JP2021124189A - バルブ装置 - Google Patents

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雅恭 大井
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Abstract

【課題】シート表面とバルブ表面との間の空間への異物の侵入を抑制することができるバルブ装置を提供する。【解決手段】バルブ装置は、ハウジング11と、バルブ体12と、シート部品15とを備える。シート部品15は、バルブ体12によって開閉されるシート開口部を有するシート本体部31およびシート開口部に連通するシート流路15aを内部に形成する筒部32を有する。シート本体部31は、バルブ体12側の表面であるシート表面34を有する。シート表面34は、バルブ体12がシート開口部を閉じる閉弁時に、シート開口部を囲む環状に、バルブ表面12aと接触してシールするシール部と、シール部よりも外周側の位置で、周方向に延びて配置され、バルブ体12に向かって突出した突出部とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、流体の流量を調整するバルブ装置に関するものである。
特許文献1には、車両に搭載されるエンジンの冷却水回路に設置されるバルブ装置が開示されている。このバルブ装置では、シートのバルブ体側の表面であるシート表面の全域ではなく、シート表面の環状の一部がシール部となって、バルブ体の表面であるバルブ表面に接する。
特許第6330947号公報 ところで、エンジンの冷却水には、エンジンの鋳造時に使用された鋳砂や、ユーザの冷却水の交換時に侵入したゴミ等の異物が存在する。
上記したバルブ装置では、シート表面とバルブ表面との間に、隙間が形成される。このため、バルブの回転時に、シート表面とバルブ表面との間の隙間に、冷却水中の異物が侵入し、さらに、シート表面のシール部とバルブ表面との間に、異物が噛み込まれる。この結果、シール表面とバルブ表面とが摩耗し、流体の漏れが生じる。
なお、このような問題は、バルブ装置を流れる流体が、エンジンの冷却水である場合に限られず、他の流体である場合においても生じる。
本発明は上記点に鑑みて、シート表面とバルブ表面との間の空間への異物の侵入を抑制することができるバルブ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、
流体の流量を調整するバルブ装置は、
バルブ空間(11a)と、バルブ空間に連通するシート空間(11c)とが内部に形成されたハウジング(11)と、
バルブ空間に回転可能な状態で収容され、凸形球面形状のバルブ表面(12a)を有するバルブ体(12)と、
シート空間に収容され、バルブ体によって開閉されるシート開口部(33)を有するシート本体部(31、51b、52)およびシート開口部に連通するシート流路(15a)を内部に形成する筒部(32、51a)を有するシート部品(15、50)と、を備え、
シート本体部は、バルブ体側の表面であるシート表面(34、53)と、バルブ体側の反対側の表面であるシート裏面(35、54)とを有し、
シート表面は、バルブ体がシート開口部を閉じる閉弁時に、シート開口部を囲む環状に、バルブ表面と接触してシールするシール部(41)と、シール部よりも外周側の位置で、シート開口部の周りを一周する方向である周方向に延びて配置され、バルブ体に向かって突出した突出部(42)とを有する。
これによれば、突出部によってシート表面とバルブ表面との間の空間への異物の侵入を抑制することができる。シート表面のシール部とバルブ表面との間の異物の噛み込みを抑制することができる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態におけるバルブ装置が適用される冷却水回路の構成を示す模式図である。 図1中のバルブ装置の断面図であって、開弁時の状態を示す図である。 図2中のIII部の拡大図である。 図3に対応する図であって、閉弁時の状態を示す図である。 図4中のV部の拡大図である。 図4中のシート表面の正面図である。 第2実施形態におけるバルブ装置の一部の断面図であり、図5に対応する図である。 第2実施形態におけるシート表面の正面図である。 第2実施形態におけるシート裏面の正面図である。 第3実施形態におけるシート表面の正面図である。 第4実施形態におけるシート表面の正面図である。 第5実施形態におけるバルブ装置の一部の断面図であり、図4に対応する図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態のバルブ装置10は、自動車に搭載される車両用の冷却水制御バルブである。バルブ装置10は、エンジン1の冷却水をウォータポンプ2によって強制的に循環させる冷却水回路3の一部を構成する。冷却水は、液体の流体である。冷却水としては、例えば、エチレングリコールを含むLLCなどが用いられる。冷却水回路3は、エンジン1と、ウォータポンプ2と、バルブ装置10と、第1流路4と、第2流路5と、第3流路6とを備える。
