JP2021123389A - ドリンクディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】同時に複数のドリンクを提供する。【解決手段】ドリンクディスペンサ10は、異なる複数の液体を混合した混合ドリンクを提供するドリンクディスペンサであって、前記混合ドリンクを作成可能な複数のレーンを有する作成部30と、前記作成部を制御するコントローラ23と、を備え、前記作成部は、前記レーン毎に、前記コントローラからの制御に従い、前記混合ドリンクの元となる前記液体が充填されている複数の容器2A,2B,2Cからの前記液体の流出量を調整する複数の調整部と、前記複数の調整部から流出された液体を混合して前記混合ドリンクを作成する流出路341,342と、作成された前記混合ドリンクを流出する流出口361,362と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、居酒屋等の飲食店において、複数の液体を混合した混合ドリンクを提供する場合に用いて好適なドリンクディスペンサに関する。
従来、居酒屋等の飲食店においては、酎ハイやハイボール等が注文された場合、人手によってアルコール(焼酎等)と、割り物(水、ウーロン茶、炭酸飲料水等)とを混合して客に提供している。
このように、人手によって混合ドリンクを作成していると、混合ドリンクの種類が多い場合、居酒屋等の従業員は各混合ドリンクのレシピ(混合する液体の種類、混合比等)を覚えるまでにある程度の経験が必要となる。よって、経験を積んだ従業員が不在の場合、注文された混合ドリンクを速やかに提供できないことがある。
この対策として、例えば、特許文献1には、通信端末装置7からの注文情報に基づき、カクテルや焼酎割等の混合酒を製造できるアルコール飲料製造装置1が記載されている。
特開2014−045721号公報
特許文献1に記載のアルコール飲料製造装置1によれば、居酒屋等の従業員が各混合ドリンクのレシピを覚えていなくても、客に対して混合ドリンクを提供することが可能となる。しかしながら、該アルコール飲料製造装置1を利用しても、例えば、注文が集中したりした場合、客に混合ドリンクを提供するまでの時間が長くなったり、注文の内容や順序を間違えたりすることが起こり得る。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、同時に複数の混合ドリンクを提供できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記課題を解決すべく、本発明の一態様に係るドリンクディスペンサは、異なる複数の液体を混合した混合ドリンクを提供するドリンクディスペンサであって、前記混合ドリンクを作成可能な複数のレーンを有する作成部と、前記作成部を制御するコントローラと、を備え、前記作成部は、前記レーン毎に、前記コントローラからの制御に従い、前記混合ドリンクの元となる前記液体が充填されている複数の容器からの前記液体の流出量を調整する複数の調整部と、前記複数の調整部から流出された液体を混合して前記混合ドリンクを作成する流出路と、作成された前記混合ドリンクを流出する流出口と、を有することを特徴とする。
前記ドリンクディスペンサは、前記混合ドリンクに対応付けて前記混合ドリンクの元となる前記異なる複数の液体の混合比が記録された混合比テーブルを記憶するメモリ、を備えることができ、前記コントローラは、前記混合比テーブルを参照して、前記調整部としての電磁弁の開閉を制御することができる。
前記ドリンクディスペンサは、前記混合ドリンクに対応付けて前記混合ドリンクの元となる前記異なる複数の液体の混合比が記録された混合比テーブルを記憶するメモリ、を備えることができ、前記コントローラは、前記混合比テーブルを参照して、前記調整部としてのポンプの駆動時間を制御することができる。
前記作成部は、前記レーン毎に、前記調整部から前記流出路に流出される前記液体の流出量を測定する流量計、を有することができる。
前記作成部は、前記レーン毎に、前記容器に接続されるカプラと、前記カプラと前記調整部とを接続するチューブと、を有することができる。
前記ドリンクディスペンサは、複数の前記調整部を着脱可能に保持するホルダ、を備えることができる。
前記ドリンクディスペンサは、圧縮空気を出力するコンプレッサ、を備えることができ、前記作成部は、前記レーン毎に、前記流出路に前記圧縮空気を吹き付けるための吹き付けノズル、を有することができる。
前記ドリンクディスペンサは、圧縮空気を出力するコンプレッサ、を備えることができ、前記圧縮空気によって前記容器の内部に加圧することができる。
前記ドリンクディスペンサは、注文情報を受信する通信部、を備えることができ、前記コントローラは、受信された前記注文情報に基づき、受注した前記混合ドリンクを受注順に前記複数のレーンに割り当てることができる。
前記ドリンクディスペンサは、受注した前記混合ドリンクのリストを受注順に表示する表示部と、前記混合ドリンクのリストに対するユーザの操作を受け付ける操作部と、を備えることができ、前記コントローラは、前記混合ドリンクのリストから前記混合ドリンクを選択するユーザの操作に応じて、前記作成部の制御を開始することができる。
前記操作部は、前記受注順に拘らず、前記混合ドリンクのリストに対する前記ユーザの操作を受け付けることができる。
