JP2021117874A - 硬貨識別装置、自動取引装置、及び硬貨識別方法 - Google Patents

硬貨識別装置、自動取引装置、及び硬貨識別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】硬貨の側面に形成された特徴的形状を用いて、硬貨を識別する。【解決手段】硬貨Cの表面画像及び裏面画像の何れか一方又は双方の円形画像を取得する第1画像センサ23と、硬貨Cの側面画像を取得する第2画像センサ24と、円形画像を用いて、硬貨Cの種類を特定し、該種類を特定した特定硬貨の側面の所定の角度位置に形成されている特徴的形状が側面画像の所定の角度位置に存在しているか否か判定する識別部50とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、硬貨識別装置、自動取引装置、及び硬貨識別方法に関し、例えば、硬貨の側面に形成された模様を用いて、硬貨の識別を行う硬貨識別装置、自動取引装置、及び硬貨識別方法に関する。
一般に、硬貨を識別する硬貨識別装置は、硬貨表面の模様や直径等の硬貨の特徴を検出する画像センサと、その画像センサの出力信号に基づいて、硬貨の種別とその真偽を識別する識別装置とを有する。この識別装置は、硬貨側面の模様(ギザ)の有無を硬貨の特徴の一つとして、識別に使用されることがある。
特許文献1には、斜め上方から硬貨を撮像するイメージセンサを備えることにより、硬貨の表面及び側面を同時に撮像する硬貨識別装置が開示されている。
特開2002−324260号公報
ところで、近年発行された地方自治60周年記念貨幣には、「異形斜めギザ」と呼ばれる加工が硬貨側面に施されている。また、令和3年発行予定の新500円硬貨にも「異形斜めギザ」が施される予定である(下記財務省HP参照)。
https://www.mof.go.jp/currency/bill/20190409.html
この異形斜めギザは、硬貨の表面画像又は裏面画像の模様に対応して、部分的に形成されている。つまり、異形斜めギザは、硬貨側面の所定の角度位置に形成されている。硬貨識別装置が、硬貨の特徴的形状である異形斜めギザの形状や、異形斜めギザが形成された角度位置を判別できれば、偽造硬貨の識別力が向上することが期待される。
この点、特許文献1に記載の技術は、硬貨の側面画像を用いて、ギザの有無を判別するものであり、異形斜めギザについて考慮されていない。また、特許文献1の画像センサは、硬貨の斜め上方から撮像するため、硬貨の表面画像又は裏面画像の傾斜像を撮像してしまう。このため、硬貨の識別時に、傾斜像を表面画像又は裏面画像に変換する変換処理が必要となる。また、硬貨と画像センサとの距離が短いときには、表面画像又は裏面画像の周縁しか撮像することができない。逆に、硬貨と画像センサとの距離を長くすると、表面画像又は裏面画像や側面画像の解像度が低くなってしまう。
本発明は、硬貨の側面に形成された特徴的形状を識別することができる硬貨識別装置、自動取引装置、及び硬貨識別方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、第1発明の硬貨識別装置は、硬貨の表面画像及び裏面画像の何れか一方又は双方の円形画像を取得する第1画像センサ(画像センサ23)と、前記硬貨の側面画像を取得する第2画像センサ(画像センサ24)と、前記円形画像と前記側面画像とを対応させて、前記硬貨を識別する識別手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、円形画像と側面画像とを対応させるので、硬貨側面に形成された特徴的形状を硬貨の識別基準にすることができる。また、該特徴的形状の回転位置を含めて硬貨の識別基準にすることができる。
また、第2発明の硬貨識別装置は、硬貨の表面画像及び裏面画像の何れか一方又は双方の円形画像と前記硬貨の側面画像とを同時に取得する単一の画像センサと、前記円形画像と前記側面画像とを対応させて、前記硬貨を識別する識別手段とを備えることを特徴とする。なお、括弧内の符号や文字は、実施形態において付した符号等であって、本発明を限定するものではない。
本発明によれば、硬貨の側面に形成された特徴的形状を識別することができる。
