該複数の環境値に応じて閾値を決定する。例えば、決定部114は、環境値Aおよび環境値Bのいずれも信頼性があれば、図2(1)の第1閾値マップを選択して環境値Aおよび環境値Bの両方の環境値に応じて閾値を決定する。例えば、環境値Aの環境値がA1であり、環境値Bの環境値がB2である場合には、判定部113は、図2(1)の第1閾値マップを参照して、閾値として「6」を決定する。
決定部114は、環境値Aまたは環境値Bのいずれかに信頼性がなければ、信頼性がある環境値のみに応じて閾値を決定する。例えば、決定部114は、環境値Bに信頼性がなければ、図2(2)の第2閾値マップを選択して環境値Aのみに応じて閾値を決定する。例えば、環境値Aの環境値がA2である場合には、判定部113は、図2(2)の第2閾値マップを参照して、閾値として「9」を決定する。
また、決定部114は、環境値Aに信頼性がなければ、図2(3)の第3閾値マップを選択して環境値Bのみに応じて閾値を決定する。例えば、環境値Bの環境値がB2である場合には、判定部113は、図2(3)の第3閾値マップを参照して、閾値として「6」を決定する。
二次電池102のSOCを環境値A、二次電池102の電池温度を環境値Bとした場合について説明する。二次電池102のSOCおよび電池温度のいずれも信頼性がある場合には、決定部114は、図2(1)の第1閾値マップを選択してSOCの環境値Aおよび電池温度の環境値Bの両方に応じて閾値を決定する。
これに対し、二次電池102のSOCおよび電池温度の一方に信頼性があり、他方に信頼性がない場合には、一方の環境値にのみ応じて閾値を決定する。例えば、二次電池102の環境値Aに対応するSOCに信頼性があり、環境値Bに対応する電池温度に信頼性がない場合には、図2(2)の第2閾値マップを選択して、SOCの環境値Aにのみ応じて閾値を決定する。また、二次電池102の環境値Bに対応する電池温度に信頼性があり、環境値Aに対応するSOCに信頼性がない場合には、図2(3)の第3閾値マップを選択して、電池温度の環境値Bにのみ応じて閾値を決定する。
したがって、SOCと電池温度のいずれにも信頼性がある場合には、図2(1)の第1閾値マップに基づいて電池温度とSOCの両方の環境値に基づいて閾値を決定することができる。このため、電池温度とSOCの環境値に応じて決定された最適の閾値と内部抵抗とを比較して電池の異常検知ができ、誤検出が行われることなく、最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。
また、SOCと電池温度の一方のみに信頼性がある場合には、図2(2)の第2閾値マップまたは図2(3)の第3閾値マップに基づいて信頼性のあるSOCまたは電池温度の環境値にのみに応じて閾値を決定することができる。このため、信頼性のある環境値に応じて決定された現状において最適の閾値と内部抵抗とを比較して異常検知ができ、誤検出が行われることなく、現状において最適のパフォーマンスで電池を制御することができる。
なお、図2の例では、閾値マップは、1つの環境値に基づく1次元マップ、2つの環境値A,環境値Bに基づく2次元マップにより構成されているがこの限りではなく、3以上の環境値の組み合わせに応じて、3次元以上のマップにより構成されてもよい。
例えば、決定部114は、少なくとも1つ以上の環境値のうち全ての環境値の信頼性がない場合には、検知漏れのない固定値を閾値として決定することができる。具体的は、二次電池102の電池温度、電圧、電流のいずれにも(すなわち、全てに)信頼性がない場合には、決定部114は、図2(4)の第4閾値マップを選択して、検知部115により検知漏れのない固定値を閾値として決定する。例えば、全ての環境値の信頼性がない場合には、判定部113は、図2(4)の第4閾値マップを参照して、閾値として「10」を決定する。
また、決定部114は、電池の電池温度、電圧、電流のいずれにも(すなわち、全てに)信頼性がある場合には、二次電池102の電池温度、電圧、電流に応じて閾値を決定する。これに対し、二次電池102の電池温度、電圧、電流のうちのいずれかに信頼性がない場合には、決定部114は、二次電池102の電池温度、電圧、電流のうち信頼性があるもののみに応じて閾値を決定する。
したがって、電池温度、電圧、電流のいずれにも信頼性がある場合には、電池温度、電圧、電流のすべての環境値に基づいて閾値を決定し、決定した閾値と直列に接続された2つの電池間の電圧差とを比較して異常検知を行うことができる。このため、電池温度、電圧、電流の環境値に応じて決定された最適の閾値に基づいて二次電池102の異常検知ができ、検出漏れが起こることなく、最適のパフォーマンスで二次電池102を制御することができる。
また、電池温度、電圧、電流のうちいずれかに信頼性がない場合には、電池温度、電圧、電流のうち信頼性がある環境値に基づいて閾値を決定し、決定した閾値と直列に接続された2つの電池間の電圧差とを比較して異常検知を行うことができる。このため、電池温度、電圧、電流の環境値のいずれかのみ信頼性がある場合には、信頼性のある環境値のみに応じて閾値を決定することができる。このため、信頼性のある環境値に応じて決定された現状において最適の閾値と直列に接続された2つの電池間の電圧差とを比較して異常検知ができ、誤検出が行われることなく、現状において最適のパフォーマンスで二次電池102を制御することができる。