前記ドリンクディスペンサは、前記混合ドリンクのリストを表示する表示部と、前記混合ドリンクのリストに対するユーザの操作を受け付ける操作部と、を備えることができ、前記表示部は、前記混合ドリンクのリストから混合ドリンクを選択するユーザの操作に応じ、前記レーンのリストを表示することができ、前記コントローラは、前記レーンのリストに対するユーザの操作に応じて、前記作成部の制御を開始することができる。
本発明によれば、同時に複数の混合ドリンクを提供することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサの第1の構成例を示す図である。 図2は、ドリンクディスペンサの第1の構成例を示す正面外観図である。 図3は、ドリンクディスペンサの第1の構成例を示すxy面の断面図である。 図4は、ドリンクディスペンサの第1の構成例を示すxz面の断面図である。 図5は、ドリンクディスペンサの第1の構成例を示すyz面の断面図である。 図6は、混合比テーブルの一例を示す図である。 図7は、ドリンクディスペンサによるドリンク注文処理の一例を説明するフローチャートである。 図8は、操作画面の表示例であり、図8(A)は混合ドリンクの作成前の状態、図8(B)は第1及び第2レーンにて混合ドリンクを1杯ずつ作成した後の状態の表示例を示す図である。 図9は、ドリンクディスペンサによるドリンク作成処理の一例を説明するフローチャートである。 図10は、注文画面の表示例であり、図10(A)は混合ドリンク選択前の表示例、図10(B)は混合ドリンク選択後の表示例を示す図である。 図11は、ドリンクディスペンサの第2の構成例を示すxy面の断面図である。 図12は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサの第3の構成例を示す図である。 図13は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサの第4の構成例を示す図である。 図14は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサの第5の構成例を示す図である。 図15は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサの第6の構成例を示す図である。 図16は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサの第7の構成例を示す図である。
以下、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。同様に、以下の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。
<本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第1の構成例>
本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10は、例えば、居酒屋等の飲食店において利用されるものであり、異なる複数の液体を混合した混合ドリンクを同時に複数作成する。本実施形態の場合、同時に2杯の混合ドリンクを作成することができる。
なお、作成する混合ドリンクは、アルコール成分を含むアルコールドリンクを想定しているが、アルコール成分を含んでいなくてもよい。すなわち、ドリンクディスペンサ10によって作成される混合ドリンクは、アルコールドリンクに限らず、いわゆるノンアルコールドリンクやソフトドリンク等であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第1の構成例を示している。
該第1の構成例は、電源部21、制御ユニット22、操作部26、表示部27、及び作成部30を備える。
電源部21は、制御ユニット22、操作部26、表示部27、及び作成部30に対して電力を供給する。ただし、電源部21からの電力ラインの図示は省略する。
制御ユニット22は、コントローラ23、メモリ24、及び通信部25を有する。コントローラ23は、例えば、CPU(central processor unit)等からなり、メモリ24に記憶されている所定のプログラムを実行することにより、ドリンクディスペンサ10の各部を制御する。ただし、コントローラ23からの制御ラインの図示は適宜省略する。
例えば、コントローラ23は、客や店員等が操作する注文装置(後述)からの注文情報に基づき、注文された混合ドリンクのリストを表す操作画面271(図8)を表示部27に表示させる。また、コントローラ23は、操作画面271に対するユーザ(店員等)の操作に応じ、混合ドリンクを作成部30に作成させる。さらに、コントローラ23は、注文画面272(図10)に対するユーザ(店員等)からの直接的な注文操作に応じ、混合ドリンクを作成部30に作成させることができる。
メモリ24は、コントローラ23としてのCPUが実行するプログラムや、後述する混合比テーブル241等を記憶する。
通信部25は、例えば、無線LAN(local area network)モジュール等からなり、飲食店の客や従業員が注文用に使用する注文装置(不図示)から送信された注文情報を受信してコントローラ23に出力する。注文装置としては、タブレット型端末やスマートフォン等の一般的なコンピュータを利用することができる。
操作部26は、例えば、表示部27としてディスプレイに積層されたタッチパネルからなり、ユーザ(飲食店の従業員等)の操作を受け付け、操作情報としてコントローラ23に出力する。表示部27は、コントローラ23からの制御に従い、操作画面271を表示する。