本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の平面図である。 本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の断面を示す模式図である。 硬貨の裏面を示す図である。 硬貨の表面を示す図である。 硬貨の下部側面を示す斜視図である。 硬貨の上部側面を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の第2画像センサが撮像した撮像画像の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の第1画像センサが撮像した撮像画像の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。 第1画像センサが撮像した撮像画像と辞書画像との対比を説明する説明図(1)である。 第1画像センサが撮像した撮像画像と辞書画像との対比を説明する説明図(2)である。 第1画像センサが撮像した撮像画像と辞書画像との対比を説明する説明図(3)である。 本発明の第1実施形態である自動取引装置の斜視図である。 本発明の第1変形例である硬貨識別装置の断面図である。 本発明の第2実施形態である硬貨識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態である硬貨識別装置の平面図である。 本発明の第3実施形態である硬貨識別装置の断面を示す模式図である。 本発明の第4実施形態である硬貨識別装置の平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態につき詳細に説明する。なお、各図は、本実施形態を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
(構成の説明)
図1は、本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の平面図であり、図2は、本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の断面を示す模式図である。
硬貨識別装置100は、搬送路10を走行する硬貨Cの表面画像及び裏面画像の何れか一方及び側面画像を撮像し、硬貨Cの種類及び真偽を判別する装置である。硬貨識別装置100は、搬送路10と、サファイアガラス11と、搬送ベルト12と、表面用光源20と、2つの画像センサ23,24と、2つの側面用光源30,30と、2つのハーフミラー31,31と、制御部としての識別部50とを備える。ここで、搬送中の硬貨Cの表裏は定まっておらず、2つの画像センサ23,24の何れか一方が表面画像を撮像すれば、他方が裏面画像を撮像する。
搬送路10は、円形の開口部10aが形成された金属板金で構成されている。サファイアガラス11は、通常のガラスよりも傷が付きにくい透明部材である。サファイアガラス11は、その上面が搬送路10の上面と同一高さになるように、搬送路10の開口部10aに嵌合される。搬送ベルト12は、図示しないモータにより駆動され、硬貨Cを搬送方向Aに搬送するものである。なお、搬送ベルト12は、例えば、ピンベルトや押圧ベルトである。ピンベルトは、硬貨Cを搬送するためのピンが設けられているものである。また、押圧ベルトは、搬送路10やサファイアガラス11に硬貨Cを押圧するものである。
図3A〜図3Dは、硬貨Cの外観を示す図である。図3Aは、裏面を示す図であり、図3Bは、表面を示す図である。また、図3Cは、硬貨Cの下部側面を示す斜視図であり、図3Dは、上部側面を示す斜視図である。
硬貨Cは、令和3年に発行予定の新500円硬貨である。ここで、裏面(図3A)に刻印された文字列「500」の配列方向をX軸とし、これに垂直且つ面内の方向をY軸としている。また、表面(図3B)には、竹、橘の図柄が形成されている。
硬貨Cの側面全周には、ギザが形成されており、部分的に異形斜めギザ60が形成されている。「異形斜めギザ」とは、斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状(例えば、斜めギザの傾斜角や幅を変えたもの)にしたものである。異形斜めギザ60は、X軸からの角度をθとしたときに、例えば、θ=0°,90°,180°,270°の角度位置に形成されている。
図1,2の説明に戻り、表面用光源20は、リング状の光源であり、硬貨Cの画像センサ23側の面を照明する。画像センサ23,24は、結像レンズ21及び撮像素子22を備える。画像センサ23は、硬貨Cの表面(図3B)及び裏面(図3A)の何れか一方を撮像する。画像センサ23の光軸Oは、搬送路10の開口部10aの中心と、表面用光源20の中心と、画像センサ24の光軸とに一致し、サファイアガラス11の中心にも一致するのが好ましい。
側面用光源30,30は、直方体形状のハーフミラー31,31を介して、硬貨Cの両側を照明する。2つのハーフミラー31,31は、直方体形状であり、反射面で硬貨Cの側面で拡散反射した光を画像センサ24の方向に反射する。これにより、画像センサ24は、両側の側面を撮像する。
