JP2021126381A - ナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】喫食時のナイフ、フォーク、スプーンなどをテーブル上にそれぞれを個別に区分けしてセット載置でき、顧客が必要とする使用時に簡単に取り出せるようにする。
【解決手段】卓上に配置する器台1上で区画した支持域のカセット格納部3に用具類収納機構10を設ける。用具類収納機構10は、所定の用具類Fを収納する用具類収納カセット25を器台1の前方に引き出し可能に揺動自在にして器台1上で軸支して成り、器台1のベース盤2上に立脚配置した揺動軸11と、この揺動軸11に軸支されて、ベース盤2の前方に揺動自在に引き出される用具類収納カセット25とを備える。用具類収納カセット25は、カセット格納部3に適数段状で固定配置した固定支持板15上で、揺動軸11に軸支して揺動自在に支持した揺動板16上に着脱自在に配置し、固定支持板15と揺動板16との間には、揺動板16を騒動させるガイド手段21を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、主としてレストラン、食堂などの飲食物を提供する各種の料理店において、喫食時に使用されるナイフ、フォーク、スプーンなどを、顧客が飲食する例えばテーブル上にそれぞれを個別に区分けしてセット載置しておくことができ、顧客が必要とする使用時には簡単に取り出し可能で、取り扱いも容易であるようにしたナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具に関する。
従来から、飲食料理店などにおいては、喫食時に必要な箸、ナイフ、フォーク、スプーンなどの食事用具類は、提供される料理内容に対応してテーブルなどの卓上に予め用意されているか、必要時にウェイターなどによって持ってこられるかしている。特にファミリーレストランのような老若男女を問わずに和食料理、西洋料理、中華料理などの各種の料理品が提供される場所では、料理品に応じた例えば箸や、ナイフ、フォーク更にはスプーンなどの食事用具類がそれぞれ用意される。
こうしたことから、料理に対応する各種の食事用具類をウェイターなどがその都度持参する手間を省くように、これらの食事用具類を卓上に予め用意しておくとすると、これらの全部を卓上に並べておくことはそのスペースを卓上で確保する必要があるから極めて面倒である。そればかりでなく、予め事前に置いておくとしても、それらを露出状態で卓上に揃えておくことは非衛生であり、好ましくはない。
そのため、例えば特許文献1に示される箸供給箱、特許文献2に示される箸箱、特許文献3に示される箸立て、特許文献4に示されるスプーン及び箸の供給装置などが提案されている。特許文献1の箸供給箱は箸収納槽に挿入された箸を、箸収納槽の底部開口から回転コマの箸溝中に落下させて納め、回転コマの回転によって箸を取り出すようにして成る。特許文献2の箸箱はボックス状の箱体内に箸を収納しておき、蓋体の開放によって箸を取り出すようにして成る。特許文献3の箸立ては箸を立てて収納する側筒体を台座の周囲に配置し、台座を上方に引き上げることで持ち上げた箸を取り出し可能にして成る。特許文献4の供給装置はスプーン等収納溝を周縁に設けたスプーンなど収納部をケース部内に回転自在に配し、スプーン等収納部の回転によってケース部の排出口からスプーンなどを取り出すようにして成る。
特開2016−36700号公報 登録実用新案第3156035号公報 特開2010−88534号公報 特開2006−521831号公報
ところが、特許文献1あるいは特許文献2の供給構成であると、予め収納保管しておくのは箸あるいはナイフ、フォークなどのいずれか1種類であり、これらを選択して取り出すことはできないから、それぞれに応じて別個に用意する必要がある。特許文献2の箸箱にあってはこれらを混在させて収納保管できても、料理内容によって必要とする箸あるいはナイフ、フォークなどを区別して取り出すのは面倒であり、場合によっては既に取り出されて残っていないこともある。特許文献3の箸立てでも、特許文献2の箸箱と同様な問題があり、いずれにしても箸あるいはナイフ、フォークなどを混在させて卓上に置いておくのは取り扱いを面倒にし、また飲食場所のイメージを損なうものである。
