JP2021117973A - 携帯端末および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】設定情報を変更するための手間を削減することができる携帯端末を提供する。【解決手段】端末本体12と無線タグ30とを備えた携帯端末であって、端末本体12は、端末本体12を制御する本体制御部20と、本体制御部20を作動させる設定を示す情報である設定情報を記憶する設定情報記憶領域25を有するメモリ22を備え、本体制御部20は、設定情報記憶領域25に記憶された設定情報に基づいて端末本体12を作動させ、無線タグ30は書き込み可能なタグ記憶部を備え、本体制御部20は、端末本体12が起動している状態において、タグ記憶部に設定情報が書き込みされていることに基づいて、設定情報を無線タグ30から読み込み、設定情報記憶領域25に書き込む。【選択図】図2

Description

携帯端末、および、携帯端末と外部端末を備えた通信システムに関する。
バーコードや二次元コード等の情報コードを光学的に読み取る光学読取端末が知られている。光学読取端末が作動するには、OSのバージョン情報、無線設定情報などの各種の設定情報を、端末が備える制御部が読み込む必要がある。特許文献1には、端末ICタグを備えた携帯端末が開示されている。端末ICタグには端末本体から供給された端末設定情報が記憶される。
特開2018−157507号公報
端末の設定に関する情報(以下、設定情報)は、携帯端末の設定時期、出荷先等により変化することがあり、場合によっては、携帯端末が出荷用に梱包された後に設定情報を変更しなければならない事態も生じ得る。特許文献1の技術によれば、外部端末は、端末本体が起動していなくても、携帯端末の設定に関する情報を取得できる。しかし、端末本体の設定情報を変更しようとすれば、端末本体を起動させる必要がある。
携帯端末が梱包された後に設定情報を変更する場合、例えば、次のような手順が考えられる。まず梱包を解いて携帯端末を取り出し、携帯端末を起動させる。次に、設定情報を変更した後、携帯端末の電源をオフにし、再度、梱包することが考えられる。この手順で設定情報を変更するとすれば、手間がかかる。
設定情報以外にも、携帯端末を作動させる種々の情報が携帯端末には記憶されている。携帯端末を作動させる情報を、以下、作動情報とする。作動情報には、たとえば、オペレーティングシステム、オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションなどがある。適切に携帯端末を作動させるためには、作動情報を更新する必要が生じる可能性もある。設定情報に限らず、作動情報を変更する場合に梱包を解く等の作業をするのは手間がかかる。
本開示は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、作動情報を変更するための手間を削減することができる携帯端末、および、その携帯端末と外部端末とを備えた通信システムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、開示した技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための1つの開示は、
端末本体(12、212)と無線タグ(30)とを備えた携帯端末(10、210)であって、
端末本体は、
端末本体を制御する本体制御部(20、220)と、
本体制御部を作動させる情報である作動情報を記憶する作動情報記憶領域を有するメモリ(22)を備え、
本体制御部は、作動情報記憶領域に記憶された作動情報に基づいて端末本体を作動させ、
無線タグは書き込み可能なタグ記憶部(31)を備え、
本体制御部は、端末本体が起動している状態において、タグ記憶部に作動情報を更新するための更新情報が書き込みされていることに基づいて、更新情報を無線タグから読み込み、読み込んだ更新情報に基づいて、作動情報記憶領域に記憶されている作動情報を更新する、携帯端末。
携帯端末が、書き込み可能なタグ記憶部を有する無線タグを備えていると、端末本体が起動した状態でなくても、無線タグのタグ記憶部に更新情報が書き込みされうる。そして、端末本体が起動した状態のときに、本体制御部がタグ記憶部から更新情報を読み込み、読み込んだ更新情報に基づいて、作動情報記憶領域に記憶されている作動情報を変更して作動することができる。これにより、携帯端末の端末本体が起動していなくても、端末本体が作動するための作動情報を変更できるので、作動情報を変更するための手間を削減できる。
上記携帯端末において、
更新情報に、作動情報記憶領域に記憶されるべき作動情報を特定する作動情報特定情報が含まれ、
本体制御部は、作動情報記憶領域に記憶された作動情報と、タグ記憶部から取得した更新情報に含まれている作動情報特定情報とに基づいて、作動情報記憶領域に記憶された作動情報の更新要否を判断する、構成としてもよい。
この構成によれば、設定情報記憶領域に記憶された設定情報が最新の状態であった場合にも設定情報を書き込むという不必要な処理を省略することができる。
また、上記携帯端末において、
本体制御部は、端末本体の起動をトリガーとして、タグ記憶部に更新情報が書き込みされているかどうかを判断するしてもよい。
本体端末制御部が端末本体の起動をトリガーとしてタグ記憶部に更新情報が書き込みされているかどうかを判断するので、起動後、迅速に、最新の作動情報により携帯端末を動作させることができる。
また、上記携帯端末において、
本体制御部は、無線タグへの書き込みを検知したことに基づいて更新情報をタグ記憶部から読み込んでもよい。
本体制御部は、無線タグへの書き込みを検知したことに基づいて更新情報をタグ記憶部から読み込むので、古い情報を使い続けることを防止できる。
また、上記携帯端末において、
タグ記憶部は、このタグ記憶部への書き込み制限解除のための認証に利用する認証情報を記憶しており、
無線タグは、タグ記憶部に記憶されている認証情報を用いた認証が成立することを、外部端末から受信する更新情報をタグ記憶部に書き込む条件とすることもできる。
このようにすることで、更新情報を変更する権限を保有しない第3者による書き込みを防止し、セキュリティ性を高めることができる。
また、携帯端末は、以下の構成としてもよい。すなわち、携帯端末は、
作動情報に、本体制御部を作動させる設定を示す設定情報が含まれ、
メモリは、設定情報を記憶する設定情報記憶領域を有し、
本体制御部は、タグ記憶部に設定情報が書き込みされていることに基づいて、設定情報を無線タグから読み込み、読み込んだ設定情報を設定情報記憶領域に書き込む。
このように、タグ記憶部に書き込みされている作動情報が、本体制御部を作動させる設定を示す設定情報である場合、この設定情報を無線タグから読み込んで、設定情報記憶領域に書き込むことで、設定情報を更新する手間を削減できる。
また、携帯端末は、以下の構成としてもよい。すなわち、携帯端末は、
外部と無線通信する通信部(219)を備え、
更新情報に、作動情報記憶領域に記憶されるべき作動情報を提供するサーバに接続するためのサーバアクセス情報が含まれ、
本体制御部は、サーバアクセス情報に基づいて、通信部をサーバに接続させて、サーバから作動情報を取得し、取得した作動情報により、作動情報記憶領域に記憶されている作動情報を更新する。
