JP2021118768A - 食器棚及び台所システム - Google Patents

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宏昭 椎野
Hiroaki Shiino
宏昭 椎野
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Abstract

【課題】食器を収納した洗浄機ラックを収納する際の作業性を向上した食器棚を提供する。【解決手段】食器棚10は、正面に開口部21、22、23、24を有する複数の収納部31、32、33、34が上下に並べて形成された収納部本体11と、積載物(食器を収納した洗浄機ラック)を乗せる積載面(昇降台12の台板部52の上面)を有し、前記収納部本体11の正面側に昇降可能に設けられ、前記積載面が、前記複数の収納部31、32、33,34の下側内面(棚板46、47、48、49の上面)に対して同一平面上に移動配置可能な昇降台12とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、食器を収納する食器棚、及び食器を収納する食器棚を用いた台所システムに関する。
従来、キッチンなどの室内の壁面に並行に面した略矩形状の家具として、食器を収納する食器棚が普及している。
このような従来の食器棚の一例として、特許文献1には、正面に開口部を有する箱状の収納部本体を有する食器棚が記載されている。食器棚の収納部本体は、高さ及び幅方向が種々異なる寸法とされており、それぞれ上下左右に組み合わされることで全体として正面視で略矩形の形状に形成される。収納部本体の内部は、複数段の棚板が上下に並べて設けられ、この複数段の棚板により、複数の箱状の収納部が上下に並べて形成されている。
特開2017−38699号公報
ここで、近年、自動式の食器洗浄機が普及してきている。このような食器洗浄機は、前扉を開いて、食器を収納した洗浄機ラックを収納し、前扉を閉じて、自動的に食器の洗浄及び乾燥を行う。そして、洗浄及び乾燥が行われた食器は、洗浄機ラックごと、食器洗浄機から取り出される。
ここで、食器洗浄機を使用するユーザが一人暮らし(例えば、一人暮らしの学生)の場合、使用する食器は、洗浄機ラック1個分となるので、ユーザは、食器洗浄機から取り出され洗浄機ラックを、食器洗浄機の開いた前扉の上側や食器洗浄機の近傍に置いて、洗浄機ラックから食器を直接取り出して使用することになる。
一方、ユーザの世帯が複数人の場合(例えば、4人家族)の場合、使用する食器は、洗浄機ラック複数個分となるため、食器を収納した複数個の洗浄機ラックを、例えば特許文献1に記載された従来の食器棚に収納することになる。
ところが、食器を収納した洗浄機ラックは重たいので、ユーザは、洗浄機ラックを従来の食器棚に収納する作業に多くの時間と労力を要していた。
本発明は、食器を収納した洗浄機ラックを食器棚に収納する際の作業性を向上できる食器棚及び台所システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明の食器棚は、正面に開口部を有する複数の収納部が上下に並べて形成された収納部本体と、積載物を乗せる積載面を有し、前記収納部本体の正面側に昇降可能に設けられ、前記積載面が、前記複数の収納部の下側内面に対して同一平面上に移動配置可能な昇降台と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明の食器棚は、請求項1に記載の食器棚であって、前記収納部本体に対して前記昇降台を停止固定することが可能なストッパを更に備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明の食器棚は、請求項1または2に記載の食器棚であって、前記収納部本体の背面側に昇降可能に設けられ、錘の着脱が可能な錘取付け具と、前記錘取付け具に一端側が接続固定され、前記昇降台に他端側が接続固定されたワイヤと、前記収納部本体の上側に回転可能な状態で設けられた円盤により形成され、当該円盤の周囲の溝に前記ワイヤを掛けて支えるプーリと、を更に備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明の台所システムは、食器を収納した洗浄機ラックを収納して、前記食器の洗浄を行う食器洗浄機と、前記食器洗浄機から取り出した前記洗浄機ラックが載置される載置台と、前記載置台に近接して配置される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食器棚と、を備え、所定の昇降位置で停止された前記昇降台の積載面に、前記載置台に載置された洗浄機ラックを水平移動させることが可能になっていることを特徴とする。