図4は、本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の第2画像センサが撮像した撮像画像の一例を示す図である。
撮像画像200は、第2画像センサとしての画像センサ24が取得する画像である。ここで、側面用光源30は、硬貨Cの側面を照射するものであり、画像センサ24側を照明することを目的としていない。以下、便宜的に、画像センサ24側を照明する光源を有しているものとして説明する。つまり、画像センサ24は、硬貨Cの表面(図3B)及び裏面(図3A)の他方と、両側の側面とを同時に撮像するものとして説明する。撮像画像200は、例えば、硬貨Cの表面画像260と、両側の側面画像220,225と、搬送ベルト12を撮像したベルト画像230とを含む。側面画像220,225は、異形斜めギザ画像240,245を含んでいる。なお、画像センサ24が取得する表面画像260は、ベルト画像230で中央部が隠れてしまう。
図5は、第1画像センサが撮像した撮像画像の一例を示す図である。
撮像画像250は、第1画像センサとしての画像センサ23が取得する画像である。撮像画像250は、例えば、硬貨Cの裏面画像210を含む。なお、硬貨Cの搬送状態によって、画像センサ24が裏面画像210を取得し、画像センサ23が表面画像260を取得することもある。つまり、画像センサ23は、硬貨Cの表面画像260及び裏面画像210の何れか一方の円形画像を取得する。画像センサ24は、硬貨Cの表面画像260及び裏面画像210の他方の円形画像と共に、硬貨Cの両側の側面画像を取得する。
識別部50は、CPU(Central Processing Unit)であり、硬貨識別プログラム(不図示)を実行することにより、硬貨識別機能を実現する制御部である。識別部50は、画像センサ23が撮像した表面画像260又は裏面画像210と裏面辞書画像280(図7A)とを対比して、硬貨Cの種類を判定すると共に硬貨Cの回転角φ(図7B,7C)を特定する。また、識別部50は、画像センサ24が撮像した硬貨Cの側面画像の中に特徴的形状(例えば、異形斜めギザ)の画像が含まれているか否か判定すると共に、当該特徴的形状が所定の回転位置θ(図3A)にあるか否か判定する。さらに、識別部50は、表面画像260又は裏面画像210及び特徴的形状の角度位置(例えばθ=0°,90°,270°)を用いて、硬貨Cの真偽を判定する。
識別部50は、2つの画像センサ23,24を同期制御し、同時に撮像する。これにより、識別部50は、硬貨Cの中心が画像センサ23の光軸Oを通過したときの表面画像260又は裏面画像210と、両側の側面画像220,225(図7A)とを取得することができる。なお、硬貨Cの中心が画像センサ23の光軸Oまで到来したか否かの判断については、到来前から画像センサ23,24の画像を一定間隔で取り続け、取得画像から直上に硬貨Cが来たと判断してもよいし、画像センサ23,24と別の到来検出用のセンサ(不図示)を用いてもよい。
図6は、本発明の第1実施形態である硬貨識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。
このフローは、硬貨Cの搬送状態で逐次実行されたり、不図示の到来検出用センサが硬貨Cの到来を検出したときに実行されたりする。
識別部50は、2つの画像センサ23,24で硬貨Cの表裏の一方と側面とを同時に撮像する(S11)。つまり、画像センサ23が表面画像260及び裏面画像210の一方の画像を取得し、画像センサ24が表面画像260及び裏面画像210の他方の画像と側面画像220,225(図7A)とを取得する。
S11の処理後、識別部50は、表裏の一方を撮像した円形画像を用いて、硬貨Cの回転角を特定する(S12)。硬貨Cが振動等で搬送中に回転するので、識別部50は、硬貨Cの撮像画像(裏面画像210)と、裏面辞書画像280とを対比して回転角φ(図7B,図7C)を特定する。
S12の処理後、識別部50は、円形画像と辞書画像とで硬貨Cの真偽を仮判定する(S13)。つまり、識別部50は、S11で特定された回転角φを用いて、裏面辞書画像280を回転させ、回転した表面辞書画像と円形画像とを対比して、硬貨Cの真偽を仮判定する。S13の処理後、識別部50は、側面画像220,225(図7A)に含まれる「異形斜めギザ」を検出する(S14)。このとき、識別部50は、異形斜めギザの形状を識別していることになる。S14の処理後、識別部50は、「異形斜めギザ」が所定の回転位置にあるか否か判定する(S15)。「異形斜めギザ」が所定の回転位置に有れば(S15で「有る」)、識別部50は、「真」の硬貨Cと判定する。一方、「異形斜めギザ」が所定の回転位置に無ければ(S15で「無い」)、識別部50は、「偽」の硬貨Cと判定する。