この構成によれば、更新情報にサーバアクセス情報が含まれている場合、本体制御部は、サーバアクセス情報をもとに通信部をサーバに接続させて、サーバから作動情報を取得して、作動情報記憶領域に記憶されている作動情報を更新する。よって、データサイズが大きく、無線タグのタグ記憶部に記憶することが困難な作動情報であっても、更新の手間を削減することができる。
上記目的を達成するための通信システムは、
上述の携帯端末と、
無線タグと無線通信して、タグ記憶部に更新情報を書き込み可能な外部端末(100)と、を備える。
上記通信システムにおいて、外部端末は、複数の無線タグのタグ記憶部に、更新情報を一括書き込み可能であることが好ましい。
外部端末は、複数の無線タグに一括書き込みできるので、例えば、複数の携帯端末が箱詰めされた状態であっても、その状態で一括して複数の携帯端末に備えられている各無線タグのタグ記憶部に更新情報を書き込むことができる。したがって、複数の携帯端末の作動情報を変更する手間を大きく削減することができる。
上記記載の通信システムにおいて、
外部端末は、
書き込み対象の携帯端末であるか否かを判断するための情報である書込対象端末情報(C)を記憶しており、
無線タグから、無線タグが備えられた携帯端末が書き込み対象であるかどうかを判断するためのタグ記憶情報(B)を取得し、そのタグ記憶情報と書込対象端末情報とを比較し、書き込み対象の携帯端末であるか否かを判断してもよい。
外部端末が、書込対象端末情報と、無線タグから取得したタグ記憶情報と比較して、書き込みを実行すべき携帯端末であるか否かを判断する。したがって、複数の携帯端末と一度に通信することができ、その複数の携帯端末の一部の携帯端末に備えられた無線タグにのみ書き込む必要がある状況でも、容易に、書き込む必要がある無線タグにのみ更新情報を書き込むことができる。
上記通信システムにおいて、
外部端末は、
表示部(116)と、ユーザが選択操作をするための操作部(114)とを備え、
無線タグから、無線タグが備えられた携帯端末が書き込み対象であるかどうかを判断するためのタグ記憶情報を取得し、取得したタグ記憶情報をもとに、書き込み対象の候補となる携帯端末を特定する携帯端末特定情報を表示部に表示させ、
操作部の操作により選択され携帯端末特定情報をもとに、書き込み対象とする携帯端末を決定してもよい。
この構成によれば、ユーザは、書き込み対象とする携帯端末として、任意の携帯端末を選択することができる。
上記通信システムにおいて、
外部端末は、
無線タグから、実際に書き込みが行われたかを確認する書込確認情報(D)を取得し、取得した書込確認情報を基に書き込みが行われたかを判断してもよい。
この構成によれば、多台数への書き込みであっても、書き込みの実行漏れを軽減することができる。
上記通信システムにおいて、
外部端末は、
ユーザにより携帯される携帯型であって、
複数の無線タグのタグ記憶部に更新情報を一括書き込みした後、書込確認情報を取得する指示がユーザからあった場合に、無線タグから書込確認情報を取得してもよい。
この構成によれば、ユーザは、外部端末を用いて複数の無線タグのタグ記憶部に更新情報を一括書き込みした後、一括書き込みしたときとは異なる位置に外部端末を移動させた後に、外部端末に対して書込確認情報を取得する指示をすることができる。このようにすることにより、外部端末は、一括書き込みをしたときとは異なる位置において、書込確認情報を取得することができる。一括書き込みをしたときとは異なる位置において書込確認情報を取得することで、一括書き込み後に即座に書込確認情報を取得する場合よりも、一括書き込み時には他の無線タグが障害になって通信できなかった無線タグから書込確認情報を取得できる可能性が高くなる。したがって、一括書き込み時に、更新情報を書き込めていなかった無線タグを見つけやすくなる。
通信システム90の概要を示す図 光学読取端末10の構成を示すブロック図 無線タグ30の構成を示すブロック図 リーダライタ100の構成を示すブロック図 無線タグ30へ設定情報Aを書き込む書き込み処理を示すフローチャート 光学読取端末10に設定情報Aを設定する設定処理を示すフローチャート 無線タグ30に書き込みが実行されたか否かを確認する処理を示すフローチャート ユーザが可読な表示形式によって表示された表示部16を示す図 第2実施形態の通信システムが備える光学読取端末210の構成を示すブロック図 光学読取端末210に作動情報を設定する設定処理を示すフローチャート 図10のS77で実行するサーバアクセス処理を示すフローチャート
<第1実施形態>
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態の通信システム90の概要を示す図である。通信システム90は、携帯端末である複数の光学読取端末10と、外部端末であるリーダライタ100を備えている。光学読取端末10は、例えば、携帯型の情報コード読み取り装置、PDA等、任意の光学読取端末装置である。リーダライタ100は、無線タグ30からの情報の読み込み、無線タグ30への情報の書き込み、及び、その両方を行う携帯型装置である。
図2は、光学読取端末10の構成を示すブロック図である。図2に示す通り、光学読取端末10は、端末本体12と、端末本体12に取り付けられている無線タグ30を備えている。
端末本体12は、操作部14と、表示部16と、通信部18と、本体制御部20と、メモリ22と、を備える。端末本体12は、情報コードを光学的に読み取る装置であり、情報コードを撮影するためのカメラ等、情報コードを光学的に読み取るための部品も備える。
操作部14は、複数のボタンを備える。光学読取端末10のユーザは、操作部14を操作することによって、光学読取端末10に各種の入力を行うことができる。表示部16は、光学読取端末10に関係する各種の情報を表示するためのディスプレイである。
通信部18は、無線タグ30と無線通信を行なう。通信部18と無線タグ30との通信に用いられる電波の周波数は、例えば、120〜130kHz帯、13.56MHz帯、900MHz帯、2.4GHz帯などである。通信部18は、無線タグ30との無線通信により、無線タグ30から設定情報Aを取得する。
本体制御部20は、CPU、ROM、RAMなどを備えたコンピュータであり、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMなどに記憶されているプログラムを実行することで、後述する図6に示す処理を実行する。
メモリ22は、書き込み可能であって各種の情報を記憶する。なお、メモリ22に上記プログラムが記憶されていてもよい。メモリ22は、光学読取端末10の設定情報Aを記憶する設定情報記憶領域25を備える。
設定情報Aは、光学読取端末10の各種設定に係る情報であり、例えば、光学読取端末10が接続しているアクセスポイントSSID(Service Set Identifier)及びパスワード、OSのバージョン情報、光学読取端末10のシリアル番号、光学読取端末10に割り当てられたIPアドレス、無線設定情報、光学読取端末10に搭載された各種機能の許可や制限に関わるもの等である。この設定情報Aに基づいて本体制御部20は作動する。つまり、設定情報Aは作動情報の一例である。また、設定情報記憶領域25は作動情報記憶領域の一例である。