エンジン1は、シリンダブロック101と、シリンダヘッド102と、ウォータジャケット103とを有する。シリンダブロック101は、シリンダ等を収容している。シリンダヘッド102は、点火プラグ等を収容している。ウォータジャケット103は、冷却水の通路であり、シリンダヘッド102およびシリンダブロック101に形成されている。
ウォータポンプ2の冷却水吐出側は、ウォータジャケット103の冷却水入口側に接続されている。ウォータポンプ2は、冷却水をウォータジャケット103に送る。
バルブ装置10は、シリンダヘッド102に設けられている。バルブ装置10の冷却水入口は、ウォータジャケット103の冷却水出口に接続されている。バルブ装置10は、第1流路4、第2流路5および第3流路6のそれぞれの冷却水の流量を調整する。流量を調整することには、流量を0にすることも含まれる。
第1流路4、第2流路5および第3流路6は、バルブ装置10の冷却水出口側と、ウォータポンプ2の冷却水吸入側との間に、並列に接続されている。第1流路4、第2流路5および第3流路6は、エンジン1から流出した冷却水が流れる。
第1流路4の途中には、ラジエータ4aが接続されている。ラジエータ4aは、エンジン1から流出した冷却水を外気と熱交換させることによって、冷却水を放熱させる。第2流路5の途中には、空調用熱交換器5aが接続されている。空調用熱交換器5aは、エンジン1から流出した冷却水と、車室内に送風する空気とを熱交換させることによって、冷却水を放熱させるとともに、空気を加熱する。第3流路6の途中には、デバイス6aが接続されている。デバイス6aは、オイルクーラ、ターボチャージャ等であって、エンジン1から流出した冷却水との熱交換が行われる機器である。
次に、バルブ装置10について説明する。図2に示すように、バルブ装置10は、ハウジング11と、バルブ体12と、シャフト13と、駆動部14と、第1シート部品15と、第1スプリング16と、第2シート部品17と、第2スプリング18と、図示しない第3シート部品と、図示しない第3スプリングとを備える。
ハウジング11は、バルブ装置10の外殻を構成している。ハウジング11の内部には、バルブ空間11aが形成されている。バルブ空間11aは、バルブ体12を収容する空間である。ハウジング11には、冷却水が流入する流入口11bが形成されている。バルブ空間11aは、流入口11bに連通している。
ハウジング11の内部には、第1シート空間11cが形成されている。第1シート空間11cは、第1シート部品15を収容する空間である。ハウジング11には、冷却水が流出する第1流出口11dが形成されている。第1シート空間11cは、バルブ空間11aに連通するとともに、第1流出口11dに連通している。第1流出口11dには、第1パイプ19が接続されている。第1パイプ19の内部の流路は、第1流路4に接続される。
ハウジング11の内部には、第2シート空間11eが形成されている。第2シート空間11eは、第2シート部品17を収容する空間である。ハウジング11には、冷却水が流出する第2流出口11fが形成されている。第2シート空間11eは、バルブ空間11aに連通するとともに、第2流出口11fに連通している。第2流出口11fには、第2パイプ20が接続されている。第2パイプ20の内部の流路は、第2流路5に接続される。
ハウジング11の内部には、図示しない第3シート空間が形成されている。第3シート空間は、第3シート部品を収容する空間である。ハウジング11には、冷却水が流出する図示しない第3流出口が形成されている。第3シート空間は、バルブ空間11aに連通するとともに、第3流出口に連通している。第3流出口には、図示しない第3パイプが接続されている。第3パイプの内部の流路は、第3流路6に接続される。
バルブ体12は、バルブ空間11aに収容されている。バルブ体12は、第1シート部品15、第2シート部品17、第3シート部品のそれぞれが有するシート開口部を開閉する。バルブ体12は、凸形球面形状のバルブ表面12aを有するボールバルブである。バルブ体12の内部には、流入口11bに連通する内部空間12bが形成されている。このため、内部空間12bには、流入口11bから冷却水が流入する。
バルブ表面12aには、第1シート部品15、第2シート部品17、第3シート部品の各シート開口部と連通するバルブ開口部12cが形成されている。各バルブ開口部12cと各シート開口部とが連通することで開弁する。各バルブ開口部12cと各シート開口部とが非連通になることで閉弁する。