本発明における食器棚によって、食器を収納した洗浄機ラックを食器棚に収納する際の作業性を向上できるようになった。
本発明の実施の形態にかかる食器棚を示す正面図である。 本発明の実施の形態にかかる食器棚を示す左側面図である。 本発明の実施の形態にかかる食器棚を示す背面図である。 本発明の実施の形態にかかる食器棚を示す断面図である。 本発明の実施の形態にかかる食器棚を用いた台所システムを説明する第1の説明図である。 本発明の実施の形態にかかる食器棚を用いた台所システムを説明する第2の説明図である。 本発明の実施の形態にかかる食器棚を用いた台所システムを説明する第3の説明図である。
<本発明の実施の形態>
以下、本発明の実施の形態にかかる食器棚を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる食器棚を示す正面図である。図2は、本発明の実施の形態にかかる食器棚を示す左側面図である。図3は、本発明の実施の形態にかかる食器棚を示す背面図である。図4は、本発明の実施の形態にかかる食器棚を示す断面図である。
<食器棚の全体構成> 図1において、食器棚10は、キッチン本体2(図5参照)の手前に配置される略矩形状の家具であり、収納部本体11と、昇降台12と、錘取付け具13(図2乃至図4参照)と、左右のワイヤ14L、14Rと、プーリ15L、15R、16L(図2及び図3参照)、16R(図3参照)と、ストッパ17(図2及び図4参照)とから構成される。 <収納部本体の構成>
収納部本体11は、合成樹脂及びステンレス鋼を基本材料として用い、正面に開口部21、22、23、24を有する箱状の収納部31、32、33、34を複数有している。これら収納部31、32、33、34は、上下に組み合わされることで全体として正面視で略矩形の形状に形成される。
収納部本体11は、外部構造が上面板41、下面板42、左右の側面板43L、43R、背面板44(図2乃至図4参照)から構成されている。
収納部本体11の内側には、5段の棚板45、46、47、48、49が設けられている。上から一段目及び二段目の棚板45、46は、上から一段目の収納部31の内側上面及び内側下面を形成している。上から二段目及び三段目の棚板46、47は、上から二段目の収納部32の内側上面及び内側下面を形成している。上から三段目及び四段目の棚板47、48は、上から三段目の収納部33の内側上面及び内側下面を形成している。上から四段目及び五段目の棚板48、49は、上から四段目の収納部34の内側上面及び内側下面を形成している。
左の側面板43Lの前辺には、ローラ61L、62Lを転動可能な状態で収納するレール65Lが設けられている。右の側面板43Rの前辺には、ローラ61R、62Rを転動可能な状態で収納するレール65Rが設けられている。
図3に示すように、左の側面板43Lの後辺には、ローラ63L、64Lを転動可能な状態で収納するレール66Lが設けられている。右の側面板43Rの後辺には、ローラ63R、64Rを転動可能な状態で収納するレール66Rが設けられている。
<昇降台の構成> 次に、昇降台12について説明する。図2に示すように、昇降台12は、合成樹脂及びステンレス鋼を基本材料として用い、枠状に形成された枠部材51(図1参照)の下辺側に折り畳み式の台板部52を設けたものである。台板部52は蝶番により、枠部材51に対して水平方向から垂直上方向に角度調整が可能になっている。従って、台板部52は、収納部本体11側に折り畳み可能になっている。