図7A〜図7Cは、第1画像センサが撮像した撮像画像と辞書画像との対比を説明する説明図である。図7Aは、硬貨Cに刻印された文字列「500」の軸(X軸)が搬送方向に対して垂直な状態であり、図7B,図7Cは、硬貨CのX軸がφ=45°右回りに回転している状態である。
図7A〜図7Cの左図は、画像センサ23が取得した取得画像と、画像センサ24が取得した取得画像とを重畳したものである。言い換えれば、図7A〜図7Cの左図は、画像センサ24が取得した2つの側面画像220,225と、画像センサ23が取得した撮像画像(裏面画像210)とを重畳させたものである。また、図7A〜図7Cの右図は、辞書画像271,272,273であり、S12(図6)で特定された回転角φで回転した裏面辞書画像280,281を含む。
例えば、図7Aの左図の取得画像201は、硬貨Cの裏面画像210と、両側の側面画像220,225とを含む。側面画像220,225は、異形斜めギザ画像240,245を含んでいる。また、図7Aの右図の辞書画像271は、裏面辞書画像280と、側面辞書画像290,295とを有する。裏面辞書画像280は、S12(図6)で特定された回転角φ=0°で回転したものであるため、裏面画像210と同様の画像になっている。
S12(図6)の回転角特定では、識別部50は、円形画像としての裏面画像210の文字列「500」の文字方向と、搬送方向A(図1)に対して直角な方向との成す角θ=0を特定する。S13の判定では、識別部50は、円形画像としての裏面画像210と裏面辞書画像280とを対比し、真偽を仮判定する。S14の「異形斜めギザ」の検出では、識別部50は、側面画像220,225と側面辞書画像290,295とを対比し、異形斜めギザ画像240,245を検出する。S15の「異形斜めギザ」の位置判定では、識別部50は、異形斜めギザ画像240,245の角度位置θ=0を求める。
図7Bの取得画像202においては、裏面画像211がφ=45°時計方向に回転している。このため、S13で対比する裏面辞書画像281も45°時計方向に回転したものである。また、側面画像221,226は、異形斜めギザ画像241,242,246,247を含んでいる。異形斜めギザ画像241,242,246,247の位置は、裏面画像211の文字方向、つまり、側面画像221,226の両端部に偏在する。同様に、側面辞書画像291,296も、同様な位置に異形斜めギザ画像241,242,246,247を含んでいる。
識別部50は、円形画像である裏面画像211と裏面辞書画像281とを対比し、硬貨Cの真偽を仮判定する。さらに、識別部50は、側面画像221,226の異形斜めギザ画像241,242,246,247の位置と、側面辞書画像291,296の異形斜めギザ画像241,242,246,247の位置とが一致するので、硬貨Cが真正であると判定する。
一方、図7Cの取得画像203においては、図7Bと同様に、裏面画像211及び裏面辞書画像281が45°時計方向に回転している。しかしながら、側面画像222,227は、異形斜めギザ画像241,242,246,247を含まず、単なる斜めギザである。その一方、側面辞書画像291,296は、異形斜めギザ画像241,242,246,247を含んでいる。
識別部50は、裏面画像211と裏面辞書画像281とが同一であるので、硬貨Cが真正であると仮判定する。しかしながら、識別部50は、図7Bと異なり、側面画像222,227には、異形斜めギザ画像241,242,246,247が含まれていないので、硬貨Cが偽造硬貨であると判定する。
以上説明したように、本実施形態の硬貨識別装置100によれば、一方の画像センサ23が硬貨Cの表面画像260(図4)及び裏面画像210(図5)の何れか一方を取得する。また、他方の画像センサ24は、硬貨Cの表面画像260(図4)及び裏面画像210(図5)の他方と、両側の側面画像220,225とを取得する。
識別部50は、取得した裏面画像210と裏面辞書画像280とを対比して、回転角を演算すると共に、硬貨Cの真偽を仮判定する(S13)。また、識別部50は、取得した両側の側面画像220,225と側面辞書画像290,295とを対比し、異形斜めギザ画像240,245を検出すると共に、異形斜めギザ画像240,245の角度位置θを求める。このとき、識別部50は、異形斜めギザの形状を識別していることになる。そして、識別部50は、硬貨Cの真偽の仮判定と、異形斜めギザ画像240,245の角度位置θが正常か否かとで、硬貨Cの真偽を確定する(S16,17)。