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えば洋食料理を喫食する際のナイフ、フォーク、スプーンなどをそれぞれ各別に整理収納して卓上に置いておくことができ、しかも卓上では邪魔にならずにコンパクトな状態で保管でき、更には箸なども、またナプキン、料理メニュー表、各種の調味料容器なども纏めて保持可能にするナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、レストランなどの卓上に設置されるナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具であって、卓上に配置される器台1と、この器台1上に設けた用具類収納機構10とから成り、用具類収納機構10は、所定の用具類Fを収納する用具類収納カセット25を器台1の前方に引き出し可能に揺動自在にして器台1上で軸支したことを特徴とする。
器台1は、ベース盤2と、このベース盤2上に立脚形成されたカセット格納部3とから成り、カセット格納部3は、ベース盤2の背部がわに配した背板壁4と、この背板壁4の前面に直交させて配置した側板壁5とを備え、このカセット格納部3で区画された支持域に前記用具類収納機構10を設けることで構成することができる。
用具類収納機構10は、ベース盤2上に立脚配置した揺動軸11と、この揺動軸11に軸支されて、ベース盤2の前方に揺動自在に引き出される用具類収納カセット25とを備えることで構成することができる。
用具類収納カセット25は、カセット格納部3に適数段状で固定配置されている固定支持板15上で、揺動軸11に軸支されて揺動自在に支持されている揺動板16上に着脱自在に配置することで構成することができる。
揺動軸11は中空状で、ベース盤2に立脚形成した中空筒状の揺動基軸12に被せるようにして連結し、最上段に配置される用具類収納カセット25の開口部縁位置に比し低くはないものとして構成することができる。
揺動板16は、用具類収納カセット25を着脱自在に嵌め入れ載置させる堰状のセット枠17を周縁に、揺動板16自体を引き出す突出状の取っ手18を前縁に形成して構成することができる。
揺動板16は、揺動軸11に軸支させる軸支筒19を有すると共に、固定支持板15上で揺動案内させるガイド手段21が揺動板16と固定支持板15との間に設けられていて、このガイド手段21は、揺動軸11の揺動中心位置からの同心円上に沿っている円弧状の案内溝22と、この案内溝22内に嵌まり込み、案内溝22に沿って移動される案内突起23とから構成することができる。
用具類収納カセット25は、相互間で重なり合うよう底壁の周縁に嵌合突部26を形成すると共に、一端部の両側壁に設けた軸受部28に嵌め入れられる軸ピン29を有するカバー27によって開閉自在に覆われていることで構成することができる。
以上のように構成された本発明に係るナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具にあって、例えばファミリーレストランなどにおけるテーブルなどの卓上に設置され、料理内容に対応してナイフ、フォーク、スプーンなどの各種の用具類Fが用具類収納機構10における用具類収納カセット25のそれぞれに区分け収納されていることで、顧客は用具類収納カセット25を引き出すことで、必要とする用具類Fを取り出させる。
器台1上で区画したカセット格納部3に設けられた用具類収納機構10は、カセット格納部3に固定配置の固定支持板15上で、器台1上の揺動軸11に軸支され、用具類収納カセット25を載置した揺動板16を揺動自在に引き出させる。
揺動板16と固定支持板15との間に設けたガイド手段21は、円弧状の案内溝22内で案内突起23が移動されることで、揺動軸に11に軸支された揺動板16を固定支持板15上で円滑にがたつかせずに器台1の前方あるいは後方に固定支持板15上面に沿って揺動させ、用具類収納カセット25をカセット格納部3内外で出し入れさせる。
揺動板16の周縁に形成したセット枠17は、用具類収納カセット25を着脱自在に嵌め入れ載置させることで、用具類Fが取り出し使用されて空になった場合、用具類Fが予め収納保管されている予備の用具類収納カセット25と交換させ、顧客への用具類Fの提供を遅滞させない。
