JP2021127989A - 測量機器用リモートコントローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】目視で確認しなくても容易に操作可能な測量機器用リモートコントローラを提供する。【解決手段】リモートコントローラ100は、リモートコントローラ本体2と、複数の操作ボタン4と、を備え、リモートコントローラ本体2の操作面6には、複数の操作ボタンを収容するボタン収容凹部8が形成され、複数の操作ボタン4は、並置された、少なくとも1対の操作ボタン4c,4dを備え、少なくとも1対の操作ボタン4c,4dには、ボタン収容凹部8の側壁8Aの、少なくとも1対の操作ボタン4c,4dと近接する位置に形成された、少なくとも1対の操作ボタン4c,4dを識別するための第1のボタン識別部12が設けられている。【選択図】 図2

Description

本発明は、測量機器用リモートコントローラに関し、より詳細には、パイプレーザ等のレーザ装置用リモートコントローラに関する。
従来、測量機器の分野では、回転レーザ、レーザ鉛直器、パイプレーザ等のレーザ装置が知られている。レーザ装置は、水平面を自動で検出し、水平、鉛直、または所定の勾配でレーザ光を照射することで、水平、鉛直、または所定の勾配を設定する装置である。
レーザ装置は、装置の設置点から離隔した点において、水平、鉛直、または所定の勾配を設定するので、リモートコントローラを備えるものもある。特許文献1には、レーザビームの中心がターゲットの中心に合うようにレーザビームの向きを調整するラインコントロール機能を実行することができるパイプレーザのリモートコントローラが開示されている。
特開2003−074746号公報
測量機器、特に、レーザ装置では、設置後のレーザの照射方向の調整が主要な操作である。このとき、作業者は、レーザの照射方向を目視で確認しながら,リモートコントローラを操作する。このため、従来のリモートコントローラでは、手元を見ずに操作を行うため、操作ボタンの押し間違いを起こす場合があるという問題があった。また、操作ボタンの押し間違いを防止するためには、その都度リモートコントローラを目視で確認しながら操作を行う必要があるという不便があった。
本発明は、係る事情を鑑みてなされたものであり、目視で確認しながらでなくても容易に操作することができる測量機器用リモートコントローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの態様に係る測量機器用リモートコントローラは、リモートコントローラ本体と、複数の操作ボタンと、を備え、前記リモートコントローラ本体の操作面には、前記複数の操作ボタンを収容するボタン収容凹部が形成され、前記複数の操作ボタンは、並置された、少なくとも1対の操作ボタンを備え、前記少なくとも1対の操作ボタンには、前記ボタン収容凹部の側壁の、前記少なくとも1対の操作ボタンと近接する位置に形成された、前記少なくとも1対の操作ボタンを識別するための第1のボタン識別部が設けられている。
上記態様において、前記少なくとも1対の操作ボタンの間には、前記少なくとも1対の操作ボタンのそれぞれを識別するための第2のボタン識別部が設けられており、第2のボタン識別部はボタン収容凹部の底面から突出する突起であってもよい。
また、上記態様において、前記第1のボタン識別部は、前記ボタン収容凹部の側壁に設けられた凹部であってもよい。
また、上記態様において、前記ボタン収容凹部の底面を覆うカバーシートを備え、前記複数の操作ボタンが、前記カバーシートと一体に形成され、前記カバーシートは、前記第2のボタン識別部と合致する形状の突起を備えていてもよい。
また、上記態様において、前記リモートコントローラ本体背面の、前記少なくとも1対の操作ボタンに対応する位置に、凹曲面が形成されていてもよい。
また、上記態様において、前記少なくとも1対の操作ボタンは、複数の機能を切り替えられるように構成されていてもよい。
上記の態様に係る測量機器用リモートコントローラでは、特定の操作ボタンに近接してボタン識別部を設けたので、作業者は、ボタン識別部を触れるだけで、その位置に該特定の操作ボタンがあることを認識できるので、目視で確認しながらでなくても容易に操作をすることができる。