つまり、異形斜めギザ60(図3A〜図3D)のように、表面の文字列や模様の向きに対応して形状の異なるギザの箇所が存在するような硬貨Cについて、硬貨識別装置100は、模様の向きと硬貨側面の模様の位相も含めて真偽を判定することができる。このため、硬貨識別装置100は、偽造硬貨に対する識別力が高い。
(自動取引装置)
図8は、本発明の第1実施形態である自動取引装置の斜視図である。
自動取引装置400は、例えば、ATM(Automated Teller Machine)であり、取引票口402と、カード入出口403と、紙幣入出金口404と、硬貨入出金口405と、操作表示部406とが、本体筐体401に取り付けられたものである。また、硬貨入出金口405には、前記した硬貨識別装置100が設けられている。なお、硬貨識別装置100を設けた自動取引装置は、ATMに限らず、例えば、券売機であっても構わない。
取引票口402には、取引票を印字する印字装置が配設されている。カード入出口403は、磁気カードやICカード等の金融カードを挿入する挿入口である。紙幣入出金口404は、紙幣を投入したり、払い出したりする機構部である。硬貨入出金口405は、硬貨Cを投入したり、払い出したりする機構部である。操作表示部406は、タッチパネル式のLCD(Liquid Crystal Display)であり、取引に必要な取引画面を表示する。
(変形例1)
図9は、本発明の第1変形例である硬貨識別装置の断面図である。
硬貨識別装置101は、搬送路10と、サファイアガラス11と、搬送ベルト12と、表面用光源20と、2つの画像センサ23,24と、2つの側面用光源30,30と制御部としての識別部50とを備える点で、前記第1実施形態の硬貨識別装置100と共通する。しかしながら、硬貨識別装置101は、2つのハーフミラー31,31の代わりに、2つのミラー32,32を備え、2つの側面用光源30,30が搬送面に対して傾斜している点で異なる。つまり、側面用光源30,30は、ミラー32,32を介することなく、直接、硬貨Cの側面を照明する。
ミラー32,32は、硬貨Cの側面で拡散した拡散光を画像センサ24まで反射する点で、ハーフミラー31,31と共通する。しかしながら、2つの側面用光源30,30が出射する照明光は、ミラー32,32を介さず、硬貨Cの側面を斜め上方から照明する点で相違する。他の動作は、前記第1実施形態の硬貨識別装置100と同様である。
(第2実施形態)
前記第1実施形態の識別部50は、硬貨Cを撮像した円形画像(表面画像又は裏面画像)の回転角φを特定し、回転角φだけ回転させた辞書画像を用いたが、多数の辞書画像を備え、撮像画像が一致する辞書画像を一つ特定し、特定した辞書画像を用いても構わない。
図10は、本発明の第2実施形態である硬貨識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。なお、本実施形態の硬貨識別装置の構成は、前記第1実施形態の硬貨識別装置100(図1,2)と同様であるが、識別部50は、辞書画像271,272,273を多数(例えば、5°毎の辞書画像であれば72画像、両面の辞書画像のときは、144画像)用意している点で相違する。
識別部50は、前記第1実施形態のS11(図6)と同様に、2つの画像センサ23,24で硬貨Cの一方と側面とを同時に撮像する(S21)。S21の処理後、識別部50は、表裏の一方を撮像した円形画像(表面画像260(図4)又は裏面画像210(図5))に近似する辞書画像を特定する(S22)。つまり、識別部50は、硬貨Cの回転角φを僅かに変えた多数の辞書画像271(図7A),272(図7B),273(図7C),・・・を記憶部(不図示)に格納しており、多数の辞書画像の中から近似する辞書画像を一つ特定する。
S22の処理後、識別部50は、撮像した円形画像と特定された辞書画像とで、硬貨Cの真偽を仮判定する(S23)。S23の処理後、識別部50は、特定された辞書画像と側面画像とを対比し、「異形斜めギザ」の位置で硬貨の真偽を判定する(S24)。撮像された異形斜めギザの位置と特定された辞書画像の異形斜めギザの位置とが一致していれば(S24で「一致」)、識別部50は、「真」の硬貨と判定する。一方、撮像された異形斜めギザの位置と特定された辞書画像の異形斜めギザの位置とが不一致であれば(S24で「不一致」)、識別部50は、偽造硬貨と判定する。なお、S23の仮判定と、S24の異形斜めギザの位置判定とは、何れを先に実行しても構わない。
(第3実施形態)
前記第1,2実施形態の硬貨識別装置100は、2つの画像センサ23,24で硬貨Cを撮像したが、単一の画像センサで硬貨Cを撮像することもできる。
図11は、本発明の第3実施形態である硬貨識別装置の平面図であり、図12は、本発明の第3実施形態である硬貨識別装置の断面を示す模式図である。