作成部30は、混合ドリンクの元となるウィスキー、焼酎、ラム等のアルコールや、ミネラルウォータ、ウーロン茶、炭酸水、炭酸飲料水等の割り物がそれぞれ充填されている複数のボトル2を、その口を下方に向けた状態で固定することが可能である。作成部30は、コントローラ23からの制御に従い、複数のボトル2A,2B,2Cに充填されている液体を混合して混合ドリンクを作成する。
割り物としての炭酸水については、水と二酸化炭素とを混合して炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサ(不図示)が出力する炭酸水を作成部30に供給するようにしてもよい。その場合、一端が炭酸水ディスペンサの出力に接続されたチューブ(不図示)の他端をカプラ31(後述)に接続すればよい。
同図においては、説明を簡略化するため、ボトル2の数を3本として、ボトル2A,2B,2Cを図示しているが、作成部30にはより多くのボトル2を取り付けることができる。以下、ボトル2A,2B,2Cを個々に区別する必要がない場合、ボトル2と称する。ボトル2は、本発明の容器に相当する。
また、同図においては、複数のボトル2のサイズ、及び形状を統一して図示しているが、複数のボトル2のサイズ、形状、材質等は、統一しなくてもよい。例えば、割り物はアルコールよりも消費量が多いと考えられるので、割り物のボトル2は、アルコールのボトル2よりも大型のものを取り付けることができるようにしてもよい。
また、作成部30には、固定されたボトル2を冷却または加熱することにより内部の液体の温度を調整できる温度調整部(不図示)を設けるようにしてもよい。さらに、温度調整部は、各ボトル2をそれぞれ個別に冷却または加熱できるようにし、内部の液体の温度を個別に調整できるようにしてもよい。
作成部30には、ボトル2Aに対応して、カプラ31A、チューブ32A、及び電磁弁331A,332A,・・・33nAが設けられている。同様に、ボトル2Bに対応して、カプラ31B、チューブ32B、及び電磁弁331B,332B,・・・33nBが、ボトル2Cに対応して、カプラ31C、チューブ32C、及び電磁弁331C,332C,・・・33nCが設けられている。
さらに、作成部30には、流出路341〜34n、コンプレッサ35、及び流出口361〜36nが設けられている。
ここで、nは、作成部30が同時に混合ドリンクを作成可能なレーンの数を示す2以上の値であり、本実施形態の場合、レーン数nは2である。レーン数nは、ドリンクディスペンサ10を配置する飲食店の規模等に応じて適宜変更することができる。以下においては、n=2として説明する。
また、以下において、カプラ31A〜31C、チューブ32A〜32Cを個々に区別する必要がない場合、カプラ31、チューブ32と称する。同様に、第1レーンに対応する電磁弁331A〜331C、第2レーンに対応する電磁弁332A〜332Cについては、電磁弁331、電磁弁332と称する。さらに、電磁弁331、電磁弁332を個々に区別する必要がない場合、電磁弁33と称する。電磁弁33は、本発明の調整部に相当する。
ボトル2Aに対応するカプラ31Aには、複数のボトル2の保持部材としてのボトルステー37(図3)によって下向きに固定されたボトル2Aの口が装着される。なお、カプラ31Aの径は、ボトル2Aの口のサイズに合わせて可変とされており、ボトル2Aの口に確実に装着することができる。なお、カプラ31Aには、ボトル2Aから液体が流出することによってボトル2Aの内部が負圧とならないように、外部からボトル2Aに空気を流入させることができる空気孔311Aが形成されている。空気孔311Aには、ボトル2Aから外部への液体の流出を防ぐ逆止弁(不図示)が設けられている。
チューブ32Aは、レーン数nに合わせて2分岐されており、カプラ31Aの下端と、電磁弁331A,332Aの上端とを接続する。したがって、ボトル2Aから重力によって流出する液体は、チューブ32Aを通って電磁弁331A,332Aに流入する。
電磁弁331A,332Aは、コントローラ23からの制御に従い、ボトル2Aから流入される液体の流出量を調整する。すなわち、第1レーンに対応する電磁弁331Aは、コントローラ23からの制御に従って開閉し、ボトル2Aから流入された液体を流出路341に流出させる。同様に、第2レーンに対応する電磁弁332Aは、コントローラ23からの制御に従って開閉し、ボトル2から流入された液体を流出路342に流出させる。
なお、ボトル2B,2Cにそれぞれ対応するカプラ31B,31C等については、ボトル2Aに対応するカプラ31A等と同様のため、その説明を省略する。
流出路341,342は、例えば、樹脂製の樋またはチューブからなる。第1レーンに対応する流出路341は、電磁弁331からの液体を混合して流出口361から流出させる。同様に、第2レーンに対応する流出路342は、電磁弁332からの液体を混合して流出口362から流出させる。なお、流出口361,362から流出された液体は、流出口361,362の下方にユーザが配置したグラス1に入り、混合ドリンクとして客に提供される。
コンプレッサ35は、流出路341,342に残った液体をブロー洗浄するための圧縮空気をチューブ351を介して出力する。