図1に示すように、枠部材51の左側辺の上下には、ローラ61L、62Lを回転可能な状態で取り付けるシャフト53L、54Lがボルト、ナットにより取り付け固定されている。
枠部材51の右側辺の上下には、ローラ61R、62Rを回転可能な状態で取り付けるシャフト53R、54Rがボルト、ナットにより取り付け固定されている。
枠部材51の上辺の左右には、左右のワイヤ14L、14Rの一端側が取り付け固定されるリング金具55L、55Rが設けられている。
枠部材51の正面の上辺近傍の左寄りには、ストッパ17の先端側棒状部17a(図2参照)が挿入されるストッパ孔56が形成されている。
一方、上側4段の棚板45、46、47、48の前辺のストッパ孔56に対応する位置は、ストッパ孔56から後方に突出するストッパ17の先端側棒状部17aが挿入されるストッパ孔45a、46a、47a、48aが形成されている。
<錘取付け具の構成> 図3に示すように、錘取付け具13は、ステンレス鋼を基本材料として用い、枠状に形成された枠部材70に上下四段の錘取付け部71、72、73、74を形成したものである。錘取付け部71、72、73、74には、鉄で生成された複数の錘80が着脱可能になっている。錘取付け具13は、複数の錘80の着脱により、カウンターウエイトを調整できる。
枠部材70の左側辺の上下には、ローラ63L、64Lを回転可能な状態で取り付けるシャフト75L、76Lがボルト、ナットにより取り付け固定されている。
枠部材70の右側辺の上下には、ローラ63R、64Rを回転可能な状態で取り付けるシャフト75R、76Rがボルト、ナットにより取り付け固定されている。
枠部材70の上辺の左右には、ワイヤ14L、14Rの他端側が取り付け固定されるリング金具77L、77Rが設けられている。
<プーリの構成> 図1に示すように、左右前側のプーリ15L、15Rは、合成樹脂を基本材料として用い、支持金具81L、81Rによって、上面板41の前辺近傍の左寄り及び右寄りに回転可能な状態で設けられている。
図3に示すように、左右後側のプーリ16L、16Rは、支持金具82L、82Rによって、上面板41の後辺近傍の左寄り及び右寄りに回転可能な状態で設けられている。
図2に示すように、左側のプーリ15L、16Lは、収納部本体11の上側に回転可能な状態で設けられた円盤により形成され、当該円盤の周囲の溝に前記ワイヤ14Lを掛けて支える。
図1及び図3に示すように、右側のプーリ15R、16Rは、収納部本体11の上側に回転可能な状態で設けられた円盤により形成され、当該円盤の周囲の溝に前記ワイヤ14Rを掛けて支える。
<食器棚のサイズ> 次に、食器棚10の具体的サイズについて説明する。 図1において、昇降台12の高さは、415mmになっている。昇降台12の枠部材51の上下の内径は、355mmになっている。 収納部31、32、33、34の上下の内径は、355mmになっている。
レール65L、65Rの左右方向の幅は、35mmになっている。レール65Lからレール65Rまでの距離は、630mmとなっている。 従って、食器棚10の左右方向の幅は、700mmとなっている。
図2において、レール65L、66Lの前後方向の幅は、75mmになっている。レール65Lからレール66Lまでの距離は、650mmとなっている。
ローラ61Lの直径は、65mmとなっている。他のローラ61R、62L、62R、75L、75R、76L、76Rのサイズも、ローラ61Lと同じになっている。
食器棚10の下端から棚板49の上面までの長さは、170mmとなっている。 棚板49の上面から棚板48の上面までの長さは、370mmとなっている。棚板48の上面から棚板47の上面までの長さは、370mmとなっている。棚板47の上面から棚板46の上面までの長さは、370mmとなっている。
収納部本体11の全高は、1850mmとなっている。 図4において、収納部本体11の前後方向の幅は、800mmとなっている。
<台所システム>
以下、本発明の実施の形態にかかる台所システムを、図面に基づいて説明する。
図5は、本発明の実施の形態にかかる台所システムを示す第1の説明図である。図6は、本発明の実施の形態にかかる台所システムを示す第2の説明図である。図7は、本発明の実施の形態にかかる台所システムを示す第3の説明図である。