嵌合突部26が形成された用具類収納カセット25は、所定の用具類Fが収納保管された状態で多数で重ね合わせて保管させることで予備として準備可能にさせ、開閉されるカバー27によって衛生的に処理させる。
本発明は以上説明したように構成されているため、例えば和食、洋食などを提供するファミリーレストランなどにおけるテーブルなどの卓上に設置しておくことで、提供料理に対応した例えばナイフ、フォーク、スプーン、箸などを顧客自らで取り出し使用でき、ウェイターなどを煩わせることなく、対処可能にする。
すなわちこれは本発明において、卓上に配置される器台1上に設けた用具類収納機構10が、所定の用具類Fを収納する用具類収納カセット25を器台1の前方に引き出し可能に揺動自在に器台1上で軸支したからである。これによって、引き出した用具類収納カセット25から必要とする用具類Fを顧客自らで取り出し使用できるのである。
また、器台1のベース盤2上でカセット格納部3によって区画した支持域に用具類収納機構10を設けることで、用具類収納カセット25の揺動軸11を揺動中心とした器台1内外での引き出し、格納時の揺動操作を器台1上で円滑に行うことができ、引き出したときの用具類収納カセット25に収納してある用具類Fの重量によっても、倒れることがない。
用具類収納機構10において、用具類収納カセット25を器台1の前方に引き出し可能に揺動自在にしてあることで、卓上に器台1によって設置するも、用具類収納カセット25は不要時では器台1におけるカセット格納部3内で保持されているから、卓上で邪魔になることはなく、用具類Fが必要な時には揺動板16の取っ手18に対する操作によって簡単に引き出し、取り出すことができる。
用具類収納カセット25は、カセット格納部3に適数段状で固定配置した固定支持板15上で、揺動軸11に揺動自在に軸支された揺動板16上に着脱自在に載置セットされることで、揺動板16に対する引き出し、格納操作で用具類収納カセット25を引き出し、格納できる。また、用具類収納カセット25それぞれで異なる各種の用具類Fを収納できるのであり、取り出し使用されることで空になった用具類収納カセット25を、用具類Fが予め収納保管されている予備のものと交換でき、顧客に対して卓上で用具類Fの提供に遅滞を生じさせず、サービスの向上に役立てることができる。
用具類収納カセット25は、カセット格納部3に保持するものとは別に各種の用具類Fを予め収納した状態で用意しておくことができ、その底壁の周縁に形成した嵌合突部26によって相互間で重ね合わせることでコンパクトに保管でき、しかもカバー27によって用具類収納カセット25の開口部を覆うことで用具類Fを衛生的に保管できる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。本発明は、これらの記載、図面中の符号などによって示された構造・形状などに限定されない。
本発明を実施するための一形態を示す使用状態の斜視図である。 同じく平面図である。 同じく正断面図である。 同じく側断面図である。 同じく要部分解斜視図である。 同じく用具類収納カセットを重ね合わせて保管したときの側面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は器台であり、この器台1は、例えばレストランなどにおけるテーブル上に載置される平面でほぼ矩形状を呈するベース盤2と、このベース盤2上で、後述するようにナイフ、フォーク、スプーン、箸などの喫食時に使用される食事用の各種の用具類Fをそれぞれ収納する用具類収納カセット25を格納する支持域を区画するカセット格納部3とから成る。カセット格納部3は平面でほぼL字状を呈しており、このカセット格納部3には、用具類収納カセット25を揺動式に前方に引き出し可能にして多段状に支持する用具類収納機構10が設けられている。
図示にあってのベース盤2は、テーブル上に載置した場合の安定性を図るためにも、平面から見て、用具類収納カセット25の平面上の大きさに比しその後部がわ、側部がわ、前部がわそれぞれに張り出すように突出形成されている。すなわち、用具類収納機構10によって、用具類収納カセット25を安定的に揺動可能とさせるように、テーブル上に載置できる所定の幅員、奥行きに設定された平面上の大きさに形成されている。