硬貨識別装置102は、搬送路10と、サファイアガラス11と、搬送ベルト12と、表面用光源20と、画像センサ23と、2つの側面用光源30,30と、識別部50とを備える点で、前記第1,2実施形態の硬貨識別装置100(図1,2)と共通する。
しかしながら、硬貨識別装置102は、一方の画像センサ24(図1,2)が無く、ハーフミラー31,31(図1)の代わりに、湾曲型ハーフミラー33,33を備え、さらに、ロッドレンズアレイ35,35を備えている点で相違する。なお、前記第1実施形態の変形例1と同様に、湾曲型ハーフミラー33,33の代わりに湾曲型ミラーを備え、側面用光源30,30を搬送面に対して傾斜させても構わない。
湾曲型ハーフミラー33,33及びロッドレンズアレイ35,35は、平面視で硬貨Cと同一の半径で湾曲している。つまり、湾曲型ハーフミラー33,33の反射面も湾曲している。これにより、硬貨Cの側面と反射面との間の距離d1(図12)が略一定になる。
ロッドレンズアレイ35,35は、複数の円筒状のロッドレンズが平面視で湾曲状に配列されたものである。ロッドレンズは、屈折率分布型レンズ(GRIN(Graded Index)レンズ)であり、一端に入射する光の状態(方向や位相を含む)を維持して他端から出射するような長さに設定されている。言い換えれば、ロッドレンズは、内部の光線が周期的に蛇行するものであるが、その蛇行周期Pがロッドレンズの長さd3に一致する。
なお、ロッドレンズの長さd3は、蛇行周期Pの半分P/2でも構わないが、そのときには画像が反転する。結果的に、ロッドレンズアレイ35を構成する複数のロッドレンズの長さは、一端から入射する入射光をそのまま他端から出射する長さ(蛇行周期P)の半分P/2の整数倍である。
また、硬貨Cの側面と湾曲型ハーフミラー33,33の反射面との距離d1と、その反射面とロッドレンズアレイ35の一端との長さd2と、ロッドレンズアレイ35の他端と画像センサ23との距離d4との和が、硬貨Cの底面と画像センサ23との距離d5に等しくなるように、ロッドレンズアレイ35の長さd3を設定する。
これにより、硬貨Cの側面画像は、湾曲型ハーフミラー33及びロッドレンズアレイ35を介して画像センサ23の撮像素子22で結像する。また、硬貨Cの裏面画像210は、直接、画像センサ23の撮像素子22で結像する。
以上説明したように、本実施形態の硬貨識別装置102の画像センサ23は、硬貨Cの表面画像260又は裏面画像210及び硬貨Cの側面画像を同時に取得する。識別部50は、硬貨Cの表面画像又は裏面画像、及び側面画像を同時に単一画像として取得するため、データの扱いが容易になる。また、識別部50は、硬貨Cの表面画像又は裏面画像、及び側面画像を同時に辞書画像と照合することができる。
(第4実施形態)
前記第1,2実施形態の硬貨識別装置100は、2つの画像センサ23,24を上下同一位置に配設したが、硬貨Cの搬送方向にずらして配設することもできる。
図13は、本発明の第4実施形態である硬貨識別装置の平面図である。
硬貨識別装置103は、搬送路10と、サファイアガラス11と、搬送ベルト12と、表面用光源20と、2つの画像センサ23,24と、2つの側面用光源30,30と、識別部50とを備える点で、前記第1,2実施形態の硬貨識別装置100(図1,2)と共通する。硬貨識別装置103は、湾曲型ハーフミラー33,33を設けているが、前記第1,2実施形態のように、直方体状のハーフミラー31,31(図1,2)であっても構わない。
画像センサ23(図1,2)の光軸Oは、前記第1,2実施形態の硬貨識別装置100(図1,2)と同様に、搬送路10の開口部の中心と、サファイアガラス11の中心と、表面用光源20の中心に一致する。しかしながら、画像センサ24の光軸Qは、硬貨Cの搬送方向にΔL移動した位置に存在する。つまり、画像センサ24の光軸Qは、硬貨Cの搬送方向及び画像センサ23の光軸Oを含む面の面内に配置されている。また、2つの側面用光源30,30及び湾曲型ハーフミラー33,33の中点を通る線も光軸Qを通る。
これにより、画像センサ23が撮像画像250(図5)を取得する撮像タイミングと、画像センサ24が撮像画像200(図4)を取得する撮像タイミングとは、搬送速度をVとして、ΔT=ΔL/Vだけ異なる。言い換えれば、画像センサ23の撮像タイミングと画像センサ24の撮像タイミングとは、同期している。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記各実施形態の側面用光源30として、拡散光を使用し、画像センサ23が硬貨側面の模様が濃淡となって現れる画像を取得するようにしてもよい。また、指向性の強い光を使用し、硬貨側面の凹凸の一部分の反射光のみを集光させてもよい。