<台所システムの構成> 図5(a)に示すように、台所システム1は、キッチン本体2と、食器洗浄機3と、食器棚10と、を備える。台所システム1は、建築4のキッチン空間5に設置して使用される。
また、キッチン空間5内には、テーブル6、椅子7、8、台車9等が配置される。
キッチン本体2は、例えば、左右方向に延びた直方体状である。キッチン本体2は、正面及び背面を建築4の壁面から若干離間させて設置される。
キッチン本体2は、カウンタ91と、シンク92と、水栓93と、器具台94とを有する。器具台94には、食器洗浄機3が設置される。
食器棚10の収納部31、33には、複数の食器95を収納した洗浄機ラック96が収納されている。
図5(b)に示す様に、食器洗浄機3は、洗浄機本体3aに対して扉3bが開閉可能になっており、扉3bを開いて複数の食器95を収納した洗浄機ラック96を収納し、扉3bを閉じて前記複数の食器95の洗浄を行う。
扉3bの裏面は、載置台の機能を有しており、扉3bを開いた状態で、食器洗浄機3の洗浄機本体3aから取り出した洗浄機ラック96が載置される。
食器棚10は、食器洗浄機3の手前に配置される。この位置により、開いた状態の扉3bの手前には、水平方向に向けた台板部52が配置する。
<台所システムを用いた炊事作業> 次に、台所システム1を用いた炊事作業について説明する。 炊事作業において、まず、ユーザ101は、図5(a)において、収納部31の複数の食器95の中から食器97を手で取り出して、料理の盛り付けなど等を行い、図5(b)において、ユーザ101の家族102、103に配膳する。また、この状態において、食器棚10は、図4に示すように、枠部材51のストッパ孔56及び上側二段目の棚板46の前辺のストッパ孔46aにストッパ17の先端側棒状部17aが挿入され、昇降台12の台板部52の上面と、収納部32の内側下面(上側三段目の棚板47の上面)が同一面に配置する。
食事終了後、ユーザ101は、図6(a)において、食器洗浄機3の開いた扉3bの裏面に置かれた洗浄機ラック96に、使用済の複数の食器95を収納し、複数の食器95を収納した洗浄機ラック96を食器洗浄機3の洗浄機本体3aに収納し、扉3bを閉じて前記複数の食器95の洗浄及び乾燥を行う。
この後、ユーザ101は、扉3bを開いて、洗浄機本体3aから複数の食器95を収納した洗浄機ラック96を取り出し、洗浄機ラック96を開いた扉3bの裏面に移動させる。この状態において、開いた扉3bの裏面と、昇降台12の台板部52の上面と、収納部32の内側下面(上側三段目の棚板47の上面)とが同一面に配置する。ユーザ101は、開いた扉3bの裏面に移動させた洗浄機ラック96を、図6(b)に示すように、昇降台12の台板部52の上面に移動させる。
この後、ユーザ101は、枠部材51のストッパ孔56及び上側二段目の棚板46の前辺のストッパ孔46aからストッパ17の先端側棒状部17a引き抜き、図7(a)に示すように、洗浄機ラック96を乗せた昇降台12の台板部52を上側にスライドさせ、昇降台12の台板部52の上面と、収納部31の内側下面(上側二段目の棚板46の上面)とを同一面に配置する。
この後、ユーザ101は、枠部材51のストッパ孔56及び上側一段目の棚板45の前辺のストッパ孔45a(図1参照)にストッパ17(図2参照)の先端側棒状部17aを挿入し、昇降台12の固定を行う。
この後、ユーザ101は、図7(b)に示すように、昇降台12の台板部52の上面に載置された洗浄機ラック96を収納部31側に押して、収納部31の内側下面(図7(a)に示した上棚板46の上面)に洗浄機ラック96を移動させて、複数の食器95を収納した洗浄機ラック96を収納部31に収納する。 この後、枠部材51のストッパ孔56及び上側一段目の棚板45の前辺のストッパ孔45a(図1参照)からストッパ17(図2参照)の先端側棒状部17aを引き抜くと、昇降台12は、ワイヤ14L、14Rを介した錘取付け具13によるカウンターウエイトによる力で、低速で所定位置(例えば最上部)に戻る。