カセット格納部3は、ベース盤2上に、ベース盤2とほぼ一体状に立脚されることで形成されていて、ベース盤2の背部がわにベース盤2の後縁にほぼ平行にして、幅員方向に沿って直立配置された背板壁4と、この背板壁4の前面に、いずれか一方の側部がわに位置させて背板壁4に直交させ、ベース盤2上に直立させて一体状に形成した側板壁5とから成る。
また、図示例では、カセット格納部3における側板壁5の外がわに、収納ボックス6が区画形成されており、例えば着脱自在な区画板によって前後に区画することで、区画された後方がわでは例えば注文用紙、紙製おしぼり、箸などが収納され、前方がわでは例えばナプキンなどが収納されるようにしている。尚、この区画板は必要に応じて、収納する注文用紙、紙製おしぼり、箸、その他によって適宜に収納ボックス6に挿入される。
さらに、図示例では、カセット格納部3の背板壁4の後方で、ベース盤2上に直立配置したメニュー支持板7によって、背板壁4との間でメニュー表などを収納保持できるようにしている。
用具類収納機構10は、器台1におけるカセット格納部3の内がわに配装されており、器台1におけるいずれか一方の側部がわに配した揺動軸11と、この揺動軸11に軸支されて、カセット格納部3の内がわからカセット格納部3の前方に揺動自在に引き出される用具類収納カセット25とを備える。
そして、図示のように、用具類収納カセット25は、カセット格納部3の内がわで揺動軸11を回避させた状態で複数段状に固定配置された固定支持板15上で、揺動軸11に軸支されることで揺動自在に支持されている揺動板16上に着脱自在に配置されている。こうすることで、固定支持板15上で揺動される揺動板16によって用具類収納カセット25はカセット格納部3の内外で揺動自在になると共に、所定の用具類Fが収納された用具類収納カセット25と、例えば使用されるために用具類Fが取り出された後の空の用具類収納カセット25とを着脱操作によって交換することができる。
尚、用具類収納カセット25は、収納した用具類Fを外部から透視確認できるように、内部を透視できる透明な素材によって形成されており、また、収納した用具類Fを表示する目印などを施しておくこともある。
揺動軸11は、ベース盤2上で、カセット格納部3における側板壁5が設けられている側部と反対側の側部に立脚状にして配されている。図示のように、ベース盤2における側板壁5の反対がわの側部に所定高さで立脚形成した中空筒状の揺動基軸12に、中空状の揺動軸11を被せるようにして連結してある。揺動軸11の高さは、図示のように例えば上下3段で用具類収納カセット25が配装されるとき、最上段に配置される用具類収納カセット25の開口部縁位置に比し低くはないものとしてあって、中空な揺動軸11の頂端縁は適当なネジ止め式の閉塞キャップ13によって閉塞されている。
用具類収納カセット25を着脱自在に載置セットする前記揺動板16は、用具類収納カセット25の配置数に応じて、カセット格納部3の内がわに、上下方向に沿って用具類収納カセット25自体の高さ間隔毎に固定配置される前記固定支持板15上で、カセット格納部3の前方に引き出し可能なように揺動軸11に揺動自在に軸支されている。
固定支持板15は平面から見て矩形状を呈するプレートによって形成されており、カセット格納部3における背板壁4、側板壁5それぞれの内側面に背縁端面、側縁端面を例えば接着させ、揺動軸11と回避するように、背部における側部分を切り欠いたり、貫挿部を貫挿させたりすることでカセット格納部3の内がわに複数段にして配置される。
図示例にあっては、用具類Fとしてナイフ、フォーク、スプーンの例えば3種類を区分けして収納するように3個の用具類収納カセット25が用意されるから、ベース盤2上に3段にして固定支持板15は配置されるところ、最下段の固定支持板15はベース盤2自体にベース盤2と一体状にして形成される。もとより、例えば箸などをも収納保管できるように4段、更には5段以上に構成することも可能である。