実施の形態に係る測量機器用リモートコントローラの使用状態の概要を模式的に示す図である。 同リモートコントローラの正面図である。 (A)〜(C)は、同リモートコントローラの側面図である。 同リモートコントローラの背面図である。 同リモートコントローラの平面図である。 同リモートコントローラの一部分解斜視図である。 同リモートコントローラの使用状態を示す図である。 (A),(B)は、上記実施の形態の変形例に係るリモートコントローラの正面図である。 (A),(B)は、上記実施の形態の別の変形例に係るリモートコントローラの正面図である。 上記実施の形態のさらに別の変形例に係るリモートコントローラの正面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成については、任意の構成要素として説明される。また、各形態において、同一の構成には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではなく、必要に応じて適宜省略が施されている。
(実施の形態)
図1は実施の形態に係るリモートコントローラ100の使用状態の概要を模式的に示す図である。リモートコントローラ100は、別体のパイプレーザPを遠隔操作するためのリモートコントロール装置である。
ここで、操作対象であるパイプレーザPについて簡単に説明する。パイプレーザPは、図示しないが、基準レーザ発光器、鉛直レーザ発光器、自動整準機構、チルトセンサ、駆動手段、バッテリ、入力部、制御部および赤外線通信等の近距離無線通信部等を備える、公知のレーザ装置である。パイプレーザPは、近距離無線通信部を介してリモートコントローラ100の信号を受信し、各種機能を実行するように構成されている。
パイプレーザPは、自動整準機構により水平を検出し、駆動手段により基準レーザ発光器を上下(図1のz軸方向)および左右(図1のx軸方向)に傾動させて、基準レーザRLを設定された任意の勾配で出射する勾配設定機能を有する。
また、鉛直レーザVLを鉛直方向に出射する錘球機能を有する。また、基準レーザ発光器を上下左右に傾動して、基準レーザRLを、自動的にターゲットTの中心に合致させるオートアライメント機能を有する。また、基準レーザRLと鉛直レーザVLの照射をOFFし、スリープ状態になるスタンバイ機能を有する。
パイプレーザPは、図1に示すように、下水道埋設工事等において、下水管90の一端側に設置し、任意の勾配で基準レーザRLを管芯に向けて照射し、反対側に設置したターゲットTの中心で基準レーザRLを受光して、下水管を直線状に敷設するために使用される。この時、作業者は、ターゲットTの裏側から基準レーザRLの照射方向を確認しながら、リモートコントローラ100で、基準レーザRLの照射方向を調整して、基準レーザRLが管芯を通るようにする。
図2は、リモートコントローラ100の正面図である。図3(B)は、リモートコントローラ100の右側面図であり、図3(A)は、図3(B)の一点鎖線で囲んだIIIA部分を水平方向にのみ4倍に拡大した部分拡大図、図3(C)は同IIIC部分を同様に拡大した部分拡大図である。図4は、リモートコントローラ100の背面図、図5は、同平面図である。また、図6は、リモートコントローラ100の操作ボタン周りを部分的に分解した、部分分解斜視図である。
なお、以下の説明において、リモートコントローラ100を正面からみて長手方向を上下方向とし、正面から見て短手方向(幅方向)を左右方向とし、奥行方向を前後方向とする。
リモートコントローラ100は、リモートコントローラ本体2と複数の操作ボタン4とを備える。
リモートコントローラ本体2は、樹脂製の筐体により略直方体状に形成されている。リモートコントローラ本体2の前面側が操作面6である。操作面6には、平面視略矩形状のボタン収容凹部8が形成されている。複数の操作ボタン4は、ボタン収容凹部8内に収容されている。
リモートコントローラ本体2は、複数の操作ボタン4に対応するスイッチ22(図6)を備える。また、図示しないが、リモートコントローラ本体2は、内部に、各スイッチ22a〜22fに対応する機能をパイプレーザPに実行させるための信号を発信する発信部、発信部を制御する制御部、および電源としての電池収容部等、リモートコントローラ本体2の構成として公知の構成を備える。なお、信号としては赤外線信号が用いられるが、これに限定されない。また信号構造は、メーカ、機種、製造年等によって異なっていてもよい。
本実施の形態において、複数の操作ボタン4は、同一の寸法、厚さおよび形状を有する平面視円形のボタンである。これは例示であり、操作ボタン4の数は必要な機能に応じて増減することができ、異なる形状とすることもできる。
また、複数の操作ボタン4は、図3(A)に示すとおり、ボタン収容凹部8の底面8Bからわずかに前方へ突出している。また、複数の操作ボタン4は、ユーザが押すことで底面8Bに向かってわずかに沈み込み、ユーザが指を離すと元の位置に復帰する押し下げ式ボタンである。