シャフト13は、バルブ空間11aに収容されている。シャフト13は、バルブ体12を回転させる回転軸である。シャフト13は、シャフト13の軸心C1周りに回転する。シャフト13の軸心C1と、バルブ体12の軸心とは、一致している。
シャフト13の一端側は、ハウジング11に設けられた第1軸受21によって回転可能に支持されている。シャフト13の他端側は、ハウジング11に設けられた第2軸受22によって回転可能に支持されている。第2軸受22は、流入口11bに設けられている。第2軸受22には、冷却水の通過が可能なように、開口部が形成されている。
駆動部14は、ハウジング11に対して、バルブ体12の軸心方向の一方側に設けられている。駆動部14は、シャフト13の一端側に連結されており、シャフト13を回転させる。駆動部14は、図示しない電動モータと、電動モータのトルクをシャフト13に伝達するためのギア部23とを有する。
第1シート部品15および第1スプリング16は、第1シート空間11cに収容されている。第1シート部品15は、バルブ体12によって開閉される第1シート開口部および第1シート開口部に連通する第1シート流路15aを有する。第1シート流路15aの流路軸心C2は、シャフト13の軸心C1に対して鈍角をなしている。なお、第1シート流路15aの流路軸心C2は、シャフト13の軸心C1に対して直角をなしていてもよい。第1シート流路15aは、第1パイプ19の内部の流路に連通している。第1スプリング16は、第1シート部品15をバルブ体12に押し付ける付勢力を発生させる。
第1シート開口部とバルブ開口部12cとが連通した開弁時では、流入口11bから流入した冷却水は、バルブ体12の内部空間12bおよび第1シート流路15aを介して、第1パイプ19から流出する。第1シート開口部の開度が変更されることで、第1流路4を流れる冷却水の流量が調整される。
第2シート部品17および第2スプリング18は、第2シート空間11eに収容されている。第2シート部品17は、バルブ体12によって開閉される第2シート開口部および第2シート開口部に連通する第2シート流路17aを有する。第2シート流路17aの流路軸心C3は、バルブ体12およびシャフト13の軸心C1に対して直角をなしている。なお、第2シート流路17aの流路軸心C3は、バルブ体12およびシャフト13の軸心C1に対して直角以外の角度をなしていてもよい。第2シート流路17aは、第2パイプ20の内部の流路に連通している。第2スプリング18は、第2シート部品17をバルブ体12に押し付ける付勢力を発生させる。
第2シート開口部とバルブ開口部12cとが連通した開弁時では、流入口11bから流入した冷却水は、バルブ体12の内部空間12bおよび第2シート流路17aを介して、第2パイプ20から流出する。第2シート開口部の開度が変更されることで、第2流路5を流れる冷却水の流量が調整される。
第3シート部品および第3スプリングは、第3シート空間に収容されている。第3シート部品は、バルブ体12によって開閉される第3シート開口部および第3シート開口部に連通する第3シート流路を有する。第3シート流路は、第3パイプの内部の流路に連通している。第3スプリングは、第3シート部品をバルブ体に押し付ける付勢力を発生させる。
第3シート開口部とバルブ開口部12cとが連通した開弁時では、流入口11bから流入した冷却水は、バルブ体12の内部空間12bおよび第3シート流路を介して、第3パイプから流出する。第3シート開口部の開度が変更されることで、第3流路6を流れる冷却水の流量が調整される。
次に、第1シート部品15およびその周辺部について詳細に説明する。図3は、図2の拡大図であり、バルブ体12が第1シート開口部33を開く開弁時の状態を示している。図4は、図3に対応する図であり、バルブ体12が第1シート開口部33を閉じる閉弁時の状態を示している。第1シート部品15は、シート部品に対応する。第1シート開口部33は、シート開口部に対応する。
図3、図4に示すように、第1シート部品15は、シート本体部31および円筒部32を有する。シート本体部31と円筒部32とは、一体成形体として構成されている。シート本体部31は、バルブ体12によって開閉される第1シート開口部33を中央に有する。シート本体部31は、円環の板形状である。第1シート開口部33は、円形状である。
円筒部32は、第1シート開口部33に連通する第1シート流路15aを内部に形成する筒部である。第1シート流路15aは、円筒部32の軸線C2に平行な軸線方向に延びている。円筒部の軸線C2は、流路軸心C2でもある。円筒部32の軸線C2に垂直な断面での円筒部32の開口は、円形状である。円筒部32の軸線方向のバルブ体12側の端部は、シート本体部31に対してシート本体部31の中心側に連なっている。換言すると、シート本体部31は、円筒部32よりも円筒部32の径方向外側に位置する。なお、円筒部32の径方向は、第1シート開口部33の径方向と同じである。