検知部115は、決定部114により決定した閾値と取得した二次電池102に関する値とを比較し、二次電池102の異常検知を行う。具体的には、検知部115は、決定部114が決定した閾値と二次電池102の内部抵抗とを比較して、電池の異常検知を行う。二次電池102の内部抵抗は、例えば、二次電池102の放電時、二次電池102に広範囲の電流を流した後の二次電池102の閉回路電圧と電流との対応関係を示す2次元座標上のI−Vプロットの近似直線の傾きを、二次電池102の内部抵抗として算出する。検知部115は、決定部114により決定した閾値と直列に接続された2つの二次電池102間の電圧差とを比較して、電池の異常検知を行うこともできる。
したがって、電池の環境値の信頼性がある場合には、信頼性のある環境値に基づいて閾値を決定することができる。このため、SOCや電池温度など二次電池102の環境値に応じて決定された最適の閾値に基づいて高精度に異常検知ができ、誤検出が行われることなく、最適のパフォーマンスで二次電池102を制御することができる。また、二次電池102の環境値の信頼性がない場合には、環境値に応じずに閾値を決定することができる。このため、安全側に設定された閾値に基づいて電池に関する異常検知ができ、異常の検出漏れが行われることなく、安全に電池を制御することができる。したがって、電池の環境値に応じて高精度に電池の異常検出を行うことができる。
図3は、判定部113が環境値の信頼性の判定を行う処理の一例を示すフローチャートである。取得部112は、二次電池102に関する環境値として、二次電池102のSOCを環境値Aとして、二次電池102の電池温度の情報を環境値Bとして取得する(S11)。判定部113は、S11で取得した環境値Aに対応する二次電池102のSOCの信頼性と、環境値Bに対応する二次電池102の電池温度の信頼性を判定する(S12)。
判定部113は、S12で判定したそれぞれの環境値の信頼性の情報を記憶部110に記憶されている図示しない信頼性テーブルに記憶する(S13)。
例えば、判定部113は、環境値Aについては「信頼性あり」の情報を記憶部110の信頼性テーブルに記憶し、環境値Bについては「信頼性なし」の情報を記憶部110の信頼性テーブルに記憶する。この処理が終了すると図3に示すフローチャートは終了となる。
図3に示す処理は、所定のタイミングごとに繰り返し実行される。図3のフローチャートにおいては、各環境値Aおよび環境値Bの信頼性の判定は、同じ処理で同時に行っているがこの限りではない。例えば、判定部113は、環境値Aに対応するSOCを推定したタイミングで環境値Aに対する信頼性の判定を行ってもよいし、また、判定部113は、環境値Bに対する電池温度を所定回数取得したタイミングで環境値Bに対する信頼性の判定を行ってもよい。
図4は、決定部114が決定した閾値に基づいて検知部115が異常の検知を行う処理の一例を示すフローチャートである。決定部114は、記憶部110に記憶されている図示しない信頼性テーブルを参照して、環境値Aおよび環境値Bのいずれも信頼性ありか否かを判定する(S21)。環境値Aおよび環境値Bのいずれも信頼性がある場合(S21:YES)には、決定部114は、図4(1)の第1閾値マップを選択して、環境値Aおよび環境値Bに基づいて二次電池102の閾値を決定する(S22)。この処理が終了すると処理はS28へ進む。
環境値Aおよび環境値Bのいずれかの信頼性がない場合(S21:NO)には、決定部114は、環境値Aは信頼性があるか否かを判定する(S23)。環境値Aは信頼性がある場合(S23:YES)には、決定部114は、図4(2)の第2閾値マップを選択して、環境値Aに基づいて二次電池102の閾値を決定する(S24)。この処理が終了すると処理はS28へ進む。
環境値Aの信頼性がない場合(S23:NO)には、決定部114は、環境値Bは信頼性があるか否かを判定する(S25)。環境値Bは信頼性がある場合(S25:YES)には、決定部114は、図4(3)の第3閾値マップを選択して、環境値Bに基づいて二次電池102の閾値を決定する(S27)。この処理が終了すると処理はS28へ進む。
環境値Bの信頼性がない場合(S23:NO)すなわち、環境値Aおよび環境値Bのいずれも信頼性がない場合には、決定部114は、図4(4)の第4閾値マップを選択して、閾値固定値に基づいて二次電池102の閾値を決定する(S27)。この処理が終了すると処理はS28へ進む。
S28において、検知部115は、S22、S24、S26またはS27で決定した閾値と取得した二次電池102に関する値(例えば、内部抵抗)とを比較して異常を検知する。この処理が終了すると図4に示すフローチャートは終了となる。
図4に示す処理は、二次電池102の異常の検知を行いたい所定のタイミングごとに繰り返し実行される。また、図4のフローチャートで示す処理は、図3のフローチャートで示す処理とは独立に実行される。但し、4のフローチャートで示す処理は、図3のフローチャートで示す処理の実行後に連続して実行してもよい。