一方、揺動板16は、用具類収納カセット25を載置セットできる大きさで、平面から見て矩形状に形成されており、用具類収納カセット25を嵌め入れさせて確実、安定的に載置セットさせる堰状のセット枠17を周縁に、また、揺動板16自体を引き出す際の突出状の取っ手18を前縁に形成してある。そして、揺動軸11に軸支させるための軸支筒19を有すると共に、固定支持板15上で揺動案内されるためのガイド手段21が揺動板16と固定支持板15との間に設けられている。
このガイド手段21は、揺動軸11の揺動中心位置からの同心円上に沿っている、例えば1/4円弧状の案内溝22と、この案内溝22内に嵌まり込み、案内溝22に沿って移動される案内突起23とから成り、図示例のガイド手段21においては、固定支持板15に案内溝22を設け、揺動板16の底面にピン状の案内突起23を設けてある。案内突起23が円弧状の案内溝22内でスライド移動することで、カセット格納部3の内がわで、揺動板16を、背板壁4にほぼ並行させた位置で格納させ、あるいは背板壁4にほぼ直交させた位置に引き出し揺動させることができる。
また、ガイド手段21において、案内溝22は、揺動軸11を回避するように固定支持板15の後部がわの隅部を切り欠くことで、前部がわの隅部が側方に突出状となっている突出部分にその一部が形成配置されており、こうすることで、揺動軸11を中心として水平面上で揺動される揺動板16を器台1の前方に、平面から見て器台1に対しほぼ直交状に引き出し揺動できる。尚、案内突起23は案内溝22内で移動案内されるので、案内溝22の端縁位置で揺動範囲を適正に規制できるようにしている。
用具類収納カセット25は、各種の用具類Fを所定数で収納できるよう平面から見て矩形状を呈するボックス状に形成されていて、揺動板16におけるセット枠17内に着脱自在に嵌め入れられるようにしてある。図示例の用具類収納カセット25は、底壁の外側面の周縁近傍には、保管時に用具類収納カセット25相互間で段状に容易に重なり合わせられるように突条状の嵌合突部26を形成してある。
この用具類収納カセット25の開口部のほぼ1/2は、揺動開閉されるカバー27によって覆われており、このカバー27は開口部に被さる蓋部の両側縁の内がわに、用具類収納カセット25の一端部の両側壁に設けた例えばスリット状、凹部状の軸受部28に嵌め入れられる軸ピン29を設けてある。このカバー27は、上下方向に沿う揺動開放時には用具類収納カセット25の開口部全域を開放できるように、用具類収納カセット25の一端部壁の外側面に立て掛け状に支持されるようにしてあり、こうすることで、用具類収納カセット25を開放状態で重ね合わせることができ、また重ね合わせたときの最上段の用具類収納カセット25のカバー27によって覆っておけばよく、衛生的に保管できる(図6参照)。
尚、この用具類収納カセット25は、所定の用具類Fを収納した状態で予備として保管しておけるように複数で別に用意しておくのであり、卓上において本発明収納具が使用されているとき、用具類Fが使用され、用具類収納カセット25が空になったとき、用具類Fが収納されている予備のものと交換できるようにしている。
また、最上段に位置する用具類収納カセット25の上方のカセット格納部3の内がわには、背板壁4、側板壁5それぞれに例えば接着されることで置台8が固定配置されている。この置台8上には、例えば各種の調味料容器、つまようじ容器などが載置セットされるようにしてある。
次にこれの使用の一例を説明すると、例えば食堂、レストラン、特に和食、洋食などの各種料理品を提供するファミリーレストランなどにおいて、その卓上に設置される。設置されるとき、ナイフ、フォーク、スプーンなどの用具類Fを用具類収納カセット25内に区分けして収納しておき、また収納ボックス6には紙おしぼり、ナプキンなどを収納し、メニュー支持板7にはメニュー表を保管し、置台8には所定の調味料容器などを載置する。各種料理品を喫食するに際し、喫食者は料理に対応した用具類Fを選択すべく、喫食者自ら、取っ手18によって揺動板16を手前に引くことで用具類収納カセット25を引き出し、カバー27を開放して必要とする用具類Fを取り出し、その後、用具類収納カセット25を背板壁4がわに押し込み、元に戻せばよい。