シート本体部31は、シート表面34と、シート裏面35とを有する。シート表面34は、シート本体部31のうち円筒部32の軸線方向でのバルブ体12側の表面である。シート裏面35は、シート本体部31のうち円筒部32の軸線方向でのバルブ体12側の反対側の表面である。
シート裏面35は、第1スプリング16からの付勢力を受ける。第1スプリング16は、圧縮コイルスプリングである。第1スプリング16は、第1シート空間11cを形成するハウジング11の内壁面と、円筒部32の外面との間の空間A1に配置されている。
第1スプリング16は、円筒部32の軸線方向で、シート裏面35と保持プレート36との間に挟まれて、保持されている。保持プレート36は、円環の板形状である。保持プレート36は、スペーサ37によって円筒部32の軸線方向での位置が規定されている。円筒部32とスペーサ37との間には、パッキン38が配置されている。
図5、図6に示すように、シート表面34は、閉弁時に、バルブ表面12aと接触してシールするシール部41を有する。シール部41は、第1シート開口部33を囲む環状の部分であり、シート表面34の内周端部に位置する。
図5に示すように、シート表面34のうちシート表面34の外周端部を除く部分は、凹形球面形状である。シート表面34の凹形球面形状の曲率半径は、バルブ表面12aの曲率半径よりも大きい。これにより、閉弁時に、シート表面34のうち内周端部がシール部41となるとともに、シール部41よりも外周側であって、シート表面34とバルブ表面12aとの間に、空間A2が形成される。なお、シート表面34のち内周側の一部がシール部41となるとともに、シール部41よりも外周側であって、シート表面34とバルブ表面12aとの間に、空間A2が形成されれば、シート表面34のうちシート表面34の外周端部を除く部分は、平坦面であってもよい。
シート表面34の内周端部は、円筒部32の径方向において、円筒部32の外面32aと同じ位置にある。このため、シール部41は、円筒部32の径方向において、円筒部32の外面32aと同じ位置にある。なお、シール部41は、円筒部32の径方向において、円筒部32の外面32aよりも外側の位置にあってもよい。
なお、図3に示すように、開弁時では、シート表面34のうち内周端部よりも外周側の一部が、バルブ表面12aと接触する。第1スプリング16によって、第1シート部品15がバルブ体12に押し付けられるため、第1シート部品15とバルブ体12とは、閉弁時も開弁時も常に接している。
また、図5、図6に示すように、シート表面34は、シート表面34の外周端部の全域の位置に、バルブ体12に向かって突出した突出部42を有する。なお、突出部42は、シール部41よりも外周側の位置であれば、外周端部以外の位置に設けられてもよい。突出部42は、第1シート開口部33の周りを一周する方向である周方向の全域に連続して延びて配置されている。すなわち、突出部42は、シート表面34のうちシール部41よりも外周側の位置に、シール部41を囲むように、円環状に、配置されている。
図5に示すように、突出部42は、閉弁時に、バルブ体12と接しないように形成されている。突出部42は、シート本体部31と一体であって、接合部を持たない。
本実施形態では、ハウジング11、バルブ体12および第1シート部品15は、樹脂材料で構成されている。しかしながら、ハウジング11、バルブ体12および第1シート部品15の少なくとも1つは、金属材料で構成されてもよい。また、第2シート部品17および第3シート部品の構成は、第1シート部品15と同じである。
本実施形態のバルブ装置10によれば、下記の作用効果を奏する。
(1)シート本体部31のシート表面34は、閉弁時に、第1シート開口部33を囲む環状に、バルブ表面12aと接触してシールするシール部41と、シール部41よりも外周側の位置で、周方向全域に連続して延びて配置され、バルブ体12に向かって突出した突出部42とを有する。
これによれば、シート表面34に突出部42が設けられていない場合と比較して、突出部42によってシート表面34とバルブ表面12aとの間の空間A2への異物の侵入を抑制することができる。このため、シート表面34のシール部41とバルブ表面12aとの間の異物の噛み込みを抑制することができる。
(2)突出部42は、閉弁時に、バルブ体12と接しないように形成されている。これによれば、シート表面34とバルブ表面12aとの間のシート表面側の空間A2を、バルブ空間11aに連通させることができる。