なお、該第1の構成例におけるコントローラ23は、電磁弁33の開放時間を調整することによって、ボトル2から流出する液体の流量を制御している。したがって、ボトル2から流出する液体の流出速度は一定であることが望ましい。このため、上述したように、ボトル2から液体が流出したことによりボトル2の内部に負圧が生じて液体の流出速度の変化が生じないように、カプラ31に空気孔311を設けている。ただし、ボトル2の内部に空気が導入した場合、ボトル2の液体が空気に触れて酸化が進んでしまうことになる。よって、該空気孔311はユーザが必要に応じて開閉できるようにすることが望ましい。
次に、図2は、ドリンクディスペンサ10の第1の構成例を示す正面外観図である。なお、同図の場合、ドリンクディスペンサ10には10本のボトル2A〜2Jが取り付けられている。以下に説明する図3、及び図4についても同様である。
ドリンクディスペンサ10の正面には、向かって中心よりも左側には第1レーン、右側には第2レーンにそれぞれ対応する開口3が設けられている。開口3は、ユーザがグラス1を配置するための空間である。なお、グラス1の形状は、容量が同一であれば任意である。例えば、グラス1の代わりにジョッキを配置してもよい。
また、ドリンクディスペンサ10の正面には、操作部26及び表示部27としてタッチパネル付きディスプレイが配置されている。ユーザは、氷を入れたグラス1を開口3に配置した後、該タッチパネル付きディスプレイに対して、混合ドリンクの作成を指示する操作を行うことになる。なお、操作部26は、タッチパネルではなく、表示部27と分離された押しボタン等によって実現してもよい。
次に、図3は、ドリンクディスペンサ10の第1の構成例を示すxy面の断面図、図4は、ドリンクディスペンサ10の第1の構成例を示すxz面の断面図、図5は、ドリンクディスペンサ10の第1の構成例を示すyz面の断面図である。
ボトルステー37は、混合ドリンクの元となるアルコールや割り物がそれぞれ充填されているボトル2A〜2Jを、その口を下方に向けた状態で固定することができる。ボトル2A〜2Jは、ボトルステー37によって下向きで固定された状態で対応するカプラ31A〜31Jに装着される。
第1レーンに対応する流出路341は、流出口361までの傾斜面を有する樋状であって、少なくとも電磁弁331A〜331Jの直下が開口された形状とされており、電磁弁331A〜331Jからの液体を混合して流出口361から流出させる。同様に、第2レーンに対応する流出路342は、流出口362までの傾斜面を有する樋状であって、少なくとも電磁弁332A〜332Jの直下が開口された形成とされており、電磁弁332A〜332Jからの液体を混合して流出口362から流出させる。
流出路341と流出路342とは、ドリンクディスペンサ10の正面から見た場合(実際には筐体に覆われていて不可視)、z軸方向にずらして配置されている。また、流出口361と流出口362とは、ドリンクディスペンサ10の側面(同様に、不可視)から見た場合、ほぼ同じz軸方向の位置に配置されている。図3の場合、流出路341が手前側に、流出路342が奥側に配置されているため、流出路342の底部は、流出口362までz軸方向に延ばされている。
なお、流出路341,342を設ける代わりに、電磁弁331A〜331Jと流出口361、電磁弁332A〜332Jと流出口362をそれぞれチューブによって接続してもよい。ただし、その場合、流出路341,342を設けた場合に比べて構造が複雑となり、洗浄等のメンテナンス性が劣ることになる。
コンプレッサ35からの圧縮空気が通るチューブ351はレーン数nに合わせて2分岐されている。分岐された一方のチューブには、第1レーンに対応する除菌フィルタ421、電磁弁431、及び吹き付けノズル441が、分岐された他方のチューブには第2レーンに対応する除菌フィルタ422、電磁弁432、及び吹き付けノズル442が順に設けられている。
電磁弁431,432は、コントローラ23からの制御に従って開閉される。電磁弁431が開放された場合、圧縮空気は、除菌フィルタ421、電磁弁431を通って吹き付けノズル441から流出路341に噴射され、流出路341が除菌された圧縮空気によってブロー洗浄される。また、電磁弁432が開放された場合、圧縮空気は、除菌フィルタ422、電磁弁432を通って吹き付けノズル442から流出路342に噴射され、流出路342が除菌された圧縮空気によってブロー洗浄される。
なお、図3〜図5に示された各部の配置は、その一例に過ぎず、図示した例に限定するものではない。また、作成部30の各構成要素は、容易に分解、交換が可能とされており、洗浄等のメンテナンスが容易に行えるようになっている。
次に、図6は、制御ユニット22のメモリ24に予め記憶されている混合比テーブル241の一例を示している。混合比テーブル241は、コントローラ23が電磁弁33を制御する際に参照するものである。
混合比テーブル241には、ドリンク種別に対応付けて各ボトル2の混合比が記録されている。各ボトル2の混合比の値は、対応する電磁弁33の開放時間によって表されている。例えば、焼酎水割には、ボトル2Aの焼酎の値4と、ボトル2Eのミネラルウォータの値6とが対応付けて記録されている。これは、焼酎水割を作成する場合、ボトル2Aに対応する電磁弁33を4秒間、ボトル2Eに対応する電磁弁33を6秒間だけ開放することを意味する。
ただし、作成部30の第1の構成例(図1)等のように、カプラ31Aに接続されたチューブ32Aが2分岐して電磁弁331A,332Aに接続されているような構成では、同一時間での、2つの電磁弁331A,332Aの両方を同時に開放している場合における一方を通過する液体の流量は、2つの電磁弁331A,332Aの一方だけを開放している場合における該一方を通過する液体の流量に比べて1/2になってしまう。