10 搬送路
20 表面用光源
23 画像センサ(第1画像センサ)
24 画像センサ(第2画像センサ)
30 側面用光源
31 ハーフミラー
32 ミラー
33 湾曲型ハーフミラー
35 ロッドレンズアレイ(光路長調整手段)
50 識別部(制御部)
60 異形斜めギザ
100,101,102,103 硬貨識別装置
200 撮像画像(第1撮像画像)
201,202,203 取得画像
210,211 裏面画像
220,221,222,225,226,227 側面画像
230 ベルト画像
240,241,246 異形斜めギザ画像
250 撮像画像(第2撮像画像)
260 表面画像
271,272,273 辞書画像
280,281 裏面辞書画像
290,291,295,296 側面辞書画像
400 自動取引装置

Claims (12)

  1. 硬貨の表面画像及び裏面画像の何れか一方又は双方の円形画像を取得する第1画像センサと、
    前記硬貨の側面画像を取得する第2画像センサと、
    前記円形画像と前記側面画像とを対応させて、前記硬貨を識別する識別手段と
    を備えることを特徴とする硬貨識別装置。
  2. 前記識別手段は、前記硬貨の側面に形成されている特徴的形状が所定の角度位置に存在しているか否か判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨識別装置。
  3. 前記識別手段は、前記円形画像を用いて、前記硬貨の種類を特定し、特定された特定硬貨に対して、前記円形画像と前記側面画像とを対応させて、前記特徴的形状を識別する
    ことを特徴とする請求項2に記載の硬貨識別装置。
  4. 前記特徴的形状は、異形斜めギザである
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の硬貨識別装置。
  5. 前記硬貨は、搬送されるものであり、
    前記第1画像センサは、前記硬貨の表面又は裏面に対して垂直な垂直方向から撮像し、
    前記第2画像センサの光軸は、前記硬貨の搬送方向及び前記第1画像センサの光軸を含む面の面内に配置されており、
    前記第2画像センサは、前記第1画像センサに同期している
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の硬貨識別装置。
  6. 前記第2画像センサの光軸は、前記第1画像センサの光軸上に配置されており、
    前記第2画像センサは、前記第1画像センサと同時に撮像する
    ことを特徴とする請求項5に記載の硬貨識別装置。
  7. 前記第2画像センサは、前記第1画像センサの光軸に対して、前記硬貨の搬送方向にズレた位置に配設されており、
    前記第2画像センサは、前記第1画像センサの撮像タイミングから搬送時間だけ遅延して撮像する
    ことを特徴とする請求項5に記載の硬貨識別装置。
  8. 前記第1画像センサ及び第2画像センサは、結像レンズ及び撮像素子を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の硬貨識別装置。
  9. 硬貨の表面画像及び裏面画像の何れか一方又は双方の円形画像と前記硬貨の側面画像とを同時に取得する単一の画像センサと、
    前記円形画像と前記側面画像とを対応させて、前記硬貨を識別する識別手段と
    を備えることを特徴とする硬貨識別装置。
  10. 前記硬貨の側面で拡散反射する拡散光を前記画像センサまで反射させるミラーと、
    前記ミラーと前記画像センサとの間に介挿されるロッドレンズアレイとをさらに備え、
    前記ロッドレンズアレイを構成する複数のロッドレンズは、一端から入射する入射光をそのまま他端から出射する長さの半分の整数倍に調整されており、
    前記硬貨の側面から前記一端までの長さと前記他端から前記画像センサまでの長さとの和は、前記硬貨の表面又は裏面から前記画像センサまでの距離と等しい
    ことを特徴とする請求項9に記載の硬貨識別装置。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の硬貨識別装置を備えた自動取引装置。
  12. 硬貨の表面画像及び裏面画像の何れか一方又は双方の円形画像と、前記硬貨の側面画像とを同時に取得する画像取得ステップと、
    前記円形画像と前記側面画像とを対応させて、前記硬貨を識別する識別ステップと
    を備えることを特徴とする硬貨識別方法。
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