ここで、円筒部32の外面とハウジング11の内壁面との間に形成され、シート裏面35に面するシート裏面側の空間A1は、バルブ空間11aに連通している。このため、シート裏面側の空間A1には、流入口11bからバルブ空間11aに流入した冷却水が流れ込む。シート表面側の空間A2が形成されていない場合、または、シート表面側の空間A2がバルブ空間11aに連通していない場合、シート裏面35に冷却水の圧力(すなわち、水圧)が印加されることで、バルブ体12と第1シート部品15との摺動抵抗が大きくなる。
これに対して、本実施形態によれば、シート表面側の空間A2に、流入口11bからバルブ空間11aに流入した冷却水を導くことができる。これにより、シート表面34にも水圧を印加することができ、シート表面34とシート裏面35とのうちシート裏面35のみに水圧が印加される場合と比較して、バルブ体12と第1シート部品15との摺動抵抗を低減することができる。
なお、本実施形態では、突出部42は、シート表面34の外周端部の位置に設けられている。しかしながら、突出部42は、シール部41よりも外周側の位置であれば、外周端部以外の位置に設けられてもよい。
また、本実施形態では、突出部42は、閉弁時に、バルブ体12と接しないように形成されている。しかしながら、突出部42は、閉弁時に、突出部42の全部がバルブ体12と接するように形成されてもよい。この場合、上記した(2)の効果は得られないが、上記した(1)の効果は得られる。
(第2実施形態)
本実施形態では、突出部42の高さおよび配置が第1実施形態と異なる。図7に示すように、突出部42は、閉弁時に、バルブ表面12aと接するように形成されている。
図8に示すように、突出部42は、シート表面34の外周端部のうち周方向の一部の領域43を除く周方向の他の領域に、周方向に延びて配置されている。このため、シート表面34の外周端部の一部の領域43は、閉弁時に、バルブ体12と接触しない非接触領域である。なお、本実施形態では、一部の領域43は、周方向で一か所のみであるが、周方向で複数個所であってもよい。このように、突出部42は、シート表面34の外周端部において、周方向全体に配置されておらず、周方向全体の一部のみに配置されている。
また、本実施形態では、図7に示すように、シート表面34の受圧投影面積S1が、シート裏面35の受圧投影面積S2と等しくなるように、第1シート部品15は形成されている。シート表面34の受圧投影面積S1は、円筒部32の軸線方向に直交する仮想平面に対して、シート表面34のうちシール部41および突出部42を除く領域34aを、円筒部32の軸線方向で投影した投影領域の面積であり、図8中のハッチング(すなわち、複数の平行線)を付した領域の面積である。シート裏面35の受圧投影面積S2は、円筒部32の軸線方向に直交する仮想平面に対して、シート裏面35を、円筒部の軸線方向で投影した投影領域の面積であり、図9中のハッチングを付した領域の面積である。
バルブ装置10の他の構成は、第1実施形態と同じである。本実施形態によれば、突出部42は、周方向の一部の領域43を除く周方向の他の領域に、配置されている。このため、閉弁時に突出部42がバルブ表面12aに接するように、突出部42が形成されていても、シート表面側の空間A2に、バルブ空間11aから冷却水を流入させることができる。これにより、第1実施形態の(2)の効果が得られる。
さらに、本実施形態によれば、シート表面34の受圧投影面積S1が、シート裏面35の受圧投影面積S2と等しくなるように、第1シート部品15は形成されている。これにより、シート表面34に印加される水圧とシート裏面35に印加される水圧とを同じ大きさにすることができる。このため、水圧が第1シート部品15に与える力を無くすことができる。この結果、バルブ体12と第1シート部品15との摺動抵抗をより低減することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、突出部42の高さおよび配置が第1実施形態と異なる。図10に示すように、突出部42は、周方向の一部の領域43を除く周方向の他の領域に、周方向に延びて配置されている。より具体的には、突出部42は、周方向に延びる第1突出部421と、周方向に延びる第2突出部422とを含む。第2突出部422は、第1突出部421に対して周方向で離れており、第1突出部421と非連続である。第1突出部421と第2突出部422とは、下記の通り、第1シート開口部33を挟んだ両側に配置されている。
第1突出部421は、第1シート開口部33に対してバルブ体12の回転方向の一方側に配置されている。より具体的には、第1突出部421に対してシール部41をバルブ体12の回転方向で投影したときに、第1突出部421の一部が、投影したシール部41と重複するように、第1突出部421は配置されている。
第2突出部422は、第1シート開口部33に対してバルブ体12の回転方向の他方側に配置されている。より具体的には、第2突出部422に対してシール部41をバルブ体12の回転方向で投影したときに、第2突出部422の一部が、投影したシール部41と重複するように、第2突出部422は配置されている。