以上に示した本発明の実施の形態の構成及び効果を纏めて説明すると、食器棚10は、正面に開口部21、22、23、24を有する複数の収納部31、32、33、34が上下に並べて形成された収納部本体11と、積載物(食器95を収納した洗浄機ラック96)を乗せる積載面(昇降台12の台板部52の上面)を有し、前記収納部本体11の正面側に昇降可能に設けられ、前記積載面が、前記複数の収納部31、32、33、34の下側内面(棚板46、47、48、49の上面)に対して同一平面上に移動配置可能な昇降台12とを備える。
また、食器棚10は、前記収納部本体11に対して前記昇降台12を停止固定することが可能なストッパ17を更に備える。
さらに、食器棚10は、前記収納部本体11の背面側に昇降可能に設けられ、錘80の着脱が可能な錘取付け具13と、前記錘取付け具13に一端側が接続固定され、前記昇降台12に他端側が接続固定されたワイヤ14L、14Rと、前記収納部本体11の上側に回転可能な状態で設けられた円盤により形成され、当該円盤の周囲の溝に前記ワイヤ14L、14Rを掛けて支えるプーリ16L、16Rとを更に備える。
台所システム1は、食器95を収納した洗浄機ラック96を収納して、前記食器95の洗浄を行う食器洗浄機3と、前記食器洗浄機3から取り出した前記洗浄機ラック96が載置される載置台(開いた扉3bの裏面)と、前記載置台に近接して配置される食器棚10と、を備え、所定の昇降位置で停止された前記昇降台12の積載面に、前記載置台に載置された洗浄機ラック96を水平移動させることが可能になっている。
このような構成の食器棚10及び台所システム1によれば、昇降台12の積載面が、積載物(食器95を収納した洗浄機ラック96)を乗せた状態で、前記複数の収納部31、32、33、34の下側内面(棚板46、47、48、49の上面)に対して同一平面上に移動可能になっているので、食器95を収納した洗浄機ラック96を食器棚10に収納する際の作業性を向上できる。
また、本実施の形態において、錘取付け具13によるカウンターウエイトにより、昇降台12に強い力を加えることなく、昇降台12を空いている収納部に移動させることができる。
従って、本実施の形態において、ユーザの世帯が複数人の場合(例えば、4人家族)の場合、使用する食器は、洗浄機ラック複数個分となるため、ユーザは、食器95を収納した複数個の洗浄機ラック96を食器棚10に収納することになるが、この場合に、洗浄機ラック96を食器棚10に容易に収納でき、この作業の時間と労力を低減できる。
さらに、食器95を利用する場合、収納部31、32、33、34の洗浄機ラック96から食器95を単体で出すことも、昇降台12を使用して洗浄機ラック96ごと食器95を出すことも可能になる。ここで、おおよそ出す食器の傾向は、食事のパターンで偏るので、洗浄機ラック96ごと食器95を出すことで、食器を選ぶ手間が省ける。
さらに、収納部本体11の一つの収納部の洗浄機ラック96に残った食器は、手で他の収納部の洗浄機ラック96にまとめれば、空の洗浄機ラック96を確保できる。
<本実施の形態の第1の変形例> 本実施の形態の第1の変形例では、洗浄機ラック96を縦2分割にする。これ以外の構成は、図1乃至図7に示した実施の形態と同様にする。 このような第1の変形例によれば、図1乃至図7に示した実施の形態と同様の効果が得られるとともに、小さな食器を収納する場合の収納効率を高めることができる。
<本実施の形態の第2の変形例> 本実施の形態の第2の変形例では、食器洗浄機3の洗浄機本体3a及び扉3bの裏面に移動レールを設けて、洗浄機ラック96を食器洗浄機3から昇降台12の台板部52へ楽に移動できるようにする。これ以外の構成は、図1乃至図7に示した実施の形態と同様にする。 このような第2の変形例によれば、図1乃至図7に示した実施の形態と同様の効果が得られるとともに、洗浄機ラック96を移動させる労力をさらに低減できる。
<本実施の形態の第3の変形例> 本実施の形態の第3の変形例では、棚板45、46、47、48、49を引き出し式とし、細かい高さ位置の調整を可能にする。これ以外の構成は、図1乃至図7に示した実施の形態と同様にする。 このような第3の変形例によれば、図1乃至図7に示した実施の形態と同様の効果が得られるとともに、色々なサイズの食器を効率的に収納できる。