無線タグ30は、外部から受信される電波を利用して電力を作り、その電力を使って動作するパッシブ型のRFIDタグである。無線タグ30は、端末本体12に物理的に取り付けられているが、端末本体12と無線タグ30は、通信部18を介して無線通信する。また、無線タグ30は受信した電波により生じる電力で動作する。そのため、端末本体12が起動していないときにも、無線タグ30は、リーダライタ100から受信される電波により端末本体12と独立して動作することができる。
また、光学読取端末10が梱包される箱は、通常、ダンボール、厚紙などであり、これらは、RFIDタグである無線タグ30とリーダライタ100とが通信する周波数の電波を透過する。したがって、光学読取端末10が梱包されていても、リーダライタ100は、無線タグ30から情報の読み込み、および無線タグ30への情報の書き込みをすることができる。無線タグ30とリーダライタ100との通信距離は、送受信電力を調整する等により、適宜、設定することができる。例えば、通信距離は、数10センチメートル〜数十メートルの間の任意の距離に設定することができる。
また、後述のように、無線タグ30とリーダライタ100との通信は、一括書き込み可能な通信プロトコルに従って行われる。そのため、例えば、紙製の段ボールに梱包され、リーダライタ100から数10センチメートル〜1メートル程度離れた複数の光学読取端末10に備えられた無線タグ30に対して、同時に一括で読取処理や書き込み処理を実行することができる。
図3は、無線タグ30の構成を示すブロック図である。図3に示す通り、無線タグ30は、アンテナ33と、ICチップ37を備えている。
ICチップ37は、タグ制御部32と、タグ記憶部31と、送信部34と、受信部35と、電源部36を備えている。
電源部36は、リーダライタ100より送信された電波をアンテナ33が受信すると、その電波によりアンテナ35に生じる電気信号を平滑整流して、ICチップ37内の他の要素に動作用の電源を供給する。また、電源部36は図示しない充電用コンデンサも備え、アンテナ33が受信した電波により、充電用コンデンサを充電する。充電用コンデンサに充電された電荷は、電波を受信していないときの無線タグ30の電源となる。
受信部35は、アンテナ33が受信した電波から、リーダライタ100が送信する読取命令などの信号を復調して、タグ制御部32に出力する。
タグ制御部32は、読取命令などの信号を取得すると、その取得した信号と、タグ記憶部31内のプログラムに従って、様々な処理を実行する。タグ制御部32が実行する処理は、詳しくは後述する。
タグ記憶部31は、不揮発性のメモリであり、タグ制御部32が作動するためのプログラム、および、各種の情報を記憶する。タグ記憶部31は、例えば、無線タグ30および光学読取端末10の固有の識別番号、タグ記憶部31への書き込み制限解除のための認証に利用される認証情報であるパスワードを記憶している。また、タグ記憶部31には、光学読取端末10または無線タグ30に関わる情報である端末情報Bが記憶されている。
端末情報Bは、詳しくは、無線タグ30が備えられた光学読取端末10が、設定情報Aをタグ記憶部31に書き込む必要がある書き込み対象の光学読取端末10であるかどうかを判断するためにタグ記憶部31に記憶されているタグ記憶情報である。
端末情報Bは、例えば、無線タグ30または光学読取端末10の固有の識別番号、光学読取端末10の製造時期にかかわる情報、出荷地域、出荷先となる顧客を特定する情報、光学読取端末10の用途を示す情報であり、これらのうちの1つまたは複数の組み合わせが端末情報Bである。
出荷先地域を特定する情報は、例えば、出荷先の地名、地域名、国名などである。出荷先となる顧客を特定する情報は、顧客の企業名である。用途を示す情報は、衣服の在庫管理用、レジでの商品認識用などを示す情報である。出荷先地域により光学読取端末10の設定が異なることがある。また、用途によっても設定が異なることがある。したがって、出荷先地域を特定する情報、用途を示す情報も、光学読取端末10が書き込み対象であるかどうかを判断する情報となるのである。
また、タグ記憶部31は、リーダライタ100などの外部端末から書き換えができる書き込み許可領域を備えている。書き込み許可領域を備えることで、外部端末であるリーダライタ100から送信された設定情報Aや書込確認情報Dを書き込み許可領域に記憶することができる。
タグ記憶部31に記憶された設定情報Aにより、設定情報記憶領域25に記憶されている設定情報Aが更新される。この更新に関する処理は図5を用いて後述する。タグ記憶部31に記憶されている設定情報Aにより設定情報記憶領域25に記憶されている設定情報Aが更新されるので、タグ記憶部31に記憶された設定情報Aは更新情報に相当する。また、タグ記憶部31に記憶されている設定情報Aは、設定情報記憶領域25に記憶されるべき設定情報Aそのものである。タグ記憶部31に記憶されている設定情報Aは、設定情報記憶領域25に記憶されるべき作動情報を特定する作動情報特定情報でもある。
書込確認情報Dは、実際に書き込みが行われたかを確認するための情報である。例えば、最新の書き込みがなされた時の、日付、時刻、設定情報Aを送信したリーダライタ100の識別番号、書き込み内容を識別する符号、などが含まれる。
送信部34は、アンテナ33に接続されており、タグ制御部32が出力した応答信号などの送信データを変調して、アンテナ33に出力する。アンテナ33に変調された送信データが出力されると、送信データが電波として放射される。
図4は、リーダライタ100の構成を示すブロック図である。図4に示す通り、リーダライタ100は、リーダライタ制御部120と、通信部118と、メモリ122と、操作部114と、表示部116と、を備えている。リーダライタ100は、それぞれの機能が別のハードウェアによって実行されていてもよい。例えば、通信部118を備えた通信装置と、液晶ディスプレイなどの表示部116およびタッチパネルなどの操作部114を備える表示操作装置は別体であってもよい。
リーダライタ制御部120は、CPU、ROM、RAMなどを備えたコンピュータであり、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMなどに記憶されているプログラムを実行することで、後述する図5、図7に示す処理を実行する。なお、リーダライタ制御部120が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のICなどによりハードウェア的に構成してもよい。
メモリ122は、各種の情報を記憶する。メモリ122は、例えば、タグ記憶部31への書き込み制限の解除のために無線タグ30に送信するパスワードを記憶している。また、メモリ122には、書込対象端末情報Cが記憶されている。書込対象端末情報Cは、光学書き込み対象の光学読取端末10であるか否かを判断するための情報である。書込対象端末情報Cは、例えば、書き込み対象の無線タグ30または光学読取端末10の固有の識別番号のリスト、書き込み対象の光学読取端末10の製造時期にかかわる情報、出荷先地域、出荷先となる顧客を特定する情報、光学読取端末10の用途を示す情報などを含む。これら書込対象端末情報Cの具体例として例示した情報は、複数組み合わせられて用いられてもよい。