そこで、混合比テーブル241に記録されている混合比の値は、分岐されたチューブ32が接続されている2つの電磁弁331,332の一方だけを開放する場合の時間とみなし、該2つの電磁弁331,332の両方を同時に開放する場合には、混合比の値を2倍して適用すればよい。
なお、混合比テーブル241における混合比は、ユーザがその内容を適宜追加したり、変更したりすることができる。
<ドリンクディスペンサ10によるドリンク受注処理、及びドリンク作成処理>
次に、図7は、ドリンクディスペンサ10によるドリンク受注処理の一例を説明するフローチャートである。
該ドリンク受注処理は、ドリンクディスペンサ10の電源がオンとされた場合に開始され、電源がオフとされるまで繰り返し実行される。
はじめに、コントローラ23が、通信部25を監視し、注文装置からの注文情報を受信したか否かを判定する(ステップS1)。ここで、注文情報を受信していないと判定した場合(ステップS1でNO)、コントローラ23が、通信部25の監視を継続する。
反対に、注文情報を受信したと判定した場合(ステップS1でYES)、コントローラ23が、注文情報に基づき、受注した混合ドリンクを第1レーン及び第2レーンに交互に割り振る(ステップS2)。
次に、コントローラ23が、レーン毎、受注順に割り振った混合ドリンクのリストを表す操作画面271(図8)を表示部27に表示させる(ステップS3)。この後、処理はステップS1に戻り、ステップS1〜S3が繰り返される。
次に、図8は、ドリンク受注処理によって表示される操作画面271の表示例を示している。同図(A)の場合、第1レーンには、受注順にウーロンハイ、緑茶割、梅酒ソーダ、・・・が割り振られており、第2レーンには、受注順に芋焼酎水割、W(ウィスキー)ハイボール、レモンサワーが割り振られている。
ユーザは、該操作画面271に表示されている混合ドリンク名をタッチすることにより、混合ドリンクの作成を指示することができる。例えば、同図(A)に示された該操作画面271において、ユーザが第1レーンの1番目のウーロンハイと、第2レーンの1番目の芋焼酎水割をタッチした場合、第1レーンではウーロンハイが作成され、第2レーンでは芋焼酎水割が作成される。そして、同図(B)に示されるように、操作画面271からは、作成された混合ドリンクが消去されて、未作成の混合ドリンク名が受注順を繰り上げて表示される。
なお、ユーザは、操作画面271において、必ずしも受注順に混合ドリンクの作成を指示する必要はなく、受注順に拘らず、受注済みの任意の混合ドリンクの作成を指示することができる。例えば、ユーザは、同図(A)の操作画面271において、第1レーンの1番目のウーロンハイではなく、3番目の梅酒ソーダの作成を指示することができる。これにより、ユーザは受注済みの混合ドリンクのうち、任意のものを優先的に客に提供することが可能となる。
操作画面271には、ドリンクリストボタン2711が設けられている。ドリンクリストボタン2711がタッチされた場合、表示部27には注文画面272(図10)が表示される。ユーザは、注文画面272にて直接的に混合ドリンクの作成を指示することができる(詳細後述)。
次に、図9は、ドリンクディスペンサ10によるドリンク作成処理の一例を説明するフローチャートである。
該ドリンク作成処理は、ユーザが氷入りのグラス1を開口3に配置した後、操作画面271に表示されている混合ドリンク名をタッチすることにより選択して混合ドリンクの作成を指示したことに応じて開始される。なお、ユーザによる作成指示は、第1レーン及び第2レーンに対して同時に行ってもよいし、第1レーン及び第2レーンの一方だけ行ってもよい。
はじめに、コントローラ23が、メモリ24に記憶されている混合比テーブル241を参照し、作成指示があった混合ドリンクに対応する混合比を取得する(ステップS11)。次に、コントローラ23が、取得した混合比に基づいて対応する電磁弁33を開放することにより、アルコールと割り物を混合することにより混合ドリンクを作成して流出口36から流出させる(ステップS12)。
例えば、ユーザが操作画面271において、第1レーンのウーロンハイと、第2レーンのウィスキーハイボールとをタッチしてその作成を指示した場合、混合比テーブル241から、ウーロンハイの混合比としてボトル2Aの焼酎:ボトル2Dのウーロン茶=2:8、及びウィスキーハイボールの混合比としてボトル2Bのウィスキー:ボトル2Cの炭酸水=2:8が取得される。
そして、第1レーンでは、ボトル2Aに対応する電磁弁331Aが2秒間、ボトル2Dに対する電磁弁331Dが8秒間解放されて、焼酎とウーロン茶が流出路341に排出されて混合され、混合ドリンクとしてのウーロンハイが流出口361から排出される。これと並行して、第2レーンでは、ボトル2Bに対応する電磁弁332Bが2秒間、ボトル2Cに対する電磁弁332Cが8秒間解放されて、ウィスキーと炭酸水が流出路342に排出されて混合され、混合ドリンクとしてのウィスキーハイボールが流出口362から排出される。
次に、コントローラ23が、コンプレッサ35を起動して圧縮空気を発生させ、電磁弁431,432を開放させることにより、流出路341,342をブロー洗浄する。以上で、ドリンク作成処理は終了される。
上述したドリンク作成処理によれば、同時に複数(本実施形態の場合、2)の混合ドリンクを作成、提供することが可能となる。