第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、シート表面34の外周端部の位置に配置されている。すなわち、第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、シート表面34の径方向で同じ位置に配置されている。
また、第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、第2実施形態の突出部42と同様に、閉弁時に、バルブ体12と接するように形成されている。なお、バルブ装置10の他の構成は、第1実施形態と同じである。
ここで、シート表面34に突出部42が設けられていない場合、バルブ体12の回転時に、バルブ体12の回転方向(すなわち、バルブ体12の摺動方向)の一方側または他方側から、シート表面側の空間A2に、異物が浸入する。本実施形態によれば、第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、異物が侵入しやすい部分に配置されている。このため、突出部42が周方向全域に連続して配置されていなくても、バルブ体12の回転時のシート表面側の空間A2への異物の侵入を抑制することができる。
なお、本実施形態では、第1突出部421の一部が、投影したシール部41と重複するように、第1突出部421は配置されている。しかしながら、第1突出部421の全部が、投影したシール部41と重複するように、第1突出部421は配置されてもよい。
同様に、本実施形態では、第2突出部422の一部が、投影したシール部41と重複するように、第2突出部422は配置されている。しかしながら、第2突出部422の全部が、投影したシール部41と重複するように、第2突出部422は配置されてもよい。
また、本実施形態では、第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、シート表面34の外周端部の位置に配置されている。しかしながら、第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、シール部41よりも外周側の位置であれば、外周端部以外の位置に配置されてもよい。また、第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、シート表面34の径方向で異なる位置に配置されてもよい。
また、本実施形態では、第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、閉弁時に、バルブ体12と接するように形成されている。しかしながら、第1突出部421と第2突出部422とのそれぞれは、閉弁時に、バルブ体12と接しないように形成されてもよい。
(第4実施形態)
本実施形態では、突出部42の高さおよび配置が第1実施形態と異なる。図11に示すように、突出部42は、シート表面34の周方向全域に連続しておらず、周方向の一部の領域を除く周方向の他の領域に、周方向に延びて配置されている。より具体的には、突出部42は、周方向の一部の領域を除く周方向の他の領域に、周方向に延びて配置された第1突出部423と、周方向の一部の領域を除く周方向の他の領域に、周方向に延びて配置された第2突出部424とを含む。
第2突出部424は、第1突出部423よりもシート表面34の径方向での外側に配置されている。すなわち、第2突出部424は、第1突出部423よりも外周側の位置に配置されている。第1突出部423よりも外周側の位置とは、第1突出部423よりも第1シート開口部33から離れた位置である。
シート表面34には、周方向において、第1突出部423が配置された第1突出部423の配置領域と、第1突出部423が配置されていない第1突出部423の非配置領域44とが存在する。第1突出部423の非配置領域44が、周方向の一部の領域に対応する。第1突出部423の配置領域が、周方向の一部の領域を除く周方向の他の領域に対応する。
第2突出部424の一部は、シート表面34のうち第1突出部423の非配置領域44に対して、外周側に配置されている。すなわち、第2突出部424の一部は、第1突出部423の非配置領域44を覆うように、第1突出部423の非配置領域44に対してシート表面34の径方向の外側に配置されている。
また、第1突出部423と第2突出部424とのそれぞれは、第2実施形態の突出部42と同様に、閉弁時に、バルブ体12と接するように形成されている。なお、バルブ装置10の他の構成は、第1実施形態と同じである。