通信部118は、無線タグ30との間で信号の送受信を行う。また、通信部118が送信する電波は、無線タグ30を動作させるための電力を発生させる電波である。通信部118と無線タグ30との通信は、通信部118が複数の無線タグ30に対して同時に書き込みができる方式で行われる。なお同時は一定時間内にという意味であり、完全に時間が同一であることを意味するのではない。同時は、換言すれば、一度の操作で一括して、という意味である。複数の無線タグ30に対して同時に書き込むためには、例えば、アンチコリジョン機能(すなわち衝突防止機能)を備え、かつ、無線タグ30との通信により検出した複数の無線タグ30に順番に書き込みを行う通信プロトコルに従って通信する。通信部118と無線タグ30とが通信する際の周波数は、光学読取端末10の通信部18と無線タグ30とが通信する際の周波数と同じである。
図5は、リーダライタ100が無線タグ30へ設定情報Aを書き込む書き込み処理を示すフローチャートである。書き込み処理は、リーダライタ100と無線タグ30とが無線通信を行なって、光学読取端末10に取り付けられた無線タグ30のタグ記憶部31へ設定情報Aを書き込む処理である。図5以下のフローチャートにおいて、破線は信号の伝達を示している。なお、図1に示す通り、光学読取端末10は複数存在することが想定される。書き込み処理は、リーダライタ100は、複数の光学読取端末10にそれぞれ備えられた複数の無線タグ30に一括で書き込みできる通信方式を用いて書き込み処理を実行する。
リーダライタ100、より詳しくはリーダライタ100が備えるリーダライタ制御部120は、ユーザ操作により書き込み処理を開始する。ユーザは、光学読取端末10の設定情報記憶領域25に記憶されている設定情報Aを変更する必要が生じたときに、書き込み処理を開始する操作を行う。また、ユーザは、書き込み処理を開始する操作を行う前に、更新する設定情報Aをメモリ122に書き込んでおく。また、必要に応じて、メモリ122に、書込対象端末情報Cを書き込んでおく。
図5に示す通り、リーダライタ100は、書き込み処理を開始すると、S11からの処理を開始する。S11では、リーダライタ制御部120は、通信部118から情報要求を送信する。情報要求は、無線タグ30に端末情報Bの送信を要求する信号である。
無線タグ30のタグ制御部32はこの情報要求を意味する電波などを受信すると、その電波により生じる電力で起動し、S21を実行する。S21では、無線タグ30のタグ制御部32は、リーダライタ100からの情報要求があったかどうかを判断する。S21の判断結果がYESである場合、S22に進む。情報要求ではない電波を受信して起動した場合は、S21の判断結果がNOになる。S21の判断結果がNOであれば、タグ制御部32は書き込み処理を終了する。
S22では、無線タグ30のリーダライタ制御部120は、タグ記憶部31に記憶されている端末情報Bを読み出し、通信部118からリーダライタ100に向けて端末情報Bを送信する。
S12では、リーダライタ制御部120は、無線タグ30から返答があったか否かを判断する。この判断は、無線タグ30から送信された端末情報Bを通信部118が受信したか否かを判断するものである。通信部118が端末情報Bを受信した場合は、「返答あり」と判断、すなわち、S12の判断結果をYESとし、S13へ進む。
S12の判断結果がNOであればS11に戻り、再度、情報要求を送信する。なお、一定回数、情報要求を送信しても返答がない場合には、リーダライタ制御部120は書き込み処理を終了する。
S13では、リーダライタ制御部120は通信部118から端末情報Bを取得する。S14では、リーダライタ制御部120は、メモリ122から書込対象端末情報Cを取得する。
S15では、リーダライタ制御部120は、端末情報Bと書込対象端末情報Cを比較し、書き込むべき携帯端末の無線タグ30を判断する。
書込対象端末情報Cは、例えば、書き込み対象の無線タグ30の固有の識別番号のリストである。無線タグ30から取得した端末情報Bの固有の識別番号が、書込対象端末情報Cである上記リストに含まれていれば、端末情報Bを送信した無線タグ30は書き込み対象であると判断する。
そのほかの例として、書込対象端末情報Cは、書き込み対象の光学読取端末10の出荷先の国の情報とすることもできる。例えば、無線タグ30から取得した端末情報Bに「出荷先が台湾である」という情報が含まれており、書込対象端末情報Cの書き込み対象条件として「出荷先が台湾である」という情報が含まれていれば、その無線タグ30は書き込み対象であると判断する。
S16では、リーダライタ制御部120は、通信部118を通じて、書き込み対象の光学読取端末10の無線タグ30に向けて、タグ記憶部31への書き込み許可を取得するためのパスワードを送信する。
S23では、無線タグ30は、パスワードを受信した場合、YESと判断し、S24に進む。S22で端末情報Bを送信してから一定時間内にパスワードを受信しなかった場合、無線タグ30のタグ制御部32は、S23の判断結果をNOとし、書き込み処理を終了する。
続くS24で、受信したパスワードが、タグ記憶部31に保存されたパスワードと一致した場合、YESと判断し、S25に進む。S24の判断結果がNOである場合も、タグ制御部32は書き込み処理を終了する。S25では、リーダライタ100に書き込み許可通知を送信する。
S17では、リーダライタ制御部120は、通信部118が無線タグ30から書き込み許可通知を受信したか否かを監視し、受信した場合はYESと判断し、S18へ進む。S16にてパスワードを送信してから一定時間内に許可通知を受信しなかった場合には、S17の判断結果をNOとし、書き込み処理を終了する。
S18では、リーダライタ制御部120は、書き込み許可を通知した無線タグ30に向けて設定情報Aおよび書込確認情報D、並びに書き込み命令を送信する。S19では、リーダライタ制御部120は、書き込み命令を送信した無線タグ30の個数を集計する。
S26では、タグ制御部32は、設定情報A、書込確認情報D、および書き込み命令を受信した場合はYESと判断し、S27へ進む。S25で書き込み許可通知を送信した後、一定時間内に書き込み命令などを受信しなかった場合、タグ制御部32はS26の判断結果をNOとし、書き込み処理を終了する。
S27では、タグ制御部32は、受信した設定情報Aおよび書込確認情報Dをタグ記憶部31へ書き込み、書き込み処理を終了する。図5に示した書き込み処理に要する時間は、無線タグ30の数やリーダライタ制御部120の処理速度にも依存するが、数秒程度とすることができる。また、書き込み処理に要する時間によらず、ユーザの操作は一度のみであり、一括で複数の無線タグ30へ設定情報Aおよび書込確認情報Dが書き込まれる。タグ記憶部31に、古い設定情報Aおよび書込確認情報Dが書き込まれている場合は、これらの情報を書き換える。
図6は、光学読取端末10に設定情報Aを設定する設定処理を示すフローチャートである。設定処理は、端末本体12が起動している状態のときに、無線タグ30のタグ記憶部31に記憶されている設定情報Aを読み込み、設定情報記憶領域25に記憶されている設定情報Aを更新する処理である。図6に示す通り、本体制御部20は、端末本体12が起動したことをトリガーとして、S31の処理を開始する。なお、起動と処理開始までの間に、別の処理が入ってもよい。