また、本実施の形態において、複数の操作ボタン4は、第1ボタン4a〜第6ボタン4fの6個であり、ボタン収容凹部8内に、第1ボタン4aおよび第2ボタン4b、第3ボタン4cおよび第4ボタン4d、第5ボタン4eおよび第6ボタン4fが、それぞれ並列に3段で配置されている。
具体的には、第1ボタン4aは、パイプレーザPにオートアライメント機能を実行させるためのボタンであり、第2ボタン4bは、鉛直レーザVLのON/OFFを切り替えるためのボタンである。
第3ボタン4cは、基準レーザRLの出射方向を左に向けるためのボタンであり、第4ボタン4dは、基準レーザRLの出射方向を右に向けるためのボタンである。したがって、第3ボタン4cと、第4ボタン4dとは、パイプレーザPを操作するうえで、最もよく利用される操作ボタンである。また、第5ボタン4eは、パイプレーザPをスタンバイ(スリープ)状態にするためのボタンであり、第6ボタン4fは、基準レーザの照射モードを通常モード、低出力モード、点滅モードの三段階に切り替えるためのボタンである。
また、第3ボタン4cと第4ボタン4dは、同時に押すことで、パイプレーザPに、基準レーザの照射方向を、左右方向の中心に合わせるセンタリング機能を実行させるようになっている。また、第5ボタン4eと第6ボタン4fを同時に押すことにより、第3ボタン4cの機能を、基準レーザの出射方向を上に向ける機能を実行させるように変更し、第4ボタン4dの機能を、基準レーザの出射方向を下に向ける機能を実行させるように変更することができるようになっている。この場合、再度第5ボタン4eと第6ボタン4fを同時に押すことにより、第3ボタン4cと第4ボタン4dの機能を元に戻すことができるようになっている。
このように、第3ボタン4cと第4ボタン4dとは、基準レーザの出射方向を左または右に向けさせるという類似する機能を備える、1対の操作ボタンである。また、第3ボタン4cと第4ボタン4dとは、基準レーザの出射方向を上または下に向けさせるという類似する機能を備える、1対の操作ボタンとしても機能する。
変形例で説明するように、類似する機能が2つ以上ある場合は、2対の操作ボタンを備え、それぞれに、第1のボタン識別部12を設けてもよい。しかし、上記のように1対の操作ボタンに、複数の機能を備えさせると、操作ボタンを少なくできるばかりではなく、第1のボタン識別部12の数も少なくできるので、リモートコントローラ100の構成が単純になる。
第1ボタン4a〜第6ボタン4fの表面には、実行される機能を模式的に表した模様が表示されている。また、1対の操作ボタンである第3ボタン4cと第4ボタン4dを含む長円状の領域10は、周囲とは異なる色が付されており、最もよく利用される1対の操作ボタンであることが視覚的にも容易に把握できるようになっている。
ボタン収容凹部8の左右両側の側壁8Aの、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dに近接する位置には、それぞれ第1のボタン識別部12が設けられている。本形態において、第1のボタン識別部12は、側壁8Aの内側の一部を切り欠いた凹部であり、正面視で、リモートコントローラ本体2の外側に向かって幅が狭くなる略台形形状を有する。
ユーザは、側壁8Aに指を沿わせ、第1のボタン識別部12に触れることで、目視で確認しなくても、第1のボタン識別部12に相対する第3ボタン4cおよび第4ボタン4dの位置を把握することができる。本実施の形態のように、複数のボタンのうち、最もよく利用されるボタンについて第1のボタン識別部12を設けると、特に有利である。
また、第3ボタン4cと第4ボタン4dとの左右方向の中間には、第2のボタン識別部14が設けられている。第2のボタン識別部14は、左右方向に延在し、両ボタンの上下方向の長さよりも細幅の突起である。
また、第2のボタン識別部14は、図3(A)に示す通り、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dに比べて、ボタン収容凹部8の底面8Bからの突出量がやや大きくなっている。
このため、ユーザは、第3ボタン4cと第4ボタン4dの間を指で軽くなぞることで、目視で確認することなく、第3ボタン4cと第4ボタン4dとを容易に識別することができる。特に、第1のボタン識別部12と第2のボタン識別部14を組み合わせることで、第3ボタン4cと第4ボタン4dの識別がさらに容易となり、確実に操作することができる。