本実施形態によれば、第2突出部424によって、第1突出部423の非配置領域44からシート表面側の空間A2への異物の侵入を抑制することができる。このため、第2突出部424が配置されていない場合と比較して、異物の侵入を抑制することができる。すなわち、突出部42が周方向全域に連続して延びていなくても、異物の侵入を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、突出部42は、周方向の一部の領域43を除く周方向の他の領域に、配置されている。このため、第2実施形態と同様に、第1実施形態の(2)の効果が得られる。
本実施形態では、第2突出部424は、第1突出部423よりも外周側の位置に配置されている。しかしながら、第2突出部424は、第1突出部423よりも内周側の位置に配置されてもよい。
また、本実施形態では、第2突出部424の一部は、シート表面34のうち周方向での第1突出部423の非配置領域44に対して、外周側に配置されている。しかしながら、第2突出部424の少なくとも一部が、シート表面34のうち周方向での第1突出部423の非配置領域44に対して、外周側に配置されていれば、第2突出部424の周方向の長さは、本実施形態よりも短くてもよい。
本実施形態では、第1突出部423と第2突出部424とのそれぞれは、1つであるが、複数であってもよい。この場合、複数の第1突出部423が、径方向で同じ位置において、周方向に互いに離れて配置される。そして、複数の第2突出部424のそれぞれが、シート表面34のうち周方向での第1突出部423の非配置領域44に対して、外周側に配置される。
(第5実施形態)
上記した各実施形態では、第1シート部品15が一部品で構成されている。これに対して、図12に示すように、本実施形態では、第1シート部品50は、複数の部品51、52で構成されている。第1シート部品50は、スリーブ51と、シール部材52とを含む。スリーブ51は、金属材料で構成されている。シール部材52は、樹脂材料で構成されている。
スリーブ51は、第1筒部51aと、フランジ部51bと、第2筒部51cとを有する。第1筒部51aは、円筒形状であり、第1シート開口部33に連通する第1シート流路15aを内部に形成している。フランジ部51bは、第1筒部51aのバルブ体12側の端部から第1筒部51aの径方向外側に延びている。フランジ部51bは、円環の板形状である。フランジ部51bは、バルブ体12側とは反対側の表面54を有する。フランジ部51bの表面54は、第1スプリング16からの付勢力を受ける。第2筒部51cは、円筒形状であり、フランジ部51bの径方向外側の端部から第1筒部51aの軸線方向に延びている。第2筒部51cの内側に、シール部材52が保持されている。
シール部材52は、円環の板形状であり、第1シート開口部33を中央に有する。シール部材52は、バルブ体12側の表面53を有する。シール部材52のうちバルブ体12側の表面53は、第1実施形態のシート表面34と同じ形状を有している。
本実施形態では、第1筒部51aが、シート部品の筒部を構成している。フランジ部51bとシール部材52が、シート部品のシート本体部を構成している。シール部材52の表面53が、シート本体部のシート表面に相当する。フランジ部51bの表面54が、シート本体部のシート裏面に相当する。
バルブ装置10の他の構成は、第1実施形態と同じである。上記の通り、シール部材52の表面53は、第1実施形態のシート表面34と同じ形状を有している。このため、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(他の実施形態)
(1)上記した各実施形態では、突出部42は、周方向に円周状または円弧状に延びて配置されているが、周方向に直線状に延びて配置されてもよい。
(2)上記した各実施形態では、シール部41は、シート表面34のうち突出部42を除く部分と同じ面を構成している。しかしながら、シール部41は、シート表面34のうち突出部42を除く部分から突出した突出部で構成されてもよい。
(3)上記した各実施形態では、第1シート開口部33およびシート本体部31は、円形状であるが、円形状でなくてもよい。また、円筒部32は、横断面での開口形状が円以外の形状である筒部であってもよい。この場合、径方向は、第1シート開口部33の中心位置を通り、筒部の軸線に対して垂直な方向である。
(4)上記した各実施形態では、シート表面34の内周端部は、円筒部32の径方向において、円筒部32の外面32aと同じ位置にある。しかしながら、シート表面34の内周端部は、円筒部32の外面32aよりも円筒部32の径方向内側の位置にあってもよい。すなわち、シール部41は、円筒部32の外面32aよりも円筒部32の径方向内側の位置にあってもよい。