次に、図10は、ユーザが操作画面271のドリンクリストボタン2711をタッチしたことに応じて表示部27に表示される注文画面272の表示例であり、同図(A)は混合ドリンクの選択前の表示例、同図(B)は混合ドリンクの選択後の表示例を示している。
ユーザ(店員等)は、注文画面272に表示されている混合ドリンクのリストにて混合ドリンクを選択することができる。混合ドリンクが選択されると、注文画面272にはポップアップ画面273が重畳表示される。ポップアップ画面273には、選択された混合ドリンクを作成させるレーンを選択するための第1レーンボタン2731、第2レーンボタン2732、及び両方ボタン2733が表示されている。
ユーザは、第1レーンボタン2731、または第2レーンボタン2732をタッチすることにより、選択した混合ドリンクの作成レーンを指示することができる。また、ユーザは、両方ボタン2733をタッチすることにより、選択した混合ドリンクを、第1レーン及び第2レーンにて同時に作成させることができる。
<本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第2の構成例>
次に、図11は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第2の構成例を示している。
該第2の構成例は、第1の構成例(図3)に対して、電磁弁33の出力側にチューブを追加したものである。なお、第2構成例の構成要素のうち、第1の構成例の構成要素と共通するものには第1の構成例の構成要素と同一の符号を付してその説明を省略する。
例えば、電磁弁331Aの出力側には、流出路341の傾斜面付近まで伸びたチューブ381Aが接続されている。また例えば、電磁弁332Aの出力側には、流出路342の傾斜面付近まで伸びたチューブ382Aが接続されている。以下、チューブ381A,382A,・・・を個々に区別する必要がない場合、単にチューブ38と称する。
第2の構成例の場合、電磁弁33の出力側にチューブ38を設けたことにより、電磁弁33から流出された液体の拡散を抑えて流速の低下を抑制できるので、第1の構成例に比べて、より早く混合ドリンクをグラス1に注ぐことができる。また、電磁弁33から流出された液体の流出路341,342の傾斜面における拡散を抑制できるので、第1の構成例に比べて、流出路341,342のブロー洗浄すべき面積を狭めることができる。
なお、第2の構成例の変形例として、チューブ38を流出路341,342の上面に設け、チューブ38と流出路341、チューブ38と流出路342をそれぞれ一体的に形成するようにしてもよい。このようにすれば、ドリンクディスペンサ10を分解して洗浄するようなメンテナンスの作業性を向上させることができる。
<本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第3の構成例>
次に、図12は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第3の構成例を示している。
該第3の構成例は、第1の構成例(図1)に対して、複数の電磁弁33を保持するための電磁弁ホルダ60を追加したものである。なお、第3の構成例の構成要素のうち、第1の構成例の構成要素と共通するものには第1の構成例の構成要素と同一の符号を付してその説明を省略する。
電磁弁ホルダ60は、複数の電磁弁33をそれぞれ保持するための電磁弁格納部611A,612A,611B,612B,611C,612Cを有する。電磁弁ホルダ60は、本発明のホルダに相当する。例えば、電磁弁格納部611Aは、電磁弁331Aを保持するためのものであり、電磁弁格納部612Aは、電磁弁332Aを保持するためのものである。以下、電磁弁格納部611A〜612Cを個々に区別する必要がない場合、電磁弁格納部61と称する。電磁弁格納部61は、ユーザが電磁弁33を容易に着脱できるように形成されている。電磁弁格納部61には、保持する電磁弁33の電力端子と接する位置に、電磁弁33に対して電力を供給するための電力端子が設けられている。なお、同図の場合、1か所の電磁弁格納部61が1個の電磁弁33を保持するようになされているが、1か所の電磁弁格納部61が複数(例えば2個)の電磁弁33を保持するようにしてもよい。
電磁弁33は、他の構成要素に比較して、洗浄や定期交換、故障による交換の頻度が高いことが予想されるので、該第2の構成例によれば、特に、電磁弁33に関するメンテナンスを容易に行うことができる。
<本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第4の構成例>
次に、図13は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第4の構成例を示している。
該第4の構成例は、第1の構成例(図1)に対して、流量計411A,412A,411B,412B,411C,412Cを追加したものである。例えば、電磁弁331Aの入力側には流量計411Aが、電磁弁332Aの入力側には流量計412Aが追加されている。以下、流量計411A〜412Cを個々に区別する必要がない場合、流量計41と称する。流量計41は、各電磁弁33の出力側に配置してもよい。なお、第4の構成例の構成要素のうち、第1の構成例の構成要素と共通するものには、同一の符号を付してその説明を省略する。
流量計41は、対応する電磁弁33に流入する、すなわち、電磁弁33から流出する液体の流量を測定し、その測定結果をコントローラ23に送信する。