また、ボタン収容凹部8の左上部には、操作ボタン4の押下時に点灯するインジケータ用の窓9が設けられている。
図6に示すように、複数の操作ボタン4は、リモートコントローラ本体2のボタン収容凹部8の底面8Bに、各ボタンを成型した防水性のカバーシート16を、例えば両面テープである接着部材18で貼り付けることで構成される。
ボタン収容凹部8の底面8Bには、第1ボタン4a〜第6ボタン4fの機能にそれぞれ対応する信号を発するためのスイッチ22a〜22fが形成されている。接着部材18において、カバーシート16の、操作ボタン4、第2のボタン識別部14、および窓9に対応する位置には、それぞれ開口24(24a〜24f)、開口25および開口26が形成されている。
これにより、カバーシート16を接着部材18でボタン収容凹部8の底面8Bに貼り付けた状態で、操作ボタン4を押しても、操作ボタン4がスイッチ22に貼り付いて、操作ボタン4の復帰を妨げるのを防止する。
リモートコントローラ本体2において、カバーシート16の第2のボタン識別部14に対応する位置には、第2のボタン識別部14に整合する形状の突起21が形成されている。これにより、作業者が第2のボタン識別部14に触れたときに、第2のボタン識別部14を構成するカバーシート16を支持するので、カバーシート16が凹んで、第2のボタン識別部14が触知されづらくなるのを防止することができる。
なお、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dと、それぞれ対応する第1のボタン識別部12との間は、指先が通る程度の離間していることが好ましい。このようにすることで、第3ボタン4cと第1のボタン識別部12、第4ボタン4dと第1のボタン識別部12との間で接着部材18の面積が十分に確保でき、カバーシート16がはがれて防水性を損なう虞を低減することができる。このことは、パイプレーザPを含む測量機器を用いた作業が雨に降られたり、水しぶきを浴びたりする虞のある屋外で行われることが多いという点で有利である。
また、リモートコントローラ本体2において、カバーシート16の窓9に対応する位置には、インジケータ28が設けられている。インジケータ28は、例えば発光ダイオード(LED)等の光源で構成され、リモートコントローラ100の操作ボタン4の押下時に点灯して、リモートコントローラ100の稼働状態を示す。
図3(B)および図6から理解される通り、リモートコントローラ本体2は、上部が下部に比べてわずかに厚みが薄くなっている。リモートコントローラ本体2の操作面6は、ボタン収容凹部8が形成されている点を除いて略平坦である。
一方、操作面6の反対側となるリモートコントローラ本体2の背面23には、操作面6の上下方向の第3ボタン4cおよび第4ボタン4dに対応する位置に、上方に向かってリモートコントローラ本体2の前後方向の厚みが徐々に小さくなるように、滑らかな凹曲面30が形成されている。また、背面23の下部には、電源部としての電池収容部の蓋34が取り付けられている。
また、図4に示すように、凹曲面30の下端は、リモートコントローラ100の左右方向の幅の中央で、上方に向かってわずかに湾曲する波形状になっている。また、図5に示す通り、凹曲面30は、左右方向の中央がほんのわずかに後方へ突出するように滑らかに湾曲している。
ここで、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dに対応する位置とは、本実施の形態では、第5ボタン4eおよび第6ボタン4fの上端に相当する位置から、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dの中心に相当する位置であり、凹曲面30は、その上端が、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dの中心に相当する位置になるように形成されている。
この配置は例示であり、凹曲面30は、第1のボタン識別部12が設けられた1対のボタンに対応する位置に設けられていればよく、他のボタンとの関係によって限定されるものではない。
凹曲面30は、人間工学を考慮した形状となっており、作業者リモートコントローラ100を片手で保持したときに、人差し指に自然に沿う形状となっている。これにより、図7に示すように、作業者がリモートコントローラ100を片手で保持した場合に、自然に凹曲面30に人差し指が沿い、親指が第1のボタン識別部12、第2のボタン識別部14、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dに容易に触れるように位置させることができる。