S31では、本体制御部20は、通信部18を介して無線タグ30に向けて、設定情報Aを要求する。
無線タグ30のタグ制御部32はこの情報要求を意味する電波などを受信すると、その電波により生じる電力で起動し、S41を実行する。S41では、タグ制御部32は、端末本体12からの情報要求があったか否かを判断する。S41の判断結果がYESであればS42に進む。S41の判断結果がNOであれば、タグ制御部32は処理を終了する。
続くS42で、タグ制御部32は、端末本体12に向けて、タグ記憶部31に書き込まれている設定情報Aを送信する。
S32では、本体制御部20は、通信部18が無線タグ30から設定情報Aを受信したか否かを監視する。設定情報Aを受信した場合はYESと判断し、S33へ進む。一定時間内に設定情報Aを受信しなければNOと判断し、処理を終了する。
S33では、端末本体12の設定情報記憶領域25に格納された現在の設定情報Aを取得する。続くS34では、本体制御部20は、無線タグ30から取得した設定情報Aと、設定情報記憶領域25に記憶されている現在の設定情報Aを、1つの項目の内容について比較し、同じであればYESと判断し、S36に進む。同じでなければNOと判断して、S35に進む。設定情報記憶領域25に記憶されている現在の設定と、無線タグ30から取得した設定情報Aが同じであれば設定を更新しない。
続くS35では、本体制御部20は、S34で判断した項目について、設定情報記憶領域25に格納された現在の設定を削除し、かつ、無線タグ30から取得した設定情報Aに含まれている上記項目の内容を設定情報記憶領域25に書き込む。
S36では、本体制御部20は、無線タグ30へ書き込まれた設定情報Aのすべての項目について最新かどうかの確認が終了したかどうかを判断する。S36の判断結果がNOであればS34に戻る。2回目以降のS34の実行時には、無線タグ30から取得した設定情報Aに含まれる項目のうち、まだS34の判断をしていない項目を対象としてS34の判断を実行する。S36の判断結果がYESになれば、図6の処理を終了する。
図7は、書き込みが実際に行われたかを確認する確認処理を示すフローチャートである。確認処理は、図5の書き込み処理の後、書き込み対象の光学読取端末10の無線タグ30に書き込みが実行されたか否かを確認する処理である。確認処理は、書き込み処理(図5)に続いて、自動的に実行されてもよい。しかし、ここでは、ユーザ操作により、確認処理を実行する指示があった場合に開始するとする。確認処理では書込確認情報Dを取得するので、確認処理を実行する指示は、書込確認情報Dを取得する指示である。なお、書き込み処理が終了した後、表示部116に、確認処理を実行する指示を促すメッセージを表示してもよい。
確認処理を開始すると、S51では、リーダライタ制御部120は、無線タグ30に向けて、タグ記憶部31に書き込まれている書込確認情報Dを要求する情報要求を電波で送信する。無線タグ30はその電波で起動してS61を実行する。
S61では、無線タグ30のタグ制御部32は、受信部35が復調した信号を取得して、書込確認情報Dの送信を要求する情報要求があったか否かを判断する。この情報要求があった場合と判断した場合、YESと判断しS62に進む。
続くS62では、タグ制御部32は、タグ記憶部31から書込確認情報Dを読み出し、送信部34を制御して、リーダライタ100に向けて、書込確認情報Dを送信する。
S52では、リーダライタ制御部120は、無線タグ30からの返答として書込確認情報Dを受信したか否かを監視する。受信した場合はYESと判断し、S53へ進む。S52の判断結果がNOであれば、直接、S54に進む。
S53では、リーダライタ制御部120は、書込確認情報Dを取得する。S54では、最初にS51で情報要求を送信してからの経過時間が集計時間に達したか否かを判断する。集計時間は、例えば、図5に示した一括書き込み処理に要する時間と同じか、それよりも少し長い程度の時間とする。S54の判断結果がNOであればS51に戻り、再度、情報要求を送信する。なお、ユーザは、確認処理においては、リーダライタ100を、種々の位置および姿勢にして、光学読取端末10に向けて情報要求を送信することが好ましい。そうすることで、書き込み処理では、他の無線タグ30により遮蔽されて端末情報Bを得られなかった無線タグ30からも書込確認情報Dを取得できる可能性がある。
S54の判断結果がYESになった場合にはS55に進む。S55では、リーダライタ制御部120は、書込確認情報Dを返答した無線タグ30の個数を集計する。S56では、S19で集計した書き込み実行済の無線タグ30の個数と、書込確認情報Dを返答した無線タグ30の個数を比較し、書き込みがされていない無線タグ30があるかを判断する。個数が一致しない場合には、書き込みがされていない無線タグ30がある、すなわち、S56の判断結果をYESとしS57に進む。個数が一致する場合には、S56の判断結果をNOとし図7の処理を終了する。
S57では、未書き込みの無線タグ30を特定する。特定する方法は、例えば以下の方法がある。無線タグ30から取得した書込確認情報Dの最新の書き込み日付が書き込み処理日と異なる場合あるいは日付情報がない場合、未書き込みの無線タグ30であるとする。また、書込確認情報Dとして、設定情報Aを無線タグ30から取得し、この設定情報Aが、リーダライタ100に記憶されている書き込むべき設定情報Aと異なる無線タグ30を未書き込みの無線タグ30としてもよい。未書き込みの無線タグ30を特定したら、その無線タグ30に向けて、図5の処理を実行する。
〔第1実施形態のまとめ〕
光学読取端末10は、書き込み可能なタグ記憶部31を有する無線タグ30を備えている。したがって、端末本体12が起動した状態でなくても、図5に示す書き込み処理を実行して、無線タグ30のタグ記憶部31に設定情報Aを書込むことができる。そして、端末本体12が起動した状態のときに、本体制御部20が無線タグ30のタグ記憶部31に書き込まれた設定情報Aを読み込んで、端末本体12をタグ記憶部31に記憶されている設定情報Aで動作させることができる。これにより、光学読取端末10の端末本体12が起動していなくても、端末本体12が作動するための設定情報Aを変更できるので、設定情報Aを変更するための手間を削減できる。
リーダライタ100は、複数の無線タグ30に一括書き込みできるので、例えば、複数の光学読取端末10が箱詰めされた状態であっても、複数の光学読取端末10を1つ1つ箱から取り出すことなく、一括して複数の光学読取端末10に備えられている各タグ記憶部31に設定情報Aを書き込むことができる。
リーダライタ100のリーダライタ制御部120が、メモリ122から書込対象端末情報Cを取得し、無線タグ30から取得した、光学読取端末10に関する情報である端末情報Bと比較して、書き込みを実行すべき光学読取端末10であるか否かを判断する(S13〜S15)。したがって、多台数の光学読取端末10があり、そのうちの一部の光学読取端末10にのみ書き込む必要があっても、容易に、書き込む必要がある光学読取端末10に備えられた無線タグ30にのみ設定情報Aを書き込むことができる。