尚、本実施の形態及びその変形例において、食器棚10の各部の形状及び材質は、各種変更可能である。例えば、食器棚の収納部の段数は、三段、五段など、各種適用可能である。食器棚10の材質は、合成樹脂、ステンレス鋼以外にも、チタン合金、炭素鋼等、各種適用可能である。
また、食器洗浄機3から取り出した前記洗浄機ラック96が載置される載置台として、食器洗浄機3の開いた扉3bの裏面を用いたが、載置台としては、食器洗浄機3と別体のテーブル等、各種適用可能である。
さらに、錘取付け具13には、計4個の長方形板状の錘80の着脱が可能な構成にしたが、着脱可能な錘の個数及び形状は、図3のもの意外にも各種適用可能である。
さらに、ワイヤ14L、14Rの他端側に錘を直接取り付けることも可能である。
さらに、食器棚として、錘取付け具13と、ワイヤ14L、14Rと、プーリ16L、16Rを設けず、昇降台12を移動可能にするように構成してもよい。
このように、本発明の、システム、手段、方法、形状、などは、本発明の要旨を変更しない範囲で、様々に変更可能である。
例えば、2つ以上の手段を1つにすることも可能であるし、逆に、1つの手段を2つ以上の別の手段から構成して接続することも可能である。
また、上記実施の形態し第1乃至第3の変形例は、あくまでも、現在のところの最良の形態またはそれに近い形態の4つにすぎない。
1 :台所システム2 :キッチン本体3 :食器洗浄機4 :建築5 :キッチン空間6 :テーブル7、8 :椅子9 :台車10 :食器棚11 :収納部本体12 :昇降台13 :錘取付け具14L、14R:ワイヤ15L、15R、16L、16R:プーリ17 :ストッパ21、22、23、24:開口部31、32、33、34:収納部41 :上面板42 :下面板43L、43R:側面板44 :背面板45、46、47、48、49:棚板45a、46a、47a、48a:ストッパ孔51 :枠部材52 :台板部53L、53R、54L、54R:シャフト55L、55R:リング金具56 :ストッパ孔61L、61R、62L、62R、63L、63R、64L、64R:ローラ65L、65R、66L、66R:レール71、72、73、74:錘取付け部75L、75R、76L、76R:シャフト77L、77R:リング金具80 :錘81L、81R、82L、82R:支持金具91 :カウンタ92 :シンク93 :水栓94 :器具台95 :食器96 :洗浄機ラック101 :ユーザ102、103:家族

Claims (4)

  1. 正面に開口部を有する複数の収納部が上下に並べて形成された収納部本体と、 積載物を乗せる積載面を有し、前記収納部本体の正面側に昇降可能に設けられ、前記積載面が、前記複数の収納部の下側内面に対して同一平面上に移動配置可能な昇降台と、 を備えることを特徴とする食器棚。
  2. 前記収納部本体に対して前記昇降台を停止固定することが可能なストッパを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の食器棚。
  3. 前記収納部本体の背面側に昇降可能に設けられ、錘の着脱が可能な錘取付け具と、
    前記錘取付け具に一端側が接続固定され、前記昇降台に他端側が接続固定されたワイヤと、
    前記収納部本体の上側に回転可能な状態で設けられた円盤により形成され、当該円盤の周囲の溝に前記ワイヤを掛けて支えるプーリと、
    を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の食器棚。
  4. 食器を収納した洗浄機ラックを収納して、前記食器の洗浄を行う食器洗浄機と、
    前記食器洗浄機から取り出した前記洗浄機ラックが載置される載置台と、
    前記載置台に近接して配置される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食器棚と、
    を備え、
    所定の昇降位置で停止された前記昇降台の積載面に、前記載置台に載置された洗浄機ラックを水平移動させることが可能になっていることを特徴とする台所システム。
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