凹曲面30を設けることは必ずしも必須ではない。しかし、凹曲面30により、作業者は、特段の注意を払うことなく、人差し指を凹曲面30に沿わせることができ、親指を的確な位置に配置させることができる。これにより、第1のボタン識別部12、第2のボタン識別部14の触知をより正確に、容易に行うことができる。
図5に示すように、リモートコントローラ本体2の上端面には、発信部からの信号を送出するカバー32が設けられている。操作ボタン4が押されることで各機能に対応する信号が、カバー32を介して送出される。
以下、本実施の形態の変形例について説明する。
<変形例1>
図8(A)は、本実施の形態の1つの変形例に係るリモートコントローラ200の正面図である。
リモートコントローラ200では、第1のボタン識別部212は、平面視3角形の凹部である。
<変形例2>
図8(B)は、本実施の形態の別の変形例に係るリモートコントローラ300の正面図である。
リモートコントローラ300では、第1のボタン識別部312は、ボタン収容凹部8の側壁8Aに設けられた凹部であり、ボタン収容凹部8から側壁8Aの外側に貫通する凹溝である。
このように、第1のボタン識別部212、312の形状を変えても、第1のボタン識別部を触知して1対のボタンを識別することができるという、実施の形態と同じ効果を奏することができる。
<変形例3>
図9(A)は、本実施の形態のさらに別の変形例に係るリモートコントローラ400の正面図である。
リモートコントローラ400も、リモートコントローラ100と概略同様の構成を有するが、第1のボタン識別部412の形状が異なる。第1のボタン識別部412は、側壁8Aから、識別対象となる1対の操作ボタン(ここでは、第3ボタン4cおよび第4ボタン4d)に向かって突出する凸部である。
このように第1のボタン識別部412を、凹部ではなく、凸部として構成しても、第1のボタン識別部412を触知し、識別対象となる1対の操作ボタンを識別することができるので、実施の形態と同じ効果を奏することができる。
なお、この場合、1対の操作ボタンと、第1のボタン識別部412とを指先が通る程度離間して配置するように、リモートコントローラ本体402の左右方向の幅を設定することが好ましい。このようにすれば、第1のボタン識別部412と、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dとの間の面積が確保できるので、カバーシート16を接着部材18で十分に接着することができ、カバーシート16がはがれやすくなるのを防止することができる。
<変形例4>
図9(B)は、さらに別の変形例に係るリモートコントローラ500の正面図である。
リモートコントローラ500では、第3ボタン4cおよび第4ボタン4dの1対のボタンに加えて、第7ボタン4gおよび第8ボタン4hの1対のボタンを備える。第7ボタン4gは基準レーザRLの照射方向を上に向け、第8ボタン4hは下に向けるという類似した機能を有する1対のボタンである。
この場合、第5ボタン4eと第6ボタン4fを同時に押すことにより、第3ボタン4cの機能を、基準レーザの出射方向を上に向ける機能を実行させるように変更し、第4ボタン4dの機能を、基準レーザの出射方向を下に向ける機能を実行させるように変更するように構成する必要はない。
第7ボタン4gおよび第8ボタン4hは、リモートコントローラ100の左右方向に並置された第3ボタン4cおよび第4ボタン4dと、第5ボタン4eおよび第6ボタン4fとの間に上下方向に並置されている。
ボタン収容凹部8の側壁8Aには、第7ボタン4gおよび第8ボタン4hの1対のボタンに、第1のボタン識別部512aとは異なる形状の第1のボタン識別部512bが設けられている。具体的には、各第1のボタン識別部512bは、ボタン収容凹部8の内側に向かって突出する2つの突起を備える形状を有する。また、第7ボタン4gと第8ボタン4hの間には、第2のボタン識別部14とは異なり、上下方向に細長い第2のボタン識別部514が設けられている。
このように操作ボタンは、1対に限らず複数対であってもよい。この場合、各対の操作ボタンに対して、異なる形状の第1のボタン識別部512a、512bおよび第2のボタン識別部14、514をそれぞれ設けることで、機能の異なる複数対のボタンがあっても、それぞれのボタンを触知することができる。したがって、実施の形態と同様に、目視による確認をしなくても、各ボタンを容易に識別することができる。