また、リーダライタ制御部120は、実際に書き込みが行われたかを確認する書込確認情報Dを取得し(S53)、書込確認情報Dを基に、書き込みが実際に行われたか判断をする(S56)。そして、未書き込みの無線タグ30には、再度、設定情報Aを書き込む処理(図5)を実行する。よって、多台数への書き込みであっても、書き込みの実行漏れを軽減することができる。
また、確認処理(図7)は、ユーザ操作により、確認処理を実行する指示があった場合に開始する。したがって、ユーザは、リーダライタ100に書き込み処理(図5)を実行させた後、書き込み処理時とは異なる位置にリーダライタ100を移動させた後に、リーダライタ100に確認処理を実行させることができる。このようにすることにより、リーダライタ100は、書き込み処理をしたときとは異なる位置において、書込確認情報Dを取得することができる。書き込み処理をしたときとは異なる位置において書込確認情報Dを取得することで、書き込み処理時には他の無線タグ30が障害になって通信できなかった無線タグ30から書込確認情報Dを取得できる可能性が高くなる。したがって、書き込み処理時に設定情報Aを書き込めていなかった無線タグ30を見つけやすくなる。
本体制御部20は、設定情報記憶領域25に記憶された設定情報Aと、タグ記憶部31から取得した設定情報Aが異なる場合に設定を変更する(S34)。よって、設定情報記憶領域25に記憶されている設定情報Aが最新の情報であった場合にも、再度設定処理を実行するという、不必要な処理を省略することができる。
本体制御部20が端末本体12の起動をトリガーとしてタグ記憶部31に設定情報Aが書き込みされているかどうかを判断する(図6)。よって、起動後、迅速に最新の設定情報Aにより光学読取端末10を動作させることができる。
また、タグ記憶部31にはパスワードが記憶されており、タグ制御部32は、リーダライタ100から受信したパスワードと、タグ記憶部31に記憶されているパスワードが一致するか否かを判断する認証を行う(S24)。そして、パスワードがOKすなわち認証が成立することを、リーダライタ100から受信する設定情報Aをタグ記憶部31に書き込む条件としている。このようにすることで、設定情報Aを変更する権限を保持しない第3者による書き込みを防止し、セキュリティ性を高めることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態を説明する。この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
〔光学読取端末210の構成〕
図9は、第2実施形態の通信システムが備える光学読取端末210の構成を示すブロック図である。第2実施形態の通信システムは、この光学読取端末210、および、第1実施形態と同じリーダライタ100を備える。次に、図9を用いて第2実施形態の光学読取端末210の構成を説明する。光学読取端末210は、第1実施形態の光学読取端末10と同様、無線タグ30、操作部14、表示部16、通信部18、メモリ22を備える。さらに、光学読取端末210は、広域通信部219、本体制御部220を備える。
広域通信部219は、広域通信システムが備える基地局を介して光学読取端末210の外部の種々の装置と無線通信を行う。広域通信部219が実行する通信方式は、たとえば、4GあるいはLTEと呼ばれる通信方式を採用できる。なお、広域通信部219に代えて、あるいは、広域通信部219に加えて、近距離無線通信方式により光学読取端末210の外部と無線通信する通信部を備えてもよい。近距離無線通信方式はアクセスポイントに接続し、そのアクセスポイントを介して、光学読取端末210の外部の種々の装置と無線通信を行う方式である。
本体制御部220は、第1実施形態の本体制御部20と同様、CPU、ROM、RAMなどを備えたコンピュータである。本体制御部220は、第1実施形態で説明した図5、図7に示した処理を実行する。また、本体制御部220は、第1実施形態で説明した図6に示す処理に代えて後述する図10に示す処理を実行する。
メモリ22は、作動情報記憶領域225を備えている。作動情報記憶領域225は、作動情報を記憶する領域である。メモリ22には、フラッシュメモリを用いることができる。作動情報には、第1実施形態で説明した設定情報Aが含まれる。それ以外にも、作動情報には、オペレーティングシステムなど、本体制御部220を作動させる種々の情報が含まれる。
〔リーダライタ100が無線タグ30に書き込む更新情報〕
第2実施形態では、リーダライタ100は、無線タグ30に書き込む更新情報が第1実施形態とは相違する。第2実施形態では、無線タグ30のタグ記憶部31には保存できない大きなデータサイズの作動情報も自動で更新可能にする。タグ記憶部31には保存できない大きなデータサイズの作動情報は、たとえば、本体制御部220が実行するオペレーティングシステムである。
このような大きなデータサイズの作動情報を更新可能にするために、リーダライタ100は、無線タグ30のタグ記憶部31に、更新情報として、作動情報を提供するサーバに接続するためのサーバアクセス情報を書き込むことができる。サーバアクセス情報は、たとえば、サーバのURL、サーバにログインするためのログイン情報、パスワードである。
また、更新情報には作動情報特定情報が含まれる。作動情報特定情報は、光学読取端末210が備えるメモリ22の作動情報記憶領域225に記憶されるべき作動情報を特定する情報である。作動情報の一例には、前述したように、オペレーティングシステムがある。オペレーティングシステムに対する作動情報特定情報は、オペレーティングシステムのバージョン情報がある。上述したサーバアクセス情報は、具体的な作動情報特定情報に対応付けられる。一例としては、作動情報特定情報であるオペレーティングシステムのバージョン情報には、そのオペレーティングシステムをダウンロードできるサーバに接続できるサーバアクセス情報が対応付けられる。
また、設定情報Aも作動情報の一例である。設定情報Aはデータサイズが大きくないので、設定情報Aそれ自体を、設定情報Aを特定する情報、すなわち、作動情報特定情報とする。
〔本体制御部220が作動情報を更新する処理〕
次に、図10を用いて、光学読取端末210に作動情報を設定する設定処理を説明する。S71では、本体制御部220は、通信部18を介して無線タグ30に向けて、タグ記憶部31に記憶されている更新情報を要求する。更新情報には、設定情報Aが含まれることがあり、また、設定情報A以外にも、上述した作動情報特定情報とサーバアクセス情報が含まれることがある。
無線タグ30のタグ制御部32はこの情報要求を意味する電波などを受信すると、その電波により生じる電力で起動し、S81を実行する。S81では、タグ制御部32は、端末本体12からの情報要求があったか否かを判断する。S81の判断結果がYESであればS82に進む。S81の判断結果がNOであれば、タグ制御部32は処理を終了する。S82で、タグ制御部32は、端末本体12に向けて、タグ記憶部31に書き込まれている更新情報を送信する。
S72では、本体制御部220は、通信部18が無線タグ30から更新情報を受信したか否かを監視する。更新情報を受信した場合はS72をYESと判断し、S73へ進む。一定時間内に更新情報を受信しなければNOと判断し、処理を終了する。
S73では、本体制御部220は、端末本体212の作動情報記憶領域225に格納された、現在の設定情報Aを読み込む。