なお、第4の構成例における混合比テーブル241に記載されている混合比の値は、混合するアルコールと割り物との量を表すものとする(不図示)。そして、コントローラ23は、流量計41から送信された各電磁弁33からの流量に基づき、電磁弁33を制御して開閉する。
第4の構成例によれば、各電磁弁33からの流量に基づいて電磁弁33を制御するので、第1の構成例のように開放時間に基づいて電磁弁33を制御する場合に比べて、高い精度で所望する割合の混合ドリンクを作成することができる。
<本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第5の構成例>
次に、図14は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第5の構成例を示している。
該第5の構成例は、第1の構成例(図1)に対して、市販のボトル2を取り付ける代わりに専用容器51A〜51Cを備える。専用容器51Aには、2つのカプラ31、すなわち、第1レーンに対応するカプラ31A1と、第2レーンに対応するカプラ31A2が取り付けられており、カプラ31A1はチューブ32A1を介して電磁弁331Aと接続され、カプラ31A2はチューブ32A2を介して電磁弁332Aと接続されている。専用容器51Aには、空気孔511Aが設けられている。専用容器51B,51Cについても同様である。第5の構成例の構成要素のうち、第1の構成例の構成要素と共通するものには、同一の符号を付してその説明を省略する。
第5の構成例の場合、同一の専用容器51に接続されたカプラ31と電磁弁33とが2対2で接続されているので、カプラ31と電磁弁33とが1対2で接続されている第1の構成例に比べて、2つの電磁弁33の開閉状態が異なる場合におけるカプラ31からチューブ32を通って電磁弁33に流入する液体の流量が安定する。したがって、第1の構成例に比べて、高い精度で所望する割合の混合ドリンクを作成することができる。
<本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第6の構成例>
次に、図15は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第6の構成例を示している。
該第6の構成例は、第1の構成例(図1)における電磁弁33の代わりに、ギヤポンプ39を備える。ギヤポンプ39は、本発明の調整部、及びポンプに相当する。ギヤポンプ39は、内部のギヤが噛合しながら回転駆動することにより、液体を吸引し、排出することができる。この場合、混合比テーブル241(図6)には、ギヤポンプ39によって吸引、排出する液体の量を調整するために、ギヤポンプ39の制御量(例えば、駆動時間、ギヤの回転量等)が記録されているものとする。第6の構成例の構成要素のうち、第1の構成例の構成要素と共通するものには、同一の符号を付してその説明を省略する。
第6の構成例の場合、ギヤポンプ39により、重力に依存することなく、ボトル2から液体を吸引することができるので、作成部30に対するボトル2の設置の向きの自由度を上げることができる。
ギヤポンプ39は、電磁弁33と同程度に小型であるため好ましいが、ギヤポンプ39の代わりに、ロータリポンプ、ベローズポンプ等の他の形式のポンプを用いてもよい。
<本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第7の構成例>
次に、図16は、本発明の一実施形態に係るドリンクディスペンサ10の第7の構成例を示している。
該第7の構成例は、第1の構成例(図1)の空気孔311に、コンプレッサ35に接続されたチューブ351から分岐したチューブ532を接続し、コンプレッサ35と空気孔311の間に除菌フィルタ353及び減圧器354が設けられている。除菌フィルタ353は、コンプレッサ35からの圧縮空気を除菌する。減圧器354は、圧縮空気の圧力を調整する。第7の構成例の構成要素のうち、第1の構成例の構成要素と共通するものには、同一の符号を付してその説明を省略する。
第7の構成例の場合、ボトル2の内部に除菌された圧縮空気を導入し、ボトル2の内部に加圧することができる。この加圧により、ボトル2の液体を重力に依存することなく排出することができるので、作成部30に対するボトル2の設置の向きの自由度を上げることができる。例えば、作成部30に対してボトル2を上向きや横向きに設置したり、チューブ32を延長して作成部30から離れた位置にボトル20を配置したりすることが可能となる。
なお、上述したドリンクディスペンサ10の第1〜7の構成例は、適宜組み合わせが可能である。
また、上述した実施形態では本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1・・・グラス、2・・・ボトル、3・・・開口、10・・・ドリンクディスペンサ、21・・・電源部、22・・・制御ユニット、23・・・コントローラ、24・・・メモリ、241・・・混合比テーブル、25・・・通信部、26・・・操作部、27・・・表示部、271・・・操作画面、2711・・・ドリンクリストボタン、272・・・注文画面、273・・・ポップアップ画面、2731・・・第1レーンボタン、2732・・・第2レーンボタン、2733・・・両方ボタン、30・・・作成部、31・・・カプラ、311・・・空気孔、32・・・チューブ、33・・・電磁弁、341,342・・・流出路、35・・・コンプレッサ、351,352・・・チューブ、353・・・除菌フィルタ、354・・・減圧器、361,362・・・流出口、37・・・ボトルステー、38・・・チューブ、39・・・ギヤポンプ、41・・・流量計、42・・・除菌フィルタ、43・・・電磁弁、441・・・吹き付けノズル、51・・・専用容器、511・・・空気孔、60・・・電磁弁ホルダ、61・・・電磁弁格納部