(5)上記した各実施形態では、バルブ装置10は、開弁時に、冷却水がバルブ体12の内部から外部へ向かって流れるように構成されている。しかしながら、バルブ装置10は、開弁時に、冷却水がバルブ体12の外部から内部へ向かって流れるように構成されていてもよい。
(6)上記した各実施形態では、バルブ装置10は、走行用のエンジン1を備える車両に搭載されるものであり、エンジン1の冷却水の流量を調整する。しかしながら、バルブ装置10は、走行用のエンジン1を備えていない車両に搭載され、エンジン1以外の発熱機器の冷却水の流量を調整するものであってもよい。また、バルブ装置10は、車両に搭載されるものに限定されない。また、バルブ装置10が調整する流体は、冷却水以外の液体であってもよく、気体であってもよい。
(7)本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能であり、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
11 ハウジング
12 バルブ体
15 シート部品
15a 第1シート流路
31 シート本体部
32 円筒部
33 第1シート開口部
34 シート表面
35 シート裏面
41 シール部
42 突出部

Claims (6)

  1. 流体の流量を調整するバルブ装置であって、
    バルブ空間(11a)と、前記バルブ空間に連通するシート空間(11c)とが内部に形成されたハウジング(11)と、
    前記バルブ空間に回転可能な状態で収容され、凸形球面形状のバルブ表面(12a)を有するバルブ体(12)と、
    前記シート空間に収容され、前記バルブ体によって開閉されるシート開口部(33)を有するシート本体部(31、51b、52)および前記シート開口部に連通するシート流路(15a)を内部に形成する筒部(32、51a)を有するシート部品(15、50)と、を備え、
    前記シート本体部は、前記バルブ体側の表面であるシート表面(34、53)と、前記バルブ体側の反対側の表面であるシート裏面(35、54)とを有し、
    前記シート表面は、前記バルブ体が前記シート開口部を閉じる閉弁時に、前記シート開口部を囲む環状に、前記バルブ表面と接触してシールするシール部(41)と、前記シール部よりも外周側の位置で、前記シート開口部の周りを一周する方向である周方向に延びて配置され、前記バルブ体に向かって突出した突出部(42)とを有する、バルブ装置。
  2. 前記シール部は、前記筒部の中心位置を通り前記筒部の軸線方向に対して垂直な方向において、前記筒部の外面(32a)と同じ位置、または、前記筒部の外面よりも外側の位置にある、請求項1に記載のバルブ装置。
  3. 前記突出部は、前記閉弁時に前記バルブ表面に接するように形成されているとともに、前記シート表面のうち前記周方向の一部の領域(43、44)を除く前記周方向の他の領域に、配置されている、請求項1または2に記載のバルブ装置。
  4. 前記筒部の軸線方向に直交する仮想平面に対して、前記シート表面のうち前記シール部および前記突出部を除く領域(34a)を前記軸線方向で投影した投影領域の面積(S1)が、前記仮想平面に対して、前記シート裏面を前記軸線方向で投影した投影領域の面積(S2)と等しくなるように、前記シート部品は形成されている、請求項3に記載のバルブ装置。
  5. 前記突出部は、前記周方向に延びる第1突出部(421)と、前記第1突出部と非連続であって、前記周方向に延びる第2突出部(422)とを含み、
    前記第1突出部は、前記シート開口部に対して前記バルブ体の回転方向の一方側に配置され、
    前記第2突出部は、前記シート開口部に対して前記回転方向の他方側に配置され、
    前記第1突出部に対して前記シール部を前記回転方向で投影したときに、前記第1突出部の一部または全部が、投影した前記シール部と重複するように、前記第1突出部は配置され、
    前記第2突出部に対して前記シール部を前記回転方向で投影したときに、前記第2突出部の一部または全部が、投影した前記シール部と重複するように、前記第2突出部は配置されている、請求項1または2に記載のバルブ装置。
  6. 前記突出部は、前記周方向の一部の領域を除く前記周方向の他の領域に、前記周方向に延びて配置された第1突出部(423)と、前記第1突出部よりも内周側または外周側の位置で、前記周方向の一部の領域を除く前記周方向の他の領域に、前記周方向に延びて配置された第2突出部(424)とを含み、
    前記第2突出部の少なくとも一部は、前記シート表面のうち前記周方向で前記第1突出部が配置されていない前記第1突出部の非配置領域(44)に対して、内周側または外周側に配置されている、請求項3に記載のバルブ装置。
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