したがって、SOCと電池温度のいずれにも信頼性がある場合には、電池温度とSOCの両方の環境値に基づいて閾値を決定することができる。このため、電池温度とSOCの環境値に応じて決定された最適の閾値と内部抵抗とを比較して電池の異常検知ができ、誤検出が行われることなく、最適のパフォーマンスで二次電池102を制御することができる。
また、SOCと電池温度の一方のみに信頼性がある場合には、信頼性のあるSOCまたは電池温度の環境値にのみに応じて閾値を決定することができる。このため、信頼性のある環境値に応じて決定された現状において最適の閾値と内部抵抗とを比較して異常検知ができ、誤検出が行われることなく、現状において最適のパフォーマンスで二次電池102を制御することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 電動車両
11 走行用モータ
12 インバータ回路
13 車両ECU
21 充電器
100 電池パック
101 電池監視装置(電池ECU)
102 二次電池
103 監視ECU
104 電流センサ
105 サーミスタ
106,107 リレー
110 記憶部
111 推定部
112 取得部
113 判定部
114 決定部
115 検知部

Claims (6)

  1. 電池に関する環境値を取得する取得部と、
    前記環境値の信頼性があるか否かを判定する判定部と、
    前記環境値の信頼性がある場合には、閾値を前記環境値に応じて決定し、前記環境値の信頼性がない場合には、前記閾値を前記環境値に応じずに決定する決定部と、
    決定した前記閾値と前記電池に関する値とを比較し、前記電池の異常検知を行う検知部と、
    を備えることを特徴とする電池監視装置。
  2. 請求項1に記載の電池監視装置であって、
    前記環境値は複数あり、
    前記決定部は、前記複数の環境値に信頼性があれば、前記複数の環境値に応じて前記閾値を決定し、前記環境値のいずれかに信頼性がなければ、信頼性がある前記環境値のみに応じて前記閾値を決定することを特徴とする電池監視装置。
  3. 請求項1または2に記載の電池監視装置であって、
    前記環境値は、センサにより取得される電池温度と、推定された前記電池のSOCとを少なくとも含み、
    前記判定部は、
    前記センサが正常機能していれば前記電池温度の信頼性はありと判定し、前記センサが正常機能していなければ前記電池温度の信頼性はなしと判定し、
    所定の推定方法によって推定された場合には前記電池のSOCの信頼性はありと判定し、前記所定の推定方法以外によって推定された場合には前記電池のSOCの信頼性はなしと判定し、
    前記決定部は、
    前記SOCおよび前記電池温度のいずれにも信頼性がある場合には、前記SOCおよび前記電池温度の両方に応じて前記閾値を決定し、
    前記SOCおよび前記電池温度の一方に信頼性があり、他方に信頼性がない場合には、一方にのみ応じて前記閾値を決定し、
    前記検知部は、決定した前記閾値と取得した前記電池の内部抵抗とを比較して、前記電池の異常検知を行う
    ことを特徴とする電池監視装置。
  4. 請求項3に記載の電池監視装置であって、
    前記決定部は、前記SOCおよび前記電池温度のいずれにも信頼性がない場合には、誤検知の少ない固定値を前記閾値として決定する
    ことを特徴とする電池監視装置。
  5. 請求項3または4に記載の電池監視装置であって、
    前記環境値は、それぞれの前記センサにより取得される前記電池の電池温度、電圧、電流であって、
    前記判定部は、
    前記電池の電池温度、電圧、電流に対応するそれぞれの前記センサが正常機能していれば前記電池の電池温度、電圧、電流の信頼性は信頼性ありと判定し、
    前記電池の電池温度、電圧、電流に対応するそれぞれのセンサが正常機能していなければ前記電池の電池温度、電圧、電流の信頼性はなしと判定し、
    前記決定部は、
    前記電池の電池温度、電圧、電流のいずれにも信頼性がある場合には、前記電池の電池温度、電圧、電流に応じて前記閾値を決定し、
    前記電池の電池温度、電圧、電流のうちのいずれかに信頼性がない場合には、前記電池の電池温度、電圧、電流のうち信頼性があるもののみに応じて前記閾値を決定し、
    前記検知部は、決定した前記閾値と直列に接続された2つの電池間の電圧差とを比較して、前記電池の異常検知を行う
    ことを特徴とする電池監視装置。
  6. 請求項5に記載の電池監視装置であって、
    前記決定部は、前記温度、電圧、電流のいずれにも信頼性がない場合には、固定値を前記閾値として決定する
    ことを特徴とする電池監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023162473A1 (ja) * 2022-02-25 2023-08-31 株式会社日立製作所 電池システム及びその制御方法

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