Claims (12)

  1. 異なる複数の液体を混合した混合ドリンクを提供するドリンクディスペンサであって、
    前記混合ドリンクを作成可能な複数のレーンを有する作成部と、
    前記作成部を制御するコントローラと、を備え、
    前記作成部は、前記レーン毎に、
    前記コントローラからの制御に従い、前記混合ドリンクの元となる前記液体が充填されている複数の容器からの前記液体の流出量を調整する複数の調整部と、
    前記複数の電磁弁から流出された液体を混合して前記混合ドリンクを作成する流出路と、
    作成された前記混合ドリンクを流出する流出口と、を有する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  2. 請求項1に記載のドリンクディスペンサであって、
    前記混合ドリンクに対応付けて前記混合ドリンクの元となる前記異なる複数の液体の混合比が記録された混合比テーブルを記憶するメモリ、を備え、
    前記コントローラは、前記混合比テーブルを参照して、前記調整部としての電磁弁の開閉を制御する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  3. 請求項1に記載のドリンクディスペンサであって、
    前記混合ドリンクに対応付けて前記混合ドリンクの元となる前記異なる複数の液体の混合比が記録された混合比テーブルを記憶するメモリ、を備え、
    前記コントローラは、前記混合比テーブルを参照して、前記調整部としてのポンプの駆動時間を制御する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  4. 請求項1または2に記載のドリンクディスペンサであって、
    前記作成部は、前記レーン毎に、
    前記調整部から前記流出路に流出される前記液体の流出量を測定する流量計、を有する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のドリンクディスペンサであって、
    前記作成部は、前記レーン毎に、
    前記容器に接続されるカプラと、
    前記カプラと前記調整部とを接続するチューブと、を有する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のドリンクディスペンサであって、
    複数の前記調整部を着脱可能に保持するホルダ、を備える
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のドリンクディスペンサであって、
    圧縮空気を出力するコンプレッサ、を備え、
    前記作成部は、前記レーン毎に、
    前記流出路に前記圧縮空気を吹き付けるための吹き付けノズル、を有する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のドリンクディスペンサであって、
    圧縮空気を出力するコンプレッサ、を備え、
    前記圧縮空気によって前記容器の内部に加圧する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のドリンクディスペンサであって、
    注文情報を受信する通信部、を備え、
    前記コントローラは、受信された前記注文情報に基づき、受注した前記混合ドリンクを受注順に前記複数のレーンに割り当てる
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のドリンクディスペンサであって、
    受注した前記混合ドリンクのリストを受注順に表示する表示部と、
    前記混合ドリンクのリストに対するユーザの操作を受け付ける操作部と、を備え、
    前記コントローラは、前記混合ドリンクのリストから前記混合ドリンクを選択するユーザの操作に応じて、前記作成部の制御を開始する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  11. 請求項10に記載のドリンクディスペンサであって、
    前記操作部は、前記受注順に拘らず、前記混合ドリンクのリストに対する前記ユーザの操作を受け付ける
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
  12. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のドリンクディスペンサであって、
    前記混合ドリンクのリストを表示する表示部と、
    前記混合ドリンクのリストに対するユーザの操作を受け付ける操作部と、を備え、
    前記表示部は、前記混合ドリンクのリストから混合ドリンクを選択するユーザの操作に応じ、前記レーンのリストを表示し、
    前記コントローラは、前記レーンのリストに対するユーザの操作に応じて、前記作成部の制御を開始する
    ことを特徴とするドリンクディスペンサ。
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