卓上に設置された用具類収納カセット25とは別に、用具類Fを収納した予備のものを用意しておき、卓上で用具類Fが使用され、空になった場合には用具類収納カセット25毎に新たなものと揺動板16上で交換すればよい。また、各種の用具類Fが区分けして卓上に配置されていることで、顧客は必要とする用具類Fのみを取り出せばよくなるから、従来であれば一旦卓上に提供されても使用されなかったために回収されても、衛生管理上ではその全てを洗浄する必要があったことを大幅に改善でき、コストダウンを図る上にも大きく役立つ。
F…用具類
1…器台
2…ベース盤
3…カセット格納部
4…背板壁
5…側板壁
6…収納ボックス
7…メニュー支持板
8…置台
10…用具類収納機構
11…揺動軸
12…揺動基軸
13…閉塞キャップ
15…固定支持板
16…揺動板
17…セット枠
18…取っ手
19…軸支筒
21…ガイド手段
22…案内溝
23…案内突起
25…用具類収納カセット
26…嵌合突部
27…カバー
28…軸受部
29…軸ピン

Claims (8)

  1. レストランなどの卓上に設置されるナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具であって、卓上に配置される器台と、この器台上に設けた用具類収納機構とから成り、用具類収納機構は、所定の用具類を収納する用具類収納カセットを器台の前方に引き出し可能に揺動自在にして器台上で軸支したことを特徴とするナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具。
  2. 器台は、ベース盤と、このベース盤上に立脚形成されたカセット格納部とから成り、カセット格納部は、ベース盤の背部がわに配した背板壁と、この背板壁の前面に直交させて配置した側板壁とを備え、このカセット格納部で区画された支持域に前記用具類収納機構を設けて成る請求項1に記載のナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具。
  3. 用具類収納機構は、ベース盤上に立脚配置した揺動軸と、この揺動軸に軸支されて、ベース盤の前方に揺動自在に引き出される用具類収納カセットとを備える請求項1または2に記載のナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具。
  4. 用具類収納カセットは、カセット格納部に適数段状で固定配置されている固定支持板上で、揺動軸に軸支されて揺動自在に支持されている揺動板上に着脱自在に配置してある請求項1乃至3のいずれかに記載のナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具。
  5. 揺動軸は中空状で、ベース盤に立脚形成した中空筒状の揺動基軸に被せるようにして連結し、最上段に配置される用具類収納カセットの開口部縁位置に比し低くはないものとしてある請求項1乃至4のいずれかに記載のナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具。
  6. 揺動板は、用具類収納カセットを着脱自在に嵌め入れ載置させる堰状のセット枠を周縁に、揺動板自体を引き出す突出状の取っ手を前縁に形成してある請求項4または5に記載のナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具。
  7. 揺動板は、揺動軸に軸支させる軸支筒を有すると共に、固定支持板上で揺動案内させるガイド手段が揺動板と固定支持板との間に設けられていて、このガイド手段は、揺動軸の揺動中心位置からの同心円上に沿っている円弧状の案内溝と、この案内溝内に嵌まり込み、案内溝に沿って移動される案内突起とから成る請求項4乃至6のいずれかに記載のナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具。
  8. 用具類収納カセットは、相互間で重なり合うよう底壁の周縁に嵌合突部を形成すると共に、一端部の両側壁に設けた軸受部に嵌め入れられる軸ピンを有するカバーによって開閉自在に覆われている請求項1乃至7のいずれかに記載のナイフ、フォークなどの食事用具類の卓上用収納具。
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