続くS74では、本体制御部220は、無線タグ30から受信した更新情報に含まれている設定情報Aと、S73で読み込んだ現在の設定情報Aを、1つの項目の内容について比較する。比較の結果、2つの設定情報Aが一致していればS74の判断結果をYESとする。S74の判断結果がYESであれば、比較していた設定情報Aを更新せずにS76に進む。一方、比較の結果、2つの設定情報Aが一致しない場合、S74の判断結果をNOとする。また、更新情報に設定情報Aが含まれていない場合にも、S74の判断結果をNOとする。S74の判断結果がNOであればS75に進む。
S75では、本体制御部220は、作動情報記憶領域225に記憶されており、S74で比較した設定情報Aを、無線タグ30から受信し、S74で比較した設定情報Aに更新する。
S76では、本体制御部220は、無線タグ30から取得した設定情報Aのすべての項目について、作動情報記憶領域225に書き込まれている設定情報Aとの比較が終了したか否かを判断する。S76の判断結果がNOであればS74に戻る。2回目以降のS74の実行時には、無線タグ30から取得した設定情報Aに含まれる項目のうち、まだS74の判断をしていない項目を対象としてS74の判断を実行する。S76の判断結果がYESになれば、S77に進む。
S77では、サーバアクセス処理を実行する。サーバアクセス処理は図11に示す処理である。図11において、S771では、本体制御部220は、無線タグ30から受信した更新情報に、設定情報A以外の作動情報特定情報が含まれているか否かを判断する。S771の判断結果がNOであれば図11の処理を終了する。S771の判断結果がYESであればS772に進む。
S772では、本体制御部220は、無線タグ30から受信した更新情報に含まれている作動情報特定情報から、設定情報A以外の1つの作動情報特定情報を選択し、選択した作動情報特定情報に対応する情報を、作動情報記憶領域225から読み込む。
S773では、本体制御部220は、S772で読み込んだ作動情報特定情報、および、そのS772で選択した作動情報特定情報を比較する。たとえば、このS773では、更新情報に含まれているオペレーティングシステムのバージョン情報と、作動情報記憶領域225に記憶されているオペレーティングシステムのバージョン情報とを比較する。比較した2つの情報が同じ、すなわちS773の判断結果がYESであれば、S775に進む。比較した2つの情報が異なっていれば、すなわちS773の判断結果がNOであれば、S774に進む。
S774では、本体制御部220は、S773で比較した作動情報特定情報に対応付けられて更新情報に含まれているサーバ特定情報をもとに、広域通信部219をサーバに接続させ、更新すべき作動情報を取得する。そして、取得した作動情報により、作動情報記憶領域225に記憶されている作動情報を更新する。このS774により、たとえば、オペレーティングシステムなどの大きなデータサイズのデータも更新できる。
続くS775では、本体制御部220は、無線タグ30から受信した更新情報に含まれている、設定情報A以外の作動情報特定情報を、全部、作動情報記憶領域225に書き込まれている作動情報特定情報と比較したか否かを判断する。
S775の判断結果がNOであればS772に戻る。2回目以降のS772の実行時には、無線タグ30から受信した更新情報に含まれている、設定情報A以外の作動特定情報のうち、まだ選択していない作動情報特定情報を抽出する。S775の判断結果がYESになれば図11の処理を終了する。
〔第2実施形態のまとめ〕
この第2実施形態では、無線タグ30に記憶されている更新情報に、作動情報特定情報とサーバアクセス情報とが含まれることがある。更新情報に作動情報特定情報とサーバアクセス情報とが含まれている場合、本体制御部220は、サーバアクセス情報をもとに広域通信部219をサーバに接続して、作動情報特定情報により特定される作動情報をダウンロードする。よって、データサイズが大きく、無線タグ30のタグ記憶部31に記憶することが困難な作動情報であっても、更新の手間を削減することができる。
以上、実施形態を説明したが、開示した技術は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も開示した範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
(変形例1)
設定情報記憶領域25は、起動中のみ設定情報Aを記憶する揮発性のメモリであってもよい。この場合、端末本体12は、起動ごとにタグ記憶部31の設定情報Aの読み込みを実行する。
(変形例2)
実施形態においては、書込対象端末情報Cが、あらかじめリーダライタ100のメモリ122に記憶されており、この書込対象端末情報Cと無線タグ30から取得した端末情報Bとをもとに、リーダライタ制御部120が、設定情報Aを書き込む無線タグ30を決定していた(S15)。
しかし、変形例2においては、端末情報Bを受信したリーダライタ100のリーダライタ制御部120は、端末情報Bをユーザが可読な言語に変換し、リーダライタ100の表示部116に表示させる。ユーザが可読な言語に変換した端末情報Bは、書き込み対象の候補となる光学読取端末10を特定する携帯端末特定情報である。ユーザは、表示部16に表示された情報から、書き込むべき光学読取端末10を、任意に選択することができる。
図8は、変形例2においてユーザが可読な表示形式によって端末情報Bが表示された表示部16を示す図である。図8によれば、ユーザは、光学読取端末10の固有識別番号、製造年月日、出荷先の国名など、端末情報Bに含まれる1種類以上の情報を任意に表示させる。そして、表示させた端末情報Bを選択することで、設定情報Aを書き込む無線タグ30を、書き込み可能な無線タグ30のうちの一部に適切に限定することができる。端末情報Bを選択した後、図示しないが、選択された端末情報Bに該当する光学読取端末10に備えられた無線タグ30を書き込み対象の無線タグ30として、書き込み処理が実行できる。
(変形例3)
実施形態においては、処理開始のトリガーは、端末本体12の起動であった。しかし、処理開始のトリガーは、無線タグ30への書き込みの検知であってもよい。無線タグ30への書き込みを検知するために、本体制御部20は、S31の情報要求を、起動中に一定の間隔で送信すればよい。
無線タグ30は、S41と同様に、端末本体12からの情報要求があった場合に、端末本体12に向けて設定情報Aを送信する。本体制御部20は、無線タグ30から設定情報Aを通信部18が受信した場合、S33からS36の設定処理を実行する。
このようにすると、本体制御部20は、無線タグ30への書き込みを検知したことに基づいて設定情報Aをタグ記憶部31から読み込む。したがって、端末本体12が起動中に無線タグ30に設定情報Aが書き込まれた場合に、迅速に動作に用いる設定情報Aを更新し、古い設定情報Aを使い続けることを防止できる。
(変形例4)
実施形態では、無線タグ30はパッシブ型であった。しかし、アクティブ型の無線タグを用いてもよい。
(変形例5)
設定情報Aについても、データサイズが大きい場合には、設定情報A以外の作動情報と同様、サーバから取得して更新するようにしてもよい。
(変形例6)