<変形例4>
図10は、さらに別の変形例に係るリモートコントローラ600の正面図である。
リモートコントローラ600では、第3ボタン4cと第4ボタン4dからなる1対のボタンが、さらに、第7ボタン4gと第8ボタン4hからなる1対のボタンを備える。第3ボタン4cおよび第4ボタン4dと、第7ボタン4gおよび第8ボタン4hとが直交するように、十字に配置されている。
また、第3ボタン4cと第4ボタン4dとの中央、すなわち十字の中央に、第2のボタン識別部14が設けられている。第3ボタン4c,第4ボタン4d,第7ボタン4gおよび第8ボタン4hを囲む十字形の領域が、周囲の領域と異なる色で着色されている。
このように類似の機能を有する1対のボタンが、別の類似の機能を有する1対のボタンと組み合わされていても、十字に配置することで、第1のボタン識別部12により、第3ボタン4c、第4ボタン4d、第7ボタン4g、第8ボタン4hに触れて、それぞれのボタンを識別することができる。
特に、本変形例では、パイプレーザPの基準レーザの方向を上下左右に向けるという機能に合わせて、各ボタンを上下左右に配置したので、作業者は、基準レーザの照射位置を目視しながら直観的にリモートコントローラ100を操作することができる。
以上、本発明をパイプレーザのリモートコントローラとして適用した例を説明したが、パイプレーザに限定されず、回転レーザ、鉛直レーザ等種々のレーザ装置を含む測量機器に適用できる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について述べたが、上記の実施の形態は本発明の一例であり、これらを当業者の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、そのような形態も本発明の範囲に含まれる。
100,200,300,400,500,600 :リモートコントローラ
2,402,502 :リモートコントローラ本体
4(4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h) :操作ボタン
6 :操作面
8 :ボタン収容凹部
8A :側壁
8B :底面
12,212,312,412,512a,512b :第1のボタン識別部
14,514a,514b :第2のボタン識別部
16 :カバーシート
21 :突起
23 :背面
30 :凹曲面

Claims (6)

  1. リモートコントローラ本体と、
    複数の操作ボタンと、
    を備え、
    前記リモートコントローラ本体の操作面には、前記複数の操作ボタンを収容するボタン収容凹部が形成され、
    前記複数の操作ボタンは、並置された、少なくとも1対の操作ボタンを備え、
    前記少なくとも1対の操作ボタンには、前記ボタン収容凹部の側壁の、前記少なくとも1対の操作ボタンと近接する位置に形成された、前記少なくとも1対の操作ボタンを識別するための第1のボタン識別部が設けられていることを特徴とする測量機器用リモートコントローラ。
  2. 前記少なくとも1対の操作ボタンの間には、前記少なくとも1対の操作ボタンのそれぞれを識別するための第2のボタン識別部が設けられており、第2のボタン識別部はボタン収容凹部の底面から突出する突起であることを特徴とする請求項1に記載の測量機器用リモートコントローラ。
  3. 前記第1のボタン識別部は、前記ボタン収容凹部の側壁に設けられた凹部であることを特徴とする請求項1または2に記載の測量機器用リモートコントローラ。
  4. 前記ボタン収容凹部の底面を覆うカバーシートを備え、
    前記複数の操作ボタンが、前記カバーシートと一体に形成され、
    前記カバーシートは、前記第2のボタン識別部と合致する形状の突起を備えることを特徴とする請求項2または請求項2に従属する請求項3に記載の測量機器用リモートコントローラ。
  5. 前記リモートコントローラ本体背面の、前記少なくとも1対の操作ボタンに対応する位置に、凹曲面が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の測量機器用リモートコントローラ。
  6. 前記少なくとも1対の操作ボタンは、複数の機能を切り替えられるように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の測量機器用リモートコントローラ。
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