作動情報をサーバから取得する際に用いる通信部は、広域通信部219に限られない。近距離無線通信方式により通信する通信部により、作動情報をサーバから取得してもよい。
10:光学読取端末(携帯端末) 12:端末本体 14:操作部 16:表示部 18:通信部 20:本体制御部 22:メモリ 25:設定情報記憶領域(作動情報記憶領域) 30:無線タグ 31:タグ記憶部 32:タグ制御部 33:アンテナ 34:送信部 35:受信部 36:電源部 37:ICチップ 90:通信システム 100:リーダライタ(外部端末) 114:操作部 116:表示部 118:通信部 120:リーダライタ制御部 122:メモリ 210:光学読取端末(携帯端末) 212:端末本体 219:広域通信部 220:本体制御部 225:作動情報記憶領域 A:設定情報 B:端末情報(タグ記憶情報) C:書込対象端末情報 D:書込確認情報

Claims (13)

  1. 端末本体(12、212)と無線タグ(30)とを備えた携帯端末(10、210)であって、
    前記端末本体は、
    前記端末本体を制御する本体制御部(20、220)と、
    前記本体制御部を作動させる情報である作動情報を記憶する作動情報記憶領域を有するメモリ(22)を備え、
    前記本体制御部は、前記作動情報記憶領域に記憶された前記作動情報に基づいて前記端末本体を作動させ、
    前記無線タグは書き込み可能なタグ記憶部(31)を備え、
    前記本体制御部は、前記端末本体が起動している状態において、前記タグ記憶部に前記作動情報を更新するための更新情報が書き込みされていることに基づいて、前記更新情報を前記無線タグから読み込み、読み込んだ前記更新情報に基づいて、前記作動情報記憶領域に記憶されている前記作動情報を更新する、携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記更新情報に、前記作動情報記憶領域に記憶されるべき前記作動情報を特定する作動情報特定情報が含まれ、
    前記本体制御部は、前記作動情報記憶領域に記憶された作動情報と、前記タグ記憶部から取得した更新情報に含まれている作動情報特定情報とに基づいて、前記作動情報記憶領域に記憶された作動情報の更新要否を判断する、携帯端末。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末であって、
    前記本体制御部は、前記端末本体の起動をトリガーとして、前記タグ記憶部に前記更新情報が書き込みされているかどうかを判断する、携帯端末。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯端末であって、
    前記本体制御部は、前記無線タグへの書き込みを検知したことに基づいて前記更新情報を前記タグ記憶部から読み込む、携帯端末。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯端末であって、
    前記タグ記憶部は、このタグ記憶部への書き込み制限解除のための認証に利用する認証情報を記憶しており、
    前記無線タグは、前記タグ記憶部に記憶されている前記認証情報を用いた認証が成立することを、外部端末から受信する前記更新情報を前記タグ記憶部に書き込む条件とする、携帯端末。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯端末であって、
    前記作動情報に、前記本体制御部を作動させる設定を示す設定情報が含まれ、
    前記メモリは、前記設定情報を記憶する設定情報記憶領域を有し、
    前記本体制御部は、前記タグ記憶部に前記設定情報が書き込みされていることに基づいて、前記設定情報を前記無線タグから読み込み、読み込んだ前記設定情報を前記設定情報記憶領域に書き込む、携帯端末。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯端末であって、
    前記携帯端末は、
    外部と無線通信する通信部(219)を備え、
    前記更新情報に、前記作動情報記憶領域に記憶されるべき前記作動情報を提供するサーバに接続するためのサーバアクセス情報が含まれ、
    前記本体制御部は、前記サーバアクセス情報に基づいて、前記通信部を前記サーバに接続させて、前記サーバから前記作動情報を取得し、取得した前記作動情報により、前記作動情報記憶領域に記憶されている前記作動情報を更新する、携帯端末。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の携帯端末と、
    前記無線タグと無線通信して、前記タグ記憶部に前記更新情報を書き込み可能な外部端末(100)と、を備えた通信システム。
  9. 請求項8に記載の通信システムであって、
    前記外部端末は、複数の前記無線タグのタグ記憶部に、前記更新情報を一括書き込み可能である、通信システム。
  10. 請求項9に記載の通信システムであって、
    前記外部端末は、
    書き込み対象の前記携帯端末であるか否かを判断するための情報である書込対象端末情報(C)を記憶しており、
    前記無線タグから、前記無線タグが備えられた前記携帯端末が書き込み対象であるかどうかを判断するためのタグ記憶情報(B)を取得し、そのタグ記憶情報と前記書込対象端末情報とを比較し、書き込み対象の前記携帯端末であるか否かを判断する、通信システム。
  11. 請求項9に記載の通信システムであって、
    前記外部端末は、
    表示部(116)と、ユーザが選択操作をするための操作部(114)とを備え、
    前記無線タグから、前記無線タグが備えられた前記携帯端末が書き込み対象であるかどうかを判断するためのタグ記憶情報を取得し、取得した前記タグ記憶情報をもとに、書き込み対象の候補となる前記携帯端末を特定する携帯端末特定情報を前記表示部に表示させ、
    前記操作部の操作により選択され前記携帯端末特定情報をもとに、書き込み対象とする前記携帯端末を決定する、通信システム。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載の通信システムであって、
    前記外部端末は、
    前記無線タグから、実際に書き込みが行われたかを確認する書込確認情報(D)を取得し、取得した前記書込確認情報を基に書き込みが行われたかを判断する、通信システム。
  13. 請求項12に記載の通信システムであって、
    前記外部端末は、
    ユーザにより携帯される携帯型であって、
    複数の前記無線タグのタグ記憶部に前記更新情報を一括書き込みした後、前記書込確認情報を取得する指示がユーザからあった場合に、前記無線タグから前記書込確認情報を取得する、通信システム。
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JP7386291B1 (ja) 2022-05-20 2023-11-24 ソフトバンク株式会社 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法

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